乳ダンガンゼEROンパV3 〜みんなのハラマシアイ新学期〜

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726 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/11(日) 20:22:01.26 ID:+xTlXngG0
ゼERO「走るぞ最原!! こいつは5方向に精子を発射する!!」

最原「う、うん!!!」

ジェネラル「ちんちん元気ーーーー!!!」シコシコ

ドピュッドピュッ!!

ゼERO「くそ……あいつらが飛ばす精子の所為で洞窟はめちゃくちゃだ!!」

ゼERO「転送装置はどこにあるんDAAAAAAAAAAA!!!!」
727 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/11(日) 20:22:31.99 ID:+xTlXngG0
続きは明後日
728 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:24:36.56 ID:xdeOLDuo0
一方

白銀「着いた……みたいだね」

赤松「ここは……」

SEエックス「ここは……イレギュラーハンター本部前DA!!」

百田「随分とでけータワーだな……」

入間「……ぷっ!!」

入間「あっひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

白銀「い、入間さん!!?」

赤松「ゼEROくんみたいな笑い方してどうしたの!!?」

入間「だって……テメーらのアバター……」

入間「すっげー不細工だからよーーー!!! あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」
729 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:25:17.67 ID:xdeOLDuo0
百田「そういうオメーも似たようなもんだろ!!」

入間「え、ええっ!? オレ様は可愛いだろ!!」

SEエックス「お前はデブDA」

白銀「ね、ねぇ。 とりあえずその話は後にして……」

白銀「今は思い出しライトを探さない?」

赤松「うん、それに賛成だよ!!」

SEエックス「よし、タワーの中に入ろう」
730 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:26:03.28 ID:xdeOLDuo0
SEエックス「タワーの中の構造も……俺が知ってるのと全く一緒だ」

百田「こんなのをわざわざ作るなんてよ……モノクマはSEエックスの事を知ってるのか?」

SEエックス「分からない……思い出せない」

入間「ケッ、下い事ばっか考えてるから思い出せねーんだろーが」

SEエックス「お前DA!!」

入間「オメーだろ!!」

白銀「どっちもどっち!!」

SEエックス「うるさい!! ちんちん勃起!!」

SEエックス「……あれ?」

赤松「SEエックスくん……?」

SEエックス「勃たなぁい!!(泣)」
731 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:26:42.69 ID:xdeOLDuo0
入間「あーそりゃそうだろ。 アバターはみんな運動能力が平均化されるよう設定されてたからな」

SEエックス「ふざけるな!!」

入間「だ、だってぇ……別にそのままでも大丈夫だと思ってえ……」

赤松「入間さんがいじる前からそういう設定だったって事だね」

SEエックス「ちんちんをいじる前から……?」

白銀「……SEエックスくん、喋らないでくれる?」

SEエックス「マッゾマッゾ!!///」

入間「あ、マゾで思い出した。 テメーのそのマゾ能力も通用しないからな」

赤松「じゃあ私も!?」

入間「おう、けど心配いらねーよ。 オレ様がヤベーやつは削除しておいたって」

百田「まぁ……だったら心配いらねーな」
732 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:27:12.81 ID:xdeOLDuo0
ザザッ……

SEエックス「!! 誰だ!!」











VAVA「世界を変える力を持つのはお前じゃない……」

VAVA「この俺だ!! VAVAだ!!! フッハッハッハッ!!!」
733 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:27:49.61 ID:xdeOLDuo0
SEエックス「VAVA!! どうしてここに!!?」

入間「あーそういや昨日いじった時にそんなNPCがいたなー」

白銀「NPC……? 向こうから危害は加えてこないの?」

入間「ったりめーだろ!! テメーはNPCの意味も分からねーのか!!?」

白銀「だって、ゲームによってNPCの定義は違うし……」

VAVA「ぶっ潰してやる!!」ダッ

百田「お、おい!! こっち来るぞ!!」

入間「え?」

ガン!!

SEエックス「DOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」

赤松「SEエックスくん!!!」
734 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:28:23.05 ID:xdeOLDuo0
SEエックス「マゾバリアがないからいつも以上に痛い!!」

百田「おい入間!! どういう事だ!!」

入間「あ、あれ……? なんで……?」

白銀「ひとまずこれって逃げた方が良くない!?」

赤松「う、うん!! 逃げよう!!」

百田「走れるかSEエックス!!」

SEエックス「大丈夫だ!!!」

VAVA「ぐおおおおおおおおおおお!!!」

SEエックス(なんだ!? 痛がってる……とにかく逃げるチャンスだ!!)
735 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:29:12.04 ID:xdeOLDuo0






白銀「だいぶ上まで登ったね……」

赤松「入間さん!! 説明して!!」

入間「そ、そんな事言われてもぉ……分からないよぉ……」

百田「本当に昨日、ちゃんとヤバイやつは消したんだよな!!?」

SEエックス「俺が証人DA!!!」

赤松「信用できないね……」

白銀「同じく……」

SEエックス「なんで!!?」

入間「昨日の時点では敵はいなくて……NPCしかいなくて……」

百田「NPCのやつが敵になるように……誰かがいじったって事か!!?」
736 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:30:03.13 ID:xdeOLDuo0
白銀「でもそんなの……入間さん以外にできっこないよ!!」

赤松「じゃあ……モノクマじゃない?」

百田「かもな、後は王馬とかもあり得るぜ」

SEエックス「あいつら全員イレギュラーだ!!」

ギュピ……

白銀「!! 待って!! また誰か……」

入間「!! あれもNPCだったはず……」











ナウマンダー「マルチが大好きなんだよ!!」

クワンガー「あなたのスペックを見せてもらいましょう」

アルマージ「これ以上は問答無用!!」

ペンギーゴ「チンチンよーく見せるんだぁ!!」

イグッ!リード「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

一同「うわあああああああああああ!!
737 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:30:37.73 ID:xdeOLDuo0
入間「なんだよこの地獄絵図!!!」

SEエックス「後ろからVAVA……前からは8ボス……もう終わりDA!!!」

百田「諦めんじゃねえ!!」

赤松「百田くん……?」

百田「オレがあいつらを引き寄せる!! その間にテメーらは思い出しライトを探すんだ!!」

入間「オメー……囮になるっていうのかよ!!?」

百田「おう!! 頼んだぜ!!」ダッ

SEエックス「百田!!」

百田「……おいロボ共!! テメーらの相手はこのオレだ!!」

ナウマンダー「お前なんのつもりだぁ?」

ペンギーゴ「ちんちん早く見たーい!!///」

赤松「……行こうみんな!! 百田くんの為にも早く探さなきゃ!!」

SEエックス「了解!!!」
738 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:31:22.13 ID:xdeOLDuo0
ゼEROサイド

ゼERO「くそ……いつもの俺だったらもっと走れるはずが……はぁ……」

ドドドドド!!!








最原「ゼEROくんとも逸れちゃった……」

最原「精子がまだあちらこちらに……」

部下2「コ ロ ス」

最原「!!!」
739 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:31:48.12 ID:xdeOLDuo0
最原(ダメだ!! 走りすぎて……体が動かない!!)

部下2「オカシターイ///」

最原「うわああああああああ!!!」

最原「……」

最原「……」

最原「……?」

部下2「もっこりちんちん///」

ガン! ガン!

最原「ぜ、全然痛くない……」
740 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:32:19.04 ID:xdeOLDuo0
最原(もしかして……こいつは弱いのか?)

最原「……」ブン!!

部下2「aaaaah……///」

最原「!!!」

最原「パ、パンチ一発で倒れた……」
741 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:32:47.63 ID:xdeOLDuo0
東条「……」

部下1「コ ロ ス」

東条「!!」

部下1「コ ロ ス」

東条「……ごめんなさい、私はどうしても……ここをでないといけないの」

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」

東条「!!!?」

部下1「!!!」ビクッ!!!

東条「……ゼEROくんの声で逃げて行ったわ」
742 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:33:24.99 ID:xdeOLDuo0
最原「ゼ、ゼEROくんの声!!?」

ゼERO「転送装置DAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」

最原「本当!!?」

ゼERO「あいつらが精子を撒き散らしている所為で洞窟はもう崩壊寸前だ!!!」

ゼERO「思い出しライトは諦めてこの世界から出るぞ!! 命優先DAAAAAAAAAA!!!」













茶柱「春川さん、今の聞こえました!!?」

春川「うん、私達も声の聞こえた方へ……」














王馬「この世界ももう終わりかー」

王馬「……じゃあ行こっか、東条ちゃん」

東条「……」
743 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:34:11.37 ID:xdeOLDuo0
SEエックスサイド

イグッ!リード「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

百田「くっ……うるせえなあいつ」

アルマージ「萌ええええええええ///」ドピュッドピュッドピュッ

ドカーン!!

百田「しかも精子はすげえ破壊力だ……」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……

百田「ん? 何の音だ……うおお!!?」

百田「もしかしてこのタワー……傾いてねぇか!!?」

SEエックス「百田!!」

百田「! SEエックス!!」

SEエックス「イレギュラーハンター本部はもう終わりだ!!」

白銀「けど安心して!! 転送装置が見つかったの!!」

SEエックス「このままだと崩壊するぞ!! 思い出しライトは諦めてこの世界から脱出するんだ!!」

百田「……そうするしか……ねえみてえだな」ダッ
744 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:34:46.52 ID:xdeOLDuo0








白銀「これだよ!!」

百田「おお!! あるじゃねーか!!」

赤松「百田くん!! 無事だったんだね!!」

入間「おせーよ!! オレ様はもう先にイくからな!!」ブォン

SEエックス「ま、待って!!」ブォン

白銀「百田くん達も早く!!」ブォン

百田「みんな行ったか……よし赤松、俺達も……」

赤松「……」フラッ

バタッ

百田「!! 赤松!!」
745 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:35:31.03 ID:xdeOLDuo0
百田「おい赤松!! しっかりしろ赤松!!」

百田「どうしたんだよ赤松!!返事しろ!!」

ゴゴゴゴゴゴ……

百田「しょうがねえ……オレが担いでやるよ!!」

百田「赤松……絶対死ぬんじゃねえぞ」

イグッ!リード「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

百田「!! やべえ、もうそこまで来てやがる!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……

百田「転送装置まで……あと少しだ……」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……

百田「オレはまだ……オレ達はまだ……」

百田「こんな所で死ぬわけにはいかねえんだああああああああ!!!」
746 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:36:08.46 ID:xdeOLDuo0










百田「……」

百田「……」

百田(……暗い……)

百田(!! そうか、あの機械付けてるからか)

「うわあああああああああああ!!!」

百田「!!!?」
747 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:36:41.71 ID:xdeOLDuo0
百田(この声……終一か!!?)

スポッ

百田「終一!! どうした!! 何があった!!!」

SEエックス「どうしてこんな事に……」

百田「!! SEエックス!! 何があったんだよ!!」

入間「……聞いてないのかよ」

百田「は?……何がだよ?」

春川「……死体発見アナウンス」

百田「!!!?」

春川「……まぁ私も聞いてないけどね」
748 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:37:25.62 ID:xdeOLDuo0
百田「おい!! 誰か死んだのか!!? 嘘だよな!!!?」

春川「本当だよ」

百田「誰だよ……誰が死んだんだよ!!?」

入間「誰が死んだなんて……んなもん見りゃ分かんだろ」

入間「一人だけ……椅子から座ったまんまのやつがいるじゃねーか」

百田「……」

百田「……!!」

百田「おい………嘘だろ? 嘘だって言ってくれよ!!」

ゼERO「殺されたんだ……ここにいる誰かに」

百田「!! 先生……」















赤松「」

ゼERO「楓ちゃんは……ここにいる誰かに殺されたんだ!!」
749 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/13(火) 20:37:54.74 ID:xdeOLDuo0
今日はここまで
750 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:07:25.40 ID:ERQcaDjM0
モノクマ「ウププププププ!! 起きてしまったね殺人が!!」

王馬「とうとうやっちゃう? 学級裁判!!」

モノクマ「勿論でーす!! 一定の捜査時間の後、学級裁判を開きまーす!!」

モノクマ「それじゃあ頑張ってねー!!」

ヒョコ

最原「……」

最原「……誰?」

ゼERO「! 最原……」

最原「ねぇ……誰なの? 楓を殺したのは……」

最原「ねぇ!! 誰なの!!」

王馬「ちょっと最原ちゃん!! 犯人に自白させようとしないでよ!!」

王馬「これから学級裁判が始まるっていうのにさ!!」
751 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:07:59.83 ID:ERQcaDjM0
春川「冷静にならないと見える物も見えなくなるよ」

春川「捜査はあんたが一番適してるんだから……あんたがそんなのだったらみんな全滅しちゃうよ」

最原「……」

春川「全滅しちゃったら……天国にいる赤松が浮かばれないよ」

最原「……」

ゼERO「……そういう事だ。 こういう時こそ冷静にならないといけないんだ」

ゼERO「俺も協力するぞ、最原」

最原「……」

最原(そうだ、楓の為にも……ここで立ち止まっちゃいけないんだ!!)

最原(絶対に……犯人を暴いてやる!!)
752 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:08:31.81 ID:ERQcaDjM0
茶柱「ぎゃああああああああああ!!!」

最原「!!! 茶柱さん!! どうしたの!!?」

茶柱「す、すいません……し、死体が……」

最原「死体……?」

最原「……!!」

最原(こ、これは……)

きめぇゼERO「」

最原(きめえゼEROくんの死体!!)

入間「……」

入間「なんで……きめぇゼEROが……?」

ゼERO「!!! こいつは……俺の体内にいるはず……」
753 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:09:02.13 ID:ERQcaDjM0
モノタロウ「お父ちゃんお母ちゃん!! ごめんなさい!!」

モノタロウ「オイラが踏んじゃったんだ!!」

ゼERO「なん……だと……?」

入間「……」

白銀「い、入間さん……」

最原(無理もない……彼女は彼といつも一緒だったんだ)

最原(……彼の死は楓の死と関係があるのか?)

モノタロウ「ごめんなさい!! 煮るなり焼くなり好きにしてください!!」

入間「……じゃあ死ねよ」

モノタロウ「え?」
754 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:09:34.62 ID:ERQcaDjM0
入間「じゃあ今すぐここで死んで詫びろよ!!」

入間「きめぇゼEROはな……いつもオレ様の頭にいて……いつもオレ様のサポートをしてくれてて……」

入間「こいつは何もしてねえのに……テメーはあっさりと殺しやがって……」

入間「死ねよ!! 今すぐ死ね!!」

モノタロウ「う、ううう〜……」

モノクマ「はいストップ!! 我が子を虐めないでくれる!!?」

入間「うるせえ!!!」

ガシッ

ゼERO「……」

入間「ゼERO……」

ゼERO「……」

チュウ!!

入間「んん!!?///」

SEエックス「なんでだよ!!」
755 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:10:10.25 ID:ERQcaDjM0
王馬「流石イレギュラー!! この状況でキスなんて狂ってるねー!」

ゼERO「今俺達にできる事は……最原に協力する事、そして邪魔しない事だ」

最原「ゼEROくん……」

入間「……」

ゼERO「……大人しくしよう」

入間「……うん」

最原「……」

百田「終一!! オレも何か手伝える事はねーか!?」

茶柱「転子もできる事があればなんでもしますよ!!」

東条「……勿論私もよ」

最原「みんな……ありがとう」

最原(待っててね楓……)

最原(僕が必ず……仇をとる)
756 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:10:41.87 ID:ERQcaDjM0
数十分後

モノクマ『捜査終了でーす!! 裁きの祠まで来てくださーい!!』

白銀「えっ!? もう!?」

春川「最原、犯人の目星は?」

最原「まだ分からない……でも学級裁判で……必ず突き止めるよ」

百田「よおし!! じゃあ行こうぜ!!」

SEエックス「……」

SEエックス(オナニーなんてしている場合じゃない……)

SEエックス(この子達の為にも……俺も勃っていないと!!)

ゼERO「……」

ゼERO(俺と同じイレギュラーであることを受け入れた楓ちゃん……)

ゼERO(思えば最初にレイプしようとしたのも彼女だった)

ゼERO(楓ちゃんを殺したイレギュラーを……ここで処分する!!)
757 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:11:09.92 ID:ERQcaDjM0
裁判所

モノクマ「はーい!! ようこそー!!」

モノクマ「ここに来るのも久しぶりだねー!!」

モノクマ「じゃあ早く席についてー!!」

ゼERO「……」

ゼERO「やっぱり美兎ちゃんの隣DAAAAAAAAAAA!!!///」

入間「///」

茶柱「ゆ、夢野さんと約束しましたから……嫌がってはいけませんね……」

SEエックス「転子ちゃん、俺の隣来る? 俺、隣に誰もいないんDA」

茶柱「結構です」

SEエックス「なんで俺は普通に嫌がるの!!?」
758 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:11:39.79 ID:ERQcaDjM0
王馬「んじゃあ早速学級裁判始めよう!!」

王馬「あのね、オレは百田ちゃんが犯人だと思う!!」

百田「いきなりすぎだろ!! つーかなんでオレなんだ!!?」

王馬「だってさー、B班でプログラム世界から帰って来たのって百田ちゃんが最後じゃん?」

王馬「ほかの三人が現実世界に戻った後に殺したんじゃないのー?」

SEエックス「そんな訳あるかー!!」

百田「ああSEエックスの言う通りだ!! オレは赤松を殺してなんかいねーよ!!」
759 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:12:11.28 ID:ERQcaDjM0
白銀「少なくとも……私が転送装置を使う前はまだ赤松さんは生きていたよ」

白銀「その後……百田くんはどうしたの?」

百田「その後は……赤松が急に倒れたんだよ」

王馬「うわー怪しー」

SEエックス「最後まで話を聞け!!」

百田「んで、赤松を担いで転送装置に入った……」

茶柱「どうして倒れたかは分からないんですか?」

百田「ああ……」

春川「プログラム世界の敵に……遠隔攻撃でやられたとか?」
760 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:12:47.97 ID:ERQcaDjM0
東条「ちょっと待って、気になる事があるわ」

ゼERO「なんだ斬美ちゃん」

入間「……」

入間(ゼERO……ついこの間だったら『俺のちんこが気になるのか?』とか言いそうだったのに……)

入間(こんなに逞しくなっちゃって……素敵///)

入間(ああでも!! アタシの前ではバンバン下ネタ言って欲しいなぁ……言葉攻めして欲しいなぁ///)

王馬「じゃあ入間ちゃんが犯人だね!!!」

入間「!!!?」
761 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:13:18.91 ID:ERQcaDjM0
入間「はぁ!? ふざけんなよ!! なんでオレ様が犯人なんだよ!!」

王馬「え? 今の話聞いてなかったの?」

春川「聞いてないんじゃない? 上の空だったよ」

入間「す、すみましぇん……」

SEエックス「もしかして……俺で妄想してたのか?」

茶柱「話の腰を折らないでください!!」

ゼERO「俺が解説しよう美兎ちゃん」

入間「ゼERO///」

ゼERO「たった今、もしプログラム世界の敵に殺された場合、クロは誰になるか……という疑問が生まれた」

ゼERO「今モノクマに聞いたら、プログラムをいじったやつがクロになる……だそうだ」

入間「それで……なんでオレ様が犯人?」

王馬「お前がプログラムをいじったからだよ!!」
762 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:13:50.93 ID:ERQcaDjM0
入間「で、でも!! 違うんだって!!」

入間「オレ様が昨日いじった状態と……今日の状態は全然違ったんだ!!」

入間「だからオレ様の後にいじったやつがいるんだって!!」

春川「じゃあ……敵に殺されたって事になると……犯人はモノクマになるね」

モノクマ「失礼な!! 僕は初期状態の時以外はいじってません!!」

王馬「じゃあ入間ちゃんが嘘ついてるんだね!!」

ゼERO「くだらねぇ事言ってんじゃねえ!!」

最原「ねぇ……さっきから敵の話ばかりしてるけど……」

最原「本当に敵に殺されたの?」

王馬「そりゃあモノクマファイルに腹を一発ぶん殴られて即死って書いてあるもん」

最原「でも……百田くんは敵にやられてないって……いきなり倒れたって……」

百田「ああそうだ、赤松は敵にやられちゃいねーよ」
763 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:14:20.84 ID:ERQcaDjM0
王馬「じゃあ百田ちゃんが腹パン?」

百田「してねーって!!」

最原「それよりも気になる事があるよ」

SEエックス「なんなんだ……?」

最原「入間さん、さっき捜査の時にプログラムを調べてたよね?」

最原「どういう状態だったか詳しく教えてもらえないかな?」

入間「……ケッ、しょうがねぇな。 馬鹿なテメーらに分かりやすく教えてやるよ」

入間「まず……NPCは全部敵に設定されてた」

入間「ついでに言うと……能力値もバラバラだった」

茶柱「能力値……?」
764 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:14:55.29 ID:ERQcaDjM0
入間「あーだからー、敵によってめちゃくちゃ強かったりめちゃくちゃ弱かったりするやつがいたって事だよ」

百田「はぁ!!? じゃああいつら弱かったのかよ!!?」

入間「いや、オレ様が行った世界のやつはみんなヤバイやつだったぞ」

入間「ゼEROの方の世界は……二人ぐらいいたかな、めちゃくちゃ弱いやつ」

春川「……あの中にいたんだね、弱いやつ」

ゼERO「そうみたいだな」

最原「……」
765 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:15:42.28 ID:ERQcaDjM0
入間「あ、それともう一つ」

百田「なんだよ、まだなんかあんのか?」

入間「オレ様達アバターと……敵の体力がリンクするようになってた」

SEエックス「???」

入間「……しょーがねーな。 耳かっぽじって聞けよ」

入間「ようするに、とあるアバターがダメージを受けたら、とある敵もダメージを受けるって事だよ。 逆も然りな」

最原「!!!」
766 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:16:16.49 ID:ERQcaDjM0
東条「一人一人振り当てられてたのかしら?」

入間「おう、ランダムに振り当てられる設定になってた。 A班のアバターはB班の敵、B班のアバターはA班の敵……って設定だったな」

入間「例えば今回は……ゼEROはオレ様んとこにいた紫のやつで……SEエックスはハゲのおっさんだったな」

ゼERO「シグマ……」

SEエックス「VAVA……」

SEエックス「!! そういえば……VAVAがいきなり悶え始めたんだ」

SEエックス「もしかして……その時に、ゼEROはダメージを受けていたのか?」

ゼERO「!! 確かに俺はシグマに殴られてダメージを受けた……」

ゼERO「そういえば……シグマが俺の前に現れた時はやけに苦しそうだったな……まさかSEエックス……」

SEエックス「うん、俺はVAVAに殴られたんだ」
767 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:16:51.36 ID:ERQcaDjM0
王馬「あ!! じゃあこれ犯人分かるじゃん!!」

王馬「百田ちゃんが言ってる事が本当だと……」

王馬「赤松ちゃんがいきなり倒れたのは誰かが敵を倒したからじゃない!? 赤松ちゃんとリンクしたやつをさ!!」

最原「……」

百田「終一……どうしたんだ? 顔が青いぞ?」

最原「……」

百田「もしかして……また真実を暴くのが怖くなったのか?」

百田「だったら気にする事はねー!! テメーはテメーが思った事を言えばいいんだ!!」

百田「言った後の事はオレに任せろ!!」

最原「……僕だ」

百田「……は?」

最原「犯人は……僕かもしれない」

百田「はぁ!!? な、何言ってんだよ!!?」

モノクマ「はいここでCM挟みます!!」
768 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:17:21.73 ID:ERQcaDjM0
なすの「高宮なすのです」

なすの「私が歌うてーきゅう2期主題歌CD、『メニメニマニマニ』絶賛発売中!!」

なすの「リミックスバージョン、特典ドラマも収録!!」

なすの「買ってくれたら私の身体を好きにしていいですわ!!」

なすの「アーススターレコード」
769 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/15(木) 20:17:54.53 ID:ERQcaDjM0
今日はここまで
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/16(金) 10:50:06.19 ID:fr9ZSSVwO
じゃあ買う
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/16(金) 18:59:42.29 ID:ghC3L0LCO
自演すんなよ
772 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 20:56:45.05 ID:q3sCuZti0
ゼERO「最原……どういう事だ?」

最原「僕……倒しちゃったんだ」

最原「プログラム世界で……敵を」

百田「お、おい……嘘だよな?」

最原「楓の死因は腹部に一発殴られて即死だったけど……」

最原「実際に僕も敵のお腹を殴って倒したんだ」

春川「じゃあ……赤松を殺したのは……」

茶柱「最原さん……って事ですか?」
773 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 20:57:46.05 ID:q3sCuZti0
百田「いいや!! オレは信じねーぞ!!」

最原「も、百田くん……?」

百田「終一!! テメーは勘違いしてんだ!! テメーが赤松を殺すわけねーだろ!! 何かの勘違いだ!!」

ゼERO「……最原、その倒した敵というのは?」

最原「ゼEROくんが……部下って言っていた敵だよ」

ゼERO「……美兎ちゃん、部下とリンクしていたアバターは?」

入間「……」

入間「……バカ松」

百田「なっ!!!?」

王馬「はい、これで決まりだねー!!」
774 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 20:58:20.28 ID:q3sCuZti0
最原「僕が……僕が楓を殺したんだ……」

茶柱「ま、待ってください!! 確か部下って二人いましたよね!!?」

王馬「どっちとか関係ないよ。 死んでる人が一人……最原ちゃんの証言……これでもう犯人は最原ちゃんで決まりだよ」

百田「待ってろ終一!! オレがテメーの無罪を……」

最原「百田くん!!!!」

百田「!!!!」

最原「僕は……楓と約束したんだ」

最原「怖くても……真実と向き合わなきゃいけないって……」

百田「……」

モノクマ「結論も出たようだし、投票タイム行きましょーーーーー!!!」
775 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:00:41.81 ID:q3sCuZti0
モノクマ「はい、だいせいかーーーい!! 赤松さんを殺したのは最原くんでしたーーーーー!!!」

百田「……クソがぁ!!!」

SEエックス「どうしてこんな事に……」

王馬「そっか……みんなを引っ張ってきた最原ちゃんが死んじゃうんだね」

最原「……」

白銀「あんまりだよ……殺すつもりがなかったのに……殺しちゃうなんて……」

白銀「しかも殺した相手が……恋人だなんて……」

最原「……う」

最原「うわあああああああああああああああああ!!!」
776 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:01:27.07 ID:q3sCuZti0
最原「楓!! 楓!! 楓!!!」

最原「ごめん……僕は……僕は君を……」

ゼERO「……」

入間「……ゼERO」

ゼERO「?」

入間「アタシがもう一回コンピュータを見ておけば……こんな事にならなかったのかな」

ゼERO「……過ぎた事を言ってもしょうがない」

SEエックス「モノクマ、プログラムをいじって……絶対にユルサナーイ!!!」

モノクマ「だーかーら!! 僕じゃないって!!」
777 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:02:08.90 ID:q3sCuZti0
最原「……」

最原「もう一人いる」

ゼERO「何?」

最原(死ぬまで……約束を果たさないといけない)

最原(例え僕が……殺人犯でも!!)

最原「……入間さん以外にもプログラムをいじれた可能性のある人がいるんだ」

春川「……誰なの?」

最原「それは……」













最原「東条さんだよ」

ゼERO「エッ!!?」

東条「……私?」
778 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:02:42.17 ID:q3sCuZti0
東条「どうしてそう思うのかしら?」

最原「君は色んな人に仕えていたんだよね?」

最原「もしかしたらなんだけど……プログラマーになりたい人に依頼されて……その人をサポートする為にある程度知識を身につける必要があって……」

東条「……ただの推測でしかないわね」

王馬「最原ちゃんよく分かったねー!! プログラムいじったのは東条ちゃんだよ!!」

東条「!!!」
779 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:03:21.15 ID:q3sCuZti0
東条「……どういうつもりかしら」

王馬「オレがね!! 東条ちゃんに依頼したの!!」

王馬「入間ちゃんが平和な世界にしちゃったからコロシアイが起きるように設定してくれって!!」

王馬「そしたら喜んで書き換えてくれたよ!! 流石超高校級のメイド、なんでもできちゃうね!!」

百田「テメー……東条まで巻き込みやがって……本当はテメーがやったんだろ!!」

王馬「まーオレの命令の元で東条ちゃんが動いてくれたから、オレがやったって言っても過言じゃないかもねー」

百田「東条は何もやってねーってつってんだよ!!」
780 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:03:58.03 ID:q3sCuZti0
王馬「東条ちゃんはね……誰よりもここから出たかったんだよ」

王馬「だから協力してあげたんだ、コロシアイの舞台を作ろうと思って」

王馬「モノクマも喜んで承諾してくれたよ!!」

王馬「ああ、勿論条件はつけたよ。 モノクマにはオレと東条ちゃんは同じ班にするようにって。 東条ちゃんには体力のリンク先も違う世界の方にするようにって」

春川「モノクマと……組んでいたの?」

王馬「まぁ、ゼEROが邪魔して東条ちゃんは誰も殺せなかったんだけどねー」

ゼERO「俺が……どういう事だ?」

王馬「東条ちゃんが敵を殺そうとした時にね、ゼEROが大声を出した所為で敵が逃げちゃったんだよ」

王馬「オレ知ってるよ、遠くから見てたもん」

東条「……」
781 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:04:27.60 ID:q3sCuZti0
春川「……東条は何か言い返さないの?」

東条「……飛んだ濡れ衣を着せられたわね」

王馬「……成る程ね、オレが裏切ったからそっちもシラを切るつもりだね」

王馬「いーよもう!! 東条ちゃんは用済みだし!!」

王馬「さぁモノクマ!! さっさとオシオキ始めない!?」

モノクマ「そうだね!! 始めよっか!!」

最原「!!」
782 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:05:21.76 ID:q3sCuZti0
百田「おい!! 裁判はまだ終わってねぇぞ!!」

SEエックス「いやもう終わりDA!!」

最原「……百田くん、もう終わりだよ」

ゼERO「ああ、もう終わりだ」

百田「なんだよ……なんでだよ!!」

最原「百田くん……今までありがとう」

最原「君がいたから……僕はここまで来れたんだ」

百田「ふざけんなよ……最後みてーな言い方すんなよ!!」

最原「春川さんも……ゼEROくんも……今までありがとう」

春川「……」

ゼERO「……俺は何も言わんぞ」

最原「ごめんみんな、僕はここまでだけど……」

最原「必ず首謀者を見つけて……ここから出てね!!」

茶柱「……分かりました」

白銀「うん……約束する」

春川「あんたの事……絶対忘れないから」

モノクマ「じゃあ行ってみましょう!! オシオキターーーーーーーーーイム!!!」

モノクマ「最原くん……今、楽にしてあげるよ」

百田「……終一いいいいいいいいいいいいい!!!」

最原「……」

最原(楓……本当にごめん)

最原(僕は君を……幸せにできなかった)
783 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:06:10.99 ID:q3sCuZti0









最原「……ここは?」

赤松「終一くん」

最原「!!! 楓!!!!?」

赤松「私でシコれよ」

最原「!! え……」

赤松「いいからここで私でシコれよ」

赤松「射精したら殺すのはなしにしてあげるから」

最原「!!? 本当!!?」

赤松「うん」

最原「わ、分かった……今すぐ射精するよ!!!」
784 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:06:41.31 ID:q3sCuZti0
最原「……」シコシコ

最原「……」シコシコシコシコ

最原「……あれ? 勃たない……」

赤松「殺す」

最原「ま、待って!! もうすぐ射精するから!!!」

最原「勃て……勃て……」シコシコシコシコ

最原「なんでだよ……なんで勃たないんだよ!!」シコシコシコシコ

最原「勃てって!! 言ってるだろ!!」シコシコシコシコ

モノタロウ「オイラでシコってよ!!」

最原「ふざけるな!! お前なんかで……」

ドピュッ

最原「……は?」
785 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:08:15.73 ID:q3sCuZti0
最原は死んだ。楓ちゃんの形をしたロボットに。

俺達の目の前で死んでしまったのだ。

モノクマ「エクストリーーーーーーム!!」

百田「うおおおおおおおお!!!」ダッ

春川「!!!」

ガシッ

春川「落ち着いて百田!!」

百田「落ち着いてられるか!!」

百田「終一も……赤松も……死んじまったんだぞ!!」

百田「オレはモノクマをぶん殴って……あいつの仇を取らなきゃいけねえんだ!!」

春川「今ここで暴力を振るっても無駄死にするだけだよ」

春川「最原もそんなのは望んでないよ」

百田「じゃあどうしろっていうんだよ!!!」

SEエックス「しゃぶれ!!」

百田「!!!?」
786 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:09:30.36 ID:q3sCuZti0
百田「なんだよテメー……よくこんな時にふざけてられるな」

SEエックス「い、いいからしゃぶるんだ!!」ガタガタ

春川「声が震えてるよ」

ゼERO「!! SEエックス……お前まさか……」

ゼERO「この空気を和ませる為に……笑いを取ろうとしているのか?」

SEエックス「そうだ!! それが俺の使命だ!! 悪いか!!」

百田「……」

春川「血が上ってるあんたなんて誰も見たくないって事だよ」

茶柱「転子も気持ちは同じです。 モノクマを投げたくてたまりません」

茶柱「ですけどそれは……なんの解決にもなりません」

入間「オレ様がもうすぐ脱出できるすげーアイテム作るから待ってろって」

入間「だから大人しくしろっつーの」

百田「お前ら……」
787 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:10:09.66 ID:q3sCuZti0
王馬「けどみんな残念だったねー、思い出しライトが手に入らなくて」

王馬「……折角オレが動機を再利用したのにさ」

白銀「……へ?」

ゼERO「おい、どういう事だ?」

王馬「実はさ、あのカードキーで……」

王馬「外の世界の秘密が分かっちゃったんだよねー!!」

SEエックス「なんだって!!!??」

王馬「折角だから、この外の世界秘密の記憶の思い出しライトをモノクマに作ってもらって……」

王馬「それをコロシアイシミュレータに入れたんだ!!」

王馬「まぁオレ一人じゃできないから東条ちゃんに協力してもらってね!!」
788 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:10:52.12 ID:q3sCuZti0
王馬「ま、外の世界がどうなってるかもその内分かるだろうけどね!!」

王馬「じゃあオレもそろそろ準備に取り掛からないと!! じゃーねー!!」

タッタッタッ……

茶柱「王馬さん……行ってしまいました」

入間「あいつ何考えてんだよぉ……怖えよぉ……」

百田「……」

春川「百田、ここにいても仕方ないよ。 私達も外に出よう」

百田「……」

百田「……ハルマキ、オレは諦めねえぞ」スタスタ……

春川「え……?」
789 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:11:31.85 ID:q3sCuZti0
SEエックス「ゼERO、俺達はこれからどうすれば……」

SEエックス「楓ちゃんも……最原も死んじゃった……」

ゼERO「……俺達が……あいつらの希望にならなきゃいけないのに……」

ゼERO「俺は……俺は……一体なんの為に……」

ゼERO「戦っているんだああああああああ!!!!」

SEエックス「……」

SEエックス(いつも聞くゼEROのこのセリフ……同じセリフでも……今までと違うような気がする)

SEエックス(俺は……俺達は……どうすれば……)
790 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:12:13.04 ID:q3sCuZti0
ゼEROの個室

ゼERO「……」

ゼERO(オナニーをする気が……全く起きない)

ゼERO(いや……寧ろここで起きる方がイレギュラーなのだろうか)

コンコン

ゼERO「! 誰だ」

ガチャッ

春川「……」

ゼERO「あずにゃん……」
791 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:13:02.06 ID:q3sCuZti0
春川「中庭」

ゼERO「中庭……? まさかトレーニングか?」

春川「それ以外に何かある?」

ゼERO「……すまない、そんな気分では……」

春川「……あんたも?」

ゼERO「『も』?」

春川「こういう時こそ……トレーニングをするんじゃないの?」

ゼERO「……」

春川「百田も待ってるから、早く来て」

春川「あんたの好きな自慰トレーニング、好きなだけやっていいからさ」

ゼERO「……ああ」
792 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:13:34.66 ID:q3sCuZti0
中庭

ゼERO「遅れた、すまない」

百田「! 先生……」

ゼERO「……」

百田「……」

ゼERO「……」

春川「……」

春川「やろう」
793 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:14:06.28 ID:q3sCuZti0
百田「ハルマキ……」

春川「私達が止まってる姿なんて……あいつは見たくない筈だよ」

百田「……」

百田「……おし!! やるか!!!」

百田「オレは……止まっちゃいけねえんだ……それが宇宙に轟く百田解斗なんだ……」

百田「ボスのオレがくよくよしてたら……助手もくよくよしちまうしな!!」

百田「いいかハルマキ!! 今日こそ勝つからな!!」

ゼERO「俺も負けてられないな」

百田「!! 先生……?」

ゼERO「俺もオナニーではなく腹筋と腕立てをしよう」

ゼERO「俺は今まで……ふざけ過ぎてたのかもしれん」

春川「ゼERO……」
794 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:14:43.69 ID:q3sCuZti0
春川「あんた……変わったよね」

春川「さっきの裁判の時もそう……今まではどんな時でも下ネタを躊躇ってなかったのに」

春川「まるで……別人みたい」

ゼERO「もう……あの時の俺とは違う」

百田「いや……そんな事やる必要はねぇよ」

ゼERO「百田……?」

百田「テメーはどんな時でも下ネタばっか言って……周りを和ます……」

百田「それがオレの知ってる先生だ!!」

百田「ここまで来たなら最後まで自分を貫きやがれ!!」

春川「何それ……意味分かんない」

ゼERO「全くだ。 だが……そのめちゃくちゃさに俺達は今まで助けられたんだ」

春川「……そうだね」

百田「さぁテメーら!! 何喋ってやがる!! やろうぜ!!」

春川「はいはい」

ゼERO「……」

ゼERO「俺のオナニー見せてやる!!」
795 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:15:19.79 ID:q3sCuZti0
数十分後

春川「今日も私が一番」

百田「明日だ!! 明日こそ勝つ!!」

百田「差もちょっとずつ縮まってんだ!! 明日こそ必ず……」

春川「……ふふ」

百田「な、何がおかしいんだよ!!?」

春川「……いつものあんたに戻って良かったって思って」

百田「!」

ゼERO「あずにゃん……」

百田「……悪かったな」

百田「ハルマキの言う通りだ、こんなオレの姿なんて……終一、いや、死んだみんなは見たくねえ」

百田「オレがテメーらをまとめねーと何も始まらねえ!!」
796 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:15:49.36 ID:q3sCuZti0
百田「……ハルマキ、オレは諦めねえ」

百田「今日はもう遅いから……明日、テメーの研究教室に入らせてくれねーか?」

春川「私の? どうして?」

百田「詳しいことは明日話す」

ゼERO「オレも仲間に入れてくれ!!」

百田「ああ、いいぜ!!」

百田(オレは必ず……あいつをぶっ潰す!!!)
797 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:16:26.56 ID:q3sCuZti0
春川「お休み」

百田「また明日な!!」

ゼERO「お休み」

バタン!!

ゼERO「二人とも部屋に入ったか……俺も……」

ガチャッ

ゼERO「……ん?」

SEエックス「……! ゼERO」

ゼERO「どうしたSEエックス、眠れないのか?」

ゼERO「まぁ……眠れないのが普通だけどな」

SEエックス「……」
798 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:19:35.65 ID:q3sCuZti0
SEエックス「ゼERO……俺は疑問に思ってしまったんだ」

ゼERO「何をだ?」

SEエックス「今日のゼEROを見て……俺は変わらなきゃいけないと思ったんだ」

SEエックス「どうすれば……変われる事ができる?」

ゼERO「……必要ない」

SEエックス「え?」

ゼERO「お前は……いや、俺達は変わる必要はない」

ゼERO「今まで通り下ネタで暴れまくる……それが今の俺達にできる事だ」

ゼERO「もしかしたら世界は……イレギュラーとイレギュラーハンターが両方存在してこそ成り立つかもしれない」

SEエックス「ゼERO……」

SEエックス「……」

SEエックス(こいつ何言ってるんだ?)

SEエックス(なんか真面目に考えるのがバカらしくなったな……今まで通りチンチン勃起しまくろう)
799 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:20:33.28 ID:q3sCuZti0
入間の研究教室

入間「……」ギュイーン……

入間(見てて……きめぇゼERO)

入間(もう少しだ……もう少しで……)












東条「……」

東条(どうして……? どうしてこうも上手くいかないの?)

東条(私は……今すぐここから出たいのに!!)











王馬「……」

王馬「さぁて……そろそろ時間だよ」
800 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:20:59.58 ID:q3sCuZti0
CHAPER 4 気だるなお〜おなるだけ

END

残り9人
801 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:23:37.14 ID:q3sCuZti0
続きは漁って
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/17(土) 00:04:08.16 ID:OxIduPldO
モノタロウは死んだかな?
803 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/17(土) 00:32:38.46 ID:r4I8rVor0
>>784>>785の間

赤松「ふーん……終一くんってケモナーだったんだ」

最原「ご、誤解だよ楓!! 今度こそ……今度こそ君で……」

赤松「浮気は……絶対に許さない」

最原「!! ま、待って!! 話せば分か……」

グサッ!!!

モノタロウ「うわーー!!」

赤松「あんたも殺す」

モノタロウ「えっ!!?」

グサッ

モノタロウ「」バタッ
804 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/17(土) 00:33:24.12 ID:r4I8rVor0
>>802
死にました
805 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:01:35.37 ID:+fj/w4R00
シグマ「どうだ様子は?」

部下1「隊長!!」

シグマ「愛の鍵を持っていった赤いイレギュラーはどこだ?」

部下2「は、はい!! あちらの扉の中に……」

シグマ「ご苦労……後は私がやる」

部下1「隊長自らが……?」

シグマ「これ以上お前達に犠牲が出ては困るんでな」

スタスタ……

部下2「プリケツダァ……」
806 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:02:11.51 ID:+fj/w4R00
ウィーン……















ゼERO「お前の事が好きだったんだよ!!」

SEエックス「アン///」

シグマ「うわあっ!!?」
807 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:02:42.11 ID:+fj/w4R00
















ゼERO「……はっ!!」

ゼERO「……」

ゼERO「また……あの夢か」
808 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:03:12.46 ID:+fj/w4R00
CHAPER 5 負けない愛も青春もない旅立ち
809 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:03:48.20 ID:+fj/w4R00
次の日

春川の研究教室

春川「ここをこうやって……そしたらその後は……」

百田「ああ……成る程な」

ゼERO「……」

ゼERO(まさかボウガンの使い方を教えてくれ……だなんてな)

ゼERO「……俺のボウガン♂は使わないのか?」

百田「使わねーよ!!」
810 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:04:25.30 ID:+fj/w4R00
百田「よし!! 大体分かった!!」

モノクマ「じゃあ分かった所でいいかな!?」ヒョコ

ゼERO「いきなり現れやがって……なんだ?」

モノクマ「新しく開放された部屋のお知らせでーす!!」

ゼERO「何……?」

















百田「おい……これって……」

春川「本当……なの……?」

ゼERO「……」
811 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:04:58.40 ID:+fj/w4R00
モノクマから部屋が開放されたというお知らせを受けた俺達は、二手に分かれて調べる事にした。

俺、百田、あずにゃんは開放された百田の研究教室にいる。

そこには、以前思い出しライトに出てきたゴフェル計画について書いてある書類があった。

ゼERO「『ゴフェル計画とは人類を守る為の計画である』」

ゼERO「『その才能を持つ者は選ばれし超高校級の生徒である』」

ゼERO「『彼らを未来の希望の種として新たな地へ向かわせる事がこの計画の主旨となる』」

ゼERO「……書類に書かれているのはこれで以上だ」

春川「ゴフェル計画は……人類が生きていく為の計画だった……って事?」

ゼERO「……重要なプロジェクトだったって事だ」
812 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:05:26.13 ID:+fj/w4R00
一方……

SEエックス「これは……メカニロイド?」

東条「……エグイサルよ」

茶柱「それにしても……どうして彼はこんな事を?」

SEエックス「……分からない」
813 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:06:01.49 ID:+fj/w4R00









白銀『エグイサル格納庫が開放!!?』

モノダム『ゼンエネルギーカイホウ!!』

茶柱『そんな事言ってませんよね!?』

SEエックス『どうしてそんな事を……?』

モノクマ『いやーそんな事僕はやりたくなかったんだけどね?』

モノクマ『でも後一人……たった一人の息子の頼みだから……仕方ないよねー!!』

モノクマ『いやー僕って親バカだなー』
814 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:06:34.30 ID:+fj/w4R00
白銀「いくらエグイサルがモノクマーズにしか使えないからって……」

SEエックス「こんな所を開放させて……何の意味があるんだ?」

東条「……調べられる所は調べたわ」

茶柱「じゃあ……一旦食堂へ戻りますか?」

SEエックス「ああ、そうしよう」
815 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:07:10.24 ID:+fj/w4R00
食堂

二手に分かれた俺達は食堂で一旦集合し、何を見たのかを報告した。

ゼERO「しかし……モノクマもサービス精神旺盛だな」

SEエックス「エグイサルをいじってみたけど……やっぱり操れなかったよ」

春川「……第1モノダムはどうしてそんな事を?」

茶柱「というか……あの人って誰かがオシオキされる度にモノクマーズを殺してませんでした?」

東条「……彼の目的はなんなのかしら」

ゼERO「……」
816 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:07:43.47 ID:+fj/w4R00
茶柱「所で……入間さんは?」

ゼERO「現在開発中だ」

SEエックス「開発……?」

春川「もしかして……ここから脱出する為の?」

ゼERO「ああ、みんなだけじゃなくて……俺も立ち入り禁止らしい」

百田「そりゃ本格的にやってんな……」

茶柱「……それって王馬さんがここにいないのも関係あるんですか?」

百田「……あいつの事は気にすんな、いてもオレ達の輪を乱すだけだ」

東条「……」

東条(入間さん……国民の未来は……貴女にかかってるわ)
817 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:08:19.18 ID:+fj/w4R00
百田「……よし、モノクマはもういねーな」

SEエックス「……百田?」

百田「テメーら、体育館に行くぞ」

百田「先生は入間を呼んできてくれ」

ゼERO「構わん」

白銀「体育館で何かするの?」

百田「詳しい事は体育館で話す」

百田「後は……一応王馬も見つけたら体育館に来るように言っといてくれねーか?」

茶柱「……分かりました」

百田「……ハルマキ。 テメーの研究教室にある武器、全部持っていくぞ」

春川「!! まさかあんた……」

百田「……どうやらテメーはもう分かってるみてーだな」
818 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:08:58.75 ID:+fj/w4R00
体育館

百田「よし!! 全員いるか!!!?」

東条「……王馬くん以外はいるわ」

白銀「うん……あちこち探したけど……どこにもいなかったよ」

春川「ほっといていいよ、あんなやつ」

入間「ケッ、作業中の天才を呼ぶとはいい度胸じゃねえか」

入間「まぁゼEROが呼んできてくれたから許してやるよ」

SEエックス「百田、何を始める気だい?」

百田「ここにあるのはハルマキの研究教室にあった武器だ」

百田「これだけありゃあ……モノクマもぶっ倒せるぜ!!」

茶柱「た、戦う気なんですか!!?」

百田「当たり前だ!! あいつをぶっ倒せば……このコロシアイも終わるだろ!!」
819 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:09:28.89 ID:+fj/w4R00
入間「このチンカス!!」

百田「ああ!!? 誰がチンカスだぁ!!」

入間「そんなの使う必要ねえんだよ」

ゼERO「美兎ちゃん……?」

入間「……けけ、ついにできちまったんだよ」

ゼERO「赤ちゃんか?」

入間「そ、それだったら嬉しいけど……残念ながら違うんだ///」

茶柱「いいから早く本題に入ってください!!」

入間「焦んなって!! いいから見やがれ!!」

バン!!

入間「これがオレ様の究極発明品……エレクトハンマーだ!!!」
820 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:09:58.77 ID:+fj/w4R00
東条「もしかしてこれが……貴女が言ってたここを脱出する為のアイテム?」

ゼERO「美兎ちゃん……ついにできたんだな!!」

入間「こいつで叩いた電子機械は停止するんだ!!」

入間「つまりデスロードにある機械を全部こいつでぶったたちまえば……」

入間「あっという間にここから出られるってわけだー!! ヒャーヒャッヒャッヒャッ!!」

ゼERO「サスガダァ……」

SEエックス「それは部下の台詞DA!!!」

入間「だろ!!? 天才だろ!!?」

百田「マジか……すげーじゃねーか入間!!!」
821 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:10:36.86 ID:+fj/w4R00
東条「そうと決まれば……裏庭に行くべきね」

入間「……いや、その前に……」

茶柱「な、なんですか?」

入間「ゼEROとシタイ!!」

春川「は?」

ゼERO「SEXDAAAAA!!!」

白銀「ゼEROくんのその台詞、久々に聞いた気がする……」

ゼERO「……百田、これでいいんだよな?」

百田「お、おう……」
822 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:11:13.09 ID:+fj/w4R00
入間「愛の鍵買ってぇ!! ここを出る前にしたい!!」

春川「そんなの……ここを出てからでいいじゃん」

茶柱「外でやれば殺される事もありませんしね……」

入間「……」

入間「あ、そうだ」

SEエックス「バカジャネーノ!!?」

入間「バカはテメーだろこのウンコ!!!」

白銀「小学生並の暴言!!!?」
823 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:11:53.69 ID:+fj/w4R00
入間「王馬のヤロー……嘘つきやがって」

白銀「嘘……?」

入間「実はエレクトハンマーを作ってる時に……王馬にある物を作れって言われて……」

入間「愛の鍵をくれるのを条件に……承諾したの」

入間「んで、いざ作って渡したら……もう使っちゃったって」

百田「な、何を作ったんだよ?」

王馬「そんなのなんだっていいじゃん」

ゼERO「エッ!!?」
824 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:12:36.04 ID:+fj/w4R00
東条「王馬くん……」

春川「まさか……あんたが手に持ってるそれが……」

王馬「それより早く地下に行かないの? ここから出たいんでしょ?」

ゼERO「……何を企んでいる」

王馬「さーて、なんだろうねー?」ダッ

百田「あ!! テメー待ちやがれ!!」

茶柱「……入間さん、彼には何を作ってあげたんですか?」

入間「……エグイサルを操るリモコンと……エレクトボム」

SEエックス「調教リモコンに……金玉爆弾だって?」

白銀「難聴とかそういうレベルを超えてるね……」
825 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:13:05.78 ID:+fj/w4R00
百田「あ、あいつはなんでそんなもん作らせたんだ!!?」

入間「わ、分からない……いいから黙って作れ豚って」

白銀「そ、それで作っちゃったんだ……」

入間「だってどうしてもゼEROとヤりたかったんだもん!!!」

ゼERO「美兎ちゃん……///」

SEエックス「性欲に溺れた哀れな民間人だ……」

茶柱「……あなたが言っても説得力皆無ですよ」
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