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MILLION D@YS! 恋人海美と海へ行く編
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1 :
◆Xz5sQ/W/66
[sage saga]:2018/08/10(金) 00:15:47.71 ID:2ZYedSLC0
===
その少女は寝巻で元気よく部屋に押し入るなり、
驚き顔で自分を見上げる男の隣に陣取って。
「おっはよプロデューサー! 好きって十回言ってみてっ!」
「おはよう海美。好き好き好きすきすきすきすき――」
「じゃあコレは?」と頬に接吻。
「キス」
「あったりー!! 正解したからもう一回っ☆」
そしてそのまま、流れる動作で男の唇に吸い付いた。
その余りといえば余りに傍若無人な暴れっぷりに朝の食卓の空気が凍りつく。
ダイニングテーブルの真ん中にデーンと置かれたお鍋から、
人数分の味噌汁をすくっていた我那覇響などは「またか」と心底うんざりした顔で。
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/08/10(金) 00:17:42.56 ID:2ZYedSLC0
「ちょっと、二人とも朝から何してんの?」
水を差すのだが聞いちゃいない。
どころか男は愛しい少女を膝に乗せ、その背中に腕を回す始末。
まだ寝ぐせの残る髪を乱し乱し、朝から食欲を無くすようなイチャつきっぷりを見せる原因達、
高坂海美とその恋人となった男の熱々ぶりにやってられんと嘆息した。
すると、そんな響の心情に心から同情するように。
「真、これほどの熱愛っぷりを見せられると、どうにも朝から胸やけが」などと同席する四条貴音が首を振る。
さらに彼女は、空にしたばかりの丼茶碗を持ち上げると。
「ですからおかわりを所望します。この胸のつかえは食物と絡めて落としませう」
「胃の中にね。……まっ、自分も慣れなきゃいけないと思ってるけど」
炊飯器の蓋を開きながらしゃもじを手にした響が言う。
もはやすっかりお馴染みとなった高木宅における朝の一幕。
居候の身である同居人達の嘆きの声から物語は幕を開いたのだ。
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