【安価】住人(♀)「白百合荘で過ごす日々」【百合】

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534 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/22(金) 19:52:23.24 ID:uF3bD8uyo
8号室ーー


茅「奏大丈夫かな……」


真央「大丈夫だと思うよー」


茅「そう?」


真央「真央はそういうことに敏感だからね」


茅「そういうこと……? ……え、それって」


真央「奏ちゃんはサラちゃんのことが好きなんだと思う。自覚はなさそうだけどね」

真央「嫉妬……というか独占したいんだけど、どうしたらいいか分からない感じ」


茅「へー……」


真央「向こうから相談してきたら手伝うし、アドバイスもする」

真央「だけどさ、やっぱ好きな人くらいは自分で気づいた方がいいじゃん」


茅「それは……そうかも」


真央「だから真央はひとまず静観。……それよりさ、今日買ったスイーツ食べようよ!」


茅「そうだね! 食べよう食べよう!」カパッ


真央「お店で見たときも思ったけどほんと美味しそうだよね……!」


茅「あたしはショートケーキにしよっと」


真央「じゃあ真央はアップルパイ食べる!」


茅「いただきます! あむっ」パクッ

茅「〜〜〜っ! 美味しい!」


真央「あむっ……」パクッ

真央「美味しい……!!」
535 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/09/22(金) 19:53:41.83 ID:uF3bD8uyo
茅「真央ちゃんもケーキ食べてみてよ! はい、あーん」


真央「あー……んぐっ」

真央「かやひゃん、ひとくひはおおひいよ……(茅ちゃん、一口が大きいよ……)」モゴモゴ


茅「あ、あはは……ごめんごめん」

茅(真央ちゃんが口の周りベタベタにして……あ、太ももにクリーム落ちた)ゾクッ


真央「ごくんっ……。はー、茅ちゃんティッシュ取って〜」


茅「真央ちゃん」ズイッ


真央「ん?」


茅「動かないで」


真央「なにー、どうしたのさー?」


ぺろっ


真央「んっ!?」


茅(甘……)


ぺろっ ちゅう


真央「ちょ、かやちゃ……」


茅「ごめん……我慢できない」


どさっ


茅「今から真央ちゃんのこと食べちゃうからね……?」


♡安価↓から茅と真央のプレイ内容を募集
コンマの高低は関係なく、安価の中から書けそうなものを採用します
エロシーンは地の文ありでいきます
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 19:57:17.95 ID:XsupTko+0
真央の女陰にケーキを乗せ、それを食べるようにクンニ。最後はクリトリスを集中的に責めてイかせる。
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 20:24:45.13 ID:RKwHyjRZO
キス、とにかくキス
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 21:57:25.49 ID:qc9kZmFDo
乳首69から69へ移行
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 23:45:59.74 ID:WWhy5fgA0
エロい百合漫画で知識豊富な真央が最初は主導権を握り茅を責め、妄想[田島「チ○コ破裂するっ!」]が現実になり感じまくる茅。後々茅が負けじと真央に反撃して真央から主導権を奪う
540 : ◆ZOSRNJGVq. [saga ]:2017/09/27(水) 22:07:18.93 ID:0VKlywD4o
エロで完全に手が止まってる…
久しぶりだからって気合いれすぎて投下できないのは本末転倒ですよね
途中まではできたので、一度できてる分だけ投下します
541 : ◆ZOSRNJGVq. [saga ]:2017/09/27(水) 22:08:52.23 ID:0VKlywD4o
両手首をあたしの手によって固定され眼前に寝転がる真央ちゃんの口元が、ぬらぬらと妖しく光っている。
ゆっくりと顔を近づけると、真央ちゃんは目を閉じて受け入れる意思を見せた。

「れろ……」

唇には決して触れないよう、口の周りに伸びたホイップクリームを舐めとる。まずは右側からぺろり。
舌の上でじんわりとした甘さが広がる。
これが真央ちゃんの甘さなのかと思うと、口から頬を通り、頭までが真央ちゃんの甘さに染められたような感覚に囚われた。
向かって右半分を舐めきり、とうとう唇に舌を這わせる。

「んっ……!」

ぴくんと体を弱く跳ねさせ、目を固く閉じる真央ちゃん。
が、そのまま唇は通過し、今度は口の左半分に溢れたホイップに舌をつける。
舐めるついでに唇で頬をちゅうっと吸い上げる。もちり、とも、ふわり、とも取れる柔らかさの真央ちゃんのほっぺたがふにょんと沈む。

「ちゅう……っ」

口を離すと、すっかりホイップクリームは取れていた。

先程よりもあたしの唾液によりどろどろになった口周りを拭うこともせず(あたしが腕を抑えてるので不可能なのだが)、熱の篭った目線であたしを見つめてくる。

「まおちゃん……」

舌足らずにあたしの名前を呼ぶ。
舐められている間必死に息を止めていたのか、かすかに息を切らして頬もうっすらと赤く染まっていた。

「ん?」

「き、きす、してよ……ほっぺた舐めてばっかり……」

どうやらじっくりと舐めたのは真央ちゃんにもどかしさを与えていたらしい。

「わかった。……んっ」

改めて真央ちゃんにキスをひとつ。
小さな口が甘さと熱とを伝えてくる。
542 : ◆ZOSRNJGVq. [saga ]:2017/09/27(水) 22:09:31.67 ID:0VKlywD4o
舌でつんつんと唇をつつくと、ふるふるとした感触のあとでゆっくりと真央ちゃんの口が開いた。
キスを止めて真央ちゃんを見下ろしてみると、口だけでなく顔全体がふるふるしている。
目を閉じきり体を強張らせている真央ちゃん。そんなに緊張しているのだろうか。

「かや……ひゃん?」

口を小さく「あ」の形で止めていた真央ちゃんがいくら待ってもキスが来ないことに疑問を感じ始めたようで名前を呼んでくる。
ふるふるの原因も分かったので、遠慮なくもう一度口付けた。

「はぶっ……んく、んっ!」

口の中にはケーキのスポンジもクリームも残っていない。のに。
口の外よりも何倍も甘く、そして美味しかった。

「ぢゅ……れろ、ぐじゅ……ちゅぷ」

熱い舌同士がまるでひとつの生命体のように絡んで、やたらと耳につく水音を響かせる。
歯列をなぞり、歯茎に舌を這わせ、上顎を舐め回す。
しばらく口内を蹂躙していると、真央ちゃんの押さえつけられている腕がもがくように動き始めた。
キスをやめ口を離すと、真央ちゃんはさっきよりも赤く染まった顔で苦しそうに息を吐いた。

「っはあ……はあ、はっ……ん、けほっ、けほっこほっ!」

むせはじめてしまったので、体を起こして背中をさすってあげる。

「キス苦手?」

「こほっ……へ、下手なだけ……だと思う」

涙目でこちらを上目遣いに見ながら素直に告白。かわいい。
やはり緊張しているのだろう。体の強張りは未だに取れず、縮こまるように背中を丸めている。
543 : ◆ZOSRNJGVq. [saga ]:2017/09/27(水) 22:09:59.70 ID:0VKlywD4o
「なんで茅ちゃんはそんなにキスが上手いのさ」

「えー……」

「誰かとしたことあるの……?」

恐る恐る真央ちゃんが聞いてくる。

「どう思う?」

「ありそう……。だって茅ちゃんかわいいし、モテるでしょ?」

ならキスくらい、と小声で付け足したあと、真央ちゃんは黙ってうつむいてしまった。
その背中を撫でながら声をかける。

「初めてだよ。ファーストキス」

告げる。

「真央ちゃんの口の中が甘いから止まらなくて」

撫でる。

「ね……脱いでくれる?」

囁く。
こくん。

真央ちゃんはまずシャツを脱ぎ、次にスカートを下ろした。
水色のジュニアブラにショーツ。
知らない人が見れば10人中10人が中学生と見間違える容姿の彼女が、あたしの目の前で下着姿になっている。
後ろから抱きすくめ、すべすべのお腹に指を這わす。

「んっ」

おへその周りをくるくると撫でていく。
五週ほどしたあとで手を止め、今度は上下にさする。

「は、く……! ん……んぅ……!」

真央ちゃんは首を仰け反らせて、左手の甲を口に当て声を押し殺している。
後ろから抱えるようにしているあたしにはその白い首筋が目の前に見えるわけで。
かぷりと、優しくそこに噛み付いた。
真央ちゃんはびっくりしたのか体を跳ねさせたが、拒否することはない。
吸ったり舐めたりをしながら、お腹を撫でている手を徐々に上昇させていく。
544 : ◆ZOSRNJGVq. [saga ]:2017/09/27(水) 22:11:01.23 ID:0VKlywD4o
肋骨を通り、ブラの縁へ。指を滑り込ませるように中へと手を侵入させ、力を込めてみる。

「んんぅ……!! あ、かや、ちゃん……!」

びくびくと震える真央ちゃん。
その真央ちゃんがあたしの手首を掴んで引っ張った。

「真央ちゃん?」

「つ、次は真央の番っ」

向き直ってあたしの薄手のパーカーを剥ぎ取る。
その下には大きく胸元の空いたvネックのシャツ。
その姿を見て真央ちゃんが動きを止める。

「で、でかいね」

でかい?

「胸?」

こくり。
確かに真央ちゃんに比べれば大きいと思う。
胸元に指を引っかけ、胸を見せつけるようにシャツを引っ張ると、真央ちゃんが唾を飲み込むのが分かった。

「……さわる?」

「いいの?」

答える代わりにシャツを脱ぐ。
しかし脱いですぐに「しまった」と思った。
今日の下着は可愛くないものなのだ。
ライトグリーンの、ただのノーマルなブラ。
どうしようかと慌てて、もう脱いでしまっていて手遅れだと気づいた。

脱ぐまでの威勢が消えて変に思ったのか、真央ちゃんが不審がった。

「どうしたの? やめたくなった?」

「そうじゃないけど……下着、可愛くないし……恥ずかしい……」

数秒置いて、真央ちゃんがため息を吐く。

「そういうとこ気にする茅ちゃん可愛い……!」

どうやらため息ではなく陶酔したような吐息だったようだ。
爛々とした目を向け、体を舐め回すように見回してくる。
545 : ◆ZOSRNJGVq. [saga ]:2017/09/27(水) 22:11:43.44 ID:0VKlywD4o
今度は真央ちゃんの小さな手があたしのブラの中に潜り込んできた。
腫れ物を触るかのような優しいタッチに、じれったい快感が膨らんでいく。
胸なんて、自分で触ったって大して気持ちよくない。いや、触るには触るがこんなに弱くは揉まない。多少は気持ちよくなるために強くつねったりする。
なのに、なのに。

「きも、ちぃ……! まお、ちゃん……! ぅあっ!」

どうしようもなく気持ちいいのだ。
弱く触られて、今までにない快感に襲われて、頭の中が白くなっていく。

ぼうっとしているうちにブラは外され寝転がらせられ、ショーツも引き抜かれる。
唯一残ったのはミニスカートだが、ほとんど体を隠す役目は果たしていない。

「濡れてるよ、茅ちゃん」

その言葉で、ある日の光景がフラッシュバックした。
白百合荘から引き離され、自宅に帰らされていたとき、真央ちゃんを想って自慰にふけっていた光景だった。

あの時想像していたシチュエーションのような流れに燃えるような興奮が沸き立ち、それがまたとろりとした愛液を分泌させる。

「あは、垂れてきた。可愛い」

指が熱くたぎった割れ目に添えられ、すりすりと愛液を馴染ませるように指を動かされる。

「挿れるね」

「ーーーっ!!」

ぐぷりと真央ちゃんの指が入り込んでくる。
声もなく仰け反り、快感に耐える。
動きはゆっくりだが、内壁を丁寧になぞるような動きに翻弄される。
その快感は秘所から全身を巡り、体中の自制が効かなくなるのが分かった。
快感を逃がそうと手が何かを掴みたがるが、布団も敷かれておらず、シーツを掴むことは叶わない。しばらく手をばたつかせて何かに手が触れたと思うとそれは真央ちゃんの首で、抱きつくように真央ちゃんにすがりつく格好になる。
足も言うことは聞かず、ピンとつま先まで伸ばしきられている。
極めつけは顔だったが、あたしは口を閉じて快感に耐えてるつもりでも、どうやらだらしなく開いた口の端からよだれを垂れ流しているようで、真央ちゃんが何度もよだれを舐めとるようにキスをしてくる。
涙もなぜか溢れ出て、それも真央ちゃんが舌で拭ってくれる。
546 : ◆ZOSRNJGVq. [saga ]:2017/09/27(水) 22:12:10.40 ID:0VKlywD4o
真央ちゃんはその小さい指を一生懸命に前後させ、あたしの浅いところをこすり続ける。
その間も止むことのないキスの雨。
まるで全身を真央ちゃんに支配されているようでたまらなく幸せになる。

「は、あっ……んうっ、まおちゃん、まおちゃん、すき、すき……っ! あぁっ!」

体の中心から快感が爆ぜ、全身がビクつく。
無我夢中で真央ちゃんの頭を抱き寄せると、唇がぶつかった。

「ふ、ん……! んぅ! んんうううううううっ!!」

熱が、体温が、肌が、体が、心が、全てが真央ちゃんを求めるようにきゅう、と締め付けるような感覚に陥る。
腰が、いや全身が跳ね、あたしはかつてない快感に身を震わせて絶頂へと達した。

何秒そうしていたのか、なんとか力を抜いて真央ちゃんと離れる。
脱力させると、真央ちゃんが頭を撫でてくれる。

「気持ちよかった?」

「……うん」

まだ少し息が整わない。
熱はまだ体の奥底で燃えている。

「よかった。じゃあお風呂に入って寝よっか」

疲れたもんね、と真央ちゃんは優しく撫で続けてくれる。

いや。
いやいや。
真央ちゃんはまだ気持ちよくなってないじゃん。

なんとか腕に力を込め、上体を起こす。
驚いている真央ちゃんの肩に手を置いて、キス。

かつんっ。

「っ!」

歯がぶつかってしまったが、気にせずキスを続行する。
やられた分はやり返さなければ。
547 : ◆ZOSRNJGVq. [saga ]:2017/09/27(水) 22:14:16.81 ID:0VKlywD4o
ここまで
次は茅反撃なので、その際にしてほしいこと、プレイがあればどうぞ書き込んでください

次はできるだけ間があかないように投下したいと思います
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 22:23:46.84 ID:Pe6FTYZ2o
ぶらぼおおおお!
応援してます
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 22:49:47.11 ID:sKjhfceoo
なんていいものを書いてくれたんだ
ありがとうございます
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 01:05:07.22 ID:CperOmaBo
口に指を突っ込んで口内や舌を弄るアレ
名称は未だに知らないけど
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 01:12:16.79 ID:uJRFdMHFo
ここまで来たらクンニが見てみたくなる
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 01:14:59.12 ID:uwmpgeIbO

これは…実にエロいですねえ…
胸の高鳴りが抑えられんぞ
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 13:24:33.66 ID:QxnxvbBPO
茅がクンニで感じ過ぎてしまった真央が潮を茅の顔面にかけてしまう。アへりながらも舌足らずな言葉で謝る真央(ついでにお漏らし)。

とか見てみたい。
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 16:47:59.49 ID:LwTXUCupO
乙、すてきなスレだ
エロシーンの熱量の高さが凄まじいな

>>1の好きなペースでやっておくれ
更新来たら絶対見にくるよ
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 19:27:35.47 ID:dVXVR5CA0
押し倒し上から抑え込むような体勢のまま責めイキそうになり手で顔を隠そうとする真央の両腕を再び捕まえ頭の上で固定。自分のだらしない顔見られたお返しに目の前で見られてるのを意識させてイかせ真央にもイキ顔さらしてもらう
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 21:52:34.21 ID:QwDU4I74o
吐息と囁きと耳舐めで責めて欲しい
557 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/01(日) 20:03:43.76 ID:uhrJFvNoo
幸い、真央ちゃんは口内の責めには弱いようで、すぐにおとなしくなった。
今度はブラジャーを脱がせ、ショーツも剥ぎ取る。
真央ちゃんを産まれたままの姿にすると、その綺麗さにクラクラしてしまう。
小ぶりな胸、なだらかな曲線を描くお腹、それでいてふくよかな腰つき。しかしその姿から醸し出されるフェロモンは大人の色気としか形容できない。そのアンバランスさは限りなく淫猥で、そして犯罪的だった。

そっと真央ちゃんの胸に手を当てる。
ほとんど沈まないほど平らな胸だったが、手のひらにくっついて離れないような肌触りだ。
その手の奥から、心臓の音が響いてくる。

とくん、とくん。と。

他の何者も触れたことのないであろう胸に、今あたしが初めて触れている。
顔を寄せ耳を当てる。
心音が大きくなった。
上目遣いに真央ちゃんの表情を確認すると、恥ずかしいのか目をそらされてしまう。

「はぷっ」

ならばと、ピンク色の頂点を口に含んだ。
すでにそこはピンと張り詰めており、興奮していたことが伺える。
もう片方の胸は手を添え、つねるのではなくやわやわと揉んでいく。

しばらくそうしていると、頭上から聞こえる声が高くなってきた。
押し殺すように甘い息を漏らし、必死に快感に耐えている。
口を離すと、真央ちゃんの乳首からあたしの下唇へと唾液の橋がかかった。
顔を上げてその橋をぷつりと切り、真央ちゃんの耳元で囁く。

「気持ちいい……?」

手は止めない。手のひらで乳首を転がし、胸のラインをなぞり、揺する。

「んっ、ふ……っ、んんっ!」

「答えて……? 真央ちゃん、気持ちいい……?」

弱くしたり強くしたり。
真央ちゃんは胸も弱いのか、体をがくがく揺すり始めた。
558 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/01(日) 20:04:49.53 ID:uhrJFvNoo
いや、どうやら体を揺すっているのではなく、頭を振っているようだ。
上下にこくこくというよりは、がくんがくんと振っている。

「気持ちいいんだ?」

がくんがくん。
声も出ないほど気持ちいいのか、頭を振るだけだ。
これで下を触ったらどうなるのだろう。イッてくれるだろうか。

右手を下まで運んでみると、そこはどろどろに濡れきっていた。
熱い液体がぬるりと指に絡み、爪の間までをも侵食してくる。
む。
そこで気がついた。あたしの爪は現在軽くネイルされており、それがなくても長く伸びているのだ。
真央ちゃんの奥深くまで感じたかったが、これでは指を挿れることはできない。
どうしようかと一瞬考えて、別のものを使えばいいのだと考えついた。ペンみたいな細長いものを挿れるのではなく。

「真央ちゃん、舐めるね」

「な、なめっ……?」

耳元から顔を離し、真央ちゃんの下半身に顔を近づけられる位置に移動。
まずは太ももに舌をつけ、唾液で道をつくっていく。
すべすべもちもち。
大体全身に触れたと思うが、その全てが気持ちいい。触っているだけでこちらも興奮が高まっていく。
559 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/01(日) 20:05:24.02 ID:uhrJFvNoo
太ももをがっちりと掴むと、指が柔らかく沈み込む。その奥の筋肉さえもが柔らかくて、つい撫でてしまう。

「ひぅ……っ! あ、あぅう……! んぅ!」

とろり、と。目の前で真央ちゃんの秘部がひくつき、そこから透明な汁を溢れさせる。

「……!」

背筋にぞくぞくとした興奮が走る。
あたしが触っているからこんなにも真央ちゃんは蕩けている。その事実を再確認すると同時に、いよいよあたしも我慢が効かなくなった。

「ちゅう……っ」

「ひっ! は、あぁ……!!」

とうとうあたしは真央ちゃんの「そこ」に口付けた。
熱くて、ぐちゃぐちゃで、どろどろで、たまらなくいやらしい。
舐めれば舐めるほどつゆが溢れてきて、吸えば吸うほど震えて反応してくれる。
じくじくとあたしの下腹部に熱が篭もる。
真央ちゃんのかわいく高い声が耳を刺激し、あたしの官能を高めてくる。
舐めながら尚あたしは自身の内ももを擦りあわせ、興奮に耐えながら真央ちゃんを刺激し続けた。

「あっ、あぁっ! んぅっ、だめ、かやちゃんっだめっ……だめだめだめぇ……っ!!」

その言葉を最後に、真央ちゃんは腰を跳ね上げた。

「っ!! 〜〜〜〜〜〜〜っっ!!!」

目の前で「そこ」がくぱくぱと収縮している。
突き上げられた腰は何度もびくびくと上下動を繰り返し、絶頂したことを証明していた。
それを見て、あたしは自分のスイッチが再び入ったことを自覚する。

数秒間たっぷり腰を突き上げてから、ぺたんと床にお尻を落とす。
まだ微かに全身をピクつかせ、涙目になりながらあたしを見て、ゆっくりと微笑む。

「あは、イッちゃったぁ……」
560 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/01(日) 20:06:04.84 ID:uhrJFvNoo
その一言が、一動が、あたしを突き動かす。

「かやちゃん……?」

仰向けで寝転がる真央ちゃんに四つん這いで近寄り、その顔に自身の股を近づける。

「なめて」

「え……」

「なめて、真央ちゃん」

すでに息がかかる距離だ。
真央ちゃんのお腹が出たり引っ込んだりする度に真央ちゃんから漏れ出す息が、あたしのことを潤ませる。
少し考えて、真央ちゃんは分かった、と呟いた。
舌が伸びてきて、あたしに触れる。

「んっ」

舌が前後し、舐ってくる。見えないところに与えられる不規則な刺激が、あたしをどんどんと高みへと連れていく。

耐えきれなくなり、倒れ込むように体を寝かす。
すると、眼前には先程も見た真央ちゃんのあそこが。
いわゆるシックスナインの形になったと気づいたあたしは、ならばと仕返しのように真央ちゃんのことを舐め返した。
びくりと反応するが、真央ちゃんの舌が止まることはない。
なんだかムッとして、それなら続けられないくらいに気持ちよくしてやろうと、イタズラっ子のような発想に至る。

「んっ、ぢゅる、んく、れろ」

「んう! ん、ぢゅ、ちゅう……!」

互いに顔を押し付けるようにして、声を押し殺しながら舐め合う。
真央ちゃんの足がぱたぱたして、太ももでぎゅうっと頭を挟むみたいにして、いよいよ絶頂が近いことを教えてくれる。
561 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/01(日) 20:06:37.45 ID:uhrJFvNoo
そういうあたしも限界は近い。
さっきの指とは全く違う刺激に、あたしの頭はぐらぐらしていた。

「ふーっ、ふーっ! ん、れろ、じゅぱ、ぢゅうううっ」

「んぅうう! かやひゃん、そ、な……! んああっ!」

だめだ、あたま、しろくなって。
もう、きもちよすぎて。

「だ、め……っ!」

腰が爆発するような快感に襲われ、体が跳ねる。
必死に真央ちゃんのあそこへと口を押し付けて、声だけでも我慢しようとする。

「っ! っっ!!」

目の前のチカチカが止まらない。
さっきよりも快感が大きすぎて、対処しきれない。
全身がぶるぶる震えて、快感が駆け巡る。

それでもしばらくすれば熱は収まり、真央ちゃんにぴったりとくっつくようにして息を吐いた。

「ふぅ、ふうっ、ふ、はぁ……っ」

ああもう!

「じゅる、じゅ、ちゅうううっ!」

「ふぇっ!? だめ、かやちゃん、だめえっ!」

先にイかされた!
なんか悔しい!

「れろ、イッて、真央ちゃん。イッていいよ、ぢゅ、れろっ」

「う、うぅ〜〜〜〜っ!」

ひくんひくんと真央ちゃんの腰が跳ねる。
舐めまくったんだから絶頂は近いはずだ。
真央ちゃんの可愛い声を股の下から聞きながら舌を動かし続ける。
真央ちゃんのそこはきゅううっと閉じたり、ひくひくと開いたり、忙しなく反応を見せてくれる。
562 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/01(日) 20:08:18.58 ID:uhrJFvNoo
「だめ……! も、かやちゃん、おしまっ、い……!!」

声が一際高くなり、秘部の動きも限界を知らせる。

「分かった、おしまいにしてあげる」

最後だ。

「ーーーーーっ!!?」

全力で舌を突き入れ、口いっぱいに真央ちゃんを感じる。
と。
大きく真央ちゃんの腰が跳ね上がり、ぶしゃっ、という音と同時に何かが顔にかかった。
しゃっ、ぷしゃっ、ぷしゃあっ。

「ごぇ……ごえんん……まお、がまんれきなくてぇ……! んうぅ……!」

潮を吹いたのか。
そばに散らかっていたあたしのシャツで目元を拭い、改めて見てみる。
真央ちゃんの秘所からはくぱ、くぱという動きとともに透明な液体が繰り返し飛び出していた。

「ふぁあ……」

気の抜けた声をあげるとほぼ同時にそれは収まりを見せ、なんとか終わったらしいことを察することができた。が。

「ふぇ……! あ、ひゃめ、ひゃめえっ!」

次はちょろ、という音がまず聞こえた。
先程とは違う黄色い液体。
ちょろ、ちょろろっ、じょぼぼぼぼ。
それは勢いを増し、フローリングの床に大きな水溜りを広げていく。

「やぁ……やぁあ……! とまんな、い……!」

ツンとしたアンモニアの匂いを嗅ぎながら、あたしは充足感に笑顔を浮かべるのだった。
563 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/01(日) 20:09:27.09 ID:uhrJFvNoo
真央「もう! 茅ちゃんなんでタオルとか用意してくれなかったのさ!」


茅「突然すぎたじゃん! いきなりは動けないよ!」


真央「んむむ……!」


茅(真央ちゃんの体液で濡れた床を片付けたあとあたしたちはお風呂に入り、今は一緒の布団で横になっている)

茅(ちなみにだが、お風呂でもう一回戦ヤッた)

茅「次は気をつけるからさ」


真央「つ、つぎっ!?」


茅「ん? 変なこと言った?」


真央「いや、そか。次もあるのか……」モジ


茅「照れてるの? 可愛いなぁ」ナデナデ


真央「子供扱いしないで……いや、やっぱいいや。茅ちゃんになら撫でられてもいいよ」


茅「それは嬉しいな」ナデナデ

茅「ね、真央ちゃん。これからもよろしくね」


真央「……うんっ」


茅と真央編『かわいい!』 完
564 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/01(日) 20:10:05.07 ID:uhrJFvNoo
早苗(もう10月も終わり……ふふ、先月亜里沙さんにキスされたのが随分昔みたい)

早苗(まだ一月しか経ってないのに……)


たたたっ


亜里沙「お待たせしました。……? どうしました?」


早苗「なんでもないですよ〜」フフッ

早苗(いわゆる、デート……に行くことになるなんてね〜)


亜里沙「そうですか?」

亜里沙「あ、これコーヒーです」スッ


早苗「ありがとうございます〜」


亜里沙「いろいろ考えたんですけど、いいプランが思いつかなくて……公園なんかですみません」


早苗「いえいえ、とっても気持ちいいですよ〜。こういうゆったりした時間、大好きですから〜」


亜里沙「ん゛っ」ゲホッ

亜里沙「げほっ、けほっ、こほっ」


早苗「ど、どうしました〜?」サスサス


亜里沙(大好きって、私に言われたわけじゃないのにこの破壊力……!)

亜里沙「なんでもないです、なんでも……」


早苗「そうですか〜」サスサス

早苗(平和というかなんというか〜……)

早苗「こういうの、いいなあ……」ボソッ


奏ちゃんがまた叫んで。

  亜里沙さんが告白してくれて。

なんでなんだろうって考えて。

  幸せだなって思えて。

不安。

  笑顔。

『十月の前進』

565 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/01(日) 20:20:32.48 ID:uhrJFvNoo
短いですが、10月終了です
11月は学祭となります

ここらで次の組み合わせもくっつけたいですね
早苗と亜里沙が先になるか、綾子サラ奏の中から誰かくっつくか

どっちかがくっつけば新キャラ募集もありますので、そのときはキャラクリエイトや投票の参加お願いします
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 20:59:33.66 ID:EFsRsMyQo

なんとまあ…!
読んでて呼吸を忘れるというか、息を呑みつづけないといけないようなエロい文章をありがとう
安価もほとんど拾ってるし、ほんと凄いなー

学祭編も楽しみにしてます
レイラちゃんが再登場するのかな、何かまた引っ掻き回してくれるのか
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 21:24:46.15 ID:eTcoliXm0

綾子さんにも期待。最近、水泳選手ってわざと脂肪を付けると聞いて巨乳の綾子さんにもチャンスがと思ったり。
次回も期待
568 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/02(月) 19:32:06.80 ID:8j8UV1M5o
*閑話休題*


バー「リリアン」ーー


亜里沙「あのう……」


マスター「はい? あ、先日の……」


亜里沙「お、覚えてますか? 酷い酔いっぷりだったって聞いて……」


マスター「もちろん覚えてますよ。泣きながら飲んでたのでばっちり記憶しています」


亜里沙「お恥ずかしい……。あ、それでこれ……」ガサッ

亜里沙「迷惑かけてしまったので、お詫びを持ってきたんです。どうぞ」


マスター「おや、ありがとうございます。ありがたく頂きます」ニコリ


亜里沙「それで、えっと……沖上さん? はどちらに……」キョロキョロ


マスター「沖上さん? ああ、要さんですね」


亜里沙「はい、そうです。その方に介抱してもらったと聞いたので、その方にもお詫びをと」


マスター「要さんはうちの従業員ではありませんから、今はいませんよ」


亜里沙「え?」


マスター「近くの会社で働いているただのOLだ、と自分で仰っていました」

マスター「常連さんなので、今夜もまた来ると思いますよ」


亜里沙「そうなんですか……。じゃあ、また夜来ますね」


マスター「承知しました。お待ちしております」ペコリ
569 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/02(月) 19:33:05.37 ID:8j8UV1M5o
夜ーー


からんからん……


要「こんばんは」


マスター「いらっしゃいませ」


要「あ」


亜里沙「?」


マスター「神ヶ原さん、こちらが沖上要さんです」


亜里沙「あ、ああっ!」

亜里沙「こ、これ!」ズイッ


要「おおっと」


亜里沙「先日は酔っていたところを介抱していただいたようで、ほんとにありがとうございました! これ、お詫びです!」


要「おお、ありがと。もらっとく……」

要「……」ジロジロ


亜里沙「な、なんですか?」


要「かわいいね……食べちゃいたい」


亜里沙「は、はあ?」


要「マスター、私とこの人になんかお酒ちょうだい」


マスター「ダメですよ要さん、神ヶ原さんは車で来てるんですから」


要「私がタクシーで送るからいいの」


マスター「送り狼になるつもりですね?」


要「いやー……それは、ねえ?」
570 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/02(月) 19:34:13.30 ID:8j8UV1M5o
亜里沙「話が見えて来ないんですが……」


マスター「この人、綺麗な女性を見つけるとすぐこういうこと言い出すんです。本気にしなくていいですよ」


亜里沙「そう、なんですか?」

亜里沙(レズビアン……なのかな)


要「あ、そだ。めんどくなる前に聞くけど彼氏とか旦那さんとかいる?」


亜里沙「それは……いませんけど」


要「もったいない……見たところ25、6歳って感じだし、男がほっとかないと思うんだけどな」


亜里沙「それはありがたいですけど私もう30ですから」


要「30? 見えないな……」

要「じゃあほら、30になった記念に女に抱かれてみない? 20台の自分にサヨナラーって」


マスター「要さん、捕まりますよ」


亜里沙「遠慮します」プイッ


要「残念、振られちゃった」アハハ


マスター「この人自分の顔がいいこと自覚して口説いてますからね。仕事ができて頭もキレる分たちが悪い」


亜里沙「なんとなく今のやり取りで分かりました」


要「ま、それはなくてもまた来てよ。大概いるからさ。今度は一緒に飲もう」


亜里沙「それなら喜んで」

亜里沙「……酔ったからってどこかに連れ込んだりしないでくださいね」


要「善処しまーす」
571 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/02(月) 19:35:47.10 ID:8j8UV1M5o
わいわいがやがや


理緒「すごい大所帯だね……」


早苗「お祭りって言ったらほとんどみんな集まっちゃって〜」


亜里沙「わ、私は早苗さんが行くって言ったから……」


奏「……」ススス


サラ「ふふ、奏ちゃん。先生も今日はお客さんで来てるんですから隠れなくても大丈夫ですよ」ナデナデ


綾子「そっか。奏の担任だったね、亜里沙さんって」


茅「楽しそうだったし、誘われたら行くしかないじゃん!」


真央「もちろん真央は茅ちゃんについてくよ! 補導とかされたくないし!」


渚「今日はみんな自由に動いていいんですよね?」


早苗「そうね〜。夏祭りはステージがあったけど、今回はそういうのもないし〜」


綾子「それじゃあここで解散する? あ、奏は誰かと一緒にいなきゃ駄目だからね」


奏「はい」


理緒「はい、解散でいいですよ。皆さん楽しんでくださいね」


茅「よーし、じゃあ真央ちゃんあっち行こう!」


真央「おうともさー!」


安価↓からそれぞれのみんなの行動安価
出店やタイムテーブルは詳しく決めていないので、自由に考えてください
大学の学祭に行ったことがないので、変なところがあれば教えてください

ちなみに
理緒のサークルの出し物は歴史喫茶
江戸時代の茶屋をイメージした和菓子やお茶を提供する
着物を着たり、武士のような和服を着たりもできる

屋外ステージの発表は
漫才
演劇
ダンス
ライブ
カラオケ
ミスコン

カラオケ大会はエントリーすれば一般客も参加可能
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 20:13:11.90 ID:aIy2l1DvO
理緒の歴史喫茶で白百合荘メンバーがのんびりしているところに屋上ステージでダンスを披露する予定だったレイラが合流。
グループの様子を見て故郷が懐かしくなり故郷の友達の話から恋愛、性体験の話をしだす。
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 20:55:16.03 ID:yre4uBps0
良ければ
綾子さん、レイラのダンスを見学後にミスコンが一人欠けてしまったようで代役としてレイラのノリもあり出場
厳しかったら>>572の最中レイラを気遣ってあんみつをあーんしてあげる
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 21:28:41.10 ID:Anwz4WqYo
サラがナンパされている姿を目撃してショックを受ける奏
胸のモヤつきと動揺で割って入れない中、白百合荘の誰かが助けに来る
可能なら助けに来た人にモヤつきを打ち明けるもセットで
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 21:41:45.40 ID:K1PSQRRA0
茅&真央が出店を回っていると透と遭遇、夏祭りのリベンジとして透を引き連れ茅がカラオケ大会に参加して真央を想いラブソングを熱唱
透は一般客でも理緒と同じ大学の院生として参加でもやりやすいようにして下さい
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 19:04:36.36 ID:2D96rgmvo
渚と理緒の仲の良さを見て二人の関係性に勘付く亜利砂
自分も早苗ともっと仲良くなろうとして夏祭りの時とは打って変わって早苗をひっぱり回す
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 16:54:56.73 ID:g30jtWQWO
大雑把で悪いけど奏はサラだけでなく綾子個人も大切に想ってるような描写が欲しいなぁ
578 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:26:33.89 ID:6sG89RSao
>>572
>>574
>>575(途中まで)
>>576
を採用します
579 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:27:00.69 ID:6sG89RSao
理緒「なんで解散したのにまた皆で集まってるんですか……」


真央「理緒ちゃんの着物姿が見たくて! 可愛いね、その着物!」


早苗「ほんとね〜。青色の着物、とっても綺麗だわ〜」


理緒「ありがとうございます」ニコッ


渚「む」

渚「理緒さん理緒さん」クイクイ


理緒「?」


渚「に、似合ってます。可愛いですっ」コショコショ


理緒「……ん、ありがと」

理緒「渚にそう言われるのが一番嬉しい」テレッ


亜里沙「……」

亜里沙(あれって……まさか)

亜里沙(いや、私がアドバイスしたのも半年近く前だし……ってことは)

亜里沙(そっか、上手くいったんだ、理緒さん)


理緒「せっかくですから、皆さんも体験してってください。和菓子もありますし、あとは着物も着れますから」


サラ「キモノ! 着てみたいです!」


亜里沙(私も頑張らなきゃ……!)

亜里沙「さ、早苗さん!」


早苗「は、はい?」


亜里沙「今日は楽しみましょうね!」


早苗「……ふふっ」クスッ

早苗「はい、亜里沙さん。楽しみましょう」ニコッ
580 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:27:30.87 ID:6sG89RSao
???「あ!」


理緒「いらっしゃいま……」


???「リオ! ……とナギサ!」


理緒「え、あ……!」


渚「レイラさん!?」


レイラ「二人も踊りにきたの?」


渚「いえ、私たちは踊りは……」


レイラ「しないのかー……残念」


理緒「レイラさんはまた踊るの?」


レイラ「うん!」


理緒「なら後で見に行くよ。その前にさ……」


レイラ「?」


理緒「時間あるよね? よかったらここでゆっくりしていって」


レイラ「おお! オナサケイタミイル!」
581 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:27:59.34 ID:6sG89RSao
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏「サラさん、着物も似合いますね」


綾子「ブロンドの美女は何着ても絵になるねー」


サラ「もう、おだてても何も出ませんよ」テレテレ


レイラ「この人たちは?」


理緒「同じアパートの住人。みんないい人だよ」


レイラ「へー……」


真央「茅ちゃんの着物姿が可愛すぎる件」カシャカシャカシャカシャ


茅「真央ちゃん連写はやめよう?」


レイラ「いやー……故郷を思い出すなあ」


理緒「レイラさんの故郷?」


レイラ「こんな感じでさ、みんな仲良くって」

レイラ「毎日のように集まってたなーって」


渚「ホームシック……ですか?」


レイラ「そういうんじゃないよ。ただちょっと懐かしいだけ」


理緒「興味あるな……。レイラさんの故郷の話聞かせてよ」


レイラ「おお、いいよー!」
582 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:28:31.51 ID:6sG89RSao
レイラ「って言っても取り立てて話すようなことあったかな……」

レイラ「まず朝集まって、皆で朝ごはん食べて」

レイラ「その後は仕事だったり学校だったりでバラバラ。私はダンススクールで講師したり他のバイトしたり。まあ終わったらまた皆で集まるんだけどね」

レイラ「それからそうだなー……。晩御飯食べて気分が乗ってきたら皆とセックスしたなー」


渚「ぶっ!」ブハッ

渚「げほっ! げほ、えほっ!」


理緒「い、いきなりなんの話してんの!?」


レイラ「故郷じゃそうだったんだよー。なんか皆曰く「ダンスがヤラシイ」らしくてね。女の子からも抱いてくれって言われたことあるよ!」


渚「〜〜〜ッ!」カアアアッ


理緒「そ、そういう話はなしで! なんかもっと地域の話とか聞きたいんだよ!」


レイラ「えー? それこそ何もないよー」

レイラ「私が巫女だとか、そういう話は面白くないし……」


理緒「え、それは気になるよ」


レイラ「そう? 興味の対象が分からないなー」


綾子「なになに、なんの話?」


レイラ「わあ! おっぱい!」


綾子「おお、挑戦的な奴だな」


レイラ「いやあ、ごめん。あまりに大きいからつい……」
583 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:30:03.96 ID:6sG89RSao
レイラ「それで、私の職業の話だっけ?」


理緒「そうそう」


レイラ「厳密にはシャーマン。日本風に言えば巫女」

レイラ「巫女の仕事は、その身に神を降ろしたり、霊界や神霊とコンタクトをとったり……ただ、これはもう形式で残ってるだけで、霊との交流は目的じゃない」

レイラ「地域の特色として、数年置きに若い人にダンスを伝えてるってだけだね」


綾子「ダンス?」


渚「レイラさん、前の夏祭りでダンスを踊って優勝したんですよ」


綾子「へー……」


レイラ「それで、私は小さい頃からダンスを踊ってて、尚且つ踊るのが好きでね。だからダンサーとして働きたいんだ」


理緒「それがなんで日本に?」


レイラ「タイミングよく留学の話が来たからってのもあるけど、日本舞踊なんてのがあるって聞いて、日本に興味が出てきたの」

レイラ「しかも来てみたら思ったより気に入っちゃってね。日本語喋れるのもたくさん練習したからなんだよ!」


理緒「なるほどねー」


綾子「はい!」シュピッ


レイラ「はいおっぱいさん!」ビシッ


綾子「ダンスが見てみたいです!」


レイラ「お、見る? いいよー」


理緒「そうだ。踊るなら着物着てみる?」


レイラ「着る!」
584 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:30:30.61 ID:6sG89RSao
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


レイラ「〜♪ 〜♫」フリフリ


綾子「おお……」


理緒「夏祭りのときはじっくり見れなかったけど……」


渚「すごい……綺麗ですね……」


レイラ「♪ ♪♫ 〜〜♪」クルッ


早苗「……素敵ですね」


亜里沙「……はい」


レイラ「〜♫ ♪ ♪ ♫」フリフリ クルリン


茅「おー……」


真央「……すごいね」


レイラ「♪ ♫♪ 〜♪」フリフリ ピタッ


奏「おおー……」パチパチパチ


サラ「オミゴト……」パチパチパチ


綾子「すごいね……なんか、こう……うあー、言葉が出てこないよー」


レイラ「ありがとー! 楽しかったー!」ノビー
585 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:30:58.19 ID:6sG89RSao
レイラ「気分転換になったし、そろそろ私は行くね」


理緒「うん。引き止めてごめんね」


レイラ「いいよいいよ。あ、ダンスステージは午後2時からね! 応援よろしく!」タタタッ


亜里沙「よ、よしっ。早苗さん、私達も行きましょう!」


早苗「はい」ギュッ


亜里沙「! て、手……!?」


早苗「人が多いので、はぐれないようにしましょう」ニコッ


亜里沙「は、はいっ!」


てくてくてく


綾子「じゃあ私達もだな。サラ、奏、行こう」


サラ「はいっ」


奏「はい」


てくてくてく


真央「着物……」


茅「真央ちゃん、ずっとここにいても意味ないでしょー、行くよー」ズルズル


真央「あーん、理緒ちゃんの着物姿がー……」ズルズル


ずるずるずる……


渚(やっと二人きりになれた……)


理緒「これで少しゆっくりできるね」ストン

理緒「喜ばしいことじゃないけど、今は他にお客さんもいないし」


渚「ほんの少しの時間でもいいです。理緒さんとゆっくり過ごせるなら……」コテン


理緒「ん……そだね」
586 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:31:32.26 ID:6sG89RSao
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


茅サイドーー


茅「!」ピクッ


真央「どしたの?」


茅「遠州透!」ズイッ


透「……誰?」


茅「ほー……覚えてないと……。夏祭りであんなに低い点数出しておいて……?」


透「……ああ。あの時の3点の人……」


茅「お、お、ぎ、し、か、や! 3点の人じゃない!」


透「……そう。それで、茅さんはなんのためにここに? まさかわたしにリベンジするためだけに来たの……?」


茅「んなわけ……って、リベンジ? まさかまたなんかの採点すんの?」


透「……この後のカラオケ大会。OG枠で採点係になってる……」


茅「ほー……そりゃいいこと聞いた」

茅「あたし、参加するから。今度はその鼻明かしてやる!」


透「……へえ、楽しみ……」


茅「よし、宣戦布告したわけだしエントリーしに行こう! 真央ちゃん!」


真央「おお! 行こう行こう!」


てくてくてく
587 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:32:04.26 ID:6sG89RSao
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏サイドーー


奏(ど、どうしよう……)


サラ「ーーーっ」


大学生「ーーー? ーーー」


奏(私がお手洗いに行って、綾子さんがジュースを買いに行ってる間にサラさんがナンパされるなんて……)

奏(遠くて声が聞こえにくいけど……)


大学生「ーーーいこーぜ? ーーーだから、ーーー」


サラ「人をーーーるんです、すみーーー」


奏「や……」

奏(止めなきゃ、止め、てーー)

どうして男の人はサラさんをナンパできるの

奏(止めーー)

私じゃ駄目なの?

奏(止ーー)


綾子「おい!! サラから手ぇ放せてめえ! 嫌がってんだろ!」


奏「!!」ビクッ


大学生「な、なんだお前……ちっ、しらけたわ」クルッ


奏「さ、サラさん……」フラッ


綾子「大丈夫か、サラ。怖いことされなかったか?」


サラ「大丈夫ですよ、少ししつこいだけで変なことはされませんでしたから」グッ


奏「サラさん、ごめんなさい……」ギュッ


サラ「おっと。奏ちゃん、どうしました?」


奏「見てたのに、絡まれてるの見てたのに、止められなくて、ごめ、ごめんなさいっ」


サラ「いいんですよ。奏ちゃんは子供じゃないですか。体が動かなくて当然です」ナデナデ


綾子「ったく、サラがこれだとおちおち一人にできないな」

綾子「これからはできるだけさらに固まろう。変なやつに絡まれたくないしね」


サラ「はい、そうしましょう」


奏「ーーはっ、はっ」ドクンドクン

ーー私じゃ駄目なの?ーー

奏(なに、さっきの……)
588 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/09(月) 20:32:47.89 ID:6sG89RSao
綾子「ーーなで、奏!」


奏「! は、はい? どうしました?」


綾子「どうしたもこうしたも……呼びかけてもぼーっとして反応しないんだもん。大丈夫?」


奏「だ、大丈夫ですよっ。次どこに行くんですか?」


綾子「んー……」

綾子「あんまり大丈夫には見えないなー。何かあった?」

綾子「あー、いや、今はさすがに学祭中だし相談乗れないけどさ、帰ったら話聞かせてよ」

綾子「ひとまず今は楽しもう?」


奏「は……はい」


サラ「二人ともー、置いていきますよー」


綾子「だーからー、一人になるなってー」テクテク


奏(そうだ、前だって二人に相談したんだ。今回も相談に乗ってもらって……)

奏(うん、大丈夫。私には頼りになる人がいる)

奏「置いてかないでくださいよー!」タッタッタ


安価↓
@昼までイベントなし
A誰かが行動を起こす(自由安価)

Aを選んだ場合、さらに安価↓3くらいまでの行動をこなします
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 21:39:52.40 ID:a26otad60
2
亜利砂が早苗にいいところを見せようとするも輪投げ等のチャレンジ系出店を訪れるが尽く空回りして失敗しまう。
落ち込む亜利砂に「意外な一面がみれて良かった」と微笑む早苗(あと弱冠のSが開花)。
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/10(火) 10:34:54.66 ID:FTa0vxNz0
A再び綾子を見つけたレイラが「おっぱいさーん!」と後ろから抱きつき胸を揉みしだく
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/10(火) 12:11:57.93 ID:VHwTKCgoO
A渚と理緒が人目を偲んで互いにキスしてドキドキするイベント
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/10(火) 18:04:05.18 ID:xW3mOr7co

レイラは時代劇見て日本語の練習したんかw
良い引っ掻き回しキャラだな〜
593 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/10/16(月) 21:13:40.57 ID:u11Y5Fz1o
エロが…エロが書きたい…!

すみません、更新はもう少しかかります
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 21:43:37.35 ID:0dpOu692o
がんば
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 22:13:54.26 ID:cys8Ctvlo
報告サンクス
奏ら組と早苗組どっちが先にくっついてもおかしくない感じだあね
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 17:36:48.40 ID:KIoseWcEO
もうこないか…?
597 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/11/17(金) 17:51:17.09 ID:N+MhoTC/o
19日に簿記の試験あるので勉強してました
終われば更新できるのでもう少しだけお待ちください

ほんとにお待たせして申し訳ない
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 18:08:30.20 ID:Sxfvol4A0
待ってるよ
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 19:21:21.27 ID:xq4rYV0no
待っとるでー
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 19:47:32.49 ID:khwqp4Wvo
健闘を祈る
601 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/11/20(月) 23:10:46.62 ID:R/7+eUvlo
>>589
Sの開花が書けなかったのでそこのみ不採用
>>590
>>591
を採用します
602 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/11/20(月) 23:12:42.02 ID:R/7+eUvlo
早苗サイドーー


亜利砂「縁日通り……」


早苗「お祭りをイメージした出店が何店か並んでますね〜」


亜利砂「よし、行きましょう早苗さん!」


早苗「はいっ」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


亜利砂「サバゲ部協力、近代射的……面白そうですね」


サバゲ部員「お、お姉さんやりますか? これ、射的用の銃です」ズシッ

サバゲ部員「見た目は本物のショットガンそっくりにしてますが、中身は屋台で見る射的用銃のまんまですからご安心ください」


早苗「頑張ってくださ〜い」


亜利砂「とりゃっ!」パンッ

亜利砂「えい、いけっ!」パンッパンッ

亜利砂「あれ、上手く行かない、なっ」パンッパンッパンッ


サバゲ部員「お姉さん残念! 全弾外れちゃいましたねー。これ、残念賞です!」


亜利砂「く、う……!」

亜利砂「つ、次です!」
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 23:13:02.95 ID:B+yF5t3Q0
お疲れさまです。待ってましたよ。
604 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/11/20(月) 23:13:21.72 ID:R/7+eUvlo
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


亜利砂「物理部開発、激ムズ輪投げ……」


早苗(激ムズ……)


物理部員「やりますか? この輪投げは見た目こそ普通の輪投げですが、この輪がですね」スッ

物理部員「片側だけ重くしてあるので、置くように真っ直ぐ投げると縦に回転してしまうんですよ。しっかりクルクルと回るように投げないといけませんが、そうなるとコントロールが難しいのです」

物理部員「やっていきますか?」


亜利砂「ええ、もちろん」

亜利砂(なんだかんだ言ってもたかが輪投げ。輪投げなら私の得意分野!)ヒョイッ


カシャンッ


亜利砂「あら?」ヒョイッ


カシャンッ


亜利砂(す、すぐに縦になる……!)クンッ


すぽーんっ


亜利砂(かといって力を入れて回転させたらすっぽ抜けるし……)ヒョイッ


カシャンッ


亜利砂「もー!」ヒョイッ


カシャンッ


物理部員「残念! 5つ全部外れです!」

物理部員「リベンジお待ちしてますよ。これ、参加賞です」スッ


亜利砂「うう、ありがとうございます……」
605 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/11/20(月) 23:15:14.95 ID:R/7+eUvlo
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


亜利砂「クイズ研提供、なぞなぞくじ」

亜利砂「クイズの難度、解いたスピードにより景品を差し上げます」

亜利砂「変わったくじですね……やってみましょう!」


クイズ研部員「やりますかー? くじボックスどうぞー。お好きなのをひとつ引いてくださーい」


亜利砂「よし、これっ」バッ

亜利砂「……『5000に線を一本足して、半分を表わせ。難易度★★☆ ひらめき★★★』」

亜利砂「……? 半分って……半分?」


早苗(……あっ)ピコーン


亜利砂「500θ……いやこれじゃダメだ」

亜利砂「線って曲がっててもいいのよね……25000……いやこれじゃ5倍……」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


(10分後ーー)


亜利砂「わ、分からない……」ズーン


早苗「ちょっといいですか〜?」ヒョイッ

早苗「こう……0と0の間に線を引いて……」スーッ

早苗「50%……ね?」


亜利砂「!!!」


クイズ研部員「おおー、おみごとー。どうぞ、景品ですー」


亜利砂「うぅ……」ショボン


早苗「げ、元気だしてくださ〜い」ナデナデ


亜利砂(な、なでなで……! 落ち着く……)


早苗(泣きそうな亜利砂さん……)

早苗「かわいい……っ」ボソッ


亜利砂「?」ナデラレナデラレ
606 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/11/20(月) 23:15:49.82 ID:R/7+eUvlo
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


亜利砂「調理部監修、カラフルわたあめ……」


早苗「やりますか〜? お昼ごはんまだですけど〜……」


亜利砂「いえ、やめましょう……。今の私ならこれすらも失敗しかねませんから……」ショボン


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


がやがや がやがや


亜利砂「あ、ここ空いてますよ!」ストッ


早苗「やっぱり混んでますね〜」ストン


亜利砂「ですね。私達も食べたらすぐに離れましょう」


早苗「それじゃあ早速……いただきます」


亜利砂「いただきます」


もぐもぐ


亜利砂「……」

亜利砂(射的はボールペン、輪投げはポケットティッシュ……唯一の景品はクイズ研のお菓子詰め合わせ……)

亜利砂(しかもこれは早苗さんが手に入れたようなものだし……)

亜利砂「あの、つまらない、ですよね……こんな、失敗ばっかで」


早苗「? そんなことないですよ〜」


亜利砂「でも私、いいところ見せたくて頑張ったのにだめだめで……すごく恥ずかしいです」


早苗「そうですね〜……でも、私は亜利砂さんの新しい一面が見れて嬉しかったですよ……?」


亜利砂「!」キューン


早苗「なんでもできる人なんていませんし、亜利砂さんのそういうところを好きになった訳ではありませんから〜」


亜利砂「す、好き……!?」


早苗「あ……ひ、人として、ですよ〜。ありのままの亜利砂さんを見せてくれる方が、私は嬉しいです」


亜利砂「!」コクコクコク


早苗「元気が出たみたいでよかったです〜。それじゃあ、食べちゃいましょうか〜」


もぐもぐ
607 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/11/20(月) 23:16:21.00 ID:R/7+eUvlo
綾子サイドーー


レイラ「おっぱいさーん!」ドーン


綾子「うおっ……!?」


レイラ「あ、やっぱでかい」モミモミ


綾子「おい」グイッ


レイラ「あう」


サラ「あ、さっきの……」


綾子「いきなり人の胸を揉むんじゃない」


レイラ「だってでかかったから……」


綾子「あのなあ、さっき会ったばっかりの人に胸揉まれて喜ぶ奴がいるか?」


レイラ「いないね!」


綾子「そういうことだ。もう揉むんじゃないぞ」

綾子「……それで? 何か私に用?」


レイラ「あーいや、用はないよ。おっぱい揉んでみたかっただけだから」


綾子「なら早くステージ行った方がいいんじゃないの? 私に構ってたら出番に遅れるよ」


レイラ「確かに! じゃあ私はこれで失礼するね!」

レイラ「良かったらステージも見に来てねー!」タッタッタ


綾子「嵐みたいな奴だな……」

綾子「さ、サラ、奏、私達も行こっか」


サラ「はい!」
608 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/11/20(月) 23:17:00.32 ID:R/7+eUvlo
渚サイドーー


理緒「ふう……少し落ち着いてきたね」


渚「そろそろお昼ですし、皆さんどこか別の場所でご飯を食べてるんだと思いますよ」


理緒「そうだね。私の当番はお昼で終わりだから、もう少しだけ待っててくれる?」


渚「はい、もちろん待ってます!」

渚「……」ソワソワキョロキョロ

渚「り、理緒さん理緒さん。ちょっとこっち来てください」チョイチョイ


理緒「?」


渚「んっ」チュッ


理緒「なっ! 渚……!?」


渚「大丈夫です、誰も見てません」ボソボソ


理緒「……」キョロキョロ

理緒「……ちゅ」チュッ


渚「!」

渚「えへへ、ドキドキしますね……」


理緒「……ちゅう」


渚「んっ、んう……!?」

渚(く、口に……!?)


理緒「ちゅ、んく……ぷぁ」

理緒「……どう? もっとドキドキした?」


渚「す、すごく」ドキドキ


理緒「……誰も見てないよね?」


渚「見てない……と思います。誰もこっち気にしてませんし」
609 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/11/20(月) 23:17:28.29 ID:R/7+eUvlo
歴研部員「理緒ー交代するよー」


渚理緒「「!!」」ビクッ

理緒「あ、ありがと。あと頼むね」


歴研部員「任せてー。あ、着替え裏にあるからね」


理緒「わかった、着替えてくる。渚もこっち来て」


渚「あ、は、はい」トテテ


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


更衣室ーー


理緒「……ねえ」


渚「は、はいっ」


理緒「なんであんなところでキスしたの?」


渚「あの……我慢、してたんですけど……着物姿が色っぽくて、我慢できなくて……それで、つい」


理緒「……そっか」


とんっ


理緒「じゃあ私も我慢しなくていいよね……?」


渚「へ? 我慢って……んっ」


理緒「小動物みたいな顔してずっと待ってるんだもん。私だって渚に触りたいの我慢してたんだよ?」


渚「ま、待ってくださいっ、ここじゃ誰か来ちゃ……」


理緒「先にしてきたのはそっち……ちゅう」


渚「ひ、あ……っ!」


理緒「ふふ、渚が悪いんだからね……?」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


◆◆◆◆◆◆◆


◆◆◆
610 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/11/20(月) 23:17:57.63 ID:R/7+eUvlo
屋外ステージーー


司会「ーーさあ次はダンスパフォーマンスです!」

司会「我が大学のダンスサークルが集まり、様々な踊りを見せてくれるようです。また、その後には日本でも活躍する外国人ダンサー、レイラ・リトルビーチさんにも踊っていただきます。では、ミュージックスタート!」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


レイラ「ふー……」


綾子「おい」


レイラ「うわひっ!?」ビクウッ

レイラ「あ、ああなんだおっぱいさんか……」


綾子「綾子って名前で呼べよな……。まあいいか」

綾子「ね、さっきまであんなに笑ってたのに緊張してるの?」


レイラ「あはは、ちょーっとね。そういえばステージ裏入ってきて大丈夫なの?」


綾子「関係者って言ったら通してくれたよ」


レイラ「へー……あ、あの二人は?」


綾子「奏とサラのこと? あの二人ならさっき会った早苗と亜利砂さんに任せて一緒にステージ前で待っててもらってる」
611 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/11/20(月) 23:18:31.72 ID:R/7+eUvlo
レイラ「そっかそっか。えっと、じゃああのさ、お昼は? 食べたの?」


綾子「食べたけど……あ、そういうことか」


レイラ「?」


ムニュッ


レイラ「ッ!!!?」


綾子「緊張したら口数多くなるタイプなんだね」ムニムニ


レイラ「な、なん、胸っ!?」バッ


綾子「いやね、緊張解してあげようかと思って。……あとさっきの仕返し」


レイラ「……確かに緊張どころじゃなくなったけどさ」


綾子「しかし何度も踊ってるのに緊張するんだな」


レイラ「まあこればっかりはなんとも……。踊りはじめたら楽しくなって緊張も吹き飛ぶんだけどね」


綾子「なら緊張解す必要なかったかな」


レイラ「んーん、助かったよ。ありがと」

レイラ「……ね、なんでさっき会ったばっかの私のこと気にかけてくれるの?」


綾子「なんでって……ステージの隙間から顔見えちゃったからね。いかにも緊張してますー、みたいな顔がさ」

綾子「そしたら「あー、助けなきゃなー」って思って。サラの癖が移ったのかもしれないな」


レイラ「サラ……」


綾子「そ、サラ。私の友達」


レイラ「……よし!」スクッ

レイラ「しっかり踊ったあとで、サラさんにもお礼言うよ!」


綾子「おう、その意気だ」


レイラ「じゃあそろそろ行くよ」


綾子「ああ、見てるからな」


レイラ「いってきます、アヤコ」ニッ


綾子「……ん、いってらっしゃい、レイラ」
612 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/11/20(月) 23:19:00.79 ID:R/7+eUvlo
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


司会「さあ続いて、先程も言ったとおりこの方に登場してもらいます! レイラ・リトルビーチ!」


レイラ「どうもー!」


司会「それでは早速踊っていただきましょう! ミュージック、スタート!」


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


レイラ「♪ 〜♪」


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


綾子「……」ジーッ


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


レイラ「♫」クルッ


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

♪♪♪♪♪♪♪

♪♪♪


パチパチパチパチ


司会「見事な踊りをありがとうございました! レイラ・リトルビーチさんにもう一度拍手を!」


パチパチパチパチ!


レイラ「楽しかったよ〜! ばいばーい!」タタタッ


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


レイラ「アヤコ!」


綾子「おかえり、レイラ。いいダンスだったよ」


レイラ「いえい!」

レイラ「そうだ、この後ってどうするの?」


綾子「この後? カラオケ大会に茅が出るらしいからそれ見ようかなとは思ってるけど……」


レイラ「ほほー、カラオケ大会……」


綾子「せっかくだしレイラも見てく? 他の人の発表はまだ見てないだろうしさ」


レイラ「うん! そうする!」
613 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/11/20(月) 23:20:30.22 ID:R/7+eUvlo
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


真央「茅ちゃん、頑張ってね!」


茅「任せてよ。今度こそ遠州透にぎゃふんと言わせてやるんだから……!」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


司会「さてさて、お次はカラオケ大会となります。うちの生徒からだけでなく一般の参加者も受け付けての大会となります」

司会「得点はカラオケマシーンの得点と審査員の得点の平均となり、優勝者にはこの学祭のみで使える引換券をプレゼント! 参加者の皆さん、優勝目指し頑張ってください!」

司会「ではエントリーナンバー1番から行きましょう! どうぞ!」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


茅「あ、あ〜♪ ……よし、準備完了!」


真央「ファイト、茅ちゃん! ……あ、そうだ!」

真央「茅ちゃんにおまじないしてあげる。少しかがんで?」


茅「?」


ちゅっ


真央「元気がでるおまじない、だよ」ニコッ


茅「……やばい、めっちゃ元気でた」

茅「よーし、いくぞー!」


安価↓茅の歌う曲
コンマ↓〜↓3の中から最高値が茅の点数
01〜50の場合コンマに+50
51〜00の場合コンマをそのまま採用
00は100扱い
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 23:30:27.65 ID:B/fFdpvHO
赤い糸(コブ○ロ)
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 23:36:04.63 ID:hkgztrEQo
やあ
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 23:37:17.78 ID:B+yF5t3Q0
そい
617 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/11/22(水) 19:35:48.39 ID:aW8BMtJUo
間が空きすぎたので、今までのあらすじ
>>601の前にこれを入れときたかったんですが、まとめるのに思ったより時間がかかってしまいました

四月と五月(>>2->>70
澄野渚が1号室の住人に。
アパート主催のお花見を開催。
お花見から抜け出した渚は2号室の東谷理緒と遭遇。「なぎさ」と呟かれた後、キスされてしまう。
依然として渚からの頼みは聞く理緒だが、理緒から渚へは何も頼まない。
渚がその事を詰め寄ると、かつて理緒は凪沙という子に恋をしていたが、頼み事をしすぎたせいで嫌われたと発覚。

六月(>>99->>149
渚、管理人、天使早苗にキスのことを相談。
理緒が渚と出かけたいと頼み事をする。行き先は美術館に。
美術館で理緒の中学時代の先生神ヶ原亜利砂に遭遇。
美術館を見たあと雨に降られる。渚と理緒は相合傘で帰宅。

七月(>>196->>226
6号室の住人、大岸茅が本屋で8号室の住人、桃山真央と遭遇。
百合本を集める真央と、密かな同性愛者茅は真央の部屋で一緒に百合本を読む。
茅は同性愛の相談を渚や理緒にする。白百合荘の人たちから肯定され、同性でも隠さずに好きになってみようと思う茅。
早苗、ダンス講師の資格を取得。夏祭りに向け住人にダンスレッスンをする。
理緒、翌月の夏祭りに渚を誘う。
真央、翌月の夏祭りに茅を誘う。

八月(>>230->>300
夏祭り開催。
渚と理緒、茅と真央、早苗、亜利砂で行動開始。
茅と真央が逸れてしまう。
中学生と間違えられた真央、亜利砂に補導されかける。
茅と早苗がその場にやって来てことなきを得る。
早苗、亜利砂と行動を共にすることに。
ステージ大会にて、遠州透が審査をすることに。
ステージ大会にて、白百合荘のメンバー茅、真央、早苗は惨敗。外国人ダンサー、レイラ・リトルビーチが優勝。
茅、点数の不服を透に申し立てるも反論され徒労に。
茅と真央、再び逸れるも真央が茅を発見。
茅、真央への恋を自覚。
花火をバックに渚と理緒が再びキス。互いの好意を自覚し付き合うことに。
茅、家族に同性愛者と気づかれ、自宅に軟禁されることに。
618 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/11/22(水) 19:36:22.62 ID:aW8BMtJUo
九月(>>348->>488
7号室の住人、琴崎綾子、5号室の住人、サラ・ミナヅキ、白百合荘の前で家出少女、若宮奏と遭遇。
奏は茅の知り合い。だが、真央には奏の存在をまだ知らせず、奏の家出問題を解決することを優先する。
綾子、サラ、積極的に奏の世話を焼き、少しずつ心を開いてもらう。
しかし真央と奏が遭遇。現状を話すことで茅の問題は少し待ってもらうことに。
奏の担任が亜利砂と判明。
亜利砂を経由し、奏が親と直接話すことに。
話し合いの結果、奏は親と和解。
奏の問題が解決したので茅の問題へ。
真央、茅母親、茅父親を説得。納得はしてもらえていないが、一定の理解は示してもらい軟禁を解除。自由な行動を許される。
晴れて茅と真央は付き合うことに。
綾子、水泳大会で2位に。
入賞記念と早苗の誕生日を祝うパーティを白百合荘で開催。
亜利砂、早苗と年齢の辻褄が合うことで大学時代に1年間だけ共に在学していたことが判明。
亜利砂、大学時代に早苗に惚れていたことを話しキスをする。

十月(>>496->>564
奏、サラや綾子らと出かけるほど仲良くなる。
奏、買い物の最中、サラが取られたと(無自覚に)感じ、嫉妬から叫んでしまう。
早苗、亜利砂と話し合うことで不安を払拭。亜利砂からの好意に応えられるようになるだろうと思い直す。

十一月(>>571-)
理緒の大学で学祭が開催。
夏祭りで出会ったレイラと再会。
理緒の在籍する歴史研究部の出し物を全員で堪能した後、解散。
渚、理緒と残る。
茅、真央と行動。
奏、綾子とサラと行動。
早苗、亜利砂と行動。
サラ、ナンパされかけるも綾子に助けられる。
レイラ、綾子に勇気づけられステージへ。
茅、ステージ発表のカラオケ大会に一般枠として参加。

現在ここまで
人物紹介は
澄野渚>>5
東谷理緒>>26
天使早苗>>78
神ヶ原亜里砂>>133
大岸茅>>151
桃山真央>>170
レイラ・リトルビーチ>>173
遠州透>>175
琴崎綾子>>309
サラ・ミナヅキ>>328
若宮奏>>352
(要>>327
です
619 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/11/22(水) 19:37:59.64 ID:aW8BMtJUo
司会「続いては一般参加者、大岸茅さんの歌です。どうぞ」


透「……」


茅「……すぅ」


〜♪


ーー心の通わぬやりとりばかりこれ以上繰り返すよりも


奏「…………」


ーーあなたの心が答え出すまでこのまま二人会わない方が


真央(茅ちゃん、そんなつもりで黙って引っ越ししたのかな? ……なんてね♪)


ーーそれが明日でも五年先でも、いつでもここで待ってるから


亜利砂(八年先……でも)


ーー約束しようよ。そして二人、心に赤い糸をしっかり結んで


早苗「……」


〜♪


パチパチパチパチ


司会「さあ得点の方見ていきましょう!」


カラオケマシン……82
審査員1……65
審査員2……73
審査員3……70
審査員4……100


司会「一人100点が出ましたが、得点は平均点です。平均点は……」


78点


司会「78点です! 大岸茅さん、ありがとうございましたー!」


茅「ありがとうございましたっ」ペコリ


コンマ↓
(100-78=)22以上で茅優勝
21以下で他の人が優勝
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 20:11:17.30 ID:rtHzQ54u0
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 07:22:12.07 ID:XwB21GLjo
あらすじありがたい
622 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/11/26(日) 09:27:36.83 ID:B1hwvaOJo
司会「さあ、すべての参加者が歌い終わり、いよいよ結果発表です!」

司会「優勝は……78点! 大岸茅さんです!」


パチパチパチパチ!


茅「わ、私!? やったー!」ワーイ


司会「こちら優勝特典の学祭で使える引換券となります! どうぞ!」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


茅「ねえ」


透「……」ピタッ


茅「なんで100点なんか入れたの」

茅「……なんかえこひいきで勝ったみたいで正直嬉しくないんだけど」


透「……それは……」


茅「まさか夏祭りの時の償いかなんかのつもり?」


透「……ちが……」

透「……かったから」ボソボソ


茅「なに?」


透「……すご! かった、から……! だから、100点……を……」


茅「ふーん……」


透「……あの時と違って、ほんとに恋してるって伝わってきて……だから、私は100点だと思って……」


茅「……そう。じゃあとりあえず素直に喜んどく。ありがとね」


真央「茅ちゃーん!」タタタッ


ギューッ!


真央「優勝おめでとー! すごかったよー!」


茅「あ、真央ちゃん! へへ、まあねー。あたしにかかれば余裕だよ!」


透「……え……ねえ、まさか、さ……。好きな人って……」


茅「ん? あー……」


真央「?」


茅「想像に任せるよ」ニッ


安価↓から自由安価
誰がどのような行動を取るか
現在14:00〜学祭終了17:00
※参考※行動を共にしてる人たち
渚ー理緒
茅ー真央
奏ーサラー綾子ーレイラ
早苗ー亜利砂
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 10:25:52.25 ID:xk31fgGY0
サラ、綾子、レイラと巨乳に囲まれ、自身の胸と比較してちょっと落ち込む奏。
その様子を見たレイラから『故郷に伝わる豊胸マッサージ』をしてもらうが、レイラの卓越した手捌きに感じてしまう。
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 10:57:07.52 ID:NmXM0eZ9O
少々やり過ぎてしまいむくれてしまった渚のご機嫌とりに奔走する理緒
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 12:19:22.90 ID:zPBvgPdeo
人数の少ないところで真央と茅が談笑
途中真央のアンコールで、一緒に「永遠にともにを歌う二人」
(真央が茅の肩に頭のせながら)
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 15:08:14.20 ID:ZiWL8NoxO
亜利砂が出店の三角クジで『テーマパークペア招待券』を当て、早苗とクリスマスデートの約束を取り付ける。
627 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/12/03(日) 20:04:13.00 ID:dpGZxxBro
>>624
>>625(途中まで)
>>626
を採用します
628 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/12/03(日) 20:04:40.52 ID:dpGZxxBro
茅サイドーー


真央「茅ちゃん、こっちこっち」クイクイ


茅「?」テクテク


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


茅「お? 休憩用のベンチがこんなとこに……」


真央「ささ、座って座って」ポスン

真央「えー、改めて。優勝おめでとう!」パチパチパチ


茅「ん、ありがと」ニッ

茅「やっぱおまじないが効いたのかな。こうやって……」チュッ


真央「! えへへ……」


茅「あ、そだ。引換券って何に使えるんだろ……」ペラペラ

茅「ジュース、たこ焼き、クレープ……いろいろあるねー」


真央「もう引き換えに行く?」


茅「んーん、もう少し他のとこ回ってからにするよ」


真央「そっか」


茅「真央ちゃんどこか見たいところある?」


真央「うーん……特にはないかなあ」


茅「じゃあしばらくはブラブラ歩きながら何かあるか探してみよっか」


真央「うん!」

真央「……ね、茅ちゃん」ギュ


茅「ん?」


真央「伝わったからね、歌」


茅「……そりゃ、真央ちゃんを想って歌いましたから」


真央「えへへ、嬉しいな」


茅「じゃ、もう一曲……」


♪♪♪♪♪♪♪
629 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/12/03(日) 20:05:06.95 ID:dpGZxxBro
渚サイドーー


理緒「なぎさー……機嫌直してよ〜……」


渚「知りませんっ」プイッ


理緒「謝るからさ〜……」


渚「謝られてもキスマークは消えませんっ」


理緒「じ、じゃああれ! クレープ食べよう! 屋台あるし!」グイグイ


渚「……行きます」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


理緒「……おいしい?」


渚「おいひいでふ……」モクモク


理緒「……ごめん、渚。ほんとに。やりすぎた」


渚「……もういいですよ。……私も意地を張りすぎました」

渚「……ごめんなさい」ペコリ


理緒「……よかった」ニコッ


渚「むぐっ?」

渚「クレープの袋に何か……」ペリッ


理緒「クジ券?」


渚「ああ、出店で何か買うとついてくるんですね。なんだかほんとにお祭りみたい」


理緒「せっかくだし引きに行こっか」


渚「はい、行きましょう!」
630 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/12/03(日) 20:06:41.64 ID:dpGZxxBro
早苗サイドーー


早苗「あら、二人とも」


渚「あ、早苗さん」


早苗「クジコーナーの前にいるってことは〜……クジ引いたの〜?」


理緒「はい。……まあハズレのボールペンだったんですけどね」


渚「早苗さんもクジを引きに来たんですか?」


早苗「私は亜利砂さんを待ってるのよ〜。いろいろ出店を回ったらクジ券が集まっちゃって……「どうせ当たらないので一人で引いてきます」って、亜利砂さん一人で引きに行っちゃったから〜……」


カランカランカラーン!


係員「出たー!! 出ました! 特賞ですー!!」カランカランカラン!


理緒「あ、特賞出たんだ。すごい運の持ち主だね」


渚「特賞って確か……テーマパークのペア券とかでしたっけ?」


理緒「そうそう。……でもよく用意できたよね。ただの学祭の景品なのに……」


亜利砂「さ、さなえさん……」フラフラ


早苗「あ、おかえりなさい亜利砂さん……って大丈夫ですか〜? 人酔いしちゃいましたか?」サスサス


亜利砂「これ……」スッ


早苗「?」

早苗「え、これって……」


亜利砂「と、特賞当たっちゃいました……」


理緒「さっきの先生だったんですか!?」
631 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2017/12/03(日) 20:07:11.75 ID:dpGZxxBro
亜利砂「なんか、ビックリしすぎてまだ実感が……」


早苗「そうですね〜……信じられないです……」


亜利砂「よ……よし。早苗さんっ」


早苗「はい?」


亜利砂「行きましょう、これ。一緒に」


早苗「……はいっ」ニコッ


理緒「お邪魔虫みたいだから、私たちはどっか行ってようか」ボソボソ


渚「ふふ。はい、そうですね」コショコショ


安価↓からそれぞれの行動を自由安価
学祭終了まで残り僅か
帰宅するもよし、残って出店を回るもよしです
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/03(日) 20:40:49.33 ID:tDbsHoW00
帰る際に人ごみに流され、綾子・サラ、レイラ・奏と二組が離れ離れになる。携帯も繋がらないようで・・・(しばらくしたら合流)
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/03(日) 20:59:46.72 ID:Wpy3ol370
早苗が亜利砂を部屋に招き、部屋にて早苗お手製のお摘みで晩酌
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