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【安価&コンマ】あかり「艦娘?」若葉「その26」【ゆるゆり×艦これ】

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891 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/30(月) 00:10:17.14 ID:PRBTru630
朝風「あか、あかりっ……」

あかり「ん〜?」

朝風「あか、りのも……あかりの胸、見たい……」

あかり「ええ? 私のが見たいの?」

朝風「……」コクリ

あかり「こんなの見て喜ぶのなんてうちの鎮守府の艦娘さん達くらいだよぉ」ヌギッ

朝風「あ、ああぁ……」

あかり「どうしたの? 興奮してるんだってわかって嬉しかった?」

あかり「当たり前でしょ。私はね、朝風ちゃんのことが好きなの。好きな子とエッチなことしてたら、興奮するに決まってるでしょう?」

朝風「あぁ、ああ……」

あかり「ふふっ、だ〜め。今はおっぱい吸わせてあげない。朝風ちゃんのおっぱいの成果を見てるんだもん」

あかり「だから、あかりのおっぱいは、朝風ちゃんのおっぱいに使うの」スリスリ

朝風「あっ、ああっ……!」

あかり「んっ……ごめんね、神風ちゃんくらいあればこんなゴリゴリしなかったでしょうに」

朝風「いいっ、あかり、おっぱい……私、ああっ……!」

あかり「自分の体で喜んでもらえると嬉しいよ。だから、もっと喜ばせたくなっちゃうわ」
892 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/30(月) 00:25:13.89 ID:PRBTru630
朝風「ん、んくぅ……」

あかり「朝風ちゃん、そろそろギブアップは?」

朝風「もうちょっと、もうちょっとで、イケるから……!」

あかり「……」

朝風「もうちょっとなのにぃ……!」

あかり「朝風ちゃん、下脱がすね」

朝風「ま、待ってよっ!」

あかり「そんな必死にするのは違うわ。私は朝風ちゃんを追い詰めたいんじゃないの。気持ちよくなってほしいのよ」

朝風「あ、あかり……」

あかり「ごめんね、私がおっぱいだけでなんて言うから、できるようになろうと頑張ってくれてたのよね」

あかり「でも、そんなに鬼気迫るほどしなくていいの。今日はやってくれたことのごほうびだって言ったでしょう?」

あかり「大丈夫。まだできなくてもこれからできるようになればいいんだから」

朝風「これからも、してくれる……?」

あかり「勿論。これからもたくさん朝風ちゃんのおっぱいを可愛がってあげるからね」

朝風(あぁ、やっぱり……本当のあかりにこっちのあかりっぽさがあるように、こっちのあかりも本当のあかりみたいに、私達のことを思いやって、愛してくれてるんだ……)

あかり「だからね、朝風ちゃん」

朝風「うん……あかり、イカせて……」
893 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/30(月) 00:44:59.42 ID:PRBTru630
朝風「……あぁぁっ!」

あかり「2回目以降はおっぱいだけでも大丈夫だねぇ」

朝風「はぁっ……ふぅ……」

あかり「満足してる?」

朝風「最初からできないと、意味ないわ……」

あかり「それは追々ね」

朝風「……」

あかり「そんなにおっぱい見つめてどうしたの? またしてほしい?」

朝風「違うわよ……色変わったりしないかなって」

あかり「艦娘とか関係なく、触ってることが原因でそんなに変わらないって聞いたけど」

朝風「そう……」

あかり「変わってほしいの?」

朝風「い、いや、別に……」

あかり「目には見えなくても、ここにはもうあかりの痕がいっぱい刻み込まれてるから」ツン

朝風「んぅ……!」

あかり「そんなふうには見えないけど、触ってみたらわかる秘密。なんだか興奮しちゃうわね」

朝風「そもそも、あかり以外には見せないわよ……姉さんとかと一緒じゃなきゃ」

あかり「ふふふっ、そうだね。あかりの痕は、絆創膏で隠すもんね」

朝風「いつも絆創膏使ってるわけじゃっ、ああっ、ちょっと……!」

あかり「もう1回!」

朝風「結局、あかりがやりたいだけじゃないのよ、もう……」

朝風(手玉に取られてるって何回自覚すればいいのかしら、まったく……)
894 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/30(月) 00:46:32.66 ID:PRBTru630
今回はここまでです
次は本編からです

あんまり頭を打ちすぎるのはよくないので真似しないようにしましょう
895 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/30(月) 22:42:52.12 ID:PRBTru630
開始します
896 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/30(月) 22:52:43.37 ID:PRBTru630
北上「結衣〜飯〜」

結衣「お前ちょっとだらけすぎだぞ」

北上「だって専門家様も日中の外出控えろって言ってるも〜ん」

結衣「だらけることと何の関係があるんだよ」

北上「家の中いたらだらけるでしょ普通」

結衣「だらけねぇよ」

北上「じゃあ結衣は家の中でもいつもシャキっとしてんのか〜? 寝てるときも〜?」

結衣「小学生か!」

北上「たまの休みくらいゆっくりさせてつかぁさい」

結衣「今夏休みだからたまの休みじゃないだろ」

北上「お気になさらず〜」

結衣「お前が気にしろ!」
897 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/30(月) 23:03:25.35 ID:PRBTru630
北上「いいじゃんあたしらめっちゃ頑張ったんだし。せめて最初の1年くらいはだらだらさせて〜」

結衣「頑張ってからもう1年は経っとるわ!」

北上「そうだっけ?」

結衣「そうだよ。というか、私はだらだらできないんだけど」

北上「あたしがだらだらだらけて、結衣は汗をだらだら流して料理して、んであたしがだらだら涎流すってわけ」

結衣「こん、だらず!」

北上「なぜ急に訛った?」

結衣「まあ、お前がそうなのは今に始まったことじゃないけど」

北上「そうそう、結衣はこんなあたしを好きになったんだもんねぇ」

結衣「そういうところは好きになってない」

北上「またまた〜」

結衣「いや、本当に」
898 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/30(月) 23:14:34.22 ID:PRBTru630
結衣「はい、飯」

北上「ええ〜カップ麺〜? 結衣の汗だらだら入った料理は〜?」

結衣「入れるか!」

北上「はぁ、侘しいねぇ」

結衣「羽黒達に買い出し行ってもらってるんだからしょうがないだろ」

北上「食材は常に切らさないようにしないといかんぞ。たるんでるな!」

結衣「……」

北上「うおあっ!? マジの熱湯入ったやかん傾けんのやめて!?」

結衣「ちょっとでも買い出し組の暑さを思い知れるようにな」

北上「さすがにそれは熱すぎだから!」

結衣「全員分だよ」

北上「それだと逆に低すぎる」

結衣「ならかけていいな」

北上「よくねぇよ!」
899 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/30(月) 23:25:43.73 ID:PRBTru630
結衣「まったく、なんだって誰もいないのにこんなコントみたいなことしなきゃいけないんだ」

北上「誰かいたら見世物としてやってもいいって?」

結衣「いない方がよかったか」

北上「あたしにだけ見せてくれる結衣の姿……」

結衣「わりと他の皆にも見せてるけどな」

北上「ちぇ〜」

結衣「ほら、3分経ったぞ」

北上「いただきま〜す」

結衣「いただきます」

北上「あぁこのしょっぱいスープ。失った塩分が充足されていくわ……」

結衣「この冷房ガンガン効かせた部屋のどこで失ったんだよ」

北上「結衣が冷たくて流した涙かな」

結衣「熱かっただろ?」

北上「物理的にはね」
900 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/30(月) 23:38:32.09 ID:PRBTru630
北上「はぁ、食った食った〜」ゴロン

結衣「食ってすぐ寝るなよ」

北上「艦娘様だぞ〜」

結衣「はいはい、羨ましいことです」

北上「でも太ったらあれだから運動するか。寝ながら」

結衣「寝ながらってなんだよ」

北上「むしろ寝る運動」

結衣「はぁ?」

北上「んもぉ、やだぁ結衣ったらぁ。結衣と寝るってことだよぉん」

結衣「バカ言ってないでちゃんとカップゴミ箱捨てて」

北上「ああん」
901 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/30(月) 23:57:00.54 ID:PRBTru630
北上「なんだかんだで結衣もだらだらしてんじゃ〜ん」

結衣「私は掃除やらなんやら色々やったんだけど」

北上「じゃあ、あたしはそんな結衣を労う仕事するね」ダキッ

結衣「暑いから離れて」

北上「照れるな照れるな」グリグリ

結衣「いや痛いからぐりぐりするのやめて」

北上「い、痛いほどなくないだろ! 大井っちやら隼鷹やらのおっぱいに慣れすぎなんだよ!」グリグリ

結衣「わぁ〜かったわかった。北上のも気持ちいいです〜!」

北上「それでよし!」

結衣「労うどころかもっと疲れてんだけど」

北上「はっはっは〜気にするな〜」

結衣「だからお前が気にしろ」
902 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/31(火) 00:17:39.59 ID:ElchIz3o0
結衣「めちゃくちゃ無為な時間過ごしてる気がするけど、いいのか私はこれで」

北上「結衣が無為な時間を!」

結衣「何かやるべきなんじゃないんだろうか」

北上「無視が一番辛いのですが」

結衣「なんか夏っぽいことを……」

北上「いいじゃん、無為な時間でもさ。あたしは結衣とこうやってだらだらしてるの好きだよ」

北上「こういう何気ない部屋で、何気ない日常を過ごすの。鎮守府にいた頃とはやっぱりちょっと違うよ」

北上「あたしはそれだけで楽しい。結衣と普通に過ごせてる。それだけでね」

結衣「……でも楽しいこともあった方がいいだろ?」

北上「そりゃあればいいけど、無理して楽しませようとしなくていいってことだよ。それを見るのは全然楽しくないからね」

結衣「そっか……」

北上「暮らす部屋が狭くなって、一緒にいる頻度が多くなったから色々面倒見なきゃって思っちゃうんだろうけどね」

北上「あたしは結衣にもちゃんとリラックスしてほしいよ。結衣の家なんだからさここ。素でいる結衣と一緒にいたいの」

結衣「北上……お前がちゃんとしないから私が面倒見なきゃってなるんだぞ?」

北上「うぇ〜い、反省してま〜す」

結衣「なんだよもう……まったく」

北上「ふふっ。ゆ〜い。これからもずっとここでだらだらしようね」

結衣「気が向いたらね」

北上「ほんと、素直じゃないんだからぁ」ツンツン

結衣「うるさい。やめろ、ほっぺたつつくな」
903 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/31(火) 00:21:06.32 ID:ElchIz3o0
今回はここまでです
次はちなつの高雄の話です

これで結衣も全員なので次からは複数指定になります

結衣は最後までエロなしでしたがこのまま描写上はプラトニックを貫けるのでしょうか

↓1 高雄の話

1 エロ有り
2 エロなし
904 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 00:29:11.12 ID:GTXuJuMtO
2
905 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/31(火) 22:47:33.96 ID:ElchIz3o0
開始します
906 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/31(火) 22:54:36.81 ID:ElchIz3o0
ともこ「高雄ちゃ〜ん。ちょっとこっち来て〜」

高雄「はい」

ともこ「はいこれ。離れに持って行って」

高雄「お菓子ですか? アイスもありますね」

ともこ「うん。あかねちゃんから貰ったの」

高雄「赤座提督……じゃなくて、あかりちゃんのお姉さんですね」

ともこ「そう。あかりちゃんが間宮さんから貰って帰って来たのを、量が多すぎるからってお裾分けされたのよ」

高雄「貰い物のお裾分けですか……」

ともこ「だけど私が貰った分だけでもまだこんなにあるから」

高雄「うわっ、これは間宮さんちょっと作り過ぎ。というかあかりちゃんはどうやって持って帰ったんでしょう」

ともこ「ていうことでおかわりもあるから、皆でどんどん食べちゃってね」

高雄「はい、わかりました」
907 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/31(火) 23:04:59.10 ID:ElchIz3o0
ともこ「高雄ちゃんもいっぱい食べてね〜」ナデナデ

高雄「……っ」

ともこ「あらごめんなさい。頭なでられるのはいやだった?」

高雄「いえ……私、長姉なのでそういうの経験があんまりなくて」

ともこ「お姉ちゃん憧れるわよね!」

高雄「憧れ、はしないですけど」

ともこ「ええ〜! 姉は自分よりも姉を欲しがるものだと思ってた」

高雄「姉と言ってもあまり姉妹での交流はありませんしね」

ともこ「もったいないなぁ」

高雄「榛名さん以外ずっと駆逐艦の子とちなつといましたしね。あとで雲龍さんも加わりましたが」

ともこ「そっか。今は私の方が戸籍上は年上だし、ちなつのお嫁さんなら私はお義姉さんよね?」

高雄「よ、嫁ではありませんよ!」

ともこ「お姉ちゃんって呼んでもいいのよ」

高雄「もう、やめてください! お菓子、ありがとうございます!」

ともこ「うふふっ」
908 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/31(火) 23:15:14.85 ID:ElchIz3o0
高雄「お姉ちゃん……いやいや、私がそんな」

高雄「ちなつ、皆、ともこさんからお菓子貰ってきましたよ――」

ちなつ「もぉ〜雲龍! ちゃんと服着てって言ってるでしょ!」

雲龍「着てるよ?」

ちなつ「それはもはや着てるじゃなくて張ってるとか付けてるっていうのが正しいレベル!」

雲龍「そこまでかな?」

ちなつ「そこまでだよ! 目のやり場に困るでしょ!」

雲龍「ちなつならどこにやってもいいよ。むしろをどこをやっても」

ちなつ「あぁ、もういいから! せめて下着くらいは付けて来て!」

雲龍「付けるレベルじゃダメなんじゃないの?」

ちなつ「揚げ足取らないの! ほらっ!」

雲龍「下着ならいいんだ」テクテク

ちなつ「ったく、しょうがないんだから。あっ、どうしたの高雄?」

高雄「ともこさんから差し入れです」

ちなつ「お姉ちゃん気が利くじゃない! みんなに持って行ってあげましょ」

高雄「そうしましょうか」
909 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/31(火) 23:24:51.94 ID:ElchIz3o0
電「間宮さんのアイスなのです!」

暁「あぁ、なんだか落ち着くわぁ」

大潮「テンションアゲアゲですね!」

荒潮「真逆のこと言ってるわね〜」

叢雲「そういえば、うちの間宮と伊良湖はどこに……」

榛名「それ以上いけませんよ叢雲さん」

雲龍「間宮のお菓子ならちょっと多めに食べられる」

高雄「おかわりもあるそうですから、どんどん食べてとのことです」

大潮「食べまくりますよ〜!」

ちなつ「大潮ちゃん、ペース配分は間違えちゃだめだからね?」

暁「ふぐおっ!?」キーン

電「暁ちゃんが早速間違えてキーンってなってるのです!」
910 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/31(火) 23:37:06.21 ID:ElchIz3o0
ちなつ「しかしまあ、雲龍はもういいとしても、高雄もだいぶ目の毒だよね」

高雄「えっ、私がですか? あまり派手な服は選んでいないつもりですが」

ちなつ「でもぴっちりしてるじゃない? 地味だから返って目立つのよラインが。てか胸が」

高雄「そ、そうなんですね……」

雲龍「見せたがりさん?」

高雄「違いますっ!」

暁「じゃあなんでぴちぴちなのよ〜?」

高雄「それは、その……ゆったりしているのだと着膨れして見えるというか……」

榛名「胸に余裕がある服は全体的に膨らみが出来てしまいますからね」

高雄「太ってると思われたくないんですよ」

ちなつ「でもそれここで見せる必要ある? 皆わかってるのに」

高雄「ここに一番見せたい人がいるですからしょうがないじゃないですか」
911 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/07/31(火) 23:49:52.89 ID:ElchIz3o0
電「でもそういうラフな格好していると印象変わりますね」

大潮「いつも大人っぽい高雄さんと別人みたいです!」

高雄「子供っぽく見えますか?」

榛名「あの格好よりは子供らしさが出ていると思いますが」

荒潮「子供っぽくないところも強調されてるわけですし〜」

雲龍「私は子供っぽい?」

ちなつ「格好より平気でその格好でいられるところがね」

高雄「子供っぽい、ですか……」

叢雲「どうしたの?」

高雄「いえ、先ほどもともこさんに戸籍上は年下だからと頭をなでられて」

ちなつ「戸籍上年下でもお姉ちゃんよりお姉ちゃんに見えるんだけどね」

暁「事実暁達の方が上だもの!」

ちなつ「いや、暁ちゃんは普通にお姉ちゃんより下に見えるよ」

暁「なんですって!?」

電「身長の問題はどうしようもないですよ暁ちゃん」
912 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/01(水) 00:02:20.57 ID:36Inz12+0
ちなつ「子供っぽいって言われるのいや?」

高雄「そんなことありませんよ。ただ、どうすればいいのかわからなくて」

ちなつ「どうすればいいかって?」

高雄「経験がないので、どうしていればいいのかというのが」

ちなつ「私、高雄の頭なでたことなかったっけ?」

高雄「ありませんよ。私がなでたことならありますけど」

大潮「どうするも何もないんじゃないですか? 大潮はともこお姉さんになでなでされると嬉しいですよ!」

荒潮「別に意識して何かする必要はないんじゃないでしょうか〜」

高雄「そう、なんでしょうけど、戸惑ってしまうんです。どういう表情をすればいいのか、とか」

ちなつ「お姉ちゃん結構なでなで好きだからね。あかりちゃんにもよくやってるし」

電「電もよくされるのです!」

暁「やめてって言ってるのにするからしょうがなくやらせてあげてるわ!」

叢雲「一番喜んでるでしょうに」

雲龍「叢雲もね」

榛名「榛名達は戸籍上も年上なのであまりされませんね」

高雄「私も大学生にすればよかったかしら」
913 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/01(水) 00:08:39.89 ID:36Inz12+0
ちなつ「高雄、こっち来て」

高雄「はい?」

ちなつ「ここ、膝の上に頭乗せて」

高雄「あの、膝枕を?」

ちなつ「そう」

高雄「なぜ今膝枕を?」

ちなつ「お姉ちゃんのなでなでに戸惑わないように、今ここで練習しておきましょう」

高雄「いや、ともこさんにされるのとちなつにされるのとでは違いますからね!?」

ちなつ「私の方が戸惑い強いんでしょ。なら、こっちに慣れてたらお姉ちゃんのなんか何でもなくなるってわけ」

高雄「ですが……」

雲龍「高雄がしないなら私が」

ちなつ「雲龍何にも動じないでしょ」

雲龍「そんなことないけど……」

高雄「や、やりますよ!」

ちなつ「じゃ、はい。頭」

高雄「失礼します……」
914 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/01(水) 00:26:42.00 ID:36Inz12+0
ちなつ「頭っていうか、額なでる感じになっちゃうね」

高雄「体勢的に仕方ありませんよ」

ちなつ「こうやって皆の前で寝っ転がるっていうのも、あんまり経験ないでしょ」

高雄「そういえば」

ちなつ「そんなラフな格好してるんだから、もっと態度もラフで行こうよ。雲龍はちょっとラフすぎるけど」

雲龍「え〜」

高雄「態度をラフに……」

ちなつ「どうすれば、とか難しいこと考えなくて、感じた通りにすればいいんだよ。なでられるの鬱陶しいときもあれば、気持ちいいときもあるんだから」

高雄「一概にどうすればいいというのはないということですね」

ちなつ「そう。感じたことを感じた通りに言えばいいだけ。何も難しいことないよ」

高雄「私は考えすぎていたんでしょうか」

ちなつ「ううん。そうやって何でもしっかり考察してくれるところにはすごく助けられたよ。でも、今はもう少し肩の力抜いていいよってこと」

ちなつ「高雄のやりたいように、感じる通りに過ごせばいい」

雲龍「私の過ごし方には文句言うくせに」

ちなつ「あのね、好き勝手していいって言ってるわけじゃないからね? そこはわかるでしょ?」

高雄「……ふぅ」

ちなつ「そうそう、息吐いて」

高雄「ちなつ、もっとなでてください」

ちなつ「うん。満足するまでなでてあげるからね!」

高雄(感じたままに動くことを良しとしてくれるのは、面倒を見てくれる人がいるからなのかな。姉がほしいっていう心理はそういうところから来るのかもしれません)
915 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/01(水) 00:29:30.89 ID:36Inz12+0
今回はここまでです
次は綾乃の武蔵の話です

離れがもはやもう一つの家というくらい広いですが気にしないでください

↓1 武蔵の話

1 エロ有り
2 エロなし
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 00:34:23.66 ID:rs+afViiO
2
917 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/01(水) 22:41:45.67 ID:36Inz12+0
開始します
918 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/01(水) 22:47:21.00 ID:36Inz12+0
武蔵「……ふぅ」

あきつ丸「こんなところにいたでありますか」

武蔵「どうしたあきつ丸?」

あきつ丸「武蔵さんの服が脱ぎ捨てられていたので気になった探していたであります」

武蔵「あぁ、こう暑くては服など着ていられんからな」

あきつ丸「また包帯に逆戻りでありますな」

武蔵「逆戻りというか服の下はいつも包帯だ」

あきつ丸「やれやれ、普通に着るだけより面倒でしょうに」

武蔵「こうしていないと落ち着かんのだ」

あきつ丸「難儀でありますな」

武蔵「自分でいうのもなんだが、こういうこだわりがあるのはいいと思わないか?」

綾乃「もっと別のことにこだわってほしいけどね」

武蔵「綾乃、いたのか」
919 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/01(水) 23:01:07.93 ID:36Inz12+0
綾乃「上着まで脱いだら前より酷いじゃないの」

武蔵「そんなにひどいか? 私の体」

綾乃「いや、体は綺麗だと思うけど……そういうことじゃなくて!」

あきつ丸「みだりに肌を晒すものではありませんよ」

武蔵「固いことを言うな。ここには見せてもいい奴と見せたい奴しかいない」

綾乃「なっ……!」

武蔵「ついでに言えば、もう見られてる奴だけだしな」

綾乃「そうだけど、そうだけどっ!」

武蔵「ふっ、本当にお前は可愛いな綾乃」グイッ

綾乃「あっ、ちょっ……」

武蔵「こんな格好してる私の前で無防備すぎるぞ」

綾乃「や、やめっ、武蔵っ……!」

あきつ丸「ええい、やめるであります昼間から!」

武蔵「そう妬くな。お前も一緒にどうだ?」

あきつ丸「一緒に、でありますか……?」ゴクリ

綾乃「唾飲んでないで助けなさいあきつ丸!」
920 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/01(水) 23:10:48.96 ID:36Inz12+0
綾乃「武蔵、貴女酔ってるの?」

武蔵「いや?」

綾乃「だったらそのグラスはなによ?」

武蔵「ただの水だ。雰囲気が出るかと思ってな」

綾乃「本当に?」

武蔵「これだけ近くにいて酒の匂いがするか?」

綾乃「それはしないわね」

武蔵「何なら好きに嗅いでいいぞ。少し汗臭いかもしれんがな」

綾乃「汗のにおいもしないわ」

武蔵「ほう。なら何の匂いがする?」

綾乃「えっ? それは、武蔵の匂いよ」

武蔵「私の匂いを判別できるのかそれは嬉しいことだな」

綾乃「な、何言ってるのよもう!」

あきつ丸「そうであります! 綾乃は自分の匂いの方が好みであると言っていたであります!」

綾乃「あきつ丸も変な張り合いしないで!?」
921 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/01(水) 23:25:37.52 ID:36Inz12+0
武蔵「しかし、綾乃が飲めないというのは残念だな」

綾乃「そう? お酒なんてあまり飲みたいとは思わないわ」

武蔵「甘い酒というのもたくさんあるんだぞ?」

綾乃「それならジュースで間に合ってるわ」

武蔵「ジュースとはまた違った味わいがあるんだが、なぁあきつ丸?」

あきつ丸「まあ確かに酒精の含まれた飲み物とジュースではまるで違うであります」

綾乃「へぇ、どんな感じなのかしら?」

武蔵「試してみるか?」クイッ

綾乃「いや私未成年……って、やっぱりそれお酒なのね!?」

武蔵「冗談だよ」

綾乃「何が主語なのかわからないんだけど!?」
922 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/01(水) 23:34:07.70 ID:36Inz12+0
あきつ丸「というか、いつまで綾乃を抱っこしてるでありますか?」

武蔵「ん? さあ、いつまででもかな?」

綾乃「私も自然にそのままでいちゃってたわ!」

武蔵「それだけ私に抱かれるのが心地よかったということだろう。ならここにいればいいさ」

あきつ丸「自分の方が心地よいと言っていたであります!」

綾乃「だから張り合うな! てか言ってない!」

武蔵「と言ってるが?」

あきつ丸「むむむ〜! なら今比べるであります!」

綾乃「単純に比較できるようなことじゃないからやめて!?」

武蔵「条件を同じにしなくてはな。あきつ丸も包帯だけに」

あきつ丸「巻いて来るであります!」

綾乃「私の話を聞きなさいよ!」
923 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/01(水) 23:47:21.09 ID:36Inz12+0
武蔵「愛されているな綾乃」

綾乃「あのねぇ」

武蔵「そう睨むな。ちょっとした遊び心だ」

綾乃「そうやっていつも煙に巻くというか、色々ひっかきまわすのよね武蔵は」

武蔵「そうすると楽しい反応が返ってくるからな」

綾乃「あまり私で遊ばないでほしいのだけど」

武蔵「お前のことは遊びではなく本気だぞ?」

綾乃「私との関係じゃなくて、私を使って遊ぶなって言ってるの!」

武蔵「こんなに楽しいのに酷なことを言う」

綾乃「私は楽しくないわよ!」

武蔵「楽しくない、か?」

綾乃「……面白くはないわよ。手玉に取られたら」

武蔵「そこは年の功というやつだ。私にも人並みにあるからなプライドが」
924 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/02(木) 00:04:02.65 ID:53oCx9Ei0
武蔵「綾乃のような小さな女の子に惚れてしまう程度には安いプライドだがな」

綾乃「私に惚れるのが安いって?」

武蔵「世間一般的な私とお前の立場から言えばだよ。少なくとも大多数の人間は惚れたとしてそれを成就させようとはせんさ」

綾乃「まあ、ね」

武蔵「だが私はした。それは何故か。そうやりやすい環境であった、というのもあるが、それ以上にそれだけ感情が強かったからだ」

綾乃「私のどこにそんな魅力があったのよ」

武蔵「子供だてらに物怖じせずに命令を下すような豪胆さがあるように見せかけて、実は脆く儚い素顔を秘めているところかな」

綾乃「見せかけなんかじゃ――」

武蔵「そうだな。どちらも嘘というわけはではないんだろう。だが、強さの裏に秘められた少女らしさというものに、非常に庇護欲を掻き立てられた」

綾乃「庇護欲なの?」

武蔵「最初はな。段々と庇護欲から愛情へと変わっていった。強くて、でも儚いそのあり方を、美しいと思うようになった」

綾乃「う、美しいなんて、初めて言われたわ……」

武蔵「お前はお前が思っているよりも魅力的だ。何せ自分の艦隊全員を魅了してみせたんだからな」

綾乃「ん、んう……」

武蔵「普段強がっているくせに、そうやって戸惑いを見せるようなところがな。たまらなく愛おしいんだよ、綾乃」

綾乃「は、はずかしいからやめてよ!」

武蔵「いいや、もっとはずかしがらせるさ」

綾乃「ええ〜!?」
925 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/02(木) 00:13:08.08 ID:53oCx9Ei0
綾乃(こ、こうなったらこっちから攻めるしか……!)

武蔵「どうした?」

綾乃「ええいっ!」チュゥ

武蔵「……っ!」

綾乃「……ふっ、ふふっ、私だってやられっぱなしじゃないのよ」

武蔵「……ふふ、そうやって追い詰めたときに驚くような行動に出るところもまた魅力だ」

綾乃「余裕ぶっちゃって、声が上ずってるし顔が赤いわ」

武蔵「これは、酒のせいだ」

綾乃「キスしたらさすがに違うってわかるわよ。私も、武蔵の本当は撃たれ弱いところが好きよ」

武蔵「私は耐久力も装甲も一番だぞ」

綾乃「誰も性能の話なんかしてないでしょ」

武蔵「む、むぅ……」

綾乃「可愛い」

武蔵「や、やめろ! 私は可愛がる方が好きなんだ!」

綾乃「奇遇ね、私もよ」

武蔵「くそぉ、不意打ちのキス1回でこうまでさせられるとかずるいぞ!」

綾乃「私だってはずかしいんだからお互い様よ!」
926 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/02(木) 00:25:23.40 ID:53oCx9Ei0
あきつ丸「綾乃!」

綾乃「うえぇっ!? 何事よ!?」

あきつ丸「包帯巻いて来ましたよ! さあ、抱かれ心地を比べましょう!」

綾乃「いや、ちょっと待って――」

熊野「その次は私ですわ!」

綾乃「ええっ!? なんで熊野もいるの!?」

熊野「聞けば何やら競い合いとのことで、私も参じねばならないと思ったんですわ!」

叢雲「胸の大きさで決まるわけじゃないって教えてやるわ」

陸奥「勝ったら綾乃を包帯で巻いてお持ち帰りしていいって聞いたわ」

翔鶴「やる気が出て来ますね」

神通「負けませんから」

綾乃「なんで全員いるのよぉ!? どこから包帯持って来たの!? てか、私をお持ち帰りとか話に尾ひれが〜!」

あきつ丸「いざ勝負!」

綾乃「ええい、だから全員私の話を聞きなさ〜い!」

武蔵「ふっ、やはりこうやって引っ掻き回されて慌てふためく姿を見るのが、一番楽しいな」
927 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/02(木) 00:26:58.27 ID:53oCx9Ei0
今回はここまでです
次は千歳の伊勢の話です

同じ艦娘はちょこっとでも性格とかに差異が出るようにしていこうとしています

↓1 伊勢の話

1 エロ有り
2 エロなし
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/02(木) 00:28:27.08 ID:1gUOOIuvO
1
929 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/02(木) 22:42:46.67 ID:53oCx9Ei0
開始します
930 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/02(木) 22:49:03.10 ID:53oCx9Ei0
伊勢「あ〜」

千鶴「何やってるんですか?」

伊勢「宇宙人ごっこ」

千鶴「どこら辺が?」

伊勢「今の若い子にはわからんか」

千鶴「風体は大人ですけど、相当昔から来たようなもんですよね?」

伊勢「まっ、そうだけどさ〜」

千鶴「クーラー付けてる上に扇風機は寒いです」

伊勢「じゃあ風下から離れな〜」

千鶴「首振ってて逃げられないんですが」

伊勢「私も当たり続けてると寒いんだよ」

千鶴「じゃあ止めろよ!」

伊勢「止める〜」ピッ
931 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/02(木) 22:57:01.89 ID:53oCx9Ei0
千鶴「扇風機でゴミも飛び散っちゃってますし」

伊勢「一体誰がこんな散らかしたんだ!?」

千鶴「あんただよ!」

伊勢「いやぁ、動く気が起きなくてね〜」

千鶴「こういうことあんまり言いたくないですけど、居候の自覚ありますか?」

伊勢「千歳に自分家だと思っていいって言われたし」

千鶴「限度がありますよ!」

伊勢「これくらい平気平気〜」

千鶴「平気じゃないから言ってんだ!」

千歳「どないしたん騒がしい」

伊勢「千歳〜宇宙人やろうぜ〜!」ピッ

千鶴「だから付けるなって!」

千歳「あちゃ〜ゴミこんなに散らかして」

伊勢「いくら自分の家だからって駄目だぞ千鶴!」

千鶴「ぐ、のぉ……!?」

千歳「伊勢。あんまり千鶴怒らせとると、うちも怒るで」

伊勢「はぁ〜い、片づけま〜す」

千鶴「姉さん」

千歳「堪忍な千鶴。今度うちがよ〜く言い聞かせとくから」
932 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/02(木) 23:03:54.31 ID:53oCx9Ei0
その日の夜

千歳「くぅ〜……」

伊勢「千歳〜」コンコン

千歳「ん〜?」

伊勢「ごめん、寝てた?」

千歳「こんな時間やしそりゃ寝とるよ〜どないしたん?」

伊勢「夜這いしに来たぜ!」

千歳「それ本人にそんな宣言してやることちゃうやろ」

伊勢「伊勢さんは寝込みを無理やりとかそういう愛のないことはしないのさ〜」

千歳「そらどうも。あんま廊下で話すことやないし、入ってき」

伊勢「お邪魔しま〜す」
933 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/02(木) 23:11:38.46 ID:53oCx9Ei0
伊勢「よし、やろうぜ」ヌギヌギ

千歳「単刀直入やな」

伊勢「だって用件言ったのに入れたってことはそういうことだろ〜?」

千歳「愛は合っても情緒とかはないんやな」

伊勢「私はもう辛抱溜まらんのですよ!」

千歳「雪風といいなんでこううちの子らは直球なんやろうなぁ」

伊勢「真っ向から受け止めてくれるからだよ」

千歳「来るもんは拒まへんよ」

伊勢「えへへ〜ほら千歳も脱いで脱いで」

千歳「はいはい」

千歳(思ったよりも早いチャンス到来やな)
934 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/02(木) 23:22:21.29 ID:53oCx9Ei0
伊勢「……」

千歳「そない見られるとはずかしいわ。伊勢のがええ体しとるんに」

伊勢「私にとっては千歳の体が一番いい体なんだよ」

千歳「ロリコンなん?」

伊勢「千歳コンだよ!」

千歳「ふふっ、ありがとうな」

伊勢「お礼は体に払ってもらおうかな!」

千歳「で、やなくて、になんやな。まあ、そうやね」スリスリ

伊勢「ん、ふふ、太腿?」

千歳「くすぐったいやろ?」

伊勢「くすぐったいけどさ〜」

千歳「ゆっくりしてこうな〜」
935 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/02(木) 23:35:37.91 ID:53oCx9Ei0
伊勢「んもぉ、いつまで足なでてんのさ〜?」

千歳「手触りがよくってつい」

伊勢「目の前にもっと手触り良さそうなのが揺れてるでしょ?」プルン

千歳「せやな」スリスリ

伊勢「んひゃっ! お、お腹?」

千歳「お腹揺れ取ったで」

伊勢「うっそ! そんな太ってないし!」

千歳「揉み心地ええよ?」

伊勢「いやいやお腹は誰でも……んっ!」

千歳「ここら辺?」

伊勢「んひゃう、や、やめっ、くすぐった、あひっ……」

千歳「お〜揺れとる揺れとる」

伊勢「揺れとら〜ん!」
936 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/02(木) 23:47:24.87 ID:53oCx9Ei0
伊勢「おほっ……」

千歳「へそももちゃんと洗わんとあかんで」クリクリ

伊勢「やっ、普通、あらわっ、おぅっ……」

千歳「どしたん?」

伊勢「へそ、ほぉ、んっ……」

千歳「気持ちええん?」

伊勢「ん、ん……」

千歳「なんか見たことない顔しとるな」

伊勢「これ、初めて、んぉ……」

千歳「もっと楽しませたりたいけど、あんまりやるとお腹いたなるからここら辺」

伊勢「ほぉ、うぅ……焦らすねぇ……」

千歳「ゆっくり言うたやん」
937 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/02(木) 23:59:48.92 ID:53oCx9Ei0
伊勢「んんんっ……脇とか、汗かいてるし……」

千歳「そんなん気にしてたらエッチなんかできひんよ」

伊勢「そ、そうだけどさぁ……」

千歳「情緒ないんかと思ったら、ちゃんと持っとるやん?」

伊勢「ん〜……!」

千歳「かわええなぁ、伊勢……」コチョコチョ

伊勢「ふあぁっ、や、やめてよ、言葉も行為もくすぐったい……」

千歳「心も体ももっとくすぐったるわ」

伊勢「ふぁっ、ひゃん……」

千歳「伊勢もそんな声出すって千鶴が知ったら驚くやろうな」

伊勢「やぁ、めぇて……」

千歳「ふふふっ……」
938 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/03(金) 00:18:00.93 ID:nvUZlamK0
伊勢「千歳ぇ……」

千歳「なぁに?」

伊勢「なんでおっぱい揉んでくれないんだよぉ……」

千歳「ん〜」

伊勢「おっぱい揉んでよぉ、千歳ぇ……」

千歳「そんなに揉んでほしいん?」

伊勢「してして」

千歳「せやったら、これからはちゃんと自分で出したゴミは自分で片づけること」

伊勢「ええっ?」

千歳「それと、あんまり千鶴を困らせんこと。約束できる?」

伊勢「そ、そのためにわざとおっぱい避けてたんだ?」

千歳「どうなん?」

伊勢「うぅぅ、するから! 約束するから! 早く、早くぅ〜!」

千歳「どうも信用できんなぁ」

伊勢「誓う、誓います……! だからっ……!」

千歳「ちゃんと守るんよ」モミモミ

伊勢「あああ〜、きたっ……はぁぁ……!」ゾクゾク
939 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/03(金) 00:26:00.52 ID:nvUZlamK0
千歳「伊勢はおっぱいされるん好きやなぁ」

伊勢「はぁ、へへっ……揉まれないとエッチした気にならないんだよ」

千歳「そこまで?」

伊勢「ていうか、んっ……揉まれるとエッチのスイッチが入るというか……」

千歳「スイッチ……」グニッ

伊勢「ああっ……! いや、乳首もそうだけど、おっぱい弄られることでやる気になるっていうか」

千歳「そういうもんかぁ」

伊勢「だから、おっぱい触られずにされてると、すごいもどかしいというか寂しいというか……」

千歳「おっぱいお預けは効果的っちゅーことやな」

伊勢「も、もうやめてよ!」

千歳「うちかてやりたないわ。こんなん目の前にあるんに、お預けされてるんはうちも同じやもん」

伊勢「千歳……」

千歳「ちゃんとええ子にして、うちにおっぱい弄らせてな」

伊勢「うんっ……」
940 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/03(金) 00:28:43.30 ID:nvUZlamK0
伊勢「ほいっと」

千鶴「ゴミ片づけるようになりましたね」

伊勢「まあね。おっぱいお預けはこりごりだから」

千鶴「はぁ?」

伊勢「あぁ、いや、何でもないよ。千鶴、それも捨てて来てあげるから」

千鶴「いいですよ、自分の分は自分で片づけます」

伊勢「いいっていいって。この前怒らせちゃったお詫び」

千鶴「そういうことなら」

伊勢「収集車来る前に皆の部屋から集めて来るか〜」

千鶴「姉さん、一体何したの?」

千歳「そらぁ……千鶴にはまだ早いことや」
941 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/03(金) 00:30:10.92 ID:nvUZlamK0
今回はここまでです
次は櫻子の空母棲姫の話です

千歳が眼鏡かけてたかかけてなかったかはお好みでということで

↓1 空母棲姫の話

1 エロ有り
2 エロなし
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 00:32:52.50 ID:FqhBIh8XO
2
943 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/03(金) 22:47:39.31 ID:nvUZlamK0
開始します
944 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/03(金) 23:02:03.79 ID:nvUZlamK0
櫻子「この時期になるとテレビで戦争の話よく見るなぁ」

空母棲姫「色々と大きな出来事が続いたからな」

櫻子「やっぱり、見たくない?」

空母棲姫「そうでもないさ」

櫻子「でも知ってるでしょ?」

空母棲姫「私が知っているのは私が見て来たものだけだよ。もっと広大な範囲でやっていたんだ」

櫻子「そっか」

空母棲姫「もう遥か遠い昔の出来事なのに、こうして伝えようとしてくれているのは喜ばしいな」

櫻子「ソラが知ってること全部話せば?」

空母棲姫「この世界では私のただの人間だ。妄言にしかならんだろう」

空母棲姫「それに、それは生きている人間の仕事だ。私達が出て来るべきじゃない」

櫻子「ソラだって生きてるじゃん」

空母棲姫「ソラとしてな。だから艦としての私はもう出るべきじゃない」

櫻子「難しいな」

空母棲姫「あぁ、難しいさ。けど、考えてくれ」

櫻子「うん……」
945 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/03(金) 23:13:25.22 ID:nvUZlamK0
空母棲姫「あまり難しい話を振っては、櫻子の頭が爆発してしまうな」

櫻子「頭が爆発するわけないだろ! バカか!」

空母棲姫「はいはい。何か気分が盛り上がる話をしよう」

櫻子「盛り上がる話? う〜ん、あっそうだ。今日また花子がホットケーキ作ってくれるって」

空母棲姫「あぁ、花子は料理も上手だから楽しみだな」

櫻子「今度はちゃんと食べてやらないとな」

空母棲姫「前は食べなかったのか?」

櫻子「いや、夜中に自分で作って食べてて……」

空母棲姫「夜中に1人でホットケーキを?」

櫻子「うるさいな! お腹空いてたんだからしょうがないだろ!」

空母棲姫「櫻子もホットケーキ焼けたのか……」

櫻子「そっちかよ! しかもマジな感じで驚くなよ!」
946 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/03(金) 23:28:48.51 ID:nvUZlamK0
空母棲姫「そういえば、あかりのところ……と言っても別々で暮らしているが、ほっぽ達のところに新入りが入ったそうだな」

櫻子「だいぶ前の話でしょ? 会いに行った?」

空母棲姫「いや、話には聞いてたいたが時間が合わなくてな」

櫻子「ええ〜はくじょ〜だな」

空母棲姫「そうは言っても私も暇ではないからな」

櫻子「暇そうにしてるじゃん」

空母棲姫「なら今から行ってくるか」

櫻子「ま、待ってよ! 今日は私に付き合う約束だろ!」

空母棲姫「一緒に来るか?」

櫻子「やだよ外出たくない」

空母棲姫「ならまた今度だな」

櫻子「そうだね」

空母棲姫「じゃあ行ってきます」

櫻子「また今度で私に付き合う方がかよ!? 待てって!」

空母棲姫「冗談だよ」
947 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/03(金) 23:43:10.32 ID:nvUZlamK0
櫻子「でもその深海棲艦会長のところにいたんだよね」

空母棲姫「らしいな」

櫻子「今どれくらいいるんだろう会長のところ」

空母棲姫「さあなぁ。謎が多いからな」

櫻子「もしかしてまだ建造してたりして」

空母棲姫「西垣先生はわりとマッド寄りだが、そこまで倫理観は破綻していないと思うぞ」

櫻子「爆発物だけまだ作ってるかも」

空母棲姫「それは可能性が非常に高いな」

櫻子「先生ん家からここまで届いたりしないよね?」

空母棲姫「さすがにないだろう」

櫻子「……ないよね?」

空母棲姫「……たぶん」
948 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/03(金) 23:54:45.73 ID:nvUZlamK0
空母棲姫「まあその新入りが水着も買ったし、近々海に行こうという話をしているんだ」

櫻子「海かぁ」

空母棲姫「どうした?」

櫻子「いやぁ、もう一生分は海にいたからね」

空母棲姫「何を言ってるんだまだまだだぞ」

櫻子「もう海行くって言ってテンション上がらないわ」

空母棲姫「嫌いになったのか?」

櫻子「なんかこう、行くって言うか帰るって感じがする」

空母棲姫「海に帰るのか」

櫻子「海に沈むみたいな言い方やめろ!」

空母棲姫「ふっ、櫻子も随分と染まったな」

櫻子「しょうがないだろ! どんだけ海で暮らしたと思ってんだ!」

空母棲姫「あぁ、私達も久しぶりに帰ろうか」

櫻子「ん……」
949 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/04(土) 00:09:25.05 ID:Z4IZiBPM0
花子「何の話してたし?」

櫻子「花子! ホットケーキまだか?」

花子「まだ3時には早いし。ていうか花子の話聞けし」

空母棲姫「今度皆で海に行こうって話だよ」

花子「海?」

空母棲姫「あぁ、海水浴だな」

櫻子「花子も来るか〜?」

花子「考えとくし」

櫻子「向日葵よりもおっぱいおっきいのいるから気を付けろよ!」

花子「花子はまだ気にする歳じゃないし」

空母棲姫「それを口にできるというのが凄いな」
950 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/04(土) 00:19:31.06 ID:Z4IZiBPM0
花子「海に帰っちゃうのかと思ったし」

櫻子「なんで花子まで帰るとか言い出すんだ?」

花子「帰って来てからの櫻子、ちょっとだけ海の匂いがしてたし」

櫻子「海の水は塩水だから、汗臭かったってことか!?」

空母棲姫「海水と汗の匂いは違うだろ」

花子「なんか雰囲気もちょっと変わってたし、別人になったみたいで」

櫻子「まあ? 元々パーフェクトだったけど、さらに成長した的な?」

花子「だから、どっか行っちゃうのかなって思って」

櫻子「花子?」

花子「最近引っ越そうとしてるみたいだし、もしかして海での暮らしに戻ろうとしてるのかなって思ってたし」

空母棲姫「気づいてたのか」

櫻子「海、海ねぇ。海辺の方がいいかなぁやっぱり」

花子「……」
951 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/04(土) 00:36:12.26 ID:Z4IZiBPM0
櫻子「どったの花子?」

花子「なんでもないし!」

櫻子「何怒ってるんだよ〜」

花子「怒ってないし!」

櫻子「ええ〜?」

空母棲姫「花子。はずかしいかもしれないけど、本当の気持ちはちゃんと言った方がいい」

花子「ちゃんと言ってますし!」

空母棲姫「遺言の手紙にすら、本当の気持ちを書けなかった人達だっているんだから」

花子「……櫻子」

櫻子「やっぱり怒ってるの?」

花子「どこにも行かないでほしいし」

櫻子「は?」

花子「たまに、っていうか頻繁に鬱陶しいこともあるけど、やっぱり櫻子には家にいてほしいし!」

花子「だから、引っ越しとかしないでほしいし!」

櫻子「は、花子……」
952 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/04(土) 00:53:12.32 ID:Z4IZiBPM0
空母棲姫「花子は櫻子がどこかに行ってしまうんじゃないかって心配だったんだな」

花子「ソラさん達がいて家の中狭くなったのは我慢するし!」

櫻子「今すぐ出ていくわけじゃないけど、やっぱり今のままは難しいよ。ねーちゃんだって、友達家に呼びづらいって言ってたし」

花子「……」

櫻子「そんな遠くには引っ越さないから、ちゃんとたまに帰ってくるよ」

花子「本当かし?」

櫻子「本当だって! 異世界からだってちゃんと帰って来た櫻子ねーちゃんを信じろ!」ナデナデ

花子「うん……」

空母棲姫「なんだかんだ言って、慕われてるんだな櫻子も」

櫻子「だから言っただろ〜!」

花子「ソラさん。櫻子のこと、よろしくお願いしますし」

空母棲姫「うん、任せろ。たまには首に縄かけてでも連れて帰るから」

櫻子「人を犬扱いするな〜! あっ、でも犬飼いたいよね〜」

空母棲姫「この通り、色々無計画だから本当に家を出る日はまだ遠いよ」

花子「よかったし」

櫻子「ほれほれ〜離れる前に櫻子様の成分を存分に味合わせてやるぞ〜」

花子「やめるし、くっつくなし! もう、さっさと出てけ!」

空母棲姫(家族、か。とても暖かなものだな……)
953 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/04(土) 00:55:10.53 ID:Z4IZiBPM0
今回はここまでです
次は向日葵の飛鷹の話です

大人びた言動することはあっても相応に子供っぽい感性をしている花子様が好きです

↓1 飛鷹の話

1 エロ有り
2 エロなし
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 00:56:55.82 ID:ZE7bWQwAO
2
955 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/04(土) 22:45:38.49 ID:Z4IZiBPM0
開始します
956 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/04(土) 22:53:57.21 ID:Z4IZiBPM0
妖精(彗星)「……」パタパタ

楓「妖精さんも暑そうだね」

向日葵「この暑さだもの、仕方ありませんわ」

楓「楓がうちわで扇いであげる」

飛鷹「飛ばされちゃうからやめてあげてね」

楓「あっ、そっか」

向日葵「この子達には扇風機でも台風並の風に感じるんでしょうね」

楓「ちょっと楽しそう」

妖精(彗星)「……!」

飛鷹「危ないからやらないよ」

向日葵「テーブルなどにぶつかってしまうかもしれませんからね」

楓「指で扇いだらちょうどいいかな?」ピョコピョコ

妖精(彗星)「……♪」

楓「ふふっ、気持ちよさそう」
957 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/04(土) 23:11:42.27 ID:Z4IZiBPM0
楓「妖精さんってどういう生き物なの?」

飛鷹「私もよくわからないんだよね」

向日葵「まったく謎の生物ですわ」

楓「飛行機とか乗れるし、昔の軍人さんの生まれ変わり?」

飛鷹「どうなのかなぁ。だったらこんなに子供っぽくはないと思うけど」

妖精(彗星)「……」コロコロ

向日葵「西垣先生なら何か知っているかもしれませんね」

楓「そうなんだ。でもこの子達がお姉ちゃん達を守ってくれたんだよね?」

飛鷹「そうだね。この子達がいなかったら私達はたぶん帰って来られなかったよ」

楓「ありがとうね、妖精さん」ナデナデ

妖精(彗星)「……」ペコリ
958 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/04(土) 23:22:23.31 ID:Z4IZiBPM0
楓「……くぅ」

妖精(彗星)「……zzz」

向日葵「楓の上で眠ってしまいましたわ」

飛鷹「寝返り打ったときに潰されないか心配ね」

向日葵「楓は櫻子ほど寝相悪くないから安心ですわ」

飛鷹「それならいいけど」

向日葵「妖精達にも苦労をかけましたわね」

飛鷹「それが仕事だからね」

向日葵「ですが、こんな小さな体でよく戦ってくれましたわ」

飛鷹「労ってあげる?」

向日葵「何かしてあげたいですわね。赤座さんは何度か労いのパーティーをしてあげたそうですが」

飛鷹「あっちにいた頃にやっとけばよかったかな」

向日葵「規模は小さくともうちでもできますわ。楓も一緒にできますし」

飛鷹「この子達も楓のこと気に入ってるみたいだし、一緒の方がいいか」
959 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/04(土) 23:31:29.75 ID:Z4IZiBPM0
向日葵「最初にこの子達を見たときは随分と驚いてしまいましたわね」

飛鷹「そうだったね。結構可愛いと思うけど」

向日葵「起きたら見知らぬ場所に見知らぬ人といて、気が動転していたのですわ」

飛鷹「そりゃ仕方ない」

向日葵「皆いい子だとわかったので今は何ともありませんわ」

飛鷹「懐かしいね」

向日葵「本当に遠い昔のことのようですわ」

飛鷹「もうそう言ってもいいくらいは経ったんじゃない?」

向日葵「さすがにまだそこまで言うほど昔とは言えませんわ」

飛鷹「だけど普通なら向日葵がもう高校生になるくらいには時間経ってるし」

向日葵「まだ100%中学生ですもの」

飛鷹「時空が歪んでるから異世界にも行けたのかな」
960 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/04(土) 23:46:28.03 ID:Z4IZiBPM0
向日葵「飛鷹と2人で始まったと思っていましたが、この子達もいたのでしたわね」

飛鷹「あと間宮さんと伊良湖さんもね」

向日葵「そういえばうちのあの2人はどこに……」

飛鷹「あかりちゃんのところの2人に近代化改修されたとかそういう感じだと思う」

向日葵「まあ、赤座さんのところ以外はあまりいる描写して来ませんでしたからね」

飛鷹「うん、そうしよう」

向日葵「とにかく、飛鷹と2人きりではなかったということですわ」

飛鷹「でも私は2人でいたって思ってたけどね」

向日葵「ちゃんとお話しして、対等に接し合えるのは飛鷹だけでしたから」

飛鷹「提督と隷下の艦娘だから普通対等じゃないんだけどね」

向日葵「そこはあまり気にしたことありませんわよ」
961 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/04(土) 23:59:15.21 ID:Z4IZiBPM0
向日葵「あの頃は不安でいっぱいでしたが、なんとかなるものですわね」

飛鷹「何とかしたんだよ、皆でね」

向日葵「ええ、私達だけなく赤座さん達も一緒に」

飛鷹「本当に偉いよ向日葵は」

向日葵「いいえ、ほとんど戸惑っているばかりでしたわ」

飛鷹「普通の女の子が提督を勤め上げるってそれだけですごいことだよ」

向日葵「そうは言っても昔のように大人数の軍人さんが操る大艦隊を指揮していたわけではありませんし」

飛鷹「意思を持った艦娘達それぞれをまとめ上げてたんだから、それは普通に艦を操縦するよりもある意味難しいことだよ」

向日葵「難しさの方向性が違いすぎますから一概には比べられませんわ」

飛鷹「どうしてそんなに謙遜するのよ」

向日葵「それは飛鷹もですわ。私の頑張りだけ特筆して、自分の功績を蔑ろにしようとしています」

飛鷹「そ、それは」

向日葵「皆で頑張ったと自分で言ったでしょう。貴女も私も、皆の中ですわ」

飛鷹「……うん」
962 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/05(日) 00:18:40.37 ID:SiIXAkhO0
向日葵「帰って来てから何もしていませんでしたわね」

飛鷹「お疲れ様会的なの?」

向日葵「ええ。帰って来てようやく終わったというのに、区切りをつけていませんでしたわ」

飛鷹「なら、妖精達のためにもやっちゃおうか」

向日葵「ですわね。準備をしませんと」

飛鷹「櫻子達も呼ぶ?」

向日葵「う〜ん、今回は私達だけでやりましょう。私達の慰労会ですもの」

飛鷹「そうしよっか」

向日葵「飛鷹。私も貴女も、もう特別な立場も権限もない普通の一般市民ですわ。これから先も今までとは違う面のたくさんの苦労があると思います」

向日葵「それでも私について来てくださいますか……ううん。ついて来てください」

飛鷹「愚問ね。いやって言われても付いて行くよ。もう何でもない一般市民同士だから、命令に従う艦娘じゃなくて、純粋に恋人のために尽くす女として生きられる」

向日葵「恋人……」

飛鷹「違うの?」

向日葵「違います。ただ、その響きがなんだかこう……あはは」

飛鷹「暖かくてくすぐったい感じだよね。私もはっきり言うのはずかしいけど、でも口にすると気分がよくなる」

向日葵「飛鷹……」

飛鷹「向日葵……」

楓「……んぅ」コロン

妖精(彗星)「……zzz」

向日葵「……ふふっ、今はやめておきましょうか」

飛鷹「……だね。皆に慰労会の連絡して来るね」

向日葵「ええ、お願いしますわね」

楓「お姉ちゃん……」ムニャムニャ

向日葵「楓、お姉ちゃん今すごく幸せですわ。大切な家族と、大好きな恋人に囲まれて暮らすこの生活……本当に頑張ってよかった」
963 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/05(日) 00:21:10.21 ID:SiIXAkhO0
今回はここまでです
次はあかりの伊良湖の話です

艦娘は元々メタ発言を理解できていませんでしたが、ゆるゆりの世界に来たことで理解できるようになったという設定です

↓1 伊良湖の話

1 エロ有り
2 エロなし
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/05(日) 00:38:43.08 ID:Wnlh62y0O
965 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/05(日) 22:44:40.70 ID:SiIXAkhO0
今日はちょっと書けそうにないので↓1〜2で埋め用の小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府の話でもエロでも鎮守府にいた頃の話でもOKです
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/05(日) 22:46:19.85 ID:YJB3OtNPO
珍しくエロ抜きで純粋に神風とイチャイチャするあかりの裏人格
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/05(日) 22:46:52.76 ID:PuaHsiHpo
神風をメロメロにする為にマッサージのやり方をあかりから教わる国後
968 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/06(月) 22:45:49.63 ID:nG9JlKL+0
開始します
969 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/06(月) 22:57:05.19 ID:nG9JlKL+0
伊良湖「あかりはこの芋チップス好きだね」

あかり「はい! うすしおだいすきです!」

伊良湖「これくらいなら作ってお店で出せそうだけど」

あかり「甘味って感じはしないですね」

伊良湖「チョコでコーティングするのは?」

あかり「あっ、それありますよぉ」

伊良湖「あるよねぇ」

あかり「美味しいんですよぉ」

伊良湖「私が考え付くようなことは大体誰でも考えちゃうかぁ」

あかり「伊良湖さんじゃなくても、もう色んなお菓子がたくさんありますからね」

伊良湖「その中で斬新なの考えないといけないなんて、厳しいよぉ」
970 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/06(月) 23:10:20.15 ID:nG9JlKL+0
あかり「間宮さんも言ってましたけど、甘味処も大変ですね」

伊良湖「そうなの。お菓子作ってればいいだけじゃないんだよ」

あかり「伊良湖さんは斬新なのが作りたいんですね」

伊良湖「間宮さんは違うの?」

あかり「間宮さんは昔を思い出すのを作りたいみたいです」

伊良湖「昔を思い出す、かぁ」

あかり「でも、新しいのも必要だって言ってましたけどね」

伊良湖「昔ながらのメニューだとどうしても馴染みの味というのがあって、新参の私達じゃ太刀打ちできないからね」

あかり「新しいメニューを開発する必要があるんですね」

伊良湖「だから研究してるんだけど〜」

あかり「焦らずに行きましょう」

伊良湖「う〜ん」
971 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/06(月) 23:30:55.51 ID:nG9JlKL+0
伊良湖「甘味処ってしっかりお料理も出すのよね」

あかり「えっ、そうなんですか? お汁粉とかじゃなくて?」

伊良湖「カレーとか出してるよ」

あかり「スイーツバイキングにもそういうのあったりしますね」

伊良湖「甘い物だけってわりと飽きちゃうからね」

あかり「なるほど〜」

伊良湖「そっち方面で攻めるというのも」

あかり「甘味処というか定食屋さんになっちゃいそうですね」

伊良湖「甘味定食」

あかり「それは何となくミスマッチな気が」

伊良湖「甘味カレー」

あかり「甘口じゃなくて?」

伊良湖「カレー定食」

あかり「もはや甘味じゃなくなりましたね」
972 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/06(月) 23:44:56.73 ID:nG9JlKL+0
あかり「斬新なのと滅茶苦茶なのは違いますからね」

伊良湖「わかってるよぉ」

あかり「考え付くのは難しいですけど、その分絶対売れますよ!」

伊良湖「知名度が上がってる今、何か売り出すものが必要なんだよね」

あかり「頑張りましょう!」

伊良湖「はぁ、ごめんねあかりにも付き合わせて」

あかり「いえ。伊良湖さんのお手伝い出来て嬉しいですよぉ」

伊良湖「う〜、あかり〜! 私もうあかり専属の甘味屋さんになる〜!」

あかり「専属って」

伊良湖「あかりに作って、あかりにほめられたらそれでいいよ〜!」

あかり「伊良湖さんのお菓子美味しいですから、もっと皆に食べてもらいたいってあかり思いますよぉ」ナデナデ

伊良湖「う〜!」
973 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/06(月) 23:55:02.93 ID:nG9JlKL+0
伊良湖「でも、あかりのところに就職したいのは本当だよ」

あかり「あかりの家にですか?」

伊良湖「あかりに」

あかり「あかりに!?」

伊良湖「まあ、そうしたら家に行くことにはなるけど」

あかり「家事してくれる人が増えたら、お母さんも喜ぶと思いますけど」

伊良湖「お義姉さんと1つ屋根の下に暮らして、あかりとするのはほぼ自殺行為だけど」

あかり「はい?」

伊良湖「あかりがうちに来てよ〜」

あかり「あかりがですか?」

伊良湖「ごはんもお風呂も私も全部するから〜」

あかり「不公平になっちゃいますから」

伊良湖「ぶぅ〜」
974 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/07(火) 00:12:10.41 ID:29O0h8Mc0
伊良湖「はぁ〜あ」

あかり「ため息ばかりついてますね伊良湖さん」

伊良湖「普通の人生って中々難しいんだなぁって」

あかり「そんな簡単に上手くはいきませんよぉ」

伊良湖「自分はいけちゃうって思って、でも全然そんなことなくて」

伊良湖「あ〜あ……」

あかり「はぁ、伊良湖さん。あかりのお膝に来てください」

伊良湖「ん〜」

あかり「伊良湖さんは頑張ってますよぉ。こうして新しいメニューを考えてるんですから」ナデナデ

伊良湖「でも思いつかないんだよ〜」

あかり「大丈夫。絶対美味しくて面白いお料理を思いつきますから」ナデナデ

伊良湖「うぅ〜あかり〜」
975 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/07(火) 00:23:42.30 ID:29O0h8Mc0
伊良湖「あかりがいないと私駄目だよ〜」

あかり「そんなことないです。伊良湖さんは1人でも頑張れますよ」

伊良湖「無理〜! ずっとあかりとこうしてる〜!」

あかり「今回の休日はずっとしててあげますから、また頑張りましょうね」

伊良湖「やだ〜! これからずっと休日にする〜!」

あかり「よしよし。日頃の疲れを癒しちゃいましょうね」

伊良湖「あかり〜」

あかり(伊良湖さんが完全に幼児退行してる。そんなに辛いのかな?)

伊良湖(こうやって辛いふうを装えばあかりはきっと優しくしてくれるわ)

伊良湖(そこを起点にしてちょっと無茶なお願いも通すの。我ながら完璧な作戦だわ!)

あかり(大人かぁ。憧れるだけじゃなくて、子供でいられる幸せもめいっぱい楽しんだ方がいいのかも)

伊良湖(うふふっ、疲れた大人だからこそできる芸当。ただ子供のように甘えるのとは違う癒しを得られる、素晴らしい関係性ね!)
976 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/07(火) 00:26:08.15 ID:29O0h8Mc0
今回はここまでです
次は北方棲姫の話です

創作料理を考えられる人ってすごいなと思いますね

↓1 北方棲姫の話

1 エロ有り
2 エロなし
977 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/07(火) 00:28:14.00 ID:matK0M24O
978 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/07(火) 22:49:01.96 ID:29O0h8Mc0
開始します
979 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/07(火) 22:55:21.35 ID:29O0h8Mc0
北方棲姫「コッチー」

花子「結構おっきい家だし」

みさき「う、うちよりは小さいけどね!」

未来「みさきちの家これよりおっきいの!?」

こころ「すごい〜」

みさき「へっ!? ま、まあ、調子いいときはね!」

花子「家の調子がいいってなんだし」

北方棲姫「タダイマー」

イ級「……」

みさき「うひゃぁっ!?」

未来「な、なんなのこれ!?」

こころ「見たことない生物だ〜」

北方棲姫「エーット、イヌ?」

花子「なんで疑問形なんだし!?」
980 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/07(火) 22:58:59.71 ID:29O0h8Mc0
こころ「ん〜あんまりモフモフじゃない」コンコン

イ級「……?」

花子「明らかに犬、というか生物が出しちゃいけない音してるし!」

北方棲姫「イキュウ、アイサツ!」

イ級「……」ペコリ

こころ「お〜、いい子だね〜」ナデナデ

イ級「……♪」

こころ「ふふ、喜んでるの? こんな固くてもちゃんとなでてるのわかるんだね」

未来「こころ、平気なの?」

みさき「噛まない?」

こころ「平気平気〜」

北方棲姫「カマナイヨ」

花子(櫻子、こんなのと戦ってたのかし……)
981 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/07(火) 23:04:20.88 ID:29O0h8Mc0
レ級の尻尾「……」テクテク

こころ「またなんか来た」

未来「こっちの方が凶悪そうだよ?」

北方棲姫「シッポモミタメホドコワクナイカラ」

みさき「尻尾?っていうの? みさきはみさきっていうのよ! みさき様って呼んでいいから!」

レ級の尻尾「……」プイッ

みさき「なぁっ!?」

花子「そもそも犬?なら話せないから呼べないし」

北方棲姫「ハナコサマノコトハ、ハナコサマッテヨンデルヨ」

花子「えっ?」

こころ「ほっぽはいきゅー達が言ってることわかるんだ〜?」

北方棲姫「ワカル!」

未来「すご〜い!」

みさき「みさきだってわかるわよ! なでてほしいのよね!」ナデナデ

イ級「……?」

花子(しんかいせいかん、だっけ? 同じそれだからわかるのかし?)
982 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/07(火) 23:14:28.08 ID:29O0h8Mc0
北方棲姫「ハヤクオクハイロ!」

未来「だね。ほんとちょっと歩いただけで異常だよ」

こころ「今年の夏の暑さは異常だってテレビで言ってた〜」

イ級「……」シュン

みさき「いきゅーも暑いの苦手なのかしら?」

北方棲姫「クロイカラネ。チョットソトダスト、メダマヤキヤケルヨウニナル」

こころ「おいしそ〜」

花子「いやそれはもう生物じゃ……いや、もういいし」

イ級「……」ツンツン

花子「な、なんだし?」

北方棲姫「ハナコサマニモナデデホシイッテ。ワタシガイツモ、スゴインダッテイッテルカラ」

未来「さすが、花子様の武勇伝は犬にも通じるんだね!」

みさき「ふっ、みさきも犬には好かれるタイプなのよ!」

花子「いや、変なこと教え込まないでほしいし!」

イ級「……」

花子「うっ……」ソッ

イ級「……♪」

花子(そんなに怖いものじゃない? ソラさんもほっぽもそうだし、この子もいい子になってる?)
983 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/07(火) 23:25:41.35 ID:29O0h8Mc0
北方棲姫「スズシー」ガチャ

未来「冷気が体に染みる〜」

イ級「……♪」

レ級の尻尾「……」テクテク

離島棲鬼「あ〜、こ〜んな暑い日には何もやる気起きませんわ〜」ダラー

こころ「ほっぽのお姉ちゃん?」

みさき「ダメ人間だわ!」

花子「休日の家の中でくらいだらけるのは普通だし!」

離島棲鬼「うえっ!? 誰君達!?」

北方棲姫「トモダチヨブッテイッタ」

離島棲鬼「あれ〜そうだったっけ〜?」

未来「初めまして! 相馬未来です!」

こころ「小川こころ〜」

高崎「高崎みさきよ!」

花子「大室花子です」

離島棲鬼「未来ちゃん、こころちゃん、みさきちゃん、花子ちゃんね。花子ちゃんは櫻子ちゃんの妹かしら?」

花子「は、はいそうです。姉がお世話になっています」ペコリ

離島棲鬼「あっ、いや、櫻子ちゃんとはあんまり接点ないんだけど……キャラ違いすぎでしょ」
984 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/07(火) 23:38:12.50 ID:29O0h8Mc0
離島棲鬼「お姉ちゃんがアイスをあげよう」

未来「ありがとうございます!」

こころ「ありがと〜」

みさき「いい人間だったわ!」

花子「掌返しが早すぎるし」

離島棲鬼「うんうん、ほっぽにもこんなにお友達が出来て嬉しいよお姉ちゃんは」

北方棲姫「ダレガオネエチャンダ」

離島棲鬼「ええっ!? 私お姉ちゃんだと思われてなかった!?」

花子(もしかして花子の影響……いや、本当に同じしんかいせいかんなだけで姉妹じゃないのかし)

防空棲姫「あらぁ? 今日はにぎやかじゃない」

みさき「またお姉さんが現れたわ!」

防空棲姫「貴女達がほっぽが言ってたお友達ねぇ。へぇ〜、来たんだぁ……」

未来「な、なんか雰囲気ちょっと怖い」

戦艦棲姫「こら、わるづき。あまり小さな子を怖がらせるな」

防空棲姫「はぁ〜い」

こころ「お母さん?」

戦艦棲姫「おかっ、い、いや、姉ということにしておいてくれ」

みさき「ということにって?」

戦艦棲姫「それはなんというか言葉の綾的なあれで」

レ級「お〜! ほっぽの友達来てる〜! どいつが一番強いの〜?」

北方棲姫「ハナコサマ」

レ級「ハナコサマ! 私と戦おうぜ!」

花子「え、ええっ!?」

みさき「ちょっと待ちなさい! みさきの方が強いわ!」

レ級「ん〜どっちでもいいから2人共一斉にこ〜い!」

戦艦棲姫「やめろレ級! この子達は駆逐艦じゃないんだぞ!」

こころ「くちくかん?」

戦艦棲姫「あ〜普通の女の子だってことだ!」

深海鶴棲姫「ちょっと、うるさいんだけど? なにこの人数?」

花子「どんだけお姉ちゃん出て来るし!?」
985 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/07(火) 23:46:09.77 ID:29O0h8Mc0
北方棲姫「マダベッキョシテルケド、ワルサメッテイウノモイルヨ」

こころ「お姉ちゃんいっぱいいていいな〜」

未来「別居……これだけいて親がいない……何か複雑な家庭事情が……」

離島棲鬼「ほっぽ! めんどくさい誤解招くような言い回しはやめなさい!」

あかり「こんにちは〜って多い!?」

未来「また増えたよ!?」

みさき「でもこのお姉さんだけ色付いてる!」

こころ「橋の下で拾った子〜?」

あかり「なんでいきなりみなしごにされちゃってるのかな!?」

北方棲姫「アカリー!」ダキッ

あかり「うぶっ! ほっぽちゃん、いつも抱き着き方が激しいよぉ」

花子「お団子のお姉さん、こんにちは」

あかり「こ、こんにちは、花子ちゃん」
986 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/07(火) 23:59:47.71 ID:29O0h8Mc0
あかり「そっかぁ、ほっぽちゃんいっぱい友達出来たんだね」

北方棲姫「ウン!」

離島棲鬼「その件私がやった――」

北方棲姫「ウルサイ」ベシッ

離島棲鬼「ぐふっ!」

未来「ほっぽが一番懐いてるし、この人が本当のお姉ちゃん?」

こころ「一番似てないけど〜」

みさき「きっと、偽物だからよく似せようとしているのよ!」

防空棲姫「うふふっ、よくわかったわね〜」

レ級「実際にお姉ちゃんじゃないしな!」

戦艦棲姫「話がこじれるから黙ってろ」

深海鶴棲姫「ジュースジュース」

花子「この翔鶴さんにちょっと似てる人、マイペース過ぎるし……」

深海鶴棲姫「私が似てるのは妹の瑞鶴だよ。まあ、それだけじゃないけどさ」

花子「翔鶴さんの妹さんのそっくりさん」

深海鶴棲姫「ややこしいけど、私はあんまり翔鶴のことわからないし気にしないでいいよ」

花子「はぁ」
987 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/08(水) 00:04:01.45 ID:6DgMrk+P0
イ級「……」スリスリ

あかり「よしよし」ナデナデ

こころ「いきゅーもめっちゃ懐いてる〜」

未来「この家の長だ!」

戦艦棲姫(あながち間違っていないが)

あかり「イ級ちゃんとか尻尾ちゃんのこと怖くなかった?」

みさき「全然大丈夫だったわ!」

あかり「そっかぁ、みさきちゃんすごいねぇ」

北方棲姫「ウソ。メッチャコワガッテタ」

みさき「ちょっとほっぽ!」

あかり「あははは、見た目はちょっと怖いかもしれないけど優しい子だから仲良くしてあげてね」

こころ「よきにはからえ〜」

花子「こころ、使い方間違ってるし」
988 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/08(水) 00:19:10.55 ID:6DgMrk+P0
離島棲鬼「どのアイスがいいか選びなさい!」

あかり「こんなに買い込んでたんですか?」

離島棲鬼「まぁ、来るって聞いてたからね」

花子「覚えてなかったんじゃ……」

深海鶴棲姫「私これ〜」

戦艦棲姫「なんでお前が真っ先に取ってるんだ! 自重しろ」

防空棲姫「ふふふっ、早く選ばないと溶けちゃうわ〜10秒で決定しなさい」

みさき「ちょちょ、ちょっと待って!」

レ級「どっちが早く食えるか勝負な」

未来「受けて立ちますよ!」

レ級の尻尾「……」カプッ

あかり「尻尾ちゃんも食べるんだね」

こころ「いきゅ〜はこれ好きそ〜」

イ級「……!」ピョン

北方棲姫「マミヤノアイスニハオヨバナイー」

花子「……」

北方棲姫「ドウシタノハナコサマ?」

花子「あっ、ううん。ほっぽの家楽しそうだなって思ってたし」

北方棲姫「ウン! スゴクタノシイヨ!」

花子(……しんかいせいかんっていうのも、艦娘さん達も人間と何も変わらないんだし)

花子「生物じゃないとか言ってごめんし」ナデナデ

イ級「……」フルフル

北方棲姫「アカリ!」

あかり「うん?」

北方棲姫「ココニ、コノセカイニツレテキテクレテ、アリガトウ!」

あかり「……うん」

あかり(もうすっかり普通の女の子だねほっぽちゃん。色々と考えちゃうこともあったみたいだけど、こうして無邪気に笑って過ごせているようで、本当によかった)
989 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/08/08(水) 00:20:48.49 ID:6DgMrk+P0
今回はここまでです
次は次スレで山雲の話です

花子以外はあまり出せないのでちょっと長めにと思ったらレス数がまた心もとないことに

↓1 山雲の話

1 エロ有り
2 エロなし
990 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/08(水) 00:23:02.41 ID:UOyoPwWoO
2
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