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【艦これ】鹿島「ひぃっ……! 」【安価・コンマ】
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/06/15(金) 00:17:44.96 ID:i/Md74EeO
提督「あ? 」
大淀「ですから、他所でおかしくされた鹿島をまともにするのが当面の任務です」
提督「ちょっと意味が分からない」
大淀「私だって分かりませんよこんな意味不明なの」
提督「はぁ? 」
大淀「断れるとでも? 」
提督「断りたいよ、それでも」
大淀「馬鹿? 」
提督「馬鹿で結構」
大淀「…………」
提督「…………」
大淀「…………兎に角! あなたの事情なんて知りませんし彼女が何をされたのかなんて知りたくもありませんが、
今から来る鹿島を取り敢えずは戦力になるようにしてください」
提督「……面倒い」
大淀「更生さえしてくれればあとはどうとでもしていいそうですよ。
大本営も軍令部も黙認です」
提督「…………」
大淀「…………」
提督「…………了解」
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/06/15(金) 00:21:55.97 ID:i/Md74EeO
…
………
……………
どうしたものだろうか。
どうせ断れない任務なのだし、日々の任務もローテで終わることだし。
暇を持て余しているこちらとしては暇潰しにも、或いはやり甲斐にもなる、任務。
おかしくなったやつの矯正だか更生だかなんてやったことがない。
カウンセラーでもないのにいい無茶振りだとは思うが……
もしかするとこの退屈で鬱屈した日々から離れることもできるかもしれないーーーー
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/06/15(金) 00:22:52.91 ID:i/Md74EeO
鹿島「お、おおお、お疲れ様ですぅ……鹿島ちゃ、着任致しますぅ……」
提督「お、おう……取り敢えず楽にしろよ」
…………単なるコミュ症だと思いたいところである。
下1
事情を訊くもよし、ただただ抱き締めるもよし。
飯でも振る舞ったっていいのだ、取り敢えず。
それとも服従を強いて……
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/06/15(金) 00:23:22.08 ID:rPAOxWF9O
とりあえず肉便器にしようか
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/06/15(金) 00:30:19.35 ID:i/Md74EeO
提督「…………」
鹿島「…………あ…………あ…………あっ…………の」
提督「…………ふむ」
要は、戦えるようにすればいいのだ。
この目の前で何某かに怯える人形が、我らが人類の敵を屠れるように。
戦いの中で磨耗したのか。
ーー或いは同胞の血飛沫に精神をやられたのかもしれない。
立場を盾に性的関係を無理強いされたのかもしれない。
ーーこんなにも肉らしい肉なんてそうは、いないだろう。
単に、こんな人格の不良品なのかもしれない。
ーーそれならば、俺色に染めてしまっても、構わないのではないだろうか。
鹿島「あのぅ…………あっ、やめてッ…………そんな目でわた、私を…………うぅ」
提督「…………」
下1
優しく接して堕としてしまっても構いません。
或いは暴力で屈服させても構いません。
何を持って彼女を肉の玩具にしてしまおうか……
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/06/15(金) 00:35:25.51 ID:SbycDq2So
とりあえずなで回す
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/06/15(金) 00:45:07.22 ID:i/Md74EeO
玩具とて、時に大事に扱うことはあるだろう。
幼児だってお気に入りの積み木や人形を邪険にはしまい。
まぁ……結局は理性など捨て去って投げ飛ばし、踏み付けることもあろうが。
提督「鹿島」
鹿島「! は、はいっ」
提督「おいで」
鹿島「ヤ……ヤ……です」
提督「…………お前の事情など知ったことか」
鹿島「ひいっ……」
一歩踏み出す度に身を強張らせ顔を引き攣らせ震えるその身のなんと、素晴らしいことか。
見目麗しい女が心を凍らせ深みに嵌ったその様のなんと甘美なことか。
これからどんなことが待ち受けるのか分からぬのに。
それでも感情の行く先だけは決めてかかったその愚かさは甘露とでも言おうか。
提督「…………怖がらなくていいさ」
鹿島「は、はいぃ……っ」
頭を撫でる、という行為は人を安心させるらしい。
まともな女であれば初対面の男に髪を触れられることに嫌悪感も抱こうが……
鹿島「…………ぁ」
提督「…………」
鹿島「んぅ……………………っ」
そもそもこの世の全てに怯えたような女には……逆説的に何某かの安心感すら与えるようである。
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/06/15(金) 00:49:25.03 ID:i/Md74EeO
鹿島「あ、あぁ……………………ん」
提督「…………」
数分間だったかそれとも十数分だったか。
棒立ちになった鹿島の頭を撫でに撫でて暫く。
強張っていた表情も幾分はまともな人間の女らしくなった。
怯えていた割には呆気ない気もするが……しかし
鹿島「……………………てい、とく、さん……? 」
提督「…………」
そろそろ、身体中撫で回してみてもいい気はする。
どうせ、彼女は本営にすらカウンセリングが必要と判断されたクズ鉄でしかないのだから。
下1
どうやら少しだけ警戒は解けたようです
このまま撫でに撫でてみても悪くはならないかもしれません
いや、趣向を変えて戸惑わせるのも或いは……
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/06/15(金) 00:54:06.71 ID:oGtS8d+Co
子供を寝かし付ける様にポンポンと背中を叩き続け、催眠術を掛けるかの如く、何を怯えているのか聞き出す
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/06/15(金) 00:59:33.91 ID:i/Md74EeO
鹿島「あ、あぁっ…………あのっ」
提督「…………何かな、鹿島」
鹿島「!ッ……ぅ」
そうだ、玩具と認識してしまうのは早計だ。
戦えるようにしろ、とは言われたが玩具では戦えるかどうかは分からない。
本当にただのクズ鉄になられてしまっては俺の首も飛ぶ。
優しく、優しく……心の深みを握って仕舞え。
絆されてしまっても構わない。けれど、これに弱みだけは見せてはならないのだ。
提督「言ってごらん……俺はお前の敵じゃないんだ」
鹿島「…………………」
提督「いや、言わなくてもいいが……うん」
鹿島「…………………」
提督「…………………俺はお前を仲間だと思ってる。
まぁ、今日会ったばかりの男を信用できないのも無理は無いが」
鹿島「…………………」
提督「それでも……人は、信頼してからが、関係の始まりじゃあ無いのか? 」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/06/15(金) 01:06:34.74 ID:i/Md74EeO
背中を優しく、努めて相手が優しく感じるように叩く。
暴力的な殴打でも無く、舐る様ないやらしさを含んだ愛撫でもない。
幼気な子供を眠りに誘う様に、安心して心を開いてしまえる様に。
何事もそう、何を目的にするにしても相手の事情が分からないことにはこちらの目的すら定まらないのだから。
提督「…………ゆっくりでもいいさ。お前のペースでいい」
鹿島「ぁ…………ヤ」
提督「嫌? ……鹿島は、何が嫌なんだ? 」
鹿島「…………」
提督「…………」
鹿島は黙っている。
立ち尽くした姿勢はそのままに、段々と前のめりに、俺が背中を叩きやすい様に。
それともそれは自分が安心できる何かを得る為の服従なのかもしれないが……
提督「…………お前は、悪くないんだよ、鹿島」
鹿島「! 」
提督「…………」
鹿島「…………わ、私ーーーー
ピンッ、と一瞬にして伸びた背。
それでもなお俯いたその顔がどんな色をしているのか、
それがどんな色彩を帯びていても、きっと俺にとっては楽しいことだろう……
背を叩く優しさは、いつの間にかーーーー
下1
彼女はどうも優しさというものに弱いのかもしれません
絆されたのか、騙されたのか
彼女は自らに起こった身の上を話そうとしています
さぁ、彼女が抱える忌まわしい記憶とは……?
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/06/15(金) 01:26:06.22 ID:oAp3rA5/O
前の鎮守府で輪姦されてた
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/06/15(金) 01:31:19.72 ID:i/Md74EeO
鹿島「わ、私……はっ」
提督「あぁ…………無理に話さなくてもいいんだぜ」
話すのも話さないのも、心を開くのも開かないのも。
ーーそれとも壊れた心を直してほしいと願うのも、自由だ。
俺からすれば、戦える様になって仕舞えばそれで構わない。
本営が考えている真意なんてものは知らないが、しかし。
職業軍人たる俺にとって、彼女は今の所その程度の意味しか持っていない。
鹿島「わ、わ、わ…………っ」
提督「…………おっと」
努めて優しく叩いていた手が振り払われた。
それまでは彼女の心に僅かでも触れることができていた様に感じていたのだが……
まぁ、振り払われたことで傷付く、なんてガキの遊びでもない。
彼女の心を覗けさえすれば当座の目標は達成といったところなのだ。
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/06/15(金) 01:40:11.73 ID:i/Md74EeO
鹿島「…………」
提督「…………ん? 」
鹿島「…………」
自らを優しく包み込む腕を振り払い、俺から遠去かった彼女は何を思うのか。
硬く握り締められた拳はそろそろ青白くなり始めている。
今ではその腕の震えは誰の目にも明らかだろう。
いや、そもそもこの場には俺と彼女しかいないのではあるが。
鹿島「…………男性なんて、皆嫌いです」
提督「うん? 」
鹿島「男性なんて……男なんて…………皆、皆皆死んで仕舞えばいいッ」
提督「…………ほう」
彼女に巣食う病巣が、分かった。
輪姦されたのだろう。そんなことはありふれた喜劇だ。
閉塞した軍内にあって見目麗しい女の数などたかが知れている。
ましてや外でマスコミに垂れ込みそうな一般の叩き上げ。
背後に家のあるお遊びの令嬢。
そんな見えた地雷に突っ込む等自暴自棄の阿呆しかおるまい。
だとすれば、充満した悪辣と欲望の矛先が向くのはいずれか。
即ち身寄りも無く、兵器としてすら不安定な肉袋しか、無い。
ハードな戦場に於ける切り札足り得る戦艦クラス。
戦況をひっくり返すことのできる潜水艦クラス。
そもそもからして戦闘を最初から変える空母クラス。
平時であればそれらの足下にも及ばない練巡クラスなどであれば……
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/06/15(金) 01:50:16.90 ID:i/Md74EeO
鹿島「私はッ! 私はあんなことの為に、生まれてきたわけじゃないッ」
肥え太った軍人に突っ込まれ。
肋骨の浮いた冷血漢に口腔を使われ。
優しい顔で近付いてきた官僚には尻穴が裂ける程弄ばれ。
手も口も秘処も後ろも、足や腋や、髪さえも汚された。
嫌と叫んでも止まらない抽送。
抉られ掘られ殴られながら汚液を注がれる悪夢。
泣いて許しを乞うても止まない悪鬼の暴力。
身体中どこにだってトラウマが焼き付いている。
どこを見ても、アレの記憶が蘇るのだ。
バシャバシャと” 修復材 ”を振り掛けられながら犯される女の気持ちが分かるのか。
処女でなければ愉しめないと笑う悪漢の為に、
数秒刻みで痛みに耐える感情が知りたいか。
鹿島「私はッ……私は、あなたみたいな人こそ、絶対に信用しないッ」
提督「…………」
下1
怨嗟は溢れれば止め処なく。
然りとて知らねば癒すことも、或いは塗り潰すこともできない。
優しく近付き手の触れる範囲に入ることができたのは過去の御蔭か、所為か。
彼女の過去を知り、それでもなお戦えと命ずる権利が俺には、ある
ーーどのようにこの肉便器を更生しようか
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/06/15(金) 01:55:03.49 ID:ZwGFu91WO
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