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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で生き延びる その2

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842 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 16:28:54.16 ID:VrIuA7fn0
エリスの★スキルなら、習得できます
それと申し訳ありません、散策対象に王城が抜けていました
不手際のため、鍛錬の後行動消費無しで帝都散策を行います
アベル単体での散策でよろしいでしょうか?
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 16:29:42.52 ID:S6fRk2UL0
はい
844 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 16:30:07.40 ID:VrIuA7fn0
一応の行動が決定したところで、続きはまた後ほど
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 16:32:15.94 ID:Q4QjJw+V0
王城散策したかったから個人的には王城入れて再安価して欲しい
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 16:39:20.99 ID:T//ETdON0
>>841>>843
自演失敗か?あの自己中も良く自演してたけど
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 16:41:05.14 ID:S6fRk2UL0
>>846
自分、ただ返事しただけだけど……
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 17:00:16.89 ID:RsBJ6A3KO
自演は闇が深いから確実にやってるって分かる時だけ疑おう
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 17:13:00.53 ID:XT3V01S3O
自演するほど必死になる位の情熱があるならば
自ら安価やあんこのスレ立てて思いの丈をぶつけてみるべきって
お兄ちゃんが言ってた
850 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 22:03:17.05 ID:VrIuA7fn0
こんばんはー
それでは再開していきます
散策につきましては、後ほど多数決で散策先を決定しようと思います
851 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 22:04:01.70 ID:VrIuA7fn0
2:エリスと鍛錬

――

アベル「……昨日は、みんなだけ鍛錬させてしまったからな」

アベル「俺もしなくては、示しがつかないというものだ」

アベル「エリスはいるだろうか?」


――

【鍛錬場】

エリス「アベル様!」

アベル「エリス、すまないが今日も鍛錬を頼めるか?」

エリス「はい、アベル様のためならば!」

エリス「その……、昨日のような恥ずかしいことでも、私は……///」

アベル「……本当にすまなかった。まあそちらはまたいずれ、ちゃんとした場所でな」

エリス「は、はい!」

エリス「そういえばアベル様。私、昨日のキアラ様との戦いでアベル様のご兄妹全員に刃を向けてしまったのですが……」

アベル「そうだったな。だが俺は別に気にしな――」

エリス「なんとなく、皇族の方の癖を覚えてしまったようで……今なら、アベル様にも満足して頂ける動きができるかもしれません




アベル「」



※エリスは特殊スキル『皇族崩し』を獲得しました!

『皇族崩し』
皇族が相手の場合に限り、常時補正+10
852 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 22:05:04.82 ID:VrIuA7fn0
エリス「それと、もう一つ。思いつきそうなものがあるのですが……」

エリス「アベル様――私は、どうあるべきでしょう?」

エリス「キアラ様の魔法に押し負け、私は攻めの姿勢を維持できませんでした」

エリス「もう少し、守りも意識すべきなのでしょうか?」

エリス「それとも、そもそも体勢を崩さなくても済むよう、さらに深く深く攻め込むべきなのか?」

エリス「アベル様は、どちらを望まれますか?」

アベル「そうだな……」


※アベルの選択
 どちらか一方の系統のスキルのみ獲得できます


1:守り

2:攻め


↓1〜3多数決
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:06:27.03 ID:mAblmcGDO
1
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:06:46.92 ID:yKX0wgZO0
1
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:07:31.68 ID:8jB0bP4uO
守りで隙無くそう
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:11:05.65 ID:Xq+YRb6qO
フィーアの天衣無縫並みの防御スキル入手したらガチで隙無くなってまう(白目)
857 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 22:16:22.73 ID:VrIuA7fn0
1:守り


――

アベル「そうだな――俺は、守りを意識して欲しい」

エリス「より確実に、アベル様をお守り――」

アベル「違う。お前は確かに強い。だがな、俺は本当であれば……お前に傷ついて欲しくないんだ」

エリス「!!」

アベル「だから、もう少し……自分も、大切にしてくれないか?」

エリス「……ありがとうございます、アベル様」

エリス「はい、私は倒れません。いつまでも、アベル様のお傍にあるために」

エリス(キアラ様とルーシェさん、二人は魔力の扱いが長けていた……)

エリス(キアラ様は溢れる魔力が障壁に。ルーシェさんは意図的に魔力を固めてより強度を増して攻防一体に……)

エリス(彼女のように、魔力を纏うイメージを。剣ではなく、この身体に……)

エリス(――見えた!)

エリス「これが、私の新たな力……!」


※エリスは追加スキル『魔法闘衣・黒煌』を獲得しました!

★『魔法闘衣・黒煌』
劣勢を受けた時、一度だけ発動
劣勢判定を無効化し、以後常時補正10の効果を得る
さらに★スキルを含む敵のカウンタースキルの成功率を半減させる

アベル「エリス……」

エリス「それではアベル様、参ります!」

アベル「来い、エリス!」


――鍛錬開始!!!
858 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 22:18:16.33 ID:VrIuA7fn0
状況:拮抗

【攻撃状態】
アベル:レベル71
『孤軍奮闘』レベル2倍
=レベル142

VS

【攻撃状態】
エリス:レベル134
『道を切り拓く剣』補正+30
『皇族崩し』補正+10

レベル差8=補正0
スキル補正−40


コンマ90以上で優勢
コンマ89以下で劣勢

↓1コンマ二桁
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:19:08.63 ID:Xq+YRb6qO
かてない(白目)
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:19:46.74 ID:8jB0bP4uO
つえぇ!?
861 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 22:24:20.68 ID:VrIuA7fn0
コンマ63

――劣勢!


エリス「はああぁぁ!」ゴォッ!

アベル「くっ……!?」ガギィン!

アベル(エリスの動きが、より速く……!)

アベル(く、後ろに一度……)

エリス「! 初級、土魔法!」

アベル「うおっ!?」ガクン!

アベル(逃げ場の地面だけを崩された! 俺の動きが、読まれている……!?)

エリス「せいっ!」ブオン!

アベル「ぐおっ!?」ミシミシ…!

アベル(これほどまでに、また力の差が開くか……!)


コンマ90以上で優勢
コンマ89以下で劣勢

↓1コンマ二桁
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:26:33.91 ID:8jB0bP4uO
きっつい
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:28:28.10 ID:Vuzo4tCd0
アベル頑張れ
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:29:44.74 ID:S6fRk2UL0
一撃翌浴びせてやれ!
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:34:52.24 ID:XT3V01S3O
やりますねえ
866 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 22:36:12.77 ID:VrIuA7fn0
コンマ91


――優勢!


アベル「――だがっ!」グググ!

エリス「!」ギチギチ…

アベル「このまま沈んでは、いられない!」ガキィン!

エリス「っ、あそこから切り返されるとは……お見事ですアベル様!」

エリス「でも……」

――『魔法闘衣・黒煌』発動――

劣勢を受けた時、一度だけ発動
劣勢判定を無効化し、以後常時補正10の効果を得る
さらに★スキルを含む敵のカウンタースキルの成功率を半減させる


アベル「!?」

アベル(あれは、エリスの魔法剣の魔力か!?)

アベル(アドルラン兄様の盾や剣も切り裂く程の、追尾性を備えた研ぎ澄まされた魔力……!)

アベル(それを纏うともなれば、こちらは迂闊に攻め込めないぞ……)

アベル(確かに、自分を大切にしてほしいとは言ったが、これは……)

【状況変化】

『道を切り拓く剣』補正+30
『皇族崩し』補正+10
『魔法闘衣・黒煌』補正+10

合計補正:−50……判定限界を越えました


エリス「アベル様、お覚悟を!」

アベル(俺の勝ち目が0になっ――)


ズガァ!


エリス「……よし、勝負ありですね」

アベル(……本当に頑張ろう、鍛錬)

敗北……
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:37:42.74 ID:T0zwleA4o
無理やん
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:39:17.80 ID:uGZBGjxwO
そういえば何だかんだでアベルはまだフィーアとは戦ってないし、一度肌であの恐ろしさを感じてほしいな。
フィーアの方ももう少しでレベル100行くし。
869 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 22:40:55.29 ID:VrIuA7fn0
――

アベル「はは……不甲斐ない……」

エリス「いえ、アベル様が背を押してくれたおかげですよ」

エリス「……いいえ、アベル様だけじゃない。多くの人との戦いが、私を成長させてきました」

エリス「それでも、まだまだです。私は鍛錬を続けます」

エリス「ですからアベル様――どうか、これからも共に」

アベル「ああ、ありがとうエリス……」

特殊判定
↓1〜2コンマ一桁
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:41:52.12 ID:mAblmcGDO
はい
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:42:00.35 ID:T0zwleA4o
むむん
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:42:27.23 ID:8jB0bP4uO
守りのスキルが攻撃にも強くて、もしもこれで攻め選んでたらどうなってたんだろう……
873 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 22:45:31.27 ID:VrIuA7fn0
特殊判定結果
鍛錬結果(コンマ1/2)

アベルレベル71+1+2(防がれたが格上への優勢ボーナス)
=74
エリスレベル134+3
=137

――鍛錬を終了します
874 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 22:46:57.35 ID:VrIuA7fn0
――特殊イベント・皇帝出陣――

【帝国・皇帝の間】

ギルバート「……」ガシャン、ガシャン…

フローレン「ねぇ、あなた? 本当に一般兵の様子なんて見に行くのぉ?」

フローレン「あなたに勝てる男なんていないと思うけどぉ? 行っても面白いとは思えないわぁ……」

ギルバート「……確かに、我からすれば有象無象の弱者だろう」

ギルバート「だがアドルランの言葉で、兵はかつてない程の士気を得ているという……」

ギルバート「アドルランの兵を従える器は、評価できる。奴も徐々に自覚を持ち始めたのだろう」

ギルバート「しかし、いくら士気があろうと実力が伴わなければ無意味」

ギルバート「舞い上がり、我が一薙ぎしただけで心折れたならば、それはそこまでの存在であったに過ぎぬ」

ギルバート「適当な戦場で、適当に意味も無く命を散らせるだろう」

ギルバート「だが……我の相手をしてなお、心が折れなければ――それこそ強者と言えるだろう」

ギルバート「心を折らずアドルランと共に更なる鍛錬を積み、より精強な兵へと成長していく……」

ギルバート「そうすれば、いずれは古の素晴らしき帝国を取り戻すこともできるであろう」

フローレン「まぁ……私もあなたの目指す強き帝国には興味があるからいいけどぉ……早く帰ってきてね?」

ギルバート「わかった……」


――
875 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 22:48:31.43 ID:VrIuA7fn0
――

【帝都・コロセウム】

ワーワー!

アーシャ「凄い人ね……」

アーシャ(強き者を良しとする帝国において、最もわかりやすく力を示しやすい場所……)

アーシャ(賭博も行われ、普段からも活気はあるとは聞いていたけど、今日は一段と多いみたい……)

アーシャ(帝国最強、皇帝ギルバートの力が見られるなら当然、と言ったところなんでしょうけど……)

アーシャ(模擬戦を担当するのは、全て帝国兵)

アーシャ(……お世辞にも、アベルに大きな顔をできるような強者ではなかった筈だけど)

アーシャ(アドルラン様の鼓舞でどれほど腕を上げたのか、それも気になりますね……)


ワー!

アーシャ「!!」

アーシャ(いよいよ、始まるのですね……)

アーシャ(皇帝ギルバート……アベルのお父上。その力、見極めてみせる……!)


――
876 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 22:49:47.59 ID:VrIuA7fn0
――


帝国兵1「き、緊張するぜ……」ブルブル

帝国兵2「皇帝陛下と模擬戦なんて、光栄ではあるんだが……」ブルブル

帝国兵3「落ち着け! 俺達だって、鍛えてきた!」

帝国兵4「アドルラン様の部下として、恥じない戦いを心がけよう!」


ガシャ…

ガシャ……


ギルバート「ふむ……」


帝国兵「「……!!!」」


ギルバート「意気込みは良し。ならばその言葉に偽りがないか……」スラッ…


ギルバート「この皇帝ギルバートが、見定めてやろう!」ジャキン!


帝国兵(……!!! やはり皇帝陛下と俺達とでは、次元が違う……!!!)


帝国兵(だが……こっちは一戦闘あたり10人の部隊! 連携を意識すれば――可能性は0ではないはずだ!)



――模擬戦開始!!!
877 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 22:50:58.32 ID:VrIuA7fn0
帝国兵:レベル33×10人
【スキル】
『第一皇子の激励』
アドルランがいる時、レベルを10上昇させる


VS


皇帝ギルバート:レベル350(手心あり)
【スキル】
★『強者の観察』
戦闘開始後、最初のターンのみ、このスキルと『絶対皇帝』以外の自身のスキルを封印する
2ターン目以降このスキルは消滅する

★『絶対皇帝』
三すくみ不利、敵の帝国指定スキル、奇襲及び罠を無効化
このスキルを持つ限り、劣勢を受けられる回数を??にする
さらに補正差が50以上あったとしても30までに軽減し戦闘を行う
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:52:16.30 ID:S6fRk2UL0
350wwwwwww
手心ありではこれは勝てないわ
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:53:12.39 ID:8jB0bP4uO
うっそだろおい!?
880 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 22:53:26.78 ID:VrIuA7fn0
【状況:拮抗】

【攻撃状態】
帝国兵団10人:レベル合計330

VS

【攻撃状態】
皇帝ギルバート:レベル350

レベル差20=補正−20


コンマ70以上で優勢
コンマ69以下で劣勢

↓1コンマ二桁
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:54:07.06 ID:uGZBGjxwO
手心ありで350ってこれ確実にレベル4桁言ってるわ()
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:55:13.03 ID:VNHsR3w+O
正直パパン舐めてたけどこれはあかん(白目)
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:56:06.13 ID:AbtgLtj+O
200ぐらいだと思ったら想像以上だった
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 22:56:10.76 ID:S6fRk2UL0
直接対決はやめておいた方がいいかもね…
885 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 22:59:21.23 ID:VrIuA7fn0
コンマ06

――劣勢!


帝国兵1「うおおお!」ブオン!

ギルバート「……」

帝国兵1(う、動かない……!? いや、しかしこのままやるしかない!)

ギルバート「……」パシ

帝国兵1「!?」

ギルバート「……」バギィン!

帝国兵1(飴を砕く様に、模擬刀を握りつぶした……!?)

帝国兵2「……退け! 全員で陣形を組むんだ!」

ギルバート「……」
886 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 23:00:35.30 ID:VrIuA7fn0
※ ※ ※ ※ ※ ※ 警告 ※ ※ ※ ※ ※ ※ 


         ――皇帝始動――

   ――皇帝ギルバートのスキルが変化します――


※ ※ ※ ※ ※ ※ 警告 ※ ※ ※ ※ ※ ※ 
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 23:01:32.24 ID:XT3V01S3O
喝!って叫ぶだけで数十人単位で吹き飛びそう
888 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 23:01:51.13 ID:VrIuA7fn0
皇帝ギルバート:レベル350(手心あり)
【スキル】

★『絶対皇帝』
三すくみ不利、敵の帝国指定スキル、奇襲及び罠を無効化
このスキルを持つ限り、劣勢を受けられる回数を??にする
さらに補正差が50以上あったとしても30までに軽減し戦闘を行う

『威圧する眼光』
敵の逃走成功判定に−50の補正をかける

『白銀月閃』
戦闘時、常時補正+10
敵の人数が自軍より多い時、 自軍の合計値に自身のレベル×(敵軍人数−1)を加算する

『緋鳥の構え』
戦闘時、常時補正+30
敵が防御状態の時、さらに補正+15
構えスキルは同時に一つしか発動せず、次ターンは次の構えに移行する

※手心状態のため他スキルは封印
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 23:02:02.07 ID:AbtgLtj+O
えっ
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 23:02:41.13 ID:S6fRk2UL0
これだけやばいのに他にスキルがあるのかよ……ガチはほぼ無理じゃないか?
891 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 23:04:07.28 ID:VrIuA7fn0
【状況変化】

【攻撃状態】
帝国兵団10人:レベル合計330

VS

【攻撃状態】
皇帝ギルバート:レベル350

『白銀月閃』
レベル合計:350+350×(10−1)=3500
補正−10
『緋鳥の構え』補正−45

補正−3225


―― 敗 北 確 定 ――



――
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 23:04:35.78 ID:uGZBGjxwO
パパンがもう笑えてくる強さなんだけど、同時にこれに一回限定とはいえ開幕で劣勢ぶちこめるフィーアのヤバさがさらに増してきた気がする。
893 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 23:06:24.90 ID:VrIuA7fn0
――


ギルバート「……ゆくぞ」



――『白銀月閃』――


ズガアアアアアァァァァァ!!!


帝国兵団1「「ぐああああぁぁぁぁぁ―――!!?」」ドシャ…


ギルバート「……終わりか。――次!」


帝国兵団2「「う、うおおおぉぉぉぉ!!!」」


ギルバート「ぬぅん!」ゴォッ!


帝国兵団2「「ぎゃああああああぁぁぁ――!!?」」グシャ…


ギルバート「次!」


―――


アーシャ「…………っ!」

アーシャ(な、なんて……なんて強さ……!?)

アーシャ(巨躯から放たれる、白銀の大剣による暴虐の嵐……!)

アーシャ(帝国兵も、本当に以前とは比べものにならない程に練度を上げている……)

アーシャ(それでも、皇帝はまるでそれを嘲笑うかのような、桁違いの強さ……)ブルブル

アーシャ(こんなの、人間じゃない……!)ブルブル

アーシャ(……)ブルブル





アーシャ(――いえ、恐れては駄目!)
894 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 23:08:42.03 ID:VrIuA7fn0
アーシャ(落ち着くのよアーシャ。帝国最強の存在、そんなことはわかっていた筈……!)

アーシャ(帝国兵の戦術は、間違ってはいない。一の強力な個も、囲めば倒せる可能性が出てくる)

アーシャ(この場合、彼らが誤ったのは距離の取り方……)


ゴオォォォ!


アーシャ(……皇帝は、おそらくこれでも手を抜いている。あの弧月の様な斬撃しか使っていない)

アーシャ(恐ろしい威力に、攻撃範囲。だけど……)


ゴオォォォ!


アーシャ(……あの距離、あの位置でもまだ皇帝の攻撃範囲内)


ウワアアァァ…!


アーシャ(返す剣で薙ぎ払った時は、あの位置まで届く……)


ツギィ!


アーシャ(……身体を捻っての、回転切り。――軸足が常に同じ。時計回り)

アーシャ(――アベルがあそこ、私があっち、エリスちゃんとロウルちゃんがこちら側、そしてシアさんを左側に……)

アーシャ(もし協力者が増えたなら、その時はこちらに寄せて……)

アーシャ(これで、どうですか……?)


ギルバート「はあっ!」ゴオォ!


アーシャ「!!!」


アーシャ(あくまで私の予測でだけど――かわせた! この立ち位置なら、広範囲への攻撃に対処できる……!)
895 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 23:11:17.80 ID:VrIuA7fn0
アーシャ(きっとまだ、力を秘めている……)

アーシャ(それでも、あの攻撃にはなんとか対処できそうだとわかっただけでも、大きな収穫です)

アーシャ(アベル……みんなで、必ず。そのためにも……)





アーシャ(――私は、みんなを守る策を考え続ける……!)





※アーシャは追加スキル『堅守・散開襲撃陣』を獲得しました!

★『堅守・散開襲撃陣』
敵が複数人への攻撃スキル所持していた場合、そのスキルを無効化する
さらに常時補正+10の効果を得る



――
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 23:13:32.84 ID:VNHsR3w+O
全体攻撃無効化か!
これなら数の暴力で少しは光が見えるかな
897 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 23:16:30.81 ID:VrIuA7fn0
――


アベル「さて……エリスには歯が立たないまま敗れてしまったが」

アベル「何故だか急に散策に行きたくなってしまった」

アベル「どこに誰と向かうかな……」


※貧民街・帝都・王城から散策先を選んで下さい

※誰かと一緒に行く場合は人物指定も

↓1〜5多数決

898 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 23:18:21.80 ID:AbtgLtj+O
ロウル 帝都
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 23:18:53.63 ID:mAblmcGDO
ロウルと王城
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 23:19:55.49 ID:T0zwleA4o
ロウルと帝都
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 23:20:06.05 ID:Vuzo4tCd0
王城
単独
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 23:20:34.18 ID:VNHsR3w+O
ロウルと一緒に王城
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 23:21:01.30 ID:DuL7aOOR0
ロウル 王城
904 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 23:21:33.70 ID:S6fRk2UL0
これはロウルと王城?
905 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 23:24:23.27 ID:VrIuA7fn0
あばばば、何度同じミス繰り返してんだ……
すみません、本来は同票の場合はコンマ最大値のものを採用なのですが、説明が抜けていました
補填でロウルと共に帝都→王城の連続散策にします……
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 23:24:44.34 ID:T0zwleA4o
いえーい
907 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 23:30:19.85 ID:VrIuA7fn0
補填散策

ロウルと帝都から王城コース


――

アベル「ロウル――」

ロウル「はいはい、散策ですね! もう用意はできていますよ!」ピョコピョコパタパタ

アベル(早いな! そしてまた耳と尻尾が……)

ロウル「アベルさん、さっきの独り言にしては大きかったですよ?」ポイッ

アベル「声に出てたか……」パシ

ロウル「まあエリスさんに敗けたのは仕方がないですよ。なんだかもう皇族キラーになっちゃっていますし」フードカブリ

アベル(本当にそうなっていたからな……)

ロウル「あまり根を詰めるのもよくないですよ。外の空気を吸いに行きましょう」

アベル「そうだな。それじゃあ――」


――
908 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 23:37:41.68 ID:VrIuA7fn0
【帝国・帝都】


ロウル「おや、今日はいつもより人が少ないですね?」

アベル「ああ……父が、コロセウムで帝国兵と模擬戦を行うらしいからな」

ロウル「な……っ、それって結構珍しいんじゃないですか?」

アベル「ああ、アーシャが今探りに行ってくれているが……」

ロウル「なるほど、貴族として疑われずにじっくりと観察できるというわけですね」

アベル「そういうことらしい」

ロウル「そうなると、あまり珍しいものは見つかりそうにないと思いますけど……」キョロキョロ

↓1コンマ二桁(皇帝出陣中のため、遭遇判定値が変わっています)
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 23:38:08.16 ID:DuL7aOOR0
910 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 23:50:34.90 ID:VrIuA7fn0
01〜20:遭遇アドルラン


――


アドルラン「ん、そこにいるのはアベルに……ロウル君か?」

アベル「アドルラン兄様!?」

ロウル「おや、これは珍しい。どうされたんですか?」

アドルラン「ああ、実は父上がコロセウムの方に出向いていてな……」

アドルラン「ありえないとは思うが、父上を狙う者がいないか、王城の兵や将の多くが帝都の警戒にあたっているのだ」

アベル「なるほど、そうでしたか」

アドルラン「それに、多くの者がコロセウムに向かうということは……」

ロウル「留守の家が増えて、盗人が出没する危険性も跳ね上がる、と」

アドルラン「そういうことだ。むしろ父上の警護よりも、そちらの警戒の方が大切だろうな」

アベル「……そうなると、今度は王城の守りが心配ですが」

アドルラン「それは大丈夫だ。最低限の兵は残しているし、母上もいるからな」

ロウル「……それでも、いつもよりは守りは薄くなっていると」

アドルラン「否定はできないな。しかし、私達が王城に近づく前に不審者を捕えれば済むさ」

アドルラン「済まないなアベル。普段ならばもっと話を聞いたり鍛錬を申し込みたいところなんだが……」

アベル「いえ、任務中の兄様の邪魔はできませんよ。どうか、お気をつけて」

アドルラン「はははは! アベルとロウル君もな! また会おう!」スタスタ



ロウル「アベルさん、聞きました?」

アベル「ああ、王城か……この隙に寄ってみるのもいいかもしれないな」

※アドルランの情報により、王城内の判定が緩和されます

――
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 23:51:44.57 ID:S6fRk2UL0
アドルラン兄さんは比較的にまともでいい味方だな
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 23:53:25.10 ID:Agk95dseO
王城判定でお兄ちゃんがエロメイドに吸われてる最中とか引いたらどうしよう(白目)
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 23:54:49.51 ID:rISuWleI0
はははまさか
914 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/02(日) 23:56:47.40 ID:VrIuA7fn0
――

【帝国・王城】


アベル「……ここも、久々だな」

ロウル「そうですね……」


――『警戒散策』発動――
散策時に同行している場合、マイナス判定を起こす人物との遭遇を回避し、友好的な人物との遭遇率を上げる
また低確率で道具を入手する


ロウル「……アベルさん、私も警戒はしますがご注意を」ピーン!

ロウル「アベルさんに危害を加える人がいないとも限りません」ヒクヒク…

ロウル「流石に戦闘は起きないと思いますが……」

アベル「わかった、気をつけよう……」


↓1コンマ二桁(ロウル+アドルランによる大補正あり)
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 23:57:33.17 ID:Agk95dseO
えい
916 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/03(月) 00:01:10.91 ID:+i+IWeB20
おぅ!?
917 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 00:04:05.39 ID:6KmHNTiS0
またクリティカルヒットか?
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 00:06:11.46 ID:XDkYMUDYO
本日のリアクション入りましたー
919 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 00:08:09.00 ID:8u0W7lHu0
まさか本当に吸われているお兄ちゃんと遭遇か?
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 00:09:25.10 ID:bPrSVd7ZO
低コンマだからグッドな結果ならノワール、バッドならフローレンと予想
921 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/03(月) 00:10:54.00 ID:+i+IWeB20
コンマ17

17−30(警戒散策)−10(アドルランの情報)
0(−23)(特殊・???との遭遇)

―――


アベル「……」

ロウル「……よし」

アベル「ふぅ……アドルラン兄様のおかげで、俺が城にいても問題は無くなった筈なんだがな」

ロウル「どうしても、警戒しちゃいますよね……」ピーン!

アベル「しかし王城内も変わらないな。キアラとフィーアの部屋に……」

ロウル「え、あそこがそうなんですか? ただの倉庫に見えますが……」

アベル「見た目で皇族の部屋と分かれば、賊に侵入された際の危険性が増すだろう?」

アベル「だから、あえて見た目じゃわからないようにしてあるんだ」

アベル「直属の護衛以外、巡回の兵士程度では気がつかないことも多い」

ロウル「なるほど……」

アベル「キアラとフィーアに会ってもいいが、折角警備が薄いんだ。あまり見回ったところの無いところを見るか」

ロウル「アベルさん、時々大胆ですよねぇ……」

アベル「俺一人では流石に動かんが、今はロウルがついているからな」

ロウル「……もう! おだてても何もでませんよ!」パタパタ!

――
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 00:12:41.87 ID:8u0W7lHu0
これはノワールか
923 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/03(月) 00:20:08.30 ID:+i+IWeB20
――


アベル「ん……?」

ロウル「どうしました、アベルさん?」

アベル「いや、あの場所は確か本当の倉庫だったと思うんだが……」

ロウル「……妙ですね」ピクピク


――『獣の鋭覚』発動――
敵の奇襲及び罠を無効化する


ロウル「寂れた倉庫の周辺に、真新しい罠が巧妙に設置されていますよ」

アベル「!!」

ロウル「まあ気づいてさえしまえばかわすのは簡単です。これは、何かありますよ!」

ロウル「アベルさん、私に続いてください!」ヒョイヒョイ

アベル「あ、ああ」ヒョイヒョイ

ロウル「……ふふん、罠に頼って鍵はお粗末ですね。この程度なら私でも……」カチャカチャ…カチン!

ロウル「さて、何があるやら……」


キイィィ…



???「あら……?」



ロウル「え――、人?」




アベル「――はは、うえ……?」


ノワール「……アベル? アベルなの!?」

924 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/03(月) 00:23:46.47 ID:+i+IWeB20
あっさりとお母さんと再会できたところで、本日はここまで
皇帝はまだ一部をマスクしていますが、能力を見ればわかる通り、第一関門突破の為にアーシャの好感度100スキルは必須でした
あとは部隊の鍛錬or味方を増やすことで、皇帝との対決にも希望が出てきますが、コンマ次第ではまだどうなるかわかりません

本日もありがとうございました!
925 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 00:34:51.38 ID:pLho6xmiO
おつ。
本当にこのスレのコンマは退屈しない
926 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 01:02:28.12 ID:JucTXVZWO
おつおつ
王国の協力に加えアベル隊メンバーが綺麗にみんなそれぞれの仕事してくれて順風満帆な筈なのに、皇帝の予想以上のぶっ飛び具合が怖すぎる……
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 01:06:25.17 ID:6KmHNTiS0

皇帝の暗殺も無理げーそう
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 08:48:01.11 ID:PHgChQrGO
アベル74
エリス137
アーシャ89
ロウル69
シア60
キアラ112
フィーア89
アドルラン91
カイン49
合計レベル770
戦闘補正+75、劣勢防御4回、偶数回避、防御貫通、全体攻撃無効、雑魚封殺、カウンター
兄妹の助力あればこれだけ行くし、ギルバートの手心がどの程度だったか次第では勝てそうな気もする
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 11:29:44.43 ID:rlzakrqUO
乙です

国王や聖王もそうとう強いのかな
しかしパトラさん、相当国王に信頼されてるね
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 12:35:37.97 ID:kfNTPSdpO
とりあえずお兄ちゃんのレベル上げたいな。
現状だと一番レベル低いし、何よりパパン相手だと暴風が完全に死にスキルになるのがキツい
931 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/03(月) 21:56:56.96 ID:+i+IWeB20
こんばんはー
一番最初の予定では、アベル達だけじゃ絶対に皇帝に勝てない予定でした
王国や聖国と衝突させて疲弊させてor両国を味方に引き入れて皇帝に挑む……
筈だったのですが、妹がコンマで強化され、ゾロ目で孤軍早期獲得やら★獲得やらで、さらに鍛錬しつつ帝国内で結束すれば皇帝は倒せない相手ではなくなっています(白目)
それではゆったりノワール周りの判定とりつつ再開です
932 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/03(月) 21:58:06.45 ID:+i+IWeB20
ノワール「見間違えなんかじゃ、ない……」

アベル「はい、お久しぶりです……」グス…

ノワール「ああ……こんなに立派になって……」ダキッ…

ノワール「ごめんなさい、私のせいであなたにまで辛い思いを……」

アベル「いえ、母上のせいではありません……」

アベル「母上が俺を気遣ってくれたからこそ、俺は生き延びて今、ここにいます……」

ノワール「ああ、アベル……本当に……よく……!」ポロポロ…

ノワール「っ、少しだけ、このままで……」

アベル「はい……」



ロウル(この人が、アベルさんのお母様……)

ロウル(……よかったですね、アベルさん)ジワァ…



――
933 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/03(月) 21:59:24.77 ID:+i+IWeB20
――


ノワール「……ごめんなさい、落ち着きました」

ノワール「それにしてもアベル……どうしてここへ?」

アベル「王城内の散策をしていたのですが……」

ロウル「私が、この倉庫に罠を張ってあるのを見つけてしまいまして、何かあるなと思った次第です」

ノワール「そうだったの……えっと……」

ロウル「あ、失礼致しました! 私、未熟者ですがアベルさんの副官を務めています、ロウルと申します!」ビシッ!

ノワール「あらあら。アベルがご迷惑をおかけしてないかしら?」

ロウル「い、いえそんなことは! 私は、暗黒街でアベルさんに救われなければ、今頃どうなっていたか……」

ロウル「その後も生き抜く術を教えて頂き、この恩はとても返せるものではないですよ」

アベル「ロ、ロウル……?」

ロウル「……流石に、アベルさんのお母様の前で生意気な真似はできませんよ。そして――これが私の本心ですよ、アベルさん」

アベル「そ、そうか。なんともむず痒いが、できればいつも通りにしてくれるとありがたい」

ロウル「ぷっ、ふふ!  本当に変わった皇子様ですよアベルさん。ええ、それがお望みなら、いつも通り弄ってあげましょう」

ノワール「ふふ……いい副官さんを持ったわねアベル?」

アベル「ええ、本当に」
934 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/03(月) 21:59:57.74 ID:+i+IWeB20
ロウル「それにしてもノワール様はどうしてこんなところに?」

ノワール「様付けはやめて? 私もアベルに対してみたいに砕けた感じでいいんですよ?」

ロウル「むむ、それではノワールさんは、どうしてこんなところに?」

アベル「……皇妃、フローレンですか?」

ノワール「ええ……」

特殊判定
↓1〜3コンマ二桁
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 22:00:22.99 ID:flfsmpkb0
936 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 22:00:41.81 ID:nZfFuVADO
はい
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 22:00:55.17 ID:8KFCTjeLO
はい
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 22:02:04.07 ID:6KmHNTiS0
いつものゾロ目
939 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/03(月) 22:03:00.24 ID:+i+IWeB20
ちょっとぉ!?
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 22:05:28.52 ID:sLjvs0NAO
本日のリアクション
941 : ◆gEU9La026k [saga]:2018/12/03(月) 22:13:37.93 ID:+i+IWeB20
――

三連特殊判定結果

割とギルバートとフローレンがじりじり追い込まれています(白目)

1ノワールからアベルへの手助け
99×2(ゾロ目ボーナス)+30(愛情深い)
=228(惜しみない母の愛情は留まることを知らない)

※最大値ゾロ目のためアベルに確定でスキル伝授+ロウルにも伝授

2ノワールの現環境への適応度
81(この程度の軟禁、昔に比べればなんでもないです)

3ノワールのフローレンへの敵意
17(しつこいですけど、放っておきましょう)

――



ノワール「ですが、別に気にする必要はありませんよ?」

ロウル「え……ですが、アベルさんのお母様ともあろう人にとる待遇じゃないですよこんなの!?」

ロウル「罠まで張って、こんな狭くて暗い倉庫に押し込むなんて……!」

ノワール「ふふ……、きっとフローレンもそんな風に考えているんでしょうね」

ノワール「彼女は優秀ですが、優秀過ぎた故に――苦境を知らない温い人ですよ……」

ノワール「どうにも彼女は、私に敵意を抱かせたいようですがこの程度では、ねぇ……」

ロウル「こ、この程度って……」
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