あなたの目の前に、ひとりの少女が座り込んでいます。

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682 ： ◆ALICE2/HGg [saga]：2018/01/11(木) 11:30:25.60 ID:UQ+6OusPo

>>509　描写ミスにつき訂正
>>504
　ではあなたは懐中電灯の灯りの向きを変えながら、それぞれの方向を照らしてオブジェクトを確認します。
　あなたが懐中電灯を回す旅、月のような丸い灯りが部屋を浮き周ります。
　像が置かれている方向と、それぞれを照らして得られる情報は以下の通りです。
北／「#9ACD32」と刻まれたネームプレートがかかった扉が照らされている
北北東／美しい女とその娘の像。その下半身は魚と化しており、それらは紐で括られている
北東／腰巻きを撒いた青年と彼によく似た少女が、羊に跨っている。懐中電灯の灯りを当てると、少女の像だけがまるで影のように掻き消える
東北東／野花を摘んでいる幼い女性と、そこに近づく巨大な牡牛。良く見れば牡牛の像は動かすことができる
東／あなたが出てきたばかりの「#FFA500」とネームプレートがかけられた扉が照らされている。もしあなたが扉を開いたままであれば、その奥の至極色の廊下が照らされている
東南東／細剣を構えている痩せた美青年。その顔はどこか悲しそうに歪んでいる。良く見れば美青年の横には、何か別の像を置くためのスペースが存在している。美青年の像は動かすことができる
南東／何かが置かれている。その周辺に9匹の蛇が常に纏わりついているため、像の外見を確認できない。懐中電灯の灯りを近づけると、蛇があなたに襲いかかろうと構え始める。あなたはこのまま、ここに灯りを当てようとしても構わない
南南東／巨大なライオンの像。ライオンは天高く咆哮しているように見える。その口元には、小さな金貨が光り輝いている
南／腐った柘榴の像が置かれている。柘榴の周りには、脱ぎ散らかされた布衣らしきものが見える
南南西／台座の上には何も置かれていない。よく見れば、台座には何かを置くべきスペースが見える
南西／高貴な格好をした女性と、その肩に乗る蠍の像
西南西／台座そのものが無い。地面をよく見れば、何か重いものが乗せられていた痕跡がある。床には重い物を擦ったような黒い後があり、それは西側の部屋へと続いている
西／「#ADFF2F」と刻まれたネームプレートがかかった扉が照らされている
西北西／下半身が馬、上半身が男性の半人半獣を象った像。像は楽しそうに弓矢を番えている
北西／顔は山羊、下半身は魚の尾を持った男性が、羊を率いている様子の像
北北西／両手で水瓶を持った顔つきの優しい青年の像。水瓶からは水滴がぽとりぽとりと断続して落ちている


>>676
　ではあなたは黒パンを割り開くと、その中身を確認します。
　皿の上には黒パンが2つ置かれていますが、それぞれパンの中には、異なるオブジェクトが含まれています。
　まず1つ目の黒パンの中には、若葉色に塗りつぶされた鍵が混入されています。その鍵は、これまであなたが見てきた鍵と全く同一の形をしています。
　2つ目の黒パンの中には、小さなメモ紙が折りたたまれて混入されています。あなたがメモを開けば、中には細やかなゴシック体で次のような文言が記述されています。
"The moon is shone by the sun."
"Giving light and water to buds, you can make a willow."
"However, when lighting willow, it will wither."

　次にあなたは先程コンソールを操作して手に入れた鍵を、リモコンのダイヤルを回して変化させようとします。
　しかしあなたがどのダイヤルにリモコンを合わせても、その鍵に変化が訪れる様子はありません。
　その鍵は変わらず、見る角度によって様々に色を変える、虹色の輝きを保持しています。