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穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『14』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
- 782 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/15(金) 21:41:16.96 ID:auEIy2pYO
- そのまま拠点に帰る?
安価下
- 783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/15(金) 21:54:51.53 ID:f19t7qs80
- 東1
移動コンマゾロ目だったけど施設ある所だからボーナス無しか
- 784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/15(金) 21:57:51.51 ID:p4n4waNu0
- 施設だと夜天候とか無いからな
安価下
- 785 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/15(金) 22:02:37.23 ID:f19t7qs80
- そういえばいつの間にか施設の所では無くなったな
闘技場でゾロ目出して入れず朝になりそうだった事が懐かしい
安価下
- 786 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/15(金) 22:05:44.34 ID:g6k7Fw0y0
- ▽東へ1マス移動 『I-8』から【J-8】へ!
◇ⒶⒷⒸⒹⒺⒻⒼⒽⒾⒿⓀⓁⓂⓃⓄⓅⓆⓇⓈⓉⓊⓋⓌⓍⓎ
01□■□■□■□■□■□■熱熱熱火火■□■□■□■□
02氷□■□■□■□■□■□熱□熱熱火□■□■□■□■
03氷氷P■雪森□森原@熱■熱熱熱■火火□火火■□■砂
04氷氷氷氷雪原森原原原熱□熱熱■□■火火火火火火砂砂
05氷氷□■雪B□■森森森■熱■□■熱熱火■□■□■砂
06氷氷雪雪雪□■□→→→□→↓森森森□熱火■□砂□砂
07氷■□■□雪原↑街街F街街↓森■森L森荒19砂砂砂砂
08氷A氷氷雪雪D↑E☆G街街↓森原森森■□砂砂砂□砂
09氷氷□■□雪原↑街街街街街↓原K原■□■砂砂砂砂砂
10氷氷18□■□森↑←←←←←←原原原原荒荒荒砂砂砂砂
11氷■□■□■□14森森湖N原■□原荒■丘丘□■砂J砂
12氷□■□■□■□湖□■船湖□■原森□■丘■□■□砂
13□■□■氷0-湖■□■湖■□■□森森■□■□■□■砂
14■氷■□■雪湖湖■□湖湖■湖C森森16■丘茨21■□■
15雪氷氷■□■湖■□S原湖□■□■□森□■丘■□■□
16■雪■□■□■□■□■□■□■□■湖森森森荒砂砂砂
▽『…!虚ろなる街』時間を10分消費『18時50分』
. . . . -―-. . _
/: : : : : : : : : : : : : : `: .、
/: : : : /: : : : : : : : : : : : : :\
〃 : : : /: :/: : : : : : 、: : : : : : : ヽ
//: : : : : :/: : : : :/: /:/ヽ : : : : : : ヽ
//: : : : /: : : : :/: /:/ ヽ: : : : : :ハ
,'/|: : : |/: : : 彡/イ メ __ ヽ}: :}: : ::
{{ |: : : |ニニ、/ ノ __ :}: :} : : :}
{}λ: : |《 ̄笊` 彡气茨、}: /: : : |
/: ヽ: :ヽ 匕ン 匕ン ,:/: /: :/
〃/: :}: \\ /イ: /: : { ソワソワ…
/:/{: : :}: :∧ ' u /イ: /: : :λ
// { 、_ヽ : へ _ ノ::/: : : }: ヘ
{( ゞ/ 二⊃/::>、 イ:/:/ : : : リ}: :}
Y </ /: :/ヽ ー 彡:/: : : : / }: リ
/ 、`ヽ} //_/ ∧V∧__/:/: : : / ノイ
{ _、ヽ}' ){ニ}/ /`ー'" /{: {: :/ニ`ー-、_
{ ` ' /ニニ} / ̄{/ ̄\ {:/ニ}ニニニニニヽ
/ヽ_ / /ニ/ } } }{_ /ヽ{ニ、ニニニイニ }
/ニヽ ∧ヽニ、 } } ∧__ノニノニニイニニソ
真姫「……」
/ ̄/-=== 、_
/〃/ 、 ヽ  ̄ ヽ
〃⌒ヽ/=====、 ヽヽ 、 \
/.:: ' / ヽ ヽヽ 丶 ヽ
/__/ / i i \ リ ヽ ヽ
 ̄/ / ,' i 、 、 ヽj 丶 ヽ
/ / , 、、 ヽ 、 、 .::. ij ij
,/ i i V ∧、_、_ .:. : : : i ij
{{ i i___V´`ー ´ z==、ヽ} :: : i:. /j
{{ i i:. i ,==、 彡灯んヽ| .: : リ: /:リ
{{ i iヽ: : .、 チテん 弋_リ ,.:/ /}/ イ|
{{ :. N、 ヽ: : :。弋リ , , ,//イ/ / |:|
{{ :..| ヽ \:..、 , , , /イ ノ | ,': |
{:V ::| |∧ ' ノ : : :| :i : :|
` \{ } ヽ ⌒ / |: : ::| :|: : |
\ } : :| > 、 イ <} 、| :| :ハ
| |___:| : : : :∧ イ /; ; ;`ー、_ハ_
リ; ; ; ; /ヽ ∧} ∧ /; ; ; /; ; ; /; ; ; ; ヽ
/; ; ; ;/ //ヽ V /===、; ;/; ; /; ; ; ; ; ; ; ;}
{; ; ; ;;} / }////; /; ;/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;}
ことり「…気になるの」ポンッ
真姫「」ビクッ!
真姫「だから…!突然肩に手を触れないでよ、吃驚するでしょ」
真姫「……」
真姫「…気になるわよ、私達の生まれに関わってくる話なんだから…」ボソッ
▽彼女等の人生、自我の芽生え"自分"という存在を認識してから今日この日までの正確な日数は覚えていない、だが決して僅かな時間の流れではなかった
▽自分の生まれ、自分達の母親はどんな人なのか、気にならなかったワケじゃない
- 787 :>>783 はい、施設ではゾロ目地形は無しになりましたね… [saga]:2018/06/15(金) 22:13:22.15 ID:g6k7Fw0y0
-
i__i
∧∧
_ _i_ | U | i r、 ,
八 rッ _{__}_ i { } i∧ ,r'::ヽ 八
:: 〈 | | 〉 :: i /^V / ,八 \ i {二二二二二} ヽ{:/::::〈 | | 〉 ::
. VV 小 {:::N ∧__{____}__∧ _{}_ i A, l  ̄ ̄ ̄ ̄ | ハ!::::::|VV
∨ _!___! }:::::::〉 { {_} i r, i __ } (ニニ)_/^ヘ{__},| 匸} 匸} | ゥ、 |ノ!:::::{ ∨
,ィ ,/||ヽ_ ! o V::::::{ 个/\,_{ゝ_{_}__| r|,n | |___/\|  ̄ ̄ ̄ ̄ | ,ッ ,ノ::}──,ノ,‐‐‐ヽ||───
. 爻,,/ニ||ニニ] ̄  ̄  ̄`〈二二〉´---::〈!!〉::}ニニo八___| | l__ ̄__,|: {ニ} r:, ! く:}{:::〈!!〉___く,ニニニ}||_∧_
林林匸||匸} ! !⌒!⌒! |::日::| 目 目 ||ニソ目_|_ノ〈〉:} | | ----|‐‐‐__ {:。〉,|oノ|〈:::| ||目目!}::::::::::::|||_{__}_
林林: }_{ ! ̄i ̄i ̄i:, :|::八::|  ̄目 ̄|l::::l 目 |::::| |::::〉j゚ j}。。 | 〃⌒}}〔:|〕 {ll::::} [_]||目目ノ::::::::::::|}{ 日}{日
森森, {___} i_ _ ' ____[ ____ ]t───≠─r=≠==一‐- _。,i_{{' ||=ニ≠=─-ァ──t ‐- 、_[__]{ ,}{日
 ̄ ̄i ̄| ̄l´ !__! ___! |__ j -‐ '"´  ̄ ̄´ ̄ : : : : : : :` ̄`>‐- j _ j ‐‐| \ \木
 ̄ ̄l ̄| ̄l j -‐: ´ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、 、ヽ: : : `ヽj | \ \
__l l -‐ ''" : : : : : : : : :' : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ ヽ \ : : : :\|\|\ \
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: : : : : : : : : : : : : : : : : :' : : : : : : : : : : : : : : :/_/_/ : : : : : : : :\|ヽ ヽ
───────===========ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ三三三三三三三三三三三三三
穂乃果「着いたね、『J-8』地点」
絵里「そうね、…穂乃果」ジッ
穂乃果「…うん」コクッ
▽視線が、突き刺さる
▽視線が、注がれる
▽視線が、集まる
▽分かってる、嗚呼わかってるとも、わかっているさ……わかってるんだ…
『アイテム』
『その場で休む』留まる
『適当な民家から物色』
『MAP<アーツ>』
『拠点へ』
『移動』
▽1マス先
▽南は大規模な街が広がっている!…人が生きていくには十分かもしれない
▽北は大規模な街が広がっている!…人が生きていくには十分かもしれない
▽西は華々しい通りがあり、見て居るだけで心が弾むようだ!
▽東は和風の物件があり、煙が立ち上る
直下
- 788 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/15(金) 22:16:56.72 ID:ztQSXQ/d0
- 拠点へ
- 789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/15(金) 22:33:59.80 ID:g6k7Fw0y0
- ‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_=_=_=_=_=|=_=_=_=_|_‐_‐_‐_‐_‐l_‐_‐_‐_‐ィi{:i| i」 .::. i|zミト≦tt||||=! ,::. !t| |:i:iト_‐ ‐_
‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_=_=_=_=_=|=_=_=_=_l ー_‐_‐_‐l_‐_‐_‐ |:i:i:| 「l .::. Г|||~~~゙゙゙|||「 ! .:. |ハ|:i:i|
‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_=_=_=_=_=|=_=_=_=_l 屮_‐「lГΠ゙゙゙l| 山 !:i:i| ,゙@.::. l ||| |||l ! .: j i|:i:i| 山
‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_=_=_=_=|=_=_=_=_l_‐_‐_‐|l|| A || ` A]| ーi .:. |||ー―‐|ll! .: l !:i:i|‐_′_‐
‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_=_=_=_=|=_=_=_=_|_‐_‐_‐|l|| A ||ー_‐_|i:i|,' @:. ! ||| jj|| ! .: !| |:i:i|_‐_‐_‐_
ニ_‐_‐_‐_rzzzzzzzzzzzzzz _=_=_=_|==ミ_├-、_jj ||ー_ー_|!ij r〜:, jj l|| jj|| ', ,,ム |:i:i|_‐_‐_‐_
=_=_=ニニ|ニニ|二二ニニニ|_=_=_=r'ー-、 :,''‐-、:, `ヽl|‐_‐_ |jj=i i,,{==ー=====ー==‖ .:;'弌:i:|_‐_‐_‐_
=_=_=ニニ|ニニ|二二ニ=-ー…¬=_=ヤ;;;;:.:, , } :, ;¨| _ー_ |i:|A___| } z‐‐‐ ュ ‖ .::' 》{{_‐_‐_‐_
=_=_=ニニ|ニニ|ーr'''```__,,,,.. r =_=_i;;;;;;;::.} , ‖_:,-ーー┐_j:i:|z二二〕 }「 「 ̄r― ┴‐==n… 、
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▽時間消費無し、拠点へ戻ってきました…
__ ,、 ,. . . -‐-. .、
. /: : `ヽ./ >: :´: : : : : : : : : `: .、
/: '´ ̄ヽ/./: : : : : : : : : : : : : : : : : \
|: : : / `//: : : : : /: : : : : : : : : : : : : ヽ
. |: : : :>. / : : : : : : /: : : : : : :|: : : : : : : : : ',
|: : :/ `/: : : : : : : :|: : : : : : :|:|_: : : :、: : : |: |
|: : :ヽ/: : : : : : : /|: |: : : : ;イ:|  ̄ヽヽ: : |: |
. | : : : |:/: : : : |: / |:∧ : : / |:| `| : : |:.|
| : : : |:|: : : |: |:.| |_, V: ;' |'、 .|: : : |:|
| : : : |:|: : : :|/|:|二._ ∨ _二_‐-.|: : : |:|
/'|: : :/||:|: : l:|ィ|iう` 'i心ヽ.|: //|/
|: : |/,|: |: :|:.| 弋_り 弋_り |:/:/ハ
|: |:|/ハ∧: |: | , /イイ/:ヽ:ニフ
. |:|:|ノイ: :ヽヽl _ /'´: : :|、ヽ
. ヾ、| |: /: l\l> 、 ´ ` ,. <ヽ: : :|: : |ヽ:|
V|/´::/:::::|_ `r┬<__}:::ヽ:`ヽ!∨ }'
/:::::::::/:| ̄ \_/  ̄ハ:::::::`ヽ、
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/::|:::::::::::::::`>L. / X `ヽ、_」:/::::::::::::::::::/:::::|
穂乃果「……」
にこ「…わかってると思うけど、此処まで来たからにはちゃんと話して貰うわ」
にこ「真姫を納得させる為ってだけじゃなくて私達も知りたいから」
花陽「…」ギュッ
ことり「…穂乃果ちゃん」
穂乃果「まず――――」
@ みんなは、本物の魔物じゃない、人造魔物娘<ホムンクルス>っていう人工的に造られた生物兵器で、魔物と戦う為に造られたんだよ
A 闘技場でアストラル体の亡霊に言われたんだ、この世界には本物の魔物は1体しかいないって
B 0番、あの施設で皆は生み出されたんだと思う
C 皆には、人間のお母さんは居ない…、小さい頃誰かに優しくされたって記憶は多分、ありもしない偽物なんだと思う
D 内容自由(知識値消費)
直下
- 790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/15(金) 22:46:13.77 ID:f19t7qs80
- 2
- 791 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/15(金) 23:04:04.08 ID:g6k7Fw0y0
- ▽Aを選択
穂乃果「まず―――『聖杯』を取りに闘技場へ行った時、あの時にアストラル体の亡霊と私は話をしたんだ」
花陽「アストラル体の亡霊?」
真姫「…残留思念よ、アストラル結晶体は人の想いや思想の塊によってできたエネルギー」
真姫「触れれば頭の中に遠い昔の誰かが学んだ知識値や楽しかった思い出の希望値が読み込まれる」
真姫「現世にオバケみたいな形で残れるなんて相当強い想いの塊だったんでしょうね」
真姫「…いや、魔物娘そのものが大昔のヒトの考えた架空の怪物の情報がカタチになった物だから似たようなモノかしら…」ブツブツ
穂乃果「話を続けるよ?」
穂乃果「それで会話をしてて幾つか分ったことがあるんだ」
穂乃果「まず、この世界には"本物の魔物"は1体しかもう存在していないってこと」
穂乃果「花陽ちゃん、アレを開いて…此処からは私の考えとか順を追って説明してくから」
花陽「あれ?…あっ、アレですね」ゴソゴソ
スッ…
『花陽メモ 〜冒険の記録手帳〜』
穂乃果「今まで花陽ちゃんがまとめてくれた情報、此処と照らし合わせていくよ!」
- 792 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/15(金) 23:13:31.84 ID:wtC85RHT0
- ちなみに4-816からアストラル体との会話
4-678-692 すばやく穂乃果は本を閉じ、自分の鞄に仕舞った
とあるから 穂乃果が人造魔物について知った本もまだ鞄の中にあるかな
安価下
- 793 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/15(金) 23:16:06.88 ID:g6k7Fw0y0
- ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
【〜 情報整理 〜』
穂乃果「初めに、この世界には元から『人間』、【魔物娘】の2種類の生物が居た」
穂乃果「そして…【魔物娘】は『人間』を襲って、人間は自分達の敵である魔物と戦っていた」
花陽「う、うん…それは皆知ってるよ」手帳ペラッペラッ
穂乃果「生物と生物同士の戦いは……どちらかを滅ぼすまでに発展するように激しくなっていたんだ」
絵里「……お互いに共生していく、ということができなかった…生物は自分の縄張りに違う生物が入り込む事を嫌うからね」
絵里「特に魔物は独占欲と縄張り意識が強い生命体…自分達の事だから本能的に分かってたつもりよ…」
海未「…そう、ですね…私も絵里も、お互いにいがみ合ってそれで――」
希「…二人共」
穂乃果「話を続けるよ…」
穂乃果「悲しいけど結局、どちらかが絶滅しちゃう殲滅戦になって…最終的に勝ったのが―――」
(0/5)
@ 魔物娘
A 人間
B 白妙の魔物
C …えっと、なんだっけ?
直下
- 794 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/15(金) 23:18:40.97 ID:p4n4waNu0
- 魔物
- 795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/15(金) 23:35:43.11 ID:g6k7Fw0y0
-
▽@『魔物娘』を選択
GOOD!
穂乃果「最終的に勝ったのが―――魔物娘なんだよ!」
真姫「…そんなことは分かってるわよ、魔物は人間の血肉を喰えば強化される」
真姫「タダでさえ脆弱な人間を圧倒できる身体能力と超常現象を引き起こす異能を備えた生物が更に強くなるのよ?」
真姫「それに…人間の女性を捕まえて、その…せ、性交することで数を増やすわ…//」
真姫「コホン、…敵対している生物の個体数を減らし、そのくせ自分達は敵の雌を使って繁殖繁栄…数の上でも不利になって当然…」
真姫「今更議論する程の事でもないじゃない、馬鹿馬鹿しい」
穂乃果「うん、そうなんだけどね、話にはまだ続きがあるんだよ」
穂乃果「今、真姫ちゃんが言ってくれたように魔物は人間の女のヒトが居ないと子供が作れない…」
穂乃果「私達が此処までの旅で調べた情報だと…人間は、一人残さずこの世界から居なくなってしまった」
絵里「…ええ、その戦いでとっくの昔に絶滅させれられたわ」
穂乃果「…この世界で魔物が増えるのは『人との間に子供ができる』『人間が悪魔像の祠にある魔法陣で魔物になる』とかだけど…」
穂乃果「もう、その人間が1人も居ないんだよ…」
穂乃果「戦争が終わって、人間を滅ぼした後に魔物は……"魔物娘達自身も滅んだ"」
穂乃果「魔物は基本的に人間の作った文明の利器を扱えない」
穂乃果「魔物除けのお札云々もそうだけど、なにより…『知識値や希望値で動かせる機械』を稼働させられないから」
穂乃果「戦いで荒れ果てた大地、深刻な食糧問題が出て、魔物達は―――」
にこ「…同じ魔物同士で食料の奪い合い、殺し合いを始めた」
絵里「…独占欲、支配欲の強い生命体だったから尚更」
- 796 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/15(金) 23:47:05.41 ID:g6k7Fw0y0
-
穂乃果「お互いに、協力ってことを最後までしなかった…それでみんなで奪い合って、傷つけあって」
穂乃果「最後には『自分以外の全員を倒した勝者』以外みんな死んでしまった…」
海未「…」
真姫「…」
ことり「えっと…それってつまり」
凛「闘技場で穂乃果ちゃんが聴いた、"1体だけの本物の魔物"かにゃ?」
穂乃果「たぶん、そうだと思う…人間が滅んだ時代が1000年とか2000年なんて目じゃないくらいの大昔でどれくらい生きてるのか分からないけど」
穂乃果「きっと、その最後の勝者が今この時代まで生きてて……それが"本物の魔物"と呼ばれてる存在なんだよ」
希「…なんとなく、読めて来た気ぃするな」
穂乃果「まず、この本物の魔物に関しては一旦置いていくよ?」
穂乃果「人間がまだ生きていた頃、人間は自分達じゃこのまま戦っても負けてしまうって分かってたんだ」
穂乃果「それこそさっき真姫ちゃんが言ってくれた通り、魔法も使えて身体能力も人なんかよりよっぽど凄い魔物に逆立ちしても勝てないって」
穂乃果「目には目を、歯には歯を…魔物に対抗するには同等、あるいはそれに限りなく強い戦力が必要だった」
穂乃果「人は持てる限りの知恵を使って、魔物の異能<アーツ>を人工的に再現する道具、仕掛け武装<ギミック・アーツ>を造った」
穂乃果「そして、…研究に研究を重ねて4種の神器、<アルカナ・アーツ>を造って…他にも"生物兵器"を造った」
花陽「生物、兵器…」
穂乃果「それが、人工的に作り出した魔物娘…【人造魔物娘<ホムンクルス>】だね」
穂乃果「あ、『杖』の効果やそれを造った人の日誌みたいなのを前に読んだけど
人造魔物娘を造ってから<アルカナ・アーツ>を造ったのが時系列的に正しいかな」
- 797 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/16(土) 00:03:28.51 ID:Cze0wPcx0
-
穂乃果「……此処まで言ったけど、質問とか聞き返したい事とかあるかな?」
凛「」(挙手)バッ!
穂乃果「なにかな?」
凛「…その、人造魔物娘っていうのは"本物の魔物"じゃないん、だよね…人造って書くくらいだし、やっぱり天然物じゃないっていうか」
穂乃果「うん、それは違う…」
凛「…この時代で生きている本物の魔物、1体……凛やかよちん…にこちゃん達は…」
にこ「仮に私達の内の誰かがその本物とやらであったとして、なによ?何千年も前から生きてるってんなら…流石に…」
真姫「っ…それだけが、それだけが!私達が人工的に造られた生物だって証拠にならないでしょ!!」
真姫「第一!その闘技場で会った奴が必ず真実を言ってるなんて……」
穂乃果「…真姫ちゃん、――――」
(1/5)
※これだと思うモノを【地雷安価以外】複数選択
@ <アルカナ・アーツ>に触れるよね
A 認めたくない気持ちは分かるけど…
B 白妙の魔物がその現代まで生き残った人造じゃない、本物の1体なんだよ
C どうして、私達と普通に会話できるだけの理性があるの?
D 人間が居ない以上、お母さんになれるヒトが居ないんだよ…普通に産まれて来れないんだよ
直下
- 798 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 00:07:58.78 ID:mF1Rjdog0
- 複数選択可能 ではなく 複数選択せよ ということ?
安価下
- 799 :このレスは判定に含めない [saga]:2018/06/16(土) 00:10:57.24 ID:Cze0wPcx0
- >>798
YES、1つ以上は確定で選ばなくてはなりません
- 800 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 00:16:35.05 ID:mF1Rjdog0
- @はセーフなきがする
今までの鍛冶屋チラシの魔物も人間に告白したりするのいたからCは弱いかも
Bは白妙の魔物がアルカナアーツを触れないから集めるよう仕向けたという考えにいけそう
6-555 『アルカナ・アーツ制作記録誌』と4-686【ホムンクルスの創り方】
9-952『研究員の日記 異世界からの協力人との雑談』 あたりが作った過程と目的
11-726で捨てられ船が白雪の魔物に襲われて沈没した
2-152 2-169のモーセ計画の船だとわかる
10-2-323『かつての覇王の眼光を…』
で魔物娘になったのが白妙さんで 我らが主は白雪の魔物っぽい
安価下
- 801 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 00:23:00.57 ID:mF1Rjdog0
- @とB
【ホムンクルスの創り方】には「4-697触れられるのは例外的に【ホムンクルス】のみ」も含めてかかれてたのかな
- 802 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 00:41:16.05 ID:fvCcFd4J0
- 地雷はA?
認めたくない気持ちは分かるけど…なんて言ったら飛び出していきそう
理由が説明できないのはアウトかな
安価下
- 803 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/16(土) 00:47:44.93 ID:Cze0wPcx0
- ▽@+B
穂乃果「もうわかるでしょ、『白妙の魔物』が現代まで生き残ってる勝者になった"本物の魔物"なんだよ」
真姫「……ッッ」
穂乃果「それに、真姫ちゃんは<アルカナ・アーツ>に触れる…」スッ
真姫「なによ、そのボロボロの小汚い本は…」
穂乃果「読んでみて」
真姫「…」ペラッ
穂乃果「さっき、言ったよ『『杖』の効果やそれを造った人の日誌みたいなのを前に読んだけど』って」
穂乃果「ずっと隠してたのは悪かったと思う、みんなに黙ってたのはイケナイことだと思ってはいたけど…」
穂乃果「読めばきっとショックを与えちゃうって思ったんだ」
真姫「……」
真姫「…つまり、私達は…私にはママなんて居ないのね、ヒトの都合で勝手に生み出された道具ってことなのね」
▽西木野真姫、力無く椅子に凭れた…知りたかった、だけど知りたくなかった事実が、それが彼女に重く圧し掛かる
▽絵里も、にこも、海未でさえも、皆が彼女の様子からそれが嘘でもなく真実なのだと分かってしまった
―――
――
―
穂乃果(でも、分からない事は幾つかあるんだ)
- 804 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 00:47:53.73 ID:sMfeqRQT0
- 5も地雷かと
母親となる人間が穂乃果みたいに召喚されて産んだ後死んだって主張されたら否定できない
安価下
- 805 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 00:58:50.01 ID:mF1Rjdog0
- 白妙さんがアルカナアーツを集めるために人造魔物を作り出して穂乃果と旅をさせた
と考えると 人造魔物が赤子として生まれてくるわけで 成長させるために金貨やら杖やら
使ったわけだから 物心ついた頃に12くらい?(2-85)だったそれまでどうやって育ったのか
育成装置が別途あるのだろうか 安価下
- 806 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/16(土) 01:00:38.15 ID:Cze0wPcx0
-
穂乃果(分からないこと…それは…どうして皆が私の知ってる皆の姿なのか)
穂乃果(初めてこの世界に来た時、白妙の魔物に、ヒトの記憶を読み込んでその人の心に付け入る為だって言ったけど)
穂乃果(真姫ちゃん達は私が来るずっと前からこの姿、この性格だったんだもん…)
穂乃果(そこが不自然な点なんだよね…)
穂乃果(みんなが人造魔物娘、だとして、造られたならやっぱり0番のあの施設の筈)
穂乃果(問題は…だれが一体なんの目的で?偶然にしてはおかしすぎる、なんでμ'sの皆の情報があるの)
(2/5)
▼情報不足、【白妙の記憶】未解読
選択不可
× ―――――
× ―――――
× ―――――
× ―――――
―――
――
―
凛「白妙の魔物は…現代で生きてる1体として白雪の魔物ってなんなんだろう…」
穂乃果「白雪の魔物?」
凛「うん、凛達が断頭台の森で情報を漁ったけど…」
穂乃果「白雪の魔物は――――」
(3/5)
内容自由(知識値消費無し)
直下
- 807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 01:29:52.46 ID:hVRyA0EF0
- 恋人通りの地下に居るけど封印されてる
- 808 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 01:30:39.16 ID:mF1Rjdog0
- 捨てられ船で読んだ日記には(11-726)白雪の魔物が船を襲って沈没させた
鍛冶屋のチラシには(10-2-323)恋人の地下に封じられている魔物が魔物たちの代表(白雪とまでは書いていない)
12-695に白雪の魔物の名前 703からが凛の疑問
白雪の日記に高坂雪穂の名前が書かれてる
穂乃果の認識していないところなら白雪の魔物の思念体が裏ボスで
白妙の魔物に恋人の地下「夢魔宮」に封印されているといえるけれど
安価下
- 809 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 01:41:13.65 ID:mF1Rjdog0
- 11-301に獣王が残した文があるし大丈夫かな? 安価下
- 810 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/16(土) 01:50:42.60 ID:Cze0wPcx0
-
穂乃果「いくつか推測が混じるけど…まず確定的なのは、殲滅戦で魔物に滅ぼされそうになった人間が魔物から逃げる為の船」
穂乃果「モーセ計画の船を轟沈させた勢力のトップなのは間違いないね」
穂乃果「そして推測だけど、恋人通りの地下に封印されてるかもしれない魔物…ほら、星巫女の施設で真姫ちゃんに読んでもらった石碑」
穂乃果「もしかしたら、所々名前とか欠けてたけど…あれって【リヴァイアサン】って書いてあったんじゃないかな」
穂乃果「もしそうだとしたら、凛ちゃんのお家に会った本に書かれてた『白雪の魔物の種族<ルーツ>』と同じでしょ?」
穂乃果「そこから考えると、魂だけの存在で生きてるとは言えないけど、ドームの地下に今も居るって事だよね…」
真姫「…あれだけの規模の機械や道具を動かすなら莫大なエネルギーが居る、ええ…なら辻褄は合いそうだけど」
穂乃果「最後の勝者になった白妙の魔物が、敢えて殺さなかったのか、それとも実力差で倒せないから封印したのかは知らない」
穂乃果「分かってるのは多分、そこに居るだろうって事だけだね」
穂乃果「白兎の祭典とか、その辺は正直私にもよく分からないけど…」
▼『白雪の日記』解読率 0% 気づく可能性…20
直下レス79〜99で 白兎の祭典に関して何か気がつく
直下
- 811 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 01:52:17.53 ID:y/TrU/LZ0
- 任せろ
- 812 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 01:52:33.93 ID:mF1Rjdog0
- さてどうなる
- 813 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 01:52:57.68 ID:y/TrU/LZ0
- 駄目だったぜ
安価下
- 814 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/16(土) 02:07:12.22 ID:Cze0wPcx0
- ※書き忘れ
(4/5)
▼『白雪の日記』解読率 0% 気づく可能性…20
▼結果【53】MISS
穂乃果(…ダメだ、すごく重要な事なのに)
穂乃果「…これは私の直感だけど、花陽ちゃん達人造魔物娘<ホムンクルス>の出生、白妙の魔物、そして白雪の魔物の白兎の祭典…」
穂乃果「一見関係無いようで実は全部が、何らかの形で"繋がってる"そんな気がするんだ…なんでか知らないけど」
穂乃果「最後に、最後に皆に言いたいことがある」
▽項垂れる真姫、あれだけ出会いたいと夢見た親が居ないと知ったにこ、凛や花陽…他の面々も皆、顔に陰りがあった、だから―――言うんだ
穂乃果「 」
(Last Shot!!!)
▽これで決めろ、内容自由 直下
- 815 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 02:27:00.36 ID:mF1Rjdog0
- 何を言おう うまいフレーズが思いつかん
知らせないままでみんなの前からいなくなるのは嫌だ
でも人造魔物のことを知ったみんなをなおさらこのままにはできない
生まれてきた理由があってもなくても
それでも私はみんなが好きだから幸せに生きてほしい
とかだろうか 安価下
- 816 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 02:43:57.39 ID:mF1Rjdog0
- 知らせるのも怖かったけれど 知らせないままでみんなの前からいなくなるのは嫌だと思ってた
でも人造魔物のことを知ったみんなをなおさらこのままにはできない
生まれてきた理由があってもなくても
それでも私はみんなが好きだから幸せに生きてほしい
- 817 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 04:17:12.82 ID:mF1Rjdog0
- 他のスレも動いていないし>>1はお疲れでしょうか
次回は食事回かな 今日は9時にポテチを食べたきりだから
お昼と夕飯一緒で結構食料使いそう
- 818 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/16(土) 07:33:52.87 ID:Cze0wPcx0
- ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
失礼いたしました、そのまま落ちていたようです
金曜日はどうしても肉体的に厳しいものでして…
次回は 6月 19日 火曜日の夜 23時00分頃とりなります
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
- 819 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 15:01:35.74 ID:Cn2yMYmdO
- いちおつ
- 820 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 17:26:59.66 ID:fvCcFd4J0
- 乙 ゆっくり休んでください
依存度が上がったらこの世界で一緒に暮らすことになるのかね
- 821 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 23:25:08.23 ID:mF1Rjdog0
- >>1乙 金曜日は体調優先で是非
- 822 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/19(火) 23:31:22.42 ID:TWuTPaRG0
- ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
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あなたが生まれたとき、
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- 823 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/19(火) 23:35:10.29 ID:N2hWAYXl0
- きたきた
- 824 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/19(火) 23:57:25.95 ID:TWuTPaRG0
-
穂乃果「知らせるのは怖かった、でも、知らせずに居なくなるのも嫌だと思ってた」
真姫「…ハッ!何よソレ…今まで黙ってた癖して"知らせずに居なくなるのは嫌だと思ってました" ですって?」
真姫「ブレブレじゃないの、自分の言動省みれないの」
真姫「綺麗ごとをぺらぺらと…!」
絵里「真姫…少し黙っていなさ「絵里…」
絵里「…」
海未「…」フリフリ
にこ「今だけは言わせときなさい」
▽珍しく海未もにこも止めなかった
真姫「アンタに何が分かるってのよ、アンタに……今の私達の何が……」
▽顔は、ずっと伏せたままだった
- 825 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/20(水) 00:05:12.66 ID:O0sfiVGo0
-
穂乃果「人造魔物娘<ホムンクスル>のことを知った以上…みんなをこのままにはできない」
真姫「…」
希「…」
ことり「…」
穂乃果「産まれて来た理由があってもなくても、私は皆が好きだから…幸せに生きて欲しい」
▽▼…Miss? 直下レスが01〜50 で▼ 51〜99 で▽判定
直下
- 826 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 00:12:17.23 ID:G2RyXAvE0
- おらあ
- 827 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/20(水) 00:25:10.34 ID:O0sfiVGo0
- ▼結果【23】MISS
真姫「…悪いけど、私はもう部屋に帰るわ」スッ スタスタ…バタンッ
穂乃果「……」
にこ「ま、あーなるわよね」ポリポリ
にこ「で?アンタ達は?」
海未「…少し私も自分の気持ちに整理をつけてきます」スッ…
にこ「絵里は?」
絵里「そう、ね少しだけ夜風にあたりたいかもね…希、陣を使わせてもらえる?」
希「ええよ、それとウチも付き合うで」
―――
――
―
穂乃果「…間違ってたかな」
花陽「それは、私には何とも言えません…」シュン
凛「真姫ちゃん達の気持ちは分かるような気もするにゃ」
にこ「そうね…海未も言ってたけど皆心の整理に時間が掛かるわ」
穂乃果「ごめ―――」
にこ「謝らないで頂戴」
にこ「なんだか逃げてるみたいに見えるから……」
穂乃果「うっ…」
にこ「…」
にこ「どうにも私もちょっとピリピリしてるかもしれないわね、ちょっとだけ水飲んでくるわ」
- 828 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/20(水) 00:47:59.72 ID:O0sfiVGo0
-
ことり「穂乃果ちゃん、その、ね…」
穂乃果「駄目だなぁ…こういう時上手く伝えられないなんて」
穂乃果「…『みんなが造られた存在とかそんなの関係無い』ってちゃんと伝えられれば良かったのに」
▽自分にはまだ見ぬ両親が居たかもしれない、そういう"設定"だった
自分の好きな物、趣味や考え方も人格も、何もかも全部全部、どこぞの誰かが勝手に入力した物にすぎなかった
▽それはある意味で"自分の存在の全否定"だ
穂乃果「…造られた存在だとしても、今こうして生きてて、苦しんだり笑ったりしたりさ」
穂乃果「その感情だけは造り物じゃないから、そういうの関係無しに皆には自分の幸せを見つけて欲しいって、うまく伝わらなかったけどね」
▽例えば、【絢瀬 絵里】が "『絢瀬 絵里』"を模して作ったモノだとしよう
▽彼女には妹が居て、好きな食べ物がチョコレートだ、とそういう記憶付きで姿形も100%"そっくりさん"だとする
▽借り物の姿と借り物の人格だとして、そこから辿っていく人生は果たして借り物だろうか?
▽スタート地点はそうであっても、そこから先に歩んでいく生涯や生き方は"『絢瀬 絵里』"のモノではなく
今この世界で生きてる【絢瀬絵里】という別個体のモノに他ならない
▽元となった存在がある=自分は単なるコピー、ではない
▽どのような過程であれ、この世に産まれ出た時点でそれは"生き物"なのだから、道具でも作品でも無い
- 829 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/20(水) 00:58:27.93 ID:O0sfiVGo0
- ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
▽小泉花陽…最初のパートナー補正+ 好感度 依存度一定以上
▽星空凛…▽アライメント、最後まで着いて行く
▽矢澤にこ…▽アライメント、親友として+仕事屋の矜持
▽南ことり…▽アライメント、脚の恩人+
▽絢瀬絵里…▽アライメント+ 好感度 依存度一定以上
▽園田海未…▼アライメント…気持ちの整理がつかない ↓1 コンマ80以上で少し塞ぎこむ
▽東條希…▼アライメント…表面上に出さないけど戸惑い ↓2 コンマ20以下で少し塞ぎこむ
▽西木野真姫…▼アライメント…自分の在り方に関して ↓3 コンマ50以下で引き籠る…00で―――
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
- 830 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 01:00:19.32 ID:ychxvIDc0
- ファルコパンチ!
- 831 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 01:00:45.21 ID:BdjNd+yB0
- はい
- 832 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 01:01:53.84 ID:JeEUXd6E0
- はい
- 833 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 01:03:32.66 ID:G2RyXAvE0
- 見事に全回避したな
- 834 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/20(水) 01:30:31.24 ID:O0sfiVGo0
- ▽『32』GOOD
▽『21』GOOD
▽『84』GOOD
『真姫の部屋の前』
穂乃果「…真姫ちゃん、ドア越しで良いから聞いて欲しい」
穂乃果「しつこいって思うかもしれないけどそれでも言いたい」
穂乃果「あれから少しだけ言いたい事を纏めてみたんだ」
穂乃果「自分の出生とか、自分の存在で」
穂乃果「先入観に囚われないで欲しいんだって」
▽返事は、帰ってこなかった
穂乃果「あの時、自分はヒトに勝手に造られた道具だなんて言ったけど…そんな事言わないで欲しいんだ」
穂乃果「自分の気持ちを精一杯主張した真姫ちゃんの感情を設定されたモノだなんて思わない」
穂乃果「それは紛れもなく、『あなた』の、だから―――他の誰かを真似たモノでも無い、『あなた』だけの大切なモノだから」
▽元となったオリジナルと、此処に居る存在は違う…ちゃんとした別個体で、命ある生命体だ
▽自分の意志で考えて、自分で心の儘に生きる
―――――『我思う、故に我あり』という哲学者の知識<コラム>がある、これは解釈が人によって多々あるが
▽今、一番しっくりくる言葉ではないかね?
▽高坂穂乃果の言葉を聴いている『赤毛の少女』は…少なくともこの世界で生きている1人の生命体で産まれ方が少しだけ風変りだったに過ぎない
▽では問うが、人の股から生まれて、言動も人格も『西木野真姫』なら、それは同一個体なのか
▽キャベツ畑で産まれて名前も容姿も『西木野真姫』ならその存在は偽物になるのか
▽コウノトリが運んできた赤ん坊が穂乃果の知ってる人物と偶然そっくりさんなら、どうなるというのだ……そういう話だ
穂乃果「いきなり、こんなこと言っても難しいかもしれないけどね」
- 835 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/20(水) 01:32:53.89 ID:O0sfiVGo0
-
穂乃果「……寝ちゃってる?」
―――シーン…
穂乃果「…」
穂乃果「私、海未ちゃんの所に行ってくるね、それじゃ!」
タッタッタ…
―――
――
―
__..-─≦ ̄ ̄ ̄≧-..._
,.-=ア ̄ ̄ ̄ ̄ ̄≧´.....:::::::::::-────-...丶.
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.. -────‐-.{:{/:::::::::::::::::,::' :::::::::::::::/.....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::........丶
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_...-≦ ヽ::::/ :::::::::::::::::/:::::::::ィ:://\、ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...l
-<ヽ'´ 、 V:::::::::::::::::::/:::::// / f爪,メil \:!:::::::::::::::::::::::::::::::: |
_彡、\ `ヽ、 | :::::::::::::::/::/ ,' | Vじオ| |\::::::::::::::::::::::::::::::!
\\ _ ゙ . !::::::::::::::ハ/_,ノ 辷ソ| \' 丶::::::::::::::::::::::::|
\ヽ<´ ヽ ハ::::::::::::| |!`"´ `"´ ヽ、 \:::::::::::::::::l
ヽ `ー-...____、 ∨ :::::! ヽ `ー==≧:::::::::,′
ー─ --─ァ >、 }:::::/ノ lヽ _ 、 、 ..-≦:::::::::::::,イ ,ィ⌒
'/ ゙. (__ノ::∧ lノ fア糸, }/::::::::::::::::::::::,イ::!'.........
, / 、 `"´ ゙. 、 , {込ソ|| /!:::::::::::::::::::::::,ィハ::j...........
:::. // , ' ヽ :、≧=-、(ヽ___ヽ∠-≠::::::>-─‐'─‐''─-...._
,' ,'/ ,ハ 、............ ̄........\...............>-..._.........._..............
l| /,ハ ヽ................ ............、.......................>-... `.、 ...
__ | | / / ゙. /´ \..... .................`ー’
` ‐-.._丶ヽ、__..ィ/⌒ー-ヽ / \... .......
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄`ー‐'´ -、 \ーzヽ ,' \...
\ `>三:、 !
_...-────-- 、 ヽ-f─.、 、 | .............
_.. -‐''".......................................... `ー-. `> ヽハ | ...............................
<´.......................................................................`≦二´_\ハ .........................................
`ー───、  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | \..........................................
真姫「……聴こえてるわよ馬鹿」ボソッ
―――
――
―
- 836 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/20(水) 01:39:09.20 ID:O0sfiVGo0
-
__ ,、 ,. . . -‐-. .、
. /: : `ヽ./ >: :´: : : : : : : : : `: .、
/: '´ ̄ヽ/./: : : : : : : : : : : : : : : : : \
|: : : / `//: : : : : /: : : : : : : : : : : : : ヽ
. |: : : :>. / : : : : : : /: : : : : : :|: : : : : : : : : ',
|: : :/ `/: : : : : : : :|: : : : : : :|:|_: : : :、: : : |: |
|: : :ヽ/: : : : : : : /|: |: : : : ;イ:|  ̄ヽヽ: : |: |
. | : : : |:/: : : : |: / |:∧ : : / |:| `| : : |:.|
| : : : |:|: : : |: |:.| |_, V: ;' |'、 .|: : : |:|
| : : : |:|: : : :|/|:|二._ ∨ _二_‐-.|: : : |:|
/'|: : :/||:|: : l:|ィ|iう` 'i心ヽ.|: //|/
|: : |/,|: |: :|:.| 弋_り 弋_り |:/:/ハ
|: |:|/ハ∧: |: | , /イイ/:ヽ:ニフ
. |:|:|ノイ: :ヽヽl _ /'´: : :|、ヽ
. ヾ、| |: /: l\l> 、 ´ ` ,. <ヽ: : :|: : |ヽ:|
V|/´::/:::::|_ `r┬<__}:::ヽ:`ヽ!∨ }'
/:::::::::/:| ̄ \_/  ̄ハ:::::::`ヽ、
/::::::::::::/:::::| _| |_ |:::::〉::::::::::::::`ヽ、
穂乃果「…海未ちゃんや帰って来た希ちゃんにも言えたけど…どう、かな」トボトボ
ことり「信じようよ…それに真姫ちゃんならきっと立ち直るよ」
凛「うん、次に顔を合せたらきっといつもみたいな強気で出て来るよ、海未ちゃんや希ちゃんだってそうにゃ」
『18時50分』
@ 『おしゃべりする』 時間消費 10
A 『家の中を物色』 時間消費 20
B 『一時的に此処を出る』
C 『拠点替え 此処を捨てる』
D 『本格的な睡眠』
E 『食事(調理も可)』
F 『魔物の欲を満たさせる』
G 『お風呂』
H 『MAP<アーツ>』 ※転移陣等
I 『アイテム(使用orアイテムを倉庫に保管)』
J 『戦術:隊列変更』
× 『書斎(空っぽ)』
K 『アルカナ・アーツの修行』
直下
- 837 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 02:00:08.42 ID:CCQo3Jk70
- いい加減日記帳消費したい
最大値増えてんだし白雪の日記3まで一気見
- 838 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 02:01:12.28 ID:BdjNd+yB0
- E 『食事(調理も可)』
『中華まん』20% では足りないなら
『米俵(軽)』30%を炊飯して(採れたところが怖いので)シルバートレイに載せてから食べて欲しい
9時のポテチ以来だけどどれ位いるかな
- 839 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/20(水) 02:09:45.67 ID:O0sfiVGo0
- ▽白雪の日記を選択
※現状『アイテム倉庫』に日記が3冊あります
「 アイテム倉庫 ¬
1 同人誌
2『 白雪の日記 Last 』
3『 白雪の日記@〜B 』
4『 白雪の日記C〜E 』
5 貞操帯
6 性的倒錯のススメ
7 晴天の日光浴diary
8 防寒着
9 飴玉(メロン味)
10 飴玉(メロン味)
L 」
※3まで一気見…@〜Bは既に一度内容を過去スレで開示しましたが、もう一度張りますか?カットしてよろしいならカットしますが…
- 840 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 02:11:56.67 ID:BdjNd+yB0
- ちなみに2-811から842までが白雪の日記@〜Bの内容
安価下
- 841 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 02:18:12.33 ID:CCQo3Jk70
- それじゃ貼ってもらう
- 842 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 02:28:46.53 ID:BdjNd+yB0
- あとは4-602で世界線の数値に訂正があったかな 結局どれが人間性でどれが思い出か予測できなかったな
安価下
- 843 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/20(水) 02:29:36.35 ID:O0sfiVGo0
- ※再録をご希望で…了解致しました
穂乃果(…皆には自分達の事で向き合ってもらっている…)
穂乃果「なら、私も逃げちゃ駄目だよね…」ボソッ
凛「にゃ?」
穂乃果「凛ちゃん、『白雪の日記』を倉庫から持ってきてほしいんだけど頼める?」
凛/花陽「「!!」」
凛「だ――、な、なんで?」
穂乃果「ふふ、『駄目』って言おうとしたかな?逆に聞いちゃうね?なんで?」ニコッ
凛「え、えっと、それは…」
穂乃果「…初めて、あれを手に入れた時は『煌びやかな街』だったね…よく覚えてる、手に取った時、日記に書かれてた名前も」
花陽「あ、ぅ…」
穂乃果「みんなに色々と向き合ってる最中だもの、私もそろそろ気になる事とか見とかなきゃいけないモノ見ないとね」
ことり「えっと…私はそれがどういう内容か分かんないけど、穂乃果ちゃんが見たいって言ってるなら断る理由は無いんじゃないかな?」
凛「…うぅ、わかったよ…チョットマテッテ」トボトボ
<バタン、ガサガサ… ガチャッ!
トテトテ…
凛「はい…」つ『白雪の日記@〜B』
穂乃果「…ありがとう」
▽穂乃果は日記を読んだ
- 844 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 02:37:42.77 ID:O0sfiVGo0
- ♢ ♤ ♡ ♧ ♢ ♤ ♡ ♧ ♢ ♤ ♡ ♧ ♢ ♤ ♡ ♧ ♢ ♤ ♡ ♧ ♢ ♤ ♡ ♧
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
白雪の日記 @
◇『穂むら』は少しの間お休みで、私達は家族旅行に行くお話をしていました
◇夏だからって山も海も楽しみたいっていうお姉ちゃんの我儘で旅行は決まった
◇まずは○○県にある山のキャンプ場で釣りとかバーベキューとか2日間のお泊り
◇その後で…海を楽しむ為に…どこだったかな…たしか…名前は忘れてしまったけど
静岡県の旅館にお泊りするって話だった
◇我が家はその話で持ちっきり…私は…中学の頃から一緒のクラスだった友達から本を借りてた
◇長い間の乗り物での移動だから…暇つぶしの本が欲しかったから
◇その友達は暇つぶしには持って来いのファンタジー関連の本を多く持ってたからおススメを借りれた
思いの外、読んでみればこれは面白いモノで
「雪穂〜!」ドタバタ
◇…この騒がしい足音…お姉ちゃんが皆との練習から帰って来たんだね、やれやれ
「ゆきっ!?いっ、いったあああああぁぁ!?テーブルの角に脚ぶつけたぁ!?」
雪穂「お姉ちゃん…また?」
穂乃果「うぅぅ、ユッキ〜…」ジワァ
雪穂「はいはい、泣かないの」ナデナデ
◇…まったくこれじゃあどっちが姉かわかりゃしない
雪穂「それにしても最近練習からの帰りが遅いじゃん?」
穂乃果「ん〜?」
◇脚を抑えながら涙目のお姉ちゃんが私を見る
雪穂「三年生の皆は卒業して…で、真姫さん達と練習でしょ?」
雪穂「むしろ個人練習が減った分早く帰れるんじゃないの?」
- 845 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 02:39:11.47 ID:O0sfiVGo0
-
◇私は…ほんの少しだけからかい半分でお姉ちゃんに言ってやったんだ
雪穂「…あっ、まさか恋人ができて、皆との練習が終わった後、こっそり
逢いに行ってるとかぁ〜」ニヤニヤ
◇お姉ちゃんの事だからどうせ「ふえぇ!?そ、そんなわけないじゃんっ!」とか
◇子供みたいな反応するんだろうなって…
穂乃果「っ、あ、あはは…それはねぇ」ポリポリ
◇ほんの少しだけ顔を赤らめて気まずそうに頬をかく…
◇思っていた反応と、違った
―――
――
―
「雪穂〜!ちょっと来て頂戴」
雪穂「お母さん…どうしたの、こんな日曜日の朝から」
「あの子ったら…神田明神に朝練に行ったのに、お弁当忘れて行ったのよ」
「届けて来て頂戴」
雪穂「はぁ…しょうがないなぁ〜」
◇ま〜た、あのお姉ちゃんのおっちょこちょいだよ
◇まっ!ダメなお姉ちゃんの為にひと肌脱いであげますかね!
◇歩いてる最中、ふと、昨日のお姉ちゃんの反応が気になった
◇あの馬鹿姉があんな顔するのは…初めてみた
◇…まさか、何かの間違いだろう、と
- 846 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 02:40:37.20 ID:O0sfiVGo0
-
雪穂(……)テクテク
ウン!タノシンデクル!
雪穂(あっ!あの声は…)
雪穂「おーい!お姉ちゃ―――」
「あははっ!そかぁ!楽しみやんなぁ!」
穂乃果「うんっ!山と海が体験できるんだもん!楽しみだよっ!」
「穂乃果!山へ行くなら登山の準備だけは確実に」
「あ〜!また海未ちゃんの悪い癖にゃ!」
「り、凛ちゃん…」
「穂乃果ぁ〜、当然、にこ達にお土産買ってくるんでしょうね〜」
「こら、にこ!…穂乃果、私達の事は良いから家族水入らずの旅行を楽しんできなさい」
「エリーが珍しくポンコツじゃないわね…悪いモノでも食べたの?」
「ま、真姫ちゃん…ほら、絵里ちゃん涙目だから?ねっ?」
<アハハ! もうっ!おうちかえる!
雪穂「…」
◇皆、いつも仲が良かった
◇お姉ちゃんは中心に居て、皆と笑ってて…
◇いつも傍に居てくれたあの人が…"遠い"
◇こんなに近いのに…あの中に入れない、声を掛けれない
◇…私が入れる場所が、…入れた筈の場所がいつの間にか消えてたみたいで…
- 847 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 02:41:32.71 ID:O0sfiVGo0
-
―――
――
―
雪穂「…」ペラッ
穂乃果「ただいま〜…うぅ、お腹空いたよぉ」
雪穂「…お帰り」
穂乃果「ゆきほぉ…聞いてよ、今日私お弁当忘れちゃって」
雪穂「知ってる」
◇届けなかったからね
穂乃果「ご飯まだ〜」ユサユサ
雪穂「もう、まだだってば」
穂乃果「…?その本なに?えっと‥『黒魔術書』」
穂乃果「! はは〜ん、そっかぁ雪穂、それって今流行りの中二病の本ってやつでしょ〜」
雪穂(にやけた顔…)イラァ
雪穂「友達に借りた本なの!暇つぶしにってことでさ!」
雪穂「それより荷造りとかどうなの!馬鹿!」
穂乃果「な、なに怒ってるの…?」
雪穂「怒ってないっ!」
バタンッ
雪穂「………」
コンコン
「ユッキー…その、なんか悪い事したなら…ごめん」
雪穂「…別にお姉ちゃん悪くないし」
雪穂「…」
雪穂「あの、さ…もしかして好きな人、できた?」
- 848 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 02:42:35.37 ID:O0sfiVGo0
-
「!……」
雪穂「正直に、言ってほしいかな」
「……」
「……」
「…告白、された」
雪穂「っ! そ、そうなんだ」
「…真剣な顔で、交際して欲しいって…いつかお母さん達にその事で挨拶したいって」
「…同じ、女の子同士、なんだけどね」
「…同じ女性でしかも、こんなこと初めてだから分かんない…けど
凄く、本当に真剣で」
雪穂「…悩んでる、の?」
「…練習終わった後、お互いにもっと知りたいから…だから…」
雪穂「…」
雪穂「なぁんだ!なら早く言いなよっ!あははは!」
「雪穂?」
雪穂「なんか、帰って来るの遅いし、夜遊びでもしてんのかと不安になってたんだよっ
だからイラついてただけだし!」
「す、するわけないじゃん!!そんなこと!」
雪穂「あははっ!聞いて安心した!」
◇私は…声だけは笑った
- 849 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 02:43:37.45 ID:O0sfiVGo0
-
◇そうとも、あの鈍感お馬鹿の姉が…まぁ、その、女の人でも
◇恋を知れたなら、おめでたいことだもの
雪穂「いや〜、ついにお姉ちゃんにもかぁ、こりゃ妹として鼻が高くなるかもね〜」
◇祝え、祝ってやれ
◇呪うじゃなく、祝え
「も、もうっ!あんまり、からかわないでよねっ!」
雪穂「はいはい、そろそろご飯できるから下に降りてなよ」
「はいはい、雪穂も早く降りて来てね」
雪穂「…おめでとう、って言ってあげないとね」
ガラッ
雪穂「…」つ『麦わら帽子』
―――ゆきちゃん!はい、これ、ほのかからプレゼント!
―――おねえちゃん!これおねえちゃんの大事な帽子だよ?
―――いいの!おたんじょうびプレゼントだもんっ!
雪穂「…」ギュッ
雪穂「明日は楽しい家族旅行だし、早めに寝よう」ゴロン
- 850 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 02:44:39.76 ID:O0sfiVGo0
-
◇姉が…あのいつだって真っすぐで、頼りないけど
◇本当に大事な時だけは…いつだって恰好良くて…
◇…お姉ちゃんが幸せになってくれるなら
◇…うん、それは良い事だもんね…!
白雪の日記@ fin
- 851 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/20(水) 02:53:44.74 ID:O0sfiVGo0
-
―――
――
―
穂乃果「」ペラッペラッ(ソファーに座りながら日記を読み)
穂乃果「…そうだ、思い出した」ペラッペラッ
穂乃果「私…!確かにこのやり取りしたことある!思い出したよ!…懐かしいなぁ、…元の世界で皆と会ったんだ」
穂乃果「ラブライブ!決勝戦が終わって!三年生の皆が卒業して…神社で練習してたら絵里ちゃん達が様子見にきてくれて…」
ソファーの後ろに回り込んで背後から日記を見る凛(…)
ソファーの後ろに回り込んで背後から日記を見る花陽(…まだ普通だね、…いや若干危ない内容だけど)ヒソヒソ
いつの間にか来ていた海未(ふむふむ…中々楽しそうな風景ですね!)ヒソヒソ
いつの間にか来ていた希(………えっ、海未ちゃんそれ正気?いや、なんか内容の端々にちょっとアレな所あらへん)ヒソヒソ
いつの間にか来ていた真姫(海未はそういう所鈍いからね)ヒソヒソ
いつの間にか来ていたにこ(アンタ達もうちょっと声抑えなさいよね!)
▽すごく、シュールな光景である
ことり(………うん?)
ことり(あれ、なんだろう、何か引っかかるような…"思い出した"?)
▽『希望値が500上昇した!』
▽『人間性が…既にMAXだった為回復しない』
- 852 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 02:55:04.94 ID:O0sfiVGo0
- ♢ ♤ ♡ ♧ ♢ ♤ ♡ ♧ ♢ ♤ ♡ ♧ ♢ ♤ ♡ ♧ ♢ ♤ ♡ ♧ ♢ ♤ ♡ ♧
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
白雪の日記 A
◇私達は山のキャンプ場に来ていた、少し離れた所には川があって釣りも楽しめる
雪穂「お姉ちゃん、釣り竿持った?」
穂乃果「ごめーん!まだ準備できてないから先行ってて〜!」
◇あ〜もうっ!だらしない!
◇あれだけ準備してっていったのに、…まったく、いつも私にやらせるからこうなるんだよ
雪穂「先、行くからね」スッ
◇日よけの為の麦わら帽子を被って、私は日差しの元を駆けだす
◇山の天気は変わり易いっいうけど、本日は晴天だ
―――
――
―
雪穂「…釣れない」ムスッ
◇川に浮いてるプイに反応は無い、暇つぶしの本は早速役に立つようだ
◇大きな木の陰で一休み、涼みながら私は本を読む
◇黒魔術だとかリトルデーモンの契約だとか…そんな非現実的な世界観
◇ありえなくて、とことんくだらない、そんな馬鹿馬鹿しい話だから、暇が潰せる
ピチョッ!
◇…魚は跳ねるのに、ピンポイントで釣り餌には食いつかない
雪穂「…ふわぁ…」
雪穂「」ウツラウツラ…
- 853 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res 訂正1000上昇です]:2018/06/20(水) 02:56:30.65 ID:O0sfiVGo0
-
「ひっく、えっぐ…」
「やーい!高坂がまた泣いたぞー!」
「ないてないもんっ!」
「なきむしゆきほ〜!なきむし!」
「こら〜!やめなさい〜っ!」
「あっ、ゆきほのねーちゃんだ!にげろ!」
「ユキちゃん!だいじょうぶ!痛いとこない!」
「っ、いだく、ない、けど…なみだでるよ、…えぐっ」
「…よーしっ!なきたくなるのとんでけー!」
「…ぐすっ…?」
「こころがいたいのとんでけー!」
「おねえちゃん…」
「おばあちゃんがいってた!ないちゃうのはこころがいたいからだって!
だから、こころにいたいのとんでけってすればいいの!」
「…」
「あめがふったら、あめなんてとんでけーっていえば、おひさまがでるの!」
「ふふっ、へんなの!」
「えへへ!ユキちゃんわらってくれたね!」
「うんっ!おねえちゃんだいすき!」
――――
―――
−―
―
雪穂「」パチッ
雪穂「…夢、か」
- 854 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 02:58:01.23 ID:O0sfiVGo0
-
雪穂「あめなんてとんでけ、かぁ…」
◇丁度読んでた魔法がどうたらのオカルト本に『言霊』って奴が詳しく書いてあった
◇日本人の五行とかそれと同じで昔の人が考えてた事
◇言葉には力があって、それを口にすると本当になるんだって
◇「痛いの痛いの飛んでけ」なんてそこから生まれたとか…
◇人の噂でくしゃみが出るのは言葉の力で遠い地の人間の体調に影響を与えるお呪いだから、とか
◇…お姉ちゃんが雨止めーとか叫んで晴れたとか嘘くさい話を聴いた事もある、やっぱり嘘だね、非科学的過ぎるし
穂乃果「遅れてごめ〜ん!」バタバタ
雪穂「遅い」ムスッ
穂乃果「たはは…ちょっとメールとか着てて」
雪穂「…」ピクッ
▽お姉ちゃんの帰りが遅くなり始めてから頻繁に来る誰かのメール…
▽誰からか…今なら、ううん正確に誰か分かんないけど…きっと件の告白したって女の子からだ
雪穂「…あっそ」
▽熱さのせいかもしれない、苛立つ
穂乃果「…あのね、雪穂、これだけは雪穂に一番に聴いてもらいたいんだ、今お母さん達はコテージだし」
雪穂「なにさ」
穂乃果「……穂乃果…ね……あの人と、お付き合いしようかなって、思うの」
◇一瞬で氷点下の世界に飛び込んだ気がした
- 855 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 02:58:54.57 ID:O0sfiVGo0
-
穂乃果「…なんどか、あの子とも話してて…真剣なのはずっと分かってて」
◇私の手から本が落ちた
◇見開いた目はずっと川を…反射する太陽光の煌めきを見ている、見てるけど見てない
穂乃果「…気持ちに答えなきゃって、ずっと思ってたんだ」
◇日差し除けの樹木を背もたれに頬杖をついたままの状態から身体は動かない、金縛りにでも遭ったみたい
◇でも小刻みに身体は動く、自分の意志と関係無く動く
穂乃果「昨日の夜、雪穂が応援してくれたから、決心、ついたんだよ」
◇吐き気がした
雪穂「……は?」
◇捻り出した第一声はなんてマヌケな声だろうか
- 856 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 03:00:03.13 ID:O0sfiVGo0
-
◇蚊が鳴く程小さい声での「は?」…はひふへほ、50音の『は行』で一番初めに来る発音、それは当然相手の耳に届く訳ない
◇蚊より小さな私の声は蝉の声に負けた、なんだ私は蝉以下か
穂乃果「世間の目とか色々あるけど…でもアイドルをしてる時の私は煌めいて…
普通にしてる時も好きだって、その子言ってくれてね」
◇やめてよ、いつ惚気話を聞かせてなんていったのさ
穂乃果「…だから、その女の子が一緒に居てくれたらどんな日々になるのかなって」
◇すごいね、女の子同士だから子供もできないね、ウチの和菓子屋終わるね、おめでとう、黙れ
穂乃果「…雪穂には感謝してもしきれないかなって」エヘヘ!
◇やめて、お礼は言わないで聴かせないで言わないで、言うな、やめろ、やめろ!!
雪穂「ふ―――」
◇ふざけるな
雪穂「ふぅん?良かったじゃん、まっ!穂むらの跡は私が次ぐから問題ないね」
- 857 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 03:01:01.23 ID:O0sfiVGo0
-
穂乃果「あはは…そっかぁ」
◇飲み込んだ
◇出かけた言葉を全力で飲み込んでやった
◇よし、良いぞ、このまま何事も無い、平然で居れば良い
◇いつも通りでいいんだ
◇女同士で付き合うとか馬鹿らしい、そんなの望む方がおかしいんだ
◇きっと不幸になる、子供も作れないから跡取りなんて無理だね、お父さんたち怒って反対だね
◇そうとも…
◇好きになっても、諦めるしかない、んだ…絶対にむずばれちゃいけないんだ、きっと怒る、怒られる
◇…手を伸ばして駄目なモノに伸ばすなんて…叶う筈無いモノを…そんな"未来"…"将来"を望むのは…
◇…
◇……望んだのは、間違ってたんだ
穂乃果「…あれ?雪穂」
雪穂「どしたのさ」
穂乃果「その麦わら帽子…」
- 858 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 03:01:52.02 ID:O0sfiVGo0
-
穂乃果「結構、小さいし…頭とかきついんじゃない?」
穂乃果「そんなの捨てて、もっと頭のサイズにあった可愛いの買った方良いよ?」
- 859 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 03:03:26.88 ID:O0sfiVGo0
-
◇ふと、気が付けば、私は2本の脚で立ってた
◇ふと、気が付けば、私は右手を全力で振った
◇風船が破裂したような乾いた音がした
ポチャンッ!
◇釣り竿の餌に魚が喰いついたようだ
◇そこに喰いつけるモノがあれば後先考えずにそれに食らいつく、魚って結構お馬鹿だよね
◇破裂寸前の怒りを迸らせた、口実、最後の一押しとなる切欠さえあれば人間は後先考えずに感情に任せる
◇人間って結構お馬鹿だよね
――――――ヒュウウウゥゥ
―――−フワ…
◇強風が私の麦わら帽子を掻っ攫っていく、今日は日差しが熱いから風も帽子が欲しいのかもね
◇私の髪を風が靡かせる、私の涙も風に舞う
◇何が起きたか分からない顔のお姉ちゃんの髪も靡いていた…綺麗だった
穂乃果「…ゅ…き、ほ?」
- 860 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 03:04:25.61 ID:O0sfiVGo0
-
雪穂「………ッ!」
◇美術のデッサンの授業じゃあるまいし、なんでそのまんまのポーズでお互い突っ立てるんだろうか
◇風がまた吹き荒れる、描いてくれる画家も居ないのにお互いにポージングしてるモデル2人を嗤ってるのかもしれない
穂乃果「…ぇ、…ゎ…ぁ、ぇ?」
雪穂「 う っ さ い っ !!!!!」
◇ジョジョとか漫画で表面張力ってあったよね
◇コップから零れそうな水は零れそうで零れない、けれど、ほんの少しでも溢れたら後はその溢れた跡から
我先に我先にって次々とさっきまで耐えきれてた分まで一気に溢れだす
◇一度、道ができたら、あとは一気に流れてく
雪穂「 人の気もしらないで!なんなのさ!!! 」
雪穂「 前からお姉ちゃんの事ずっと無神経だって思ってたよ! 」
雪穂「 ここまで酷いなんて思わなかったけどさ!! 」
雪穂「 この帽子は…っ 」
雪穂「 この帽子は…、ね…っ 」
雪穂「 私の宝物…なんだよ…っ 」ツーッ
◇私の目元のコップからも水が溢れた
- 861 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 03:05:36.76 ID:O0sfiVGo0
-
穂乃果「…ぁ、…ゆ、ゆきほ」ガタガタ
◇お姉ちゃんがよろよろと、手を伸ばす、顔は蒼白でスローに伸びてくる手、同じ速度で近づく姿、ゾンビの物真似?
雪穂「 こないでよ!! 」ポロポロ
穂乃果「 っっ! 」ビクッ
雪穂「お姉ちゃんなんか…っ!」
雪穂「お姉ちゃんなんか…ッ!」
◇一度溢れた水は止まらない、車は急ブレーキを掛けれるけど、涙と感情にはブレーキなんて機能ついてない
雪穂「 お 姉 ち ゃ ん な ん か 大 っ 嫌 い ! ! 」
雪穂「 死 ん じ ゃ え ば 良 い ん だ !! 馬 鹿 ぁ ! 」
ボチャンッ!!
◇立てかけてあった釣り竿がそのまま音を掛けて川の中に引き摺り込まれた、馬力のある魚だ…人間より利口だったみたいだね
- 862 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/20(水) 03:12:24.51 ID:O0sfiVGo0
-
―――
――
―
穂乃果「……」
穂乃果「…」ツーッ
穂乃果「ゆきほぉ…」ポロポロ
▼希望値が減少した【-500】
希(う、うわぁ…めっちゃ修羅ってるやん)コソコソ
真姫(これは穂乃果が悪いわよ、無神経過ぎるわ……妹さんが可哀想じゃないの)コソコソ
ことり(…んー、"思い出す"?…思い出す)
ことり(迷家<マヨヒガ>は無数にある平行世界から流れて来る物資を受け止める…それは周知の事実で)
ことり(世界は無限にある……)
ことり(この日記の中の出来事を穂乃果ちゃんは覚えている…?)
ことり(それってつまり、無数にある世界の中からこの穂乃果ちゃんが来た世界が…)
にこ(ことり、さっきから難しい顔してるけどどうしたの?)
ことり(…なんでもない)
- 863 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 03:15:03.38 ID:O0sfiVGo0
- 白雪の日記A終了
白雪の日記B…
♢ ♤ ♡ ♧ ♢ ♤ ♡ ♧ ♢ ♤ ♡ ♧ ♢ ♤ ♡ ♧ ♢ ♤ ♡ ♧ ♢ ♤ ♡ ♧
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
雪穂「…っ、ぅぅ…ぅっく、ぁあああああああああぁぁ」
◇泣きながら走った
◇もう何も見てなかったし、視えもしない
◇涙でブレてる視界をただ一直線、慣れない道を走って転んで、やっと帰って来た
◇私は何から逃げたんだろう、お化けか何かかな?
◇本だけは友達のだから大切なモノだから持って来た
◇釣り竿は魚に取られた、きっと魚仲間に、俺は人間に勝ったぜ!なんて見せびらかして自慢するんだろう
◇お姉ちゃんは置いてきた、大切なモノだったけど持ってこなかった、むしろ、顔も姿も見れなかった、視たくなかった
「雪穂!!どうしたの!そんなに傷だらけで!」
雪穂「ただ転んだだけなの!!放っておいてよ!!!」
◇私は部屋に閉じこもった
◇こんな時は元気の出る曲を聴こう、ウォークマンに手を伸ばしてお気に入りの曲を再生しようとする
Pi!
【お気に入りリスト
μ's
ブンッ!
◇表記された文字を最後まで見ることなく、小さな機械を放り投げた、馬鹿か私は、魚以下か
- 864 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 03:16:55.56 ID:O0sfiVGo0
-
◇忌々しかった、多分、その声を聴けば今の私なら余裕で発狂できる自信がある
◇私の勝手な予想、正解かどうかは知らない
◇…多分、お姉ちゃんを"盗"ったのは…多分
◇…
◇ウォークマンを放り投げて良かった、再生リストを押してイヤホンも点けてたら、発狂してた、熱狂じゃなくて発狂
◇忌々しい、祝うと言っておきながら…相手側の女性…だと思う人を少しばかり呪った
◇漢字の祝うと呪うって似てるよね左側が違うだけだし
◇でも一番忌々しいのは素直に祝えなかった私自身だ…
◇…【魔物】
◇人の心にはいつだって"魔物"が居て
◇内なる魔物とお喋りでもして契約すれば魔物になれる
◇くっっだらない
◇…馬鹿馬鹿しいリアリティの欠片もない空想話
◇…
◇今だけは現実を見たくない
◇空想話を始めに考えた偉人に感謝するよ
―――
――
―
- 865 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 03:18:17.34 ID:O0sfiVGo0
-
「…ただいま」
「穂乃果!!雪穂と何があったの…」
「それは…」
「…アンタ、酷い顔よ」
穂乃果「…」
「…お茶だしてあげるわね」
穂乃果「うん…」
…コトッ
「熱いから気をつけなさいよ?」
穂乃果「…」ズズッ
穂乃果「…お母さんの味、だね…えへへっ!」ニコッ
「…」
「…ごめんなさい、お茶を出したのは配慮が足らなかったわね…無理に笑わないで、悲しくなるわ」
穂乃果「…ごめんなさい」
「…ふふ、お茶には自信があったけど、我が家の次女の方がもう上なのね…」
穂乃果「…」シュン
「…何があったかしらないけど、雪穂は…泣いてたわ」
穂乃果「うん…」
穂乃果「私が…私が悪いの…何も考えないで無責任な事、言ったから…」
穂乃果「きっと気づかない間に雪穂を傷つけたんだよ…」
「…何が原因か、まで分からないのね…」
穂乃果「」コク
- 866 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 03:19:14.20 ID:O0sfiVGo0
-
「昔も、こんなことあったわね」
穂乃果「?」
「おぼえてないかしら?アンタがまだえっと8歳だか7歳だか・・・あれ9歳?」
穂乃果「お母さんが覚えてないじゃん」
「話を濁さないの!…雪穂が近所の子にイジメられて泣いてた時よ」
「いつだってアンタ駆けつけて雪穂を守ってたのよ?」
穂乃果「…」
穂乃果「…」
穂乃果「…あっ…」
「ふふっ!思い出した?
アンタあの子のスーパーヒーローなのよ」
「海未ちゃんやことりちゃんを連れて色んな所探検したりやんちゃで」
「誰よりも行動力あって…」
「そして、誰かが泣いたり、イジメられるのが嫌いで、いの一番に駆けつける」
「正義のスーパーヒーローよ?」
「つい最近なら学校を救ったヒーローね、親として鼻が高いわ」
穂乃果(…っ、雪穂…!)
「アンタはお化けが出て怖いよぉ〜って泣きながら部屋に来た雪穂といっつも同じ布団で寝てあげて」
「頭も撫でてあげて、本も読んで歌も歌ってあげた」
「…大切にしてた宝物だっていっつも雪穂にあげちゃうのよ?」クスッ
穂乃果(…宝、モノ?)
―――ゆきちゃん!はい、これ、ほのかからプレゼント!
穂乃果「ッ!?」ガタッ
- 867 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 03:20:04.48 ID:O0sfiVGo0
-
「穂乃果?」
―――おねえちゃん!これおねえちゃんの大事な帽子だよ?
―――いいの!おたんじょうびプレゼントだもんっ!
穂乃果「…わ、たし…最低…だっ!」
□思いだした…
□あの時から、ずっと…大事にしてくれてたんだ‥私のあげた麦わら帽‥
□なのに、私、あんなこと言った
穂乃果「ゆきほ…ゆきほぉ…」ポロポロ
穂乃果「うあぁぁぁぁん…」
「穂乃果……」
―――高校生がみっともなく泣くな、そんな事言わない、逆に泣けと言ってやる、言葉では言わない
―――母は胸を貸してやる事で言う、大きくなってもいつまでも変わらない可愛い愛娘に…
「落ち着いた?」
穂乃果「…うんっ…うんっ…」
穂乃果「…私、雪穂に謝りたい、…逢って顔を見たいよ…声を聴きたいよ」
- 868 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 03:21:28.87 ID:O0sfiVGo0
-
「…なら、謝ってきなさいな、ほら、まだ涙出てるわよ?」
「謝るって決めたなら、お母さん厳しい事言うわよ?
そんなみっともない鼻たれ状態で妹に会いに行くんじゃありません、ヒーローの顔で行きなさい」ニコッ
穂乃果「うんっ!」
穂乃果「でも…逢いに行く前に」
「?」
穂乃果「…仲直りのジュースでも買わなくちゃね!」ニィ
穂乃果「手ぶらじゃ…穂乃果が満足しないもん!」ダッ!
「あっ!穂乃果!」
穂乃果「ちょっと外の自販機でジュース買うだけだから!すぐ戻る!」
「もう外は暗いわよ!」
穂乃果「懐中電灯持ってくよ〜!」ドタバタ…!
…ガチャ バタン!
「やれやれ…我が子ながら騒がしい子ね」クスッ
穂乃果「…ハァ…ハァ!」
□あの時…風は川下の方だった…!
□きっとまだある筈だ!
□…そうだよ!私は雪穂の…っ!
□ユキちゃんのお姉ちゃんなんだ!!あの子のヒーローなんだよっ!
□お姉ちゃんが妹を守る、笑顔にさせてあげるなんて!当たり前じゃんっ!!
□もう一度だけ‥!もう一度だけあの麦わら帽子を掴むんだ!そしてあの日みたいに!
□もう一度、あの頃のように…! あの子に被せてあげよう!そしてごめんって謝るんだ!
- 869 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 03:22:23.89 ID:O0sfiVGo0
-
――――やるったらやる!ファイトだよっ!
―――
――
―
…ドタバタ、ガチャ! ばたん!
◇騒がしい音で私は目が醒めた…
◇また懐かしい夢だった
◇いつも私が泣いてると駆けつけて来る人…
◇おやつを半分こして…いじめっ子を懲らしめて…
◇いつだって一緒で…一緒なのが当たり前みたいな人だった
雪穂「…」
雪穂「…お姉ちゃん‥」ジワッ
雪穂「…うっ、うぅ…おねえちゃぁん…ひっぐ、ううぁぁ…」
◇なんであんな馬鹿みたいな事言ったんだろう
◇本当に馬鹿でしょうもない
◇…もう夜中の21時だ…
◇ああ、お父さんに釣り竿の事謝ってなかった、行かなきゃ…
雪穂「‥ぁ、お母さん…」
「雪穂…!」
◇テーブルには飲みかけのお茶…まだ湯気が出ていた
- 870 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 03:23:38.25 ID:O0sfiVGo0
-
雪穂「お母さん…その!さっきはごめんなさいっ!!」
「…お母さんよりも頭を下げるべき人が居るでしょ」
雪穂「…うん」
「…あの子ね、アンタの事ですごくしょんぼりしてたのよ」
「雪穂に謝りたい、逢って声を聴きたいって…謝りたいって」
雪穂「…私も…」
雪穂「わたしも…謝りたい…ひっぐ、お姉ちゃんに逢いだい…逢って声を聴きたいよぉ…」
「…ふふっ、やっぱりアンタ達、似たもの姉妹よ…来なさい」
雪穂「うわああぁぁぁぁん!!」ガバッ
「…よしよし…何年経ったってアンタ達はあの頃と変わらないわ…」ナデナデ
――−
――
―
「さっ!泣き止んだわね?」
雪穂「うん…」
「穂乃果はさっき外の自販機にアンタの好きな飲み物買いに行ったわ」
「帰って来たら謝んなさいよ?」
雪穂「うん…っ!」コクコク
◇くだらない意地もあった、怒りもあった、悲しみや嫉妬もあった…
◇…受け入れよう
◇すぐには無理かもしれないけど、いつか本当に心からお姉ちゃんとその人と寄り添う人を祝福できるように…成れればいいな
- 871 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 03:24:26.66 ID:O0sfiVGo0
-
雪穂「私…ずっと此処で待ってる、お姉ちゃんが帰って来た時、飛びついて驚かしてやるんだ!」
「ふふっ!ガンバなさいよ!」スタスタ…
雪穂「ふふっ!うん!」
「…あなた、こそこそしてないで、出てきなさい?」
「」ビクッ
「…どうしてのぞき見してるのかしら?」
「」アセアセ
「え?男のオレが行っても、娘達をうまく宥められない?…もう、こういう時は弱気なんだから…」
「…ん?…ふふっ大丈夫ですよ、あの子達は強い娘よ」
「きっと大丈夫よ」ニコッ
「」…ウム
「さっ!コテージ備え付けのTVでも見ましょうか…あっ、此処、1時間100円式なのよね」
「あなた、100円頂戴♪」
「」!?
「妻に子の事を押し付けた罰よ♡」
「」ハイ…スイマセン
「ふふっ、もうすぐドラマの再放送なのよね〜♪」チャリン!
…Pi!
プツッ
「あっ!ついた、ついた…ニュースが終わればドラマね!」
- 872 :TG-666665555588226 444 44444 [saga!蒼_res]:2018/06/20(水) 03:25:26.27 ID:O0sfiVGo0
-
TV「…えー続きまして天気に関する報道です」
TV「気象庁によりますと発生した爆弾低気圧は予想を上回り更に成長を続けており…」
TV「そのまま○○県を通過するとのことです」
TV「これによって局地的な豪雨が県を襲う為、川の増水、氾濫の恐れが―――」
「あら、やだ…○○県って此処じゃないの…」チラッ
…ポツ…ポツ
「…窓に小雨が当たってるわね…いやだわ…折角のキャンプなのに釣りも川遊びもお預け
明日は一日中コテージの中ね」
「…穂乃果ったら…いつまでジュース買いに行ってるのかしら…」パリッ
「あっ、あなたもお煎餅たべる?」
「」コクコク
「…あっ!ドラマがはじまったわね!」
―――
――
―
白雪の日記B終了
- 873 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/20(水) 03:31:35.87 ID:O0sfiVGo0
-
穂乃果「…」グスンッ
穂乃果「そうだった…私、絶対に帰らないと」
穂乃果「雪穂に、絶対に元の世界に帰って雪穂に謝るんだっ!!」ガタッ!
後ろに居た面々「「「どわっ!!」」」ドテッ
穂乃果「へ?」クルッ
希「あ、あー、何々どうかしたん?今来たから全然わからへんなー(棒)」
凛「(口笛〜♪」アセアセ
真姫「…アンタの説得で立ち直ってやったわよ、あら?何かしらその本面白そうね」(目逸らし)
穂乃果「」
ことり(うーん?)ハテ
にこ「ことり、ことり」ちょんちょん
ことり「ふえ?何―−―」
穂乃果「〜〜〜///」ワナワナ
ことり「あ」
▽元の世界に帰りたい、そんな気持ちが一層強まった
▽『希望値+1000』
▽『人間性』『思い出・帰郷心』は既にMAXの為回復しない
- 874 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/20(水) 03:33:31.08 ID:O0sfiVGo0
-
▽総合
@ >希望値1000
A >希望値 -500
B >希望値1000
計1500上昇
『希望値』>3310/5000
▽アイテム使用の為時間消費無し
『18時50分』
@ 『おしゃべりする』 時間消費 10
A 『家の中を物色』 時間消費 20
B 『一時的に此処を出る』
C 『拠点替え 此処を捨てる』
D 『本格的な睡眠』
E 『食事(調理も可)』
F 『魔物の欲を満たさせる』
G 『お風呂』
H 『MAP<アーツ>』 ※転移陣等
I 『アイテム(使用orアイテムを倉庫に保管)』
J 『戦術:隊列変更』
× 『書斎(空っぽ)』
K 『アルカナ・アーツの修行』
直下
- 875 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 03:36:12.53 ID:BdjNd+yB0
- ・希望値1000回復(場合によっては-500減少)←此処重要
・『思い出・帰郷心』50回復
・『人間性』50回復
の効果で
@が『人間性』50回復 のかわりに希望値1000
Aが 希望値-500
Bが『思い出・帰郷心』50回復 のかわりに希望値1000
の解釈でOK? それとも希望値1000は基本的に@とBにある効果だった?
安価下
- 876 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 03:37:19.55 ID:BdjNd+yB0
- E 『食事(調理も可)』
『中華まん』20% では足りないなら
『米俵(軽)』30%を炊飯して(採れたところが怖いので)シルバートレイに載せてから食べて欲しい
- 877 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/20(水) 03:47:35.94 ID:O0sfiVGo0
- >>875
1>『思い出・帰郷心』『人間性』50回復…MAXだから意味無し +希望値1000上昇
2>『思い出・帰郷心』『人間性』50回復…MAXだから意味無し -希望値500
3>『思い出・帰郷心』『人間性』50回復…MAXだから意味無し +希望値1000上昇
―――
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ヽ三三三三三三三三三三三三三三三/
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,' : , < ミノ ´: : : : : : : : : : : : : :`: : : ヽ
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|: : : : : Y: : : : : :/: :/ |: :|: : : :,' : , ヽ : : `: : i
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モグモグ :i : : : : :i : : : : :i`V\ `,' ヘ :i V / |: : :i : :
, :i : : : : :i :i :', : :i__ヽ---ヘ _∠ -‐__ | : :/: /
,','i : : : : : : 人: : :i 、 ̄ 只 ̄  ̄只 ̄´ i : /: :,'i
ノ | : :λ: : ノi: : : : ` ̄ ,  ̄´ ノ /: : : i モグモグ
i: : i V/ ,': : : ヘ //ノ: : : : .
∧: i V /: : : : ` ヘ ノ: : : : : : ヽ
∧i い : : : : _ 》 、 ―〜〜( ,ノ 、 : : : : : : :ヽ
モグモグ , ―‐ ' / |> 、_ , <,':.:.:.:、 > 、: ) )
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Y:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:/ /|r,_∧V∧_/_:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:ヽ
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ヽ:.:.\:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ / 人 `.:.:.:.:/:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
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絵里「まだ怒ってるかしら…なんて、あはは…」
穂乃果「怒ってないよ、うん」モグモグ
▽全員の空腹が解消された
- 878 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/20(水) 03:51:17.61 ID:O0sfiVGo0
- ▽20分消費
『19時10分』
▼血の判定
直下レスが01〜32で魔物の血が強まる
ことり「…」
__
> > 、
/ ヽ
,' ,' λ 、 \ \
, / / ヘ ヘ、 ヽ ヽ
| i ,,' __/ 、ヘ ` ミ  ̄ヽ Y
| | |, x==ミ \ x==ミヽ iり ごはん食べる?
| | |〃 _)ハ` ` ' _)ハ ヽリリ っ 元気でるよ?
∧ 冫、 ヘ弋:::少 弋:ツ ノノノ っ
ヽ { \ヘ  ̄  ̄ イ { えっ食べない?
|へ ` "" "" ノ从
ノ i ∧ ` 、 rっ <从\ じゃあ私食べるね
ノ レ ヘ从 >、--- イ ´>---、
, - ' |ヘ \ リ i ヘ ヽ∬
/ | ヘ__`V r--、 / ⌒ \
V 、 |____ヘニニ∧ニニ/。。 。ヽ
、 \ フ (ニニリヘ /、_ }
、 \ ヽ >/三ヨ  ̄ ― '
、 \ >/ / E|
花陽「ことりちゃん、さっきからどうしたの?お腹痛いの?大丈夫?」
ことり「ううん…ただ、あの日記…『"白雪の"日記』なんだよね…ちょっと気になって」
@ 『おしゃべりする』 時間消費 10
A 『家の中を物色』 時間消費 20
B 『一時的に此処を出る』
C 『拠点替え 此処を捨てる』
D 『本格的な睡眠』
E 『食事(調理も可)』
F 『魔物の欲を満たさせる』
G 『お風呂』
H 『MAP<アーツ>』 ※転移陣等
I 『アイテム(使用orアイテムを倉庫に保管)』
J 『戦術:隊列変更』
× 『書斎(空っぽ)』
K 『アルカナ・アーツの修行』
直下
- 879 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 04:11:35.28 ID:BdjNd+yB0
- G 『お風呂』全員で
- 880 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/20(水) 04:20:39.99 ID:O0sfiVGo0
- ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
今回は此処まで 次回は今日の夕方 18時00分頃予定
▼【28】>偶数>色欲値10上昇
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
花陽【色欲:30 小】【食人欲:0 極小】
凛【色欲:30 小】【食人欲:0 極小】
にこ【色欲:10 小】【食人欲:10 小】
絵里【色欲:10 小】【食人欲:0 極小】
ことり【色欲:10 小】【食人欲:10 小】
希【色欲:40 中】【食人欲:0 極小】
真姫【色欲:10 小】【食人欲:0 極小】
海未【色欲:30 小】【食人欲:10 極】
直下
- 881 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 04:29:52.83 ID:BdjNd+yB0
- >>1乙 できるだけ持ち物を減らして出かけたいけれど何を倉庫に入れよう
町を徘徊して絵の具探しもいいし 画材を消費しない草原に陣を描いてその周辺を回るのもいいなあ
恋人にいくなら飴が売ってるか見たい
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