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【安価】愛玩奴隷を買うことにした
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258 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/06(土) 21:59:44.45 ID:1VWDrwKH0
じっとこちらを見つめるヴィクトリアに、私は言った。
「…座りなさい」
「…はい」
隣の椅子に腰掛けるヴィクトリア。私は彼女と向かい合わせに座りなおすと、目を合わせた。
「…いつから、そう思うようになったんだい」
「分かりません。でも、最初はきっと、あの夜…」
「一緒に寝た、あの?」
頷くヴィクトリア。
「今でこそ正直に話せますが…あの頃は、貴方に対する情なんて無かった。ただ、自分の居場所を守りたかっただけでした。ですがあの日を境に、わたしは自分に正直に、貴方に向き合うと決めました」
目を閉じる。深呼吸して、続ける。
「貴方に近づこうと、わたしは心から努力して、貴方はそれに応えてくださった。妾腹の子に生まれ、親からさえも疎まれてきたわたしが、初めて親の愛に触れました。…ですが」
ここで、ふっと笑った。
「思ったんです。『何か違う』って。ステフやイーフェへの愛情とは、また別のものが欲しいと、思ってしまったんです」
「だが…君はまだ、子供だ」
「子供じゃありません」
「子供だよ。…どうして、そんなに…その、早まるんだ。まだ14歳なのに、どうして」
すると彼女は、きっと私を睨んだ。
「シャンガンで9年、奴隷市場で3年。これが貴方と出会うまでの、わたしの人生です。シャンガンでは母親に礼儀作法を叩き込まれました。植民地総督…わたしにとって、祖父に当たる人に取り入るために。実の父親とは、話したこともありません。そして貴方はお忘れかもしれませんが、わたしたちは元は愛玩奴隷です。『そういった』知識くらい、イーフェでも知っている」
「そうかもしれないが…」
返答に詰まっていると、にわかに彼女の顔が曇った。
「…わたしだって。血の繋がりは無いとは言え、自分の父親に恋するなんて、おかしいとは分かっています。どうしようか決め兼ねて、ステフには打ち明けてしまいました」
259 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 21:59:58.76 ID:p5H7CYKV0
あー…
>>250
のバカ
260 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 22:05:57.04 ID:oYvmEwxOo
これは
>>250
チョンボっすねぇ
261 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/06(土) 22:18:03.48 ID:1VWDrwKH0
「! じゃあ、さっきのは」
彼女は頷いた。
「…ステフは何と」
「あの娘は、市場にいた頃からの知り合いですから、わたしの想いは理解してくれました。その上で、『貴女の人生だから、貴女の思うようにしなさい』と」
「だが…仮に君の思うとおりになったとして…その後、どうなる? ステフやイーフェとは、どう接すればいい?」
「それは…」
彼女は口を開けたまま、しばし考え込んだ。考えて、やがて首を横に振った。
「…ごめんなさい。その時にならないと、分かりません」
「…ああ、そうだろうな」
私は溜め息を吐いた。
「最後に一つ、聞かせてくれ。…もう今までのように、親子のままではいられないのかい」
するとヴィクトリアは、意外にも首を横に振った。
「貴女が望まないなら、このままでも構いません。どんな形であれ、愛してくださるのなら…私は、幸せです」
262 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/06(土) 22:37:12.43 ID:1VWDrwKH0
そこまで言って、彼女はふと、私の目を見た。
「…遺書」
「…」
やはり、来たか。私はうなだれた。
「何と書いてあったのですか。このことと、どんな関係が」
黒い瞳が、射抜くように私を見ている。私は、観念して立ち上がった。
「…ついてきなさい」
…
書斎にて。大切に保管していた妻の遺書を読んだヴィクトリアは、硬い表情のままその場に立ち尽くしていた。
「…妻が生前どう思っていたのか…私としても思うところがある。だが、私はお前たちを、自分の娘として引き取った。それは変わらない」
「…お母様が亡くなったのは、わたしたちのせいなんですね」
「!! 違う、断じてそんなことはない!!」
私は駆け寄り、彼女の肩を掴んだ。
「こうなると分かっていたら、ステラを引き留めていた! 私たち夫婦の子だ、二人で一緒に愛していこう、お前が必要なんだと…それなのに、私は何も気付いてやれず…目を覚ました時には」
「どうして一人で抱え込んでいたんですか!? お母様は、貴方を託すためにわたしたちを引き取らせた。それなら貴方は、わたしたちに…少なくとも一人には、この遺書の内容を伝えるべきだった。隠し立てなんてしないで…」
「トリア…」
「…いいえ、隠すなら…最後まで隠していて欲しかった。そうしたら、まだ、親子でいられたのに」
「! もう、駄目なのか」
「だって…『全部』読んだから…お母様が死を選んだ理由まで、知ってしまったから…」
彼女は、肩に置かれた私の手に、自らの手を重ねた。
「…今からでも遅くありません。お母様の遺志を果たしましょう」
その手を、そっと私の首筋に滑らせる。
「……わたしが、貴方の妻になります」
263 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/06(土) 22:38:02.03 ID:1VWDrwKH0
___最後の投票の前に、何か言い残したことは? やり残したことはありませんか?
↓ 23:00まで
264 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 22:44:51.43 ID:p5H7CYKV0
とりあえず
>>250
は謝ったほうがいいよ。ホント
俺は思い浮かばないから他の人に託すは
265 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 22:49:44.55 ID:Sj5ek8bmo
しかも
>>260
で自演失敗してるみたいだし本当救いようがない
266 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/06(土) 22:50:22.76 ID:1VWDrwKH0
>>1
が妻の死因伏せてたって明記しなかったんだから
>>250
を叩くのはやめないか
267 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 22:51:07.02 ID:p5H7CYKV0
いや、普通に伏せていたと考えるのが普通だろう
流れ的に。少なくても軽率な行動だと俺は思う
268 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 22:53:08.17 ID:Sj5ek8bmo
ごめん
269 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 22:59:43.72 ID:bdNEpLIkO
自演は良くないね……
270 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/06(土) 23:03:01.59 ID:1VWDrwKH0
では、いきます
↓ 0:00まで
ヴィクトリアの告白を
@受ける
A受けない
271 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 23:04:27.44 ID:rVozY+NQo
2
272 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 23:04:47.03 ID:p5H7CYKV0
2
273 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 23:08:06.03 ID:RGmtmPcUo
2
274 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 23:29:17.76 ID:RnSUE23G0
1
一旦こうなったらこのままの関係を続けようとしてもいつか破綻しそうで怖いんだよな
妻と同じ末路を辿ったりしないか心配
275 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 23:38:06.27 ID:vWGm2WQs0
1
276 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 23:41:46.09 ID:9ZzRr86Co
2
277 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 23:49:25.66 ID:aCXPbkEh0
1
278 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 23:50:13.79 ID:dmTUSiN7O
1
同数だったらどうなるかな?
279 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 23:52:08.94 ID:EXtHGEwDo
1
280 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 23:53:25.43 ID:Nbz3CmFDO
2
281 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/07(日) 00:01:05.57 ID:N1K3V78z0
同数につき0:10まで延長
282 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:03:05.57 ID:0qk/2XNg0
1ダー
283 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:04:08.96 ID:0qk/2XNg0
ミスった2でお願いします
284 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:06:21.55 ID:/9CzHLJ50
1
285 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:06:50.80 ID:0qk/2XNg0
1
286 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:07:59.84 ID:0V4ADdoRo
2
287 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:08:24.67 ID:FJxDrgPgo
1
288 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:08:41.60 ID:WL5kGjqDO
2
289 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:09:09.33 ID:Z3mH4bbUO
1
290 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:09:16.34 ID:goWaxZVw0
2
291 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:09:34.69 ID:0V4ADdoRo
また自演してる人がいる・・・
292 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/07(日) 00:13:37.63 ID:N1K3V78z0
じゃあこうしよう
0:00〜0:10に投票した人は次回までに適当にレスしてください
IDが確認できた人の票のみ有効とします
293 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/07(日) 00:14:07.40 ID:N1K3V78z0
今夜はここまで
延長してなお同数とは恐れ入った
294 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:15:25.41 ID:goWaxZVw0
乙
どう考えても今後響く問題だから難しいわー
とんでもないミス犯したからそれに挽回するのが難しい
295 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:16:54.24 ID:Z3mH4bbUO
乙
296 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:17:11.75 ID:0V4ADdoRo
乙
297 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:17:45.22 ID:0qk/2XNg0
>>285
に関してはごめん。
298 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:18:08.38 ID:WL5kGjqDO
乙です
正直かなり迷った
299 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/07(日) 00:18:42.56 ID:N1K3V78z0
あ、これ終わったらこの話は閉じて次の主人公に移ります
300 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:18:45.67 ID:/9CzHLJ50
乙
さてさてこれからどうなるか
301 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 00:27:10.45 ID:/pxm0Jwlo
乙
302 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 13:08:56.24 ID:5uFIWlVZO
暴走安価や自演封じのため、何か必ず書かせるようにすべきだったかもね……
303 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/07(日) 19:49:30.92 ID:N1K3V78z0
締め切り
間もなく再開します
304 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 19:59:36.70 ID:goWaxZVw0
ほい
305 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/07(日) 20:06:06.53 ID:N1K3V78z0
………
……
…
「…それで? いえ、特に何も。彼は父親としての役割を全うしましたとも。3人の娘たちがそれぞれの道に進むのを見届け、そうして交通事故で命を落とすまでね。
長女は、父の仕事を間近に見ていたことを活かし、当時としては珍しい女性の議員になりました。生涯独身を貫いて仕事に打ち込み……父親が死んだ翌日、ゼンマイの切れた人形のように、ふっと息を引き取りました。
次女は、3人の中で一番早くに結婚しました。相手は何と、例の飛行機パイロットの青年です。つくづく空に縁のある一家ですね。英国で得た資産を持って一緒にアメリカに移り住んで、それなりに豊かな暮らしを送ったそうです。
三女は…アイルランド独立派に旗印として担ぎ上げられそうになって、日本に逃げました。大戦直後の時期で、あそこは戦場になることを免れましたからね。その後は、一体どうしたことやら」
306 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/07(日) 20:14:18.30 ID:N1K3V78z0
「…これは、極端な例です。奴隷が自由を手にし、逆に飼い主が彼女らの奴隷となった、稀な出来事。最も、たまにこういったことがあるからこそ、ここの『商品』たちも、希望を持って日々を過ごせるというものです。
何、『黙って聞いていれば、英国だのアメリカだの、訳の分からない言葉がたくさん出てきたぞ』? これは失礼。私ども、こちらにきて日が浅いもので。
ともかく。私どものモットーは、買う方も売る方も、買われる方も幸福な取引です。とは言え一番は、何と言ってもお客様です。お客様の望むものを買い、望むように扱ってくださることが、私どもの本望でございます。
そのために…お客様が、私どもとの取引に相応しいか、失礼ながら判断させていただきたく。まずは、ご職業をお聞かせ願います」
↓1 主人公の職業
307 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 20:14:50.18 ID:goWaxZVw0
偽装屋
308 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/07(日) 20:17:43.52 ID:N1K3V78z0
ごめん、偽装屋って何
309 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 20:19:10.72 ID:goWaxZVw0
アリバイ工作の手伝いしたり事件があったことを作ったり、逆になかったように作ったりなど工作人みたいな仕事。
裏家業みたいなイメージで
無理なら安価↓
310 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 20:19:46.91 ID:irWIN/u10
調教師
311 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/07(日) 20:34:42.19 ID:N1K3V78z0
「私立探偵、みたいなもんかね」
俺は面倒くさそうに答えた。
「ほう、私立探偵。具体的には」
「何でもやるぜ。身辺調査、浮気の証拠取り、ハッキング」
本当は他にもあるのだが、全部答えてやる義理はない。
「なるほど。失礼ですが、それでは暮らしも中々安定しないのでは? 私どものところへ来られた目的は」
↓1〜3でコンマ最大 愛玩奴隷を買う目的
@愛妾
A助手
Bその他、要記述(家族は無し)
312 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 20:35:01.07 ID:refEcj2eo
愛妾
313 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 20:35:07.59 ID:DGAYOSAZO
2
314 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 20:35:10.55 ID:VW4ZoQ5C0
3 ペット
315 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/07(日) 20:44:19.55 ID:N1K3V78z0
「マジで失礼な奴だな。……助手が欲しいんだよ。役目柄、人と話す機会は多いんだが、俺はこのツラだろ? カタギへの聞き込みには不利だ。その点、あんたの所の奴隷ちゃんなら、容姿は担保されてるからな」
「なるほど、心得ました」
そう言って男は頷くと、机の上のノートを手に取り、開いた。掛けた眼鏡のレンズに、うっすらと中身が反射している。どうやらただの名簿表のようだ。
「では、ご希望の条件を一つずつ願います。それを踏まえて、できるだけ条件に合うものを3人程連れてまいりましょう」
↓ 22:00まで 奴隷に求める要素(人間以外の可能性もあります)
316 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 20:45:54.06 ID:goWaxZVw0
演技力が高い
表向きが探偵なのかそれともよくわかんないから私立探偵に変更になった?
317 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 20:46:23.31 ID:VW4ZoQ5C0
男か女かわからない中世的な容姿
318 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 20:46:24.02 ID:/9CzHLJ50
10代後半〜20代前半の女
319 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 20:47:29.01 ID:refEcj2eo
物静かな性格
320 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 20:47:52.69 ID:VW4ZoQ5C0
>>317
訂正
男か女か判らない中性的な容姿
321 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 20:50:08.89 ID:DGAYOSAZO
秘密は守る
322 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 20:52:57.52 ID:WL5kGjqDO
従順
323 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 20:53:13.46 ID:+EJlHHV1o
事務能力が凄いある
324 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 20:53:16.94 ID:RXXjxHzxO
変装しやすいよう胸は大きすぎないのが望ましい
325 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 21:09:44.58 ID:Z5zDBlIWo
際立った一芸
326 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 21:14:09.87 ID:axEqxmc1o
犬耳がついている
327 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 21:47:24.88 ID:ju1+r5dEO
隠密能力に優れている
変装が上手い
人間じゃないならスライムとかがいいかも
今回はファンタジーな世界かな?
328 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/07(日) 22:25:13.18 ID:N1K3V78z0
…
数分後、男は3人の女を連れて衝立の裏から出てきた。向かって左端の女を指すと、男は説明を始めた。
「この娘は見ての通り、ワーウルフの亜種です。とにかく鼻が良い。言うことは良く聞くし、口も固い。貴方のお仕事にはぴったりでしょう。やや幼い見た目ですが、ワーウルフですからね。これでも20は越えています」
頭を下げる女。こめかみに垂れた茶色い癖っ毛の向こうに耳は無く、代わりに頭の天辺から尖った耳が伸びている。濡れた大きな黒い目は、見つめるとあっという間に絆されてしまいそうになる。胸は中くらいか。耳もあるし、変装には向かなそうだ。
329 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/07(日) 22:25:42.39 ID:N1K3V78z0
次に、真ん中の女…
「…女?」
思わず、声が漏れた。真ん中に立っていたのは、全身青い肌をした、奇っ怪な生き物だったのだ。体のシルエットから、どうやら全裸の女らしいというのが分かる。
「驚いたでしょう。これは国も存在を確認できていない、珍しい種族なのです」
「だが、こんなのが街を歩いたら目立ってしょうがねえ」
「ええ、その通り。しかし、彼女らが人の目に触れる時は…」
青肌に向かって合図すると、そいつは頷いて…
「!?」
次の瞬間、そこには一人目のワーウルフが立っていた。いや、本物は元の場所から動いていない。そいつの体が、その女のものに変化したのだ。
「このように、自在に見た目を変化させることができます。かつては誰かに仕えていたらしく、細かい仕事もやってのけます」
一通り説明し終えると、女の体がまた元の青肌に戻った。もしこいつを買うなら、事務所では別の女の格好をさせよう。
330 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/07(日) 22:26:12.19 ID:N1K3V78z0
最後に、右端の女…
「…女? って、それはもうやったよ」
今度は普通の人間だ。しかし、白い質素なワンピースに女らしい起伏は少ないし、髪も短い。目は細く唇は薄い、のっぺりした顔をしている。ぱっと見、男か女か分からない。
「初めに断っておきますが、これはちょっと訳ありです。人格等内面については、まだ私どもも把握しきれておりません。その上で…この娘は、変装が得意です」
「それなら2人目の方が向いてるだろ」
「残念ながら、外見だけです。この娘は、内面までも完璧に模写します。故に、誰も彼女の本性を知りません」
「ふうん…」
のっぺらぼうみたいなその女は、何を考えているのか分からない顔でこちらを見ている。どうにも気味が悪いな…
331 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/07(日) 22:28:02.14 ID:N1K3V78z0
「こちらからは以上です。お客様からご質問がありましたら、出来る限りお答えしましょう」
↓ 23:00まで、奴隷商人への質問
332 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 22:30:48.78 ID:DGAYOSAZO
意思疎通はできるのか
あと知能がどれだけあるかも知りたい
333 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 22:32:32.62 ID:VW4ZoQ5C0
それぞれがここに来た経緯
334 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 22:33:21.00 ID:EF/l05DeO
とりあえず名前
335 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 22:33:35.41 ID:RXXjxHzxO
三人にそれぞれ立方体パズルを渡して1面揃えられる速さで知能レベルを測る
336 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 22:35:34.83 ID:ifXIA4xAO
生まれ、育ちは?なぜここに?
俺は助手として信頼できる奴を雇いたい。正直に話せない、隠し事があるなら済まないがお断りだ。
それと、メンタルに自信はあるか?キレイな仕事ばかりじゃない。強い意思があるのも条件だな。
ハードルが高くて済まないが、俺はお前らを対等なパートナーとして迎えたい。奴隷的な扱いはしないと約束しよう。さて、どうだ?
337 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 22:36:52.95 ID:DGAYOSAZO
>>336
長すぎるのは悪いと思う
前回と違った間違いを起こすかもしれないぞ
338 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 22:39:09.71 ID:ifXIA4xAO
>>337
まあ序盤だし、この程度なら。指定安価でこれはまずいかもだが、拾うかどうかは筆者さんに委ねます。
339 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/07(日) 22:39:11.58 ID:N1K3V78z0
一人一つな
340 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/07(日) 22:39:45.39 ID:N1K3V78z0
あと、奴隷の扱いについてはここで決めることじゃないです
341 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 22:48:48.45 ID:ifXIA4xAO
>>339
了解です。失礼をば。
なら隠し事はないか?で。
342 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 22:52:28.17 ID:Z5zDBlIWo
俺の為に何処まで出来る?
343 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/07(日) 23:20:14.89 ID:N1K3V78z0
俺は3人(?)を見回すと、おもむろに口を開いた。
「…よし、じゃあ個人面接といこう。一人目、来い。後の二人は向こう行ってろ」
男が促すと、二人は衝立の向こうに消えた。
「…よう」
軽く片手を上げると、ワーウルフの女はビクリと肩を震わせた。黒い目が不安げにこちらをみつめている。
「こ…こんにちは」
「名前は?」
「えっ? あっ…テスト、で通ってます」
「そうか」
どうやら、会話はできそうだ。緊張しているようだが、慣れれば問題ないだろう。
「…何でここに来た?」
「っ!」
はっと息を呑むテスト。その目に、じわりと涙が浮かんでくる。
「ここから出たいなら、隠し立てはナシだ」
「…はい」
彼女は鼻をすすると、ぽつりぽつりと話し始めた。
「生まれは、山岳の小さな村です。ワーウルフだけの…そこでは、男たちは『狩り』に出て、私たちは家を守っていました。が…」
「…ああ」
少し前に話題になったか。人里に降りてきては略奪を繰り返すということで、王国軍が掃討に向かったとか。その時に捕まったのだろう。
「大体分かった。じゃあ、一番大事な話だ。俺の手伝いは、ノータリンにはできねえ。試しに…」
俺は懐から立方体のパズルを取り出すと、9面揃った絵柄をぐちゃぐちゃに回してテストに渡した。
「1面でも揃えてみろ」
「! …」
おずおずと、ピースを回し始める。
実際のところ、これで知能は測れない。こんなものはパターンだ。パターンを覚えてやり込めばどんな馬鹿でも9面揃うし、逆に頭が切れる奴でも、初見では1面も揃わない。要は、こいつに取り組む姿勢を評価しようというわけだ。
テストは、それなりに知っていたらしい。あっという間に2面揃えてみせた。
「上出来だ。…最後に。見ず知らずの俺のために、どこまでできる?」
「…もう、身寄りはいません。それに、私がどんな役回りを期待されているのか、知っています。…出来る限り、期待には応えます」
「良いだろう、下がれ」
深く頭を下げると、テストは引っ込んでいった。
344 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/07(日) 23:34:55.48 ID:N1K3V78z0
と思ったら、また出てきた。いや、こいつは…
「正体を見せろ」
「…」
テストの輪郭が歪み、代わりに青肌の全裸の女が現れた。
「名前は」
「…ミラ」
衣擦れのようなか細い声で、女は答えた。
「ミラ、か。お前、どこで捕まった」
「…」
無言のミラ。薄暗いテントの中で、青い輪郭は溶けてしまっているようだ。その中にぽっかりと浮かんだ黄色い双眸が、じっと俺を向いている。
「おい、隠し立てするなら、候補から外すぜ」
「…さる御方にお仕えしていました。しかしその方は捕らえられ、処刑された。私は処刑を免れた代わりに、人権を剥奪され、ここに売られた」
「…あ、そう」
会話はできるが、見るからにヤバそうなやつだ。何がヤバいって、俺がそれらしい話を聞いたことが無いってのが何よりヤバい。
「じゃあ…」
先程のパズルを、ミラに渡す。
「一面でも、揃えてみろ」
「…」
ミラは渡されたそれをじっと見ていたが、やがてかちゃかちゃと回し始めた。
「…もういい」
正解パターンからは程遠い。おまけに、それに気付いてすらいない。頭のキレは期待しないほうが良さそうか。
「最後に。俺のためにどのくらい働ける?」
「私の心は、あの方に」
「…下がれ」
衝立の向こうに消えるミラの背中を見て、俺は溜め息を吐いた。
345 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/07(日) 23:48:31.89 ID:N1K3V78z0
最後にやって来たのは、俺だった。
「…面白い冗談だな」
「気に入ってもらえて何よりだ」
平然と言い放つ。声色まで、俺とそっくりだ。
「名前は」
「名前? 名前…ああ、まだお前の名前を聞いてなかったな」
「ふざけるな、お前の名前だよ」
くっくっ、とそいつは喉を鳴らした。
「…クラリスだ。だが、好きに呼んでくれて構わんよ」
「クラリス。大した変装だな。何でこんなところに来た」
すると、クラリスは俺の顔でにたっと嗤った。
「俺は、元々けちな劇団員だった。だが退屈でね。周りは大根ばっかだし、どいつもこいつも俺の才能に嫉妬してた。だから『抜けた』」
「自分でここに来たってのか」
「ああ、そうさ。ごろつきから金貨を2000枚ほど借りてね。奴らの目の前で川に投げ棄ててやった。貧乏劇団で稼げる額じゃないからな。あっという間に俺は借金のカタ、奴隷の出来上がりさ」
「なるほどな。面白い」
「そう言ってもらえて何よりだ」
俺は、例のパズルを差し出した。
「じゃあ、ちょいと頭の体操だ。そいつを揃えてみろ。一面でもいい」
するとクラリスは、迷うこと無くパズルを回し始めた。
そうして出来上がったのは、テストが作った2面揃え。
「悪いな、俺が『見て』たのは、ここまでだ」
「…! じゃあ」
つまりこいつは、ミラが適当に回した軌跡を、そっくり逆に辿ってみせたということだ。
「ああ、察しが良くて助かるぜ」
「…お前、俺のために働けるか」
思わず、重い口調で問うた。
クラリスは、俺と同じ目を見開いた。
「…退屈させるなよ」
346 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 23:53:30.95 ID:bUdWYWaTo
なかなか愛玩奴隷に辿り着かないスレ
好き
347 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 23:59:55.70 ID:Z5zDBlIWo
毎度(二回目)一人選ぶのが拷問級にツカミ魅力的なキャラたち
348 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/08(月) 00:00:13.96 ID:eJuk6OtA0
…
「お決まりですか?」
「ああ」
俺は頷いた。3人の中から、俺が選んだのは…
↓ 0:30まで 一人一票
誰を選ぶか 同数の場合は決選投票
349 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 00:00:50.42 ID:7CEqMMuA0
テスト
350 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 00:01:30.77 ID:arxVv9AOo
ミラ
351 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 00:01:37.30 ID:MGFfquTd0
そもそも本当に私立探偵なのか実は偽装屋なのかが気になる
どっちかにょって変わりそう
352 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2018/01/08(月) 00:01:39.08 ID:eJuk6OtA0
そして今夜はここまで
(3人いっぺんは)ないです
353 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 00:02:29.20 ID:siP2pZ/Xo
テスト
354 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 00:02:29.23 ID:HXhg216/o
クラリス
355 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 00:02:56.86 ID:QkqjHahLo
ミラ
356 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 00:03:04.75 ID:lCzgL4IDO
ミラ
357 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/01/08(月) 00:03:20.05 ID:LcJxZ7x90
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