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【艦これ安価】艦娘サキュバス

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785 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/26(土) 23:54:17.96 ID:Q9oa6IVR0


「サッソク、ハジメルカ」


タ級はにやりと笑い、指を掲げてパチンと鳴らした。


「ううっ!?」


するとZ3が、びくんと体を反らした。

といっても肘と膝まで肉壁に埋まっているので、さほど大きな変化はない。

表情が、どこか苦しそうだ。


『ど、どうしたZ3?』

「……て、手と脚に……何かが刺さった……」


何かが刺さっただと?

一体どういうことだ。こいつらは何をする気だ。


「ククク、アンシンシロ。ハダニ、チイサナハリヲ、トオシタダケダ」


タ級は含み笑いをしながらそう口にした。

小さな針? 訳が分からない。

どんな拷問を……ひょっとして、自白剤か何かを……。


「自白剤でも流す気?」


俺の言葉を受け取ったZ3は、深海棲艦たちに問いかける。

しかし、タ級は首を横に振る。


「ソレデハ、チットモオモシロクナイダロウ。モット『イイモノ』ダ」


不気味だ。

何にせよ大変なことに変わりない。

早く逃げなければ。


「ジュンビ、デキタ」


タ級の後ろで、何やらごそごそしていたネ級がこっちを向いた。

その手にはボタンのついた四角い機械が握られていた。

嫌な予感がする。Z3、手足は動かせないのか。そう聞くと、Z3は苦しそうな顔で顔を横に振った。

くそ、ダメか。さっきの自分の判断を呪う。

何故もっと強く言い聞かせなかった。何故他の艦娘を一緒に出撃させなかった。

このままではZ3が……。
786 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/27(日) 00:26:45.95 ID:MPlCS7+Q0
と、その時。


「あああっ!?」


Z3が目を大きく見開いた。

視線を移してネ級の手元を見ると、ボタンが押されている。

何をした?


『Z3! 状況を説明してくれ、どうした!?』

「か……体に……熱い液体が、入ってくる……!」


熱い液体。

そうか。小さな針というのは注射針のようなもので、Z3の中に液体を入れるために。


「ああああっ……!」

『Z3っ! くっ……どうすれば……!』


サポートをすると言っておきながら、何もすることができない。

こうして声をかけてやるくらいしか。

俺が観ている画面には、Z3の顔がアップで映されている。

この映像を送っている遠隔カメラは、俺の脳が『観たい』と思う視点を反映して動いている。

だが、違う。こんな酷い映像は見たくない。

目を背ける。そうだ、明石を呼んで来よう。明石なら何か発明品で……


『や、やめ、てっ……!』


画面の向こうで、Z3が新たな反応を見せる。

思わず目を向けると、ネ級がZ3の体を触っていた。

頭にあるものではなく、自分の手で、顔や首、肩、腕。

胸、腹、太ももの順番に撫でていく。


「ふっ……んんっ……!」


Z3はくすぐったそうに体をよじらせるが、手足が動かせない状態では無意味。

すりすりと撫でて、時おり指でこしょこしょと優しくくすぐられる。

始めはキっと顔を引き締め、抵抗していたが、1分も経たないうちに、ぴくんっぴくんっと可愛らしい反応を見せる。

表情も緩み、歯を食いしばって我慢している。

俺の中で、ある答えが浮かぶ。深海棲艦たちが何を注入しているのか。

Z3のこれは、媚薬を使った時の過敏な反応に酷似している。回復薬を使って艦娘たちの快感を高めた時の、あの反応に。
787 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/27(日) 00:49:53.01 ID:MPlCS7+Q0
こいつらは、Z3に媚薬を流しているのか?

体内に直接。


『Z3』

「ふ……っ」

『液体はまだ流されてるか? イエスなら首を縦に振ってくれ』


Z3は、体の震えに乗じてこくんと頷いた。

まだ流されてるのか。

いつ止まるんだ? いや、それよりもどうやってZ3を助けるかだ。

明石を呼んで来よう。


『Z3、席を外す。必ず助けるから頑張って耐えてくれ』


Z3はまた頷いた。

――――


「Z3ちゃん……」


俺の部屋にやって来た明石は、画面を見て口を手で押さえている。


「奴らは、Z3の体内に媚薬を流し込んでる。その上で何かする気だ」

「……」

「下手をすると殺されかねない相手だ。何としても救出したい」


明石はじっと画面を見ている。

そのうち視線を俺へ向けると、口を開いた。


「できる限りやってみます。話に聞いたクジラがいるのは、すぐ近くなんですね?」

「ああ、発信機はずっと動いていない。海の底か、浅い場所かは分からない」

「それさえ分かれば充分ですよ。何とかするので、提督はZ3ちゃんに声をかけ続けてあげてください」


どんなことをされるか分からないですし、辛いと思いますけど、と付け足す。

俺も助けに行きたいけど、艦娘でもない普通の男は、邪魔をしないため待機していた方がいいだろう。

「わかった」と頷いて、明石を見送った。

そんなやり取りをしている間も、Z3はネ級に触られていた。


「フフフ……キモチイイダロウ」

「そんな、こと……っ」


緩んだ顔が引き締まるが、ネ級に微かな膨らみを揉まれると、すぐに力が抜けてしまう。

やがて、ネ級はある行動をとる。Z3の服を、ビリっと破き始めたのだ。


「コレハジャマダナ」

「っ……!」


当然、抵抗はできない。Z3は自分の服が破れていくのを無言のまま見ていた。
788 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/27(日) 01:08:10.10 ID:MPlCS7+Q0
ビリビリと楽しそうに破いていき、残るは上下の下着1枚のみとなる。


「コレモ、ジャマダ」

「い、いやっ……!」


ここで、Z3が耐え切れずに拒否の意を示した。

俺も見ているから羞恥心が沸き上がったのだろう。

ネ級の動きがぴたっと止まるが、また衣服脱がしを再開する。楽しそうな目つきで。


「フフフ……キレイナ、カラダダナ」


Z3は全裸になってしまった。

乳首はぴんと勃起し、まだ何も生えていない股間から、とろりと蜜が垂れている。


「コノエキタイハ、ナンダロウナ?」

「くっ……」

「サアテ。ココカラハ、ヲ級ノデバンダナ」


ネ級は威嚇するZ3に何もせず、背を向けて奥へ歩いていってしまった。

てっきりここから惨いことをしてくると思っていたが。ほっと安堵する。

しかしネ級に代わり、奥からヲ級が歩いてくる。一度奥に引っ込んだのに、また出てきた。


「ヲ」

「はぁ……はぁ……!」


冷徹な目をしているヲ級に怖じることなく、Z3は鋭い目を向けている。

が、ずっと媚薬を注入されているせいか息が荒く、頬も上気している。苦しそうだ。


「か……かかって、きなさい……っ」

『やめろZ3、食ってかかるとお前が苦しい目に遭うんだ』

「んんっ……!」


Z3は、俺の声でさえ感じるようになっている。

しまった。今ので違和感を与えなかったか?

ヲ級を見るが、相変わらず冷めた目でZ3を見続けている。


「ヲ」


だが、少しして片手をスっと上に掲げた。

なんだ? 何をしている?

広い空間に、Z3の呼吸音だけが響く。
789 : ◆cU/osbLpwQ [sage]:2019/01/27(日) 01:10:23.74 ID:MPlCS7+Q0
すみません、今日は早めに終わります
お付き合いありがとうございます
明日も16時から再開する予定です
また、まだラストを考え中なのですが、夢落ちにしてしまったらすみません
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/27(日) 01:14:49.77 ID:o/WN7NY2o
おつです
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/27(日) 01:40:59.88 ID:zdMAb8+DO
深海棲艦も淫魔感染させたら(迷案)
792 : ◆cU/osbLpwQ [sage]:2019/01/27(日) 17:09:54.36 ID:MPlCS7+Q0
一時間遅れました
今から始めます
793 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/27(日) 18:09:41.08 ID:MPlCS7+Q0
ふと、上から異様な気配を感じ取る。


『……あれは……?』


その気色悪い形容を視界に捉えて、思わず声に出てしまう。

暗闇の中から細長いものがいくつも、うぞうぞと降りてくる。

蛇かと思ったが、よく見るとクジラの肉壁と同じ、生肉のような色と質感をしていた。

そしてそれらは、Z3の体を目指して近づいてくる。


「ひっ……!?」


Z3も存在に気づいたようで、怯えた表情になり、逃げるため手脚を必死に動かそうとする。

しかし抜け出せない。やがて、生き物のようなそれが目の前に迫る。

こうして間近で見ると、ぼんやりしていたものがハッキリする。

まるでイソギンチャクの触手だ。先っぽは丸みを帯びていて、透明の粘液で守られている触手が、うねうねとZ3に寄っていく。


「や、やめてっ……! 来ないで……!」


手足がどうにもならないので、胴体をぐいぐい動かす。

無意味な事だった。触手はZ3の体にギリギリ触れない程度まで接近して、どこに触れようか選ぶようにあちこち移動する。


「ヲ」


ヲ級が声を発したのがトリガーだった。

うねうね動いていた触手たちは一斉に、Z3の体に触れた。

くすぐるように激しく動く。腕や腹、太ももなどはもちろん、乳首や秘部の性感帯も刺激される。


「ああああああっ♡!!」


Z3は悲鳴にも似た声を上げた。媚薬を注がれ続け、敏感になっている体にはとんでもない刺激だ。

ねっとりした粘液のせいでとても滑りやすく、Z3の肌にもべっとりと塗られていく。

体がびくんびくんと震えて、そのうち秘部をいじっている触手がぶしゃああと何かを噴きつけた。

いや、違う。液体を噴射したのはZ3で、触手の激しい責めに耐え切れずあっという間に絶頂してしまったのだ。

勢いよく飛び出た愛液が、勢いよく動いている触手に当たり、周囲にまき散らされる。


「ああっ、あっ、あっ♡!! やめてっ♡!! いやあぁぁぁぁぁっ♡!!」


Z3の体がまた跳ねた。愛液がまき散らされ、俺の観ているカメラにもかかる。

とんでもない早さで絶頂を重ねてしまった。それほどまでに媚薬の効果が現れ、触手の責めがすごいということだろう。

ヲ級はその様子を見て、ピクリとも動かない。

表情も変えず、ずっと冷徹な目をしている。体に愛液がかかっても動じない。

どうやら触手たちを従えているのはヲ級のようだ。さっき手を上げたのは、触手を呼び出す合図か何かだったのだ。
794 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/27(日) 18:43:50.07 ID:MPlCS7+Q0


「クク、ハジマッテイタカ」


奥の方から声が聞こえてきた。

タ級だった。にやにやと笑いながら、触手に責められているZ3へ歩み寄ってくる。


「ヨシ……トメロ」

「ヲ」


タ級に言われ、ヲ級は一言発する。

すると触手の責めがぴたっと止まった。Z3の体から、ゆっくりと離れていく。

それを確認すると、タ級はZ3のすぐ目の前まで接近し、Z3の顔にずいっと迫った。


「キガクルイソウダロウ? ヤメテホシケレバ、ヒミツニシテイルコトヲ、スベテハナセ」

「あっ♡ くっ♡ だっ……だか、らっ♡ 私はずっとっ、本当のことを……言ってるっ……♡」

「マタ、コイツデ、アソバレタイカ?」


タ級は近くにあった触手を掴み、Z3の股間に近づけていく。


「ふ……ん……っ♡」

「イヤダロウ? サア、ハナセ」

「話してる、わ……ずっとね……っ」


タ級は眉間にシワを寄せ不機嫌になった。

チラリと振り向き、ヲ級に目配せすると、ヲ級がこくんと頷く。

ぐぱあっ。

そんな音が聞こえてくるようだった。Z3の股間に近づけられている触手の先が、二股に別れたのだ。

すると現れたのは、無数の小さな触手。割れた触手の内側を埋め尽くすようにびっしりとついている。


「コレヲミロ」

「!?」

「ヒトツヒトツガ、ゾワゾワト、ウゴメイテイルダロウ。コレヲ、コカンニアテタラ、ドウナルトオモウ?」

「い、いやあっ!」


Z3は必死な表情で、顔をぶんぶん横に振る。

それを見てやめるような奴らではない。タ級はゆっくりと、触手を秘部に近づけていく。

小さな触手たちは、エサでも求めるかのようにぞわぞわと蠢いている。


「コシガヌケルホド、キモチイイゾ。オマエニハ、ビヤクヲイレテイルカラナ。キヲウシナウカモシレナイ」

「た、助けて……!」

「イヤナラ、カクシテイルコトヲハケ!」


触手が秘部に当たる寸前で止まる。

タ級はラストチャンスと言わんばかりに語気を強める。
795 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/27(日) 19:22:27.38 ID:MPlCS7+Q0
しかし、Z3は折れない。


「……隠してなんか……いないわ……っ」


その瞬間、タ級がZ3の股間に触手を押し当てた。

二股に別れていた触手が、Z3の股間に噛みつくようにばくんっと閉じる。


「う”う”ッ♡♡♡!? あ”あ”ああああッ――――♡♡♡!? い”や”あああああッ――――ッ♡♡♡!!」


Z3の腰ががくんがくんと前後に動く。

愛液も放出しているようで、触手の隙間からだらだらと漏れ出ている。

目をいっぱいに見開いて、口を大きく開けて叫ぶ。


「や”め”てえッ♡♡♡!! はな”してッ♡♡♡!! だめッ――――ひぐう”ッ♡♡♡!?」


何度も何度も絶頂する。

腰の動きが収まったかと思うと、10秒もすればまたがくがくと動く。

さらに、他の触手も責めに参加してくる。全て二股に別れ、Z3の体に噛みついていく。

Z3はほぼ全身を責められている。当然胸もだ。

小さな触手が蠢いて、乳首を余すところなく刺激して、苦しめている。


「ドウダ、ハナスキニナッタカ」

「あ”ああああッ♡♡♡!! ふッ……う、うそはっ♡♡♡!! ついて、ないっ……――――あ―――♡♡♡!!」


Z3は屈していない。

絶頂の感覚は狭まっていて、気が狂うような快感を浴びせ続けられているのに。

すぐにでも止めて欲しいと思っているのに。口は割らない。

俺は提督としての選択を迫られていた。

Z3を守るために、本当のことを言えと伝えるか。それとも情報を守るために、このまま頑張ってくれと伝えるか。

普通なら一択だ。鎮守府のためにZ3には頑張ってもらうしかない。

だが、このまま深海棲艦たちの行動がエスカレートしていったらと思うと……。

明石は声をかけてあげてくれと言ったが、今のZ3に気休めを言ったところで、何にもならないだろうし。

そもそもの話、Z3が正直に話しても、Z3が解放されるとは限らないんだ。

結局、こうして見守っているしかないのか。


「う”うううッ♡♡♡!? ふうッ♡♡♡ ふうッ♡♡♡ あ”、あ”あ”ああああだめええええッ――――ああああッ――――♡♡♡!!」


Z3はいつものクールな顔ではなく、凄まじい快楽でふにゃふにゃになっている。

そんな様子を見ているタ級は、楽しそうにくすくすと笑っていた。


「フフフフ……サア、ハケ! コノママダト、トクノウノビヤクガ、モットチュウニュウサレルゾ。ショクシュガ、オマエヲオソウゾ」

「わ”たひ、はッ――――あああっ♡♡♡!! ほん、とうのぉっ……♡♡♡!! こと、をッ――――ほおお”ッ♡♡♡!!」

「チッ、マダイウカ」


Z3の固い主張を聞き、呆れた顔をするタ級。

その後ろから、ヲ級がぽんぽんと肩を叩いた。
796 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/27(日) 19:58:51.25 ID:MPlCS7+Q0


「ン? ドウシタ」

「ヲ」

「……タシカニ。コイツハ、ナニモカクシテイナイ、カノウセイモアルガ……」


どうやらZ3の反応を見て、疑いが晴れつつあるようだ。

しかしさっきも思ったが、疑いが晴れたら次はどうなるか分からない。

もしかしたら殺されるかもしれない。それだけは考えたくない。


「ヲ」

「イヤ。モウスコシ、セメテミル。『アレ』ヲタノム」


ヲ級に何かを指示したようだ。

責めが続くようだが、一体どんなことを。


「オイ、カンムス」

「あ”ッ♡♡♡!! あ”ああッ♡♡♡!!」

「ゲームヲシヨウ。イマカラスルコトヲ、『ヤメロ』トイワズニ、タエルコトガデキタラ……オマエヲカイホウスル」


解放……と言ったか?

本当だろうか。仮に事実だったとしても、きっと触手責めよりすごいことをされるに違いない。

やめろと口にしてしまうようなことを。


「ドウダ?」

「あ”っ――――♡♡♡!! はあッ、はあッ……の”ッ……の”るッ♡♡♡!! は、はなしに”ッ、の”るッ……くう”ッ♡♡♡!!」

「ソウカ。デハ、ハジメヨウ」


Z3は、喘ぎながらもタ級の誘いに乗った。

不安で胸が一杯になる。深海棲艦たちもZ3を信じ始めているようだし、堪え切ってくれることを願うしかない。


『頑張れ、Z3』


長い沈黙を破り、俺はようやくZ3に応援の言葉をかけた。

すると、Z3の口がきゅっと結ばれる。

気を引き締めているのだろう。


「トコロデ、カンムス。オマエハ、『ショジョ』カ?」

「ふうッ♡♡♡! ふうッ♡♡♡ っ……え……ッ♡♡♡?」

「モシ『ショジョ』ナラ、アヤマル」

「お”おおッ――――♡♡♡!?」


Z3はびくんッ、と今まで以上に大きな反応を見せた。

腰ががくがくと震えっぱなしになる。

処女、と言ったか? ということは、まさか。
797 : ◆cU/osbLpwQ [sage]:2019/01/27(日) 20:56:35.77 ID:MPlCS7+Q0
すみません、中断していました
再開します
798 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/27(日) 21:28:15.01 ID:MPlCS7+Q0
俺の思った通りだった。

Z3を責めていた触手たちが次々に離れていき、二股の奥から、ずぼっと何かが出てくる。

まるで雄の性器のようなそれにはイボイボが付いていて、ドリルのようにぐるぐると回転している。

つまり、今Z3の股間にぴったりとくっついている触手の奥からも、これと同じ物が突き出たんだ。

そしてZ3の中に入り込んでしまった。少女の体にとっては一回り大きい肉棒が。

ドリルのように回転して、イボイボが膣壁をこれでもかというほどマッサージしているのだ。

ひょっとしたら、ピストンもしているかもしれない。もしそうだったら、とてつもない快感を得ていることになる。


「ぐッ――――♡♡♡!? あっ――――ッ……や”、や”めてぇッ――――♡♡♡! う”うッ♡♡♡!! ぬ”いてぇッ♡♡♡!!」

「キモチイイダロウ。『コカン』ダケデナク、ゼンシンヲ、シゲキシテヤル」


タ級の言ったように、数々の肉棒がZ3の体にあてがわれる。

回転するとイボイボが肌を刺激する。乳首、ヘソ、脇、そして口。


「ん”う”うううッ♡♡♡!?」


肉棒を奥まで挿入されてしまった。

さらに、魔の手は尻の穴まで及ぶ。


「ぶふッ――――♡♡♡!? ん”ん”ん”んんんんッ♡♡♡!!」


Z3のアナルに狙いを定め、ずぷんっと入ってしまった。

当然のように中では肉棒が回転している。

Z3が、ぐりんと白目を向く。媚薬で感じやすい体の部位、全てを犯されて、膨大な快楽が絶え間なく襲ってくる。

こんなの耐える耐えないの話じゃない。耐えられるわけがない。


『Z3! 聞こえるか!? しっかりしろ!』

「ん”う”ッ♡♡♡!! ん”う”ッ♡♡♡!! ん”――――♡♡♡!!」


声をかけても、それどころじゃないだろう。

Z3は幾度も絶頂する。体が痙攣していない時間が少ないくらい、立て続けに達している。

その下には、愛液の水たまりができている。


「ソロソロカ」


それから1分が経過した。

タ級はZ3を眺めながらそんなことを呟いた。

一方、Z3はよがり狂っている。よく気を失わないなと驚くほどだ。


「オイ、カンムス。ソイツラハ『ソウロウ』デナ。スグニ『セイエキ』ヲダシテシマウンダ」

「ん”ん”ん”ッ♡♡♡!! ん”ふッ♡♡♡! ん”ふッ♡♡♡!」

「モウスグデ、オマエハ『セイエキ』マミレダ」


確かに、触手たちのモノは少しずつ膨らんでいる。

これが絶頂の近い証拠なのだろう。
799 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/27(日) 21:57:35.45 ID:MPlCS7+Q0


「シカモ、ソノ『セイエキ』ハ、トクセイノモノデナ」

「ん”ッ――――♡♡♡!! ん”んッ――――♡♡♡!!」

「『チュウドクセイ』ガアルンダ。カラダニカケラレタラ、『セイエキ』ノアジヲ、オボエテシマウ」

「ん”ふッ♡♡♡! ん”ふッ♡♡♡! ん”ん”んん――――ッ――――♡♡♡!?」

「オマエハ、コノサキズット、『セイエキグルイ』ニナル。『セイエキ』ナシデハ、イキラレナイカラダニ」


Z3には、タ級の話は聞こえていないだろう。

しかし俺の耳には届いている。そんなことをしたら、Z3は壊れてしまう。

精神が崩壊してしまう。頼む、やめてくれ。

明石はまだか? いつになったら助けが来る。早くZ3を助けてやってくれ。


『Z3……!』

「ん”んッ♡♡♡! ん”ッ♡♡♡!? ん”んんんッ♡♡♡! ん”んんんッ♡♡♡!」

「ホラ、デルゾデルゾ。『セイエキ』ガ、オマエヲケガスゾ」


肉棒が脈動している。

血管が浮き出て、先っぽからどろどろと透明な液体を溢れさせている。


「サア、ウケトメロ! 『セイエキ』ニマミレロ!」

「ん”ん”んんんッ♡♡♡!! ん”ん”んんんんんッ――――――っ♡♡♡!?」


Z3が、より大きく体を震えさせた瞬間。

どびゅるるるるるっ、どぷどぷどぷっ。

肉棒が一斉に射精を始めた。Z3の体は白濁液で汚されていく。

アナルにも、膣にも、口の中にも、精液で満たされる。

そして大量の精液は、触手と肌がくっついている微かな隙間から漏れ出てくる。

顔にも精液がかかっているので、表情が見えない。

しかし、体はがくんがくんと痙攣したまま。絶頂に歪んでいるのだろう。


「ハハハハ、マッシロダナ。ドウダ、セイエキノアジハ?」

「――――ッ♡♡♡ ――――♡♡♡」

「フッ、イキクルッテイテ、コエスラダセナイカ」


夕級は楽しそうに笑っている。

その隣で、ヲ級が肩をつんつんとつつく。


「ヲ」

「ン? アア、モウソレハ、ドウデモイイ。ヒマツブシニサエナレバ、ソレデ」

800 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/27(日) 22:30:47.40 ID:MPlCS7+Q0
ヲ級と意思疎通するタ級。

暇つぶしだと。やはり、こいつらはZ3を解放する気などなかったんだ。

明石。明石はどうした? 早くZ3を救出してやってくれ。


「げふッ、げふッ♡♡♡」

「オ? マダイシキガアッタカ」


精液を吐き出し、酸素を確保するZ3。

それを確認すると、タ級はぴっと指を差してヲ級に指示を出す。


「オイ、モットオカシテヤレ。ビヤクダケデナク、『セイエキ』デオボレサセテヤレ」


タ級に言われ、ヲ級は触手たちに指令を送った。

そいつを犯せと。

触手たちは精液まみれのZ3に肉棒を擦りつける。

すると、精液がぼとぼとと落ちていく。


「あ”ッ♡♡♡ ひい”ッ♡♡♡ はあッ♡♡♡ はあッ♡♡♡」


Z3は、力の抜けただらしないアヘ顔を晒していた。

こんなのがまだ続くのか。あとどれだけ?

俺は画面から目を逸らすと、ソファーに座った。

そして、自分の下半身にある息子が、ズボンを押し上げているのを確認する。

興奮している場合じゃないことは分かっている。

Z3がムチャクチャに犯されているのを見て、勝手にこうなってしまったようだ。

しかし性欲を発散したいという気持ちよりも、今はZ3の身を案じている。

手を組み、そこに額を乗せて俯いた。


『あ”ああッ――――♡♡♡!! あ”あああッ――――♡♡♡!!』


映像からは、Z3の獣のような喘ぎ声が聞こえ続けていた。

――――


『お”おおおおっ――――ッ♡♡♡!? お”おおッ♡♡♡!! お”おおおッ――――♡♡♡!!』

『イイゾ、クルエ。モットモット』


どれだけ時間が経っただろうか。

時計を見ると、どうやらZ3は3時間も犯されているらしい。

媚薬を注がれ続け、精液もかけられ続ける映像が、3時間も流れていたのだ。
801 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/27(日) 22:54:35.10 ID:MPlCS7+Q0

「……」


俺はただソファーに座って、ぼーっと画面を見つめていた。

ふと、この場に似つかわしくない匂いが鼻に届いた。

俯くと、自分の手が精液で汚れていることに気がつく。

ソファーの前にあるテーブルや、カーペットにも、Z3にかかっているのと同じ色の液体が飛び散っている。

それにズボンのファスナーが開いていて、縮んだ息子が外に出ている。

どうやら俺はZ3をオカズにしてしまったらしい。

そういえば、明石はどうしたのだろう。救出に向かったのか?


「提督っ! すみません、ようやくZ3ちゃんの救出艦隊が……」


その明石が、ドアを開けて入ってきた。

俺を目視するなり、固まってしまう。

ああ……下半身を露出させてたな。


「すまない、見苦しいものを見せた」

「い、いえ……」


息子を仕舞い、テーブルの上にあるティッシュ箱から何枚か取り出す。

そして精液を片づけながら、明石に問いかける。


「明石、Z3の救出は?」

「あ、えっと、今発見したようです。イムヤちゃん率いる潜水艦のみんなに救出に向かってもらったんですけど」

「うん」

「大きいイ級、移動し始めてしまったみたいで。探すのにこんなに時間を要してしまいました」


そうか。それなら仕方ないな。


「……提督?」

「ん?」

「だ、大丈夫ですか……活力を感じませんよ……」


こんな姿を見せて、てっきり引いてしまったと思ったのだが、明石は心配そうな顔で俺を気遣ってくれた。

正直、心がここに無いような感覚だ。Z3の泣き叫ぶ姿を見て、少し疲れてしまったのかもしれない。


「大丈夫。これが終わったら、サキュバス戻しを続けよう」

「……」

『ム!? ナンダ、オマエタチハ!』


そんな会話をしていると、画面の向こうに変化があった。

どうやら、潜水艦たちが乗り込んだようだ。イムヤ以外はサキュバスになったままなのだが、平気だろうか。
802 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/27(日) 23:13:40.59 ID:MPlCS7+Q0


「頼むぞ……」


イムヤたちは深海棲艦たちに攻撃しながら、Z3を肉壁から救い出し、出入口へ向かった。

そして間もなく、イ級の外に出る。Z3は小型の酸素ボンベをつけている。

あとは追っ手を撒けるかどうかだが、彼女たちなら大丈夫だろう。


「よかった、助かったみたいだ」

「ええ。Z3ちゃんを迎える準備をしてきますね」

「俺も手伝うよ」


そう言うと、提督はここで休んでいてくださいと言われてしまった。


「手伝わせてくれ。Z3の顔を見て、謝りたいんだ」

「ですから、それまで休んでてください? Z3ちゃんが鎮守府に戻って来たら、お呼びします」


そう言い残し、明石は退室していった。

俺はしばらくそのまま佇んで、ふと精液の片づけが途中だったのを思い出し、再開した。

――――


「提督」


明石に言われた通り、部屋のソファーに座って休んでいると、ドアが開いた。


「Z3ちゃん、連れてきました」

「ん……っ……」


明石の隣にはZ3が、ぽーっとした表情で立っていた。

俺は立ち上がり、すぐ目の前まで行く。

そして頭を下げ、謝罪をする。こんな目に遭わせてしまったことを。

もっと注意深く観察すべきだったことを。


「て……提督は……悪く、ない……っ」

「え?」

「私の、自業自得……んっ……油断した私が、全て悪いの……」


Z3の様子がおかしい。

シャワーで体を洗い流したらしく、シャンプーの匂いが香ってくる。

が、体は犯されていた時のように、過剰に痙攣している。


「どうしたZ3?」

「提督……実は……」

803 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/27(日) 23:33:19.94 ID:MPlCS7+Q0
Z3ではなく、明石から事情を聞いた。

イ級を飛び出してから、Z3はずっと体を痙攣させていたこと。

海水を進んでいく時の、肌への刺激が気持ちよすぎて達してしまったこと。

イムヤに触れられていた時の感触や、鎮守府に着いて明石に触れられた時も。

脚で歩くことすらも、気持ちいいこと。

そう。Z3の体には今もなお、媚薬の効果が現れていたのだ。

そして、それだけではない。


「せ……精液が欲しい……?」

「……っ」


サキュバスから完全に元に戻り、人間になっているのにもかかわらず、Z3は男を見ると疼くというのだ。

下腹部のあたりが精を求めて、苦しいほどに疼くらしい。


「喉もろくに潤せないみたいです。水を口に含むと吐き出してしまって」

「……」

「う、嘘だろ……」


そういえば、深海棲艦のタ級は言っていた。

あの触手から出る精液に触れると、精液無しでは生きられない、精液狂いになると。

冗談だと思っていたのに。


「そんな……!」


膝から崩れ落ちる。

取り返しのつかないことになってしまった。


「て、提督、落ち着いてください」

「無理だよ明石。Z3がこんな体になってしまったんだ」

「治せるかもしれないじゃないですか」

「……!」


そうか。そうだ、まだ決まったわけじゃない。

医者に見せて。それで解決しないなら、明石や夕張の発明か何かで治せるかもしれない。

光明が差した。


「明石、お願いできるか?」

「もちろんですよ! いつも発明品か何かで迷惑かけてますけど、役に立つことだってあるんです!」


Z3や俺を元気つけてくれているのか、明るい笑顔でガッツポーズする。

その後、「それではラボに行ってきます」と部屋から出ようとした。
804 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/27(日) 23:48:13.37 ID:MPlCS7+Q0
だが。


「待って」


Z3は一歩も進まなかった。

そうか、歩くのは辛いんだったな。となると、どうすればいいか。


「違う……」


違う? Z3はふるふると顔を横に振った。

そして恥ずかしそうに俯き、口を開く。


「その前に……せ、精液……飲ませて……」

「「え?」」


俺と明石が同時に声を発する。

詳しく聞くと、喉が渇いて渇いて仕方ないらしい。

水やその他の飲み物も飲むことができないので、精液を試しに飲ませて欲しいと。

そういうことだった。


「て、提督……お願い……」


苦しそうな顔をしている。

喉の渇きが深刻らしい。明石の方を向くと、真面目な顔をしてこくんと頷いた。


「私は廊下で待ってます。部屋の中で済ませてください」


そう言ってドアを開け、ぱたんと閉める。

残された俺は、Z3を見て頭をぽりぽりと掻く。

Z3にあれこれさせるわけにもいかない。自分で扱いて、その瞬間に出すしか……。

そんなことを考えていると、Z3が俺に近づき、しゃがみ込んだ。

そしてズボンのファスナーをジジジと開けていく。


「なっ……! Z3……!」

「か、渇いて仕方ないの……私も、恥ずかしいけどっ……手伝うから直接飲ませて……」


瞳を潤ませて、上目遣いでお願いしてくる。

俺は仕方なく頷いて、わかったと返事をする……その前に、Z3は勝手に息子を咥えこんだ。

思わず声を漏らしてしまう。温かい口内。ちろちろと、小さな舌が一物を奉仕する。


「んっ……せ、精液っ……精液っ……!」


そこからのZ3はすごかった。

精液を求めるのに必死で、無我夢中に一物を舐めてくる。

おかげであっという間にガチガチになり、それでもなおZ3の舌技はすごかった。
805 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/28(月) 00:03:46.27 ID:oBKmgT0g0
小さな口に無理やり頬張り、ぐぽぐぽとフェラチオしていく。

亀頭が喉にまで達しているのだが、Z3は気持ちよさそうにしていた。

息苦しくないのか心配していたが、射精欲が上がってくるのを感じて、どうでもよくなってしまった。


「精液っ、らひてっ、んぶっ……♡!」


よく見ると、Z3は自分の手で自分の股間を刺激していた。

くちゅくちゅと卑猥な水音が聞こえてくる。


「イっ――――♡♡♡!」


あっという間に絶頂する。

体がびくんっと震え、喉がぎゅうと締まり、亀頭を圧迫する。

その刺激が引き金となり、俺は絶頂してしまった。


「ううっ――――っ!?」

「んっ♡ ごくっ、ごくっ、ごくっ」


亀頭の先から放出される精液を、Z3は喉を鳴らして、とても美味しそうな顔で飲んでいる。

吐き出さない。ということは、やはり精液が喉を潤すための……。


「……あ、ありがとう……」


最後の一滴まで搾り取ると、Z3は息を荒げて立ち上がり、お礼を言ってきた。

俺は、悲しみに溢れていた。

Z3にこんなことをさせておいて何だが、早く元のZ3に戻って欲しい。

部屋のドアを開けて、すぐそこにいた明石にZ3を引き渡す。


「必ず治してやってくれ」


俺の言葉を耳にした明石は、力強く頷いた。

――――

それからZ3の体を調べるのに、1時間ほど用いた。

俺は待ちきれずに明石のラボの前を行ったり来たりしていた。

そして、中から明石が出てきたのを確認し……暗い顔をしているのを見て、察してしまった。


Z3の体は、治らないと言われた。

超感度と精液の中毒は、これから一生付き合っていかなければならないらしい。

差した光明が消えていくのを感じた。
806 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/28(月) 00:22:28.25 ID:oBKmgT0g0
本当に何ともならないのか? よく調べたのか?

どの質問にも明石は「はい」と答える。

俺は、中にいたZ3に駆け寄って土下座をする。

額を床に擦りつけて、何度も謝る。謝ったところでどうにかなるわけではないが、こうせずにはいられなかった。


「い、いいのよ……提督……っ」


Z3は優しかった。

にこりと笑って、俺に頭を上げるよう言う。

何故そんな笑顔ができるのだろう。不思議でならない。


「私、諦めて……ないもの……」

「?」


Z3の顔を見ると、目にはまだ光があった。


「こんな体にした、んっ……深海棲艦を……いつかこの手で海に沈める……絶対に」


さらに、怒りを瞳に潜ませている。

意気込むのはいいけど、その体じゃ艦娘の仕事には就けないぞ。

治らない限りは……。


「だ、だから……治るまでは、休むことにするわ」


そう言って、Z3は明石の方を見た。


「明石さん……お願い……」

「え?」

「私を、治して……どんなことでもする。どれだけ時間がかかってもいいから……」


明石は戸惑っている。

そりゃそうだ。診察して無理だと分かったんだから。

一生治らないという結果が出てしまったんだ。


「明石さん……」

「……わかった」


だが、Z3の熱に押されたらしい。

明石は笑みを浮かべて、もう一度精密な検査をしてみる、と言った。
807 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/28(月) 00:36:55.00 ID:oBKmgT0g0
Z3は、とても強い精神力を持っていた。

散々犯されて、酷い体質にされたというのに。


「じゃあ、これからはひとまず自分の部屋で休むんだな」


俺は何と無しにそう言った。

しかし、Z3は否定する。


「いいえ……か、考えがあるの……っ」


考え?

俺と明石は、Z3の説明をじっくりと聞いた。

――――


「本当にこれでいいんだな」

「ええ……」


俺は明石と共に、男子トイレでZ3と話していた。

驚くことに、Z3はここで男たちの性処理を行うと言い出したのだ。

Z3も心からの申し出ではなかった。

こんな事は嫌なのだが、体が快感と精液を求めてしまうらしく、ここにいればそれには困らないだろうということだ。

もっとやりようはあると思うのだが。


「もう、決めてしまったからっ……」

「とりあえず、ここに住めるように小部屋を作ったけど……何かあったらそこの電話を使ってね?」

「ええ……」


明石の技術はすごいもので、立派な小部屋を1日で作ってしまった。

エアコンやテレビまである。トイレにこんなものがあると考えたらシュールだな。


「鎮守府の男の人に、言っておいてくれる……? んっ……Z3が、ここで性処理してるって……」


わかった、伝えておくよ。


「それとっ……び、媚薬を……」

「媚薬?」

「ほ、ほしいの……媚薬が……」


なんでそんなものを、と聞くと、精液と同じ理由で体が欲しているんだとか。

ただでさえ感度がヤバいのに、さらに媚薬を注入するなんて……。


「お願いよ」

「わかったわ。あとで持ってくる」


明石は引き受けてしまった。

まあ、欲しているなら仕方ないか。
808 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/28(月) 00:51:12.79 ID:oBKmgT0g0


「他にいるものは?」

「あるわ……」


俺の言葉にそう返答すると、ちらりと明石に目を向ける。


「明石さん……そ、外に、出てくれると……」


Z3のセリフと態度で、何を求めているか理解したらしい。

明石はすたたっと急ぐように出て行った。

俺も、Z3が何を求めているかが分かった。


「提督っ……お、お腹が、昨日から……ずっと苦しいの……喉も……」

「わかった」


Z3は、スカートをたくし上げてパンツを見せる。

股間部分が湿っている。


「せ……精液を、注入して……」


俺はこの後、Z3と交わり、精液を提供したのだった。

――――


「……Z3……今、助けてやるぞ……!」

「んっ、はぁっ……♡ あっ、あっ、あっ♡」


重い。誰かが、俺の上に乗っている。

Z3はどこだ……真っ暗だ。まるであの馬鹿デカいイ級の体内のように。

あれ? というか俺は……今、何をしている?


「んっ……」

「はあっ、はあっ、提督っ……♡ 私っ、こんなにっ、犯されてっ……♡」

「……」


どうやら眠りについていたようだ。

重い瞼を上げて、目の前で起きている状況を少しずつ受け止め、理解していく。


「精液っ、ほしがるようなっ……♡ スケベな、体にっ……♡ イ、イくっ、ダメっ……あああっ……♡」

「……Z3?」


俺の上で腰を振っていたZ3が、ぱちゅんっと止まった。
809 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/28(月) 01:11:10.70 ID:oBKmgT0g0


「て、提督っ……! 起きてっ……ああっ、イっ――――っ♡♡♡!?」

「うっ――――!?」


びゅるるるるるっ、びゅくくっ。

眠りから覚めた直後に、強い快感が雷のように全身を貫く。

俺の一物は、Z3の中でどくどくと射精していた。

これは……まさか……。


「んっ――っ……はあっ……はあっ……♡」

「お、おいZ3……これは……」


――――

起き抜けのセックスが終わり、俺はZ3から詳細を聞いていた。

瑞鶴と同じ能力でやられたらしい。これで2回目だな。


「ごめんなさい……いきなり提督が倒れたものだから……」

「無意識なのか」

「ええ。眠っている提督を見ていたら、気持ちが高ぶってしまって」


とはいえ、廊下ですることないだろ。

誰かに見られたらどうするんだ。


「ごめんなさい」

「はぁ……でもよかったよ。Z3が深海棲艦に襲われてなくて」


安心した。

瑞鶴のように重苦しい思いだったからな。最後は夢らしい変な感じだったけど。


「それで、元に戻ったのか」

「戻ったみたい。さっき、中に出されたのがきっかけね」


出させられたんだろ。

というか、1つ疑問に思ってることがあるんだよな。
810 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/28(月) 01:11:46.55 ID:oBKmgT0g0


「なあZ3」

「?」

「お前って、深海棲艦に犯されて狂った体になりたいみたいな願望でもあるのか?」


我ながらすごいことを言ってるな。

瑞鶴の時もそうだったけど、あれはサキュバスの願望を見せてるのかと気になってたんだ。

俺の言葉を耳にすると、Z3はきょとんとした表情をして、


「……なっ……! そ、そんなこと……ないわよ……」


でも、目から覚めた時「犯されて」とか「スケベな体に」とか言ってたよな。


「……っ!」

「あっ、おい!」


Z3の顔が真っ赤になったかと思うと、目を伏せて向こうへ走り去っていく。

意外だな。Z3があんなプレイを望んでいたとは。

可哀想だし、忘れてあげよう。


Z3とのプレイ おわり
811 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/28(月) 01:18:49.69 ID:oBKmgT0g0

――――

提督(後頭部が痛い。Z3に眠らされた時、打ったのか)スリスリ

提督(夢で吸い取るのはいいけど、座ってる時とかにして欲しいな)

提督(こうして歩いてばかりいるから、そんな瞬間は無さそうだけど)


↓2「……」


提督(いた。角と尻尾が生えてるサキュバス化した艦娘)

提督(元に戻さないと)スタスタ


↓1〜5の反転コンマで1番数値が高かったレス

艦娘1人、または複数(○○と○○、一航戦など) プレイ内容も含めてお願いします
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 01:18:53.05 ID:jKleyVp80
村雨と荒潮
騒動が起きてから今日まで既に何人かと激しいエッチをした後だが(受けとめた精液の総量は天津風以上)未だに元に戻れないと相談&誘惑される
回復薬を2つ使った精液マシマシの激しい中出しセックスを続けるもけっきょく元に戻れず 消耗しきってぐったりした提督を介抱して去る二人
その後男子寮で阿賀野達の乱交に参加してもなお元に戻らなかったとの報告を 阿賀野達から聞いて頭を抱える明石と提督
当の二人はそのうち戻るだろうし戻れなくても問題ないととても楽観的
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 01:18:53.28 ID:WOofr1j0O
>>592
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 01:18:53.89 ID:pwU2nPH3o
秋雲
サキュバス化したが絶対に外せない同人イベントに参加する為に無理して外出する秋雲さん
秋雲さんは押しに弱くサキュバス化により若干発情し、判断力が落ちてた事もあり会場でエロコス→露出→全裸→手コキなど色々頼まれて断り切れずにどんどんエスカレートしていき、チョロい秋雲さんは最終的に流されてタダマンOKで大勢に犯される事に
途中でサキュバス化が切れて正気に戻るが男たちが輪姦を辞めるはずもなく拒絶するもそのまま犯され続ける秋雲さん
心配でこっそり尾けて見守ってた提督もどさくさに紛れて輪姦に参加する感じで
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 01:18:54.42 ID:BuGgMzWMo
>>752
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 01:18:54.88 ID:OCn8vdOAo
>>592
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 01:18:54.89 ID:e/H0gw+1O
那珂
提督にローターを付けられて観客にバレないように生ライブ
必死で耐えるも結局バレて観客に襲われて那珂ちゃん輪姦陵辱ライブ開始
実はこのライブは公開生放送だったので那珂ちゃんがファンに輪姦されてる姿が全国に流れちゃってそれを見た那珂ちゃんファンがどんどんライブに押し寄せてきて輪姦に加わって終わりのない陵辱地獄に
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/01/28(月) 01:18:55.22 ID:58guKYrJo
>>750
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 01:18:55.67 ID:abReWS8IO
>>753
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 01:18:57.37 ID:nJhOZm660
>>160
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 01:18:57.60 ID:bD7fT89Do
>>595
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 01:19:39.90 ID:mSO+8i+s0
金剛
乳首、アナルを徹底的に開発して頑なにマンコには手をつけず最終的にはマンコでは感じなくさせる程に開発してトロフワになったアナルに中出し
サキュバス化が解けてもお互い同意の下回復薬Gを飲んで暫くアナル中出しセックスを行い金剛を精子たぽたぽのボテ腹にさせる
823 : ◆cU/osbLpwQ [sage]:2019/01/28(月) 01:22:46.25 ID:oBKmgT0g0
Z3、中途半端になってしまったような…
夢落ちなら夢落ちで徹底して書けばよかった

安価ありがとうございます、次は秋雲で書いていきます
今日はここまでで
お付き合いありがとうございます
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 01:24:43.39 ID:BuGgMzWMo

深海棲艦の快楽拷問よかっったぁ…!

>>814
拒絶するけど犯されるAC先生というシチュはベネ
ありがとう!
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 01:28:17.84 ID:N7vZlFtzO

確かに夢オチならもうちょい続けてZ3の精液便所シーンも見てみたかった感もある
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 01:30:45.20 ID:pwU2nPH3o
>>824
同志よ
秋雲先生いいよね
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 12:33:44.53 ID:9oD1SpTVo
お前ら鬼畜だなぁ(褒)
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 14:28:42.82 ID:1ljYncCA0
サキュバス騒動がどう展開やら解決やらしていくのかも興味あるな
提督が最終的にサキュバスから影響受けすぎて人外に……既にそんなスレあるからアカンな
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 14:34:11.64 ID:n3uWVbp7O
押しに負けてなし崩し的に犯られるチョロイン秋雲さんとか最高だな
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 14:41:26.79 ID:WOofr1j0O
あんまりかわいそうじゃないからセーフ
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 16:10:47.47 ID:T0/3leADO
得体の知れない謎の黒い物体Xになった提督スレ…
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 21:28:30.67 ID:QgArC74B0
相手おっさんだからレイプ系にしなきゃいけないって訳でもないのに要望多くね?
833 : ◆cU/osbLpwQ [sage]:2019/01/28(月) 22:37:28.21 ID:oBKmgT0g0
>>824 そう言っていただけると嬉しいです、ありがとうございます
>>825 見直してみると、そこも肝心な部分だったなと思ったので…
>>828 提督にも多少なりとも変化があると面白そうですね
始めていきます
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 23:05:01.24 ID:3+ZE1HgeO
中途半端なのが気がかりなら続きのマックス便女編書いてもいいのよ(ニッコリ)
夢の続きみたいな感じで数レスおまけで付け足す感じでね
835 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/28(月) 23:13:27.54 ID:oBKmgT0g0
秋雲「えーっと、忘れ物はないよね……」

提督(バッグやら紙袋やら持ってるな。もしかして出かけるのか?)

提督「秋雲」

秋雲「あ、提督」

提督「荷物を運んで、どこへ行くんだ?」

秋雲「言ってなかったっけ。同人イベントだよ」

提督(イベント……そういえばそんなこと聞いたような……)

提督「休むことはできないのか」

秋雲「なんで?」

提督「何でって……その角と尻尾、どうするんだよ。というかそれが何なのか知ってるか?」

秋雲「うん、明石さんから聞いたからね」

提督「なら話は簡単だ。サキュバスになった状態でイベントなんて行ったら大変なことになる」

提督「男がたくさんいるからな。非常に申し訳ないけど、今日外出するのは…」

秋雲「どうしても外せないの! 秋雲さんが同人誌を出すんじゃなくてね。いつも売り子をしてもらって、お世話になってる人を手伝いに行くんだ」

秋雲「長い付き合いの友達でさー。マンガの話も弾むし気が合う人で……普段は忙しいから、イベントくらいしか会えないんだよ」

提督「イベントなら何回もやるだろ?」

秋雲「やらないよ! 特に、今日行くのは年に1回しか開かれないんだ」

秋雲「知名度が低くてコアな作品だけど、一部の人に人気があって。秋雲もその1人で、単純に楽しみたい気持ちも強くて……」

提督「最近インフルエンザが流行してるから、かかったことにして…」

秋雲「提督っ! 秋雲さんの趣味の時間を奪うっていうのっ!?」ウルウル

秋雲「ひどいっ! ひどすぎるっ……! 秋雲は何にも悪くないのに!」グスン

提督「そ、そうなんだけど……今回は病欠ってことにしてくれないか? その代り、同人誌を作る費用を何回分か負担するから」

秋雲「魅力的な提案だけどねー。年一のイベントの貴重さは何事にも代えられないから」

秋雲「ってことで、行ってきます!」スタタタッ

提督「あ、こら! どんなことになっても助けられないぞ!」

提督「はぁ……まあ悪いのは明石なんだけどな。どうするかな」

提督(心配だよなぁ。仕方ない、鎮守府のサキュバス戻しは一時中断して、後を追おう)スタスタ

――――

ワイワイ ガヤガヤ

秋雲(んー、やっぱり小規模だなー。人あんまりいないや。コミケと比べたら当然だけど)

秋雲(……うう……頭くらくらする)

男「オータムクラウド先生!」

秋雲「!」ピクッ

秋雲「蒼イモタルト先生! お久しぶりでーす!」

男「手伝いに来てもらってありがとうございます」

秋雲「いえいえ、お互い様ですから。寄稿もしましたし」

男「……顔が赤いですけど、風邪ですか?」

秋雲「ああいえ、何でもないので」

秋雲(うー……思ったよりキツい。頭くらくらするし、男の人とすれ違うだけで……)ポー

秋雲(お腹のあたりがきゅんきゅんしちゃう! ってやつ? 今の秋雲にとっては笑い事じゃないけど)
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 23:15:34.53 ID:XTTIrcrHo
気が向いたら補足してくれると嬉しいよねそこらへん
凄く抜けるシチュだったしお蔵入りは残念だ
837 : ◆cU/osbLpwQ [sage]:2019/01/28(月) 23:15:57.64 ID:oBKmgT0g0
>>834 1000になるまでレス数に余裕があったら書きたいと思います
838 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/28(月) 23:42:57.25 ID:oBKmgT0g0
秋雲「頒布する同人誌はどこに?」

男「そこのダンボールです。今から並べるところで……」

男「っていうか、その角と尻尾は?」

秋雲「!!」

秋雲(やばっ! 隠してたのが出てきちゃってた!)

秋雲「えーっとこれはそのー」アハハ

男「ノリノリですね」

秋雲「へ?」

男「それ、コスプレのアイテムでしょ? 魔法幼女ルルルの敵、悪魔女の角と尻尾」

男「どこから付けてきたんですか。まさか家から?」

秋雲「あ……あははは! まさか! さっきそこで付けたんですよー」

男「まあそうですよね」ハハハ

秋雲(あっぶな! 勘違いしてくれた! 運が良かった!)

男「でもちょうどよかったですよ。オータムクラウド先生に着てもらう衣装、悪魔女ですからね」

秋雲「え?」

男「ほら、これ」スッ

秋雲(こ、これは……悪魔女の戦闘服! 黒のきわどいビキニにマントをつけて帽子を被っただけのようなエロコスチューム!)

秋雲「……」ジトー

男「じょ、冗談ですよ冗談! 本当は、悪魔女が普段着てるこっちの服です」スッ

秋雲「またいつものですね。ドン引かれますから、他の女の子にやらないでくださいよ?」

男「も、もちろん! じゃあそろそろ準備しましょうか」

秋雲「はーい」

秋雲(これなら、上に羽織るだけでコスプレ完了かな)

秋雲(……さっきのあれ、すごかったなぁ……)ドキドキ

秋雲(小規模とはいえ、こんな人のいる場所であんなの着たら……どうなるんだろ……)ドキドキ

秋雲(き、着ないけどね。恥ずかしすぎるし)

――――

秋雲「500円ちょうどお預かりします。ありがとうございまーす」

男「オータムクラウド先生がいるといつもより売れますよ」

秋雲「まあ美少女ですからねっ」フフ

男「自分でいいますか」ハハ

秋雲「……」チラッ

秋雲(悪魔女の戦闘服……なんか気になる)

秋雲(布の面積、少なかったなー……)

秋雲(……ちょっと、着てみたいかも……)

秋雲(っていやいやいや! なに考えてるの!)
839 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/29(火) 00:09:08.66 ID:uyOeS62L0
男「オータムクラウド先生」

秋雲「は、はい!」

男「1回でいいので着てみませんか。さっきの戦闘服」

秋雲「!!」

秋雲「せ……セクハラですよ?」

男「すみません。でも似合うと思うんですよね、先生に」

秋雲「蒼イモタルト先生、彼女いないでしょ」

男「いませんね。それより、本当に1回だけ着てみませんか?」

秋雲(なんかすごいグイグイくる……いつもなら、エロコスを紹介しただけで終わりなのに)

秋雲「どんだけ着てほしいんですか」

男「僕も自分に驚いてます。無性にオータムクラウド先生のエロコスが見てみたくて」

男「絶対可愛くて似合いますよ」

秋雲「そ、そんな……」

男「間違いないですね。あー、口に出してたら欲求が強まってきました」

男「友達のよしみで、一瞬だけ着てもらえませんか? お願いしますっ!」

秋雲「あ、頭まで下げなくても……!」

提督「……」コソコソ

提督(あの人、サキュバス秋雲にチャームに中てられてるな)

提督(秋雲……まさか着ないよな?)

男「お願いします! オータムクラウド先生の可愛くてエロい姿を見たいんですよ」

秋雲「ちゅ、注目されてますよ……」カァァ

男「ダメですか?」

秋雲(秋雲以外見えてないの? すごい迫力)

秋雲(うー……こんなに言われると……良い気がしてくる……)ドキドキ

秋雲(に、似合うかな……? 悪魔女のコスプレ……)ドキドキ

男「オータムクラウド先生」

秋雲「……っ」

秋雲(……ちょ、ちょっとだけなら……いいか、な……?)

秋雲「もー……わかりましたよ」

男・提督「!?」

男「ほ、本当ですか!」

提督(おいおい秋雲、こんなところでか)

秋雲「ちょ、ちょっとだけですよ?」

男「はい、ありがとうございます」

秋雲(幸いこのイベントは、露出度のアウト基準が低いし)

秋雲(注意されたら着替えればいい。うん)

秋雲「じゃあ、向こうにあるトイレで着替えてきます……」

男「店番して待ってますよ」
840 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/29(火) 01:11:01.71 ID:uyOeS62L0
秋雲は衣装の入った紙袋を抱えると、俯きながらサークルスペースから離れていく。

どうする、止めるか? こんな場所で色香を振りまかれたらイベントが崩壊しかねないぞ。

それは秋雲も望んでいないはずだ。

俺は秋雲を呼び止めるために、急ぎ足で人の横をすり抜けていく。

しかし秋雲の歩くペースは予想以上に速く、すたすたと角を曲がっていく。

俺も角を曲がると、目の前にはトイレがあった。

遅かったか。秋雲は女子トイレの中だ。

中に入って追いかけるか? いや、さすがにそれはダメだ。

着替えが終わるまでドアの近くにいて、秋雲が出てきたら話しかければいい。

近くの壁にもたれかかり、トイレではなく会場の方を見る。

女子トイレを見つめてる男がいたら、不審人物扱いだからな。気をつけないと。

たまに横目でトイレを確認すればいい。背丈は頭に入っているから、それを頼りにしよう。

――――

トイレの個室に入った秋雲は、自分の着ている服を脱ぎ、紙袋から衣装を取り出して身につけていった。

途中、何度も「うわ……」や「すごい……」と言ったか分からない。

それでも、着替えるのをやめなかった。

約束してしまったからというのもあるが、自分自身『着てみたい』という思いを隠しきれなかったようだ。


「……うわぁ……」


そして、悪魔女のコスプレを纏った自分の姿を、洗面台にある鏡に映した時。

顔を真っ赤にしてまじまじと見つめながら、その露出度に驚愕していた。

魔女が被っているようなトンガリ帽子。首の辺りで縛った紐は、背中のマントを支えている。

二の腕の半分まで覆う手袋に、ニーソックスと、周りの背景が映し出されるほど光沢のあるハイヒール。

何よりも、隠さなければいけない部分のみを隠しているような、きわどいビキニ。

極小というほどではないが、普通より布面積が少ないことは確かだ。

これらが全て黒で統一されているコスチュームは、セクシーというよりも、


「変態じゃん……」


ぼそりと呟いた。

悪魔女はすごい恰好をしていたんだなと思いながら、出入口に目を向けた。

これから、こんな恰好でサークルスペースに戻らなければならないのかと考えると、羞恥心が沸き上がってくる。

やっぱりやめようかな。蒼イモタルト先生には謝って、普段着に着替えなおそうかな。

そんな考えが浮かぶ。だが、秋雲は洗面台に置いた自分の衣服を抱えると、出入口へと進んでいく。

ドアの向こうには人がいる。

この秋雲のコスプレを見たら、どんな反応をするだろうか。

気になる。それだけじゃない、何故か高揚感がある。

秋雲はコツコツとハイヒールの音を鳴らして、ドアの前までやって来る。

取っ手を握り、かちゃりと回す。
841 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/29(火) 01:34:52.02 ID:uyOeS62L0
それからゆっくりとドアを押すと、トイレの外の景色が見える。

人が右往左往している。下っ腹がさらに疼く。

はぁ、はぁ、と息を荒げて、一歩を踏み出した。

まず、トイレの近くで雑談していた青年男性2人の視線が刺さった。

目を丸くしている。そして、上から下へと舐めるような視線。


「なあ、あれって悪魔女の……」

「コスプレする人初めて見た……」


ひそひそと話し声が聞こえてくる。

さらに1人、また1人と、前へ進んでいくたびに発見される。


「すご……」

「マジかよ」

「えっろ……」


女性はほとんどいない。秋雲は男たちの視線を集めていく。


(ああ……)


コツコツと、人が通る道を通ってサークルスペースを目指す。

前から歩いてくる人や、見本誌を呼んでいる人。サークルの人など、色んな人の視線を集める。


(な、なんか……いいかも……♡)


秋雲は恍惚とした表情で口の端をひくひくさせながら、何とも言えない快感を満喫していた。

そう、快感。恥ずかしい恰好を人に見られて、とても気持ちよかった。

乳首がむくむくと勃起してくる。下っ腹がきゅんきゅん疼いて収まらない。


「オータムクラウド先生!」


そのうち、自分のサークルスペースへ到着する。

テーブルの後ろ側へ行き、椅子にちょこんと座る。まだ視線を集めている。

男性の視線を独り占めしている。


「オータムクラウド先生……すごく似合ってます。可愛いしエロいですよ」

「あ、ありがとうございます……」

「すみません、読んでもいいですか?」


ある中年男性が、こちらへやってくる。

首からはカメラをぶら下げていた。
842 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/29(火) 01:56:48.84 ID:uyOeS62L0


「どうぞ」


サークル主が、その男性に向けて返事をした。

中年男性は本を読んでいる……かと思えば、チラチラと秋雲を目視していた。

やはりこの恰好は男を引き寄せるのだ。秋雲は、自分の股間からとろりと液体が出てきているのを感じていた。

――――

呆気にとられていた。

今、俺の前を通り過ぎていったのは秋雲か。

なんて恰好をしているんだ。


「あの娘見たかよ」

「レイヤーさんかな」


周りの男たちの視線を集めている。

そりゃそうだろう。あんな下品な格好、嫌でも目に留まってしまう。

あのエロいコスチュームを着たキャラクターが、秋雲の言っていた作品に登場するのか?

R18指定じゃないだろうな。

っと、こうしてる場合じゃない、追いかけないと。俺は壁にもたれるのをやめて秋雲の後を追う。

男たちが邪魔で思うように進まない。秋雲の魅了能力が充分効いているようだ。

なんとか人を掻き分け、前進していく。

すると、ようやく秋雲のいるスペースに辿り着いた。


「お願いできますか」

「オータムクラウド先生さえよければ」


ある中年の男が、秋雲の友人と話しているところだった。

どんな会話をしているんだろう。


「じゃあ、早速」

「は、はい……」


秋雲は立ち上がると、尻尾をにょろにょろ動かしながら中年男についていく。

なんだ? 事情が分からないぞ。

秋雲の後をつけるように、男たちがぞろぞろと移動していく。

スムーズに進めるようになったので、秋雲のスペースに行って友人に話しかけた。


「すみません。あの女の子、どこに行くんですか?」

「え? ああ……売り子だったんですけどね。男の人が『彼女を写真に撮りたい』ってお願いしてきて」

「写真ですか」

「ええ。コスプレのスペースは全て埋まってるんですけど、どこに行くんでしょうね」

843 : ◆cU/osbLpwQ [sage]:2019/01/29(火) 01:58:33.43 ID:uyOeS62L0
短いですが、今日はここまでにします
お付き合いありがとうございます
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/29(火) 11:33:16.91 ID:Lj+e/ekho

サキュバス化しなくてもいずれは喰われてたな先生ェ…
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/29(火) 12:49:39.34 ID:tFXOdlXqO
あぁ^〜こういうのほんと大好き
秋雲さんの良さが凝縮されててたまらん
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/29(火) 13:03:51.92 ID:4W1QvCJ8O
流されてエッチされちゃうのすき
847 : ◆cU/osbLpwQ [sage]:2019/01/29(火) 22:41:30.56 ID:uyOeS62L0
少し遅れました
今から始めていきます
848 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/29(火) 23:31:08.60 ID:uyOeS62L0
これはマズイことになるかもしれない。

エロコスをした今の秋雲を前にしたら、男たちの性欲はみるみる上がっていくだろう。

果てには、性行為に及ぶ可能性がある。こんな公共の場でそんなことをしたら……。


「ありがとうございます」


友人にお礼を言い、秋雲たちが歩いていく方へ走る。

止めなければ。秋雲を無理やりにでも引っ張って、鎮守府に帰ろう。

――――


「ポーズお願いします」


コスプレブースの隣にある何も設置されていない開けた場所で、秋雲はガチガチに緊張し、体を強張らせていた。

周囲を取り囲むのは、数多くの男たち。

カメラのレンズ越しにこちらを見ている男もいれば、秋雲のコスプレに魅了されて見物している男もいる。


(ま、まさかこんなにいるなんて)


人気のコスプレイヤーが、こんな風に撮影されている現場を見たことがある。

生涯縁のない状況だと思っていたのに、こうして現実になるとは。

すでにカメラのシャッター音が聞こえてきている。

何かポーズをとらなければと、体のラインを目立たせるありがちなセクシーポーズをやってみる。

バストもヒップも大きくはないので物足りなさはあるが、それでもカメラのシャッターは大観衆の拍手のように沸いた。

サキュバス秋雲の魅力は、それくらい強力なものだった。


(あ)


ふと、ある男のズボンに目がいく。

股間部分が、もこっと盛り上がっている。彼は秋雲の姿を見て興奮し、一物に血を通わせてしまったのだ。

よく見ると、他の男たちもテントを張っている。

ギラついた目つきで秋雲の体を眺めて、息を切らしている。


(そ……そっか……そうなんだ)


秋雲の心に一種の征服感、満足感のような感情が生まれる。


(この人たち、秋雲さんの体を見て勃起してくれたんだぁ……)


恥ずかしい、でも気持ちいいというM気質な面と共に、男たちを魅了してやったというS気質な面も並び立っていた。


(ふふ……勃起しちゃったんだぁ……♡)


ならば、と。

もっとサービスしてあげたらどうなるんだろうと、秋雲は様々なポーズを決めていく。

悪魔女がよくする原作通りのポーズに加え、尻を突き出して強調したり、脚をM字にしてしゃがんだり。

手でOKの形を作り、口を開けたその前に持っていくフェラチオを彷彿させるようなポーズをとったり。
849 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/30(水) 00:20:58.96 ID:XvHelDMT0
知識としてはあるが、するつもりのなかったポーズが、ノリノリになるにつれてどんどん出てくる。

男たちは生唾を飲み、ついにズボンの上から一物を擦り始める者も現れる。

中にはこっそり手を入れて直接扱いている者もいる。

それを見た秋雲もまた調子に乗り、オカズを提供するようにいやらしいポーズを決める。

この空間は異様だった。

同人誌即売会というよりも、見抜きがある風俗店内のようだ。


「あの」


スマホで撮影していた1人の男が挙手をする。

画面に秋雲の姿を映したまま、とんでもないことを口にする。


「ふ、服を脱いでもらってもいいですか……」

「……へ?」


秋雲はドキっと胸を高鳴らせた。

服を脱ぐ? なにそれ? なに言ってんの?

さすがに男たちも固まる。あくまでコスプレを撮影する場なのに、アホなことを言うなと。

しかし、誰も彼を嗜める者はいなかった。

それどころか、期待を込めた目で秋雲を見つめている。

秋雲は困惑していた。そんな目で見られても、さすがに服は……。


(……恥ずかしすぎるよね……)


布一枚あるか無いかで大きな違いがある。

まあこの恰好は、ある意味裸よりも恥ずかしいかもしれないが。

多くの他人が見ている中で脱ぐのは、女の子としてどうなのだろう。

自制心が働く。


「お、お願いします」

「僕からもお願いしますっ」


男たちが次々と、期待を口にする。

必死に頼み込んでくる。縋るような目をしている。


(そんなに見たいんだ)


そりゃあ、こんな美少女がエロい服を着ているなら、眺めたいと思うのは普通だろう。

さらに、あわよくばその先も見てみたいと思うのは真っ当な考え方だ。

まあ、少しくらいならいいかな。

秋雲の頭にそんな言葉が浮かんでしまう。

なるべく男たちの期待に応えてあげたいし。それに、今この服を脱いで見られてしまったら、すごく恥ずかしいけど。

同時に、すごく気持ちいいかもしれない。

羞恥心を快感への期待に繋げてしまい、自制心が崩れていく。
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/30(水) 00:28:56.66 ID:+hFic7SBO
この感じだと安価取るのは明日ですかね?
851 : ◆cU/osbLpwQ [sage]:2019/01/30(水) 00:34:24.75 ID:XvHelDMT0
>>850
今日は指定できないですね、すみません
明日に持ち越しになります
852 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/30(水) 00:56:16.07 ID:XvHelDMT0
スタッフに注意されたらどうしようか?

こんなに人で囲まれてるし、見られないだろう。

コスプレブース以外の場所で人だかりができているから、何をやってるんだと見に来ることはあるかもしれないが、その時は体を隠せばいい。

秋雲はまず、手袋を外していく。男たちは密かに歓喜しスマホやカメラを向ける。

脱いだものは、近くの床に置く。次はハイヒール、そしてニーソックス。

シャッター音の勢いが増していく。ポーズを撮ることも忘れない。


(帽子もとって……あとは……)


角と尻尾はいいだろう。

残るはビキニのみ。


「はぁ……はぁ……っ」


ただでさえ荒かった呼吸が、もっと荒くなる。

背中に手を回してビキニに手をかける。紐が外れて緩み、乳首が見えそうになる。

慌てて片腕でガードし、ビキニだけをはらりと床に落とす。

さあ、いよいよだ。

秋雲はゆっくりと腕を下ろした。

瞬間、けたたましいほどのシャッター音が鳴る。

見られている。ぷっくり膨らんだ乳房も、乳輪も、勃起している乳首も。

胸を曝け出してしまっている。


「はっ……はっ……」


秋雲は真っ赤になり極度に興奮しながらも、笑みを零していた。

みんな秋雲のおっぱい見てる。撮影してる。勃起した乳首も、しっかり記録されてる。

よし、次は下を脱ごう。腰で蝶々結びしている紐を解く。

やがて、三角の布が床に落ちると、男たちの一物を擦るスピードが上がる。

ついにはファスナーを開けて取り出す者も。


「ふ……へへっ……」


全裸になってしまった。

羞恥心で感情がおかしくなってしまったのか、笑い声が出てくる。

恥ずかしい。アソコも見られちゃった。

でも、すごく気持ちいい。股から熱い液体も垂れて、太ももを伝っていく。

これも間違いなく見られてる。乳首も勃ってるし。

感じてるのがバレちゃってる。
853 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/30(水) 01:35:44.98 ID:XvHelDMT0
さっきしていたようなポーズもとる。

尻を突き出すとひくついた綺麗なアナルが見える。M字でしゃがむとピンクの割れ目から愛液が滴り落ちる。

男を誘うような、フェラチオのポーズもする。

秋雲はまさしく極限状態だった。

今となっては、男を魅了してやったというS気質など微塵もない。

羞恥心を快楽に変え、解放感と快感を感じている。


「あ、あのっ、手でお願いします!」


しゃがんだままポーズをとっていると、斜め上から声が聞こえてきた。

手でお願いとはどういうことだろうと横を向くと、すぐ目の前に男の反り立った一物があった。

目を丸くしてびっくりする。

なるほど、手で扱いてくれということだろう。


「いいですよ」


男の顔を見上げてふふっと笑った秋雲は、考える間もなく手を伸ばした。

全裸になったことで、たがが外れてしまったようだ。

竿をぎゅっと握り、しゅっしゅと扱いていく。


「お、俺もお願いできますか?」

「俺も!」


男たちはカメラを投げ出し、秋雲に詰め寄っていく。

秋雲の周りは男性器で埋め尽くされる。

2人の男のモノを両手で扱いていく。M字に開脚して秘部を見せつけながら、しこしこと慣れない手つきで刺激する。


(エロマンガでしか見たことないから、難しいな)


そんなことを思いながら、男たちの反応を見て勉強していると、目の前にぼろんっと一物が押し出された。

秋雲はまた目を丸くした。


「ふ、フェラしてもらえますか」


フェラチオ。これもまたエロマンガの知識しかない。

秋雲は頷いて、とりあえず亀頭の先っぽをちろちろと舐めた。


「うっ……」


気持ちよさそうな反応をしているので、これでいいだろう。

小さな穴から、透明の汁が出てきている。これが我慢汁?

確かに変な味がする。だけど、舐めていると子宮がうずうずする。
854 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/30(水) 02:09:03.19 ID:XvHelDMT0
秘部から愛液が出てきて、床を濡らしていく。


「あ、ああ……もう出そう……!」

「お、俺も……気持ちよすぎて……!」


え? もう?

肉棒を扱き、しゃぶりながら秋雲はそう思う。

まだ扱いて間もないのに。早漏なのかな? 2人共なんて偶然だな。

しかし、実際は違っていた。サキュバス秋雲の快感操作が働いていたのだ。

それによって男たちは秋雲に体を刺激されると、普通より何倍もの快楽を得ることになる。

たった一扱きされただけで腰が何度も跳ねてしまう。するとそのたび快感が生じ、秋雲が動かさなくても自動的に手コキになる。

もちろん秋雲も手を動かしているので、男たちは想像を越える気持ちよさを味わっている。


「で、出る……――――っ!」

「イくっ――――っ!」


左右の男2人が、ほぼ同時に腰を突き出した。

資料になるかな? と気楽なことを考えていると、頭上から精液が降り注ぐ。

びゅくるるるるるっ、びゅるるるっ。

手はもちろん、髪の毛や肩、腕などの部位にびたびたと白濁液が乗っかる。


「あ、ああああっ……!」


そして、目の前の男も絶頂しようとしていた。

秋雲はただ亀頭をちろちろ舐めていただけだった。

男が自分で竿を扱いて快感を得ているのはあるが、手コキしていた2人と同じく、この人も早漏だったのかと勘違いする。


「どうぞ、イってください」


試しに、最後は亀頭を丸呑みしてみようかと考える。

実行に移した。あーんと口を開けて、ぱくんっと亀頭を食べてしまった。

男は思わずがくんッと腰を突き出し、


「うぐうッ――――ッ!?」

「んっ!?」


どぷうっ、どくどくどくっ。

肉棒が秋雲の喉まで入り込み、絶頂。少女の頭を押さえつけ、よだれを垂らしながら射精している。

しばらくして精液が出なくなると、ぬぽっと肉棒を引き抜いた。
855 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/30(水) 02:34:08.37 ID:XvHelDMT0


「ご、ごめんなさい……き、気持ちよすぎて、つい頭を……」


男は息を切らしながら、申し訳なさそうに謝った。


「んっ……ごほっ……い、いえ……気にしないで、ください……っ」


秋雲は苦しそうに咳き込み、鼻から白い液体を垂らしてそれに応える。

いきなり喉まで突かれたものだから驚いたし、苦しかった。

しかし、気持ちよさもあった。喉まで入れられたせいで、愛液が溢れ出ている。

体にかかった精液の匂いが。胃から込み上げてくる精液の匂いが。とても心地いい。


「オータムクラウド先生」

「!」


はっとする。

いつの間にか自分のすぐ傍にいる。いや、気がつかなかっただけかもしれない。

蒼イモタルト先生だった。

今日のイベントで同人誌の頒布を手伝っていた人が、ズボンのファスナーから一物を出している。

はぁ、はぁと息を荒げて、こっちを見ている。


「蒼イモタルト先生……」

「お、お願いがあります」


肉棒をしこしこと扱きながら、秋雲にそう言う。


「や……ヤらせてください。先生のマンコに、僕のを挿入させてください」

「……」

「か、代わりに僕の同人誌を無料で……って、もう渡したっけ……とにかくヤらせてください!」


秋雲の友人は、我慢できないといった様子で詰め寄り、秋雲を押し倒した。

ごろんっと仰向けになってしまった秋雲は、自分の膣に近づいていく肉棒をじっと見つめていた。

セックスまでしていいのかな。しかも友達と。

まあ、手コキやフェラまでしたし、流れでやっちゃう?

いいよね。絶対に気持ちいいし。

秋雲は確信があった。これで突かれたら気持ちいいということが、サキュバスの本能で分かる。

それに精液の匂いを嗅いで。いや、男たちの肉棒を見た時から、子宮は欲していたのだ。

肉棒を、この中に入れてほしかった。ムチャクチャに突いてほしかった。

肉棒を求め、切なく疼いて仕方がなかった。
856 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/30(水) 03:03:21.85 ID:XvHelDMT0


「どうぞ」


秋雲は自分の太ももを支えるように持ち上げると、にへっと笑って友人を招く。

綺麗なピンク色の秘部が丸見えになり、友人だけでなく、周囲の男たちも覗き込んで観察してくる。

ごくり、と生唾を飲み込む音が聞こえる。


「いいですよ、何もいりません……。無料で……タダでセックスしましょう」

「た、タダで……」

「はい……タダマンです……♡」


さらに、くぱあっと割れ目を広げる。

友人の性欲は瞬時に最高潮へと達し、肉棒を操って、秋雲の入り口に……。

――――

ずぷっ、と挿入する。

まずは亀頭だけを入れて、それからゆっくりと奥まで挿入していく。


ようやくコスプレブースを見つけて、不自然な人だかりができていると思ったらこれだ。

秋雲はこんな場所でセックスをしてしまっている。

体に精液がかかっているということは、すでに手や口で男を導いたのだろう。

困ったな、どうしようか。

幸いにもこの辺は広いし、余所のスペースの邪魔をすることは無さそうだが。

スタッフがやって来たら……ん?

ふと視線をある方向へやると、腕にスタッフの腕章をつけた男が数人いて、ファスナーから肉棒を取り出しているのを確認する。

どうやら注意される心配はないようだ。

女の人が来たらマズイが、見たところ男のスタッフばかりだし。


「あああっ……! 気持ちいいっ、気持ちいいです先生……!」

「んっ♡ あは……あたしも、気持ちいい……♡」


快楽に顔を歪める友人と、同じく気持ちよさそうにしている秋雲。

あたし……? いつもは『秋雲』って言うのに。自分の名前を教えていないのだろうか。


「ど、どうぞ先生……好きに、動いてください……」

「はい……い、いきます……」


友人は奥まで入れた肉棒を、ゆっくりと引き抜いていく。


「あ、ああああああっ……!?」


すると、体をびくんびくんと何度も震わせる。

そんなに大きな反応をするほどなのか?

もしかして秋雲、サキュバスの効果を……。
857 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/30(水) 03:35:16.10 ID:XvHelDMT0


「くう……! 気持ちよすぎて、上手く動けない……!」

「ゆ、ゆっくりでいいです……出したかったら、出してもいいので……」

「え!?」


秋雲の言葉を聞いて、友人は驚愕する。


「い、いいんですか? そんなことしたら……」

「気にしないでください、あっ♡ 遠慮なく……イってっ……♡」

「……そうですか……後戻り、できませんよっ……!」


いつでも出していいと許可を貰った友人の腰振りは、徐々に速くなっていく。

秋雲の腰を持ち、ピストンしていく。膣壁と肉棒が擦れるたびに、ずちゅっずちゅっと卑猥な音が出る。


「くうっ、あああ、すごいっ……!」

「あうっ♡ おっぱ、いっ、ふっ♡ きもち、いいっ♡」


友人は腰を持っていた手を秋雲の胸へ移動させ、乳首を指でこりこりといじる。

秋雲は目を細めてびくんッとよがる。

さらに乳房にぴっとりと手のひらをあてがい、優しく揉み回す。


「先生のっ、おっぱい……やらわかい……!」

「はあっ、んっ♡ いいっ♡ もっと、さわってっ♡」


2人ともよだれを垂らし、本能に身を任せてセックスを楽しんでいる。

だが、それもそろそろ終わりのようだ。

あまりの気持ちよさに、友人の腰振りが遅くなっていく。


「じょっ……女性の膣(なか)って……こんなに、気持ちいいんですねっ……もうイきそうです……!」

「ほ、ほめられると、照れちゃいますよっ……♡」


友人は性経験がないらしい。初体験がサキュバスの膣とはな。

羨ましくもあるが……他の女の人と寝て、遅漏にならないか心配だ。


「い、イっていいですよっ♡ なかで、びゅーっとどうぞっ」

「そんな、もったいないっ……! もっと、楽しみたいのに……!」


そういうわけにもいかない。友人の耐久値的にも、周囲の男からしても。

皆、ギンギンに肉棒を反り立たせて挿入を待ち望んでいる。

手や口を使ってもいいのに。それほど秋雲の膣に入れることを待ち望んでいるのだろう。

……実をいうと、俺もその1人だったりする。

秋雲の魅了効果も後押しして、セックスを見ていたら、したくてしょうがなくなってきた。
858 : ◆cU/osbLpwQ [sage]:2019/01/30(水) 03:37:31.06 ID:XvHelDMT0
ペース遅くて申し訳ないです…
今日はここまでにします、明日安価をとります
お付き合いありがとうございます
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/30(水) 08:03:37.57 ID:ZtBPcy1mO

なんだか蒼イモタルトさんとはその後も関係が続きそう
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/30(水) 14:29:09.72 ID:rXUE8rzDO
乙 今までの更新が早すぎたんだ…
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/30(水) 18:35:39.85 ID:eJI0RMkLO
今でも充分早いペースだから急かすのはやめて差し上げろ
無理に急いで書いてクオリティが下がるのは本意ではないだろ
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/30(水) 19:49:02.43 ID:rXUE8rzDO
急かすヤツはいないが
安価時の要望ドバーはビックリするな
863 : ◆cU/osbLpwQ [sage]:2019/01/30(水) 22:13:37.98 ID:XvHelDMT0
最初の方は1レス20分程度だったのに、最近だと40分程度なので
なんとか20分を目指そうと思ってるのですがなかなか…地の分が多いせいでしょうか
ひとまず始めていきます
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/30(水) 22:23:09.22 ID:W3aMGfwgo
更新不定期でもええから2スレ目突入してもええんやで
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/30(水) 22:32:50.34 ID:0Jyk9Yce0
時間が掛かるようになったのは内容が濃密になったからでは?
早くて内容が薄いより長くても濃い法が好きだから気にしなくておkだと思うです
866 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/30(水) 22:36:57.59 ID:XvHelDMT0


「ああっ、で、出そうっ……!」

「ふっ、うっ♡ 出してくださいっ……」

「いえ、一旦動くのをやめます……だ、ダメだ我慢できないっ! 抜かないと……!」


友人が慌てた様子で秋雲の膣から肉棒を抜こうとする。

が、入れてるだけで気持ちいいらしく、脱出するまであと亀頭半分というところで、体をびくんッと震わせた。


「と、止まらないっ! イくうッ……――――っ!?」

「ああああ、ああ……♡」


どぷっ、びゅるるるるっ。

亀頭を半分だけ膣に沈ませたまま、友人は達してしまった。

秋雲は自分の中に精液が注がれていくのを感じ、うっとりとする。


「はあっ……はあっ……うっ……」


やがて射精が終わると、ちゅぽっと肉棒を外へ出した。

秋雲の膣からは、精液がどくどくと溢れてきている。


「な、中出し……してしまった……」

「んっ……♡ あ、蒼イモタルト先生……すっごく、出ましたね……っ♡」


脚を広げたまま自分の膣に指を持っていき、精液をつけると、ソースを味見するかのように口へ含む。


「ちゅっ……ん……おいひい……♡」


にへら、と笑いながらそう言う秋雲。

男たちの性欲を爆発させるには充分すぎるほど、淫らな姿だった。

雪崩のように一斉に秋雲へ詰め寄る。しかし、秋雲の膣の前を確保したのは俺だった。


「え……? て、てい……とく……?」


自分の膣に亀頭をあてがい、挿入しようとしている男を見て、正気に戻ったように声を出す秋雲。

しかし俺は反応することなく、ガチガチの肉棒をずぷんっと奥まで入れた。


「ああっ♡」


秋雲はあっという間に表情を変える。

力が抜けて気持ちよさそうにし、体をぴくんと跳ねさせる。

なるほど。これは確かに、入れているだけでとても気持ちいい。

速攻で絶頂に導かれそうだ。
867 : ◆cU/osbLpwQ [sage]:2019/01/30(水) 22:42:32.98 ID:XvHelDMT0
>>864 もう1つのスレが終わりそうになったら、安価でなくリクエスト方式のスレを立てたいと思います
>>865 ありがとうございます。内容が薄くならないよう、でも遅すぎないように、ほどほどに頑張ります
868 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/30(水) 23:03:50.00 ID:XvHelDMT0
熱く絡みついてくる膣壁が、肉棒に快楽を伝えている。

後がつかえているし、存分に気持ちよくなって思い切り射精しよう。

腰を動かす。一突きするだけで頭が真っ白になり、肉棒を引き抜きたくなるが、歯を食いしばって我慢する。

腰で股間をぱんぱんと叩くと、中でも亀頭が子宮口にぶつかる。


「あっ♡ あっ♡ やあっ♡ んっ♡ んっ♡」

「はあっ、はあっ、はあっ……!」


上体を前に倒し、可愛らしい乳首に吸いつく。

微かに膨らむ乳房を揉みながら、ちゅうちゅうと赤子のように。


「ひぐッ♡ それっ♡ あたまっ♡ とけ、るぅっ♡」


胸を責めると、それだけ膣圧も強まる。

ただでさえ狭いというのに、さらに肉棒が締めつけられる。

腰振りのスピードが落ちる。だが、負けじとガンガン突いてスピードを取り戻した。

いや、さっきよりも速い。ぱんぱんぱんと小気味いい音が響く。

気持ちよすぎる。ずっと射精しているような快楽だ。

回復薬を2つ飲んだような感覚、しかし苦しさはない。ただただ気持ちいい。

思わずよだれが出る。


「くううッ……!?」

「あっ♡ はあっ♡ すご、ひっ♡ よおっ♡ あんっ♡ あっ♡ あっ♡」


秋雲の顔はふにゃふにゃになる。

目尻には涙を溜めて、髪の毛を両手でくしゃくしゃにしている。


「はあッ、はあッ、出るッ……出すぞっ……!」

「だ、だしてっ♡ あっ♡ あっ♡ せいえきっ♡ いっぱいっ♡ んっ♡」

「い、イくっ……! うう、ああああッ……!!」


秋雲に覆い被さりながら、強く、激しく突く。

ひたすら突きまくって射精の快楽に没頭していたら、奥から熱いものが込み上げてきて。


「イく、イくッ――――!! ああああ、あッ――――っ!?」


最後に勢いよくぱんっと奥まで突き、亀頭を子宮口にぎゅうとくっつける。

どびゅるるるるっ、びゅくびゅくっ、びゅううううっ。

そこから始まったのは、心地よくて、しかし意識が飛んでしまうのではないかというくらい強烈な絶頂。

肉棒から精液が飛び出て、秋雲の子宮内を満たしていく。


「せい、えきッ♡ あああああっッ――――ふっ――――♡♡♡!?」


真っ白になった頭が、ようやく晴れてきたと思ったら、今度は秋雲が絶頂した。
869 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/30(水) 23:29:10.44 ID:XvHelDMT0
肉棒をぎゅうううと締めつける。

止みかけた射精が、勢いを取り戻す。びゅるっ、びゅるっと、文字通り絞られているような感覚。

秋雲は俺から精液を根こそぎ貰おうとしている。


「……はあッ……はあッ……!」


ようやく射精が終わった。

秋雲は絶頂のせいで舌を出し、間抜けな顔をして、ぴくぴくと体を震わせている。

肉棒を引き抜いて栓を外す。すると中から、精液がどぷっと溢れ出てくる。

さっき友人が出した精液も出てきているようだ。


「つ、次は俺が!」

「我慢できない! 手も使わせてもらおう!」

「俺は口を」


俺の番が終わったので、男たちは騒ぎ始める。

とりあえず堪能した俺は退こうかな。立ち上がって姿勢を低くすると、群れから脱する。

肉棒をしまい、これから始まることを観察することにする。


「入れます!」

「あッ♡」


絶頂したばかりで敏感になっている膣に、男の一物が侵入する。

そして両手も肉棒を扱くために埋まり、口も塞がる。


「舐めてもらえますか」

「んっ♡ ぺろっ、ちゅぷっ……♡」


秋雲の頭を持ち上げ、自分の肉棒を無理やり口に持っていく。

秋雲は、差し出された肉棒をぺろぺろと舐めていく。


「くああっ、き、気持ちいいっ!」

「なんだこれっ」


秋雲の体に驚く男たち。

無理もない。感度を上げる薬でも飲まない限り、こんな快楽体験することはできない。

ん? そういえば秋雲の友人はどこに行ったのだろう。

姿が見えない。集団の中か? それとも自分のスペースに戻ったのか。


「んっ♡ ちゅっ♡ じゅるっ♡ ちゅぽちゅぽっ♡ れるっ♡」


秋雲は膣を突かれながら、手で扱き、口で奉仕している。

とても忙しい。その顔は嬉しそうに笑っている。
870 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/30(水) 23:56:18.04 ID:XvHelDMT0
精液を出してもらうため、一生懸命気持ちよくし、気持ちよくしてもらっている。


「ちゅぱっ、じゅるるるっ♡ んっ……ふあっ♡」

「こ、こんなの……すぐに出る……!」


秋雲と接している男たちの顔は気持ちよさそうに歪む。

耐えることなど不可能だ。

もし秋雲が受け身でなく責めに回ったら、1分もしないうちに男は果てるだろう。


「せいえきっ♡ らひてえっ♡ んぷっ♡ ちゅるるるっ♡」


秋雲は色気と可愛さが両立しているような猫撫で声で、男の脳も直接気持ちよくしてくる。

聞いているだけで幸せな気持ちになり、幸福感で心が満たされる。

こんな声を出されながら交わったら、俺が感じた快楽とは一味違った気持ちよさを得られるだろうな。


「んふうっ♡ おちんぽっ♡ ちゅっ♡ おちんぽっ♡ じゅぷっ♡」


淫らな言葉でも男を興奮させる。

秋雲は普段からエロ同人誌を読んでいるだろうから、色んなワードを知ってそうだな。

というか……まだサキュバスから元に戻らないんだな。

阿賀野たちくらい大食らいであることを願う。でなければ、何も知らず男に犯されている状況に直面して、パニックになるだろう。

いや、もしかしたらそのままノリで続行するかも。どちらか二択だな。


「あふっ♡ あっ♡ ……あ、れ……?」


そんなことを思っていると、秋雲の様子が変わった。

快楽に陶酔していた顔から、きょとんと我に返ったような顔になる。


「あ、秋雲、なにして……んっ♡ んんっ♡ えっ♡?」


自分の股間を見る。

男が肉棒を膣内に挿入して、気持ちよさそうに出し入れしている。

さらに両隣にも男。自分の手が反り立つモノを扱いていることに気がつく。

そして、顔の近くにも肉棒がある。

それだけではない。秋雲を取り囲むように、男たちが性器を丸出しにしている。


「なっ♡ なにこれっ……♡ なにこれぇっ♡!?」


自分の置かれている状況に気がついたようだ。

どうやら秋雲は、天津風と同じ記憶が薄れているタイプだったらしい。
871 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/31(木) 00:19:29.59 ID:2rwGD+G40


「あ、あれ……気持ちよさが減ったような……」


男たちも変化に気がついた。

サキュバスから、ただの人間になったんだ。当然あの強力な快感も消えてしまう。


「ま、まあいいや。どのみち、あとちょっとで出そうだっ」

「だ、出すってっ♡! あああああああッ♡♡♡!!」


動かしにくかった腰も動かしやすくなり、男は腰振りのギアを上げてラストスパートをかける。

ぱんぱんぱんッと激しい音が鳴る。秋雲は喘ぎ声を上げながら体を反らす。

手コキしていた男たちも、秋雲が扱かなくなったので、自分の力を使って秋雲の手を動かしている。


「やめ、てぇっ♡♡♡ なんなの、これっ……ッ♡♡♡ どうして、おとこのひと、にッ♡♡♡」

「あああイくっ! 中に出しますよっ!」

「えっ♡♡♡!? ちょ、ちょっとまったっ♡♡♡ やだっ、やだッ♡♡♡ んぐうッ♡♡♡!?」

「そろそろ口で続きをしてくれっ」


拒絶しようとするが、一物で口を塞がれる。

頬肉に亀頭をぐりぐりと押し当てている。ぽっこりと頬が膨らむ。


「んんんんッ♡♡♡! んんんんんッ♡♡♡!」

「あああああっ、出るッ、出るッ」

「んんんんんんんッ♡♡♡!?」

「イくッ……ああああっ、あっ――――ッ!!」


びゅくるるるるるっ、びゅくびゅくびゅくっ。

男が腰を突き出し、がくがくと震える。射精が始まったようだ。

秋雲はその様子を横目で見て、何とか精液が注がれるのを回避しようと腰をじたばた動かす。

だが、射精途中で気持ちよさそうにしている男に手で押さえられてしまう。

結局、最後の一滴まで中出しされてしまった。


「俺も、出るっ――――!?」

「あああああッ――――!!」

「イくッ、ふうっ――――!!」


びゅるるるるっ、びゅくるるるるっ、どぴゅどぴゅっ。

手コキしていた男2人と、口で刺激していた男も絶頂する。

秋雲の体に白濁液がべっとりと引っ付いていく。口の中にも精液を流し込まれる。


「んッ……♡!? んぶっ、んんんっ……!!」


頭を手で固定されてしまい、逃げ出すことができない。

秋雲は仕方なくごくごくと飲み込んでいく。飲みきれないものが隙間から外へ溢れ出ていく。
872 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/31(木) 00:42:18.83 ID:2rwGD+G40
間もなく、射精が全て終わった。

男たちは秋雲から離れていく。


「ふー……交代します」

「よっしゃ!」

「けほ、けほ……え……?」


代わりの男たちが、肉棒を扱きながら秋雲に近づいていく。

サキュバスの効果はまだ続いているようだ。

もしかして、まだ終わってない? そう思ったらしく、秋雲は慌てて四つんばいで逃げようとする。

だが、男に無理やり引き留められ、仰向けにされてしまう。


「や、やめてよっ! なんでこんなひどいことっ……!」

「何言ってるんですか。あなたから誘っておいて」

「え?」


秋雲は静止した。

かと思えば、顔がみるみる赤くなっていく。

友人に誘われてエロコスをしたこと。男たちの前で脱衣したこと。

全裸になり、フェラや手コキをしたこと。

そしてセックスに進展していき、今こうなっていること。


「お……思い出した……っ」


全て思い出したようだ。

自分は何てことをしてしまったんだろうという顔で、ふるふると震える。


「じゃ、始めましょうか」

「あの……あれはサキュバスのせいで……」

「いいからしましょうよ」


男たちは秋雲の言葉を無視し、女体を求めてくる。

サキュバス効果で暴走している。


「待ってっ! 無理ですってっ!」


大慌てし、男の拘束をすり抜けて脱出を試みる。

しかし、周囲には盛った男たちの壁が立ちはだかっている。

秋雲は口元をひくつかせ、絶望する。


「う、嘘でしょ……?」

「捕まえた」

「ひっ!?」


足を捕まれ、引き戻される。

そして改めて仰向けに拘束し、がぱっと股を開かせる。
873 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/31(木) 00:59:57.56 ID:2rwGD+G40
恥ずかしい恰好にさせられて、顔を真っ赤にする。


「や、やだっ……やだあ! 変態っ、レイプ犯っ!」

「人聞きの悪い。合意の上でしょう」


亀頭の先を、くちゅくちゅと割れ目にあてがわれる。

秋雲はより必死に抵抗する。ぽかぽかと男を叩く。


「バカバカバカ!」

「入れますねっ」

「あふッ♡!?」


だが、挿入されると大人しくなる。

体をがくがく痙攣させ、気持ちよさそうに顔を歪める。


「いっ……やっ……♡! はあっ……抜い、てぇ……♡!」

「いいんですか、そんなに気持ちよさそうにしてるのにっ」


男がピストンするたび、びくんびくんと体を跳ねさせる。

秋雲は顔をぶんぶん横に振る。


「犯され、てるのにっ♡ 気持ちいい、わけっ♡」

「もっと速くします」

「ああああああっ♡♡♡!!」


腰振りのスピードが上がると、たまらず大きく喘ぐ。


「やだっ♡ やめてッ♡ あんっ♡ ひどいっ♡ こんなっ♡ エロどうじんしっ♡ みたいなことっ……ッ♡」

「俺たちも気持ちよくしてくれ」


脇にいた男たちが参加してきた。

秋雲の手に自分の一物を握らせ、オナホを扱うように扱いていく。

そして。


「イマラチオ、やらせてもらいますよ」

「!?」


男が自分の顔を跨いだかと思えば、腰を下ろし、肉棒を自分の口の中に入れようとしてくる。


「ひぐっ♡ や、やめてっ♡ やめてっ♡ やだやだやだっ♡」

「マンガを描くなら、体験しといた方がいいんじゃないですか」

「は、話にきくだけでっ♡ じゅうぶんっ♡ だからっ……んぶッ♡!!」


有無を言わさず、秋雲の口に肉棒を突っ込む男。

秋雲は言葉による意思表示もできなくなる。
874 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/31(木) 01:14:28.54 ID:2rwGD+G40
周囲の男たちは、その様子を食い入るように見ている。

そのうち、外から見えなくなるほど密集してしまう。

秋雲の様子がさっぱり分からない。


「んんんっ♡♡♡! んふうっ♡♡♡! んっ♡♡♡! んっ♡♡♡!」

「ああ、気持ちいい」

「早く出してくれよ」


唯一の情報といったら、声だけだ。

秋雲の喘ぎ声がここまで届いている。

苦しそうに。でもどこか気持ちよさそうにしている。

助けたいのは山々だけど、男の興奮状態を抑える発明品は持ち合わせていないんだ。

すまない秋雲。


「んうっ♡♡♡! んっ♡♡♡! んぐッ♡♡♡! んんんんッ♡♡♡」


秋雲の声を聞きながら、持ってきた荷物を漁る。

念のため、明石の発明品をいくつか借りてきた。記憶操作をする道具と、精液や汗などの液体をシミなく綺麗に掃除する道具。

俺が自分の部屋を掃除するのに使っていたものだ。

これらがあれば何事もなく事を片づけることができるだろう。

さっそく取りかかろう。

――――

まずは記憶操作をするため、場内をあちこち回った。

そして全てが終わり秋雲のもとへ戻ってきた頃、男たちは全員満足して気絶していた。

記憶操作を済ませ、周辺の精液を掃除してから秋雲のもとに駆け寄る。

恍惚とした表情で体をびくびく震わせていた。


「あっ……♡ あっ……♡」


精液まみれだ。散々ぶっかけられたのだろう。

膣からも精液を溢れさせている。

秋雲の周りも一通り掃除をして、抱きかかえ、人気のない場所へ連れて行く。

俺は秋雲の意識が戻って来るまで、ずっと傍で付き添っていた。
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/31(木) 01:33:02.72 ID:yKPQUG+D0
ステンバーイ
876 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/31(木) 01:34:40.73 ID:2rwGD+G40

――――

イベントが終わったので、秋雲と一緒に鎮守府へ帰宅していた最中。

隣にいる艦娘兼同人作家が何度もため息をつく。


「はぁ……どうしよう……」

「大丈夫だよ。あのイベントに参加した人たちは皆、秋雲が起こしたことを忘れてる。無かったことになってる」

「それは安心してるけど」


また1つ、ため息をついた。


「色んな男の人に犯されて、大量に中出しされちゃったじゃん。赤ちゃんできないよね?」


「一応安全日なんだけど」と付け足す。

どうだろうな。心配なら明石と相談して、避妊薬をもらえばいいさ。

宿って間もないなら、まだ何とかなるだろ。


「あ、そっか。っていうかあの人、中身ドラえもんなんじゃないの?」


よく思う。

記憶操作とかとんでもない道具だしな。

貴重な物だから、帰って来たらすぐ返すよう言われたけど。


「それで、ため息の種はまだあるか?」

「ある。蒼イモタルト先生とどう接していいのか分かんない」


あの人も記憶操作したから、いつも通りにしてればいいよ。


「そうじゃなくて……秋雲さんが困るじゃん。えっちしたこと覚えてるんだよ?」


頑張って乗り越えるしかないだろ。

ちなみに、記憶操作は電池切れでもう使えないからな。

秋雲はむっとする。


「っていうかさ。提督も秋雲とえっちしたよね? ひどいよ! 男の人にレイプされてる時も止めてよ!」

「あれはお前に魅了されてたからな。それに元はと言えば、お前が無理やりイベントに参加したからこうなったんだぞ」

「異議あり。さらに元を辿っていくと、サキュバス化したのは誰のせい?」


うっ……確かにそうだ。

痛いとこを突かれた。それを言われたら何も言えない。


「まあ、ちょっぴり秋雲にも非はあるかな。けどなー、犯されたっていう事実はめちゃくちゃ重いよ」

「そ、そうだな……」

「傷ついたなぁー、下手をすればトラウマになるよー」


にやにやしながら言うことじゃないだろ。
877 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/31(木) 01:45:57.56 ID:2rwGD+G40


「分かった。こんなことになって、すまなかった。心から謝罪をする」


ぺこり、と頭を下げた。

よく考えたら悪いのは俺じゃないけど、事件に乗じて性欲を発散してるのは事実だし。


「頭を下げられただけじゃ許せないよ? 何かしてもらわないと」


それが目的か。

いや、頭を下げるだけじゃどうにもならないことは間違いない。

何かって……何をすればいいんだ。

秋雲は顎に人差し指を当てて、うーんそうだなーと考える。


「そうだ! 今度、モデルになってくれる?」


モデル?


「そう、モデル。実は明石さんを主役にした同人誌を描こうかなって思ってたんだけどさ」


同人誌……なるほど、そういうことか。


「エロ同人か」

「アタリ! 資料があった方がいいでしょ? だから提督は竿役で、今度明石さんとえっちしてるとこ見せて?」


……マジかよ。

マジだよ、と秋雲はにこにこしながら答える。

明石とセックス……まあ1回やったけどさ。


「俺はいいけど、問題は明石だぞ」

「大丈夫。こんな事件を起こしたんだもん、絶対OKしてくれるでしょ」


そうだな。

明石は断れないだろうな、絶対に。


「ってことで決まりね♪ にひひ、どんな設定にしよっかな。ポーズ指定とかもしちゃってー、恥ずかしセリフもたくさん言ってもらってー」


秋雲はうきうきしながら歩いていく。

まあ、そんなことでいいなら明石も俺も助かった方だよな。

あとはどうやって明石にこの事を説明するかだが……。


秋雲とのプレイ おわり
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/31(木) 01:48:51.95 ID:yKPQUG+D0
ステンバーイステンバーイ
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/31(木) 01:52:09.49 ID:aFrWuB/p0
秋雲編乙です
とてもエロ素敵でした
880 : ◆cU/osbLpwQ [saga]:2019/01/31(木) 01:56:31.47 ID:2rwGD+G40
明石「……」カァァ

提督「詳細は、サキュバス騒動が終わったら伝えるらしい」

明石「うう……どんなことされるんだろう……」

明石「て、提督……優しくしてくださいね?」モジモジ

提督「それは秋雲次第だ。色んな設定があるからな」

明石「ハードすぎるのは無理ですよ」

提督「秋雲に言ってくれよ……。とにかく、そういうことだから」

提督「俺はサキュバスを戻しに行くぞ」スタスタ

明石「行ってらっしゃい……うー、不安すぎる……」

――――

提督(腹が減ったな。また購買で、妖精さんから食べ物を買うか)

提督(しかし、元に戻った艦娘が増えてきたな。俺が関わっていないのもいる)

提督(整備員や憲兵の人と、そういうことをしたんだろうな。ありがたいことだ)

提督(男たちにも事情が伝わってるだろうし。このままいけば、3日も経たないうちに全員が元に……)


↓2「……」


提督(と、サキュバス艦娘を発見。下か)

提督(接触しよう)スタスタ


↓1〜5の反転コンマで1番数値が高かったレス

艦娘1人、または複数(○○と○○、一航戦など) プレイ内容も含めてお願いします
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/31(木) 01:56:33.58 ID:RTpQ7BcBO
>>592
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/01/31(木) 01:56:35.35 ID:09hEALR/o
2航戦
堅物憲兵さんが目の前でサキュバス化した2人に食べ頃の初物女の子とエッチしたくない?と誘い受けされる
配属から今までずっと押さえ込んでた本能と性欲が爆発して回復薬無しで元に戻るまでsex
我に返った憲兵さんは初めてを奪った責任は取ると宣言して2航戦はトゥンクしちゃった
って惚気話を聞かされて裏山けしからんと言ってたら次のサキュバスに出会う提督
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/31(木) 01:56:35.68 ID:SzP4DmUq0
>>812
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/31(木) 01:56:36.25 ID:Xu0aERk30
>>160
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