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【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十五輪目】
- 863 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/06(金) 13:54:08.71 ID:UoKpqRMXO
- >>862
完全精霊状態のやつは出てこないから記憶から消えかけてるけどたしか沙織含めて7人+火明命(名前のみ登場)の8だったような気がする
- 864 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/06(金) 23:42:34.29 ID:3YYEI6YCO
- 休載?
- 865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/07(土) 01:51:47.28 ID:DEW86EjrO
- 最近忙しそうだししゃーない
- 866 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/07(土) 22:59:15.30 ID:ZxKSSi7oo
-
では、遅くなりましたが、少しだけ
- 867 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/07(土) 23:01:06.86 ID:KrCRZjtFO
- やったぜ
- 868 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/07(土) 23:29:24.11 ID:ZxKSSi7oo
-
天乃「……本当、良い顔をするようになったわね」
千景「…………」
満足げに、
そして感慨深く言う天乃へと目を向けた千景は、
ゆっくりと瞬きすると、笑みを浮かべる
天乃に対して……というよりは、
その言葉に対しての答えのような無声の表情
千景「そうさせたのは、貴女達だわ」
否定しない、意味はない
自分があの頃と比べて大幅に変わったのは事実
今もできるものがあればゲームに触れることもあるが、
他人との関わりを絶とうという考えはないし、周りを見ることも多くなった
それは間違いなく勇者部と天乃のせいであり、おかげだ
千景「嫌でも一人にはならない。必ず誰かがいる……そうなると、心にも余裕があるから」
天乃「……そうね」
千景「それでも、余裕が無くなる人もいるのだけど」
- 869 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/07(土) 23:39:35.53 ID:ZxKSSi7oo
-
皮肉を呟く千景は天乃を横目に一瞥する
なにかあったの。という問いには答えず苦笑して
千景「最近は良く打ち明けるようになってくれたからよかったわ」
天乃「私?」
千景「さぁ、どうかしら」
茶化して、笑う
明日に迫っていること、
この世界に迫っていること
けして、余裕があるわけではないのだが、
それでも笑うくらいのことは出来る今の自分を確認して、
千景は首だけを動かして、窓に映る自分を見る
笑っている。本当に良い笑顔を見せている
あの頃、周りが見せてくれていた中に溶け込んでも違和感のない姿
千景「……前に」
天乃「うん?」
千景「一昨日くらいに寂しさもあると答えたけれど」
でも。
千景「それは西暦時代のことを考えればの話。この時代に関しては、十分満足しているわ」
- 870 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/08(日) 00:12:51.09 ID:14gnzFEto
-
別に聞かれなかったから言わなかったことだけど。
そう後付けするように続けた千景は窓縁に預けていた体をぐっと起こしてスカートを叩く
あんまり長居していると、必要のないことまで言ってしまいそうで。
それは友奈達のような恋愛的なものではないけれど、
友人的な関係にしては、少しばかり親密が過ぎているような気がして。
千景「……だから、久遠さん」
それでもこれだけはと、千景は口を開く
千景「貴女には、貴女達には感謝しているわ……ありがとう」
天乃「私も感謝しているわ。ありがとね、千景」
千景「っ……」
お礼を言われ慣れていないのか
言うこと自体が恥ずかしかったのか、
千景は顔を仄かに赤く染め上げていくと、
首を横に振って天乃に背を向け――そのまま姿を消す
天乃「……照れるようなことじゃ、ないんだけどね」
その微笑ましさに笑みを浮かべた天乃は、
天乃「明日も、晴れればいいんだけど」
千景がいた窓際へと目を向けて息を吐いた
- 871 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/08(日) 00:31:03.90 ID:14gnzFEto
-
√ 11月07日目 夕(病院) ※日曜日
01〜10 九尾
11〜20
21〜30 風
31〜40
41〜50 若葉
51〜60
61〜70 球子
71〜80
81〜90 夏凜
91〜00
↓1のコンマ
- 872 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 00:34:44.24 ID:L7Bblc5UO
- あ
- 873 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/08(日) 00:50:35.98 ID:14gnzFEto
-
ではここまでとさせて頂きます
明日は出来れば17時までには
風「……アタシか」
夏凜「…………」
夏凜「……風」
風「ん? どしたー?」
夏凜「いや……なんでもないわ。忘れて」
風「変な夏凜。じゃ、ちょっくらフラグ立ててくるかね!」グッ
千景「犬吠埼さん。今は貴女が戻らないフラグが立ってるわよ」
風「!?」
- 874 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 00:54:54.84 ID:kHPCMysqO
- 乙
進行によっては千景も恋に落ちそう
- 875 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 01:00:16.84 ID:L7Bblc5UO
- 乙
一応キスしてなかったっけ?千景
- 876 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/08(日) 20:01:12.93 ID:14gnzFEto
-
遅くなりましたが、少しだけ
- 877 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 20:04:28.62 ID:jpNl/r3BO
- よしきた
- 878 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/08(日) 20:32:12.97 ID:14gnzFEto
-
√ 11月07日目 夕(病院) ※日曜日
夕方……と、言っても
もうすでにだいぶ日が落ちてしまっている時間
読みかけの本を閉じた天乃は、ふと息を吐いて来訪者の名前を呼ぶ
天乃「……どうかしたの? 風」
風「足音? 気配?」
天乃「匂い」
風「なんですと!?」
襟首を軽く引っ張って確かめつつ、
風は一歩後退りして左手で軽く自分を仰ぐ
鍛錬をしてきたわけではないし、夏場でもない
それでも防ぎきれないものもあるのかと、少し不安になって。
天乃の小さな笑い声が聞こえた
天乃「ふふふっ、ごめんね。冗談、冗談よ」
風「そーいう冗談はキツイからやめてよね。来年から高校生だから色々変わるだろうし」
天乃「別に悪い方の匂いとは言ってないのに。ただ、窓に映ったのが見えただけよ」
風「なら良いけど……」
冗談と言われてももう一度確かめて、一息つく
風「気配で感じ取るのは、やっぱり難しいのね」
- 879 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/08(日) 20:58:27.84 ID:14gnzFEto
-
風「これを機に普通の母親になっちゃえば?」
天乃「樹ね?」
風「直接的に聞いたわけじゃないわよ? ただ、そう言う世界になったらいいねって言うもんだから」
ちょっぴり呆れたように
それでも嬉しそうに
風は苦笑いを浮かべながら軽く腕を組む
風「何か言われたってことくらいは分かるもんよ。これでも姉ですから」
天乃「私だって、似たような考えているわけだけどね……貴女達も普通の額k制に戻れないのかなって」
風「全部終わるか、光景が見つかるまでは無理だと思うわよ」
まぁ……と、
少し考えながら呟いた風は思いついたように笑みを浮かべる
風「テレビアニメの魔法少女的な感じで中学生まで。とか限定でもされてくれれば解放されるかもしれないけど」
天乃「あるいは母親になれば、ね」
風達とは状況が違うため一概には言えないが
天乃は母親になったことで力が使えなくなっていっている
ゆえにその可能性もないとは言い切れなかった
天乃「貴女も母親になってみる?」
風「天乃の子供なら産んであげても良いわよ〜?」
- 880 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/08(日) 21:40:48.72 ID:14gnzFEto
-
天乃「何言ってるのよ」
風「それは天乃でしょ。生えてるわけでもあるまいし」
天乃「生えてるって……」
風「じゃなきゃ天乃以外の誰かとやらなきゃいけないでしょ? それは中々ねぇ」
天乃がそれを……もちろん
天乃自身が望んで行ったことであり、
それを酷く言うつもりこそないが
しかし、出来得る限り避ける事であると風は思う
風「東郷が同性で云々とか凄いこと考えてはいるけど、そんなの今すぐ出来るわけじゃない」
だったら、今は全員が生き延びることを第一に
戦っていくべきだろう
風「なら、バーテックスとの戦いをどうやったら終わらせられるのかを考えるべきでしょ」
天乃「でしょうね。私は意外に強欲だから……ほかの人に貴女達をとられたら暴走しちゃうかもしれないし」
以前の天乃ならば、
それが風達の考え導き出した答えなら受け入れるという答えになるのだが……
その違いもまた、子供が出来たことに関係しているのかもしれない
1、楠さん達のこともちゃんと守ってあげてね?
2、もしも私が男の子だったら私と付き合ってた?
3、風は上手くいくと思ってる? 今回の作戦
4、それじゃ、風はどうすればバーテックスとの戦いが終わると思う?
↓2
- 881 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 21:43:46.00 ID:dfM7RH1m0
- 1
- 882 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 21:44:33.41 ID:jpNl/r3BO
- 4
- 883 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/08(日) 22:34:45.20 ID:14gnzFEto
-
天乃「さて、ここから真面目な話ね」
風「ん?」
天乃「貴女はどうしたらバーテックスとの戦いが終わると思う?」
風「また難しい話を持ってくるわねぇ……」
切り替わっていく空気に合わせるように息ついた風は、
天乃に背を向ける形でベッドに軽く腰かける
バーテックスとの戦いを終わらせる方法
そんな大赦が、自分たちが。
願って止まないそれを簡単に導き出せるのかどうか
風はそれを考え、首を振る
風「向かってくるバーテックスを打ち払うくらいしか考えつかないわ」
天乃「降りかかる火の粉を払うだけでは火が消えることはない……雨乞いをするのなら話は別だけれど」
風「雨乞い……雨乞いねぇ……」
バーテックスを生み出す親玉とされている天の神
それを淘汰することなど到底不可能な話だ
ましてや、何かしらの軌跡が起こる事だけを祈るなど無意味に等しい
行動しなければ何一つ変わることはない
風「今考えられてる対策は大赦のあれでしょ? 奇跡を起こすに足り得ると天乃は思う?」
天乃「それを判断できるのは、種を正しく扱えてからになるわね。それに対し相手がどう出てくるのか」
無視をするのなら脅威ではないだろうし、そこから不意を突くことができるようになる可能性も出てくる
それを無視することなく追い詰めてこようとするのであれば、
向こうにとって、目に余るなにかだということになる
それが打開策につながると言い切れるわけではないが……
天乃「それも今回の私達の行動で水の泡になるから、一応それ以外のお方法を考えなければいけないわ」
- 884 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/08(日) 23:00:54.90 ID:14gnzFEto
-
風「……撃退し続ける以外なら、攻勢に出る以外ないわ」
撃退し続けるということは、神樹様の結界の中に引きこもって
向かってくる敵だけを相手にしていくということであり、
神樹様の寿命もつきかけている今、それは得策ではない
むしろ愚策と言えるだろう
ならば、反対に戦いに出ていくしかないだろう
かといって、無策で戦いに行くのも愚の骨頂というものだ
風「天乃はその辺り、何かいい作戦でもないの?」
天乃「人間様の魂ってやつを見せつけてやるとか?」
風「なにそれ」
天乃「例え天の神であろうと、ただでは済まないぞってことを見せつけてあげる的な?」
もちろん本気で言っているわけではないけれど
一つの策としては完全に捨てきれることではない
神とて、下手に火傷しようという考えは持たないはずだ
しかし、それも簡単なことではない
天乃「正直に言うとね、神を退ける一手なんて、どう打てばいいのかさっぱり分からないのよ」
風「人間の魂って言うけど、それだって全力で戦えばいいってだけなら先代が成し遂げてくれてるからね」
天乃「……ええ」
風「どう転んでも一筋縄ではいかないか」
天乃「転んだら絡まっちゃうから」
風「そう言う話じゃない」
- 885 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/08(日) 23:04:35.35 ID:14gnzFEto
-
では、途中ですがここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
諸事情で遅れたり休載もありますが、出来る限り三日に一回のお休みに抑えていく予定です
風「打開策……あっ」
天乃「なにかいい方法でもあった?」
風「ふふっ、聞いて驚かないでよ?」
風「天乃のハーレムの一員に加えちゃえばいいのよ! その神様ってやつを!」
天乃「うん、それは無理ね。却下で」
風「……ですよねー」
- 886 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 23:28:57.63 ID:jpNl/r3BO
- 乙
やっぱりここ最近は忙しいようで…無理はなさらずに
あと本編は現状だと久遠さんの復活が大前提になりそうだな
- 887 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/09(月) 00:44:10.62 ID:CTQgViM7O
- 乙
ハーレムっていうか久遠さんが神樹様に嫁入りするみたいなバッドエンドのショートショートは読んでみたい
- 888 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/09(月) 23:45:50.59 ID:kHWAmZNbo
-
遅くなりましたが、少しだけ
- 889 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/09(月) 23:50:52.07 ID:kaAW5AlFO
- あいよ
- 890 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/10(火) 00:16:50.49 ID:qExl7XY0o
-
風「……なんにせよ。アタシ達の作戦行動は外に出てからになる。そこでバーテックスがどう出てくるかによるわね」
壁の外の状況は刻一刻と変化しており、
あまり良くはない状況であるという話は聞いている
大赦による作戦行動の影響と、風達の作戦行動による影響
それらが神々にとって、【人間の業】となるのであれば
事態は確実に推移することだろう
それが悪いことなのか、良いことなのか
それは起こってからでなければ分からない
天乃「推測は出来ても断定はできない、ましてや人とは違う思考をするのなら――」
風「推測は下手な考えに陥るだけって可能性も出てきちゃうか」
天乃「そもそも、中学生程度の頭で考えたところでどうなのという話でもあるけどね」
つんつんと自分の指で頭を突いた天乃は苦笑いを浮かべると、
ため息混じりに口を開く
天乃「大赦だってある程度のことは考えているはずだわ」
風「…………」
天乃「それも結局、あるいは所詮人の導き出したものであるけれど、私達よりは多くを考えていると思う。というより、そう信じたい」
大人である以上、ある程度の思考的な縛りがあるのは仕方がないことだけれど
個人個人のことを考慮しつつも、小を持って大を生かそうというある意味では合理的な考え方をしてくれている
それは、犠牲になる存在を除けば非常に有効的な生きるための戦略と言えるだろう
いつかは滅びることにつながるのかもしれない、破綻するのかもしれない
だが現状を維持すること、生き長らえることにおいては効力があるともいえる
天乃「私達はその大人たちの考えを、阻むのよ」
- 891 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/10(火) 00:27:56.75 ID:qExl7XY0o
-
勇者部の皆が軽視しているとは言わないし
もちろん、そのことに関してもしっかり考えたうえでの行いであることも天乃は信じている
それrでも天乃は改めて、今回の作戦の重大さを告げる
それは、天乃の命がかかっているかどうかという小規模の話ではなく、
世界の存亡と、大人の考えた現実的な生存戦略を挫くという大規模な話なのだと。
天乃「私は別に自分の命を軽く見るつもりはないわ。だけどね、それでも天秤は傾くわ」
風「個人的な考えを置いておけば、ね」
天乃「ええ。私達は私達の身勝手な我儘で大人の希望を絶ち、世界の生命線を断つ」
風「……十分、理解してることよ」
天乃が続けて口を開くよりも先に答えた風は、
皆がいるであろう方向へと目を向けて、また天乃に戻す
風「今度は、自分たちからその責任を背負う」
天乃「…………」
まだあいまいだった、なし崩し的なものだった
はっきりとそうだと認識してのものではなかった
だが、これからはもうそんな軽んじた姿勢ではいられない
風「アタシ達が、この世界を救うんだってしっかりね」
- 892 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/10(火) 00:52:44.52 ID:qExl7XY0o
-
天乃「……解ってるとは思うけど」
風「ん。死ぬほど無茶はしないわよ」
死ぬ気で無茶はするかもしれないが。
当たり前の話ではあるけれど、死ぬ気は毛頭ない
風「はぁ……なんかこう、肩こるわねぇ」
天乃「老けたわね」
風「真面目な話続きだから」
語気を強めて訂正を促した風は、
同年代の癖に。と、少し呆れたようにぼやいて、
伏し目がちに天乃を一瞥する
母親になった天乃と、なってはいない自分
同年代ではあるものの、年期は違って見えた
風「母親、ねぇ」
天乃「うん?」
風「……いや、せめて結婚式に招待されるべきだろうなぁってね」
成人した後、いつになるかは分からないが
天乃の子供にもそう言う時がきっと訪れる事だろう
その時に、母親の席が空席であるべきではない
風「世界を守るつもりではあるけど、大前提は天乃の生存だから。そのあたりは譲れないわよ」
早くに両親を失ってしまったからこそ、
親を失ってしまった子供の悲しさを、苦しさを、辛さを
風は痛いほどに理解しているから
風「天乃は生きるのよ。絶対にね」
改めて、そう言った
- 893 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/10(火) 00:53:50.07 ID:qExl7XY0o
-
√ 11月07日目 夜(病院) ※日曜日
01〜10 九尾
11〜20
21〜30 樹
31〜40
41〜50 球子
51〜60 沙織
61〜70 夏凜
71〜80
81〜90 若葉
91〜00
↓1のコンマ
- 894 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/10(火) 00:55:07.14 ID:GYIdlD/NO
- あ
- 895 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/10(火) 01:11:54.60 ID:qExl7XY0o
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
風「そう、何があってもあんたは生きないとダメ」
風「子供を残して母親が死ぬなんてのはアタシが絶対に許さない」
風「それは」
風「それだけは、何が何でも阻止して見せる」
- 896 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/10(火) 01:17:54.03 ID:GYIdlD/NO
- 乙
風の決意かっこいいな
- 897 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/10(火) 06:21:28.69 ID:0XNpB2OsO
- 乙
風先輩だからこそのこの凄い説得力よ
お互いに無事生き延びてほしいな
- 898 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/10(火) 23:55:34.65 ID:qExl7XY0o
- 遅くなりましたが、少しだけ
- 899 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/11(水) 00:01:28.00 ID:pTeio+goo
-
√ 11月07日目 夜(病院) ※日曜日
天乃「……はぁ」
友奈が来たときもそうだったが、
寝苦しさゆえに目を閉じても一向に眠ることが出来そうにない天乃は、
下半身が動かないもどかしさにやや苛立ちを覚えながら、
傾く程度の寝返りを打って、背中の方に新鮮な空気を送る
少しばかりひんやりとした空気
カーテンを突き抜けて感じる仄かな月明かり
何となく耳を澄ましてみても
周りから話し声が聞こえたりする様子はない
明日に備えて早く寝よう。
夕食を終えた後に風がそう言ったとき
誰も反対しなかったし、頷いていたのだ
もう、眠ってしまったのかもしれない
天乃「…………」
自分勝手に眠らないわけではないが
けれど、みんなを起こすのはと躊躇う
- 900 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/11(水) 00:13:27.19 ID:pTeio+goo
-
天乃「…………」
妊娠してるとは言っても、
下半身が自由に動かすことができるのであれば、
ほんの少し風にあたってくるだとか、水を飲むだとか
そう言ったことが普通に出来るのだが……
それも出来ないからこそ、苛立ってしまう
迷惑を極力かけたくないと思っても、迷惑をかけることになってしまう
天乃「っ……」
明日、みんなは大事なことがあるのだ
それも、天乃の為に世界に喧嘩を売るような大きなこと
なのに、
寝付けないというだけで眠りを妨げていいのだろうか
精霊のみんなならば答えてくれるだろうけれど、
それが結局、だれかを起こしてしまうのではないかと不安になる
天乃「……なんか、駄目ね」
悪い考え、嫌な方向での考えになってしまうのは、
一人きりの思考だからというだけではないだろう
- 901 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/11(水) 00:26:58.92 ID:pTeio+goo
-
天乃「……寝ないと体にも悪いのだけど」
ごろん。っと
寝返りの一つでも打てれば少しは楽になれるのかもしれないけれど
そうするわけにもいかなくて。
天乃は一息つくと、
天井へと手を伸ばして、見つめる
少しやつれたようにも見えてしまう細くて小さな手
元々大きくはなかったが、鍛錬が出来なくなったこと
車椅子での移動も殆どできなくなってしまったこと
力が抜けてしまっていることなどによって
すっかり子供になってしまったのだ
握力を付けるための道具ですら、ろくに握れないのだからより酷いのかも知っれない
天乃「…………」
樹には戦うと言ったものの、
実際に戦場に出て戦えるのかどうかは、非常に怪しかった
1、精霊組
2、夏凜に声をかけてみる ※隣限定
3、イベント判定
4、ハンドグリップでも使う
↓2
- 902 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/11(水) 00:28:26.33 ID:CIi3RdXO0
- 1
- 903 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/11(水) 00:28:51.98 ID:w+wavUPpO
- 1
- 904 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/11(水) 00:38:22.58 ID:pTeio+goo
-
1、沙織
2、九尾
3、千景
4、若葉
5、球子
6、歌野
7、水都
↓2
- 905 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/11(水) 00:40:55.92 ID:m1x+w/1aO
- 2
- 906 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/11(水) 00:41:35.25 ID:CIi3RdXO0
- 5
- 907 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/11(水) 00:48:37.21 ID:pTeio+goo
-
では、ここまでとさせて頂きます
明日もできるかぎり、通常時間から
あまりにも遅くなりそうな場合は、休載となります
- 908 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/11(水) 00:54:01.78 ID:ic6jLtpoO
- 乙
もし戦うにしても子供を産んだ後のリハビリ間に合うかな…
- 909 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/11(水) 08:02:14.41 ID:dUkHE96bO
- 乙
そういえばみんなの端末の仕様はアニメ一期の時のまま?
- 910 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/11(水) 14:20:41.27 ID:v5zyy8zUO
- 乙
まあ休み休みやってください
- 911 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/12(木) 23:03:36.59 ID:lqXdNtjTo
-
では、少しだけ
- 912 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 23:06:15.21 ID:f35ZOW8RO
- よしきた
- 913 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/12(木) 23:11:37.34 ID:lqXdNtjTo
-
天乃「…………」
呼ぶかどうか迷った天乃はふと息を吐いて、目を瞑る
あんな話をして、結局その願いを聞き入れることはなかった
恨むだろうか、怒っているだろうか
それとも、もっと別の感情があるのだろうか。
そんなことを考えながら、目を開く
天乃「……球子」
静かに名前を呼んで、数舜
天乃「まだ起きているなら、出てきてもらえないかしら」
自分の我儘だから気にするな。
球子はそう言ってくれていたが、
それでも、思うところはあったはずで
呼ばれたからと出ていくか。そんな反応さえ身構える天乃の前に、彼女は姿を見せた
球子「…………」
天乃「…………」
球子「…………」
気まずそうに、口をつぐんで
ちらりと互いに目を向けてはいても中々前には進めなくて
暫くして、球子が口を開いた
- 914 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/12(木) 23:52:20.55 ID:lqXdNtjTo
-
球子「あー……その、なんだ。タマは別に気にしてないぞ」
天乃「…………」
球子「言ったろ、我儘だって」
困った様子で
何もないと微笑みながら、球子は言う
本心と嘘の入り乱れた表情は
全く気にせずにいられているわけではないのだと、
そう、言っているのが分かるもので
天乃は少し口を開き、逡巡して、閉じる
球子も気遣って言ってくれているのだ
それを下手に崩していいのかどうか、躊躇うのだ
天乃「……ええ、貴女は我儘だって言ってくれたわね」
球子「そうだ。だから」
天乃「球子……」
自分一人の感情のこもった願い
それに強く左右されやすい性格であると知っているから
もちろん、それ以外にも理由はあるのかもしれないが、
殆どは、それがあるからこその、付け足したような一言だったはずで。
- 915 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/13(金) 00:21:27.63 ID:PGzX7y0bo
-
天乃「今回は、私の我儘だわ」
球子「だから、なんでも言っていいって言うのか?」
天乃「言いたいことがあるなら」
球子「…………」
止める理由はないし、
むしろ聞く責任が自分にはあると天乃は思う
あれだけの想いを語られてなお、自分の我儘を貫いたのだから
球子がそう言う性格ではないことは承知の上だが
たとえ罵倒されるのだとしても、聞かなければならないのだと。
球子「それなら、朝に呼んで欲しかったぞ。こんな時間じゃ大声も出せない」
天乃「それは……そう、ね……ごめんなさい、気が回らなかったわ」
球子「って言っても、明日のこともあってか天乃も忙しかったからな。仕方ないけどな」
天乃自身がどうこうすることはなくても
周りから近づいてくることはあったのだから、仕方がない
そういう球子は笑顔だった
球子「なぁ、天乃は悪いと思ってるのか? 我儘を突き通して」
1、悪いとは思ってないわ。でも、選んだ責任があるから貴女の気持ちを聞いておきたいの
2、ええ。貴方の願いを聞かなかったんだもの。悪いと思っているわ
↓2
- 916 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 00:23:03.23 ID:bL7K1mTp0
- 1
- 917 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 00:24:03.54 ID:yCHxskHmO
- 2
- 918 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 00:26:03.99 ID:S1IBhSO4O
- 1
- 919 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/13(金) 00:35:26.65 ID:PGzX7y0bo
-
では、ここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
自分の判断に対して罪悪感を抱いているのか、いないのか
それにたいしての球子の反応。
- 920 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 00:43:49.61 ID:S1IBhSO4O
- 乙
久遠さん責任感強いからなあ
- 921 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 00:44:15.94 ID:ui1pUD1mO
- 乙
ただでさえ久遠さんは我が儘を言いたがらないからなぁ
- 922 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/13(金) 22:49:03.62 ID:PGzX7y0bo
-
では少しだけ
- 923 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 22:52:26.21 ID:e5dOloXSO
- かもーん
- 924 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/13(金) 23:06:25.92 ID:PGzX7y0bo
-
天乃は球子と視線を交わらせると、軽く頷く。
肯定だ
天乃「ええ、貴女の願いを聞かなかったんだもの。悪いと思っているわ」
むしろ、天乃からしてみれば悪いと思わない方がおかしかった
願いを聞いておきながら、踏みにじった
たとえ自分の我儘だから気にするなと言われていても
自分の好きなように決めていいのだと言われていても
それでも、無慈悲に押しのけたようなものなのだから。
球子「……タマは、あんまり難しい話は得意じゃないって、知ってるよな」
天乃「それは……頷いても良いことなの?」
球子「んー、まぁ、自覚はしてるからな」
聞き返されると思っていなかったのだろう
球子は真面目な面持ちを崩して苦笑いを見せると、
頭を軽くかいて、息を吐く
球子「だから、タマなりに考えてのことだから。天乃の答えも欲しい。いいか?」
天乃「ええ」
なら、聞くぞ。
あえてそう前置きをした球子の瞳は天乃を見る。
真っ直ぐ、自分なりに真偽を確かめようとしているような
見定める視線だった
球子「タマに悪いって思ってるってことは、その、なんだ……後悔、してるのか?」
- 925 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/13(金) 23:15:52.22 ID:PGzX7y0bo
-
天乃「え?」
球子「だってそうだろ? やったことを悪いって思うのは後悔してるってことじゃないのか?」
天乃「それは……」
難しく考えるのは苦手、だからこそ単純な考え方をする
それはある意味では、難しく考える人よりも最も答えに近いことだって導き出せるということでもある
急がば回れとは言うが、常に迂回しろというわけではないのだから。
球子「だったら、タマ達は嫌だぞ」
天乃「…………」
球子「確かに、言いたいこと言いもしたけど、でも、みんな、天乃にどうするか決めて欲しいって丸投げしたんだ」
ここに来てからのことや、以前の自分たちのこと
その環境における違いと、それに対する自分たちの思い
それらを語ることで、多少なりと天乃の選択に影響を与えはしたかもしれないが
最終的な決定権は天乃に委ねた
つまり、その選択の責任のすべてを押し付けたようなものなのだ
球子「それは……いや、その、聞かれたからって正直に全部打ち明けたことが関係してるんだろうなーって言うのは分かるぞ」
でも。と、一瞬大きくなりかけた声に気づいた球子は踏みとどまって体をのけぞらせると、
首を横に振って、改めて口を開く
球子「それは、天乃に後悔してほしくなかったからだ」
- 926 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/13(金) 23:25:33.77 ID:PGzX7y0bo
-
球子「タマ達の考えを知らないまま決めてたらきっと後悔する。そう思った。そう言われた」
俯きがちに零した球子は、
天乃を見ていることに耐え切れなかったのか、
窓の方へと顔を逸らす
まだ泣いてはいない、けれど、悲しさを含んだ表情だと
天乃は感じた
球子「考えも、思いも、悩みと変わらない。口にしなければただのブラックボックスでしかないんだからって」
天乃「……千景?」
球子「さぁなー」
飄々と嘯いた返事を返した球子の口元は柔らかく綻ぶ。
きっと、天乃の言った通りなのだろう
球子「天乃がそう言う責任とか人一倍大事にする奴だってのは分かるけど、でも、大事なことを決めたんなら、胸張ってこうしましたが何か? って感じの方がいい」
天乃「…………」
球子「天乃が楽しく、幸せに。そのためにタマ達は任せたんだからな。そうじゃなきゃタマ達も後悔するし、嫌だ」
天乃「なるほど……そういうことね」
難しいことはあんまり考えたくないし、良く分からない
だから、自分の言ってることはh間違っているかもしれないと思いながらも、言う
それは、自分の我儘を叶えて貰えなかった球子の、我儘だ
そう感じて、天乃は見えないほどのささやかな笑みを浮かべる
- 927 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/14(土) 00:07:05.98 ID:CNWdcmQQo
-
球子「責任だのなんだの、前にも似たようなこと言ってるやつがいたなー」
思い出したように笑い声をこぼした球子は、
不意に警戒するそぶりを見せ、声を潜める
誰のことを言ってるのかは、非常にわかりやすかった
球子「まぁ、無理にとは言わないぞ。その責任感の強さだって天乃のいいところだと思うし」
天乃「強すぎるのも考えもの……ね」
球子「…………」
天乃「…………」
千景「だけど、最終的にはそうしてよかったって、言ってもらえると助かるわね」
黙り込んでしまった二人、
その中間のような位置に姿を見せた千景は、
半ば呆れたような笑みを浮かべながら、言う
千景「いつまでも悔やまれていたんじゃ、明日叩きのめされる土居さんがいたたまれないわ」
球子「なっ、聞いてたのか!?」
千景「声が大きい」
球子「ぐぬぬぅ……」
千景に掴みかかろうとしたものの、
撥ね退けられた球子は悔しがって、姿を消す
千景「貴女が人一倍の責任を抱えてくれるから、周りが抱え込まずに済む。分担する大切さを教えてくれる。いい反面教師ね。久遠さん」
- 928 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/14(土) 00:21:33.65 ID:CNWdcmQQo
-
皮肉を言ったのだと。
そう告げるような笑みを浮かべた千景は軽く手を振って
千景「もう休みなさい。体に障るわ」
そう言って、球子を追うように姿をかき消す
皆の想いを委ねられ、
大切な選択権を委ねられ
そして、天乃はその意にそぐわないであろう選択をした
けれど。
それは、天乃がそう思っていただけなのかもしれない
確かに、最良の選択ではなく
本当に願っていたことではないのかもしれない
しかし、それもまた球子達にとっては悪いことではなくて
良かったと、言えることなのかもしれない
天乃「……私が、後悔をしなければ」
こうしておけばよかったと。
そんな後悔をしていては球子が言ったように、
委ねた球子たち自身まで後悔をすることになるのだから
天乃「…………」
ゆっくりと、目を瞑ると
漂うような微睡の中、身を委ねて落ちていく
- 929 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/14(土) 00:24:14.12 ID:CNWdcmQQo
-
では、ここまでとさせていただきます
明日も出来れば通常時間から
一日のまとめは再開時
若葉「解ってるな?」
球子「な、何のことでしょうか」
若葉「たーまーこーッ!」
球子「ひぃっ! 和ませるための軽口じゃんかーっ! うわーんっ、歌野〜っ!」
歌野「ソーリー、今手が離せないわ」フイッ
球子「裏切り者〜ッ!」
- 930 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 00:29:16.66 ID:DYCmv+6mO
- 乙
いよいよ決行日か
- 931 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 03:49:39.59 ID:nfgVIKxGO
- 乙
球子たち本当に優しいなぁ…
久遠さんはもちろん残す以上西暦勇者たちもちゃんと幸せにしないとな
- 932 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/15(日) 22:50:08.02 ID:Bzadrys6o
-
では少しだけ
- 933 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/15(日) 23:00:51.05 ID:Bzadrys6o
-
1日のまとめ
・ 乃木園子:交流有(大赦について)
・ 犬吠埼風:交流有(バーテックスとの戦い)
・ 犬吠埼樹:交流無()
・ 結城友奈:交流無()
・ 東郷美森:交流無()
・ 三好夏凜:交流無()
・ 乃木若葉:交流無()
・ 土居球子:交流有(罪悪感)
・ 白鳥歌野:交流無()
・ 藤森水都:交流無()
・ 郡千景:交流有(良い顔をするようになったわね)
・ 伊集院沙織:交流無()
・ 九尾:交流無()
・ 神樹:交流無()
11月07日目 終了時点
乃木園子との絆 75(高い)
犬吠埼風との絆 101(かなり高い)
犬吠埼樹との絆 91(とても高い)
結城友奈との絆 110(かなり高い)
東郷美森との絆 120(かなり高い)
三好夏凜との絆 144(最高値)
乃木若葉との絆 96(かなり高い)
土居球子との絆 43(中々良い)
白鳥歌野との絆 42(中々良い)
藤森水都との絆 35(中々良い)
郡千景との絆 44(中々良い)
沙織との絆 120(かなり高い)
九尾との絆 63(高い)
神樹との絆 9(低い)
- 934 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/15(日) 23:22:58.83 ID:Bzadrys6o
-
√ 11月08日目 朝(病院) ※月曜日
夏凜「……………」
朝、天乃がベッドから起き上がるよりも早く夏凜達は準備を終えていた
大赦が行おうとしている作戦の内容の大体は把握しているが、
どの位置から、どの時間帯に行うかというのは、当日になるまで曖昧なのだ
それも、ただ考えが甘いわけではなく
外の世界が慌ただしくなってきているがゆえの影響
活性化した外の世界で場0-テックスが誕生しないとは言い切れず、
誕生し、対峙したならば少なからずの人的被害を覚悟しなければならないからだ
そこに慎重になるのは、
むざむざと死に追いやったことが天乃の耳に触れることを恐れている。というのも、
無い話ではないかもしれない
もちろん、そんなことなど関係なく慎重であるべきだとは思うが。
風「……準備は良い?」
夏凜「問題なし」
樹「うん」
東郷「問題ありません」
友奈「問題ない……ですけど、夏凜ちゃんは、良いの?」
- 935 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/15(日) 23:56:59.43 ID:Bzadrys6o
-
夏凜「何が?」
友奈「夏凜ちゃんだけ、あんまり久遠先輩とお話してないから」
東郷「そう言えば、今回の件に入ってから夏凜ちゃんはあまり久遠先輩と二人きりになってないわね」
夏凜「最初に話したのは私だし、全員で話し合ったんだからその必要もないでしょ」
友奈「それはそうかもしれないけど……」
夏凜のすぐ横、
天乃の姿を覆い隠しているカーテンの方へとちらりと目を向けた友奈は、
夏凜のことを見つめなおす
だが、夏凜の表情は変わらなかった
話すことはないし、必要もない
そう思っていると言い現わす様子だった
夏凜「これでも緊張感は持ってるし、集中してんのよ。気を削がれたくないわ」
風「まぁ、下手なこと話してフラグ立てるのも問題よねぇ」
夏凜「フラグとかそう言うのは別にどうだっていいわよ」
そんなものは思い込みみたいなものだし、
その余計なことを考える気の緩みが隙を作ってるだけなんだから。と
夏凜は自論を述べて
夏凜「寝てるなら邪魔したくないし、起きてるなら起きてるで、行ってらっしゃい。とか見送ってくれるんだろうけど、あんま良い顔しそうないから」
- 936 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/16(月) 00:31:32.66 ID:c8AVQsW6o
-
薄く、切なげな笑みを浮かべて天乃の方を一瞥すると
夏凜は「さて」と、極力抑えた声をあげベッドから降りる
夏凜「もう一度確認しておくけど、最悪防人との戦闘もあるわ。行ける?」
樹「拘束は任せてください」
東郷「撃つのは得意だから」
風「血の気が多いわねアンタたち……」
ちょっぴり呆れたように言いながら、頷く
普段からそれならば問題はあるが、
こういう必要な時に割り切って行動してくれるのは
普通の女の子から離れてしまっているのかもしれないけれど、
頼りになると、風は思う
それも、天乃とかかわったからか勇者になったからか、両方か
風「……起きてるんだか、寝てるんだか」
カーテンの奥にいる天乃へと、
返事を求めてないない声をかけてみる
1、答える
2、答えない
↓2
- 937 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/16(月) 00:33:36.54 ID:yBlMzgBnO
- 1
- 938 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/16(月) 00:39:18.85 ID:OpGgH+EnO
- 1
- 939 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/16(月) 00:51:08.44 ID:c8AVQsW6o
-
では、ここまでとさせていただきます
明日はおそらく確実にお休みになって、明後日の再開になるかと思います
出来れば、来月からは通常運行の予定
夏凜(ま、どうせ起きてるんだろうけど)
夏凜(今のあんたを見ると、きっと早く帰らないとって焦りそうになる)
夏凜(遅くなればなるほど不安にさせるだろうから、早めに蹴りつける事には変わりないけど)
夏凜(友奈の説得で上手く終わってくれればいいんだけど……ま、無理な話か)
- 940 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/16(月) 01:00:09.58 ID:hw1VarX5O
- 乙
ついにメブたちの一行と激突か…
ここは勇者部視点に切り替わるのかな
- 941 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/16(月) 01:07:28.77 ID:yBlMzgBnO
- 乙
まあ気持ちよく送り出してくれればそれが一番だよな
- 942 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/17(火) 23:26:33.27 ID:PIfJPbiro
-
では、遅くなりましたが少しだけ
- 943 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 23:28:48.13 ID:31V1QfmCO
- あいよー
- 944 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/18(水) 00:03:13.84 ID:HkugcHdpo
-
天乃「…………」
夏凜達が準備をしている段階ですでに目を覚ましていた天乃は、
ゆっくりと瞬きをする
風の声はもちろん聞こえた
だが、夏凜のあの言葉を聞いた今、
確かにと頷ける部分もあって、迷う
そして――
天乃「起きてるわ」
しっかりと呼吸を整えてから、声を返す
手元のリモコンでベッドを動かして体を起こしたのと同時に、
風がカーテンを開く
風「やっぱり起きてたわね」
天乃「おばあちゃんの朝は早いのよ」
風「何言ってるんだか」
適当な冗談を呟き、笑う
普段明るい友奈も、そしておふざけに加担する東郷も、
間を取り持つことが増えてきたような樹も
皆が、真剣な面持ちで。
夏凜だけは、そっぽを向いたように目を向けなかった
- 945 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/18(水) 00:11:30.41 ID:HkugcHdpo
-
夏凜「なにもすることがないんだから寝てなさいよ」
天乃「することがなかったら、返事はしなかったかな」
夏凜「…………」
天乃「…………」
目を合わせようとしなかった夏凜は、
嫌味のような答えのあとに訪れた沈黙に流されるように、天乃へと目を向ける
何を言ってんのよ。と、言いたげな視線だと天乃は思って、にっこりとほほ笑むす
夏凜「何笑ってんのよ」
天乃「んー、嫌そうな顔してるなって」
夏凜「……起きてたなら、私が言ってたこと聞いてたはずなんだけど」
寝ているなら、寝させてあげたい
起きていたとしても、見送られても
その時の天乃はあまりいい表情していなさそうだから
その夏凜の言葉を思い返して、天乃は眉を顰める
天乃「ごめんね、聞いてなかった」
夏凜「聞いてたくせに」
- 946 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/18(水) 00:30:09.80 ID:HkugcHdpo
-
小言の言い合い、喧嘩しそうな雰囲気
だけれど、周りの誰も止めに入るような素振りを見せず
それどころか、肌に感じる【日常】を貴く感じているように瞼を下ろし、息を顰める
喧嘩しそうでも、空気はピリピリとしていない
緊張感なんてどこにもない、どこかに走り抜けていく風のように柔軟だった
守るべきもの、見守るべきもの
これからもずっと、日々の中で感じていたいこと
友奈達はそれを改めて感じ、
これから自分たちが行おうとしていることの重要さを心の内に宿し、
それでも、微笑む
夏凜「あんたほんと自分勝手だわ」
天乃「我儘を言ってほしいってお願いされたもの」
夏凜「それは頼る頼らないの話でしょ。あんたはもともと自分勝手って言う意味では我儘だったでしょうが」
天乃「えっ……う、うん」
夏凜「そのわざとらしい驚いた顔やめろ」
1、だって、今は夏凜がそんな感じだったんだもの
2、いいじゃない別にお見送りしたって。世間一般では行ってきますのキスだってする時代なのよ?
3、どうしたの夏凜ちゃん、そんな不機嫌そうな顔して。えっちする?
4、まぁ、ね。冗談はともかく、肩の力を抜いて行ってきなさい。初めから臨戦態勢なんて高校の面接でだって落とされるわよ
5、無理はしないでね。体じゃなく、心でも
↓2
- 947 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 00:32:32.13 ID:vHkTxYoN0
- 5
- 948 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 00:32:57.80 ID:Y4t8SxfBO
- 2
- 949 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 00:33:21.54 ID:yBSRYkVgO
- 5
- 950 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/18(水) 00:42:06.41 ID:HkugcHdpo
-
では、ここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
真面目なことを言うか、悪ふざけで通すか
天乃「世間一般では行ってきますのキスだってする時代なのよ?」
風「……」チラッ
東郷「…………」ウズウズ
東郷「それは下の――」
友奈「ゆうしゃぁぁぁぁぁぁパーンチ!」トウゴンッ
東郷「そんな……っ、壁は壊してないのにっ!」
樹「東郷先輩の常識の壁に穴が開いてるんです」
- 951 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 00:47:37.85 ID:yBSRYkVgO
- 乙
もはや夏凜ちゃんはほぼ久遠さんの旦那扱いだな
そして久々のオマケの東郷さんの残念っぷりよ…w
- 952 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 00:51:48.50 ID:Y4t8SxfBO
- 乙
発想が斜め上すぎて笑う
- 953 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 09:46:40.40 ID:t7l1g8ICO
- 乙
行ってきますじゃなくてイってきますってことか
もしかして東郷さんは天才なのでは
- 954 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/18(水) 23:38:26.66 ID:HkugcHdpo
-
では、遅くなりましたが少しだけ
- 955 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 23:39:11.48 ID:Gkq/uhC3O
- よしきた
- 956 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/18(水) 23:56:14.98 ID:HkugcHdpo
-
天乃は少し考える素振りを見せると、夏凜に向けて小さな笑みを浮かべる
からかおうとしているのだと、夏凜はすぐにわかった
天乃「いいじゃない別にお見送りしたって。世間一般では行ってきますのキスだってする時代なのよ?」
夏凜「どこの一般常識だっての、東郷か」
東郷「 まさか私が破廉恥なのは遺伝だったの?」
風「あ、自覚はしてるんだ」
夏凜「はぁ……」
あきれ果てたため息を吐く夏凜の一方、
友奈と樹は顔を見合わせて、同情するように苦笑いを浮かべた
夏凜「それとこれとは話が別だし関係ないわよ。あんただって本気で全員にして見送ろうってわけでもないんでしょ?」
天乃「それでみんなの運気が上がるなら、やぶさかでもないわ」
お守りだとか、おまじないだとか
そこまで効能のあるものだとは思えないが
しかし、気分的には高揚感も得られることだろう
そうすれば、何かがあった時の一瞬の判断を的確に行えるかもしれない
東郷「ちなみに、その接吻はどこからどこまでなら見送りの範疇に収まりますか?」
天乃「えっ?」
- 957 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/19(木) 00:10:22.15 ID:FaeHOsjYo
-
東郷「特別気にするようなことではないかもしれませんが、しかし念のために線引きするべきだと思うんです」
数人いるということもあるが時間と密度、深さ……など
それは朝の挨拶ではなく、夜の方だろう。という異論も少なからず出てくる可能性はある
東郷「ほんの些細なことで夜の方だなんていう人もいるかと思いますから」
風「んー?」
東郷「少し舌を絡めるのも許されないなんて、中学生にお子様定食与えてどうするのかと――」
友奈「……東郷さんが本調子に戻っちゃった」
樹「喜ぶべきか悲しむべきか複雑ですね」
ぐっと握りこぶしを作り熱く語る東郷を横目に、園子は楽し気に笑う
内容に目を瞑りさえすれば、
その一瞬一瞬に心から触れ、楽しんでいるだけなのだ
それが出来なかった
それが許されないと思っていた側としては、喜ばしさが勝る
夏凜「深いも浅いも長いも短いもなしに決まってんでしょうが。これから何するか分かってんの?」
風「まぁ、夏凜の言い分も間違いじゃないし東郷は極端すぎるけど、肩の力は抜くべきだって思うわ。ちょっちピリピリしすぎてんじゃない?」
夏凜「…………」
東郷「抜くのはせ――」
樹「違うのでご静粛にお願いします」
- 958 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/19(木) 00:21:12.16 ID:FaeHOsjYo
-
天乃「柔軟な発想力も大切だと思わない?」
夏凜「一理はあるわ。けど、だからって」
天乃「別に必ずキスしなくちゃいけないなんてわけでもないのよ」
それは一つの参考的なものでしかない
気を張りすぎず、かといって抜きすぎず
仲間であるみんなの事をちゃんと認識するためのことでしかない
良くある行動を例に挙げれば、別に円陣を組むだけでも良いのだ
天乃「目的とかける思いを再確認して、頼れる仲間を感じることができるなら、それで」
友奈「キスだと、帰るべき場所……ですね」
何が何でも目的を成し遂げようという意志を再燃させるが、
同時に、何が何でも戻らなければならないという思いも抱く
そして、そのためにどうすることが良いのかと考えれば、
自然と仲間のことも頭の中に戻ってくる
風「防人を相手にするのはあんただけじゃないのよ。夏凜」
夏凜「っ」
風「その覚悟は、もう出来てる」
夏凜を軽く小突いた風は優しくほほ笑む
立案者だからと言って、自分だけで責任を取るべきではないと
- 959 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/19(木) 00:32:52.25 ID:FaeHOsjYo
-
夏凜「……そ」
そっけなくも感じるような短い一言を呟いた夏凜はぎゅっと唇を巻き込んで食いしばり、顔を伏せる
周りにいる風達には見えないが、天乃にはその表情が見えた
天乃「誰もが通る道だもの。恥じるようなことではないわ」
その責任を担うべきは自分であるとすること
深くかかわっているからと大部分を担おうとすること
それが正しい場面もあり、決して間違いではないのだから。
今回ばかりはそれではいけなかったのだと諭されたからと言って、
恥じる必要はないのだ
天乃「自分がその立場になると、案外。分からなくなっちゃうものだもの」
夏凜「あんたにだけは、言われたくなかった」
天乃「一番言われた私だからこそ、言えることもあるのよ」
皮肉っぽく自慢げな表情を見せることもできたが、
天乃は穏やかに笑みを浮かべるだけに留め、その目を向けられた夏凜はちらりと見返して
天乃「んっ……!」
手早く、天乃の頬に手をあてがって整えキスをする
ほんの一瞬、触れ合ったという程度の軽いキス。
驚きに目を見開く天乃の一方で、夏凜は自分の唇に指をあてて、笑う
夏凜「行ってくる」
- 960 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/19(木) 00:43:36.59 ID:FaeHOsjYo
-
天乃「あ……うん。うん、行ってら――」
東郷「何言ってるんですか、まだ5回残ってますよ」
天乃「えっ」
園子「にぼっしーだけ特別扱いは許されることと許されないことがあるんよ〜」
にっこりと。
明らかに普通の笑顔とは違う何かを含んだ満面の笑みを浮かべる東郷達から
夏凜へと天乃は目を向けたが
夏凜は「よろしく」というように手を振って歩き出す
夏凜がいた場所にはすぐさま東郷が入り込み、園子、風、樹と続く
天乃「…………」
風「口は災いの元……ってね」
東郷「風先輩はしないそうなので二人分でお願いします」
風「ちょっとぉっ!? 東郷美森さん!?」
東郷「口が災いなら接吻はしない方がいいのでは?」
風「それはそれ、これはこれ!」
友奈「……先にしちゃうね?」
隣で勝手に勃発した取り合いの傍ら、
友奈達はそれぞれ、おまじないを求めて天乃に触れる
とても大事なことを行うからこその、願掛け
神に願うわけではないけれど、だからこそのご利益があるような気がした
- 961 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/19(木) 00:50:55.87 ID:FaeHOsjYo
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
園子「キスは?」
東郷「挨拶」
園子「ディープキスは?」
東郷「お子様定食」
園子「貝合わせは?」
東郷「酔い覚まし」
風「え?」
東郷「え? 蜆汁が出――」
風「アウトォ!」
- 962 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 00:52:01.51 ID:9imxVsnyO
- 乙
しじみで笑ったから寝る
- 963 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 01:08:41.05 ID:LsHnkfa7O
- 乙
酔い醒ましで止まってたらシジミ汁とか分からなかったわ…例えのセンスがもうプロじゃん
- 964 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 08:02:18.14 ID:BzbtyRF0O
- 乙
東郷さん前作では勘違いで大恥かいて精神崩壊しかかったのに…
どうしてこうなった
- 965 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/19(木) 22:28:20.91 ID:FaeHOsjYo
-
では、少しだけ
- 966 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/19(木) 22:38:05.02 ID:FaeHOsjYo
-
分岐
1、久遠さんサイド
2、勇者部サイド
↓2
- 967 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 22:39:33.19 ID:AHLWn3qmO
- 2
- 968 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 22:39:56.29 ID:EJatpLKL0
- 2
- 969 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 22:41:44.70 ID:B5purqUAO
- 分岐来たか
- 970 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/19(木) 23:01:10.49 ID:FaeHOsjYo
-
√ 11月08日目 昼() ※月曜日
夏凜「……そろそろね」
大赦から支給されている普通の端末で時間を確かめた夏凜は辺りを見渡してポケットにしまうと、息をつく
勇者になることが出来るのであればすぐにたどり着くことが出来るが、
そうではない現状、壁までの道のりは遠い
それを埋めるために頼んであるのが、瞳の車だった
巻き込むことは少しためらったけれど、
時間も限られている今、背に腹は代えられなかった
風「来た」
いつもの天乃送迎用の車ではなく、普通のワゴン車
ガラスを通して見える運転席の瞳を確認した風が声をかけ、全員の目が向けられる
もともとそんなことをするつもりはないが、
これでもう、後戻りすることは出来なくなった
瞳「お待たせしました、勇者ご一行様」
夏凜「アレは?」
瞳「預かって来てる。中身も確認してあるから大丈夫」
ぐっと親指を立てて見せる瞳に頷き、
夏凜を含め、全員が後部座席の方へと乗り込んでいく
- 971 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/19(木) 23:10:34.80 ID:FaeHOsjYo
-
後部座席に一つに置かれたアタッシュケース
その中に、みんなの端末が入っていた
瞳「動かしますよ」
友奈「お願いします」
瞳「はいはーい」
僅かに車が揺れてゆっくりと曲がっていき、
病院の指示に沿った流れで車道へと向かっていく
東郷「……また、手にすることになるなんて」
園子「でも、また必要になるとは思ってたんよ」
東郷「…………」
友奈「久遠先輩のことがなかったとしても、私達は多分、また勇者になってたと思う」
端末を手に複雑な表情で呟かれた東郷の言葉に、
園子たちも対する考えを述べる
天乃のことがなかったとしても、
バーテックスとの決着が完全についたわけではないのだから
結局似たようなことにはなっていただろうと思う
それはみんなが感じていたことであり、思っていたことだ
樹「早くなっちゃったか、遅くなっちゃったか。協力か反乱かみたいな違いはありますけど」
風「状況的には早まった感あるわよね。本来の流れが反乱かどうかは考えても仕方がないし」
- 972 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/19(木) 23:28:34.65 ID:FaeHOsjYo
-
夏凜「天乃がいなくたって、誰かの犠牲は必要だったんじゃない?」
生贄として
あるいは、かつての勇者のような戦闘による死者として。
神という超常的な相手である以上、
何の被害もなくという結果はまず難しいだろう
夏凜達が今行おうとしていることだって、
何の被害もなく終えようとしているわけではない
その被害、その負担を全員で分け合って軽減しようというものでしかない
友奈「それでも、私達はこうしてたと思う」
園子「ふーみん先輩やにぼっしー、ゆーゆやいっつんにわっしー……誰がその役割になっても、きっと」
天乃がいない分、みんなの関係は今と少し違うかもしれないけれど、
それでも、この繋がりは損なわれることはなかったはずだ
東郷「そうね……でも、私達には久遠先輩がいるわ」
夏凜「確かに意味ないこと言ったわね、ごめん」
素直に謝罪を口にした夏凜にみんなが頷く
それはやっぱり、天乃がいたからこその変化であることは間違いなかった
後ろからの声が途切れたのを感じた瞳は、
小さく笑みを浮かべると、ミラー越しに夏凜達を確認する
瞳「みんなに注意があるからよく聞いてね」
- 973 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/19(木) 23:45:57.43 ID:FaeHOsjYo
-
瞳「今回の勇者システムは新しく調整されたものだから以前のものとは少し勝手が変わってるんです」
ある意味では劣化であり、
ある意味では進化ともいえるの。と、前置きした瞳は、
信号が赤なのを確認してから説明を続ける
瞳「以前、満開を使うためにはそれなりに手順が必要だったのは覚えてます?」
夏凜「大赦は経験値って言ってたけど」
瞳「うん、今回はそれが必要なくなって初めから使うこともできるようになってるの」
風「それは……って、喜べるようなことじゃなさそうね」
初めから切り札を使うことができる
戦ううえでこれ以上にないほど安心できるものだが、
ポジティブに考える友奈ですら、嬉しそうな声を上げることはなかった
友奈「なにがあったんですか?」
瞳「詳しくは私にも分からないんですよ。すみません」
そう言った瞳は申し訳なさそうに苦笑いを浮かべると、
聞いた話ですが、と、車を動かしながら説明を続けた
瞳「以前はその都度神樹様から力をお借りするという形でしたが、今回は初めから一定量の力を借りた状態という形になるそうです」
東郷「つまり、分割払いから一括払いに切り替わったということですか?」
瞳「そうなります……ね。その結果、限度額を超えた利用ができなくなりました」
要するに、借金が百万円で満開が百万円必要だったとしたら、所持金は0円となって満開は出来なくなります。と続けた瞳は
さらに、と強調する
瞳「身を守るバリアも同じく力を消費するため、一回十万円のバリアだとしたら十回しか防げず、生身に傷を負うことになります」
- 974 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/19(木) 23:57:00.99 ID:FaeHOsjYo
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
設定は独自の解釈と久遠さん世界ということで変わっている場合もあります
瞳「ちなみに、満開費用は百万円ではなく、所持金全額です」
夏凜「……つまり、満開を正しく使うほどの力は貸せなかったってことじゃないのそれ」
園子「言い換えれば、神樹様のヘソクリだね〜」
風「バリアは有限で満開は最初から使えるけど、使えばバリアが張れなくなる……か」
友奈「でも、前も久遠先輩の為に怪我を避けようって頑張ってたから」
友奈「満開が出来るようになっただけで、変わらないって考え方もできるんじゃないかな」
- 975 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 00:00:25.23 ID:u2i2ofWqO
- 乙
開発費用高ぇ
- 976 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 00:02:28.67 ID:HFuVrbGRO
- 乙
やはりここからは勇者の章仕様の端末だったか…
ゲームでの戦闘ルールにも反映されるなら久遠さんいても難易度跳ね上がりそうだな
- 977 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/20(金) 22:50:58.27 ID:bRIP9OVfo
-
すみませんが、本日はお休みとさせていただきます
出来れば明日、少し早い時間からの再開を予定しています
- 978 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 22:51:53.12 ID:zM9NIgudO
- 乙ですー
- 979 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/21(土) 23:42:38.31 ID:xZQ2WOoHo
-
遅くなりましたが、少しだけ
- 980 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 23:49:44.68 ID:2kzcQMm2O
- 来てたか
- 981 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/22(日) 00:29:56.08 ID:DednJTVDo
-
園子「つまり、二年前の機能に回数限定の守護機能が付いた感じだよね〜」
瞳「そうですね、園子様、久遠様、東郷様から見ればそのような形になります」
園子「……過去と現在のいい塩梅?」
友奈達の世代からしたら劣化しているように感じるが
園子たちの世代からしてみれば、十分に進化していると言える形だ
夏凜「で、満開を使った時の代償はあるの?」
瞳「生傷を負うことになりますが、前回のように体の一部を供物としてささげると言ったことは起こらないと聞いています」
詳しいことが判明しているわけではないが
全身が生粋の人間であったのに対し、
今は幸か不幸か体の一部が神樹様によって賄われている状態なのだ
おかげで、神樹様の力を用いることによるペナルティがない。らしい
樹「………」
東郷「あまり生傷を負うのも良くはないのよね……久遠先輩に見られたら心配させてしまうわ」
友奈「今までと同じでも、新しくなっても、簡単に使えないことには変わりないってことだね」
風「それどころか、アタシ達からしてみれば簡単に攻撃を受けることも許されなくなったってわけだ」
- 982 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/22(日) 00:39:30.54 ID:DednJTVDo
-
園子たちの世代に比べれば生易しい話になってしまうかもしれないが、
正直に言えば、精霊に守られていたからこそ、命が助かったという場面は多々あった
それでなくとも生身の状態でバーテックス
それ以前に星屑の攻撃を受け得ようものなら、身体の一部を失ったり、
使い物にならなくなってしまう覚悟も必要だろう
芽吹との争いが起きても流石にそこまで凄惨な被害は出ないかもしれないが
万が一、バーテックスが襲ってきた場合には、それを踏まえたうえでの戦闘が必要になってくる
だが……
樹「でも、受けたら負け。だったよね」
夏凜「……ま、確かにね」
それを認めれば、今までの自分たちの戦いは敗北しかないことを認めることになるが、
試合に負けても勝負に勝つ。という言葉があるように
負けたわけではないのだから、問題はなかったと言えるかもしれない
東郷「でも、これからは被弾さえ許されないというのが辛いところだわ。もちろん、学んだことを活かせば良いだけですが」
そうはいっても一筋縄ではいかないだろうし、
今までと同様では、勝負に勝つことも出来なくなってしまう
ダメージを積み重ねればバリアは消滅し、
そして、本当に大事な場面でその効力がないばかりに命を落とす可能性もある
- 983 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/22(日) 00:48:31.00 ID:DednJTVDo
-
皆が緊張に息を呑む
もっと酷い時代を経験している園子はともかく、
夏凜達は厳しい状況は覚悟の上だったが、それでも、想像以上に厳しい状況だった
瞳「こんなことを言うのもあれかもしれませんが、出来る限り戦わずに逃げて頂きたいと思います」
夏凜「バーテックスから逃げろって、そんなの……」
風「ただ壁の外に出たあとに襲撃されるって言うならまだ退くのも分からなくはないけど」
樹海化した状態で逃げ帰ったりなどしたら、
本末転倒という言葉ですら引き合わない残念な状況に陥ってしまう
樹「出来れば、逃げたくはないです」
友奈「壁の外でも、見逃したらそのバーテックスが襲ってきちゃうかもしれないから」
かもしれない。ではなく、確実だろう
バーテックスに士気というものが存在するのかは分からないが、
あるのだとしたら士気は上がるだろうし、その分勢いも増してくることだろう
夏凜「…………」
1、為せば成る。それも、みんなでなら、たいてい何とかなるんじゃないの?
2、怖いなら、退いても良いわよ。誰も責めたりしないでしょ
3、上等よ。そもそも、裏切る相手の力を借りるってんだから、守られるだけ儲けもんだわ
↓2
- 984 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 00:51:57.61 ID:5y9F+suRO
- 1
- 985 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 00:55:18.88 ID:F/LNvHT6O
- 3
- 986 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 00:56:22.03 ID:igCjUihbO
- 3
- 987 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/22(日) 01:04:01.87 ID:DednJTVDo
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
場合によっては行えない可能性もあるのでその場合は少し早めに一報入れる予定になります
瞳(そうですよね)
瞳(逃げるわけがない……ですよね)
瞳(……勇敢と無謀は違う。けれど、みんなにとってこれは無謀ではない)
瞳(夏凜ちゃん……みんな……)
- 988 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 01:12:35.36 ID:igCjUihbO
- 乙
久遠さんが今回の満開システムのこと聞いたら今まで以上に無理してでも止めにいきそう
- 989 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 01:17:22.83 ID:5y9F+suRO
- 乙
頑張れ勇者部!
- 990 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/23(月) 21:58:09.63 ID:eHh5cKvro
-
昨日は失礼しました
本日は進めていきます
- 991 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 22:07:29.66 ID:f/zE4YVAO
- 久々に早いぜ!
- 992 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/23(月) 22:27:45.37 ID:eHh5cKvro
-
夏凜「満開は一回限り? 守って貰えるのも回数制限? 上等じゃない」
皮肉を言うかのような笑みを浮かべながら零した夏凜へと、みんなが目を向ける
その視線を感じながら夏凜は委縮することなく、
はっきりと口を開いて考えを述べる
夏凜「そもそも裏切る相手の力を借りるってんだから、守られるだけ儲けもんだわ。違う?」
風「ん――」
友奈「夏凜ちゃんの言うとおりだと思う」
夏凜に目を向けられた風が答えるよりも早く、
近くにいた友奈が力強く答えて、ぐっと体に力を込めた
友奈「少ししか守って貰えないんじゃなくて、神樹様に悪いことするのに守って貰えるんだ……」
だからもしかしたら。と友奈は続けて
友奈「神樹様は久遠先輩と私達、それとこの世界……ううん、大赦と防人の人達を試してるのかもしれない」
樹「試してる……ですか?」
友奈「うんっ!」
東郷「人間同士互いに必要なものがあったとき、どのような行動をするのか。ね」
園子「話し合いで解決するのか、戦い奪い合うのか」
風「だとしたら、なおさら説得を上手くいかせる必要が出てくるわね」
- 993 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/23(月) 22:36:47.94 ID:eHh5cKvro
-
風「ただ、楠さんの性格的に、はいどうぞってなる気がしないのよねぇ」
夏凜「まず間違いなく断るし、武器を向けてくるでしょ」
芽吹はそういうやつだから。と
夏凜は芽吹のことを良く知っているような口ぶりで答えながら、
そのことを悪く思っていないと感じる笑みを浮かべて見せた
園子「にぼっしーはなにか考えがあるの〜?」
夏凜「向かってくるなら叩きのめす。そんな考えしかないわよ」
けど。と、首を振る
夏凜「冷静に考えてみれば、ぶつかることが必要なこともあるのかもしれない」
樹「夏凜さんも、一番初めはそうだったんですよね」
東郷「友奈ちゃんを襲って、久遠先輩を怒らせて……」
風「マジギレした天乃に体育館で徹底的に叩きのめされて」
友奈「でも、今はこうやって……久遠先輩のためにってみんなで協力してる」
園子「互いの思いをぶつけあってこそ、より濃厚なものが出来上がるんだよね〜」
懐かしい思い出を語り合い、
楽し気な笑みを浮かべる者もいれば、苦笑いする者もいて
その傍らにいる園子だけは、また違った怪しい笑顔で呟いた
- 994 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/23(月) 22:58:13.49 ID:eHh5cKvro
-
互いに嫌がらせをするつもりはない
ただ、互いの意思、守るべきものの為に力を尽くすだけだ
神様がそれを見て、何を思うのか感じるのか
それは分からないけれど
夏凜「芽吹は世界の為に、私達は私達の世界の為に為すべきことを為すだけよ」
恰好をつけたわけではないが
自分の考えを述べた夏凜をじっと見つめていた園子は不意に茶化すような笑い声をこぼす
園子「むふふ〜」
夏凜「な、なによ。変な笑い方――」
園子「天さんっぽいな〜って、思っただけだよ〜」
夏凜「は?」
園子「天さんなら、きっとそう言うと思うんよ。ぶっきーと戦うことになったとき、天さんはきっとそう言って笑うと思うんだ〜」
風「で、勝った後にこういうのよね。大丈夫よ楠さん、世界は私が守って見せる。それが、打ち勝った者の責任だもの。とか言って手を差し伸べる」
東郷「想像に易くて困りますね……」
樹「楠先輩まで嫁にする勢いなのに、久遠先輩には全くそんな考えないんですよね」
夏凜「芽吹がいなくなる時にもっと親密になりたかった的なこという奴だし、今更でしょ」
- 995 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/23(月) 23:16:15.13 ID:eHh5cKvro
-
夏凜達は天乃がいないのをいいことに、呆れたように語る
もっとも、天乃がいても居なくても
似たようなことを話したりはするのだろうが。
風「アレには困ったもんよ。嫁代表三好さんはどう思います?」
夏凜「なによ代表って……言って治るようなもんじゃないでしょアレは」
そもそも悪いことをしているわけではないし、
樹が言ったように本人は口説いたりなんだりしているという自覚はなく、
ただ、負うべき責任、かけるべき言葉などを考えての言動でしかない
注意する様な部分が口説くような言動は控えろ。という
もはやヤキモチのような理由になってしまうので、言えるわけもない
東郷「久遠先輩は自由にしている時が一番輝いていると思うわ」
友奈「うんっ、だから好きなこと一杯させてあげたいなっ」
樹「そのために、これから頑張るんです」
風「ある意味不純かもしれないけど……アタシたちにとっては、これ以上ないほどに純粋な戦う理由よねぇ……」
園子「神樹様や天の神がそれをどう思うかなんて関係ない」
普段ののんびりとした口調を抑えた園子は、みんなの手が届く位置に手を伸ばして
園子「成し遂げるんよ、ここにいるみんなで」
それぞれの手が重なっていく
その力強さ、心強さを感じ、園子は自分のいなかった二年間の厚みをより重く感じた
- 996 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/07/23(月) 23:22:26.80 ID:eHh5cKvro
-
次スレ
【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1532355674/
コンマ判定のみになりますが、続きは次スレで行います
- 997 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 23:26:04.49 ID:f/zE4YVAO
- 了解
- 998 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/24(火) 00:15:05.94 ID:jw/NoKlYO
- 埋めるでー
- 999 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/24(火) 00:15:40.36 ID:jw/NoKlYO
- 埋め
- 1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/24(火) 00:16:11.84 ID:jw/NoKlYO
- では乙
- 1001 :1001 :Over 1000 Thread
- ___, - 、
/_____)
. | | / ヽ || 父さんな、会社辞めて小説で食っていこうと思うんだ
|_| ┃ ┃ ||
(/ ⊂⊃ ヽ) /  ̄ ̄ ̄ \
\僕はSS!/ \_/ ! ( ( (ヽ ヽ
,\ _____ /、 | −、ヽ\ ! <私は二次創作
ゝ/  ̄ ̄ ̄ \ /. \/ ̄\/ .\ | ・ |─ |__ /
/ _____ヽ | | _┌l⊂⊃l | | ┌ - ′ ) /
| | / ─ 、−、! | | / ∋ |__| | | ヽ / ヽ <
|__|─ | ・| ・ | | /`, ──── 、 | | ` ─┐ ?h ̄
( ` ─ o−i ヽ / \ .ノ_ .j ̄ ̄ |
ヽ、 ┬─┬ノ / ̄ ./ ヽ- 、\ /  ̄ ヽ\
// /ヽ─| | ♯| / i ぼくオリジナル | ..) ) \ i ./ |\\
| | / `i'lノ))┘/ , ─│ !-l⊂⊃l┐__ヽ__/\ / | | |
| | | ̄| / /| / ( (... .ヽ / |____|∈ __./ .| | |
|_|/ヽ、_/ ./ ` ─ /\ /ヽ  ̄ \-──| \|_|
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|/ ヽ── |______\ l二|^|二二|^|二l 丿______ |_丿 \|
l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | |. | | | | | | | |  ̄ ̄ ̄ l
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主人「再起を図る」メイド「>>2でですか?」 @ 2018/07/23(月) 21:17:48.23 ID:kd/20yfp0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532348267/
P「俺が残してやれたもの」 @ 2018/07/23(月) 21:09:59.38 ID:3s2DBGcs0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532347799/
レオナルド・ダ・ヴィンチ「あのー……笑ってくれません?」モナリザ「イヤよ」 @ 2018/07/23(月) 21:00:21.70 ID:XCHaz6xP0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532347221/
【デレマス】お前の秘密を知っているぞ【876】 @ 2018/07/23(月) 20:37:29.28 ID:ujNj7qrDO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532345849/
ポプ子「仮面ライダークロニクルとか言うゲーム無いわー」[安価] @ 2018/07/23(月) 20:19:40.12 ID:X7Fspahe0
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[ミリシタ]透明ニンゲンになったなら、やることは一つ @ 2018/07/23(月) 19:51:02.22 ID:Z+M9XPWI0
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【艦これ】龍驤「まだ、足りないもの」その4【安価】 @ 2018/07/23(月) 19:50:31.38 ID:2sGbc4P+0
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