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提督「俺の悩みを聴いてくれないか」
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1 :
◆3L/VOrtiuQ
:2017/08/05(土) 19:02:40.50 ID:1XUgD/2iO
気分転換に作った艦これssです。
つまり中身ペラペラです。
そのくせちょっとだけR-18表現あるので、注意してね。
また艦娘のイメージを著しく損なう事が多いので、キャラ崩壊苦手な方は見ないほうがいいです。
進行ペース遅いので、気になる方は多分見ないほうがいいです。
2 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:04:37.44 ID:1XUgD/2iO
居酒屋
ガヤガヤ…
提督「最近の、俺の悩みを聴いてくれないか?」
友「また女の話題か?」
提督「あながち間違いではない」
友「またフラれたのか」
提督「フラれてねぇし、その話じゃねぇ」
3 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:06:09.98 ID:1XUgD/2iO
友「なんだ。じゃあまだあの子とは続いてんのか?」
提督「……言いたくねぇ」
友「まぁ、言わなくても展開は読めるがね」
提督「……言ってみろよ」
友「付き合ってみたら実は金目当てで、ヤることもやれず逃げられたってところだろ?」
提督「……」
4 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:08:17.27 ID:1XUgD/2iO
友「んで探ってみたら、実は付き合った当初から二股されてて、さらに傷ついてんだろ」
提督「……お前スゲーな」
友「毎回そうじゃねーか。てかフラれてんじゃんそれ」
提督「……確かに」
友「だから何度も言ってんだろ。清楚な女ほど計算高く、ビッチ率高いってさ」
提督「俺の夢を壊すな」
5 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:12:01.60 ID:1XUgD/2iO
友「てかお前めっちゃモテるよな。ぶっちゃけ羨ましいわ」
提督「まぁ、正直金も地位もあるしな」
友「それもそうだけど、少なくともオレより顔は良いじゃん」
提督「…マジ?」
友「大マジだよ。案外コロッと落ちる女多そうだけどな」
提督「実際付き合った人数多いしな」
友「でも長くて4ヶ月で、ヤることもやれずに破局っていうww」
提督「そ れ なw」
6 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:13:43.37 ID:1XUgD/2iO
友「でもさ、海軍入った辺りまでは彼女と長いこと付き合ってたよな」
提督「あー、確かに4年位続いたな」
友「あの子は今どうしてんの?」
提督「……もう結婚して子供も出来たってよ」
友「うっわぁー…、キッツいなーそれ」
7 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:14:37.68 ID:1XUgD/2iO
提督「もう慣れたよ」
友「いや慣れるなよ」
提督「いやもう、ホント…、提督に昇進してからマジで女運無くなったわ」
友「その代わり出世コースまっしぐらじゃねーか、羨ましい」
提督「超激務だけどな」
8 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:15:55.00 ID:1XUgD/2iO
友「オレみたいに身体動かしてしんどい仕事じゃねえんだからいいじゃん」
提督「そりゃお前陸軍だしな」
友「しかも整備班だからめちゃめちゃ汚れるっていう」
提督「でも好きで選んだんだろ?」
友「まぁな」
9 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:16:51.49 ID:1XUgD/2iO
提督「……って全然俺が話したかった事じゃねーし」
友「珍しいな、女の悩みじゃねーのか 」
提督「いや、まぁ半分そうなんだけどさ…」
友「なんだよ、勿体振らずはよ喋れよ」
10 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:18:03.77 ID:1XUgD/2iO
提督「ほら、ウチって戦闘艦じゃなくって、艦娘『扱ってる』じゃん?」
友「おう」
提督「んでその艦娘がメチャクチャ癖者だらけでな…」
友「あー、確かに女だらけの職場って大変らしいからなー」
提督「……やっぱり?」
友「聴いた話だけどな」
11 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:19:10.40 ID:1XUgD/2iO
提督「他の職場ってどんな感じなんだ?」
友「そりゃあヒドイもんだよ。四六時中ヒトの文句ばっか喋って、ちょろっと注意受けただけですぐパワハラだなんだと喚き散らす事なんて日常茶飯事」
友「悪口大会やってるグループから一人席立ったら、今度はその子の悪口大会が始まるっていう」
提督「……ソイツはヤバいな」
友「だろ?」
12 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:21:02.70 ID:1XUgD/2iO
提督「まぁ、ウチはギスギスした空気もないし、そことは全然事情が違うんだけどさ……」
友「聴いてやるよ」
提督「いいか、茶化すなよ?真面目な相談なんだからな?」
友「はいはい」
提督「あと絶対周りに漏らすなよ?かなり深刻な問題なんだ」
友「……おう」
13 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:23:20.92 ID:1XUgD/2iO
提督「実はウチの艦娘達な……」
友「……」
提督「オレの貞操を、四六時中狙ってやがるんだよ…」
友「……ハ?」
14 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:26:28.60 ID:1XUgD/2iO
提督「ちょっと気を緩めたらマジでヤバいんだって」
友「……」
提督「じゃあやっちまえよってお前は思うかもしれんが、軍規で艦娘には絶対手を出すなってあるし…」
友「……」
提督「ぶっちゃけ、男として生きてる中で、犯される恐怖と言うものを味わうとは思わなかった……!あれはMO5(マジで犯される5秒前)だったっ……!」ブルブル!
友「……」
15 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:28:28.31 ID:1XUgD/2iO
提督「でもな、アイツら根はメチャメチャ良くてさ」
提督「誉められると素直に喜ぶし、仕事は真面目にこなすし、遊ぶ時は無邪気だし…」
友「……ちょっといいか?」
提督「見た目は普通に可愛いし……、何だ?」
友「大体話は分かった」
提督「さ、流石親友…!」
16 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:29:45.74 ID:1XUgD/2iO
提督「んで、俺はどうすりゃいいと思う?」
友「知 ら ん」
提督「……え?」
友「まったく、真剣な相談かと思えばそんな事かよ」
提督「いやいや、マジで深刻な悩みなんだって」
17 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:33:40.93 ID:1XUgD/2iO
友「そうやってまた遠回しに俺を皮肉ってんだろ?」
提督「え」
友「ああそうだよ!またフラれたよ!『顔が必死すぎ』って言われてなぁっ!!」
提督「ちょっ、いきなりどうした!?」
友「なんだよ顔が必死すぎって!めっちゃ理不尽だろォ!?」
提督「今まさに必死すぎな顔になっちゃってるから落ち着けって!」
18 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:36:51.12 ID:1XUgD/2iO
友「くっそー!お前マジで見てろよ!ぜってーオレが先に結婚してやるからな!」
提督「分かった!分かったから!てかクッサ!さてはお前めっちゃ飲んでんな!」
友「もう帰る!」バンッ!
提督「おkおk、すんませーんお勘定ーっ!」
「あいよーっ」
……………
…………
………
……
…
19 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:50:57.56 ID:1XUgD/2iO
執務室
提督「くっそー、アイツ酔っ払うとホントダメだなー…」ガチャッ
「あっ。お帰りなさい、提督」
提督「ただいまー…。てかこんな時間まで何やってんだ大淀」
大淀「本日分の日報作成をしていました」
20 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:55:06.12 ID:1XUgD/2iO
大淀「引き延ばしても最終的な労力は一緒なんですよ?提督」
提督「まぁそうだけどさ」
大淀「提督が私の分の仕事をこなして頂ければ話は別ですが……。はっ…!」
提督「ん?」
21 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 19:59:31.41 ID:1XUgD/2iO
大淀「……私の分の仕事を提督に与えて疲れさせて眠らせる事で、睡眠薬を使うことなく睡かn…」ブツブツ…
提督「……本人目の前にしてそういう事言っちゃうのなキミ」
大淀「……提督?」
提督「仕事は今日はやらんし、自分の分しかやらん」ガチャッ
大淀「じゃあせめて私の部屋で休憩をs」
提督「さー自分の部屋に帰って寝るかー」スタスタ…
大淀「あっ、まっ、待って下さい、提督って、ああっ、まとめた日報がっ!」バサバサー
提督「おやすみー」バタン
__________
________
______
____
__
22 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 20:02:49.39 ID:1XUgD/2iO
提督「ああ〜頭いてー…、ちょっち飲み過ぎたな…」
提督「…それにしても俺の部屋やっぱ遠いよなぁ…。要望書、出すだけ出しとくか…」スタスタ…
提督「……おや」
時雨「お帰り、提督」
提督「もうすぐ消灯だぞ、部屋に戻れ」
23 :
◆3L/VOrtiuQ
[sage]:2017/08/05(土) 20:03:30.13 ID:1XUgD/2iO
すみません、一旦落ちますね。
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/08/05(土) 20:34:07.89 ID:BL4E5TYYO
時雨の時点でゲームオーバーじゃないですかね
25 :
◆3L/VOrtiuQ
[sage]:2017/08/05(土) 21:36:23.46 ID:7hkxi3Fu0
再投下します。
26 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 21:37:17.83 ID:7hkxi3Fu0
時雨「そうだねー」
提督「……」
時雨「……」
提督「いや、戻れよ」
時雨「提督が部屋に入るのを見届けたらね」
27 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 21:38:04.21 ID:7hkxi3Fu0
提督「見届ける必要なんてないだろ」
時雨「あるよ?」
提督「何で」
時雨「提督が部屋に入る瞬間に倒れたらどうするのさ」
提督「…はい?」
28 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 21:39:38.01 ID:7hkxi3Fu0
時雨「もし提督が部屋の前で倒れたとき、ボクが居なかったらそのまま息絶えちゃうかもしれないじゃないか!」
提督「……で?」
時雨「要はリスクマネージメントだよ提督」
提督「……ほう?」
時雨「潜在的なリスクを考察した時、ボクは気付いたんだ……。提督の部屋の前が、がら空きだって事にね!」
29 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 21:44:52.20 ID:7hkxi3Fu0
時雨「潜在的リスクを考察した時、ボクは気付いたんだ……。提督の部屋の前ががら空きだって事にね!」
提督「つまり?」
時雨「何かの拍子に提督が部屋の前で眠りこけてしまったとき、誰も居なければ提督はそこで凍死してしまうかもしれないっ」
提督「確かに可能性はあるな」
時雨「その対策として、ボクが提督の部屋の前を重点的に管理することにしたんだ」
30 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 21:45:52.43 ID:7hkxi3Fu0
提督「本音は?」
時雨「部屋の前で寝てしまった提督を、あわよくば部屋に連れて帰って、そのまま……ふふっ///」
提督「はい、おやすみおやすみー」ガチャバタン!
時雨「ああっ、提督ー!」
31 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 21:47:18.23 ID:7hkxi3Fu0
提督「……冗談に聴こえるが、アイツらはマジだからな」
提督「気の休まる暇がないな…」
「では私がマッサージして差し上げますよ?」
提督「かーしまーっ!」
鹿島「河嶋じゃありません」
提督「言ってねぇよ。何勝手に部屋入ってんの?」
32 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 21:47:52.52 ID:7hkxi3Fu0
鹿島「提督さんお疲れだと思って」
提督「そう思うなら入って来んなよ」
鹿島「だって部屋の鍵が掛かって居なかったので不審に思って…」
提督「え?マジ?」
鹿島「マジです」
33 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 21:48:57.53 ID:7hkxi3Fu0
提督「あれぇー、戸締りはしっかりしてたハズなんだが…」
鹿島「扉が半開きだったので、折角だし入ってみようと思って…。あ、ついでに安全確認もしましたよ?」
提督「何故安全確認がついでなのか…」コレガワカラナイ
鹿島「ちゃんとゴム常備して、暴発対策しているんだなって感心しました」
提督「そっちの安全確認かよ」
34 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 21:50:22.00 ID:7hkxi3Fu0
鹿島「ささ、提督もお疲れの様ですし、お風呂はいって、二人で気持ち良くなりましょう?」
提督「余計疲れるわ」
鹿島「あ、ゴムは着けても着けなくてもどっちでも良いですよ?」
提督「やかましいわ」
鹿島「着替えは提督のパンツとワイシャツで」
提督「カエレ( ・∇・)」
鹿島「私を使って色々練習しましょう?提督っ///」ハァハァ
提督「発情期かコノヤロー」
35 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 21:51:22.76 ID:7hkxi3Fu0
鹿島「むぅ〜、ひょっとしてこういうグイグイ系嫌いですか?」
提督「意外と好き」
鹿島「じゃあ良いじゃないですか、私と共に快楽に向かって航海演習しましょう」ハァハァ
提督「『後悔』演習になるんでやめとくわ」
36 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/05(土) 21:53:03.55 ID:7hkxi3Fu0
鹿島「ええ〜…、鹿島の何がそんなに不満なんですか?」
提督「キミ達に手を出すと色々面倒な事になるからな」
鹿島「確かに軍規には書いてますけどね」
提督「だろ?わかったら諦めて部屋に戻って寝てくれ」
鹿島「でも上層部が黙認する例もあるじゃないですか」
提督「……よく知ってんな…」
鹿島「補佐の仕事はキッチリこなしてますから」クスッ
37 :
◆3L/VOrtiuQ
[sage]:2017/08/05(土) 21:53:36.73 ID:7hkxi3Fu0
短いですが、今日はこの辺で。
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/08/05(土) 22:24:04.81 ID:0+8Fx0Bl0
提督(CV杉田智和)やなwww
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/08/06(日) 10:01:39.63 ID:ir6E9j6Vo
こういう男受け好き
40 :
◆3L/VOrtiuQ
[sage]:2017/08/07(月) 19:57:32.56 ID:E27fkYeF0
1日空いてしまい、申し訳ないです。
今日も短いですが、投下していきます。
41 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/07(月) 19:58:59.72 ID:E27fkYeF0
提督「でもさ、手を出した提督の多くは社会復帰出来ないほど衰弱したか、殉職してる為って併記されてたが?」
鹿島「あー、多分あれですね。欲求溜まった娘全員が一斉に襲っちゃったパターンですね」
提督「何で知ってんの?」
鹿島「私達が現在進行形でそうなりそうだからですっ♪」
提督「……マジ?」
鹿島「マジです♪」
42 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/07(月) 20:01:26.04 ID:E27fkYeF0
提督「………そりゃマズイな」
鹿島「早く提督もその気になっちゃってくださいよ、私達は何時でもウェルカムですからっ」ハァハァ///
提督「いやー余裕でノーサンキューッスわ」
鹿島「えー?」ムスーッ
提督「もー、良いから早く部屋に戻ってくれよー」ハァー
鹿島「分かりましたー。提督に嫌われたくありませんし、今日はこの辺で帰ります」
43 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/07(月) 20:04:04.94 ID:E27fkYeF0
提督「ったく…、その潔さは誉めてやるけどさ」
鹿島「提督は潔い女が好きですものね」クスッ
提督「はいはい」
鹿島「それでは提督、本日もお疲れ様でした」ガチャッ
提督「はいよ」
パタン…
44 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/07(月) 20:05:10.74 ID:E27fkYeF0
提督「はぁ〜…」
提督「何とか対策練っておかないとな…」
提督「……ま、とりあえず風呂入ってシコって寝よ」
_____
____
___
__
_
45 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/07(月) 20:12:05.85 ID:E27fkYeF0
〜数日後〜
執務室
提督「……ん?何だろ、この封筒」ガサッ
提督「あ、先輩の名前……。ひょっとして『あの件』かっ!」ピラッ
提督「……ふむ…」
提督「……よっしゃ、認可降りたぞ…!」
提督「流石先輩…、物分かり良くって助かるわー」
46 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/07(月) 20:14:30.70 ID:E27fkYeF0
提督「さて、早速この件を艦娘に提案しないと…」
コンコン…
提督「おう、入れ」
「うむ」ガチャッ
提督「おはようガングート」
Гaнгут「ああ、おはよう」バタン
47 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/07(月) 20:23:43.09 ID:E27fkYeF0
提督「報告か?」
Гaнгут「うむ、『カイゼンヨウボウショ』を持ってきた」
提督「珍しいな」
Гaнгут「私を含む、所謂外国籍の艦娘が中心となって作ったものだ」
提督「ほう」
48 :
◆3L/VOrtiuQ
[sage]:2017/08/07(月) 20:27:43.98 ID:E27fkYeF0
下書の時「Гaнгут」は半角英数字サイズだったのですが、ここで打ち込んだらおっきくなってしまいました…。
見辛いと思いますので、これからは『ガングート』表記にさせていただきます…、誠に申し訳ないです。
49 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/07(月) 20:29:42.36 ID:E27fkYeF0
ガングート「主に食事内容の希望や部屋家具の改善、入渠設備更新の催促等だ。よく目を通しておけ」スッ
提督「勿論だ」ピラッ
ガングート「ところでだ、それとは別の件で相談がある」
提督「んー?なんだ?」
50 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/07(月) 20:32:27.03 ID:E27fkYeF0
ガングート「これは私個人から提督への相談だが、
今すぐ貴様のイチモツを咥えさせろ」
提督「えらい直球だな」
ガングート「その方が興奮するのだろう?」
提督「まぁな」
ガングート「では早速…」
提督「まぁ待てガングート」
51 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/07(月) 20:36:22.36 ID:E27fkYeF0
ガングート「むぅ…、『オアズケ』というヤツか?」
提督「あーまぁ、それでいいや」
提督「とりあえず俺の話を聴いて欲しいんだけどさ」
ガングート「何だ?」
提督「俺は倫理的、役職的にも『艦娘』に対して手を出せないようになっている」
ガングート「らしいな」
52 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/07(月) 20:44:46.67 ID:E27fkYeF0
提督「これは軍属が艦娘に手を出して、『己のモノ』にする事でクーデターを起こす事態を回避する為の規則な訳だが、勿論例外はある」
ガングート「ほう?」
提督「例えば、『艦娘』が偽装を永久に放棄すれば、この限りではない」
ガングート「だが、もし全員が提督に惚れていた場合、全員が偽装を放棄してしまうのでは?」
提督「可能性は無いに等しいが、既に軍規に記載されている」
ガングート「なるほど。その為の『指輪』か」
提督「そういう事だ」
53 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/07(月) 20:52:56.73 ID:E27fkYeF0
ガングート「つまり貴様が私に『指輪』を渡さない限り、何も出来ないと言うことか?」
提督「御名答」
ガングート「ではどうするつもりだ。貴様も溜まっているだろうが、我々のそれは限界に近いぞ?」
提督「そこで、だ」
提督「当鎮守府において限定的措置として、海軍に選抜された人間を数名呼び、艦娘の『特殊整備』をして欲しいと、上層部に進言したんだ」
54 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/07(月) 20:58:43.78 ID:E27fkYeF0
ガングート「トクシュ、セイビ…?聞き慣れん言葉だな」
提督「まぁぶっちゃければ、男を何人か呼ぶから、そいつらとなら好き放題ヤりまくっていいよって事」
ガングート「ふむ……」
提督「こうすればキミ達の欲求不満は解決するし、何より艦娘全員に出会いのチャンスが巡ってきて、問題が合理的に解決するワケだ」
ガングート「なるほどな」
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/08/07(月) 20:59:00.91 ID:ms+s+0+lo
い、慰○夫……
56 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/07(月) 21:00:05.71 ID:E27fkYeF0
提督「既に候補は絞ったらしく、さっきデータが届いたんだ。よかったら目を通してくれ」
提督「勿論指名もアリだぞ?」
ガングート「要らん」
提督「なんでや」
ガングート「貴様は我々をバカにしているのか?」
提督「いや、だって欲求不満なんだろ?」
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/08/07(月) 21:03:13.37 ID:hWesAAwfo
まあ、提督に対して欲情するのに他の竿をよこされてもなぁ
58 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/07(月) 21:07:18.53 ID:E27fkYeF0
ガングート「貴様はどうやら我々の事を『イケメンになら誰にでも股を開くクソビッチ共』とでも思っているようだな」
提督「思ってねーよ、俺はお前らの為を思って……」
ガングート「いいか?一度しか言わん。よく聴いておけ」
ガングート「我々は皆、『提督というに男』にしか興味がない」
ガングート「この意味が分かるか?」
59 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/07(月) 21:08:56.82 ID:E27fkYeF0
提督「………つまり君らは俺としかヤりたくないのね?」
ガングート「まるで我々が下半身でしか物事を考えておらず、愛がないような言い方だな」
提督「それは……すまん…」
ガングート「まぁだが、少なくとも我々の事を想っての提案、という事は伝わったぞ」
提督「………ちょっと、考え直すわ」
ガングート「当然だ」
60 :
◆3L/VOrtiuQ
[saga]:2017/08/07(月) 21:10:00.72 ID:E27fkYeF0
提督「なんか俺勘違いしてたみたいで、悪かったな」
ガングート「いいさ、貴様と私の仲だ。もう怒ってはいない」
提督「そっか」
ガングート「では今日のところは『オアズケ』ということで、私は持ち場に戻る」
提督「ああ」
ガングート「失礼する」ガチャッ
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荒巻@中の人 ★
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