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男「大枚はたいて買ったラブドールが怪異だった件」メリー「もしもし、私メリーさん」
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7 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/06(土) 12:55:10.81 ID:y/phgvTq0
…………
?「…………」
男「(さっきから妙な視線を感じる)」
男「(見渡す限り、こちらを見つめる人などいないけれど……)」
男「(気のせい……だろうか)」
男「(場所を変えるか……)」
……
?「お困りですかな?」ススッ
男「ひっ」
8 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/06(土) 12:56:07.59 ID:y/phgvTq0
>>6
盛大に独り言呟いちゃってますが、気のせいです
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/05/06(土) 14:26:51.76 ID:hVpoXoaio
別に変じゃないぞ
10 :
67
[sage]:2017/05/06(土) 15:58:56.41 ID:TLlYI3c/o
書いてくれる人がいるとは思わなかった……。
感謝&超絶期待
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/05/06(土) 17:28:18.96 ID:/MFvTlGw0
期待してます!
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/05/06(土) 17:58:47.21 ID:NAPkL06To
あく
13 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/06(土) 22:49:03.14 ID:y/phgvTq0
男(い、いつの間に隣へ?!)
?「……驚かせてしまったようで申し訳ありません。道に……迷っていらっしゃるようでしたのでお声掛けさせて頂きました」
男「は、はぁ……」
男(見た所、四、五十歳といったところだろうか。)
男(まるで中世の時代から来たみたいな、変わった格好をしている)
男(見た所、悪そうな人では無さそうだけれど……?)
14 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/06(土) 22:53:09.79 ID:y/phgvTq0
?「ああ、申し遅れました。私、この辺りで人形技師をしているものです……」
?「貴方は、もしや……人形を……それもまるで生身の人間の様な……
紅顔のものをお探しかな?」
男「……!」
?「ふふっ、図星のようですな」
男「な、なんで分かったんですか?!」
?「これでも永く人形を生業にしているものですから……
ひとがたの心……人間の心も……
ようく分かります。貴方の心が……まるで、見透すように……」
男(えっなにそれこわい)
?「……そうだ、私の……とっておきの作品をご覧になってはみませんか」
15 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/06(土) 22:54:08.01 ID:y/phgvTq0
男「あ……そういうのは……間に合ってますんで……」
?「っふふ。なあに、別にどこかへ連れ込んで、ものを売りつけてやろう
などといった狡辛い考えは持ってはおりません」
?「あなたは、ただ、待っていれば良いのですよ……」
?「気に入っていただければ、その時にお代を頂戴します」
男「えーと、それは……どうi「ああ、そうだ。貴方がお探しの人形店……
オリエンタル工業……ですかな?
今日は休業のようですな。あきらめてお帰りなさい。はっはっは……」
16 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/06(土) 22:55:33.65 ID:y/phgvTq0
男(行ってしまった……)
男(全て先読みされたみたいで、気味悪いな)
男(セールスか何かの類なのかなぁ?)
男(でも、何も売りつけられなかったし……変な人だったなぁ)
男(ところで、オリエンタル工業……休業とか言ってたけど)
17 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/06(土) 22:57:21.56 ID:y/phgvTq0
男(一応電話してみるか)
男(……)プルルルル
オデンワアリガトウゴザイマス……ホンジツ……リンジキュウギョウ……
男(うーん、本当に休業中みたいだ)
男(出かける前にちゃんと調べたのになぁ)
男(仕方ない。帰ろう)
18 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/06(土) 23:00:17.57 ID:y/phgvTq0
>>8
まさかコメント頂けるとは……!ありがとうございます。
できる限り頑張りますので、どうかよろしくお願いします。
19 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/06(土) 23:14:40.15 ID:y/phgvTq0
↑
>>10
です。失礼しました。
20 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/06(土) 23:43:47.03 ID:y/phgvTq0
男(ただいまー)ガチャリ
男(はぁ、張り切って出かけた分)
男(独りの部屋が虚しいな……)
男(……まぁ、どちらにせよ今日、彼女がここに来ることは無かったんだ)
男(少しだけ到着が遅れるだけ……我慢だ!俺!)
21 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/06(土) 23:44:26.52 ID:y/phgvTq0
男(……うん?何か部屋に違和感が……)
男(いつもと違うような……)
男(………………って)
男(………………な、な)
男「何だこれは?!!」
男(見慣れたワンルーム、の中央に)
男(見慣れない二メートルほどの黒い箱)
男(これ、棺……じゃないか?!)
22 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/06(土) 23:45:09.26 ID:y/phgvTq0
男(誰が、何のために……)
男(…………)
男(……い、一応中身を確認して……)ギィイ
男「ひぇえええ」
男(思わず、情けない悲鳴が出てしまった)
男(ひ、ひと…………中に……っ)
23 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/06(土) 23:45:42.98 ID:y/phgvTq0
パラリ
男「っ!次は何だよっ!!」
男(……ん?これは……棺に挟まれていたのか?)
男(何か書かれた紙が落ちてきた……)
男(なになに……)
24 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/07(日) 20:16:45.25 ID:cJFKkJnF0
『 例の"作品"をお届けに参りました。
お気に召して頂ければ、幸いでございます。 』
25 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/07(日) 20:17:48.03 ID:cJFKkJnF0
男(何も頼んだ記憶はな……)
男(ん?)
男(さっき出会った人……人形がどうこう……って)
男(いやまさか、こんな短時間で届くはずないだろ……)
男(何より、住所すら教えてないんだぞ?!)
26 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/07(日) 20:18:14.51 ID:cJFKkJnF0
男(…………)
男(もう一度……見てみるか……)ギィイ
27 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/07(日) 20:18:40.38 ID:cJFKkJnF0
男(…………)
男(棺に納められていたのは)
男(10代前半ほどの形姿をした小柄な少女)
男(胸元まで伸びた鮮やかなブロンドの髪に、血管までうっすらと見える透き通った白い素肌)
男(薄い布に被われたその身体に、おもわず息を呑むほどで)
男(彼女が人形であると、まるで信じることができなかった)
28 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/07(日) 20:19:18.95 ID:cJFKkJnF0
男「失礼……します…………ッ?!」
男(彼女の首筋は、静かに脈を打っていた)
男(しかしそれは、人間のものとは明らかに違う)
男(歯車の回るような、規則的な音を立てながら)
男(ほ、本当に人形……なのか……)
男(何よりの証拠が、彼女の重さ)
男(抱き抱えた身体は、せいぜい十キロあればよいほどの軽さだった)
29 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/07(日) 20:19:57.23 ID:cJFKkJnF0
男「……ゴクリ」
男(これがラブドールだとしたら……)
男(……す、すごいぞッ!)
男(まるで、人間そのものじゃないか?!)
男(おまけに、俺の求めていたあの彼女※に似……いや、段違いのクオリティ!!)
30 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/07(日) 20:23:19.67 ID:cJFKkJnF0
男(……胸は、無いみたいだけれど)ムニムニ
?「………………」イラッ
男(ん?今、かすかに眉間が動いたような……?)
男(もしかして、他にも色々ギミックがあったりするのかな……?)
男(ムラム……いや、ワクワクしてきた)
男(……と、とりあえず適当な服を着せてみるか……)
31 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/07(日) 23:41:14.42 ID:cJFKkJnF0
男(とりあえず部屋着の甚平を……)スルリ
男(……うっ……この状況ものすごい犯罪臭……)
男(目を瞑りながら……)
男(肌が……触れ……や、柔らかい……)
男(…………)
32 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/07(日) 23:42:08.00 ID:cJFKkJnF0
男(よ、よし、なんとか着せられたぞ)
?「…………」ダラーン
男(ああっ、やっぱり大きすぎて隙間から色々見えてる……!)
男(ってか人形相手に何慌ててんだ、俺!)
男(あんな妄想、こんな妄想に色々と膨らませてた俺はどこへ行った!)
33 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/07(日) 23:42:38.05 ID:cJFKkJnF0
男(……焦るな!時間はたっぷりあるんだ!今日は疲れているし、ゆっくり寝て明日から楽しもう!そうだ!)
男(そもそもこの状況が、夢の中だった、なんてオチかもな)
男(……そ、添い寝くらいはいいよね)モギュ
男(…………)
男「おやすみ」
男(ほのかに暖かい、気がする…………)
男「ふあぁ…………」
34 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/07(日) 23:43:12.08 ID:cJFKkJnF0
?『男くんっ……逢いたかった……』ギュッ
男『ああ……俺も、君のことをずっと想っていたよ……』
男『あれだけ頑張った甲斐があったよ。ずっと側にいるからな……!』
?『ぐすっ……私……今、すごく幸せだよ?』
?『ねぇ、男くん……』
?『私のこと、好きにしていいよ……?』ウルウル
35 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/07(日) 23:43:43.87 ID:cJFKkJnF0
男『俺……もう……』ガバッ
?『きゃっ、いきなり……激し……っ、んっ!そんな……触っ……ひゃっ!』
男『すごく、綺麗だ……』
………………
36 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/07(日) 23:44:13.46 ID:cJFKkJnF0
?『あ、んっ、はぁ、んっ、男くんの……ッ、熱いよぉ!』
男『はぁ、はあ、もう……イキそうかも……』
男「……出す……ぞっ……」
男「……っ」
男「…………」
チュンチュン……
37 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/07(日) 23:45:22.00 ID:cJFKkJnF0
男「ん……夢か……」
男「あっ」ヌチャア……
男(やっちゃった)
男(俺はいつの間にか脱衣し、あの人形へと盛大に汚濁汁をぶちまけていた)
男(ぶっかけてからしばらく経っちゃってるみたいだし……表面が劣化したりとか、しないかな……とりあえず拭いて……)
38 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/07(日) 23:45:49.97 ID:cJFKkJnF0
男「あっ!」
男(やべ、もうこんな時間か!三限……授業入ってた!)
男(急ごう……)タタッ
ゴソゴソ ガチャン
……
…………
……………………ムクリ
39 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/07(日) 23:46:18.21 ID:cJFKkJnF0
?「………………」
?「……何よぉ、この汚いの……っ!」フキフキ
?「……あの、下等生物……」
?「……できるだけ惨く……陰惨に……殺してあげるわ……」ゴゴゴ
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/05/08(月) 10:24:46.52 ID:V3V8LxZRo
おう続きあくしろよ
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/05/09(火) 01:22:23.48 ID:pRuTGL83O
ん?
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/05/09(火) 04:51:13.51 ID:MvD80Bpao
これはかわいい
43 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/09(火) 16:28:50.33 ID:Vgay28Vw0
―講堂内。
ホンライ……ニンギョウハ……ジョウリュウカイキュウ……ナンデスケレドモ……
男(…………)
男(人形って聞いただけで興奮するだろうがっ……)
男(……早く、帰りたい)
男(早く帰って、嫁と戯れたい……ッ!)
44 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/09(火) 16:29:45.21 ID:Vgay28Vw0
……
…………
リンゴーン
オット……ジカイハシケンハンイヲ……ヤスマナイヨウニキテクダサイネー
男(やっと終わった!)タタッ
45 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/09(火) 16:30:21.40 ID:Vgay28Vw0
男「帰りたい♡帰りたい♡あったかいあの娘が待っている♪」
ママーアノヒト…… シッ!ミチャイケマセン!
男(一人暮らしを始めて三年……)
男(寂しさに震える夜もあった)
男(しかし……ッ)
男(今の我が家には嫁がいるんだ!)
男(未だかつて、これほどまでに帰りたい日があっただろうか!いやない!)
46 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/09(火) 16:30:58.52 ID:Vgay28Vw0
…………
男(なんつってる間に家の前っすよ(笑))
男(……)ガチャッ
男「!?」
男(鍵が……空いてる)
男(閉め忘れてたかなぁ……)
47 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/09(火) 16:31:30.56 ID:Vgay28Vw0
男「ただいまー!っ、て?!」
男(…………)
男(やられた)
男(俺のマイルームは、無残にも荒らされていた)
男(ドールのコレクションボックス、本棚……)
男(その全てがなぎ倒され、中身ごと床へと散乱している)
男(もちろんのこと、札束を詰め込んだアタッシュケースは消え失せていた)
48 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/09(火) 16:32:06.64 ID:Vgay28Vw0
男(……いや、そんなことはどうでもいい)
男(何よりも、ベットですやすやと眠っていたはずの)
男(愛しの愛妻(ドール)が、いない)
男(…………)
男(と、とりあえず通報……)
男(ま、待て!ここで通報したら)
男(あの娘の事で色々と恥ずかしい目に遭うんじゃ……)
49 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/09(火) 16:32:51.63 ID:Vgay28Vw0
男(……何言ってんだ、俺)
男(お前の想いは、そんなものか?)
男(…………)ピッ、ピッ
男(ええと、110番で……)
…………
50 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/09(火) 16:34:21.33 ID:Vgay28Vw0
ポン↓ピロ↑ピンピロ↓リンロン♪
男(な、何だこんな時に……非通知?)
男(…………)
男「はい、男です」
『…………』
男(無言電話……?)
男「……どなたですか?」
51 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/09(火) 16:35:27.97 ID:Vgay28Vw0
『もしもし……わたし……メリーさん…………』
男「メリーさん?……はぁ」
『今……駅前にいるの……』ピッ
男「……切れた」
男(……今それどころじゃねーんだよ!えっと、早く通報……)
ポン↓ピロ↑ピンピロ↓リンロン♪
52 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/09(火) 16:36:20.68 ID:Vgay28Vw0
『……わたしメリーさん……』
男「すみません、人違いじゃ」
『今、あなたの家の下にいるの……』ピッ
男「こんな時にくだらんいたずらしやがって」
ポン↓ピロ↑ピンピロ↓リンロン♪
男「また非通知だ!」
53 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/09(火) 16:37:12.05 ID:Vgay28Vw0
『……わたしメリーさん……』
『今、あなたの部屋のまe「いい加減しつこいんだよ!!」ブチッ
男(何だか、猛烈にイライラしてきた)
ポン↓ピロ↑ピンピロ↓リンロン♪
男()ビキビキ
54 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/09(火) 16:38:04.13 ID:Vgay28Vw0
『……わたしメリーさ「おいてめぇ、空き巣の犯人か?それとも俺の知り合いか?え?!」
男「こちとら部屋荒らされるわ、大事なもの盗まれるわでお前の相手してる暇ねぇんだよ!!」
男「だいたいお前、女の子みたいな声出しやがって。それで可愛くなったつもりか?」
男「どうせボイスチェンジャーか何かの類だろ?気持ち悪いんだよ、この変態野郎!!」
男「おまけに俺の愛さ……ラブドールまで盗みやがって!あの子は昨晩俺がぶっかけた後だぜ!」
男「ざまぁみろこの!!お前は俺の……」クドクド
男「この変態野郎が!!」
『それは…………』
55 :
◆vXDSPRZJDU
[saga sage]:2017/05/09(火) 16:39:49.97 ID:Vgay28Vw0
男「ああ?!聞こえねぇよ変態!すけべ!エッ『こっちのセリフじゃボケぇぇ!!』ボガァゴキッ
男「ぐぇっ」
56 :
◆vXDSPRZJDU
[sage saga]:2017/05/09(火) 17:38:38.59 ID:Vgay28Vw0
男(気がつくと俺は、猛烈な力で床へと吹き飛ばされていた)
男(背中が猛烈に痛い……)
男(やっとの事で、体を天井の方へと向けると)
男(俺を蹴散らしたらしき人物が、マウントをかけてくる)
男(ん……?)
男「……っ、き、み……は……ッ」
57 :
◆vXDSPRZJDU
[sage saga]:2017/05/09(火) 17:39:22.45 ID:Vgay28Vw0
男(こちらをきっと睨みつける金髪碧眼の美少女)
メリー「っ……コホン。」
メリー「ふふふっ、情けない顔ね……すぐに楽にしてあげるわ」
(すうっと、彼女の白く細い指先がが首に添えられる)
(ああ、俺はこの子に……短い人生だったなぁ)
58 :
◆vXDSPRZJDU
[sage saga]:2017/05/09(火) 17:42:11.94 ID:Vgay28Vw0
メリー「ねぇ、苦しい?その表情……大好き……フフフッ……」
男(……それより……)
男(さっきから、下半身を覆う温かい太もも……)
男(俺の股間に当たる柔らかい感触……)
男(昨日着せた甚平の、しかもワンピースみたいな着方してるから……)
男(生の……まんm……ウヘヘ)
男(やべぇ、こんな時に……)ビンビン
59 :
◆vXDSPRZJDU
[sage saga]:2017/05/09(火) 17:44:14.19 ID:Vgay28Vw0
メリー「そろそろ……て……ッ?!何この感触……//」グリグリ
男「き、君に殺されるなら……本望だよ……ウヘヘ」ギンッギン
メリー「〜〜〜〜ッ////」
メリー「な、何おっ立ててんのよぉ!!//」
メリー「こ、こんな……汚らわしい……ものっ」スタッ
男(急に立ち上がった彼女は、足を振り上げて……)
メリー「潰してあげるんだからッ!!」グニィィ
男「い、痛い痛い痛いっ!!」
60 :
◆vXDSPRZJDU
[sage saga]:2017/05/09(火) 22:07:13.19 ID:Vgay28Vw0
メリー「このっ、変態っ!この場にっ!及んでっ!」グリグリィ
男「ほ、本当に潰れます!ちょ、ちょまっ」
メリー「あなたはっ!今から!死ぬのよっ!なのにっ!」グニッグニッ
男(あ、やべ、なんか気持ち良くなってきた)
61 :
◆vXDSPRZJDU
[sage saga]:2017/05/09(火) 22:11:13.83 ID:Vgay28Vw0
男(それに……)
メリー「こんな!おち……っ//……硬くしてっ!恥ずかしくないわけ?!」ギュウ
男(なんというか、薄桃色の割れ目とか……色々丸見えです……)
メリー「こんなにっ!気持ち悪い相手っ!あんたが初めてだからっ!」
メリー「あんたが思ってるよりっ!ずっと酷い殺し方をっ!してあげるわっ!」ムニュウウウ
男(あ、本当にイキそうかも)
62 :
◆vXDSPRZJDU
[sage saga]:2017/05/09(火) 22:12:26.17 ID:Vgay28Vw0
男「ちょ、メリーさんっ、ストップっ!その、やばいからっ」
メリー「はぁ?!やめろって言われて……やめるとでも思った?」グニュ
メリー「汚された恨みっ!絶対忘れないからっ!地獄で苦しめっ!」グニィイイイイ
男「あああっ、で、出るっ、あひぃ」ビュルッ ビュッ
63 :
◆vXDSPRZJDU
[sage saga]:2017/05/09(火) 22:13:35.81 ID:Vgay28Vw0
メリー「えっ」ニチャァ……
…………
男「」
メリー「」
…………
男「てへっ、出ちゃった」ニヘラ
男(……そこから、俺の記憶は途切れた)
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/05/10(水) 11:50:33.65 ID:1AVEfIlOo
流石やでぇ怪異を相手するときは性的に下品な方がいいからねしょうがないね
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/05/11(木) 10:14:28.51 ID:LSJxSfVpo
はよ
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/05/23(火) 13:08:00.40 ID:4GCuaGEa0
はよ
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/05/25(木) 01:34:04.09 ID:IVmq1zF3O
はよ
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/07/23(日) 18:29:03.01 ID:JLmZKi2Q0
はよ
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/09/21(木) 00:00:15.93 ID:dFXnLlZzo
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