【R-18】春の訪れ。

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102 : ◆rW0AlyRPYU [saga]:2017/05/05(金) 12:33:49.30 ID:jBM+UDIo0

彼は、いよいよ私の待ち望んでいた言葉を発します。

「まぁ、こんなところか」

観光の時間はこんなところです。

つまり、これから。

夜の時間帯に相応しいことをするのでしょう。

彼の行く先に、私は着いて行きます。

えっと...確か、ラブホへ向かっているのだと思います。

意気揚々と、私は。

望んでいます、この身体が。

また一つ、大人になることを。


103 : ◆rW0AlyRPYU [saga]:2017/05/05(金) 12:34:15.40 ID:jBM+UDIo0

連れてこられたのはお店でした。

入口の扉に十八禁と書かれているお店です。

ここは...ホテルではないようですが。

いったい、何をするのでしょうか。

「アダルトグッズ専門の店だ。行ってこい」

「ぇ...え? せ、せめて一緒とか、じゃなくて?」

「お前一人でだ。気になったのがあれば買ってこい」

「...本当に一人じゃないとダメ?」

「お前が一人で見て、判断しろ」

「うぅ......」

「今晩使ってやるから、そのためにもな?」

耳元で囁かれると、その気になってしまいます。

確か、女性専用のアダルトグッズもあるとか。

ビデオで観たのを参考に、ろーたーとかばいぶなど。

画面越しの彼女らは本当に気持ち良さそうでした。
104 : ◆rW0AlyRPYU [saga]:2017/05/05(金) 12:34:44.32 ID:jBM+UDIo0

ほんの少しだけ、体験してみたい願望があります。

「一時間半後にここ集合な」

「そ、そんなに!?」

「じっくりと見てこいよ」

と言い残して、彼は何処かへ行ってしまいました。

残された私には、もう選択肢が残されていません。

緊張気味に、人目を気にしながら。

自動ドアをくぐりました。


105 : ◆rW0AlyRPYU [saga]:2017/05/05(金) 12:35:23.02 ID:jBM+UDIo0

このお店は五階建てになっているらしく。

その階に応じた商品が販売されているそうです。

荷物を持ったまま階段を登るのは非効率的だと考え。

一番上の階から見て回ることにしました。

若干呼吸を乱しながら、階段を登ります。

店内にいるお客さんの層は圧倒的に男性が多いです。

痛いほどの視線を感じながらも、私は五階へ到着。

ここは...コスプレの商品が多く販売されています。

アニメや漫画の衣装。

スクール水着やメイド服、巫女さん。

チャイナ服やウェイトレス。

そして学校の制服など。

幅広いニーズに応えた品揃えです。

どの衣装も可愛らしく、興味が湧いてしまいます。

でも、私のような人間が着ても良いのでしょうか。

こういうのはもっと若い子が着るべきだと思います。

もちろん大学生くらいの若い子らが。

ああでも、不純な異性交友は...推奨できませんが。

とにかく、二十二である私には相応しくありません。

ここは見て回るだけにしましょう。

時間はたっぷりあるのですから、時間をかけて。

106 : ◆rW0AlyRPYU [saga]:2017/05/05(金) 12:35:50.86 ID:jBM+UDIo0

四階に降りてきました。

この階はセクシーなランジェリーコーナーです。

色鮮やかで可愛らしい下着が並んでいます。

...こ、こんなのって大丈夫なの?

下着としての役割を果たしているか微妙です。

でも、この辺りは完全にそれ用なのでしょうか。

パートナーに喜んで貰うための商品なのかもです。

えっちな下着、彼は喜んでくれるかな...?

うーん。

...あ、ブラあるかな。

あんまり私のサイズって売ってないから。

少しえっちなのでも、彼にしか見せないし大丈夫。

上から衣服を着てしまえば分からないですよね。

彼にはイジられるかもしれませんが。

えろい下着を買って見せたかったのか、とか。

それもある、なんて言ったら彼は驚くでしょうか。

鳩が豆鉄砲を食ったような顔をするでしょうか。

ふふ、楽しみです。

私が気に入った下着があれば、ですが。


107 : ◆rW0AlyRPYU [saga]:2017/05/05(金) 12:36:16.57 ID:jBM+UDIo0

次は三階です。

ここまでくるともう羞恥心はほとんど消えて。

今では好奇心の方が大きく、私は高揚しています。

一つ上の階で満足のいく買い物が出来ただけあって。

この階にも期待が寄せられます。

ここは...。

女性専用のアダルトグッズ売り場でしょうか。

ろーたーやばいぶといったポップが見えます。

私は興味本位でばいぶのコーナーへ。

人気ナンバーワンの試供品が置いてあります。

といっても、手で触るだけのようですが。

こ、これが...実物の...。

男性のそれとは違いますが、良い造りをしています。

研究に研究を重ねたのでしょう。

挿入したら、ビデオの中のように...。

あ、あと。

スイッチを入れると...。

ぶ、ぶ、ぶ、と大きな振動を始めました。
108 : ◆rW0AlyRPYU [saga]:2017/05/05(金) 12:36:53.84 ID:jBM+UDIo0

比較的ゆっくりですが、それもまた味が出ています。

焦らすため、でしょうか。

こんなことをされたら...。

スイッチを切り替えます。

次の切り替えは先ほどの振動に加えて。

全長十五センチ程度はあるそれが動き始めました。

ぐるぐると中を掻き回すような動きです。

彼に指でされた時を思い出してしまいます。

でも、指よりもずっと太くて大きくて。

それでいて、この振動は...。

「ん...」

想像しただけでも、全身に電流が走ります。

あぁ...気持ち良さそう...。

これ、買っちゃおうかな...。

で、でも。

その前に、もう一つのスイッチを...。



109 : ◆rW0AlyRPYU [saga]:2017/05/05(金) 12:37:23.22 ID:jBM+UDIo0

とてもとても、今晩が更に楽しみになりました。

入店する前とは全く違う期待が高まります。

三階で購入した数は六つ。

購入するのは少し恥ずかしかったけれど。

それは一時のもので、良い買い物をしたと思えます。

続く二階では、男性専用の商品が並んでいました。

あ、これが...ろーしょん?

潤滑剤として使う...だっけ。

でも彼は要らないって言っていたような...。

わ、私のが多い...から。

う、うん。

ろーしょんは買わなくてもいいかな。

次は、おなほーる...?

私は目に付いた商品を一つ、手に取ります。

背面の説明欄を読むと、すぐに理解できました。

つまり女性にとってのばいぶのようなもの。

自分でする用の商品のようです。

き、気持ちよくなれるように出来てるのかな。

彼のために買っておいてあげた方が...。

ううん。

私が、そ、その役割というか...。

私がしてあげるんだから、要らないよね。
110 : ◆rW0AlyRPYU [saga]:2017/05/05(金) 12:37:57.23 ID:jBM+UDIo0

...あ、でも買っちゃった。

私だけ有るのはちょっと不公平...かな。

うぅ...でも私がしてあげたいし...。

だ、ダメ!

ぜーーったい、私がしてあげる!

道具に頼らず、私が...するから。

それでいい...よね。




111 : ◆rW0AlyRPYU [saga]:2017/05/05(金) 12:38:28.05 ID:jBM+UDIo0

私がお店から出ると、彼はもう待っていました。

スマホに夢中で、私には気付いていない様子。

でも、なんだか話しかけ辛いです。

いっぱい買ったの、引かれたりしないよね...?

見限られちゃったりしたら、私...。

「ね、ねぇ...」

「ん。...どうして涙目なんだ?」

「な、泣いてない!」

眼鏡を避けて、目元を拭います。

私は、ちょっとだけ泣いていたようです。

想像しただけでも、涙を流しそうになってしまう。

本当に、本当に。

私は彼のことを愛しているようです。

「ま、買い物はできたようだな」

コクリ、と私は頷きます。

「じゃあまずは...夕飯からだな」

「あ、もうそんな時間だね」

気が付けば夜も更けてくる手前です。

また、若干の空腹も感じられます。

私は彼の提案に賛成しました。
112 : ◆rW0AlyRPYU [saga]:2017/05/05(金) 12:39:02.31 ID:jBM+UDIo0

「移動も面倒だし、ホテルの近くで食べるか」

「近くにあるの?」

「飯屋なんていくらでもあるだろう」

あまりにも無計画で大雑把ですが。

私は自然と、彼に着いて行くのが普通になりました。

頼り甲斐のある彼に、私は惚れたのかもしれません。

113 : ◆rW0AlyRPYU [saga]:2017/05/05(金) 12:39:28.89 ID:jBM+UDIo0

「えぇ!? ちょ、ちょっと...!」

目的のホテルの最寄り駅へと向かう前に。

私たちは豊かな自然に囲まれた公園を見つけました。

彼がトイレに行きたいと言ったので。

私も近くまで行って待機しようと思ったら。

男性用のお手洗いの奥の個室へと連れ込まれました。

「せ、狭...じゃなくって、ど、どういうこと?」

「あんまり声を出しすぎるとバレるかもだぞ」

「ぅ...」

それだけは避けなくてはなりません。

痴女扱いされるのは心外で、憤りよりも悲しいです。

「買った物を出せ」

囁く声を聞き入れて、鞄の中から袋を取り出します。

真っ黒な袋を開け、彼は中を一瞬だけ見渡し。

「お前はいやらしい女だな、ほんと」

一つの商品を取り出し、袋を閉じました。

私はその袋を受け取り、改めて鞄に入れます。

「あ、それ...」

彼の目当ての物はリモコン式のろーたーでした。

これをいったい、どうするつもりでしょうか。
114 : ◆rW0AlyRPYU [saga]:2017/05/05(金) 12:39:55.84 ID:jBM+UDIo0

「今からホテルまで、これを付けろ」

「ぇ......」

私は息を呑み、固まってしまいます。

「どうせ...ほら、もう濡らしてるじゃないか」

スカートの中に手を入れられ、割れ目を沿われます。

「ん...」

「ちょうど黒のタイツだしな。固定も容易だろう」

と言って、取り掛かりました。

ろーたーが動くことを確認してから。

下着とタイツの間に小さめな球体を挟みます。

また、球体に有線で繋がったバッテリーも挟みます。

左の太もも辺りに触れる違和感は拭えません。

「まぁこんなところか」

カチッ、という音がしました。

少し遅れて振動する球体。

それに、その場所は...。

「んっ..んぁ...っ!」

「そこ、なんて言ったか覚えてるか?」

「ん...はぁ...く、くり...とりす...ぅ」

「正解だ。よく出来たな」

ろーたーは止められ、私は頭を撫でられます。

「これからホテルまで俺のタイミングで動くからな。

「ん...ずるい、よ...」

「でも嫌いじゃないだろ?」

まさか首を横にも振れず。

私は、首を縦に振りました。
115 : ◆rW0AlyRPYU [saga]:2017/05/05(金) 12:41:08.70 ID:jBM+UDIo0
今回は短いですがここまでです。

次回から、本番となります。

感想等、よろしくお願いいたします。
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 13:48:05.78 ID:0t+0+Pnio
乙です
五階もあるアダルトショップもなんとなく想像できました
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 22:07:50.95 ID:i7pORVNto
ここで止めるとは…
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/05/26(金) 22:57:15.71 ID:oSOh1jQmo
あの…
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/23(金) 13:12:40.54 ID:RRxqP5i8O
続きは?
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/17(月) 22:41:07.95 ID:fK8Y81lOo
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 18:12:19.97 ID:vAIOlv7OO
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/17(火) 18:58:43.09 ID:99rYKPHpO
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