アライさん虐待SS投稿スレ【けものフレンズ】

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85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/16(月) 20:40:00.11 ID:AttDMc6i0
乙でしたー
灯油が火につかないって知らなかったから
こうやってアライちゃんで実験してもらえると実際役に立ちますね
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2018/07/16(月) 21:19:36.11 ID:Q3VrgxJHo
乙ー
アライちゃんを使っての実験最高
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/16(月) 23:35:57.81 ID:WUp3DUcW0
アフターフォローにもアライちゃんを使うアラ虐する者の鑑のような人だな
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 00:01:11.36 ID:547Maxak0
>>84
なんだこいつ
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 01:17:40.26 ID:X6Ts4aoi0
乙乙やでー
突っ込まれてもネタにしちゃう鬼才っぷりよ。大物ってこういう人の事をいうのかね
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 01:20:05.66 ID:rOtc1eUHo
流石に自演みたいな褒め方はやめてやれ
誰も得しないぞ
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 01:21:41.32 ID:tBBVPuGf0
やはりアラ虐はいいものですね…
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 03:06:28.69 ID:wKMb1YTp0
読んでいて違和感があると思ったら、アライちゃん1にガソリン、
アライちゃん2に常温の灯油、アライちゃん3に熱した灯油を注いだのね。

ちゃんと作中に注いだ順は書かれてたのに、
てっきり油種を説明した順にアライちゃんに注いだものと思い込んでいたので、
思い込みってやーねw、って言う私のドジ話なんってどうでもいいよねw。

それはともかく、コバエさん達が焼死する惨たらしい無様な最後いいですね。
燃えなかったコバエさんも溺死じゃなくっても、そのうち中毒で死にそうw。
93 :アライさん研究所で働く俺 [sage saga]:2018/07/17(火) 22:12:24.99 ID:h6z9y32/0
続きです 読みにくいというコメントがあったので読みやすいように努力しました。

アライさんを検査し終わった俺は次にアライちゃんの検査に移る。 

アライちゃんの場合はケガの有無だけでなく身長を検査しアライちゃんかアライしゃんなのかを検査する。当然二足歩行をするのかも聞く。

俺「ねえねえアライちゃん、ケガはない?」

アライちゃん1「うゆ?あらいしゃんはどこもけがなんてしてないのりゃ。」

アライちゃん3「ひとしゃん!おかーしゃんはどこいったのら?」

アライちゃん2「あらいしゃんはけがなんてしてないのら。それよりもおなかしゅいたのりゃ。」

俺(ケガはなしっと・・・。次は身長の検査だな。ついでに二足歩行もするのか聞いておこう。)

俺「アライちゃん、お兄さんに協力してくれたらこれをあげるよ。」スッ

俺はポケットから飴玉を取り出す。この飴玉は職員に支給されているものでアライさんが審査に非協力的またはアライちゃんの検査を容易にするためのものである。

アライちゃん’s「「ほしいのりゃーーーー!!!」」ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃんたちが俺の方に寄って来る。

俺「じゃあ質問するね。アライちゃんの中に二本足で立つことのできる子はいる?」

アライちゃん’s「「いないのりゃー!」」

俺(アライしゃんは、今回はなしっと・・・。次は身長検査だな。)

俺「次はカゴから出てお兄さんに協力してもらうよー。これが終わったらこれ(飴玉)をあげるよ。」

俺「んー。じゃあ、一番早かったそこの小さいアライちゃんが先ね。」

アライちゃん1「ずるいのりゃ!いもーとはおねーしゃんにゆずるのがとーぜんなのりゃ!」

アライちゃん2「そーなのりゃ!いもーとがあのまんまるをひとりじめするつもりなのりゃ!」

俺(オイオイ、俺は協力したらあげるといって一人だけにあげるとは言ってないんだよなぁ・・・)

俺「心配しないでもいいよ。ちゃんと協力したらこれをあげるからね。じゃあ、アライちゃんこっちにおいで。」カチャン

アライちゃん3「あらいしゃんにまかせるのりゃー!!≧∀≦」ヨチヨチヨチ

俺はアライちゃんをカゴから出す。

俺「じゃあ、寝っ転がってね。」

アライちゃん3「わかったのりゃ〜!か〜んた〜んな〜のりゃ〜≧∀≦」ゴロ〜ン

アライちゃん3を寝っ転がせてアライちゃんの横にメジャーをあてる。

アライちゃん3「うゆ?ひとしゃん。なにするのりゃ?」スック!

俺「こら、起き上がっちゃだめだよ。お兄さんがいいよと言うまで横になってじっとしててね。」

アライちゃん3「わかったのりゃ〜」ゴロ〜ン

再びアライちゃんを寝っ転がせて再び頭を0cmのメモリに合わせて身長を測る。

俺(ん〜どれどれ〜・・・42cmか。アライちゃんとアライしゃんの境目ってところだな。)

俺「おわったよー。アライちゃん、起きていいよ〜。あとこれで終わりだよ。」

アライちゃん3「終わったのりゃ!」スック!「ひとしゃん!やくしょくのそのまんまるをよこしゅのりゃ!」

俺「はいはい、あげるよ。その代わりあっちにあるカゴの中に入ってからあげるよ」

アライちゃん3「はやく入ってたべうのりゃー!ヨチヨチヨチ ・・・入ったのりゃ!」

俺「はい、じゃああげるね。」ポイッ

アライちゃん3「たべうのりゃー!・・・レロレロ・・・あまあまでおいひいのりゃー!」コロコロシッポブンブン

アライちゃん3は飴玉を一生懸命頬張っている。







94 :アライさん研究所で働く俺 [sage saga]:2018/07/17(火) 23:02:28.73 ID:h6z9y32/0
アライちゃん3を検査し終わった後、次は残りの2匹を検査する。二匹ともアライちゃん3がおいしそうに食べているのを見てよだれをたらしまくっている。

アライちゃん1「はやくあのまんまるがほしいのりゃ!」

アライちゃん2「もうまてないのりゃ!ひとしゃん!ひとしゃんはやくしてほしいのりゃ!」

俺「しょうがねーな。じゃあ、二人ともカゴから出たら寝っ転がって俺が起きていいよと言うまでおとなしく寝ててね。」

アライちゃん1&2「「あらいしゃんにおまかせなのりゃー!」」ゴロンゴロン

俺(んーどれどれ・・・。1は47cm、2は44cmか。二匹ともアライしゃん寸前ってとこだな。書類にはアライちゃんと書くが追記でアライしゃん前と書いておくか。)

俺「はーい、終わったよー。じゃあ、あっちのカゴに入ったらあげるね。」

アライちゃん1「はやくいくのらー!」ヨチヨチ

アライちゃん2「もうがまんできないのりゃぁー!」ヨチヨチ

俺「よーし、はいったなー。じゃあ閉めるぞー。・・・おっと、約束の物を忘れてたな。」ガチャン ポイッポイッ

アライちゃん1「まってたのりゃ!んーあまあまでほっぺがあちそうなのりゃぁ!」シッポブンブン

アライちゃん2「ほんとーなのりゃ!はたけのあまあまよりおいちいのりゃ!」シッポブンブン

こいつらの検査は終わった。最後はアライちゃん用のベルトコンベアで研究所内に送ろう。

俺「じゃあな、俺とはここでお別れだが元気に暮らせよ。」ガシャン!グオオオオオオン・・・

アライちゃん1「のあ!?じめんがうごいてるのら!」

アライちゃん3「ひとしゃんたしゅけてほしいのら!」

アライちゃん2「はやくだしてほしいのら!でないとあらいしゃんがかわいそうなのらぁぁぁぁぁぁぁ〜・・・」

アライちゃんの運搬が終わったら次はハンターへの報酬の計算だ。

ガラララララララ・・・

俺はシャッターを開けてハンターに言う。

俺「アライさんとアライちゃん3匹全員引き取らせていただきます、ですので合計5,250円になります。」

金額の書かれた紙をハンターに渡す。この紙をこの先ゲートの先の窓口で渡すとその分の報酬がもらえる。

俺「金額はこの先のゲートで・・・」

ハンター「ああ、知ってるさ。あんたもお疲れさん。じゃあな。」スタスタ

俺「あっ、ハイ・・・どうも・・・。」

・・・

この後23人ものハンターが来た。

研究所が引き取ったアライさん・しゃん・ちゃんは合計で75匹。不合格はいなかった。

〜就業終了後〜

俺「あ〜ったく毎日疲れるなぁ〜。特にアライさんが一番大変だよ。これで日給平均3,650円だぜ。どんだけストレスかかると思ってんだよ。」

同僚「まーそんな固いこと言うなって、ほかの会社とかと比べりゃぁ楽な方なんだからさ。それより今日はいっしょに飲みにいかないか?俺が奢るからよ!」

俺「そうだな!こんな時は酒飲んで忘れんのが一番!さ、善は急げ行くぞー!あ、そういえばお前も東戸塚出身なんだな!」

同僚「お前もだったのか!じゃあ今日は故郷の話で盛り上がろうぜ!」

俺「そうだな!」

アライさん研究の進歩に栄光あれ

95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 23:10:26.31 ID:h6z9y32/0
主です。もうちょっと続けさせてください。
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 23:11:31.58 ID:udNmdsJPo
どうぞー
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 23:24:09.96 ID:RaDE4SKW0
乙〜
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2018/07/17(火) 23:40:36.41 ID:2mouhKZSo
乙ー
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 01:40:47.30 ID:fW/IhZ5q0
乙乙ー。続き楽しみです
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 06:44:40.75 ID:S4s1zYi7o
この日給でもマシな社会とかツラすぎるわ
101 :アライさん研究所に勤める俺 [sage saga]:2018/07/23(月) 10:08:15.26 ID:9rdBA1Ui0
ピピピピッ!ピピピピッ!ピピピピッ!

6月16日 AM6:00 いつものように目覚まし時計のアラームが鳴る。

俺は瞼を閉じたまま手探りで目覚まし時計を探す。

ピピピピピピピピピピピピピピ!・・・ ドスン!ドスン!ドスン!・・・モフッ!

俺(ん?なんかモフっとした感触がしたな・・・。)

もう一度同じところを手探りで探しモフッとした感触を探す。

ピピピピピピピピピピ!・・・ドスン!ドスン!モフッ!モフッ!ピィッ!

俺はすぐさま瞼を開け布団から飛び起きその感触のした方向を見ると・・・。

目覚まし時計のアラームの音にもかかわらず一匹のアライちゃんが我が物顔で寝ている。しばらくアライちゃんを見ているとアライちゃんは起きた。

アライちゃん「・・・うゆ?ひとしゃんおはよーなのりゃ。」マブタコスリコスリ

俺「お前、どっから入った。」

アライちゃん「ひとしゃん、なにいってるのら?きのうひとしゃんがあらいしゃんをひろったのわすれたのりゃ?」ヒダリチラチラ

アライちゃん「あと・・・///ものしゅごいよりゅをしゅごしたのわしゅれたのりゃ?」デレデレヒダリチラチラ

身が震える。こんなヨチラー害獣と激しい一晩を過ごすくらいなら俺は自殺する。しかしこいつは嘘をついている。理由は左をチラチラ見ている、人は嘘をつくと左をチラッと見るというがこいつはわかりやすすぎるほど左をチラッと見た。(嘘をつくと左を見るという迷信がありますが物語を面白くするため書いてます)さて、アライちゃんが家に出たからにはどうにかしてしなくてはならない。すると頭にあるアイデアが浮かび俺はこいつの手首と足を縛る。

アライちゃん「ひとしゃん、なにしゅりゅのりゃ?こーゆーぷれいがしたくなったのりゃ?///」

アライちゃんを縛った後、俺はヘッドホン(Blue Tooth機能有)を取り出しアライちゃんの耳に装着した。手足を縛ったのはヘッドホンが外れないようにするためである。そしてスマホでニコニコ動画を検索し、今話題の「音割れポッター」を音量MAXで流す。


ピーガーピガガーガーピーガーガー!!!

アライちゃん「ぴぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!いちゃいぃぃぃぃぃぃ!おみみいじゃぃぃぃぃぃぃぃ!」バタバタゴロゴロゴロ

アライちゃんはあまりの大音量に耳が痛くて床をのたうち回っている。

俺「やっぱ音割れピーターやべぇなwヘッドホン付けてても音漏れしてここまで響いてくるわw」

しばらくのたうち回るアライちゃんを見てふと時計を見るともう7:15ついうっかり遊びすぎてしまった。朝食は抜いて大急ぎで出勤の準備を整える。

アライちゃん「きゅるるるるぅぅぅぅぅぅっ!いちゃい!いちゃい!ひとしゃんやめてほしいのりゃぁぁぁ!」バタバタゴロゴロ ピーガーピガガーピーガーガ!!

俺(さてとこいつは外の柱に縛り付けて一日ポッター地獄を味わってもらおう。しかし猫とかに食われたくないから猫除けとカラス除けはしておくか。)

俺は柱にアライちゃんを縛りつける。その間も大音量で流しっぱなしである、それに伴いアライちゃんも大きな声で叫ぶ。

アライちゃん「のぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!も”お”お”お”や”な”ぁぁぁぁぁっ!」ジタバタ ピーガーピガガーピーガーガ!!

アライちゃんを縛り付けたあと、俺は新聞紙を片手に車に乗り込み職場に向かう。しかしいつもの朝と違い爽快感があふれていた。

・・・・・・

職場に到着すると8:15遅刻ギリギリであった。やっぱり遊びすぎてしまったようだ。

職場に到着し大急ぎで本日の業務内容を確認する

〜本日の業務内容〜

アライさんは普段通り アライしゃん・ちゃんは頭数制限をかけ一人に付き二匹のみとする。

なお二匹以上の場合、不合格のアライしゃん・ちゃんを選ぶのは検査官の好きに選んでよい。   以上

アライさん研究に栄光あれ

普段ならメモをせずにさっさとカウンターに向かうが今日は制限がかかっているので手帳に素早くメモする。

8:20 なんとかカウンターに就くことができた。30分までは少し時間があるので持ってきた新聞紙を読む。





102 :アライさん研究所に勤める俺 :2018/07/23(月) 11:04:30.86 ID:9rdBA1Ui0
〜新聞紙 2035年 6月16日〜

闇取引が横行!!アライさん狩猟許可証の偽造が多く出回っている模様!!

俺(ったく・・・面倒な連中だな。俺の仕事が余計に増えて給料が同じとか頭おかしなるで・・・おっと時間だ。)

8:30 就業開始

俺はカウンターにあるシャッターを上げて外で待っている人を呼ぶ

俺「最初の方、どうぞー」

入ってきたのはちょっと若い男

俺「身分証明書と狩猟許可証と捕獲方法を書いた書類を提出してください。」

男「ん、ほいよ。」パサッ

俺は渡された。書類に目を通す。身分証明書は本人の物か。狩猟許可証の名前は本人の物か、有効期限は切れて・・・るね。

俺「あのー。狩猟許可証の有効期間が切れてますよ。」

男「今日まで来れなかった。頼む引き取ってくれ。今日中に金が必要なんだ。」

俺「だめです。不許可です。お持ち頂いたアライさんはこちらで処分します、アライさんをこちらに渡してください。」

男「そんなこと言って本当は実験に使っているんだろ・・・。」ブツブツ

俺「疑うようでしたら今すぐ処分しますよ。ですのでカゴを渡してください。」

男「ほい」ガシャンガシャン!

二つのカゴに入っていたのはアライさん一匹とアライしゃん4匹おそらく親子だろう。

アライさん「おい!はやくアライさんをここから出すのだ!!」ガシャン!

アライしゃん1「おかーさんのゆーとーりなのら!」ガシャン!

アライしゃん3「おい!まぬけなにんげん!ここから出してくれないとアライしゃんが許さないのら!」

俺は出せ出せという声を無視しながら床にあるチューブの接続された箱に親子をカゴごと中に入れる。

俺「じゃあ処分しますね。」キュィッキュィッ

俺はボンベの栓を開ける。このボンベには二酸化炭素ガスが入っている。ガスを注入していくと親子がなんだかのたうち回りながら何かを訴えているがチューブの接続されている箱は防音性があるので一切聞こえない。どうせ中でアライさんを助けるのだー!なんて言ってるんだろな。

アライさん親子「」グデェ

俺は死んだアライさん親子を死体用のベルトコンベアに乗せて運んだ。

俺「・・・これで疑いは晴れましたか?」

男「あぁ・・・。すまないなあんたにはちょっと当たっちまって。」

俺「次はきちんと有効期間などを確認してくださいね。」

男「当然だ。次はしっかりとした書類を揃えてくる。」スタスタスタ

このように納得してくれればいいのだが中には処分してもなおさら死んだふりだどーのこーの言う連中もいる。そうなったら警備員を呼ぶ。ほんと疲れるよなこの仕事・・・。しかしこの仕事を辞めたらほかに職はない。だからここでアライさんの罵声や死ぬときの断末魔の顔、そしてアライちゃんの気持ち悪い人懐っこさ見なくてはならない。

今日は頭数制限がかかっているので多くのアライちゃんを殺処分した。一時はひとまとめにしてガスを使おうと考えたがアライちゃんがほかの人の審査の時にピーピーうるさかった。飴玉をやって黙らせたがなくなるとすぐにピーピー言うのでやはり不合格はすぐに殺処分することにした。

〜業務後〜

俺「今日は、普段に比べて疲れた気がするなぁ〜。」

東戸塚の同僚「アライちゃんの制限があったからなぁ〜。あっそうだ。今日妙なやつが来たんだよ。なんか変な紙を渡して「読め読んだら返せ」と言ってくるやつがいたんだよ。」

俺「で、紙にはなんてかいてあったんだ?」

同僚「{我々の計画を手伝ってほしい。協力してくれれば高給を出そう。}ってあったんだ。で、そいつは返事はまた今度で。と言って帰って行ったんだ。絶対やべえよな、これ。」

俺「ああ、ヤバい。アラ信がついに来たか。今度先輩に報告だな」

もう少し続きます



103 :アライさん研究所に勤める俺 追記 [sage saga]:2018/07/23(月) 11:10:28.65 ID:9rdBA1Ui0
あ、sage saga忘れてた・・・。

〜本日の業務報告書〜

来たハンター46人 内1人不許可

引き取ったアライさん 49匹

アライしゃん・ちゃん 98匹

殺処分 49匹

アライさん研究に栄光あれ
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 12:20:48.03 ID:RKB/tq570
乙です。
栄光あれって最初は文字通りにしか受け取ってなかったけど、そういう意図があったんだ
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 12:30:28.21 ID:eBJOcjKg0
乙ー
紙渡してきたとこでようやく栄光あれの意味が分かった
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 19:23:25.99 ID:r1ABvyK70
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 19:58:07.86 ID:VIASSuYy0
問題なければ、栄光あれの意味をバカな俺に教えてほしい
どゆこと?
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 20:08:49.59 ID:M6ai4Nt90
>>107
???「ひとしゃんばかなのりゃああ!!」キャッキャッ
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 23:30:28.22 ID:Nr6IUJXJ0
栄光あれでなんとなく思い出してはいたけど、今回の話で確信が持てました、
この話の元ネタは、あぁ、言わないほうがいいのかな?

○ル○ト○カに栄光あれっ!!

ここまで伏せておけば大丈夫かな?w。
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 23:36:43.34 ID:VIASSuYy0
>>109
さんくす
知らんネタだったからしゃーなしだわ
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/25(水) 12:32:56.84 ID:faWCcxonO
アライちゃんと車でお出かけ
私は猛烈な腹痛に見舞われこの時期の車内の危険さを完全に失念して車を飛び出しトイレに向かって早30分
アライちゃん「あちゅいのりゃあ…かいぬししゃんはやくもどってくるのりゃぁ…」
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/25(水) 19:30:35.86 ID:h6ZaWFJO0
>>111
シンプルだね。
確かに、お腹が痛くなると中々トイレから出られないよねぇ。
113 :アライちゃんとごはん? [sage saga]:2018/07/26(木) 05:39:07.33 ID:i1dBnMz20
※アラ虐要素少な目です



散歩から帰るとアライちゃんがゲージ越しに鳴き始めた

アライちゃん「かいぬししゃん!かいぬししゃん!あらいしゃんおなかちゅいたのりゃあ!ごはんちょうだいなのりゃ〜!」ガチャガチャシッポフリフリ

ほいほいちょっと待っててねと

アライちゃん用の餌皿にドライフードを入れてる音を聞くと最高速のヨチヨチでこちらに駆けてくる

アライちゃん「ごっはん!ごっはん!たっべりゅのりゃー!」ヨチヨチヨチシッポフリフリ

アライちゃんは餌皿の前まで行くとピタッと止まった
そしてこちらの方をそわそわした目で見つめてくる

よしよし待てを覚えててえらいえらい
じゃあ次は次はお手ちょうだい?

アライちゃん「のりゃ!」ポム

そう言うとアライちゃんは右の前足を上げて手のひらに乗っけてくる

次におかわり、くるくる回ってー…よし、食べていいよ

アライちゃん「のりゃ!きゅるきゅるるるるるるる…たべりゅのりゃー!」

何時もの躾が終わると勢いよくごはんを貪り…食べ始める

アライちゃん「あんむ!あんむ!あんみゅ!」ガチュガチュ

家で飼っているミニアライさんは体に見合わぬほど結構な量を食べる

アライちゃん「あむ!あむ!いっぱいたべておおきくなるのりゃ!あむ!あむ!」ガチュガチュ

そんな食欲もあってか、飼い始めはハムスター位の大きさだったが今ではモルモット並みに成長していた

まぁこれ以上はミニアライさんの種族上、もうそんなに大きくはならないだろうが本人は幸せそうだから知らせないでおく

思えば小さかった頃からよく食べようとしていたっけ
114 :アライちゃんとごはん? [sage saga]:2018/07/26(木) 05:40:43.36 ID:i1dBnMz20
〜〜飼い始めの頃〜〜


ここがアライちゃんの新しいお家だよ

小アライちゃん「のりゃぁ」モゾモゾ

ペットショップの箱からアライちゃんを摘まんでゲージの中に入れてあげる

ポテッ

小アライちゃん「のりゃ!?のりゃりゃりゃ?」キョロキョロ

始めはちょっと驚いた様子だったが暫くすると恐る恐るゲージの中を歩き回り始める

小アライちゃん「の、のりゃぁ」ビクビクヨチヨチヨチ

驚きつつもゲージの中をちょこちょこ動き回る様は見ていて面白いなと思っているとアライちゃんに異変が起きた

小アライちゃん「ふんふん、の、の、のりゃぁ」クンクンプルプル

アライちゃんが匂いを嗅ぐ仕草をしながらプルプル震え始める

おっとここではダメだよっと

小アライちゃん「のりゃぁ!?」グィッ

急いでアライちゃんの首元を掴みアライちゃん用のトイレの砂の中に落としてあげる

トイレはここでやってね

小アライちゃん「のりゃ!…うゆーーーー!」プリプリ

通じたのかは分からないが、こちらを見上げ一鳴きして排泄する

ミニアライさんもアライグマの特徴を受け継いでおりフンをする事で自分の縄張りを主張する
またある程度同じ場所に排泄する習性があるようで最初にしっかりと躾をすれば簡単にトイレの躾は出来るらしいのでしっかりと誉めてあげようとした時だった

小アライちゃん「ふんふん……あーんむ!」ムチャア

なんと自分がした排泄物を食べ始めたではないか

後で調べて判ったことだが小さい頃のアライちゃんは消化機能がまだ未発達なところがあり食べたエサの匂いが糞からする為
お腹がすいていると食べてしまう事があるらしい

本当は餌を早くあげていれば防げたらしいのだがこの時はアライちゃんの行為に気が動転していて先ずしっかり躾をしなければと考えてしまっていた

アライちゃん「あんむぅ!あんみ、の、のだぁ!?」グイッ

急いでアライちゃんを持ち上げるも口の回りや首元の毛皮が汚れてしまっており嫌な匂いが漂っている

アライちゃん…うんち食べちゃダメでしょ!

アライちゃん「の、のりゃ?ビシッ!のりゃあああああああんん!?」

顔の汚れてない部分を指でちょっと強目に叩くと凄い声で鳴き始めた

アライちゃん「のりゃああああああああああんん!のぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」ビエエエエエエン

泣いたってダメだからね!
取り敢えず元居たペットショップの箱に入って反省してなさい!

アライちゃん「のだぁ…のりゃあ…」ヒックヒック

〜〜〜
115 :アライちゃんとごはん? [sage saga]:2018/07/26(木) 05:41:34.86 ID:i1dBnMz20
この後口の中まで拭かれてまた滅茶苦茶鳴いてたっけ

飼った時初めて食べたのが自分の排泄物だった何て今のアライちゃんは覚えているだろうか

アライちゃん「あぐあぐあぐあぐ!ごはんおいちぃのりゃ!あぐあぐあぐあぐ!」

…覚えて無さそうだなぁ

そんな昔の事を思い出しているうちにアライちゃんはごはんを食べ終えていた

アライちゃん「おいちかったのりゃ!でももうちょっとごはんたべたいのりゃ!」

相変わらずウチのアライちゃんは欲望に忠実である
まぁペットとしてはある意味飼いやすくはあるが

アライちゃん「かいぬししゃん!もっとカリカリのごはんほしいのりゃ!」シッポフリフリ

あんまり餌あげすぎてもあれだし、新しく買ってきたおやつを少しあげて誤魔化すか

アライちゃんカリカリは無いけど他のでいいかい?

アライちゃん「うゆ!かいぬししゃんがくれりゅごはんだったらなんでもいいのりゃ♪」

オーケー、オーケー
ピンセットで摘まんで餌の皿に移してっと、はいどうぞ

アライちゃん「わーいたべりゅ…の、のりゃぁ!?」

中を見たとたんにアライちゃんは驚いたように後ろに後ずさる
116 :アライちゃんとごはん? [saga]:2018/07/26(木) 05:42:43.40 ID:i1dBnMz20
餌皿には生きた虫、ミルワームが入っていた

鳥やハムスターは勿論アライちゃんも普通に食べれたはずなのだが何故か食べるのを躊躇っている

アライちゃん「か、かいぬししゃん、これなんなのりゃぁ…?」ビクビク

何ってアライちゃんのごはんなのだが食べないのかい?
一匹つまんでアライちゃんの顔に近づけてやるとヨチヨチ歩きの後ずさりをし始めた

アライちゃん「ぴぃぃ!あらいしゃんおなかいっぱいになったからいらないのりゃ!」ヨチヨチアトズサリ

どうやら初めて見る生餌にビビっている様だ
動画で見たアライちゃんは美味しそうに食べていたしウチのアライちゃんがビビりなだけだろう

アライちゃん「うゆぅぅぅぅ」プルプル

このまま食べなくても栄養面では問題はないのだが(むしろ食べ過ぎなぐらい)
アライちゃんの反応が面白いのでちょっとからかってみよう

あれー?アライちゃんもしかして虫にビビってる?

アライちゃん「のりゃ!あらいしゃんがこんなちいさいのにこわがるわけないのりゃ!」フゥーフゥー

そっかーじゃあこれあげるねと言いながらピンセットで一匹つまんでアライちゃんの目の前までもってくる

アライちゃん「ぴぃ!?あらいしゃんなんにもいらないのりゃあ!」ヨチヨチヨチヨチ

まあまぁ遠慮せずに

ポトッ

逃げようとしているアライちゃんの上に落としてあげる

アライちゃん「ぴぃぃぃぃぃ!?あらいしゃんのせなかになんかのってりゅうううう!?」ブンブンブン

アライちゃんがビビりながらも振り落とそうとするも虫も逃げようとしたのかアライちゃんの服(毛皮)の中に潜り始めた

アライちゃん「のぎゃぁあああああああ!ありゃいしゃんのかりゃだのなかになんかいりゅううううう!とっちぇぇえええ!とっでっぇぇええええええ!」ゴロゴロビエエエエエエン

パニックになりつつ背中に手を回そうとするも届かずのたうち回っている姿はまるで虫が苦しんでいる様だ

うーむ、まさかいつもプライドが高いアライちゃんがここまで怖がっていたとは思わなかった
まぁアライちゃんだからそのうち慣れるだろう

アライちゃん「かいぬししゃんはやくてち゛ゅけてぇぇぇっぇぇ!!ぴぃぃ!?ちぇなかもぞもぞすりゅうううう!」ビエエエンビッタンバッタン



そんなこんなでウチのアライちゃんは今日もしぶとく元気に過ごすのでした

終わり



※後日空腹時にもう一度あげたところ涙目にながらも食べていました
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/26(木) 07:38:53.54 ID:PILXzguko
ああ〜和む
大変いいですね
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/26(木) 19:43:58.42 ID:QuaSkoHJ0
いいねぇ
精神的に参ってる感じ
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/26(木) 23:42:43.62 ID:VTLBPylw0
仲良くなってすごく懐いてきたコバエを殺処分してみたい
苦しませたり絶望させたりはしない
何が起こったのか分からないって間抜け面でくたばるところを見てみたい
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/07/26(木) 23:53:29.25 ID:QuaSkoHJ0
>>119
殺処分してみたい、なら自分で書けばいいよ。
そこから、君もアラ虐作家デビューだ。
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 07:44:07.49 ID:b0iYn9y4o
子供のうちは人懐っこいなら成アライさんを滅茶苦茶酷い目に合わせて精神を幼児退行させたら懐くかどうか実験してみたいな
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 10:26:34.88 ID:tl7KzPdc0
アライグマの赤ちゃんVSアライちゃんッッッッッッッッッ!!!!!!!

アライグマの赤ちゃん「きゅるるる!」(親呼んでる)

アライグマのお母さん「ふがぁぁぁ !」(喉仏に噛み付く)

アライちゃん「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」

決着ッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 10:33:26.00 ID:yWcagJ5Mo
この勢いすき。
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 18:49:49.42 ID:EO7czMBp0
>>123
禿同
内容が凝ってる作品もいいけど、サクッと読みやすいのも面白いよね
125 :お金持ちの遊び [sage]:2018/07/28(土) 22:53:03.30 ID:CWJSX+bH0
バタバタバタバタバタバタ…

一機のヘリコプターが空を飛んでいる。

アライさん「やめるのだぁ!はやくアライさんを解放するのだぁ!はやくしないとアライさんがかわいそうなのだ!」ガシャン!
ガシャン!

鉄カゴに入れられたアライさんが喚いている。抗議の声を無視してヘリコプターは高度を上げていく。

パイロット「オーナーそろそろ目標高度ですよ。」

男「おっ、もうそんなところか。よし、じゃあ始めるとするか。」スタスタ

男は鉄カゴに入れられたアライさんのところへ向かう

アライさん「やっとまぬけなオーナーでも分かったのだ。さあ、アライさんをここから出すのだ。」

男「ああ、出してやるよ。」ガチャン

アライさんを鉄カゴから解放したこの男は何を考えているのだろう…

アライさん「やっと出れたのだ。ところでここはどこなのだ?」

男「みせてやるよ、こっち来いよ」ガラララララァッ!

男はヘリコプターの扉を開ける。

アライさん「どうなってるのだ!?おい!はやくアライさんを降ろすのだ!」

男「おう、降ろしてやるよ。ほら降りろよ。」

男はアライさんにヘリコプターから飛べと命令する。

アライさん「何言ってるのだ!?ここから落ちたら死んじゃうのだ!」

男「いいから落ちろ!」ドンッ!

男はアライさんの背中を蹴りヘリコプターから落とした。

BGM:RIDE ON TIME (山下達郎)

♪青い水平線を いま駆け抜けてく
とぎすまされた 時の流れ感じて

アライさん「のだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」ヒュ--ッ!

アライさんは重力に従い地上へ向けて落ちてゆく

♪アアときめきへと 動き出す世界は
忘れかけてた 遠い夢の訪れ

アライさん「いぃぃぃぃやぁぁぁぁなぁぁぁぁのぉぉぉだぁぁぁっ!」ヒュ---ッ

♪Ride On Time さまよう想いなら
やさしく受け取めて そっとつt…

アライさん「ぎゅべぇっ!」ビタァングシャグシャボキィッ!

アライさんは地面に着くと同時に粉々に砕けた。

男「落ちたみたいだな。じゃ帰るか。」

パイロット「かしこまりました。」

バタバタバタバタバタバタ…

アライさん「」ピクッピ…クッ

たまにはこんなアラ虐もいいかもな。
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 23:08:15.47 ID:f/I49kwQo
浅い
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 23:08:55.28 ID:yWcagJ5Mo
おつ!
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 23:17:51.05 ID:EO7czMBp0
あっさりとしてて良かった。

山下達郎が脳内再生されなくて、残念。
これ、キム○クがパイロット役のドラマの主題歌だっけ?
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 22:23:57.15 ID:Mw7UtXIJ0
アライさん最強決定戦ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エントリーNo.1!界隈では一番有名なやつ!アライちゃんッ!!

エントリーNo.2!単純な憎らしさならトップクラス!アライさん(オムツ)ッ!!

エントリーNo.3!なんか最近はツイッターで手足切られてた!アライちゃん2ッ!!

エントリーNo.4!名前が同じだったためか飛び入り参加ッ!ベロキラプトルの「アライ」ッ!!

ファイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
130 :アラ縄工場外伝 [sage]:2018/07/30(月) 00:32:46.25 ID:THMarUEt0
さて、アラ縄の強靱性に注目した技術者が、これをもっと細くして繊維にできないだろう
か、と考えた。その結果生まれたのが「マイクロアライファイバー」である。
基本的な考え方はアラ縄と同じである。しかし、材料がアライちゃんである以上、絞り上
げるといっても、その細さに限界はある。
なので、マイクロアライファイバーは、アライちゃんよりももっと小さいものを材料にす
るわけである。

工員「オーライ、オーラーイ」

トラックに積まれて搬入されてきたのは、アラ肉工場紹介の際にもお見せした「アライち
ゃん生体プラント」である。ご存知の通り生命維持と妊娠・出産機能に特化した姿に加工
されたアライさんのことであるが、このプラントは少し特別な仕様をしている。それはお
いおい紹介させていただこう。

まず、アライちゃん生体プラントを活性状態にし、種付けを行う。これはアラ肉工場など
と同様の措置である。この工程の後、アライちゃんの受胎が確認されると、エコーなどを
駆使して胎児の形成が確認されたところで、プラントはマイクロアライファイバーの素材
摘出工程に回される。

その工程が行われる部屋は、一見して手術室のような印象を受ける。手術台のような作業
台にはプラントががっしりと固定されている。

作業員1「ではアラマテリアル摘出を開始します」

アライさん1「こんなものに閉じこめてなにするきなのだ…アライさんのおててとあんよ
を返すのだぁ…」グッタリ

アライさん1の反応から察するに、このプラントはまだ「摘出」を行われたことがないら
しい。

作業員1がそばの台からメスを手に取ると、アライさん1はみるみる青ざめた。

アライさん1「ひっ…こ、こわいのだぁ。アライさんにそれを近づけ」

作業員1はかまわずアライさんの下腹部を裂いた。

アライさん1「ぴぃぃいいぃぃぃいだいのだああああぁぁ?!!!!!!」ジョバー

コストカットのために麻酔などはしていない。ので(当たり前だが)とんでもない激痛に
苛まれ、アライさん1は失禁した。プラントシェル下部に設けられたドレーンにホースが
接続されており、アライさん1の排泄物はそのまま床下の排水システムに流れていく。

アライさん1を開腹した作業員1は、そのまま素早くアライさんの子宮にアタリをつけ、
またもや縦一文字に裂いた。

アライさん1「いぎゃあああああああぁぁぁああああああああああああ!!!!!!!!」ブリブリジョバー

絶叫がさらに大きくなる。アライさん1は思わず大便も漏らすが、そちらも尿と同様、ド
レーンから直接排泄されていく。作業員の集中を乱すようなことはない。

アライちゃん?「……ノ…ダァ」ピクピク

子宮の中には、胎児のようなアライちゃんらしき動体が認められた。人間の常識から考え
れば驚くべきことに、もうすでにアライちゃんとわかるような姿形が形成されつつあり、
あのお決まりの鳴き声のようなものも発しているのである。

作業員1「摘出します」チャキッ
作業員1はピンセットを手に取り、アライさん1の子宮からその胎児アライちゃん??ア
ラマテリアルを引きずり出した。へその緒は引っ張ればちぎり取れた。

アライさん1「ぎいいぃ、ぎひぃ、いだいのだああ…!!!」
胎児アライちゃん「…ノダァ……」ピクピク

当たり前だがこの胎児アライちゃん、放っておけば死ぬ。未熟児とかいうレベルじゃきか
ないのだから当たり前だ。なので摘出されてすぐサンドスター濃縮液に漬けられ、すぐに
連結工程に回される。

作業員1「計5個か…多めに採れたな」
作業員2「連結工程にもっていきます!」
作業員1「よろしくお願いします」

別の作業員がやってきて、濃縮液に使った胎児アライちゃんたちを運んでいった。

アライさん1「いだいのだ……アライさんの赤ちゃん返すのだぁ!」ゼェゼェ

作業員3「摘出は完了しましたか?」
作業員1「ええ。確認しました。あとはお願いします」
作業員3「了解です。…おい、取りかかれ!」
131 :アラ縄工場外伝 [sage]:2018/07/30(月) 00:33:30.98 ID:THMarUEt0
作業員1はその場を離れた。どうやらまた別のプラントにとりかかるようだ。入れ替わり
にやってきた作業員3は、一匹のツライさんをつれていた。

ツライさん1「………」

ツライさんとはみなさんもご存じの通り、無害化加工を施されたアライさんである。指、
牙、子宮の除去に始まり、近年は子宮をどかしてできるスペースに糞尿タンクを増設し、
長時間連続で稼働させられるものも存在する。

作業員3「ほら、やれ!」
ツライさん1「わかったのだ……」コスリコスリ

ツライさん1は軽くハエガイジムーブを行ったかと思うと、その両手を裂かれたプラント
アライさんの腹部にかざした。
すると、じょじょにだが…アライさん1の傷がふさがっていった。

ツライさん1「ツライのだ……」コスリコスリ

ツライさんの役割はこの通り、術後のケアである。手術のように最小の開腹にとどめ、お
まけにこのアライさんの回復能力で傷を直すことで、プラントを長持ちさせるとともに、
次の種付けもすぐに行えるのだ。

もちろん傷を癒やすと言っても万能ではない。

ツライさん2「もう……無理なの、だ……ツライ…のだぁ」バタン

他のプラントに対して能力を使っていたツライさんが、ぼそりと音を上げたかと思うと、
目眩を起こしたかのようにふらつき、ばったりと倒れ込んだ。

作業員がうつ伏せのツライさん2を蹴っ飛ばしてひっくり返すと、ツライさんはピクピク
と痙攣し、白目を向き、泡を吹きながら鼻血を流していた。

作業員4「ツライさん個体が耐用限界の模様。回収班どうぞ」

回収員「了解」ゴロゴロー

作業員から要請を受けた回収員が、台車を押してやってきた。台車には、ステンレスと思
われる浴槽のような形状の容器が載っている。

回収員「よいしょ」ドサッ

ツライさん2「ツ…ラ………の…だ……」ピクピク

回収員は倒れ伏したツライさんのしっぽをむんずと掴むとその容器に投げ入れた。

作業員5「プラントの治癒状況が芳しくない」
作業員1「ツライさんはまだ大丈夫そうだが…こっちは破棄か」

アライさん2「ぎひぃぃ……ころして……もうころしてほしいのだ……」ビクビク

そのプラントのアライさんはいかにも顔色が悪く、体躯もげっそりとした印象を受ける。
ツライさんの治癒を施されているにも関わらず開腹の傷は塞がらない。都合 10 回以上「摘
出」を受けている肉体の、生物的な限界だった。

作業員5「よし、治癒は打ち切り! 回収版お願いします」カチャカチャ
回収員「了解です」ゴロゴロ

作業員はプラントのシェルをいじくり回して、中身のアライさんを開放する。排泄システ
ムのドレーンや、センサー、それに薬理調整システムなどの接続をすべて外せば作業完了
だ。シェルは洗浄と整備を経て次のプラント作成に使い回される。

回収員「よいしょっと」ドサッ

回収員は四肢のない開腹されたままのアライさんを、さきほど回した壊れたツライさんの
上にどしゃりと放り入れた。

回収員「一旦置いてきまーす」ゴロゴロ
作業員3「はーい」

これら廃棄されるアライさんやツライさんは、大部分は適切に「処理」され再利用される。

回収員「廃棄出ましたー」
作業員「はーい」

台車で再利用加工エリアに運ばれてきたアライさんやツライさんのうち、プラントだった
単なるアライさんは、そのまますぐにベルトコンベアの上に放り投げられる。
132 :アラ縄工場外伝 [sage]:2018/07/30(月) 00:34:14.01 ID:THMarUEt0
廃棄アライさん1「ぎひぃ…!」ベシャッ
廃棄アライさん2「……!」ドシャッ
廃棄アライさん3「いたいのだぁ……!」ズシャア

いっぽうツライさんの場合、糞尿タンク搭載型はそのまま処理はできず、装備を摘出する
必要がある。

廃棄ツライさん1「ツライ…のだ……もう…やめてほ…」

解体台に寝かせた廃棄ツライさん1を、作業員が電動丸ノコでおへそあたりから真っ二つ
にした。

廃棄ツライさん1「ぎひいい、ぃ、あ…」ギュイイイインギャリギャリブチブチ

両断された上半身は廃棄アライさんのようにコンベアに載せられる。

廃棄ツライさん1の上半身「……ツ…ラ……」ピクピク

下半身は、肉を削ぎ落とされてタンクを摘出されてからコンベアに載せられる。

廃棄ツライさん1の下半身だったもの「」ドチャア

そしてコンベアの進む先は、エリアの奥のプロセッサーである。

廃棄アライさん1「ぎぃ…ぐぅ……ぅ、なん…なの、だ…?」ゼェゼェ

廃棄アライさん1が、プロセッサーの第一エリア…粉砕機に吸い込まれていった。

廃棄アライさん1「う、ぎぃぃぃぃ! やめるのだ、アライさんを食べないでほしいのd」

ばきばきばきばきぃっ!
ずしゃずしゃずしゃ!
ごうんごうん…ぐちゃんぐちゃん…

廃棄アライさん1は粉砕機で処理された。

廃棄アライさん3「ぴぃぃぃ…! あそこまで行ったら殺されるのだぁ…!」ノロノロジタバタ
廃棄アライさん2「…やっと[ピーーー]るのだ…」
廃棄ツライさん1の上半身「…ツ……の…だ……」ピクピク

廃棄アライさんたちは次々と処理されていく。この工程はコンベアに乗せてしまえばあと
は自動化されており、この粉々にされたアライさんたちから野生開放誘発剤やサンドスター
濃縮液の素を抽出し、残りカスはアラミンチとしてツライさんやアライちゃんプラントの
エサとなるのだ。

さて、廃棄のようすを見ているうちに、摘出作業が完了したようだ。

作業員1「全プラントの摘出終了しましたー」
作業員3「はーい。じゃあツライさん撤収しまーす。 …おい、行くぞ!」グイッ
ツライさん1「わかったのだ……」トボトボ

アライさん1「おいっ、そこの辛気臭いお前! アライさんを助けるのだ!」

退出していくツライさん1を見咎めたアライさん1がわめき出した。

アライさん1「おててもあんよも奪われて、こんなものに閉じ込められて、お腹も裂かれ
たのだあ! アライさんがかわいそうなのだあ!! アライさんをたすけ」
作業員1「うるさいなあ」カシャン

作業員がプラントのシェルの蓋を閉じ、アライさんの露出部分は無くなった。

作業員3「何してるんだ、さっさと進め! いつもと同じく、エサを食ったらさっさと寝ろよ」

ツライさんたちはアラミンチを与えられるときと、治癒作業を行っているとき以外は、潜
水艦の水兵のそれぐらい狭いベッドに押し込まれ、休息させられる。治癒の力を回復させ
るためだ。

ツライさん1「……ツライのだ…」トボトボ

ツライさん1は俯いたまま給餌所へと歩いていった。

プラントはこのあと少し経過を観察し、問題がないようであれば再び種付けされる。

さて、では本題の摘出されたアラマテリアルであるが…

基本的な考え方は、アラ縄のそれと変わらない。ただ大きく事情が異なるのが、連結され
絞り上げられるアライさんの耐久性だ。
133 :アラ縄工場外伝 [sage]:2018/07/30(月) 00:34:50.32 ID:THMarUEt0
いかに野生開放誘発剤やサンドスター濃縮液で補助しようが、しょせんは未熟児ともよべ
ない何かでしかないアラマテリアルは、そう長くは生きられない。なので迅速に加工する
必要がある。

この小さいアラマテリアルたち相手の精密な作業を、時間制限ありでこなしていくパート
の皆さんには頭が下がる思いである、とは工場長さんの弁だ。

また、どうしても加工が間に合いそうもない場合は、この工程にもツライさんを導入する
場合もある。

ツライさん3「ツライのだ…」コスリコスリ
ツライさん4「からだが…あついのだぁ……」コスリコスリ

その場合、通常の水準の能力では足りないので、ツライさんにも野生開放誘発剤を投与す
る。

ツライさん3「ツラ…ぐふっ! ぐへっ、げへぇっ!」ビシャア

ツライさんのうち一匹が吐血しだした。

加工が間に合わないとアラマテリアルの損失を出してしまうが、この対処法はこれはこれ
でツライさんを潰してしまうことがほとんどなので、現場としても苦渋の決断なのだそう
だ。

こうして現場の努力によって加工されたマイクロアライファイバーは、クロスなどに加工
され、皆さんのお手元に届いているのだ。商品を購入される際、使用される際には、少し
でも現場の皆さんがたの努力を思い出していただけると幸いである。
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/30(月) 00:37:33.12 ID:THMarUEt0
連投失礼しました。アラ虐もっと流行れ(挨拶)

あと今更ですけど、プラントとかツライさんとかいろいろ他のSSからの影響があります。
気になるひとはWikiとか見てみてください。みんな面白いですよ。
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/30(月) 01:33:09.42 ID:GyP6Ev8c0
アライさんの回復能力って自己単体のみで他者には無理じゃなかったっけ?
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/30(月) 02:06:13.90 ID:THMarUEt0
アプリ版のスキルだとそうらしいですね。
ダルマで開きにされた同族を無理やり治させられているという絵面のために無視しました。
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/30(月) 06:50:17.41 ID:Ii1LACq1O

医療用ツライさんとか普通に外科医療に活用できそうだな
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2018/07/30(月) 08:44:56.21 ID:lwBYQiPko
乙ー
他者に回復出来るとか色々応用できそう
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/30(月) 19:33:07.13 ID:GNZUSjOX0
140 :アライちゃんの観察 [sage]:2018/07/31(火) 06:23:00.71 ID:G/xYU6qE0
今日は先日捕まえたアライさんの子供、通称アライちゃんを観察して生態を見たいと思います。

アライちゃん1「のっだあああああああ!」ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん2「のーりゃ!のーりゃ!」ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん3「のりゃ!のりゃ!のりゃ!」ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん4「のー、のりゃぁぁぁ!ガァン、ピギュ!?……の……りゃ…」ピクピク

アライちゃんは今日も無駄に元気にゲージの中を駆け回っていますね。
約一匹は何を思ったのかゲージに思いっきり体当たりして痛がってますが自業自得ですね放っておきましょう。


さて、今日の分の餌を上げるとしましょう。

ドッグフードをパラパラとゲージの隙間から落とします。

アライちゃん1「のだ?のだぁー!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん2「のーりゃぁ♪」ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん3「のりゃ!?のりゃりゃりゃあああ!」ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん4「のっ…だぁ…」モソモソヨチヨチ

みんな一直線に餌に群がっていきます。
アライちゃん4も何とか立ち上がり向かっていっていきます。

アライちゃん1「あんむ!あんむ!あんむ!」クッチャクッチャ

アライちゃん2「がっちゅ!がっちゅ!がっちゅ!」グッチャグッチャ

アライちゃん3「あみゅあみゅあみゅあみゅあみゅ」クチャグチャ

アライちゃんは年中食べ盛りですねぇ。
141 :アライちゃんの観察 [sage]:2018/07/31(火) 06:23:56.60 ID:G/xYU6qE0
アライちゃん4「ぴ、ぴぃぃぃ…!」

おやおや、アライちゃん4は怪我の為か中々餌にありつけないようです。
必死に呼び掛けますが姉妹は全く気にしていない様子。

それどころかアライちゃん4の分の餌まで食べています。

アライちゃん4「の…のっだぁ!」グリクリ

アライちゃん1「あんむ!あんむ!…のだぁ?のっだぁ!」シッポベッチーン!

アライちゃん4「びきぃぃぃぃぃ!」

アライちゃん1に頭を押し付けて餌をねだった様ですが尻尾で一蹴されてしまいます。

アライちゃん4「の、のりゃぁぁぁん!のりゃぁぁぁん!」ビエエエン

今までに無い大声を出して抗議しますがみんな餌を食べるのに夢中で聞いてくれません。

アライちゃんの世界は弱肉強食、それは姉妹で有ろうとも変わらない様です。

アライちゃん4「のりゃぁ…」トボトボ

アライちゃん4は諦めたのか巣箱の中へ入っていきました。

アライちゃん1「げぇぇぇぇっぷ、のーりゃぁぁ!」シッポフリフリ

アライちゃん2「のりゃぁ♪」シッポフリフリ

アライちゃん3「のっだぁ!のっだぁ!」シッポフリフリ

他のアライちゃんは食べ終えたようですね。
アライちゃん4の分の餌を食べた分いつもよりも満足そうな表情を浮かべています。



アライちゃん1「の、のーりゃぁぁ…」プルプルチョロチョロ

あー、アライちゃん1がトイレでないところで粗相しちゃいましたね。

お腹一杯になって気が緩んだのかな。
何にしてもこれは躾が必要ですね。

先ずはアライちゃん1を捕まえましょう。

アライちゃん1「ぴぃ!?の、のっだぁ!」ヨチヨチダーッシュ

前の躾を覚えているのかそれとも単純にビックリしているのかは分かりませんがゲージの中に手を入れるとアライちゃんにしては凄い勢いで巣箱の方へ逃げ出します。

アライちゃん1「のっだぁー♪」ヨチヨチダーッシュ
このままなら逃げ込めると思ったのでしょうか妙にイラつく明るい声で鳴いています。

まぁ巣箱ごと出せばいいんですけど。

アライちゃん1が巣箱に入ろうとしたその瞬間

アライちゃん4「のっじゃぁ!」ベチン!

アライちゃん4が巣箱から出てきてさっきのお返しと言わんばかりにアライちゃん1の顔を前足でひっぱたきました。

アライちゃん1「ぴぎぃ!ぴぎぃ!」

走ってた勢いもあってか余計に痛がってますね。
後でアライちゃん4にはご褒美でもあげましょう。
142 :アライちゃんの観察 [sage]:2018/07/31(火) 06:25:20.80 ID:G/xYU6qE0
転んで泣いているアライちゃん1を持ち上げ自身が粗相をした場所へ顔を近づけさせて臭いを嗅がせます。

アライちゃん1「のりゃりゃ…?」クビカシゲー

いい臭いなのだ、何がいけないのだ?
そんな事を言ってそうな表情と鳴き声。
前に言ったことはすっかり忘れたようですね。

アライちゃん、ここでオシッコははダメだよ。
ここでしたときは…フン!

臭いを嗅がせたままアライちゃん1の尻尾を強く引っ張ります。

アライちゃん1「ピッィギィィィィィィィィィィィィィィ!!!」ジタバタジタバタ

体をよじって逃げ出そうとしていますが無駄な足掻き。

今度は尻尾を引っこ抜くって言ったよね。

ブチィ!!!

アライちゃん1「ぴぃぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!ぴぃぃぃぃぃいいいいいいいい!!!びぃぃぃぃぃいいいいいいいい!」

尻尾があったところから血がちょぼちょぼ流れ出てとても痛そうですね。
でもこれでこの場所でしちゃいけないって今度こそは分かったでしょう。


アライちゃんの尻尾はアライちゃんにとってのトレードマークにしてアライさんで有ることの証明。

でもトイレでないところで粗相をする子にはこんな尻尾は必要ないですからゴミ箱にポイです。

躾も清んだことですし尻尾を引きちぎられたアライちゃんをゲージに戻してあげましょう。
143 :アライちゃんの観察 [sage]:2018/07/31(火) 06:27:51.39 ID:G/xYU6qE0
アライちゃんをゲージに戻すと床にお尻を擦り付け始めました。

アライちゃん1「のりゃあ!のりゃあ!」コスリコスリ

そんな事をしても治りませんけどね、むしろ雑に擦っている事もあって傷口が広がり血がもっと出てしまってます。

そうこうしているうちに他のアライちゃんが集まって来ました。

アライちゃん1「の、のーりゃぁ!」オシリフリフリ

アライちゃん2「のりゃりゃりゃりゃ!」クスクス

アライちゃん3「のりゃ!のりゃりゃあ!」クスクス

どうやら尻尾が無いのをバカにされている様ですね。

アライちゃん1が抗議するように鳴いていると後ろからアライちゃん4が忍び寄って来ました。

アライちゃん1「なのりゃ、なのりゃあ!ピギィ!?」ガブッチョ

まだ食事の事を根に持っていたのか怪我したお尻にかじりつきます。

アライちゃん1「ピギィ!ピギィ!ピギィ!」ブンブンフリフリ

アライちゃん4「ふぐー!ふぐー!」ガブガブ

アライちゃん1もお尻を揺らして抵抗しますが一向に離しそうにありません、それどころか噛まれた場所からは血が滲み出てきています。


アライちゃん2「のりゃ?…のりゃー♪」ベチベチ

アライちゃん3「のっりゃ!」ベチベチ

他のアライちゃんも苛めに加わり楽しそうに顔やお尻を引っ掻いたり叩いたりしています。

アライちゃん1「のりゃぁぁぁん!のりゃぁぁぁん!」ジタバタ

アライちゃん1も必死に抵抗しますが多勢に無勢、傷だらけになりながら次第に動きが鈍くなっていきます。

アライちゃん1「…の…り…ゃ…」ピクピク

アライちゃん達「「「のりゃ〜♪」」」オテテコスコスシッポフリフリ


暫くしてアライちゃん達が飽きる頃には身体中血まみれ傷だらけのアライちゃん1の姿が出来上がっていました。

普通の生物なら生き絶えてしまう様な傷ですがアライちゃんなら餌を食べてるだけでもその内治るので心配要らないでしょう。
無論、無事に餌を食べ続けられればの話ではありますが。

アライちゃん1「の…の…」ブルブル

今回の観察ではアライちゃん達は姉妹で有ろうとも理由が有れば平気で傷つけ合う、というのが観察出来ました。一緒に飼うときは注意が必要かもしれません。


アライちゃん1「ノ…りゃ…」ブリュブリュ

ありゃ今度はそっちを漏らしちゃいましたか。
またアライちゃんにお仕置き…もとい躾をするので今回はこの辺で終わりたいと思います。

ご視聴ありがとうございました。
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 07:16:53.68 ID:2b7jK1AR0


面白い観察でしたね
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/08/01(水) 09:16:18.19 ID:W5D/AeLLO
乙。
146 :生えちゃったアライさん [saga]:2018/08/02(木) 23:11:35.49 ID:5yZQcUaO0
−−−とある朝−−−

アライさん「ん、んー...」モゾモゾ

アライさんはいつもより少し遅い朝を迎えていた。

キョロキョロ

アライさん「フェネック? いないのだぁ。」ファー

フェネックはアライさんがまだ寝ている間にボスのところへ向かい、ジャパリまんを取りに行っていた。

アライさんは大きなあくびをしながら、伸びをした。
その時だった。

アライさん「痛っ!」

股間の辺りから痛みを感じた。

アライさん「股の辺りが痛いのだ!」バッ

アライさんがスカートをめくると、そこには見慣れない棒があった。
いや、正確にはアライさんの股間から『生えて』いた。

アライさん「な、何なのだ!!」

未知のものを見るかのように驚くアライさん。

それもそのはず。
ここ、ジャパリパークには何故かオスが存在しない。
そのため、陰茎を見たことが無いのだ。

アライさん「アライさんの股から変なのが生えてるのだ!」

アライさんは恐る恐る陰茎に触ってみた。

ビクン

アライさん「!? 何か、ビリっとしたのだ!」

アライさんは再び触ることにした。

ビクビクン

アライさん「!!? 何なのだ!? 一瞬気持ちよかったのだ!!」

触って一瞬でも気持ちよかったなら、握ったらどうなるか。
アライさんは、好奇心から握ってみることにした。

ビクンビクン

アライさん「お、おぉ... 不思議な感じなのだ。」

さらに好奇心は増していく。

今度は握った手をそれに沿って動かしてみた。

シュッシュッ ビクンビクン

アライさん「あぁ〜!! 気持ちいいのだ!!」

今まで感じたことのない快感に襲われたアライさん。
いつしか、手を動かすことが止められなくなってしまった。

アライさん「あ、あぁ〜!! 手、手が止まらないのだ!!」シュッシュッ ビクンビクン

手の動きは増していき、その内に股間に違和感が出てきた。

アライさん「あ、何かが出そうなのだ。 で、で、出るのだ〜!!」ビュルビュル

アライさんは達してしまい、陰茎から白い液体が撒き散らされた。

アライさん「!? 変なのから白い変なのが出てきたのだ。」ビクンビクン

アライさん「何なのだ!? これが出るときに、すごく気持ちよかったのだ!」シュッシュッ

アライさんは先ほどの快楽を求めて、再びそれを手で刺激し始めたのだった。
147 :生えちゃったアライさん [saga]:2018/08/02(木) 23:15:41.41 ID:5yZQcUaO0
フェネック「ただいま〜。」

フェネックがボスからジャパリまんを受け取って戻ってきた。
しかし、彼女を待っていたのは衝撃のものだった。

フェネック「えっ!?」ドサドサ

思わず、持っていたジャパリまんを落としてしまったフェネック。
辺りには独特な匂いが充満していた。

アライさん「あ、あぁ〜、あ、あ、んっ、あっ、あん!」シュッシュッ ビクンビクン シュッシュッ ビクンビクン

アライさんはフェネックが戻ってきたことに気付かずに、必死にそれを刺激していた。

フェネック「ア、アライさん? な、何してるの?」

フェネックはジャパリまんを拾う余裕もなく、恐る恐るアライさんに近づき、肩を叩いた。

アライさん「あん! あ、フェネックなのだぁ〜。」シュッシュッ ビクンビクン

アライさんは虚ろな目でフェネックを見た。

フェネック「アライさん、何してるの?」

アライさん「朝起きたら、ん、股に変なの、が! 生えていて、あん、触ってたら、んっ、気持ち良かった、ん、のだ!」シュッシュッ ビクンビクン シュッシュッ ビクンビクン ビュルビュル

アライさんは、受け答えをしながら陰茎から白いのを撒き散らしていた。

フェネック「えーっと、それは何?」

アライさん「アライさんにも、ん、わからないのだ。」シュッシュッ ビクンビクン

アライさんは苦しそうな感じでフェネックに受け答えていた。
フェネックはさらに混乱してしまった。

ぐるぐる回る頭の中で辿り着いた答えは...、

フェネック「そ、そうだ! はかせ達なら何か分かるかもしれない!」

『としょかん』へ行くことだった。

こうしてはいられない。
フェネックは立ち上がると『としょかん』まで急ぐのであった。

フェネック(待っててね、アライさん! すぐに助けてあげるからね!)

一方のアライさんはというと...

アライさん「フェネックが、んっ、行っちゃった、行っちゃう、んんん〜〜〜〜〜!!」ビクンビクン ビュルビュル

ひたすらに手を動かしているのであった。
148 :生えちゃったアライさん [saga]:2018/08/02(木) 23:18:57.34 ID:5yZQcUaO0
なんとか『としょかん』まで辿り着いたフェネックは、はかせとじょしゅに事情を説明した。
そして、文献の捜索に取り掛かり、出来る限りの書物をかき集めて調べ尽くした。

3人は赤面しながらも情報収集したが、有力な結果は得られなかった。
そう、この奇病の解決方法は見つからなかったのだ。

もしかしたら、過去にこの奇病にかかったものがいるかもしれないが、記録されていないだけかもしれない。
少なくとも、『としょかん』には解決方法は無かった。

この間、数日の時が経過していた。
フェネックはアライさんの奇病を調べるあまり、アライさんのことを忘れてしまっていたのだった。

これ以上調べることが無いと感じたフェネックは『としょかん』を離れ、アライさんの元へ戻ることにした。

フェネック(アライさん、無事でいてね。)

しかし、フェネックがアライさんの所に戻った時には、アライさんは死んでいたのだった。

アライさんは飲食もせずに、ひたすら快楽を求め続けたのだった。
そして、異臭の中で力尽きてしまったのだった。

フェネック「ア、アライさ〜ん!!」

こうして、アライさんとフェネックの旅は幕を閉じてしまったのだった。
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 00:30:45.43 ID:zMO+/K7D0
フレンズ史上初のテクノブレイクですね。
アライさんの一人旅が見られてよかったです(アラ虐的に)
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 07:34:28.91 ID:ASnwlMzro
快楽を得られてアライさんも幸せ
アライさんから開放されてフェネックも幸せ
誰も彼もが幸せになれる理想的な結末かもしれない
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 08:55:22.80 ID:tfbArS8sO
152 :炎天下には要注意 [saga]:2018/08/03(金) 20:44:46.65 ID:AiAj0Gkq0
某所スーパーにて...

黒の軽自動車が駐車場にやってきた。

飼い主「じゃあ、アーちゃん。ちょっと待っててね。」

アライちゃん「わかったのりゃ! (≧∀≦ )」シッポフリフリ

女性は助手席にいるペットアライちゃんにそう話すと、扉を開けて外に出た。

ガチャ

バンッ カチャッ

こうして、車内にアライちゃんを残し、買い物に向かったのだった。

フレンズの中でも唯一、害獣として認定されてしまっているアライグマのフレンズ、通称アライさん。
そのアライさんを特殊な環境で育成し、ペット化したものがペットアライちゃんである。

ペットアライちゃんは見た目がアライさんの幼獣時と変わらないため、嫌厭される傾向にある。
しかし、一部の愛好家から少しずつペットアライちゃんの認知度が広がっていき、今では犬や猫のように市民権を得ているといっても過言ではない状態となった。
その一方で、比較されるように、害獣認定された野生のアライさんはさらに嫌厭されるようになってしまった。

もう一度言うが、ペットアライちゃんは見た目がアライさんの幼獣時と変わらない。
そのため、ペットアライちゃんの入店を拒むところがほとんどだ。
しかしながら、少しずつではあるが、ペットアライちゃんの入店許可が出ている場所もある。

では、今回訪れたスーパーはどうかというと、許可が下りていない店だった。
ここより離れた別の店であれば一緒に入店できるが、女性は最近のガソリン代が気にかかってしまい、近場で済ませることにしたのだった。

飼い主「さて、手短に済ませて戻らないとね。」
153 :炎天下には要注意 [saga]:2018/08/03(金) 20:46:04.04 ID:AiAj0Gkq0
今は夏場。
パチンコに熱中するあまり、車内に子供を放置して熱中症になって死亡した事件もある。
もちろん、それはペットにも言えることであり、長時間の放置は危険である。

では、何故連れて来たのか。
女性は一人暮らしで、以前野生のアライさんに侵入されたことがあった。

それ自体はすぐに駆除されたため問題なかったが、その一件以来、ペットアライちゃんが怯えてしまったのだ。
一人にすると怖がって泣き出してしまうため、いつも連れていたのだった。

ちなみに、彼女の仕事はアライちゃんカフェの店員である。
ペットアライちゃんが飼えない人が立ち寄る憩いの場だ。
そのため、彼女はペットアライちゃん同伴で仕事場に行っている。

さて、話を戻そう。

ペットアライちゃん「かいぬししゃんは、りょこえいくのりゃ?」ヨチヨチ

ペットアライちゃんは飼い主の姿を探すため、助手席から移動してインテリアパネルをよじ登り、ダッシュボードまでやってきた。

ペットアライちゃん「かいぬししゃんなのりゃ! (≧∀≦ )」シッポフリフリ

ペットアライちゃんは飼い主の姿を見つけると、とても嬉しそうに尻尾を振っていた。

しかし、飼い主はそのことに気づかずにそのまま店内に消えていった。

ペットアライちゃん「うゆ? よくみたら、いちゅものところなのりゃ。」シッポフリフリ

ある程度の学習能力はあるらしく、いつも来ているスーパーであることが分かったようだ。

ペットアライちゃん「なら、すぐにもりょってくるのりゃ! (≧∀≦ )」シッポフリフリ

ペットアライちゃんはそのままダッシュボードで待つことにした。
しかし、それが大きな間違いであった。
154 :炎天下には要注意 [saga]:2018/08/03(金) 20:48:49.58 ID:AiAj0Gkq0
ペットアライちゃん「ふわぁ〜。 すこしおねむなのりゃ。」

アライちゃんはあくびをすると、その場でお昼寝を始めた。

ペットアライちゃん「しゅぅー... (=ω= )」

始めこそはある程度エアコンで冷やされていたため、問題ないかもしれない。
しかし、フロントガラス越しに容赦なく日差しが照りつける。

徐々にアライちゃんがいる辺りは熱くなっていく。

ペットアライちゃん「う〜ん、う〜ん... (=’ω’= )」

ペットアライちゃん「あ、あちゅいのりゃー!!」ガバッ

それもそのはずである。
近年では地球温暖化が騒がれており、アイドリングストップを促しているため、女性はエンジンを切って出掛けていたのだ。
しかも、窓を開けることもしないで出掛けたのだ。

窓を開けておけば風が入ってきて少しは暑さも和らぐかもしれない。
では何故、女性は窓も開けずに出かけたのだろうか。
それは、アライちゃんの姿を見た野生のアライさんが侵入しないとも限らないからだ。
実際、野生のアライさんが窓の隙間から侵入して車内を荒らす事件が多発しており、警察も窓をしっかり閉めるよう促していたのだ。

つまり、ペットアライちゃんは密閉された車内に閉じ込められていた。
155 :炎天下には要注意 [saga]:2018/08/03(金) 20:50:16.06 ID:AiAj0Gkq0
ペットアライちゃん「うゆ... とりあえず、じょしゅしぇきにもりょるのりゃ...」

ペットアライちゃんは助手席がまだ日陰になっていることを確認し、そこへ避難しようと考えた。
しかし、ここで問題が発生した。

ペットアライちゃん「よいしょ...」

ピト

ペットアライちゃん「い、いちゃいーーーーー!? (≦д≧ )」

インテリアパネルの大半が金属になっていたため、ダッシュボード以上の熱さになっていた。
当然、そのまま降りるのは危険すぎる。

人間に例えるならば、熱した金属を皮膚に直接当てられるようなものなのだ。

ペットアライちゃん「なんなのりゃ!? あちゅしゅぎて、おりれないのりゃ!」

そうこうしている間にも、容赦なく太陽の熱はアライちゃんの体を襲っていた。
残念なことに、この日は雲ひとつ無い晴天。

女性としては、助手席が日陰であることを考慮して駐車したのかも知れない。

ペットアライちゃん「うゆ〜... かいぬししゃ〜ん、はやくもどってきて〜! (≧д≦ )」ビエーン

ペットアライちゃんはどうする事も出来ずに、泣き出してしまった。
156 :炎天下には要注意 [saga]:2018/08/03(金) 20:50:42.99 ID:AiAj0Gkq0
一方、その頃の女性はというと、

飼い主「色々と足りないから、買い足さないといけないものが多いなぁ。」

カートを引き、買うものを選んでいた。
今この時、ペットアライちゃんが大変な目にあっていることも知らずに...

飼い主「そういえば、洗剤の予備もなくなってたから買っておかないと。」
157 :炎天下には要注意 [saga]:2018/08/03(金) 20:52:14.24 ID:AiAj0Gkq0
ペットアライちゃん「あ、あちゅい... のりょが、かわいたのりゃ...」

ペットアライちゃんは泣くことを止め、ぐったりしていた。
汗を掻いても日光で乾いてしまい、アライちゃんはだんだん汗を掻かなくなり始めていた。

ペットアライちゃん「な、なんりゃか、ほぉーとしてきたのりゃ...」

ペットアライちゃんの意識は少しずつ薄れてきてしまった。

ペットアライちゃん「かい...にゅし...しゃ...」

ペットアライちゃんの瞼は完全に落ちてしまった。
158 :炎天下には要注意 [saga]:2018/08/03(金) 20:54:46.32 ID:AiAj0Gkq0
飼い主「色々買いすぎちゃったなぁ。」

女性はカートに荷物を載せて、店内から出てきた。

飼い主「すぐ戻る、って言ったのに、時間かかっちゃったなぁ。」

詰め替え用の洗剤や調味料、食品など、大量に買い込んでいたことに加え、レジが込んでいることも重なり、時間がかかってしまったのだ。

飼い主「アーちゃん、大丈夫かな?」

飼い主「助手席が日陰になるように停めたし、大丈夫だと思うけど。」

女性の足が不意に止まった。

飼い主「え? あれって...」

自分の車のダッシュボードにアライちゃんの姿が見えた。

飼い主「やだ、待って。」

飼い主の歩みが速くなった。
そして、自分の車を見たときに驚愕した。

助手席にいたはずのアライちゃんの姿が見当たらない。
その代わりに、何故かダッシュボードにアライちゃんがいた。

カチャッ ガチャ

急いで車の扉を開けて、ダッシュボードに手を伸ばした。

飼い主「アーちゃん!!」

女性はペットアライちゃんを掴み、胸元へ抱いた。

飼い主「アーちゃん、しっかり! アーちゃん!!」

女性が呼びかけても、答えないペットアライちゃん。
体は熱を帯びているのだが、心臓の鼓動が感じられない。

ペットアライちゃんは死んでしまったのだった。

飼い主「ア、アー... アーちゃーーーーーん!!」

飼い主はその場で泣き崩れてしまった。
159 :炎天下には要注意 [saga]:2018/08/03(金) 20:56:04.34 ID:AiAj0Gkq0
この一件はニュースでも取り上げられ、人々に車内に生き物を残して出かける恐ろしさを改めて認識させる事件となったのだった。
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 20:57:14.76 ID:AiAj0Gkq0
ツイッターで面白そうな画像を見たので、それをネタに書いちゃいました。
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 21:15:29.62 ID:jx5EGpyWo
https://i.imgur.com/B3kiqvo.jpg
面白そうな画像ってこれ?
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 21:28:43.69 ID:AiAj0Gkq0
>>161
いや、それではないですね。
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 21:33:10.41 ID:AmkgXE7p0

熱中症はマジで怖いですね

>>161
これ現実にも起こってるのか…
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 23:52:20.95 ID:F4+Z6x0bo
乙です
普通の人から見ればバッドエンドだけど、アラ虐民にとっては完璧なハッピーエンドになるという不思議
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 00:15:08.38 ID:4RvIKMcBo
アラ虐民だけど普通にバッドエンドだと思いました
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 20:38:35.52 ID:zGGd47Q4o
毎年こんな感じで人間の子供も一人か二人くらいは死んでるんだよな
切ねえ話だわ
大抵はパチンカスな親だけどさ
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 20:45:51.42 ID:gdC+0W6CO
人間だったら悲惨な事件だけど、アライちゃんだったらむしろウェルカムだな
太陽様にはハエガイジ駆除をガンガン進めてほしいところ
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 20:53:51.70 ID:d0QMxSBSo
飼い主が悲しんでるんだよなぁ
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/05(日) 10:29:17.48 ID:nVIGe4fro
タマリリスさんのイラストが元ネタかな?
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/10(金) 01:23:40.05 ID:VfGKOVIQ0
さん付けしないでいいよあんなどクズ
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/10(金) 01:59:24.22 ID:LJUD1ai10
どクズ。なんかあったん?
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/10(金) 08:39:59.78 ID:cefhJBkqO
確かに気になるな。何があったのか教えてくれ
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/10(金) 17:10:59.79 ID:H+7Ba2tlO
雑談スレで騒いでた奴でしょ
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/08/13(月) 04:11:06.66 ID:viAvuR7X0
アラネちゃんifストーリー

【このSSはアラネ発案者の同人誌、アラネちゃんの未公開部分を虐待作品に歪めたものとなっています】

フェネック「アラネさん!アラネ!走ると危ない!」

横断歩道の信号がまだ赤のまま駆け出すアラネ、フェネックは危ないと声をかけるも、
その大きな耳に聞こえてきた音に、更なる危機感を覚えたフェネックは

フェネック「アラネ、止まりなさい!!」

迫りくる危険から守ろうと、アラネに止まるように大声を出すフェネック

アラネ「え、青になったよ?」

そんなフェネックの心配などよそに、青になったばかりの横断歩道で立ち止まり、
フェネックがなぜ大声を出したのか理解出来ず、のんきに青になったと告げるアラネ。
フェネック譲りのその大きな耳は飾りなのであろうか?難聴を疑います。

*横断歩道の信号が青になったからと言って、すぐに渡るのは危険です

(たぶんト○タの普通自動車)「プーッ」

左右の安全確認もせず、横断歩道を渡ろうとして立ち止まっているアラネに、
黄色信号ギリギリで進んだであろう車が突っ込んできていた

アライさん「止まっちゃダメなのだアラネーー!!」

このままでは(赤信号無視ではない)クルマに轢かれてしまうアラネ

アライさん「アライさんが助けるのだーっ!たーっ!!」

そう叫びながらとっさに駆け出すアライさんは、
アラネに体当たりをして車との衝突を避けようとする、が…

アライさん「ぐびぎゃ〜〜〜っ!!いだい、いだいいだい、いだいのだぁ〜〜〜っ!!」

アラネ「あぎゃ〜〜〜っ!!なんで、アダネいだいいだいなの?…たずげで…ママ…」

そうドラマのように上手くいくはずも無く、親子揃ってクルマに轢かれてしまった

アライさん「あだっ、あだまがっ…あだだまがっ、いだだだいのだっ、びゃびゃびゃびゃっ!!あひゃあひゃっ!!」

アラネ「あだまがクラクラすりゅ…きもちわりゅ、いぎっぎゃひーっ!いひゃひゃひゃはーっ!!」

どうやら2人とも頭を強く打ち付けたのか、気持ち悪い叫び声と共に、
お決まりのゴキガイジムーブをしながら、救急車の到着を待たずして死んでしまった

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/08/13(月) 04:12:13.89 ID:viAvuR7X0
その後、滞りなくお葬式を終え、未亡人になったフェネックはと言うと、
どこかの廃屋ビルの一室で誰かと密会していた

フェネック「どもどもー、上手く2人とも殺ってくれてありがとー」

??「いやいや、礼には及ばんでござる、たんまりと謝礼金を感謝するでござるよ」

フェネック「貴方の能力のおかげで成功したようなものだしさ、色がついてるのは成功報酬さー」

??「フェネック殿も悪でござる、無人に見える暴走車で轢き[ピーーー]とは名案でござるよ」

フェネック「そうでもしないと保険金は下りないしねー、実行犯が捕まってそこから私までってなっても嫌だしさー」

あの交通事故はフェネックが殺し屋を雇って仕組んだもので、
アライさんとアラネにかけておいた保険金目当てであった

フェネック「まさかアライさんまで一緒に始末できるなんってねー、これで肩の荷が下りたよー」

??「今更ではありますが、フェネック殿はお2人が好きだったのでは?」

フェネック「冗談も休み休み言ってよー、あんな寄生虫好きなわけないじゃーん」

フェネック「まあー、一夜の過ちでまさか娘が出来るとは、サンドスターって怖いねー」

??「その一夜の過ちを清算して、保険金も手に入れるって寸法でござるな」

フェネック「そそー、アライさんも片付いて、一石二鳥ならぬ一石三鳥だったねー」

??「では、拙者はこれにて御免」

フェネック「透明化って何度見ても凄いなー」

暗殺者が消えた虚空をしばらく見つめていたフェネックだったが、
そそくさと廃屋ビルから誰かに見つからないように慎重に外に出た

フェネック「さてと、寄生虫2匹いなくなったし、保険金もまだまだ余ってるし、しばらく遊んで暮らすぞー」

暗がりから明るい外に出てきたために、眩しさに手のひらで目を覆うフェネック、
その眩しさはフェネックの明るい明日を暗示しているかのようだった

〜おわり〜
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/08/13(月) 04:14:53.99 ID:viAvuR7X0
未公開部分ってのはピクシブなどのサイトではと言う意味で、同人誌を買えば読むことは出来ると、一応訂正しておきます。
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 07:25:27.54 ID:G9QZNxX1O

殺し屋に払う金で保険金パァになりそう
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 09:31:14.54 ID:v5kMUdR10
やっぱり、アラネちゃんで虐するのは受け付けれないな

アライさんの存在が歪められているとしても、その世界の中でアラネちゃんという存在が確立されてるからなぁ。
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 09:55:08.20 ID:VngJZwrFO
でも本来の正しいアライさんは害獣なわけだし、
パンの歪んだ美化フィルターが外れればアラネも害獣本来の正しい生活になるだろう
駆除は当然
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 11:49:17.66 ID:CwrAZnh20
名前そのままじゃなくてフェクイとかに名前変えてやるべきだとは思う
SSの内容自体はいい感じでした、乙
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 15:08:50.39 ID:v5kMUdR10
アラ虐の中でも、好みは分かれる感じだね。

アライさんという存在が憎くて、それから派生する全てが嫌い、のパターン

アライさんを愛でながら、時に虐めることでそのギャップを楽しむ、のパターン

色んなパターンがあっていいと思うけどね。
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 16:50:57.31 ID:Qg9hDHaqo
自分は前者の派生でアライさんが嫌いだが、
そこから派生した二次創作はそういうのが好きな人も居るんだからまぁ否定はしないってスタンス。
そっちには行かないからこっちに来ないでって感じで。
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 22:55:18.44 ID:LaEJM07f0
あらねとかいう汚らしい害獣の血を引くクリーチャーを駆除すること自体は正しいと思う
しかし、フェネックが喜々としてそれを行うってのはなんとも言えない胸糞悪さを感じる
どんなフェネックだそれは
アライさんを素直ないい子として描写するのと同じくらい違和感あるわ
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/08/14(火) 00:00:42.42 ID:H/vtX2Dm0
アライちゃんを売り飛ばして3000円×5にしたフェネックの漫画とか、
アライさんと一緒にアライちゃんの路上販売をしていたフェネックのSSとか、
アラ虐の世界でフェネックが黒幕ってのは、わりとメジャーだと思ってたんだけどな。
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