狼娘「ここがボクの縄張りだ、文句があるなら力づくで━━━」男「ほう?」ムキムキィ

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102 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 19:41:18.74 ID:a1d1ysCe0
すまん、今日も書きに行けるのは23時頃になる......
103 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 20:49:57.24 ID:a1d1ysCe0
すまん、間違えて上げてたみたいだからやっぱり投下する。

男「怒るなって、デザート頼んでやるから、な?」

狼娘「......どれでも良いのかい?」

男「あぁ、好きなの選びな」

狼娘「じゃあこの、じゃんぼぱふぇが食べたい」

男「おぅ、頼んでやるよ」ピンポーン ムキン

<シ、シンジン、オマエイッテコイヨ
<ハ、ハイ!ワカリマシタ!

新人店員「お、お待たせしました!」ビシッ

狼娘「(あれ?この娘はすぐ来た)」

男「ジャンボパフェ一つと、コーヒーください」

新人店員「かしこまりました!ご注文は以上でよろしいでしょうか!!」ビシッ

男「うん、それだけ」

新人店員「で、では少々お待ちくださいませ!」ビシッ

男「そ、そんなかしこまらなくて良いからな?」

新人店員「い、いえ!私は店員で、お客様はお客様なので!」ビシッ

新人店員「あっ、いえっ、意味不明ですよね、申し訳ありません。何て言うか、これがお仕事する上で大事だと思うというか、誰であってもキチンと仕事をするべきだと言いますか」オロオロ

男「......いや、ありがとう。気持ちは伝わったよ。まあでも本当に普通で良いからな?研修中か、頑張れよ」

狼娘「うんうん、さっきの奴何かよりよっぽど気持ちが良い」

新人店員「は、はい!ありがとうございます!失礼します!!」パアッ

狼娘「......良い人も、いるんだね。最初の店員さんやあの下着屋さんにも見習わせたいよ」

男「そうだな、真面目で可愛い娘だった」

狼娘「......」ムー

男「ど、どうした?」

狼娘「何でもないよ」プイ

104 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 20:51:18.66 ID:a1d1ysCe0
狼娘「そういえば、男はあるばいと......要は働いているのだろう?何の仕事を?」

男「解体現場での作業とか、道路工事とか、トンネル掘りとか、日雇いの土方仕事だな」

狼娘「あぁ、あのうるさい奴か......男もあのでっかい機械を動かせるのかい?」

男「いや?」

狼娘「じゃあ何をしてるんだい?」

男「だから、解体作業。建物ぶっ壊すんだよ」

狼娘「でも、あれは機械が無ければ......まさか」

男「そのまさか」

〜男のアルバイトのとある一時〜

男「ふんっ!」ドゴガラガシャムキーン

男「はぁっ!」ガシャーンガラガラガラドガムキィーン

男「うおりゃあ!!」ゴッ ドゴォーンガシャガラガチムチーン

作業員1「本当、あいつむちゃくちゃだよな......」

作業員2「そこらの重機よりも早くて安い。まさかマジでできるとはな......」
105 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 20:52:19.00 ID:a1d1ysCe0
現場監督「男ー!休憩だ、買ってやるから自販機来い!」

男「はいっ!」ムキッ

作業員1「しかし、監督も良くあの化物と普通に接する事ができるよな。俺なんか未だに恐いんだよな」

作業員2「お前あいつとそんな話した事無いからな。案外悪い奴じゃないぜ?」

作業員1「そりゃ俺だって知ってるけどさ......」

作業員2「まぁ、気持ちは分かるけどよ。俺も今でも話すと少し緊張するんだよ。ただ異様にムキムキだけど、あいつの事は分かってるのに、何でだろうな?」

作業員1「そりゃお前あれだよ、本能って奴だろ。ガメラと仲良くできるのは子供だけだって」

作業員2「本能、ねぇ......」

男「休憩入りまーす」ザッムキッザッムキッザッムキッ

作業員1「あ、あぁ」ピクッ

作業員2「お、おぅ。言ってこい」ピクッ

作業員2「ほっ......」

作業員2「......!(俺は、今なぜ安堵の溜め息をついたんだ......?)」

作業員1「うしっ、俺達は休憩終わらせて仕事進めようぜ」

作業員2「あ、あぁ」

作業員2「(やっぱり、本能なのかね......)」
106 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 20:53:33.24 ID:a1d1ysCe0
狼娘「む、無茶苦茶だね」

男「でも給料は高いぞ」

狼娘「そんな仕事をさせる方もさせる方だよ......怪我とかしないの?」

男「したこと無いな」

狼娘「本当に人間かい......?ボクみたいに尻尾とかあるんじゃないだろうね」

男「......実は、自信無いんだよな。最近お前と会ったせいで、ファンタジーな奴がいるって段々実感してきたんだよ。だからもしかしたら俺もそうかもって」ムキムキ

狼娘「そこは確信持とうよ......両親は普通だったのかい?」

男「親の顔、実は覚えて無いんだよな......俺が赤ん坊の頃に、あの山で捨てられてたみたいで。その時お爺ちゃんに拾われたんだよ」

男「この筋肉が病気なんじゃないかってお爺ちゃんに診てもらった時も、現にムキムキになりまくる......なんだっけな。ミオスタ何とか。とにかくそういう病気は実際あって、俺みたいのは少ないけど他にもいるんだと」

狼娘「変だけど、少なくとも人間ではあるんだね......待って、診て貰った?君のお爺さんはお医者さんなのかい?」

男「元だけどな。俺を拾った時にはもう引退したって言ってた、自分で自分の事を『わしは神の腕を持つ男として何人も救って来たんじゃ!』とか自慢してたよ」

狼娘「そうなんだ......しかもその上山まで持ってるなんて。凄い人だったんだね」

男「まあな、自慢のお爺ちゃんだったよ」
107 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 20:56:10.10 ID:a1d1ysCe0
店員「お、お待たせしました。コーヒーでお間違い無いでしょうか......」

男「お、来たか。ありがとう」ムキッ

狼娘「(最初の注文の時の奴......よくもまぁ、あそこまで目が泳げるものだ。見ていて危なっかしい......やっぱりみんなあの娘のようには行かないか)」

店員「し、失礼します......あっ!」ツルッ ガシャーン!

狼娘「きゃっ!!」

男「狼娘!大丈夫か?怪我は?火傷はしてないか?」

狼娘「あ、あぁ、大丈夫だよ」

店員「ももも、申し訳ありませんでしたぁ!大変失礼しました!!」

男「......」

狼娘「いや、大丈夫......男?」

男「何で頭を下げてる方向が俺なんだ?」ギロッムキッ

店員「えっ......」

男「俺じゃなくて、彼女に謝れ。窓際の席の俺より通路側の彼女の方が明らかに近いんだ、そっちの方が怪我する可能性が高いんだ」ゴゴゴゴゴムキキキキキ

店員「ひいっ、その......申し訳、ありませんでし、た......」ガクガクブルブル

狼娘「いや......良いよ、もう。男、パフェは良いから早く出よう」

男「......分かった」ガタッ ムキッ

店員「......」ガタガタガタガタ

108 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 20:57:06.19 ID:a1d1ysCe0
レジ「お、お釣り○○円お返しします、ありがとうございましたー......」ボソボソ

男「はぁ、何だか最後で残念な気分になっちゃったな」ガチャ ムキッ

狼娘「男......ボク、今日の夕食はお家で食べたい」

男「えっ......で、でも歓迎会は」

狼娘「確かに、美味しかったよ。レストランのご飯。でもあれじゃあ、男が参っちゃうよ」

男「狼娘......」

狼娘「本当は外で食べるの、好きじゃ無いんでしょ?だから大丈夫だよ」

男「......分かった、ありがとう。でも歓迎会はやるぞ」

狼娘「えっ、でも......」

男「家で歓迎会やろう、美味いものたくさん作ってやるからな」ニッ ムキッ

狼娘「う、うん......ありがとう///」

狼娘「(男......君みたいな人間は初めてだよ。力はボクより強くて、でも優しくて。親のいないボクの悲しみを、男は同情何かじゃなく共感として分かってくれている)」

狼娘「(やっぱり、これはきっと恋なんだ......ボクは、男が好きなんだ......)」ニギッ

男「......ん」ニギッ

狼娘「......(手、暖かい)」
109 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 21:00:37.43 ID:a1d1ysCe0
狼娘「ここが、すーぱー......色々あるね」

男「迷子にならないように近くにいろよ?」

狼娘「どうやって離れるんだい?」クスクス ニギッ

男「ま、まぁ、一応言っただけだ」ニギッ ムキッ

狼娘「男、この薄い肉は何?前男が用意したふわふわと野菜に挟んで入ってたけど」

男「あぁ、それはハムだよ。ふわふわは食パンで、野菜と挟んだのがサンドイッチっていうんだ」

狼娘「男、魚が死んでる......」

男「生きたまま売ってた方がこえーよ」

狼娘「男、知らない野菜や果物がたくさんあるね。これはなんだい?」

男「ドリアンとか俺もよく知らない物を......めっちゃ臭い果物けど美味いらしいな」

狼娘「男、お菓子買って」

男「子供かお前は。まあ良いけどさ......」

狼娘「男」

男「今度はなんだ?」

狼娘「これが俗に言う、デートって奴かい?」

男「妙な事は知ってるのな......まぁ、その......コホン。最初っから、デートだよ」

狼娘「そうか......ふふ、ボクは男とデートしてるんだね」ギュッ

男「ま、まあな(う、腕に当たってるって)」ドキッ ムキッ
110 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 21:02:15.30 ID:a1d1ysCe0
男「ふー、すげぇ買ったな」ムキィ

狼娘「男、また肩車して」

男「ダメ」

狼娘「なんでだい?」

男「......その、暑いからだ」

狼娘「今もボクは君の腕に抱きついてるじゃないか」

男「うっ、しかし、だな」

狼娘「じゃあおんぶ。ボク歩き疲れたよ」

男「山の中で暮らしてたくせに......まあ、おんぶなら」

狼娘「ふふ、ありがとう」ピョン ムギュッ

男「(せ、背中に柔らかいのが!うわ、やべ、やっぱ女の子の足スベスベやばい!!)」ドキッムキッ

狼娘「男、背中大きいね」

男「ま、まあな」

狼娘「......頼もしい背中だ」ギュッ

男「(あれ、何かスゲーデレてね、これ)」ドキドキムキムキ
111 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/13(日) 21:07:05.58 ID:a1d1ysCe0
とりあえず今日はここまで。読んでくれる人ありがとう。

後不快に思った人はすまんな、ストーリー的にこれからちょくちょく男はこういう扱いを受ける描写がある。

ちなみに男の顔は割りと普通な方だよ。体はドラゴンボールのブロリーみたいな感じをイメージしてる。
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 21:19:07.96 ID:0irDbabuO
動物は多くの場合強い雄が正義だからね。惚れちゃうのもしゃーないやん?乙
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 23:41:30.15 ID:Uz+fKkbwO
乙乙
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/14(月) 03:48:56.35 ID:K0v3s2Bwo
さすがにブロリーが歩いてたら俺もビビる
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/14(月) 09:48:03.76 ID:17kWaGjaO
なあの漫画みたいな感じか顔は童顔で凄い幼いのに体は凄いマッチョの学生違和感しかない奴ww
漫画忘れたけど
116 : ◆NTLLUQ531s [sage]:2017/08/14(月) 11:46:45.77 ID:2F7fmyUc0
今日も23時頃に書くよ
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/14(月) 19:25:17.23 ID:k5Zm6MVfo

ブロリーは怖いなwww
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/14(月) 20:09:33.70 ID:BivPsewEo
歩く度にキュピキュピいいそう(小声)
119 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/14(月) 23:42:36.51 ID:QjLqYaI8O
すまん、仕事立て込んでて来れんかった
狼娘「♪」

男「......(今日は本当に楽しい一日だったなぁ)」ブーン ムキーン

男「......(彼女は、こんな俺でも変わらず接してくれてる。普通、何かのきっかけで俺が誰かと仲良くなっても、長い時間を掛けないと完全に恐怖は取り除かれない)」

男「(でも、彼女は......違う。俺に対してほとんど恐怖の色は無い。というか、最初以降はほとんど無い。長年怯えられて来たんだ、分かる)」

男「(狼娘が人間じゃないからかもしれないが、今の俺にとっては......救いだ)」キキッ ムキッ

狼娘「男」

男「ん?なんだ?」

狼娘「そ、その、ね?これからはボクが、いるから......だから、もう寂しくない、よ」ピト

男「あぁ、ありがとう━━━」ハッ ムキッ

狼娘「男?」

120 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/14(月) 23:43:21.47 ID:QjLqYaI8O







男「(待て。じゃあ、このままじゃダメだろ)」

男「(今日の一件で彼女は人間に良い印象を持たなかっただろうし、俺もなるべく人を避けてると思った筈だ)」

男「(でもそれだと、一緒にいる彼女はどうなる。彼女まで人に避けられる苦しみを味わうことになる)」

男「(現に、お爺ちゃんは━━━)」

『......悪いことは言わねぇ。あんたあの子、手放した方がいいよ』

『何を言うのじゃ!もうこいつはワシの孫じゃ!!』

『ダメだよ、あんな子と一緒にいたらあんたまで不幸になっちまう』

『頼むよ、村のためにも。子供達が怯えてて仕方無いし、それに、正直俺達も恐いんだ』

『断る!こいつはワシが守るし、万が一の事はワシが起こさせん!!』

『はぁ、ダメだこりゃ......もうどうなっても知らないからな』スタスタ

男「(......ずるずると逃げ続けて20年。向き合うには遅すぎたかもしれない、けど)」

男「(彼女に同じ苦しみは味あわせたくないし、それにあわよくば就職にも役立つかもしれない)」

男「(これから俺は人から恐れられない人になる、そして、それまでは君は━━━)」チラッ ムキッ

狼娘「?」

男「俺が、守る」

狼「!?///」ボッ

狼娘「ななな、いきなり、何を言って!」

男「あ、あれ、声に出てたか!?いや、これはだな」

<プップー

狼娘「男、信号青!」

男「や、やべやべ」ブーンムキーン
121 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/14(月) 23:44:03.90 ID:QjLqYaI8O
狼娘「も、もう。急に変なこと言わないでくれ......///」モジモジドキドキ

男「わ、悪かったよ」

狼娘「(守る、か......今まで親のいないボクは守る側の立場だった。自分の身を、他の動物を、時には人間も)」

狼娘「(でも今は......男の人に、守られる立場)」ドキドキ

狼娘「(優しくて、寛容で、ボクを心配してくれる、ボクより強い、雄の人)」キュンキュン

狼娘「(うぅ、またムズムズしてきた。男の事を、考えると......)」キュンッ



男「ただいまー」ガララッ

狼娘「ただいま」

男「はいおかえり」

狼娘「男もおかえり」

男「じゃあ、飯にするからテレビでも見て待っててくれ」

狼娘「えっ、手伝うよ」

男「歓迎会だっつーの。お前はゆっくりしてろ」

狼娘「でも......」

男「良いから良いから」

狼娘「分かったよ...... でも明日からは普通に手伝うからね?」

男「おう、そんときは宜しく」
122 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/14(月) 23:45:20.10 ID:QjLqYaI8O
すまん、ちょっとまだ忙しいから続きは後で3時以降とかになる
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/15(火) 03:06:31.07 ID:7c9OSyPDO
124 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/15(火) 03:42:04.67 ID:ng3a9gckO
男「はい、準備完了」

狼娘「男、これは何?」

男「ホットプレート。食材を焼くための物だ」

狼娘「何を焼くんだい?」

男「決まってるだろ?肉だ!今日の飯は焼肉!好きなだけ食え!!」ジュウウウゥゥ

狼娘「おぉ......これが、焼肉......」ジュルリ

男「じゃんじゃん焼いて、ガシガシ食うぞ!!」ガツガツムキムキ

狼娘「美味しい、凄く美味しいよ」モグモグモグモグモグモグ

男「そしてビール!」ゴキュッゴキュッムキュッゴキュッ

男「ぷはっ!美味い!」

狼娘「......」ジー

男「狼娘はオレンジジュースな」

狼娘「ボクもそれ、飲みたい」

男「お前何歳だよ」

狼娘「分からないけど、男と同じか下くらい」

男「お前童顔だから判断つかないんだよな......まぁ、今日くらいは良いか。ほらよ」プシュッムキュッ

狼娘「ありがとう、いただくよ」ゴクッ

狼娘「......変な味だね」

男「喉ごしを楽しむんだ、ゆっくり味わう物じゃないさ」

狼娘「......」ゴクゴクゴクッ

男「おお、良い飲みっぷりだな」

狼娘「......ちょっと気に入ったかも」ケフッ
125 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/15(火) 03:43:12.50 ID:ng3a9gckO
狼娘「男、ビールぅ」

男「お前、飲みすぎじゃないか?」

狼娘「酔って無いからビールぅ」スリスリ

男「わ、分かったから頭を擦りつけるなって」

狼娘「えへへ......」ゴッキュゴッキュ

狼娘「ぷはー♪」スリスリ

男「結局くっつくのか」ドキドキムキムキ

狼娘「だって、男とこうしていたいもん。ねぇ、なでなでして?」

男「あ、あぁ......」ナデナデムキムキ

狼娘「んふー......あっつい......」ベッタリ

男「だったら離れろって」

狼娘「あっつい......」ヌギヌギ

男「なっ、なっ、お前っ何脱いで!やめ、せめて下着は残せ!」アセアセムキムキ

狼娘「あっ......スッゴいこれ、ドキドキする......」ドキドキ

男「そ、そりゃいかんな!早く服を着なきゃな!!」メソラシ

狼娘「ほら、触ってみて?本当にスゴいよ?」ガシッ

男「えっ」ムニュン ムキン

狼娘「あっ......」ピクン

男「ば、ばばば、ばか、お前、やわらか、じゃなくて!」

狼娘「気持ちいい......」ピク、ピクン

狼娘「男、もっと......触って?」

男「お、おまおまおま!待て!俺にも理性の限界があってだな!」

狼娘「男に、もっと気持ちいいことしてほしい......」

男「」

狼娘「男......」

男「う、うおおおぉぉ......」ピュンッダダダダダ......

狼娘「あっ......逃げた......」
126 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/15(火) 03:44:49.85 ID:ng3a9gckO
男「(良く持った!俺の理性!そして俺のバカ!このヘタレ!)」ザアアァァァ

男「しかし、マジ危なかった......酔うと絡み癖&脱ぎ出すとか。もうあいつにビールは二度と......」

男「......」

男「あ、あまり飲ませないようにしよう。これからは適量でやめるように言おう」キュッキュッ ムキュッムキュッ

男「そう言えば、狼娘放って行っちまったけど大丈夫かな......」ワシャワシャムキャムキャ

狼娘「よんだぁ?」ガララッ

男「そ、その声は狼娘!?(ヤバイ、シャンプーしてるから目が開けられん!)」ムキョッ

狼娘「えへへ、背中流してあげるね......」ムギュッ

男「(背中にやわらか!そして感じる二つの粒は!!)」

狼娘「背中、やっぱり大きい......」スリスリ

男「(さっきヘタレとか言ってすまん!頼むよ俺の理性!もうちょっとだけ残業して!!)」

狼娘「気持ちいい?」ゴシゴシ

男「(耳元で囁くのやめて、それ理性さんの弱点だから)」
127 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/15(火) 03:45:37.29 ID:ng3a9gckO


男「な、なぁ、これじゃあ目が開けられないから頭のシャンプーも流して欲しいんだが」

狼娘「後でまとめて流しちゃえば良いでしょ?」ゴシゴシ

男「いや、目が開けられないと困る━━━」

狼娘「前、洗うね?」

男「ま、待て待て前は良いから!」サッ

狼娘「うわぁ......」

男「ま、待って。その反応はどっちなんだ」

狼娘「男、手どけて?」

男「絶対ダメだ!」

狼娘「ケチ、もっと良く見たいのに......ふふ、良い匂い」クンクン

男「な、なぜ匂いを」

狼娘「朝した男の匂いと、似てる......不思議だけど、良い匂い」

男「(朝から抜いたのバレてるーーー!!?)」ガーンムキーン

狼娘「洗うね?」ゴシゴシ

男「クソッ......なぜ股間を隠しながらこんな醜態を晒さなければ......」

狼娘「腕、上げて?」

男「勘弁してください」
128 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/15(火) 03:46:50.88 ID:ng3a9gckO
狼娘「流すよー」ザアアァァァ

男「あぁ、やっと解放された......って、うおっ!おま、何で前に!!」

男「(見ちまった見ちまった見ちまった!全部見ちまった!!ヤバイ、想像以上にでかいしツルツルだった!はっきり言って俺の理想だわこれ!)」

狼娘「男」

男「な、なんだよ」

狼娘「次は私を、洗って?」チョコン

男「......っ」ドキドキムキムキ

男「逃げる!」ダッ

狼娘「あっ、男ぉ」





男「ふぅ......」

男「......ぜんっぜん収まらねぇ」ギンギンムキムキ

男「クソッ、男と女が一つ屋根の下って言うのでちょっとした下心はあったが、まさかこんなに理性が役立たずになるのが早いとは」ムキムキフキフキ

男「あー、皿洗い......水でつけてるし、鉄板も洗剤で浸したから洗うのはいいか。何か疲れた」

男「狼娘には悪いけど、先に寝て明日を待とう......」

狼娘「男ー」ガララッ

男「(はえーよ)」

狼娘「寝ちゃった?」

男「(寝てますよ)」

狼娘「じゃあ私も寝るね......お休みなさい」モゾモゾムギュムギュスリスリ

男「(...............)」

男「(ちょっとくらい揉んでもバレないかな)」
129 : ◆NTLLUQ531s [sage]:2017/08/15(火) 03:47:56.24 ID:ng3a9gckO
とりあえず今日はここまで。読んでくれる人ありがとう。

まだちょっとバタバタしてるからここらで、また23時に
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/15(火) 05:18:32.94 ID:hH5YJhvao

理性さんにもお盆休みあげたら?
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/15(火) 06:42:32.10 ID:TQ9XkB69o

組み敷いてもいいのよ
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/15(火) 11:05:59.79 ID:JkBVFmzFO
これは期待
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/15(火) 13:38:00.26 ID:kRUCDmaro

理性さんもちょっと疲れたろう
134 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/15(火) 23:05:25.84 ID:Tt74kTcK0
狼娘「......」スヤスヤ

男「......」モミッムキッ

狼娘「ん......」

男「(触っちまった......でもやべぇ、めっちゃ柔らかい。すっげぇ興奮するなこれ)」モミモミムキムキ

狼娘「ん、ふっ......」

男「(しかしブラ着けてないじゃないか。せっかく買ってやったのに)」コリ、コリ、ムキッ

狼娘「あっ......やっ......」

男「(ちょっと触っただけでこんなに硬くしやがって、感じやすいんだな)」キュッ ムキッ

狼娘「ふっ、ぁ、あっ......」

男「(下、触ってみようかな。挿れるのは流石にヤバいけど、ちょっとだけここがどういうもんか......)」クチ......

狼娘「んぅ、あ、ぅ......」ピクン

男「(え、何かすげぇビッチョビッチョじゃね?胸揉んだだけで女ってこうなるの?いやいや、AVでもこんなんならないだろ)」

狼娘「ん、ふっ、んっ......///」ピクン ピクン

男「(な、何かバレそうで怖くなってきた。これ以上弄るのはやめよう......)」

狼娘「んぅ......」ゴロン

男「!!(ま、待て待て今こっちに寝返りうったら!)」ツプッ......

狼娘「んあぁっ!!///」

男「(やっちまったあああぁぁ!)」

狼娘「んっ、はぁっ、男......?」

男「(ヤバいヤバいヤバいどうするどうする何か言い訳は思い付かないかいやもうこりゃダメだ土下座するしか)」

狼娘「手、止まってるよ......?」モジモジ

男「えっ?」

狼娘「早く、続きをしてよ......あまり、焦らさないで欲しいな......///」カアァ

男「(こ、こいつ......まさか!)」

狼娘「......?」トロン

男「(エロい夢でも見てたな!!)」

135 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/15(火) 23:06:55.07 ID:Tt74kTcK0
男「ま、任せろ。お前はじっとしてな」

狼娘「う、うん......」キュッ

男「(何て好都合な......てか何だよこいつのされるがまま感。しがみついて赤くなって......めっちゃ可愛いな)」クチュ クチ ムキッ

狼娘「んぅ、あぁっ!!」

男「すっげぇ、キツい......気持ちいいのか?」

狼娘「うん、気持ちいい、よ!ボク、さっきから、もうダメなの!!」

男「な、なにが?」

狼娘「こうして、男とぴとってして......男の匂い嗅ぎながら、ボクのここ弄られるだけで、あぁっ!」クチュ、グチュ

男「(じ、自分から腰揺らしてやがる......!)」

狼娘「ダメに、なっちゃうの......ボクの全部男に委ねて、捧げて、めちゃくちゃにされたくなっちゃうの......」ギュッ

男「お、狼娘......」

狼娘「お願い、もっとして、下さい......ご主人様」

男「狼娘!」クチュクチュグチュグチュ

狼娘「んあぁっ!!らめ、やぁっ、ふわぁっ!!」

男「お前、何回俺をその気にさせたら気が済むんだ、このっ。エロ過ぎるんだよ!」クリクリ

狼娘「やあぁっ!?そこは、ダメ、きちゃう!もうきちゃう!!気持ちいいのきちゃう!!」

男「イクって言うんだ!覚えとけ!!ほらイケ!イケ!!」クリクリクチュクチュグチュ

狼娘「あっ、んあっ!男、男、男!イ......クっ!ああっ、ふっ、ああっ!!」プシュッ ビクンビクン

狼娘「は、あっ、や、ぁ......見ない、で......」チョロロロ......
136 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/15(火) 23:11:33.26 ID:Tt74kTcK0
男「(潮吹いておまけにお漏らしとか、エロ過ぎるだろ......もう止まらねぇ。前見たAVとシチュエーションまんまじゃねぇか)」

男「もう俺も我慢できないからな......本番行くぞ」ヌギヌギムキムキ

狼娘「あ、ふ......」ピクンピクン

男「足、開くぞ......力抜けよ?(ここに来ていよいよ童貞卒業か......穴ってここだよな、うん。やっべぇ、色々すっ飛ばしてる気がするけど、緊張するなこれ)」

狼娘「......」

男「......あれ、狼娘?(反応が無いな、放心してるのか?)」

狼娘「ん、むぅ......」スヤスヤムニャムニャ

男「......ウソ......だろ?」

男「(ここまで来てお預けかよ!?イッたら眠くなるタイプかこいつ!!もう挿れちまうか?いやいや、それは流石に可哀想だし、ここが最後の引き時かもしれないし)」

狼娘「」スヤスヤ

男「(よくよく考えたら寝ている女の子に悪戯+酔った勢い+寝ぼけてる娘を良いようにって、大分鬼畜だな俺......このままゴムも無いのに生で挿れて無理やりヤッたら役満だな)」

俺「シャワー浴びよう......そもそも明日は大学だ。布団敷き直して寝よ」フラフラ


137 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/15(火) 23:13:02.00 ID:Tt74kTcK0
狼娘「ん、ふわぁ、あっ......」ノビー

狼娘「もう朝かぁ......何か身体がだるい......」ボー

狼娘「ん?何か濡れて......」

濡れ布団「」ユウベハオタノシミデシタネ

狼娘「お、お漏らし?ボク、この歳でお漏らししちゃったの?でも昨日はお風呂入った後ちゃんとトイレに行ったはず......」

狼娘「き、のう......!!」ハッ

狼娘「...............!!!///」プルプルプル



男「ふわぁ......眠いな。今日はベーコンエッグでいいか......」ジュー

狼娘「男!!」ドタドタドタドタバターン!!

男「うおっ!?な、何だ狼娘か。お、おはよう」

狼娘「そ、そそそ、そのっ、昨日!き、君は!ボクを!!」

男「(落ち着け俺、ここまで想定内。脳内シミュレーション通りにやるんだ)」

男「昨日?あぁ、風呂場に乱入したことだろ?別に気にしてないから大丈夫だって」

狼娘「そ、そ、そ、それも、だけど!その、後!!」

男「その後?何かあったのか?俺は寝てたから分からねぇよ」

狼娘「えっ......(じゃあやっぱり、夢?)」

男「それより何か言うことあるんじゃないのか?」ニヤニヤ

狼娘「うっ、あ、ぅ......その......」

男「んー?」ニヤニヤ

狼娘「あの、お漏らし、して、ごめんなさい......」

男「あぁ、謝ったんだから許すよ。とりあえずシャワー浴びて来な。布団は俺が片付けとくよ」

狼娘「うん、ありがとう......」トボトボ

男「(作戦成功)」

狼娘「夢、だったんだ......」ボソッ
138 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/15(火) 23:14:30.21 ID:Tt74kTcK0
男「あぁ、そうそう。俺は大学に行かなきゃいけないから、家で留守番してくれ」モグモグムキムキ

狼娘「分かった。昨日教えられた掃除と洗濯、やってみるよ」パクパク

男「冷蔵庫に昼飯あるから、腹減ったらそこの電子レンジに入れて、大きいオレンジ色のボタンを押してくれ。温めてくれるから」モグモグムキムキ分かった。

狼娘「へぇ、凄いね」パクパク

男「ご馳走さまっと......じゃあ、皿洗いは任せた。ついでに昨日の鉄板とかも洗ってくれないか?」

狼娘「うん、やってみるよ」



男「よし、じゃあ行ってくるよ」ガチャ ムキッ

狼娘「うん、いってらっしゃい」フリフリ

<バタン

狼娘「大学......勉強する場所か」

狼娘「楽しいのかな......」
139 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/15(火) 23:15:16.74 ID:Tt74kTcK0
男「......(さあ、今日から俺は変わるんだ。人から恐がられない優しいオーラを持った人間になると)」

<ザワザワ......

男「(駅内の道行く人がモーゼの如く俺を避けようとも!!)」ムキッ

幼女「うわーん!ママ、どこー!!」

男「(あれは......迷子か。よし、チャンスだ。ここで優しいお兄さんとなるんだ!)」

幼女「うわーん!」

男「君、大丈夫?迷子?(まずは優しく声を掛け、しゃがんで目線を合わせ、笑顔で!)」ニコッ ムキッ

幼女「......?」クルッ

男「お兄さんが一緒にママを探してあげようか?(どうだ!?)」ニコニコ ムキムキ

幼女「キャアアアァァァ!!!?」

男「(ですよねー)」

140 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/15(火) 23:16:03.66 ID:Tt74kTcK0


幼女「あ、あぁ、た、助けて......これからは、良い子にしますから、ママ、助けて......」ガタガタガタガタ

男「(やっぱりダメか、昔から子供と顔をあわせるとすぐこれだ......一発目から心が折れそうだ)」

???「あ、あの......」

男「はい?」

女「だ、大丈夫、ですか?その娘、泣いてますけど......」

幼女「ふえぇ......」グスグス

男「あ、その、ちょっと迷子みたいで......」オロオロ ムキムキ

女「そうだったんですか......よしよし、大丈夫大丈夫。あなた、お名前は何て言うのかな?」ナデナデ

幼女「幼女......」

女「幼女ちゃんね?私がママ探してあげるから、泣かないで?」ナデナデ

幼女「うん......」グスグス

男「よ、良かった......」ホッ

幼女「でも、違うの......」グスグス

女「何が?」

幼女「お兄ちゃんが、ちょっと怖かっただけなの......」グスグス

男「だろうな......」ガクッ ムキッ

女「あ、あはは......よしよし......」ナデナデ

男「いや、俺は慰めなくて良いですから......」
141 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/15(火) 23:17:26.53 ID:Tt74kTcK0
女「大丈夫だよ、このお兄ちゃんはね?幼女ちゃんを心配して声を掛けたんだよ?見た目はとっても怖いけど、でも優しいお兄ちゃんなの」ニコッ

男「(女神か)」

幼女「そうなの......?」

女「うん、だからあなたをいじめるような人じゃないよ」

幼女「そうなんだ......」トテトテ

男「?」

幼女「お兄ちゃん、いきなり泣いてごめんなさい」ペコッ

男「(天使か)」

男「あぁ、いいよ。じゃあ一緒にお母さん探そうか?」ナデナデ

幼女「」ビクッ

男「(やべ、調子乗った)」ビクッ

幼女「......」ジー

男「......(え、なに?)」

幼女「お兄ちゃん、不思議......すっごく怖いのに、おてて、パパみたいに優しくてあったかいの」ニギッ

男「!!」

女「ふふ、良かったですね」

男「あ、ははは......すみません、なんだか」

女「いえ、良いんですよ。さぁ、探しに行きましょうか」

男「えっ、良いんですか?」

女「えぇ、もちろんですよ。いこっか、幼女ちゃん」ニギッ

幼女「うん!」
142 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/15(火) 23:22:00.81 ID:Tt74kTcK0
とりあえず今日はここまで。読んでくれる人ありが
とう。

昨日は遅れてすまんかった、エロ書いたから許して。
ただ本番的なアレはもうちょい先になるかも。
理性は休日出勤です。新キャラも出たしこのペースだといつ終わるのか心配になってきた。
できるだけサクッと読めるよう毎日更新は頑張るよ
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/15(火) 23:22:41.25 ID:hH5YJhvao

こりゃ帰ってから女の匂いを嗅ぎつけられそうだ
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/15(火) 23:30:12.92 ID:4o9H8sML0

嗅覚すごいだろうしなぁ
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/15(火) 23:51:46.96 ID:TQ9XkB69o

風向きが変わってまいりました
146 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/16(水) 21:03:47.63 ID:cRYvrVWWO
今日11時に出せないので半分くらい今出します。残りは帰ったら書く


男「しかし、どうやって探そう」

女「まあ、声を出してこの娘のお母さんに気づいてもらうしか無いですね......」

幼女「おかあさーん!どこー!」

女「この子のお母さんを知りませんかー?」

男「よし、俺も......」コホン スウウウゥゥゥ

男「子 供 が 迷 子 に な っ て い ま す ! 心 当 た り の あ る 方 は い ま せ ん か ! ? 」ビリビリ ムキムキ

女「!?」ビクゥ

幼女「!?」ビクゥ

サラリーマン「!?(何だ、今の心に迫る恐ろしい声は!?)」ビクゥ

高校生「!?(に、逃げたい!なぜだか分からないけど、この場から離れたい!!)」ピタッ

駅員「!?(で、でも足がすくんで、動けない!!)」ガタガタガタガタ

電子表示板「」ピシッ

<シーン......

男「......静かに、なった(こんなところで大声出したこと無かったから知らなかったけど、こんな事になるのか)」

女「さ、さぁ、幼女、ちゃん」

幼女「!?」ビクゥ

女「い、今のうちに、お母さんの事を、呼んで?」

幼女「お、おかあさーん!」

幼女母「こ、この声は幼女の!」ハッ

幼女母「幼女!」バッ

幼女「おかあさん!」ダキッ

幼女母「ごめんね、幼女!怖かったね!ごめんね!!」ギュウウウ

幼女「おかあさーん!うわあぁーん!!」ピー
147 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/16(水) 21:04:33.89 ID:cRYvrVWWO

幼女母「大丈夫?怪我は無い?」

幼女「お兄ちゃんとお姉ちゃんが助けてくれたの!」

幼女母「えっ......この方が?」

女「み、見つかって良かったですね」

男「何だか複雑だ......」

幼女母「あの、えっと......助けて、頂いたんですよ、ね?ありがとうございました」フカブカオソルオソル

男「あ、いえ......そんな大したことは」

女「そんな、大丈夫ですよ」

幼女母「いえ、本当にありがとうございました。ご迷惑をお掛けしてしまい、どうお礼をすればいいか」

女「そ、そんなお礼何て!」

男「......(何かちょっと、違うな)」

男「(何か、態度の中に感謝以外の感情が見える気がする......凄く、嫌な感じだ)」

男「......あ、ああっ!こんな時間だ!そろそろ電車が来るので僕は失礼しますね、では!!」

女「あっ......え、えっと私も失礼します!」

幼女「ばいばーい!」

幼女母「......」ペコリ

幼女母「......」ホッ
148 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/16(水) 21:05:15.63 ID:cRYvrVWWO
男「はぁ......」スタスタムキムキ

女「ま、待ってください!」

男「あ、あれ?どうしたんです?」

女「い、いや、その......ほら、まだこの路線は電車が来る時間じゃないですよ?私もこっちなので、分かるんですよ」

男「そ、そうでしたね、ははは......あぁ、名前、まだでしたね。始めまして、男と申します」

女「私は女です。それと、始めましてじゃないですよ?」

男「え?」

女「昨日会ったばかりなのに、もう忘れちゃったのですか?今日は髪降ろしてますから、ちょっと分からないですかね?」

男「あっ......もしかして、昨日の新人店員さん?」

女「はい、覚えててくれましたか!」

男「えぇ、印象的だったので」

女「あー、まだバイトに慣れて無いだけ何ですからね?」ムー

男「いや、そうじゃなくて。ほら、凄く真摯に接客してくれたから良い人だなって。怖かったでしょ?」

女「えっと、その......はい。確かに、そうでしたね。でも......」

女「今は違いますよ。凄く優しい人だって分かりましたから」ニコッ

男「あ、ありがとうございます(うおっ、可愛い......言葉に震えがあんまり無いあたり、大体は本音っぽいな)」

女「男さんはこれから大学ですか?」

男「えぇ、●×大学です」

女「えっ!?私も今日そっちに転学するんです!」

男「え、そうなの?凄い偶然だね。あ、じゃあ大学の中も後で案内しようか?」

女「良いんですか?」

男「うん、さっき手伝ってくれたお礼」

女「ありがとうございます、じゃあよろしくお願しますね?」
149 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/16(水) 21:05:50.80 ID:cRYvrVWWO
男「へぇ、学部も学年も同じなんて凄い偶然だね」

女「本当ですね!」

<マモナク デンシャガ トオリマス

男「あ、電車が来ましたよ」

女「行きましょうか」



男「女さん、席座って良いよ」

女「えっ、隣空いてますよ?」

男「俺が座ると隣に誰も座りたがらないんで」

女「あ、えっと......ごめんなさい」

男「大丈夫ですよ、慣れてますし」

女「じゃあ、私も立ちます!」

男「えっ、いや、それは......」

女「良いですから♪」

男「(女神か。ていうか何でこの人は怖がらないんだ......?)」
150 :かえで [saga]:2017/08/16(水) 21:06:36.10 ID:cRYvrVWWO
〜△□駅〜

男「女さん、備えてください」

女「えっ?」

サラリーマンs「うおおおぉぉぉー!!!」ドドドドド

女「ひいっ!?雪崩れ込んできた!?押し潰される!!」

サラリーマン1「(妻と子の為に!)」

サラリーマン2「(あんな化け物のせいで乗り遅れてたまるものか!!)」

サラリーマン3「(この15分さえ耐えれば会社などオアシス!)」

サラリーマン4「(気合いだ!気合いで行くんだ!!)」

女「......って、あれ?あんまり狭くない」

男「そうでも無いですよ」ギュムギュム

女「(ひ、人の波を身体一つで塞き止めてる!?)」

男「そっちは大丈夫っぽいね、良かった」

女「(あなたの後ろが凄いことになってますけど!!)」


151 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/16(水) 21:07:14.59 ID:cRYvrVWWO
とりあえずここまで。投下するの3時とかになるかも
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/16(水) 21:10:15.90 ID:eHBCWb/Yo
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/16(水) 22:08:15.60 ID:dO1j5moA0
にこやかな範馬勇次郎で想像してるわ
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/16(水) 22:36:03.29 ID:gDerdEcoo
楓さん……
155 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/17(木) 00:47:42.46 ID:UD5zEsofO
酉バラしていくスタイル。
もしもしマンだからか知らないけどスマホだと酉一々打ってるからいつかやらかすと思ってた。
ちなみに楓は作者がキャラに愛着持たせるために密かに着けた名前だったり。どうでも良いか。

というわけで帰ってきたのでこれから書きます。
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 00:59:25.67 ID:Pi/wNsyuo
日付変わる前に酉変えてれば本人確認できたものを…
もう本当に>>1が更新してるかどうかわからんな
もしかするとものすごく>>1に似た作風のやつが更新してるかもしれないし
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/08/17(木) 01:12:24.41 ID:srZE7oue0
>>156
お前だけそう思ってろよー^ ^
158 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/17(木) 01:21:28.19 ID:UD5zEsofO
女「にしても凄いね、男君......何か、強いって言葉が凄く似合う」

男「それ褒めてる?」ムキムキムキムキ

女「褒めてる褒めてる、だってこういう本当に絶対強い!って分かる人いないもん。それに優しいし、守って貰ってる気分になっちゃうなぁ」

男「そ、そんなに褒められた事無いから、何かむず痒いなぁ」ムキィ

女「そうなの?男君は凄い人だよ、みんなちょっと怖がりすぎだよ」

男「女さんが純粋でまっすぐだからだよ」

女「ふふっ、それ褒めてる?」

男「あはは、褒めてる褒めてる」

女「あー、笑ってるなー?」

男「ごめんごめん、でも本当に女さんは良い人だなって思うよ」

女「ありがとう。あと女、でいいよ。何か堅苦しいし」

男「そう?分かった、改めてありがとう女」

女「どういたしまして♪」

サラリーマンs「(朝からいちゃついてんじゃねぇよ)」イライラ



159 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/17(木) 01:23:46.19 ID:UD5zEsofO
男「あ、着いたな。降りようか」

女「うん、いこっか」

サラリーマン「(......)」ホッ


男「まあとりあえず職員室まで一緒だね」

女「うん、ボディーガードお願いね?」

男「あいよっ」

友「おっす、おはよう男......えっ、この人は?」

女「男君、早速チャラい人が!不良が!パツキンヤンキーが!!」サッ

男「その感想はまっすぐ過ぎない?」

友「えっ、何この仕打ち。で、男。その人本当に誰?」

男「女さん、ちょっと知り合いで......」

女「もう男君は。友達、でしょ?それに女でいいってば」

男「!!」

友「!?」

男「あ、ありがとう......」

友「ちょ、ちょっと待て男。ちょっと良いか?」ヒソヒソ

男「なんだよ、友」ヒソヒソ

友「お前、友達できたのか?」ヒソヒソ

男「......ようやく、な」ヒソヒソ

友「......良かったな、お前。本当に良かったぜ」グスッ

男「な、何でお前がちょっと泣いてんだよ」

友「うっせ、ばーか」グスッ

男「お前、本当に良い奴だな......ありがとうよ、お前がいたお陰でもあるんだぜ?結構救われてたんだ」

友「男、お前......」

女「うんうん、友君もすっごく良い人だね」ヒョイッ

友「うおっ!?聞いてましたか!!」

女「もちろん、最初から全部。私、女っていうの。よろしくね、友君」

友「おう、よろしくな!」
160 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/17(木) 01:24:45.07 ID:UD5zEsofO
友「へぇ、そんな風に知り合ったんだ。本当に凄い偶然だな」

女「でしょ?凄いよね」

友「ていうか......お前が連れてた彼女ってのも初耳何だけど」

男「だから、彼女じゃなくて親戚預かってるだけだって」

女「なーんだ」

男「俺が彼女とかあり得ないっての」

友「ツッコミ辛い事言うなよ」

男「じゃあ俺がツッコミ入れるからボケてくれよ」

友「二重の意味で無茶ぶり言うなや!」

女「あはは、ツッコミだ」

友「はぁ、全く......」

女「そう言えば、男君と友君はどうやって知り合ったの?」

友「あぁ、あれは高校の時だな......」
161 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/17(木) 01:30:44.59 ID:UD5zEsofO
今日はとりあえずここまで。読んでくれる人ありがとう。
ていうか本当に酉についてはマジでごめん、信じてしか言えねぇ。本当にすまん。
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 01:46:25.62 ID:Qk/P3Ml+O
正直酉を気にする人は少ない
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 02:58:11.42 ID:vGN2MrHYo
書き方でわかるから別に問題ないと思われ
おつ
164 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/17(木) 04:39:56.67 ID:oj7Q1S230
フォローありがとう、とりあえずこのまま書く。

後、ちょっと変な書き方してつまづいてるから更新オソルオソル遅くなるかも。
友この書き方だと男でも女でも表現できるから女キャラにして狼娘との関わり増やすか、男キャラにしてヒロイン少なくして纏めやすくするかめっちゃ迷う。

メインにはあんまり影響無いからどっちでも良いんだが、どうしよう。ちょっと考えさせて。
下手したら両方のパターンがっつり書いて吟味したりするかもしれない。
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 04:49:32.79 ID:vGN2MrHYo
悩みすぎるのであればコイン投げて適当に決めるぐらいでよいと思われ
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 06:58:48.23 ID:UzZHMll7o
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/08/17(木) 12:55:01.88 ID:kEHDdH7c0
メインがブレさえしなけりゃどちらでも
168 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/17(木) 23:14:50.47 ID:oj7Q1S230
〜四年前・入学式〜

「なぁ、あいつって噂のチームの......」

「うわっ、この学校に入学してたのかよ......」

友「ふん......(どいつもこいつもビビりばっか、パシリと財布が多くて助かるってもんだ)」

友「(でも刺激が無さそうだな......退屈になりそうだ。つまんねぇ)」

???「あ、あのー......」

友「(チッ、どこの物好きだ?こちとらイラついてるってのによ)」

友「あぁ!?んだよ、何か用かよ!!」クルッ

男「あー、えっと」ムキムキィ

友「ひっ......!?(な、何だこいつ!?本当に高校生か!?筋者でもこんなオーラ出さねぇぞ!!)」

「え、何あいつ。めっちゃこえぇ......」ザワザワ

「うわっ、俺あいつ知ってる。前の中学の不良全員殺したとか」

「俺も知ってる、近くのヤクザの事務所潰したとか」

友「!?(こ、こいつが噂の巨怒の男!!あまりの強さに先輩達もこいつが通学路のルートには近寄らない程の!!)」

友「(や、やべぇ、どうしよう......)」ガタガタガタガタ

男「まぁ、その......」

友「な、何だ、よ(実物見て分かった、噂はマジだったんだ。近寄られただけで足がすくむ、舌が回らねぇ!!)」

男「......落としましたよ、これ」ポリポリムキムキ

友「な、な、なに、を(怖い怖い怖い!落とすって何だ!?私の命か!?お前はもう死んでいるって奴か!?)」ガタガタガタ

男「はい、どうぞ」

キーホルダー「」ニャーン

友「」
169 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/17(木) 23:15:34.41 ID:oj7Q1S230





友「(よ、よりにもよってそれかよ!クソッ、昨日ゲーセンに行って取ったのがポケットに入れっぱなしだったのか!!わざわざ帽子とマスクと眼鏡までして変装して行ったのに!!)」

「にゃん丸の、キーホルダー......」

「意外と可愛い趣味なんだー......」

男「その......めっちゃ可愛いキーホルダーっすね!」

友「なっ、ち、ちち、ちげぇよ!私のじゃねぇ!!(や、やべ、声が震える)」

男「えっ、いやでも確かにあなたのポケットから」

友「う、うるさい!ちげぇってんだろ!!」スタスタスタ

「あ、逃げた......」

「まあ、あんなのに絡まれたらそりゃな......」

「でも見たか?やっぱり可愛い物好きだったり怖がったりしてるあたり、女の子だよな」

「な、ちょっと可愛かったよな」

男「......(あー、やっぱりダメだったか。不良っぽい人なら物珍しさとか、タフな人とかが多そうだから仲良くできると思ったんだけどな)」

男「(またとないチャンスだったのに)」ハァ ムキィ




友「(クソ!クソクソクソ!!最悪だ!!あいつ、入学初日に無様な所晒させやがって!!)」

友「(絶対ぶっ飛ばしてやる!先輩達はビビってたけど、もう許さねぇ!放課後呼びつけて━━━)」

『落としましたよ』ドドドドドムキムキムキムキムキムキ

友「......」ブルルッ

友「(ま、まぁちょっと準備整えてからでもいいか)」



170 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/17(木) 23:16:39.71 ID:oj7Q1S230
〜体育館内〜

友「あー、たくっ。最悪だった......入学式、ダルいな」

男「あっ」バッタリ

友「えっ」バッタリ

男「さっきの......」

友「(く、クソッ!こいつ同じクラス、しかも番号隣かよ!!)」ギロッ

男「(お、睨んでる。もしかしてチャンスか?この子ならいけるか?)」ワクワク ジー

友「な、何ガン飛ばしてんだよ......」

男「あ、いや、別にそういう訳じゃ」ムキッ

友「っ!」プイッ

男「あ、目逸らした」

友「なっ!?そ、逸らしてねぇよ!!」

男「お、じゃあもっかいやるか?」

友「じょ、上等だコラ!」キッ

男「......(にーらめっこしましょ、笑うと負けよ)」ジー ムキー

友「......」プルプル

男「......(あっぷっぷ)」ゴオォ

友「ひっ!?」メソラシ

男「な、何で怯えるんだよ。むしろ今の笑うところだろ」

友「わ、笑える訳ねぇだろ!何だ今の顔!!」

男「なっ、お前顔に文句言うのは失礼だろ!」

友「!!」ビクッ プイッ

男「あ、ご、ごめん......」

友「う、うるせぇ、いきなり大きな声出すな、バカ......」
171 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/17(木) 23:17:33.68 ID:oj7Q1S230
男「(おぉ、軽口が止まってない。すげぇ根性)」

男「(てかこいつしおらしくなるとメッチャ可愛いな。不良っぽいのとギャップがあって何か良い......)」

友「......何か変なこと考えてるだろ」ギロッ

男「あ、いや別に......てか、三回戦始めるの?」

友「なっ、何終わったみたいに言ってんだ!私はまだ負けてねぇ!!」

男「あはは、負けず嫌いだな」

友「う、うるせぇ、とにかく続きを━━━」

体育教師「コラそこぉ!もうすぐ始まるから静かにしろぉ!!」

友「うっせぇな、黙ってろ!今忙しいんだ!!」

体育教師「なっ、貴様━━━」

男「あ、すみません先生」ペコリ ムキリ

体育教師「なっ!?(こ、こいつが噂の!書類でも確認して覚悟を決めていたが、実物はやはりオーラからして違う!!)」

友「あっ、あっ!今目逸らした!私の勝ちだ!!」

男「あっ、ズルくないか!?」

友「うるさい!もう終わりだ、こっちみんな!!」

男「くっ、分かったよ。じゃあもう終わりな?」

体育教師「ま、全く。終わるまで静かに、してくれよ?(最低でもこいつと一年間......やっていけるのか、俺)」
172 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/17(木) 23:18:43.58 ID:oj7Q1S230
友「(ったく、これから一年間はこいつと一緒かよ......)」ゾロゾロ

男「なぁ」

友「何だよ!」ガルル

男「んなデカイ声出さなくても良いだろ」キーン ムキーン

友「(虚勢でも張ってないと怖いんだよ!!)」プルプル

男「俺、男って言うんだ。お前は?」

友「......友」

男「友ね、よろしく」

友「気安く呼ぶな、ばーか」

男「そういうなよ、だってほら」ユビサシ

友「ん?」

男「隣の席みたいだし」

友「ま、マジかよ......」
173 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/17(木) 23:19:21.41 ID:oj7Q1S230


男「友、帰り道そっちか?なら一緒に帰ろうぜ」

友「何で私がお前なんかと!」

男「でも誰かと帰る訳でも無いんだろ?」

友「余計なお世話だ」

男「それに、ほら。パスっ」ポイッ ムキッ

友「っと、いきなり何だよ。って、これ......私のキーホルダー」

男「何だ、やっぱりお前のじゃん」

友「う、うるさい!」

男「怒鳴るなよ、この辺りなら誰もいないから渡したって良いだろ?」

友「......誰かに言ったら、リンチして殺す」

男「言わねぇよ」

友「......なら、良いけど」プイッ

男「あ、俺こっちだから。じゃあ、また明日な」スタスタムキムキ

友「......」

友「ありがとう」ボソッ

174 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/17(木) 23:23:13.28 ID:oj7Q1S230
女「へぇ、友君と男君、最初は喧嘩してたんだぁ」

男「喧嘩っていうよりは、懐いてない猫が近くにいるイメージだったな」

友「う、うるせぇ。あん時は本当に怖かったからな」

女「しっかし、男君凄いあだ名あったんだね。巨乳の男?確かに巨乳だね!」ペチペチ

友「!?(あの男に、躊躇なく触れている!?)」

男「巨怒だ巨怒。しっかし、まさに中学生のセンスって感じの名前だよな。正直今でもはずい」

女「あはは、確かに!そうそう、それで、そこからどうやって仲良くなったの?」

友「あ、えっと、それはだな......」

男「おしゃべりも良いけど着いたぞ?」

女「あ、本当だ。じゃあ私職員室に行くから!また教室でね?」

男「おう、じゃあな」

友「またな」

友「しかし、変わった子だったな。お前に負けず劣らず」

男「お前も大分変わってるけどな」

友「私は良いんだよ、好きでやってんだから」

男「類は友を呼ぶって奴だな」

友「だな......ようやく来てくれて良かったな」ポン

男「......ありがとう」
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 23:24:17.21 ID:gx+4w00Mo
きょどじゃなくてきょぬか
176 : ◆NTLLUQ531s [saga]:2017/08/17(木) 23:25:02.20 ID:oj7Q1S230
担当講師「という訳で、今日からこの大学に転学した女さんだ」

女「女です、これからよろしくお願いします」ペコリ

<ザワザワ

友「やっぱり美人だからか、人気出そうだな。大変な人と友達になっちゃったな、男」ヒソヒソ

男「可愛いだけならお前でも人気出るだろ」ヒソヒソムキムキ

友「褒めてる?貶してる?」ヒソヒソ

男「想像にお任せする」ヒソヒソムキムキ

友「今ちょっと言ってて恥ずかしくなっただろ」ヒソヒソニヤニヤ

男「うるせぇ」ヒソヒソムキムキ

担当講師「じゃあ、早速講義を始める。好きな席についてくれ」

女「あ、じゃああそこで」

<ザワッ......

担当講師「えっ......!?」

女「よろしくね♪」

男「お、俺の隣なの?」

女「ダメ?」

男「いや、ダメじゃないけどさ」

友「何デレデレしてんだよ、鼻の下伸ばしやがって」ゲシゲシ

男「してねぇよ、変なこと言うな。あと足癖悪いぞ」

女「本当、二人とも仲良いね」ニコニコ

177 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/17(木) 23:31:27.64 ID:oj7Q1S230
今日はとりあえずここまで。読んでくれた人ありがとう。

オソルオソル遅くなるって何だよ、あと下らないお知らせにageてすまんかった。
あと選考の結果、友は不良娘になりました。
書きやすいし、あとこっちの方が愛着がわく。

てか最後のレス酉間違えてるな。ほんっと毎回ガバガバですまんな。
明日はまた1時くらいに書くよ。
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 00:42:52.56 ID:wvPozqOFO

三人とも男に雌にされるんですねわかります
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 05:24:52.62 ID:06W2mQT2o
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 12:56:45.42 ID:VP9kIhP0O
乙ムキ

どうでもいいことだけど、大学に職員室は無いんじゃないかなぁ
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 13:45:51.49 ID:F47aRRFrO
でも男って常に白眼なんだろ?
ブロリー怖い
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 16:16:36.14 ID:5SpyU4d+0
はよ
183 : ◆FDBQXzeGbc [sage ]:2017/08/19(土) 00:17:18.22 ID:1+sskA4pO
すまん、今仕仕事終わったから投下するのに遅くなる。
後職員室って無無いなそういや、受付みたいな所だと脳内補完して欲しい。
低学歴だから大学行ったことなくて職業訓練校みたいな場所通ってたから、実はちょっと分からんのや、すまん。

後顔はブロリーやないで、身体だけブロリーで顔普通やで。
例えるならギャルゲ主人公の親友男キャラみたいなレベルの顔。

とにかく今から帰って書いてくる。本当すまんな
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/19(土) 00:50:18.09 ID:JVQHdc46O
大体の大学は事務局、非常勤講師室、専任教員研究棟の構成だな
学年での教室分けなんて無いから普通は編入学者の紹介しないが、まあゼミか
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/19(土) 01:20:32.16 ID:BEQ6rj5no
つまりサイヤ前のブロリーで、筋肉はサイヤの状態ってことか?
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/19(土) 02:49:07.93 ID:KWbjBYmQO
漫画の「同級生のまっちょ君」みたいな感じかな?
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/19(土) 02:52:04.07 ID:DHNp5zN3o
>>101
こんなんじゃないの?
188 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/19(土) 04:31:19.99 ID:SFvKWyI50
〜講義中〜

女「」カキカキ

男「」カキカキムキムキ

友「」スヤァ

男「(今ごろ狼娘、どうしてるかな......)」カキカキムキムキ


〜一方その頃〜

狼娘「よし、掃除と洗濯終わり。洗濯機が洗い終わるまでちょっと暇だな......」

狼娘「本とかあるかな?男の部屋に行ってみよう」

狼娘「んー、本、本......あった」ヒョイ

狼娘「うっ......回りくどい書き方だ、読めないな。小説、という奴かな?」

狼娘「これは......歴史の本か」

狼娘「へぇ、ちょっと読んでみよう」ペラ

狼娘「石器時代、人間がまだ野生だった頃か......」

〜1時間後〜

狼娘「本能寺の変......明智光秀......織田信長......」

狼娘「っと!つい夢中になってしまった。洗濯物洗濯物」パタパタ

狼娘「かごに入れて、外の物干し竿に......っと、フード被らなきゃ」

狼娘「ん、良い天気だ。すぐに乾きそうだ」バサァ

狼娘「......男、まだかな」

狼娘「そうだ、山に行こう。外出は禁止されて無いし、会いたい奴もいる」

狼娘「ボクの今の格好、見たら驚くだろうな」
189 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/19(土) 04:32:28.84 ID:SFvKWyI50
狼娘「ふぅ、着いた着いた......」

梟『おや、久しい顔だ。どこに行ってたのかね?』

狼娘「君なら見ずとも知れるだろうに」

梟『あぁ、そう言えば。君が人気の無い夜の山奥で、鬼の様な男に長い間抱き締められ、心奪われ山を去ったと遠目から見たような』

狼娘「な、な、なっ......!」

梟『合っているかな?』

狼娘「......もしかして、怒ってるのかい?」

梟『いやいや、君は人間の道を歩む事に怒りも失望も無い。でも、事情を説明するにはちょっと遅くないかね?』

狼娘「わ、悪かったよ」

梟『それで?何があってどんな暮らしをしていたのかね?』

狼娘「うん、それが中々刺激的でね......」
190 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/19(土) 04:33:36.56 ID:SFvKWyI50
梟『......へぇ、それで一宿一飯の礼に家事をしていると。その格好もその人間から貰ったものか』

狼娘「うん、そうだよ」

梟『それは嫁入りって奴じゃないか?』

狼娘「なっ!?ぼ、ボクはあんなのに心を許したなんて一言も!!」

梟『おや、君の好意の有無については何も言ってないのだがね』

狼娘「ぐっ......」

梟『まぁ、あの雄は見るからに強い。あれほどの強者の気配は無いよ。君があれに発情するのも無理は無い』

狼娘「は、発情って......もっと他に言い方は」

梟『無いよ』

狼娘「なっ......」

梟『君、あの男に会って何日目だ?』

狼娘「......三日」

梟『人間の雄と交遊したのはいつ以来かな?』

狼娘「あいつが、初めて」

梟『いつから彼を意識し始めた?』

狼娘「何が、言いたい」

梟「それは本当に恋かい?」

狼娘「えっ......」
191 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/19(土) 04:34:56.74 ID:SFvKWyI50
狼娘「な、何を言っている!この気持ちは、紛れもない恋だよ!」

梟『今まて恋も発情もしたことも無いのになぜ区別がつく?』

狼娘「それは......」

梟『狼娘、私は心配してる。人間の本質は三日じゃ分からない。なのに君はその男を盲目的に良い人だと思い込んでいる。彼はもしかしたら危険なのかもしれない』

狼娘「か、彼は、見た目で差別されてるだけで━━━」

梟『彼が過去に何かしたから恐れられている、とは考えないのかい?』

狼娘「えっ......」

梟『君の話を聞く限り、彼が見た目で恐れられているにしては異常だ。それこそ化け物のような容貌なら分かるが、如何にあのような強者と言えど、そこまではいかない筈だ』

狼娘「っ......」

梟『今は優しい笑顔の仮面を張り付けているかも知れない、だがもしもその裏に凶悪な本性があるなら、それはすぐに現れるだろうね』

梟『生き物というのは、そこまで我慢強く無いのだから』
192 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/19(土) 04:36:35.35 ID:SFvKWyI50
梟『悪いことは言わない。狼娘、奴から離れろ』

狼娘「しかし、あいつにはボクしかいない!」

梟『だからどうした。時限爆弾と暮らす君を黙って見過ごせと?ただの強者に発情するならまだしも、そんなのと暮らす何て認められない』

狼娘「発情じゃない!ボクはあいつが好きだ!!」

梟『......強情な。なら、満月を迎えてごらん。すぐに君の本能が浮き彫りになる。自分がどういう奴かよく分かるだろう』

狼娘「満月......?」

梟『あぁ、今から26日後だ。君があの人間と会ったのも満月だったね、恐らくこれのせいもあるんだろう。その時にもう一度ここに来たまえ』

狼娘「......分かった」

梟『まぁ、その間彼を爆発させないように注意することだね』

狼娘「男はそんな狂暴な奴じゃない......もう、帰る」

梟『帰るじゃない、行くのさ。君が帰る場所はここ以外に無い』

狼娘「......ふんっ」
193 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/19(土) 04:38:14.45 ID:SFvKWyI50
狼娘「......」ザッ ザッ

『それは本当に恋かい?』

狼娘「......」ザッ ザッ

『理屈じゃないんだ、本能なんだよ』

狼娘「......この気持ちが、生殖本能であって、たまるか」ザッ ザッ

狼娘「だって、それじゃあ」ザッ ザッ

『いや、いい。慣れてるよ』

狼娘「それじゃあ男は、誰となら心を通わせられるんだ......」ポロポロ

狼娘「......!」ゴシゴシ

狼娘「大丈夫、ボクは大丈夫......だって、男のために今涙が出たんだ」

狼娘「男の事を大切に思いたい気持ちが、確かにあるってことなんだ」

狼娘「男、君は大丈夫......男には、ボクがいる。ボクは君が、好きだから」

狼娘「早く帰ろう、ボクだけが彼と心を通わせてる者なのだから。もし帰ってきてボクがいないと心配する」ザッ ザッ
194 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/19(土) 04:39:11.71 ID:SFvKWyI50
〜お昼頃〜

女「それで?友君と男君はどうやって仲良くなったの?」モグモグ

男「まだそんな話するのか?」バクバクムキムキ

友「何だよ、こっからが良いところ何じゃねぇか」モキュモキュ

男「でもなぁ......」

友「へへ、あんときはちょっと惚れそうになるくらい超かっこよかったんだぜ?」

女「どういうこと?」

友「まぁ、何だかんだ私も男もボッチだったからよ。私は恐怖に毎日戦いながらも、男と帰ってたんだよ。」

男「(......本当は、段々恐怖何て慣れたのか克服したのか、日に日に無くなっていたけどな)」

友「そういう日を繰り返して数ヵ月ちょっと経った、ある時な......」

〜四年前・秋〜

友「ふわぁ〜あ......もう夜だし、寝ちまうかな......」ピロリン

友「ん?LINE?」

「緊急。今すぐ例の場所に集合」

友「あー、そういや最近下校すると疲れて寝ちまうから、ここんところあいつらに顔だして無かったな......たまには行くか」

友「そうだ、あいつらにも男のこと紹介してやるか。男がいりゃ私のチーム最強じゃん」

友「えーっと、今すぐこの住所に集合、っと......」



友「おーっす」

不良1「......ようやく来たか」

不良2「ここんところ全っ然来なかったからな。死んだのかと思ったぜ」

不良3「もしくは、な......」

友「んだよ、緊急ったから来たのに野郎しか集まってねぇじゃん」

不良1「まぁな。そりゃ良いんだよ、お前が来たから始められる」

友「......何だよ、怖い顔しやがって」

不良2「お前最近、あの巨怒とつるんでるんだって?」

友「だからどうしたんだよ、別あいつはいつか私がぶっ飛ばしたいから━━━」

不良3「ふざけんじゃねぇよ!」

友「!?」ビクッ
195 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/19(土) 04:40:15.39 ID:SFvKWyI50
不良3「お前、あの巨怒とくっついて、どういうつもりだ?あ?」

友「な、何だよ。何か悪ぃことあんのかよ」

不良1「お前、あいつともう関わんな」

友「......は?」

不良2「何せあいつは本職でもビビる化け物だ。だがあいつは俺らみたいなタイプじゃないから良かった」

不良3「だがよ、あいつがお前みたいのと仲良しこよしになると話は別だ。あいつが本気出したら俺らなんて一発だ。分かるか?あいつをこっちに興味持たせるような事は絶対すんな」

友「でもよ、あいつらが私らの仲間になりゃ......」

不良2「それであいつが俺らのトップになったら最悪だろうが!!」

友「......」

不良1「そういう訳だ、分かったな」

友「あぁ、分かったよ」

不良2「へっ、なら良いんだよ」

友「お前らが底無しの腑抜けって事はな」ギロッ
196 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/19(土) 04:40:58.87 ID:SFvKWyI50
不良2「テメェ!今の一体どういう意味だ!」

友「二回も言わねぇと分かんねぇのかバーカ。私はあいつと相手したってこれっぽっちも恐かねぇってのに、やれお前らはもしもだのもしかしたらだの、女々しいんだよ」

不良2「てめぇ......」

友「あーあ、あほくさ。これじゃあここも終わりだな。私帰るわ」クルッ

不良3「おい、今のはチーム抜けるってことか!?」

友「ったりめーだろ。私は私で自由にやらせて貰うからな」スタスタ

不良1「そうか......じゃあ」

不良1「落とし前、着けなきゃな?」ニヤリ

友「なっ━━━」バチンッ

友「(スタン、ガン......)」フラッ......ドサッ

不良1「おい、そいつ車に乗せろ」

不良2「任せろ、ククク......」

不良3「あ、俺足持つわ」

不良2「あっ、ずりぃぞお前」

不良3「どうせ後からいくらでも拝めるだろ?ケケケ」




男「ったく、友の奴......真夜中からこんな場所に呼んで、何なんだよ......」スタスタムキムキ

男「くっそ、時間過ぎてら......いきなり言われてもすぐ来れねぇよ。怒ってるだろうな......ん?」

不良1「よし、後ろの座席に放り込め」

不良2「あいよっ」

男「(今の、友......!?)」

不良1「よし、乗れ。出すぞ」ブーン

男「あ、友!!警察は......クソ、車の番号見失った!」

男「......仕方ねぇ!」ダッ
197 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/19(土) 04:46:14.84 ID:SFvKWyI50
とりあえず今日はここまで。読んでくれた人ありがとう。

大学の奴はもうちょい調べりゃ良かった、反省。色々教えてくれた人ありがとう。
遅いわりにありがちだったり短かったりしてすまんな。
中々エロも出せなくて申し訳無い、とりあえず仕事の関係上投下する時間が深夜になるかもしれない。
本当にすまんな。 また明日もよろしく
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/19(土) 05:27:28.13 ID:vtbY56Czo
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/19(土) 13:04:58.91 ID:TtK77s2I0
200 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/19(土) 20:34:51.30 ID:hYLzNTBS0
不良2「オラ、どんな気分だおい?」ペチペチ

不良3「これからガシガシ輪姦してやるんだ、頭ぶっ壊れるまでな」

友「っ、ふっ......(身体が、動かない......!)」

不良2「良い眺めだなおい、なぁもう今ここで味見しちまうか?」

不良3「いいねぇ、やっちまうか」

友「......!!」

不良1「おい、俺の車だぞ。あんまり汚すなよ」

不良3「へへ、分かってる分かってる。おい、大人しくしてねぇと怪我する......あぁ、そっか動けないか!」ビリッビリッ

不良2「くはは、下着も全部ナイフで切り裂いちまおうぜ。かー!良い眺めだなおい」ビリッビリッ

友「(やだ、やだよぅ、助けて......)」

友「(男......!!)」

ドドドドド......

不良1「......ん?」

不良2「な、何か聞こえないか?」

不良3「あぁ?何だよ、突然」

ドドドドドドドド......

不良1「何か、音が近づいて来て無いか?」

不良2「バイクのエンジン音、では明らかに無いな」

友「......?」

不良3「......後ろから?」クルッ

不良3「......!?!!?!?」ガクガクブルブル
201 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/19(土) 20:36:08.99 ID:hYLzNTBS0
不良2「おい、どうしたんだよ」

不良3「う、うぅ、うっ、うし、ろ......」

不良2「後ろ?」クルッ

不良1「?」チラッ

男「」ドドドドドドドドドド

不良2「ひいっ!?」

不良1「な、ななな、何だよあれ!?」

不良3「お、おい!もっと飛ばせよ!!」

不良1「時速60kmだったんだぞ!何で追い付いてるんだよ、クソッ!!」ブーン

不良2「お、おい!早くしろ!!こっち来た!」

男「......」ドドドドド

友「......!?(男!?)」

不良3「巨怒だ......こいつ、巨怒だ!!」

不良1「う、運転席に来る......!?クソッ!!」

男「ふんっ!」ガシャーン

不良1「ひいいぃっ!?」

不良2「ま、窓ぶち破りやがった!?」

男「ふんっ!ふんっ!」ドガッガギッゴッ

不良3「車のドアぶっ壊そうとしてやがる!?」

不良1「助けて、誰か助けて!!助けて!!」
202 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/19(土) 20:37:37.79 ID:hYLzNTBS0
男「っらぁ!!」ガシッ ベキベキ ガッシャーン

不良3「ひ、引きちぎりやがった!」

不良2「ば、化け物だ......」

不良1「もうダメだ......おしまいだぁ......」ガクガクブルブル



トラック運転手「」スヤスヤ

トラック「」ブーン



男「おい、車止めろ」ドドドドド

不良1「は、はひっ!ま、まって、足、うごかなっ」ガタガタガタガタ



トラック運転手「」ムニャムニャ

トラック「」ブーン



男「今すぐだ、早く」ドドドドド

不良2「あ、あああ、あぁっ」ガタガタブルブル



トラック運転手「」グーグー

トラック「」ブーン


友「男......」

男「もう大丈夫だ、友」ドドドドド



トラック運転手「」スヤァ

トラック運転手「」ブーン!



不良3「ま、待て!止めるな!そのままアクセル踏め!!」

不良1「な、な、何言ってんだよ、このままだと、こ、こ、ころされ」

不良3「良いから!そのまま!!」

男「......」ギロッ

不良3「ひいっ!?は、早く!早く来てくれ!!」

不良2「来るって、何が━━━」

男「早く止まがぎっ」ゴシャッ

友「男!?」ガバッ
203 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/19(土) 20:38:58.26 ID:hYLzNTBS0
不良1「な、今、何が?」キキィッ

不良3「轢き逃げだよ......運転席側走ってたからトラックに轢かれたんだ......ははっ、ははは、ざまあみろだ」

友「男!男ぉ!!」ジタバタ

不良2「お、おい!大人しくしてろ!!」

友「早く、早く救急車!!」

不良3「死んでるに決まってんだろ!!」

友「えっ......」

不良1「ブレーキ音がしねぇ、ありゃ居眠り運転だな......今ごろバラバラ死体だろうよ、へ、へへっ」

友「そん、な......男......」

友「(私のせいだ、私が、あそこに呼ばなければ、男は)」ポロポロ

不良2「何泣いてんだこいつ、腹立つな......こちとら死にかけたんだぞ?」

不良1「車も滅茶滅茶だ、クソが」

不良3「あいつ呼んだのてめぇだろ、なぁ?あー、段々クソムカついて来た。決めた、こいつオナホにした後サンドバッグにしようぜ」

不良2「あぁ、ただ犯すんじゃ収まらねぇ」

友「うっ、ぐっ、うぅ、ふっ......」ポロポロ

不良1「まあ待てよ、とりあえず仲間に声かけて車を......」ドガンッ

不良2「!?」

不良3「な、何!?」

不良1「えっ」ガシッ

不良1「う、うわあああっ、あああぁぁっ!!」ズルッ

不良2「ひいっ!!?」

不良3「不良1!?」

ドゴッ

204 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/19(土) 20:40:33.14 ID:hYLzNTBS0

不良2「お、おい!今の、何の音だよ!何されたんだよ!!」

不良3「く、暗くて、分かんねぇよ!」

友「......?」

ベキィ、ギリギリギリ......ガギャッ!

不良3「ど、ドアがっ!?」

不良2「ひいっ!こ、これは!?」ガシッ

不良2「ゃめ、たすけっ」ズルズルズルズル

不良2「くそっ、刺し殺してやるっ、しねっ、しねっ」ガキンッ

不良2「えっ━━━」

ドゴッ

シーン......

不良3「......」ガクガクブルブル

不良3「う、うわあああっ!誰か、誰か助けてくれっ!!」ガチャ タッタッタッタッ

不良3「ひいっ!?」ガシッ

不良3「あ、ああっ、あああっ」クルッ

男「......」ゴゴゴゴゴ

不良3「や、やめ、はな、し、ごめ、なさっ」ガクガクブルブル

男「......」スッ

不良3「いやだ、たすけ、やめ、しにたくない、しにたくない!」

不良3「いやだあああああぁぁぁっっっ!」






ドゴッ

205 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/19(土) 20:41:26.33 ID:hYLzNTBS0
男「友、大丈夫か?」

友「......う、うん」

男「......ほら、上着」

友「あ、うん......ありがとう......」

男「......」

友「ねぇ、男ってさ......本当に人間?」

男「......あんまり自信無い」

友「そっか......」

男「立てるか?」

友「腰、抜けちゃって、無理......」

男「参ったな、その格好じゃタクシーも呼べないし」

友「うん、だからおぶって」

男「......大丈夫なのか?」

友「大丈夫。何でか分からないけど、男の事恐いってあんまり思わないんだよ」

男「そ、そうか?じゃ、じゃあ失礼して......」ヒョイ

友「......背中。でかくて、暖かい」

男「......ありがとう」

友「(何だか、むしろ......牽かれるくらい)」
206 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/19(土) 20:43:03.26 ID:hYLzNTBS0
友「......重くないか?」

男「めっちゃ軽い」スタスタムキムキ

友「そっか......なぁ、その......怪我とか、してないのかよ」

男「.........サイドミラーに当たっただけだから、大したことないよ」

友「それでも平気そうな辺り、お前凄いな......」

男「なぁ、お前はその、何かされなかったか?」

友「何かって?」

男「いや、その......」

友「言ってみろよ、ほら♪」ボソッ

男「お、おい、俺はマジで心配してんだよ」

友「あはは、お前がすっ飛んで来てくれたおかげで無事だよ」

男「そっか......」ホッ

友「何かお礼しなきゃな、ククク」グイグイ

男「お、押し付けるなって!」

友「嫌か?」

男「嫌じゃねぇけど、よ」

友「私とヤリたくなってきた?」

男「そんなお礼はいらん!」

友「ヘタレ、童貞かよ」

男「うるせぇ」

友「じゃあ何なら良いんだよ」

男「......じゃあ、今度ゲーセンにでも行こうぜ」

友「は?そんなんで良いのかよ」

男「今日はお前と遊べる日が来たと思って楽しみにしてたんだぜ?だからその埋め合わせしろ」

友「......変な奴。あぁ、良いよ」クスッ

男「お、マジで!?」

友「大袈裟過ぎだろ、当然だろ?」

友「お前はもう、ダチなんだから」
207 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/19(土) 20:44:29.83 ID:hYLzNTBS0
女「へぇ、凄いね!ドラマみたい!!良いなぁ、良いなぁ」

男「えっ、信じるの?」

女「へ?嘘なの?」

男「(真っ直ぐに信じちゃってるよこの子、純粋過ぎだよ)」

友「嘘じゃないぜ、マジのマジ」

女「やっぱり!ところで、男君ってその不良達に何したの?」

男「デコピン」

女「えっ?」

男「デコピン」

女「おぉ、リアル指先一つでダウンさ......!!男君って人間?」

男「マジで未だに自信無い」

女「自信持とうよ!」

男「どうやってだよ!」

友「まあまあ。男が例えギガンテスでも、俺はお前の味方だぜ?」

男「目二つあるだろうが」

女「よしよし、大丈夫だよ男君。私もついてるから」ナデナデ

男「何の慰めだよ......」

女「......?(男君、おでこの肌が一部色が違う......)」
208 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/19(土) 20:47:56.39 ID:hYLzNTBS0
とりあえず今日はここまで。読んでくれた人ありがとう。
昨日遅かったから今日は少し早めに書いた。

書いてて今さら思ったんだけど、キャラクターの過去編とか心情の移り変わりって、もうちょい後にやるもんじゃね。
まぁ今さらいいか。
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/19(土) 20:54:47.41 ID:jaH3KYm60
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/19(土) 21:00:45.39 ID:vtbY56Czo

規格外すぎるwwww
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 06:35:30.51 ID:nq+BN9Fdo
乙ムキムキ
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 12:18:14.90 ID:AsYWGRKMO
大学今一不安なら専門学校にしちゃうのありかも
213 : ◆FDBQXzeGbc [sage]:2017/08/21(月) 14:43:03.17 ID:6el8Qc490
ごめん、徹夜明けで今日も書くの無理そうなんや、寝かせてくれ......。

明後日休みだからそれまで待ってクレメンス...
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 18:09:59.78 ID:NKHokaFUo
ゆっくり休んで、どうぞ
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 21:25:45.71 ID:wZeKTQHuo
どうでも良い報告例
1・徹夜でさぁ
2・2時間しか寝てないわぁ
3・今日は投稿お休みします

ごちゃごちゃ言わんと続きはよ書けや!
ただ体に気をつけたうえでね乙



216 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 21:46:34.64 ID:caspO6hQo
大変だな
ゆっくり休んでくれ
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/22(火) 10:51:16.73 ID:VTqlxQODo
気が向いたら書け
218 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/23(水) 22:58:05.10 ID:HhmiwVg20
男「さて、そろそろ次の講義の時間だ」

友「はぁ、かったるいな......」

男「いっつも寝てるだろ?」

友「乙女の寝顔を見てんじゃねーよ」

男「じゃあ隣に来るなよ」

友「隣じゃないとお前のノート見れないだろ!」

女「ふふふ、友君ったら」

友「な、何だよ」

女「本当は白馬の王子様と一緒が良いんだよね?」

友「なっ!?そ、そんなんじゃねぇよ!!」

女「分かる、分かるよ友君。ピンチの時に男の子が助けに来るのは、乙女の憧れのシチュエーションだもんね?」

友「だ、だから違うってのに!」

女「じゃあ何で男君と一緒の学校なのかな〜?」ニヤニヤ

友「そ、それは!偶然!!偶然だってば!///」

女「ふーん、偶然同じ専門学校かぁ」

友「そ、そうだよ!」

女「顔、赤いよ?」

友「!?///」

男「おーい、何してんだ?早く来いよ」

友「ほ、ほら行くぞ!///」

女「はーい♪」
219 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/23(水) 22:59:06.53 ID:HhmiwVg20
男「あー、やっと今日も終わったな......」ゴキッゴキッ ムキッムキッ

友「首鳴らしてると恐いぞ?」

男「お前が恐がらないなら良いんだよ」

友「もうお前何かにビビらねぇよ」

女「私はちょっと恐いなー?」

男「う......わ、悪い」

女「冗談冗談、男君は可愛いなぁ」

男「可愛いって......」ポリポリムキムキ

女「いじめたくなっちゃうな......」クスクス

友「......!」ムッ

女「......これも、冗談だよ?」チラッ ニコッ

友「......はっ!!(今、本当にからかわれてたのは私か!?)」

男「どうかしたか?」

友「な、何でもねぇよ!それより今日は飲みに行こうぜ、女さんの歓迎会ってことで!」

女「えっ、歓迎会!?ありがとう、行く行く!」

女「あ、でも男君は大丈夫なの?」

男「あー、すまん。今日は帰ったら飯作らなきゃいけないからさ」

友「あー、そっか。お前親戚預かってるもんな」

男「あぁ、だから明日とかでも良いか?ちょうど祝日だしな」

友「私は良いぜ」

女「私も大丈夫」

男「おう、じゃあ明日にな。女さん、俺の連絡先交換しよう」

女「うんっ、いいよ?」
220 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/23(水) 23:00:11.51 ID:HhmiwVg20
友「じゃあ、私ここで降りるから」

男「おう、じゃあな」

女「またね〜」フリフリ

男「今日は何だか色々あったな......」ムキィ

女「あはは、そうだね。でも私は楽しかったよ?」

男「ん。まあな......なぁ、何であの朝の時、話しかけれたんだ?」

女「なんで?」

男「いや、だってさ。俺みたいな奴があんなちっこい子に悲鳴まで上げられてたら、さぁ」

女「男君が優しい人だって知ってたから、そういう誤解は殆ど無かったよ?」

男「優しい?」

女「うん、男君言ってたじゃない。俺じゃなくてこいつに謝れー!って。他人のために怒れる人って、素敵だと思うな?」ニコッ

男「な、何か照れ臭いな」ドキッ

女「かっこよかったんだよ〜?他のみんなは怯えてたけど、それは違うと思うな」

女「みんな男君の事、恐がらずに知ってくれれば良いのに」

男「(知ってもらう、か......そうすりゃ、恐がられる事も無くなるかな)」

男「(友も、そうだったしな)」

221 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 23:00:21.48 ID:olnfLblgO
おっきたか
222 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/23(水) 23:01:29.07 ID:HhmiwVg20
女「じゃあ、私こっちだから。また明日ね、男君」

男「あぁ、また明日」

男「さて、帰ったら飯だな。何が良いかな......暑いから冷やし中華でも作るか」スタスタムキムキ

男「(何か......最近幸せだな、俺)」ガチャ ブルル ムキキッ

男「(お爺ちゃんが死んで、心通わせられる人間は友と、バイト先の監督くらいのものだったのに、いつの間にか狼娘や女さんと出会えて)」ブーン ムキィ

男「(小、中学の時はこんなの考えられなかったな......)」ブーン ムキィ

男「(......)」カッチカッチ ブーン...... ムキッ

男「(......やべ、嫌なこと思い出しかけた。あれはもう関係ない。大事なのは今だ)」ブーン ムキーン キキッ ムキッ

『お前はもう、ダチ何だから』ギュッ

『これからはボクが、いるから......だから、もう寂しくない、よ』ピトッ

『友達、でしょ?』ニコッ

男「(大事に、しなきゃな......)」ガチャ バタン スタスタ ムキムキ
223 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/23(水) 23:02:24.29 ID:HhmiwVg20

男「ただいまー」ガチャ ムキッ

狼娘「あ、男。おかえり」パタパタ

男「おう、どうだった?」

狼娘「案外楽だったよ、でも......少し、寂しかったかな」

男「うっ......す、すまん」

狼娘「今度、本をくれないかい?時間が空くと暇なんだ。今日男の部屋にあった本、中々面白かったからさ」

男「え?どんな本を?」

狼娘「これさ、歴史の本」

男「俺が中学の時の教科書......」

男「中学......」

狼娘「男?」

男「な、何でも無い。今度たくさん本が借りられる場所に行こうぜ」

狼娘「デートかい?」

男「ま、まあな」ポリポリ ムキムキ

狼娘「ふふっ、嬉しいよ。でも、あんまり長居しなくていいよ。ボクは家にいる方が落ち着く」ピト

男「(それじゃあ、ダメ何だよな......)」

狼娘「......?」クンクン

男「狼娘?」

狼娘「......雌の、匂い。それも、濃いのが二つ」ボソッ
224 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/23(水) 23:04:36.91 ID:HhmiwVg20
男「えっ?」

狼娘「何でも無い。お風呂沸かしてあるから入ってきたらどうだい?」

男「あ、あぁ。ありがとう」スタスタムキムキ

狼娘「......」

狼娘「ズキズキでも、ソワソワでもない。これが、嫉妬」

狼娘「ムカムカして、イライラして......なるほど、醜い感情だと教わったけど、確かにこれ程自分よがりな事は無い」

狼娘「......恋って、楽しいことばかりじゃないんだね」

狼娘「......」スタスタ





<ザアアアァァ......

狼娘「......」クンクン

狼娘「......雌の匂い、邪魔」ムゥ

狼娘「......」チラッ

狼娘「......流石に、入るのはダメだよね」スタスタ
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/08/23(水) 23:05:48.33 ID:HhmiwVg20
狼娘「......」モグモグ

男「......」モグモグ ムキムキ

男「(な、なんか気まずい)」

狼娘「男」

男「な、なんだ?」

狼娘「今日は何をしてたんだい?」

男「何ってもな......勉強、かな」

狼娘「......友達と?」

男「あぁ、まあそうだな。あんまりいないけどな」ハハハ ムキキ

狼娘「......仲、良いの?」

男「一人は4年の付き合いだ。もう一人は今日こっちに来たんだ」

狼娘「今日?」

男「あぁ、あのファミレス行った時に真面目に応対してくれた可愛い娘。凄い偶然だろ?」

狼娘「......あぁ、そうだね」

男「その人がまた気さくで━━━」

狼娘「ご馳走さま。お風呂入ってくる」スタスタ

男「......あれ?」
226 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/23(水) 23:06:34.99 ID:HhmiwVg20
狼娘「......」ムー カチャカチャ

男「(な、何か風呂から上がってもずっと不機嫌だな......)」

男「(ソファに座ってテレビでも見るか)」ピッ ムキ

<ワハハハ

狼娘「......」チラッ カチャカチャジャー

男「......」ボー

狼娘「......」キュッキュッ フキフキ

男「......」ボー

狼娘「......」スタスタチョコン

男「お、皿洗い終わったのか?ありがとうな」

狼娘「......男、テレビを消してくれ」

男「え?あ、あぁ」ピッ

狼娘「......」ムギュッ

男「お、狼娘?」

狼娘「......」ギュー スリスリ

男「あ、あぁ、寂しかったよな。本当にごめんな?でもほら、 毎日って訳じゃないからさ、な?」ナデナデムキムキ

狼娘「半分は、正解」スリスリ

男「半分は?」

狼娘「残りの半分は......男に、私の匂いをつけたい」スリスリ

227 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/23(水) 23:13:19.11 ID:HhmiwVg20
今日はとりあえずここまで。読んでくれた人ありがとう。

遅くなって本当にすまんな、これからもちょくちょく忙しくなるからちょっとペース落とそうかと思う。
前のペースはやっぱりキツかった。
とりあえずその日書けた文を投下していくことにした。
228 : ◆FDBQXzeGbc [saga]:2017/08/23(水) 23:14:47.30 ID:HhmiwVg20
あと専門学校提案してくれた人ありがとう、めっちゃ楽になった。
早速採用させていただきます。
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/24(木) 01:37:52.69 ID:V2xr4vV9o
おつ
自由にやるんだぞここはお前のスレだ
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/24(木) 02:54:40.52 ID:NKeLa36Lo
>>228
楽になったら何よりだ
楽しみ待ってるよ
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/24(木) 06:16:24.94 ID:gxAfB3f+o
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/24(木) 09:09:24.96 ID:/ENuTHFSO
>>215

233 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/24(木) 19:52:59.42 ID:ZBgQUFW6o
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/10(日) 16:41:20.13 ID:OhAec0U10
そろそろはよって言ってもいい?
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/10(日) 17:10:39.41 ID:uo7/aOYBo
>>234
だめ
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/11(月) 23:57:11.83 ID:D7U1s1V/o
昔見たボクっ娘勇者と傭兵のSSと似た雰囲気だなぁ
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/12(火) 00:03:00.52 ID:tfHLHWq1o
そうか?
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/12(火) 09:03:48.50 ID:5V3xsEDXO
池田「よんだ?」
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/12(火) 21:22:57.30 ID:q0zUJwqA0
>>236
明らかに違うと思うんだが…
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 00:53:58.94 ID:6nxbjhmGo
毎回思うけど>>236みたいなことをわざわざ書き込む奴って何がしたいの?
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 09:57:09.23 ID:9o5cKyvHo
>>240
構ってちゃんのレス乞食
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/18(月) 09:53:20.36 ID:hMkv1mnRo
待ってる
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/20(水) 17:32:46.07 ID:d3mcJ/ASO
ばあさんや……次の更新はまだかのう?
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/21(木) 01:56:14.45 ID:t2SGoQhqo
信じてるからな
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 10:29:59.93 ID:NU5eflLJO
舞ってるんやぞずっとパンいちで
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 17:15:12.23 ID:BYAzuqG40
まあエタらなきゃ月一とかでもいいから続けてくれればおk
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 19:34:33.12 ID:RoYGoCSso
とりあえず書かなくても良いから生存報告だけして
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/11(水) 02:18:19.08 ID:DJCFT4eCo
二ヶ月たっちゃったじゃん
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 18:49:23.18 ID:9JChEXJpo
     ___
    /     \      _________
   /   / \ \   /
  |    (゚) (゚)   | < エタスレにうんこしていきますね
  |     )●(  |   \_________
  \     ▽   ノ
    \__∪ /
  /     ̄ ̄ \
  | |        | |
  | |        | |
|⌒\|        |/⌒|
|   |    |    |   |
| \ (       ) / |
|  |\___人____/|   |
|  |   ヾ;;;;|    |   |
        ,lノl|
      人i ブバチュウ!!
     ノ:;;,ヒ=-;、
    (~´;;;;;;;゙'‐;;;)
  ,i`(;;;゙'―---‐'ヾ
  ヽ;;';ー--―-、'';;;;;゙)
250 : ◆XGPFZXzm6. :2017/11/24(金) 22:46:38.47 ID:sCJDL+Gt0
男「待てって、いきなりどうしたんだ」グッ

狼娘「男は、ボクしかいない訳じゃなかったんだね」

男「え、いや、その......でも、俺はお前の辛い所とか分かるし」

狼娘「そう、でもボクを分かってくれるのは男しかいない。ボクは男しかいないの」

狼娘「君の本質を理解してくれるのは私だけじゃなく、他に二人いる。でも私は......男しかいない。だから......取られないように匂い着ける」ギュッ

男「なっ......(そんな、子供みたいな......)」

『家族がいないのが、君だけと思うな!!』

男「あっ......(俺は、爺ちゃんがいたから前向きになれて、爺ちゃんがいたから大人になれて)」

男「(もし、俺に爺ちゃんがいなかったら)」
251 : ◆FDBQXzeGbc :2017/11/24(金) 22:47:55.53 ID:sCJDL+Gt0
━━━━━━━━━━━━━━

「めろっ!やめろっ!」

爺「もうやめろっ!男っ!」

男「だって、こいつら爺ちゃんの畑をっ、土地を!」ギリギリムキムキ

ヤクザ「がっ、あっ、」ピクピク

爺「もうやめるんじゃ!」

ヤクザ「くぞっ......本当に、中坊がよ......」

男「まだ喋れる元気があるのか?ちょっと加減しすぎたか」

ヤクザ「ひっ......」

男「何が土地開発だ、こんな奴ら寄越してまでして、俺達の居場所を奪って金儲けだ?ふざけんなよてめぇら!!」バキッムキッ

ヤクザ「ぐげぇっ!?」ドサッ

爺「......!!」

男「もう俺達に近づくなよ」ザッザッザッ

爺「男よ」

男「ん?」

爺「歯を食いしばれぃ!!」バキッ

男「うぉっ、何すんだよ爺ちゃん!」0damage!

爺「男よ、良く聞け。人は完璧にはなれぬ。自らの為に、誰かの為に、もしくは愚か者を成敗するために力を行使してしまう。わしはそれは仕方無いと思っておる」10damage!

爺「じゃが、正しく力を使っても鬼になってはダメじゃ。力の大きさを見誤れば、それは畏れにしかならぬ。それはどんなに強いお前でも押し潰してしまう、周りも不幸になってしまう」ヒリヒリ

男「爺ちゃん......」

爺「お前もいつかワシから離れなくてはならぬ。その時、お前は力が枷となり、周りがお前を離してしまわぬかワシは心配なのじゃ」ヒリヒリ

男「爺ちゃん......!俺、俺!!」ダキッムキッ

爺「強くなるのじゃぞ、孫よ。その体格に負けぬ程にな」ポンポン

男「分かった、分かったよ爺ちゃん......!」ミシミシミシミシ

爺ちゃん「お、男!?お前本当に分かっておるのか!?折れる、折れる!!」30damage!
252 : ◆FDBQXzeGbc :2017/11/24(金) 22:48:59.99 ID:sCJDL+Gt0
男「(爺ちゃんがいなかったら......今頃俺は子供みたいに感情的に、力を振り回して......まるで鬼になってたんだろうな)」

男「すまなかった、狼娘。ちょっと照れてただけなんだ。拒絶してる訳じゃないからさ、そのくらいなら全然━━━」

狼娘「......」

男「狼娘?」

狼娘「男......良い匂い......」スリスリ

男「は?」

狼娘「男っ」グッ

男「な、なんだよ。いきなり突き飛ばして」

狼娘「むー......横になる!」グググ

男「え、えぇ?」

狼娘「いいから!」

男「あ、あぁ......こう?」

狼娘「んっ......よいしょ」ムギュ

男「(やわらかっ、やっぱり慣れねぇこれ)」

狼娘「良いかい、男。ボクは今日とっても不安だったんだ。家は静かだし、君の匂いは微かだし、友人に会えばボクが君といることに反対した」

男「え?友人?え?」

狼娘「でもボクを分かってくれるのは男だけだし、男の悲しみを真に理解してあげられるのはボクしかいないと思ってた。なのにどうだい、帰って見れば君の他に雌の匂いが二つも着いてる」

男「な、なんか目が据わって無いかお前」

狼娘「はぁ......君のせいだよ。ボクをこんなにしたのは」クンクン

男「やめ、くすぐったい」

狼娘「......服が男の匂い、隔ててる」

男「え?」

狼娘「脱がすよ」

男「はぁ!?」

253 : ◆FDBQXzeGbc :2017/11/24(金) 22:51:27.78 ID:sCJDL+Gt0
覚えてる奴らいるかわからんけど、エタってすまんかった。
仕事優先してたら何かだれちゃったんや。やっぱり1日これくらいは書く、みたいな目標建てないとオラダメだ

本当にマジすまんかった
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 22:57:34.40 ID:03GpVC4/0
なんだっけこれ?と思いつつも0Damageで思い出した乙
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 23:10:18.08 ID:y91Mhf6Ko
待ってた 待ってた
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 23:38:53.45 ID:1tDMlYSlo
帰ってきたのか
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 23:40:49.40 ID:kDt4Elmso
復活して嬉しいぜ
おつ
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 00:10:03.42 ID:x/75+JzZO
おかえり!
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 04:36:37.95 ID:VZa2H+DyO
戻ってきてくれると信じてお気に入りから外さなくて良かったよ、おつおつ
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 10:55:53.90 ID:wrs8qC0eo
生きてたんかわれーー
261 : ◆XGPFZXzm6. :2017/11/26(日) 23:16:29.62 ID:Lb0/rBCiO
男「狼娘、落ち着け!?何か目に光が宿ってないぞ!?」ムキッ

狼娘「うっ、す、すまない。少し冷静さを欠いていたようだ」

男「いや、本当今日はお前の気持ちを考えると悪かったけどさ。ちょっとは俺も男性として意識してくんないと困るってか」 

狼娘「男性として、意識......」

『俺のところに、来ないか?』

狼娘「......」ムズムズ

『俺が守る、俺のお爺ちゃんがしてきたように。今度は俺の番だ』

狼娘「......」ムラッ
 
『狼娘』

『狼娘?』

『狼娘ー』

狼娘「///」キュンキュンムズムズウズウズ

男「お、狼娘?」ムキッ?

狼娘「えっ、な、何だい?///」ドキッ

男「な、何か具合でも悪いのか?いきなりボーッとしてるっつーか、違う世界に行ってたっつーか」

狼娘「!!(い、いけない。これ、鼓動と少し違う。お腹の奥が熱くなって、下の方触りたくなって......こっちはきっと、発情だ)」

狼娘「(服を脱がせたくなったのも、男の匂いを嗅ぎたくなったのも、発情だ。ボクは人間の心を持って、彼に恋してるんだ。こんな下品で衝動的な本能に、負けちゃダメだ)」

男「おーい、狼娘ー?」ムキ-?

狼娘「な、何でもない。何でもないよ。ごめん、困らせてしまったね。やっぱり今日はすぐ寝よう」スッ

男「......」


262 : ◆FDBQXzeGbc :2017/11/26(日) 23:17:47.63 ID:Lb0/rBCiO
男「ほらよ」ギュッムキッ

狼娘「ひゃっ!?」ギュッ

男「まあ、その、なんだ......聞けるかどうかはわかんねぇけどさ。わがままとか、甘えたいのとか、遠慮無く言って良いから」ポリポリムキムキ

狼娘「......うん」ギュッ

男「......」ナデナデムキムキ

狼娘「でもごめん!もういっぱいいっぱいなんだ!」ダッ タッタッタッ...

男「お、狼娘!?」

男「浴室に行っちまった......また風呂入るのか?」

━━━━━━━━━━━━━━━

狼娘「ん、ふっ、はっ、あっ、あっ、あっ!!」クチュクチュクチュクチュ

狼娘「っ〜〜〜〜〜!!!」ビクンビクンビクン

狼娘「はぁ、はぁ、はぁ......」ピクッピクッ

狼娘「大丈夫、大丈夫......そのうちきっと、慣れる......大丈夫......」

狼娘「今は、あっ!こんな、だけど、んんっ!いつか、克服、して!」クチュクチュ、クリッ

狼娘「ん、あっ、ふあっ、きちゃう、イク!いっちゃう!!」クチュクチュクリクリ

狼娘「男、男!!ん、ひあっ、はっ、ふわっ、あっ、あっ、あっ!!」ビクンビクン

狼娘「はっ......あっ......」ピクッピクッ

狼娘「身体、流そう......」
263 : ◆FDBQXzeGbc :2017/11/26(日) 23:18:23.67 ID:Lb0/rBCiO
狼娘「......」サッパリ

男「あ、上がってきた。もう遅いから寝るぞ、髪乾かしてやるから来な」

狼娘「乾かせるのかい?」トテトテ

男「ドライヤーつってな、暖かい風が来るんだよ」ブオオオォォ

狼娘「不思議な感じだね......暖かい風何て初めてだ」

男「そういや自然界には暖かい風何て無いもんな......嫌じゃないか?」

狼娘「んーん......気持ちいいくらいさ」

男「なら良かった、ほら髪もとかしてやるよ。慣れて無いから痛くても我慢しろよ」

狼娘「フフッ、男は女性経験が乏しいらしいね。髪を整えたのもボクが初めてかい?」

男「う、うっせぇな。そもそも女と暮らしたこともましてや付き合ったことも無いっての」

狼娘「......良く一緒に暮らそう何て言えたね。やましい事を思ったんじゃないだろうね」

男「ね、ねーよ。バカな事言うな」ドキッムキッ

狼娘「......無いんだ」ボソッ

男「え?なんつった?ドライヤーの音で聞こえなかった」ブオオオォォ

狼娘「何でもない、何でもないよ」アセアセ
264 : ◆FDBQXzeGbc :2017/11/26(日) 23:21:21.77 ID:Lb0/rBCiO
時間無いからとりあえず今日はここまで。前より更新遅くなるけどすまんやで。
また明後日な、おやすみ
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 00:16:09.82 ID:30NjevjNO
期待して待ってる
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 07:25:55.44 ID:zm+q5Cato
267 : ◆FDBQXzeGbc :2017/11/28(火) 22:49:01.77 ID:c2o36PMr0
男「よし、じゃあ今日は寝るか」

狼娘「う、うん」ドキッ

狼娘「(きょ、今日も一緒に......)」

男「もう布団敷いといたからな、お前のはそっち」

狼娘「......」

狼娘「えいっ」ズイッ

男「ちょいちょーい、なーんで離してたのにわざわざくっつける?」

狼娘「もしかして......男はボクと寝るのは嫌なのかい?」シュン

男「い、いやじゃないけどよ」

狼娘「ならいいね、おやすみ」ゴロン

男「ど、ど真ん中で寝やがった......」

男「はぁ、仕方ねぇな。おやすみ......」モゾモゾムキムキ

狼娘「......♪」

男「(あ、明日あいつらと飲みに行くの言うの忘れてた......)」
268 : ◆FDBQXzeGbc :2017/11/28(火) 22:49:38.14 ID:c2o36PMr0
狼娘「ん、ふわぁ......」ノビー 

男「zzz」スヤスヤムキムキ

狼娘「......昨日は本当に寂しかったんだからな」ツンツン

男「zzz」スヤァムキィ

狼娘「......」ドキドキ

狼娘「ん......」ギュ

男「んー......」

狼娘「!!」ビクッ

男「......」スヤムキィ

狼娘「ほっ......」

狼娘「ふふ......ボクの匂いを着けてやる」ギュ-スリスリ

狼娘「......///」スリスリ

狼娘「......」スリ スリ

狼娘「......zzz」スヤァ
269 : ◆FDBQXzeGbc :2017/11/28(火) 22:50:46.09 ID:c2o36PMr0

男「ふわぁ......よく寝た」ノビームキムキムキムキ

男「ん?」チラッムキッ

狼娘「zzz」スヤスヤ

男「(年の近い妹が出来た気分だな)」ナデナデムキムキ

男「(とかちょっと昔のラノベキャラなら言うんだろうなぁ、無理無理。何でこの子こんな無防備なの?ヤバい、良い匂いするし柔らかいし暖かいし寝顔可愛いしおっぱいおっきいし)」

男「起きよう......朝から煩悩にかまけるのは人としてダメだ」ムクリ





男「あー、昨日寂しい思いさせた手前、飲みに行って遅くなる何て言いにくいよな......どうすっかな......」トントントン

男「連れていく訳にも行かないし、予定変えてもらうか?でもバイトの都合上今日以外はちょっと飲むには曜日がなぁ......」ジュージュー

男「......狼娘、まだ寝てるよな」

男「......」サラサラカキカキ

男「うし、俺の朝飯昼飯はコンビニで済まそう。すまん狼娘、いってきます」ガチャバタン
270 : ◆FDBQXzeGbc :2017/11/28(火) 22:55:16.86 ID:c2o36PMr0
とりあえず今日はここまで、読んでくれた人ありがとう。
というか四日前、あんなにたくさんの反応来てて正直かなりビビった。待っていてくれた人マジでゴメン、とりあえず2日ごとに書けたら出すで行くよ。

どうしても無理そうな時は事前に書き込むよ、本当みんなありがとう
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 23:12:08.52 ID:jztVLNBdo
エタらない程度に無理せず続けておくれ
多忙やスランプでも生存報告だけでもあれば気を揉まずに済むから
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/29(水) 07:25:59.56 ID:1CJR5TZlo
おつ
273 : ◆FDBQXzeGbc :2017/11/30(木) 12:05:16.02 ID:Ej/SnsV50
よく見たら祝日設定やんけ、夜以外は狼娘と一緒にいれるやんけ
274 : ◆FDBQXzeGbc :2017/11/30(木) 12:07:18.53 ID:Ej/SnsV50
ちょ、>>269の最後の台詞無かったことにして。
うーわ、久しぶりに書いたせいでやっちまった。うーわ
275 : ◆FDBQXzeGbc [sage saga]:2017/11/30(木) 12:09:34.24 ID:Ej/SnsV50
最後の台詞ってか下から三行くらいまでだな。
あーテンパってる。あー、死にたい
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 12:28:55.94 ID:Qbz37hRNo
大丈夫だ
言われるまで気付かんかった
277 : ◆FDBQXzeGbc [sage saga]:2017/11/30(木) 12:43:35.64 ID:Ej/SnsV50
あーもう良いや、あれだ、祝日なのに電車乗るまで気づかないとかよくあるだろ。よくあるよくある。うん、それでいこう。
278 : ◆FDBQXzeGbc :2017/11/30(木) 12:44:52.69 ID:Ej/SnsV50
男「はぁ......気が重いな。逃げるように置き手紙で済ませちまったけど」ガタンガタン

「今日は遅くなる。朝飯と昼飯は冷蔵庫にある、夜は出前頼んでおくから」

男「時間無かったとはいえ、素っ気なさ過ぎるよなぁ......」

男「にしても今日はあんまり電車が混まないな、どうしたんだ?」スマホポチー

スマホ「今日は祝日だぜ」

男「......」

男「急いで戻ろう!今なら間に合う!!」ムキィ

乗客「!?」ビクッ

男「あ、すみません......」





狼娘「ふわぁ......二度寝しちゃった」

狼娘「男?いないのかい?」キョロキョロ

狼娘「そうか、もう行っちゃったのか......」

狼娘「ご飯食べる前にお風呂入ろうかな♪」
279 : ◆FDBQXzeGbc :2017/11/30(木) 12:45:33.53 ID:Ej/SnsV50
狼娘「ふー、気持ち良かった......」フキフキ

狼娘「ついでに掃除もしたからか、お腹空いたな。でも、その前にお風呂上がりのじゅうすを......」フキフキ スタスタ ガチャ

男「ただいまぁ!!」ガチャムキィ

狼娘「!?」ビクッ

男「急げ急げ急げ!」ドタドタムキムキ

狼娘「お、男!?待って、今は━━━」

男「」ガチャムキ

狼娘「」タオルスガタ

男「あ、あー。これ見た?」

狼娘「い、いや、読んでない......お風呂上がったから、飲み物取ろうとしただけだから......」

男「そ、そっか」

狼娘「み、見た?」

男「た、タオルで隠れてるから、見えてないよ」

狼娘「......」

男「......」

狼娘「いつまで見てるんだ、スケベ!」ゲシッ

男「わ、悪かった悪かった!」
280 : ◆FDBQXzeGbc :2017/11/30(木) 12:46:20.00 ID:Ej/SnsV50
狼娘「......」モグモグ

男「......」モグモグムキムキ

狼娘「......男」

男「は、はい?」ビクッムキッ

狼娘「がっこーは?」

男「きょ、今日は休みなのをすっかり忘れててさ。あは、あははは」

狼娘「それは良かったね」モグモグ

男「(き、気まずい......どうにか機嫌を直して貰わないとな)」モグモグ

男「そ、そうだ狼娘。お昼食べたら図書館行かないか?昨日言ってた本がたくさん借りられるし、たくさん読めるぞ?」

狼娘「......」ピクッ

男「(お、食いついたか?)」

男「帰りは買い物もしてさ、お菓子も買ってやるからさ。だから行こうぜ?」

狼娘「......それは、デート?」

男「え、いや、まぁ......そう、なるな」

狼娘「じゃあ、行く」

男「お、おう」

狼娘「♪」

男「(何とかごまかせたか)」


281 : ◆FDBQXzeGbc :2017/11/30(木) 12:48:56.84 ID:Ej/SnsV50
とりあえず今日はここまで、読んでくれた人ありがとう。

展開遅かったりgdgdなったりしてすまんな、てかマジで物語が進むのが遅すぎる。ちょっとペース上げないと終わらんなこれ、二人がくっつくまでいつまで掛かるんだ、早く×××シーン書きたいしマジでペース上げるから許して
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 13:59:00.04 ID:fkrCZRJW0
久しぶりに覗いたらイイもんみっけ
乙!楽しみにしてるぜ
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 17:07:39.44 ID:IhsuDdaT0
慌ててもイイものはできないので、じっくり書いてくれ。




ただただ、待ってるから
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 20:51:10.04 ID:iQpBAG6nO
乙ムキムキ
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/11/30(木) 20:57:19.59 ID:bHVM13rf0
リアパイセップスして待ってる
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/01(金) 07:20:50.82 ID:NvtkUgYoo
おつおつ
復活してて嬉しい
無理せず投下してほしい
287 : ◆FDBQXzeGbc [sage]:2017/12/04(月) 00:21:46.36 ID:o5RWmVCU0
すまん、ちょっと難産。気長に待ってて欲しい。
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 00:23:28.60 ID:3TiW+M2Lo
ええんやで
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 01:27:36.03 ID:swXalt+wo
ゆっくり自分が納得するまで考えてええんやで
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 06:57:20.15 ID:5vnc7rcMO
>>287
便秘か?
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 02:20:15.21 ID:i9e/K4Kr0
イッチがいいと思うなら次スレまでもつれ込ませても1月ごとの更新でも構わんから続けてくれ
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 18:39:42.67 ID:yluBz3br0
SSは作者が主体だからね。
じっくり、ゆっくりとやっていけばいいよ。
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/30(土) 08:57:03.61 ID:vttYdk2S0
待ってまーす
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/25(木) 21:18:16.26 ID:zOqY2nq10
そろそろ生存報告だけでも欲しいな・・・
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/26(月) 01:11:20.94 ID:CiYGt0ynO
?????
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/26(月) 08:17:41.58 ID:V5eI6O4lo
>>295
日本語でおk
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/04(日) 18:50:26.40 ID:0zqvQsh00
生きてる?
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/10(土) 23:59:38.88 ID:Vt1xzv+g0
生きてるだろ待ってるからあなたのこと
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/11(日) 01:01:12.42 ID:OxG3l8NYo
生きてるけどエタってる
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 23:43:47.45 ID:cRZXmtg3O
?????
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/24(木) 15:18:07.85 ID:yR0Ln0AmO
まだ?
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/24(木) 18:00:25.76 ID:3TxtvHgmo
>>301
エタったよ
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/27(水) 22:12:25.94 ID:LiIL6ZeDO
ムキムキ
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/07(火) 23:26:02.17 ID:qjdQXoHxO
待ってる
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/15(水) 01:36:09.11 ID:PZFDNwZ0o
     ___
    /     \      _____________
   /   / \ \   /
  |    (゚) (゚)   | < エタスレにうんこしていきますね
  |     )●(  |   \_____________
  \     ▽   ノ
    \__∪ /
  /     ̄ ̄ \
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      人i ブバチュウ!!
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306 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/04(金) 21:42:50.43 ID:X6G8vQJPO
ムキムキ
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/18(金) 08:14:12.14 ID:FhVYXskwo
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