このスレッドは1000レスを超えています。もう書き込みはできません。次スレを建ててください

【安価・コンマ】女神「もう一度、青春を味わってみない?」 無職「んえ?」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

202 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/07(土) 18:25:08.53 ID:HN0TeBbV0



『猛る稲妻・兵士長』

性別 男
身長 178cm
体重 89kg
肉体的特徴 帯電している
オモテのカオ 考えは読めないが、何となく良い奴そう
ウラのカオ 悪を滅ぼす系男子
能力 霹靂の鎧

種族 人間

…………彼は覚悟を失った。その代わりに正義を得た。力を得た。彼の往く道に、敵は無し



『迸る性欲(命名無職)・団長』

性別 男
身長 176cm
体重 78kg
肉体的特徴 テカってる。黒く焼けており、肉体は隆々だ
オモテのカオ 変態
ウラのカオ 変態
能力 月光の套

種族 人間

…………彼はまぁ、失った。うん。どうしようもない変態だけども。あ、モテはするんすよ



『静謐なる・師匠』

性別 女
身長 175cm
体重 58kg
肉体的特徴 周囲すべてが間合いとでもいうような、威圧感を常に放っている
オモテのカオ 近寄りがたい師
ウラのカオ 弟子スキー 意外と人に甘い 
能力 内なる外殻者

種族 人間

…………彼女は守れなかった。目の前で無残に失った。だからこそ彼女は決意する。弟子の笑顔を、幸福を、守ってみせると



『解離性同一性障害・???』

性別 女
身長 142
体重 39
肉体的特徴 気配を見つけられない
身体的特徴 彼女の発する音がすべて無音になる
オモテのカオ(性格)目の前のなにもかもを殺す
ウラのカオ(素)もう一人を、守らなければいけない
能力 サイレント・アサシン 『黎明』『発展』『成熟』『落日』 

種族 人間

…………失うものがないのに、どうしてこうも悲しいのだろう? 教えてくれよ、もう一人の『私』


203 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/07(土) 18:35:53.78 ID:HN0TeBbV0
>>201 どっちでもおいしいので、オッケーです!!!!!


ということで、少し時間が空きます
再開は、ちょっとした小話(閑話のようなもの)からです

ではでは!!!!!!!!
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/07(土) 18:45:12.45 ID:R6K0inuYO
おつ!
ところで今後もキャラ安価はその都度やる感じ?
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/07(土) 19:49:37.17 ID:R49shhu5O
思ったんだけど、これ無職の能力で「そんな事はなかった」とか言っちゃったら台無しだよね
206 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/07(土) 19:59:08.84 ID:HN0TeBbV0
再開します

>>204 次章からは舞台が学園になりますので、めちゃくちゃ増えますし、その都度安価募集します(固定キャラ以外)
安価の形式は、範囲安価からのコンマ判定が良いんでしょうか??



酒場のおっちゃん「……お! よぉあんちゃんたち! 久しぶりだなぁ!」

団長「こっちもこっちで、繁盛してんなぁ」

酒場のおっちゃん「こちとら治安はさらに良くなるわ、首都のほうの『オーバーロード』様がさらに住みやすくしてくれるわ」

酒場のおっちゃん「これも、あんちゃんのおかげだぜ!」

兵士長「首都の大領主様でござるか……治安も、一概には某のみの手柄とは言えないでござる」

兵士長「あなた方の活気が、悪い気を追い払ってくれているのでござるよ」

酒場のおっちゃん「っかぁ! 照れくせぇなぁ! しょうがねぇ! つまみを一品タダにしてやる! ほら、座りな!」

団長「おお! マジかおっちゃん! 気が利くなぁ!!」

兵士長「……飲みすぎでござる。さっきまで団員と酒盛りしてたんじゃないでござるか?」

団長「あー? あいつらすぐ潰れちまってよぉ! やっぱ俺と対等に酒が飲めるのはお前だけだぜー!」ンチュー

兵士長「そんな趣味はないでござる。……おやっさん、えだまめとチャンジャ、それと、ビール二杯」

酒場のおっちゃん「あいよー! ちょいと待ってな!」

兵士長「……で、久しぶりに入港してきたかと思えば……今度は何を運んできたでござるか」

団長「…………『また』、だよ」

団長「また、大量の武器が入荷された。荷を見てみたが、ありゃ人を殺すためだけの武器だな」

兵士長「契約主は? 今回は相手の羽振りがいいと意気込んでいたでござるが」

団長「それは言えねぇ……って言うとこなんだが! もう言っちゃう!」

団長「……大領主、『オーバーロード』だよ。あいつの示した金額は、前金だけでも城が買えるぐらいだった」

兵士長「プライバシー(笑)…………ま、普通に考えるなら、裏で何か取引されているでござるね」

団長「だろうな。『秘匿』と『主従』……一度受けちまえば、もう断れない」

団長「やられたよ。その日に限って代理を走らせていたのが裏目に出た」

兵士長「……女癖が悪いからでござる」

団長「べべべべ別にナンパとかしてねぇしぃ!?」

兵士長「……まだなんも言ってないでござるよ」

酒場のおっちゃん「おいおい、色男は羨ましぃねぇ? あいよ、お待ち!」

兵士長「ああ、ありがとうでござる」

団長「ありがとー! 愛してるぜおっちゃーん」

酒場のおっちゃん「んなこと言って、なんも出ねーぞ! ……今回だけ酒も一杯タダにしてやる!」

酒場の客s「「「俺たちも愛してるぜー!!!!」」」

酒場のおっちゃん「うっせぇツケを許してるだけ感謝しろ! ……ったく、今回だけだぞ!!!」

酒場の客s「「「うぇーい!!!!」」」

兵士長「……この店の売り上げが気になってくるでござるな」

団長「まーまー、あいつらもあれでいて後日代金を倍にして払ったりするし、大丈夫だろ」

団長「それよりなぁ聞いてくれよぉ!! 今日行商人がなぁ―――」

207 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/07(土) 20:16:42.54 ID:HN0TeBbV0
>>205 しーっ! しーっ!



師匠「月夜がきれいだな……あの子らなら、もう寝ちまってるよ」

師匠「終始黙りっきりで、気味が悪かったぞ……『姉さん』」

女神「……やっぱ、貴女にはわかっちゃうものなのね」

女神「貴女苦手なのよ。なんかこう……ヌヴォーってしてるし、こわいし!!」

師匠「私が黒装束の男に能力を使った時、とっさに補助していたからすぐわかったよ」

師匠「姉さんの神気はわかりやすいからね……」

女神「普通は神気なんて読み取れないんだけどなぁ……ま、いいか」

女神「今は妖精の姿でも、大きくなってるから。いいお酒、用意してないの?」

師匠「…………」

女神「わ、悪かったから、そんな目で見ないでよ……」シュュュュ…

師匠「便利な能力。私にもできないかなぁ?」

女神「できちゃったら私の存在意義がなくなろがぃ……なんてね」

女神「はい。……異世界のお酒。口に合うといいんだけど」

師匠「へぇ、黄色くもなければ、赤くもない酒か。それでいて白ワインでもない……これは?」

女神「日本酒。銘柄はよくわからなかったけど、おいしいはずよ」

師匠「そうか……なら、乾杯だ」

女神「ええ」チンッ

師匠「…………」コクッ

女神「ね、おいしいでしょう?」

師匠「ああ、姉さんの好きそうな味がする」

女神「そりゃあ、好きなんだもの」

師匠「…………」

師匠「…………あの子、くれぐれも手綱を放さないようにね」

師匠「あの男はあまりにも……希望になりすぎる」

女神「…………そうね」

師匠「嫌いじゃないけどね、ああいう情熱的なのは」

女神「貴女今最大限の皮肉を放ったわよ。……それに、あげないからね」

師匠「その心意気なら大丈夫だろうさ」

師匠「……この酒、もっとないのかい?」

女神「ええ、まだまだあるわよ」



師匠「……それじゃあ、この先長いだろうこの国の物語、彼らの人生と」

女神「いつかの英雄に、乾杯―――」


208 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/07(土) 20:27:53.51 ID:HN0TeBbV0
んにゃあ地震。みなさん無事ですかね

忘れてた無職のステータス


身長180
体重72
身体的特徴、手先は器用
精神的特徴、頭は回るが定期的に甘いものを食べ続けないと思考が停止する


甘いもの設定どうしよう……まあ面白いときに発動します
茶店で甘味とってたしセーフセーフ
209 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/07(土) 20:53:51.22 ID:HN0TeBbV0

第二章 ―――開幕



無職「……あのなぁ、お前ら、違うベッドで寝てたはずだろ? ……なんで俺のベッドで、しかも一緒に寝てんだよ」

エルフ「あ……み、見つかっちゃったわね……」

行商人「え、えへへ〜……嘘でも『夫婦』っすから! ね、懇ろになるくらい、普通っす!」

無職(あの日はいろいろあって、そのまま寝ちまったんだが……)

無職(朝からハーレム? いやいやいや、暑いっての)

師匠「…………朝から幸せそうだな? 小僧」

無職(ひっ)

エルフ「ししし師匠!? いいいつからそこに!?」

師匠「お前が照れ照れと惚気ているところからだな」

エルフ「さ、最初っからじゃないですか!」

無職(……惚気てんのは否定しないのかよ)

師匠「……まぁいい、話がある。支度を済ませたなら降りてこい」

無職(……出ていったか……。朝一からあの人の顔を見るのはなんていうか、心臓に悪い)

無職(おかげで目が覚め―――ん)

エルフ「も、もう少しだけ」ギューー

行商人「そ、そうっす。もう少しだけっす」ギューー


無職(いい加減…………)


無職「起きろぉ―――!!!」
210 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/07(土) 21:11:41.24 ID:HN0TeBbV0


行商人「うー……もう少しぐらい楽し…………寝ていたかったっす」

エルフ「追い出すなんてひどいと思うわ」

無職「俺は着替えてたんだよ。それにあの人待たすと何言われるかわからんだろう」

エルフ「一緒に着替えてもいいのに」

無職(俺がぁ!!!! よくないの!!!!!)


行商人「おはよー……っす」

師匠「ん、思ったよりも早かったな……お楽しみは終わったのか?」

無職「冗談きついぜ」

エルフ「おはようございます、師匠。 朝ごはん、作りますね」

師匠「ああ、よろしく頼むよ…………」

行商人「あ、ウチのカバンに町で買った材料があるっす! 手伝うっすよ!」

エルフ「ほんと? じゃあ、そうね―――」


師匠「ハァ……」

無職「……疲れてるのか?」

師匠「ん、ああ……君の連れに遅くまで付き合わされたからね」

無職「俺の連れ?」

無職(俺の連れって……エルフも行商人もすぐに寝ちゃったしなぁ。誰のことだ?)

女神「むー! 私のことを忘れたのー!?」

無職「うぉ!? だ、だから俺の前に急に現れるなっての……ってか、久しぶりな気がする」

師匠「……姉さんは私に会うのを嫌がって息をひそめてたからね」

無職「へー……って姉ぇ!!?」

女神「んふふ、私の自慢の愚昧なのですよ!」

師匠「私の自慢のクソ姉だよ」

無職(うわーお。二人の間にバチバチと雷の幻覚が見えるぞー)

女神「まったく、失礼しちゃうな! 昨日は貴女が離してくれかったんじゃない」

師匠「……急に現れるのがいけないね。こっちだって積もる話があるんだ」

無職「…………まさか、女神に妹がいたとはな。ってことは、そっちも神様なのか?」

師匠「まさか。私はただの人間だよ。こっちが……化け物だっただけさ」

無職「え?」

女神「あー……古式の極大魔法をマシマシで使おうとしたら失敗しちゃってね?」

女神「現人神になっちゃったのよ」

無職「」

師匠「だからあの術式は穴があるって言ったのに」

女神「うるさいわねー! 貴女って直感で話すからよくわからないのよ!」

無職「」

無職(この姉にしてこの妹あり、か)

無職(天才しかいねぇなここ)
211 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/07(土) 21:26:55.72 ID:HN0TeBbV0


無職「そういや、話があるとかだったが、どんな話なんだ?」

師匠「……そうだな、お前に用があるんだし、話していいか」

無職「?」

師匠「これをお前にあげる……大事にするんだよ……?」

無職「これは……手紙? いや、高貴そうな……これは?」

師匠「推薦状さ」

師匠「ケルセニス学園宛ての、お前を推薦するものだよ」

無職「! …………これを、俺に?」

師匠「あとでサル兵士にもねだるといい……その推薦状を見れば、二つ返事で書いてくれるだろう」

師匠「学園にはいる気なんだろう?」

無職「ああ。ありがとう、恩に着るよ」

女神(んふー、ついに私が嘘つきじゃないって証明されたわね!!)

無職(いやそんなこと思ってないけど)

女神(自分の話……あとはそれを、締め切りまでにケルセニス学園の学園長に出せばいい)

女神(そのあとは軽い試験を受けるけど……それは私がサポートするから安心して)

無職(ふーん……締め切りっていつなんだ?)

女神(明日)

無職(へぇ明日)

無職「明日ぁ!!!???」

行商人「? ……どうしたっすか、無職さん」

エルフ「急に叫んだようだけど、何かあったの?」

無職「な、なんでもない……」

無職(そういやこいつ、人前にはあまり姿をさらさないんだよな)

女神(なんかコスプレ姿さらすみたいでちょっと……)

無職(じゃあその見た目やめろや)


師匠「出来たのかい、じゃあ朝食にするとしよう」

無職「ああ、俺も手伝うよ…………」
212 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/07(土) 22:00:09.04 ID:HN0TeBbV0



行商人「へー、無職さん学園に入学するつもりなんっすか」モグモグ

無職「まぁな……推薦状までもらっちまったし、それに前から入りたいと思ってたからなぁ」

エルフ「じゃあ私の後輩になるわけね!」

無職「行商人はどうするんだ、これから」

行商人「……ウチは商会に行って券を発行してもらうっす」

行商人「ケルセニスで市を開くっす! 無職さんやエルフっ子が来てくれると嬉しいっす!」

無職「そうか。ああ、絶対に行くよ」

エルフ「私も……日用品とかあると、楽かしらね?」

行商人「色々売るつもりっすよ! お二方なら安くするっす!」

無職「ハハハ商売上手め」

師匠「……その前にサル兵士のとこに行くことも忘れるなよ」

無職「もちろんそのつもりだ。部屋まで返してもらったしな、一宿の恩がある」

行商人「その上さらに恩を作ることになるっすけどね……」

師匠「ハン、あいつはそんなことにはこだわらないから安心しな」

女神(あの町を離れるのはちょっと名残惜しいわね)

無職(なんか思い入れがあるのか?)

女神(ごはんがおいしい)

無職(満喫してんじゃねぇよ)
213 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/07(土) 22:12:29.10 ID:HN0TeBbV0


無職(朝食をとった俺たちは、すぐに町のほうに戻ることになった)

師匠「また静かになるね……サル兵士にはよろしく言っておいてくれ」

エルフ「はい、師匠! ……って言っても、また戻ってきますけど」

行商人「あ! また私も一緒に来たいっす」

師匠「フン、勝手にしろ」

女神(あ、嬉しそう)

無職「今回はめちゃくちゃ手を貸してもらった……本当に感謝している」

無職「秘匿されるべき業……俺は、俺たちは、一緒に背負っていくよ」

師匠「小生意気に。……まあいいけどね。その言葉だけで、殴りたいほど惚気てる弟子がいるから」

エルフ「う、ううるさいです師匠!」

師匠「…………」

女神(落ち込んだわね)

無職「…………」
214 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/07(土) 22:20:45.52 ID:HN0TeBbV0


行商人「さようなら―――っす!!」

エルフ「では―――!」

無職「じゃあ、俺も―――」

師匠「待ちな」

無職「…………ん?」


師匠「……覚悟は、できてるんだろうね?」


無職「……ああ」

師匠「……なら、何も言うことはない。とっとと消えな」

女神(…………素直じゃない奴)

無職(…………?)

女神(なんでもなーいっ。ほら、置いていかれちゃうわよ)

無職(……はいはい)


師匠「……姉さん」


女神(…………)

無職(振り返ることは、ない)

師匠「じゃあね……」


女神(…………ふんっ!)

女神「―――また来てあげるわよ!」


215 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/07(土) 22:24:28.96 ID:HN0TeBbV0


今日はここまでっす! 安価無くてごめんね!!!!!
明日も、まぁまぁ多くかけるかも…………?

次回はたぶん、安価の数がものすごいかもしれない(ほんとたぶん)
ってことでいつもどおり、感想とか要望とか、質問とかそういったものを書き込んでね!!!!!!

自分のモチベーション維持にも繋がるからね!!!!!!!!!
では、おやすみなさい(……とりあえず、読み物として優秀なssをやりたいよ)
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/07(土) 22:27:08.24 ID:vTjQEVzwo
おつおつのー
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 08:22:22.39 ID:dwcGazIs0

2章に入って新たな出会いと別れになるか
どんな人物が登場するか楽しみだけど、行商人や師匠たちとも今後も交流したいな
218 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 11:16:24.80 ID:ZeJR3m4x0


再開します >>217 行動によっては交流も可能です(今後追加される自由行動の『その他(書き込み)』を選んでください)



兵士長「……ぐ、まさか夜が明けるまで付き合わされるとは……む」コンコン

兵士長「入るでござる」

無職「……よ、元気なさそうだな」

兵士長「ああ、其方らでござったか……友人に、潰されるまで飲まされたのでござるよ」

無職(おまえらちょっと飲みすぎとちゃう?)

女神(ここじゃあお酒は一種のコミュニケーションだから)

行商人「どもっす! 『ポルモル』は迷惑かけてなかったっすか?」

兵士長「ポルモル? あの連れていた『ケリュス』のことなら、おとなしくしてるでござる」

エルフ「…………? あ、あの馬小屋のほうにいた子?」

行商人「そうっす! ウチの数少ない相棒っすよ!」

兵士長「ハハハ、それであんなにしつけられていたのか。某たちの馬のほうが扱いが難しく……恥ずかしい限りである」

兵士長「さ、座るでござるよ…ケルセニスに、行くのでござろう?」

無職「……よくわかったな」
219 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 11:32:24.48 ID:ZeJR3m4x0
(安価がないけど、もう少し待っててください)



兵士長「……なるほど、そんなことが。あの師匠にも出会ってきたんでござるね?」

無職「まぁな。最初はおっかなびっくりだったが、意外といい奴そうだったな」

兵士長「山にこもるほどの人見知りでござるから。強く当たるのも彼女なりの会話でござる」

無職「…………ハハハ」

無職(正直そんな気はしていた)

兵士長「で、エルフ殿……もう、乗り越えたんでござるね?」

エルフ「ええ。みんな、受け入れてくれると……一緒に背負っていくと、言ってくれたから」

兵士長「……そうか。そうで、ござるか…………」

兵士長「なら、もう思い残すこともないでござるな。……行商人の子よ」

行商人「は、はいっす!」

兵士長「君は恵まれているでござる。もう二度と、あんな空っぽな笑顔は、浮かべないでござるな?」

行商人「もちろんっす! ……って、お見通しだったっすか」

兵士長「職業柄、裏を持つ者の顔はすぐわかるようになるでござるからね」

兵士長「……さて、某は無職殿の推薦状と、行商人殿の紹介宛ての手紙を書かなければいけないでござる」

兵士長「……それまで港に行ってるといいでござる」

行商人「え? な、なぜっすか?」

兵士長「―――君の幼馴染が、出港に取り掛かっているでござるよ」

220 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 11:48:23.68 ID:ZeJR3m4x0


団長「仕事を受けたからには最後までやり通すぞ! 次は魔の国だ! 気合い入れてけ!!」

乗組員s「「「うぉおおおおおおおおおおおお!!!!!」」」

無職(相変わらず暑苦しい連中だ。……魔の国っていうと、帝国とは反対側の大陸にある国だったな)

団長「よし! 傷一つ付けるなよ! ゆっくり運べ……んお! 行商人! ……と、お前もか…………」

無職「俺がいて悪かったな」

エルフ(あ、あの騒がしいのが本当に行商人さんの幼馴染なの?)

無職(俺もびっくりしたが、縁があるのは本当らしいぞ)

行商人「また遠くに行くっすか?」

団長「―――! な、なんだ行商人! 寂しいのならそう言え―――」

行商人「いやぜんぜん」

団長「…………」


乗組員s「団長も学習しねーなぁ」

乗組員s「他の女の子からはマジでもてるのにな。 童貞だけど」

団長「てめぇらぁ!! 余計なこと抜かすんじゃねぇ!!!」

乗組員s「「「ハハハハハ!!!!」」」

団長「ぐ……あの野郎ども、航海中に海に突き落としてや…………ん」

行商人「ぷっ、ふふふ! いつも通り騒がしいっすね、ここは!」

団長「…………!」

団長「そうだろ、これでも俺の率いる船団だからな! どうだ、向こうに行ってこないか? そうすりゃあいつらの士気も上がるからな!」

行商人「いいっすか!? じゃあちょっと行ってくるっす!」パタパタ…


団長「…………」

無職「…………」

エルフ「…………」

無職(きま、気まずい……! というか団長と同じ空間にいるのは、何かとまずい気がする!)

エルフ「ア、アハハ……わ、私も行商人さんのとこに行ってくるわ!」トコトコ…

無職(ぅおおおおい!!! 置いていくんじゃねぇ!)

無職「じゃ、じゃあ俺も―――」


団長「なあ」

無職「うひっ…………な、なんすか……?」


団長「―――ありがとう」

無職「…………」
221 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 11:54:47.08 ID:ZeJR3m4x0


団長「……何があったのかはわからないが、あいつの笑顔を、取り戻してくれたんだろ?」

無職「……頭を上げろって」

団長「久しぶりに見たんだ。行商人の心の底からの笑顔を……だから、ありがとう」

団長「そ、それに……お前は夫、なんだろ?」

無職「え」

団長「だ、だからまあ、お前には行商人を任せられるというか、お前が適任だというか……」

団長「俺のできなかったことを成し遂げちまう。あいつの隣が似合うのは、お前しかいないんだ」

団長「さすが、『夫婦』だなって……感じたよ…………」


無職「…………」


無職「団長……お前は……」


無職(団長に本当のことを…………>>安価↓)
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 12:03:18.78 ID:fR5uwZB6O
ここだけの話だけど、夫婦というのは行商人の方便だぞ
だけど行商人も悪気はないんだ。そのノリで迫ませれるのが苦手で、とっさに口について出たんだと思う。推測だけどな
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 12:04:49.53 ID:XJDNd08iO
団長とはいい友達になれそう
224 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 12:13:10.45 ID:ZeJR3m4x0


無職(嘘も方便だからね!!!!)

団長「な、では! お前と行商人は夫婦ではないというのか!!」

無職「あー……そうなるんじゃないんすかね」

団長「なななななら! お前に行商人が抱き着いた理由はなんだ!」ガシッ

無職「お、お前が怖かったんだろ。だー揺らすな揺らすな」グラグラ

団長「……お前には、その気はないんだな?」

団長「あいつに、こう、恋慕とか! 甘酸っぱい感情とか抱いていないんだな!」

無職(乙女かよ。……それにそれを決めるのは向こうだっつーに)

無職「さぁな。でも夫婦じゃないのは本当だぞ。……変に迫ることをやめればワンチャ―――」

団長「うぉおおおおおおおお!!! 行商人ぅぅううううううう!!!!」ズダダダダダ!


女神(…………嵐のような男ね、ホント)

無職(ごめん行商人。……まあ、何とかなるだろうな!!!!)

女神(貴方って意外と適当よね……)


無職(……俺たちもどっかまわるか―…………)

女神(うわ行商人ちゃんに丸投げしたわね…………あ、あそこの屋台行ってみたい―――)

無職(いやお前もかよ―――)




行商人「―――ちょっ、なぁっ!? ど、どういう……無職さぁぁぁぁん!!!!!!」


無職(…………悲鳴なんてキコエナーイキコエナーイ)

225 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 12:41:59.21 ID:ZeJR3m4x0



行商人「う……ぅぅ、ひどい目にあったっす〜…………」

無職「許せ」

行商人「薄情者ぉー! 許さないっす!」ギュー

無職(いやその困ったら抱き着くみたいな風潮何なの)

エルフ「……兵士長が待ってるわ、早く入りましょ―――キャッ」ガチャ

兵士長「―――ん、ああ、すまないでござる。ちょうど書き終えたころでござるよ」

無職「お、本当か。……すまんな、何から何まで、世話になる」

兵士長「…………ただ筆を滑らせるだけで、感謝されるような覚えはないでござる」

無職「…………そうか」


兵士長「このまま外まで送るでござるよ」

行商人「……んえ、もうっすか?」

兵士長「ポルモル、だったでござるか? 彼女も外で待たせているでござる」

兵士長「山を越えるのなら、まだ日の上り切っていないころから移動を開始したほうがいいでござろう」

無職(あのでっかい『ケリュス』、だっけ? あいつってメスだったのか……)

エルフ「……ありがとうございます」

女神(……締め切りまでに推薦状を提出しなきゃいけないしね)

無職(それもそうだな)

兵士長「……無職殿、やり残したことは、ないでござるか?」



無職(…………)

無職「…………>>安価↓」


226 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/07/08(日) 12:44:41.89 ID:8bDzLBO20
正直エロ・・・色々やりたいことは残ってるけどまた来た時にすればいい
227 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 12:58:33.51 ID:ZeJR3m4x0


無職(エッチなおねぇさんのお店とかあったもん!!!!!)

兵士長「……そうでござるか。また来た時には、ここを自由に使っていいでござるから」

無職「良いのか? お前の仕事部屋だろう」

兵士長「某の仕事部屋は外にござるよ。使わなきゃ、埃をかぶるだけでござる」

兵士長「それなら、誰かに使われたほうが良いに決まっているでござる」

行商人「無職さん、またコルミスに来るっすか!」

無職「……まだまだ回り切れてなかったからな」

行商人「えへへー、じゃあまた一緒に回らなきゃっすね!」

無職「…………なんでそうな―――うぉ」

行商人「この手を握って、約束してくれたっす! 『一緒に回ろう』って!」ギュ

無職(…………!! お、覚えてた……ってか聞こえてたのか! は、恥ずかしい!!!!)

エルフ「んなっ!? わ、私に内緒でそんな約束を……え?」

行商人「エルフっ子も、っすよ! 一緒に回るっす!」ギュー

エルフ「え、っと……その……あ、ありがとう///」


無職(……そういや、そんなことも言ってたっけな)

兵士長「……一昨日と比べると、ものすごく様変わりしているでござるな」

無職「成長、って言ってくれ」

兵士長「ククク、違いないでござる」


女神(……無職が、女たらしになっている…………!?)

無職(うっさい)


無職「じゃ、外に行くか―――」
228 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 13:17:33.58 ID:ZeJR3m4x0
ケリュスって動物は、毛がもっふもふなサイ見たいな体格のなんかだと思ってください(脳内保管で)



ポルモル「ブモー!」

行商人「おー愛しの我が相棒よ! 寂しくなかったっすかー? 大丈夫だったっすかー?」ギュー

無職「まだ二日空いただけだろうに」

無職(こいつの抱き着き癖はポルモルからきていたのか……)

兵士長「行商人殿、これを。……商会宛の手紙でござる。エルフ殿師匠のものと一緒に見せれば、連中はふざけた真似はしなくなるでござる」

行商人「あ、ありがとうっす! これで、行商人になれるっす!」

無職(安定の商会の嫌われ具合だ。……夢がついに叶うのか、本当によかったな)ポンポン

行商人「ぅ……頭を撫でられるのは嫌いじゃないっすけど、子ども扱いされているような気がするっす」ワシワシ

兵士長「ククク……それで、無職殿。頼まれていた推薦状と…………」

無職「ああ、ありがとう……って、これは?」

兵士長「丸腰じゃあ、試験の時に厳しいでござる。餞別のようなものだと、受け取ってほしいでござるよ」

エルフ「……すごい、これって…………」

無職「まさか…………」



この武器なーんだ! 好きな武器種(世界観を壊さないぐらいの)>>安価↓
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 13:20:42.66 ID:1ORog2t20
モーニングスター
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 13:22:05.94 ID:XJDNd08iO
わりかしまともに殺傷性があるの持ってくるの草
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 13:30:14.49 ID:SWd0XZhT0
ちょっと危険だけど振り回せばダメージ与えられるあたり素人向けやな・・・
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/07/08(日) 13:34:06.54 ID:8bDzLBO20
ハンマー系でも意外と使いこなすのが難しい高火力脳筋武装かw

まぁちょっと練習すれば下手な戦鎚より殺傷能力高いけど
233 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 13:37:11.23 ID:ZeJR3m4x0


無職「ブッ」

無職(いや馬上槍とか使ってる時点でうすうす感じてたけど……武器のセンスがなんか偏ってんねぇ!)

無職「見た目はいかついし……これは鎖で伸びるやつじゃなく、殴打部分と柄が直に繋がってるやつか」

無職(メイスのような見た目から、数本のトゲを生やした、殺すためだけの武器)

兵士長「……某の能力を付与しておいたでござる。柄の先を、地面にたたきつけてみるでござるよ」

無職(柄の先……って、こうか?―――うぉおおっ!!?)バチバチィッ!

行商人「なっ……雷撃……!?」

エルフ「た、帯電してる…………!?」

無職(振ると残像のように雷撃が後を追う。青色のスパーク……これが兵士長の能力なのか)

兵士長「……ククク、そうやって驚かれると、意外と良い気分になるでござるね」

兵士長「どんなものにでも通用するようにその武器を選んでござる。……暗い森の中では、たいまつ代わりに使うでござるよ」

女神(こ、こいつのギャグは笑えないわね……)

無職(武器選の感覚でなんとなくわかってたことでしょ!)

無職「ま、取り回しやすいし、俺みたいなやつになら最適だろう。感謝するよ」

兵士長「他にも、武器に『エンチャント』を施したい時は、某のとこに訪ねると良いでござる」

兵士長「武器には一個しかエンチャントできないでござるが……武器をいっぱい持てばいいだけでござるね」

無職「ん、わかった。そういう時にはお前に声をかけるよ。……執務室か、訓練場にいるんだろ?」

兵士長「そうでござる。コルミスに来た時には、声をかけてくれれば付与できるでござるよ」





―――殴打・刺突武器『モーニングスター』を獲得


―――アクション『エンチャント』追加
強大な能力を持つ人々は、エンチャントと呼ばれる技を扱うことができます
単純な攻撃力増加だけではなく、特定の種族に特攻を得ることができるようになります

『これは無理だろ……』っていうときは、いろいろなとこを散策してみるのもありかもしれません
なお、好感度が少なかったり、知り合って間もないころだとエンチャントはしてもらえません

人付き合いも大事だよ!


※自由行動ターンにて選択可能
ケルセニスからコルミスへ移動する場合、一日が経過するので注意
よく考えて、良く行動しましょう
234 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 13:47:58.88 ID:ZeJR3m4x0

イメージとしては、某狩人ゲーの『小さなトニトルス』みたく、一直線に雷撃を降らしてから、武器にエンチャントする感じ
―――『霹靂の祝福』……新しいエンチャントを付与するまではなくなりません 【竜・人・魔物特攻】


兵士長「エルフ殿」

エルフ「…………」

兵士長「…………いってらっしゃい、でござるよ」

エルフ「……ええ!」

無職「ああ、行ってくるよ。俺は今度から学生だぁ!!!」

行商人「いかついものぶら下げた学生ってそうそういないっすけどね……」

行商人「お世話になりましたっす! また来るっすよ、兵士長さん!」

兵士長「……執務室の掃除でもしながら、待っているでござる」


兵士長「ククク……また逢う日まで、でござるな」


無職(これまでも世話になったが、これからも世話になるだろう…………)

無職(うん、でもね?)



無職(この武器の存在感だけは、ちょっとすさまじすぎると思うの)


女神(ホーリーウォータースプリンクラーね)


無職(それ皮肉!)



…………。
……………………。
235 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 13:54:36.25 ID:ZeJR3m4x0


森林を通るたびに毎回起こる(確率)敵対、友好な存在との遭遇、コンマ判定の時間だオラァッ!!!!



99〜65 友好的な存在と出会う (情報が得られます)

64〜30 敵対的な存在と出会う (戦闘チュートリアル)

29〜1 あ! 誰かが襲われている! (上の両方。救助成功時にボーナス)

00 平和 (ケルセニスに着きます)


>>コンマ判定↓
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 13:55:02.52 ID:ECWRbTqb0
えい
237 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 14:01:00.78 ID:ZeJR3m4x0



ポルモル「―――ブモッ!?」キュピーン


行商人「と、止まるっす! ……囲まれてるっす」

エルフ「……! そうみたいね……数は、3……4……5体ってとこかしらね」

無職(え? なんでそんなニュータイプなの?)

無職「マジかよ。相手は、人か? それとも獣か?」

エルフ「? ……どう考えてもこの気配は―――」


???A・B・C・D・E「「「「「ガァアアアアアアアッッ!!!!」」」」」


行商人「『魔物』っすよ!」


無職(わかるかぁ!!!!!!)

女神(来るわよ! 私がサポートするから、気張りなさい!)



――― 戦闘、開始! ―――
238 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 14:09:46.43 ID:ZeJR3m4x0
(なんかソシャゲみたいな始まり方になってしまった)



行動順 
エルフ → 行商人 → 魔物(オオカミ) → 無職


女神(―――まったく、見てらんない!)

女神の補助魔法 『神聖』―――筋力、敏捷が大幅に上昇します!


行動順(再)

エルフ → 無職 → 行商人 → 魔物(オオカミ)



魔物B「グルルル……」

魔物B HP ―――200 弱点:不明(観察、またはほかのスキルが必要です)



エルフ「通させてもらうわよ」

エルフ HP ―――600

行動

1 風の魔法 攻撃力 50 【必中】

2 弓 攻撃力 100 ―――スキル『神の瞳、神の才能(弓)』 +100ダメージされます 

3 接近 攻撃力 50 ―――前線に出ることにより、注意を引き付けることができます


>>安価↓
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 14:11:20.45 ID:P/EDXJ6DO
240 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 14:16:12.01 ID:ZeJR3m4x0
(今回はこのまま進めますが、もしかしたら部位指定も追加されるかもしれない)



エルフ「…………ッ!」



命中・クリティカル判定!


99〜70 クリティカル! ダメージが二倍になります

69〜40 ヒット! 100のダメージ!

39〜1 クリティカル! ダメージが二倍になり、相手の行動順が遅れます

00 パーフェクトショット! ダメージが四倍になります!


>>コンマ判定↓
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 14:17:15.65 ID:ECWRbTqb0
えい
242 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 14:19:47.01 ID:ZeJR3m4x0


―――ヒット! スキルの効果により200ダメージ!



魔物Bの回避判定!


99〜80 回避成功

79〜01 回避失敗

00 反撃だ!


>>コンマ判定↓
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 14:22:11.74 ID:l+uXHxxW0
244 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 14:31:41.84 ID:ZeJR3m4x0


魔物B「ギャウンッ!」

エルフ「一匹仕留めたわ! あと四匹!」

無職「…………クソォ! やってやる!」


無職(一番近い奴……あの茶色っ毛のオオカミだな)



魔物C ―――HP 200


無職(チッ……悪く思うなよ!)

無職 ―――HP 500



行動 

1 殴打 ―――攻撃力 100 +刺突ボーナス&スキル【急所突き】&『神聖』により+200ダメージ + 状態異常【出血・遅延】付与

2 観察 ―――判定なし 相手の弱点を見破れる

3 『霹靂の祝福』 ―――攻撃力 150 範囲攻撃 その後武器の攻撃力が+50される ❕ 魔物特攻 さらに+50ダメージ

4 接近 ―――攻撃力 50 注意を引き付ける

5 回避特化 このターン、回避に徹する。 一戦闘一度限り


>>コンマ判定↓
245 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 14:35:35.38 ID:ZeJR3m4x0
コンマじゃない!!!>>再安価↓ (ごめんなさい!!!!!!)
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 14:37:09.01 ID:l+uXHxxW0
3
247 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 14:39:45.96 ID:ZeJR3m4x0


無職(この一直線に落ちる雷撃を最も効率的に使うために…………!)


コンマ判定(魔物たちが横に何体並んでいるか)


99〜65 三体

64〜30 二体

29〜01 一体

00 四体


>>コンマ判定↓
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 14:40:13.55 ID:ECWRbTqb0
えい
249 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 14:55:07.53 ID:ZeJR3m4x0


無職(…………二体!)

無職「食らえ!!!」

―――『エンチャント』による攻撃のため、回避不能

魔物C・D「―――ギャゥッ!!!」バチバチィッ!

無職(……一瞬で丸焦げかよ……えげつないな……)

無職「残り二体だ! さっさと片付けちまうぞ!」


魔物A「ガァァ…………!」

無職(なんだ? 様子がおかしいな?)



行商人「乗り越えると決めたっす! この力だって、守るためにも使えるっす!」


魔物E ―――HP 200



行商人「だから、力を貸してくださいっす……!」


行商人 ―――HP 600


行動 ―――女神(雷は魔物特攻だったわね)


1 擬似エンチャント ―――+50ダメージの付与を行う。一ターンで解ける。既エンチャントの武器には使えない 火・水・雷・風・土 から選ぶ。一行動で一人にしか付与ができない 『選択補助』

2 肉体補助 ―――筋力と敏捷にボーナス。全員に適用される 『全体補助』

3 自身強化 ―――筋力と敏捷に大幅なボーナス。自分にしか使用できない 『自己補助』

4 擬似エンチャント(火・水・雷・風・土)の腕 ―――攻撃力150 (選んだら属性も書いてね) 【出血】付与

5 接近 ―――攻撃力 50 相手を引き付ける


>>安価↓

250 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 15:02:52.24 ID:YbEmy+EcO
4 雷
251 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 15:09:02.10 ID:ZeJR3m4x0


行商人「纏え―――雷ッ!!」

無職(んなぁっ!? 自分の腕に雷をエンチャントした!?)


行商人「食らいやがれ……っす!」バチバチッ!


命中・クリティカル判定 ―――❕ 魔物特攻 +50ダメージ


99〜70 直撃! 相手のはらわたを灼き尽くす! ダメージ二倍

69〜40  雷は魔物に当たった! 150のダメージ!

39〜1 直撃! 相手のはらわたを灼き尽くす! ダメージ二倍

00 粉砕! ダメージ四倍 


>>コンマ判定↓
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 15:10:42.41 ID:P/EDXJ6DO
253 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 15:13:38.20 ID:ZeJR3m4x0



―――雷は命中した! 200のダメージ!



魔物E「グゥッ!!」


魔物Eの回避判定!


99〜80 回避成功

79〜01 回避失敗

00 反撃だ!


>>コンマ判定↓
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 15:14:31.79 ID:l+uXHxxW0
えい
255 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 15:27:38.28 ID:ZeJR3m4x0


魔物E「―――ッッ!!!!」バチンッ!

行商人「安らかに眠ってくださいっす……」シュゥゥゥ…

無職(ひ、悲鳴を上げる間もなく殺された……ぎょ、行商人って……やっぱちゅよい!)

エルフ「あと一匹よ! みんな、油断しないで―――」


魔物A「―――」

無職(…………! なんだ、この感じ……!?)

行商人「! 離れるっす! この魔物は―――!」


魔物A「ガァアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!」メキメキ

行商人「―――『ボス・モンスター』っす!」

エルフ「数倍に体躯が巨大化してる……気を抜かないで、来るわよ!」

無職「……冗談きついだろうがよ!」

女神(そんなこと言ってる場合じゃないわよ! ほら、武器をしっかり握って!)


魔物A「―――!」

無職「―――ッ!? しまった、前に出すぎてたか!?」

行商人「無職さん!」

エルフ「無職!」




魔物A『ボス・モンスター』―――HP 600
…………能力、『孤高の戦士』発動。敏捷、筋力、攻撃力が上昇します

相手―――『無職』 HP 500

魔物A「ガァアッ!!!」


行動選択 ―――狼牙 攻撃力 100 【出血・継続】付与



無職「クソが! 死んでられっか!」


無職の回避判定!


99〜50 回避成功

49〜01 回避失敗

00 反撃だ!


>>コンマ判定↓
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 15:29:53.66 ID:XJDNd08iO
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 15:29:54.78 ID:ECWRbTqb0
えい
258 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 15:37:36.66 ID:ZeJR3m4x0


無職「うぉあああああああああ!!!!」ゴロゴロ

魔物A「ガァ…………!」


エルフ「良くも…………」

エルフ「良くも、無職を狙ってくれたわね…………」スチャ

行商人「そうっすね……脳のない獣なら、処分しないとっす」バチィ!


魔物A「…………グゥ」

無職(ひえ……あの、人が変わってませんかね? ちょっと?)



エルフ「眉間を貫いてあげるわ」

魔物A ―――HP 600 強化【孤高の戦士】


エルフ ―――HP 600 状態【ぶち切れ】


行動


1 風の魔法 攻撃力 50 【必中】

2 弓 攻撃力 100 ―――スキル『神の瞳、神の才能(弓)』 +100ダメージされます 

3 接近 攻撃力 50 ―――前線に出ることにより、注意を引き付けることができます


>>安価↓


259 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 15:37:39.84 ID:u8PeuRbfO
ゾロ目ボーナスがほしくなる
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 15:39:08.40 ID:P/EDXJ6DO
261 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 15:39:16.10 ID:ZeJR3m4x0
>>259 確かにいいかもしれませんね

>>再安価↓
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 15:39:28.27 ID:P/EDXJ6DO
263 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 15:39:39.28 ID:ZeJR3m4x0
>>260でいきます
264 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 15:41:12.26 ID:ZeJR3m4x0


エルフ「…………アハッ」


命中・クリティカル判定!


99〜70 クリティカル! ダメージが二倍になります

69〜40 ヒット! 100のダメージ!

39〜1 クリティカル! ダメージが二倍になり、相手の行動順が遅れます

00 パーフェクトショット! ダメージが四倍になります!


>>コンマ判定↓
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 15:42:49.04 ID:ECWRbTqb0
えい
266 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 15:45:43.47 ID:ZeJR3m4x0


クリティカル! ダメージ二倍&遅延付与! +回避成功率が低下します!


魔物A「―――ッ!」



魔物Aの回避判定!

99〜70 回避成功!

69〜01 回避失敗!

00 一番近くの敵を襲う!(相手:無職)


>>コンマ判定↓
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 15:52:22.13 ID:XJDNd08iO
268 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 15:58:26.87 ID:ZeJR3m4x0


―――300のダメージ! 魔物Aの残りHP 300!

魔物A「ガァッ!!! ……グルルルル…………」

エルフ「仕留めそこなったわね…………ざんねん」

無職(……女の子が…………こわいです…………)



無職「っつっても俺だって死にたくねぇからなぁ!」

魔物A「…………」ポタポタ


無職 ―――HP 500

魔物A ―――HP 300


無職「恨まないでくれよ」バチバチ



行動 ―――女神(もう少しよ!)
 

1 殴打 ―――攻撃力 100 +刺突ボーナス&スキル【急所突き】&『神聖』により+200ダメージ + 状態異常【出血・遅延】付与 『霹靂の祝福』+50ダメージ

2 観察 ―――判定なし 相手の弱点を見破れる

3 接近 ―――攻撃力 50 注意を引き付ける 『霹靂の祝福』 +50ダメージ

4 回避特化 このターン、回避に徹する。 一戦闘一度限り


>>安価↓
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 15:59:57.39 ID:l+uXHxxW0
1
270 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 16:05:24.24 ID:ZeJR3m4x0


無職「…………ヂィ!」



命中・クリティカル判定 ―――【急所突き】により判定が緩くなります


99〜60 クリティカル! ダメージ二倍! (この二倍になるのは、攻撃力だけっす)

59〜45 ヒット! 100のダメージ!

44〜06 クリティカル! ダメージ二倍! 

00〜05 パーフェクトヒット! ダメージ四倍!


>>コンマ判定↓
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 16:07:26.51 ID:l+uXHxxW0
ぽい
272 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 16:14:31.45 ID:ZeJR3m4x0


魔物A「…………グゥァッ!」


魔物Aの回避判定 ―――エルフの矢で回避成功率低下!


99〜70 回避成功!

69〜01 回避失敗!

00 一番近くの敵を襲う!(相手:無職)


>>コンマ判定↓
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 16:15:26.07 ID:7o4Syr1L0
274 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 16:20:24.71 ID:ZeJR3m4x0


―――魔物Aに350のダメージ!


無職「うぉらあああああああああ!!!!」バチィッ!!

魔物A「ガァアアアアアアアアアアアア!!!!!!」ビリビリ


魔物A「ガ……ア…………」ドシン…


魔物Aの残りHP ―――ゼロ

魔物B・C・D・Eの残りHP ―――ゼロ


無職「ハァ、ハァ……お、終わったのか?」

女神(……みたいね、お疲れ様)

無職「よ、よっしゃぁ…………!」



――― 戦闘に勝利しました! ―――


275 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 16:32:12.55 ID:ZeJR3m4x0


戦績

味方(エルフ・行商人・無職)…………損害なし

―――完全勝利おめでとうございます!
能力値アップにボーナスが付与されます!


取得アイテム …………魔物の核x5 毛皮x10 謎の肉x10 魔物の爪x5 魔物の牙x5 レア!『孤高なる瞳』x2



※アイテムの使い道
『ケルセニス』やその他国の『錬金術施設』や『鍛冶場』などで薬の作成・武器の作成・強化ができるようになります
…………といっても、細かいとかは決めていないので、その場の流れで必要素材等を決めていきます

『バランスが悪い!』とかでしたら、言ってくださればある程度修正いたします

『面倒くさいぜよ!』って方は、売っても大丈夫です。資金で薬や武器も購入できます

あとは調整しながら追加していくかもしれません




無職・ザ・パラメータ


『筋力』D- → D+ 『頭脳』D- → D-

『コミュ力』D → D 『カリスマ』E+ → E+

『敏捷』D- → D

能力 言の葉 急所突き 回避特化 不屈の精神 観察 

NEW! …………『逃走』 一部の戦闘を、コンマ判定により無視することができるようになります(能力値上昇なし)



(っと、戦闘をやってみたんですけど、どうですかね?)

(ちらっと出たのでゾロ目ボーナスの追加はやりますが、他にも要望があったら言ってください)

(あと、見づらいとかわかりづらかったりとか、テンポが遅いとかは大丈夫ですかね?)

(続けます)
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 16:34:09.58 ID:l+uXHxxW0
命中・クリティカルと回避は一回の判定にまとめてもいいかも
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 16:41:01.96 ID:7o4Syr1L0

>>276と同じ意見です
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 16:45:36.20 ID:7o4Syr1L0
命中・クリティカルは下1、回避は下2コンマ判定みたいな
279 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 16:55:26.66 ID:ZeJR3m4x0
>>276 なるほど。ありがとうございます! 今度からはそうさせていただきますね!!



無職「う……ぐ、疲れた…………」

無職(急に襲われて……あー、無職なのに、肉体労働はきついっての……)

行商人「まさか『ボス・モンスター』が紛れ込んでいるとは思わなかったっす」

無職(ボス・モンスターって? あと補助ありがとうな)

女神(……どういたしまして。ボス・モンスターは……まあ、名前通りよ)

無職(通常より強くて、通常より良いアイテムを落として……ああ、そういやなんか巨大化してたっけな)

女神(大体合っているけど……一番の違いは、能力を持っていることかしらね)

無職(なるほど……そりゃどうりで、疲れるわけだ…………)

女神(なかなか良い動きができてたじゃない)

無職(お世辞はやめてくれ……お前の補助なしじゃ死んでたかもしれんのだから)

女神(ふ、ふふふ……そ、そう? そうよね、私は神様なんだものー!)


エルフ「……でも、丁度良かったのかしらね?」

無職「ん、丁度良かったって、襲撃がか?」

行商人「ああ、確かにそうっすよね……運が良かったかもっす」

エルフ「資金源を、調達しておかなきゃ……」シャキン

行商人「最初の売り物として、手に入れておかなきゃ……」シャキン

無職「…………」

無職「あの……一応お聞きしますが、そのナイフで、いったい何をする気でございましょうか」


エルフ「…………? 何を言ってるの? 魔物を倒したら……」

行商人「剥ぎ取るのが基本っすよ?」ザシュ

無職「」

エルフ「弱肉強食の世界なんだもの、これが摂理だわ」ザシュザシュ


無職「…………い……」




無職「いやああああああああああああああああああ―――!!!!」




…………。
……………………。
280 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 17:10:52.39 ID:ZeJR3m4x0


女神(女の子みたいな悲鳴あげちゃって……散々武器を振り回してたのに)

無職(か、解体はダメやて。あいつら爪行くから! こ……べりべりーって!)

女神(そんなもんじゃないかしら?)

無職(常識が通用しない)


行商人「…………あ! 見えてきたっすよ! 無職さん!」グイグイ

無職「んー? ……へぇ、こりゃあ…………」

エルフ「やっぱり、何度見てもすごいわね」


無職(まるで…………>>安価↓1〜3)



―――コンマで判定します(コルミスの時見たく混ぜることもあり。特徴とかいろいろ書いてね!!)

281 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 17:14:43.96 ID:GvqnSzgQO
人々か行き交い、活気がある往来に、風光明媚な街並み
中心には大きな時計塔が見える
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 17:17:58.37 ID:PoYs69vv0
周りに自然が多い
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 17:21:33.18 ID:S1RN1ijFO
街を俯瞰したけど……ネコ?
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 17:24:29.45 ID:P/EDXJ6DO
まるで城のような豪華な学舎に、多様な人々が行き交う校庭、図書館や研究棟など様々な施設も存在
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 17:25:51.74 ID:P/EDXJ6DO
学園でなくて、街の安価だったか
安価↓で
286 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 17:29:41.37 ID:ZeJR3m4x0
>>281〜284 全部混ぜよう!ヽ(゚∀。)ノ
正直どれも魅力的ずぎるがいけないんや…………俺は悪くねぇ!
287 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 17:53:31.85 ID:ZeJR3m4x0
(ネコ…………ネコってなんだ…………)



無職(自然と調和するように、壮観と思わせるような……これが、首都『ケルセニス』か)

無職(コルミスの時以上の活気だ……あの真ん中に立つ時計塔に向かって伸びる大通りは、人で埋め尽くされてる)

無職(……ん? いや、あれは……城と、時計塔が一緒になっているのか?)

無職「うっはぁ……相変わらず建国者は頭がおかしいな」

エルフ「……そうね、やっぱりあの学園の規模はおかしいと思うわ」

無職「学園?…………どこにあるんだ?」

エルフ「? ……ああ、あそこよあそこ。時計塔の直下、城みたいに広がる……あれが『ケルセニス学園』なの」

無職「…………は? え、待て待て待て……ありゃ、どう見ても城かなんかだろ?」

行商人「いえ、あれが学園っすよ! 確かに、大きすぎる気はするっすけどね」

無職(…………俺あそこに入学すんの?)

女神(ふふふ、グッドラック!)

無職()



エルフ「じゃあ、どうしましょうか…………」

行商人「無職さんの用事とウチの用事、どっちを済ませるっすか?」


無職(んー…………)


1 行商人の用事

2 無職の用事


>>安価↓
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 17:54:43.31 ID:PoYs69vv0
1
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 17:55:01.00 ID:P/EDXJ6DO
290 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 18:05:26.71 ID:ZeJR3m4x0


屋台のおっちゃんA「へいよ! コルミスから届いた新鮮魚介をふんだんに使ったシーフードパスタだ! 買っていかないかい?」

屋台のおっちゃんB「産地直送のケルミック牛のタン串だ! そこの道行くお人! 買っていかないか!?」

屋台のおっちゃんC「自然豊かなこのケルセニスで採れたての野菜たちだ! ほら、試食もしてるぞ!!」


無職「降りてくると本当に違うな…………喧騒も活気も、コルミスの比じゃねぇ」

行商人「だから人の流れが激しいんっすよ、この辺は! ウチがここで市を開こうとしたのも、それが理由っす!」

エルフ「最近じゃ、またいろんなものを取り入れたらしくて……この前より格段に活気だっているわ」

無職(大通り……から外れた道でもこれなんだからなぁ……確かに、『商業国』の名に恥じない都ってわけだ)

無職「え、っと……。商会っていうのは、この道をまっすぐ行った、あそこにそびえたっている建物のことでいいのか?」

ポルモル「ブモ!」

行商人「そうっす! 今度こそ認めてもらうっすよ!」


女神(…………ねぇ。なんか、ポルモルって意外と頭が良かったりしない? そんな気がするのだけど)

無職(そりゃ、敵の気配を感じ取るぐらいだしな)


エルフ「さ、急ぎましょうか―――」
291 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 18:30:39.25 ID:ZeJR3m4x0


少し時間が空きます
少々お待ちください。(質問等あれば書いておいてください。帰ってきたら返します)↓
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 19:09:27.00 ID:FE2OCpJoO
おつ!
多分来るだろう新キャラ安価に参加したいんだけど、どういう感じで決めるの?
↓1〜3の高コンマ?
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 19:17:52.00 ID:FN3EnnGrO
学園生徒とかなら一気に複数募集して、その中でスレ主さんが採用するのを選ぶのもいいかも
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 19:48:25.77 ID:XJDNd08iO
>>293かな、一章みたいに出てくる登場人物が少ないなら高コンマでって感じが良さそう
295 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 20:16:02.92 ID:ZeJR3m4x0
>>292>>294 たぶん十人ぐらい出す予定なんで……あと公平さを期すために高コンマっす(今のところは)
あ、固定キャラも出して行ったりするんで、総キャラはかなりいます。サブイベントも一杯増えるよ!(今回はダーク過ぎないようにする)

…………ということで、再開します。行商人の用事、『商会』が場面となっております。では!!


受付嬢「―――128番の方! 特定市の場所指定、査定はこちらで行っております!」

受付嬢「あ、はい、その件に関しては……少々お待ちください!」

無職「……外とはまた違った騒がしさだな」

行商人「最近、ここらへんが栄えてきたっすから。他国の商人たちが、こぞって券を発行してもらおうとここに来てるっすよ」

無職「がめついんだな」

行商人「商人っすから……それじゃあ、行ってくるっす。お二方はここで待っててほしいっす!」

エルフ「ええ。行ってらっしゃい」


無職「…………大丈夫、なのかぁ?」
296 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 20:37:16.40 ID:ZeJR3m4x0


行商人(こ、この前は話すら聞いてもらえなかったっすけど……今回は、おししょーと兵士長の手紙があるっす)

行商人(大丈夫……ウチは、大丈夫っす!)

行商人「…………あの!」

受付「……ああ? あの時のガキじゃねーか」

受付「まさか……また券を発行しに来たのか? ……無駄だ、帰れ帰れ。上の連中はお前を商人にする気は―――」

行商人「これを!」パサッ

受付「あ?」

行商人「静謐なる……それと、猛る稲妻のお二方の、紹介宛ての手紙っす」

受付「…………ちぃーと待ってろ」

行商人(…………)



受付「ガキ、これをどこで手に入れた?」

行商人「! ……プライバシーっすよ」

受付「……ああ、そうかよ。……チッ、上はこんな金の卵を野放しにしてやがったのか……」

行商人「え?」

受付「なんでもねぇ。こいつぁ本物だ。……門前払いされたガキが、英雄の証を持ってくるとはな」

受付「クハハ! こいつぁ面白れぇ!」

行商人「あ、あの……券を、発行―――」

受付「あー? ハッ、待ってろ。俺がこれをもって上に掛け合ってやる」

受付「まあ、許可されるまでは数日かかるが……大船に乗ったつもりでいればいい」

行商人「そ、それじゃあ! 券を発行してくれるっすか!」

受付「まぁな。『数日後にまた来い』……すぐには券は渡せないからな」

行商人「ありがとうっす! やっぱ受付さんは顔が怖いだけでやさしいっすね!」

受付「ああどういたしま…………は?」

行商人「こんなウチでも、顔を覚えててくれたっす!」

行商人「―――それじゃあ!」パタパタ…



無職「あ……券は発行してもらえたのか?」

行商人「……はいっす! 発行してもらえるっすよ!」

エルフ「本当に!? ついに、夢がかなうのね―――」



受付(……やっぱ、商人ってものはああやって真っすぐなほうがいい)

受付(俺なんか、商会の闇にもまれまくって、ひねくれた生き方しかできなくなったからな)

受付(ったく、この世界のどこに商人になるために英雄に手を貸してもらうやつがいるんだか)

受付(あの連中、大物になりそうだな……あのガキの店には、個人的に投資してやるか…………)



受付「…………マジで、あいつらもあいつらで手を貸すなって感じなんだがな、クハハ」

297 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 21:04:21.97 ID:ZeJR3m4x0



無職「さて、次は俺の用事を済ますわけなんだが…………」

無職(そびえたつ門、その先には時計塔、城のような学園、あとものすごい数の施設)

無職(門は解放されているが……ものすごく帰りたくなってくる)


???「いーち、にーい!」

???「おいお前ら―! しっかり腰入れろ腰!」

???「うぃー!」


無職(あ……昔の高校時代の嫌な思い出がよみがえってきそう)

無職(この……明るすぎる空間は、どうしても…………)

エルフ「じゃあ、行きましょ?」グイ

行商人「ウチも、この学校のことが気になるっすよ! 早く早く、っす!」グイグイ

無職(…………ま、あの時とは違って、一人じゃないからな)

女神(私だっているわよ!)

無職(はいはい…………)

無職「用があるのは学園長だからな……? 羽目を外しすぎて、試験すら受けさせてもらえない……なんて状況は嫌だぞ」

エルフ「そんな子供じゃないわ。……着いてきて、案内するから」

298 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 21:30:11.08 ID:ZeJR3m4x0


無職「外からでもかなりの大きさだったが、やはり内装も馬鹿にならないほどでかいな」

行商人「本当っす……本物の城を歩いてるみたいな気分っす」

エルフ「……この学園はね、毎年二十名以上が迷子になるという伝説があるの」

行商人「ひぇええええ、怖いっす!」ギューー

無職「だーきつくな抱き着くな。……毎年ってことは、エルフ、お前も迷ってたりもしたのか?」

エルフ「…………」

エルフ「…………関係ないわ」

女神(ああ…………迷ったのね)



行商人「ん……ここで行き止まりっすね」

無職「また……荘厳な扉だな。見るだけで気圧されそうだ」

エルフ「ここが、学園長の部屋よ。私が簡単に話を進めるから、来て」コンコンコンコン

エルフ「―――エルフです。この学園への入学志願者を連れてきました」

???「……はい。入ってください」

エルフ「……学園長は、その、変わり者だけど……大丈夫だから、安心してね」

無職「え」ギィ…


無職「あ、ども―――」

???「あ〜ん、エルフちゃんが人を連れてきたってぇ〜? びっくりよ〜!」

無職「んぁ!!!!????」

無職(っでぇ! へ、変な声出ちまった……)

無職(ちょぉ! なんで化粧したおっさんがおかま口調で話しかけてくるんだ!?)

女神(ここの学園長だから)

無職(……もしかして、俺だけがおかしかったり…………)

行商人「…………」パクパク

無職(やっぱ俺は正常だ)

学園長「あんら〜、これはこれは……いい男じゃな〜い?」ペロッ

無職(鳥肌!!!!!!)

???「うるせぇ」スパン!

学園長「い……っだぁ! 何すんのよぉ! んもう!」

???「『んもう!』じゃないです。もう少し自重してくださいこの性癖異常者変態野郎」

???「それで何人の男性志願者が逃げたと思ってるんですか、まったく」

???「……おっと、これは。自己紹介をしていませんでした」


秘書「私はこの変態の秘書を務めております、『秘書』でもなんでも、お好きに呼んでくださって構いません」

学園長「あーあ、化粧崩れちゃうじゃない。まぁいいわ、よく来たわね、エルフも、そこの君たちも」


秘書「…………ようこそ、ケルセニス学園へ―――」



299 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/08(日) 21:47:10.03 ID:ZeJR3m4x0
あ、固定キャラっすこの人たち
なんかキャラ濃ッッッッッッ! と思ったら大抵固定キャラです、ごめんね



秘書「どうぞ、お茶です。遠路はるばる、ご苦労様でした」

無職「あ、ああ……ありがとうございます…………」

無職(なんか……こういう真っすぐな厚意がむず痒いというかなんというか)

学園長「で〜? この学園に用があってきたの〜? それとも〜……ア・タ―――ギャアアッ!! ちょっ、いたっ、痛いってば!」

秘書「あらすみません。汚れが落ちないかと思って」

学園長「『アタシ』と『タワシ』でかけてきてんじゃないわよ。ぜんぜん面白くないし」

無職(ハ、ハハ…………なんだこの人ら)

行商人(えっと、面白いような……怖いような……?)

エルフ(なんか……ごめんなさい。あれが学園長なの)

秘書「チッ、うるさいハエですね」

学園長「……あの子ったらホント辛辣なんだから。生徒には甘いのに」

学園長「それで、入学志願者なんでしょ? それならこのまま手続きを済ませちゃうけど」

無職「あ、ああ……その前に、これを」

学園長「手紙〜? あらぁ、まさか一目惚れでラブレター? んもう試験で贔屓しちゃ―――」

秘書「貴方に限ってそれはありません。そうでなくとも―――」

学園長「……秘書」

秘書「…………はい、なんでしょうか」

学園長「これは……本物かしら」

秘書「? …………んなっ! これは、英雄の…………!」

学園長「やっぱり、本物だったのね。 山にこもったり、港で兵士をやってるとか聞いてたけど……」

学園長「会ってきたのね。……それで、これをもらったってこと…………?」

秘書「貴方は…………いったい、何者なんですか?」

秘書「英雄から推薦されるなんて、普通はあり得ません! あなたはいったい……!」


無職「俺は…………」


無職「俺は、>>安価↓ …………って、だけだ」

300 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 21:54:37.25 ID:S1RN1ijFO
重荷を一人に押し付けられなかった
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 21:55:27.37 ID:SWd0XZhT0
運がよかった
597.73 KB Speed:0.4   VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む

スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)