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【艦これ】マジカルチ○ポ提督 3スレ目【ア艦これ】

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75 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/07/08(土) 22:03:36.52 ID:IL5YgL9y0
【本日の即堕ち二コマ艦娘〜時津風〜】

【before】


 ここは陽炎型姉妹が住まう駆逐艦寮の、陽炎型姉妹に割り振られた大部屋―――だった。かつてはね。今は、


時津風「―――広くなり申したな」

初風「…………」


 今や時津風と初風を除く全員が個人部屋に移った。

 非処女と化した陽炎型の駆逐艦娘の超淫蕩で超卑猥な空気に耐えきれず、陽炎型処女たちは部屋を逃げるように出て行った。

 非処女たちも空気を読んだのか、あるいは提督を連れ込んでしっぽりぬちょぬちょヤるためか―――きっと後者だ―――各々が一人部屋に住まいを移していった。

 残ったのは時津風と初風の持ち物と、姉妹会議で用いる円卓のみ。

 時津風はどっかの特務機関の司令よろしく机に肘をつき、組んだ指先の下に鼻を据えるポーズを取って、恐ろしく暗い表情で思案に耽っている。

 その背後で、何と声をかけていいのか分からぬと言った表情で、冬月てんてーの如く佇むのは初風だった。


時津風「フツーって………なんだ?」

初風「」


 時津風の『普通』はゲシュタルト崩壊を起こしかけていた。

 別に時津風は『普通』でありたかったわけではない。だが時津風は自分のことを『普通』だと思っていた。信じていた。疑う余地もなかったのだ。

 しかし半数以上が非処女となり、


萩風『司令のチ○ポいいよね』

嵐『いい……』


 などと言った同調圧力にさらされていた先日から、時津風はそればかりを自問自答する。


時津風「ねえ、初風……あたし、フツーだよね? フツー……ちょっと真面目に考えてみてくれない? マジでマジで」

初風「え? えっと…………」


 初風はその言葉に、顎に手を当てて考えを巡らせ始めた。

 艦種は駆逐艦―――普通だ。工作艦でも揚陸艦でも潜水母艦でも海外艦でも、まして鬼畜メガネでもない。

 陽炎型の10番艦―――普通だ。19人いる姉妹で丁度真ん中あたりである。

 レアリティはスーパーレア―――普通だ。7段階のレアリティで4番目という普通さ。


初風「!?」


 このあたりで、初風も嫌な予感を感じた。だが、考えはどんどんと加速していき止まらない。

 性能――――普通だ。Wikiにすら「意外にも能力値には特筆すべき特徴が余りない」とか書かれているのである。いじめかよ。

 容姿――――普通だ。そもそも美少女揃いの艦娘の中で、普通に美少女である。これはしゃーない。

 スタイル――――普通だ。特に発育が良いわけでもないが悪いわけでもない。やや腰回りから尻にかけて『まろ味』があるというぐらいで普通の範疇だ。

 ドロップ率――――普通だ。時津風はウチの艦隊にいない? それは幻覚だ。モルダー、貴方疲れているのよ。



初風(い、言われてみると恐ろしく普通だあッッッ!!)



 初風は気づいてはいけないその真実に、とうとう辿り着いてしまった――――なんせ初風はツチノコ呼ばわりされるほどの【普通ではない子】なのだ。

 


76 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/07/08(土) 22:06:57.01 ID:IL5YgL9y0

時津風「フツーだよね? あたしフツーだよねえ? かげろー型の半数がしれーにあひんあひんされてて、まだ手を出されてないけど、あたしフツーだよね?」

初風「ッ!?」


 何と答えるべきか、初風は迷った。『普通』と答えるべきか。何処もおかしいことなどないのだと。処女であることは普通なのだというべきか。

 『普通ではない』と答えるべきか。その上で、普通じゃないというのは変という意味じゃなくて、むしろ良い意味で、といったフォローを入れるべきか。

 そもそも時津風はどちらでいたいのだろうか?

 普通でいたいのか、いたくないのか。

 それが初風には分からない―――――時津風の問いを聞けば、それこそ『普通に』考えれば『普通』と答えるのが正しいように思える。だがそれが本当に正しいのか分からない。


時津風「………何も言ってくれないんだね、初風」


 乾いた笑みを浮かべた時津風は立ち上がると、ふらふらとした足取りで部屋の出口へと向かって行く。


初風「!?」


 このまま行かせてはならない――――そう思った初風は、更に思考を加速させる。

 普通か。

 普通ではないのか。

 どちらを言うのが正解なのか。

 時津風がドアノブに手をかけた、まさにその時だった。



初風「ふ、普通、よ…………」



 逡巡する思考を堂々巡りさせた初風は、搾る様にそれだけを告げた。

 恐る恐る視線を上げて、時津風の様子をうかがう。

 時津風はゆっくりと振り返り、


時津風「そっかぁ……時津風、フツーなんだぁ。うれしいなぁ……うれしいうれしい」

初風「と、時津風……!!」


 時津風はほほ笑んだ。その表情に、初風もまたホッと息をついて口角を上げる。

 初風は提督に秘かに恋焦がれていたが、最近の乱痴気騒ぎで愛憎入り混じった憎悪を燃やしていた。

 そんな彼女が正気に戻ったのは、思考の迷宮に囚われ惑い、俯き落ち込む時津風の姿があったからだ。

 親友であり、同時に大切な妹でもある時津風―――その彼女が浮かべた笑みに、初風は頬をほころばせて、二人で笑い合う。










時津風「じゃあ、今から時津風、しれぇのところに行ってくるね――――――『フツー』に処女膜ブチ破られて、『フツー』にアヘッてくるね!」

初風「」


 そして初風は――――選択を誤ったことを、悟った。
77 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/07/08(土) 22:10:31.76 ID:IL5YgL9y0
【after】

提督「――――入れるよ」

時津風「ぅ、んっ……んっ、んんぅうう♥」


 ベッドに四つん這いになった時津風は、こうして処女を散らした。

 幼い容姿に小柄な体躯をした時津風は、意外なほどにボリューミーな尻を持っていた。

 その尻を揉みしだかれながら、背後から巨魁に突き上げられるたびに、時津風は背筋を逸らして嬌声を上げる。

 腰が打ち付けられるたびに波打つようにたぷんと揺れる尻、白い背中に浮かぶ汗は熱く、官能の悦びに満ちていた。

 提督の腰の動きに合わせて、くねくねと腰を振る時津風の表情はとろけ切っている。実に心地良さげに涎を垂らしていた。

 粘り気のある湿潤に満ちた膣を懸命に締め付け、肉棒に膣襞を絡みつけながら、時津風は問う。


時津風「ね、ねぇっ♥ し、しれーっ、しれぇっ♥」

提督「何?」

時津風「と、時津風のっ、ナカっ♥ ど、どう? き、きもちー?」

提督「うーん………」

時津風「ぅ……ゎう」


 押し黙る提督に不安を覚えたのか、シュンとする子犬のように頭を垂れる時津風に、提督は思いついたように笑みを浮かべ、


提督「――――――フツーだな。フツーに名器。締め付けも襞の数も絡みつきもフツーに極上。フツーにきもちいいよー」

時津風「ふっ、フツーなんだっ♥ そっか、あはははっ♥ そっかぁ♥ やったぁ♥」


 フツーっていうのやめろォ! なんか超物哀しくなってきた! フツーに名器ってなんなんだよそれェ!?

 時津風の膣形状は締め付けが適度で襞が異常ではない程度の長さで、量はちょっぴり多めで、絡みつき具合についても極めて名器なんだよォ!

 そもそも名器なんてのは男側の感じ方一つであり、襞系の絡みつき具合を良いという男もいれば、ぎゅうぎゅうの締め付けを良いという男もいるのだ。

 そういう意味では時津風はどっちにも対応できるいわば万人向けの名器であるから――――あれ?



 フツーって……なんだ?



提督(説明しよう。神の目線にして絶対の平等者たるナレーションと言えど、この即堕ち時空の異常性に脳味噌をやられてくると『フツー』という定義を見失っていくのだ)


 ……うん、そうだな。フツーだよな。フツーフツー。フツーっていいよね。


時津風「ときつかじぇもっ♥ ふ、フツーにっ♥ き、きもちーよっ♥ ふ、ふつーに、ふつーにっ……♥」


 そうだね。マジカルチ○ポって気持ちいいもんね。こんなの入れられちゃったらフツーにアヘるよね。うんフツーだ。フツーフツー。


時津風「ふつーにっ、アヘるからっ♥ い、イッちゃうからぁっ♥ あはっ、あはははっ、あはは……♥」

提督「ははは、時津風は可愛いなぁ―――――じゃあフツーに膣内射精するね?」

時津風「っ………み、みんなも、そうなんだよ、ね?」

提督「ん?」

時津風「み、みんなに、出したんだよ、ねっ♥ フツーだよね、それって、フツーだよねっ♥」

提督「――――もちろんさぁ。フツーフツー。あ、イく」

時津風「ふぅぁああああっ♥ わぅっ♥ わふぅっ♥ んぁ…………♥」


 かくしてフツーに膣内射精キメられたフツーの時津風はフツーにアクメ決めてフツーにアヘ顔さらしてフツーにダブルピースしてフツーに精液股間から滴らせながら寮に戻り、フツーに非処女艦娘達と同様にフツーの個人部屋にフツーに引越ししたのである。


【完】
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 22:12:48.06 ID:gF9dsilSO
鬼畜メガネ? 霧島かな?
79 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/07/08(土) 22:12:48.59 ID:IL5YgL9y0
※書いてて頭おかしくなるかと思ったが、>>1はフツーだよ。フツーだから。フツーフツー。

 他のSS作者さんたち? 変わってるよねー? >>1? >>1は……フツーじゃん?
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 23:28:22.98 ID:i/oh+3CA0
毎回イベントのたびに大量に捕獲する羽目になるんだよなこの子
「しれー」
「ねーねーねーってばー」
「あーそーべー」
「かーまーえー」
「まーだー?」
「しれええええええええ」
うるっせえええええええええ

>>1はフツーじゃないと思います(良い意味で)
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/07/08(土) 23:29:18.90 ID:zwwQ3YwU0
フツーに素晴らしい
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 23:59:34.13 ID:/VZslVFs0
初風が>>76で選択を誤らなかったらどんな姫初めになったんかな?
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 23:59:36.31 ID:cB0UcyrA0
時津風はフツーに可愛い
陽炎型の最後の一人は誰になるか?
84 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2017/07/09(日) 00:34:12.20 ID:IwCQ5WCT0
>>82
どっちも間違い。回答は二択しかないと錯覚した初風の落ち度という救いのない話である

『良い意味で普通じゃない』と答えた場合、こうなる↓


 時津風がそんな初風の説明に「ほうほうふむふむ」と納得した直後のことだった。


提督「颯爽登場! マジカルチ○ポ提督!」

時津風「!?」

初風「!?」

提督「フツーじゃないぐらい美しい駆逐艦だ! 俺の寵愛を受ける刺客は十分ある!」

時津風「ふ、ふぇっ……♥」


 こんな感じで最後のガラスをブチ破って登場したユダ様風味の提督に時津風は拉致られ、ベッドでズブリ。


時津風「あたしはフツーじゃないんだから、しれーのチ○ポに感じてなんか……♥」

提督「でも、気持ちいいんでしょう?(小テレフォンショッピング感)」

時津風「う、うぅー、ぅー……♥」

提督「逆に考えるんだ時津風。フツーってことはフツーじゃん? これで非処女になってフツーじゃん? お姉ちゃんや妹らの仲間じゃん?」

時津風「……! そっかぁ! 時津風はフツー! んぁっ♥ しれー、あったまいい!」

提督「はははそうだろうそうだろう。頭もいいがチ○ポもいいだろう」

時津風「ぅ、うんっ♥ しれーはとっても頭とチ○ポのいいおかたっ……♥」


 っていうウルトラ頭の悪い展開になっていただけ。このチ○ポでイチコロというわけよ。


 初風は『時津風は時津風』と答えるべきだった。
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