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長門「ふにゃぁ〜……」グデー 提督「……本当に下戸なんだな」

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690 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:42:39.10 ID:HVSMzffH0
提督「……ふふっ。殺されると思ったか?さすがにそこまではしないさ。だが、怯える君の姿は見物だったぞ」ニタァ

山雲「……っ!?……!!」カァッ ギリッ

提督(俺の嘲笑に山雲が一瞬意味が分からないというように戸惑うが、すぐに理解すると顔を赤くして俺を睨みつけた)

山雲「だが、このまま放ってはおけない。このことを誰にも話せなくする。俺も、君の弱みを握ってな」スッ

提督(俺は押さえつけていた顔を離し、山雲の首元のリボンを解くとカッターシャツのボタンを外していく)

山雲「ま、まさかー……!!やめてくださいー!!」サァッ モゾモゾ

提督(一転、貞操の危機に陥った山雲は顔を青ざめさせると必死に身を捩り何とか脱出しようとする)

提督「お前は逆の立場の時に俺がそう言ったら止めるか?」

山雲「わ、分かりましたー!!もう二度としませんー!!データも全部消しますー!!朝雲姉ぇに手を出さないのなら私ももう何もしませんー!!」

提督「信用できない。自業自得だ。諦めろ」

山雲「いやぁ〜……!!それだけはいやぁ〜!!止めてくださいー!!」

提督(懇願を袖にする。いやいやと首を振る山雲。この子は敵だ。そしてこれからこの子を犯すのだと思うと……震えた)

提督「ダメだ。さて、これから君を抱く。そしてそれを録画させてもらう。ハメ撮りという奴だな」

山雲「やだ〜!!やだやだやだやだやだ〜!!」ジワァ

提督「うるさい、少し黙れ」グッ

山雲「むぐぅ!!んん〜!!」

提督(山雲に再び猿轡を噛ませる。そしてボタンを外す作業に戻る。すべて外し終わり、胸をはだけさせると小さな胸を覆う白いジュニアブラが露わになった)

提督「録画を開始するぞ。さて、では御開帳といくか」

山雲「んん……!!」ポロポロ

提督(ブラの上から撫でまわし、そしてずり上げる。可能性を秘めた平原が露わになった。桜色のそこを摘まむ)

山雲「んふっ……んん〜〜〜!!」

提督(感じたように吐息を洩らす。そして嫌がるように叫びつつ身を捩った。涙がボロボロと流れている。本気で泣いていた)

提督(構わず俺は山雲の先端の突起を指で弄りつつ胸を揉む。そして口をつけると舌で舐め、先端を口に含んで舌の上で転がす)

提督(女の子はどんなに小さくてもちゃんと柔らかいものだな。まあ、暁型の子たちよりはあるか)

提督(さて、胸は揉めば揉むほど大きくなるという話がある。未来ある山雲の胸の為に存分に耕してから胸を解放する)

山雲「ぐすっ……ひっく……」ボロボロ

提督「本気泣きじゃないか。俺はレイプされたことはあってもしたことはなかったんだが……心が痛む」

提督「だがそれと同時に背徳的な快感を感じるな。癖になってしまうかもしれない……男の性癖を歪めるなんて悪い子だ、お前は」

山雲「……!!」ギロリ
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:44:44.85 ID:HVSMzffH0
提督(しかしなおも山雲の目は死んでいない。むしろ犯されてることで逆に俺への敵意がさらに頑強なものとなっていくようだ。ぞくぞくする)

提督「そんな目をするな。同性愛もいいのかもしれないが、自然でないことは確かだ。俺がお前に男の味を教えてやろう」チュッ

山雲「んん!?」ビクッ

提督(猿轡をしているとはいえ、不測の事態はありえる。万が一にも噛めないように顔をしっかりと押さえつけながら山雲の唇を奪った)

提督(舌を挿入することはできないが、唇を合わせ、舌で舐める。そしてそのまま首筋まで這わせてそこにキスマークをつけてやった)

提督「たしかに、マーキングするのも悪くないな。さて、どうだ?男とのキスは。異性相手ではファーストキスか」

山雲「ぐすっ……!!」ギロリ

提督「お前が心から望むようになったらもっと濃厚なのをしてやるよ。それまではライトなので我慢してくれ」チュッ

山雲「んん!!んん〜!!」ビクッ ジタバタ

提督(山雲の唇を奪いつつ手をスカートの中に入れ、太腿に触れる。山雲が声をあげ、硬直した。直後、激しく暴れ始める)

提督(しかし拘束された状態では、ただもぞもぞと身を捩ることしかできていなかった。まるで陸に打ち上げられた魚だ)

提督(そのままゆっくりと、太腿に指を這わせてその奥へと侵攻していく。そしてその最奥へ到達した。……っ!!)

提督「っは。山雲。これはどういうことだ?」クチュクチュ

山雲「っ……!!」カァッ

提督「まだ胸を責めてキスして軽く愛撫しただけなのに随分と濡れているじゃないか?実は俺にこうされたかったのか?」

山雲「っ!!んんんん〜〜〜!!んんんんん!!」キッ

提督(全身全霊で否定してくる。俺はそのまま山雲の秘所を手淫した。縛られているために足はぴったりと閉じられている)

提督(だが、それのおかげで手が太腿で挟まれて素晴らしい柔らかさを堪能できた。その下の筋肉も感じられるぐらいに密着している)

提督「良く反応するな。一人でしているのか、それとも朝雲と背徳的な交わりに耽っているのか……どっちなんだ?」クチュクチュ

山雲「んっんん……!!んん……!!んふぅ……!!」ピクンピクン

提督「それどころではないか。では一端イかせるとしようか」クリクリクリ

山雲「んふっ!?んん〜〜〜!!んんんん〜〜〜!!」ビクン

提督「我慢するな。本能に身を任せろ。快感を受け入れるんだ」

山雲「ん……んん……!!んんんんんんんん〜〜〜〜〜〜!!」ビクンビクン

提督(山雲が絶頂する。体をぴんと張り腰を浮かせる。猿轡のせいでくぐもった嬌声が響いた)

山雲「んふぅ……んふぅ……」

提督「落ち着いたか?で、どっちなんだ?」

山雲「……」プイッ

提督「そうか。まあいい。さて、ではあと何回イかせようか」

山雲「!?」ビクッ

提督「お前が蕩けて完璧に受け入れ態勢を整えるまでイかせ続けてやる」

山雲「ん、んんん……!!」
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:46:18.04 ID:HVSMzffH0
提督(もはや満足に抵抗らしい抵抗を示すこともできない山雲を快楽地獄に送る。ベッドのシーツはびしょびしょで部屋は濃厚な雌の匂いに満たされていた)

提督(何度も絶頂を迎えた山雲はしかし、限界まで追い込んでいない。火のついた体は更なる快楽を欲しているだろう)

提督(それを強靭な精神力で抑えていた。未だに俺を見る目には敵意が溢れている。しかし縛られてはいても開き気味の脚と浮いた腰)

提督(女の本能はどうしようもないようだ。俺は黙って下を脱ぎ始める。始め、山雲は再び身を捩って抵抗し始めた)

提督「……」カチャカチャ スルリ

山雲「!?んんん〜〜〜!!」モゾモゾ

提督「……」ボロン ギンギン

山雲「!!」ビクッ

提督(しかし、俺の怒張したモノが露わになるとピタリと動きが止まる。モノを凝視していた)

提督「……」スッ ピチッ

提督(俺はそれを横目に用意したコンドームをモノに装着する。見せつけるようにゆっくりと)



山雲(じ、冗談じゃー……そんなの入らないー……そんなの無理矢理ねじ込まれでもしたらー、体が作り替えられちゃうー……!!)

山雲(なのに体が動かないー……意識が反応しないー……気がついたら、私は司令に足を掴まれて持ち上げられていたー)

提督「さて、では破瓜の瞬間までしっかりと撮ってやろう。いくぞ、山雲」ピトッ

山雲(司令が私の足を抱いてー、女の子座りみたいな体勢で腰を近づけてきたー。そこに何かがー……熱いのが触れたー……そこでようやく我に返る)

提督「行くぞ、山雲……!!」ググググッ

山雲「んっ、んっん!!」



提督「っ……これは……!!」ブツン ヌププププ

山雲「んぐっ!?!?っ……んん……!!」ビクン

提督(とろとろに蕩けていた山雲の雌穴は、きつくともその溢れんばかりに満たされた愛液のおかげで処女膜を貫いた後はぬるんとモノを呑み込んだ)

提督(モノが媚肉に絡みつかれる。蕩けるような快感。奥まで全部入り切る前に先端が子宮口を突いたが構わず押し入れた)

提督「っ……!!これほどの上等なモノを一生誰にも使わせないつもりだったのか……?まったく……!!」

山雲「っ……!!」ツゥー

提督(山雲は目を見開いて涙を流していた。しかしその表情は泣くというより驚き……驚愕しているというべきだろうか?)

提督「さて、動くぞ。これだけ濡れていれば痛くないだろう」ヌップヌップヌップ
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:48:34.73 ID:HVSMzffH0


山雲(自分の身体が自分のものでなくなっていく気がしたー……突かれる度に作り替えられてるー……)

山雲(変えられちゃうー……それにどう頑張っても抗えないー……溶けておかしくなっちゃいそうー……)

山雲「んっ!!んん!!んふぅ!!んん!!んん〜〜〜!!」ビクンビクン

提督「っ!!締まるな……!!またイったか!?だがまだ終わらせないぞ……!!」パンパンパンパン

山雲(おかしくなっている自分を、自分が見下ろしていたー……私は今ー、土下座みたいな体勢で後ろから司令にのしかかられてるー)

山雲(近くには使い終わったアレがいくつも放置されていたー……私は、ただされるがままだったー……)



提督「っ……山雲ぉ……!!」バチュン ビュルルルルルルルル

山雲「んんんんんん〜〜〜〜〜〜!!」ビクンビクン

提督(一番奥を突くとともに射精、山雲が痙攣し、中がきゅんと締まった。素晴らしい放出感だった)

提督「はぁ……はぁ……」

山雲「ふぅ……ふぅ……」

提督(暫く余韻に浸り、そしてモノを引き抜く。白く泡立った愛液の糸を引いて引き抜かれたモノに装着されたコンドーム)

提督(その先端には白い精液が溜まって膨らんでいた。俺は糸を引くそれを中身を溢さないように引き抜く)

提督「……」スッ グイッ

山雲「……?」ゴロン

提督「……」スッ シュル

山雲「ぁ……な、何ですかー……?」

提督「よし、いい表情だ」カシャッ

山雲「!?」ビクッ

提督(そして仰向けにさせ、猿轡を取り払った。山雲のはだけた胸の上にその使用済みゴムを置くと、写真を撮る)

提督(蕩けた表情の山雲、シャツがはだけ、ブラがずらされて、露わになった胸の上で中身の白濁液が零れているコンドーム)

提督(よく見るとベッドのシーツの上には他にも何個ものコンドームが散乱しているのが確認できた。いいぞ)

提督「山雲、これを朝雲が知ったらどうなると思う?」

山雲「っ……!!」サァッ

提督「無理矢理されたなんて言い訳はできないぞ。これだと縛られているとは分からないし、何より見ろ、この表情を」

山雲「ぁ……」ジワァ ガタガタガタ

提督「さらに言うと相手が俺だとも分からない。さて、もしお前が俺をまだ告発するつもりなら、もういい。やればいいさ」

提督「だが、そうするならば俺はこの画像を朝雲だけに渡そう。こっそりとな。俺は、破滅する。お前がどうなるかは朝雲次第だ」

提督「ばら撒かれてお前も破滅するという事はないだろうが、今まで通りの関係とはいかないだろうな。別れるだろう」
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:50:27.87 ID:HVSMzffH0
山雲「っ」ポロポロ

提督「お前がどうするために俺を告発しようとしたか考えれば、この後どうするべきかは自ずと分かるはずだ」

提督「それに付け加えるのなら、約束しよう。俺は朝雲には何のアプローチもしない。まあ、いつものことなのだが……」

提督「朝雲から来ない限り俺は彼女に何らかのアクションを取りはしない。もっとも、彼女から来た場合はその限りではないがな」

提督「だが君がしっかりと朝雲を掴んでおけば、あの子の性格からして俺のもとへ来ることはないだろう。さて、どうする?」

山雲「っ……ほ、本当に朝雲姉ぇに何もしないんですかー……?」ギロリ ポロポロ

提督「ああ、誓おう。俺も変に手を出して破滅したくはない」

山雲「……ならー、分かりましたー。約束しますー。もう二度と司令を告発しようとしたりはしませんー。司令が約束を破らない限り」

提督「俺もこの画像を朝雲に見せたりしない。少なくとも、君が約束を違えないかぎりはな」

山雲「……じゃあ、これを解いてくださいー」

提督「ああ」

提督(山雲の拘束を解く。縛ったところが跡になっていたが、それを誤魔化すのは山雲の役目だ)

提督(そして朝雲との関係が懸かっているのだから山雲がそれを失敗することはないだろう。だが、一応荒潮に監視とフォローを頼んでおくとするか)

提督(無言でお互いに服装を整える。さて、では最後の一手を打っておくとしよう。俺は山雲に声をかける)



提督「そうだ、山雲。これからお前は一ヵ月の間俺の秘書艦になってもらう」

山雲「……はぁ〜?嫌ですー」ギロリ

提督「ダメだ。今の俺とお前は不公平だ。お前の方が俺の弱みを多く握っている。対して俺にあるのはこの写真のみ」

提督「犯したところを録画したのもあるが、無理矢理したのが分かってしまうし、できれば使いたくない」

提督「それに、お前が先に動いたんだ。信用がない。だからこの一ヵ月間、お前は俺の秘書艦として近くに居ろ」

提督「俺はお前を監視しつついくつか写真を撮らせてもらう。もちろん嫌なのはわかる。しかし悪いことばかりではない」

山雲「……」

提督「まず、俺はお前にキスや挿入はしない。手や口だけを使うし、使わせる。そして、一ヵ月の期間が終わったらこの一連の強姦を録画したデータを削除してやろう」

提督「もちろん使うつもりは無いが、絶対とは言えない。やろうと思えばばら撒くこともできるんだ」

提督「万が一、ばら撒かれたらどうなるか考えてみろ。誰か、たぶん恋人とセックスした山雲ちゃんと無理矢理犯された山雲ちゃん」

提督「それぞれが周囲の人間からどんな評価を受けるのかはお前なら簡単に想像できるだろう?」

山雲(不公平ー?こじつけだわー。問題は数じゃなくて内容でしょうー?司令はなんだかんだ理由をつけて私を玩具にしたいだけよー……!!)
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:52:38.07 ID:HVSMzffH0
山雲(……けどー、無理矢理されたところを撮られたのを消してもらえるのは悪くないなー。だってー……)

『あの子が?』 『そうだ』 『可哀そうに……』 『辛かっただろう……』 『穢れてる』 『汚い』 

山雲(想像しただけで死にたくなるー……好奇の目にさらされるのも、同情されるのも、心無いことを言われるのも絶対に嫌だからー……)

山雲「……本当にキスと本番はしないんですねー?」

提督「ああ。何度でも言うが、俺も下手にお前を刺激して破滅したくはない。約束は守るさ」



山雲「……わかりましたー。なら、秘書艦を務めてあげますー……一ヵ月だけー。それが終わったらー、もう関わらないでくださいねー」ギリッ

提督「わかった」

提督(よし。これで一ヵ月の間は大きなリスク無しに山雲に手を出すことができる。どんな些細なリスクも残しておくわけにはいかないからな)

提督(山雲を篭絡して俺のモノにする。誰であろうと俺と守るべき子たちとの未来を脅かすものは赦さない。決して。そのリスクは確実に消し去ってやる)



朝雲「大丈夫なの、山雲?」

山雲「はいー。貧血で倒れたって言ってもー、少しクラってきただけだものー。司令……さんは大げさなのよー」

朝雲「そう……でも、こういう時はちゃんと休息をとったほうが良いわ。一ヵ月の間、秘書艦ってのもたいへんだろうけど……」

朝雲「でも出撃よりは身体を休められるはずだわ。無理せずに休みなさいね。それも重要な命令よ。だからそんな顔しないで」

山雲「……はいー。わかりましたー」ギュッ

朝雲「うん、よろしい」ナデナデ



山雲「初日からコレですかー、司令……?っ……ふぅ……早速後悔するわー……あんっ」ピクン

提督「その割にはよく反応するな。本当は悦んでいるのではないか?」

山雲「っ!!」バシッ

提督「っ……できれば暴力は控えて欲しいな。お互いの為にも」ギロリ

山雲「っ……」



提督「……」ジュルルルルル

山雲「っ〜〜〜〜〜〜!!くはぁ……!!はぁ……はぁ……」ビクンビクン

提督「んっ……悦んで貰えたかな?」

山雲「っ……誰がー……!!」

提督「その割には蕩けた顔をしているが。ほら、笑ってくれ。写真を撮るぞ」

山雲「っ……」ニコォ
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:54:47.43 ID:HVSMzffH0


提督「三日目だがもうお前の身体のことは完璧に分かったぞ。お前の弱い所はすべて把握した。ほら、これが良いんだろう?」クチュクチュ クイッ

山雲「んっ……ふぁ……っぁああああああ!!はぁ……はぁ……」ビクンビクン トロン

提督「顔が蕩けているぞ。そろそろ俺のことが好きになり始めたかな?」

山雲「だ、誰がー……あんっ!!」



山雲「……」シュルシュル キュッ

提督「そうだ、山雲。これをやろう」スッ

山雲「……?っ!?そ、それはー……!!」

提督「いわゆる間宮券だな。ちょうど今こっちへ来ていただろう。朝雲の分もある。二人で行ってこい」

山雲「……何のつもりですかー?」

提督「特に何もないさ。誰にやっても良かったんだが、君にやろう」

山雲「……これで私が司令に気を許すとでもー?」

提督「はっ、まさか。さて、では執務を始めようか」

山雲「っ……」



朝雲「間宮券!?どうしたのよそれ!?」

山雲「司令さんに貰いましたー♪こういうのは秘書艦の特権ですよねー。ほら、朝雲姉ぇの分もありますからー、一緒に行きましょうー?」

朝雲「ええ、もちろん!!」



提督「こうして膝の上に乗せてみると、改めてお前がまだ幼いのだと実感するな。なのにお前はもうすっかり女の顔をするようになった」ナデナデ クチュクチュ

山雲「っ……うるさいですー……あっ……」

提督「随分とリラックスするようになったじゃないか。最初の頃とは大違いだ。ようやく俺に気を許し始めたか」

山雲「はぁ〜?寝言は寝て言ってくださいねー。んっ……」ピクン

提督「そうか。……まったく、言っていることと態度があっていないぞ?気がついているのか?」ボソリ ニタァ



朝雲「……最近、ようやく戻ってきたわね」ニコッ

山雲「戻ってきたー?」

朝雲「倒れてから心配になるぐらい落ち込んでいたけど、最近の山雲は元気になってきたわ」

山雲「そ、そうですかー?」

朝雲「うん。だいぶもとに戻って来た」

山雲「そうですかー。それは良かったですー♪……」
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:55:56.80 ID:HVSMzffH0


提督「さて、先週は君にたっぷり尽くしてやったからな。今週はお前に尽くしてもらおうか」

山雲「……」

提督「安心しろ。お前が良くしてくれ分だけ返してやる」



山雲「れろれろ……ぺろぺろ……じゅるるるる……」ジュン

提督「こっち向け。……睨みつけるな。恥らった感じではにかめ」

山雲「んっ……」

提督「よし、いいぞ……うん、いい写真が撮れた。いいぞ、続けてくれ」

山雲「んむっ……じゅるじゅる……じゅるるるるる」



提督「今日はこれをつけたまま過ごしてもらう」ヴヴヴヴヴ

山雲「っ……!!最低……!!」ギロリ



阿武隈「以上で報告は終了です」

提督「ああ、よくやってくれた」カチッ

山雲「ぁっ!?!?」ビクン ヴヴヴヴヴ

阿武隈「えっ?ど、どうしたの、山雲ちゃん……?」

山雲「や、な、何でもないですー……っ!!」ビクン

阿武隈「ぐ、具合悪いの……?」

提督「大丈夫か、山雲?阿武隈、ありがとう。退出してくれ。山雲は……仮眠室でやすんだ方が良いな」

阿武隈「は、はい、分かりました。あまり無理しちゃダメだよ、山雲ちゃん。では失礼します」

山雲「は、はい〜……ありがとうございますー……っ!!」キッ

提督「どうした?」

山雲「バレたらどうするつもりなんですか……!?」

提督「君ならばれないようにするだろ。さて、大洪水の様だが……バレるかバレないかのスリルがたまらなかったか?」スッ クチッ

山雲「っ……死んでください―……!!」キロリ

提督「焦らされたからってそう怒るな。すぐに満足させてやる」



提督「さて、では今日もお願いしようか」

山雲「っ……毎日毎日こんなー……性欲に底なしなんですかー?まるで猿ですねー。少しは人間らしく自重したらどうですかー?」

提督「嫌なら嫌と言えばどうだ?だが、ふむ……そうか。だったら山雲。俺と将棋か何かで勝負しろ」

提督「それでお前が勝ったら今日は何もしない。ただ普通に執務をするだけにしよう。さあ、何で勝負する?」

山雲「!!言いましたねー?ではー……囲碁で勝負しましょうー」
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:57:30.34 ID:HVSMzffH0


山雲「……!!」ワナワナ

提督「俺の勝ちだな。なかなか強いじゃないか。……どうした?悔しいのか?まあ、これだけ打てるのなら自信も気位もあっただろうな」

山雲「っ……」ギロリ

提督「さて、では約束だからな。して貰おうか。だが、今日の所は手だけで勘弁してやろう」



提督「っ……山雲!!手で受け止めろ!!」

山雲「て、手でー……?っ……」シコシコ キュッ

提督「ぅ……はぁ……!!ビュルルルルルルルル

山雲「うっ!?あ、熱いー……こんなにいっぱいー……」ネトォ

提督「ふぅ……悪くない。お前もだんだんと男慣れしてきたな。ちゃんと一人でイかせられるようになった。女として優秀だな」

山雲「っ!!……そんな事言われてもー、嬉しくないですー」



朝雲「最近機嫌いいわね。何かいいことでもあった?」

山雲「いい事〜?全然ないよー」

朝雲「嘘ね、鏡見てから言いなさい。何か教えなさいよ」

山雲「本当に何もないって〜。あっ、そろそろ時間だー。行ってくるねー」

朝雲「あっ、逃げた!!もう……秘書艦、か……」



比叡「以上で報告を終わります」

提督「っ……そ、そうか……ご苦労だった……」

山雲「じゅるじゅる……っ……」

山雲(比叡さんが真面目に報告しているのにー、私は提督の机の下でー、提督のを舐めてるー)

山雲(こんな事……本当はしたくないのにー……けど、あと半月は司令の秘書艦だからー……命令は絶対だからー……だから仕方なくー……)

山雲(でもー、そろそろ司令は限界ー。さすがにこれ以上はまずいよねー?だって、比叡さんに気がつかれたらー……っ!?)

提督「では、もう退出して……いいぞ……!!」シコシコシコ ビュルルルルルルルル

山雲「ぅっ!?」

比叡「し、司令……?えっ?誰の声ですか、今の……?」

山雲「っ!!」サァッ

提督「すまない……昨日冷えたのか腹の調子が悪くてな。くっ……変な声が出てしまった……気にしないでくれ」スリスリ
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 18:17:01.36 ID:pgZAiE+Oo
よく捌いたなー
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 18:19:45.23 ID:HVSMzffH0
比叡「そ、そうなんですか……熱いからって冷房を強くし過ぎるのはダメですよ?では失礼します」

提督「ああ、気をつけるよ。ありがとうな、比叡」

山雲「……っ。こんなー……もう少しでバレるところでしたよー!?何考えているんですかー!!」

山雲「しかもこんなすごい匂いのたくさん出してー!!匂いでバレちゃうかもしれませんよー!?もうー……髪にもかかってるー……」

提督「君が声を出したからだろう?気をつけてくれ」

山雲「っ!!いきなり顔に出されたらー驚いて声も出ますよー!!山雲のせいじゃありませんからねー!!」

提督「わかったわかった。悪かったよ。じゃあ、その顔についたのを手で取って舐めてくれ」

山雲「本当に反省しているんですかー?もう……ぺろぺろ……」

提督「いい表情だ。だいぶ写真も集まってきたな」パシャッ

山雲「あむ。れろれろ……っは。そうですかー」



提督「今日は69をするぞ。どういうものか聞いたことはあるだろう?」

山雲「っ!?アレをやるんですかー?」

提督「嫌か?」

山雲「そ、それはー……っ!!嫌に決まってますー。だって、私は取引で仕方がなくしているんですからー……」

提督「そうか……だったら、また囲碁で決めようか」

山雲「……!!」



提督「……」パチッ

山雲「……」パチッ

提督「……」パチッ

山雲「っ……」パチッ

山雲(やっぱり強いー……だいぶ押されてるー……このままじゃ私ー、69させられちゃう……!!)ドキドキ

提督「……」パチッ

山雲「っ!?」ピクッ チラ

提督「……」

山雲(えっ……えっ?何この手ー?……どう考えても良くないー。致命傷だわー。初心者は気がつかずに打つことが多いけどー……)

山雲(これじゃあ次の一手で上の石が全部死ぬー……司令ほどの強さの人がこんな悪手打つなんてー……わざとー?もしかしてー舐められてるー?)ムカッ

山雲(初心者ならこの致命的な隙に気がつかずに見逃すこともあるけどー私が見逃すわけないー……!!)チラッ
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 18:22:05.86 ID:HVSMzffH0
提督「……」ジッ

山雲「っ!!」ハッ

山雲(ち、違うー……!!舐められてるんじゃないー……!!試されてるー……!!私がここで司令を殺すかどうかー……!!)

山雲(それともわざと見逃すかー……わざと負けるか試したー……っ……わ、私はー……!!)

山雲「……!!」フルフルフル パチッ

提督「……」ニヤッ パチッ

山雲(こ、これは違うもんー……別にここで見逃したからって絶対勝てないわけじゃないもんー)

山雲(それに舐められてるのにあそこで勝ちを拾いに行くなんてー負けるより惨めだもんー。だからー、これは違うー)

山雲(絶対にわざと負けようとしているとかそう言うのじゃないわー。私はー私の実力で司令に勝つー……!!)



提督「俺の勝ちだな」

山雲「っ……」ビクッ

提督「さて、では約束を守ってもらおうか。ほら、こっちに来い。服を脱いで上下逆さで俺の上に乗るんだ」

山雲「……」シュルシュル



山雲「あっ……あふぅ……っ……はぁ……はぁ……ぺろぺろ」ピクンピクン シコシコシコ

提督「っ……くはっ……!!」ビュルルルルルルルル

山雲「あはー……!!出しましたねー?ふふっ、やられっぱなしでは終わらないんですよー?」

提督「っ……口と手を使って一回俺をイかせるのに手だけの俺に何回イかされたんだ?だがまあ、いいだろう。では、ご褒美にイかせてやる」グイッ

山雲「わっ!?」

提督「覚悟しろよ。本気でいく。んっ……」ジュルルルルル

山雲「やぁああああああ!!だめぇええええええ!!」ビクビクビク



朝雲「あっ、山雲!!」

霰「ホントだ……何してるの?」

山雲「っ!?あ、朝雲姉ぇ、霰……!!こ、これから出撃ですかー?」

朝雲「そうよ。霰と一緒に哨戒任務。山雲は休憩中?」

山雲「は、はいー。んふっ……はぁ……こうして三回の窓からっ……外を眺めるのって……イいリフレッシュになりますよねー」

朝雲「そうね。……山雲、大丈夫なの?」

霰「具合悪そう」

山雲「だ、大丈夫ですよー!!全然元気イイですー!!だからぁ……心配……しないでー……!!」ガクリ

朝雲「や、山雲!!」

霰「全然大丈夫じゃ……なさそう」
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 18:24:30.73 ID:HVSMzffH0
山雲「っ!!ちょっと眠いだけですよー!!あ、あくびが出そうになっただけですー!!」

朝雲「そう?ならいいけど……じゃあ私達行くね。秘書艦、頑張ってね!!」

霰「眠いなら……寝た方が良い……じゃあね」

山雲「はい〜。朝雲姉ぇたちも頑張ってくださいねー!!っ……ふぅ……あぁ……!!」ビクビク

提督「行ったか。さて、ではイかせるか」

山雲「っ!!お、お願いですから中でシてくださいー……!!このままじゃ誰かに見られちゃうかもー……!!」

提督「大丈夫だ。声さえ我慢すればイキ顔だけ見られても何しているかまでは分からんさ。ほら、いくぞ?」クリクリクリ

山雲「そんなぁ!!っ……ふぅ……あぁ……司令……だめですってー……!!あ、だめ、だめ、イっちゃう……!!」

提督「我慢するな。快楽に身を任せろ。ほら」キュッ

山雲「っ〜〜〜〜〜〜!!ふぅ……ふぅ……ふぅ……」ズルズル ペタン

提督「床が大洪水だな」

山雲「っ……誰のせいでー……!!」

提督「ほら、山雲。口でしろ。さっきまで朝雲に嘘を吐いていたその口で、俺のモノを咥えて奉公するんだ」

山雲「っ……そんな事言わないでくださいー……!!」ズキン ゾクゾク ギロリ

提督「おっと、悪い悪い。ほら、はやく」フリフリ

山雲「もうー……ぱく」



提督「……」カチャカチャ

山雲「……」シュルシュル キュッ

提督「山雲」

山雲「なんですかー?」

提督「予定より一週間ほど早いが、今週でお前を解放する」

山雲「……えっ?」

提督「お前の写真も十分撮ったし、これで公平だ。それに、お前も早く解放されて嬉しいだろう?」

山雲「……っ!!は、はいー、それはもちろんですー!!これで解放されると思うとせいせいしますー」

提督「ふっ、そうか。では、これからはどちらかが約束を破らない限りもう関わり合いになることはないだろう。ご苦労だった」

山雲「最高ですー……」
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/02(金) 18:28:11.35 ID:HVSMzffH0


朝雲「復帰おめでとう。予定より一週間も早く復帰できるなんてさすが山雲だわ」ニコッ

山雲「えへへーそうでしょー?」ニコッ

朝雲「ええ。……それで、何かあったの?」

山雲「えっ?」

朝雲「分からないと思った?今の貴女、とても辛そうだわ。何か悩み事?」

山雲「……そ、そんなことないですよー」ニコッ

朝雲「そう……山雲。一つだけ忘れないで。何があっても、いつでも私は山雲の味方よ。んっ……」チュッ

山雲「んふ……っ……朝雲姉ぇ、大好きですよー」ダキッ ギュッ



山雲「……」

山雲(もう来なくてもいいのにー……どうして私ー、司令の執務室にー……いえー、違うわー。来なくちゃいけないのよー)

山雲(あの司令がそう簡単に私を解放するなんてーおかしいわー。きっと何か企んでいるはずー)

山雲(だからちゃんと確認しないとー……その為にー、仕方なく私はここに来たのよー。だからーそう言うのじゃ全然ないー)

山雲「失礼しますー、司令ー」コンコン

提督「っ!?や、山雲……!?どうした……っ……何の用だ……?」

山雲「話があって来ましたー。……司令ー?」ガチャッ

提督「は、話か……くっ……ふぅ……すまないが、後にしてくれるか?」

山雲「!!……なんで今じゃダメなんですかー?」

提督「忙しいんだ」

山雲「……!!」キッ スタスタスタ

山雲(司令の反応に疑惑が確信に変わったー……気がついたら体が動いていたー……回り込んで、確認するー……)

提督「山雲!?待て!!止まれ!!」

山雲「……っ!!」スタスタスタ ゾワッ

U-511「っ!!んふ……!!あむあむ……れろれろ……じゅるるるるる、じゅっぷじゅっぷ」ジッ ニタァ

↓1〜3
机の下に収納されたユーが提督に口淫している。ユーは気がつかれたことに驚いたように提督のモノを咥えたまま目を見開いて山雲を見ていた
しかし、すぐに雌として勝ち誇ったような妖艶な笑みを浮かべると見せつけるように艶かしい口淫を始める

それを見せつけられた山雲の心情と反応と、見せつけているU-511の心情
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 18:28:12.51 ID:AYkdQWr7o
堕ちたな
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 18:34:22.18 ID:pgZAiE+Oo
山雲
どうでもいいはずなのに、何故か悔しさが込み上げてくる
気が付いたらユーに負けじと提督のモノをフェラしていた

U-511
また新しい女の子、でもアトミラールは今私のもの
山雲の行動に驚きつつも、イかせるのは私と山雲の知らない提督のモノのイイところを責め立てる
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 18:49:00.29 ID:tucRWQcGo
何でー?何でこんなに気分が悪いのー?これって朝雲姉が司令さんをジッと見つめてる時に感じた気持ちと同じー嫉妬ー?そんな馬鹿なーでもーこの敗北感は〜!司令の口が空いているのですかさず吸い付く山雲。誰に見られていても関係ない……ただていとくをひたすら気持ちよくしてあげるだけ……際限なく愛し合うだけ……さらに行為に熱がこもるユー
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 18:49:14.02 ID:AbnAZ2ZLo
705
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 19:03:02.88 ID:hKMkyjGA0
山雲
ユーに見せつけるように提督の唇を奪い
同時に罰によって増大した肉欲や愛欲が爆発
肉体への罰を求めながらスキンシップを図る

ユー
山雲が罰を求める理由を聞き出す
自らが提督に行った罪を吐露して歪んだ優越感を得つつ更なる行為を求める

まあ結局はこのあと滅茶苦茶お仕置き3Pした
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 20:13:20.93 ID:5Dn8umYZo
なんだろう、一体感のある安価だな
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/03(土) 19:54:21.27 ID:sPw6f5yA0


提督(計画通り……!!この戦いは勝ったも同然だった。解放した山雲は自ら戻ってきた。そして今、俺のモノをしゃぶるユーを嫉妬を込めた視線で睨んでいる)

提督(驚き、追い払いたいという態度を演技することで山雲が俺が何をしているのか察するようにした。俺の目論見通り、山雲は机の下のユーの存在に気がついた)

U-511「じゅぽ、じゅぽ、じゅぽ、じゅぽ、じゅるるるるる、にゅるにゅるにゅる」

提督「っぁ……!!」

山雲「!!」ギリッ

提督(ユーの口淫がさらに激しくなる。頭を前後に動かしバキュームしてきた。舌が裏スジを這い、唇がカリにひっかかる)

提督(限界だった。このままユーの口にぶちまける。それを山雲に見せつけてやろう。……と思ったところで、山雲が動いた)

山雲「っ……!!んっ……ちゅっ……」バッ ダキッ ギュッ

提督「んっ……!!」

提督(俺に抱き付き、強く抱きしめると躊躇うことなく唇を重ねてくる。舌がねじ込まれ、俺の舌に絡みついてきた)

提督(俺が他の女としている。それが山雲の自制心を失わせたようだ。それほどにもう山雲は俺のことを意識している。好きになっている)

提督「んっ……んん……!!」ギュッ ビュルルルルルルルル

U-511「んぶっ……っ……ごくん。ずぞぞぞぞぞ」

山雲「れろれろ……んっ……」

提督(その直後、射精する。と同時に思いっきりきつく山雲を抱きしめた。腰を浮かせてモノをユーの喉奥に押し込む)

U-511「っは……アトミラール……」ジッ

提督「すまない、ユー。少し待ってくれ……してしまったな、山雲」

山雲「っ……司令のせいですー……全部、司令が悪いんですー……!!」

提督(俺は訳が分からないという顔をする。それを見て愛憎入り混じった表情で俺を縋るように睨みつける山雲)

提督「これはこじつけて正当化することはできないぞ。朝雲に悪いとは思わないのか?」

山雲「思わないとでも思いましたかー!?けどー……けどー……!!いつの間にか司令がー……司令のことがー……!!責任とってくださいー!!」キロリ

提督「前も言ったな。俺を受け入れ、望むのならば拒まないと。いいんだな?朝雲を裏切って俺を選ぶんだな?」

山雲「っ……それはー……」

提督「それは?」

山雲「そ、それはー……!!言わせないでくださいー……!!お願いですー……!!」

提督「帰れ。ユー向こうの部屋に行くぞ」

U-511「Ja. くすっ」チラ ニヤリ

山雲「っ!!待ってくださいー!!分かりましたー!!言いますー!!選びますー!!提督を選びます―!!」

提督「朝雲に申し訳なくないのか?」

山雲「っ……ぐすっ……でもー……司令も好きになっちゃったんですー!!だってー……あんな事するからー……!!」ジワァ

山雲「最初は本気で嫌でしたー……けど体が好きになっちゃったんですー……そしたらー、気がついたら心もー……!!」

山雲「司令に愛されたいって思っちゃったんですー!!変えられちゃったんですー!!朝雲姉ぇのことも好きだけどー、司令もー……!!責任とってくださいー!!」
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/03(土) 19:57:54.17 ID:sPw6f5yA0
提督「そうか……つまりお前はそんな奴なんだな。愛よりも肉欲。快楽に堕ちるのか。見損なったぞ、山雲」

山雲「っ!!」ガーン

提督「……ともかく、このことについては後で話そうか。この部屋で待っていろ。今日は何もない。時間はたっぷりある」

山雲「あ、後でー……」

提督「そうだ。俺はユーと愛し合っている途中だったのだからな。行くぞ、ユー。ついて来い」

U-511「はい、分かりました。ふふっ……じゃあね、ヤマグモさん」ニタァ

山雲「っ!!待たないとー、例の証拠ー……全部ばら撒きますよー……!?いいんですかー!?」ギロリ

提督「……自分が憐れな奴だと思わないか?好きな男の気を惹くのにそんな脅迫しかできないなんて」ジトッ

山雲「……!!だったらー……だったらどうすればいいんですかー……!?私はー……山雲はぁー……!!」ズキン クシャリ ポロポロ

提督「待っていろ。待ってさえいれば、俺は必ずお前と向き合う。分かったな?」

山雲「ぐすっ……ひっく……」ポロポロ コクリ

提督「……いい子だ。待たせたな」

U-511「大丈夫。行こう」ダキッ ギュッ

山雲「っ……!!」ズキン



U-511『あ、アトミラール!!好き!!好き!!大好き!!ユーは!!アトミラールが!!大好きですって!!』ズッチュズッチュズッチュ

提督『ユー……そろそろ……出すぞ……うぐぅ!!』パンパンパン バチュン ビュルルルルルルルル

U-511『あふっ!!Kommen!!Kommen, bitte!!や、やぁん!!やぁああああああああ!!』ビクンビクン

山雲「……!!」ズキンズキン

提督『ユー……愛してるぞ……Ich liebe dich……』チュッ

U-511『……♪嬉しいです……ユー、幸せですって……んっ……ちゅぅ……』

提督『……っ……もう一回?』

U-511『Natürlich……///』ポッ コクコク

提督『今度は君が上に乗ってくれ』ニコッ

U-511『分かりました。頑張る』グッ

山雲「っ!?ま、まだ終わらないのー……!?ぐすっ……お願いー……早く終わってー……」



提督「……」カチャカチャ

U-511「んっ……」モゾモゾ ジッ

提督「すまない。行ってくる。ユーはここでゆっくりしていてくれ」

U-511「……Ja」

提督「……待たせたな、山雲」ガチャリ

↓×1〜3
たっぷり二時間ほど、扉の向こうで交わされる甘い言葉や肉と肉がぶつかり合う音と淫らな水音、喘ぎ声、嬌声を聞かされ続けた山雲の心境と状態
とそんな山雲に対する提督の行動

例)山雲は長時間かつ激しい嫉妬のあまり燃え尽きたようにぐったりとしている。提督はさらに言葉責めを加え、徹底的に自己否定させて完璧に服従させる
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 20:37:23.65 ID:K60/sb0rO
もう我慢できない
只管自分を激しく慰めた後で、息も絶え絶えに憔悴した状態

山雲をお姫様抱っこして、よく待ち続けたなと献身的に扱う
再度彼女の意思を聞き、それが変わらないことを確認した上で、望み通り獣のように交わって完璧に自分のものにする
掛ける言葉は山雲の選択を肯定する内容を多めに
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 20:51:20.43 ID:ycwRPuKuo
712
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 20:59:19.86 ID:nXJP0BzHO
711で
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 21:49:00.94 ID:WFIHi3spo
>>712
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 20:18:59.03 ID:W8iw+fC90
提督「……!!」

山雲「……」ハイライトオフ チラ

提督(一瞬、目論見が外れて居なくなっているのかと思ったが、違った。山雲はドアのすぐ横に膝を抱えて座っていた)

提督(疲れ切ったような表情をしていた。濁った目は赤くなっており、涙の痕が残っている)

提督「……ついて来い」

山雲「……」グッ トコトコ

提督(俺の言葉に山雲は無言のまま緩慢な動作で立ち上がると、後ろをついて歩いてくる。俺は執務室を出てある場所へ向かった)

山雲「……ここは」

提督「あの日、お前と約束した場所だ。俺はお前と朝雲に関わらないからお前も俺を二度と告発しようとしないという事を」

山雲「……」

提督「お前は俺を嫌いだったのではないのか?」

山雲「っ……嫌いでしたー……朝雲姉ぇの視線はいつも私じゃなくて司令に向いていたからー……」

山雲「でもー……今はー……司令があのドイツ人としている時ー、本当に狂ってしまうかと思いましたー」

山雲「ずっと司令を見る朝雲姉ぇに向けていた感情と同じものをー司令に向けていましたー」

山雲「そして朝雲姉ぇに見られる司令に向けていた感情と同じものをー……あのドイツ人に向けてましたー」

提督「……俺を破滅させようとしていた癖によくもそんな事を言えたものだな」

山雲「っ!!あ、あれはー……間違いでしたー……心から後悔してますー……お願いですー……赦して下さいー……!!」ブルブルブル

提督「間違い、か……なら今のお前ならあの時のお前を止めるのか?」

山雲「止めますー!!」

提督「殺してでも?」

山雲「殺してでもー!!殺してでも止めますー!!」

提督「……こっちに来い、山雲」



山雲『んん……!!』ポロポロ

提督『……』モミモミ ナデナデ

提督「嫌がっているな?」

山雲「っ……あの時の私はー分かっていなかったんですー……」

提督(俺は山雲と二人であの時録画した映像を見ていた。画面の中で山雲は恐怖と嫌悪に顔を歪めながら俺に胸を揉まれている)

提督「では、今は嫌がらないと?」

山雲「はいー」

提督「して欲しいのか」

山雲「っ!!はいー……!!」ゴクリ

提督「そうか……こんな感じか?」グイッ モミモミ

山雲「ぁ……んっ……ふぅ……!!」トサッ ピクン

提督(あの時と同じ部屋、同じベッドで山雲を押し倒す。あの時と違うのは山雲が拘束されておらず、嬉しそうに笑みを浮かべていることだ)
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 20:20:25.85 ID:W8iw+fC90
山雲『ぐすっ……ひっく……』ボロボロ

提督『本気泣きじゃないか。俺はレイプされたことはあってもしたことはなかったんだが……心が痛む』

提督『だがそれと同時に背徳的な快感を感じるな。癖になってしまうかもしれない……男の性癖を歪めるなんて悪い子だ、お前は』

山雲『……!!』ギロリ

山雲「んぁ……あぁ……司令ー……好きー……!!」ピクンピクン

提督「あれと同一人物とは思えないな」

山雲「っ……そんな事言わないでくださいー……あの頃は司令を毛嫌いしちゃってたんですー……んはぁ!!」ビクン

提督『そんな目をするな。同性愛もいいのかもしれないが、自然でないことは確かだ。俺がお前に男の味を教えてやろう』チュッ

山雲『んん!?』ビクッ

提督「キスはしない約束だった。なのに、お前からしてきた。山雲、そんなに俺とキスしたくなったのか?」

山雲「はいー。好きだからー、したいんですー」

提督『たしかに、マーキングするのも悪くないな。さて、どうだ?男とのキスは。異性相手ではファーストキスか』

山雲『ぐすっ……!!』ギロリ

提督『お前が心から望むようになったらもっと濃厚なのをしてやるよ。それまではライトなので我慢してくれ』チュッ

山雲『んん!!んん〜!!』ビクッ ジタバタ

提督「嫌がっているようだが?」

山雲「今の私は嫌がりませんー」ジッ

提督「欲しいのか?」

山雲「はいー」ドキドキ コクリ

提督「濃厚なのを?」

山雲「そうですー」コクリ

提督「心から?」

山雲「心からですー」コクリ

提督「っ……」チュッ

山雲「んふっ……ちゅぅ……れろれろ」

提督(山雲と濃厚なディープキスを交わす。そしてそのまま抱き締め、愛撫。前戯を始める。山雲もまた、俺を愛撫した)

提督(濃厚に絡ませ合った舌。山雲の手が俺のモノにのびる。ズボン越しに撫でてきた。そのままお互いに服を脱がせ合う)

提督(手と口で何度も山雲をイかせた。俺のモノはギンギンに張り詰めていた。山雲を仰向けに横たわらせ、脚を開かせる)

山雲「……ぁ!!」ゴクリ

提督(そしてその上にのしかかり、正常位で入れる体勢となった。モノでとろとろに蕩けた山雲の秘所をなぞる)
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 20:22:30.38 ID:W8iw+fC90
山雲「司令ー……来てくださいー……!!」

提督「いいんだな?」

山雲「はいー……!!」コクコク

提督「なら誓え。もう朝雲のとは忘れて完全に俺のモノになると」

山雲「!?」

提督「黙って二股を続けていれば、朝雲は確実に気がつく。そして俺はこのことを朝雲に知られるわけにはいかない」

提督「君の時の二の舞はもうごめんだからな。だから、選ぶんだ。俺か、朝雲か、どちらかを」

山雲「そ、そんなー……私はー……」

提督「往々にして決断の時とはいきなりやってくるものだ。そして人を待ってはくれない。さあ、答えろ」

山雲「っ……!!私はー……!!」

提督「……お前は?早く決めろ。待たないぞ。無回答は朝雲を選んだとみなす」

山雲「っ!!うぅ……シレイ……ですー」ギュッ

提督「何?聞こえないぞ?」

山雲「っ……司令をー……!!選びますー……!!」ズキン

提督「朝雲より俺を選ぶのか?」

山雲「っ……はいー……!!」ズキンズキン

提督「ちゃんとそう言え。朝雲より俺を選ぶと」

山雲「……!!っ……あ、朝雲姉ぇより……司令を選びますー……!!」ズキンズキンズキン ジワァ

提督「そうか、分かった。それで?どうして欲しい?」

山雲「えっ……?つ、続けてくださいー……」

提督「続けるとは?」

山雲「っ!!……い、入れてくださいー」

提督「何を?どこへ?」

山雲「っ……し、司令のソレを……私のココに……入れてください……」カァッ

提督「それ?ここ?ちゃんと名称を言え」

山雲「うぅ……し、司令のー……ち、ちんちんをー……私のー……まんこに入れてくださいー……!!」フルフルフル

提督「チンポと言え」

山雲「っ……!!司令のチンポを私のマンコに入れてくださいー……!!」

提督「いいだろう、くれてやる」グッ ズプププププ

山雲「っぁ!?あぁああああああああ!!」ビクンビクン

提督「お望み通りくれてやる!!これが欲しかったのだろう!?分かるぞ!!秘書艦の時、隙あらばチラ見しやがって!!」パンパンパン

山雲「やぁああ!!な、なんで知ってるんですかー!?」

提督「気がつかないとでも思ったか!?発情した雌の顔でモノ欲しそうにしていれば誰でも気がつくに決まっているだろう!!」

山雲「言わないでー!!違いますー!!そんなはしたない子じゃー……!!」

提督「よくもそんな事が言えたものだな!?下品な言葉を使っておねだりしておいて!!朝雲に悪いと思わないのか!?」

山雲「は、激しっ……!!い、言わないでー!!今はそんな事言わないでください―!!」
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 20:23:29.78 ID:W8iw+fC90
提督「謝れ、山雲!!朝雲に謝れ!!俺のモノなる!!チンポには勝てませんでした!!変えられましたとちゃんと言うんだ!!」

山雲「んっふぅ!!ご、ごめんなさいー、朝雲姉ぇ……!!私はー……山雲はー……司令のモノになりますー……!!」

山雲「司令のことが好きになっちゃったんですー!!司令のチンポには勝てませんでしたー!!私ー変えられちゃいましたー!!」ゾクゾク

提督「……!!」ゾクゾク

提督(誰かの恋人を寝取る背徳感と達成感が電流のように背筋を奔った。それに加えてレズ娘をモノで雌に堕とす快感も)

提督(ただひたすら山雲に腰を打ち付けた。挿入は二回目だが、山雲は何度も悦がり狂った)

提督「山雲……くれてやる!!受け取れ!!」バチュン ビュルルルルルルルル

山雲「あぁああああああ!!し、司令のー……たくさん出てるー……!!」

提督「っ……まだ終わらせないぞ、山雲!!」ズップズップズップ

山雲「っ!?えっ!?ま、だ、出したばかりなのにー!?あぁ!!な、中でまた硬くなってるー!!」

提督「お望みのモノだ!!存分に味わえ!!」

山雲「まってぇええええええ!!まだイったばかりだからー!!敏感なんですー!!司令ー!!」ビクンビクン



提督「……どうだった?背徳の味は」

山雲「す、凄すぎますー……っ……」ピクンピクン

提督「……山雲、お前には失望した」

山雲「……えっ」

提督「お前は朝雲を愛していたはずだ。それこそ、恋敵である俺を陥れて破滅させようと行動するぐらいに」

提督「なのに結局お前は……その朝雲を捨てて俺を選んだ。何だったのだ、お前の想いは?朝雲への愛は?」

山雲「っ!!そ、それはー……っ……」ビクッ

提督「お前は俺の敵となった。だからこそああしてお前の弱みを握って口封じしたわけだが、個人的にお前の想いの強さは評価していたのに」

山雲「……」

提督「教えてくれ、山雲。どうしてだ?なぜ俺を選んだんだ?かつてその俺を毛嫌いするほど朝雲を想っていたのに」

山雲「ぁ……わ、私はー……提督がー……好きにー……」

提督「俺が好きになった?何故だ、山雲。ほら、これにお前を犯したときのデータが入っている。だが、さっき見ただろう?」

提督「本気で俺を嫌っていた。殺意と憎悪がみなぎった瞳をしていた。たった三週間前のことだ」

提督「だが、今やお前は俺を好きだと言う。朝雲を捨てて俺を選ぶという。お前の気持ちは何だった?何なんだ?」

山雲「っ……」ジワァ
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 20:26:44.60 ID:W8iw+fC90
提督「結局、お前はコレ欲しかっただけじゃないのか?さっきも自分で言っただろう?チンポには勝てませんでしたと」

山雲「あ、あれはー司令がそう言えって言うからー……!!」フルフルフル

提督「嫌がりもせず悦んで言っていたじゃないか?結局、お前はただ快楽に堕ちただけだ。俺より上手い奴がいたら今度はそいつが好きになるんじゃないか?」

山雲「っ……た、確かにそういうところもあったのかもしれませんー。けど私が司令を好きになったのはそれだけじゃありませんー」

山雲「秘書艦として一緒に居るうちにー、司令の優しい所とか頼りになる所とか良いところをたくさん知ってー」

山雲「もともと話に聞いていましたー。高級将校で一人だけ年末年始の休暇を取らなかった真面目な人だとかー」

山雲「でもー、朝雲姉ぇのことで私が毛嫌いしていたんですー。それがー、一緒に過ごして本当に私の毛嫌いだったんだって気がつきましたー」

山雲「それに気がついてからはもうー……一瞬でしたー……司令を好きになるのはー……だからー、違いますー……!!」

山雲「エッチが上手だからとかそう言う理由で司令を好きになったわけじゃありませんー!!信じてくださいー!!」

提督「どうだかな。では、もしお前が言う事が本当だとして……俺よりさらにいい人が現れれば、お前は俺を捨ててそいつを好きになるんじゃないのか?」

山雲「っ!?なりませんー!!私はそんな事絶対にしませんー!!」

提督「絶対にしない?だが、現に今、朝雲から俺に乗り換えたじゃないか。舌の根の乾かぬ内によくもそんな事が言えたものだな」

山雲「……!!」ガーン ポロポロポロ

提督「お前は尻軽女だ、山雲。敵に犯され快楽に堕ちて、恋人を簡単に捨ててその敵を選ぶような唾棄すべき存在だ」

山雲「……」ブルブルブル

提督「そんなお前がよくもまあ人を好きだ、信じてくれと言えたものだな。言ってやろう、山雲。お前の好きは好きじゃない」

提督「そういった綺麗な感情とは対極に存在する何かだ。相手をとっかえひっかえするような穢れた想いだ」

提督(事後、甘いピロートークをするべきところで俺は拗らせたような暴言を山雲に吐きかける)

提督(そうすることで、山雲に徹底的に自己否定させるのだ。そして完全に俺に服従させる)

提督(そうすればもう二度と山雲は俺を陥れようとしたりしないだろう。それに、従順な手駒としても使えるようになる)

山雲「……」ギュッ ガタガタ ポロポロ

提督(……しかし、目をぎゅっと閉じ、自らの身体を抱きしめて震えながら涙を流している山雲を見ると、良心が痛んだ)

↓×1〜3
肌を重ねて愛し合った。受け入れてもらえる。と思っていたが、提督に失望して軽蔑したような表情で罵られ、そう思っていたのは自分だけだと思い、自分の存在を完全に否定されたように感じた山雲の心情と反応
とそれに対する提督の行動

例)山雲は絶望の余り自殺しようとする。提督は慌ててそれを止めてやり過ぎたと内心反省しつつ優しい言葉をかける
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 21:39:57.17 ID:sGl8I+huo
山雲はもうどうすればよいのかわからず、俯き唯々無言で涙を流す
提督はそろそろ頃合いだろうと優しく接する
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 23:04:57.74 ID:l2Ht2cbs0
おっ!お願いしますー!信じてくださいー!朝雲姉を捨てた山雲にはーもう司令さんしか残っていないんですー!お願いだから山雲を見捨てないでー山雲のすべてを捧げますー司令さんのためなら何でもしますーだからー泣きながら提督にすがりついて懇願する山雲。本当に何でもするんだな?では朝雲を俺に捧げろと言ったらどうする?山雲の覚悟を試す提督
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 23:26:13.22 ID:bt0L6VDKo
>>721
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 03:17:43.42 ID:Vhbi/JDa0
山雲「……っ!!お、お願いしますー……!!信じてくださいー!!今更朝雲姉ぇに戻るなんてー……できないー……」バッ ダキッ

山雲「もうその資格はありませんー……!!朝雲姉ぇを捨てちゃった山雲にはーもう司令さんしか残っていないんですー!!」ギュッ

山雲「お願いですー……お願いですから山雲を見捨てないでくださいー……!!山雲のすべてを捧げますー!!司令さんの為なら何でもしますー!!」ボロボロボロ

提督(突然、山雲が身を起こした。そして俺に抱き付くと、強く抱きしめ、涙を流しながらそう懇願する)

提督(そのまま絶望に打ちひしがれて何もしないでいるといけないと思ったのだろうか?偉いな。最後の気力を振り絞ったように行動していた)

提督(今、この場で山雲に優しくすれば簡単に俺のモノにできるだろう。だが、その前に俺は山雲の覚悟のほどを試すことにした)

提督「……何でもすると言ったな?本当に何でもするのだな?」

山雲「っ!!はいー!!もちろんですー!!」コクコク

提督(俺から引き出せた拒絶や悪意的ではない反応に山雲はすぐに喰らい付いた。何度もうなずきながらそう言う)

提督「そうか……では、朝雲を俺に捧げろと言ったらどうする?」

山雲「っ!?!?」ビクッ

提督「手料理を振舞うという名目で俺と朝雲を招待しろ。その時、朝雲を酔い潰す。朝雲の意識がない間にあの子を頂こう」

提督「酔い潰されて犯されたと朝雲が言い出す可能性もあるが、君が酔った朝雲が自分から誘っていたと言えば問題ない」

提督「後は俺が朝雲を言い包める。もっとも、喜んで受け入れる可能性もあるがな。むしろその可能性の方が高いか?」

山雲「じ、自分からはー……手を出さないんじゃー……」カタカタカタ

提督「……何か言ったか?」ジッ

山雲「っ!!な、何でもありませんー……」ビクッ

提督「そうか。さて、どうするんだ山雲?俺に朝雲を捧げるか?」

山雲「……!!」

↓×1〜3
山雲は混乱していたが、ここで朝雲を捧げれば取り返しがつかないことになるという事だけははっきりとわかっていた

1, 自分の全てを捧げはしたが、朝雲を捧げる権利は自分にはない。それだけはしてはいけないと断る

2, もう自分は他の何よりも司令を選ぶと、自分の全てを捧げると決めた。今更躊躇いはしないと捧げる

1 or 2
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 03:47:21.72 ID:GWi3kro+o
1
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 03:48:48.39 ID:+HOOYf8DO
1しかないでしょ
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 03:54:53.42 ID:3OLnl7gHO
2もみてみたいがここは1で
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 15:52:25.37 ID:Vhbi/JDa0
山雲「……それはー……できませんー」

提督「……もう一度言ってみろ」

山雲「朝雲姉ぇを捧げるのはー……できませんー」ガクリ

提督「……俺の言う事が聞けないのか?」

山雲「……」コクリ

提督「それが何を意味するか分かっているな?」

山雲「私はー……一生一人で生きていきますー……」

提督「そうか。……お前が約束を守る限り、俺も約束は守る。さっきのはなかったことにしてやる。これから互いに関わり合わずに、秘密を守って生きていく」

提督「そうすれば朝雲の下へ帰れるのではないか?もちろんあの初体験のデータも消す。約束だからな」

山雲「……もう私にはー朝雲姉ぇに顔向けする権利はありませんからー。そんな事できませんー」スッ シュルシュル

提督(山雲はそのまま消えてしまいそうな、無感情な声でそう言うと、俺から離れて体を拭き、大人っぽいデザインのショーツを履く。そしてジュニアブラをつけた)

提督(見たことのない奴だ。恐らく、新しく買ったのだろうな。シャツを着てスカートを履くと、ハーフソックスを履く)

提督(そしてリボンを結び、髪はそのままにカチューシャを手に持つと部屋を出て行こうとベッドから降りた。ところで俺は山雲を抱きしめる)

山雲「っ!?」ビクッ

提督「すまない。君の覚悟のほどを試させてもらった。赦してくれ。君は、確かに俺にその全てを捧げている」

提督「だが、朝雲を想う気持ちも生きている。だからこそ、君は俺に朝雲を捧げろと言ったのを断った」

提督「そして、俺に拒絶されても今更朝雲に戻る権利はないと言った。一人で生きて行くと」

提督「尻軽だとか君の想いは穢れているとか言って申し訳なかった。あれは最悪だった。殴ってくれて構わない」

山雲「……!!」

提督「俺が保証する。君はそんなんじゃない。簡単に付き合って簡単に別れるような尻軽ではない」

提督「そういう輩が欠片ももっていない誠実さや覚悟が君にはある。君の想いは穢れていない。尊い本物の想いだ」

提督「もし、今でもまだ俺を想ってくれているのなら。試すと言って酷いことを言った俺を赦してくれるのなら」

提督「そして俺を受け入れてくれるのならば、俺は全身全霊で君を幸せにして見せる。どうだろうか?」

↓×1〜3 山雲の反応
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 16:00:46.03 ID:J469QAPmO
本当に自分のような薄汚れた女でも受け入れてくれるのか?と半信半疑になるが、やがて堰を切ったように提督に飛び付いてわんわん泣く
ひとしきり泣き終えた後、朝雲とけじめをつけてくる事を決意する
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 16:56:04.14 ID:xZayHbAcO
今更下手な情けをかけてもらうつもりはないが、今はこの身を任せてみたい
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 17:54:35.24 ID:sj2i10AhO
朝雲姉と一緒になりたい、でも提督にも愛されたいどうすればいいか分からない
感情がない混ぜになって泣きじゃくる
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 18:06:57.93 ID:nYyG4krq0
チョイ役でもいいから阿賀野型、球磨型、ちとちよ辺りも出して欲しいな
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 18:55:39.87 ID:Vhbi/JDa0
山雲「っ……ぐすっ……うぅ……うわぁああああああああん!!」ダキッ ギュッ

提督(俺の言葉に山雲は堰を切ったように涙を流し始めた。そして強く抱きしめてくる。まるで、自分の中にある想いをどうすればいいのか分からないと言ったように)

提督「……決断は今じゃなくてもいい。ゆっくり考えてくれ」ナデナデ

提督(俺は山雲が泣き止むまでずっと頭や背中を撫で、優しく抱きしめていた。酷いことをしてごめんという想いを込めて)



大統領「我々、全アメリカ国民は戦火によりもたらされた被害に苦しみ、涙し、寛容な精神をもって、譲歩してでも武力による争いを止めて対話による解決を目指そうと努力しました」

大統領「しかし、その努力は踏み躙られました。ドイツによる潜水艦攻撃は何隻もの我が国の船舶を撃沈せしめ、数多くのアメリカ国民を殺戮しました」

大統領「そして皆さんもご存知の通り、それ以外にも数多くのドイツによる裏切り行為が発覚しております。事ここに至って、我々は決断せざるをえません」

大統領「それは我が国を脅かす現実的な脅威を、我々自身の力で打ち倒すために全力を尽くすという事です」

大統領「多くの血が流れることになります。しかし、我々はこれ以上宥和政策をとってこの戦争開戦時の過ちの轍を踏むわけにはいかないのです」

大統領「敵は強力ですが、我が軍への信頼と、我が国民による自由な意思によって、私たちは必ずや最終的な勝利を獲得するでしょう。主よ、私たちにご加護を」

大統領「わたしは議会に対して、本日を以って、合衆国とドイツとが戦争状態に入った旨の布告を宣言するよう要請します」



提督「アメリカが参戦か……」

飛龍「そうだね。肩を並べて戦うとなると複雑な気分だけど」

提督(主に英国と、そして諜報部からの報告によるとソ連の多大な努力により、遂にアメリカが対ドイツ戦争に復帰した)

提督(この戦争は一気に我が軍有利となった。……そのために、多くの表沙汰にできないような事が行われたのだろうが)

提督(このことにより、我が軍のアメリカ人捕虜が全員アメリカへ返還されることになった。もちろん、アイオワやサラトガもだ)

提督(二人共すぐに大西洋に行くと手紙に書いていた。ずっと捕虜だったのだ。そううまくいくかは分からないが……)

提督(だが、これほど心強いことはなかった。死の危険と隣り合わせの戦場に戻ってくると思うと、戻ってきてほしくはないが……)

提督「まあ、ともかくアメリカが心強い味方となったのは喜ばしいことだ。上手くやっていけるかが心配ではあるが……」
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 18:59:45.01 ID:Vhbi/JDa0


帝国海軍士官『戦力に余裕ができた今、とうとうサン・ナゼール攻撃が実行に移される。彼の地は大西洋における敵の最大の海軍拠点だ』

帝国海軍士官『大規模な敵戦力が結集している。これらを撃破することができれば、敵を一気に北海へ押し込める可能性もある』

帝国海軍士官『この作戦はハワイやマレー、スエズと同じぐらいに重要な作戦だ。失敗は赦されない。帝国海軍の名に泥を塗らぬよう心してかかるように』

雲龍「北から敵、墳式発動機搭載機接近中!!雷撃機よ!!すれ違いざまに落として!!逃したら追いつけないわ!!」

天城&葛城「「了解!!」」

ドイツ軍パイロット「Feindliche Jäger!! Achtung!!(敵戦闘機だ!!注意しろ!!)」

ドイツ軍パイロット「迎撃しろ!!撃て!!」

雲龍(操縦席を狙う……そこ!!)

ガガガガガガ ダンダンダンダン

ドイツ軍機銃手「ギュンター!?ギュンター!!しっかりしろ!!大変だパイロットがやられっ」バッシャン

バッシャン バシャン

ゴォォォォォォ

葛城「何機が逃した!!ゴメン!!」

雲龍「私も!!気にしないで!!対空戦闘!!秋月!!」

秋月「了解です!!迎撃!!撃ち方、始め!!」

照月&涼月&初月「「「了解!!」」」

ダンダンダンダン

ドイツ軍パイロット「Zerstörer!!対空砲火だ!!」

ドイツ軍パイロット「当たらなければどうということはない!!」

ドイツ軍パイロット「敵正規空母娘確認!!攻撃する!!」

ドイツ軍パイロット「JawoっNeiっ!!」バシュッ ドガァン バシャン

ドイツ軍パイロット「一機やられたぞ!!主よ我らを守り給え……!!」

ドイツ軍パイロット「落ち着け!!攻撃に集中しろ!!」

照月「っ……早いよ!!これほどなの!?」

ドイツ軍パイロット「投下!!投下!!」

涼月「っ!!やられました……回避してください!!」

天城「葛城!!貴方が狙われてるわ!!回避しなさい!!」

葛城「っ!!当たるかぁああああ!!」グイッ

シャリシャリシャリシャリシャリシャリシャリシャリシャリ

葛城「っ!!避けた!!」

秋月「照月!!葛城さんについて!!」

照月「了解!!」

ドイツ軍パイロット「SKG(高速爆撃航空団)の奴らが戦列を乱したぞ。我々も続け」

「「「「Jawohl」」」」

雲龍「っ!!新たな敵機!!Ju 88!!西から!!」

天城「なんてこと……!!上空直掩を向かわせます!!北の機体では間に合いません!!」

葛城「了解、私も!!」

雲龍「そうして!!っ……なんて熾烈な……」
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 19:04:46.89 ID:Vhbi/JDa0


グラーフ「……二隻だけ?三隻いると聞いていたが……誤報か?あるいは別行動しているのか……」

ドイツ軍艦娘「どうですか?いけそうですか?」

グラーフ「ああ、もちろんだとも」

グラーフ(レーダー妨害で彼女たちは我が航空隊に気がついていない。目も雷撃隊に集中している)

グラーフ(SKGもKG(爆撃航空団)もよくやってくれた。もう何の障害もなかった。後は私の腕だけだ)

グラーフ(そして私が失敗する訳がない。我がStukaの1t爆弾、冥途の土産に受け取るがいい)

グラーフ「Auf Wiedersehen……」



ゥゥウウウウウウウウ

「「「「!?」」」」

初月「サイレン……!?っ!!」ハッ

秋月「直上!!急降下!!」

「「「「!!」」」」



ドガァァァァン ドガァァァァン

葛城「っ!?くっ……えっ……?」

葛城(鼓膜が破れるかと思うほどの爆発音と遅れてやってくる爆風。そちらに目を向ける。二つの大きな爆炎があがっていて、雲龍姉と天城姉が見当たらなかった)

照月「そんな……雲龍さん……天城さん……!!」マッサオ

葛城(理解できなかった。何が起こったの……?どういう事……?ふと、離脱していく機体が目に入る。あれは……Ju-87?こんな所まで来られないはず……)

日本軍パイロット『我、敵空母娘を発見せり!!座標〜!!繰り返す!!我、敵空母娘を発見せり!!座標〜!!』

葛城「スツーカ……空母娘……グラーフ・ツェッペリン……」

↓×1〜3
姉二人を失った。そしてそれは間違いなくグラーフの仕業だと思った葛城の行動。
※航空隊はまだ残っている
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 19:43:53.20 ID:riR+yR0g0
烈風隊だって展開していたのにグラーフ・ツェッペリンはかいくぐって精密爆撃をしてきやがった……勝てない……でもサン・ナゼールを落とせなきゃ次は提督の頭上に爆弾が降るかもしれないんだ……それはさせない!雲龍姉ぇ……天城姉ぇ……神様……どうか……!後退して少し戦線下げをグラーフを誘い出して撃破する作戦を思いつく葛城
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 19:52:41.30 ID:vdcva7MBO
怒りや悲しみを押さえつけて冷静になりつつグラーフを撃沈するために航空隊を発艦させる
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 22:33:11.44 ID:GWi3kro+o
737
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 17:02:22.83 ID:iWAZvtH60
葛城「……っ!!攻撃隊、発進!!帝国海軍機動部隊の名にこれ以上泥を塗るわけにはいかない……!!」ツゥー

照月「葛城さん……防空はお任せください!!」キッ

葛城「頼りにしているわ!!手持ちは全部出す!!敵空母を沈めてやる!!絶対に!!絶対に!!」



グラーフ「っ!!なるほど……雲の下に居たのか。攻撃を回避しようとして偶然離れたといったところか?」

ドイツ軍艦娘「三隻目が居たのですか?」

グラーフ「Ja. 艦載機をあげている。敵の偵察機に発見されたし、仕掛けてくるだろうな。迎撃機をあげる。それと、第二波攻撃隊もだ」チラッ

グラーフ(人のことは言えないが、我々艦娘は一撃で殺せはしない。だが、さすがに1t爆弾を喰らえば瀕死の重傷だ)

グラーフ(そう簡単には動けまい。曳航するしかないはずだ。だからこそ第一波で大破させ、第二波で撃沈するつもりだったのだが……)

グラーフ(仕方ない。第二波は葛城攻撃に集中する。そして、第一波を収容したら補給して第三波として再出撃させ、それで止めを刺そう)

グラーフ(残っているのはJägerが25機とStukaが10機か……航空戦だ。Stukaは出し惜しみしないとして、Jägerはどうするか……)

グラーフ(敵も艦載機に余裕はないはずだ。……よし、十機を迎撃、五機を護衛、五機を直掩、そして五機を待機としよう)

グラーフ「カツラギ……悪く思うな。Das ist der Krieg(これが戦争だ). 第二波攻撃隊、出撃!!Vorwärts!!」



秋月「引っ張り上げて!!背負って!!撤退するわ!!」

雲龍「……」ボロッ

涼月「雲龍さん……必ず連れて帰ります……守り切って見せます……!!」グッ

天城「……」ボロッ

初月「心配するな、天城さんはやらせない……ここは任せろ!!」グッ

葛城「待って!!」

照月「秋月姉!!」

秋月「葛城さん!!照月!!無事でよかった……我が方、被害甚大です!!撤退しましょう!!」

葛城「私は残って敵空母とやり合う!!あなた達は撤退して!!……雲龍姉と天城姉を頼んだわ」

照月「私も葛城さんと残ります、秋月姉」

「「「!!」」」

秋月「そ、そんな……無茶です……!!」

葛城「そうでもないわ。敵は空母一隻。私も空母。陸上機は落としてやった。……それに、仮に無茶でもおめおめと一方的にやられて帰る訳にはいかないのよ」

葛城「雲龍姉、天城姉、使える式神借りるね。これで攻撃隊をもう一波出せそう。きっと勝って見せるから……だから私を見守っててね」

照月「そういう事だから、私も葛城さんと戦うよ。大丈夫、きっと勝てる。皆、また後でね。ばいばい」

秋月「っ……分かりました。武運を祈ります」

涼月「かならず生きて帰ってきてくださいね……!!」

初月「……ここは任せる。雲龍さんと天城さんのことは僕たちに任せて」
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 17:08:05.26 ID:iWAZvtH60


グラーフ「迎撃機が会敵した。敵機……約20……いや、30か?搭載量が羨ましくなる……着艦作業の前に予備も発艦させるか」

ドイツ軍艦娘「こっちまで来ますか?」

グラーフ「安心しろ。狙われるのは私だ。対空戦闘の用意をしておけ。敵の練度は高いぞ、注意しろ」

「「「「 Jawohl」」」」



葛城「生き残ったのは艦戦6と艦爆3、艦攻5……それでもやるしかない……!!ここで沈めてやる!!」

ドイツ軍艦娘「Abschieβen!!敵の航空機を通すな!!空母を守るんだ!!」

葛城「はっ!!対空砲火は貧弱ね、ドイツ艦は!!そんなので私の航空隊を阻めると思わないでよ!!」

グラーフ「っ……回避運動に入る!!衝突に注意!!弾幕を絶やすな!!」



ドイツ軍艦娘「大丈夫ですか?」

グラーフ「小破だ、問題ない。さて、再度攻撃隊を発艦させるとしよう。編成は優先して補給を終わらせたStuka10機とJäger5機とする」

ドイツ軍艦娘「Jägerの航続距離は足りるのですか?」

グラーフ「直線で飛べばな。相手も航空隊を使い切っているはずだが、補給を終えた機体を迎撃に上げてくるかもしれない」

グラーフ「レイセン相手に護衛無しのStukaを送ることは狼の群れに羊を放るようなものだ。確実な撃破の為にも……馬鹿な!!」ゾワッ

ドイツ軍艦娘「えっ?っ!!Achtung!!敵機襲来!!対空戦闘!!」バッ

グラーフ「10……と少しか!?護衛無しのStuka(急降下爆撃機)とTorpedobomber(雷撃機)!!ありえない!!奴は手持ちを使い果たしたはずだ!!」

葛城「直掩機は5機、しかも低空!!いける!!もう敵艦隊上空まで到達しているんだから!!今度こそ沈めてやる!!」

グラーフ「っ!!直掩はTorpedobomberにあてる!!Stukaに対空砲火を集中しろ!!叩き落とせ!!」

「「「「Jawohl!!」」」」

葛城(護衛無しが痛かった……艦攻隊が甚大な被害を受ける。けど艦爆隊はほぼ無傷でグラーフ・ツェッペリン上空に到達した!!)

ドイツ軍艦娘「Stuka(急降下)……!!回避してください!!」

グラーフ「っ……数が多い……!!Scheiße!!」

葛城「死ねぇええええええ!!」

ドガァン

ドイツ軍艦娘「Graf Zeppelin!!大変だ!!Graf Zeppelinが被弾した!!」

葛城「やった!!直撃!!やったぁああああああ!!」

照月「あはっ……!!さすが葛城さんです!!お見事な腕前です!!」

ドイツ軍艦娘「ありえません!!そんな事があっていいはずがありません!!」

ドイツ軍艦娘「よくもやったわね黄色い猿が!!ぶっ殺してやる!!」

グラーフ「っ……中破したか……!!これ以上は戦えない……離脱するぞ……!!」ヨロッ

「「「「っ……Jawohl!!」」」」

グラーフ「ふふっ……だが、私が放った第二波は健在だ……カツラギ……このお礼に貴様にも喰らわせてやる……!!」ギリッ

グラーフ「後は空軍の航空隊が貴様らにとどめを刺すだろう……!!ふははっ……どちらにせよ、私の勝ちだ……」ニタァ
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 17:11:30.49 ID:iWAZvtH60


照月「っ……!!落ちろ落ちろ落ちろ……!!」ダンダンダンダン

葛城「っ……来る!!回避運動!!」

照月「あぁ……!!ダメダメダメ……!!避けて葛城さぁん!!」

ゥゥウウウウウウウウ

葛城「っぁ!?」ドガァァァァン

照月「いやぁああああああ!!」

葛城「……」ボロッ プカプカ

照月「ダメ……死なないで……嘘だよこんな事……葛城さん……しっかりして……!!」グッ

葛城「……」

照月「逃げなきゃ……逃げなきゃ……どうしよう……っ……救援はまだ来ないの!?誰か応答して!!こちら照月!!こちらっ……!!」ゾワッ

照月(東の……フランスの……敵の方から来る……Ju 88の編隊……ドイツ軍だ……もうダメだ……おしまいだ……)

照月(逃げきれない……そして私だけで何とかできる量じゃない……私も葛城さんも……ここで死ぬんだ……)

照月「お父さん……お母さん……死にたくないよぉ……帰りたいよぉ……っ……うぅうううう……!!」ボロボロ

葛城『……っ!!攻撃隊、発進!!帝国海軍機動部隊の名にこれ以上泥を塗るわけにはいかない……!!』ツゥー

葛城『頼りにしているわ!!手持ちは全部出す!!敵空母を沈めてやる!!絶対に!!絶対に!!』

照月「っ!!」ハッ

照月(そうだよ……葛城さんが一矢報いたんだ……なのに最後に私が泣いてやられて終わりじゃ絶対にいけない……!!)

照月「っ……大日本帝国万歳!!帝国海軍万歳!!見なさい!!これが帝国海軍駆逐艦……照月の戦い様よ!!」スチャ ダンダンダンダン

ブーン

照月「っ!?後ろから!?直上!?えっ……あ、あれは……イギリス軍機……!?」

ダダダダダダ ボッ ボッ バシャン

アーク・ロイヤル「……えるか?こちら王立海軍本国艦隊所属、HMS アーク・ロイヤル。貴艦の救難信号を受信した。これより支援を開始する」ザザザ

照月「っ!!こちら帝国海軍遣英艦隊所属、照月です!!あぁ、良かった……支援に感謝します!!」

アーク・ロイヤル「上空直掩は任せろ。我々のSeafireが撤退を援護する。もう大丈夫だ。よく一隻で立ち向かった。貴艦の勇気に敬意を表する」
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 17:14:55.31 ID:iWAZvtH60


ビスマルク「グラーフ」

グラーフ「ああ、ビスマルクか……」

ビスマルク「大戦果じゃない。おめでとう。今や貴方はWehrmacht(国防軍)の英雄よ。たった一隻で敵空母娘三人を再起不能に追い込んだって」

グラーフ「そうだな……」

ビスマルク「……どうしたの?何というか……随分うんざりしているように見えるわ」

グラーフ「……なあ、ビスマルク?我々は何をしているんだろうな?」

ビスマルク「えっ……どういう事……?」

グラーフ「我々は戦争をしているはずだ。敵は連合国とソ連。そのはずだ。違うか?」

ビスマルク「違うかって……そうよ。戦争中よ」

グラーフ「なのに身内同士で……私の挙げた戦果が海軍の戦果か空軍の戦果かで争っている……」

ビスマルク「あっ……」

グラーフ「私は戦争しているつもりだが、どうやら上層部にとっては戦争よりももっと大切なものがあるらしい……」

ビスマルク「……そうね」

グラーフ「ただでさえジリ貧だったのに、アメリカが参戦したことで我が軍は控えめに言って苦境に立たされている」

グラーフ「上層部はそれを分かっているのだろうか?私は……本当に、どうしようもない気分だ……」

ビスマルク「……それでも、戦わないといけないわ。さもないと……待っているのは破滅よ」

グラーフ「ああ……そうだな……」



帝国海軍士官「何たる様だ!!我が軍の雲龍型正規空母娘三人が行動不能!!そのうち二人は意識不明の重体だ!!」バンッ

帝国海軍士官「比較的軽症の葛城でさえ復帰には早くても数か月はかかる!!この責任はお前たち四人の責任だ!!」バンバンッ

帝国海軍士官「っ……大将。お言葉ですが、敵の戦力は事前の情報より多く、彼女たちは最善を尽くしたかと……」

帝国海軍士官「最善!?最善を尽くしてこの結果ならいよいよお前たちはいらん存在だ!!」ギロリ

帝国海軍士官「何が防空駆逐艦だ!!お前たちなどいらぬ存在だ!!ゴミだ!!屑だ!!帝国海軍の面汚しだ!!」ドガン ガシャン

「「「「っ」」」」ビクッ

帝国海軍士官「大将。彼女たちは命をかけ、血を流して戦ったのですよ?そんな彼女たちに……」

帝国海軍士官「黙らんか!!貴様も貴様だ!!こんな無能共に我が海軍虎の子の正規空母の護衛を任せるとは何事か!!」

帝国海軍士官「この敗北はただの敗北ではない!!歴史に残る恥辱だ!!敵の士気は上がり!!我が方の士気は下がった!!」

帝国海軍士官「同盟国の間でも我が帝国海軍は軽んじられるようになるだろう!!そのことが分かっているのか!?」

帝国海軍士官「っ……申し訳ございません……」

帝国海軍士官「貴様は降格の上、セイロンへ異動だ!!インド洋で海上輸送の護衛でもしているがいい!!分かったらさっさと出て行け!!」

帝国海軍士官「っ……謹んで拝命します……失礼します……」

「「「「……」」」」

帝国海軍士官「なぜあんな無能が我が海軍に居たのか理解しかねる……お前たちもだぞ!!聞いているのか!?」バンバン

帝国海軍士官「敵雷撃機に気をとられて急降下爆撃をゆるすなどありえん!!貴様らの目は節穴か!?訓練の時は寝ていたのか!?」

帝国海軍士官「貴様らのせいで我が海軍……ひいては畏れ多くも天皇陛下のお顔にも泥を塗ったのだ!!」

帝国海軍士官「事の重大さが分かっているのだろうな!?何たる失態だ!!帝国海軍始まって以来、最低の恥さらしだお前らは!!」

↓×1〜3
確かに秋月達にも落ち度がある。だがそれ以外の全責任をもかぶせられ、不当なほどに大将から一方的かつ高圧的に罵声を浴びせられ、非難され、否定され、嫌悪され、憎悪され、否定された秋月、照月、涼月、初月の心情と行動
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 17:51:31.30 ID:ueIVo85SO
じっと罵倒に対して耐える涼月、初月
そこまでされる謂れはないと抗議しようとする照月とその口を塞いで宥める秋月
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 18:28:01.83 ID:9/iocpEgo
ぐっ……!好き勝手言ってくれちゃって!何が天皇よ!そんな下らないもんのために戦ってるわけじゃないわ!勝手に滅びろ!文句を言うしか出来ない能無しめ!提督さえいらっしゃればお前など〜〜っっ!腹の中では大将に罵詈雑言を浴びせながら反省ししおらしくしたように装うのが4人の処世術
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 19:01:30.20 ID:k76k7/lbO
上司の罵詈雑言に歯を食い縛って耐えるが、居なくなった後に感情を爆発させる
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 21:11:03.16 ID:iWAZvtH60
秋月「申し訳ございません……大将、これが今回の報告書です……」スッ

帝国海軍士官「要るかそんなもの!!貴様らのような無能が作った報告書など読む価値はない!!」バッ

秋月「あっ……っ……すいません……」バラバラ スッ

帝国海軍士官「誰が拾い集めろと言った!?姿勢を崩すな!!話はまだ終わっていないぞ!!バカ者ども!!」

秋月「す、すいません……」ビシッ

「「「……」」」シュン

秋月(っ……確かに雷撃機に気を取られて上空に意識を向けられなかったのは私達の落ち度だ……けど……!!)

照月(そもそも敵の空戦力が事前の情報と全く違った……情報では飛行場への攻撃で壊滅的な被害を受けていたはずなのに……)

涼月(頑張って作った報告書なのに……読む価値が無いなんて……問題点の検討をするつもりがないのでしょうか……?)

初月(文句を言うしかできない能無しめ……!!お前のような奴が大将なんて……話に聞く提督のような人がなるべきだ。会ったことはないけど……)

帝国海軍士官「ふんっ、反省してしおらしくしたように装えばこの俺が騙されるとでも思ったか!?愚か者め!!」

帝国海軍士官「貴様らの目を見れば分かる!!その瞳の奥底にぎらつく反抗心は隠しようがないぞ!!」

「「「「っ……!!」」」」

帝国海軍士官「本日をもって貴様らは転属だ!!ちょうど特務機関が重要度の低い艦娘を募集していた!!それにお前らを推薦してやる!!」

秋月「と、特務機関ですか……?」

帝国海軍士官「喜べ!!奴らはいけ好かない連中だが、貴様らのような無能でも『役に立てる』作戦を立案中らしい!!」

帝国海軍士官「分かったらさっさと片付けて退出しろ!!追って特務機関から連絡が行くだろう!!それまで自室待機だ!!」



特務機関将校「では最後にもう一度作戦概要をおさらいする。お前たちは爆薬を積んだドラム缶を持てるだけ持ってサン・ナゼール港へ突撃してもらう」

特務機関将校「事前に空襲を行いはするが、他に支援はないと思え。ドイツ軍の駆逐艦に擬装して近付けるだけ近づくのだ」

特務機関将校「そして頃合いを見て破壊目標、ノルマンディ・ドッグとUボート・ブンカーへ突入しろ」

特務機関将校「そして爆薬を起爆させ、撤退しつつ砲撃で敵施設を可能な限り破壊しつつ安全圏への脱出を目指せ」

特務機関将校「敵の防衛戦力は多数の艦娘、戦闘艦、要塞砲が存在している。特に、敵80cm要塞砲は危険だ。艦娘であろうと直撃を受けたら即死すると思え」

↓×1〜3
言外に特攻して死ねと命令された秋月型姉妹の心情と反応
※拒否はできない
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 21:30:31.22 ID:39hyF+Wh0
大した作戦だこと……こんなんで勝てるなら誰も苦労しないってのよ……それとも今の海軍には飽和攻撃をしかける戦力はもうないの?それにドイツ軍駆逐艦に偽装するなら味方から打たれる可能性もある……!こんな作戦で命を落とすのは馬鹿げてる!とにかく姉妹全員で生き残る方法を考えましょう!生きることを全く諦めていない四人
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 21:48:49.93 ID:v0OFrLtrO
段々縛りがきつくなってる気がする…

747で、
精一杯戦うが、轟沈したと見せかけて、提督の下へ還ろう
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 21:53:24.76 ID:DNj1TUrXO
チャリオット作戦か
御国のためにいきますと受け入れる
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/07(水) 05:41:08.49 ID:D0BmQ5+O0
史実じゃ目的は達成したが参加兵力の1/3を失ったらしいな…
死亡フラグか
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 06:30:59.68 ID:mFXTlsMxO
1/3しか残らなかったの間違いでは?
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 06:44:08.79 ID:yyH+Qbu9O
純情かな?
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 09:26:09.28 ID:i5KaHbT10
「「「「……!!」」」」

特務機関将校「何か質問はあるか?」

秋月「あ、あります……この作戦……私達の生還は望まれていないという事ですか……?」

特務機関将校「まさか。望まれているとも。我々としては君たち全員に生還してもらいたいと考えている」

特務機関将校「だが、それが難しい事も重々承知だ。だからこそ、我々は喪失しても影響の少ない、重要でない艦娘を募集したのだ」

照月「これが作戦と言えるのですか……?こんなものが……こんなもので勝てるのなら誰も苦労しません!!」

特務機関将校「勝てるとも。少なくとも、君たちが全力を尽くせば目標であるノルマンディ・ドッグとUボート・ブンカーは確実に破壊できる」

特務機関将校「おそらく君たちと引き換えになるが。大きな損失だ。だが、あのドッグを破壊できればドイツ軍の大西洋で大型艦や艦娘が入渠できる拠点が無くなる」

特務機関将校「そうすれば敵を北海へ押し込むことができる。それがもたらす戦略的影響は計り知れない」

特務機関将校「それに加えてUボートの拠点がつぶれれば、我が軍やその同盟国の艦船がより安全に大西洋を航行できるようになるのだ」

特務機関将校「つまり、船団護衛にまわしていた戦力を戦闘に投入できる。……あまり我々を見くびってくれるなよ?」

特務機関将校「考えられる限りの可能性を検討してある。貴重な戦力、しかも艦娘をどうして無駄に使う事ができようか?」

特務機関将校「君たちがどう思っているのか分からないが、我々が喜んで年端もいかぬ少女に死んでこいと言うと……っ……思ったか……!?」ギュッ

特務機関将校「そんな訳……ないだろう……!!それでも、もうそう言うしかないのだ……」

特務機関将校「これは極秘の情報だが、君たちには知る権利がある。ドイツが、アフリカ大陸から新たに大量のウランを集めている」

特務機関将校「ウランは日本に落とされた新型爆弾……原子爆弾を製造するのに必要な資源だ」

特務機関将校「新たな原子爆弾を製造している可能性が高い。落とされるのは我々の頭の上かもしれないし、我々の故郷かもしれない」

特務機関将校「一刻も早く戦争を終わらせる必要がある。その為に、必要な事は何でもする」

特務機関将校「そして、サン・ナゼールの敵拠点を破壊することは必要なことで、そのために取りうる作戦の中で、様々な観点から考えてこれが最善なのだ」

涼月「っ……せ、正攻法では攻められないのですか……!?それに、ドイツ軍の駆逐艦に擬装したらいろいろと問題があるのではありませんか……?」
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 09:27:55.77 ID:i5KaHbT10
特務機関将校「その戦力は、ついこの間無くなった。報告書では君たちの落ち度だと聞いている」

特務機関将校「そしてドイツ艦に擬装することの問題点だが、存在しない。これは戦争だ。戦争に卑怯も何もない」

特務機関将校「違法だが、勝てば良かろうなのだ。戦争は負けてはいけない。どんな手を使ってでも勝たなくてはいけない」

特務機関将校「もちろん、同士討ちなどという間抜けなことが起きないように調整も行う。我々は馬鹿ではない」

初月「っ……僕たちはこんな作戦で命を落とす為に今まで生きてきたわけじゃない……!!馬鹿げている!!自分達でやったらどうなんだ!?」

特務機関将校「……やれるものなら、やっている。もちろん通常艦を使用した襲撃も日英で検討された」

特務機関将校「だが、それでは到達前に敵艦娘に沈められる可能性が高い。そしてこの作戦に二度めは無いのだ。奇襲でなくてはならない」

特務機関将校「手の内を知られたらもう通用しない。情けないことに我々は艦娘に……君たち小さな女の子に過酷な運命を押し付けざるをえない……!!」タラリ

「「「「っ!!」」」」ハッ

特務機関将校「……それでも、どうしても嫌だと言うのなら他をあたろう。君たちはいかなくてもいい」

特務機関将校「その代わり、誰か他の子がいく事になる。旧型艦である神風型か、睦月型か」

特務機関将校「あるいは、この前提督の護衛に失敗した朝潮型から志願を募ることになるだろうな」

特務機関将校「彼女たちは水雷戦隊の子たちだ。血気盛んな艦隊決戦の為の駆逐艦娘たちだ。きっと志願を募れば全員が志願する」

「「「「……」」」」

特務機関将校「自分で決めろ。志願するか、しないか。志願しなくても君たちが不利になるようなことはないと約束する。さあ、どうする?」

↓×1〜3
説明の為に集められた作戦会議室で特務機関将校がそう訪ねてくる。あまりの無念さの為か口を噛み切たようで口から血が垂れていた

秋月型たちの決断
※秋月型たちは提督と面識がない。噂に聞いた程度である
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 09:57:18.15 ID:yV4soK5wO
恐怖に震え、涙を流しながらまず秋月が志願
続いて姉妹たちも志願する
照月は覚悟を決めて、涼月は現実感がなく呆然と、初月は歯を食いしばって地面を睨み付けながら
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 09:58:00.90 ID:fyHaLZ+MO
思うところは多々あるが、自分達よりさらに小さな娘達を代わりに死に追いやってまで生きるのはできない
死ぬのは怖いが涙を流しながらも志願する
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/07(水) 11:25:37.38 ID:FSGxIYaFO
>>756
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 18:51:04.50 ID:i5KaHbT10
秋月「……志願します」ツゥー

照月「っ……ぐすっ……ひっく……し、志願……します……」ボロボロ

涼月「わ、私も……志願……します……っ……うぅ……うぅうううう〜〜〜!!」ペタン ボロボロ

初月「っ……僕は……僕も志願する……!!」ギリッ ツゥー

特務機関将校「……君たちの勇気と献身に敬意と感謝を。さて、ではこの作戦の指揮を執る指揮官を見繕わなくては」

初月「っ!!ならいい人がいる!!その人を指揮官にして欲しい!!僕は……僕たちは生き残ることを諦めないぞ!!皆で生きて帰るって……約束したんだ……!!」



提督(雲龍型三姉妹の悲報を聞いて俺はすぐにデヴォンポートの病院へと向かった。……雲龍と天城は面会すらできない状態だった)

提督(だが、葛城は意識があった。ベッドの上で様々な器具に繋がった状態であったが……)

提督(しかし運がいい。翔鶴のように、運が悪く1200 lb……545 kg 程度でも頭に直撃して生死を彷徨うこともある)

提督(だが、葛城のように運よく1tが直撃しても重傷を負う程度で命に別状はないこともあるのだ。俺は身動きできない葛城の頭を撫でる)

提督「葛城……生きていてくれてよかった。よく頑張ったな。グラーフ・ツェッペリンは暫く行動不能だろう」ナデナデ

提督「極限状態で果敢に反撃し、一矢報いて帝国海軍の意地を見せつけることができた。本当に……よくやってくれた」

↓×1〜3
作戦は失敗し、姉二人は生死の境を彷徨い、自らも重傷。そして沈めたつもりだったグラーフは中破しただけだったが、提督はそう言っている
自分は身動きできないこと踏まえて葛城の心情と行動
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 19:07:44.54 ID:rIDxDmvsO
この人の部下、いや恋人で本当に良かったと涙を流す
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 19:31:53.61 ID:0AMtdk4d0
て……ていとく……ごめん……雲龍姉と天城姉を守れなかった……ていとくもこれから戦いに行くんでしょ……?これ……持っていって……葛城の式神……降りかかる災いからていとくを守ってくれますようにって……かすれ声で謝罪し提督の身を案じ必死に手を動かして自分の式神を提督に託す葛城
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 20:03:38.88 ID:2W2xUkgt0
760
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/08(木) 02:36:10.94 ID:9v+enUhK0
葛城「て……ていとく……ごめん……雲龍姉と天城姉……守れなかった……」ポロポロ

提督「君は悪くない。敵だって優秀で、必死に戦っているんだ。気にしないでくれ」

葛城「うん……っ……て、ていとくもこれから戦いに行くんでしょ……?」グググッ ズキン

提督「っ!!葛城、安静にしていろ」

葛城「少しだけ……だから……これ……持って行って……葛城の式神……降りかかる災いからていとくを守ってくれますようにって……祈りを……」

提督(痛みに顔を歪めながら俺に手作りの式神を渡そうと震える手を伸ばす葛城。点滴の刺さった腕は痛々しく、心が痛んだ)

提督「葛城……ありがとう。肌身離さず持っているよ。大丈夫、俺は死なない」

葛城「うん……信じてる……何かあってもきっと私の式神が……守ってくれるからね……」



提督(見舞いを終えた俺は、帰路についていた。無理に時間を作ってきたのだ。近々、大きな作戦が計画されている)

提督(葛城はそれをまだ知らないはずだが……何か、察するものがあったのかもしれないな)



特務機関将校「あれが君たちが指揮官にと希望した提督だ。雲龍型の見舞いに来ていたらしい」

特務機関将校「部下を気にかける良い上官と言うべきか、それの為だけに前線を離れる無能と言うべきか、悩みどころだな」

秋月「あれが……!!初めて直接見ました……!!」

照月「スエズの英雄……!!アルハンゲリスクの不死身の提督……!!」

涼月「カッコイイけれど、ちょっと怖そうな人ですね……」

初月「……!!あれが提督……!!本物だ……!!」

特務機関将校「提督について調べさせてもらった。今回の作戦の指揮官として申し分ない。だが、彼には別の任務がある」

「「「「っ!?」」」」

初月「そ、それじゃ……」マッサオ

特務機関将校「だが、すべては彼次第だ。彼が進んで指揮官になると言うのであれば、こちらとしても大歓迎だ」

特務機関将校「こちらで打診しても良いのだが、それで断られた場合君たちは納得しないだろう」

特務機関将校「だから君たちが自分で頼むがいい。ただし、この作戦は最重要機密だ。詳細について話すことは赦さない」

特務機関将校「君たちが彼に話さなくてはいけないのは自分たちの特別任務の指揮官になって欲しい事」

特務機関将校「その特別任務は大変困難で自分たちの命の危険がある事、そして指揮官にならなくては詳細を伝えられず、詳細を知った後はもう後戻りできないことだ」

特務機関将校「任務地、内容、どのように命が危ないかなどのまだ知るべきではない情報を言ったりしたらどうなるかは説明しなくても分かるな?」

「「「「……」」」」コクリ

特務機関将校「チャンスはこれが最初で最後だ。もし失敗した場合はこちらで選抜した指揮官が君たちの指揮をとる。では、行くがいい」

↓×1〜3
秋月型がどのように提督に頼むか
※涼月は若干怖がっていることと、初月は提督のファンであることをふまえて

とそれを受けて提督の反応
※指揮官になるかならないかを明確に
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 03:21:16.02 ID:Jupe9z1vo
秋月を皮切りに、全員が提督へ私たちの命を預かって下さいと鬼気迫る面持ちで頼み込む

涼月は例え断られても何度も頼み込む所存で、既に気持ちが溢れかかっている彼女の瞳には、ありありと涙が湛えられているのが見てとれる
初月は提督に一目惚れで、その好意を全面に押し出し、言葉と眼差しで全幅の信頼と愛情を訴える
秋月・照月は初月の評と葛城の見舞の事実を認識し、提督に対し初月に劣らぬ信頼を寄せる
是が非でもこの人を指揮官にしないとと、その目は爛々としている

提督は彼女たちのただならぬ様子と雲龍型護衛の恩から、指揮官になることを快諾
今度は俺が君たちの命を守る番だと力強く笑ってみせる
その笑顔に涼月も安堵を覚える
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 03:25:41.25 ID:L5r9plfNO
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 03:30:25.36 ID:MNF6v6wsO
763
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/08(木) 13:59:17.21 ID:9v+enUhK0
初月「分かった。行こう、皆。あの人はどんな困難な任務でも被害を最小限に抑えてやり遂げてきた人だ」

初月「あの百万人の犠牲者が出たっていうアルハンゲリスクでドイツ軍に包囲されても部下の艦娘を一人も失わずに突破して生還した」

秋月「そうなの!?帝国海軍きっての名将とは聞いていたけど……あの人なら私達を助けてくれるのかも……!!」

照月「そんな事してたんだ……!!撤退命令が出ても一人だけ残って、一度街が敵に占領されても死なずに生還したことは噂で知ってたけどそれは知らなかった」

涼月「それは……何としてでもあの方に私達の指揮官になって頂かなくてはいけませんね……!!」

初月「そうだ。……提督!!」

提督「ん?君……たちは……?」

初月「うわぁ……!!僕、あの提督と話しているんだ……!!僕は秋月型四番艦、初月だ……です」ハッ

秋月「一番艦、秋月です。初めまして、提督」

照月「二番艦、照月です。ご活躍はかねがね伺っております」

涼月「さ、三番艦涼月です……あの……その……!!」ジワァ

提督「っ!!君たちが……かしこまらなくていい。私は口調やらなんやらと気にしたりはしない。初めまして。私は提督だ」

提督「君たちが負傷した雲龍たちを連れ帰ってくれたと聞いている。彼女たちは私の大切な部下なんだ。本当にありがとう」

初月「……!!」ゾクゾク

涼月「っ……お願いです、提督!!私達の特別任務の指揮官になってください!!じゃないと私……私達……!!」ジワァ

提督「っ!?特別任務……?」

秋月「そうです……その……詳細については機密保持の為に引き受けて頂かなくてはお話しできないんです……」

照月「その任務はとても難しい任務で……私達は……このままだとたぶん死んじゃうかなって……」

提督「っ!?」

初月「一度詳細を知ったらもう後戻りはできない。でも、僕たちには提督が必要なんだ。きっと提督にしかできない。……引き受けてくれるか?」

提督「もちろんだとも。引き受けよう。こうして私を頼ってきてくれたのだ。ならばそれに応えるのは帝国海軍軍人として当然のことだ」

「「「「!!」」」」

提督「君たちは雲龍たちの命を守ってくれた。ならば今度は私が君たちの命を守る番だろう?」ニコッ

涼月「……!!提督……」ニコッ

初月「っ〜〜〜!!」バッ ダキッ

「「「!?」」」

提督「っ……初月……?」

初月「僕は……提督、僕はお前が好きだ。一目惚れした」ジッ

「「「!!」」」

提督「は、初月……」

提督(その瞳にはハートが浮かんでいるようだった。その気持ちは本物だろう。しかし、もしかしたら熱しやすく冷めやすいのかもしれない)

特務機関将校「提督」

提督「っ!?貴方は……」

特務機関将校「初めまして。私は特務機関の者です。最後に私からも確認しますが、よろしいのですね?」

提督「なるほど、初めまして。帝国海軍の提督だ。もちろんだと言わせてもらおうか」

特務機関将校「ではついてきてください。我々の拠点に案内します」
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/08(木) 14:03:10.69 ID:9v+enUhK0


ドイツ軍守備隊将校「空軍とレーダー観測所より警告!!敵の大編隊がこちらへ向かって接近中とのことです!!」

ドイツ軍守備隊司令官「何だって!?敵の狙いは本国の工業地帯じゃなかったのか!?」

ドイツ軍守備隊将校「イギリス人やアメリカ人はそうですが、こちらへ向かっているのは日本の航空隊だそうです」

ドイツ軍守備隊司令官「奴らこの前我々に大敗したから頭にきているんだろうな!!すぐに警報を出せ!!」



ウゥーン ウゥーン ドンドンドン ドガァン

秋月「サイレンの音と砲声、爆発音……予定通り空襲が行われてるみたいね……誰も海上を警戒してはいないみたい」

照月「まさか空襲されてる軍港に突入しろなんて言われるとは思わなかったわ……誤爆とか本当に大丈夫だよね……?」

涼月「味方を信じましょう。そろそろ時間です。港湾施設への空襲は十分間止むはずですよ」

初月「敵も空襲中のサン・ナゼールに突入してくるとは思わないだろう、か……確かに敵に狙い撃ちにされるよりずっとマシだ」

ドイツ軍艦娘「Angriff!!Angriff!!(攻撃!!攻撃!!)全部撃ち落としてやりなさい!!」

「「「「Jawohl!!」」」」

ドイツ軍艦娘「っ!?ちょっと待って!!誰よあいつら!?どこの連中!?どこから来たの!?」

ドイツ軍艦娘「この時間に誰か来るなんて聞いてないわ!!暗くてよく見えないけど……あの艤装、何型の子たち?」

ドイツ軍艦娘「何で撃たないんだ!!空は敵で埋め尽くされてるのに!!あの爆発が見えないのか!?」

ドイツ軍艦娘「目がついていないんじゃないの!?それか弾切れなのよ!!」

ドイツ軍艦娘「よそ見しない!!敵に集中しなさい!!新手が来たわ!!」

ドイツ軍艦娘「まだ来るのか!!何機いるんだ!?五十機以上はいるぞ!!」

秋月「よし、ガスマスクと擬装のおかげで上手く騙せてるみたい!!作戦通り、私と初月がブンカーで照月と涼月がドックね!!」

「「「了解!!」」」



伊13「時間……だね……」

伊14「よーしやるよ!!大盤振る舞いだ!!」



ドイツ軍艦娘『司令部!!こちら哨戒艦隊!!敵のU-Boot(潜水艦)です!!雷撃を受けました!!」

ドイツ軍守備隊司令官「U-Boot!?っ……分かった。君たちは対空戦闘を中止して対潜警戒についてくれ」

ドイツ軍守備隊司令官「また、付近に敵水上艦が存在する可能性もある。十分に注意し、発見したらすぐに報告するように」

ドイツ軍守備隊司令官「他の子たちは防空壕に居るから増援は空襲が終わった後になる。頼んだぞ」

ドイツ軍艦娘『Jawohl, Herr!!』
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/08(木) 14:21:25.35 ID:9v+enUhK0


秋月「こっちはできた!!そっちは!?」

初月「できてる!!いつでもいいぞ!!」

秋月「点火するよ!!一分で起爆するからね!!全力で逃げて!!」

初月「分かってる!!」

秋月「三、二、一、点火!!」



ドッガァァァァン

ドイツ軍守備隊司令官「っ!?何だ今の爆発は!?報告しろ!!」

ドイツ軍守備隊兵士「不明です!!」

ドイツ軍守備隊司令官「明らかに爆撃の爆発じゃなかったぞ!!何かが起こっている!!確認するんだ!!」



照月「秋月姉!!成功したみたいね!!」

秋月「もちろん!!そっちは!?」

照月「準備できてるよ!!バッチリ!!」

涼月「敵の艦娘は対潜警戒に入ったようです。混乱と動揺が見られますが、私達に気がついた様子はありません」

初月「プランAのままでいけるぞ……!!ははっ、信じられない!!こうも簡単にいくなんて!!」

秋月「よし、じゃあさっさと終わらせて早く帰ろう!!」



提督(空襲の混乱に紛れて潜入し、破壊工作を実行する。そして離脱時は敵の対潜警戒に紛れて抜け出す。これがプランA)

提督(もし敵が気がついた場合は、そこまではたどり着けるであろう地点をあらかじめ決めておく)

提督(そして、その地点であえて自爆することで撃沈されたことを装いつつテストの時のように潜水艦娘が四人を回収して脱出する。これがプランBだった)

提督(改修の役目にはヒトミとイヨを抜擢した。全く別の地点から敵の警戒艦隊に雷撃することで対潜警戒につかせる任務もあったが、それもあの二人なら軽くこなせる)

提督(そして、実際そうだった。まあ、幸いなことに結局プランAのままで最後までいけたのだが。狙い通りだった)

提督(空襲されていて上空に敵がいるのにどこの所属か分からない友軍らしい誰かの正体を気にかける奴はいない)

提督(良くないことが起きて非常に混乱しているときが攻め時だと思いつかせてくれた山雲とあきつ丸に感謝だな)

提督(ともかく、サン・ナゼールのUボート・ブンカーとドックは完全に破壊され、もし再建するならば長い時間と大量の物資が必要となるだろう)

提督(敵は艦娘を入渠させるにはわざわざドイツ本国へ送らなくてはならなくなった。ブレストやシェルブールのものは本土陥落前にフランス軍によって破壊されているからな)

提督(一方、我が方の被害は空襲を実行した爆撃隊に多少の被害がでたのみ。挙げた戦果に対して非常に軽微だ。作戦は大成功だった)

提督(これもすべて特務機関や情報部、航空隊の協力と献身のおかげだった。そして何よりも……)

提督「よくやってくれた。非常に危険で難易度の高い作戦だったが、君たちのおかげでこれ以上ないほどに成功した」

提督「君たち全員の死の恐怖に負けない勇気と、今までのたゆまぬ努力、それに裏打ちされた優秀な能力の賜物だ。誇ってくれ」

↓×1〜3
秋月型姉妹と伊13、伊14の心情と反応
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 14:41:53.91 ID:Jupe9z1vo
秋月型は姉妹同士で抱き合いながら、生きて還ってこれたと涙ぐみ健闘を称え合う
提督のもとでなら不可能はない、と出来ることなら今後の提督指揮下の作戦にも参加したいと表明
尊敬に混じり、恋慕が読み取れるような熱視線を絶やさない

ヒトミ・イヨは秋月たちの心酔っぷりに共感、彼女たちに負けじと情欲と期待が篭った表情を向ける
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 15:21:20.41 ID:QaS2nPNXO
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 15:43:19.65 ID:/O6hIoQAo
追いついたが、このスレは>>1と長文の人だけで回してるようにしか思えない
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 17:00:43.53 ID:ZgTRmJYuo
769
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/08(木) 20:20:03.04 ID:9v+enUhK0
秋月「ありがとうございます!!っ……良かった……!!一時はもうダメだと思ったけど……本当に良かった……!!」ウルッ ダキッ ギュッ

初月「ああ、そうだな……!!」ウルッ ダキッ ギュッ

涼月「ぐすっ……ひっく……良かったよぉ……」ポロポロ ダキッ ギュッ

照月「涼月、泣かないで。こういう時は……笑うんだよ」ウルッ ダキッ ギュッ

伊13「うん、ありがとう……皆に自慢しちゃうね……?」ニコッ

伊14「またやっちゃったかー!!もっと褒めてくれてもいいよー?」ニコッ

提督(秋月型の子たちは互いに抱き合いながら生還を喜んでいた。その目には涙がいっぱいにたまっている)

提督(涼月に至ってはこらえきれずに涙を流していた。よほど安心したのだろうな。この子たちを守れて良かったと思った)

秋月「……司令、私達はこの後どうなるのですか?」

提督「んっ?元の艦隊に戻ることになると思うが……」

秋月「そうですか……あの、司令!!その……私達は司令の指揮下への転属を希望します!!」

提督「!!」

照月「私達防空駆逐艦の本分は対空戦闘です。現在、秋月型の姉妹たちは皆英本土に拠点を置く遣英艦隊に籍をおいています。防空駆逐艦の数は十分なはずです」

初月「対空戦力として僕たちはきっと役に立てる。提督の艦隊を護ってみせる。そもそも今までが不均等だったんだ。だから……だからどうか僕たちを指揮下に」

涼月「よ、よろしくお願いします、提督……!!ダメですか……?」

提督(熱っぽい、縋るような視線に見つめられる。その瞳には尊敬の念と、そして恋慕のようなものが渦巻いていた)

提督(この子たちは司令官である大将とうまくやれていないようだった。報告書によると、妹たちを守るためによく衝突しているそうだ)

提督(あの大将は優秀ではあるが、プライドが高く正直人格に難があると言わざるを得ない人物だ。放っておくとまたこのような任務に推薦されてしまうかもしれない)

提督(幸い、この子たちのおかげで他の姉妹は何とかうまくやれているようだし、この子たちを保護するという観点から考えると、そうした方が良いかもしれないな……よし)

提督「分かった。上にかけあってみよう」ニコッ

提督(俺は笑顔を浮かべてそう言う。すると秋月型の子たちは本当に心から嬉しそうな顔をした)

伊13「……よくやったって……言ったよね?」ジッ モジモジ

伊14「欲しいなーご褒美ー」ニタァ ペロリ

提督「!!」

提督(そしてそんな秋月型の様子を見ていたヒトミとイヨが情欲と期待を込めた表情で俺を見つめてくる)

提督「そうだな、もちろんだ」ニコッ



提督(俺がサン・ナゼールでの作戦の指揮をとるためにアゾレス諸島を離れている間、臨時に大将が大西洋艦隊の指揮を執っていた)

提督(ちょうどその時、大西洋方面ではアメリカ軍の主導による北アフリカのフランス領へ上陸するトーチ作戦が発動された)

提督(しかし、アメリカと日本は直接戦火を交えただけではなく、ハワイ海戦が外交上の手違いによる『だまし討ち』となってしまったせいで険悪な関係だった)

提督(そのため、結局日本はトーチ作戦に関わることができなかったようだ。まあ、アメリカ側はあの大戦力だ。助けは本気でいらなかったのだろう)

提督(しかし、それは大将の逆鱗に触れたようだった。俺が大西洋艦隊に戻ってきたとき、大将の機嫌は最悪だった)

帝国海軍士官「以上で引継ぎは終わりだ。まったく……このような厄介事を押し付けてくる事はこれっきりにして頂きたい」

提督「申し訳ない、大将。大きな作戦に参加できると喜んで引き受けてもらったと思ったが、違ったようだ。以降気をつける」

帝国海軍士官「っ……!!貴様は上手くやったようだな、提督。さすが調教師と言われるだけある。対深海棲艦の頃から問題児を手懐けるのが得意なようだ」

帝国海軍士官「そいつらはお手も満足にできない駄犬だったが、どのように調教したのか……今度是非ご教授願いたい」

↓×1〜3
それを提督の後ろに整列して聞いていた、提督の指揮下へ転属となるので挨拶の為に提督と一緒に自分たちを死地へ送った大将に会いに来ていた秋月姉妹の反応
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 20:34:20.88 ID:Jupe9z1vo
無用な争いは避けようと、目を伏せる
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/08(木) 20:42:57.41 ID:xVBUYvtRO
怒りを覚えるが、ここはグッと我慢だ
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 20:46:31.55 ID:rxCUsJUC0
我慢すべ
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 08:29:43.77 ID:UeuBg6w80
「「「「……」」」」

提督「申し訳ないが実は私は調教に関してはからっきしでね。私にできるのは本来の実力を引き出すことぐらいだ」

提督「それも、コレと言ってコツはない。普通の人間なら誰でもできることをしているだけでしかない」

帝国海軍士官「あまり調子に乗るなよ、若造……!!お前などただ運が良かっただけだ……!!」

提督「分かっているとも。我々の役目は、運以外のあらゆる事を塗りつぶすことだ」

帝国海軍士官「ふん……では帰らせてもらう。挨拶はいらないぞ、駄犬ども。せいぜいそいつに尻尾を振って媚びておくのだな」

秋月「……お世話になりました、大将」

提督(大将殿が肩を怒らせながら部屋を出て行く。俺は秋月たちに向き直る。目を伏せていた秋月たちが顔を上げて俺を見つめた)

提督「大将殿の言う事は気にしなくていい。そんな無駄な事に君たちの貴重な時間を使わないようにしてくれ」

「「「「……!!はい!!」」」」

提督(俺の言葉に顔を綻ばせる秋月たち。そして元気に返事をするのだった)



提督(俺は新たに配下に加わった秋月たちのことを鹿島に任せることにした。少し探すとすぐに鹿島は見つかった)

提督「鹿島」

鹿島「っ!!提督……!!戻られたのですね」

提督「ああ。ついさっきな」

提督(俺の呼びかけに驚いたように目を見開き、ついでこちらへ寄ってくる。俺は秋月たちを紹介しようとした)

提督「鹿島、紹介する。この子たちはっ!?」ビクッ

「「「「っ!?」」」」ピクッ

鹿島「……暫くこうさせてください」ダキッ ギュッ

提督(だが、できなかった。鹿島に抱きつかれ、思いっきり抱きしめられる。鹿島のいい匂いが漂ってきた。柔らかい体が押し付けられる)

提督「か、鹿島……!!」

「「「「……!!」」」」

鹿島「……!!……。……♪」ニタァ ギュッ スリスリ

「「「「っ!!」」」」ゾワッ

提督(甘えるように頬を擦り付けてくる鹿島。暫くの間抱き締められた。俺は、とりあえず軽く抱きしめる)

「「「「……」」」」

鹿島「……もう大丈夫です。それで、何か鹿島に御用ですか?提督さん」

提督「あ、ああ……紹介する。新しく配属された秋月、照月、涼月、初月だ。君には慣れるまで彼女たちのことを頼みたい」

提督「君は確か以前彼女たちの訓練を見ていただろう?秋月たちも君についてもらった方が安心できるはずだ」

鹿島「なるほど、分かりました。お久しぶりですね、皆さん。改めまして自己紹介を。練習巡洋艦鹿島です」ニコッ

鹿島「新しい艦隊に配属されて何かと不安があるかと思いますが、鹿島が皆さんにつきます。精一杯頑張りますからよろしくお願いしますね」スッ

↓×1〜3
一連の流れをふまえて握手を求められた秋月型の反応
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 10:46:00.89 ID:w3EwWI3go
一旦は鹿島と普通に握手と挨拶を交わす
提督と別れた後、秋月型は初月を皮切りに鹿島へ提督との関係を問う
鹿島は包み隠さず話し、ハーレムの存在も明かしてしまう
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 12:17:40.47 ID:GrsUh2aYO
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 13:13:33.29 ID:IA6q8A00o
えっ……えー……鹿島さんと提督って付き合ってるの?鹿島の行動に驚いたけど気を取り直して握手。前スレから提督のファンだった初月だけは面白くなさそう
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 00:50:35.62 ID:n2SsCgI00
秋月「……はい。よろしくお願いします、鹿島教官」スッ ギュッ

鹿島「もう教官ではありませんよ。今では私なんかより貴方たちの方が経験豊富なベテランです」ギュッ

秋月「ありがとうございます、鹿島教官」

提督「……?」

提督(鹿島と秋月たちが握手と挨拶を交わす。が、どうにも秋月たちの表情がぎこちない気がする……)

提督(特に初月の様子がおかしい……まるで必死に取り繕っているかのように顔が引き攣っている)

鹿島「では、挨拶も済みましたし早速この拠点を案内しますね。では提督。失礼します」

提督「あ、ああ……頼んだ」



初月「鹿島教官!!」

鹿島「……どうしましたか、初月さん」

初月「鹿島教官は……提督どどのような関係なのですか……?」

鹿島「……彼と、ですか」

秋月「彼……」ジッ

照月「……!!」ゴクリ

涼月「っ……」

初月「……そうです」

鹿島「……私の口からそう聞かないと納得しませんか?」

「「「「……!!」」」」

初月「っ……!!」ギリッ ギロリ

秋月「……」シュン

照月「……」ジッ

涼月「……」ジワァ

鹿島「ふふっ、その目……分かります。皆さんは彼のことが……提督のことが好きなのですね?」

初月「……だったら、なんなんだ?」

鹿島「悪いですけど、彼は私のモノですから。諦めてくださいね♪」ニコッ

「「「「っ!!」」」」

初月「……!!断るって言ったら?鹿島教官」ギリッ

鹿島「ふふっ……私から彼が取れると思うのであれば、どうぞご自由に♪」クスリ

初月「っ……」ガクリ ジワァ

「「「……」」」

鹿島「……なんてね。ごめんなさい。虐めすぎましたね。安心してください、皆さん」

秋月「えっ……?」

鹿島「皆さんが望みさえすれば、きっと提督は皆さんのモノに……いえ、皆さんも提督のモノになれますよ♪」ニタァ
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 00:52:22.03 ID:n2SsCgI00


鹿島「提督さん♪」

提督「鹿島?秋月型の子たちの案内は終わったのか?」

鹿島「はい、一通りは。ところで提督さん。今お時間ありますか?」

提督「時間?ああ。どうしたんだ?」

鹿島「結構長くかかると思うのですが、問題ありませんか?」

提督「長く?」

鹿島「はい。二、三時間は見積もって欲しいです」

提督「ふむ。そうだな……大丈夫そうだ。それで、どうしたんだ?」

鹿島「それはお楽しみです♪ついてきてください、提督さん」



提督(鹿島に連れられて廊下を歩いて行く。……あれ以来、鹿島は特に変わった様子はなかった。確かに、ミステリアスな魅力が加わったと話題になった)

提督(だが、基本的には優しさや謙虚さ、そして甲斐甲斐しさを兼ね備えた優しい人当たりの良い性格の鹿島のままだった)

提督(致命的なほどに鹿島を歪めてしまったと思ったが……もしかしたらそうでもなかったのかもしれない)

鹿島「この部屋です、提督さん」

提督「そうか。さて、そろそろ何の用なの……か……」

秋月「あふっ……あふぅ……し、しれい……あへ……すきぃ……」トロン ピクンピクン

照月「あっ……!!んっ……ふあぁ……!!提督……!!」ドキドキ ピクッ ピクッ

涼月「やぁ……!!こ、こんなのやっぱり……提督、見ないでください……!!んぅっ!!」カァッ ポロポロ モゾモゾ ビクン

初月「て、提督……んっ……ぼ、僕は……ふぅっ……僕は……!!」ジッ ドキドキ キュンキュン

提督「……っ!?」

提督(その部屋には、秋月たちが居た。ただし、尋常ではなかった。鹿島が俺を部屋に押し込む)

提督(あまりの事に俺は呆然としていて抵抗することすらできなかった。鹿島が続いて部屋に入り、鍵を閉める)

鹿島「どうですか、提督さん?この子たち、皆提督さんのことが好きなんですって。一目惚れしたって教えてくれました♪」
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 00:56:10.03 ID:n2SsCgI00
提督(鹿島がとても楽し気にそう言う。まず秋月のもとへと歩み寄った。そして手を秋月の顎に添えると、俺の方を向かせる)

鹿島「秋月さんは、いままで自慰の経験も無かったそうです。性の目覚めを経験していなかったみたいなので、女の子の悦びを教えておきました♪」

秋月「あふっ……き、きもちいいよぉ……だめだよこんなの……あたまとろけちゃうから……」トロン

提督(秋月は半袖インナーと赤い下着姿で足をM字に開くように縛られていた。顔はだらしなく蕩け、虚ろな瞳には妖しい光が灯っている)

提督(その秘所に当たる部分は小さなふくらみがあり、そこからのびたピンク色のコードがインナーの下……胸の谷間にへと消えていた)

鹿島「逆に照月さんはおませさんでした♪なんと窓付きのを履いていたんですよ?経験はないようですけど、一人では良くするそうです。ね、照月さん?」

提督(次いで照月に歩み寄った鹿島は照月の頭を撫でる。そして指で髪を梳くと照月の秘め事をばらす)

照月「いやぁ……!!言わないで……!!違うよ、提督……!?私、そんなんじゃ……このパンツも違うの……!!」カァッ フルフル

提督(女の子座りをした照月は制服を着たままだが、スカートの下から同じようなピンク色のコードが伸びて、白ソックスに入れたリモコンに繋がっている)

提督(手は後ろに回されており、ジャラジャラと音が立っていることからして……どうやら、手錠をかけられているようだ)

鹿島「涼月さんは、恥ずかしがりやさんです。そういうことに興味深々なのに、必死で隠していました。優しくしてあげてくださいね?」

提督(そして涼月に歩み寄る鹿島。縛られた涼月の身体を蠱惑的に撫でまわし、それに反応して涼月の身体が震える)

涼月「やぁ……!!か、鹿島さん……もう止めてください……!!んはぁ……!!おかしくなっちゃうぅ……!!」

提督(涼月は、胸や臀部の丸みを強調するようにピッチリと体に張り付いた白インナーだけの姿になっていた)

提督(体を亀甲縛りにされ、テープで胸の先端の突起にローターがつけられている。身を捩らせるたびに結び目が秘所を刺激していた)

鹿島「そして初月さんは、今までそういう事を毛嫌いしてきたみたいです。けど、自分の身体が提督さんのを受け入れられるようになってるって知ったらほら……♪」

提督(最後に初月に歩み寄った鹿島はインナー越しに初月の秘所に指を這わせ、かきまぜる。淫らな水音が俺まで聞こえた)

初月「んはぁ!!っ……提督……僕……いいよ……来て欲しい……体のじゅんび、しておいたから……」

提督(初月は黒いインナーに制服のコルセットのようなアレをつけていた。それのせいで涼月より胸が強調されている)

提督(そして切なそうな表情で俺を見つめている。まるで挿入を誘うように腰を浮かしていた)

提督「あの事、話したのか……!?」

鹿島「はい♪さあ、提督さん。どの子でも好きな子から提督さんの女にしてあげてください。皆、それを望んでいるんですから♪」ニタァ

提督(鹿島が言っていることが本当かどうかの確証などなかった。だが、目の前に広がる官能的な光景に理性が溶かされていく。俺は……)

↓×1〜3

1. 本能のままに初月にぶち込む
2. 蕩け切った秋月の頭をさらに蕩けさせる
3. むっつりだった照月にお仕置きする
4. 涼月を女にして度胸をつけてあげる
5. 鹿島を叱る(性的に)
6. 鹿島を叱る(常識的に)
7. その他自由に
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 01:15:20.57 ID:k13Bb03Ro
6の後提督自ら秋月たちにハーレムに加わる意思を問う
肯定的な返答があるのでそのまま1〜4を順番に実行して一人ずつ皆に膣出し
最後に5
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 01:20:29.81 ID:GbgqHq0oo
784
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 01:56:51.39 ID:pt8THR2DO
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 13:24:56.61 ID:TOpSk2FDO
理性プッツンしそうになるがなんとか踏み止まる
こいつはハッキリ言って調子に乗り過ぎだ。放って置けばマウントを取られかねない。
不本意だがお仕置きと調教が必要だろう。

秋月型全員の意志を確認してから一度鹿島を褒める。
俺も縛ってみたいと鹿島にロープ(若しくは拘束具)を用意させるが隙を見て鹿島を縛り上げる。

秋月型四人と愛し合う様子を見せつけながら徹底した放置プレイ。

788 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/10(土) 13:33:30.64 ID:iVmc1oBqo
長文気持ち悪い
死ね
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 15:25:00.12 ID:Pxurj5IkO
荒れないでくれー
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