俺「アライさんパーク?」

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356 : ◆sUA3cfRxvJjG [saga]:2018/08/19(日) 18:30:43.83 ID:C6zsAaNm0
その時だった。

アライさんEN4-1「ん、ん〜...」モゾモゾ

片方のアライさんが起きるような気配を見せていた。

アライさんEN3-1「ん〜? 何なのだ...」モゾモゾ

どうやら、もう片方のアライさんも起きそうな兆しがあった。

そして、両者共に目を覚まし、大きく伸びをし、手の甲で顔をこすりながら、目を合わせた。
その姿は、まるで合わせ鏡のようだった。

アライさんEN4-1「ん〜、お前は何なのだ?」

アライさんEN3-1「お前こそ何なのだ?」

何だか間抜けな声の掛け合いをしていた2匹のアライさん。
次の瞬間、目を見開いて急に立ち上がったのだった。

アライさんEN3-1「そうだ! お前を倒さないといけないのだ!」

アライさんEN4-1「倒されるのはお前のほうなのだ!」

ようやく現状が理解できたのか、戦闘体勢に入るアライさん。
この時、残り時間は5分になろうとしていた。
357 : ◆sUA3cfRxvJjG [saga]:2018/08/19(日) 18:31:46.38 ID:C6zsAaNm0
友人「ようやくか。」

俺「つーか、起きるの遅くないか?」

友人「確かに遅い。 遅すぎて、周りも盛り上がっちゃいないな。」

確かに、周りから歓声があまり聞こえない。
溜め息や失笑が多く聞こえるくらいだ。

友人「こりゃ、引き分けかな。」

俺「さすがに5分じゃ決着は付かないか?」

友人「武器を持ってるんだったらいけるんだろうけど、無理だろうな。」

俺「仮にさ、決着がつかなかった場合は引き分けになるとして、その場合はどうなるんだ?」

友人「ま、それはお楽しみ、ということでね。」

俺にとっては楽しみもあったものじゃない。
だんだん感覚が麻痺しているとはいえ、目の前で死ぬのはさすがに勘弁だ。
358 : ◆sUA3cfRxvJjG [saga]:2018/08/19(日) 18:32:36.95 ID:C6zsAaNm0
さて、ステージのアライさんはというと、お互いに引っ掻きあっていた。
そして、戦っているアライさんの子供たちはというと、眠ったままだった。

俺「あっちはあっちで、起きないんだな。」

友人「あっち、って?」

俺「檻に残ってる子供たちのことだよ。」

友人「あぁ、それね。」

友人「まぁ、あれに関しては罰ゲームのときにしか注目されないし、今起きなくても問題ないからね。」

俺「眠った状態で罰ゲーム、何てことあるのか?」

友人「それはあるな。」

友人「眠った状態から水を浴びせられて、パニくって溺れ死ぬ感じかな?」

俺「なんか嫌だな、それ。」

友人「見てる分には楽しいけどな。」

俺「さすがに俺はその域には、なれないな。」
359 : ◆sUA3cfRxvJjG [saga]:2018/08/19(日) 18:33:57.33 ID:C6zsAaNm0
残り2分を切ろうとしていたときだった。

アライしゃんEN4-1「うーん...」

片方のアライさん一家の子供たちが起きようとしていた。
脱出を企てようとしていた方だ。

アライしゃんEN4-1「うーん...」
アライしゃんEN4-2「あれぇ?」
アライしゃんEN4-3「アライしゃんたち、ねてたのりゃ?」
アライしゃんEN4-4「よくねたのりゃ...」
アライしゃんEN4-5「しゅぅー... しゅぅー...」

全員は起きなかったようだが、周りをキョロキョロしていた。

アライしゃんEN4-1「おかーさんがいないのら!?」
アライしゃんEN4-2「ろこにいったのら!?」
アライしゃんEN4-3「おかーさんらけ、にげちゃったのら!?」
アライしゃんEN4-4「だとしたら、にげみちがろこかにあるのら!」
アライしゃんEN4-5「しゅぅー... しゅぅー...」

バンバン

檻の強化プラスチックを叩き始めたアライしゃん達。
そして、ステージに面した壁に来たときにアライさんの姿を発見した。

アライしゃんEN4-3「おかーさんがあそこにいたのら!」
アライしゃんEN4-1「ほんとなのら!」
アライしゃんEN4-2「おかーさん、ろーやってそこにいったのら!」
アライしゃんEN4-4「おかーさんらけ、ずるいのら!」
アライしゃんEN4-5「しゅぅー... しゅぅー...」

しかし、肝心のアライさんは子供たちの様子に気付くことも無く、ただ戦い続けていた。
360 : ◆sUA3cfRxvJjG [saga]:2018/08/19(日) 18:34:44.87 ID:C6zsAaNm0
アライさんEN3-1「そこなのだ!」ヒュッ

アライさんEN4-1「ぐっ!」

相手の引っ掻き攻撃を腕で受け止めるアライさん。

アライさんEN3-1「アライさんのターンは終わらないのだ!」

更なる攻撃をするために相手が間合いを詰めて来る。

アライさんEN4-1「隙がありすぎなのだ!」ヒュッ

先程防いだ腕とは逆の腕からカウンターを繰り出すアライさん。

アライさんEN3-1「イタッ!」

相手は思わず、後ろに下がったようだ。

アライさんEN4-1「今なのだ!」

アライさんの攻防が繰り広げられている中、子供たちは必死に声を荒げていた。

アライしゃんEN4-1「おかーさん、アライさんたちをたすけるのら!」バンバン
アライしゃんEN4-2「ろーしてむしするのら!」バンバン
アライしゃんEN4-3「おかーさん、おかーさん!」バンバン
アライしゃんEN4-4「むしするなぁ!」バンバン
アライしゃんEN4-5「しゅぅー... しゅぅー...」

子供たちの声が届いていないのか、戦いに没頭するアライさんだったが、

ビーーーーーーーーーーッ

ジョン「そこまで!」

無常にも終了の合図が鳴り響くのだった。
361 : ◆sUA3cfRxvJjG [saga]:2018/08/19(日) 18:35:56.89 ID:C6zsAaNm0
一旦ここまで

結果はお察しでw
罰ゲームパートは、8月中に上げれるように頑張ります。
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/19(日) 21:37:55.75 ID:+FoY7Igb0
乙でした
罰ゲーム楽しみです
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/19(日) 21:39:44.25 ID:21JZhq2To
乙乙
2家族の結末や如何に!?
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 06:30:19.71 ID:IZeIAl+ro
続きが見たいのだ!
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/03(木) 18:58:52.91 ID:46NZjaLu0
続きはまだなのだ?
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