あなたの目の前に、ひとりの少女が座り込んでいます。

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264 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/22(金) 22:24:12.42 ID:584v3D7no
>>263
 ではあなたは少女にワンピースを見せ、その反応を確認します。
 少女はワンピースを見ても、特に抵抗や拒絶をする様子はありません。
 もしあなたが少女を病衣から着替えさせるのであれば、それは問題なく完了されます。
 ワンピースは汚れ一つなく、少女の身体にピッタリと合っています。
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 22:29:20.99 ID:D1s/DJpwo
ワンピースに着替えさせる
266 : ◆zZ7exL.IXI [sage]:2017/12/22(金) 22:30:08.57 ID:pWhgr9TUo
透明なジグソーのピースを朱色のジグソーに嵌めてみる
267 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/22(金) 22:32:54.78 ID:584v3D7no
>>266
 ではあなたは透明なピースを持ち出すと、それを朱色のパズルへとはめ込みます。
 それは難なく成功し、ピースはパズルにしっかりと合致します。
 結果として、透明なピースは朱色の絵の中で明らかに浮いているはずです。
 そしてそれが成功したからといって、何か特別なことが起こるわけではありません。
268 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/22(金) 22:34:04.91 ID:584v3D7no
>>265
 ではあなたは少女をワンピースに着替えさせます。
 それは既に成功しており、今の少女は未成熟な裸体に、薄いワンピースを1枚羽織った形となります。
 ワンピースからは少女の肢体が、影になって透けています。
269 : ◆zZ7exL.IXI [sage]:2017/12/22(金) 22:38:21.34 ID:pWhgr9TUo
透明なピースを何のピースも嵌められていないパズルに嵌めてみる
270 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/22(金) 22:42:15.04 ID:584v3D7no
>>269
 ではあなたは透明なピースを、何も嵌められていないパズルに嵌め込みます。
 ピースはパズルにしっかりと嵌り、その存在感を誇示しています。
 ピースを嵌め込んだからといって、何らかの変化が訪れる様子はありません。
 パズルを完成させるには、あと24枚のピースが必要です。
271 : ◆zZ7exL.IXI [sage]:2017/12/22(金) 22:47:02.80 ID:pWhgr9TUo
少女の部屋の丸皿を回収し西の未空色の部屋へ
272 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/22(金) 22:51:18.66 ID:584v3D7no
>>271
 ではあなたは少女の部屋に置かれていた丸皿を回収し、空色の部屋を登ります。
 丸皿の上には未だパン屑が残っています。
 あなたはそれを捨てても、或いは捨てずに何らかの方法で使用しても構いません。

 あなたが未空色の間にある西側の扉に鍵を挿せば、扉は音を立てて開きます。
 部屋からは変わらず風切り音が鳴り響き、空気は薄く、そしてやや強めの風が吹き抜けています。
 部屋では円状に、等間隔で台座が置かれています。
 台座は全部で6つ存在します。距離から考えて、複数の台座から同時に道具を持ち出すのは難しそうです。
 台座にはそれぞれ、順番に次のものが置かれています。
「硝子で出来たジグソーパズルの模型」
「硝子で出来たリゾットの模型」
「硝子で出来たシチューとそれを入れる皿の模型」
「硝子で出来た鍵の模型」
「硝子で出来たツルハシの模型」
「硝子で出来た宇宙服の模型」
273 : ◆zZ7exL.IXI [sage]:2017/12/22(金) 22:55:38.97 ID:pWhgr9TUo
リゾットの模型を手に取る本物になった時に備えもってきた丸皿も準備
274 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/22(金) 22:57:50.57 ID:584v3D7no
>>273
 ではあなたはリゾットの模型を手に取ります。
 あなたが模型を手に取ると、同時に他の台座が地面に沈み、まるでそこには何もなかったかのように消えてしまいます。
 あとに遺っているのは丸皿とそれに乗せられた模型、そしてそれを持つあなたのみです。
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 23:00:55.65 ID:pWhgr9TUo
そのまま部屋を出る
276 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/22(金) 23:03:29.55 ID:584v3D7no
>>275
 ではあなたは模型を皿に入れたまま、部屋から退出します。
 あなたが部屋から出ると、同時に扉が閉まって施錠され、鍵が排出されます。
 部屋の内部からは幾つかの駆動音が、同時に響いています。
 それと時を同じくして、あなたの持つリゾットの模型が前触れ無く砕け散り、耳障りな音を立てます。
 模型であった破片は今、あなたが持つ丸皿の上に存在しています。
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 23:12:25.77 ID:Y6gbWE+i0
南西のサソリの像の鋏が取れないか確かめてみる
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 23:13:00.09 ID:pWhgr9TUo
北西の部屋に入り模型があるのであれば鍵の模型を手にする
279 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/22(金) 23:18:45.12 ID:584v3D7no
>>277
 ではあなたは橙色の部屋に行き、南西の蠍の像の鋏を確認します。
 しかし部屋は光源が殆ど存在せず、その詳細を確認することはできません。
 もしあなたが像について詳細に知りたいのであれば、まずは光源を探してくる必要があるでしょう。
 ただあなたが触れる限りでは、像の鋏は本物の刃さながらに研がれており、あまり触りすぎると怪我をしそうです。

>>278
 ではあなたは未空色の間の北西の部屋に入り、その内部を確認します。
 部屋の内部は他の部屋と同じく、6つの台座が等間隔に並べられたものです。
 勿論鍵の台座も確認でき、あなたはそれを回収することができます。
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 23:25:05.20 ID:pWhgr9TUo
鍵の模型を持って外に出る
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 23:25:44.52 ID:Y6gbWE+i0
北西でつるはしを取る(友引はまだだよね)
282 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/22(金) 23:34:59.46 ID:584v3D7no
>>280
 ではあなたは鍵の模型を持ち、部屋の外へと退出します。
 あなたが部屋を退出した瞬間、部屋の扉は一人出に閉まり、施錠され、鍵は排出されます。
 それと同時に、部屋の内部から幾つかの駆動音が聞こえてきます。
 部屋の扉が閉まると、あなたの持つ鍵の模型は粉々に砕け、耳障りな音を立てます。

>>281
 ではあなたは再び未空色の間の北西の部屋に入り、今度はツルハシを手に持ちます。
 その瞬間他の台座は降下し、やがて見えなくなります。
 あとに残ったのはツルハシの模型を持つあなただけです。
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 23:43:15.12 ID:Y6gbWE+i0
でましょう
284 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/22(金) 23:45:04.59 ID:584v3D7no
>>283
 ではあなたは模型を持ったまま、部屋を退出します。
 あなたが部屋を退出すると部屋の扉は閉まり、鍵は自動的に排出され、そして施錠されます。
 それと同時に、内部から幾つかの駆動音が聞こえます。
 あなたが部屋を出た瞬間、あなたの持つツルハシの模型は粉々に砕け散り、その場に崩れ落ちます。
 後にはただ、硝子の破片が残るばかりです。
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 23:49:44.41 ID:pWhgr9TUo
北西のリゾットの模型を丸皿に載せて持ち出す
286 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/22(金) 23:55:07.13 ID:584v3D7no
>>285
 ではあなたは未空色の間の北西の部屋へと侵入します。
 あなたが未空色の鍵を扉に挿し込みそれを開けば、奥にあるのは最早見慣れた未空色の小部屋です。
 あなたは小部屋でリゾットの模型を丸皿に載せると、それを部屋の外へと持ち出します。
 あなたが模型を手に取れば、瞬間他のすべての模型が降下し、地面の下へ沈んでいきます。

 あなたが模型を持ったまま部屋から出ると、パリン、という硝子の割れる音があなたの耳に響きます。
 それと同時に部屋の扉は閉まり、施錠され、未空色の鍵は排出されます。
 部屋の中では幾つかの駆動音が重なって聞こえます。
 あなたの持つ丸皿の中には、粉々になった模型の破片があります。
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 00:03:58.45 ID:+Yowxq+SO
少女の尻を撫でる
288 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/23(土) 00:09:49.56 ID:dSOlda8jo
>>287
 ではあなたは灰色の部屋に戻り、少女の尻を撫で回します。
 まだ年端もいかない少女の臀部は小ぶりで、しかし女性的な丸みを持ち始めています。
 その柔肉はあなたの手に吸い付くようで、まるでマシュマロのように形を変え、しかしあなたが手を離せば元に戻ります。
 少女は自らの臀部を触れるあなたを、無表情にじっと見つめ続けています。
 少女が行為を拒絶したり、或いは逆に肯定するような様子は見受けられません。
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 00:16:17.95 ID:rFxbhHA50
手元にある荷物の確認をしてみる
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 00:22:46.08 ID:Kg3JqDpK0
「硝子で出来たジグソーパズルの模型」
「硝子で出来たシチューとそれを入れる皿の模型」
「硝子で出来た宇宙服の模型」
これらを今までと同じ手段で外に出す壊れてもめげない
291 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/23(土) 00:34:56.36 ID:dSOlda8jo
>>289
 ではあなたは現在あなた自身が持っている道具を、今一度よく確認してみます。
 あなたは現在、次のようなアイテムを持ち運び、使用することができます。
灰色の部屋/「灰色・空色・未空色・朱色のジグソーパズル(ピース抜け)」
灰色の部屋/「硝子のジグソーパズル(残り24ピース)」
灰色の部屋/「黒い立方体」
灰色の部屋/「"Document;A"と表題された羊皮紙の古書」
灰色の部屋/「灰色に塗りつぶされた無題の文庫本」
灰色の部屋/「パンが乗っていた丸皿」
灰色の部屋/「赤いどろどろの液体が入った厚底のカップ」
灰色の部屋/「ハートのキーホルダーがついた桃色の鍵」
灰色の部屋/「"ENERGY DRINK"と記述された24本の185ml缶(1本開封)」
灰色の部屋/「毛布」
灰色の部屋/「白いワンピース」
空色の部屋(1F)/「2個のプリンの空容器と丸皿」
空色の部屋(1F)/「灰色の絵画」
空色の部屋(2F)/「"Lost property storage date"から始まる藁半紙のメモ」
空色の部屋(4F)/「白菫色の鍵」
空色の部屋(4F)/「虹色の鍵」
未空色の部屋/「シチューが入っていた丸皿」
未空色の部屋/「宇宙服」
朱色の部屋/「朱色の唐傘」
朱色の部屋/「2個の空のティーカップ・ティースプーンと丸皿」
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 00:38:36.63 ID:+Yowxq+SO
少女の髪を手ですく
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 00:40:05.09 ID:ZBxoZ+oVo
少女にキスをするようにうながす
294 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/23(土) 00:47:46.24 ID:dSOlda8jo
>>290
 ではあなたは再び未空色の間に行き、北西の部屋を出入りします。
 あなたが出入りする度に扉は自動的に閉まり、施錠され、鍵は排出し、そして駆動音が鳴ります。
 あなたが未空色の部屋でオブジェクトを手に取れば、その瞬間全ての台座は降下し、床の下へ沈み込んでいきます。

 あなたがジグソーパズルの模型を持って外に出れば、その瞬間に模型は割れ、粉々になって地面に崩れ落ちます。
 あなたがシチューとそれを入れる皿の模型を持って外に出れば、その瞬間に模型は割れ、粉々になって地面に崩れ落ちます。
 あなたが宇宙服の模型を持って外に出れば、その瞬間に模型は割れ、粉々になって地面に崩れ落ちます。
 何れもその後に残るのは、粉々になった模型と、あなただけです。

>>292
 ではあなたは少女の髪に手をやり、その頭にすっと通します。
 透き通った白銀はあなたの指を通ってきらきらと煌めいており、手櫛は絡まることもなく流れるように梳かれていきます。
 ふわりと舞った髪からは甘いミルクのような、少女特有の匂いが漂ってきます。
 少女はあなたの行為に抵抗することもなく、ただぺたりとその場に座り込んだまま、それを受け入れます。
295 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/23(土) 00:51:33.22 ID:dSOlda8jo
>>293
 ではあなたは少女に、口付けを行うよう促します。
 少女はあなたの言葉を聞くと、躊躇うこともなく、無表情に顔をあなたに近づけていきます。
 その後に少女の唇が、あなたの唇と少しだけ触れ合います。
 それはバードキスと呼ばれる口付けです。あなたが少女から顔を話さない限り、少女はずっとそれを続けるでしょう。
 或いはあなたは、少女にそれ以上を要求しても構いません。
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 00:57:44.95 ID:ZBxoZ+oVo
ディープキスをする様に要求
297 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/23(土) 01:03:18.67 ID:dSOlda8jo
>>296
 ではあなたは一旦少女と顔を離し、少女により深い口付けをするよう求めます。
 少女はその言葉を聞くと、じっと紅の双眸で、あなたを見上げます。
 そこに何らかの感情が込められているのか、無表情な彼女から察することは難しいでしょう。
 あなたが行為を強要するのでなければ、少女はそのまま暫く、じっとあなたを見上げています。

 もしあなたがそのまま少女を待ち続けていたのであれば、暫くの後に少女はあなたの頭を両手で抱きかかえ、2つの唇を交差させます。
 唇だけがより深く繋がるそれは、一般的にはソフトキスと呼ばれるものです。
 少女があなたの命令に背いたのはやりたくないという意志の表れなのか、それともより深いキスの知識が無いのかはわかりません。
 少女は接吻の最中であるにも関わらず、無表情にあなたを見つめ続けるばかりです。
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 01:29:34.19 ID:Kg3JqDpK0
d71IHLIpjQ 07D3SU0V9s JD.VwwZJF6 zZ7exL.IXI
dYePB6wwQ2 で金庫の4、5、11を開けていく
無理だったら次のコードを入力し、3個すべて開いたら終わりにする
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 02:44:54.00 ID:+Yowxq+SO
少女の耳元でかわいいと囁く
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 14:40:12.28 ID:M7w0eDSpO
東の絵画を持って東の部屋に行き、絵画の模型を取る
東の絵画を部屋に置いて部屋を出る
301 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/23(土) 21:26:31.17 ID:dSOlda8jo
>>298
 ではあなたは灰色の部屋に戻り、金庫横のコンソールに幾つかの英数字の羅列を入力していきます。
 あなたがコンソールに「d71IHLIpjQ」と入力すると、ディスプレイは次のような文字を出力します。
「...ERROR_ACTIVE_CONNECTIONS. Please try again.」
 その後、コンソールは再び入力待ちの状態へと戻ってしまいます。
 それ以外に、この操作によって何らかの変化は確認できません。

 あなたがコンソールに「07D3SU0V9s」と入力すると、ディスプレイは次のような文字を出力します。
「...ERROR_ACTIVE_CONNECTIONS. Please try again.」
 その後、コンソールは再び入力待ちの状態へと戻ってしまいます。
 それ以外に、この操作によって何らかの変化は確認できません。

 あなたがコンソールに「JD.VwwZJF6s」と入力すると、ディスプレイは次のような文字を出力します。
「...ERROR_ACTIVE_CONNECTIONS. Please try again.」
 その後、コンソールは再び入力待ちの状態へと戻ってしまいます。
 それ以外に、この操作によって何らかの変化は確認できません。

 あなたがコンソールに「zZ7exL.IXI」と入力すると、ディスプレイは次のような文字を出力します。
「...ERROR_ACTIVE_CONNECTIONS. Please try again.」
 その後、コンソールは再び入力待ちの状態へと戻ってしまいます。
 それ以外に、この操作によって何らかの変化は確認できません。

 あなたがコンソールに「dYePB6wwQ2」と入力すると、ディスプレイは次のような文字を出力します。
「...ERROR_ACCESS_DENIED. Please try again.」
 その後、コンソールは再び入力待ちの状態へと戻ってしまいます。
 それ以外に、この操作によって何らかの変化は確認できません。

 結果として、あなたは一つたりとも金庫を開けることは叶いません。
 全てのパスワードは、間違っているか、或いは別の理由によって拒絶されます。
302 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/23(土) 21:32:23.63 ID:dSOlda8jo
>>299
 ではあなたは、少女の耳元でその愛らしさを口にして囁きます。
 あなたの囁きに対して、少女は無表情を貫いたまま、大きな反応を表す事はありません。
 そこには褒められたことへの喜びも、或いは耳元で囁かれた事への嫌悪感も見えません。
 少なくとも、表面上は。

>>300
 ではあなたは未空色の東の部屋に行き、硝子で出来た絵画の模型を回収します。
 あなたが中央のパネルを剥がしてみれば、絵画の模型が乗った台座がゆっくりと持ち上がります。
 あなたはその模型を手に取り、それを床において部屋を出ます。
 あなたが部屋を出れば、扉は閉まり施錠され、鍵は排出されます。
 それと同時に部屋の内部からは硝子が割れるかのような耳障りな音と、幾つかの駆動音が響き渡ります。
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 21:36:24.28 ID:AP70wb0p0
少女にこちらから舌を入れてディープキス
たっぷり一時間
304 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/23(土) 21:42:31.74 ID:dSOlda8jo
>>303
 ではあなたは少女に近づき、その唇を自らの唇で塞ぎます。
 少女は変わらず、あなたの行為にソフトキスで答えようとします。
 あなたが舌を少女の唇の間に割り入れると、少女の閉じた歯が開かれ、その奥にある舌へと辿り着きます。
 少女の身体は脱力しきっており、無表情な紅の双眸は、あなたを受け入れているようにも、あるいは諦めてなすがままになっているようにも見えます。
 あなたは力の抜けきった舌を無理矢理自らの舌に絡めると、より深い交合を開始します。
 あなたが少女の口内を蹂躙している間も、少女からはあなたを拒絶する様子が見られません。
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 21:48:05.55 ID:AP70wb0p0
今度は今のディープキスを少女から行うよう促す
306 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/23(土) 21:54:47.59 ID:dSOlda8jo
>>305
 ではあなたは少女に、今の行為を自ら行うよう要求します。
 あなたの要求に対して、少女はすぐその行為を行うこと無く、両の紅でじっとあなたを見つめ続けるばかりです。
 暫しあなたの視線が、少女の視線と交差します。
 少女が何を考え何を訴えたいのか、その無表情な瞳や顔から読み解くことは難しいでしょう。

 もしあなたが、数分続く少女の沈黙の後も要求を撤回しないのであれば。
 少女はあなたに顔を近づけ、あなたの唇と自身の唇を重なり合わせます。
 合わさった唇の間からは少女の舌が伸び、それはあなたの唇と絡み合って、睦み合います。
 その動きは、あなたの先程の下の動きを、正確にトレースしているように見えます。
 蠢き合う2つの舌の間から、どちらのものかもわからない唾液が溢れ、床に染みを作ります。
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 21:58:16.34 ID:FHx6bRCPo
キスするのをやめる
308 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/23(土) 22:00:19.14 ID:dSOlda8jo
>>307
 ではあなたは、舌の交合を取りやめ、少女から顔を離します。
 離れた2つの舌の間には透明な橋がかかり、それは弛んで、やがて離れます。
 行われた行為に対して、少なくとも見た限りでは、少女が何らかの反応を示す事はありません。
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 22:00:43.82 ID:AP70wb0p0
陰部の濡れ具合を確認する
310 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/23(土) 22:33:02.32 ID:dSOlda8jo
>>309
 ではあなたは少女のワンピースを捲り、その奥にある秘裂を確認します。
 秘裂はまだ性的な開花を見せてはおらず、縦筋はしっとりと閉じて外部の干渉を拒んでいます。
 本来まだ隠されるべき部分を視線に晒されている少女は、しかし無表情を崩すことはありません。
 ただじっと、あなたを見つめ続けるばかりです。
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 23:24:24.67 ID:ZBxoZ+oVo
未空色の間の東・北東・北西・西・南西・南東の全ての部屋から鍵の模型を持ち出してみる
312 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/23(土) 23:30:40.50 ID:dSOlda8jo
>>311
 ではあなたは未空色の部屋に向かい、6方向すべての部屋から鍵の模型を持ち出します。
 あなたが未空色の鍵を鍵穴に差し込めば、全ての穴において共通して、扉は開き内部を確認できます。
 すべての部屋において、内装は共通されます。ただし東の小部屋に限り、部屋の中央の床が少しだけズレています。

 あなたが東側の部屋から鍵の模型を持ち出せば、途端に扉は閉まり、鍵は排出されます。
 あなたが持つ鍵の模型は粉々に砕け散り、破片となって足元に散らばります。
 あなたが北東側の部屋から鍵の模型を持ち出せば、途端に扉は閉まり、鍵は排出されます。
 あなたが持つ鍵の模型は粉々に砕け散り、破片となって足元に散らばります。
 あなたが北西側の部屋から鍵の模型を持ち出せば、途端に扉は閉まり、鍵は排出されます。
 あなたが持つ鍵の模型は粉々に砕け散り、破片となって足元に散らばります。
 あなたが西側の部屋から鍵の模型を持ち出せば、途端に扉は閉まり、鍵は排出されます。
 あなたが持つ鍵の模型は粉々に砕け散り、破片となって足元に散らばります。
 あなたが南西側の部屋から鍵の模型を持ち出せば、途端に扉は閉まり、鍵は排出されます。
 あなたが持つ鍵の模型は粉々に砕け散り、破片となって足元に散らばります。
 あなたが南東側の部屋から鍵の模型を持ち出せば、途端に扉は閉まり、鍵は排出されます。
 あなたが持つ鍵の模型は粉々に砕け散り、破片となって足元に散らばります。
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 23:38:12.60 ID:Kg3JqDpK0
こりゃもう虹色のカギを使うべきでないか?
個人的には少女が探してた友引の何かが気になるが

懐中電灯が入ったガラスケースを北西の部屋に持って行き置いて出る
314 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/23(土) 23:42:14.21 ID:dSOlda8jo
>>313
 ではあなたは橙色の部屋にある懐中電灯が入ったショーケースを、持ち歩こうと考えます。
 しかしショーケースは床にぴったりと接着されており、動かすことは叶いません。
 加えて言うのであれば向きも完全に固定され、人の手で動かすことはできないようです。
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 23:47:38.53 ID:ZBxoZ+oVo
至極色の広間にあるショーケースを橙色の間に運び懐中電灯の光が当たる場所に設置する
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 23:48:44.54 ID:Kg3JqDpK0
割るか
強化ガラスも点の力で簡単に割れるらしいし
文庫本をハンマー、カギを釘として使用する
317 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/23(土) 23:57:40.12 ID:dSOlda8jo
>>315
 ではあなたは至極色の間にあったショーケースを持ち出し、懐中電灯の光の先にそれを設置します。
 ショーケースの中にある白石が懐中電灯の光に当たった瞬間、石はまるで光を吸収しているかのように、仄かに光りはじめます。
 そして石が光り始めたのと同時、石の中に小さなひとつの影が表れます。
 その影は、鍵の形をしているように見えます。影そのものもまた微かに、紫色の光を放っています。

>>316
 ではあなたは力学的な知識を用い、ショーケースを破壊しようと試みます。
 しかしあなたがどのように力を奮っても、ショーケースにはヒビはおろか、傷一つ付くことはありません。
 勿論あなたの行為は、物理力学的には間違いなく正しいものです。
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 23:59:54.67 ID:Q1d9p63mO
一人空気読まず荒らしてるのがおるな。
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 00:07:48.45 ID:KiohctFFo
ショーケースに変化がないか確認
320 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/24(日) 00:10:37.95 ID:CKyzq11Ro
>>318
 あなたは自分自身が間違えた行為をしている時があるのではないかと苦悩します。
 しかしこの空間内において、あなたの行動に「間違い」は存在しません。
 或いはこの少女を助け出すために足枷の鍵を探すのも、或いは全てを諦めて少女と閉じた世界に残るのも
 或いはここから逃げ出すために探索するのも、或いは謎めいた仕掛けの推理をするのも
 或いは少女と愛に満ちた行為を行うのも、或いは少女の無垢な肉体にあなたという存在を刻みつけるのも
 或いは「あなた」の行動をあなた自身が妨害するのも、その妨害を無視してあなた自身がそれを貫くのも
 あなたのありとあらゆる行動を、この世界は容認し、許容します。
 なぜならば、それを選択しているのは、他ならぬあなた自身の意志なのですから。

>>319
 ではあなたは白い石の入ったショーケースを光から遠ざけ、再び2つのショーケースを観察します。
 懐中電灯が入ったショーケースに、何らかの変化は見受けられません。
 白い石が入ったショーケースは、光が当たらなくなった瞬間に輝きを失い、元の状態へと戻ります。
 勿論透けて見えていた鍵も、今は見ることができません。
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 00:12:15.56 ID:KiohctFFo
未空色の間の東・北東・北西・西・南西・南東の全ての部屋からつるはしの模型を持ち出してみる
322 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/24(日) 00:14:47.34 ID:CKyzq11Ro
>>321
 ではあなたは未空色の部屋に向かい、6方向すべての部屋からツルハシの模型を持ち出します。
 あなたが未空色の鍵を鍵穴に差し込めば、その奥にあるのはもはや見慣れた、未空色の小部屋です。
 小部屋には均等に、円状になって6つの台座が置かれています。またそれとは別に、東側の部屋の中心にあるタイルはズレ、下に台座が見えています。

 あなたが東側の部屋からツルハシの模型を持ち出せば、途端に扉は閉まり、鍵は排出されます。
 あなたが持つツルハシの模型は粉々に砕け散り、破片となって足元に散らばります。
 あなたが北東側の部屋からツルハシの模型を持ち出せば、途端に扉は閉まり、鍵は排出されます。
 あなたが持つツルハシの模型は粉々に砕け散り、破片となって足元に散らばります。
 あなたが北西側の部屋からツルハシの模型を持ち出せば、途端に扉は閉まり、鍵は排出されます。
 あなたが持つツルハシの模型は粉々に砕け散り、破片となって足元に散らばります。
 あなたが西側の部屋からツルハシの模型を持ち出せば、途端に扉は閉まり、鍵は排出されます。
 あなたが持つツルハシの模型は粉々に砕け散り、破片となって足元に散らばります。
 あなたが南西側の部屋からツルハシの模型を持ち出せば、途端に扉は閉まり、鍵は排出されます。
 あなたが持つツルハシの模型は粉々に砕け散り、破片となって足元に散らばります。
 あなたが南東側の部屋からツルハシの模型を持ち出せば、途端に扉は閉まり、鍵は排出されます。
 あなたが持つツルハシの模型は粉々に砕け散り、破片となって足元に散らばります。
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 00:19:31.53 ID:Ri26tVXR0
至極色の部屋のショーケースを少女に見せる
324 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/24(日) 00:23:02.69 ID:CKyzq11Ro
>>323
 ではあなたは少女の目の前に、至極色の間にあった白い石のショーケースを持って行きます。
 あなたが少女はそれを紅の双眸で一瞥したあと、あなたの方をじっと見つめます。
 そして少女は小さく横に首を振った後に、あなたが持つ朱色の唐傘と、朱色のジグソーパズルを指差します。
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 00:27:22.50 ID:KiohctFFo
朱色の部屋に白い石のショーケースを持て移動する
326 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/24(日) 00:30:59.08 ID:CKyzq11Ro
>>325
 ではあなたは白い石のショーケースを持って、朱色の部屋に向かいます。
 朱色の部屋は変わらず先が闇で覆われており、定期的に鳥居が立てられています。
 緋色の床の上には、中心から7m程度だけが石畳で覆われています。
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 00:35:28.38 ID:Ri26tVXR0
石畳を観察する
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 00:36:09.74 ID:KiohctFFo
緋色の床の中心にショーケースを設置する
329 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/24(日) 00:45:12.29 ID:CKyzq11Ro
>>327
 ではあなたは、石畳を注意深く観察します。
 それは何の変哲もない石畳です。
 道の中心には前回あなたが進んだ足跡がまた残っています。

>>328
 ではあなたは緋色の床の中心、石畳の上にショーケースを設置します。
 しかしショーケースをそこに置いても、白い石に何らかの変化が訪れる様子はありません。
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 00:52:11.97 ID:Ri26tVXR0
石畳を進む
331 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/24(日) 00:59:59.71 ID:CKyzq11Ro
>>330
 ではあなたは石畳を特に何かに注意することもなく進んでいきます。
 道を進んでいると、室内であるにも関わらずまるで雨のように天井から水滴が零れ落ち、ぽつぽつぽたぽたとあなたを濡らしていきます。
 石畳の道はまだ遠く、その先は闇に覆われています。
 しかしあなたが望むのであれば、まだあなたはこの道を歩き続ける事ができます。
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 01:05:50.47 ID:Ri26tVXR0
あえて傘を差さずに行く足元は気を付ける
333 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/24(日) 01:08:30.30 ID:CKyzq11Ro
>>332
 ではあなたは傘をささず、緋色の道を進んでいきます。
 周囲は少し薄暗くなり、雨は歩く度に勢いを増し、ぽつぽたぽつぽつぽたとあなたの肩に降りかかります。
 そのうちに足元の石畳も濡れ、滑りやすくなっています。
 道はまだ長く、定期的に立つ鳥居も延々と続いています。
 あなたが望むのであれば、まだあなたはこの道を歩き続ける事ができます。
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 01:42:26.97 ID:Ri26tVXR0
引き返す
335 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/24(日) 01:52:07.48 ID:CKyzq11Ro
>>334
 ではあなたは道を引き返し、再び入り口へと戻ります。
 あなたが帰り道で扉につくまでの距離は、行き道に歩いた距離の半分にも満ちません。
 あなたが踵を返せばすぐに、あなたは入り口の扉に辿り着きます。
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 02:12:35.60 ID:Ri26tVXR0
少女に何を使えばいいか聞く
持ってるものを見せうなずいたものだけを選ぶ
337 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/24(日) 02:20:08.04 ID:CKyzq11Ro
>>336
 ではあなたは朱色の道を超えるのに、何の道具が必要かを少女に問いかけます。
 少女はあなたを一瞥した後に、先ず朱色の唐傘を指差します。
 そして次に少女は、あなた自身の脚を指差します。
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 04:07:36.71 ID:Ri26tVXR0
唐傘をもって慎重に緋色の部屋の道を行く
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/24(日) 21:45:21.10 ID:KiohctFFo
唐傘をよく観察する
340 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/25(月) 17:49:27.59 ID:dI0ni80Eo
>>338
 ではあなたは唐傘をその手に持ち、緋色の道を万全の注意で以て進んでいきます。
 道の先は昏く、壁や床の色と併さってまるで夕暮のようです。

 道を進んでいると、室内であるにも関わらずまるで雨のように天井から水滴が零れ落ち、ぽつぽつぽたぽたとあなたを濡らしていきます。
 石畳の道はまだ遠く、その先は闇に覆われています。
 それでもあなたはまだ、道を先に進んでいきます。
 
 周囲は少し薄暗くなり、雨は歩く度に勢いを増し、ぽつぽたぽつぽつぽたとあなたの肩に降りかかります。
 そのうちに足元の石畳も濡れ、滑りやすくなっています。
 道はまだ長く、定期的に立つ鳥居も延々と続いています。

 やがて周囲は足元もよく見えないほどに昏くなり、雨足は強く、ぽつぽたぽつぽたぽたあなたを濡らそうとします
 足元の石畳の所々には水溜りが出来、あなたがそれを踏む度にパシャパシャと音を立てます。
 道の先はまだ暗闇に閉ざされ、鳥居は相も変わらず定期的に聳え立っています。
 あなたが望むのであれば、まだあなたはこの道を歩き続ける事ができます。

>>339
 ではあなたは、緋色の唐傘をよくよく観察します。
 それは緋色の傘布でできた、極めて古典的な和傘です。
 和傘故にそれはそれなりの重量を持っており、雨粒が当たることでぽつ、と音を立て、水滴が地面にぽた、と落ちていきます。
 和傘そのものに対して、それ以上発見できることはありません。
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 18:46:15.14 ID:0cwD70Ax0
手に持って歩いてるだけ?傘を差して進む
342 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/25(月) 21:27:48.01 ID:dI0ni80Eo
>>341
 ではあなたは朱色の傘を開き、それを頭の上に掲げます。
 傘は雨音を弾いて、不思議な旋律を奏でています。
 あなたは自身に雨が降りかからないことを確認すると、再び夕暮の道を進んでいきます。

 あなたが先に進めば、雨はいよいよ豪雨となり、何処からか風も吹き荒びます。
 傘は雨粒を弾き、ぽつぽつぽたぽつぽたと規則的な旋律を生んでいます。
 更にあなたが進んでいけば、雨粒は水溜りを弾いてぽつぽたぽつぽたぽたと雨音を響かせます。
 あなたが望むのであれば、まだあなたはこの道を歩き続ける事ができます。
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 22:37:00.57 ID:OwPYstWqo
歩き続ける
344 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/25(月) 22:49:08.28 ID:dI0ni80Eo
>>343
 ではあなたは、豪雨が続く道を更に歩き続けます。
 周囲にはもう光源が無くなり、床の色はおろか、あなたはあなた自身すら視認することは困難を極めます。
 降り続く雨はあなたの耐力を奪い、吹き付ける風はその進路を阻み、深くなる闇は歩いている方向すら定かでなくなります。
 耳障りな雨音は、まるでノイズ音のようです。

 あなたが歩く度、朱色の傘が雨を弾いてぽつぽた、ぽつぽつぽたと音を鳴らしています。
 ぽつぽたぽつぽた、ぽつぽつぽたぽつぽた。断続的に鳴るそれは、まるで傘そのものが演奏を行っているかのようです。
 あなたが望むのであれば、まだあなたはこの道を歩き続ける事ができます。
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 22:51:15.08 ID:OwPYstWqo
更に進む
346 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/25(月) 22:59:44.44 ID:dI0ni80Eo
>>344
 ではあなたは過酷たる豪雨の道を、諦めずに直進していきます。
 既に風は嵐と化しており、あなたは目を開けていることすら難しく感じます。雨粒は真横から吹き抜けてあなたの身体に当たり、まるで弾丸のように肌を叩き続けます。
 雨音のノイズは足音を消し去り、足元の水は歩いているという感覚すら失わせます。
 周囲の温度は雨によって極端に低下しており、あなたの身体はより冷たく、より鈍くなっていきます。
 今どこを歩いているのか。そもそも自分は今ちゃんと歩けているのか。
 既にそれすらも、あなたは曖昧になっていることでしょう。

 ぽつぽた、ぽたぽつぽたぽたとどこかで雨が弾ける音がします。
 ぽたぽた、ぽたぽつ、と傘が雨を弾く音が僅かに聞こえます。
 それがどこで聞こえたかすら、今のあなたには定かではありません。
 ただ己の信念の命ずるままに、この石畳の道を進んでいるだけです。
 そして、あなたが望むのであれば、まだあなたはこの道を歩き続ける事ができます。
347 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/25(月) 23:00:39.12 ID:dI0ni80Eo
>>346 訂正

>>345
 ではあなたは過酷たる豪雨の道を、諦めずに直進していきます。
 既に風は嵐と化しており、あなたは目を開けていることすら難しく感じます。雨粒は真横から吹き抜けてあなたの身体に当たり、まるで弾丸のように肌を叩き続けます。
 雨音のノイズは足音を消し去り、足元の水は歩いているという感覚すら失わせます。
 周囲の温度は雨によって極端に低下しており、あなたの身体はより冷たく、より鈍くなっていきます。
 今どこを歩いているのか。そもそも自分は今ちゃんと歩けているのか。
 既にそれすらも、あなたは曖昧になっていることでしょう。

 ぽつぽた、ぽたぽつぽたぽたとどこかで雨が弾ける音がします。
 ぽたぽた、ぽたぽつ、と傘が雨を弾く音が僅かに聞こえます。
 それがどこで聞こえたかすら、今のあなたには定かではありません。
 ただ己の信念の命ずるままに、この石畳の道を進んでいるだけです。
 そして、あなたが望むのであれば、まだあなたはこの道を歩き続ける事ができます。

348 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 23:40:35.33 ID:OwPYstWqo
ENERGY DRINKを飲む
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/25(月) 23:55:37.50 ID:0cwD70Ax0
宇宙服を着込んで可能なら傘を差し進む
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 00:09:48.25 ID:DTaPWtSY0
そして進む
351 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/26(火) 00:27:00.05 ID:tVXuKjGUo
>>348
 ではあなたは「ENERGY DRINK」と記載された青いアルミ缶を懐から取り出し、口に含みます。
 瞬間、濃い砂糖の甘味と化学薬品の香り、多量のカフェインがあなたの口内一杯に広がります。
 喉を通る液体は二酸化炭素を多量に含み、気泡となって消化器官を刺激します。
 人工ビタミンとアルギミンがあなたの神経を昂ぶらせ、強制的にその身体を動かそうと心臓を発起させます。
 あなたはどくどくと全身が漲り、滾っていくのを感じるでしょう。
 心臓はより早くより強く鼓動を初め、全身に行き渡る血が冷えた身体に熱を与えます。
 凍えて止まっていた思考が、みるみるうちに再生していくのを感じます。
 あなたの命の灯火を代償にして。

 あなたは身体が熱くなり、全身が再び活動を始めるのを知覚できるでしょう。
 これなら、こんな豪雨でも苦もなく進んでいけそうです。
 あなたの脳は興奮し、痛みはアドレナリンが緩和し、多少の無理が効くようになります。

>>349
 ではあなたは再び宇宙服に袖を通し、傘をさして先へと進んでいきます。
 先程飲んだ飲料の効果もあり、あなたはより覚醒した状態で先へと進めます。
 あなたが差している傘は雨粒を弾いて、ぽたぽつぽたぽつぽたぽつと音を立てています。

 あなたが道を進んでいると、闇の中、ふいにあなたは灯りを見つけます。
 あなたがそこまで進めば、それはひどく旧い小屋であるとわかります。
 灯りは小屋の中から漏れ、周囲をオレンジ色に染め上げています。また、小屋の中からは香ばしい匂いが漂っています。
 あなたは茶屋を無視して、再びこの朱色の道を進んでも構いません。あるいは小屋に1つだけある入り口から、小屋に入る事も可能です。
 勿論、このまま引き返すことも出来ます。
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 00:42:09.83 ID:ER4suplKo
小屋に入る
353 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/26(火) 00:54:35.52 ID:tVXuKjGUo
>>352
 ではあなたは道を逸れ、小屋の中へと侵入します。
 小屋の中は12畳程度の座敷になっていて、部屋の中心には囲炉裏が備えられています。
 部屋の照明となるのは、囲炉裏の中で燃えている火と、部屋のそこかしこに置かれた灯籠です。
 囲炉裏には自在鉤を引いた鍋が吊るされており、鍋を熱しています。鍋には蓋がされており、その奥でぐつぐつと何かが煮だっています。
 囲炉裏の前には小さな木箱が置かれています。木箱は蓋がされ紐が括られており、木箱の蓋には鬼らしきものが描かれています。
 それ以外に、この小屋に何らかの目を引くオブジェクトは確認できません。
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 01:03:07.44 ID:ER4suplKo
一通りオブジェクトを確認する
355 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/26(火) 01:13:08.56 ID:tVXuKjGUo
>>354
 ではあなたは、小屋にあるオブジェクトに一通り目を向けます。
 あなたが木箱の紐を解くなら、木箱の中には2本の鍵が収納されています。
 2本の鍵のうち、1つは緋色に染められた鍵です。その鍵は、これまであなたが見てきたものによく似ています。
 2本の鍵のうち、もう1つは卯の花色に染められた鍵です。これもまた、あなたが見てきたものによく似ています。
 箱の中は2つの鍵によって、紅白を作っています。

 次にあなたは、囲炉裏に掛けられた鍋を確認します。
 あなたが鍋を開ければ、中では鯛が野菜や豆腐と一緒に煮込まれています。
 鯛は長時間の煮炊きによってぐつぐつと柔らかく煮込んでおり、温かそうな湯気を発しています。
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 01:20:30.65 ID:ER4suplKo
鍋の中身を一口食べてみる
鍵を回収する
357 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/26(火) 01:31:07.35 ID:tVXuKjGUo
>>356
 ではあなたは鍋の中身を一口分掬い、それを口にします。
 具を食めば、魚の薫りと、野菜の甘味が調和して口いっぱいに広がります。
 鍋はまだ温かく、雨で凍えたあなたの身体は氷解していくことでしょう。
 もしこれを食べて暖を取れば、あなたはこの豪雨の中、更に先に進んでも倒れる事はないでしょう。

 次にあなたは、箱に収納された2つの鍵を回収します。
 それは問題なく成功し、あなたの手元には緋色の鍵と卯の花色の鍵が残ります。
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 01:33:59.46 ID:ER4suplKo
鍋の中身を食べ暖を取ってから先に進む
359 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/26(火) 01:44:10.96 ID:tVXuKjGUo
>>358
 ではあなたは鍋の中身を十分に食してから、小屋を出て道を更に進んでいきます。
 外は未だに豪雨が降り注いでおり、吹き抜ける風があなたの体温を奪ってなりません。
 しかしあなたの腹の中では先程の鍋が熱を持ち続けており、暫くは体調に異変が出るほど身体が冷えることもないでしょう。
 あなたは朱色の唐傘を差し、宇宙服を着ると、再び歩を進め始めます。
 唐傘は雨粒を弾き、ぽたぽつぽたぽたと音を立てています。

 やがてあなたが先に進むと、小屋の光はもう見えなくなり、再び漆黒の闇があなたを覆い尽くします。
 石畳は雨粒を受けて、ぽたぽたぽつぽたぽつと音を立てています。
 あなたが歩く度に雨足は強くなり、周囲の気温は更に下がっていきます。
 耳に聞こえるのは、ぽたぽたぽつぽつという雨粒の音だけです。
 一寸先も見えない不安と急激に下がった温度が、あなたを苦しめ続けます。

 あなたが望むのであれば、まだあなたはこの道を歩き続ける事ができます。
 ただしこれ以上先に進む場合、もしあなたの体調が優れなかったり身体が冷えたままであれば、意識を失う可能性はあるかもしれません。
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 01:49:18.61 ID:ER4suplKo
更に進む
361 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/26(火) 01:55:28.72 ID:tVXuKjGUo
>>360
 ではあなたは豪雨に負けず、更に先へと進んでいきます。
 嵐は継続的にあなたの体温を奪い、あなたの生命を終わりに至らせようとします。
 しかしあなたは直前の食事によって体温を維持しており、倒れることはありません。
 あまりの風に牛歩になりながらも、着実に歩は前へと進みます。

 唐傘は雨粒を弾き、ぽつぽつぽたぽつぽたと音を鳴らしています。
 あなたが歩く度に足元の水溜りが弾け、ぽつぽつぽたぽつと断続的な演奏を奏でます。
 雨粒は周囲の鳥居へとぶつかり、ぽつぽたぽたぽたと雨足を響かせます。

 あなたが望むのであれば、まだあなたはこの道を歩き続ける事ができます。
 ただしこれ以上先に進む場合、もしあなたの体調が優れなかったり身体が冷えたままであれば、意識を失う可能性はあるかもしれません。
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 02:01:07.45 ID:ER4suplKo
更に進む
363 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/26(火) 02:09:33.36 ID:tVXuKjGUo
>>362
 ではあなたは意を決して、更に道を進んでいきます。
 あなたの差す唐傘には雨粒が当たり、ぽたぽたぽつぽたぽたと不思議な旋律を奏でます。
 石畳の床は濡れ、あなたは気をつけていなければ転んでしまうかもしれません。
 周囲にはまるで神社のように鳥居が並び、雨粒を弾き合ってぽたぽつぽたぽたと雨音を響かせます。
 周囲は昏く、風は吹き荒び、あなたは目を開いていることすら困難になるでしょう。

 やがて歩いていると、あなたは不意に雨足がやんだことに気づくはずです。
 既に傘は雨粒を弾いてはおらず、ぽたぽたと水滴を流すのみです。
 目を開けば周囲は明るくなっており、周辺の朱色の壁と、今あなたが真ん中を通ってきた石畳が確認できます。
 あなたの前には、ひとつの扉が存在します。
 それは、あなたがこの部屋に入ってくる時に通った朱色の部屋です。
 あなたは、いつの間にか部屋の入口まで戻っていた事に気づくはずです。
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