【安価】冒険者「モンスター娘だと!?」

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139 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 10:08:25.52 ID:RY3/+EEt0
洞窟を抜けると森だった
背の高い木が多く、所々に木漏れ日が射している


冒険者「おっ、『旅人掲示板』じゃないか」


旅人掲示板とは、そこを訪れた旅人が別の旅人に何かを伝える為にある
町などにあれば名所が書いてあったり
ダンジョンの前にあれば危険なポイントや攻略難度も書いてあるだろう
だが、こんに鬱蒼とした森の中にあるのは珍しい


冒険者「一体何が書いてあるんだ...?」
140 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 10:17:36.90 ID:RY3/+EEt0
『この先に進むと、大魔法使いの家がある』
『大魔法使いはどうやら魔法で永久の時を生きているらしい』
『エルフの末裔らしい』
『成長が止まっており、可憐な少女にしか見えない』


冒険者「訪ねるしかねぇ!」

冒険者「エルフとお近づきになるのが俺の夢の一つなんだ!」
141 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 10:22:08.54 ID:RY3/+EEt0
〜大魔法使いの家〜


冒険者「大魔法使いさんいますかー?」コンコン

大魔法使い「何だね」ガチャ

冒険者「特に用という訳じゃないんですけど、あなたに対して個人的に凄く興味があるんです」

大魔法使い「っ...!!そ、そうか」

大魔法使い「>>142
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/04(日) 10:24:06.58 ID:6J5dIixho
まあ上がって寛いでくれ
143 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 10:30:28.78 ID:RY3/+EEt0
大魔法使い「まぁ上がって寛いでくれ」

冒険者「お邪魔します」

大魔法使い「お茶を出そう。少々時間をいただくぞ」

冒険者「お気遣いなく」


大魔法使いの家は落ち着いたログハウスだ
趣のある主張しない魔法実験道具がそこらにある
全ての物に暖かみがこもっているような雰囲気だ
144 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 10:34:48.11 ID:RY3/+EEt0
大魔法使い「さ、飲みたまえ」

冒険者「失礼して...」


少し苦味があるが、美味しいお茶だ


冒険者「大人の味ですね」

大魔法使い「それは結構だ」


少し、大魔法使いの口元が綻んだ気がする


冒険者「質問いいですか?」

大魔法使い「構わない。心行くまでききたまえ」
145 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 10:50:15.25 ID:RY3/+EEt0
冒険者「本当にエルフの末裔なんですか?」

大魔法使い「そうだね」

冒険者「得意な魔法は何ですか?」

大魔法使い「時空転移かな」

冒険者「とても時空転移魔法について知りたいんですけど」

大魔法使い「この先の町に魔法大図書館があるから、そこで調べるといい」

大魔法使い「私から君に教えるのは難しいからね」
146 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 10:55:45.91 ID:RY3/+EEt0
冒険者「俺は友達になれますか?」

大魔法使い「いいよ」

冒険者「ありがとうございます...」

冒険者「変な事聞いていいですか?」

大魔法使い「どうぞどうぞ」

冒険者「好きなタイプは何ですか?」

大魔法使い「んー...ふふ、ちょつと言えないかな」

冒険者「すみません」

大魔法使い「謝らなくても良いんだよ」
147 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 10:59:27.48 ID:RY3/+EEt0
冒険者「これで聞きたい事は全部聞きました」

大魔法使い「そうかい?」

冒険者「ええ」

冒険者「では、この辺で。失礼しました」

大魔法使い「また来るのを待っているよ」


彼女が、確かに微笑んだように見える
148 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 11:09:12.52 ID:RY3/+EEt0
〜魔法大図書館〜


冒険者「ふむ」


大きな図書館だ
本当に、ただただ図書館が大きくなっただけのような図書館なのだ

入り口の隣に館内の地図があった
大きな館内をパンフレットで紹介して地図におこしているのでこれもまた本の如き読みごたえがある
冒険者は時空転移の魔導書が置いてある本棚まで移動した
149 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 11:15:31.41 ID:RY3/+EEt0
目次を開き、時空転移魔法のページを調べる
311ページのようだ


冒険者「...」ペラペラペラ

間違えてひとつ前のページを開いてしまった
310ページ目を捲ろうとする
なぜか捲れない。ページが重い


310ページ「ここを捲りたかったらこのページに入りなさい」

310ページ「私の、本の世界にね」
150 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 11:19:36.47 ID:RY3/+EEt0
本の世界とは何ぞや
そもそも何故本が喋っているのか


310ページ「そのページに載っている内容がそのまま世界になるわ」

310ページ「そのなかでやるべき事をやれば出れるわ」

冒険者「とにかく310ページ目に入れば良いんだな」

310ページ「ええ、招来魔法-対象:位置的直近」
151 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 11:20:40.63 ID:RY3/+EEt0
>>152...310ページに載っている内容
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/04(日) 11:28:43.82 ID:KQaIIFMI0
主人公(自分)が仲間メンバー(全員♀)と旅の途中
メンバーの誰かと結ばれることが条件

こんな感じ?
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/04(日) 11:29:48.06 ID:CNHZXgzdO
ロリサキュバスが闊歩していると世界
154 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 14:31:28.77 ID:RY3/+EEt0
冒険者「...ここは」

天の声「旅の最中、あなたは愛する人と結ばれる」

天の声「これが脱出条件です」

冒険者「愛する人?どーいうこったよ...」


とにかく周りを確認することにした
時刻は朝、地平線が見えるほど長い道の中だ


冒険者「ふむ...旅をすれば良いのか。いつも通りだ」

???「コラー!置いていくなー!」

冒険者「ん?」
155 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 14:43:02.60 ID:RY3/+EEt0
黒目黒髪のちんちくりん
和服に身をつつみ、風にたなびく髪飾りをつけた美少女


座敷わらし「この座敷わらしサマを置いていくとはいい度胸ね!」

冒険者「座敷わらしねぇ...」

冒険者(置いていく、と言ったということはこいつとは一緒に旅をしているらしい)

座敷わらし「な、なによその目...」

冒険者「いや、ちんちくりんで可愛いなと」

座敷わらし「ちんちくりんは余計よ!ぶっ飛ばされたい?!」
156 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 15:05:47.57 ID:RY3/+EEt0
???「ボクも褒められてみたいものだな」

冒険者「ん??」

墮天使「やあ冒険者くん。おはようだね」

冒険者「おはよう」

墮天使「そんな事よりだね。ボクを褒めてみて欲しいんだ」


黒い天使だ
ロングのちょっと刺々しい髪が印象的で
胸は膨らみかけだろうか


冒険者「そうだな。今のお前の少し不安そうな顔が最高に儚くてキュートだ」

墮天使「ありがと///」
157 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 15:18:36.24 ID:RY3/+EEt0
???「皆さん今日も元気ですねぇ」

冒険者「ん???」

ドリアード「おはようございまーす♪」


おっとり巨乳だ
いい空気が漂っている。光合成だろうか
出るとこはしっかり出ている。目に優しい感じだ


ドリアード「ご主人様、今日も一緒に頑張りましょうね」

冒険者「おう」


まさかの主人扱いである
158 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 15:24:37.48 ID:RY3/+EEt0
天の声「挨拶は済んだみたいですね」

天の声「こちらも場を整えたりしてあなたを支援します」

天の声「脱出目指して頑張って下さい」

冒険者「...ああ」

冒険者「じゃあみんな、旅を続けようじゃないか」

座敷わらし「そうね」

墮天使「ああ、頑張ろうね」

ドリアード「れっつごー♪」
159 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 20:39:28.46 ID:RY3/+EEt0
墮天使「なぁ、冒険者くん」

冒険者「なんだい」

墮天使「何も無いね」

冒険者「そうだな...だけど俺達にはみんなが居る」

冒険者「苦しみも分かち合える」

冒険者(墮天したって事は恐らく...)

冒険者「お前は色々自分で溜め込むからな。もっとみんなに相談するんだぞ」

墮天使「そうだね、ありがとう」
160 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 20:50:20.66 ID:RY3/+EEt0
冒険者「...ドリアード」

ドリアード「はい?」

冒険者「なんでお前俺と列車ゲームなの?」


ドリアードは後ろから冒険者の肩を掴みながら歩いている
歩調まで完全に合わせている上に体が近い


ドリアード「いけませんか?」

冒険者「いや、いけない訳じゃないが」

冒険者(胸が当たってんだよなぁ)

ドリアード「こうしていると、落ち着いたご主人様の波長を感じられるんです」

冒険者「褒められてる...のか?」

ドリアード「あー...どうでしょう、少し悠長かもしれませんね」

冒険者(お前に言われたくはないな)
161 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 20:56:04.77 ID:RY3/+EEt0
座敷わらし「脚が疲れてきた...」

冒険者「お前コンパス短いからな」

座敷わらし「黙れ!そう思うなら少しは配慮したら?!」

冒険者「...おんぶして欲しいのか?」

座敷わらし「そ、そんな事!」

冒険者「はっはっは、まさか座敷わらしサマがそんな事言うわけないよな」

座敷わらし「うっ、うぬぅ〜!」
162 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 21:10:42.52 ID:RY3/+EEt0
冒険者「陽が暮れてきたな」

冒険者「こりゃまた野宿か?」

冒険者「...いや、なんかあるぞ」


地平線上に突如宿泊施設が出現した


冒険者「場を整えるってこういう事か...」

座敷わらし「ねぇ、あそこで休もうよ」

墮天使「同意見だ。ちょっと疲れてきたね」

ドリアード「疲れは幸せになり得ませんよ」

冒険者「なんだか財布も重いし、泊まっていくか」
163 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 21:26:45.64 ID:RY3/+EEt0
どうやらこの施設、温泉もあるらしい
最近の宿泊施設では温泉はもうデフォルトみたいな物だろうか
先に女衆を入れて脳内会議をすることにした


冒険者「やっぱ誰か選ばなきゃダメなんだよなぁ」

冒険者(みんな魅力的すぎてなぁ...)

冒険者「幸せなのに気疲れするとは...」
164 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 21:32:48.85 ID:RY3/+EEt0
みんなが出たので、俺が温泉に入ることにした

そして、特に問題もなく温泉から出たのだが


冒険者「俺の服がねぇ!」

冒険者「どうなってんだ...?」


脱衣場を調べると、長めの黒髪と黒い羽根、木の枝が見つかった


冒険者「まぁ、あいつらが犯人だろうな」

冒険者「場を整えてもらっているから、あいつら以外に出くわす事はないだろう」

冒険者「全員違う部屋に居るから...誰から訪問しようかな?」
165 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 21:38:11.75 ID:RY3/+EEt0
冒険者「いるか?」コンコン

ドリアード「はーい」

冒険者「おっと、開けるんじゃないぞ」

冒険者「お前、俺の服持ってるだろ」

ドリアード「はい、返して欲しいですか?」

冒険者「そりゃあな」

ドリアード「じゃあ返します。ドアの隙間から渡すので受け取って下さい」

冒険者「お前なんで盗ったの?」

ドリアード「良い匂いと波長が感じられるからです」

冒険者「お前らしいな。安心したぞ」
166 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 21:45:48.40 ID:RY3/+EEt0
上半身に纏う服は返して貰った


冒険者「いるよな?」コンコン

墮天使「っ...!何の用だい」ガチャ

冒険者「おい開けるな___」

墮天使「や、やっぱり...///」

冒険者「まじまじと見るな!やっぱりって言ったな?!服を返せ!」

墮天使「ごめんなさい...でも立派でした...」

冒険者「感想を述べんでいい!何で盗んだ?!」

墮天使「ソレを見れるかと期待してました...」

冒険者「素直でよろしい」
167 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 21:51:57.82 ID:RY3/+EEt0
ズボンも帰ってきた
どっちも着けたが少しスースーする
パンツが無いのだ

という訳で座敷わらしの部屋の前にやってきた


冒険者(どうせ嫌がらせだろ...)


冒険者がドアをノックしようとしたその時
中から物音が聞こえる


冒険者「...?聞いてみようか」
168 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 21:58:52.06 ID:RY3/+EEt0
「はぁ...はぁ...」ゴソゴソ

「感じる...温もり...匂い...心...」

「もっと...我慢できない...」

「..........おいしい....」


冒険者(これはヤバいのでは?)

冒険者(まぁ俺のを使っているとは限らないだろう)

冒険者「いるのかー?」コンコン

座敷わらし「ふぇっ?!ちょ、ちょっと待ってて!」
169 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 22:02:35.27 ID:RY3/+EEt0
座敷わらし「な、何の用よ」ガチャ


和服は少し乱れ、彼女自身も少し内股気味に見える


冒険者「お前、俺のパンツ持ってるだろ」

座敷わらし「だっ、誰が好き好んでお前のパンツなんて...」

冒険者「墮天使はそう言ってたのになー...」

座敷わらし「なっ、墮天使?!裏切ったの?!」

冒険者「...」ニコッ

冒険者「カマかけただけだぞ」

座敷わらし「ああああああああっ!!」
170 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 22:06:17.91 ID:RY3/+EEt0
冒険者「さぁ、パンツは返してもらうぞ」

座敷わらし「...ほら、これで満足?」

冒険者「ほんと偉そうだな」

冒険者「ま、いいや」

冒険者(なんで盗ったかは怖くて聞けないわ...)
171 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 22:08:38.70 ID:RY3/+EEt0
冒険者「さて、そろそろ寝るか」

冒険者「今日はゆっくり寝れそうだ」

冒険者「...」


だが、そんな冒険者に夜這いをしようと迫る影があった
172 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/04(日) 22:09:49.88 ID:RY3/+EEt0
>>173...夜這いを仕掛けてきた相手
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/04(日) 22:10:52.66 ID:ZaRLounTo
ドリアード
174 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/05(月) 18:30:42.20 ID:ObFf0d5o0
ドリアード「良く寝てますね」

ドリアード「では失礼して」


ドリアードは冒険者のベッドに潜り込んだ


ドリアード(直に匂いと温もりを感じる...)

ドリアード「おや?」

ドリアード(いやらしい波長が出てますねぇ)

ドリアード(チャンスですね)
175 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/05(月) 18:39:58.82 ID:ObFf0d5o0
ドリアードは怒張した冒険者のペニスに手を伸ばす
そのまま優しくしごく


冒険者「うっ...な、なぜここでこんな」

ドリアード「いやらしい波長が出てたので」

ドリアード「欲求不満なんですよね?」

ドリアード「私が優しくヌキヌキしてあげますからぁ...抵抗しないで下さいね?」

冒険者「こんな快楽に曝されて抵抗できる訳がないだろう...はひっ?!」
176 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/05(月) 20:17:30.62 ID:ObFf0d5o0
ドリアード「意外とかわいい所あるじゃないですかぁ」

ドリアード「もっと見たいですね...そういう所」

冒険者(やべぇ!搾られるパティーン!)

冒険者「催眠魔法!」

ドリアード「...」

冒険者「やったか?!」

ドリアード「何のつもりか分かりませんが、私にはそんなもの効きませんよぉ?」

ドリアード「私は妖精族ですからねぇ、妖精の加護を使えます」

冒険者「っ!」
177 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/05(月) 20:22:15.65 ID:ObFf0d5o0
ドリアード「そんなおいたをしちゃうご主人様にはお仕置きですね♪」

冒険者「ま、待ってくれ」

ドリアード「いやです」コリュッ

冒険者「ぉっ...ほっー...」


ドリアードは焦らすのを止め、カリを強く捻ってきた
暴発しかけるぐらい強烈な刺激に、冒険者は喘ぐことしかできない
178 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/06(火) 17:15:04.31 ID:+WpyjNPb0
冒険者「まっ、まずい!射精る!」

ドリアード「いいよ。私の手に頂戴?」

冒険者「はぁぁぁぁ...」ドプ

ドリアード「濃いですね...それではいただきます」ペロペロ


ドリアードは全て舐めとり、美味しそうに咀嚼する


冒険者(よし、条件満たすか)

冒険者「なぁドリアード。俺と一緒に__」

ドリアード「何でしょう?」

冒険者「」スースー

ドリアード「あら、寝言でしたかぁ、じゃあ私も一緒に寝ようかしら」


冒険者は寝落ちしてしまった
179 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/06(火) 17:20:12.24 ID:+WpyjNPb0
〜翌朝〜


墮天使「ねぇ、冒険者くん」

冒険者「んー」


瞼をこすり、覚醒していく
何故墮天使がここに?


墮天使「なんで君の隣にドリアードが寝ているのかな?」

冒険者「そ、それは...」

冒険者「思い出した。昨日こいつが俺の布団に潜り込んできたんだ」
180 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/06(火) 17:31:04.84 ID:+WpyjNPb0
墮天使「そんなことあるわけないだろ」

冒険者「えっ?」

墮天使「どうせ君がドリアードの事を無理やりベッドに引き込んだんだろう」

墮天使「おとなしいからといってそういう事をするなんて...」

冒険者「そ、そんな事...」

墮天使「うるさい!」


ひとしきりまくし立てると墮天使はどこかに行ってしまった
目の端に涙が付いていたような気がする


冒険者「ワケが分からない」

ドリアード「あー、ご主人様、墮天使ちゃんの事傷つけちゃいましたね」

冒険者「俺が...?」
181 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/06(火) 17:56:08.07 ID:+WpyjNPb0
冒険者「良く分からないが、仲直りをすれば良いんだな」

冒険者「このまま旅を続けるのは危険だから、宿泊は延長してきた」

冒険者「しかし、俺が悪いのか...」

ドリアード「いえ、私も悪いです」

ドリアード「でもご主人様だけでどうにかした方が墮天使ちゃんは幸せですよ」

冒険者「難しいな」

ドリアード「私にも責任はありますし、仲直りの方法を教えます」

冒険者「え?どうやったら仲直りできるの?」

ドリアード「>>182ですねぇ」
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/06(火) 18:01:56.41 ID:UupGKvwpO
恋人せっくしゅ
183 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/06(火) 18:07:56.79 ID:+WpyjNPb0
ドリアード「恋人せっくしゅですねぇ」

冒険者「しゅ?」

ドリアード「語気を柔らかくした方が甘々感あっていいですよね」

冒険者「そうかもな...ってなんで傷つけた相手とヤらなきゃいけないんだ?」

ドリアード「そこら辺は後で分かりますよ」

冒険者「はぁ」
184 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/06(火) 18:10:33.55 ID:+WpyjNPb0
ドリアード「とにかく、ここに台本を用意しました」

冒険者「台本?」

ドリアード「これを覚えて、感情込めて演技すれば墮天使ちゃんとヤれます」

冒険者「...従うしかないか」
185 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/06(火) 18:25:02.43 ID:+WpyjNPb0
冒険者「墮天使?入るぞ」

墮天使「...」

冒険者「止めないのか」

墮天使「キミはどうせ止めたって入ってくるさ」

冒険者「大事な話があって来た」

墮天使「そうかい」

墮天使(どうせ妊娠報告とかそこらだ)

冒険者「本当に、申し訳なかった」

墮天使「そうかい...」

墮天使「...?!」
186 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/06(火) 18:30:30.34 ID:+WpyjNPb0
冒険者「俺は、お前に重大な勘違いをさせていたらしい」

冒険者「昨日は特に何もしていない...ドリアードが添い寝を要求してきただけだ」

冒険者(ぶっちゃけ俺もよく覚えてない)

冒険者「それと、だな。これはその...まぁ照れ臭くて言いづらいんだが」

冒険者「お前に拒絶された時、俺はすごい苦しかったんだ」

墮天使「え...?」

冒険者「愚かな俺は、失って初めて大切なものに気付いたんだ」
187 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/06(火) 18:37:01.84 ID:+WpyjNPb0
冒険者「なぁ墮天使」

冒険者「俺は、お前が好きだ」

墮天使「えっ...!」


冒険者は間髪入れずキスを繰り出す


墮天使「ぷはっ、...ねぇ、ボクの事本当に好き?」

冒険者「あぁ」

墮天使「女の子らしくないよ?」

冒険者「そういうの気にしてる所が可愛いんだよ」
188 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/06(火) 18:41:47.72 ID:+WpyjNPb0
冒険者「今のお前、すごいメスの顔してるぜ」

墮天使「い、言うなぁ...///」

冒険者「シたいんだろ?」

墮天使「卑怯者め///」

冒険者「そんな悪い口はふさぐに限るな」


冒険者はディープキスをする
墮天使も呼応するように舌を絡ませる
189 : ◆ASVkrOnfZ6 :2018/11/08(木) 21:08:23.24 ID:S4HAe0Mr0
すると、冒険者はより吸引を強める
舌使いも墮天使の口内を蹂躙するようなものになっていく


墮天使「んっ...んんっ?!」

墮天使「ぷはっ...はぁ...はぁ...///」


墮天使は腰を砕かれ、へたりこんでしまった


墮天使「こんな卑怯な手を使って、許してもらえると思っているのかい?///」

冒険者「...」
190 : ◆ASVkrOnfZ6 :2018/11/08(木) 21:09:11.80 ID:S4HAe0Mr0
墮天使「どうせキミは体目当てのケダモノだろうから聞くけど」

墮天使「キミはボクの体のどこが好きなのかな?」

冒険者「全部と言いたい所だが、強いて挙げるなら脚だな」


彼女は活発に運動する質であるから、脚は引き締まっている
筋肉質ではなく、しなやかなその美脚は芸術品のようである
思わずその脚を舐めたいと思ってしまうのは、美しい物を汚したくなる人の欲望であろうか
191 : ◆ASVkrOnfZ6 :2018/11/08(木) 21:09:59.41 ID:S4HAe0Mr0
墮天使「変態極まりないね」

冒険者「変態は嫌いか?」

墮天使「とりあえず、苛めたくはなるかな」


墮天使は冒険者のズボンを脱がす
反り返るモノを抑え込むように、ふくらはぎと太ももでモノを挟んだ
そのまま体を揺すり、刺激する
192 : ◆ASVkrOnfZ6 :2018/11/08(木) 21:10:36.24 ID:S4HAe0Mr0
冒険者「感激だな...」

墮天使「うるさい変態。とっととイけ!」ギュッ


しなやかに締まった脚は締め付けに長けている
まるでニッパーで潰されるような刺激を受け、我慢をしようという脳細胞は焼ききれてしまった


冒険者「はいっ、イきますぅぅぅ...」ドビュッビュッ

墮天使「派手に漏らしたね」

墮天使「ま、今日はこの辺で許してあげるよ」
193 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/08(木) 21:20:20.47 ID:S4HAe0Mr0
どうにか許してもらえた様なので、自室に帰ってきた
やることも無いので、前に宿泊した人が忘れ物をしていないか調べる事にした
なんといっても場は整えられているので、100%良いものが見つかるのだ


冒険者「さて漁るか」

冒険者「クローゼットの中には無し」

冒険者「化粧台の引き出しにも無し」

冒険者「残すはベッドの下だ」

冒険者「おっ、何かあるな...」


ギリギリ手に取れる位の範囲内に何か落ちている


冒険者「あれは...そうか、>>194だ!」
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/08(木) 21:24:33.45 ID:XZ5ev5On0
新品のコンドーム

世界観的に無理なら「魔法書の一ページ」
195 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/08(木) 23:01:56.41 ID:S4HAe0Mr0
冒険者「新品のコンドームだ!」

座敷わらし「趣味悪いわねー」

冒険者「ホ!いつの間に?!」

座敷わらし「私、座敷わらしだから」

冒険者「地獄からの使者?」

座敷わらし「話すだけ無駄みたいね」
196 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/08(木) 23:04:59.16 ID:S4HAe0Mr0
冒険者(面倒な事になったぞ)

冒険者(座敷わらしは何をしてくるか分からない)

冒険者(奴の能力的に逃走はほぼ不可能)

冒険者(どうにかしてこいつを制御せねばなるまい)

座敷わらし「何ボソボソ言ってんの?感じ悪いわよ」

冒険者「うっせ。黙ってろ」

座敷わらし「ふん」
197 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/08(木) 23:10:54.35 ID:S4HAe0Mr0
冒険者(となると、催眠魔法を使うしか...)

冒険者(だがこいつも妖怪だ。モンスターよりも原理的、神的なものに近いだろう)

冒険者(ドリアードの持っていたようなよくわからん加護があるかもしれない)

冒険者(なら、催眠を効きやすくするべきだな)

冒険者「何か食うか?」

座敷わらし「はぁ?さっき昼ご飯食べたばっかりじゃない」

冒険者「おやつだよおやつ。チョコレートやろうか?」

座敷わらし「まぁ、くれるなら...」
198 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/08(木) 23:18:05.14 ID:S4HAe0Mr0
座敷わらし「〜♪」


一生こうしていろ
マジで。いつも憎まれ口叩いてくるやつには見えない程かわいい


冒険者(やらなければならないんだ!)

冒険者(甘い物に惑わされた今がチャンス!)

冒険者「催眠魔法!」

冒険者「本心を何でも言ってしまう催眠をかけた!」

冒険者「さぁ、お前の思想・思考・発想・行動原理を教えて貰おうか!」

座敷わらし「>>199
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/08(木) 23:21:06.93 ID:UOyanpDxo
むちゃくちゃに乱暴にされたい… えっちしたいよぉ…
200 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/09(金) 18:15:18.75 ID:W8paJWjc0
座敷わらし「むちゃくちゃに乱暴にされたい...」

冒険者「?!」

座敷わらし「えっちしたいよぉ...」

冒険者(昨日のアレを聞いて、性豪だろうと踏んではいたが)

冒険者(まさか俺が対象なのか?!)


座敷わらしの声の調子にはいつもの冷静さも、ヒステリーもなかった
まるで恋い焦がれる猫のようなか細い声だった


冒険者「これは...凄まじいギャップ萌えだ...」

冒険者「胸と金玉がキュンキュンする...!」

冒険者「反則過ぎるぞこれは。もう犯すしかない」
201 : ◆ASVkrOnfZ6 :2018/11/11(日) 22:46:07.53 ID:qGmAOgyu0
冒険者「むちゃくちゃにされるのがお好みなら、望みを叶えてやる」


冒険者は噛む様にして座敷わらしの乳首に吸い付く


冒険者「...本当に貧相な体だな」

座敷わらし「貧相な体じゃ...だめなの?」

冒険者「いいや、かわいいよ」

冒険者「じゃあ、ちょっと弄るぞ」

座敷わらし「えっ...?!そっち?!」


冒険者は座敷わらしのアナルを掻くようにして刺激する
202 : ◆ASVkrOnfZ6 :2018/11/11(日) 22:47:10.08 ID:qGmAOgyu0
座敷わらし「あっ...♡気持ちいいよ..♡もっと..♡」

冒険者「...そういやさ」ピタッ


冒険者は刺激を止める


座敷わらし「何で止めるの?」

冒険者「気になる事があったからね...答えてくれたら、また気持ちよくなれるよ?」

座敷わらし「うん...うんっ♡」
203 : ◆ASVkrOnfZ6 :2018/11/11(日) 22:48:02.90 ID:qGmAOgyu0
冒険者「なんでお前あんなに偉そうだったの?」

座敷わらし「挑発したら犯してくれるかと思って...」

冒険者「素直に頼めば良かったのになぁ」クリクリ

座敷わらし「ほぉっ♡不意討ちらめぇっ!♡」

冒険者「本当にかわいいなぁ」

座敷わらし「うん...んっ」プルプル


座敷わらしは震えているようだ


冒険者「こんなに乱れて、よっぽど苛めて欲しかったみたいだな」
204 : ◆ASVkrOnfZ6 :2018/11/11(日) 22:48:50.04 ID:qGmAOgyu0
座敷わらし「あっ...だめ、だめ、それ以上刺激したら...」

冒険者「刺激したら何なんだ?」ヌプ


勢いよく指をアナルから引き抜く
それと同時に座敷わらしの体の震えが最高潮に達する


座敷わらし「うれションしちゃいますううううぅぅっ♡♡♡」ピューッ

冒険者「...こりゃあ驚いた。ここまで変態とはな...」

座敷わらし「ぁ...ああ、絶対嫌われた...」
205 : ◆ASVkrOnfZ6 :2018/11/11(日) 22:49:34.31 ID:qGmAOgyu0
冒険者「人に粗相ひっかけようとして何勝手に落ち込んでんだよ」

座敷わらし「ひっ...ご、ごめんなさい...」

冒険者「いーや、許さないね。お仕置きだ」

冒険者「本当だったらさっき拾ったゴムを使ってやろうかと思ったが...」

冒険者「ゴム無しで挿入してやる」

座敷わらし「えっ...?」
206 : ◆ASVkrOnfZ6 :2018/11/11(日) 22:50:10.39 ID:qGmAOgyu0
冒険者「おらっ!」ズプッ

座敷わらし「あっ♡」

冒険者「アナル弄りも続けてやる」クリクリクリ

座敷わらし「ふー...ふぅっ♡」

冒険者「催眠は解除する」

座敷わらし「!!!」

座敷わらし「あ...うぅぅ///」

座敷わらし「みっ、見るな!!顔、見ないで...///」
207 : ◆ASVkrOnfZ6 :2018/11/11(日) 22:50:41.47 ID:qGmAOgyu0
冒険者「お仕置きに逆らうのか?そんなにイきたいのか...!」ズンッズンッ

座敷わらし「黙れえっ♡こんなの全然気持ちよくない♡」

座敷わらし(やばっ、ヤバい♡これイキ死ぬ♡♡♡♡)

冒険者「止めだ」ヌチョ


冒険者は勢いよくアナルから指を引き抜く
そして突くのではなく、擦るような動きで高速移動する


座敷わらし「ほぉっへええぇぇぇぇぇぇぇ♡♡♡♡♡♡♡♡」


座敷わらしは思い出した恥じらいを再び忘却の彼方へ葬り去られた
208 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/11(日) 22:55:45.38 ID:qGmAOgyu0
達成感で暫くぼうっとしていたら、いつの間にか座敷わらしがいなくなっていた
まぁ、弱みは握ったのだ。目的は達成された


冒険者「...しまった、現世に帰らねば...うーん...」

冒険者「どうしたものか」

冒険者「...そうだ!!」
209 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/11(日) 23:05:29.31 ID:qGmAOgyu0
〜翌日〜


冒険者「では、現在の目的地について確認しよう」

堕天使「確か遺跡だったよね」

冒険者「そうだ」

座敷わらし「なんで今さらそんな事を?」

冒険者「1日とはいえ、ブランクが空いているからな」

ドリアード「私、遺跡大好きなんですよ」

冒険者「遺跡が?」

ドリアード「はい。物知りな精霊が沢山居るんですよー」

冒険者「癒し...」
210 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/12(月) 18:03:40.31 ID:vczqCAVk0
暫く歩くと、空気が変わる
平坦でつまらない道ではなく、森がちになっていく


冒険者「そろそろ遺跡のようだな」

座敷わらし「一体どんな秘宝が眠ってるんでしょう」

堕天使「きっと高価な物だよ」

ドリアード「プライスレスな物かもしれませんよ」

冒険者「...遺跡が見えてきたぞ」


冒険者は遺跡の様子を確認する
211 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/12(月) 18:06:57.21 ID:vczqCAVk0
>>212...遺跡の様子
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/12(月) 18:11:22.07 ID:IYVfSBY4o
外見はボロボロだけど中は近未来的
213 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/13(火) 19:32:50.79 ID:athSa3I90
冒険者「うへぇ...ボッロボロじゃないか」

冒険者「ワクワクしてきたな」

座敷わらし「『場』を二つ感じる」

堕天使「ボクと同じ、冒涜者のような力を感じる」

ドリアード「精霊さんがいません。遺跡としてはあり得ないです」
214 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/15(木) 20:09:41.14 ID:POfYXYLB0
中に入ると、近未来的でまるで研究所のような
そんな無機質な光景が広がっていた


冒険者「気味が悪い」

堕天使「ここに、宝物があるのかい?」

ドリアード「何か臭くないです?」

座敷わらし「確かに臭う...けど、何かしらこの臭い」

冒険者「進んで行けば分かるだろう」
215 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/16(金) 22:01:25.10 ID:7Q9Yuvt50
冒険者「遺跡の外見だったが、こりゃどうも遺跡じゃなさそうだ」

冒険者「幾つかドアがあるから、とりあえずどれかの中に入ってみるか」

座敷わらし「そうすればここがどういう施設か分かるって訳ね」

堕天使「警戒を怠らないようにしよう」

ドリアード「そうですねぇ...この、『109』のドアの中からは生命反応はないですよ」

冒険者「ほんじゃ、そこに入るか」
216 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/16(金) 22:07:42.77 ID:7Q9Yuvt50
どうやら109号室はロッカールームのようだ


冒険者「ロッカールーム...?」

ドリアード「とにかく漁りましょう」

堕天使「そうだね。手掛かりを探さなきゃ」

座敷わらし(何か怖くなってきたわ...)

冒険者「どれどれ...ん?!」


冒険者はロッカーを開ける
217 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/16(金) 22:08:59.05 ID:7Q9Yuvt50
>>218...ロッカーの中身
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 22:11:57.89 ID:tG+ErswsO
銀の鍵
219 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/16(金) 22:20:38.67 ID:7Q9Yuvt50
只の銀製の鍵ですか?
クトゥルフ的なアレですか?
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 22:22:56.61 ID:tG+ErswsO
このレスのコンマ偶数ならただの鍵
奇数ならクトゥルフ的なアレと言うことで
221 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/17(土) 08:12:00.52 ID:niuj/4gh0
冒険者「銀の鍵...」

座敷わらし「何それ?」

堕天使「銀の鍵って、あの銀の鍵かい?」

ドリアード「...」

冒険者「ドリアード、こいつを封印出来るか?」

ドリアード「封印は...ちょっと無理ですねぇ」

ドリアード「ですが力を弱める程度ならできますよ」

冒険者「ならやってくれ」

堕天使「こんなものが本当にこの世に存在したなんて...!」

座敷わらし「え?え?何なのソレ?」
222 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/17(土) 10:55:30.66 ID:niuj/4gh0
冒険者「俺達が認識して、当たり前と思っている生と死」

冒険者「それらの答えにたどり着く鍵だ」

冒険者「それを受け入れたらもうそれは別のペクトルに人外だ」

冒険者「...まぁ、使った事はないから本当か嘘かは分からんがね」

座敷わらし「難しいわね」

冒険者「理解しようとしたらダメだ」

ドリアード「ん、これで少しましになったよ」
223 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/18(日) 21:35:22.66 ID:jyNClbAd0
堕天使「さすが、仕事が早いね」

ドリアード「ありがと」

冒険者「探索を続けよう」

冒険者「これ以上ロッカーを開けたらとんでもないブツがさらに出てきそうな気がする」
224 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/18(日) 21:45:40.75 ID:jyNClbAd0
冒険者「そもそもこの研究所事態危険なんだ」

冒険者「とっととケリをつけよう」

冒険者「座敷わらし、念じろ」

座敷わらし「...分かったわ」


冒険者のラックが一時的に上がった


冒険者「このラックなら運命を手繰り寄せられる」

冒険者「次が最後の部屋だ!」
225 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/18(日) 21:47:44.19 ID:jyNClbAd0
>>226...研究所最奥部の様子
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/18(日) 21:51:40.87 ID:O+bkdLiM0
不気味な人形が所狭しと並んでいる
227 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/18(日) 22:59:50.72 ID:jyNClbAd0
そこは、今までの近未来的な空間から打って変わって、儀式的な空間であった
なぜなら、不気味な人形が所狭しと並んでいるからである


冒険者「何かの宗教か?」

???「そんなところだ」

冒険者「ん????」


部屋が全体的に暗い為、声の主を明確に確認出来ない
なので目を凝らして冒険者達はその姿を捉えようとする
そして、その行いを例外なく後悔した
228 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/18(日) 23:23:54.17 ID:jyNClbAd0
鼻を突くような屍臭
髪は抜け落ち、一見がらんどうに見えるその眼窩からはペースト状の物体が顔を出す
所々皮は剥がれ、筋肉が露出している


ロード「俺はロード。降神の術者だ」

ロード「これよりそこの雌三人に神を降ろす」

ロード「絶対神の支配を受け入れるのだ」

座敷わらし「何馬鹿な事言ってんの?!」

ドリアード「待って座敷わらしちゃん!そいつは本気だし、それを成し遂げる気概もある」
229 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/20(火) 22:20:41.56 ID:GOU2To7i0
堕天使「狂信者風情が偉そうだね」

ロード「何だと?」

堕天使「頭部狙いパンチ。試行5回」


ロードの頭部は弾け飛ぶ


堕天使「パンチを5回まで試行できる」

堕天使「二回避けて、一回喰らったがダメージが薄かった」

堕天使「全てボクの能力によるパラレルワールドの話だがね」
230 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/22(木) 19:49:35.28 ID:DE95G7jh0
冒険者「やるな」

堕天使「えっへん」

冒険者「だが祟られそうだな。末代まで呪われてそうだ」

座敷わらし「大丈夫よ。私がいる限りはそんな呪い効かないわ」

ドリアード「私も解呪できるよ」

冒険者「しかし、これで終わりか」

冒険者「達成感がないな...」

冒険者「いや、違うな。空洞音がする」

冒険者「結構薄いな...ならいけるか」

冒険者「せいっ!!」


冒険者は床を殴る
すると床が割れ、元あった遺跡の面影がある場所に出た
231 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/23(金) 22:59:03.37 ID:fgtxB6Ph0
ところどころ苔むしており、本当に遺跡であることを再認識させる


ドリアード「力を感じる...」

堕天使「ボクも感じるよ」

座敷わらし「いい力だけど...こんな苔むした所に定住したくはないわね」

冒険者「おっ、あれを見ろよ」


冒険者は前方をまっすぐ指す
そこには祭壇と、小さな箱が


冒険者「棺桶にしては小さいな、コレ?」
232 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/24(土) 15:29:54.86 ID:Mjxy5T9i0
冒険者「開封してみよう」

冒険者「...」

冒険者「はっはっは。なるほどなぁ」


冒険者は中のそれを見て、全て理解したようだ


冒険者「みんな。少し目を瞑っていてくれないか」

座敷わらし「はいはい...」

堕天使「キミを信じるよ」

ドリアード「んん...」キュー

冒険者「そんな強く瞑らなくてもいいんだけど...」

冒険者「...ほい、出来たぞ。さぁ目を開けて確認するんだ」
233 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/24(土) 15:37:31.21 ID:Mjxy5T9i0
三人が目を開けると、全員真っ先に指を確認した
勿論、目を瞑っているうちに違和感を感じたからである
そして、三人の左手の薬指にはそれぞれ指輪が嵌められていた


冒険者(現実だったらこんな無責任な事はしないのだが)

冒険者「みんな、俺と結婚してくれないか?」

座敷わらし「...まぁ、どーしてもって言うなら」

堕天使「良いのかい?」

ドリアード「...嬉しい...!」
234 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/24(土) 15:49:47.80 ID:Mjxy5T9i0
すると、周囲が。いや、世界が。眩い光に包まれる


気が付くと、元の世界に戻っていた


310ページ「面白かったわよ」

冒険者「ふん」

310ページ「あなたはもうページを捲る事が出来るわ」

冒険者「そうだったな。もう会うことはないだろうけど、楽しかったぞ」


冒険者は311ページ...時空転移の魔法について記されたページを開いた
235 : ◆ASVkrOnfZ6 [saga]:2018/11/24(土) 15:56:46.33 ID:Mjxy5T9i0
冒険者「この魔法を使用した術者は、時間を移動する」

冒険者「この魔法は完全版と魔法使いなら誰でもできる不完全版がある」

冒険者「なお、完全版が使える魔法使いはごく少数である。完全版が使用可能な術者を一応纏めておく」


そこには、大魔法使いとマスター魔術師の名前もあった


冒険者「完全版ではifの世界にも好きなだけ飛べるが、不完全版では一定時間実際の過去に遡るのみとなる」

冒険者「不完全版の発動方法は...あー...>>236か」
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/26(月) 02:54:01.67 ID:itj+2AuW0
自分の命の源(精子または卵子、あるいは寿命または自分の過去)を魔翌力に転換し、転換された魔翌力を"時の管理者"に捧げる。

"時の管理者"は概念であり、このようなページを読んだ者であれば念じれば捧げられる
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/11/28(水) 21:45:17.30 ID:rD/Rp87Ko
保守
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/01(土) 22:35:20.89 ID:fzlApN+P0
安価下なら、
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