果南「内浦がゾンビだらけに・・・」

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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 20:54:10.18 ID:Z3hdye8X0
タッタッタッタッ

千歌「ひぇぇ・・・待ってぇ・・・」

曜「置いてっちゃうよ〜」

へたっ・・・へたっ・・・

花丸「善子ちゃん大丈夫?」

善子「この体は仮のからだ・・・こんなことで・・・ガクッ」

トッ・・・トッ・・・

ルビィ「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ」

梨子「ルビ、、ちゃ・・・待っ・・・!」

ことり「おはよー。みんな頑張ってる?」

千歌「あっ!ことりさん!」

「おはようございます!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 20:54:46.29 ID:Z3hdye8X0
ワイワイ ガヤガヤ

果南「うふふ・・・」

真姫「みんなすっかり馴染めてきたみたいね」

果南「はい。みんな優しくしてくれるから」

果南「本当に・・・助けてくれてありがとうございます。真姫さん」

真姫「ううん。こっちも大助かりよ」

真姫「こんなご時世で生きてる人はもうほとんど・・・」

真姫「貴方達を助けられてよかったって本当に思ってるわ」

果南「はい・・・・・・」

果南「・・・・・・」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 20:55:30.81 ID:Z3hdye8X0
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曜「あのさ、果南ちゃん・・・」

果南「んんー?」

曜「あの、ね・・・私は隠し事とか苦手だから言うね!」

曜「あの、鞠莉ちゃんがさ・・・」

果南「鞠莉?鞠莉を見つけたの!?」

曜「うん、一人で陸に降りた時、学校まで行ってさ・・・」

果南「鞠莉はどうしてた!?」

曜「その・・・」

果南「・・・?」

曜「し、死んでた!」

果南「・・・は?」

曜「胸に銃創・・・ゾンビに噛まれた感じじゃなかった」

曜「果南ちゃん・・・鞠莉ちゃんと仲良かったからショック受けると思ったけど・・・伝えたほうがいいかなって」

果南「銃創・・・誰かに、誰か生きてる人に撃たれた・・・ってこと・・・?」

果南「鞠莉は・・・人に殺された・・・?」

曜「・・・そうとしか・・・」

jfm2くぁお2うぃんgq@0い

真姫「果南?」

果南「あっ・・・すみません」

真姫「リハビリ、続けるわよ、大丈夫?」

果南「はい・・・」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 20:56:46.26 ID:Z3hdye8X0
超ヤマト戦艦

曜によるとあの伝説の伝説の、、伝説・・・の?戦艦だとか

大きさは・・・東京ドーム何個分とか分からないけど、とにかくめちゃくちゃ広い!

その伝説の戦艦にさらに、千歌の言う伝説のμ'sが乗船してるからやばーい!んだって

ってまぁ・・・あの日、私たちはこの船に救われた

私が怪我をして、曜が船から降りちゃって・・・やばーい状況になっちゃって

そんな時に来てくれたのがこの超ヤマト戦艦

行き場を失った私たちを快く歓迎してくれたんだ

この船はすごい!

食べ物飲み物に寝床に武器。もちろん物資は定期的に補給しているみたいだけど、なんでもあるんだ

ここに住まわせてもらっている代わりに、私たちは訓練に励んでいる

私たちは戦わなくちゃいけないみたいなんだ
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 20:57:46.26 ID:Z3hdye8X0
ことり「撃ち方始め!」

パァンパァン!!ダァンダァン!!

ことり「千歌ちゃんもっと脇を締めて!」

ことり「花丸ちゃんはちゃんと肘を伸ばす!ヘタれたら顔に反動が来ちゃうよ!」

花丸「ずらっ!」パンパン!

ことり「うん!良くなってる!」

ことり「はいやめ!」

曜「ふぅ・・・」

ことり「みんな結構慣れてきたかな?」

千歌「あはは・・・まだ銃を握ったら手が震えちゃうかな・・・」

ことり「そうだね。千歌ちゃんは連射していくうちに照準が大きくズレて来ちゃってるみたいだね」

ことり「こんなのも慣れだよ。もっと落ち着いて、銃は自分や仲間を守るために使うんだよ」

ルビィ「ひぃっ!善子ちゃん銃をクルクルするのやめて!」

善子「安全装置掛けてるから平気よ」

ことり「もう・・・善子ちゃん?銃はおもちゃじゃないんだよ?」

善子「ククク・・・安心なさいことりさん。このヨハネに銃を持たせれば我の前に立つものはいないわ!」

ことり「あっ、でも曜ちゃんのほうが成績はいいみたい」

善子「うそっ!」

曜「ホント!?やったー!」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 20:58:55.84 ID:Z3hdye8X0
果南「楽しそうだな〜」

真姫「そんな楽しむことじゃないはずなんだけどね」

真姫「それで?足の調子はどう?」

果南「う〜ん・・・まだちょっと痛みます」

真姫「・・・寂しい?」

果南「あはは・・・確かに、なんだか置いて行かれちゃってる気がします」

アッ、カナンチャーン! オーイ!

果南「あっ!おーい!」フリフリ

真姫「あなたならすぐ追いつけるんじゃない?」

真姫「みんなの、お姉さんなんでしょ?」

果南「うん・・・みんな私を頼ってくれてるから・・・」

果南「こんな足、すぐに治さないとね」

真姫「ええ・・・」

医療係「あっ、果南ちゃん!今日も精が出るねぇ〜」

果南「あっ、しゅかちゃん」

医療係「私も昔やっちゃったことあるけど、食べて寝てたら治ったからきっと大丈夫だよ!」

果南「あ、あはは・・・そう、だね」

医療係「真姫さんはちゃんとお薬飲んでますか?」

真姫「ええ。あれがないと夜とかキツイのよね、ありがとうしゅかちゃん」

果南「・・・・・・」

医療係「真姫さんそろそろ集会の時間です!」

真姫「そうね。果南、車いす押してくれる?」

果南「・・・はい!これもリハビリのうち!」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:00:28.05 ID:Z3hdye8X0
超ヤマト戦艦内部 集会場

真姫「みんな!集まったわね」

「「「はい!」」」

真姫「今日は改めて、私たちの理念と敵についておさらいをしましょう」

真姫「私たちは平和と正義のために戦っている」

真姫「さぁ!この平和だった日本を地獄の国にしたのは誰!?」

「「「親鳥製薬!」」」

真姫「そう!親鳥製薬!奴らがゾンビウイルスをばら撒きみなを殺した!」

真姫「ここにいることりの母!私も研究者の一人だった」

真姫「彼女は間違いを犯した!金のために日本を捨てた!」

真姫「私はこの国の平和のために戦った!代償は大きかった!私の足に、仲間を何人も失った!」

真姫「さあ!この悪の根源を倒し!この国に平和をもたらすのは誰!!?」

「「「私たち!!ヤマト隊!!」」」

真姫「ええ!!私たちが奴らを倒し!!自由と平和を手に入れる!!」

真姫「家族は!!?家は!!?友達は!!?日本の自由のために戦うのは誰!!?」

「「「ヤマト隊!!」」」

真姫「私は誓う!!仲間のために!!みんなのためにこの身を捧げつくすことを!!」

真姫「日本と!!世界と!!平和のために!!!」
「「「日本と!!世界と!!平和のために!!!」」」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:02:31.51 ID:Z3hdye8X0
・・・

超ヤマト戦艦内部 食堂

千歌「かっこよかったなぁ・・・真姫さん♪」

曜「うんうん!船長さんであり、ヤマト隊隊長であり! もぉ〜〜かっこよすぎ!」

千歌「果南ちゃんいいな〜、リハビリ中は真姫さんが付きっきりで見てくれるんでしょ?」

果南「うん、優しいしかっこいいし・・・すごい人だよね、真姫さん」

千歌「すごいに決まってるよ!だって、あのμ'sにも所属してたんだもん!すごくないわけがない!」

真姫「もぅ・・・そんなに褒めてないでよ恥ずかしい」

西木野真姫さん

この超ヤマト戦艦の、いわゆる総支配人

そんな真姫さんは、昔はスクールアイドルだった

流行りオンチな私だってスクールアイドルくらい聞いたことがある

今や日本中の女子高生が目指すスクールアイドルの祭典、ラブライブ!の第二回優勝チーム

そして、なんと二十歳にして誰もが知る製薬会社、親鳥製薬の上級幹部になり世間様を大変騒がせた人

彼女と親鳥製薬は、このゾンビウイルスが原因で分裂した

金のためにウイルスを使いだした親鳥製薬をいち早く見限って、すぐに戦いの準備を始めた

真姫さんの右足は・・・先の戦いで負傷し、もう動くことはないらしい

それでも真姫さんは何一つ諦めていない。・・・真姫さんを見てたら、私のこんな小さな怪我、バカバカしく感じちゃうね

私たちはこの人の戦力になる。そう、日本と、世界と、平和のために
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:04:35.26 ID:Z3hdye8X0
ことり「・・・♪♪」ジーッ

真姫「っ・・・何よ」

ことり「顔がにやけてる・・・♪」

真姫「見ないで!」

南ことりさん

真姫さんと同じスクールアイドルに所属していたすっごくかわいい人

でもかわいさの反面、戦いの技術にとても長けている

格闘技、関節術、銃の扱い、等々・・・

そして、今回の事件の黒幕、親鳥製薬の社長の娘でもある

母親とは理念の違いで分裂したらしい

真姫さんとはすっごく仲がいい。過去に何があったのかは知らないけど、互いに切れない絆で繋がってるみたい
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:07:32.44 ID:Z3hdye8X0
真姫「親鳥製薬・・・ことりのお母さんが社長の製薬会社」

真姫「ご存知の通り、ゾンビウイルスを日本に拡散した元凶よ」

真姫「東京の本社を映像なんかで見たことある?奴らはそこを拠点にしてる」

真姫「今回の事件は計画されていた。今や親鳥製薬本社は要塞と化してる」

果南「じゃあ、ゾンビの隔離や武器管理も徹底されているんですか?」

真姫「ななかちゃん!」

監視員「はい。本社は分厚い壁に囲まれています。正門前、本社周辺各所も武装した部隊が点々としてます」

連絡係「事件前に親鳥製薬は自衛隊と連携をとり、人より武器が多くなったと謂われています!」

真姫「ありがと、あんじゅ」

真姫「本社内は理事長。あっあぁ、ことりのお母さん、親鳥製薬の社長の事ね」

真姫「私の通ってた高校の理事長だったからそのころの名残で。呼びやすいし、理事長って呼ばせてもらう」

真姫「理事長にことりの姉の南あやり。あやりの強さは・・・ことりを見れば何となくわかる?」

千歌「は、はは・・・」

曜「私たちが束になっても勝てないであります!」

ことり「なんか傷つくぅ・・・」

ことり「正直あやりには私でも歯が立たない。あいつが居なかったら私と真姫ちゃんで親鳥製薬潰せてるよ」

梨子「・・・ははっ・・・」

真姫「マジよ。あいつさえどうにかできれば親鳥製薬に勝てた」

真姫「でもあやり以外に、研究員や武装兵も本社内で生活してるから武力は相当よ」

真姫「そこで、武力以外の方法で奴らを崩壊させる。奴らに勝てる道はそれしかない」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:09:16.95 ID:Z3hdye8X0
ルビィ「親鳥製薬の研究員さんたちはどうして危険な薬の製造をやめないの?」

真姫「騙されてるのよ。みんな」

真姫「ゾンビウイルスは元々医療薬の開発をするうえでの副産物だった」

真姫「研究員たちはみな自分の作った薬でゾンビが発生した事実を知らない」

真姫「全てを知るのは上級幹部であった一部の人間だけ。私もそのうちの一人だった」

真姫「今やゾンビの治療薬開発とでも謳って、研究員や警備員を騙し続けているんじゃないかしら」

真姫「そこを突く」

ことり「親鳥製薬は実験データを機密文書扱いにして保管している」

ことり「その文書が公になれば、内側だけでなく世界中から親鳥製薬はバッシングを受けるはずだよ」

ことり「親鳥製薬が機能しなくなればゾンビはもう増えない。あとは治療薬さえ開発できれば平和が戻ってくる」

善子「文書を盗み出してやれば敵はもうお手上げになるのね!」

真姫「そう。だけどそう簡単にいくものじゃないわ」

真姫「私やことりは顔が割れてる。親鳥製薬に近づこうものなら一瞬で殺されかねないわ」

ことり「そこで、みんなの出番だよ」

ことり「ヤマト隊であることを隠し、親鳥製薬に匿われるんだ」

ことり「施設の構造は私たちが熟知している。私たちの作戦が有利に進むよう内部で作戦を実行してもらいたい」

真姫「奴らは表向きは人類の希望。人命救助活動には積極的に参加している」

真姫「まぁその実は人体実験のサンプルとしてでも使われてしまうんでしょうけどね」

真姫「奴らの信頼を得て作戦が有利に進むと確定した際、こちらから兵士を送り込む」

真姫「うまくいけば奴らに気付かれることなく文書を盗み出すことができる。それさえ成功すれば・・・」

ことまき「平和が戻ってくる!」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:10:49.54 ID:Z3hdye8X0
真姫「この内部作戦には参加してもらうのは・・・」

真姫「梨子!善子!花丸!ルビィ!」

よしりこまるびぃ「はい!」

真姫「みんなにはそれぞれ一つ、内部で作戦を実行してもらう」

ルビィ「ルビィ・・・できるかな・・・」

真姫「大丈夫よ。ことりの訓練なんかより全然簡単にこなせるはずよ」

真姫「みんなと接して、みんなの性格や好みを知った。この作戦に最適なのはこの4人しかいない」

真姫「その優しさで年下には好かれるし、年上には可愛がられる梨子」

梨子「そ、そんな・・・」

真姫「善子はちょっと変わったところがあるけど、それを十分武器にできる」

善子「ついに堕天使の出番ね!」

真姫「花丸は訓練の実績と見た目とのギャップがある。影を作るのが上手いと感じてるわ」

花丸「オラの持てる武器を使えるなら、力になりたいずら!」

真姫「ルビィは正直おっちょこちょい。だけど、それが奴らを欺く武器になる」

ルビィ「はい!お姉ちゃんの妹なんだもん、、ルビィもやるときはやる!」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:13:41.73 ID:Z3hdye8X0
監視員「親鳥製薬本社、東京の音ノ木坂に所在してる」

監視員「地上30階、地下3階建て。フロアごとにいろんな施設があるんだ」

善子「リラクゼーション施設があるとか、前ニュースでやってた」

監視員「んっ。公にされてる情報はこれだけだけど、実は地下は5階まで存在してるんだって」

監視員「この隠された地下施設でゾンビウイルスや、違法薬物の製造が行われてる。らしい」

連絡係「ビルの周囲は軍事用の防壁で囲まれてる。バズーカにも耐える固い壁だよ」

連絡係「正門だけは自動開閉可能なゲートになってるけど、常に親鳥製薬の兵士が大量に配備されてる」

花丸「未来ずら〜」

連絡係「確かにw逆にこの人たちに一般人として認識されれば、侵入は簡単なはずだよ」

監視員「うん。親鳥製薬の周囲1キロ圏内は検問所が点在してるから、そこに保護されればなんとかなるかな」

監視員「近くまでヘリで移動して、ことりさんが知るルートを辿れば検問所へ安全に辿り着けるところがあるんだって」

ことり「音ノ木周辺は地元だからね♪侵入時にかわいい女子高生がマシンガン持ってたら疑われちゃうでしょ?」

真姫「親鳥製薬に侵入できれば、あとは時間掛けて信頼を得て、ゆっくりでも着実に仕事をしてもらう」

真姫「この作戦が日本を・・・いや、世界を変える」

真姫「平和のために。梨子、善子、花丸、ルビィ」

梨子「真姫さん。平和のために」

善子「平和のために!」

花丸「平和のために!」

ルビィ「平和のために!」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:15:44.07 ID:Z3hdye8X0
真姫「貴方達はゾンビパニックに巻き込まれた地方の女子高生。救難信号を聞きつけ親鳥製薬にやってきた」

連絡係「ヘリを降りてからは私たちはフォローできないから、最低限の装備を渡しとくね」

連絡係「町で入手できそうなゾンビ対策グッズを持って行って!」

梨子「これ、、ゾンビにも効くんですか?」ゴキブリジェット

善子「これっきゃないわね!」シャベル

花丸「渋谷の険しい谷に立ち向かうにはやっぱりこれしかないずら!」つるはし

ルビィ「衣装づくりと武器づくりって似てる?」ビリヤードキュー+ナイフの疑似槍

医療係「東京は至るところで火災が発生してるみたいだから、もしもの時のためにこれは忘れずにね」軟膏

医療係「それとルビィちゃんはころんじゃうかもしれないから、ガーゼと消毒とばんそーこーは入れといて」

ルビィ「ありがとうしゅかちゃん!」

監視員「みんなそれぞれお仕事道具も持ってって〜」

善子「これが・・・かっこいい!」堕天ネックレス
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:17:43.13 ID:Z3hdye8X0
・・・

梨子「・・・・・・ふぅ」

果南「梨子ちゃん・・・大丈夫?」

梨子「果南さん・・・」

果南「船酔い?慣れないとキツイよね〜」

梨子「あっ、いえ・・・」

梨子「その・・・私、後輩とか全然できたことないから」

梨子「私が年上だからしっかりしなきゃですけど、その、不安で・・・」

果南「ああ、そういうこと」

果南「いいんだよ。梨子はそのままで」

果南「梨子は自分に自信がなさすぎなの。梨子は十分魅力的なんだからそんなこと心配しなくても大丈夫なのに」

梨子「え・・・へへ、そうかな?」

梨子「果南さんがそう言ってくれるなら、自信、持てるかも・・・」

果南「・・・・・・」

果南「梨子、震えてる」

ハグッ

梨子「んん・・・」

果南「知ってる?ハグするとストレスの80%が軽減されるんだよ!」

梨子「えっ?えへへ・・・もう・・・」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:19:10.02 ID:Z3hdye8X0
ルビィ「梨子ちゃんと果南ちゃんがデートしてる」

善子「デート・・・なの?あれ」

曜「いいな〜みんな、とーきょーに行けるって凄いよ!」

善子「あんた・・・何のために東京に行くか聞いてた?」

曜「平和のために!」

ルビィ「えへへ、真姫さんかっこいいよね」

曜「あっ、もしゾンビに遭遇したらね、とにかく顔を攻撃するのがいいよ!」

曜「ゾンビは噛みつく以外の事をしてこないから、口さえ封じればなんとかなるよ!」

善子「むぅ・・・出来るやつのセリフは違うわね!」

曜「んーん。私なんか戦うことしかできないから」

曜「嘘だって付けないし、その点今回の作戦は善子ちゃんなんかピッタリすぎるよ!」

曜「ルビィちゃんだって、実はこの子が崩壊の引き金を握ってるなんて思う人ぜっったい居ないって!」

曜「ヤマトで待ってるからね!平和のために!ヨーソロー!」

ルビィ「ふふ、ヨーソロー!」

善子「もう!ヨーソロー!」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:19:56.53 ID:Z3hdye8X0
花丸「しゅかちゃんに貰った消毒薬をうまく使えばゾンビに引火させることができるずら」

千歌「かしこーい!」

千歌「すごいよマルちゃん!マルちゃんの知恵があれば親鳥製薬なんてイッパツだよ!」

花丸「えへへ〜、全部本の知識ずら」

千歌「うまく行ったらまたいろいろ聞かせて?マルちゃんの話、わくわくできて大好きなんだ!」

花丸「ホント?」

千歌「うん!」

花丸「えへへ・・・嬉しいな、マルはいつも一人だったから・・・」

千歌「花丸ちゃんはかっこいい!千歌の知らないことたくさん知ってるし、体力だってあるし」

千歌「ずっと待ってるよ。絶対帰ってくるって、信じてる」

花丸「ずら!マル一人じゃ何もできないけど、みんなもいるから大丈夫。絶対に帰ってくるよ」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:21:10.48 ID:Z3hdye8X0
真姫「さて、準備はいい?」

よしりこまるびぃ「はい!」

真姫「無事を祈ってる」

真姫「梨子、みんなの事、見てあげてよね」

梨子「はい・・・!」

千歌「いってらっしゃい!絶対に無理しないでね!」

曜「頑張ってね!」ビシッ

果南「うまく行くよ。いってらっしゃい」

ことり「いってらっしゃい!」

真姫「みんな!」

真姫「平和のために!」

よしりこまるびぃ「平和のために!」

連絡係「離陸します!」

バタバタバタバタ!!
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:21:44.49 ID:Z3hdye8X0
バタバタバタバタ!!

花丸「梨子ちゃんって、東京に住んでたんだよね?」

梨子「うん。音ノ木の高校に通ってたから親鳥製薬も見たことあるよ」

ルビィ「・・・ぁ」

地上は・・・

ガラクタにしか見えない車

至る所に火が燃え上っている

そして・・・

善子「生きているものはいずれ死ぬ」

梨子「うん・・・」

梨子「あっ・・・」

花丸「ん?」

梨子「あそこ・・・お気に入りだったんだ・・・」

善子「許せないわね!我がリトルデーモンの心を抉るなんて!」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:24:49.36 ID:Z3hdye8X0
連絡係「着陸するよ!」

「はい!」

連絡係「それじゃあ送ってあげられるのはここまで!しばらくはヘリの音でゾンビの注意をそらしておくから!」

梨子「ありがとう、あんじゅさん!」

連絡係「計画通りにね!ヤマトで連絡待ってるから!」

善子「まかせなさい!」

連絡係「いってらっしゃい!平和のために!」

ルビィ「ありがとう!」

花丸「平和のために!」

バタバタバタバタ!!

ゾンビ「ワァァウオ!?ワアアア!?」

善子「やばっ!もうあんなに集まってる!」

花丸「と、都会ずら・・・」

梨子「みんな、急ごう!こっちだよ!」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:25:45.22 ID:Z3hdye8X0
・・・

・・

・

ダダダダ!

善子「はぁはぁ!まだつかないの!?」

梨子「近すぎたら相手に警戒されちゃうから!でももうすぐだよ!」

善子「ゾンビ来てる!」

梨子「えっ!?え、えと・・・!」

花丸「ずら!」爆竹

パン!パンパン!

梨子「あ、ありがとう・・・!」

ルビィ「落ち着いて!指示通り動けば大丈夫だよ!」

梨子「うん!」

花丸「見えた!」

善子「見えた!」

梨子「!!」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:26:52.05 ID:Z3hdye8X0
梨子「助けてー!!」

ルビィ「助けてー!!」

花丸「助けるずらー!!」

警備「っ!!」

ツー ツー

警備「生存者4名確認!女性、十代後半」

無線『保護して!』

警備「了解!」

警備「走って!!こちらへ!!」

警備「エリア12番、起動します!」

カチッ 瞬間、付近のパチンコ店が動き始める!

ジャラジャラジャラ!!! カンカンカン!!!

ルビィ「ひっ!」

警備「こちらで起動したトラップです!今のうちに!」

花丸「すごい・・・!」

警備「急いで!」

ガーー ゲートが開く!

梨子「・・・っ」コクッ

善子「・・・!」コクッ

ダダダダ!

ガーー ガチャン!!
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:28:03.61 ID:Z3hdye8X0
梨子「はぁ・・・!はぁ・・・!」

善子「ふぅ・・・!ふぅ・・・!助かったの・・・?」

??「大丈夫ですか!?」

ルビィ「あっ、、!」

花丸「安全・・・ずら・・・?」

??「うん!もう大丈夫ですよ」

あやり「私は南ことり。よく頑張ったねみんな。もう大丈夫だよ」

ルビィ「南ことりさん!?」

あやり「あはは、知ってるかな?」

ルビィ「はい!μ'sの南ことりさん!こ、こんなところで会えるなんて・・・!」

あやり「あはは・・・何年前の話だっけ?照れるなぁ〜」

梨子「・・・・・・」

『真姫「南あやり。ことりの双子の姉。理事長の娘」』

『真姫「でも奴は、自分の事を南ことりと名乗るわ」』

『真姫「自分の事が妹だと思い込んでる精神異常者よ」』

『真姫「でもその分、力のリミッターが外れてるんでしょうね。やつはおかしいくらい強い」』

梨子「・・・・・・」

善子「・・・・・・」

花丸「・・・・・・」

(似てる・・・)
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:28:56.48 ID:Z3hdye8X0
梨子「あの、救難信号を聞いてきました。ここなら安全だって」

あやり「うん!ご覧の通り、ゾンビの隔離は徹底されてるし、武器も食料も寝床もある」

あやり「みんなは高校生かな?」

梨子「はい・・・私たちの住んでたところの食料がもう尽きてしまって・・・」

善子「もう、動くしかなくて!ここなら安全なんですよね!?」

あやり「うんうん♪大丈夫だよ」

あやり「みんな、ゾンビには噛まれてない?」

梨子「はい、誰も・・・」

あやり「一応検査させてもらうね?そしたら施設内で自由にしていいからね♪」

ルビィ「た、食べ物はありますか!?」

あやり「大丈夫だよ大丈夫。みんなの分もいっぱいあるからね♪」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:29:42.20 ID:Z3hdye8X0
身体検査中・・・

あやり「うん。みんな大丈夫そうだね」

あやり「そしたら、お母さんにもあいさつしてもらおうかな」

ルビィ「お母さんって、南社長ですか!?」

あやり「あ、知ってる?たまにテレビに出るからね」

あやり「社長って言っても、結構ふわふわした人だから緊張しなくていいよ」

善子「・・・会見で見た」

あやり「あはは・・・」

あやり「ついでに案内しよっか。みんなかわいいからすぐ気に入ってもらえると思うよ♪」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:30:58.25 ID:Z3hdye8X0
・・・

ルビィ「食堂・・・」

花丸「ブックフロア!?」

梨子「リラクゼーションサロン・・・すごい・・・」

善子「えっ?ゲーセンもあるの!?」

あやり「今ここには200人ほど暮らしてるからね。娯楽施設も必要でしょ?」

あやり「最上階に行くには役員用のエレベーターに乗らなきゃ行けないんだ」

ルビィ「えっ?えぇぇ・・・?」

あやり「あはは・・・最初は迷路みたいだよね」

あやり「さて、最上階に着くよ」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:32:10.03 ID:Z3hdye8X0
親鳥製薬最上階 社長室

ポーン ウィーン

あやり「お母さん!」

理事長「あら、こんにちは」

「「こんにちは!」」

理事長「みんな大変だったみたいね」

理事長「まぁお若い。平均年齢一気に下がっちゃう♪」

梨子「・・・はは・・・」

『真姫「理事長」』

『真姫「見た目は若々しいし、優しそうな雰囲気だけど・・・」』

『真姫「わかってるわね。ゾンビウイルスを開発し日本を地獄にした張本人よ」』

理事長「ここを我が家だと思ってゆっくりしてね」

「「ありがとうございます!」」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:32:36.71 ID:Z3hdye8X0
あやり「みんなおなか減ってるよね?食堂に行こっか」

善子「あっ・・・わたしは・・・」

あやり「んっ?」

善子「あの・・・外に出たいんだけど、いいかしら?」

あやり「・・・?」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:39:38.33 ID:Z3hdye8X0
親鳥製薬 ゲート前

ゾンビ「グアアア!!」

ゾンビ「グゥゥ!!ワアア!!」

善子「・・・・・・」

あやり「ここなら安全だけど・・・」

善子「ありがとうございます。その・・・」

善子「ママが・・・」

あやり「あっ・・・・・・」

あやり「・・・食堂で待ってるよ」

善子「はい・・・・・・」

善子は堕天ネックレスを握り、口元へ近づける

善子「ああ、我が主よ・・・」

あやり「・・・・・・」トコトコ

ゾンビ「ガアアアア!!」

善子「・・・・・・」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:47:12.67 ID:Z3hdye8X0
超ヤマト戦艦

ツー ツー

連絡係「善子からです!」

ようちかなん「!!」

ガチャ

真姫「もしもし善子?聞こえる?」

善子『こちらヨハネ。潜入に成功しました。オーバー』

真姫「おめでとう。みんな無事よね?」

善子『はい。敵にも疑われていません。オーバー』

真姫「よくやった。そのまま作戦を進めて」

善子『了解ボス。アウト』

ガチャ

千歌「・・・・・・」

真姫「あの子・・・」

曜「・・・・・・」

真姫「ぶふっ・・・私、オーバーなんて教えてないのに・・・クス」

果南「・・・はっ」

「あははは!」

真姫「順調、順調よ!潜入は成功した!」

千歌「やったやった!」

ことり「やれるよ絶対!」

曜「うん!よかった!」

真姫「毎日通信を送るように伝えておいたわ」

真姫「向こうは善子たちに任せて、私たちはできることをやるわよ!」

「「はいっ!」」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:48:54.50 ID:Z3hdye8X0
・・・

それから数日

親鳥製薬 社長室

ルビィ「上がり!」

善子「NOOOOO!! なぜ勝てないの!?」

善子「こんなところでも私は不幸なのね!」

あやり「いや、善子ちゃんは顔に出すぎなだけのような・・・」

ルビィ「ルビィおトイレ行ってくるね〜」

善子「なっ!勝ち逃げは許さないわよ!」

あやり「まぁまぁ善子ちゃん・・・あはは・・・」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:50:03.98 ID:Z3hdye8X0
理事長「川に?」

梨子「はい。私たち、ここに来る前は海辺の居住地にいたんですけど・・・」

梨子「何かできることがないかなって、ずっと釣りをしてたんです」

梨子「なかなかうまくいかないけど、たまに釣れたら、みんなすごい喜んでくれて・・・」

梨子「ゾンビが水辺が苦手なのは知ってます。警備のみなさんにも迷惑はかけません」

梨子「だから、もしよければ、船を貸していただければって・・・」

理事長「なるほどね」

理事長「優しいのね、梨子ちゃん」

梨子「そんな・・・」

理事長「いいわ。許可しましょう」

梨子「! ありがとうございます!」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:50:54.47 ID:Z3hdye8X0
花丸「たいっっっへんずらーー!!!」

理事長「っ!!? 何!?」

花丸「理事長さん!!理事長さん大変!!侵入者ずら!!」

理事長「侵入者!!?」

花丸「今マルの手に!!あああーーー!!!」

理事長「へっ?」

カエル「ケロケロ」

花丸「理事長さん!!動かないで危険ずら!!」

理事長「か、カエル・・・?」

花丸「ああぁーー!!気を付けたほうがいいよ!!」

花丸「昔、そいつがおばあちゃんに向かってジャンプして、おばあちゃんびっくりしてころんじゃったずら!!」

理事長「あっ、あはは、そういうこと?」ポイッ

花丸「はっっ! すごいりじちょーさん・・・あのカエルを片手で簡単に・・・」

花丸「怪我はなかったずら!?びっくりしちゃってないずら!?」

理事長「うふふ・・・もう、かわいいわね花丸ちゃん♪」ナデナデ

花丸「あっ・・・ナデナデ、気持ちいいずら〜」

花丸「えへへ・・・理事長さん優しくてお母さんみたい・・・」

理事長「ふふ、お母さんって呼んでもいいのよ?」

花丸「じゃあお母さん!えへへ〜もっとナデナデしてほしいずら〜♪」

理事長「かわいいかわいい♪」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:51:48.70 ID:Z3hdye8X0
あやり「ルビィちゃん遅いね」

善子「ああ、あいつ方向音痴なんですよ全く・・・」

あやり「そうなんだ、そろそろ慣れてきてると思ったけど・・・あはは・・・」

・・・

変電室

ルビィ「ふぇぇ・・・おトイレ・・・どこぉ・・・」

ルビィ「・・・・・・」

ルビィ(これをここにはめて・・・こうして・・・)

ルビィ「・・・・・・」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:53:05.51 ID:Z3hdye8X0
親鳥製薬周辺の川

ブォォォォン!

梨子「ここが・・・いいかな・・・?」

梨子「おさかなさん・・・釣れるかな・・・えいっ!」

ポチャ

梨子「う〜ん・・・」

梨子「・・・・・・」

梨子(この建物に爆薬・・・こっちに引火薬・・・)

梨子(あとは、この橋と、建物を繋げて・・・)

梨子「・・・・・・」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:54:05.22 ID:Z3hdye8X0
ツー ツー

ガチャ

善子「こちらヨハネです。オーバー」

真姫『善子、近況を』

善子「はい。作戦は順調に進んでいます」

善子「理事長やあやりとも友好関係を築けています。クックック、まさか私たちがヤマト隊だとは思いもしていないでしょう」

真姫『うまくいってるみたいね』

善子「最近花丸なんか理事長に凄い懐いてて、みんな楽しそうにしてますよ。オーバー」

真姫『ちょっと・・・大丈夫?作戦の事忘れてないわよね?』

善子「あっ、もちろん!ずら丸には厳しく伝えておきます。オーバー」

真姫『まだしばらく施設で仕事を進めて。もっと奴らが警戒心を解いたとき、叩くわ』

善子「了解しました。引き続き作戦を実行します。アウト」

ガチャ
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:54:42.61 ID:Z3hdye8X0
善子「ことりさん、薬剤の開発とかってどこで行われてるんですか?」

あやり「ああ、全部地下だよ。見てみたい?」

ルビィ「いいんですか!?」

あやり「地下では研究員さんたちが働いてるんだ。せっかくだから少し挨拶していく?」

善子「行ってみたいです!」

あやり「いいよ!じゃあいらっしゃい♪」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 21:59:10.80 ID:Z3hdye8X0
親鳥製薬地下

ポーン ウィーン

梨子「すごい・・・」

花丸「みんな白衣ずら」

あやり「薬局とかでうちの薬を見たことあるかな?大体はここで開発・量産されてるんだ」

研究員長「あっ、ことりさん。お疲れ様です」

あやり「お疲れ様です」

研究員長「みなさん最近保護されたっていう?どうも初めまして」

「「初めまして!」」

研究員長「ここでは今はゾンビ化を抑制する薬を開発しています」

研究員長「こんなご時世ですから、、いち早く配布できることが望まれていますね」

『真姫「今やゾンビの治療薬開発とでも謳って、研究員や警備員を騙し続けているんじゃないかしら」』

梨子「頑張ってください!日本が・・・世界中がこの薬を待ち望んでるはずです」

研究員長「はは・・・応援してくれるなんて嬉しいな。必ず、開発して見せます!」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 22:02:31.53 ID:Z3hdye8X0
・・・

・・

・

さらに数日後 超ヤマト戦艦

ツー ツー ガチャ

真姫「もしもし、善子?近況を」

善子『はいボス。各々準備は完了しています』

善子『敵も、私たちへの警戒心は全くなくなったと言っていいでしょうね。オーバー』

真姫「了解。よくやったわ。ありがとう」

真姫「それじゃあ、こちらから兵士を送る。その後の行動は忘れてないわね?」

善子『ラジャー!』

真姫「ふふ、いい返事よ。無事を祈る、平和のために」

善子『平和のために。アウト』

ガチャ

真姫「よし、いよいよね」

真姫「この作戦で世界が変わる。日本の、世界の、平和のために・・・」

真姫「覚悟はいいわね、果南!」

果南「はいっ!」

千歌「果南ちゃん!」

真姫「足はどう?」

果南「え・・・えっと・・・」

果南「・・・えへへ、どっちだっけ・・・?」

真姫「ふふ、大丈夫そうね」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 22:10:57.06 ID:Z3hdye8X0
今日はいったん区切ります、次は2,3日後に投稿します
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/03(日) 03:26:45.74 ID:M5psRXa/o
つまんね
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:08:45.68 ID:RJBzSfnv0
監視員「親鳥製薬の地下に、下水道に繋がる隠し通路がある」

ことり「元々施設内に危険ウイルスが蔓延した際の緊急脱走路として設計された場所なんだ」

ことり「ま、ほとんど夜逃げ用だけどね」

ことり「この通路は上級幹部しか存在を知らない。用途が用途だからね」

監視員「うむ。そこから親鳥製薬の地下5階に入れる」

監視員「同じ階のロッカールームに、ターゲットがある」

真姫「見た目はただのロッカールームよ。従業員たちもここで着替えなんかをしてる」

真姫「ただ、ここのロッカーの一つが隠し扉になっていて、機密文書が保管されている」

ことり「それを無事盗み出せれば、私たちの勝ち!」

監視員「脱出する際は入ってきた道を辿って行き、梨子ちゃんが用意したボートを使いそのまま海へ。ヤマトで合流する」

ことり「もしも怪しまれた時のために施設外で仕掛けも用意してある。潜入組には準備万全の状態で待機しててもらうから」

真姫「貴方は機密文書を盗み出し、そのまま帰る。それ以外の事は考えなくていい」

連絡係「果南ちゃん一応、緊急用の武器だよ。使わずに済むことが前提だからね」

ことり「ショットガンにハンドガンにナイフ・・・扱い方は大丈夫だよね?」

果南「はい。練習しましたから!」

監視員「あと、無線とアイカメラは常に付けといて。果南の動きはこちらで確認してるから、その場ごとに指示を出す」

果南「ありがと、ななかちゃん」

連絡係「暗視ゴーグルに、ロックピックモジュールも持って行って。どこかで使う可能性がある」

果南「うん。あんじゅもありがと」

医療係「これ!使わないで済むことを祈るけど、真姫さんの開発したスティムパック!痛いところに使って!あと鼻栓!」

果南「うん、ありがとしゅか」

真姫「今や果南はヤマト隊一の実力を誇ってる」

真姫「でも、そのことを親鳥製薬は知らない」

真姫「当然潜入組のみんなも貴方の事を知らないていで動いてもらうわ」

真姫「もし見つかっても貴方がヤマト隊であることは隠して。潜入組にも被害が及びかねない」

果南「私はどこからか情報を聞きつけた一端の兵士・・・なんて感じですね?」

真姫「ええ」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:10:07.64 ID:RJBzSfnv0
千歌「果南ちゃん」

果南「千歌」

千歌「ねぇ・・・あの・・・」

果南「ん?なぁに?」

千歌「ハグ・・・して!」

果南「・・・!」おめめまんまる

千歌「・・・うぅぅ、いいでしょ」

果南「あっはは、千歌は可愛いな〜♪」ハグッ

千歌「もう、いじわる」

果南「いじわるなんかじゃないも〜ん」

曜「あっ!ずるい!私も!」ハグ!

果南「わっと!いた〜い」

千歌「いた〜いあたまぶつかった!」

曜「えへへ〜〜♪」

果南「ふふ・・・」

千歌「・・・・・・」

千歌「うまく、行くよね・・・?」

果南「とーぜんだよ。みんなだってうまくやってきたんだ。私もできるよ」

曜「真姫さんのお墨付きだしね!」

果南「そーだよ?みんなのお姉さんだよ?余裕だよ!」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:10:39.85 ID:RJBzSfnv0
バタバタバタバタ!!

連絡係「現場まで送ってく!以降はカメラで指示を出すから!」

果南「了解!」

真姫「果南!」

果南「はい?」

真姫「・・・行けるわよね?」

果南「はい!」

千歌「いってらっしゃい!」

曜「頑張ってね!」

果南「うん!行ってきます!」

ことり「平和のために!」

真姫「平和のために」

果南「はい!平和のために!」

連絡係「離陸します!」

バタバタバタバタ!!
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:11:55.76 ID:RJBzSfnv0
親鳥製薬近郊

連絡係「ここがポイントだよ!」

連絡係「無線とカメラ、大丈夫?」

果南「真姫さん?見えてますか?」

真姫『ばっちりよ』

監視員『そこのマンホールを開けて下水に入って』

果南「うん」

連絡係「じゃあ私はここまで!無事を祈ってるよ!」

果南「ありがとあんじゅ。平和のために」

連絡係「平和のために!バイバイ」

バタバタバタバタ!!

果南「さて・・・ゾンビよし」

ズゴッ ガコン!

果南「うっ!!?」

千歌『果南ちゃん!?』

果南「がっ・・・マジ・・・?」

果南「しゅかありがと。鼻栓、重要だったよ」

千歌『脅かさないで!』

果南「ごめんごめん」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:13:57.19 ID:RJBzSfnv0
下水道

ドロドロドロ ザパーン

果南「ほれで、ここからは?」

監視員『ひたすらまっすぐ3キロ』

果南「3キロ?」

監視員『親鳥製薬に怪しまれないためにはね』

果南「・・・了解」

・・・

・・

・

果南「下水管の入り口に着きました。バルブを回せば空くのかな?」

果南「あっ、南京錠が付いてる」

真姫『ロックピックモジュールを使って』

連絡係『鍵穴に挿すだけで自動で開けてくれるよ』

カチャリ

果南「・・・こんなもの、この世にあるんだ」

真姫『平和のためよ果南』

果南「あはは・・・」

監視員『その先が親鳥製薬の地下に繋がってる。気を付けてね』
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:16:03.33 ID:RJBzSfnv0
カンカン コンコン

果南「・・・辛い・・・」

果南「なんか、宇宙空間ですねここ・・・見たことない生き物とヘドロしかない・・・」

真姫『はは・・・平和のために・・・』

曜『大丈夫・・・?』

果南「ゲロ以下の臭いだよ・・・」

曜『・・・うへっ』
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:17:06.31 ID:RJBzSfnv0
同時刻 親鳥製薬社長室

善子「ぬぅぅおおおおお!!!」

あやり「はは・・・」

ルビィ「善子ちゃん変なカードの持ち方してるからたまに見えちゃってるよ?」

善子「何ですって!?反則よ反則!」

ルビィ「あっ、見せてくれてるんだと思ってた」

善子「そんなわけないでしょ!くぅぅ〜〜!」

善子「あれ、そういえばずら丸は?」

ルビィ「あっ、地下の研究室にいるって言ってたよ。『応援してあげるずら!』って」

善子「そんで、リリーは釣りか。どうせまた釣れないのに健気よね〜」

あやり「あ・・・あはは・・・」
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:18:56.02 ID:RJBzSfnv0
親鳥製薬地下 下水

果南「出口に着きました」

果南「入り口と同じように塞がれてます。バブルは・・・」

ことり『果南ちゃん』

果南「はい?」

ことり『汚く思えるかもしれないけど、そこはもう親鳥製薬の施設内だよ』

ことり『細心の注意を怠らないように』

果南「・・・はい!」

果南「バブル・・・見つけました、でも南京錠が反対側に・・・」

真姫『外からは入れないようになってるのね』

果南「手は・・・んっ、どうしよう届きません」

真姫『ことり、どうかなこの位置なら・・・』

ことり『うん、たぶん・・・』

真姫『果南、銃を使っていいわ』

真姫『ショットガンで一発・・・その位置からなら銃声は問題ないと思う』

ことり『そこは上級幹部しか立ち入りできない場所だし、私ですら設計図見て初めて存在を知ったくらいだから』

真姫『跳弾だけに注意して』

果南「はい」

ジャキッ スー

果南「せーのっ!」

ダァン!!
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:20:11.09 ID:RJBzSfnv0
社長室

あやり「・・・っ!」

善子「んっ・・・?」

あやり「ねぇ・・・なんか・・・今、何か聞こえた?」

ルビィ「・・・ぅぇ?」

善子「まぁ、耳を凝らせばゾンビのうめき声くらいは」

あやり「・・・?? 勘違いか」

ルビィ「ルビィおトイレ行ってくるね」

善子「また勝ち逃げする気!?」

ルビィ「そんなんじゃないよ〜♪」

善子「むむ・・・なんかムカつく」

善子「まぁいいわ。私もあいさつしてくる」

あやり「あっ・・・うんわかった、行ってらっしゃい」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:21:01.03 ID:RJBzSfnv0
地下

ガギッ キー

果南「空きました。潜入します」

真姫『ご武運を』

ことり『右側に通路があるでしょ?そこを抜ければ資材庫に入る。そこも人は入らないかな』

果南「はい」

タッタッタッタッ

ことり『ドアを開けるときは、一応気を付けてね』

果南「・・・・・・」

ガチャリ ソー

果南「・・・誰もいません」

ことり『いい調子だよ』

ことり『次は左側の扉なんだけど、その扉の先は研究室になってる』

真姫『ここが関門よ。研究者は平常時50名はいる。広いエリアだけど、人の目がなくなることはあまりない』

ことり『通路と作業場は壁と窓で仕切られてる。しゃがみながら移動すれば作業場からは見えないはずだけど』

真姫『中の様子を確認できる?果南』

果南「やってみます・・・」
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:21:32.68 ID:RJBzSfnv0
カチャ・・・

研究員「先輩、これなんですが・・・」

研究員長「ああ、なるほど・・・」

果南「・・・・・・っ」

ドク ドク

真姫『どう? ・・・果南?』

果南「あっ、えと、、結構いますね・・・」

真姫『果南?』

果南「っ・・・っ」

ドクドク ドクドク

真姫『果南!』

果南「ま・・・真姫さん・・・」

真姫『緊張してるのね』

真姫『落ち着いて、今までうまくやってきたんだ。貴方はできる』

果南「真姫さん・・・」

真姫『ここは想定されてた。対策はある。できるわね?』

果南「はい・・・やれます・・・!」

真姫『いい返事よ』
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:23:59.15 ID:RJBzSfnv0
真姫『通路を突き当って左に曲がる。また突き当るところの右側に扉があるの、見える?』

果南「はい」

真姫『そこがロッカールーム。入れば中からカギが掛けれるわ』

果南「距離が・・・」

真姫『暗視ゴーグルを装着して。その階の電気を落とす。その間にロッカールームまで行くのよ』

ことり『あまり足音やドアで音は立てないようにして。影になるんだよ、果南ちゃん』

果南「わかりました・・・」

果南「ゴーグル準備、できました」

真姫『潜入組と通信をとる。電気が落ちたら開始よ。それまでは待機』

果南「はい・・・!」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:24:39.05 ID:RJBzSfnv0
親鳥製薬 ゲート前

善子「ああ、我が主よ・・・」

ツー ツー

善子「ボス、こちらヨハネ、オーバー」

真姫『善子、ルビィにプランAを伝えて』

善子「了解しました」

善子「・・・天に目覚めるのです!!」カァァ!

真姫『・・・・・・』

善子「・・・今のがプランAのサインです・・・」

真姫『・・・そう』

真姫『果南、時期電気が落ちるはずよ』

果南『了解』

善子「・・・・・・」
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:25:20.98 ID:RJBzSfnv0
親鳥製薬地下

果南「・・・・・・」

フッ

研究員「えっ?きゃあ!」

研究員「わっ!停電?なに?」

真姫『果南!』

果南「行動開始します・・・!」

トコトコ

果南(違和感のないように・・・焦らず急ぐ・・・!)

ジーッ

果南(みんなからは見えてない・・・大丈夫、ロッカーへ行けばこっちのもの・・・)

研究員長「配電盤とかかな?ちょっと変電室見てくるよ」

研究員「いってらっしゃい」

研究員長「これで俺怒られんのかな〜?やだよ俺」

研究員「あはは、役員様の辛いところだね」

研究員長「変わってよ〜」

果南(突き当り!ここを左、大丈夫バレてない・・・!)

ドンッ!
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:26:23.80 ID:RJBzSfnv0
研究員長「わっ!ごめんなさい大丈夫?」

果南「あっ・・・!」

真姫『果南普通に返事して。大丈夫よ』

果南「あっ、はい!大丈夫です!」

研究員長「ごめんね。危ないから立ち止まってたほうがいいよ。変電室見てくるからその場で待機ね」

果南「はい!」

トコトコ

果南「・・・っっっ」ドクドクドク

真姫『果南いいわ。歩いて、もうすぐそこよ』

果南「っ・・・!」

スタスタスタスタ

果南(遠い・・・!遠い・・・!遠い!)

真姫『いい調子。そこよ、入って』

果南「っ!」

ガチャ パタン ガチャリ
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:27:08.77 ID:RJBzSfnv0
ドクドクドクドク

果南「はっ!はっ!はっ!」

真姫『果南!果南聞こえる?果南!』

果南「真姫・・・さん・・・」

真姫『・・・よくやったわ。全く違和感なかった』

真姫『相手は疑いもしてなかった。いい演技力よ』

果南「だ、、大丈夫だったかな・・・?」

真姫『ええ、よくやった。最高よ』

果南「そう、、ですか・・・?よかった・・・」

真姫『一度深呼吸しましょうか』

果南「はい・・・」

果南「すぅぅーーー・・・はぁぁーーー・・・すぅぅーーー・・・はぁぁーーー・・・」

真姫『落ち着いた?』

果南「はい・・・!」

真姫『ロッカールームに着いた。あともう少しよ』
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:29:15.07 ID:RJBzSfnv0
変電室

ポーン

研究員長「ことりさん」

あやり「停電の原因は?」

研究員長「いや、よくわかんなくて・・・」

研究員長「あ、なんかUSBみたいなのここに落ちてたんですけど、何か知ってます?」

あやり「USB? う〜んなんだろう・・・」

あやり「お母さん・・・いや、普段ここ誰も入んないですもんね?」

研究員長「ええ、ちょっとわかんないですね・・・」

あやり「・・・・・・」

あやり「なんだろ・・・とりあえず地下、私も行きますね」
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:30:27.68 ID:RJBzSfnv0
ロッカールーム

果南「B−28のロッカー・・・」

ことり『その列だよ』

果南「ありました」

ことり『開けて、左上の奥にツッパリがあるんだ、わかる?』

果南「んーと・・・これかな」

ガタッ ガチャン

果南「!!?」

果南「あっ、あロッカーが空きました」

ことり『そのロッカーにPCが入ってるはずなんだ』

果南「ホントだ・・・すごい・・・」

果南「パスワードを入力してください」

ことり『パスワードを打てば文書が手に入る、いよいよだね』

果南「はい・・・!」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:31:40.30 ID:RJBzSfnv0
親鳥製薬地下

ポーン

研究員「おかえりなさい!なんだったんですか?」

研究員長「いやーよくわかんなくて・・・」

研究員「ことりさん、お疲れ様です」

あやり「お疲れ様です。停電以外でなにか変わったことありましたか?」

研究員「う〜ん特には〜〜・・・」

研究員「あぁなんか爆発したみたいな音が聞こえたな」

あやり「爆発?」

研究員「はい。なんか遠くからかすかに聞こえたような・・・」

研究員「マジ?全然わかんなかったけど」

あやり「・・・・・・」
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:33:38.20 ID:RJBzSfnv0
ロッカールーム

真姫『パスワードは、Take-it-Back!』

果南「えっ?」

真姫『・・・Take-it-Back!』

果南「英語・・・?」

真姫『・・・・・・』

真姫『T』

果南「てぃー・・・」

果南「てぃー・・・?どこ・・・?」

真姫『果南?』

千歌『果南ちゃんパソコンとかほとんど使わないから・・・!』

果南「あっ!あったT!」カタッ

真姫『次はaよ』

果南「a・・・えーえー・・・」

真姫『・・・キーボードの配置くらい教えておくんだった』

ことり『ごめん真姫ちゃん・・・私そこまで・・・』

真姫『いやいいのよ。果南も、ゆっくり焦らず打ちなさい?』

果南「は、はいごめんなさい・・・!」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:35:46.04 ID:RJBzSfnv0
親鳥製薬 地下下水付近

あやり(まさか・・・まさかね・・・)

ガチャ!

あやり「なっ・・・!うそ・・・!」

あやり(下水管の塞ぎが空いてる・・・南京錠もかけてるはずなのに・・・)

あやり(誰か、逃げ出した・・・?)

あやり(違う!内側に銃痕がある!下水管側から銃で南京錠を破壊された!!)

あやり「ヤバいヤバい!!」
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:37:21.05 ID:RJBzSfnv0
真姫『e』

果南「いー・・・あった」カタッ

真姫『‐』

果南「へっ?」

真姫『‐よ。横棒』

果南「はいふんてなんですか?」

真姫『横棒よ。半角くらいのただの横棒』

果南「はんかく?」

ことり『果南ちゃんほ!ひらがなの『ほ』のところ!』

果南「えっ・・・?」

果南「あの・・・ひらがなってどこに・・・」

真姫『カナ無刻印タイプね』

ことり『あぁん上から二段目の右から四個目!』

果南「え、えとえと・・・一番上と二番目にスペースあるんですけど、この上のほうからですか?」

真姫『果南!落ち着いて』

真姫『数字が並んでるわよね?1234・・・0の隣』

果南「あっ、え?これなんですか?」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:38:29.67 ID:RJBzSfnv0
あやり「ねぇ!誰か知らない人がいたとかそういうことありませんか!?」

研究員「えっ・・・?えっと・・・」

研究員長「あ、そういえばあの時誰かと・・・」

研究員長「なぁ!停電起きた時誰か通路にいた?」

研究員「い、いえ私は・・・」

研究員「わたしも・・・」

研究員長「そういえば、聞き覚えない声だったような・・・」

あやり「っ!!」

あやり「ロッカーが・・・!!」

研究員長「えっ?」

ガチャ!ガチャガチャ!!開かない!

果南「・・・!!!?」

真姫『果南?どうした?』

あやり「ねぇ!誰かロッカーのカギ掛けましたか!?」

研究員長「いや、普段開けっ放しにしてるはずですが・・・今は誰も鍵なんて・・・」

研究員長「鍵持ってきましょうか?」

あやり「っ!! 下がって!!」

研究員長「こ、ことりさん!?」

パァンパァンパァン!!! ズガッ!!
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:39:25.08 ID:RJBzSfnv0
あやり「・・・!・・・っ!?」

ト・・・ト・・・

研究員長「ことりさん・・・?」

あやり「誰かいますか?出てきてください!」

「・・・・・・」

研究員長「・・・?」

あやり「誰もいない・・・」

研究員長「だ、大丈夫・・・ですか?」

あやり「うん・・・・・・」

あやり「ごめんなさい、私の勘違いだったのかも」

あやり「ドア、私からお母さんに話しておきますんで・・・ご迷惑おかけしました」

研究員長「あっ、いえ・・・じゃあ失礼します」

研究員長「じゃあみんな!作業に戻りましょう」

研究員「びっくりした・・・ことりさん銃持ってたんだ・・・」

ガチャン

あやり「・・・・・・」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:40:02.39 ID:RJBzSfnv0
B−28ロッカー

ガタッ ガチャン

あやり「・・・・・・」

パスワードを入力してください
Take-|

あやり「・・・・・・」

果南「動かないで」

あやり「っ・・・!」

果南「動いたら撃つ」

真姫『果南何やってるの?』

果南「続き・・・わかってるよね?入力してもらおうか」

あやり「・・・・・・」

真姫『果南?果南あんた・・・』
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:40:48.76 ID:RJBzSfnv0
あやり「あなた、お名前は?そっちは私の事知ってるみたいだね」

真姫『答えなくていい』

果南「・・・松浦果南」

あやり「果南ちゃんか、ヤマト隊だよね?」

果南「何の話?」

あやり「とぼけなくていいよ。ここを狙ってるのはヤマト隊しかいない」

あやり「真姫ちゃん聞こえてるんでしょ?元気?」

真姫『さっさと入力させて』

果南「無駄話してないでさっさと入力して」
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:42:31.17 ID:RJBzSfnv0
あやり「果南ちゃん、このパスワードが入力されたらどうなるかわかってる?」

果南「貴方達の悪事を公にできる」

あやり「へぇ?真姫ちゃんにそんなこと言われてるんだ」

真姫『奴の言うことに耳を貸さないで』

あやり「酷いよ真姫ちゃん。ちゃんと真実教えてあげないと」

あやり「嘘ばっか付いてたら誰もついてこなくなっちゃうよ?」

果南「さっさと入力して!」

あやり「平和のために活動してるんでしょ?ここには何の罪もない人たちが何人暮らしてると思ってるの?」

果南「どういうこと?」

真姫『果南、そいつを殺して』

あやり「このパスワードが入力されたらこの施設が爆発する。ここにいる人たちは全員死ぬだろうね」

果南「何言ってるの!?」

あやり「それが真実だよ。機密文書はここにはない、ウイルスのデータは全てヤマトにある」

真姫『果南!殺しなさい!』

果南「それが嘘じゃないって証拠は!?」

あやり「真姫ちゃんの言葉が正しいって証拠は?」

あやり「平和のために活動するヤマト隊は、いったい人を何人殺せば気が済むの?」
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:45:18.14 ID:RJBzSfnv0
果南「いい加減にして!」ジャギ

あやりの後頭部に銃を突きつける。瞬間!!

あやり「っっ!!」

頭を素早くそらし、左手の裏拳で果南の腕を殴りつける!

ゴスッ!

果南「ふっ!」カラン

あやり「はらぁ!!」

そのままよろけた果南の顎に掌底打ちアッパーを仕掛ける!!

バチィーン!!!

果南「はぐっ!!?」

真姫『果南!!』

果南は体が浮き上がり、後頭部から転倒する!

果南「っ!!」ズゴッ!

果南「ふっ!?!ふっ??!」

真姫『果南!果南!!』

果南「はっ・・・!」

果南「あっ、、ヤバ!」

果南(ショットガン・・・あれ!?ナイフ!あれ!?)

あやり「探し物はこれ?」

果南「あっ・・・!」

あやり「動かないで。動いたら撃つよ?」

果南「・・・っっ!!」
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:46:56.31 ID:RJBzSfnv0
社長室

ポーン

果南「っなして!!」

あやり「もう!暴れん坊だなぁ!」

理事長「お疲れ様ことり、ケガはない?」

あやり「今のところはね・・・!」

あやり「ヤマト隊だよお母さん、自爆シーケンスをいじってた!」

果南「うらぁ!」

あやり「動くなっ!!」

果南「いた! いたた・・・!」

理事長「初めまして、ヤマト隊の松浦果南さん」

果南「なんの話だよ!」

理事長「あなたが弄ってたのは施設内にウイルスが蔓延した時の最終手段、この施設を粉々に爆破するキーなの」

果南「嘘を付くな!」

理事長「西木野真姫の指示なのよね?奴について知ってること全部教えて頂戴」

果南「うわああ!!」

理事長「口を割らないなら無理矢理割らせるわよ?痛い思いをする前に喋りなさい?」
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:49:27.40 ID:RJBzSfnv0
ポーン

花丸「ずらああーーー!!!」

花丸「たいっっっへんずらーー!!!」

理事長「花丸ちゃん?」

果南「・・・っ?」

花丸「んっ?その人誰ずら?」

花丸「ことりさんダメだよ!そんなに押さえつけたらその人痛いよ?」

あやり「花丸ちゃん、今は・・・」

花丸「あっ!!それよりもちょーーー大変なんずら!!」

花丸「侵入者!!侵入者ずらよ!!りじちょーーさん!!」

理事長「わかったわ花丸ちゃん。後で食堂でお話しましょう」

花丸「ちゃんと聞いてずら!!侵入者なの!!」

花丸「地下で知らない人がいて銃とか持ってたずら!!ぜっっっったいヤバいずらよーーー!!!」

あやり「っっ!?うそ、まさかもう一人・・・!?」

理事長「下には!?」

あやり「研究員さんたちしか!!」

理事長「くっ・・・!」
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:50:28.98 ID:RJBzSfnv0
ブツン!! 社長室の電気が切れる!

理事長「っっ!!?」

あやり「なっ!!?」

果南「・・・っ!?」

花丸「ずらあああ!!!?!?!?」

花丸「き、きっとあいつの罠ずら!!殺されるずらああ!!!」

理事長「花丸ちゃん落ち着いて!」

果南「・・・!?」

あやり「もう一人いるんだとしたら、これって・・・!」

あやり「ねぇ!他に仲間が来てるの!?答えて!!」

あやり「もしホントに自爆シーケンスを起動したら誰も助からない!!お願い辞めさせて!!」

果南「知るか!!」

花丸「ずらああああ!!!!」ドタバタ ドタバタ

ドンッ!

花丸「わっ!」

あやり「きゃっ!!?」

果南(緩んだ!!!)
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:52:05.10 ID:RJBzSfnv0
花丸「逃げるずら」コソッ

果南「・・・!?」

果南(マル・・・?)

花丸「窓に向かって飛び出すずら」

花丸「その後の事はマルたちがなんとかしとく」

花丸「果南ちゃんはとにかく生きるずら」

果南(マル・・・!!)

果南「ぶぅぅああああ!!!」ダッ!!

あやり「きゃっ!!止まれ!!!」

果南「ぅうん!!!」タックル!

理事長「ぐっっ!!」

窓へ!

窓へ!!

窓へ!!!

果南「うわああああ!!!!」

あやり「バカか!!死ぬよ!!?」
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:53:03.36 ID:RJBzSfnv0
ガシャシャーーン!!

空!?空!?空しかない!!

地面!?地面!?落ちたら死ぬ!!!

果南「ぃぃいいいやああああ!!!!」

ジップライン!!?

ジップライン!!!

ガギッ!! ウウウゥゥゥゥゥ!!

果南「わあああああ!!?!」

あやり「ジップライン!!?なんであんなものが!!」ジャギッ!!アサルトライフル!!

ダダダダ!!ダダ!!ダダダダ!!

シュンシュン! ビスビス!

果南「うぅ!!ううぅぅぅ!!!」

理事長「どいてことり!!」ロケットランチャー!!

あやり「お母さん!? っっ!!」

ズゴン!!プシューー!!

果南「ふううっっ!!?」

ボガーン!!ドガアアア!!!

果南「うううああああああ!!!!!」

ウウウゥゥゥゥゥ!!!
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:53:36.26 ID:RJBzSfnv0
ボォォオオオオオ!!!

果南(燃えてる!!突っ込んだら・・・!!)

果南(離し・・・!いやだめだまだ高い!!)

果南「うわあああああ!!!」

ウウウゥゥゥゥゥ!!! ボアボア!メラメラ!

果南「あちっ!!あちち!あちっ!!」

メラメラメラ!!ボォォォオオオ!!!

果南「ゲホゲホッ!!息が・・・!!」

果南「耐えられ・・・あああ!!!」

果南(手が・・・!!!)パッ

ヒューーーン!

果南「ああああああああ!!!!!」

果南(川!!川へ!!!)

ドッッッポーーーーンンン!!!
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:54:32.62 ID:RJBzSfnv0
あやり「倒した!!?」

理事長「いや、わからない・・・!火の海に突っ込んで行ったけど・・・」

理事長「ロケットランチャーだけであそこまでの爆発はしないはず。なぜあんなに・・・?」

あやり「・・・あのジップラインはなんなの!?うちあんなの設置してた!?」

理事長「してない」

あやり「だよね・・・!じゃあ、・・・???」

理事長「電気は復旧した・・・」

ツー ツー

理事長「お疲れ様。そっちは電力に異常とかあったかしら?」

研究員長『えっ?いや、なにもありませんが・・・』

理事長「さっきも今も、特定の階だけ一時的に停電した・・・」

理事長「・・・・・・」
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:55:14.69 ID:RJBzSfnv0
ドッッッポーーーーンンン!!!

ブクブクブクブク

果南「・・・!!・・・!!」

水中で体勢を立て直していると、目の前にいきなり人が現れた!!

果南「ぶぅぅ!!!?!?」

反射的にぶん殴る!!

ボゴォォ!!

謎の人「ばばば!!!?」

謎の人「んー!!んーんー!」

両手の平を前に。誰もが知る『冷静に!』のポーズ

果南「・・・!?」

謎の人「ブクブク・・・」

酸素ボンベを渡される

果南(仲間・・・なの・・・?)

果南「すーー・・・こーー・・・」

謎の人「ブクブク・・・」ガシッ

果南(ジェットポンプ・・・これに掴まれってこと?)ガシッ

ブオオオオ・・・
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:56:19.94 ID:RJBzSfnv0
バシャン!

果南「ああぁ!!はぁ・・・!はぁ・・・!」

梨子「果南さん!!」

果南「梨子ちゃん!?」

梨子「手を!ボートへ上がってください!」

果南「っ!」パシッ

バシャン

梨子「大丈夫ですか果南さん!?」

果南「うん、何とか・・・」

果南「あれ、じゃあさっきの人は・・・」

バシャ カパッ

曜「酷いよ果南ちゃん!!」

果南「曜!?曜だったの!?」

梨子「曜ちゃん上がって!」

曜「ありがと・・・」

バシャン
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 21:58:54.57 ID:RJBzSfnv0
曜「果南ちゃん酷い!」

梨子「な、なにがあったの?」

果南「ごめん、まさか曜だったとは・・・」

果南「いや、あの状況じゃびっくりするって!」

曜「そうかもしれないけどぉ・・・」

梨子「曜ちゃんほっぺ真っ青!何があったの!?」

曜「果南ちゃんに殴られたんだよーー!!」

果南「いやだから・・・! ご、ごめん・・・」

曜「むぅぅうう・・・」

梨子「果南さん怪我とかありませんか?」

果南「うん、大丈夫だよ。・・・曜のほうが痛い思いさせちゃったかも・・・」

梨子「あ、あはは・・・」

果南「っ・・・・・・」

果南「・・・真姫さんと連絡とれる?」

梨子「あっ、はい!」
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:03:27.84 ID:RJBzSfnv0
ツー ツー

果南「真姫さん、果南です」

真姫『果南、よかった無事だったのね』

果南「真姫さん・・・」

果南「あの、真姫さん・・・その・・・」

真姫『ふふ、頭が真っ白でしょうね』

果南「その・・・すみませんでした。私が・・・」

真姫『いいのよ。貴方が無事だった。それが何よりの報酬よ』

真姫『内部でのことは潜入組が何とかしてくれる。貴方は・・・ヤマト隊ってバレたけど、みんなはまだ大丈夫なはず』

梨子「・・・」コクッ

果南「あの・・・ごめん、迷惑ばっかり・・・」

真姫『果南、疲れたでしょ?深呼吸でもしなさい』

果南「はい・・・」
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:04:39.04 ID:RJBzSfnv0
真姫『梨子、プランBを』

梨子「はい」

梨子「失敗したとき用のプランも準備されてたんです」

梨子「曜ちゃん引き上げるの手伝って」

曜「了解!」

ザバッ バシャン

果南「黒焦げの・・・遺体?」

ツー ツー

梨子「理事長からです。絶対に声を出さないで」

ガチャ

梨子「梨子です」

理事長『梨子ちゃん?聞きたいんだけど、そっちに人が行かなかった?』

梨子「人?いや・・・」

梨子「あぁ、人かは分からないけど、さっき建物が爆発した後に川に何か重たいものが落ちたような音が・・・」

理事長『ごめんなさい梨子ちゃん。実はさっき侵入者が入ったのよ』

梨子「えっ!?」

理事長『その侵入者がそっちの方面に逃げて行った。その重たいものはそいつかもしれない』

理事長『それを引き上げて来てほしい。大変なことだと思うけど、協力してくれる?』

梨子「は、はい!やってみます!」

ガチャ
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:06:08.06 ID:RJBzSfnv0
曜「・・・大した演技力だね!」

果南「黒焦げの女性の遺体・・・これが私って訳か・・・」

真姫『あなたは死んだ。果南』

真姫『ヤマト隊が派遣した一人で敵地に潜入させるほどの人間。奴らは貴方がヤマト隊のナンバーワンだと思うでしょうね』

曜「実際そうだしね!」

真姫『松浦果南が死んだ。これはヤマト隊にとって大きすぎるダメージになる。そう思うはずよ』

真姫『これで奴らの隙を作れるかもしれない』

果南「なるほど・・・」

真姫『・・・同時に、親鳥製薬はヤマト戦艦への監視を強めるでしょうね』

真姫『その状況であなたがのこのこヤマトに戻ったら・・・』

果南「・・・私は、どうすればいいですか?」

梨子「そこのボートがね・・・!指定された地点へ自動運転するよう設定されてる・・・」

真姫『ここから遠くの地。・・・今は分からないけど数週間前までは比較的安全だった場所よ』

果南「・・・・・・」

梨子「果南さん」

梨子「必ず迎えに行きます」

梨子「だからそれまで・・・どうか、元気で・・・!」

果南「梨子ちゃん・・・」
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:07:30.55 ID:RJBzSfnv0
果南「・・・行くよ」

梨子「果南さん!」

梨子「必ず・・・!迎えに行きますから!」

曜「大丈夫だよ。今までうまくやってきたでしょ?今回だって!」

果南「うん・・・!」

ブォォォオオオ

梨子「果南さん!」

果南「梨子・・・!」

梨子「必ず・・・!!」

果南「バイバイ!」

曜「果南ちゃーん!」

果南「・・・!」

ブォォォオオオ
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:08:16.61 ID:RJBzSfnv0
梨子「・・・いっちゃった・・・」

曜「うん・・・」

曜「私もそろそろ戻るよ」

梨子「うん。ありがとね」

曜「梨子ちゃん、頑張ってね!」

梨子「うん!任せて!」

曜「バイバーイ!」

カポッ バシャ

梨子「バイバイ・・・!」

梨子「・・・・・・」

梨子「・・・戻らなきゃ」
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:12:25.80 ID:RJBzSfnv0
・・・

親鳥製薬 社長室

ポーン

梨子「お待たせしました・・・!」

あやり「お疲れ様梨子ちゃん・・・!」

梨子「ことりさんありがとうございます・・・!はぁ、はぁ」

ドサッ

梨子「理事長さん、これが・・・」

理事長「ありがとう梨子ちゃん」

理事長「・・・・・・」

梨子「・・・窓」

花丸「侵入者がぶち破ったずら!なんか怖い顔の女の人で、でかくて、髪長くて、おっかなかったずら!」

花丸「でもことりさん凄いんだよ!あの凶悪犯を力で押さえつけてたずら!」

ルビィ「怖い・・・ルビィおトイレにいてよかったよぉ・・・」

善子「・・・!!」イライラ

ルビィ「善子ちゃん?」

善子「そいつ!絶対許せない!!こんなことしてただで済むとでも思ってないでしょうね!!」

梨子「善子ちゃん落ち着いて?犯人は、もう・・・」

善子「一発ぶん殴ってやるわよ!離してリリー!」

ルビィ「善子ちゃん落ち着いて!ダメだよ!」
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:13:45.95 ID:RJBzSfnv0
花丸「どうずら?りじちょーさん」

理事長「う〜ん・・・」

あやり「こんなに真っ黒焦げじゃあなぁ〜・・・」

理事長「・・・・・・」

あやり「・・・・・・」

花丸「ひっ!怖くて見れないずら〜〜」

梨子「今まで何度も川に出てますけど、人が浮いてるのなんて初めてでした・・・」

ルビィ「でも!もう悪者は死んだんですよね?もうここは安全なんですよね!?」

善子「次来たらこの私がぶっ飛ばしてやるわ!みんなを怯えさせて絶対に許せない!」

理事長「・・・・・・」

あやり「・・・・・・」コクッ

花丸「りじちょーさん?ことりさん?何かあったずら?」
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:14:46.07 ID:RJBzSfnv0
理事長「今回の件、不可解なことがあるのよね」

花丸「不可解なこと?」

理事長「ええ・・・」

理事長「・・・・・・」
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:16:21.58 ID:RJBzSfnv0
理事長「ルビィちゃん」

理事長「貴方は松浦果南が来た時、偶然おトイレに行ってたわね?」

ルビィ「はいっ!もしルビィが遭遇してたら・・・」

理事長「最寄りのトイレはここから3階下の27階。乗り継ぎなしのエレベーターで行くのが早いと何度も伝えているわ」

理事長「なのに貴方は毎回わざわざ非常階段で降りている。カメラの届かない、階段を使っている」

ルビィ「る・・・るルビィは方向音痴で・・・」

理事長「そうかしら?ここのエレベーターの構造は割と複雑よ?乗り継ぎ、一般用、役員用、初めての子は迷路に見えるでしょうね」

理事長「あなたの行動を見ててもこの『おトイレ』以外で迷っている様子が見えないの」

理事長「善子さんを外へ送った後、一般用エレベーターと役員用エレベーターを使ってのここへのショートカットルート」

理事長「すっかり慣れたわね?こんなに使いこなせるのに、どうして『おトイレ』だけはわざわざ階段を3階も降りるのかしら?」

理事長「社長室のエレベーターは専用のもの、待たずに乗れることは分かっているわよね?」

ルビィ「ルビィはその」

理事長「そして、その階段の移動が非常に長いのよね」

理事長「あなたがカメラの付かない階段から、27階のカメラに映るまでまでいつも10分以上」

理事長「29階の映像には映っていない。28階の変電室にはカメラが付いていないのだけど、ここに迷い込んだのかしら?」

理事長「変電室と言えば、見たことのないUSBが隠されるように置いてあったの。これは何かしらね?知ってる?」

ルビィ「あ・・・いや、、・・・あ・・・」
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:17:32.66 ID:RJBzSfnv0
あやり「花丸ちゃん」

あやり「果南ちゃんの侵入中、地下の研究室にいるって聞いたよ」

あやり「私が果南ちゃんとエレベーターでここに来た後、地下でまた侵入者を見つけたって言ったね」

あやり「あれは何だったのかな?侵入者なんていなかった」

花丸「あっ、、あの松浦果南と勘違いしたと思うずら」

あやり「そもそも、あの時地下の研究員さんたちはだぁれも花丸ちゃんのこと見てない」

あやり「社長室に着いた後、停電した時の花丸ちゃんの行動はとても不可解だった」

あやり「確かに暗くてなんにも見えなかったけどね、音は十分聞こえてたんだ」

あやり「花丸ちゃんは叫びながらゆっくり私の後方にヨタヨタ後ずさってた」

あやり「突然!足音は激しくなって私とぶつかった」

花丸「ま、マル、、その、あ、あの怖くなって」

あやり「ぶつかり方も、ただぶつかっただけじゃない」

あやり「両腕で一点に力を込めた上手なタックルだったよ。おかげで後肩がまだ痛いよ」
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:18:46.15 ID:RJBzSfnv0
理事長「梨子ちゃん」

理事長「貴方は釣りでみんなを笑顔にしたいって言ってたわね。なかなか釣れないみたいだけどいいことだと思う」

理事長「貴方に貸したボートの航海記録を見るとね、必ず同じ場所で止まっているのよ」

理事長「親鳥製薬と対角線上にジップラインが引かれてた、あの場所」

理事長「ねぇ、私は釣りの事よくわからないんだけど、どうして釣れないあの場所にこだわり続けたのかしら?」

梨子「き、、、き、きゅ今日こそは・・・って・・・」

理事長「それとあの大爆発した建物」

理事長「この辺の建物はすべてこちらで探索済みなのよ。あれだけの爆発が起こるような状態だったら必ず報告が上がるはず」

理事長「そして、今日。松浦果南が侵入してきた今日」

理事長「貴方は今日に限って釣りのスポットを変えたみたいね」

理事長「それも、ここ親鳥製薬からは建物で死角になる場所」

理事長「今日に限って今日こそはってならなかったこと、ジップライン、建物の爆発」

理事長「今日に限って釣りポイントを川下に変えたこと。運よくすぐに死体を回収できたこと」

理事長「これらはすべて偶然なの?ねぇ梨子ちゃん」

梨子「っ・・・!っ・・・!ゃ、ぃゃ、、っ・・・!」
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:20:44.58 ID:RJBzSfnv0
理事長「善子さん」

理事長「貴方の『儀式』・・・辛いわよね、毎日毎日・・・」

理事長「貴方の儀式を見ているとね、ある癖があることがわかったの」

理事長「左手を耳に添えること、そのかっこいいペンダントに向かって話しかけること、そしてセリフの度に、最後にこの口の動きをする」

理事長「『おー』『あー』」

善子「っっ・・・!!」

理事長「読唇術って知ってる?素人ながらやってみたのよ」

理事長「『あー』の発音の時、口を閉じた状態から発音する母音が『あ』の音」

理事長「やってみましょうか」

理事長「あ、か、さ、た、な、は、『ま』、や、ら、わ、が、ざ、だ、『ば』、『ぱ』」

理事長「すると、見えてきた」

理事長「無線は電話と違い聞くと送るを同時に行えない。自分の発言が終わった時にそれを知らせる言葉」

理事長「『オーバー』」

善子「ちゃ・・・ゃ・・・」

理事長「それが分かるとね、いろいろ理解できてきた」

理事長「締めの言葉は『アウト』」

理事長「ゾンビの前で儀式を行うのは、セリフを他人に聞かせないため」

理事長「ねぇ、善子さん?教えて頂戴?親に語り掛けると偽って誰かと無線を取っているの?」

善子「っ!・・・っ、ょ、、ょよヨハネよ!」

理事長「ふふ・・・ねぇ、『善子』さん」










理事長「あんまり大人を舐めるんじゃないわよ?」
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:21:49.61 ID:RJBzSfnv0
理事長「拷問部屋へ連れて行きなさい」

ガシッ!

善子「きゃっ!?な、何よ!離しなさいよ!!」

理事長「全て教えてもらいましょうか?あなたの生きる道はそれしかない」

理事長「ふふっ、普段クールな善子ちゃんのかわいい声。いっぱい聞かせてもらいましょうか」

善子「やめて!離して!助けてーーー!!!」

梨子「ぁっ!はっ、あっ!」

理事長「耐えれるかしらね。あんなにかわいい女の子が・・・」

理事長「まぁいいわ。もしあの子が耐えきれなくなっても・・・」

理事長「代わりはたくさんいる」

梨子「っっ!!」

花丸「ぁ・・!!」

ルビィ「ひっっ!!ひっひっ!!」

あやり「・・・・・・」
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:22:18.84 ID:RJBzSfnv0
・・・

・・

・

超ヤマト戦艦

真姫「あんじゅ、どう?」

連絡係「真姫さん・・・いいえ、まだ来ません・・・」

真姫「そう・・・」

千歌「真姫さん・・・それじゃあ・・・」

真姫「・・・通知を送って」

連絡係「はい!」

ツー ツー

ツー ツー

真姫「・・・・・・」

千歌「・・・・・・」

曜「でない・・・」

連絡係「ダメです・・・出ない・・・」
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:23:01.66 ID:RJBzSfnv0
千歌「真姫さん・・・」

真姫「・・・・・・」

千歌「ねぇ真姫さん!」

真姫「千歌・・・」

千歌「大丈夫ですよねみんな!ねぇ!みんな無事なんですよね!?」

真姫「・・・最悪の事態を、、想定するしかなさそうね・・・」

曜「最悪・・・の、事態・・・?」

真姫「・・・・・・良くて、殺されてるでしょうね」

千歌「・・・・・・っ」

曜「・・・・・・『良くて』?」

真姫「ええ。良くてよ」

真姫「ホントの最悪、生きてることすら後悔するような、最悪の拷問・・・」

真姫「きっとヤマト隊の情報は全部奴らに伝わったでしょうね。果南が生きてることも、二人の事も・・・」

ことり「真姫ちゃん・・・」

真姫「・・・・・・」
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:24:39.09 ID:RJBzSfnv0
・・・

親鳥製薬 拷問部屋

理事長「さぁ、装着完了よ善子さん」

右手の平を上向きに、各指に固定具がはめられる

指の第一関節と第二関節の丁度上部に、所詮コンパス程度の粗い針が妖しく光る

理事長「ここにぜんまいがあるでしょ?これを回すと・・・」

クリクリ

理事長「針が降りていく」

理事長「針は貴方の指に刺さっていくわ。最後には指を貫通する」

善子「なっ、な何よ!こんなのでこの私がビビると思ってるの!?」

理事長「焦りが見えるわね。当然よね、あなたもホントはただの女子高生」

理事長「ヤマト隊で何を聞かされたの?いいや、西木野真姫に何を聞かされたのかしら?」

善子「何の話よ!誰よそんなの知らない!」

理事長「とぼけるつもり?痛い思いをする前に全部話したほうがいいわよ?」

善子「だからそんなの知らないって言ってるの!さっさと放して!」

理事長「そう・・・そうか善子さん。貴方はもっと利口だと思ったんだけどね」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:26:14.01 ID:RJBzSfnv0
クリクリクリ

中指の針が降りてくる

善子「っ、ひっ!」

クリクリクリ

善子「まっ!待て待て待て!やめなさい!!」

理事長「指示できる立場かしら?」

善子「しらないのよホントに!!何もいうことはないの!!だって何も知らないんだから!!」

理事長「そうね。痛い思いをすれば思い出せるかしら?」

クリクリ ピトッ

善子「ひやっ!!知らない!!知らない知らない!!」

理事長「まだ痛くはないわね。もー少し進めてみましょうか」

クリ クリクリ

善子「いたっ・・・!知らないの!ホントに!!」

理事長「教えて善子さん。貴方達の目的、ヤマト隊の事、すべてを」
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:33:56.52 ID:RJBzSfnv0
善子「し、、知らない・・・!」

理事長「・・・・・・」

理事長「そう・・・」

クリクリ プシュ!!

善子「ああああああああ!!!!!!」

理事長「刺さった刺さった♪痛いわよね、普段こんなところ怪我しないものね?」

善子「いっっっつつつ!!いたいた!!」

理事長「さぁ教えて?ヤマト隊のこと」

善子「知らないって言ってるでしょこのクソババア!!」

理事長「そう」

ゴリゴリゴリ!!! ブスブス!!!

善子「ううぅぅああああああわかったわかた!!!全部話します!!お願い!!」

理事長「ホントかしら?」

ゴリゴリゴリ!!!

善子「あああ!!!はっはっはああああ!!!!」

善子「ヤマト隊です!!私たちはヤマト隊ですホントです!!!だから止めてお願い!!!」
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:35:10.11 ID:RJBzSfnv0
理事長「あ〜あ、痛そうね」

理事長「痛いわね善子さん。あぁ、血が溢れて来ちゃってる」

善子「やぁっ、やああぁぁぁ・・・!」

理事長「拭いてあげる、痛いわよね」フキフキ

理事長「さぁ教えて?」

善子「は、はいっ!あの、ヤマト隊で、私たちは、!」

善子「その、ここの、あの機密文書を盗むために潜入したんですっ!」

善子「それで、一人一人役割を持って、果南の支援をするためです!任務が成功するように!」

理事長「どんな任務なの?」

ゴリゴリ!!! ガチッ!!

善子「あああ!!!あうう!!!あああああ!!!!!」

理事長「硬い。もう骨に達したみたいね」

善子「いたい・・・・・・いたいやめてホントに・・・・・・」

理事長「痛いわよねわかる。辛いわよね、大変よね」

理事長「さぁ教えて?痛い思いをしたくないなら話すしかない」

理事長「お願いよ善子さん。貴方が全部教えてくれればそれで済む。全部教えて?」
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:36:07.60 ID:RJBzSfnv0
善子「あ・・・はい・・・はい全部話します・・・」

善子「真姫さんに指示されて・・・みんなでここに潜入したんです・・・」

善子「私が通信担当・・・リリーが外の仕事担当・・・ルビィが電力操作担当・・・」

善子「花丸は内部をかき回したり、失敗したときのフォローとかの担当・・・」

善子「それで、果南が潜入して、機密文書を盗む計画です・・・」

理事長「そう・・・今回は失敗しちゃったわね」

理事長「失敗したらどうする予定だったの?」

善子「わ、わからないんです・・・成功すると思って動いてたから・・・」

善子「花丸は失敗した時の事聞いてたみたいです・・・梨子も、何か知ってるみたいだった・・・」

善子「でも果南が死んで、もうダメなんです・・・!もう失敗してどうするかは聞いてないんです・・・!」

理事長「ふ〜ん・・・」

グリグリグリ!!!

善子「いやああああああ!!!!ああ!ああああああああ!!!」

理事長「嘘は良くないわね善子さん。ホントの事教えてって言ってるでしょ?」

グリグリ!!!!

善子「ぐりぐりやだ!!いたいいたいいたい!!!!」

善子「ぐりぐりやめて!!!いたぁああぁぁぁぁ・・・・・・!」
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 22:37:19.19 ID:RJBzSfnv0
理事長「教えて善子さん。松浦果南はホントは生きてて、次の計画ももう決まってるのよね?」

善子「いきてないです・・・!果南は死んだ!だからもうどうすればいいかわからないです!」

善子「絶対成功するって動いてたから!果南が死んだのは計画じゃなかったんです!!ホントです!!」

理事長「善子さん・・・」

理事長「まだわからないかしらね。嘘を付いたらどうなるのか」

善子「うそじゃない・・・」

善子「りじちょう・・・うそじゃないの・・・!」

善子「もうホントの事ぜんぶいったの!ぜんぶなの!もうむり・・・!!」

理事長「嘘を付くのがいけないのよ善子さん」

グッ!!!ガガガガッ!!!!

善子「あう!!?!!?あああああああああ!!!!!!!!!」

理事長「骨はやっぱり固いわね・・・!!」

グリグリグリ!!!メリメリメリ!!!

善子「あああぁぁぅぅあああああ!!!!!ホントだって!!!!あああああああ!!!!!!!」

理事長「そろ、、そろ・・・!!」

善子「いいっっっ!!!いいいぃぃぃぃああああああああ!!!!!!!!」

ゴリゴリ!!!ゴリゴリゴリ!!!

理事長「これで・・・!!!」

ブチュン!!!!!!!

善子「あああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
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