あなたの目の前に、ひとりの少女が座り込んでいます。

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745 ： ◆ALICE6.PAk [saga]：2018/03/08(木) 06:34:41.06 ID:SLggp9pA0

>>731
　ではあなたは再び月白色の部屋へと向かいます。
　部屋は相も変わらず狭く、3つの台座以外の存在が確認できません。
　あなたが台座から鏡の盾と勾玉を手に取れば、それは問題なく持ち運ぶ事ができます。

　あなたは再び緋色の部屋を潜ると、南東に描かれた、石画の前に向かいます。
　あなたが右の緋色の部屋に入れば、瞬間、あなたは一つの変化に気がつくはずです。
　即ち、南東側に存在していた「蓋された岩の洞窟」の画がなくなり、代わりにそこには「鏡を持った嫋やかに微笑む女性」の石画が存在しているということです。
　石画には扉が存在しており、そこには「#DC143C」とかかれたネームプレートがかかっています。
　これらの変化以外に、盾と勾玉を持ち出したことによる変成は見受けられません。

>>735 >>737-740
　ではあなたはこれまでの全てを諦め、少女と廃れた日々を過ごそうと考えます。
　あなたが疲れ切った顔を少女に見せるのであれば、少女は無表情にじっとあなたを見つめたあと、ゆっくりとあなたに近づいていきます。
　そして憔悴したあなたを屈ませると、その顔を小さな身体で抱きしめます。
　あなたの顔は少女の胸元に抱かれ、無成熟の柔らかさと温かさ、そしてミルクのような甘い香りを堪能できるはずです。
　少女はあなたを胸元に抱いたまま、小さな手で、あなたの頭を撫で始めます。

　あなたはここで探索を打ち切り、少女とこの灰色の部屋で一生を暮らしても構いません。
　もしあなたがそれを望むのであれば、少女にそれを打ち明けるべきでしょう。
　それを否定できる人間はここにはいません。
　諦めるのも諦めないのも、全てあなたの選択です。