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【安価・コンマ】女神「もう一度、青春を味わってみない?」 無職「んえ?」

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484 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 18:45:27.10 ID:c2Rob2ZLO
181cmで45kg……BMI13.7!?
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 18:45:47.90 ID:nqu1VQgn0
イケメンといったら大抵は男になるしセーフ
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 18:46:29.86 ID:JYRiOUMc0
追加がありなら「身体能力は非常に高く、喧嘩に強い。また女にモテてファンもいるらしい」で
487 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/12(木) 19:03:29.57 ID:WjO5g/kY0
相変わらず魅力的だぁ…………今回は>>478を選択します
追記:>>486 あとから気づいたけど……これはこれで大丈夫な、はず!(希望)



陸上部「やあ! どうしたんだい? 部活動の見学?」

無職「あ、いや、……た、ただの、散歩っす……」

無職(……あーまぶし。これが俗にいう陽キャラってやつなのか、リア充オーラがすさまじい)

陸上部「君は確か……最近この辺をうろついていた不審者だね?」

無職「ふしっ……心外だな、俺はこれでも真っ当な人間だぞ」

無職「そっちこそ、良いのか、俺に構ってて」


陸上部女子s「「「…………」」」ジー

無職「お熱い視線を受けてますけども。俺まで溶かす気かジェントルメン」

陸上部「ハハハ、今は休憩中だからね、安心してくれていいよ」

無職(そういう問題じゃないんだが)

無職「……ホント、お前みたいなイケメンに限ってその地位を楽しまんのよな」

陸上部「彼女たちは……魅力的だよ、とっても」

無職「そんな興味のなさそうな目で言われてもな」

無職(あーやだやだ。そういうそっけない態度が女の子を誘惑させるんだ。イケメン、爆発しろッッッッッ!!!)

陸上部「……君はなんだか、退屈しなさそうな生き方をしそうだからね」

陸上部「興味が……湧いてきたんだ……」

無職(ちょ!? お前まさかそっちの趣味かよ!)

無職(髪をかき上げながら、セクシーな鎖骨に汗をきらめかせて……バックにバラの幻覚が見えそうだ)


陸上部女子s「「「……!」」」キャー!

無職(そしてお前らもそっちかよ!!!)

陸上部「……どうして、少しずつ僕から下がっていくんだい」

無職「ハハハお気になさらず」

無職(なるほど。学園長も気に入りそうな優男だ。いやもうお気に入りかも……オエー)


顧問「おーいお前らー! 次はダッシュ二十本だ! はやく集合しろー!」

陸上部「おっと、もう行かなくては」

陸上部「…………あ、そうだ! 君、名前は?」

無職「無職だ」

陸上部「そうか、無職。……この学園に受かったら、陸上部にもう一度来ておくれよ!」

陸上部「入ってくるなら、歓迎するからさ!」



無職「……ああ、考えとくよ―――」




※『部活動』……入学後、範囲安価を取りその安価の部活動に入部します
筋力や敏捷等、部活動によってはステータスが向上します。(地球にはない奴でもそれっぽかったらありにするかも)
なお、入らないという選択肢はない。だからといって、必ず部活動に赴かなければいけないということでもありませんが
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 19:05:54.18 ID:JYRiOUMc0
イメージ的にはカヲル君系で書いたけど、それっぽくって何より
安価↓ 
489 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/12(木) 19:09:10.36 ID:WjO5g/kY0


無職(……そういえば、誰かと約束してたような…………?)



無職(まあいい。……んー、どこに行くか)




>>安価↓




―――残り体力6 ■■■■■■□□□□ …………黄昏時に、世界は色を変えていく(ラスト一か所)




1 学園を散策してみるか (既存キャラとランダムエンカウント)

2 特別棟のほうにでも行ってみるか (キャラ安価&『薬剤研究』チュートリアル発生)

3 エルフのいる寮に行ってみるか

4 その他学園の施設にでも行ってみようか (それっぽいのを書き込み。もしかしたらキャラ安価があるかもしれない)

5 ケルセニスを回ってみようか (新しい選択肢が出て、それでまた安価を取ります)

490 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 19:10:13.93 ID:mm0I2/ZX0
3
491 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/12(木) 19:23:06.22 ID:WjO5g/kY0


無職(んー……特に行く宛てもないからってここに来たが)

無職(そもそも中に入れやしないんだしな……だからといってここでうろうろするのもそれはそれでまずいし)

無職(……部屋に帰るか…………って、お)

巫女「……あ、後輩くん! 奇遇だね……どうしたの、何か用事があったりする?」

無職「……ああ、巫女っちか」

巫女「巫女っち!?」

無職「冗談だよ、先輩。……特に理由もないが、エルフと会おうかと思ってさ」

巫女「エルフと? ……秘密の会合ってやつ?」

無職「ちゃーうちゃう。本当になんの理由もなく立ち寄ったんだが、ここでふと男子禁制だったことを思い出してな」

無職「今から帰るところなんだよ」

巫女「帰っちゃうの?」

無職「そりゃあな。変な噂を広められたくないし―――」

巫女「私なら、案内できるよ?」

無職「え」

巫女「…………」スッ

巫女「ちょっとしたおまじない。少しだけ、目を閉じてて―――」

492 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/12(木) 19:43:05.22 ID:WjO5g/kY0


無職「ほ、ホントに気づかれてない…………」

無職(おまじない、というのを先輩が使ったらしいのだが、それというもの、なんと気配がなくなるものだそうな)

無職(半信半疑で先輩に手を引かれ廊下を歩いていたが、本当に誰も俺に気づかなかった)

巫女「でしょー? 私だってこれぐらいのことはできるからね!」

無職(思ったけど、これ、気配どころか存在自体認識外に追いやってたりしない?)

無職「というか、手を握る必要はあるのか?」

巫女「! そ、それはね……おまじないっていうのが、私と触れ合っている人にしか効かなくて」

巫女「が、我慢してくれると嬉しいかな……」

無職(少しだけ汗ばんでるように思えるのは……俺か、先輩か)

無職「このおまじないって、先輩にも適用されてるのか?」

巫女「うん。だから周りから見れば私たちはいないも同然なんだよ」

無職(そいつは……末恐ろしいな。俺だったらえろえろ悪用しちゃう)

無職(まあ……エルフから聞いた限りには、この人は悪用しない人だとは思えるが)


巫女「ん、着いたよ」

無職「お、おお……行けるもんなんだな、このおまじないってやつ」

巫女「……もっと褒めてもいいんだよ?」

無職「ハハハ、遠慮しとく」

巫女「ふーん。あっそ。…………手、放しちゃおっかなー」

無職「ひぇ」

巫女「うそうそ、冗談! ふふふ、じゃあ、中に入ろう?」ガチャ


巫女「エルフ! 後輩くん連れてきたけど……ってあれ?」

無職「……いないのか?」

巫女「うーん? おっかしいなぁ、さっきまでいたのに……ってあれなんだろ」

無職(……置手紙?)


『おばあちゃんのところに行ってきます。夜までには戻るから、ごめんね、待っててね』


無職「おばあちゃん?」

巫女「あー、いつものか」

無職「いつも……その『おばあちゃん』とやらのところに行ってるのか?」

巫女「そうだよ。いつもは夕方前ぐらいに森のほうに行っちゃうから……丁度この時間にはいないね」

無職「……! あー、なるほど、そうか」

無職(エルフは師匠のところに行ってるのか。……タイミング間違えたかもな)

巫女「えっと、ごめんね? つい忘れちゃってて……どうする?」

巫女「帰っちゃうなら、寮の外まで案内するけど…………」


無職(正直まだ時間が潰したりないから先輩でもいいんだが……どうするかな)


無職「…………>>安価↓」
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 19:44:03.88 ID:JYRiOUMc0
時間があるなら巫女っちのこと知りたいな
494 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/12(木) 20:13:48.51 ID:WjO5g/kY0


巫女「……巫女っちはやめてよ。なんか……くすぐったい」

無職「そんなことを言われるともっと言いたくなる……で、教えてくれるのか?」

巫女「……目を輝かして聞くことでもないと思うけどなぁ……後輩くんは、何が聞きたいの?」


無職「えっと、そうだな…………>>安価↓とか」
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 20:16:02.85 ID:jKVMwJZRO
無難に趣味や得意なこととか?
安価↓
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 20:16:52.24 ID:3flIugqe0
巫女の故郷について
497 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/12(木) 20:46:54.31 ID:WjO5g/kY0

巫女「私の、故郷……?」

無職「ああ、ちょっと気になってな」

無職(エルフから聞いたが、先輩は巫女だ。それにあの柔道のような武術は、どことなく日本との縁を感じさせる)

巫女「いいけど……んーっと、どこから話そうかな。……あ、私の故郷は『ケルロゥ』って国でね?」

巫女「この大陸から海を挟んだ、ずーっと遠いほうにある小さな国なの」

無職「それはつまり……エリケッシュや魔の国とはまた違った大陸ってことか」

巫女「どちらかというと『島国』みたいなところだけどね」

巫女「ケルセニスとは違って、レンガよりも木造の建築物、絵の具で描く画よりも、水墨画とか、墨で書く文字とか……そういう伝統がいっぱいある国だよ」

無職(マジで日本だなこれ)

無職「先輩の武術も、そこで?」

巫女「うん。うちの家系は代々神に仕えるっていう血筋で、心・技・体を鍛えるために、小さいころからおじいちゃんに習ってたんだ」

巫女「私みたいな女性は『巫女』として。男が生まれたら、『巫覡』として」

巫女「他にも『宮司』や『禰宜』、『権禰宜』っていう神職にも就く人がいるかな」

無職「へぇ……由緒ある家系なんだな。うらやましいよ」


巫女「……ありがとうね、そういってくれて。でも、私は……そうじゃないよ」

無職「え?」

巫女「いやに、なっちゃったんだ。伝統を守れ、だとか。この武術も、習いたくて習いたかったわけじゃないから」

無職「…………」

巫女「巫女になれるのはほんの一握りなのに、それを捨ててここまで来て」

巫女「……巫女って肩書だけの、ただそれだけの女の子」

巫女「縛られればそれだけ、自由になりたい……って、思っちゃったんだ」


無職「…………」

無職「…………わかる」

巫女「……え」

無職「わかるぞその気持ち! 確かに、生まれた時から好きなことができないってのはつらいよな!」

巫女「え、え……?」

巫女「でも、ダメだよ……こんな半端じゃ―――」

無職「半端で何が悪いんだか」

巫女「…………」

無職「俺が分かったような口を利くのは、癇に障るだろうが……誰も、完璧なんて求めてないんじゃないか?」

巫女「で、でも……朝から晩まで、ずっとずっと……!」

無職「……由緒ある家系なんだろ?」

無職「そこから出たのが、落ちこぼれだって知ったなら、人生辛いことばかりになるだろう」

無職「だがしかーし! 最初だけ辛いのであっても、その先もずっとつらいなんて『絶対』はない!」

巫女「…………」

無職「今は楽しめば良いんだよ。そういう盛りだろう、今は」

巫女「……不思議な人なんだね、後輩くんって」

無職「フハハそうだろう! 惚れてくれても構わない!」

巫女「ふふふ、そうだね! 今を楽しんで、また国に戻るよ!」


巫女「……その時はさ、一緒に、来てよね」

無職「ああ、約束だ。……気になるしな、先輩のちょっとエッチな巫女服姿―――っていだだだぁ―――!」
498 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/12(木) 20:53:39.01 ID:WjO5g/kY0


巫女「―――じゃあね! 今日はありがとう!」

無職「またな、先輩」

巫女「うん! また今度声をかけてくれたら部屋に案内するから」

巫女「ふ、二人きりでも……文句言わないでよね?」

無職「分かってる分かってる。それじゃあ、また今度!」




無職『―――わかるぞその気持ち! 確かに、生まれた時から好きなことができないってのはつらいよな!』


無職『―――そこから出たのが、落ちこぼれだって知ったなら、人生辛いことばかりになるだろう』


無職『―――だがしかーし! 最初だけ辛いのであっても、その先もずっとつらいなんて『絶対』はない!』



無職「……ハ、ハハ……どの口が、ほざいてるんだか」

無職「どこまでも……傲慢で、救いようがねぇよなぁ……」

無職「ハハ…………」



無職「クソ……どうしてこうも、胸が締め付けられるんだ……っ!」





――― 自由行動ターンが、終了いたしました ―――
499 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/12(木) 21:03:47.19 ID:WjO5g/kY0



無職・ザ・パラメータ


『筋力』D+ → D+ 『頭脳』D- → D

『コミュ力』D → D+ 『カリスマ』E+ → D

『敏捷』D → D

能力 言の葉 急所突き 回避特化 不屈の精神 観察  逃走

NEW! 『アイススパイク』……槍のような形状の氷を打ち出す。だがある程度形や殺傷性を調節することができる(【遅延・冷気】付与)


アイテム 『回復薬(E)』……HP100回復



(あ、時間を飛ばす前に安価取ったキャラたちのステータスを載せます。忘れないためにもね↓)
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 21:07:21.17 ID:mm0I2/ZX0
風紀委員
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 21:08:35.57 ID:wqLHEQVDO
図書委員
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 21:09:02.51 ID:nqu1VQgn0
いや、今まで安価で採用されたってことでしょ
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 21:14:14.00 ID:wqLHEQVDO
失礼しました
504 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/12(木) 21:15:04.05 ID:WjO5g/kY0


『図書委員』

性別 女
身長 152センチ
体重 47キロ
肉体的特徴 青みがかったロングストレートをポニーテールにしてる 胸は大きい 
オモテのカオ(性格)引っ込み思案で、いつも下を向いているいじめられっ娘タイプ
ウラのカオ(素)一度決めたことには必ずやり抜こうとする強い信念の持ち主
能力 氷魔法と闇魔法
狼人のワンエイス
元々はとある魔法使いの下で育てられていたが、兄弟子にその魔法使いを殺されその兄弟子を倒すために学園に入学し、様々な魔術所が手に入る図書委員になった

…………氷のように冷たく、闇は深い。光を当ててしまえば、たちまち溶けてしまうのだろう


『牛人』

性別 男
身長 220cm
体重 145kg
肉体的特徴 太っちょ、黒ぶち眼鏡、頭頂部の毛が鳥の巣になってる
オモテのカオ(性格) のんびり屋
ウラのカオ(素) ウラ?なにそれ美味しいの?
能力 探しものを必ず見つけ出す事が出来る

牛の亜人のハーフ

…………意外と頼りなるアイツ。家の鍵を無くした時には牛人のところへゴー!!!!


『巫女』

性別 女性

身長 155cm
体重 49kg
肉体的特徴 薄い紫髪のツインテール。目も紫色で着やせしやすいタイプ(つまり、隠れ巨乳)
身体的特徴 ひ弱そうに見えで祖国の格闘術(柔道に近いもの)を習っていて見た目より強い
オモテのカオ(性格)明るく元気で純粋な少女。世話焼きで家事全般が得意。 ほんの少しだけ天然が入っていたりする
ウラのカオ(素)基本的にオモテのカオと変わらないが真っ直ぐで真面目なために人に話さずに自分の中にため込んでしまう
能力 占術式という占い魔法や祖国の陰陽五行魔法(火、水、土、木、金の5つ)が使える

『人間』で、この国から海から隔てた遠い島国(平安時代あたりの日本に似た感じ)からやってきた留学生
祖国では巫女さんをやっている(本名:ミコト・カンナヅキ。祖国では神無月美琴)

…………彼女には、『わだかまり』がある。見つけろ、そしてそれを取り除け


『薬師』

性別 女
身長 172
体重 49
肉体的特徴 黒の短髪のおっぱいがついてるイケメン。妖しく光る赤い瞳がチャームポイント。
オモテのカオ すぐにウブな人(老若男女構わず)をオトそうとするナンパ気質。
ウラのカオ いざ攻められると弱い。自分がどう思われているのか不安な心配性。
能力 特になし。薬についての知識が豊富。ちょっとした情報通。

戦いはできないが気前よく色んな情報を教えてくれる。ただし世間話程度ではあるが。

…………『後で来るって言ったのに。せっかく疲れに効く薬を用意したのに。もう!』


(続きます↓)
505 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/12(木) 21:25:26.23 ID:WjO5g/kY0


『風紀委員』

性別 女
身長 175
体重 75
肉体的特徴 ネコ耳一対エルフ耳一対計四つの耳とドラゴンの尻尾、光の加減次第でどんな色にも見える髪の普乳
オモテのカオ(性格) 臆病で気弱、振り切れたネガティブ
ウラのカオ(素) 箱入り娘もびっくりなコッテコテの恋愛脳、妄想暴走恋乙女
能力 悪意や害意に対し超敏感、視界の外であろうと邪な意思を抱かれれば察知できる。そして逃げられる

親の顔も知らない孤児、明かに真っ当な人間じゃない見た目のため迫害されてきた。そしてそれを非常に気にしている
そのせいで自分を守ってくれる人を求め続け色々こじらせためんどくさい女、発症してないだけのメンヘラ予備軍
逃げる事に特化した能力と暴力から逃げ続けた実績で逃亡力とサバイバル技術だけは非常に高い

…………痛みを知り、悪意を知り、恐怖を知る。だが彼女は、『愛』を知らなかった




『美化委員』

性別 女性

身長 160cm
体重 53kg
肉体的特徴 髪は金色ストレート、ロングのおさげ髪。細身に見えて鍛えられた体をしている。そしてきょにゅー
身体的特徴 とても身軽で器用。神出鬼没でいつの間にか現れたりする。
オモテのカオ(性格) いつも元気で快活、前向き。常に丁寧な言葉で人に接する。
お茶が大好きで自分でブレンドしたお茶を淹れた水筒を持ち歩いており、仲の良い人に勧めたりしている。たまに手作りお菓子もくれる。
嘘がスッゴい苦手(一発でバレるレベル)。けどジョークは好き
ウラのカオ(素)努力家で誠実。包容力高い。
能力 医術や道具作成技術、回復や浄化など水属性の魔術にある程度通じている。また魔術と体術を活かした護衛や偵察が得意。

うっすら精霊の血が混じった人間

ケルセニスが起こる当初から街に尽力してきた家系の末裔。
今では中堅程度の家となっているが、なお街のために細々と尽くしている。その家系を誇りに思いつつも、自分の生き方を模索しながらなんでも好奇心を持ちながらいろいろと勉強や経験をしている最中

…………モテるけど、高貴すぎて彼氏いない歴=年齢を更新中。実はですわ口調の妹がいるらしい



『陸上部』

性別 男

身長181cm
体重45kg近く
肉体的特徴 白髪で優男系イケメン。細身だと思われがちだがそうでもない
オモテのカオ 何を考えているかわからないマイペースで馴れ馴れしい。女受けはいいが、男に声をかけることが多いためホモ扱いされやすい
ウラのカオ 興味があるものには積極的に関わるが逆に持たないものにはドライ
能力 黒く丸い空間を作りだして、別の場所をつなげる。簡単に言えばワープホール
制限などはなく自由に作れるらしい。謎なところが多い

イケメンの謎が多い少年。種族は一応、人間らしいが魔人の血も流れているらしい。

…………『陸上部半端ないって! めっちゃバラの幻影見えるもん!!!! ありゃガチだって!!!!(無職)』




(薬師以外、みんな同学年。一個上の先輩です。ってことでちょっとした小話を挟んでから試験にまで飛ばします)
506 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/12(木) 21:40:53.82 ID:WjO5g/kY0


女A「―――キモイんだよ!」バンッ

図書委員「…………っ」

女B「うっわぁ〜急に着飾りだしてなぁにコイツって感じ!」

女C「もしかして、男でもできたんじゃないの〜!?」

女A「こんな奴の彼氏なんて、たかが知れてるっしょ!」

女s「「「きゃははははははは!!!」」」

図書委員「そん、な……弟子くんを、悪く―――っ!?」

女C「うるせぇんだけど、あと雑巾くせぇ」グリグリ

女B「あ〜あ、ほんっと気持ち悪い。あんなかび臭い図書館ごと、早くどっかきえちゃってよ」

図書委員「…………」

女A「は〜? 今度は無視? ……っざけんなよ、アマ!」バキッ

図書委員「っ! ……ぅ……ぅぅ…………」

女B「ねー早く行こうよ〜! 先輩たちもう来ちゃってるって〜!」

女A「命拾いしたんだ、良かったわね、運が良くて」

女C「じゃ、こんな奴放っておいて、出発しんこーう!」



図書委員「…………くん」

図書委員「弟子くん、弟子くん、弟子くん…………弟子くん……っ」

図書委員「弟子、くん……痛いよ……怖いよ……弟子くんっ……!」



巫女(―――ごめんなさい)

巫女(見捨てて、ごめんなさい)

巫女(ごめんなさい、ごめんなさい……怖いの、足が、動かないの……っ!)

巫女(見捨ててばかりで、ごめんなさい。手を差し伸べられなくて、ごめんなさい)

巫女(…………神様、私は、どうしようもない、弱虫です)


巫女(…………ごめんなさい)




―――サブイベント『弱者と、ろくでなし』が追加されました
…………次回の自由行動ターンにて、選択してください
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 21:43:34.95 ID:nqu1VQgn0
牛人仕事しろ
508 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/12(木) 21:50:56.52 ID:WjO5g/kY0



薬師「……結局、来ないんだ。良いもんね、もう無職の名前なんて忘れたから!」ツーン

薬師「でも、本当に、疲れを取るだけだったのかな?」

薬師「き、気にしないほうが良さそうだね…………」

???「……どうした、生娘のような表情を浮かべおって」カランカラン

薬師「きっ!? ……へ、変なこと言わないでよ、『おばあちゃん』」

魔女「クヒヒ、外で評判を聞いてみたが、立派に店番で来てるじゃないかえ」

薬師「……んーん、おばあちゃんほどじゃないよ。お客さんを見ただけでどんな薬が必要か―とか全然わからないし」

魔女「ヒッヒッヒッ! まだまだ先は長いようだねぇ」

魔女「―――おっと、そうだ。こんなものが届いていたぞよ」

薬師「手紙?」



魔女「……ケルセニス学園の、試験日について、だそうじゃ」

509 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/12(木) 21:54:30.69 ID:WjO5g/kY0


(ってわけで今回はここまでです。キリがいいからね!!!)

(次回はケルセニス学園の試験から。固定キャラもキャラ安価もどんどん増えます)

(……感想とか、欲しいな!!)

(要望もあったら書いてください)

(では!!!!!! おやすみなすぁい!!!!!!)
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 21:58:03.62 ID:jKVMwJZRO

薬師の約束っていつしたっけ?
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 22:00:48.80 ID:wqLHEQVDO
乙でした
薬師の約束は>>421の部分だったのでしょうか?間違ってたらすみません
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 22:01:18.28 ID:BS6B6greO
乙です

今度また買いに行くよとは言ってたね
次回自由行動限定とは思ってなかった
513 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/12(木) 22:04:11.53 ID:WjO5g/kY0
(次はもっとわかりやすいように書きます。>>421の部分だったけどあほみたいにわかりづらかった、ごめんね!!!!!!)

(あと乙ありがとう!!!! 今度こそおやすみナス!!!!!!!!!!!)
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 22:04:56.34 ID:3flIugqe0
乙です
読者から募集したキャラをうまく個性を出して表現しているのは凄いと思います
どんな試験が行われるのか次も期待してます
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 22:08:31.88 ID:JYRiOUMc0
「今度」とは言ったけど、「次の日」は言ってないから。それに自由行動限定とは全く思わなかったし……
今後のために詳しく質問しておく?
516 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/13(金) 18:09:10.66 ID:OcT/GoCz0


(はい。再開……の前に、『ミニイベント』の追加のお話をば)


※『ミニイベント』……達成義務もなければ、それといってデメリットもないイベントのこと
場所、期日、目標等々、分かりやすく記し次回の自由行動をお助けします


(これでわかりやすくなるはず!! っというかごめんね!!!!)

(あとミニイベントは原則自由行動ターンにて選択してください)


(再開します)
517 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/13(金) 18:33:09.00 ID:OcT/GoCz0



司会「―――さぁさぁ来ました毎年恒例のケルセニス学園試験……『一対一の模擬戦闘』を称した熱きバトル!」

司会「相手が先輩だろうが同級生になるだろう相手だろうがお構いなし!」

司会「今年の合格者は一体だれか!? 志願者たちの表情を見よ! 彼らは戦士だ、誇り高き獣たちだ!!」


司会「―――『第一回戦』、開幕だぁぁぁああああああああ!!!!」

「「「「うぉおおおおおおおおおお!!!!!」」」


無職「」

無職(…………なんだ、これ)


青年「ハハ……まさか先輩と一回戦からぶち当たるとは思っていませんでしたよ」

金髪の男「フフ……これも、運命、だろうさッ!!!」シュッ!

青年「―――ッ!」

司会「繰り広げられる接戦の数々! やはりこの時だけは興奮を抑えきれなぁぁい!!!」ワァァァァアアアア!!




無職(俺は……俺は、ただの模擬戦闘と聞いてここに来たはずだ)

無職(いやいやうん。そりゃ試験だし、地球とはそれはそれはまた違ったものだろうなぁと……)

無職「……これただの大会じゃねーか!」

秘書「? これを知っていて志願したのではなかったのですか?」

無職「ああ秘書さん。……いやね、もっとこう、ほんわかしてるもんだと思ってたんだけど」

無職「想像以上に血気盛ん殺伐チックで僕ちんもう吐きそう」

秘書「……まぁ、街おこしも兼ねてやっていますから、派手なのも仕方ありませんよ」

無職「まさかこんなにギャラリーがいるとはな……注目を浴びるのは苦手だってのに」



無職(……今日が試験の期日ってことで、俺は秘書さんに案内されるまま、この学園内でも一際大きめな施設へと来た)

無職(ここが闘技場でもなければ、俺はもっとワクワクを感じていたんだろうが…………)

無職「……というかそもそも。この試験、自分よりはるかに強い奴と当たったらどうしようもなくないか?」

無職「実技を見る……ってのはあそこに座ってるいかにもな連中のことだろうが、すぐ終わったらそれも出来んだろ」

秘書「そこについては安心していいですよ。彼らには実力ごとのブロックで戦ってもらっていますから」

秘書「E・D・C・B・Aと試験のブロックを分けています」

秘書「それに、圧倒的な差がついた勝負を見ても、観客は喜ばないでしょう?」

無職(観客って言ったぞおい)

無職「……それを聞いて、少しは安心したよ。俺のブロックって、どこなんだ?」

無職(ちょ、ちょっと期待を込めてCぐらいだと、やる気出るかなぁ、なんて)


秘書「Aです」

無職「…………ん?」

秘書「午後より始まるブロック、Aですね」

無職「は? いや、いやいや待ってちょっと待ってウェェェェェイツ!!! あ、もしかして一番弱いブロック?」

秘書「面白いことを言うんですね? 強い方ばかりですよ」

無職「」

518 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/13(金) 18:48:53.22 ID:OcT/GoCz0


無職(ちょ、ちょっと集合)

女神(ん〜……? ふぁぁ……なにぃ?)

無職(寝てんじゃねぇよおはよう! お前、この試験内容について知ってたのか?)

女神(……んぇ、このまったくもって無駄に熱い試験のこと? 当たり前じゃない)

無職(じゃあ教えてくれよ!!!)

女神(あ)

女神(…………)

無職(…………)

女神(てへ?)コツン

無職()ピキピキ


女神(……まぁいいじゃない。私だってサポートしてあげるし、『言葉』の力だってあるんだから)

無職(使う前にやられたらアウトだろうが。それにこれは実技を見る審査だぞ? 言葉の力って、意味不明なだけじゃないか)

無職(ほら、見ろ。魔法やら自分の持つ武器やらで戦いを繰り広げてる)

無職(ああもしないと、試験官の目には留まらないんだろ)

女神(んー……そうねぇ……正直、貴方がAブロックってことに驚きなのよね。これは本当に予想外だったわ)

無職(あの、お聞きしますが……Aブロックってどんぐらいヤバイ?)

女神(人にもよるけど国が傾くわよ)

無職(…………)

女神(もしかしたら……招待状が、効きすぎたのかもね)

無職(そうだとしたら、俺にはこれ以上ないぐらいの期待が乗ってるってことになるわけで……?)

女神(……まぁ、この大会で一番盛り上がること間違いなしね)

無職(冗談……キツイっての…………)



司会「―――数々の声援を受けた志願者たちが下がっていきます! 次は―――」



秘書「……あ、次の対戦ですよ。男性の志願者と……あれは……」

無職「…………! あの人は……>>安価↓!」(既存キャラ。この学園の生徒でお願いします)

519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 18:50:50.78 ID:E5DkykIS0
美化委員
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 18:50:53.00 ID:FHkPbaGMO
陸上部
521 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/13(金) 19:10:09.29 ID:OcT/GoCz0



美化委員「ふふふ、ごきげんよう、志願者さん」

司会「ななななんと―――ッ!!!! この学園一『踏んでほしい異性』の美化委員ちゃんだぁあああああああ!!!」

「「「「ふぉおおおおおおおお!!!!」」」」

美化委員「…………」

美化委員(それはセクハラというものではないでしょうか)

対戦相手A「……よろしくお願いします、先輩。手加減は、致しません」

美化委員(すごい気迫です……構えは東洋のものでしょうか?)

美化委員「……そんなに熱い視線を送られると、照れてしまいます」

対戦相手A「…………っ!?」

美化委員(ぶれましたね)


司会「では―――開戦だぁぁあああああああ!!!」

対戦相手A「―――シッ!!!!」ヒュン!

司会「素早い刺突……しかぁし!」

美化委員「踏み込みが足りませんよ」サッ

対戦相手A「なっ!? …………くっ!」ボゥ

美化委員(炎……なるほど、火と剣の魔法剣士の方でしたか)

美化委員(隙を作ろうとせず、ですがそれでも機会を窺える……ふふ、悪手ですよ?)


美化委員「『水よ、龍と化せ』」ドゴォオオオン!!

対戦相手A「ッ!? ガァアアアアアアアアッ!!!」

司会「おおっと、開始早々、『水龍』を使ったぁ―――! これは短期決戦を狙っているのか―――なッ!?」


美化委員「『咲き乱れて、終を知り―――』」


美化委員「『儚き命とともに枯れ逝きなさい』」パァァァアアアン!!!


司会「…………ま、まさかの『新魔法』!! 美化委員ちゃんは成長していた―――ッ!!!」ビィィィイイ!

司会「! これは相手選手の『ダウンアラーム』! 対戦相手の戦闘不能が確認されました!!」


司会「この勝負、美化委員ちゃんの勝利だぁぁぁあああ―――!!!!」

「「「「うぉおおおおおおおおおおお!!!!」」」」



美化委員「私相手に距離を取れば、痛い目に遭ってしまいますよ―――?」クスクス


522 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/13(金) 19:16:58.25 ID:OcT/GoCz0


無職「」

無職(まず最初に対戦相手の男のほうが剣をついたと思ったら、美化委員がそれを難なくかわし―――)

無職(その後、地面から水の龍が飛び出してきたかと思ったら……対戦相手にかみつきそのまま宙へ)

無職(包み込むような水球になった後、水が爆縮し、はじけ飛んだ)

無職(気づけば対戦相手は負けていた……何を言ってるのか自分でもわからん)

無職(というかあの人戦えたのかよぉ!)

無職(あれで一番弱いブロックとかもう帰りたいあばばばばば)


女神(……詠唱魔法ね)

無職(んお? なんそれ)

女神(魔法書とかで習うような具現化されたものじゃなくて、詠唱して臨機応変に戦う魔法のこと)

女神(型がないけど、その分扱いは難しいはずだし。……あの子、もしかしなくとも天才?)

無職(……もう、やだぁ…………)




秘書「…………次ですよ、見ないのですか?」

無職「いや、見るよ見る。…………次は>>安価↓か」(既存キャラでこの学園の生徒のみ。既出キャラなし)

523 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 19:17:36.36 ID:1PhDtpTZ0
図書委員
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 19:17:36.48 ID:c5cNbs230
牛人
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 19:17:56.43 ID:fauGBkqDO
風紀委員
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 19:20:08.86 ID:+xdBuQGXO
美化委員ちゃん、強者オーラ出しておきながら一番弱いブロックなのか……
527 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/13(金) 19:43:59.72 ID:OcT/GoCz0
司会「―――と、Eブロックの一回戦は終了しました! 次はDブロックの一回せ―――おやぁ!!」


図書委員「…………」

対戦相手B「…………」

司会「両者ともすでに戦闘状態! 志願者の対する相手は、この学園の『守ってあげたいランキング一位』の図書委員ちゃんだぁああああああ!!!」

「「「「いぇえええええええええええ!!!」」」」

図書委員(みんな、セクハラ、すき、なのかな……恥ずかしいよ)ペタン

図書委員(相手は男の子……そういえば、弟子くんはいつ試験やるんだろ……)

対戦相手B「……よろしく、お願いします……」

図書委員「うん。よろ、しくね……?」


司会「さぁ―――」

司会「開戦だぁあああああああ!!!!」ワァアアアアアアアア!!


図書委員(弟子くんに、かっこいいとこ、見せたいって、思っちゃった……)

図書委員(だから……)

図書委員「……ごめんね?」

対戦相手B「? ―――っ!?」


図書委員「『出づる深淵、解き放て邪悪。彼らに終焉を与えた給え』」ズズズ…

対戦相手B「ひっ…………!」


司会「これはぁ―――! 図書委員ちゃんの得意とする魔法、『闇魔法』だぁ―――!」ウォオオオオオ!!

司会「背後に深淵のごとき闇が生じ、そこから無数の漆黒の触手がはい出てきているぅ―――!!!」


図書委員「『時亡き凍てついた世界へ』……案内、してあげる」

対戦相手B「くっ! 『風刃』!」ヒュン!

図書委員「『リフレクション・マジック』……んーん、無駄、だよ?」

対戦相手B「なっ、こっちに返ってきて!? く、くそ! うぉおおおおおおお!」ダッ

対戦相手B「ッ、らぁああああ!」キィイイイイン!


司会「反射された魔法を難なく防いだぁ―――!! これで超えるべきヤマは越えた! これからどう戦っていくのか―――え?」


図書委員「ふふふ…………さようなら」

対戦相手B「……足元!? しまっ、影から出た触手が足に……!」

図書委員「『終わり』……影にも目を配ろうね。次があれば、だけれど……」ガァアアアアアアアン!!


対戦相手B「―――ッ!!!!!!」


司会「こ、氷の柱が立ったぁ―――!!! これには志願者もなすすべなく呑み込まれる!」

司会「これは……どうだ!? …………」ビィイイイイイイ!


司会「ダウンアラーム! 対戦相手の戦闘不能が確認されましたッ!!!」

司会「この勝負、図書委員ちゃんの勝利です!!!!!!!!!!」

「「「うぉおおおおおおおおおおおお!!!」」」


図書委員「灯台下暗し……その闇は、誰のものかもわからないんだから……気をつけなきゃ、足元、掬われちゃうよ……?」


司会「……ちょっと今年先輩本気出しすぎじゃね? ―――ゴホンゴホン! では次の対戦は―――」
528 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/13(金) 20:13:51.87 ID:OcT/GoCz0
(戦闘描写が拙いですけど、ゆるして)



無職(ししょーつおい)

無職(じゃなくてぇ! あれはどう見てももっと上のブロックでしょうがぁ!!!!)

女神(あれ以上がいるってことよ。ほら、もっと気張って)

無職(無理無理無理絶対無理!!! 死ぬからマジでぇ!!!!!)

無職(……ハァ……これが一回戦とか、夢でも見てるのか…………?)

女神(まぁまぁ、たぶん、きっと……おそらく大丈夫だから!)

無職(それだいじょばないやつ!!!)



秘書「……どうしたんですか? 顔色が悪いですけど」

無職「あーいや、うん。たぶん大丈夫」

秘書「そ、そうですか……気分が悪くなったら、早めに言ってくださいね」

無職「……ありがとう」


秘書「ん、次は……>>安価↓みたいですね」(既存キャラの生徒のみ。既出は再安価か↓を取ります。これの次はきっと無職のターン)

529 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 20:14:10.57 ID:c5cNbs230
牛人
530 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/13(金) 20:42:45.73 ID:OcT/GoCz0


司会「―――おお! 待っていました、我らが救世主……牛人だぁあああああああ!!!」

「「「うぇええええええええええええええい!!!!!!」」」

司会「実は私もカギを見つけてもらったことがあるんですよ!! っと、校内『一家に一台あってほしい奴ランキング一位』の片鱗を見せつけてくれた牛人!」

司会「その生まれ持った能力で、どんな戦いを見せつけてくれるのか!!!!」


牛人(……やっぱこの空気は……苦手だ)


牛人「……よろしく頼むよ、志願者くん」

対戦相手C「…………はい、先輩」チャキ


司会「さあ―――」


司会「開戦だぁああああああああ!!!!!!」


牛人「………………」

対戦相手C「………………」


司会「…………な、なんと両者一歩も動かず!! 先ほどまでの戦いとは打って変わって、静かに見つめあうばかりです!!!」

牛人「…………」ゴクリ


対戦相手C「………行かぬのなら、こちらから行きます」フッ


牛人(消え……いや!!!)

牛人「…………ッ!!!」ギィイイイイイン!!

対戦相手C「……くっ、やはり、そううまくはいきませんか」


司会「早い! 対戦相手は持ち前の速さを活かし的確に急所を突いてくる!!!」

司会「…………しかし!!!」

対戦相手C「この一瞬で木剣が砕け散るとは……侮りがたいですね、先輩の能力」パラパラ

司会「牛人はあの一瞬で相手選手の武器の弱点を見つけていたぁ―――!! 能力の応用、そして瞬時の反応はさすがとしか言えません!!!!」ワァアアアアアアア!!


牛人「……恨まないでくれよ!! お、らぁああああああああ!!!!」ブンッ!


司会「このチャンスを無駄にせず相手選手に渾身の一撃をたたきこ―――」カァアアアアアン!

牛人「―――なっ!?」


対戦相手C「遅きに失しましたね、先輩……!」キィイイイイイン!

牛人(パイルバンカー!? んなもんどこにしまって―――!!!)

対戦相手C「弾けとべぇ!!!!」バァアアアアアアン!!!!


司会「な、相手選手の能力でしょうか!? このまま決着がつくかと思いきや、相手選手の腕には先ほどまで姿かたちもなかった兵器が現れていました!!!」

司会「牛人が吹き飛んでしまいましたが……! これは―――おおっ!?」


牛人「……いつつ……ひゅう、怖いなぁ、それ……良ければ仕舞ってくんない? おかげで俺の武器も粉々だ」モクモク

対戦相手C「無傷で済む角度を『見つけ』ましたか…………」


対戦相手C「やはり、一筋縄ではいってくれませんね!!!」カション!


牛人(……今度はハンマー?……にしてはデカすぎる。それに火を噴いて…………まさか!?)

531 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 20:44:58.98 ID:YKOH/aQR0
決勝は学園長
532 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/13(金) 21:00:42.05 ID:OcT/GoCz0


対戦相手C「避けられるものなら、避けてみてください!」

牛人「……ヂィッ! 避けられるわけねぇだろ……!!」ダッ


司会「こ、今度は人の何倍もある巨大なハンマーだぁ―――! 絶体絶命の危機、牛人は一体どうするのかぁ―――!!!!」

牛人(絶命してたまるか!!!)


牛人(し、しかし……どうするのが正解だ? あんなもんぶっ放したら自分もろとも吹き飛ぶっていうのに…………!)


牛人(…………!)キュピーン!



牛人(>>安価↓をしてこの危機をチャンスに変えて見せる……ッ!)

533 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 21:07:08.04 ID:E5DkykIS0
足元がお留守だぜ!(要はは武器を振るわれる前に足を払う)
534 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/13(金) 21:25:00.02 ID:OcT/GoCz0



牛人「っらよ!!!!!」バキッ

対戦相手C「グゥ!? ―――!」バタッ


牛人(あんなデカいもん持っておきながら、簡単に倒れたな)

牛人「……焦りは、判断を鈍らせる。……終わりだ」スッ


対戦相手C「―――アハハ」


対戦相手C「あーあ……『あれ』に背を向けちゃいましたね」

牛人(…………なに!?)

牛人(ハンマーが分離して……!? まさか、あれは爆弾か!?)


対戦相手C「……先輩、どうもありがとうございました!」

対戦相手C「では、さようなら」キィイイイイン!


牛人「……やってくれたな、志願者!」カッ



対戦相手C「ええ、楽しかったですよ」…ドカァアアアアアアンッ!!!!



司会「ぎゅ、牛人が対戦相手の足を払い、そしてそのまま勝敗が決するかと思われましたが―――」

司会「なんと、対戦相手の放り投げた巨大なハンマーのヘッドが爆弾として爆発!!!!」ビィイイイイイ!!


司会「ダウンアラーム! 牛人は爆発に巻き込まれ戦闘不能になったようです!!!!」


司会「異例の勝利! 勝者は、ケルセニス学園の志願者だぁああああああああ!!!!!」


「「「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」」」



対戦相手C「先輩は優しいみたいですからね。後輩には……傷をつけられないだろうと。思った通りでした、愚直に僕を庇って」


対戦相手C「……嫌いではないですけど、場所と相手を選ぶべきでしたね、アハハ」

535 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/13(金) 21:40:43.96 ID:OcT/GoCz0


無職「…………」

無職(ちょうどBブロックが始まったあたりだろうか、俺と秘書さんのいたVIP席? のようなところに係員が来た)

無職(どうやら、もうすぐAブロックの一回戦が始まるから、控室に来ていてほしい、ってことらしい)

無職(で、だ。……その快適とも言い難い控室に俺は今居座ってるわけなんだが)


???「ほーう? 魔の国の王女ともあろうお方がぁ、この試験に怖気づいているとぉ?」

???「……うるさい子供ね。帝国の王女というのは、こうも脳みそが足りないモノなのかしら」

???「のうみそぉ? おやおや貴方みたいな人からそんな言葉が聞こえるとは! 『脳筋の王女』さん?」


無職(俺の右には美幼女が。俺の左には褐色肌で、翼と角を生やした美少女が)

無職(俺を挟んで……すっごい喧嘩してる)

無職(う、動こうにも……動けん。俺は関係ないはずなのに、どうにも胃が痛む)


剣姫「私は高貴なる『剣姫』よ。……貴方のような『魔法少女』だなんて面白おかしい名前で呼ばれる人とは違うの」

軍神「おやぁ? でも私と貴方が戦ったところで私が負ける気はしませんがぁ……」

軍神「面白おかしい人につまらない惨敗を見せつけて、つまらない人に成り下がってみますかぁ?」

無職(……左の子、翼がまるで空のような色をしている。夕焼けから、まだ明るい夜の色に、上から下へとグラデーションしている)

無職(右の子はもう……なんかこわい)

無職(ハハハ聞きました奥さん? 王女ですってよ王女!)

女神(あーうん聞いてる聞いてるー……まぁものすごい実力者でしょうね)

無職(かえりてぇ)


剣姫「やはり貴方は……嫌いだわ」


軍神「奇遇ですね、私もあなたのことが嫌いなのですよ!」


無職(と、とにかくこのいたたまれない空気をどうにかしたい)

無職(そ、そうだ! 俺が仲を取り持ってみよう!!!!)


女神(やめときなさ……ってああ聞こえてない)



無職(こういうときは……どうすればいいんだろう? …………>>安価↓でもしてみるか?)


536 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 21:43:44.82 ID:wWDKD4VaO
久々にに能力を使ってみる
537 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/13(金) 21:46:36.38 ID:OcT/GoCz0

能力の内容(場合によっては再安価もあり。シナリオブレイクにならない程度にね!!!)

>>安価↓
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 21:49:44.40 ID:cnXi/lbTo
俺は可能性の獣、このプレッシャーが俺を彼女達より高みに導いてくれる
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 21:49:53.98 ID:9BqUW6YoO
二人の関係を「喧嘩するほど仲がいい」な感じにする
540 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/13(金) 22:10:36.34 ID:OcT/GoCz0

(仲を取り持ってみよう、なので今回は>>539を選びます。センセンシャル!)


無職「ハハハ、『喧嘩するほど仲がいい』んだね!」


剣姫「…………」

軍神「…………」

無職(その間やめて吐く)


剣姫「……そんなのじゃ、ないわ……!」ベシッ

軍神「ふざけたことを、抜かさないでくれますかぁ?」バシッ

無職「ハッ、ハハハ…………」

無職(え、照れ隠しっぽいのに死ぬほど痛いんだけど)ズキズキ


女神(貴方……やっちゃったたわね)

無職(え? なにがだ?)

女神(二人は一国の王女よ。その対立する二人が、仲良くなってしまったら……)

女神(国際的に情勢が変わってくるかもしれないのよ? それを分かってて能力を使ったの?)

無職(…………)

無職(しーらね!)ケロッ

女神(おい)


軍神「そもそも、貴方は一体誰なのですか……?」

剣姫「そうよ。急に話に入ってきたりして、なんなのかしら……?」

無職(俺ずっといたんだけどなぁ…………)

無職「お、俺は無職だ! Aブロックの試験を受ける志願者でさ、控え室で待ってたんだよ」

剣姫「貴方が…………」

軍神「Aブロックぅ? そうは見えないんですけども」

無職(そりゃあねぇ!!!!!!!)

剣姫「まぁ、そうなのなら、それだけの話だけど……私とこの軍神、どっちとあたるのかしらね?」

無職「……へ?」

軍神「……このブロック、先輩が化け物すぎて呼べなかったらしいですよ? 私たち、三人しかいないんです、ここ……どっちと、当たるんでしょうねぇ?」

女神(目が…………)

無職(完全にカモを見る目だ…………)

無職(俺はボーナスステージちゃうねん!!!!!!)

無職「お、お手柔らかに頼むよ……ハハ」


軍神「もちろん! 本気で戦ったりしませんからぁ!」

剣姫「ええ、花を持たせてあげてもいいわね?」

無職「…………」

無職(女神レーダァァァアアアアアアア!!!!!)


女神(…………嘘!!!!)ブー

無職(あ終わったなこりゃ)


係員「―――ではもうすぐ始まりますので、準備をお願いしまーす」


無職(背後の二人の双眸が、怪しく光ったような気がした)
541 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/13(金) 22:15:27.52 ID:OcT/GoCz0

(二人のうち、誰と当たるか安価を取ります。なお残った一方はシードとして勝ち残った人と戦う模様)

(戦闘描写……ってか、魔物の時とかの戦闘シーンじゃなくて、さっきまでの文章形式の戦闘で行くよ! ゆるしてね!!)



それじゃあ安価


1 剣姫

2 軍神


…………>>安価↓(どっちでもあんま変わんないような気もしますが)
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 22:18:01.22 ID:5drhdlXW0
1
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 22:18:03.73 ID:GoOKIZbo0
2
544 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/13(金) 22:49:55.91 ID:OcT/GoCz0
司会「さてさてさて―――!!!! ついに来ましたAブロック!!!!」

司会「軍の一個師団をもはるかに上回る個としての『最強』が―――今ここに集う!!!!!」

司会「一回戦は、魔の国に生まれ落ちた最強の―――『剣姫』だぁああああああああああ!!!!!」

「「「「ふぉおおおおおおああああああああああああ!!!!!!!」」」」

司会「そして向かうはこの男!!」

司会「出自は不明、されど実力は確かなものだろう!!」

司会「彼の旧き英雄、『静謐なる』と『猛る稲妻』の二人から推薦された―――『無職』だぁああああああああ!!!!」

「「「「わぁあああああああああああああ!!!!!!!」」」」


無職(……実力は確かなもの、だと? ふざけんな、こちとら魔物一匹かるのに必死な雑魚だぞ!?)

無職(それに兵士長の恩恵もない、その上扱いづらい木槌だ! 相手は、剣姫とまで謳われ……今二本の木剣を持って俺と対峙している!!!)

無職「ハハハ……夢なら覚めてくれ」

剣姫「恨むなら、自らの不運を恨みなさい」

無職「花を持たせるって話は―――?」


司会「開戦―――ッ!!!!!!!!!」


剣姫「―――あるわけないじゃない」ヒュ

無職「なっ!? ―――ッ!」

女神(フロスト・ノヴァ! 気を抜かないで!!)キィイイン!!

剣姫「っ!? 古式魔法!? くっ……! 確かに、ほら吹きではないわけね」

無職(中身は立派なほら吹きだがな。……負けるような戦いで負けるわけにもいかねぇんだわ!)

無職「こちとら負けイベは勝つまで戦う質でなぁ!! アイススパイク!」

女神(エンチャント―――『エクスプロージョン』!)

剣姫「―――ッ!」キンッ!

剣姫「…………なめてられないわね」バァアアアアン!!!


司会「な、氷魔法の初級魔法にも思えましたが……着弾と同時に爆発しました! しかしこれを察知していたのか、剣姫は受けずに流した!!!」

司会「最初っからとてつもない攻防が繰り広げられています!!!!」


無職「そりゃ、目もいいか……あッ!?」

女神(……冗談でしょ?)

剣姫「―――出でよ剣神、集え聖剣―――『剣華』……切り刻むッ!!」フッ

女神(……無数の腕に、無数の剣……? しかもあれ真剣じゃない!!)

無職(じょ、冗談じゃねぇ!)

女神(……このままじゃジリ貧ね……『グラビティ』!)グググ

剣姫「……ぐ…………あー! 鬱陶、しい!!」カァアアアアン!!


無職「しまっ―――能力を、かき消された!?」

女神(無職!)


女神『―――詠唱魔法。臨機応変に戦える、扱いの難しい魔法のことよ』


無職(……ってあれ? 待てよ? …………よくよく考えたらこれ……俺の能力で代用できないか?)

無職(派手にかっ飛ばせば、試験官の目にも留まるんだろ? だったら―――)



無職「―――『>>安価↓1〜5のコンマ判定』」(魔法名か詠唱、効果を書いてください)
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 22:56:27.43 ID:9BqUW6YoO
放電(ストリーマ)
自身の周囲に電撃を発生させる


こんな感じでいいのかな?
546 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/13(金) 23:04:33.29 ID:OcT/GoCz0
>>545そんな感じです。わかりづらくてすみません)>>安価↓1〜4
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/07/13(金) 23:05:01.11 ID:E5DkykIS0
世界に満ちる氷の精よ、汝らに願う。我と汝の力を持って、目の前に立ち塞がりしり全てのものを、凍てつく氷の棺に閉ざさんことを−−アイスコフィン

氷の棺に閉じ込める

ドラグスレ◯ブを参考にしました(爆)
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 23:12:53.18 ID:GoOKIZbo0
風神
高度に圧縮した空気の塊を発射、相手の至近距離で爆発させる
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 23:14:13.84 ID:c5cNbs230
雪風(ブラン)
自らの足に氷でできたスケート靴のブレードのようなものをつけ素早く移動する
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 23:17:02.92 ID:fauGBkqDO
岩石闘衣(読みはおまかせ)
大地の岩石を身に纏い、岩石の巨人となる
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/13(金) 23:17:33.88 ID:wWDKD4VaO
地獄の炎よ!全てを燃やし尽くせ!獄炎乱舞!
552 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/13(金) 23:35:41.58 ID:OcT/GoCz0
(今後もこんな感じで新魔法安価していく……かもしれない。今回は>>550を選択します)



無職「―――」

無職(本当に、出来ちまうとは……)

剣姫「…………な」

無職(ま、まぁ……とりあえず一命はとりとめた、か?)


司会「……きょ、巨人だぁ―――!!! 一瞬のうちに岩石の巨人が現れました!!!!」

司会「これにはさすがの剣姫も動きを止めたぁ―――!!!!」ワァアアアアアア!!!!


剣姫「…………っ!」キッ

無職(来るか……! だがその隙に、決めて見せる!!)

無職(女神、力を貸してくれ!!!)

無職「アイス……スパイク!!!!」

女神(……ええ! エンチャント―――『エクスプロージョン』!!)


司会「こ、これはぁ―――!!! 先ほどの氷魔法が巨大化して巨人の拳に……まさか、『パイルバンカー』でしょうか!!!?」


剣姫「…………う、そ」

無職「―――負けイベの攻略法はな…………!」



無職「レベルを上げてただぶん殴る!!! それだけなんだよ―――ッ!!!!」

無職「消し飛べぇええええええええええ!!!!」



剣姫「……くっ! 『剣華―――ッ!!!!」ドガァアアアアアアンッ!!!!

553 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/13(金) 23:57:43.01 ID:OcT/GoCz0


無職(グッ……! 爆発で岩石は吹き飛んだし、あの場面でも的確に俺を切り裂いてきやがった)

無職(し、真剣だったなマジで……焼ける様にいてぇ……)

剣姫「く……! ヅぁ…………!」フラフラ

無職(だがこっちはもっとひどい……やけどの跡があちこちに走っている)

無職(それでもこちらをにらみ、負けじと剣を握り立ち続けるのは、彼女の、剣姫としてのプライドがそうさせるのか)


剣姫「…………一つ、謝罪するわ」

無職「ハッ、お国の王女さんが、なんだ……?」ポタポタ

剣姫「私は……貴方を戦士として見ていなかったわ……次に来るだろう、軍神との……戦いに備えて……ッ! 温存、してたのよ……」

剣姫「剣を持つものとして……私は貴方に、最大限の侮辱を…………してしまった」


剣姫「認めるわ……貴方は戦士…………私の…………負けよ」ガクッ



無職(突き刺さった剣を掴みながら、彼女は跪く。……ああ、戦士、か…………)


無職「ありがたく、受け取っておくよ、その言葉」ビィイイイイイ!!!




司会「―――ダ、ダウンアラーム! まさかの、剣姫の敗北―――ッ!!!!!」


司会「最強とまで謳われた王女を下したのは―――『無職』だぁああああああああああああ!!!!」

「「「「うぉおおおおおおおおおおおお!!!!!」」」」




無職「決して剣を手放さなかったお前と、卑怯者の俺。お前の言葉は、俺には余りあるものだ」



無職「…………だが、俺の、勝利だ―――ッ!」グッ


女神(私たち、でしょうに。……おめでとう、無職)




女神(―――次も、頑張ってね?)


無職「」




無職(温存しなくてもいい……Aブロックの志願者……あ、もうこれダメだな)

軍神「…………」


無職(ひえっ、こっち見てる…………)



軍神「…………クハッ」ニンマリ


無職「」

554 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/13(金) 23:59:37.88 ID:OcT/GoCz0


無職(グッ……! 爆発で岩石は吹き飛んだし、あの場面でも的確に俺を切り裂いてきやがった)

無職(し、真剣だったなマジで……焼ける様にいてぇ……)

剣姫「く……! ヅぁ…………!」フラフラ

無職(だがこっちはもっとひどい……やけどの跡があちこちに走っている)

無職(それでもこちらをにらみ、負けじと剣を握り立ち続けるのは、彼女の、剣姫としてのプライドがそうさせるのか)


剣姫「…………一つ、謝罪するわ」

無職「ハッ、お国の王女さんが、なんだ……?」ポタポタ

剣姫「私は……貴方を戦士として見ていなかったわ……次に来るだろう、軍神との……戦いに備えて……ッ! 温存、してたのよ……」

剣姫「剣を持つものとして……私は貴方に、最大限の侮辱を…………してしまった」


剣姫「認めるわ……貴方は戦士…………私の…………負けよ」ガクッ



無職(突き刺さった剣を掴みながら、彼女は跪く。……ああ、戦士、か…………)


無職「ありがたく、受け取っておくよ、その言葉」ビィイイイイイ!!!




司会「―――ダ、ダウンアラーム! まさかの、剣姫の敗北―――ッ!!!!!」


司会「最強とまで謳われた王女を下したのは―――『無職』だぁああああああああああああ!!!!」

「「「「うぉおおおおおおおおおおおお!!!!!」」」」




無職「決して剣を手放さなかったお前と、卑怯者の俺。お前の言葉は、俺には余りあるものだ」



無職「…………だが、俺の、勝利だ―――ッ!」グッ


女神(私たち、でしょうに。……おめでとう、無職)




女神(―――次も、頑張ってね?)


無職「」




無職(温存しなくてもいい……Aブロックの志願者……あ、もうこれダメだな)

軍神「…………」


無職(ひえっ、こっち見てる…………)



軍神「…………クハッ」ニンマリ


無職「」

555 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/14(土) 00:02:41.17 ID:CaHndZPy0

(ん、何かミスってる…………ごめんなさい)

(あ、一回戦終了です。ほかのブロックの二回戦以降の戦闘も書いたほうが良さげですかね?)

(書くとしても安価キャラとかだけですが……)

(あとキリがいいのでここで一旦切ります!!!!!!!!!)

(感想をください。モチベになるんです!!!!! あと要望だったり、指摘だったり、改善点とかもあったら書いてください)

(では!!!!!! おやすみなすぁい!!!!!)
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 00:07:59.54 ID:DYUcX7iJO
おつ!
他の試合はダイジェストでいいと思うな。あまり長々とやって>>1に負担をかけたくないし
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 00:10:45.40 ID:AWuZNBDsO
乙です
ダイジェストで良いと思います

ところでなんでこの強さで図書委員はいじめられてるんですかね。逆にやられそうな気が(震え声)
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 00:21:29.99 ID:Zf/Hug+D0

ダイジェストで構いません
結果は自動でしょうか?コンマ判定になるのでしょうか?
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 00:22:29.75 ID:r2TMmE6U0
他のブロックは優勝準優勝がだれだけでいいかな
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 01:13:52.91 ID:9jPNjwaNo
おつ!
戦闘描写結構好きだから>>1の負担じゃなければ書いて欲しいなあ
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 07:51:17.41 ID:tFtTdpwd0
結果だけでもいいかな、あんまり長くやるとグダリそう
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 08:07:05.19 ID:2hd3+g460
二回戦以降の戦闘も書いて欲しいなぁと思ったり
あとCランクの牛人倒した対戦相手Cはニートのライバルポジになりそう
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 09:03:04.14 ID:ive5AJ+/O
ちょつと詳しい詳細をみたい
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 10:09:13.17 ID:LA2BElFyO
ダイジェストで
565 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/14(土) 15:57:30.36 ID:CaHndZPy0


(ダイジェストが多そうなのでダイジェストで行きます)

(あと試験の説明を少々)

(基本的に一対一の戦闘をします。多くの場合は先輩と志願者との勝負になりますが、まあ例外もありけり)

(ほとんどが筆記試験を受けてしまうので、模擬戦闘の試験人口そのものが少なく、試験自体はすぐに終わります)

(それと……『これ普通死ぬよね?』と思えますが、あれです。なんかすごい魔法パワーで命に別状はありません)

(勝てばモテるらしいっすよ? では再開します)

566 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/14(土) 16:19:48.26 ID:CaHndZPy0

…………。
……………………。


対戦相手「……くっ! 燃え尽きて!」ボゥ!

美化委員「あらあら……今日はお熱い方とよく当たりますね……?」

美化委員「……あと一歩、というところなのでしょうか」シュゥゥゥ

対戦相手「……うそ」

美化委員「『水蝶、水龍、羽ばたけ、そして散れ』……ありがとうございました」ニッコリ



対戦相手「―――ッ!!!!」ビィイイイイイイ!!


司会「試合終了―――ッッ!!!! 美化委員ちゃん、二回戦も突破だぁ―――!!!!」ウォオオオオオオオオ!!!


美化委員「…………ふぅ」



美化委員(あの子は……来ているのでしょうか?)

美化委員(それに……無職さんも、私を見ているのでしょうか……)


美化委員(先ほどの戦い……ふふ、私ったら、すごい人とかかわりを持ってしまいました……!)



…………。



???「……ふん! ですわ!」スタスタ…




(ダイジェストってこれで合ってるのかな? まあこんな感じで行きます。無職以外はね)

(あと勝敗コンマはなんというか、対戦相手が思った以上に存在感を出してしまうかもしれないので、また今度で。今回は自動です)

(名前もないキャラが優勝したらなんか……シュールだしね。ごめんね)
567 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/14(土) 16:48:07.80 ID:CaHndZPy0


…………。
……………………。


図書委員「……『根源の澱み、人間性の影よ……喰らい尽くして』」

対戦相手「……!? ……『プロテクショ―――」

図書委員「『壊魔』……だーめ、私に魔法は……無駄、なんだよ……?」

対戦相手「……グゥァアアアアアア!!! く、『ヒーリン―――」

図書委員「『壊魔』」シュゥ

対戦相手「ハッ、ハッ……ァアアアアアアア!! 『ファ―――」

図書委員「『かぁ〜いま』……ダメだって、言ってる、のに…………」



図書委員「『終わり』……時間切れ、だね」

対戦相手「うっ、あああああ! く、来るな、来るなぁああああああああ!!!!!」


図書委員「…………じゃあね」フリフリ

対戦相手「うわぁあああああああああああ!!!!!!!」



対戦相手「…………ぁ」ビィイイイイイ!!




司会「……な、何が起こったのでしょうか!? 相手選手が『何も起こっていない』というのに戦闘不能になりました!!!」


司会「やっぱりブロック分けがおかしいと思う! 図書委員ちゃんの勝利だぁ―――!!!!!」フォオオオオオオオオ!!



図書委員「闇は人の根源。内を覗かなきゃ、見えないものも、ある……覚えとこ、ね」



図書委員(……むぅ。弟子くんが、私なんかよりも、すごい魔法、使ってたな…………)


図書委員(あんな魔法、教えてくれなかったのに…………)



図書委員(…………でも)



図書委員(あの子の師匠って……誇らしい、ね……!)テレテレ
568 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/14(土) 17:00:11.11 ID:CaHndZPy0

…………。
……………………。


無職(うーん……こっぴどくやられたなぁ……女神も女神で、少し休むって言ってどっか行っちまったし)

無職(意味もなく施設内を闊歩しているが、誰に会うとかもなく、ついに同じ場所に戻ってきてしまった)

無職(傷は秘書さんが治してくれたし……戻って試合でも…………ん?)


剣姫「……う、やけどの跡がここまで……ハァ、恥ずかしいまでの惨敗ね……」


無職(これは……王女さんの声か。となるとここは控室ってわけだ)

無職(……暇だし、話し相手ぐらいにはなってもらえるか……? いやいや、俺が王女と? 調子乗るなって話だが…………)


無職「…………」ソッ


(扉を……>>安価↓)
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 17:03:05.43 ID:Pg2EBfVu0
空けない
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 17:04:08.49 ID:a+61J9eDO
ノックをして開けていいか聞いてみて
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 17:04:48.37 ID:a+61J9eDO
ノックをして開けていいか聞いてみてみる
でした
572 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/14(土) 17:18:19.25 ID:CaHndZPy0


無職(……まあ、ナイーブになってることだろう。俺が話しかけて、神経を逆なですることだけは避けたい)

無職(仕方ない。……試合会場に戻るとすっか…………)



…………。
……………………。




無職(ここを右に行って―――うぉっ!?)ドンッ

???「―――キャッ!」


無職(な、何かにぶつかった……? こ、子供、か?)

無職「す、すまない! 少しぼーっとしてて……あ?」

???「……こちらこそ…………って、人のことをじろじろと見つめて、どうしましたの?」


無職「……美化委員?」

無職(金色の髪……ウェーブのかかった癖っ毛を腰まで伸ばして……あと、なんと言ってもこの翡翠色の瞳だ。どことなく美化委員と似ている)

???「……ハァ、違いますわ、あの人なら、今は試験会場にいましてよ」

無職「ん、ああ、悪い悪い、口に出ちまってたみたいだ」


無職「美化委員となんとなぁく似ていたからさ…………」

???「なんとなく、ではありませんわ」

無職「……え」



妹(?)「私は、あの人……お姉さまの、妹ですの。似ていて当然ではなくて?」

無職「…………」



無職「…………はぁ!?」
573 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/14(土) 17:47:26.40 ID:CaHndZPy0


無職「だぁー!! 悪かったって! だから足を踏むんじゃねぇ!!」

妹(?)「うるさいですの! きゅ、九歳の子供に見えたって……馬鹿に! しすぎ! ですのよ!」ゲシゲシ

無職(いやその身長から同学年だなんてどうやって判断しろと)


無職「ったく、お詫びに会場まで案内してやってるってのに……まさか、迷子だったとはな」

妹(?)「う……お、お手洗いに行ってたら、道がわからなくなっただけですわ……」

無職(それを迷子と言うんだがな?)

無職「……確かに、ここは広すぎるしなぁ……お前は模擬戦闘の志願者なのか?」

妹(?)「そうですわ。Cブロックなのですけれど、人数の都合でシードになったんですの」

無職「Cブロック……へぇ、強いんだな」

妹(?)「たかがCですわ。……その意外そうな目、身長を見ながら言ってませんこと?」

無職「ギクッ……まさか、そんな。アハハ」

妹(?)「……今すぐ引っ叩きたいですの。無駄に高い身長……不公平ではなくて!?」

無職「やっぱ神に愛されてるって感じぃ―――?」

妹(?)「むぎぎぎぎ……ふん! い、良いですわよ……そんな口を利けるのも、今だけですの!」

妹(?)「私がどれほどの強者なのか、とくと見せつけてございますわ!」

無職「さっき『たかがC』とか言ってなかったか」

妹(?)「あなたにはこれぐらいで十分、って意味ですわ」


無職「そいつは……まぁ、期待しとくよ……ってああ、ちょっと待ってくれ」

妹(?)「ふふふ、怖気づいて今更謝罪ですの? ま、許してあげなくもな―――」

無職「ああいや、俺のブロックの控室がここでさ…………」コンコンコン

軍神「……誰ですか? 入っても良いですよ?」

妹(?)「……え? あの、ちょっと? Eブロックの控室はあちらではなくて?」


無職「……? 何を言ってるんだ?」ガチャ

無職「―――俺はAブロックだぞ?」

妹(?)「…………ふぇ?」


軍神「おやぁ! 誰かと思えば……一国の王女を降した無職殿ではありませんか!」

妹(?)「一国……え、え? どういうことですの?」

軍神「……ん、これはこれは。『騎士の一族』……その跡取りの、妹さんではございませんか」

妹(?)「…………!? な、なんでそのことを……」

軍神「いや特に隠してるわけでもないでしょう」

無職「……なぁ、今ここで命乞いって、ありか?」

無職(お前に勝てるビジョンが浮かばん。どうか情けを―――!!!)


軍神「そう言って、剣姫のプライドをずたずたに引き裂いたのですね……ククク、面白い方だ」


軍神「…………ぜひ、『全力で』お手合わせ願いたい」ニッコリ

無職「一応聞くが…………拒否権は?」


軍神「…………」


無職「チッ、ああ、そうかよ…………せめて、殺さないようにしてくれよ」

軍神「ええ! もちろん! 私は『軍神』であって、『悪魔』ではありませんから―――!」ニンマリ
574 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/14(土) 18:11:00.30 ID:CaHndZPy0



妹(?)「まさか……Aブロックの人、だったんですのね……」

無職「別に、隠してたわけじゃないんだぞ……?」

妹(?)「そういうのはもっと威張ってもらわないと、もどかしいですわ」

無職「……そんな器じゃねぇって。ここに来るまではEブロックとかだろうな、って思ってたんだぜ?」

妹(?)「聞けば、かの剣姫さまも打ち負かしたそうですわね?」

無職「あれもただの運―――」

妹(?)「謙遜、しないでほしいですわ」

妹(?)「私が……惨めになるですの。……それに、運も実力のうち、ですのよ」

無職「……そうだな。悪い悪い」ポンポン

妹(?)「うなぁー! 頭を撫でないでくださいですの!!!」ゲシゲシ

無職「い―――だだだ! 悪かったから! 脛はやめてぇ!!!!」


妹(?)「ふん! せいぜい、私の活躍を、目に焼き付けてればいいんですの!」


妹(?)「…………で、でも…………」

妹(?)「……その……ありがとう、ですわ。案内、助かりましたの……だから……そっちも、頑張ってくださいまし」


無職「……そんな顔に出てたか? 大丈夫だって、死なないように命乞いするから」

妹(?)「それは大丈夫とは言えませんわ!!」


無職「ハハハ、冗談だ。ほら、行って来いよ……って、まだか。お前の番になったら、また見に来るよ」

妹(?)「…………お姉さまも」

無職「ん?」

妹(?)「……なんでもないですわ。ありがたく頂戴しますの、その気持ち」


妹(?)「では、また会いましょう、ですわ……無職さん」





無職(…………俺も、トイレ行きたかったんだけどなぁ)プルプル




無職(……命乞い、どうしよ…………)

575 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/14(土) 18:50:11.22 ID:CaHndZPy0
妹(?)「…………」

対戦相手C「…………」


司会「さあ続きましてCブロックの二回戦ッ!!!! 少女と青年が見つめあう……剣呑な雰囲気、一触即発です!!!!」

司会「対戦相手は兵器を出現させ、見事牛人に勝利しました……が、今度の相手はあの美化委員の妹!!!」

司会「両者とも決して尋常な者ではない…………」


妹(?)(本当に来てるんですのね、無職さん…………)


司会「その一戦、とくと脳裏に刻み込めッ!!!!!!!!」

司会「―――開戦ッ!!!!!!」ウォオオオオオオオオ!!!


対戦相手C「手加減は……できません!」カションカション!!


司会「開幕から能力を使っていく対戦相手! 黒色の大剣をどうやって凌いでいくのか―――」

妹(?)「『奔流よ、呑み込め』」ドゴォオオオオオン!!


対戦相手C「―――なっ!? く、姉妹そろって水魔法使いか―――ッ!」カション!

司会「なななんと! 突然の水の奔流が対戦相手を襲う!!! しかしこれを相手選手、能力で盾を作り防いでいく!!!!」ワァアアアアアアアア!!


対戦相手C「ハッ、でも、勝ち目は―――」

妹(?)「……そうですわね。私もあの人も、水魔法使いですの。でも…………」


対戦相手C「…………?」

妹(?)「同じだと舐めてかかると……痛い目に遭いますわよ?」


対戦相手C「なに……ッ!? この水、生きてる!?」

妹(?)「『そして何もかも失くしてしまえ―――水獣』」


対戦相手C「……ぐぅ!? しまっ―――」

妹(?)「……『騎士』は、強いのですわ?」ドゴォオオオオオン!!!


司会「け、獣です!! ただの水の奔流のように思えた『それ』が、生きているように対戦相手に噛み付きましたぁ―――!!!」

司会「これは…………おおっ!? 対戦相手が立ち上がりました!!!」ワァアアア!!!


対戦相手C「く……っ、わざと、手加減しましたね…………」

妹(?)「手加減? 私がですの? ……笑わさないでほしいですわ」


妹(?)「私の、勝ちですの」

対戦相手C「……上か!!」バッ!

妹(?)「残念…………全部ですわ」シュッ


対戦相手C「―――馬鹿、なっ!? 全方向から!? くっ、あぁああああああ―――」パァアアアアアアン!!!


妹(?)「…………私は、手は抜かないですの」ビィイイイイイイ!!!


司会「い、一度散ったかのように思えた水が、一瞬のうちに収縮、そして対戦相手を飲み込んでしまいましたぁ―――!」

司会「相手選手の最後の抵抗も空しく、戦闘不能のダウンアラーム! やはり只者ではなかった! 美化委員の妹! 彼女が勝者だぁ―――!!!」ウォオオオオオオ!!!


妹(?)(見ましたの、お姉さま。私は、貴女よりも強いですわ……守られ続けるかわいこちゃんでは無いですのよ)


妹(?)(…………ハァ、とりあえず、無職さんのとこにでも行きますの……案内役にはぴったりですわ、あの人―――)
576 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/14(土) 19:02:08.80 ID:CaHndZPy0
(あ、見れば大体察するかと思いますが、この世界では魔法はかなり強力な武器となっております)

(無論、剣姫等、魔法使いに打ち勝てるほどの技量があれば話は別ですが…………)




妹(?)『ま、まあ見ててあげますわよ! 変な負け方だけは、しないでくださいまし』



無職(……あいつ……最後の最後でプレッシャー加えてきやがって…………)

無職(俺らAブロックはこれで最後か…………『最期』にならなきゃいいんだが)

無職(…………)

無職(ならんよな?)


無職(……対抗策は、あったほうがいいよな)

無職(まず相手のことだ。『魔法少女』なんて言われていたからどんなものかと思っていたが…………)

無職(どうやら火・水・雷・風・土の属性の魔法を『神級』まで扱えて、それ以外の属性でも『帝級』までは使えるらしい。生まれつきで)

無職(…………なぁにが魔法少女じゃい。兵器じゃねーか)


無職(だが、その分……一撃がとてつもないほど強いのであれば…………)

無職(それをチャンスに変えられるような能力が、ないだろうか…………)

無職(うーん…………)

無職(…………)


無職(『>>安価↓1〜5コンマ判定』……とか、か?)


(↓魔法名か詠唱、その魔法の効果などを書いてください↓)
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 19:04:32.37 ID:LA2BElFyO
デクレッシェンド
相手の魔法攻撃の威力を弱める
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 19:08:48.16 ID:kYkJGARuo
マジックリフレクトゾーン
使用された魔法を使用者に反射する領域を作成する
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 19:12:40.72 ID:tFtTdpwd0
静夜(サイレント)
(自分を含めた)範囲内の人物が魔法を使えなくなる(自分で魔法を任意で解くことができる)
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 19:14:42.59 ID:gwdoL/yo0
風の翼(エアウイング)
高速移動可能となる風の翼を背中に生成する
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 19:32:22.00 ID:DYUcX7iJO
黒点穴(ワームホール)
攻撃を吸い込み、任意の地点から放出する穴を生成する
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 19:34:14.47 ID:DYUcX7iJO
あ、「攻撃を吸い込む穴」と「吸い込んだ攻撃を放出する穴」は別物です
わかるとは思うけど念のため
583 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/14(土) 19:50:47.42 ID:CaHndZPy0
(00が出たので>>581を選択します。……技のセンスどれも高いっすね……)



図書委員『対消滅って……知って、る?』

図書委員『相対する魔法をぶつけると、その魔法が消えちゃう……それを対消滅、っていうの』

図書委員『水と炎、土と風、雷と、雷……覚えとくと、便利、だよ……?』



無職(対消滅も狙える上、もしかしたら相手のダメージを狙えるかもしれない)

無職(……さて、行くか…………ん)


剣姫「…………」ジー

無職「……そこで黙って見てろ……ってな。誰もお前のことを悪くは言わないはずだ」

無職「……俺も、手を抜く気はない。だからその……複雑な感情を瞳に乗せるのはやめろ」


剣姫「……強いわよ」

無職「わかってる。だから死ぬ気で頑張るんだろうが」

無職(…………『軍神』……どう、出てくる)


無職(……そっちも、もう大丈夫なんだな?)

女神(ええ、もちろん。ここまで来たのなら勝って、青春を謳歌したいでしょ?)

無職(確かにな。ああ、モテたい。勝ってモッテモテのハーレム生活を送るんだッッッ!!!!)



司会「さぁ―――!!! Aブロック最終決戦、志願者たちの入場です―――!!!!」ワァアアアアアアアア!!!!
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