淫魔の国と、こどもの日

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113 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2018/05/15(火) 07:18:37.14 ID:L8XfZl3U0

サキュバスB「どうしたの?」

勇者「い、いや……えっと……」

サキュバスB「あっはは、照れてる?かわいー……ほら、洗って?」

勇者「う、うん……」

先ほどそうされたように、彼女の背におずおずと触れ、泡をまとった布を施す。
指先が触れるたびに彼女は小さく喘ぎ、ぴくん、と小さな背を震わせた。
たちまちに泡立つ石鹸が彼女の蒼肌を覆い隠してしまい、もはや見えない。
湯船から立ち上り流れて来る湯煙と、泡とに隠されていながら……サキュバスBから漂う、石鹸とも湯の花とも違う香りに中てられる心地に震えた。
“匂い”から――――“色”を意識する。
サキュバスの翼の持つ深い紫。サキュバスの内側に宿る、美麗な桃色。
全てが、嗅ぐだけで脳裏を過るような……今の自身には過分なほどの劣情を催してしまった。

サキュバスB「んっ……こら。何か当たってるよ?」

勇者「うわっ!? ご、ごめ……」

自然、抑えられない“それ”が反り上がるようにしながら、座る彼女の尻へ、無意識のうちにすりつけられてしまっていた事に気付く。
だが、彼女はそれを言葉で制しはしても……咎めない。

サキュバスB「……ね、きみ」

勇者「……ん」

ほんの少しだけ振り返った、彼女の顔は。

サキュバスB「……お姉ちゃんと、したくなっちゃった?」


――――“魔性”だった。
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