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藤原少女の事件簿 料理合宿殺人事件
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◆P4gW9oKees
[saga]:2018/05/18(金) 22:36:20.00 ID:/8b9FcNf0
AM6:20
一階に行くと、肇たちはすぐに瑞樹を発見した。
肇「川島先生!」
瑞樹「藤原さん!」
肇「今、琴葉と五十嵐さんから聞きました!先生も食堂に行ったんですか?」
瑞樹「ええ!だから今美優ちゃんと手分けして一階の部屋を探しているんだけれど」
琴葉「大変なんです!緒方さんがノックをしても起きて来なくて」
瑞樹「なんですって!?わかったわ。こっちは美優ちゃんに任せて二階に行きましょう!」
肇「お願いします!」
AM6:25
肇たちは再び二階に戻ってくると、肇たちに駆け寄ってくる者がいた。
かな子「あ!川島先生!智絵里ちゃんが!智絵里ちゃんがいないんです!」
瑞樹「わかってるわ、三村さん。今部屋の鍵を開けるわ」
かな子「はい!」
肇たちは、智絵里の部屋の前まで来た。
瑞樹「念のため、あなたたちはここにいて」
と、少し離れたところに肇たちを待機させる瑞樹。
瑞樹「緒方さーん、いるー?いるなら返事をしてちょうだーい!」
と言いながら部屋のドアをノックする瑞樹。
瑞樹「開けるわよー!」
一言かけてから、部屋のドアノブに鍵を差し込み鍵を開ける。
瑞樹「緒方さん!…えっ?」
部屋の中に入った瑞樹は、驚いたように声をあげた。
肇「どうしたんですか?」
それにつられて肇たちも中に入る。
瑞樹「緒方さんがいないわ!」
かな子「ええっ?」
琴葉「バスルームにもいないわ!」
肇「どこに行ったんでしょう」
瑞樹「とりあえず一階に戻りましょう。美優ちゃんとも相談しないと」
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