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穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『14』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
- 402 :全員、一度は被弾済み…+戦闘不能になった仲間が居る、防毒服破損確率大 [saga]:2018/05/16(水) 03:55:56.98 ID:Xfc3y3jt0
- ▼『山彦帽子』
▼『輸血パック』×2
▼『魔力回復剤(MAX)』
▼以上の4点を回収します…
―――
――
―
穂乃果「…っっ」ハァ…ハァ…
魔物娘の遺体『 』シュゥゥゥ…
魔物娘の遺体『 』サラサラサラ…
穂乃果「…なんでッ!こんな……」ガチガチ
▼動悸が、激しかった
▼室内は全身を覆う防護服もあって寧ろ少し暑いくらいに感じていたのに、真冬の夜に風呂上がりから全裸で外に放り出されたように寒気がした
▼両腕で自身の肩を抱いた、歯がガタガタ、ガチガチと全身の震えを嫌でも実感させる程に鳴る
▼突然の襲撃だった、対応が遅れた故に仲間が死にかけ――――いや、本当に死んだ―――目の前で自分を庇うようにして
最前線の一番手前で小さな唇から飛び出した猛吹雪から身を守った少女は、凍気の直撃を浴びた直後に焼き殺された
▼冷気と猛火、どんな気分だ?…極寒の北極大陸で瀕死レベルの凍傷を負ったと思えば冷え切った身体に激しい直火の責めだ
▼その時の自分はどうしただろうか?正直に言うならば高坂穂乃果はその瞬間を今は思い出せない
▼ひどく、頭に血が昇っていたかもしれない、何も考えないで感情に任せて
▼ひどく、冷静だったかもしれない、全身から血の気が失せて…冷徹で
▼『剣』に代価として自身の脳にある大切な知識<メモリー>を喰わせてしまったから、だからその一瞬を思い出せないのか、何なのかはこの際置いておくが
▼「やられたので仕返しでやりかえしました」そんな子供の喧嘩みたいな理由で行ったとでも言いたげな報復戦だったかもしれない
▼戦闘が終わって、余裕を持って振り返れるようになって…それで――――目の前で砂の様に崩れていく4人分の死体を見て…気分が悪くなった
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