【けものフレンズ】 アライさん r-18G

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147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 18:40:44.74 ID:R64/v9km0
素炙りでもいいんじゃないかな?
燃やさずじわじわ炙り殺されるアライちゃんに見てみたい
148 :駆除屋さん [sage]:2017/08/17(木) 18:51:27.24 ID:mP1sgcvpO
>>146

あっ!そうだそれだ!
ポリタンクは灯油だ!
確かガソリンは金属製のタンクでしたね!
149 :駆除屋さん :2017/08/17(木) 18:52:13.92 ID:mP1sgcvpO
と言うわけで皆さん、ガソリンを灯油に置き換えて呼んでください。
ご迷惑をおかけしますが、お願いします。
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 23:08:54.79 ID:gh6izynlo
全然おkやで
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 23:57:16.23 ID:R64/v9km0
やだなぁ、最初から灯油だったじゃないですかHAHAHA
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 01:01:57.97 ID:alwPfmyh0
>>149
へーき、へーき
しらないことなんて誰にでもあるんだし
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 07:36:41.96 ID:sw/f1NXHo
アライさんごときにガソリン使うのはコスト高いからね
バターの代わりにマーガリンを使うように、住人は賢明な経済的選択によりガソリンより灯油を選んだのだ
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/08/20(日) 01:00:14.22 ID:GZqT8Cey0
undefined
155 :駆除屋さん :2017/08/20(日) 01:01:38.42 ID:GZqT8Cey0
アライさん「そ、そんなこと...。できないのだ...」

住人「これじゃあ話しにくいよな」

そう言って、車椅子を元の状態に戻した。

住人「よし。話せるな。あと10秒だ」

アライさん「ま、待つのだ!違うことならなんでもするのだ!
だから!」

住人「はい時間切れ」

そう言って、住人はアライちゃんの肩に重りを3本追加した。
およそ1.2キロの重量が加わり、段階を迎えたようだ。
みちみち、ブチっ。

アライちゃん2「のっ!だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

アライさん「!! ちびっ!」

重力に従う釘はアライちゃんの手を指先の方へと切り裂いていく。
ブチブチっ!ブツっ!

アライちゃん2「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

アライちゃん2「はあっ!はあっ...!おえっ...」

右手はとっくに引きちぎれたが、骨に助けられたのか、左手はかろうじて繋がっている。
アライちゃんは痛みに耐えながら、無残な右手で落ちないようにワイヤーを必死に掴んだ。

アライさん「ちび!なんとか持ちこたえるのだ!」

自分がひどいことをされていないのをいいことに、アライちゃんを励まそうとしている。
周りから見れば感動的な親子愛だが、当のアライちゃんは母親に対して恨みを増幅させていった。

アライちゃん2「うるさい...のだ...。アライちゃんが痛いの...何にもわからないくせに...」

初めての反抗。
アライちゃんは親に憎悪を孕んだ目を向けていた。
アライさんは、こどもはいつも自分について来てくれるものだと思っているらしい。
なのでこどもが自分に文句を言うなどとは夢にも思っていなかったのである。
今まで優しくしていた分、衝撃は大きかった。
アライさんは怒り出した。

アライさん「なんでそんなこと言うのだ!アライさんはちびを応援しているのだ!それをそんなに悪く言うなんて!おまえはアライさんのこどもじゃないのだ!もう知らないのだ!」
156 :駆除屋さん :2017/08/20(日) 01:02:31.63 ID:GZqT8Cey0
先ほど言ったことは何処へやら。
自分のことはどうにでもしてくれていいからこどもたちを助けてと懇願していたのに、この変わりようである。

アライちゃん2「そんなぁ....。そんなこと言わないで欲しいのだ....」

唯一の親に突き放されたアライちゃん。
ただ苦痛で子供らしく当たり散らしてしまっただけなのに...。
精神的にも、大きな傷を負ったようだ。

住人「おいおい。お前のことなんか知らないってよ。残念だなぁ?悲しいなぁ?おい。こいつどうしてもいいんだな?」

アライさん「いいのだ。好きにするのだ」

アライさんはつんと、アライちゃんを見ないように、目を閉じている。
157 :駆除屋さん :2017/08/20(日) 01:03:30.44 ID:GZqT8Cey0
住人「ひひひ。それじゃあ...」

住人の手には先ほどのものより大きな鉄球が付いたワイヤーが握られている。
そしてそれをアライちゃんの恐怖心を煽るように見せつけた。

住人「これつけたらどうなるかなぁ?」

アライちゃん2「ひっ!やめるのだ...そんなことしたら...」

確実に手が引きちぎれ、火のついたコンロへ落ちるだろう。

アライちゃん2「お願いなのだ!おかーしゃん!おかーしゃん!」

流石にそんなことはしないとたかをくくっているのか、不貞腐れたのか、アライさんは変わらず目を瞑っている。
今までこの住人にこんなひどいことをされていて、これから自分の子どもがまた被害にあおうとしているというのにこれである。
親子愛といっても、アライさんの場合、この程度のようだ。


そして、住人は重りを肩に落とした。
158 :駆除屋さん :2017/08/20(日) 01:04:09.77 ID:GZqT8Cey0
ブヂブヂっ!ブッ!

鈍い音がして、アライちゃんの左手が引きちぎれた。
先ほどは運良く助かったが、今回はダメなようだ。

アライちゃん2「あっ!あぁぁぁぁ!」

左手を引きちぎられた痛みより、これから起こる恐怖の方が大きかったらしい。

ガシャン!ボッ!

アライちゃん2「のだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!熱いのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

アライさん「ちびぃっ!」

肺に空気があるだけ叫び続ける。

毛皮が焼けた。

尻尾が焦げて、暴れまわるたびにパラパラと炭が散らばる。

空気とともに熱気が体内に入ってきた。
粘膜を焦がし、匂いを感じ取れなくなってしまった。

アライちゃん2「助けて!助けてなのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

住人が突然ひょいとアライさんを持ち上げた。
と言っても、防炎加工された手袋を装備しているが。
159 :駆除屋さん :2017/08/20(日) 01:05:05.63 ID:GZqT8Cey0
アライさん「ちびをどこへ連れて行くのだ!やめるのだ!離すのだ!」

住人は所々やけどを負ったアライちゃんを掴むと、別の部屋へ連れて言った。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ここはバスルームの様だ。
バスタブの中には薄く液体が張られ、ちょうど飛び込み台の様に、バスタブの横にテーブルが置いてある。

アライちゃん2「熱いのだ...熱いのだぁ...」

少し火が消えたとはいえ、所々に重度の火傷を負っているアライちゃんはまだ比較的元気そうである。
声は少し出しづらそうではあるが。
この生命力が、異常な繁殖をさせていると言っても過言ではないだろう。

住人はアライちゃんをテーブルの上に乗せ、下を覗き込ませた。

住人「ほら。水だぞ?飛び込んだら気持ちいいぞぉ?」

アライちゃん2「やったのだ...。はやくあびるのだ...」

頭から液体に落ちて行くアライちゃん。

この液体は、さっき残った灯油なのに...。
160 :駆除屋さん :2017/08/20(日) 01:05:59.08 ID:GZqT8Cey0
バシャン!ボォォっ!

アライちゃん2「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

鼻が効かなくなったせいで、灯油を水だと勘違いした様だ。
体に残っていた火が引火した。

アライちゃん2「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!出るのだ!ひとひゃん!助けてなのだぁぁぁぁぁぁぁぁ」

火だるまになりながら住人に助けを求めるアライちゃん。
当の本人は、ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべているだけである。
自力で出ようとするも、滑ってバスタブから出られない。

背中の火を消そうとバスタブに背中を擦り付けるが、そんなことで消えるはずがなく。

アライちゃん2「やぁぁぁ...。しに...た...く...な...」

どうやら限界がきた様だ。
前のめりに倒れ、動かなくなった。

まだ燃えている灯油には、アライちゃんの体の一部だったものが浮かんでいた。
161 :駆除屋さん [sage]:2017/08/20(日) 01:07:00.63 ID:GZqT8Cey0
皆さんありがとうございます。
なかなか更新できずすみません...。
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 01:40:46.14 ID:M1dgX23d0
乙です
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 06:39:20.38 ID:ttYbe/T20
って灯油の性質も理解してないんかい!
ツッコミはともかく乙でした。
164 :駆除屋さん [sage]:2017/08/20(日) 07:12:30.87 ID:GZqT8Cey0
>>163

引火点とかの問題ですかね?
なんかこういうの苦手なんで.,.
聞きかじった程度の付け焼き刃の知識はダメでしたね...
皆さんすみませんでした。

次は生き物を使ったヤツやります。
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 08:14:41.32 ID:sN5yDYxyo
>>163
いい加減うざい
166 :駆除屋さん [sage]:2017/08/20(日) 09:11:06.82 ID:v37vT1VZO
この話の中で「〜油」というものは作者の都合のいい様に話を進める魔法の液体、という様に思ってください。
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 10:25:34.70 ID:8r7YwW7e0
>>163
もういいからそういうの
ssはおつです
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 11:36:02.96 ID:nA/jatbn0
乙です!話は面白いので灯油の件は余り気にされなくてもいいですよ。
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 12:27:13.97 ID:zL2Q/NSV0
乙でーす
次の更新楽しみにしてます
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 13:08:50.69 ID:3mXD2yHcO
いくらなんでも酷すぎるアライさん頑張れ!
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 18:27:53.95 ID:nA/jatbn0
まだまだぬるい!もっともっと酷くwwww
172 :駆除屋さん :2017/08/21(月) 01:48:16.62 ID:jxZ2+x1x0
ガチャ、ギィィ..,

住人が入ってきた。
手には先ほどと同じ様に袋が握られている。
アライさんは、焦げ臭い匂いに違和感を覚えたが、その中に子どもがいると思ったらしい。
間違いではないが。

アライさん「お前!その中にちびがいるのは分かっているんだぞ!はやく解放するのだ!」

住人「お前さっきは子どもを見捨てたよなぁ?」

アライさん「そ、そんなこと....ないのだ...」

住人「いーや、確かに聞いたぞぉ?『おまえはアライさんの子供じゃないのだ(住人裏声)』って言ったよなぁ??」

アライさん「うぐ...。確かに言ったのだ...。でも...」

住人「まあいいや。取り敢えずほら、おまえの子供だ。っと、これじゃあ感動の再会といけねぇからなあ、手錠は外してやるよ」

住人はアライさんの両腕を拘束していた手錠を外し、袋を膝の上に放り投げた。
アライさんは両手首についた赤い跡を気にしながらも、袋を掴み、膝の上で袋を取り払った。
アライさんが目にしたものとは...

アライさん「な、何なのだ...これ...」

住人「さあーてね。おまえも分かってるんじゃないのか?」
173 :駆除屋さん :2017/08/21(月) 01:50:45.98 ID:jxZ2+x1x0
アライさんの膝の上には黒い塊が乗っていた。
腕は落とされたのか、その様なものは見当たらない。
全体がほぼ真っ黒で、表面からは炭化したものがパラパラと落ちてくる。

住人「おまえの子供だよ。残念だったなぁ!」

アライさん「そ、そんな...」

住人の大きな声で、いつの間にか眠っていたアライちゃん達が目を覚ました様だ。
膝の上に乗っている黒い物体に興味津々である。

アライちゃん1「おかーしゃんそれなんなのら?食べられるのだ?」
アライちゃん4「食べたいのだー」

住人「これ食べたいのか?」

住人が黒い塊を掴み、アライちゃんの前に持ってくる。

アライちゃん4「食べたいのだー」
アライちゃん1「なのだー!」

アライさん「ちょっと待つのだ!それは..!...むごっ!」

住人はアライさんの口をガムテープで塞ぎ、手に先ほどと同じ様に手錠を付けた。
余計なことを話すな、ということだろう。

アライちゃん1「おかーしゃんにひどいことしないで欲しいのだ!」
アライちゃん4「なのだー!」

住人「実はよ、おまえらのお母さんはこれを独り占めしようとしてたんだぜ?膝の上にあっただろ?それが証拠だ」

後ろから呻く声が聞こえる。
それは違う!ということを必死に表現しているが、アライちゃん達には伝わらなかった様だ。

アライちゃん1「ぐぬぬぬぬ...。ひどいのだ!」
アライちゃん4「のだー!」

こうも簡単に信じてしまうとは、さすが知能の低いアライさんの子供である。
174 :駆除屋さん :2017/08/21(月) 01:51:25.69 ID:jxZ2+x1x0
住人「よし!じゃあおまえ達にだけ食わせてやるよ」

住人はニヤリと気味の悪い笑みを浮かべた。

アライちゃん1「やったのだ!食べられるのだー!」
アライちゃん4「のだー!」

住人はナイフを取り出すと、アライちゃんだったものの体の表面を削っていく。
焦げが目立たなくなるまで削ったら、骨を取り出し、臭い消し用のチーズソースをかければ出来上がりだ。

2つの皿が、アライちゃんの前に置かれた。
すると置かれた瞬間、顔を皿に突っ込み、貪り始めた。

アライさん「むぐぅぅぅ!」

腕がないので、この方法でしか食べられないのである。
それにしても不快な光景だ。
2人とも胸のあたりまで肉汁とソースで汚している。

アライちゃん4「??? 何だか懐かしい匂いがするのだ...?」
アライちゃん1「そんなことどうでもいいのだ!おまえももっと食べるのだ!」

気付かれそうになったが、どうやら食べるのに夢中の様だ。
皿の上は、数分で何もなくなった。
175 :駆除屋さん [sage]:2017/08/21(月) 01:52:52.06 ID:jxZ2+x1x0
取り敢えずここまで。

ほんとに同族を食わせる系ネタが好きな私...。
176 :駆除屋さん [sage]:2017/08/21(月) 02:02:23.99 ID:jxZ2+x1x0
皆さん本当にありがとうございます
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 02:20:42.60 ID:4kzX8lep0
自分もアライさんに共食いさせるネタ好き
何も知らずに呑気なアライちゃんに親の前で共食いさせるところなんて最高でした
178 :駆除屋さん [sage]:2017/08/21(月) 07:59:18.70 ID:jxZ2+x1x0
ん?あれ?腕がない?

........全員切られたってことでお願いします。

179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/22(火) 03:49:49.55 ID:HYNe1lZN0
乙でしゅ
つまり調理成功後に親アライさんと再開した時点で
アライちゃんズは4本足とも切断状態のダルマという状況であっているのでせうか?
180 :駆除屋さん [sage]:2017/08/22(火) 17:51:08.20 ID:d1VYKAIdO
そうです。
それでお願いします。
181 :駆除屋さん :2017/08/22(火) 17:52:17.54 ID:d1VYKAIdO
>>180>>179
182 :駆除屋さん :2017/08/22(火) 18:18:26.56 ID:d1VYKAIdO
住人「さぁて、食い終わったな?じゃあ次行くか!」

アライちゃん1「次?もっと食べられるのだ?」
アライちゃん4「もっと食べたいのだー!」

勘違いをしているようだ。
成体でも手がかかるのに、幼体はもっと手間かけさせやがる、と住人は思った。

住人「違う違う。
質問だ。
どっちか1人が外に出られるんだったら、どっちが出たいんだ?」

アライちゃん1「もちろんアライちゃんなのだ!」
アライちゃん4「外に出たいのだー!」
183 :駆除屋さん :2017/08/22(火) 18:19:15.74 ID:d1VYKAIdO
住人「おいおい、1人だけだぞ?」

アライちゃん1「ぐぬぬぬ、アライちゃんはおねえさんなのだ!だからそっちの子より知っていることがいっぱいあるのだ!外に出たらアライさんの方が活躍するのだ!」

活躍、と言っても人間からしてみればやめてほしいの一言なのだが。

親のアライさんは、自分や1番小さい妹を置いてまで外へ出ようとするアライちゃんに驚いた。
こんな子に育てたはずはないと心の中で繰り返すが、所詮は害獣、見事に期待を裏切った様だ。

アライちゃん4「ひどいのだ...。うぅ...」

アライちゃん1「ふはははは!何も言い返してこないのだ!これで決定でいいのだ!早くアライさんを外へ出すのだ!」

住人「そうか...。そこまでして生きたいか?」
184 :駆除屋さん [sage]:2017/08/22(火) 18:20:36.59 ID:d1VYKAIdO
また夜に落とします。
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/22(火) 18:41:20.34 ID:ctbn1C5so
アライちゃん達元気だなぁ 待ってます
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/22(火) 21:59:03.93 ID:qExcfPcE0
wktk
187 :駆除屋さん :2017/08/22(火) 22:35:01.73 ID:F4PQ6cjl0
アライちゃん1「当たり前なのだ!アライさんは外に出て、美味しい食べ物をいっぱい食べて、繁殖するのだ!
たくましく生きてやるのだ!」

たくましくも何も、両手両足がない状態でどうするのだろうか。

住人「そうか」

住人はアライちゃん1を抱き抱えた。
アライちゃん1はこのまま外へ逃がしてくれると思っている様だ。
アライちゃん4は、アライちゃん1を睨みつけている。

住人がふと、立ち止まった。
目の前には台が置かれている。

アライちゃん1「何してるのだ?早く外へ出すのだ」
188 :駆除屋さん :2017/08/22(火) 22:35:52.28 ID:F4PQ6cjl0
住人はアライちゃんを台に置いた。
台、と言っても台を貫通して刃が出てくるタイプの木材カッターを改造したもので、安全装置は無く、アライちゃんは刃の通り道に置かれた。

アライちゃん1「な、なんでこんなところに置くのだ!早く出すのだ!」

住人「あのなぁ、出すわけねぇだろう?」

アライちゃん1「嘘をついたのだ??酷いのだ!嘘つきは泥棒の始まりなのだ!」

泥棒風情が何を言う。

住人「いいか?お前はさっき生きたいと言ったよな?
俺はな、生きたいって強く思っているやつをじっくりと甚振るのが大好きなんだよ」

ねっとりとした口調でアライちゃん1に語りかける住人。

住人「と言うわけでまたゲームをやるぞ?
『食欲と絆どっちが大切かゲーム』てんだ。
面白そうだろう?」
189 :駆除屋さん [sage]:2017/08/22(火) 22:37:06.89 ID:F4PQ6cjl0
なんていうんでしたっけあれ。
木材加工用の機械で刃が回転してそこに木材を押して切断する機械。
知っている方がいたら教えてください。
190 :駆除屋さん :2017/08/22(火) 22:39:11.09 ID:F4PQ6cjl0
住人「登場人物はお前と、そこの妹だ。
お前はそこにいるだけで何もしなくていい。
動くのはお前の妹だ」

そう言って、住人はアライちゃん4を掴み、檻の中へ入れた。
檻には仕切りがあり、その向こうには大きな秤の上に肉がたくさん積まれている。
どうやら秤とカッターは連動しているようだ。

大盛りの肉という、あまりのご馳走に、アライちゃん4は目を輝かせた。

住人「よし、ルールを説明しよう」

アライちゃん1「や、やめるのだ!いたいのだ!」

アライちゃん1をガムテープで台に固定しながら住人は言った。

住人「さっきも言ったように、お前は何もしない。
ただ待つだけだ。
それで妹のお前!お前だよ。
俺はゲームが始まったらその仕切りを取っ払う。
お前は肉がいつでも好きなだけ食えることになるよな?
だけど下を見てみろ。
数字が書いてあるだろ?
それがどんどん減ってくとお姉ちゃんにお仕置きが待ってるからな、気をつけろよ?
どういうことか分かるな?
まあ、一口も食べちゃダメとは言わねえがな?
あぁ、それと、時間は2日間だ。
2日経って台の上のそいつが生きてたら外へ出してやるよ?
嘘じゃねえからな。
でも、ゲームオーバーの時は.....

まあ、ゆっくり楽しんでけや?」
191 :駆除屋さん :2017/08/22(火) 22:41:17.08 ID:F4PQ6cjl0
アライちゃん1「待つのだ!そいつだけご馳走にありつけるなんてひどいのだ!」

遂に実の妹をそいつ呼ばわりし始めた。
ゴチャゴチャ言っているが、住人は気にせず、カッターのスイッチを入れた。

住人「よぉし、じゃあゲームスタートだぁ!」

住人は仕切りを外し、親のアライさんの口に貼ってあったガムテープを剥がした。

アライちゃん4「お肉なのだー!」

アライちゃん4は肉の前へすぐに来た。
そして、肉を食べ始めようとする、が。

アライさん「待つのだ!食べちゃダメなのだ!」

アライちゃん4「なんでなのだ!」

アライさん「あの人間がさっき言っていたのだ!
減るとお仕置きが待っているって!
きっとお前のお姉ちゃんが酷いことされるのだ!」

アライちゃん4「別にいいのだ。さっきアライちゃんたちを置いて出て行こうとしたのだ。あんなのお姉ちゃんでもなんでもないのだ」

アライさんはまたしても自分が育てた子供に裏切られた気分になった。
だが、それを否定できず、何も言えない。

自分の子どもは理解していない。
今までの事からあの人間はゲームと称し、自分たちを殺そうとしていることを。
現に2人も死んでいる。

単純なアライちゃんは自分たちを裏切った姉の目の前で肉を美味しそうに食べることで先ほどの仕返しをしようとしているのだろうか?
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/22(火) 22:45:47.96 ID:LAyaBv350
>>189
テーブルソー
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/22(火) 22:55:26.71 ID:p2k95xZDo
ダルマのちゃんズはどうやって移動してるんだろ?
ダルマといっても人犬みたいに肘膝から先だけ無い状態なのかしら?
194 :駆除屋さん [sage]:2017/08/22(火) 23:08:07.45 ID:F4PQ6cjl0
>>193
太ももから下がない状態なので、手を使わない匍匐で移動と思ってください。
195 :駆除屋さん [sage]:2017/08/22(火) 23:15:37.86 ID:F4PQ6cjl0
ありがとうございます!
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 00:04:58.13 ID:y5eoh+aL0
アライちゃん同士の醜い争いは見ていてほんと愉快
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 01:52:02.37 ID:5Js0xvaH0
まさか、手足切り落とされても、
時間が経てば再生して生えてくるて言うことは無いよね?
いくらアライさんが生命力が凄まじいとは言え、
流石にそれは無いか
198 :駆除屋さん :2017/08/24(木) 15:37:38.74 ID:qK89xuMVO
アライちゃん4「どうでもいいのだ!食べるのだー」

また手を伸ばす。
親のアライさんは考えた。
このままでは、また自分の子どもが死んでしまう。
裏切ったとはいえ、自分の子どもだ。

アライさん「待つのだ!えーと、そ、それには毒が入っているのだ!食べたらお前が死んでしまうのだ!」

アライちゃん4「!! ほ、ほんとなのだ?」

アライさん「ウソじゃないのだ!おかあさんだってそれを食べたら死んでしまうのだ!だからやめるのだ!」

なんと、アライさんが嘘をついたのだ。
恐らく、住人の嘘をつくという行動を真似したのだろう。
学習能力が高いアライさんは珍しい。
やはり、このアライさんを外へ出してしまったら、被害がさらに拡大するだろう。

人間からしてみれば陳腐な嘘だが、アライちゃん4は簡単に信用してしまった。
どうやら、単純という性質が助けたようだ。

アライちゃん4「うぅ...。どくがはいったのをたべるのはいやなのだ...。しんじゃうのだ...」

アライちゃん4は食べるのを諦め、檻のそばでうずくまった。
199 :駆除屋さん :2017/08/24(木) 15:38:34.48 ID:qK89xuMVO
アライさんは一安心だ。
何が起こるのかは分からないが、これでアライちゃん1は住人の魔の手にかからなくて済む、と思ったからだ。
だが、親の制止が効くのはアライちゃん4が空腹に耐え切れるまでだ。
それがあと2日もつかどうか...。

アライさんは叫んだり、極度のストレスで精神的にも肉体的にも限界だったようだ。
安心し、気が抜けたようで、瞼が重くなっていく。
アライさんは眠気に身を任せた。

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アライさんは自分の子どもたちが言い争っている声で目を覚ました。
200 :駆除屋さん [sage]:2017/08/24(木) 15:39:54.37 ID:qK89xuMVO
また落とします。

なんか長ったらしくて何をしたいのか分からなくなって来たんで新しくスレ立てます。

次はただアライさんを淡々と坦々と狩るものにしようかなと思っております。
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/24(木) 16:05:39.49 ID:kzh0UX7A0
ここは荒巻の怠慢で依頼出してもいつまで経っても落ちないから、気が向いたら更新するくらいの心持ちで残しておけば?
202 :駆除屋さん [sage]:2017/08/24(木) 16:51:58.50 ID:qK89xuMVO
>>201
使ったネタがこちらに合わないと余ったものを新しい方に出そうと思っています。
こちらは更新速度が遅くなりますがストップはしません。
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/24(木) 23:49:24.04 ID:EG8z3W7e0
新しいアラ虐ネタ期待してますん
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 22:50:19.58 ID:W4tSb9X00
気が付くと私はアライさんになっていた
それでも私は人間の世界に帰りたかった
だけど人間やフレンズはこちらに銃を向ける
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 22:51:02.33 ID:W4tSb9X00
書き込むところを間違えました
失礼
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 23:02:25.07 ID:NWnwyWseO
ここはアライさんのおうちなのだ、でていくのだ!たぁー!ドタドタ
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 06:00:12.12 ID:AW5Lffnlo
ガス室が なわばりなりと まもりける
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 23:56:40.65 ID:xuntldkB0
動いてない?
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 14:47:59.49 ID:cUXPEWQJ0
つづきがよみたいのだぁ!
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