【けものフレンズ】俺「アライさん・・・ゆるさねぇ・・・絶対に!」

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46 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/12(月) 22:40:45.83 ID:lHB3qcia0
〜畑〜

アライさん「うわぁ〜、食べ物がいっぱいあるのだー」

アライさん「いいところを見つけたのだ! 全部ぜーんぶアライさんのものなのだぁ!!」

アライさんは畑の土を掘り返し、作物を引っ張り出していく

アライさん「ざくざく〜おいもほりなのだ〜♪」ザクザク

アライさん「お腹がすいたのだ、食べるのだ」モグモグ

アライさん「じゃぱりまんの方が美味しいのだ、でも食べるのだ」モグモグ

フレンズ化し、動物だった頃より体が大きくなったアライさんの食欲はとどまることを知らなかった

アライさん「モグモグ・・・もっと取るのだ〜」

そしてアライさんは畑の芋を全て掘り返して食べてしまった

アライさん「ふぅー、お腹いっぱいなのだー、もういらないのだ」

アライさん「満足したからおうちに帰るのだ」

そうしてアライさんは棲家へと帰っていった
アライさんが立ち去った後の畑は無残なものだった
掘り返された芋はきれいに平らげられたわけではない、美味しい部分のみかじり取られ打ち捨てられていた
47 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/12(月) 22:42:32.21 ID:lHB3qcia0
>>45
けものフレンズゲームのアライさんは回復キャラなので(味方は回復しない)
48 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/12(月) 22:43:39.49 ID:lHB3qcia0

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〜朝

アライさん「うぅーん、よく寝たのだ・・・・寝床のおかげで暖かかったのだ、やっぱりアライさんはてんさいなのだー」

アライさん「昨日は良く食べたのだ! おといれしたくなったのだ」

アライさん「ん〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」ブリュ!

アライさん「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリ

アライさん「思いっきり出すのだー!!」ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリ

アライさん「気ー持ちーいのだー!!!」ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリ

アライさん「おかしいのだ・・・・うんちがとまらないのだ」ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリ


アライさんはどうやらお腹を壊していたようです、慣れない環境で疲れてしまったのか

アライさん「い、痛いのだ・・・・おしりが壊れてしまうのだ」ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリ

アライさん「・・・・・・・」ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリュブリュ・・・

アライさん「と、止まったのだ」ブリュブリュブリュッ・・・・ジャーーーー


アライさんのオムツからは許容量を遥かに超えた量の排泄物が漏れ出している
49 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/12(月) 22:44:31.99 ID:lHB3qcia0
アライさん「疲れたのだ・・・座るのだ」ドシッ

アライさん「あぁ〜お尻のうんちが暖かいのだ〜」ムリュムリュベチャー

アライさんが座った瞬間、オムツに溜まった大量の排泄物が外に押し出された

そして屋根裏には大量の糞尿が打ち捨てられた



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〜お昼


アライさん「お昼ごはんにするのだ、またその辺からもらってくるのだー」

アライさん「おでかけおでかけ〜♪」ヨジヨジ

アライさんは食料を取りに出かけるようです、屋根裏から抜け出し外壁を下っていると・・・
ズルッ!

アライさん「!!」

アライさんは足に付着した排泄物で足を滑らせ、2階から地面に叩きつけられた
50 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/12(月) 22:46:04.36 ID:lHB3qcia0
バンッ!! ベチャァ!


アライさん「あ・・・・・かはっ!」バタッ

アライさん「うぇ・・・・ぃぃぁ・・・・ぇぇ・・・ヒュー・・・・ヒュー」モゾモゾ

アライさん(く、苦しいのだ・・・息が、出来ないのだ・・・・たすけてほしいのだ)

アライさん「お・・・だ・・・い、ひ・・・が・・・くる・・・し」ナミダメ

アライさん「うぅ・・・・あ・・・あ」キュー

アライさん(頭が、割れそうなのだ・・・・痛いのだ・・・・苦しいのだ・・・・)

アライさん(なんで・・・・・なんで・・・・・アライさんがこんな目に・・・・・)

アライさん「ごふぁっ!! なに・・・・これ? 血を・・・吐いたの・・・・だ?」ベシャァ!

アライさん「うぁ・・・ぁ」ピク・・・・ピク



〜1時間後

アライさん「死ぬかと思ったのだ・・・・ひどい目にあったのだ、ご飯を探しにいくのだ」

アライさんがおうちの門から外に出たときだった
51 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/12(月) 22:50:24.41 ID:lHB3qcia0
近所の爺さん「おじょうちゃんや、見ない顔だね。 もしかしてそこの子かい?」

アライさん「そうなのだ、そこはアライさんのおうちなのだー」

近所の爺さん「おや? 可愛い耳としっぽだねぇ (流行ってるのかな?)」

アライさん「そうなのだ、アライさんはかわいいのだ!!!」

近所の爺さん「そうかいそうかい、これから遊びに行くのかな?」

アライさん「アライさんはこれから食べ物をとりにいくのだ」

近所の爺さん「ほっほっほ、おにぎりならあるが、食べるかい?」

アライさん「食べ物をくれるのだ? うれしいのだー」


〜近所の爺さん家〜

近所の爺さん「ほら、おにぎりだよ、お食べ?」

アライさん「わーい、はぐっはぐもぐもぐ・・・・美味しいのだ」

近所の爺さん「ほっほっほ、たくさんあるぞい」

アライさん「助かるのだ! もっと食べたいのだ」
52 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/12(月) 23:17:22.34 ID:lHB3qcia0

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〜夕方

近所の爺さん「今日はもう遅いから帰りなさいな」

アライさん「美味しかったのだー、さよならなのだー」タッタッタッ


近所の爺さん「元気のいい子だったの」



アライさん「アライさんに食べ物をくれるとは、アライさんはやっぱり人気者なのだ!!」ヨジヨジ

お腹いっぱいになって満足したアライさんは住処に戻るべく家の壁を上っていた

アライさん「今度は落ちないように気をつけるのだ・・・・到着なのだ」

アライさん「お腹いっぱいで眠いのだ、今日は寝るのだ」zzzz



家主「なんか・・・・最近天井によくしみができるな、雨漏りか?」
53 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/12(月) 23:18:49.91 ID:lHB3qcia0
〜数日後

家主「今日は天気がいいからどっかに出かけるかな」

近所の爺さん「こんにちは、今日は天気がいいですね」

家主「こんにちは、そうですね。 これからお出かけしようかなって思ってます」

近所の爺さん「それは結構ですなあ、ところでお宅の娘さんはご一緒ではないのですか?」

家主「え?」

近所の爺さん「最近うちによく遊びに来てくれるんですよね、おにぎりが大好物みたいで」

家主「え?え? うちに娘なんかいないですよ?」

近所の爺さん「はて? 確かにお宅の娘さんといっておりましたが」

家主「それって、どんな子ですか?」

近所の爺さん「動物の耳としっぽの飾りをつけた子ですね、気に入っているのかいつも付けているんですよ」

家主(そんな子、うちどころか近所にいたか?)

近所の爺さん「いつもおにぎりを食べながら、おいしーのだーって言ってますね」

家主(おいしーのだ?・・・・)
54 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/12(月) 23:19:53.83 ID:lHB3qcia0
家主「その子の名前はわかりますか?」

近所の爺さん「本名かはわからないが、自分のことを『アライさん』と言っていました」


家主「!!! 何だって!!!」

家主「大変だ!!! アライさんが出たぞ!!!!」

近所の爺さん「ど、どうしたんだ? そんなに慌てて、もしかして行方不明の子供だったとか?」オロオロ

家主「違いますよ!! 知らないんですか!? 害獣ですよ!!!」

近所の爺さん「なんだって! 害獣って、そんな言い方ないじゃないか!!」

家主「本当に知らないんですか? この間近くで子供が動物に殺されかけたでしょ!!! あの犯人ですよ!!!」

近所の爺さん「そんなわけ無いだろ!! 素直で良い子だぞ!!!」

家主「ええ、動物だからそう見えるでしょうね」

家主「今すぐ居場所を突き止めて保健所に連絡しないと大変なことになる!!!」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 00:28:31.52 ID:r6aEUIzW0
人の方がバカばっかりじゃねーか
もしかしてアライ下げに見せかけているだけか?
56 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 00:39:05.48 ID:ZMuQ+Rlo0

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アライさん「ふははー食べ物がいーっぱいあるのだー」

アライさんは家主がいないのをいいことに壁に穴を空け、部屋に侵入し食べ物を奪っていた

アライさん「となりのおうちの人間といい、やっぱり人間は食べ物をいっぱい持っているのだ」

アライさん「アライさんのおうちに人間が住んでいてよかったのだ!! 食べ物をいっぱいもらえるのだー!!!」

アライさん「アライさんの寝床にもっていくのだー」

アライさん「うっ! お腹が痛くなったのだ・・・・」

アライさん「昨日おにぎりを食べすぎたのだ・・・っ!」ブッ!プスゥー

アライさん「おといれしたくなったのだ、ここでしていくのだー」ブリュッ

アライさん「うんち出すのだー」ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリ

アライさん「いっぱいでるのだー」ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリュブリュブリュッ

アライさん「スッキリしたのだ!」ブリュッボトボトボトボト

アライさん「寝床にもどるのだ」ヨジヨジ
57 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 00:42:19.32 ID:ZMuQ+Rlo0
アライさんが寝床に戻ると家主が隣人を連れて帰ってきた

家主「本当にうちに居るっていたんですね」

近所の爺さん「ああ、そうだ確かに、『アライさんのおうちなのだ』っていっていた」

家主「クソッ! ふざけやがって!! いいですか? 早く捕まえないといけません、一緒に探してください」

近所の爺さん「ああ、分かった」

近所の爺さん(害獣だなんて・・・まだ子供じゃないか。 家主も会ってみれば分かるはずだ、あの子はいい子だって)
58 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 00:45:21.08 ID:ZMuQ+Rlo0
家主「本当にうちに住み着いてるのか? 困ったなぁ・・・・」

家主は別の部屋の扉を開けた、するとそこには・・・・


家主「!!!!! な・・・・なんだこれ」


開けっ放しの冷蔵庫、戸棚、そして大量の排泄物がそこにあった


近所の爺さん「どうした? ・・・・・・!!!!」

家主「やっぱりうちに住み着いていやがる」

近所の爺さん「こ、これは一体・・・・」

家主「早く探すんです!! うちにいるんですよ!! あの害獣が!!!」

近所の爺さん「ま、待ってくれ、まだそうと決まってはいないだろう? 空き巣かもしれんし・・・・」

家主「この世のどこに家の中に糞を垂れ流していく空き巣が居るんですか!!!?」

近所の爺さん「もしかしたら、野生動物かもしれんだろ」

家主「だからその野生動物を探してんですよ!!! いい加減分かってください」
59 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 00:53:15.21 ID:ZMuQ+Rlo0

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アライさん「ふはははは、かいてきなのだー」

アライさん「お布団もあるし、ゴハンも食べ放題! ここにずっと住むのだー!」


「〜〜〜〜〜〜〜〜〜」ガヤガヤ


アライさん「? 何なのだ? 下がうるさいのだ」


家主「いい加減にしてくださいよ!!! なんで分からないかなあ!!!」


アライさん「なんかこわいのだ・・・・もう一回ご飯もらいに行きたいのに」


近所の爺さん「あの子はいい子だ!! 会ってみれば誤解も解ける!!!」

家主「〜〜〜〜〜〜〜っ!! はぁ、分かりました。じゃあその子呼んでみて下さい。いい子ならうちに勝手に住んだりしないはずだ」

近所の爺さん「ああ、いいだろう。 呼んでやる・・・・・アライさーんいるかーい?おにぎりの爺さんだよー」


アライさん「!! あの声はおにぎりの人間なのだ! きっとおにぎりくれるのだ!」


・・・・・・

家主「いねえのか?」

近所の爺さん「ほれ、あの子はいないだろ?」

家主「犯人はアライさんじゃなかったのか? ・・・・いや、しかし」
60 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 00:57:14.13 ID:ZMuQ+Rlo0
バタッ!

家&爺「!!!」


バタバタバタッバリバリバリッ・・・ゴリゴリゴリ・・・バンッ



アライさん「なのだー」



家主「」
近所の爺さん「」

壁を破壊してアライさんが現れた

アライさん「アライさんは食べ物を貰いに来たのだ、さっきのじゃ足りないのだ。 食べ物を持ってきたのだ?」


家主「お前か!! 人んちの食料を盗みやがって」

アライさん「なんでなのだ!? アライさんのおうちの食べ物を食べただけなのだ! アライさんのなのだぁ!!!」

家主「っ!!! 俺の食糧なんだ!! 勝手にもっていくんじゃねぇよ!!」

アライさん「ひどいのだ!! 食べ物をひとりじめしているのだ!!」

家主「いい加減にしやがれ!! 捕獲して保健所送りだ!!!」

アライさん「やめるのだ!!」バリッ!
61 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 00:59:14.84 ID:ZMuQ+Rlo0
家主「いっ・・・・つ・・・」

アライさんに引っかかれた家主の手からは大量の出血が

家主「もうゆるさねぇぞ!! この害獣が」シャキン

家主は怒りが収まらず包丁を取り出し、アライさんに向かって駆け出した

アライさん「何をするのだ!! アライさんが何をしたというのだ!!」

家主「ウオラァァァァァァァァァァァァ!!」スパッ

家主の包丁がアライさんの二の腕を切りつけた

アライさん「ひ、痛いのだ!! 何なのだ! 血が、血が出ているのだ」

驚くのも無理はない、殆どの動物は刃物で切りつけられたことなど無いだろう
初めて味わう鋭い痛みにアライさんはパニックに陥った
62 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 01:01:42.75 ID:ZMuQ+Rlo0
アライさん「はぁはぁ・・・・痛い、痛いのだ!! やめてほしいのだ!! 」

家主「待ちやがれぇぇぇぇぇ!」

必死に逃げるアライさん、家主は追いかけ続けた
数分後逃げ惑うアライさんの体力は、もう限界が近づいていた

アライさん「はぁはぁ・・・・・」キョロキョロ

何処かに隠れる場所がないか、アライさんは必死に探した
それは、作戦など高度なものでなく、動物の習性として逃げ込む場所を探してのことだった
しかし・・・・
63 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 01:03:32.87 ID:ZMuQ+Rlo0
アライさん「もう・・・・・疲れたのだ、はぁはぁ」

フレンズ化したアライグマが逃げ込めるほどのスペースなどあるはずがなかった



ザクッ



アライさん「みぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」



家主の包丁がアライさんのお尻に突き刺さった

アライさん「あう、あああああああああああああああああああああああああ!!!!」
アライさん「びええええええええええええん!!! いだいのだああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

アライさん「うえぇぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇん!!! だずげでぇぇぇぇヴぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!」

家主「はぁ、はぁ・・・・・鬼ごっこはお終いだ、やっと捕まえたぜ」

家主「保健所なんか待ってられねぇ・・・・この場で処分してやる!!」
64 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 01:05:53.30 ID:ZMuQ+Rlo0
アライさん「びええええええええええええええん!! あああああああああああああああ!!!」ドクドク

もう一本尻尾が生えたかのようにアライさんのお尻には包丁が突き刺さっている

家主はもう一本包丁を取り出し・・・・

家主「くたばれ!! 害獣がぁ!!!」ブンッ

アライさんに振り下ろした
が・・・


近所の爺さん「やめんかあ!!!!!」ガシッ


家主「!! 何するんです!! 離して下さい!!」

近所の爺さん「離すもんか!! 見ろあんなに痛がって・・・可哀想じゃないか!!!」

アライさん「おぅっ・・・・・おえっ・・・ぁぁぁ・・・・・ぐるじい・・・いだいよぉ・・・なの・・・だ」ドクドク
65 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 01:08:06.76 ID:ZMuQ+Rlo0
近所の爺さん「こんなに弱って」

家主「そうだ! だから弱っている今のうちにやるべきだ!!!」

近所の爺さん「まだ分からんか!! お前は子供を傷つけているんだぞ!!!」

家主「お前こそいい加減分かれよぉ!! 人間じゃねえの!! ケダモノなの!!!」

近所の爺さん「いつまでも何を言っているんだ!!! 自分のしたことが分からんのか!!」

家主「ネットとかニュースとか新聞とかの写真見てねぇのかよ!! やばいの!!あ・れ・が・害獣なの!!!」

近所の爺さん「新聞しか見とらん!!! 写真なんぞ見たこと無いわい!!!」

家主「〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!  ああ! 逃げちまった!!」

近所の爺さん「よかった、あの子は逃げられたんだな・・・・」

家主「よくねぇよ!!! くそっ離せ!!」


家主は急いで家の外に飛び出したがアライさんの姿はどこにもなかった
血の跡を辿ったが、草むらに入られてしまいその後の追跡は困難だった


家主「っ! くそっ!!」
近所の爺さん「もういなかっただろ? あの子は大丈夫かなあ」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 01:08:08.22 ID:8k0Ub/AI0
アライさんがひどい目にあう描写が思ったよりも少ない気がする.うんこシーンのが多い。それはそれでいいけど
67 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 01:10:19.79 ID:ZMuQ+Rlo0
家主「このじじい!! なんてことしてくれたんだ!!!」

近所の爺さん「お前の非道を止めていたんだ!! 感謝しろ!!!」

家主「この野郎!! 何なんだよお前!!」

ご近所さん達「なんだなんだ?」
ご近所さん達「どうしたどうした」
ご近所さん達「やだ、大きい声出して」
ご近所さん達「なになになんですか〜」

近所の爺さん「お前が子供に暴力を奮っているのを止めたんだ!! 何が悪い!!」

家主「いつまで言ってんだクソジジイ!!!」

ご近所さん達「暴力? こわいわー」
ご近所さん達「なんだって」
ご近所さん達「警察に通報したほうがいいかな・・・」

近所の爺さん「ほれ見ろみんなお前が悪者だと言っているぞ!! 頭を冷やすがいい!!」

ご近所さん達「あの爺さんが止めたのか・・・」
ご近所さん達「あの男が犯人なのか」
ご近所さん達「やっぱり警察に通報しよう」

家主「通報すんなら警察じゃなくて保健所だよ!!!」
68 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 01:11:14.06 ID:ZMuQ+Rlo0
ご近所さん達「え、何?保健所?」
ご近所さん達「何を言っているんだ、あの男」
ご近所さん達「ヤバいやつなのか?」

近所の爺さん「ほれ、誰もお前が正しいと言っていないぞ。お前があんなことするからだ。さっさと罪をみとm・・・」

家主「お前のせいでアライさんを逃したからだろうが!!!!」

ご近所さん達「!!!!!」
ご近所さん達「あ、アライさんだって・・・?」
ご近所さん達「え? 嘘だろ・・・怖い怖い」
ご近所さん達「大変よ! アライさんよ!」

近所の爺さん「? ご近所さんたちはみんな知っているようだな。きっと近所でも有名で元気な子だったんだろう」

近所の爺さん「そんな子をお前は!!」

ご近所さん達「大変だー! アライさんが出たぞー!」
ご近所さん達「やべぇよ・・・どうすんだよ、とうとうこの辺にも出ちまったのか・・・」
ご近所さん達「オイオイオイ、早く通報しないと・・・」
ご近所さん達「まじかよ! この辺に逃げたってこと!? なんてことだ」

近所の爺さん「え?え? なんだ・・・・みんなどうしてそんな目で私を見るんだ?」
69 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 01:12:19.70 ID:ZMuQ+Rlo0
ご近所さん達「あの爺さんが逃したんだって?」
ご近所さん達「なんてことしてくれたんだ!」
ご近所さん達「おい、ふざけんなよ!! 何でそんなことしてんだよ!!」
ご近所さん達「これでまた被害者が出たらどうしてくれるんだよ!!」

近所の爺さん「何でだ?・・・・私は悪くないはずだ、悪いのはあの男の方ではないのか?」

家主「だから言ったでしょ!!! まずいやつなんだって!!! 何で知らねぇのかなぁ!!!」

ご近所さん達「あの爺さんアライさん知らないの?」
ご近所さん達「連日ニュースやってんじゃん!」
ご近所さん達「この間だって赤ん坊が食われかけて重症を負ったって報道があったじゃねえか!!」
ご近所さん達「まずいじゃん、この近所で今度は死人が出るかも知れないじゃん!!」

近所の爺さん「そ、そんな・・・・みんな何で? (あの子はそんなに危険なものだったのか?)」

家主「もうわかったでしょう・・・・世間では一般的に認知されているはずのことなんです」

近所の爺さん「でも、あんなことしなくても言葉で言えば解決できるのではないか?」

家主「!!! まだわかんねぇのか!!! そんなんで解決できるなら連日のように被害者は出ていねぇよ!!!」

家主「言葉が喋れるのと見た目に騙されちゃいけないんだよ!!! もう理解してくれよ・・・・・」

近所の爺さん「でも・・・知らなくて、可愛そうだったから・・・・」

家主「俺の方が可哀想だよ!!!」
70 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 01:13:26.00 ID:ZMuQ+Rlo0

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アライさん「うぅ・・・・痛いのだ、血が、血が止まらないのだ」

あの場からなんとか逃げ出したアライさんだったが、出血も多く弱っていた

アライさん「何なのだ、何なのだこれは・・・・とっても痛いのだ」

うつ伏せに倒れているアライさんのお尻には一本の包丁が突き刺さっていた

アライさん「ぁぁ・・・・あの人間が食べ物を独り占めしようとしてたのだ、ひどいのだ、アライさんが可哀想なのだ」


空腹と痛みに嘆きながら草むらに倒れ込むアライさん、するとそこに・・・
71 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 01:14:56.70 ID:ZMuQ+Rlo0
カァカァ

アライさん「? なんなのだ?」

カァカァカァカァ

数匹のカラスがアライさんに寄ってきた

カァカァ!!バサバサバサバサ!

アライさん「何なのだ? アライさんに何をするのだ? こ、怖いのだ・・・・」

ザシュッ!

アライさん「え?」

カァカァカァカァ!
ザシュッザクッザクッ!

アライさん「ひぃ・・・・あ・・・・い痛いのだ、痛いのだぁ」

カァカァカァ!
ザクザクザクッ!

アライさん「や、やめるのだ! い、痛い痛い! アライさんをどうするのだ!!」
72 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 01:16:28.69 ID:ZMuQ+Rlo0
痛みを訴えるアライさん、しかしカラスは非情にもアライさんを突付くのをやめない

どうやらカラスは血の匂いと糞が腐った匂いに惹かれて来たようだった

弱ったアライさんを餌と思い込んでつつき続けるカラス

そして・・・・

カァ!! ズボッ!

アライさん「きやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」ブシャア!

アライさんのお尻に刺さった包丁を引っこ抜いた

アライさん「あぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ドクドクドク

アライさんのお尻から勢い良く血が流れ出ている
そこにカラスたちは容赦なくくちばしを差し込んだ

グサッ!ぐちゃぐちゃ
アライさん「うぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! びえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!」ザクザクグチャグチャ

カラスたちはアライさんのお尻の肉をついばみ食べ始めた

アライさん「いっ痛い、やめるのだ! やめてほしいのだ・・・・アライさんが死んじゃうのだ」ザクザクッ
73 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 01:17:33.21 ID:ZMuQ+Rlo0
アライさん「あアライさんが可哀想なのだ・・・・ひぐっ」ジョーーー

あまりの痛みにアライさんは失禁した
カァ?

カラスは尿の匂いを感知したのか、アライさんの秘所にくちばしを差し込んだ

アライさん「ひっ! い・・・っだ そこ・・・・いだいのだ・・・・やめ・・・お腹・・・・壊れちゃう・・・のだ」グチャグチャ

アライさんの秘所からは血がダラダラと流れ出した

必死に懇願するが、無情にもカラスたちはアライさんをつつき続ける
アライさんは最後の力を振り絞り・・・・

アライさん「ど、どこかへいくのだぁ!!」

バリッ!!

カァカァ!!!

その爪でカラスたちを薙ぎ払った
カラスたちは飛び退いた。
しかしすぐにアライさんに襲いかかった
74 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 01:19:34.44 ID:ZMuQ+Rlo0
カァカァカァ!バサバサバサ!

アライさん「や、やめて・・・・こないで・・・・こないでほしいのだ」

アライさんは何度もカラスたちを引っ掻いた
数分の死闘の後、カラスたちは退却していった

アライさん「うっ・・・・ぐ・・・・ひ・だい・・ひだいのだ」ドクドク
アライさん「な・・・なんでアライさんを狙うのだ・・・アライさんはご飯じゃないのだ」シクシク
アライさん「アライさんは苦しいのだ・・・・なんでだれも助けないのだ・・・・ふぇねっく、ふぇねっくぅ」ヨタヨタ
アライさん「怖い・・・・・怖いのだ・・・ひどいのだ」ブルブルブルブル


アライさんは衰弱仕切り、今度こそだめかと思った
だが、視線の先に

カァ・・・・カァ・・・

弱ったカラスが2羽倒れていた
先程アライさんの爪にやられたカラスだ
75 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 01:20:18.99 ID:ZMuQ+Rlo0
アライさん「お腹がへったのだ、喉がかわいたのだ・・・・」ガシッ

アライさんはカラスを掴むと食べ始めた

アライさん「食べるのだ、食べるのだ・・・・お腹がいっぱいになれば、アライさんは元気になるのだ」

バリッバリッムシャムシャ
血をすすり、骨を砕き、肉を喰らった

アライさん「はぐっはぐっ! ムシャムシャ!」バリバリ

失った血液を、体力を取り戻すため。 そして腹を満たすため、アライさんはカラスの肉を貪り続けた

アライさん「はぁはぁ・・・・うぅ・・・痛いのだ・・・寒いのだ・・・・・」ガクッ

アライさんは意識を失った
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 11:27:14.14 ID:kHL8aB13o
もはやホラー
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 12:07:35.05 ID:SIrbkJrKO
このクソ害獣もっとひどい目に合えばいいのに
78 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 18:38:10.55 ID:ZMuQ+Rlo0

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〜翌朝

アライさん「・・・・・・・・っ!」

アライさん「いぎっ!! 痛い、痛いのだぁ!!」モゾモゾ


アライさんは痛みで目を覚ました

アライさん「なんなのだ? これは?」

痛みの原因の尻に目をやると、そこには虫がたかっていた

アライさん「な、なんなのだ? いっぱいいるのだ」

アライさん「アライさんに登ってきてはだめなのだ! やめるのだ!」

ゴソゴソゴソッモゾモゾ
大量の虫が蠢き、ハエが宙を舞っている

アライさん「何なのだ! 邪魔なのだ! どくのだぁ!」バシッ!

アライさんは虫を払いのける、しかしすぐに寄ってくるのだった
79 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 18:39:17.59 ID:ZMuQ+Rlo0
アライさん「うう・・・・追い払っても寄ってくるのだ・・・」グゥー

アライさん「お腹がすいたのだ・・・・もしかしてこいつらを食べればいいのだ? あらいさんはてんさいなのだ!」

早速アライさんは虫を捕まえ口に放り込んでいった

アライさん「パキッムシャムシャ」モグモグ


その後はひたすら食べ続け、眠ることを繰り返した
時にはカラスも寄ってきたので、それも捉えて食べていった


アライさん「なのだー!!」バリッ

カァー! バタッ

アライさん「食べ物!食べ物なのだ! 久しぶりに大きい獲物なのだ!」

バリバリバリムシャムシャッボリボリ

栄養の摂取と休息を繰り返し、アライさんは次第に回復していった
80 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 18:51:23.94 ID:ZMuQ+Rlo0

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〜数週間後


農家1「ふぅー今日の作業は終了だ、また明日にするか」

農家2「おう、お疲れ。 お前さんも今終わりかい?」

農家1「ああ、これから帰るところだ」

農家2「そうか、俺もこれから帰って飯だな。」

農家1「そろそろ、収穫の時期だな」

農家2「おう、今年は災害もあまりなかったから、よく育っているよ」

農家1「ああ、ただ野生動物による被害はあるな」

農家2「確かに、うちは動物よけの電気柵を用意したよ」

農家1「うちは有刺鉄線と罠かな、捕獲するやつじゃなくて痛めつけるやつ」

農家2「畑も罠貼っとかないと、すぐやられるからなあ」
81 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 18:52:33.82 ID:ZMuQ+Rlo0
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〜夜

ガサッ!
アライさん「なのだー!」ナノダー

アライさん「うわぁー食べ物がいーぱいなのだー! 早速いただくのだー!」パァ


アライさんは畑に向かって一直線に突進した・・・・そう、電気柵に守られた畑に

アライさん「ふはははは、アライさんはとめられないのだー」ドン

バチッバチバチバチ
アライさん「いぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」バチッ

アライさん「!? な、なんなのだ? 痛かったのだ」

アライさん「ここは危ないのだ、他へ行くのだ」

アライさん「となりは・・・・・となりには無いのだ!! あっちへ行くのだ」

アライさん「さっそく突入するのだー!」

視力が弱いのか、アライさんは隣の畑に張られている有刺鉄線に気がついていない

アライさん「これは全部アライさんのものなのだぁ!」

自己中心的な発言をしながらアライさんは畑へと突進した、そして・・・・・
82 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/13(火) 18:53:03.72 ID:ZMuQ+Rlo0
グサッ!!


アライさん「いたっ! 痛いのだ!! なんなのだ!!」

痛みを感じてもがくアライさん、しかし有刺鉄線はアライさんの肉に食い込み絡まっていく

アライさん「痛い痛い痛いのだ!!! とれない、とれないのだぁ!!!」

アライさん「痛いのだぁ・・・・・ああああ」

痛みに耐えかねてもがくアライさん、そこでバランスを崩し転倒してしまった

アライさん「あ・・・・」

ブチブチブチブチッ

アライさん「あああああああああああああああああ!」


食い込んだ有刺鉄線が強引に剥がれされていく


アライさん「うぅ・・・・・なんで、何でアライさんばっかりこんな目に・・・・」
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/14(水) 17:26:05.74 ID:MWqyZtg00
爺さんガチ害悪で草
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/06/14(水) 23:13:22.58 ID:XzktQDuL0
やはり真に憎むべきは人の愚かさなのか
85 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/15(木) 12:13:47.75 ID:nKRDy7NF0
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そして冬が訪れた



アライさん「うぅ・・・・・寒いのだ」ブルブル


フレンズ化したとは言え、もとは動物である。流石のアライさんも寒さは堪えるようだ


アライさん「どこかアライさんが住めるおうちを探すのだ」

アライグマは通年で活動する生物であり、冬眠をせず、せいぜい穴ごもりをする程度である

アライさん「人間がいるとアライさんは怒られるのだ、どこか人間がいないところがいいのだ」


流石のアライさんも学習したようである
自らの行いも顧みず、悪行を重ねていった結果である
まあ、それも当然のこと。害獣には倫理観などもとよりなかったから


アライさん「うー寒いのだ、最近おしりもかゆいのだ」ブルブル


それはそうだ、糞を大量に保有したオムツを履いていればそうなる
もともと着ている服(毛皮)は排泄を行う際は、すり抜けるようになっているが、
アライさんが履いているのは人間の赤ん坊から奪ってきたオムツなのでそのようなことは決してなく、
今もお尻に汚い糞を溜め込んでいる状態にある
86 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/15(木) 12:15:12.16 ID:nKRDy7NF0
アライさん「さむいけど、どこかでお尻をあらうのだ・・・・・あそこの川にするのだ」

近くの川でアライさんはオムツを脱ぎ、お尻を洗い始めた

アライさん「冷たいのだ、でもスッキリするのだ!!!」


体を洗ったアライさんは自分の棲家を探し始めた
冬も近づき、食べ物も少なくなり、温かい寝床が本格的に必要になったのだろう


アライさん「むこうに人が住んでいなさそうな場所がありそうなのだ・・・・・あそこへ行くのだ」


遠目に廃屋のようなものが目に入った、ここならば人間は住んでいないと思ったのだろう
目的地を定め、草むらを歩いて進んでいく。道中何人かの人間を目にすることもあった


子「ママー、見てみて! アライさんだよー」

親「まあ、やだホントに居るわ。 最近この辺よく見かけるのよねぇ」


アライさん「? アライさんを知っているのだ?  ここに来るのは初めてのはずなのだ」


通常アライグマの行動範囲はメスで16平方キロメートルである、動物にしては広い行動範囲といえよう
だが、アライさんはフレンズであり、さらに人間に度々追い回されて遠くまで来てしまったのである
ここで出会った親子には面識がなかったのだが、向こうは自分を見たことがあるかのようだった
87 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/15(木) 12:47:14.78 ID:nKRDy7NF0
〜廃屋

アライさん「到着なのだー、ここがアライさんの新しいおうちになるのだ」

やっとの思いで、廃屋に到着し早速屋根裏部屋へ向かったのである

アライさん「前より暗い所なのだ、だけど暖かいのだ。 よし、アライさんはここに住むことに決めたのだー!!」

人が引き払って何年放置されたであろう、廃屋の屋根裏は朽ちている場所が多く、以前住んでいた場所よりも遥かに環境が悪い
しかし、ここを棲家にしようと寝床づくりを始めようとした時だった



??「お前はだれなのだ?」



アライさん「? だれなのだ? アライさんに話しかけるのは?」


屋根裏のアライさん「アライさんはアライさんなのだ」

以下『屋アライさん』


アライさんが振り向くとそこにはもう一匹のアライさんがいた
恐らく先程の親子が言っていたのはこのアライさんのことだったのだろう、しかしアライさんはもうすでに先程の会話を忘れてしまっている
屋根裏の主はアライさんに話しかける
88 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/15(木) 12:48:58.51 ID:nKRDy7NF0
屋アライさん「お客さんなのだ?」

アライさん「アライさんはここに住みに来たのだ!」

屋アライさん「だめなのだ、ここはアライさんのおうちなのだ! アライさんが先に見つけたのだぁ!」


あとから来たにも関わらず自分の所有権を主張しようとするアライさんはとても身勝手に思える
普段から見つけたものをすぐに自分のものだと言い張っているのに、流石害獣と言えよう
もっとも、勝手に廃屋に住み着いてる屋アライさんも大概ではあるが


アライさん「でもアライさんが住むところが無いのだ! ここをアライさんのおうちにするのだ!」

屋アライさん「でていくのだあ!! アライさんはここに住まなきゃいけないのだぁ!!」

屋アライさんは必死に主張する

アライさん「そんなにお腹がいっぱいそうなのに、 わがままなのだ!」


屋アライさんのお腹はなぜか膨らんでいる、それをアライさんは食べ過ぎと勘違いしていた
そう、屋アライさんは別に太っているというわけではないのだ


屋アライさん「ここに、ここに巣をつくらなきゃいけないのだ! いいから出ていくのだ!」

屋アライさんはアライさんに飛びかかり噛み付いた

アライさん「何をするのだ! 痛いのだ! 離すのだ!!」

屋アライさん「ここから、ここからすぐに出ていくのだ!!!」
89 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/15(木) 12:49:46.72 ID:nKRDy7NF0
屋アライさんは必死にアライさんを攻撃し続ける、大切なものを守ろうとするように

アライさん「痛い痛いのだ!! わかったのだ! 出ていくのだ!! だから離すのだ!!」

屋アライさんの激しい抵抗にアライさんは耐えきれずに廃屋を出ていった



アライさん「はぁはぁ・・・・・べつのおうちを探すしか無いのだ・・・・うぅ」

そうしてアライさんは新たな棲家を求めてトボトボ歩き出した



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〜廃屋


屋アライさん「はぁはぁ、やっと追い出したのだ」

屋アライさん「アライさんはここを出ていくわけにはいかないのだ」

屋アライさん「ご飯もいっぱいたくわえたのだ」

屋アライさん「うっ・・・・・」ズキッ

屋アライさん「お腹が・・・・・痛いのだ・・・・・・もうすぐ・・・・もうすぐなのだ」

屋アライさんは大事そうに自分のお腹を擦った
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/16(金) 01:41:35.05 ID:eGRa7Qdb0
見てるぞ
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/16(金) 13:21:48.70 ID:hZuT+bhGO
あぁ残酷な未来しかみえない…
アライさん「美味しそうなご飯見つけたのだー」

屋あらい「ぎゃーー赤ちゃんがぁ」
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/16(金) 15:20:05.60 ID:hWai5GlN0
>>91
物語の予想を書き込むなバカ
作者が困るだろうが
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/16(金) 17:55:37.80 ID:4vtq17/PO
>>91
ネタ潰しして楽しいか?よかったな
94 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/16(金) 18:09:12.87 ID:RDKS6OQ60
皆さん見ていただいているようでありがとうございます

>>92>>93
お気遣いありがとうございます
95 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/16(金) 18:11:19.06 ID:RDKS6OQ60
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〜公園

アライさん「なんだか広いところにたどり着いのだ、ここでアライさんのおうちを探すのだ」

アライさんが棲家を求めて歩いていると、公園にたどり着いた。性懲りもなく人間の建造物を探して害獣は歩き回る
そして公園のトイレに目をつけたのだった

アライさん「あそこがいいのだ、あそこに住むのだ」



〜公園のトイレ

アライさん「うわー人間のおうちみたいなのだ、それから・・・・?  なんかお水がたまっているのだ」

アライさん「きっとアライさん用に洗い場が作ってあるのだ」


ただの便器である
知能の足りないアライさんは何でもかんでも自分のために用意してあるものだと信じて疑わなかった


アライさん「ここは便利なのだ、ここの屋根裏に住むのだ」


またまた害獣特有の自己中心的な屋根裏住まいの支度を始めるのだった
時が経ち公園に子どもたちが集まり遊び始めた

子供1「ブランコであそぼー」

子供2「あそぼー」


ヒョコッ
アライさん「なんなのだ、あいつら。 ここはアライさんの縄張りなのだ!」
96 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/16(金) 18:12:23.36 ID:RDKS6OQ60
公園で遊びだした子どもたちにアライさんは目をつけた。もちろんここは公共の場である、アライさんのものでは断じてない


子供1、2「たーのしー」

アライさん「なんだか楽しそうなのだ」

アライさん「アライさんも遊びたいのだー」

アライさん「おーい、アライさんも仲間に入れてほしいのだー!」

子供1「だれだろ?」

子供2「見たこと無いね」


子供はニュースや新聞はあまり見ないのだろう、耳と尻尾をつけた変わった子が目の前に現れたとの認識しかなかった


アライさん「それはなんなのだ? アライさんもやるのだ!」

子供1「ブランコだよー」

子供2「やりたいなら、順番だよー」

アライさん「アライさんはすぐやりたいのだ! よこすのだぁ!」


我儘なアライさんはブランコを奪おうと、遊んでいる子供たちに詰め寄った


子供2「あ、今近づくと危ない・・・・」
97 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/16(金) 18:13:54.73 ID:RDKS6OQ60

ドガッ!
アライさん「へぶッ!!」

アライさん「ああ、痛いのだ・・・・・血が出たのだ」ハナジダラー

子供2「あ! そんなところにうずくまると危ないよ!」

アライさん「?」

ドンッ!

アライさん「っ!!!?」

アライさんの後頭部に返す刀でブランコが直撃した

アライさん「う・・・あ」ビクンビクン

子供1「うわー何この子、変な子ー」

子供2「気持ち悪いから行こ?」


アライさん「うぅ・・・・・・頭がいたいのだ」

アライさん「あれ? さっきのやつらがいなくなったのだ」

アライさん「ぶらんこで遊ぶのだー! わーいたーのしーのだー」キーコーキーコー

アライさん「ふはははは、アライさんの独り占めなのだー」キーコーキーコー
98 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/16(金) 18:15:17.94 ID:RDKS6OQ60
自分は独り占めされると怒るくせに、自らの行いには寛容である
ブランコで遊べてさぞ楽しいだろう
アライさんがブランコで遊んでいると一人の男が話しかけてきた


ホームレス「やぁ、お嬢ちゃん。 楽しいかい?」

アライさん「たのしーのだぁ! ふはははは!」


ボロボロな出で立ちの男はアライさんを舐め回すように見ている


ホームレス「そうかいそうかい、おじちゃんがもっと楽しいことを教えてあげようか?」

アライさん「? 何なのだ? もっと楽しいことって?」

ホームレス「へっへっへ、すぐに教えてあげるからちょっとあっちの木陰に行こうか」

アライさん「わかったのだ! あっちへいくのだー」


何をされるとも知らないアライさんは脳天気にも男に連いていったのである
99 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/16(金) 18:17:00.12 ID:RDKS6OQ60

〜公園の木陰

アライさん「楽しいことって何なのだ?」ワクワク

ホームレス「それはねぇ、へへへへお嬢ちゃんがいい子にしていたら教えてあげるねぇ」

アライさん「わかったのだー」

ホームレス「へへへ、聞き分けのいい子は好きだぜ」

そう言うと男はアライさんの体を撫で回し始めた

ホームレス「うぇへへへ、やわらかくてすべすべしてるぜ」

アライさん「? アライさんをなでなでしてくれるのだ?」


アライさんはこれから自分が何をされるかまだ分かっていないようだ
男はアライさんのあらゆる箇所を撫で回していく


ホームレス「そうだよ〜、じゃあもっと楽しいことをするから脱ぎ脱ぎしましょうねぇ」

ホームレスはアライさんの服(毛皮)を脱がし始めた
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/16(金) 19:28:20.63 ID:iFW1dEwSo
おつ
これだよこれ
101 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 10:32:57.28 ID:MD481xY90
アライさん「毛皮を脱がしちゃ嫌なのだ・・・・・・寒いのだ」

ホームレス「へへへへ、すぐに暖かくしてやるからよ」

男はアライさんの服を脱がし、まだ未発達なアライさんの肢体を視姦していく
そしてその幼さが残る素肌を舐め始めた

ホームレス「じゅる・・・・・・じゅぷ・・・・・ぺろぺろ」

アライさん「ん・・・・くすぐったい・・・・のだ・・・・ん」

男はアライさんのタイツを脱がし、秘所を弄びはじめた

ホームレス「ひひひひ、はぁはぁ」クニクニ

アライさん「ん・・・・・あっ・・・・・・あ・・・・なんか変な感じがするのだ////」

アライさん「あっ・・・・んん・・・あっ」

秘所を舐られ、性の快感を感じていく。
アライさんにとっては初めての経験であり、自分の身に何が起こっているのか理解できなかった
アライさんの秘所からはドロドロした愛液が溢れ出ていた
102 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 10:35:37.24 ID:MD481xY90
ホームレス「お嬢ちゃん、お汁がいっぱいでてくるねぇ」

ホームレス「はぁはぁ、お嬢ちゃん得意なことってなんだい?」

アライさん「ん・・・はぁはぁ・・・・アライさんは・・・・ん・・・・あらうのが得意なのだ」

ホームレス「そうかい、じゃあ」ジー

ボロン
男はズボンのジッパーを下ろし、そり立つ男性器を露わにした


ホームレス「こいつを洗ってもらおうか」

アライさん「? これは何なのだ? しっぽなのだ?」

ホームレス「いいからさっさと洗ってくれよ」ギンギン

アライさん「わかったのだ」

アライさんはそう言うと男性のペニスを手で掴み、いじり始めた

アライさん「あったかいのだ、しっぽなのだ? でもかたいのだ?」クニクニ

ホームレス「そうじゃねぇよ、もっと上下に擦るようにやるんだ」

アライさん「わかったのだー」コスコス
103 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 10:36:52.33 ID:MD481xY90
さすがはアライグマのフレンズである、男のペニスに指を絡ませ食べ物を洗うように上下にゆっくりとさすっていく

ホームレス「そうそう、おぅ・・・・その調子だ、上手だぞ」

アライさん「〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪」コスコスコス

何をされているのか分かっていないアライさん、普段から洗うことを習性としているので
喜んで男のペニスをしごいた

ホームレス「じゃあ今度は舐めてみようか」

アライさん「わかったのだ、うっ・・・・・でもなんかくさいのだ」ペロペロ

ホームレス「あぁ・・・・・・いいぞ・・・・」

アライさん「うぅ・・・・・・」ペロペロ

ホームレス「おぉ・・・・・・・はぁはぁ・・・・・・よしそのままくわえろ」

アライさん「え?」ペロペロ

ホームレス「早くやるんだよぉ!!!」ガシッ

男ははアライさんの頭を掴むと自分のペニスをアライさんの口へ押し込んだ

アライさん「!!! 〜〜〜〜」 
104 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 10:41:27.24 ID:MD481xY90
ホームレス「ああぁ〜〜きもちいいっ・・・・」ガクガク

アライさん「んん・・・・うぅ・・・・ん」ジュポジュポ

ホームレス「オラァ!! もっと舌をつかえ!!」バシッ


男はアライさんの頬を引っ叩き、強引にピストンを続けていく。 思うままアライさんの口の中を蹂躙していった
アライさんは自分の口を出し入れする、男のペニスを黙って舐めるしかなかった


アライさん「んーんふ・・・・んん・・・ジュポジュポ」ナミダメ

ホームレス「いいぞ! あぁ!! もう出るぞ!!! うっ!!!」

アライさん「んーーーーーーー!!!!」

ビュルッ!ビュルルルル!ドクドクドク

アライさんの口内にドロドロした精液が容赦なく放たれた



アライさん「んっうぅ・・・・うぅ・・・・・」フーフー

アライさんは涙目になりながら男の精液を口で受け止めた

ホームレス「きもちよかったー・・・・・」

アライさん「おぇ・・・・・はぁはぁ・・・うぅ・・・・・・なにこれ・・・・・変な味なのだ・・・・」ダラー

ホームレス「うめぇだろ? 俺の精液はよぉ」

アライさん「うう・・・・・・おぇ・・・・・・くさいのだ」
105 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 10:42:22.69 ID:MD481xY90
ホームレス「久々だから出しすぎたぜ、あーあズボンが精液まみれだ。 便所で洗うか」
ホームレス「おい! ガキ! ステージを変えんぞ!!」

そう言うと男はアライさんの耳を鷲掴みにして公園のトイレへ歩き出した

アライさん「いぎっ! 痛い、痛いのだ! アライさんのお耳が取れちゃうのだ」



〜公園のトイレ

ホームレス「ったく、ズボンを洗うか。 おい! ガキ! 俺のズボン洗っとけ!!」

アライさん「お耳が痛いのだ・・・・・・うぅ」

ホームレス「おい! 早くやれや!!!」ドンッ

アライさん「!! わ、わかったのだ・・・・・ぶたないでほしいのだ」

アライさんは男からズボンを受け取った
そして手洗い場へ向かうと思いきや、和式便器へ歩き始めた

ホームレス「?」


バシャッ!ジャバジャバ!
アライさん「洗うのだ! 洗うのだー! アライさんは洗うのが得意なのだー」

和式便器でズボンを洗い始めたのである

ホームレス「!!! え? ちょっと待てなにをしてやがる・・・・」

アライさん「きれいに洗うのだ! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪」バシャバシャ

ホームレス「おい! 何してくれてんだゴルアァ!!!!」

アライさん「え? アライさんはただ洗っているだけなのだ」
106 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 10:46:14.95 ID:MD481xY90
ホームレス「っ!!!!」ガシッ


男はアライさんの尻尾をつかむと、そのまま壁へ叩きつけた
ドンッ!

アライさん「あぐっ!!!」バタッ

ホームレス「何してるかって聞いてんだよ!!! 俺の一張羅によぉ!!!」ガンッ!

アライさん「ひぃぃ・・・・・痛いのだ」ナミダメ

ホームレス「オラァ!!」バンッ!

男はアライさんの異常行動に腹を立て、何度も何度もタイルに打ち付けた
アライさんが小さな悲鳴を上げるが、男の耳には入ってこなかった

ホームレス「変な耳と尻尾をつけやがって!! この馬鹿ガキがぁ!!!」バンッ

アライさん「えぐっ! アライさんは、アライさんはただ言われてやっただけなのだ」

ホームレス「そうかよ、じゃあ俺も洗ってやるよ!!」

男はアライさんを和式便器に叩きつけ、足で踏みつけ、頭を便器になすりつけた
そこで追い打ちをかけるように水洗トイレの水を流し始めた

アライさん「んぐー!!! ゴポゴポ・・・・んーんー!!!」バタバタ

ホームレス「暴れんじゃねえぞ!!!」ガンッ

アライさんを殴り続けた、気の済むまで
背中、後頭部、尻尾、あらゆる箇所を殴り、踏みつけた
必死の抵抗をしようともがくが、もがくほど男は激高し、さらにアライさんを殴りつけた
107 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 11:19:32.06 ID:MD481xY90
アライさん「んぐ・・・ひだ・・・・んご・・・・ゴボゴボ」バタバタ

アライさん「ん・・・・・ぁ・・・・ゴボゴボ」バタ・・・・バタ

アライさん「・・・・・・・」ピクピク

男の暴行に耐えきれなくなったのかアライさんは小刻みに痙攣し、沈黙した

ホームレス「あーうぜぇガキだったぜ」

そう吐き捨てるとホームレスは立ち去っていった




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アライさん「ゴポゴポ・・・・・ぷはっ」

アライさん「ぜぇぜぇ・・・・はぁはぁ」

男が去るとアライさんは息を吹き返した
数々の致命的なダメージを回復するタフな体は、アライさんのフレンズとしての能力にほかならない


アライさん「ひどいのだ、死ぬところだったのだ」

アライさん「うぅ・・・・・アライさんは人気者なのに」グゥー

アライさん「お腹が空いたのだ、食べ物を探しに行くのだ」


廃屋から追い出され、公園で酷い目に会い、食料も確保できなかったため、アライさんは空腹状態にあった
そして食べ物を探して歩いているとある場所にたどり着いたのだった
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/18(日) 13:17:30.70 ID:C2MCrWoX0
完全レイプマダー?(・∀・ )
109 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 17:02:11.85 ID:MD481xY90
〜怪しい精肉工場


作業員1「あいつらホントバカだよなー」

作業員2「マジマジ! このままずっとこき使ってやろうぜ」

作業員3「ああ、なんたって労働力供給のサイクルが出来上がっているからな」

作業員1「あいつらにはやりたい放題だしな」

作業員2「ホントこの仕事はやめられないぜ」

工場の作業員たちが談笑していると、お腹をすかしたアライさんが現れた

アライさん「ここから食べ物の匂いがするのだ」ヨロヨロ

作業員1「あ? なんかいるぞ」

作業員2「うわっ! 本当だ」

作業員3「ちゃんと管理しとけよ」

作業員1「しょうがねぇ、捕まえてくるか」

作業員1「おーい、なにやってんだーはやくこっちにこいよー」
110 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 17:08:01.48 ID:MD481xY90
アライさん「ひっ! 人間が居るのだ・・・・・」

流石のアライさんも先程の仕打ちから一時的に人間不信になっているようだ

アライさん「こっちへこないでほしいのだー!!」

作業員1「? なんか警戒してんな、もしかしてあの工程のあとか?」

作業員2「ああ、あれね、それなら無理もない」

作業員3「よっぽどだったようだな」

作業員1「何言ってんだ? そろそろ飯の時間だぞ、早く来ないと食いあぶれるぞ」

アライさん「ご飯があるのだ? すぐに行くのだ」

作業員1「いいからついて来い」


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作業員1「作業長、アライさんが一匹外にいましたよ。 ここに連れてきました」

アライさん「ここはどこなのだ?」

作業長「おう、お疲れ・・・・・あれ? そのアライさんやけに汚れてるな」

作業員1「そうなんですよね、あの工程の後なんですかね」

作業長「いや、そういったものではないな。 恐らくどこかから紛れ込んだんだろう」
111 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 17:22:21.33 ID:MD481xY90
作業長「こっちで引き受けるわ、労働力がまた増えるな」

アライさん「?」

アライさんは作業長に促され、とある部屋に案内された

アライさん「? ご飯はどこなのだ?」

作業長「それはあとでね、アライさん、アライさんはどこから来たのかな?」

アライさん「どこかわからないのだ、おうちから来たのだ、ぶらんこがあって楽しいところなのだ」

作業長(あー、これは野生ですねアライさん)

作業長「アライさん、これからはここに住んでもらうよ、ちゃんとご飯も出すからね」

アライさん「ご飯もくれるのだ! わかったのだここをアライさんのおうちにするのだ」

作業長「アライさんのおうちじゃないけどね、 そのかわり、仕事をしてもらうよ。 アライさんにやってもらいたいんだ」

アライさん「わかったのだー、アライさんにおまかせなのだー!」


こうしてアライさんは新たな住処を手に入れたのだった
だが、これが地獄の始まりとは全く予想していなかった


作業長「じゃあ、手順を説明するよ、コンベアから流れてくるこの肉を箱に詰めてね」

アライさん「お肉なのだ? アライさんがお腹が減ったら食べてもいいのだ?」

作業長「だめだよ、アライさん、そんなことしたらご飯あげないよ」
112 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/18(日) 17:24:09.01 ID:MD481xY90
アライさん「わかったのだ、やってみるのだ」

作業長「それじゃあ職場に案内するね」


ゴーガタガタッウィーン
アライさん達「わっせ、わっせ」
アライさん達「なのだー、なのだー」
アライさん達「これはもう箱に詰めたのだ」
アライさん達「完了なのだ」

そこには何十匹ものアライさんが工場での作業を行っていた

作業長「アライさんはあそこの空いているスペースで箱詰めしてもらうよ」

アライさん「あ、アライさんがいっぱいなのだ・・・・・・」

アライさん達「なのだー」
アライさん達「誰か来たのだ」
アライさん達「作業長なのだ」
アライさん達「新しいアライさんなのだ」
アライさん達「仲間が増えたのだー」
アライさん達「あまりお話していると怒られるのだ」
アライさん達「そうなのだ、大人しく作業を続けるのだ」


目の前の光景にアライさんは驚きを隠せなかった、アライさんはほとんど自分の仲間を見たことがなかったからだ
そして、アライさんは自分の持ち場に就き作業を始めた
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/18(日) 17:51:09.18 ID:wbeuUVmj0
たのしみ
114 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 00:13:04.99 ID:DpI3XN3c0
>>113
おまたせです
少し書いたので投下します
115 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 00:15:50.42 ID:DpI3XN3c0
アライさん「このお肉をとって・・・・・この箱に詰めるのだ」

アライさん「お肉ゲットなのだ、箱に・・・・・箱に・・・・難しいのだ」


アライさんはどうやら箱詰め作業に戸惑っているようだ
それはそうだろう、動物だから人間のように作業ができるはずがないのだから


アライさん「難しい、難しいのだ・・・・・」グチャグチャ

作業長「あーダメだよアライさん、箱潰しちゃあ、いいか? ちゃんとやらねぇとわかっているな?」

アライさん「わ、わかったのだ、ご飯ぬきはやめてほしいのだ」

作業長「そうじゃねぇよ、おしおきだよ、お・し・お・き」

アライさん「お仕置きって何なのだ? アライさんに何をするのだ?」

アライさんが作業長の言葉に疑問を投げかけていると、辺りから話し声が聞こえてきた

アライさんA「なのだー」キャッキャ
アライさんB「なのだー」ワイワイ

作業長「!!! オイッ!! そこの奴ら!! しゃべくってんじゃねぇぞ!!!」

アライさんA「ひ!!!」ガクブル
アライさんB「ごめんなさい、ごめんなさいなのだ・・・・」ブルブル
116 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 00:19:09.20 ID:DpI3XN3c0
作業長「いいだろう、お前たちはお仕置きだ! こっちの部屋へ来い!!」

作業長「作業員1! ここで新入りの面倒を見てろ!!」

作業員1「はい!」

作業長「へへへへ、今日はどんなお仕置きをしてやろうか」

アライさんA「ごめんなさい、ごめんなさいなのだ」ブルブル

アライさんB「どうか、お仕置きはやめてほしいのだ」ガクガクブルブル

懇願するアライさん達を無視し作業長はアライさんたちの耳を掴み、別の部屋へ連行した

アライさん達「痛いのだ、痛いのだ、やめてほしいのだ!!」

アライさん達「ごめんなさいなのだ! はなすのだ!!」

アライさん「・・・・・アライさんが連れて行かれたのだ」

作業員1「お前もちゃんとやらねぇとああなるからな」

アライさん「きっと痛いことなのだ、怖いのだ・・・・」ブルブル


こうしてアライさんは黙々と作業を続け、箱詰め作業ができるまでになった

アライさん「ふはははは、アライさんは箱詰めが得意なフレンズなのだー」
117 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 00:23:09.14 ID:DpI3XN3c0
調子に乗ったアライさんは作業に余裕が出てきたのか、周囲の異常な雰囲気を察する用になった
今までは気づかなかったが、そこはとても酷い状況だった


アライさん達「」モクモク
アライさん達「」カチャカチャ
アライさん達「」サッサッ

その瞳に何も写っていない、ただただ作業をこなすアライさん達

アライさん達「えへへ、えへへへ」
アライさん達「のだ・・・・のだ」
アライさん達「あうーあうー」

明らかに正気を失ってしまっているアライさん達

ツライさん達「もう・・・いやなのだ」
ツライさん達「辛いのだ」
ツライさん達「おしごとしたくないのだ」
ツライさん達「いやだ・・・やぁなのだ」

とにかく辛そうなアライさん達


そして・・・・・とりわけ目を引いたのが


アライさん「なんなのだ、動くのが辛そうなのだ? お腹がいっぱいなのだ?」


そう、あの屋根裏で見たアライさんのように、お腹が大きくなっているアライさん達だ

アライさん「きっといっぱいご飯が食べられるのだ? アライさんもがんばるのだー」
118 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 00:25:29.28 ID:DpI3XN3c0
アライさんが作業を再開しようとした時だった、突然お腹の大きいアライさんがその場に倒れた

腹アライさん「うっ・・・・痛いのだ・・・うう」

腹アライさん「もうすぐ、もうすぐなのだ・・・・生まれそうなのだぁ」

作業員1「ちっ!! 来やがったか、オラ! 立て!! 向こうの部屋へいくぞ」

ボテ腹アライさん「うぅ・・・・苦しいのだ」

作業員1「こんな所でやるんじゃねえぞ!! 処分するぞ!!」

ボテ腹アライさん「あぁ・・・・・やめてほしいのだ・・・・子供が死んじゃうのだ」

作業員1「知らねぇよ!! さっさと行くぞオラァ!!」

そうしてボテ腹のアライさんは作業員1にどこかの部屋へ連れて行かれた


アライさん「なんだったのだ? 辛そうだったのだ」


ツライさん達「あ・・・・あああ、また、やられてしまうのだ」ガクガク
ツライさん達「もういやなのだ、次はアライさんの番なのだ」ブルブル
ツライさん達「これ以上繁殖したくないのだ・・・」ビクビク
119 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 00:27:03.84 ID:DpI3XN3c0
そして夕食の時間を迎えた
アライさん達は作業場から収容されている部屋へ移された

作業員1「おい! 害獣共!! 餌だ!! 準備できたやつから取りに来い」

アライさん達「ご飯なのだ」
アライさん達「やったのだー」
アライさん達「お腹が空いたのだー」

アライさん達は自分の配給皿を手に作業員のもとに並んだ

作業員1「飯を与えてんだ!! もらったやつは礼を言え!!」

アライさん達「ありがとうなのだ」
アライさん達「ありがとなのだ」
アライさん達「ありがとうなのだぁ」

作業員1「・・・・うぜぇ」


ワイワイガヤガヤ
こうしてアライさん達の唯一の楽しみの時間は過ぎてゆく


アライさん「今日は色々あったのだ、もう寝るのだ」zzzzz
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 00:37:44.97 ID:YKLAamLOo
お疲れ様なのだ!
121 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 00:44:55.46 ID:DpI3XN3c0

--------------------------

〜朝

作業員に叩き起こされ、アライさん達は朝食をとり作業場へ移動していた
だが、新入りのアライさんははぐれてしまい、道に迷ってしまったのだった


アライさん「迷ってしまったのだ、作業場へ行かないといけないのだ」

作業員2「どうした? こんなところで何をやっている?」

アライさん「道に迷ってしまったのだ、作業場へ行きたいのだ。 おしごとするのだ」

作業員2「ちっ! 相変わらずこいつらの馬鹿面を見ているとムカついてくるぜ」

作業員が案内しようと歩き出した時だった




アライちゃん「のだー」ヨチヨチ




ふと見ると小さなアライさんが作業員の足元を4足歩行で歩き回っている
その様は見ていてすぐさま駆除したくなる衝動に駆られる程醜いものだった

アライさん「小さいアライさんなのだ」


アライちゃん「なのだー」ヨチヨチ



小さなアライさんはアライさんに似て能天気そうで何も考えていないような子だった
その無垢な表情は将来害獣になることを予見されるような、とてもウザい顔つきをしていた
アライさんが珍しそうに赤ん坊のアライさんを見ていると
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 00:51:35.11 ID:k23M252P0
面白いのだ
応援してるのだ
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/06/20(火) 01:13:08.35 ID:fyiFxpDC0
面白いが俺はどうしたよ?
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 08:36:30.33 ID:uE0N5o5dO
刹那の利益に目がくらんで害獣を駆除するチャンスをふいにし続ける愚かな人間たち
きれいな言葉で言うなら共生かもしれんが、どう考えてもリスクがでかいわ
125 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 18:09:02.34 ID:9rPdi3qY0
どうもお疲れ様です
閲覧ありがとうございます

>>123
今回はアライさん中心のお話になっています
そのうち出てきます
126 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 18:12:02.49 ID:9rPdi3qY0

作業員2「何やってる? さっさと行くぞ」


グチャッ
作業員が小さなアライさんを踏みつけてしまった


作業員2「あ? ちっ!!! きたねぇな」

すると通路の扉からべつのアライさんが飛び出してきた

腹アライさん「何をするのだ!! アライさんの子供なのだ!! 足をどかすのだ!!」

作業員3「おい!! 大人しくしろ!!」

作業員は飛び出してきたアライさんを捕まえかごに放り込む

腹アライさん「やめるのだ!! ここから出すのだ!! アライさんの子供を離すのだ!!」ガシャガシャ


アライちゃん「・・・・・の・・だ」ピクピク


作業員2「あーまだ生きてやがる、害獣はしぶといな。 駆除しなきゃな」

腹アライさん「やめ・・・・・」


グチャッ
アライちゃん「ピギッ」グチャ

アライちゃん「」


小さなアライさんはそれからピクリとも動かなくなってしまった
作業員は小さなアライさんの頭蓋骨を踏み潰し完全に砕いたのだった

腹アライさん「あ・・・・・」ガクッ
127 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 18:14:54.16 ID:9rPdi3qY0
作業員2「あーきったねぇ。 おい、こいつ頭はダメだが体は大丈夫だろ?」

作業員3「ああ、問題なさそうだな」

作業員2「じゃあ、精肉所へ回しておけ、首をちょん切ってな?」

作業員は小さなアライさんの死体を袋へつめてその場を後にした


アライさん「・・・」

作業員2「作業始まってんぞ、急げよ。 こうなりたくなかったらな」

アライさん「わかったのだ・・・・」


作業場にたどり着き、アライさんは淡々と作業を続けていた
昨晩と朝の食事が少なかったため、アライさんは空腹状態にあった

アライさん「ご飯が足りないのだ、お腹がすいたのだ」

目の前にパッケージングされた肉がコンベア上を流れている
アライさんは自分の食欲に従い、肉を食べ始めた
128 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 18:17:43.88 ID:9rPdi3qY0
アライさん「お肉なのだ、食べるのだ」ムシャムシャ

アライさん1「やめるのだ! 怒られるのだ!」
アライさん2「だめなのだ!」

アライさん達「やめるのだ!・・・・・・でもアライさんもお腹がすいたのだ」
アライさん達「あいつも食べているし、アライさんも食べるのだ!」
アライさん達「のだー! のだー!」

アライさんの行動を真似し、次々にアライさん達はコンベア上の肉を食べ始めた
パッケージを剥がし、肉を貪っていく姿は動物そのものだった

作業員1「!!! お前たち何やってやがる!!!」

アライさん達「のだー!のだー!」ワイワイガヤガヤ

作業員1「静かにしないとお仕置きだ!」

アライさん達「!!!」ビクッ

作業員1「何があったか説明しろ!」

アライさん1「こいつがお肉を食べ始めたのだ! アライさんはやめるように注意したのだ!」

アライさん2「そしたらみんなが真似して食べ始めたのだ! アライさんは止めたのだ!」

作業員1「よし、わかった。 肉を食べたものは全員こっちの部屋へ来い!! いいな!!」

アライさん達「わ、わかったのだ」ゾロゾロ

作業員1「新入り、お前だけはこっちだ」

アライさんは「こっちなのだ?」
129 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 18:19:29.23 ID:9rPdi3qY0
〜懲罰室

作業長「よう、やってくれたなぁ」

作業長「お前は新入りだし特別な懲罰をさせてもらう」

アライさん「あ、アライさんに何をするのだ」

作業長「よし、お前ら両手を縛って、両耳を掴んで取り押さえろ」

作業員1、2「了解!」


作業員たちはすぐさまアライさんの両腕を後ろに縛り、耳を掴んで持ち上げた

アライさん「やめるのだ、アライさんのお耳を離すのだ、痛いのだ」

作業長「商品は食っちゃあだめだって言ったよな? オラァ!!」


ドゴッ!
作業長はアライさんの顔面に拳を叩き込んだ

アライさん「ぶっ!!」ベキッ

アライさん「あぶ・・・・・ひぃ・・・」ボタボタ


アライさんの鼻は折れ、鼻血がボタボタと床に落ちてゆく
すかさず作業長は顔面に拳を叩き込んでいく何度も何度も
アライさんの悲鳴を楽しむかのように・・・・
殴り続けていくうちにアライさんは弱っていき、悲鳴もかすかなものになっていった
130 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/20(火) 18:20:58.66 ID:9rPdi3qY0
作業長「ん? 元気がねぇな、活をいれてやるよ!!!」

追い打ちをかけるように全力でアライさんの腹部を殴りつけた

アライさん「おぶっ!!! ・・・・うぷっ・・・・あぁ・・・・・・」

アライさん「もう・・・・やめてほしいのだ・・・・アライさんは・・・・・もうお仕置きはいやなのだ」ボロボロ

作業長「そうだな、新人だしそろそろお仕置きは終わりにしてやるか」

アライさん「た、助かったのだ」


作業長「人員も、いや獣員も減っちまうからここらで増やしておかねぇとな・・・・・・おい!! 取り押さえろ!!!」

アライさん「お仕置きは終わりなのだ? 部屋へ戻れるのだ?」

作業長「そんなわけねぇだろ、ここからはお楽しみタイムだよ」


そう言うと作業長はズボンを下ろし、いきり立ったペニスを露わにした
そして一物をアライさんの頬に押し付ける

アライさん「やめるのだ、くさいのだ。 アライさんに何をするのだ」

作業長「へへへ、これを今からお前にぶち込む。 お前にはたくさん産んでもらわないとな」

作業長はアライさんの服(毛皮)を脱がし始めた
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 20:54:43.94 ID:9UOgDklP0
アライさんの大きさがよくわからんな
作業員が簡単にかごに放り込めるってことは大きく見積もっても25キロ以下、身長にしたら110センチ以下だろうか
一般的なアライグマに準じた体重比なら赤ちゃんは400グラム弱かな
生後すぐなら筋肉もあまりないだろうし、食肉にできるのはトータル150グラムってところか
ハンバーグ1個分くらいかな
ヒト化した存在のフレンズとして、ヒトに準じた体重比の赤ちゃんなら1キロくらい、肉換算で400グラム
アライ肉は高級ブランド牛肉よりずっと高いってんじゃなければ採算は合わんな

そもそも一匹のアライグマが生む子は、常時妊娠し続けたとしてもペースにすると1匹あたり平均で2週間強
妊娠してないアライさんが多数いることを考えると、アライちゃんの肉を詰める仕事が発生するのはアライさん一匹あたり数カ月に一回程度ってことになるな
つまり、この工場の肉にはまだまだ秘密がある?
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 20:59:44.23 ID:YKLAamLOo
あまり深く突っ込んではいけない(戒め)
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 21:30:12.64 ID:LgmtmQ9ro
ようやくこのくそ害獣が本格的に痛い目を見ることになって満足
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/21(水) 19:44:28.27 ID:Q+L6a7ao0
ボケ老人に可愛いと言われたり、ホームレスにヤラれそうになったり、現在進行形でギンギンな工場長にヤラれる寸前だったり
あれ、アライさんってこの世界では純粋に美少女なのか?
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/21(水) 19:50:37.98 ID:a9N0XUvQo
>>134
けもフレのアライさんだぞ
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/21(水) 20:02:05.51 ID:Q+L6a7ao0
アニメはわざわざ不細工って設定のキャラでもなければ女の子はみんなかわいいから参考にならんだろ
視聴者的には同じくらいの容姿レベルでも、美少女とかモテモテとかいう設定なのはその集団では1人だけだったりするし
その世界でどう扱われてるのかは作者の説明を聞くか、登場人物の発言から推察するしかないんじゃね
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/21(水) 20:04:24.42 ID:Trf1uJIGo
ここで議論するなよ
138 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/22(木) 17:52:14.09 ID:CqDnH90v0
ただいま

いつの間にか議論がされているようですね
あまり深く考えないで頂ければ幸いです

書き溜めた分投下します
139 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/22(木) 17:54:11.35 ID:CqDnH90v0
アライさん「うぅ・・・・・さむいのだ、アライさんの毛皮を返してほしいのだ」

作業長「ひひひ、なかなかきれいな肌してるじゃねぇか、味見をさせてもらうぜ」

作業長はいやらしくその舌をアライさんの肌に這わせていく

アライさん「くすぐったいのだ、気持ちが悪いのだ」

作業長「なんにも知らねぇようだな、じゃあすぐに教えてやるよ」

作業長はアライさんの股を開かせ、アライさんの秘所に自分の猛々しく反り立ったペニスをあてがった
これまでの経験から、酷いことをされるであろう恐怖に支配されアライさんはその身をよじっている
その姿に作業長は興奮したのか、アライさんの秘所にいきり立ったペニスを強引に挿入した

ニュル!ブチッブチブチブチ
アライさん「いっ〜〜〜〜〜〜〜!!!」


作業長のそれがアライさんの秘所を蹂躙していく

アライさん「いっ・・・・た・・・・何なのだ?・・・・・アライさんの中に入って来るのだ・・・・」ギチギチ

作業長「どうだ? 俺のモノは? いいだろ? へへへ、もっと気持ちよくしてやるからな!!」


体の中に感じる異物感にアライさんは喘ぎ声をあげる
アライさん「ひっく、うぐ・・・・・・痛いのだぁ、やめてほしいのだ」
140 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/22(木) 17:56:24.71 ID:CqDnH90v0
作業長は容赦なくピストンをする、繰り返し繰り返しアライさんの膣穴を蹂躙する
今までアライさんは獣の立場で人間を困らせてきた。だが、今度はアライさんが人間にされるがまま陵辱されていく
泣き叫ぶアライさん、しかしそれが余計に作業長の嗜虐心を煽ることとなった
作業長は更に激しく腰を打ち付ける。 もはや作業長のほうがケモノじみた行いをしていると言えよう


作業長「オラオラオラぁ!!!」パンパンパン

アライさん「痛い! 痛いのだ! 苦しいのだ! さける・・・・・・アライさんのお股が裂けちゃうのだぁ!!!」パンパンパン

作業長の激しい腰使いによりアライさんの膣穴からは血が流れ始めていた

アライさん「やめて・・・やめてほしいのだぁ!! おなか・・・・・・壊れちゃうのだぁ!!!」グチュグチュパンパンパン

アライさん「痛い!! アライさんの中で大きくなっているのだ!!! い・・・・やぁ」パンパンパンパン


部屋中に肉と肉がぶつかりあう音が響く、アライさんの膣から流れ落ちた愛液と血液が床に滴り落ちる
ついに終わりを迎えようと作業長がスパートをかけた
そして・・・・・・

作業長「受け取れ!!! クソ害獣がぁ!!! 膣で出すぞ!!!!」パンパンパンパン

アライさん「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


ビュルッ!ビュルルル!! ドプッ! ドプッ! ドクドクドクドク

作業長はアライさんの膣内で己の欲望の全てを吐き出した


アライさん「う・・・・あ・・・・」ビクンビクン

作業長「お・・・おぅ・・・」ビクッビクッ!ドクドク
141 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/22(木) 17:59:41.14 ID:CqDnH90v0
作業長「ふぅー、すげえ出たな。 よく騒いだから興奮しちまったぜ」


アライさん「・・・・・」ピクピク


強引に処女を奪われ、作業長の暴力的な行為にアライさんは動けなくなってしまった
初めて味わう乱暴の数々、そして異物を自分の中に出される不快感は今まで感じたことのないものだった
アライさんの股間からは血と愛液、そして精液の混ざった液体が溢れ出ていた

アライさん「うぅ・・・・・・・」ドロォ


作業長「今日のお仕置きはお終いだ。お前ら、収容室に連行しておけ」


--------------------------


〜別の懲罰室


そこには作業中に商品の肉を食べてしまったアライさんたちが集められていた

アライさん達「怖いのだ・・・・」プルプル
アライさん達「これからきっとお仕置きなのだ」ビクビク
アライさん達「今度は何をされるのだ」ビクビク
アライさん達「アライさんに何をする気なのだ」ブルブル


ここにいるアライさんたちは皆一度はお仕置きを受けている
作業員の気分だったり、躾と称してだったり、単にアライさんへの罰だったり
142 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/22(木) 18:01:43.17 ID:CqDnH90v0
作業員3「ここに集められた理由はわかっているな!! 商品に手を出し、我が社に損害を与えたからだ!!!」

作業員3「もちろん我が社の損失は社員の生活にも関わってくる!!! のうのうと飯も食えなくなるんだぞ!!! わかってるのか!!!」


アライさん達「ひっ!!!!」
アライさん達「ごめんなさいなのだ」
アライさん達「きっとご飯が減らされてしまうのだ」


作業員の説教はアライさんたちの恐怖を煽る、お仕置きをされた上にご飯も減らされてしまうんだと
アライさん達は動揺している
が・・・・・・


作業員3「諸君はきっと懲罰を受けた上、飯抜きだと心配していることだろう。 だが安心したまえ、今回はそんなことはしない」

アライさん達「よかったのだ」
アライさん達「今回はなにもないのだ?」
アライさん達「やったのだー」


作業員3「諸君は貴重な財産だからな、そろそろ解散するので向こうの部屋へ移動してくれ」


アライさん達「わかったのだ」
アライさん達「移動するのだ」
アライさん達「遠足なのだ」

アライさんたちは密室へ移動させられた
143 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/22(木) 18:05:42.10 ID:CqDnH90v0
アライさん達「何なのだ? ここは?」

とても殺風景な部屋、部屋の天井にはいくつか穴が空いており噴出口のように見える
人間には分からないが、動物が死んだような匂いと微かに動物の体毛が落ちている
この異様な光景にアライさんたちはこれからここで起こることを予感し騒ぎ出した


アライさん達「!!!!」
アライさん達「だして!ここから出してほしいのだ!!!」
アライさん達「あけて!!あけてほしいのだ!!!」
アライさん達「やめるのだ!!! お願いなのだ!!!」


作業員3「これからお前たちを殺処分する。安心しろ、その後はお前たちが損失を出した分以上の肉を、お前たち自身が補填できるんだ」

アライさん達「そんな・・・助けてほしいのだ!!!」ドンドン
アライさん達「お願いなのだ!! 殺さないでほしいのだ!!!」ガジガジ
アライさん達「アライさんは死にたくないのだ!!」ガンガン


アライさん達が助けを求めて一斉に騒ぎ出す
ここから脱出するために、アライさん達は壁を叩き、引っかき、泣き叫んだ
しかし、そんな抵抗も虚しく作業員によって、処分は行われた

ブシュー
部屋の噴出口から二酸化炭素ガスが噴射される


アライさん達「ゴホッ! ゴホッ! まつのだ・・・」
アライさん達「やめる・・・・の・・・だ」
アライさん達「の・・・・だ・・・・・」


噴出から数分後アライさんの悲鳴も抵抗する音も聞こえなくなった
144 :araiaraiarai [sage saga]:2017/06/22(木) 18:10:02.89 ID:CqDnH90v0
作業員3「ふー終わった終わった、片付けないとな」


作業員はアライさん達の収容された部屋に入るとアライさんの死体をコンテナに乗せはじめた
コンテナに積み上げる際アライさんの死体についている首周りのファーや尻尾がふわふわしていて、結構邪魔でありストレスが溜まる作業に感じられた
コンテナに積み終わり死体の山を見ると、だらしなく尻尾を垂らした尻が見るものの不快感を駆り立てた

作業員3「きたねぇ害獣共だぜ」

作業員3「これで何キロの肉がとれるかなっと」

作業員3「今日は一気に片付けたから、屠殺場の出番はなかったな」



作業員は軽口を叩きながら精肉工場へアライさんの死体を運んでいった



--------------------------


〜夜

その夜アライさんは作業長達にされたことを思い出しながら体を震わせていた

アライさん「うっうぅ・・・・・・何だったのだあれは、痛かったのだ、気持ちが悪かったのだ」

アライさん「それにしてもみんな戻ってくるのが遅いのだ」


昼間に別の懲罰室へ連れて行かれた仲間のアライさん達がまだ収容室(生活スペース)に戻ってきていないのである
何か良からぬことをされているのではないかとアライさんは考えていたが、睡魔に襲われその日は眠りについたのだった
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/22(木) 18:40:37.62 ID:gPVON3nyO

害獣に悪行を精算する機会を与えてあげる作業員の優しさがまぶしいわ
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