マーニャ「ドラクエ7世界を冒険するわよ!」ミネア「エロパロで……ね」

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112 : ◆x.53aZIM6g [ saga]:2017/07/08(土) 00:17:08.48 ID:K6R4qGL/O
インプが現れた!

インプ「きししししし!」ビビビッ!!ビビビ!ビビビビビー!

マリベル「なにこのモンスター! 光の線を放ってくる!?」

ビビビビビーッ!!

マーニャ「私の服にばっかり集中攻撃してくるー! ……でもっ!」シュバッ!!!

マリベル「一気にかわした! さすがの身のこなし……」

ミネア「バギ!」ギュルルルル!!

マーニャ「ふふん、どうよ……あ?!」ブォンッ!ギュルルル!

ミネア「え!? ね、姉さん!?」

マーニャ「あ、あ、あー!」ヒュンヒュンヒュルルルー

マリベル「でもバギに巻き込まれて服全部飛んで……//」

マーニャ「な、なんでまたこんなー!」プルンプルンポン!

インプ「きしししし!」ニヤニヤ

マーニャ「なに笑ってんのよーっ!!」

インプ「きししし!きしししし!きししししし!」ビーッ!ビビビビー!

バムッ!ビッ!ビビッ!ビービーッ!
113 : ◆x.53aZIM6g [ saga]:2017/07/08(土) 00:17:35.08 ID:K6R4qGL/O
マーニャ「あ、あ、あ、あ! なにするのよー! まだ私の服ばっかり!」

インプ「きしししし!」タタターッサッサッサービービービー!

ミネア「とにかく姉さんのふんどしとブラばかり撃ちまくってる……」

マリベル「どうして? 体を離れたのに」

マーニャ「やめなさーいうわあああ〜〜〜!」タタタタターッ

ミネア「わからないわ。それより、撃たれて飛ばされていくふんどしを追いかけてハダカで走り回る姉さんの滑稽な事と言ったら……ふふ、くすくす」

マーニャ「み、ミネア、笑うなー! たすけなさいよー!」アーモー!

ミネア「報いです」ピリピリ

インプ「きししっ!」ピタッ

マーニャ「やっと止まった……うう、ドレスがボロボロ……って、え?」

ミネア「ね、姉さん、ふんどしに気を取られすぎ……インプの狙いは……!」

ゾロゾロゾロゾロ

とさかへび「きしゅううう」

バブルスライム「ぶくぶくぶく」

ホイミスライム「えへへへ〜」

はりせんもぐら「もぐぐぐもぐ」

マリベル「あんなに多くの魔物が!?」
114 : ◆x.53aZIM6g [ saga]:2017/07/08(土) 00:18:59.02 ID:K6R4qGL/O
マーニャ「な、なになに!? ああっ、やだ! 取り囲まれちゃった!」

マリベル「あの敵の狙いは、服を上に巻き上げて、他のモンスターを呼び寄せる合図をすることだったの!?」

ミネア「恐らくそうよ!」

グルルルルル……

ミネア「姉さん、裸で武器すらない丸腰状態でモンスターに取り囲まれるなんて!」

マーニャ「余計なこと言わなくていいのよ! メラミ!」ボムッ!

インプ「ぎゃし!」

とさかへび「きしゃーーーーーーーーーっ!!」

ミネア「姉さんっ!!!」

マーニャ「返り討ちよっ!」タッ

ツルン

マーニャ「あっ!」ズッテン

ミネア「あ、転んだ」

マーニャ「いたーい!」ドッテーン!

マリベル「四つん這い……お尻が突きあがって///」

ミネア「もう//」

マーニャ「う、うるさいうるさーい!」プリリン♪
115 : ◆x.53aZIM6g [ saga]:2017/07/08(土) 00:19:55.55 ID:K6R4qGL/O
とさかへび「きっしゅうううっ!」ズボッ!

マーニャ「はひっ!? お、お尻の穴から!?」

とさかへび「きしゅー」グニグニグニッ

ミネア「え、え、え、え、え!? ええーーーーっ!? は、入ってく!? 姉さんの……あ、穴に!!」///

マーニャ「いぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」グッチャングッチャングッチョン!

マリベル「は、入り込んでる/// あんなに深く///」

ミネア「しかもあんなに暴れて……もう悲痛ね」

マーニャ「いだいいだいいやめやめやめ恥ずかしいお願いもうやめてあんぎゃああああああああああああああああああ」ビッチビッチビッチ

とさかへび「きしゅうう」グッニグッニグッニグッニ

マーニャ「おおっほおおおおおおおおおおおおおおおお!おおっほおおおおおおおおおおおおおお!」ヒーヒーヒー!

ホイミスライム「わーおしりだー」ズボッニュルル

マーニャ「あはあっ!?」オーーーーーーーーーーーー!!!

ミネア「また入れてる///」

マリベル「すごすぎ……」

ホイミスライム「おねーさんのお尻あったかいね〜」ヒヒフヒヒ

マーニャ「あひいあひいあひいいいい」ダラダラネトネトアヘアヘアヘ

はりせんもぐら「もぐ!」ベシッベシッ

マーニャ「いいっ!ひいっ!ひい!」

ミネア「はりせんもぐらだけ普通に襲ってきてる」
116 : ◆x.53aZIM6g [ saga]:2017/07/08(土) 00:20:42.54 ID:K6R4qGL/O
バブルスライム「べべべべえっ!!」ベチャッ!!

ミネア「あっ! まだいるわ!」

マリベル「こ、こっちに攻撃!? きゃあ!」

ジュウウウウ

マリベル「あ、ああ……うそ、服が溶ける……っ!」ジュウウウウ

ミネア「くっ!」ビッ!

バブルスライム「ばお……べっ」ジュルルルル

ミネア「倒した! あと3匹……!」

マリベル「なんて言ってる間にまるハダカよぉ〜〜〜!」ウェーン!

マーニャ「まずは私を助けなさいよバカ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」

ミネア「そ、そうね……って」

はりせんもぐら「もぐ!」

ミネア「あなただけ立ちはだかるってどうして」キョトン

ミネア(姉さんは前も後ろも穴に突っ込まれてどうしようもない……マリベルさんは裸で恥ずかしがって動けそうもない……仕方ないわ)

ミネア「さっき覚えた新魔法を使うわ! メダパニ!!」 パワワワワン

はりせんもぐら「もぐ! ……ぐ?」ポヤーン

はりせんもぐら「も、もぐ? もぐももも」クラーンクランクラン

ミネア「効いた! 他の敵もこれで!」

はりせんもぐら「もっぐうーーーっ!」ダダッ

ミネア「!?」

ムチュッ

ミネア「きゃああっ!? な、なにこの子! む、胸に//」

はりせんもぐら「もぐもぐうまうま」ムッチュムッチュ♪

ミネア「や、やめなさい、あ、あうっ、あんっ、あんっ、あんんん……んふぅ」ヘロヘロヘロー


マーニャ「はへはへひいいい……もぉやめへえええ」
117 : ◆x.53aZIM6g [ saga]:2017/07/08(土) 00:21:36.71 ID:K6R4qGL/O
マリベル「ふ、二人がおかしくなってる……ど、どうにかしなくちゃ! メラ!」ボッ!

とさかへび「ぎしっ!?」ボオオオ

マリベル「尻尾に命中よ!」

とさかへび「ぎっしゃああああああああああああああああああああ!!!」ジッタバッタジッタバッタ

マーニャ「あんぎぎゃああああああああああああああああごおぎゃあああああああああああああああああああ! なんであばれるのやめれれれれれれ〜〜〜〜! おっひっほーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」ジュッパーーー!!

マリベル「お尻の中で大暴れ……余計まずくなったじゃないの……はぁ」

ホイミスライム「あのハダカの女の子やっつけるー!」ササーッ

マリベル「う! く、来るなーっ! みるなーっ!」ビシン!!

ホイミスライム「あいたあ!」

マリベル「もう一発!」ビシン!!

ホイミスライム「あ、あ、あ、あ……」フラフラ

マーニャ「いあぎあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」ドタンバタン!!ゲシッ!!

ホイミスライム「ぎゃっ!」ドテンッ

マリベル「あ、じたばたしてるマーニャさんの脚が命中……やっつけたわ」

とさかへび「しぎゃー!ぎゃー!おぎゃー!しぎゃー!」ヒイヒイドッテンバッタン

マーニャ「おいいいっ! たひゅけええ! ほんぎゃあああっ! ひろぉおいいいいい!」ズッドバッタドッテ!

マリベル「も、もはや別の生き物みたいにお尻とアソコが上下して……ものすごい」
118 : ◆x.53aZIM6g [ saga]:2017/07/08(土) 00:22:03.67 ID:K6R4qGL/O
マーニャ「ら、らからじっきょーしないれって何度も何度も早くたしゅけへえええ」

マリベル「そ、そうだったわ」

ミネア「あ、ああうううう、じょ、じょーずすぎる あん、あんあ、あん、あああっ」アッハンアッヘエ

はりせんもぐら「もぐ、もんごー!」ベチュベチュベチュ

マリベル「状況がひどすぎる……あっ!?」


ワオォーーーーーーー……

タッタッタタタ、シュタタタタタタ!!


マリベル「なにあれ……走ってくる? モンスター?」

ミネア「あ、あん、あんあんあ……」

狼「わおおおーーーーーーーっ!」ガブシッ!

はりせんもぐら「も、もっぐ!」バタッ

狼「わおうぅあーーーーっ!」ガブガブッ!グジリッ!

とさかへび「しぎ、ぎゃあが……」ズルズルズル

マーニャ「ひ、ひい! へ、ヘビがお尻から、ひきずられてくう、ひきずりだされてりゅうう、あへえええ」ジョロジョロジョロジョロジョロロロジュリ〜

マリベル「う、うわあ、グロテスク……いろんな意味で」ヒエー

狼「ぐるるっ!がおっ!」ガブガブガリガリ

とさかへび「ぎゃ、ご、お、ご……お」カフッ

狼「ぐるるう……」

マリベル「勝った……の?」

狼「がるっ」クイッ

マリベル「え? あの方向に……あ、町があるわ!」

狼「がるる」タッタッタッタッタ……

マリベル「行っちゃった……って、二人をどうしよ」

マーニャ&ミネア「あへあへあへあへ……」
119 : ◆x.53aZIM6g [ saga]:2017/07/08(土) 00:22:30.39 ID:K6R4qGL/O
オルフィーの町近く〜〜

マーニャ「うう、ミネア、ホイミお願い……」プリン

ミネア「下品な場所にあまり使いたくないわね」

マーニャ「なによお!」

ミネア「さ、こっちに差し出すように向けて、しっかりと広げて」

マーニャ「ぐ。かなり屈辱……」

ミネア「やるのやらないの」

マーニャ「わかったわよー! もー!」グイ

ミネア「ふふ、汚い。無様すぎるわね」フッフッフ

マーニャ「悔しい〜〜〜〜!」

ミネア「『お願いしますミネア様と言え』、と言わないだけありがたく思って。ホイミ」ポワワン

マリベル「どういう関係なのこの姉妹……」

マーニャ「あ、あとさ、青色のカラーストーン使わせて! ドレス直すから!」

ミネア「もったいないわ。唯一服が残っている私があの町で買い物を済ませるから、待ってて」ザッザッザッザ

マーニャ「うう〜!」

マリベル「誰かに見つからないように隠れないといけないわ……はあ」

マーニャ「くう〜!」

タッタッタッタ

マリベル「あら? ミネアさんが戻ってきたわ」

ミネア「大変よ、あの町、動物ばかりしかいないの!」

マーニャ「ええっ!?」

120 : ◆x.53aZIM6g [ saga]:2017/07/08(土) 00:22:56.99 ID:K6R4qGL/O
オルフィー〜〜

ワンワンッ!ニャオー

ヒヒーン!コケコッコー!バウバウ

マーニャ「本当、動物しかいないわ」

ミネア「裸のまま歩けて助かったわね」

マーニャ「うるさい!」タラタラ……

ミネア「恥ずかしい汁が垂れてるわよ」

マーニャ「うぎいい!」

マリベル「この状況でまだ喧嘩……あら? 動物たちが集まってきたわ!」

ゾロゾロゾロ

マーニャ「な、なによなになに?」

犬「わおぅ……」

猫「にゃあおおおお」ゴロゴロ

馬「ひひひひーーん!!」

ミネア「うう、姉さんの足の間から垂れ流れるいやらしい汁に引き寄せられてきたんじゃ」

マーニャ「だから変な言い方しないでってば!」

マリベル「とにかく、あの道具屋に飛び込みましょう!」ダダダーッ

マーニャ「そうね! って。服は!?」ダダダダ……

ミネア「動物に襲われるよりマシでしょ!?」ガチャリ

バタンッ!!!
121 : ◆x.53aZIM6g [ saga]:2017/07/08(土) 00:23:23.22 ID:K6R4qGL/O
ワンッ!ワンッ!ヒヒーン!バン!バン!

マリベル「やだ、動物たちがドアをたたいてる!」

犬店長「ばうばうっ!ばうばうばうばう」

ミネア「ま、また犬が」

マーニャ「で、でも襲ってくる気配はないわ」

ミネア「さっきのは雄で、これは雌なのかしら?」

犬店長「わうわう!わおん!」

ミネア「まって、商品が並んでいるわ。値札も。もしかして、やっぱりお店なんじゃ?」

マリベル「よかった、服も売っているわ!」

ミネア「マリベルさんの服を買いましょう。武器も」

マーニャ「わ、私のは!?」

ミネア「姉さんのは縫って直してあげるから待ってて」ギロ

マーニャ「ううー! それまでスッポンポンで待ちぼうけなんて……このバカ妹〜〜〜!!」アー!

マリベル「旅人の服を買うわ。いばらのムチ買ってくれてありがとミネアさん」

マーニャ「私には何にもなし……マリベルは服着てるのに私だけすっぽんぽん」イジイジ

ミネア「そんなカッコでうずくまってお尻丸出しで情けないわよ姉さん。服を直してあげるからこっちによこして。あら、このボロキレなに? え、服?」クックック

マーニャ「くうー!」

ミネア「あの恨みもようやく晴れた感じね。ふうー気持ちいい。ここの場所を借りて、ねえさんのふんどしを直しましょう」

犬店長「ばうばうっばう!」
122 : ◆x.53aZIM6g [ saga]:2017/07/08(土) 00:24:09.73 ID:K6R4qGL/O
〜〜

マーニャ「うう、20分もかかってようやく着れた〜」

ダンッ、ダン……シーン

マリベル「あら? 外の音がやんだわ」

マーニャ「どうしたのかしら?」

ミネア「姉さんの恥さらしなアソコが隠れたから彼らも匂いを感じられなくなってやめたのかも」

マーニャ「余計な!」グー!

マリベル「あっ、ちょっと待って! あそこに人が!」

ミネア「ええっ?」


男性「……」


さらに数分後〜〜

ミネア「何人か人がいたけど、誰一人として話が通じないようだったわね」

マーニャ「ええ、というより、意思らしい意思がなかったような?」

マリベル「二人とも、こっちへ来て!」

ミネア「どうしたの!?」

マーニャ「何かあった!?」

ミネア「こっちの小屋に来て! 人がつながれてるの!」

ミネア「なんですって……!?」ガチャリ

マーニャ「どこよ!? ここ!?」ギイイッ

マリベル「そこの奥に!」
123 : ◆x.53aZIM6g [ saga]:2017/07/08(土) 00:27:06.57 ID:K6R4qGL/O
女の子「ぐっ、ぐっ!」ギギッ

マーニャ「女の子がつながれてる!?」

女の子「ぐっ、ぐっ!?」

マーニャ「繋いでる鉄輪ににリンダって書いてある……名前?」

リンダ「ぐっ!ぐっ!」グイグイ

ミネア「かわいそうに……かなり厳重につながれているわ」

マーニャ「なんだっていうのよもう……ブロンズナイフじゃこの鍵は壊せそうもないし、メラミで溶かすとかしたら危ないに決まってるし」

ミネア「彼女にはかわいそうだけど、まずはこの状況の原因を突き止めるのが先じゃないかしら」

マーニャ「し、仕方ないわ。急がば回れってことね。でもこの動物タウンでどうすればいいのよ!」

マリベル「……動物」

ミネア「どうしたの?」

マリベル「私の幼馴染が、動物と話せるきこりと友達だって言っていたことがあったわ!」

マーニャ「本当!?」

マリベル「でも本当のことかどうかもわからないわ」

ミネア「とにかく一度、行ってみましょう!」

タッタッタ……



オルフィー編前編おわり。最初に安価でリンダと出たときはどのリンダにしようか迷ったがまさかなあ
>>111
その通り。突拍子もないことやDQ7以外の要素はたいてい安価
124 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/08(土) 15:15:14.83 ID:RBuMmzNMO
エスタード島〜〜

きこり「な、なんだあおめえさんたち、え、えらいべっぴんさんが2人も!」

マリべル「ん?」

マーニャ「おじさん、動物と話せるってホント!?」

きこり「お、おう、そうだが? なんだあ?」

ミネア「実は、動物ばかりの町があって、その動物たちと話がしたいんです」

きこり「そんなこと言ってもだまされねーよ。あっはっは」

マリベル「ううー、アルス連れてくればわかってもらえるのかしら」

きこり「アルス? おお、あんたがマリベルさんかや!」

マリベル「あ、アルスが私のこと何か言ってたの?」///

きこり「それはいえねえな」

マリベル「アルス、何か悪口言ってるわね」ズォオオオオ

マーニャ「負のオーラが」

サッササー

ミネア「あら、一匹のリスが」

マーニャ「かわいいじゃない」

リス「きちゅっ、ちゅっちゅう」

きこり「あん? あんだって? マリベルさん達の言うことは何か気になる?」
125 : ◆x.53aZIM6g [ saga ]:2017/07/08(土) 15:15:42.54 ID:RBuMmzNMO
マーニャ「やっぱ話せるのね」

リス「ちゅうちゅうきちゅーちっち」

きこり「あんだって? でも、信用に本当に足るかどうかは行動にかかってるって? ほん、ほん。たしかに」

マリベル「?」

マーニャ「嫌な予感」

きこり「はあ? それぞれに今ここでしてほしいことがあると?」

ミネア「それは……?」

きこり「よくわからんけど……」

マーニャ 餌集め

マリベル ストリップショー

ミネア 裸踊り

きこり「をこの場でやること。だと」

ミネア「……へ?」

マリベル「……は?」

マーニャ「え? え? どういうこと?」

きこり「ちょっとオラにとってわからん単語もあったけど、そういうこった」

マリベル「ちょ、ちょっと、なんでこの私が故郷の近くで……ストリップ」ガーン

ミネア「私など、まるで姉さんのようなことを……!」

マーニャ「むかっ」
126 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga ]:2017/07/08(土) 15:16:58.92 ID:RBuMmzNMO
きこり「うーん、まあ、はだかになって接すれば自ずと信頼も沸くっつーことなんかもな。で、あんたは餌さがしをたのんだ」

マーニャ「ええ、見物しながらやらせてもらうわ。さーミネアたーん、あの町の謎を解くために頑張ってね〜」クックック

ミネア「ね、姉さんめ……調子に乗って! ああっ許せない! つまり普段から裸の恥知らずだからよかったってことじゃない!」

マーニャ「ぐが!」

マリベル「わ、私は、私は……」

きこり「んだら、オラはちょっと用足しに小屋入るから、その間に終わらせるだぁよ。動物たちは嘘つかんから、わかるだぁよ」トコトコトコバタン

マーニャ「さ、始めなさいよ。早く! 私が餌さがしてる間にね!」

ミネア「う、ううう。こんなところで裸になるなんて! しかも自ら!」

マリベル「なんで私がこんなことを……お願いリスさん勘弁してー!」

リス「きちち」

マリベル「うう、何を言ってるか当然、わからない」

マーニャ「ミネアあんた、リンダを助ける気すらないわけ? 苦しそうだったのにかわいそーに。あ、どんぐりみっけ」ガサガサ

ミネア「う。そこを突かれると」

マリベル「そうだったわ……ぐーっ! やるわよ! やればいいんでしょ!」バサッ

ミネア「!」

リス「きちちちち!」

マリベル「う、うっふ〜ん、心優しき美少女のきめ細やかな素肌、ご覧あれ〜」スタタンスタタン♪

ミネア「調子をつけて膝を上げ下げして歩く……背中を出しながら」

マリベル「らんらんららんっ」ピチピチツルルン♪

マーニャ「なかなかいい踊りじゃない。あっ、上脱いだ!」
127 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga ]:2017/07/08(土) 15:17:39.36 ID:RBuMmzNMO
マリベル「マリベルちゃん超セクシーショット!」ビシッ!

マーニャ「手ブラ!」

リス「きちちち!」

マリベル「らんららんらんらんらん♪ は、はずかしい//」タンタンタン♪

マーニャ「躍動感あるわねえ。体を回すように振り回して……あっ」

ズルルッ

マリベル「これぞ美の女神よ!」ストーン!

ミネア「か、完全に全部脱いだ……下着も。あ、下着はさっきバブルスライムに」

マーニャ「でもしっかり隠してはいるのね」

リス「きちちちち!きっちーちち!」

マリベル「よ、喜んでる……? 満足したものと思っていいのかしら?」

ミネア「気持ちよさそうねあのリス」

マリベル「そういうふうに見えるわよね、私合格? よかったー」

リス「きっちちちー」フー

ミネア「よかったわね……で、でもこれから……」

リス「きちち!」
128 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga ]:2017/07/08(土) 15:18:06.84 ID:RBuMmzNMO
マーニャ「マリベルもしっかりやったんだから、あんたもやんなさいよ! は・だ・か・お・ど・り♪」

ミネア「ううっ! や、やるわよ……やればいいんでしょう!?」

マーニャ「当り前よ、威張らないで!」

ミネア「本当、調子に乗って……悔しい!」バサッバサッ

リス「きちちちちちーーーーーーーっ!」

マーニャ「ふふ、両手でV字状に隠しちゃって。それでどーやって踊るのよー」

ミネア「こ、こんなのは……どう?」バッ!

リス「きちっ!?」

マリベル「片脚を思いっきり上げた!?」

ミネア「ほっ!ほっ!」バッ!バッ!

マーニャ「なーるほど。前をしっかり隠したまま、左右の足を交互に上げ下げする……ね。考えたものだわ」

ミネア(姉さんには思いつかなかったでしょうね! リスは……)

リス「……」

ミネア「まったく不満な顔を!!」ウー!

マリベル「かなりセクシーだと思うけど!?」

リス「ちっちっち〜ち」

ミネア「ど、どうしたら……」

マーニャ「そうねえー、私が教えてあげよっか? ……おっクルミ」ヒョイ

ミネア「う」
129 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga ]:2017/07/08(土) 15:18:40.90 ID:RBuMmzNMO
マーニャ「私の言うとおりに踊れば大丈夫だと思うけど、どうかしら?」

ミネア「うう、ううう!」

マーニャ「リンダを助け、マリベルの覚悟を活かす。そしてあんた自身、裸踊りまでして無駄に終わったなんてことになったら……」

ミネア「嫌よそんなの!」

マーニャ「でしょ? だから踊り方を教えてあげるわ。両手で何か物を持って、それを使って股間を交互に隠すのよ!」

ミネア「    」

マリベル「そ、それって、胸は……」

マーニャ「そこは我慢しなさい。一番大事な部分が守られるなら安いもんでしょ」

ミネア「お、おのれ姉さんんんんんん!!!」

リス「ちっちっち!」

マーニャ「そこにおいてあるタルのふたを使いなさいよ」ククク

ミネア「や……やればいいんでしょう! あああもおおお!」バッ!バッバッバッバッバッバッバ!ババババババババー!

マリベル「胸が」

リス「きっちちち!!」

ミネア「うう、せめてアソコだけは……っ」バッバッバッ

マーニャ「きゃははっ下手! チラチラっていうよりモロに見えてるわよ!」
130 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga ]:2017/07/08(土) 15:19:28.43 ID:RBuMmzNMO
ミネア「えっ!? そ、そんな! いや! あ!」ポロッ

ポトン

ミネア「……」

マリベル「あ、あちゃ〜」

マーニャ「く……くくっ、くくくっ、くくくくく〜〜〜」

リス「ちっちちちちち! ちーち!」

マリベル「だ、大満足みたいですよかったですね」

ミネア「嬉しくない……!」ウウウウグギギギギ!!

きこり「おわったかー?」

ミネア「あ、ま、まだちゃんと着れてない! 待って!」

マリベル「着るの忘れてた、何やってるのよ私ー!」

マーニャ「どんぐりとかクルミとかいっぱい取れたわ」

リス「きっちちー!」

きこり「おお、あんたらリスと打ち解けたらしいやな。裸んなって大自然と溶け込めば、動物とも仲良くできるってわけだね」

マリベル「どうしてマーニャさんだけ餌ひろい……あっ、普段から大自然に近いから!?」

マーニャ「はあ!?」

ミネア「そう、さっきも言った通りよ。普段から裸同然で生活してるから、と言うことね。納得だわ!」フーン!

マーニャ「なによそれ! このーっ!」キーッ!

きこり「まあまあ喧嘩はやめて。あんたらを信じて、その町へ行ってみるだぁよ」

リス「きっちちちー!」
131 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga ]:2017/07/08(土) 15:20:22.99 ID:RBuMmzNMO
〜〜

オルフィー・小屋〜〜

マーニャ「ほら、ここに!」

リンダ「ぐっ!ぐっ!」

きこり「こったら鍵はきこりのナイフで……かわいそうになあ」ガキンッ!

リンダ「はあ、はあ」

マーニャ「良かったわね」

リンダ「っ!」ダダーッ!

ミネア「あっ!」

マリベル「行っちゃった」

マーニャ「どういうことなの?」


十数分後〜〜

きこり「動物ばっかの町……だけど、話を聞けるのは人間の姿をした動物達だっただぁよ」

マーニャ「で、話を聞くと……伝説の白い狼達が悪い魔物を退治して、一匹だけ生き残ったとか」

ミネア「そしてある日、動物と人間の姿が入れ替わった、と」

マリベル「すべては、その魔物がいた神の山に行けばわかるかも……ということね!」

きこり「行ってみるだよ!」

マーニャ「ええ!」

タッタッタッタ……


132 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga ]:2017/07/08(土) 15:20:54.57 ID:RBuMmzNMO
神の山〜〜

マーニャ「ふう、けっこー疲れたわね」

ミネア「やっと着いたわ……えっ、あれ!」

マリベル「私達を助けてくれた狼よ!」

きこり「おおっ! まつだあよ!」

狼「わおー!」タッタッタッタ

ミネア「行ってしまったわ、私達も早く!」

マーニャ「ええ! ……って、モンスターが!」

マリベル「おんなじ顔ばっかりでむさくるしいわ!」

マドハンドが現れた!×5

マーニャ「雑魚モンスターじゃないの!」ダダーッ!

マドハンド「「ブーブーブーブー」」クイックイッ

マーニャ「なにそれブーイング? ブタみたいにっ!」シュタアッ!

ミネア「あっ不用意に飛び込んだりしたら!」

マーニャ「たああああーーーーー……えっ」

マドハンド「ブーブー」キッ!

マーニャ「うぃっ!?」ドブシュッ!!

マーニャ「はんぎゃああああああああああああああああああごめんなさああああああああああああああい」

マリベル「あ、ああっ! お、お尻に突き刺さって///」

ミネア「だから言ったのに……敵が中指立てたところに突撃だなんて」ハア……

きこり「だ、だいじょーぶかマーニャさん!」

ミネア「大丈夫です」ズバッ!

マドハンド「ギャー!」ボトボト

きこり「おおっ、すばやいなミネアさん、中指を斬りおとしちまうなんて」

マーニャ「あへはへへごめんなひゃいいいい」トロロン
133 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga ]:2017/07/08(土) 15:21:35.00 ID:RBuMmzNMO
ミネア「姉さん、戦える!?」

マドハンド「おおっ! まどお!」ゴツッ!ガツッ!

ミネア「うっ!」

きこり「こいつらパンチはつええだあよ!」

ミネア「こうなったら黄色のカラーストーンで魔力アップ……バギマ!」ゴオオオオオオオ!!

マドハンド「「まどおおおおおお!」」ドバアアアアアアアアン!!

マリベル「すごいミネアさん! ……それに引き換え」

マーニャ「おねがひこれぬいて〜! な、中指が抜けない〜〜!」アヘアヘアヘ〜

マリベル「……」

きこり「あと敵は1匹だあよ!」

マドハンド「お、おお……おおおお! おおーーーっ!」バリバリバリバリイ!

マーニャ「い!?」

ミネア「ええっ!?」

マリベル「ふ、服を一気に引き裂かれたぁあああああ!?」ガーーン!

きこり「おわあっ! お嬢さん方が大自然になっただ!!」

マーニャ「な、何よそれは!」

ミネア「また裸に……////」

マーニャ「う!」

マドハンド「まどおおお!」シュバッ!

ズム!

マーニャ「い!?」

マリベル「げ、カンチョー……」ウワア

マーニャ「お、おおお……お!?」ブホオオオオン!!

ミネア「……最悪」

きこり「元気の印だなや……は、はっはっは」
134 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga ]:2017/07/08(土) 15:22:22.55 ID:RBuMmzNMO
マリベル「あ、でも今の勢いで刺さった中指が飛び出して、マドハンドに命中したわ!」

マドハンド「おおおお……おおっ!」バチャリ!!

ミネア「マドハンドがはじけ飛んだ!?」

マーニャ「勝った……うれしくない〜〜〜〜〜〜〜!」ウギイイイアアアアン!

ミネア「……」

マリベル「……」

きこり「お、お嬢さん方大丈夫か? べっとべとだぞ」

マリベル「……で、でもなんだか、肌はすべすべになったわ」ボトベト

ミネア「洗い流せる場所……ないかしら」

きこり「うーん、何もないと思うが……ん? おお、湧き水だ!」

ミネア「本当!?」

マーニャ「やった!」

きこり「まつだあよ、普通の水かはわからんだあよ!」

マーニャ「大丈夫よ、綺麗だもん!」

ミネア「とにかく今は汚れを落とすのよ!」

マリベル「そうよ!」ベチョベチョ

きこり「うーん、何もなければいいが」

ザバザバザバ

マーニャ「早く、青色のカラーストーンを!」

ミネア「わかっているわ」ピィンキラッ

マリベル「服も復活したし、先に進めるわね」

きこり「よーし、いくだあよ」

タッタッタ……
135 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga ]:2017/07/08(土) 15:22:55.27 ID:RBuMmzNMO
とさかへび達「きしゃーーっ!」

マーニャ「るっさーいこのバカ蛇!! さっきはよくもっ!!」ベシンベベベシン!ズバシイイイン!!

とさかへび達「ぎしゃああーーーーーっ!?」ドテテテテ

インプ達「きしししいっ!」

ミネア「恨みがこもってすごい勢いね。メダパニ!」ピララララ

インプ達「きし? きしし?」ドガボカ

マリベル「とどめよ!」ビシンバシン!

インプ達「ぎゃあーしー!」バタバタバタ

きこり「すごいだあよお嬢さん方! お、お? あの石の扉みたいのはなんだあ?」

マリベル「もしかして、魔物の親玉がいるんじゃないかしら」

マーニャ「一気に行くわよ!」

ミネア「ええ!」

ググ……ゴォングググ……ッ
136 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga ]:2017/07/08(土) 15:24:09.14 ID:RBuMmzNMO
オルフィー編中編おわり

書く時は勢いで書くものだなと実感してる
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 07:01:06.27 ID:R/mJ7b82O
マーニャは金使いが多少悪いだけでこの中でいちばんまともじゃない?
ミネアがまともそうに見えて実は一番たち悪いよな性格も腐ってるっていうか
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 08:18:18.26 ID:OIUwva6DO
めちゃくちゃな金遣いする恨みを晴らしてる感じ?
でもやったりやり返したりのアホ姉妹なとこが好きだったな
139 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 14:47:52.85 ID:kBfV+oe6O
魔封じの洞窟〜〜

ミネア「あの棺は何かしら」

マーニャ「気味が悪いわね」

マリベル「あ、あれは!」

きこり「狼が倒れてるだあよ!」

「ぐぐぐ……なぜここに人間が」ガタッガタガタ

マリベル「なにこの声」

マーニャ「あの棺桶から聞こえてくるわ!」

「なぜおまえたちは動物の姿にならん……ならば面白おかしく殺してくれる! ぐあはははは!」ゴゴゴッゴトッ

きこり「うわあっ、魔物が現れただぁよ! 気を付けんだみんな!」

デス・アミーゴ「ぐあははははははーーーーーーーーーっ!」

マーニャ「敵!」

ミネア「それも、人間を動物に変えた敵!」

マリベル「絶対倒すわ!」

きこり「うおおおっ!」

デス・アミーゴ「ほらああっ! かまいたち!」シュババッ!!

ミネア「強力よ!」

きこり「ぐあああっ!」ドザアアアッ!
140 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 14:48:25.41 ID:kBfV+oe6O
マリベル「おじさん!」

きこり「くっ!」

マーニャ「メラミ!」パッ

ミネア「えっ!?」

マーニャ「あ……あれ!? メラ! メラミ! ムチ攻撃!」

デス・アミーゴ「ぐはははあ! 愚かな! ここは魔封じの洞窟、あらゆる魔法や呪文はあいたあっ!」ビシン!

ミネア「魔法が使えないということ!?」

マリベル「ううっ、だ、だったら通常攻撃しかないってことなの」

マーニャ「それでやってやろうじゃない!」ダダーッ!

きこり「い、いくだあよ!」ダッ!

マリベル「一斉に飛び込んで畳みかけるのよ!」

ミネア「はっ!」

デス・アミーゴ「ほああああっ!」ヒルルヒルルヒルル

ミネア「うっ!」ドガッ

マリベル「め、目玉を武器に……強い!」

マーニャ「くっ、ま、まだやられないわ! あっ!」ズルッ

ドゴッ!!!!

デス・アミーゴ「おん!?」

きこり「おおぅ! 顔から突っ込んで急所へ直撃だあよ!」
141 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 14:49:00.28 ID:kBfV+oe6O
デス・アミーゴ「ぐ、ぐおおおお!? ぬおおおおおおお!?」

マーニャ「な、なによなによ〜?」バタバタバタ

ミネア「こ、攻撃よ! 姉さんあまり動かないで!」

マリベル「てえい!」シュバッ!

マーニャ「なんなのよ〜〜〜!」ズルリズルリズルズル

デス・アミーゴ「お、お前、やめろ! ず、ズボンが! うわっ!」ズルリ

マーニャ「え? きゃああああああああああああああああっ!! 変態!!!」ベゴッ!!

ミネア「いや! 見ちゃった!!」ズバッ!

マリベル「いやあ最低!」ビシンッ!!!

きこり「ていやーっ!」ズドッ!

デス・アミーゴ「ぐばおおおおおおおおおおおおおおおおおお! なんで全部急所に命中するんだああああああああああああ」ゲバアアアアア

きこり「やっただあよ!」

マリベル「うう、最低なもの見ちゃったわ……」

ミネア「記憶から抹消したいわあんなの」ゲーゲー
142 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 14:50:04.37 ID:kBfV+oe6O

マーニャ「ぶっとばすわよ!」

デス・アミーゴ「お前ら許さん……ぐぉおおおおお!」

ヒルルヒルルヒルルルル!

デス・アミーゴ「うおおおおっ!」ドゴッ!!

ミネア「ぐふっ!」

デス・アミーゴ「があっ!」バギッ!

マーニャ「きゃっ!」

マリベル「すごい攻撃!」

きこり「でやあ!」ビシッ!

マーニャ「まだまだ負けないわ!」

マリベル「そうよ!」シュルルッ!

デス・アミーゴ「ちっ! ゴミめ!」

マーニャ「誰がゴミ……え?」シュッルルル

マリベル「あ! マーニャさんのふんどしの紐に鞭が絡まっちゃった!?」

マーニャ「ドレスの腰布だってば……いやーん! ほどいて!」

ミネア「こんな時にまで……!」

デス・アミーゴ「ふはは! ばかめ! かまいたち!」ギュオン!

マーニャ「あっ!!」ビッ!!

ミネア「ふんどしと鞭が切り裂かれてしまったわ!」

マーニャ「ふんどしじゃない……ってさすがに言ってる場合じゃないわ! すごい切れ味」

マリベル「私のムチが!」
143 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 14:50:30.50 ID:kBfV+oe6O
きこり「諦めるんでねえ!」ビシッ!ボガッ!

デス・アミーゴ「邪魔だうっとうしい!」ベシン!!

きこり「ぐあっ、くそうなんて乱暴な奴だあ」

デス・アミーゴ「うるさい死ねえ!」ギュオン!!

きこり「うぐあーよくもやっただね!」バキッ!

デス・アミーゴ「死ね死ね死ね死ね!!」ボガボガボガッ!ズバシュッ!ドシャッ!

きこり「ぐおー! 許さんだあよ!」バキッ!バキッ!

ミネア「きこりさんの耐久力異常ね」

デス・アミーゴ「貴様、なんなんだあ!?」

ミネア「隙あり!」

マーニャ「くぉんのー!」ビシッ!

デス・アミーゴ「ぐ」

ミネア「強いナイフってわけではないけど、これはどう?」ズブッ!

デス・アミーゴ「ぐあああああ! は、鼻にナイフを! ひでええ!」

マーニャ「何言ってんのよバーカ!」ベシャン!!

デス・アミーゴ「ぐがああ……くそお! てめえら、てめえら」フラフラフラ

マーニャ「このまま勝つ!」

デス・アミーゴ「こうなったら、動物にしてやる……うおおおおおおおおっ!」

マーニャ「魔法は使えないはずじゃ!?」

ミネア「特技だから使えるとでもいうの!?」

デス・アミーゴ「ダメージは受けているが……はああーーーーーーっ!」
144 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 14:51:28.69 ID:kBfV+oe6O
ビカカカカカカカ!!!

ミネア「ぐおっふーーー!」ボウン!!!

きこり「み、ミネアさんが変身した! クマになっちまったよ!」

マーニャ「ミネア!」

ミネア「ぐおるぅふう」グーグー

マーニャ「寝ちゃった」

デス・アミーゴ「ぐあははは! お前も動物になるがいい!」

きこり「やめるだあよ!」

マーニャ「絶対嫌! ミネアを元に戻しなさーい!」シュルルッ!

デス・アミーゴ「な!?」グルルルッ

マリベル「首に巻き付けたわ!」

デス・アミーゴ「ぐ、ぐおおお、貴様……うおおお」

マリベル「わ、私も何か攻撃手段は……そうだ、赤のカラーストーンを! あれはミネアさんが管理してたけどいまどこに?」

ピ……ン

マリベル「あれはカラーストーン! いくつも……く、クマになったミネアさんの真横に散らばってる」ゾクッ

マーニャ「こんのおおおっ!」グリグリグリ

きこり「そおい!そおい!」ボガッボガッ

デス・アミーゴ「くっ、愚かな! お前たちなど!」ブンッ!

マーニャ「あいだあ!」ビターン!

きこり「うわ!」
145 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 14:51:59.63 ID:kBfV+oe6O
マリベル「え、え〜っと、うーん……とりに行くにはちょっと怖いわ」ソロリソロリ

ミネア「」zzz

マリベル「でもマーニャさんとおじさんだけじゃやられちゃいそうだし……手を伸ばして」

ミネア「ぐおおお」

マリベル「!」

ミネア「ぐごー」zzzz

マリベル「心臓に悪いわ」フウフウ

マリベル「頑張るのよ私!」グッ

ミネア「ぐごー」zzz

マリベル「はっ!」バッ

ミネア「ぐがーっ!」バシン!!

マリベル「!!!」ドターンッ!!

きこり「マリベル!?」

マリベル「……がふっ、お、起きちゃった……」

きこり「大変だあ、熊になったミネアさんにふっとばされて大けがおっちまっただ! 今薬草つかってやるだあよ!」タタタッ

マーニャ「え、ちょっと待って!」

デス・アミーゴ「ぐあはははっ! もう一人だけだな!」ピルルピルルピルル

マーニャ「うぐっ!」

デス・アミーゴ「はっはっはー!」

ミネア「ぐ……お?」キラーン

ピカアア……ン

デス・アミーゴ「なんだ? その赤い光は」

ミネア「ぐおおおおおおおおおおおおおおお!!!」ボンッボンッボオオオオオオオオン!!!!
146 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 14:52:53.22 ID:kBfV+oe6O
デス・アミーゴ「なんだあ!? 胸と尻が膨らんで、な、なんだあ!?」

ミネア「がおっふーーーー!ふーーーーーーーー!」


きこり「ほら! 薬草だ!」ポワン

マリベル「え、えっと、胸とお尻が大きくなって腕力が上がるんだっけ」

マーニャ「そういえばマチルダの話では、攻撃性が上がるとか……つまり凶暴化!?」


ミネア「ぐるるるる!」

デス・アミーゴ「く、くるな!」ピルルピルルピルル

ミネア「がっ! ぐーーーーーーーーーーーーー!」ズドム!!!!!

デス・アミーゴ「げばああっ!!」ドッシャアアアア!!!

マーニャ「強っ」

きこり「気を付けるだあよ! 目の前に魔物がいたから攻撃しただけで、こっちを攻撃しないとは限らん!」

デス・アミーゴ「く、くそっ、なら、視力を奪う! はあ!」ピガガッ!!

マーニャ「まぶしい光!?」

ミネア「ぐ!」

デス・アミーゴ「どうだ!」

ミネア「がぐっ!ぐぐっ!」ブンブンボインボイン

マリベル「ああっ、見当はずれに攻撃してる! これじゃ危ないわ!」スクッ

きこり「ど、どうすればいいべ……」

マーニャ「決まってるでしょ! 魔物をやっつければいいのよ! でえーい!」ビシイッ!!!

デス・アミーゴ「ぐっ! 貴様!」

マリベル「私もなにか……毒針じゃ多分ダメ……ううー!」
147 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 14:53:23.78 ID:kBfV+oe6O
タタッ

マリベル「!?」

リンダ「わおーーーーーっ!」ダダーッ!

デス・アミーゴ「なんだ!?」

マーニャ「リンダ!?」

リンダ「がぐうっ!」ガブッ!!

デス・アミーゴ「ぐあああっ! そ、そうか、お前は白狼の……くそっ!」

ミネア「があおーーーーーーっ!」ドムッ!!!

デス・アミーゴ「ぎゃばああああっ! うわーーーーーーーーーーーーーっ!」ゴシャアアアアアン!!!

マリベル「やったわ! 吹き飛ばした!」

きこり「か、勝っただか?」

シュウウウン

ミネア「が……あら? 私何を?」

マーニャ「良かった! 元に戻れたのね!」

ミネア「も、元じゃないけど……///」ボインボインプルンタップン♪

マーニャ「とにかく行きなさい! 今アンタパワーアップしてるんだから!」

リンダ「がーっ!」ガブッガブッシャグシャグ!

デス・アミーゴ「ぐあぶ! うぐああああ……うおおお!」
148 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 14:54:02.43 ID:kBfV+oe6O
ミネア「り、リンダが敵を噛みまくっている……私必要かしら?」

きこり「助けはいるだあよ!」ダダダダッ!

マーニャ「ほら、おじさんも行ってる! アンタもデカパイタックルくらわしてやんなさいよ! デカケツボンバーとか!」

ミネア「な、なんですかそれは///」

デス・アミーゴ「はっ!」ピガガッ!!

リンダ「あうぅ!!」ドテンバタン

きこり「うわあしまっただ!」

マーニャ「必要よ! リンダとおじさんが視力を奪われて……あっ!」

デス・アミーゴ「こいつの命が惜しければいうことを聞け!」ハッハッハー!

ミネア「リンダが人質に!?」

デス・アミーゴ「マーニャとか言ったな! 全裸で犬鶏豚猿の物真似ショーをしろ!」

マーニャ「え? ……えっ」

ミネア「ええ〜」

マリベル「ちょ、それはひどすぎじゃ!」

デス・アミーゴ「ほらほら、やれ!」

マーニャ「い、い、いいい」

ミネア「いや、と言うつもりはないわよね? リンダときこりさんが危険なのに」

マーニャ「う!」

ミネア「あのリスの前で……姉さんは私に同じことを言ったと思うけど?」ゴゴゴゴズゴゴゴゴゴ

マーニャ「わ、わかってるわよ! 人のためよね! しかたないわよお!」バサッバサッ

デス・アミーゴ「ぐあははは! 無様に人間らしさを捨てるがいい!」
149 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 14:54:28.58 ID:kBfV+oe6O
きこり「なんもみえねえだよ〜」

マーニャ「ううう〜〜……わんっ! わんわんわんっ! わおーん! わんわんわん!」クイックイッ

デス・アミーゴ「ぐあははっ! いいぞいいぞ!」

ミネア「くくっ」

マリベル「ま、マーニャさん」

デス・アミーゴ「ちんちんしろ」

マーニャ「はっはっは! へっへっへ!」グバッ!

デス・アミーゴ「全部丸見えだなぐああははははは!」

マーニャ「こ、このぉお……」

デス・アミーゴ「3べん回ってワンと言え!」

マーニャ「く、くう……っ」グルグルグル

マーニャ「わん! ……あうううううう……うううわああああ……」

ミネア「姉さん、がんばってね〜。次は鶏よ〜」ツーン

マーニャ「わ、わかってるわよお!」ガクブル

バサッ!

マーニャ「こーっけっこー! こっこっこっここけーっけこここー!」バッサバッサバタバタ

ミネア「じたばたと無様……あっ」シュオン

ミネア(カラーストーンの効果が切れたようね)

マーニャ「こーーっここここけーっこ!」

デス・アミーゴ「飛び跳ねるだけじゃつまらん! 何かないか!」

マーニャ「こ、こけっ!?」

ミネア「卵を産むなんてどうでしょう」
150 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 14:55:02.96 ID:kBfV+oe6O
マーニャ「た、卵おおおおっ!?」

ミネア「ええ。というかあとは床をついばむくらいしか思い浮かばないけど、そっちにする?」

デス・アミーゴ「いいや、卵でいい! タマゴを生むんだ雌鶏め!」グアハハハハ!!

マーニャ「そ、そんな、わ、私が、そんなことを……そんなことを! ううー!」

リンダ「ぐっ、ぐっ!」バタバタ

きこり「おお、怖くねえだよよしよし」

マリベル「でも二人を助けるには……」

マーニャ「わーかってるわよぉおーーーー! うわあああもおお!」ググッ!

ミネア「かがんだわ!」

デス・アミーゴ「おっ」

マーニャ「こっこっこ、こっこっこけー!」グッグググップリプリ♪

デス・アミーゴ「ぐははははは! 無様でいいぞ! ケツを振ってやがる!」

マーニャ「ぐやじいいい……おぼえてろ魔物もミネアもぉおおおお!」プリップリップリプリン♪

マリベル「う、うう///」

マーニャ「ぐ、ぐうう〜! ぶ、ぶりっ!ごろん!」ササッ

ミネア「手でタマゴが出るところを表現、と。まあアレを出すのはね」

デス・アミーゴ「ぐあははははは! でたぞ! タマゴが生まれたぞ! ぐあはははははは!」

マーニャ「ああーううーーくうううーーーー!」

リンダ「……わぅう」ドキッ
151 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 14:55:28.20 ID:kBfV+oe6O
デス・アミーゴ「次は豚だ!」

マーニャ「ぶ、ぶうぶう! ぶひいぶひい! ぶぼっぶぼっふごふごー!」ベタベタ

デス・アミーゴ「ははは! 汚い声で這い回るとはな! プライドはないのか!」

マーニャ「ぎっ!」

ミネア「ないです」

マーニャ「このおっ!」

ミネア「でも、豚なら最大の特徴を真似しないと」

マーニャ「へ?」

ミネア「鼻とか鼻とか鼻とか鼻とか」

マーニャ「こ、このおおおおっ!?」

ミネア「やらないとリンダもおじさんも。ねえ魔物さん」

デス・アミーゴ「え? お、おう」グイッ

リンダ「ぐっ!ぐっ!」

きこり「ぐ、くるしいだあ……」

マリベル「ああっ」

マーニャ「こ、このおおおおお! や、やるわよ! やるってば! さっきから言ってるじゃない!」グッ

ミネア「豚面……似た顔をしている人がそうやるとこっちも辛いから自重してくれないかしら」

マーニャ「このおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
152 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 14:55:54.82 ID:kBfV+oe6O
デス・アミーゴ「まだまだつづけろお!」

マーニャ「ぶぅぶうぶう! ふごっ! ぶーぶーぶうううう! ぶーっ!!」ウワアアアン!

ブッ!

マーニャ「」

きこり「お、おならの音がしただあよ!? うわー臭い!」ジタバタ

ミネア「……きゃはははははは!」

デス・アミーゴ「ぐあはははははは! なんだお前バカか! あははははは!」

マーニャ「う、ううううううう!」

デス・アミーゴ「最後は猿の真似だ! やれ!」

マーニャ「そ、そんな、どうしたら……」

ミネア「簡単でしょう。まずは屈んでがに股になり、片手を頭の上にそっと乗せ、顎にもう片方を当て、鼻の下を伸ばして、ウキキー、きっきーって鳴くだけよ」

マーニャ「いいっ!! み、ミネアあんたどっちの味方なのよぉ……」

ミネア「オルフィーのみんなやリンダを助けるために耐えているのよ! ……私なんて外で裸踊りをしたのよ!?」

マーニャ「ぐっ! うううううー!」

デス・アミーゴ「やれ! やらないと……」

マーニャ「き、ききーっ! うっきっきー! きーききーきーきー! きぃーっきっきっきっきーーー!」

マリベル「は、鼻の下まで伸ばすなんて……ちょっと気が遠くなってきた」クラクラ

デス・アミーゴ「ぐあはははははは! はーっはははっは! いいぞいいぞー! 人間やめたな完全に! 退化したぞ!」

マーニャ「う、うるさいわよぉおお、二人を放しなさいよぉお、全部やったでしょおおお……?」アウウウウウ

デス・アミーゴ「バカめ、あとは全員殺すだけだ!」
153 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 14:57:32.06 ID:kBfV+oe6O
ミネア「なっ! 卑劣な!」

リンダ「がぶーーーっ!」ガブウッ!!!

デス・アミーゴ「ぐああ! な、なんだ!?」

マリベル「リンダがかみついたわ!」

きこり「め、目が見えるようになった! きこりのナイフで……でいやっ!」ドズッ!!

デス・アミーゴ「ぐああああああああ!」ブシュウウウウ!!

マーニャ「この……くそったれえええええええええええ!」キラアアアアアン!!

ミネア「ね、姉さん! それ赤のカラーストーン……それもそんな沢山!?」

ズムッボイン!ボン!!

マーニャ「このカスがあああああああああああああああああああああああ!」ドッゴオオオオオオオオオオオオン!!!!

デス・アミーゴ「ごべばあああああ!」ゴキンバキンベキベキンッギャジッ!!!

マリベル「う、体中の骨が折れる音……あ、あ、あ!」

デス・アミーゴ「みぶねっ!」ゴッシャァンッ!!!

マリベル「棺桶に落ちたわ!」

マーニャ「じゃあもう一回閉じ込めてやるわ!」バッ!

ミネア「姉さん、あの石のふたを持ち上げるなんて!」

マーニャ「二度と出てくるなああああああ!」グアッ!

マリベル「このまま閉じ込めれば……終わる!?」

きこり「いったれやー!」

マーニャ「っしゃあああああ!」グオオオオ!!

デス・アミーゴ「ぐ、ぐぬう! すべては白い狼のせいだ……せめて、お前だけでも!」ボッ!

リンダ「!?」ピカッ!!

デス・アミーゴ「お前は人間の姿で生きるのだああ……うごおおおお……」

マーニャ「るさい!」ゴトン!


シーン……
154 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 14:58:34.01 ID:kBfV+oe6O
ミネア「封印、完了……ね」

きこり「やっただよ! ……マーニャさん、すごすぎるだよ//」

マーニャ「はぐ! 全裸だった/// って、この体じゃドレス着れないじゃない!」

ミネア「すぐ元に戻るわよ」

マーニャ「ミネア、あんたあとで覚えときなさいね」ギロ

ミネア「あ、あっはっはー……えっと、リンダは大丈夫かしら?」

マリベル「あいつの撃った光を受けて……」

リンダ「あはっ、あははは、あっは〜」ウジュルジュル

マーニャ「?」

リンダ「リンダ……」

きこり「しゃべれるんだか!?」

リンダ「リンダ……イく……マーニャ……いっしょ!」ガバッ!!

マーニャ「い!?」

リンダ「マーニャ、マーニャ〜」スリスリスリ

マーニャ「ちょ、なにするの!? ええっ!? どうして!? いやーん、そ、そこはだめ! やだあああ!」

ミネア「えっと……? 姉さんに、なついちゃった?」

マーニャ「は、はあ!?」

きこり「仲良くなれてよかったなー」ウンウン

マリベル「た、たぶん違う……けど黙ってよ」

リンダ「マーニャ〜〜///」ペロペロレロレロ

マーニャ「ひゃん! こ、こらあやめなさああい!」
155 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 14:59:02.99 ID:kBfV+oe6O
ワイワイワイ

リンダ「まーにゃ〜」イチャイチャイチャ

マーニャ「く、くっつかないでよ」

狼「わ、わおー……」

きこり「狼よぉ、リンダがかまってくれなくて寂しいかぁ」

ミネア「たぶん違うわ……すっかり懐かれたというか……」

マリベル「見て、みんな元の姿に戻っているわ!」

ガヤガヤガヤ

男の子「なんだか人参おいしいなあ」

商人「なんでよだれまみれなんだろう」

おばさん「あれっ!? いつのまに口でものを食べていたの!?」


ミネア「みんな動物になっていた時の記憶はないのね」

マーニャ「あんたも熊だった時の記憶はないみたいだしね」

ミネア「えっ? どういうこと?」

商人「ああっ聞いてください旅の人! 実は私……豚だったんです」

マリベル「ぶっ!」

きこり「はあ?」

ミネア「うっ! くくくっ!」

マーニャ「……」

商人「あっ! 笑ったでしょ! ひどい! ぶーっぶひぶひぶひ!!!」

マーニャ「笑えるわけないでしょ」グウウーッ!

ミネア「ほんとおかしい」クックック

リンダ「ま〜にゃ〜ま〜にゃ〜」ナデナデナデチュッチュ

マーニャ「いっ! ちょ、服の中に手を……やめなさああい!」///

リンダ「イくー! イくー!」ヘレヘレヘレ♪
156 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 14:59:29.50 ID:kBfV+oe6O
〜〜

エスタード島〜〜

きこり「そんじゃ、オラはこの狼を連れて家へ帰るだよ」

狼「わ、わおー」

マリベル「ありがとうおじさま」

きこり「お、おじさまなんて照れるだよ/// そんじゃな」

狼「わおー」

リンダ「あ、あっ」

マーニャ「で、あんたはついてくるわけね」

リンダ「マーニャとイく〜! いっしょ〜!」ベタベタベタ

マーニャ「だ、だからやめなさいって!」

ミネア「ふんどしに手を突っ込まないの。汚いわよ!」

マーニャ「ふんどしじゃない! 汚くなーい!!」

マリベル「この後どうしようかしら?」

ミネア「うーん……」
157 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 14:59:55.65 ID:kBfV+oe6O
移民の町〜〜

マーニャ「おおっ! いい感じに家とか建ってるじゃない!」

ミネア「それに、人の出入りがあったのか男女のバランスが取れているわ」

マリベル「犬もいるわね。飼い犬かしら?」

マーニャ「犬……」

リンダ「リンダ……マーニャぁ〜わおおーん!」スリスリジュッルウ

マーニャ「何垂らしてるのよもう!」

戦士「おっマーニャさん! 言われた通り、家を建てておきましたよ。まだ小屋の段階ですけどね」

マーニャ「ありがと……ふう」

ミネア「感謝するわ。マリベルさん、しばらくはここを拠点にしましょう」

マリベル「ええ、実家へは帰りづらいし……はあ」

シム「おお、皆さん方!」

ミネア「シムおじいさん!」

リンダ「イくうううう!」ジュルジュルジュル

マーニャ「ちょっと黙ってなさい」

シム「みなさん方のおかげで、人が何人も出入りした。家がワシ専用の含め4つもできたし、テントで暮らしておるものもまだいますがほれ、畑に井戸も!」

マリベル「すごいわねー、私じゃ真似できない」
158 : ◆OvKWmRX0Zo [ saga]:2017/07/14(金) 15:01:31.82 ID:kBfV+oe6O
シム「いやや、皆さんの紹介でやってきたステラさんがいろいろと盛り上げてくれましてな」

マーニャ「あ、ステラ……うー。さっきから嫌な思い出ばっかし」クー!

シム「で、一つお願いが……みなさんに名前を付けてほしいのですじゃ。この町の名前を!」

ミネア「ええっ!?」

マリベル「面白そうじゃない」

マーニャ「マーニャキングダムに決まりね」ホーホホホ

ミネア「姉さんの町ならフンドシラバーでいいわ。私は住みたくないけど」

リンダ「マン・コチン・ポコン・ニュータウン」

マーニャ「黙ってなさい」

マリベル「お二人が来た町からとってネオ・モンバーバラ」

シム「ううむ、どれもワシのような年寄りからは出てこない名前ばかりじゃ」

マーニャ「リンダは論外、ミネア、住む人のことも考えなさいよ」

ミネア「姉さんこそ、何を考えてるの」

マーニャ「なによー! 私はこの町の恩人なんだから当然でしょ!?」

ミネア「犬猿豚鶏」ブツブツ

マーニャ「ぐが!」

マリベル「じゃあネオ・モンバーバラで」

シム「あいわかった! これからこの町をネオ・モンバーバラとするぞ!」

リンダ「マン・コチン・ポコン・ニュータウン」

ミネア「黙ってなさい」


オルフィー編終わり

町の候補に良いのがなかったら安価セリフだけにするつもりはあった
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/11(金) 19:10:32.37 ID:wZkYBWXdO
まだかよ
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [age]:2020/01/05(日) 16:11:50.07 ID:ncqGj7jOO
PS版ドラゴンクエストWやる。その4
(第4+5章/マーニャ&ミネア編+勇者編)

https://youtu.be/RF9nb3T5SnM

https://www.youtube.com/watch?v=RF9nb3T5SnM
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [age]:2020/09/18(金) 11:01:28.22 ID:sMulwHd6O
加藤純一(うんこちゃん) Twitch
トルネコ3:不思議なダンジョン(PS2) #4

『トルネコ3準備(その4)』
(10:09〜放送開始)


http://www.twitch.tv/kato_junichi0817
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/09/18(金) 12:37:10.94 ID:pRO+8krjO
おつ
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [age]:2020/09/18(金) 22:17:39.54 ID:sMulwHd6O
99F踏破挑戦に挑む生放送。


加藤純一(うんこちゃん) Youtubelive
トルネコ3:不思議なダンジョン(PS2) #5
ポポロ異世界迷宮編

『トルネコの大冒険3
ポポロ異世界迷宮踏破への道 その1』
(21:31〜放送開始)

https://youtube.com/watch?v=lmTy4wiVZYE
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