【安価】男「奴隷買って色々遊んで最終的に無惨に殺す」

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1 : ◆UXq1FeqTKnes :2018/04/26(木) 22:36:39.86 ID:HtNppwGO0

少女「う、嘘ですよね?」

少女「こんな、こんなの笑えないです、面白くないですよ……?」


薄暗い地下室で、小奇麗な衣服を纏った少女が声を上げた。
未だ十代の半ばも行っていない年齢相応の高い声。
本来美しいだろうそれは、今は酷くかすれて揺れている。

含まれているのは怯えと媚び。
少女――二束三文で買われた奴隷である少女から、主へと向けた物だ。


男「それが嘘じゃないんだ……いや、本当ごめんね」


少女に応える声は、その主である男の物。
余りにも軽薄にしばしカラカラと笑った後、ふっと何の感情も無い真顔になり、言葉を続ける。


男「気紛れで優しくしてみたのは良いんだけど、思った程楽しめなくてさ」

男「せめて犬みたいに懐いてくるなら可愛げもあったのに、調子に乗ってまるで妹か娘気取りだ」

男「君にそういうのは求めてないんだよ、心底がっかりだ」


そうして、男は凶器を振り上げた。
何の変哲も無い木製の棒。
厨房にでも入って見回せばすぐに見つかるような手頃な長さのそれは、仰向けに固定された少女の喉元を明確に狙っている。
2 : ◆UXq1FeqTKnes [saga]:2018/04/26(木) 22:37:54.98 ID:HtNppwGO0

そうして、男は凶器を振り上げた。
何の変哲も無い木製の棒。
厨房にでも入って見回せばすぐに見つかるような手頃な長さのそれは、仰向けに固定された少女の喉元を明確に狙っている。


それを見てようやく、少女は自分を襲っている現実を受け入れた。
すなわち、最低最悪の環境から自分を救い上げて、たっぷりの愛で癒してくれた男の全ては作り物でしかなく。
自分はこれから暗い地の底で、本性をむき出しにした目の前の男に殺されるのだと。

恐怖で大きく見開かれた両目からは絶望の涙が流れ、生にしがみつこうとする体は懸命に身を捩る。
しかし、涙を見ようとも男の心は揺れず、何重にも縛られた手足はほんの僅かしか動かない。


少女「やだ……やだ、やだぁ! 死にたくない、死にたくないっ!!」

少女「ごめんなさい! 許してください!」

少女「な、なんでもやります! 犬になります! お、おまんこだってしますっ!」

少女「みんな、みんな良いおまんこだって言ってくれました! 御主人様も、きっと気持ちょぐッッ……!!」


必死の命乞いもまるで効果は無く、棒の一撃で中断と相成った。
少女の発した最後の意味ある言葉が男に与えた影響はたった一つ。

そういえばこいつは中古奴隷を扱う店から買ったのだったと、そう思い返させただけだった。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/26(木) 22:38:37.53 ID:HtNppwGO0

少女「ごぼっ、が、ひゅっ」


正確無比。
振り下ろされた棒の先端は男の狙い通りに少女の喉を叩き潰した。

小さく可憐な口からは泡交じりの真っ赤な鮮血が吹き出し、損傷の度合いを男に伝える。
じっと観察した男は、よし、と満足げに頷いた。
手応えからも、出血からも、完璧な出来栄えだと納得できたためだ。


少女「ぜひっ……ご、ひゅ、ぜひゅっ!」


破壊されたのは少女の気管だった。
潰れ、破けたのはそれだけ。
それ以外は殆ど全く無事のまま、少女は呼吸能力だけを失った。


少女「ぜっ、ぜっ、ぎっ、ひゅぅ、ぅっ」


少女はただ空気だけを求めて口を開く。
だが、それが報われる事は無い。
機能を失った気管は肺に殆ど酸素を送らない。

少女はじわじわと弱っていく。

顔は少しずつ蒼白に近付き、目玉はグルグルと回る。
救いを求めてもがく指先はきっと少女の人生で最も激しく動いている。
4 : ◆UXq1FeqTKnes [saga]:2018/04/26(木) 22:41:30.05 ID:HtNppwGO0

少女が口を開閉し、もがく度に口元から鮮血が飛び散る。
それは勿論少女自身にも降りかかり、男が買い与えた真っ白いワンピースに染みを作る。
男はそれを実に愛しそうに眺めながら、服を胸元に抱いて少女が浮かべた笑顔を脳裏に思い描いた。


男「うん、いいね、そういう声はとても好みだ」

男「陳腐だけど窒息死はやっぱり良い、最期の足掻きが弱っていくのが特にね」

男「君は今、必死に呼吸をしようと頑張っているね? 全身の力を振り絞って、何とか死から逃れようとして」

男「でも、それは今だけだ……吸い込める息はほんの一かけらだけ、それで生きられる程に人は強くない」

男「あぁ、ほら、分かるだろう? 段々力が無くなってきた、もうすぐ、もうすぐだ……」


苦しむ少女の頬に手を添えて、男は楽し気に語る。

君は死ぬ、もうすぐ死ぬ、今に死ぬ。
ほら、そろそろ死神が見えてきた頃だろう?

まるでベッドの中で新婚の愛妻にささやくように。


少女「……ぜ、ひゅ……」


そうして、少女はついに力尽きた。
全身が弛緩し、体液を漏らすだけ漏らし、白目を剥いて。

一分後には心臓も止まるだろうその残骸に口付けを送って、男は酷く嬉しそうに少女に別れを告げた。
5 : ◆UXq1FeqTKnes [saga]:2018/04/26(木) 22:42:10.48 ID:HtNppwGO0

その翌日、男は奴隷を扱う市場に居た。
通りに並ぶ奴隷商の店舗を眺めつつ、男は反省する。


男(前回はちょっと失敗だったな)

男(最期は良かったけど、本当に最期だけだった)


人一人の命を遊びで奪い、思う事はそれだけ。
しかし、これは何も珍しい事ではない。
奴隷市場を見渡せば幾らでも男の同類は見つけられる。

市場に並ぶ商品は敗戦国の民か、あるいは下等とみなされている異種族だけ。
男が住む国においてはいずれも「人間」としては認められていない。
犯そうが殴ろうが戯れに殺そうが、何の罪でもない。

それどころか高等種への奉仕の結果として命を失う事で下等種としての輪廻から解放されるとして、教会などはむしろ推奨してさえいる。
男に罪悪感など豆一粒ほどにも生まれるわけがない。


男(……次はもうちょっと、楽しめると良いなぁ)


故に、男は店舗の一つに目を向けて、そこへのっそりと足を進めた。
6 : ◆UXq1FeqTKnes [saga]:2018/04/26(木) 22:44:33.30 ID:HtNppwGO0

1. 高級娼婦並の教育を施す一流店

2. 教育は最低限で素材の味を楽しめる二流店

3. ボロボロの中古奴隷を専門に扱う三流店


どこに入る?

>>7
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