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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で生き延びる その2
- 366 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/20(火) 22:53:08.68 ID:rIfd79dZ0
- 判定結果
アベルレベル55+5=60
ロウルレベル64+4=68
――鍛錬を終了します
- 367 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/20(火) 22:53:44.12 ID:KXKaZi53O
- 仮にアドルラン兄様や妹にも聞かれたらやべぇことになるなw>コイツも性奴隷です
- 368 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/20(火) 22:57:26.23 ID:rIfd79dZ0
- 【城塞での休日・夜】
アベル「久々に充実した鍛錬が出来た気がする」
アベル「ああは言っていたが、ロウルの腕前だって並の将軍なら簡単に蹴散らせるだろう」
アベル「だが慢心はしないぞ。また重傷を負うのはこりごりだ」
アベル「さて今度はどうするかな」
アベル:レベル60
夜技:93
【状態】健康
【道具】
『ゾロ目チケット』×2
判定を一度だけゾロ目に変えられます
ただし、特殊判定及びレベル判定では使用不可
1:仲間と交流(好感度上昇やイベントなど、交流相手指定も可能)
・エリス(レベル122・★好感度104)
・アーシャ(レベル79・好感度85)
・ロウル(レベル68・好感度85)
・シア(レベル44・好感度91)
2:鍛錬(レベル上げ、鍛錬方法も指定可能)
3:散策(貧民街・帝都が散策可能。判定で遭遇や情報)
4:調査(敵将や戦場の情報入手)
5:道具屋(道具の購入を行います)
↓1
- 369 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/20(火) 22:57:42.33 ID:dKTy/xWPO
- 4
- 370 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/20(火) 22:58:17.56 ID:AvGxoXrIO
- 4
- 371 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/20(火) 23:00:50.89 ID:rIfd79dZ0
- アベル「そろそろ戦が起きそうな気がする……」
アベル「慢心はしないと言った手前、調査は怠れないな」
アベル「まあ調査するのはネスト達なんだが」
アベル「さて今回は、と」
1・紳士知将
2・没落貴族
3・変質神父
4・煩悩騎馬
↓1
- 372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/20(火) 23:03:36.35 ID:nUvOJbt10
- 2
- 373 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/20(火) 23:03:38.03 ID:m9ICtoDro
- 1 3
- 374 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/20(火) 23:03:40.17 ID:AvGxoXrIO
- 4
- 375 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/20(火) 23:04:33.98 ID:m9ICtoDro
- あぶねえ 2人選択とか俺アホか
- 376 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/20(火) 23:09:46.47 ID:rIfd79dZ0
- 2:没落貴族
――
アベル「ネスト……」
アベル「毎回必ず下にいる、この二人はなんなんだ……」
アベル「とりあえず、この没落貴族にしてみよう」
アベル「兄が王国の一部を制圧したというし、王国軍にも動きがあるかもしれないからな……」
アベル「……」
アベル「多分、王国軍だよな?」
※次の対戦相手が決まりました
- 377 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/20(火) 23:19:09.92 ID:rIfd79dZ0
- ――とある戦場――
「うぐぁ!?」
「く……!」
「小娘の分際で……!」
「左翼壊滅! 撤退、撤退ー!」
王国兵「パトラ隊長! 帝国兵の撃退に成功しました!」
パトラ「よかった……。先日、王国領の一部が奪われてしまったそうですからね。警戒を強めて正解だったわ」
パトラ「負傷者はいない? 少しの傷でも放置すれば悪化してしまうわよ?」
王国兵「は、若干名ですが軽傷者は出ています!」
パトラ「それなら、その兵達は一度下がらせて。私は、このまま帝国兵に追撃を行います!」
王国兵「隊長、我らもついていきます!」
パトラ「……ありがとう。行きましょう!」
パトラ(奪われた領地の兵は、皆殺しにされたそうね……)
パトラ(非道な帝国軍、許しはしない)
パトラ(それに私が武勲を立てれば、きっといつか……)
敵将:パトラ
レベル判定↓1コンマ1/2(将補正+5及び最低保証あり)
- 378 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/20(火) 23:19:45.32 ID:s9COnedM0
- あ
- 379 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/20(火) 23:20:14.93 ID:8KPa236T0
- や
- 380 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/20(火) 23:33:00.68 ID:rIfd79dZ0
- ――
アベル「やはり、王国軍か」
ロウル「はい。統率の取れた動きで帝国兵もだいぶ蹴散らされているみたいですね」
アベル「……帝国は個の力に頼る者が多いからな。連携攻撃には弱いだろう」
ネスト「殿下――こほん、アベル様。お待たせしました」
アベル「ネストか。調査の方は……」
ネスト「もちろん、完了していますよ」
ネスト「とはいえしばらくお会いしないうちに皆様お強くなられたようで……」
ネスト「今回は我々がいなくても、楽に勝てたのではないでしょうか」
アベル「ネスト、戦場での油断は死を招くぞ。俺は身を持って知っている」
ネスト「っ! 失礼致しました。これが敵の情報になります」
【王国軍】
敵将:パトラ
レベル:35
スキル
『部下との絆』
部隊の仲間のレベルを全員+5する
『誇りの剛槍』
攻撃状態時、補正+20
王国兵×8
レベル20
『部下との絆』の効果で+5=25
- 381 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/20(火) 23:40:54.76 ID:rIfd79dZ0
- アベル「ふむ……」
ネスト「敵将は王国の没落貴族のようですね」
ネスト「どうやら家の家宝らしい槍は強力ですが、アベル様達なら対処もできるでしょう」
アベル「だから没落貴族……直球だな」
アベル「まあそれは置いておくとして、だ」
アーシャ「ねえ、アベル?」
アベル「ん、どうしたアーシャ?」
アーシャ「前回……エカチェリーナ王女との戦いから私なりに考えたのですが」
アーシャ「一度戦闘が始まってしまっては、説得は難しい」
アーシャ「思わぬ負傷者も出る可能性があります」
アーシャ「そして私達は……少なくとも、一般的な兵士よりは強くなれていると思います」
アーシャ「――単騎で、最初から白旗。対話の環境を作ることもできるのではないでしょうか」
アーシャ「ロウルちゃんがいますから、奇襲は防げますし」
アベル「それも手か。どうするか……」
※アーシャの提案で選択肢が増えました
1:攻める
2:撤退
3:対話(相手によっては失敗します)
↓1
- 382 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/20(火) 23:45:20.46 ID:eS1kZivf0
- アベル単騎対話
- 383 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/20(火) 23:45:32.87 ID:KXKaZi53O
- せっかくだし3
お兄ちゃんが暴れまわった誤解を解ければいいが
- 384 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/20(火) 23:54:41.54 ID:rIfd79dZ0
- 3:対話(アベル単騎)
――
アベル「……よし、俺が行こう」
ロウル「アベルさん、何かあれば私達が全力で援護しますけど、くれぐれも無茶はだめですよ!?」
アーシャ「深追いしなければ、失敗しても防御や逃走は可能です」
エリス「はい。万が一王国軍が刃を抜いた場合、斬り伏せます!」
シア「回復はお任せを〜」
アベル「……今更だが、シアがこの場にいることが驚きなんだがな」
シア「ひ、酷いです〜!? 折角アベルさんに協力しようと思ったのに〜……」
シア「でも、この作戦は嬉しいです。アベルさん、成功を祈っていますよ〜」
アベル「ああ。では行ってくる」
――
王国兵「!? 隊長!」
パトラ「どうしました!? 帝国軍に動きがあったのですか?」
王国兵「そ、それが……」
王国兵「部隊を率いていた黒騎士が、白旗を……」
パトラ「……はい?」
――
- 385 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/21(水) 00:02:22.26 ID:Li7REApv0
- アベル「王国の部隊とお見受けする」スタスタ
王国兵「止まれ!」
アベル「我が名はアベル。帝国の第三皇子だ」
王国兵「!?」
パトラ「帝国の……皇子!?」
パトラ(もし、打ち倒せれば……これ以上ない武勲!)
パトラ(しかし、白旗を上げた者に手を出すのは貴族としては……!)
アベル「見ての通り、こちらに戦闘の意思はない」
アベル「白旗で足りぬなら、この剣も置こう」トサッ…
王国兵「……っ」
パトラ「何が、目的なの? 私達に降伏して捕虜になりたいと?」
アベル「いや違う。王国に降伏する気はないが……」
アベル「見たところ、貴女は話が通じそうだ」
アベル「こちらの要望は一つ。互いに武器を置いての、対話だ」
パトラ「……」
パトラ特殊判定
↓1コンマ二桁
- 386 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 00:03:10.81 ID:ik5FcEIK0
- あ
- 387 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 00:08:17.23 ID:3pXCW8gS0
- このコンマ判定の数値はどうなるか……
- 388 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/21(水) 00:16:39.69 ID:Li7REApv0
- 本当にアベルは戦闘以外のコンマが安定し過ぎである
特殊判定結果
パトラのアベル信用度:81+10(貴族の誇り)
91(信用に値しますし、ここで攻撃しては貴族の名折れ!)
――
パトラ「……」スッ…
王国兵「た、隊長!?」
パトラ「全員、武器を降ろして」
王国兵「しかし、罠の可能性も……!」
パトラ「武器を先に捨て、白旗を掲げた人を攻撃するなんて、私にはできません」
パトラ「それにこの人は、信用しても大丈夫そうです」
パトラ「……むしろ、私達は助けられたとも言えるわ」
王国兵「ど、どういうことですか隊長!?」
パトラ「悔しいですけど……私達と彼らの部隊は恐らく練度の次元が違う」
パトラ「それでいて将……いえ、皇子自らがこうしてやってくるのは余程の事情があるはずですから」
アベル「ご理解頂き、感謝する」
※パトラ隊の説得に成功しました
※戦闘を終了し、対話に移ります
- 389 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/21(水) 00:20:53.86 ID:Li7REApv0
- 説得があっさり成功したところで本日はここまで
お気づきかと思いますが、アベル隊の強さは尋常じゃない値になっています
ほとんどの相手が補正差+50以上で瞬間勝利できますが、説得に成功すれば情報を聞き出したり等のメリットがあります
あとロウルのスキル、カインを仲直りするまで判定から除外する効果もあったんですが、弄りたい方もいらっしゃるようなので、カイン込にしてよろしいでしょうか?
本日もありがとうございました!
- 390 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 00:23:26.96 ID:O21u/oBX0
- 乙
ちょっとお兄ちゃんかわいそうではあるけどね
いいと思います
- 391 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 00:30:57.74 ID:Hh+iKwo8O
- おつおつ
戦功欲はありそうだけどかなりまともな隊長っぽいし、上手くいけばシアみたく仲間に引き込めるかな?
そしてやっぱりカインお兄ちゃんは現段階ではまだマイナス扱いなのか。でも込み込みでお願いします
童貞いじりは面白そうだが、あれができたのはシアのエロレベルがエリスの25倍もあったからだし難しいか?
- 392 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 10:45:44.63 ID:LXA8Tk2lO
- ノワール母さん、
>>幼いアベルに生き抜く様々な技術を仕込んだのも彼女である
これってまさかアベルの高夜レベルもなんじゃ……
- 393 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 19:11:22.40 ID:7vz0JVh0O
- そういえばフィーアと鍛練可能&戦闘時にフィーアが救援に来てくれる可能性が出てたけど何か条件とかはあるんだろうか。
- 394 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 19:33:47.06 ID:t6Xz1s6K0
- 鍛錬可能とはいえ、あの子開幕無条件劣勢ぶち込みに超回避してくる上に最低20%はこっちに通常劣勢出すし、現状だとエリスとローズしか勝ち目なくね?
救援の場合は確定逃走と敵将狙い撃ちもできるし、これまでの敵将レベル見るとフィーア単騎放り込むだけで戦場ほとんど制圧できそう
改めてこの末妹やばすぎるわ
- 395 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 19:54:09.73 ID:UOKWXWO20
- 両親から嫌われている上、実力や読者からの人気もフィーアに水をあけられているキアラの明日はどっちだ
- 396 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/21(水) 21:48:13.92 ID:Li7REApv0
- こんばんは
今日もゆったりと進みます
フィーアの救援ですが、戦闘劣勢時や重大な戦いにおいて判定で増援として出る可能性があります
が、現在のアベル隊はちょっとやそっとでは追い込まれない筈なので、余程のことが起きない限りは王城で過ごしたり城塞に遊びにくるだけでしょう
鍛錬はもう少し話が進めば王城内にも入れるようになるため、散策→王城→鍛錬で可能となります。城塞に遊びに来ているときも可能です
- 397 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/21(水) 21:48:55.77 ID:Li7REApv0
- ――
アベル「ここなら大丈夫か」
ロウル「そうですね。現在は他の兵士の気配は感じません」
ロウル「いずれは送られてくるかもしれませんが、しばらくは大丈夫でしょう」
王国兵「獣耳……!?」
ロウル「王国では然程珍しくないんじゃないですか? 貴族のいい獲物にされてるみたいですし」
パトラ「っ、あんな連中は貴族でもなんでもないわ!」
パトラ「……ごめんなさい。まずは部下の非礼を謝らせてください」
ロウル「あー、大丈夫ですよ。私は別に気にしてませんし、こんなだからこそ役立てる力もありますからね」
アーシャ「アベル、今の口ぶりだと……」
アベル「ああ。腐っていない貴族、と言ったところだろう」
パトラ「今では、没落してしまったけど。だからといって、私は連中に負けたままでいるつもりはない……!」
パトラ「とはいえ、貴方達を倒して武勲を得ることは間違いだと思います」
パトラ「さて、それではそろそろ貴方達の目的を聞かせてもらっても?」
アベル「ああ。我々は――」
――アベル説明中――
パトラ「そう、だったのですか……」
王国兵「とても信じられないが……」
パトラ「……」
パトラ特殊判定
↓1
- 398 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 21:53:50.43 ID:7vz0JVh0O
- てい
- 399 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 21:53:54.59 ID:SOAIiUAq0
- えい
- 400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 21:56:03.40 ID:jEjuuYcfO
- 微妙
- 401 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/21(水) 22:08:40.74 ID:Li7REApv0
- 特殊判定結果
王国信頼度:43(家の再興はしたいが、今の王国は……。かなりぐらついています)
――
パトラ「私も、自分の国が……王国が嫌いになることがあります」
パトラ「豊かで美しい国です。ですが豊か過ぎたのがいけないのでしょうか?」
パトラ「一部の貴族は欲に塗れ、それを咎めた者は圧力で潰される……」
パトラ「……アベル皇子、貴方達も自分の国が嫌いですか?」
アベル「ああ、全てがとは言えないが、父の過剰な実力主義だけは認められない」
パトラ「はぁ……。仮に貴方に勝てる力を持っていても、討ちたくはないわね」
パトラ「国の異常さに気が付けて、それに立ち向かえる人は希少だもの……」
アベル「……」
パトラ「貴方達の置かれている立場は理解したわ」
パトラ「でも無駄な争いを避けるだけなら、わざわざここに潜んで話し合う必要はない」
パトラ「私達に、何を求めているのですか?」
パトラに質問や話したいことがあれば
↓1(パトラがぐらついているため、高確率で成功)
- 402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 22:28:33.07 ID:nYKYXp5WO
- 互いの国を変えるために協力を持ちかける。
- 403 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/21(水) 23:00:24.49 ID:Li7REApv0
- アベル「非常に単純な話だ。お互い、少なからず自国の現状を疑問視している」
パトラ「ええ」
アベル「――互いの国を変えるため。協力関係を結びたい」
パトラ「!!」
王国兵「!!」
アベル「……おそらく、だが。王国は腐っていても国王は違うのではないか?」
パトラ「ええ。前王が崩御されてから、今の国王は若きクラウス王です」
パトラ「今の王国を変えようと必死に頑張っておられる良き王なのですが……」
アベル「ある意味で、こちらと同じか。少数派はいきなり根付いた風習には逆らえないと」
パトラ「その通りです。王国の上層部や貴族の抵抗は尋常ではありません」
パトラ「そして我が国の利点であり問題点である広大な領土と人員の多さ。軍も完全に掌握しきれていないでしょう」
アベル「……以前、王国貴族の私兵団と衝突したことがあったが、そういう連中も多くいそうだな」
パトラ「残念ながら……」
王国兵1「我ら正規の王国兵すら、一部には贅に溺れる者が多数いる。情けないことにそれが王国の現状だ」
王国兵2「パトラ隊長は素晴らしい方だ。だが、中には賊のようなおぞましい隊長もいる……」
アベル「なるほどな……」
- 404 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/21(水) 23:01:04.74 ID:Li7REApv0
- アベル「生憎とさっき話した通り、俺は皇子だが発言権はない」
アベル「だが部下は優秀だと自負している。第四斥候部隊を総動員し、そちらへ流せる情報は流そう」
アベル「予め攻められる場所がわかっていれば、迎撃は容易く被害も減るだろう」
アベル「少しこちらが有利になってしまうかもしれないが、切り捨てても問題ない領地を囮にするのも手かもしれない」
パトラ「……皇子が、売国とも受け取れる発言ですよ?」
アベル「何を今更。そして貴女達には、可能であれば俺達の情報を国王に伝えて頂きたい」
アベル「俺の考えに賛同しなくても構わない。ただ、帝国内部にも現状をよしとしない存在がいることだけでも知ってほしい」
パトラ「なるほど、クラウス王にとっては少しは心が楽になる情報かもしれませんね」
パトラ「……あえて、問題のある兵ばかりを貴方達にけしかけて討伐していただくこともできるのかしら?」
アベル「……そちらも随分な発言だな。普通に仲間を売る発言だぞ」
パトラ「お互い、手段は選べないということで」
アベル「なるほど……」
パトラ「とはいえ、私も一将に過ぎません。貴方の期待に添えた動きができるか確証はありませんが、王への報告だけは必ずや」
アベル「――感謝する」
※パトラ隊の動きにより、国王にアベル達の存在が知られることとなりました
――
- 405 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/21(水) 23:16:37.65 ID:Li7REApv0
- ――
パトラ「……それでは、貴方達のことを考えると」
王国兵「我々は為すすべなく敗れ、王国へ敗走。その強さを伝えるために王の下へ。これで問題ないか?」
アベル「こちらは構わないが、それだとそちらの評価に問題が出ないか?」
パトラ「ご心配なく。仮に一時的に評価が下がったところで、そんなものに負けはしない」
パトラ「王国を真の意味で救えたなら、それこそまさに至上の勲章でしょう?」
王国兵「そうすれば隊長の家の再興もすぐです!」
パトラ「しかしアベル皇子、お気をつけて」
パトラ「帝国軍そのものが動き、またクラウス王も完全に軍を掌握しきれていない以上、必ず衝突は起きるでしょう」
パトラ「真紅の令嬢――スカーレット。彼女にはご注意を」
アベル「情報感謝する。そしてこちらも情報を、というよりも詫びる必要があるかもしれないが……」
アベル「先日、王国領の一部を制圧したのは俺の兄、第二皇子カインだ」
パトラ「!!」
アベル「昔はもっと理知的だったのだが、どこで道を違えることになったのか……非常に好戦的になっている」
アベル「決して貴女達を馬鹿にするわけではないが、兄の風魔法の前に兵の数は無意味だ」
アベル「万が一遭遇した際は、全力で逃げるべきだろう」
パトラ「……ご忠告ありがとうございます」
パトラ「それでは我々はここで。もしまたお会いする機会があれば……」
アベル「お互い、自国が良くなっている報告ができるようになっているといいな」
パトラ「ええ。私は誇るべき祖先のためにも、腐敗貴族に負ける気はありません。貴方もどうか、ご武運を!」
――パトラ隊と別れました――
――城塞に帰還します
※協力関係を結んだため、アベル隊と戦場で出会うことはなくなります
- 406 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/21(水) 23:19:24.74 ID:Li7REApv0
- 【城塞での休日】
アベル「王国の将と関係を結べたのは大きい」
アベル「すぐにとはいかないだろうが、国王の人柄を考えれば同盟が一番近道だろう」
アベル「さて今日はどう動くかな……」
アベル:レベル60
夜技:93
【状態】健康
【道具】
『ゾロ目チケット』×2
判定を一度だけゾロ目に変えられます
ただし、特殊判定及びレベル判定では使用不可
1:仲間と交流(好感度上昇やイベントなど、交流相手指定も可能)
・エリス(レベル122・★好感度104)
・アーシャ(レベル79・好感度85)
・ロウル(レベル68・好感度85)
・シア(レベル44・好感度91)
2:鍛錬(レベル上げ、鍛錬方法も指定可能)
3:散策(貧民街・帝都が散策可能。判定で遭遇や情報)
4:調査(敵将や戦場の情報入手)
5:道具屋(道具の購入を行います)
↓1
- 407 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 23:21:59.50 ID:pyTLmNV2o
- 1 シア
- 408 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 23:22:06.12 ID:c/6HQi580
- 4
- 409 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 23:22:21.11 ID:dM2KASka0
- 2シアと
- 410 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/21(水) 23:29:21.97 ID:Li7REApv0
- 1:シアと交流(好感度100超えは確定)
――
シア「アベルさ〜ん、おはようござます〜」ニコニコ
アベル「ああシアか。おはよう」
シア「ふふふ〜」
アベル「どうした、なにやら嬉しそうだが」
シア「王国の人ともお話ができましたよ〜♪」
アベル「ああ、それでか。確かに、話の通じる貴族でよかった」
アベル「……だがしかし、王国の問題も明るみになったぞ?」
アベル「帝国と聖国は王の力は盤石なのに対して、王国はそうでもないことがわかった以上」
アベル「無秩序に動く王国兵と遭遇する可能性も高いだろう」
シア「どこの国も大変です〜……」ショボン
アベル「たしかにな。だが大きな収穫だったのは事実だ。今はそれを喜ぼう」
シアとどのような交流をしますか?
↓1〜2(混ぜれそうなら混ぜます)
- 411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 23:36:43.90 ID:CvS7p7A8O
- デートしつつ、いざと言う時ようにアベルの所有物だと認識されるようなもの(チョーカー等)でも買いに行こ
- 412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 23:40:56.41 ID:O21u/oBX0
- 部屋に飾る花を選ぶ
- 413 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/21(水) 23:58:45.12 ID:Li7REApv0
- シア「ところでアベルさん、今お時間ありますか〜?」
アベル「ん、まだ決めていなかったからな。大丈夫だが」
シア「その……すごく厚かましいお願いだとは思うんですけど……」モジモジ
シア「また……帝都に連れて行っていただけませんか?」
アベル「正体を隠すなら問題は無いと思うが……なんでまた?」
シア「……お部屋にお花を飾りたいな〜って思いまして〜」
アベル「なるほど。そういうことなら構わない。早速行こうか」
シア「あ、ありがとうございます〜!」
――
【帝都・大通り】
シア「やっぱり凄いですね〜」フードカブリ
アベル「……先に断っておくが、また兄に見つかったら例の作戦でいくからな?」
シア「……」
アベル「シア?」
シア「は、はい!? わ、わかっていますよ〜?」
アベル「そうか。さて花屋はどこだったかな……」
――
- 414 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/21(水) 23:59:19.78 ID:Li7REApv0
- シア「わぁ〜……お花も、聖国とは違うんですねぇ〜……」
アベル「帝国は環境が環境だからな。草花もそれに合わせて進化しているらしい」
アベル「中流以上の娯楽に思われがちだが、意外とガーデニングは貧民街でも人気が高い」
シア「そうなんですか〜?」
アベル「見ためや香りで一時の安らぎを得る者も多いからな」
アベル「……蜜に寄ってきた虫を喰う者もいるが」
シア「ひぃ!?」
アベル「帝国の花の特徴は、その生命力の強さだ。少量の水でも生き延びる逞しさを持っている」
アベル「……欠点は、他国の花と共生ができないことだ。養分を奪い取って貧弱な花を枯れさせるんだ」
シア「お花まで実力主義……ちょっと怖いです〜」
シア「あ……この小さな花、特に可愛いですね〜。これにします〜」
アベル「これか。確かに悪くないな。ちょっと待っていてくれ」
――
- 415 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/22(木) 00:03:08.41 ID:3z/zO9jm0
- ――
シア「どうもありがとうございます〜♪」
アベル「ああ……」
アベル(俺が花を買った時に店主に凄い顔をされたがな……)
シア「〜〜♪ ――あ……」
アベル「ん、どうした?」
シア「……」ジー…
アベル「あれは……」
アベル(チョーカー……?)
シア「……」ジー…
アベル「はぁ。欲しいならば、素直にそう言え」
シア「え? あ、いや、そういうわけでは〜……」アセアセ
アベル「別に今更遠慮するな。甘味の方が打撃的には大きい」
アベル「すぐに戻る」スタスタ
シア「あ……」
- 416 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/22(木) 00:08:59.65 ID:3z/zO9jm0
- ――
アベル「ほら、これでよかったか?」
シア「あ、ありがとう、ございます〜……」
シア「……」
シア「あ、あの、アベルさん?」
アベル「なんだ?」
シア「そのチョーカー……今、私につけてみてくださいませんか?」
アベル「わ、わかった。そんなにすぐ着けてみたいものなのか……」
スッ……
シア(あ……)ブルッ
シア(あ、あぁ……)ブルブル
シア(この、感覚は――)
アベル「ほら、つけれたぞ?」
シア「ぁ……」
アベル「シア?」
- 417 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/22(木) 00:17:43.82 ID:3z/zO9jm0
- ――好感度100超・特殊イベント発生――
シア(だめ、です……)
シア(だめなのに……)
シア(身体が、もういうことを……)
シア「……」トサッ…
アベル「お、おいシア!? 大丈夫か!?」ギュッ
シア(ああ、温かい……誰かに抱きとめてもらうのってこんな感じなんですね〜……)
シア「アベルさん、ごめんなさい……」
シア「エリスさん、ごめんなさい……」
シア「神よ、お許し下さい……」
シア「でも、もう私は……」
アベル「シア?」
シア「ねぇ、アベルさん……」
シア「私、アベルさんに辱められすぎたせいで、おかしくなっちゃいました……」
シア「嫌だったのに、恥ずかしかったのに……」
シア「私は――アベルさんの所有物になりたい――この気持ちが抑えられないんです……」
アベル「――ッ!」
※アベルの対応
※暴走の危険は低いですが、エリスと関係を持っていることもお忘れなく
↓2〜4コンマ最大値採用(混ぜれそうなら混ぜます)
- 418 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/22(木) 00:19:43.65 ID:3z/zO9jm0
- シアが100超えしたところで本日はここまで
自由安価が多くて申し訳ないです
なお、関係を今この場で断っても100超えは確定しているので、レベルアップやスキル強化はされます
受け入れるや、断り方によってはこのまま続くかもしれません
本日もありがとうございました!
- 419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 06:19:04.71 ID:4GvDtSeXO
- おつおつ。首輪で発情とか淫乱シスター
でもまずは外堀埋めから
「好意を持ってくれるのは嬉しいが、俺にはエリスがいる。そして、彼女には話したのか?」
- 420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 07:15:39.43 ID:ZCkiZsjtO
- エリスのことを伝えつつ、シアの肩を押さえて顔をしっかりと見据えながら諭すように説得(シアの好意は否定しない)。
アベルはいっそのことハーレムにさせるのもありかもしれない。
- 421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 14:34:28.83 ID:IFdZFycy0
- 尋問プレイしたいけど、流石に見境なく襲うのもなぁ
なんとなくエリスは話せばわかってくれそうだが
安価下で
- 422 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 17:40:25.00 ID:olISlFSBO
- するにしてもエリスや他のヒロインとの関連性がな。
ということで、エリスのことを考えて『嬉しいが今この場で言うわけにはいかない』と一旦保留。
- 423 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 17:53:18.08 ID:Z+lToucp0
- ここでの00はどうなるのだろうか?
- 424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 19:51:11.72 ID:C/6pOXKLO
- 前は安価下でも範囲内ならゾロ認定されてたな
00は最高値だしボーナスワンチャン?
- 425 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 20:05:14.93 ID:F0yXHSETO
- まーた変なところ荒ぶるんだからもー(白目)
- 426 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/22(木) 23:04:39.26 ID:7XyCUNa60
- すみません、ちょっと仕事が長引いたので今日の更新はお休みって思って来たら(白目)
はい、過去に認めているのでこの00も範囲内の00、ハイパークリティカルです
とはいえ内容は保留、クリティカルのしようもないので……
00は100として扱っており、偶数ゾロとも言えるので鍛錬外ですがシアの好感度100★スキルの獲得でもよろしいでしょうか?
あと、この交流が終わった後にまた特殊イベントなのですが、その際に必要と思われる特殊判定を3つ先にとっておきます
特殊判定
↓1〜3コンマ二桁
- 427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 23:05:40.12 ID:aaXvvitO0
- あ
- 428 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 23:06:24.69 ID:YOQNBmHDO
- 自分はそれで構いません
- 429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 23:06:39.81 ID:C/6pOXKLO
- やったぜ!
- 430 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 23:07:31.02 ID:44mEo6b20
- さて、このコンマ判定はどうかな?
- 431 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/22(木) 23:12:33.75 ID:7XyCUNa60
- ……時々、皆さんは特殊判定内容を察知してコンマを操っているんじゃないかな?と思う時があります
内容は明日公開しますが、今回は犠牲者が二人です
それではまた明日、よろしくお願いいたします
- 432 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 23:15:18.98 ID:F0yXHSETO
- 母親関連だとしたら低いとこってもしかしてキアラじゃ……
- 433 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 23:30:27.58 ID:C/6pOXKLO
- いや、キャラシで明確に友好度がはっきりしてる時は判定スキップしてるから、全員への対応がはっきりしてる母さん絡みではないと思う
低めのコンマが一個で犠牲者二人ってことは、俺が出した81も高くて駄目なパターンか?
- 434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 23:48:12.87 ID:JdvlRxKt0
- またお兄ちゃんだったりして
- 435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 20:43:44.55 ID:zyEyDtv2O
- 仮に皇族組のコンマだとしてもフィーアはまた華麗に避けてそうな悪寒がする。
- 436 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/23(金) 22:30:57.51 ID:/3gMnP6f0
- こんばんは
それではまた進めて行きます
判定結果内容は、それぞれの場所で公表しますね
- 437 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/23(金) 22:31:47.69 ID:/3gMnP6f0
- アベル「……シア」グッ…
シア「あ……」
アベル「俺なんかに、そういう感情を持ってくれるということは……嬉しいよ」
アベル「だが俺には、エリスがいる」
アベル「そしてシアも、俺のせいで所有物になりたいのだと思い込んでいるだけかもしれない」
アベル「お互い、今この場で軽々とこたえるというわけにはいかないだろう」
アベル「一度、冷静になろう」
シア「そう、ですね……ごめんなさい」
アベル「いや、元は俺のせいだろう。帝国に連れてきたのも、そういう偽りの姿を与えたのも、俺だ」
シア「……いいえ。アベルさんに出逢えた、これだけでも十分嬉しいですよ〜?」
シア「こちらこそ急に変なことを言ったり色々おねだりしちゃって申し訳ないですよ〜」
シア「――大切に、しますからね」
アベル「あ、あぁ……」
シア「さて、そろそろ帰りましょうか〜」
――
- 438 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/23(金) 22:32:36.50 ID:/3gMnP6f0
- アベル(まさか、シアからあんなことを言われるとはな……)
アベル(……俺が背負っているのは、彼女の想いもか)
アベル(……なおさら負けるわけには、いかない)
――『想いを背負う者』発動――
好感度100以上に達した者が現れる度、自身の基礎レベルを10増加させる
また重大な決戦において、その者の持つ一部★スキルを自身のスキルに加えることができる
アベルレベル60→70
――
シア(……はしたない女と、思われちゃいましたかね〜……?)
シア(それでもアベルさん、私があなたに救われたのは本当なんですよ〜?)
シア(もしあのカイン皇子と出会ったのが先だったら……多分、命はなかったでしょうから)
シア(仮に生きていても、こんなに楽しく皆さんとお喋りをしたりお買いものをしたりできなかった筈です……)
シア(さっきのアベルさん……真剣な眼でしたね。そんなあなただから、私もきっと……)
シア(――神よ。私はきっと、もう戻ることのできない裏切り者なのでしょう)
シア(私は平等を謳っておきながら、もうその考えに戻ることもできそうにありません)
シア(誰も傷つけたくなかった筈なのに、今はきっとあの人を守るために力を振るえる)
シア(そして、聖国の平和ではなく――あの人の無事を祈ってしまう)
シア(でもそれでいい。後悔は、ありません)
※シアは固有スキル『戦後手当』が強化され『戦場の聖女』を獲得しました
『戦場の聖女』
敗北判定時、怪我のレベルを二段緩和させ、中傷までに留める
※シアは追加スキル『聖女の祈り』を獲得しました!
★『聖女の祈り』
敗北判定が出た場合、一戦闘につき一度だけ、確実に拮抗状態で復帰する
シア好感度100ボーナス
↓1コンマ一桁
- 439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 22:33:45.06 ID:azRHdSzY0
- あ
- 440 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/23(金) 22:36:19.64 ID:/3gMnP6f0
- シアレベル44→50
※シアとの関係を保留しました
※今後の交流内容次第では、シアが再燃する可能性があります
――
- 441 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/23(金) 22:37:12.58 ID:/3gMnP6f0
- ――
【帝国・皇帝の間】
カイン「父上、母上。先日の奪った王国領の整備が完了致しました」
カイン「防衛砦も強化し、王国軍が奪い返しにきたところで返り討ちが可能です」
ギルバート「……そうか」
フローレン「まぁ〜……流石はカイン。見事な仕事の早さねぇ」ナデナデ
カイン「あ、ありがとうございます母上!」
フローレン「あなた達も、カインを見習ってもっとしっかり働くのよぉ?」
アドルラン「はっ、申し訳ありません」
フィーア「……」
キアラ「……」
カイン「……」
- 442 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/23(金) 22:38:02.18 ID:/3gMnP6f0
- 3連特殊判定結果(1/3、2/3)
1カインのキアラへの理解度
12(僕と違って戦えもしないアベル以下の弱者のくせに……)
2カインのフィーアへの理解度
69(まぁ……弱者だが、僕を素直に慕う姿は認めてやるよ)
――
カイン「まあまあ母上、兄さんは僕から見てもよく働いています」
カイン「それにフィーアも、年齢を考えれば仕方がないでしょう」
カイン「――そう、二人はいいんですよ」チラ
ギルバート「……そうだな」チラ
フローレン「……そうねぇ」チラ
キアラ「……っ」
アドルラン「……次は、きっとご満足いただける報告を致しましょう」
フィーア「っ、失礼します!」グイッ
キアラ「あ……」
カイン「ふん……」
フローレン「本当に、つまらない子ねぇ。カインはこんな立派に育ってくれたというのに」
ギルバート「……カインよ。引き続き我が国のために力を尽くすのだ。我を失望させるなよ」
カイン「は!」
ギルバート(これ以上、な……)
――
- 443 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 22:39:03.95 ID:6FqA4OiuO
- キアラ……
- 444 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/23(金) 22:39:51.62 ID:/3gMnP6f0
- ――
【帝国・皇女の私室】
ローズ「そう……」
フィーア「お父様にお母様、それにカイン兄様まで……!」
キアラ「仕方がないよ、フィーアちゃん。私が帝国の役に立っていないのは事実だし……」
フィーア「でも!」
キアラ「……私は大丈夫。フィーアちゃんとローズさんが、こんなに優しくしてくれるんだもの」
キアラ「それに、アドルラン兄様も庇ってくれるし……アベル兄様も私をちゃんと見てくれる」
ローズ「……皇帝陛下は、本当に力しか見ていない。お妃様は、自分が気に入った楽しめるものにしか興味を持たない」
フィーア「……私が可愛がられているのも、この歩法とかのせいなんですよね?」スッ…
ローズ「驚いちゃったわヨ。まさかアベル様の所から帰ってきたら、自分の力の片鱗に気がついちゃうなんて」
ローズ「まさかエリスちゃんが護身術教えてたなんてネ。あの子が教えたんじゃ、開花しても不思議じゃないか……」
フィーア「ローズさん、エリス姉様を知っているんですか?」
ローズ「ええ、この前のメイド試験でやりあったわ。まさか相討ちになるなんて思ってなかったし、アタシも鍛え直さないと」
フィーア「やっぱり姉様とローズさんは凄いです! 私も、もっと強く――」
ローズ「そ、それは……」
キアラ「ねえ、ローズさん?」
ローズ「な、何かしらキアラちゃん?」
キアラ「私も――強くなりたいです」
- 445 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 22:45:59.51 ID:3t8F/bN7O
- あのメイド長が動揺するのかと思ったけど、実はフィーアのレベル83って実戦経験0で-30もの補正がかかってるから、ある程度戦闘したら補正値減少&通常のレベルアップであっという間にローズ(124)超えちゃう危険性があるんだよな……やっぱ何なのこの末妹()
- 446 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/23(金) 22:46:50.29 ID:/3gMnP6f0
- ローズ「キアラちゃん……」
キアラ「ローズさん、昔……私には大きな魔力があるって言ってましたよね?」
キアラ「そして、誕生日にくれたこの可愛い薔薇のコサージュ。お気に入りでいつもつけているけど……」
ローズ「ええ。それは魔力を抑え、隠す魔具でもある……」
ローズ「さっきの話からして、まだキアラちゃんの魔力は皇帝陛下達にはばれていない筈」
ローズ「フィーアちゃんのことも、アタシがこの後もきっと守り抜いて見せるワ」
ローズ「……戦いなんて、悲しいだけヨ。二人には、普通のレディーとして幸せを掴んで欲しいのヨ……」
キアラ「ありがとうございます、ローズさん……」
フィーア「でも、私も自分の力を知ってしまった以上――もう、ただの何も知らない子供じゃいられないの」
キアラ「私もです。コサージュをつけてても、アベル兄様の城塞で……魔法を褒めて頂けました」
キアラ「せめてアベル兄様には隠さずに。この力が、何かの役に立つのなら……」
フィーア「それはお父様たちのためじゃなくて」
キアラ「アベル兄様のために、使いたいです」
ローズ「あなた達……」
ローズ「――まったく、戦いたがるなんて野蛮な真似、本来はレディーらしくないんだけどね」
――
エリス「……くしゅん!?」
アーシャ「あらエリスちゃん、風邪?」
――
- 447 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/23(金) 22:50:25.02 ID:/3gMnP6f0
- ローズ「……いいわ。アタシももう止めない」
ローズ「ま、鍛えちゃってるレディーのアタシが二人を止めるのも説得力ないわよネ」
ローズ「……いい、天使達? あくまでレディーの嗜みの範囲に留めておくのヨ?」
ローズ「絶対に、この国の玩具、兵器になっては駄目。これだけはアタシと約束して頂戴?」
フィーア「勿論!」
キアラ「ありがとう、ローズさん!」
ローズ「王城内は流石に感づかれるわ。今後のためにも、アベル様の城塞内だけにしておくのよ?」
ローズ「行きなさい。あとはアタシが適当にしておくから」
フィーア「はい!」
ローズ「アタシの天使も……いつの間にか立派になっちゃったわネ……」
ローズ「アタシも負けてられないワ! もっと強く美しく! 身体は誰よりも男らしく! 心は誰よりも女らしく!」
――
- 448 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/23(金) 22:55:45.44 ID:/3gMnP6f0
- ――特殊イベント・姉妹の覚悟――
【アベルの城塞】
フィーア「アベル兄様ー!」
ロウル「おぉぅ!?」ビクゥ
ロウル「あ、なんだフィーア様ですか……こんにちは」ドキドキ
フィーア「こんにちはロウル姉様!」
ロウル(く、やっぱりまだフィーア様は感知できそうにありませんね)
キアラ「こ、こんにちは」
ロウル「おや、キアラ様も。今日もまたお二人で? アドルラン様は……」
フィーア「アドルラン兄様は、またお仕事で……」
ロウル「護衛なし……いやいりませんでしたね。少々お待ちを。すぐにアベルさんを呼びますので」
フィーア「あ、ロウル姉様。できれば兄様を呼ぶのは……」
キアラ「鍛錬場に、お願いします……」
――
- 449 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/23(金) 23:01:24.76 ID:/3gMnP6f0
- 【鍛錬場】
アベル「どうしたんだ、二人とも」
アベル「遊びたいなら、何もこんなところでなくとも……」
フィーア「……」
キアラ「……」
アーシャ「私達もここに集めるということは……」
ロウル「揃って遊んで欲しい、っていうわけでもなさそうですね」
エリス「そうなるとやはり、鍛錬でしょうか? フィーア様の力は確かに……」
シア「か、回復の用意をした方がいいですかね〜?」
フィーア「いえ、それもまたお話したいのですが……」
キアラ「今日は――私が模擬戦をお願いしたいのです」
アベル「!?」
- 450 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/23(金) 23:04:33.09 ID:/3gMnP6f0
- ※キアラと模擬戦を行うことができます
※キアラは模擬戦を望んでいますが、断ることも可能です
※模擬戦は誰が担当しても問題ありません
※勝利で追加イベント+ボーナスあり
※敗北しても問題はありません
キアラと、模擬戦を行いますか?
↓1〜3多数決(行う場合、誰が担当するかも)
- 451 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 23:06:33.31 ID:ziN51CJZ0
- 模擬戦する
相手はアベル
- 452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 23:07:10.68 ID:3t8F/bN7O
- アベル相手で。
- 453 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 23:07:11.23 ID:CICPIlDC0
- 模擬戦する アーシャ
- 454 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 23:07:12.54 ID:O5yYlePC0
- アベルで受ける
- 455 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 23:07:35.23 ID:6FqA4OiuO
- 今度こそ兄自ら、アベルと模擬戦
頑張って鍛えてあげたい
- 456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 23:12:06.01 ID:mbFvnjMgO
- 孤軍奮闘あるからこそアベルで。
多分だけど三連コンマの81って恐らくは……だし。
- 457 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/23(金) 23:14:03.66 ID:/3gMnP6f0
- アベル「……フィーアの時はエリスに譲るかたちとなったが」
アベル「今日の俺は、体調も万全だ」
アベル「優しいキアラが、わざわざこんなことを言ってくるなんて、何か理由があるんだろう?」
アベル「少しは、兄らしいことをしないとな」
アベル「安心しろキアラ。全て、俺が受け止めてやる」
キアラ「兄様……」
キアラ「やっぱり、兄様は優しいです」
キアラ「そんな兄様だから……私は、力になりたいのです」
キアラ「生まれ持ったこの力も――兄様のために」スッ…
アベル「キアラ? なぜコサージュを――」
ゴゥッ!
アベル「――っ!?」
エリス「これ、は!」
シア「……!?」
アーシャ「まさか……!?」
ロウル「はは……あれは、魔具の一種でしたか……!」
- 458 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/23(金) 23:17:33.36 ID:/3gMnP6f0
- これは皇帝夫妻やカインが悪いんじゃない
ローズのコサージュの封印力が凄すぎただけなんだ(白目)
3連特殊判定結果(3/3)
3キアラの戦闘レベル(ローズのコサージュ封印が発覚したため、1/2解除)
81+10(皇族補正・弱)−30(実戦経験0)+14(封印状態下での魔法才能)+25(封印解除)
=100
――
アベル「キアラ……お前……!?」
キアラ「私も、フィーアちゃんと同じように実戦経験はありません」
キアラ「だから、どうか兄様の胸をお貸しください!」
アベル「っ、わかった。来い、キアラ!」
キアラ「は、はい!」
――模擬戦開始!!!
- 459 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/11/23(金) 23:22:10.89 ID:/3gMnP6f0
- 【帝国軍】
キアラ:レベル100
【スキル】
『見習い軍師』
戦闘時、常時補正+5
『広域回復・強』
劣勢判定を2回まで無効化する
『???』
習得条件を満たしていません
★『溢れ出る魔力の奔流』
戦闘時、常時補正+5。自身のスキル全てに敵の妨害を阻止する★効果を付与する
またこのスキルを持つ限り、補正差が50以上であったとしても30までに軽減し戦闘を行う
さらに自身のレベルの半分以下の敵全てを行動不能(戦闘参加不可)にする
VS
【アベル隊】
アベル:レベル70
【スキル】
『譲れぬ野心』
敗北判定時、コンマを再度振る。コンマ一桁が8、9、0の時、劣勢状態で復帰する
このスキルは一度の戦闘で一度しか発動せず、逃走失敗判定時は発動しない
この効果を使い勝利した場合、戦闘終了後にペナルティ判定を行う
『孤軍奮闘』
味方が自分以外存在しない時、自身のレベルを倍にする
『想いを背負う者』
好感度100以上に達した者が現れる度、自身の基礎レベルを10増加させる
また重大な決戦において、その者の持つ★スキルを自身のスキルに加えることができる
★『魔法剣・黒煌』
敵の所持する防御・回避系スキル効果全てを貫通し無効化する
★『聖女の祈り』
敗北判定が出た場合、一戦闘につき一度だけ、確実に拮抗状態で復帰する
『???』
解放条件を満たしていません
- 460 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 23:22:13.51 ID:O5yYlePC0
- うわっマジで!
てことは元々のアベルとカインって帝国の皇族で最弱……
- 461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 23:23:46.57 ID:mE8QosteO
- これも全部コンマが悪いんや…
- 462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 23:23:48.85 ID:mbFvnjMgO
- 盲目のお兄ちゃんはともかく両親ガチで節穴だったでござる。
というか実戦経験補正無しだとどうにかローザ(試験前)とどっこいどっこいだったフィーアに対して、実戦経験無しだと現在のローザをも超えるキアラ……がんばれ男共
- 463 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 23:23:55.62 ID:6FqA4OiuO
- 妹両方やばかった!?
- 464 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 23:27:31.43 ID:fGXvwGpc0
- 帝国には戦女神でもいるのか?
- 465 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 23:28:56.88 ID:aUyHEfZF0
- そのうちに後付けで帝国は女子のほうが戦闘が強かったとかいう歴史が語られるよ(適当)
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