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【安価】檻の中の少女
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/04(金) 22:23:39.49 ID:p+6tmjBf0
健全な方に立ってくれ
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/01/04(金) 22:28:10.86 ID:JAv03+2ho
m9
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/01/04(金) 22:32:55.94 ID:p1nKwneWO
[
ピーーー
]
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/04(金) 22:36:27.75 ID:p+6tmjBf0
どの専ブラを使えば良いんだ...?
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/01/04(金) 22:37:14.44 ID:i1rktXrAo
諦めてこっちで書いたら?
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/04(金) 22:46:44.76 ID:p+6tmjBf0
じゃあ書くわ
Rだしエロもありだぞ
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/04(金) 22:51:33.70 ID:p+6tmjBf0
俺は男。訳あって終身刑になった
しかも隔離牢獄だと。とんでもないね
看守「...ここがお前の牢屋だ」
男「ああ、そんな緊張するなよ」
看守「ふん、では大人しくしているんだな」
男「そうだな」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/04(金) 22:59:56.80 ID:p+6tmjBf0
男「...」
男(なんか少女がいる...)
牢屋の端、座っている少女が居た
正直怖い。大変怖い
まだ少女と呼べる歳で隔離牢獄行きになったのだろう
そんな人間がいるとは、そもそも隔離なのにルームメートがいるとは思っていなかった
少女「...ねぇ」
男「なんだ」
少女「何か面白い話してよ」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/04(金) 23:04:57.95 ID:p+6tmjBf0
男「面白い話?面白い話ねぇ...」
予想外だ。話しかけてきてくれるとは
そして面白い話を振ってくるとは
間違えてつまらない事を言ったら殺されるんじゃないだろうか
男「じゃあ、
>>10
の話をしよう」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/01/04(金) 23:08:08.87 ID:nU1uVWOf0
王
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/04(金) 23:17:53.66 ID:p+6tmjBf0
男「王の話をするとしよう」
少女「?」
男「...」
男「ごめんよ」
男「じゃあ王様について話すけど」
男「この国の王様はね、人じゃないって噂があるんだ」
少女「もしかしてそれを知ったから」
男「違う。それに本人も自分を人間だと思っている」
男「先祖代々辿っていくと、神がいるんだよ」
男「まぁ伝承で神にされただけかもしれんけどな」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/04(金) 23:21:08.79 ID:p+6tmjBf0
少女「ふぅん」
だんだんと陽が傾いてきた
窓から光が入り、今までよく見えなかった少女の姿が見える
男「...!」
>>13
...少女の外見的特徴
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/01/04(金) 23:22:49.82 ID:Ja2p1u3io
白髪のアルビノ
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/01/04(金) 23:23:10.37 ID:H3TPDk2e0
緑の髪に褐色の肌を持つ10代前半ぐらいの少女、胸は年齢に比べると大きい
顔にある大きめの火傷が目立つ
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/04(金) 23:29:02.68 ID:p+6tmjBf0
最初はまるで紅に染まったかのように見えた
だが違う、それは夕陽の色だ
影になっている彼女の半身を見て理解する
彼女は白髪である
そしてそれはアルビノであるからだということを
少女「どうか、した?」
男「や。なんでもないぞ」
こんな湿っぽい牢獄には不釣り合いに思える美しさである
いよいよ悪人なのか怪しい
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/04(金) 23:37:02.47 ID:p+6tmjBf0
男「お前大分痩せてるな」
少女「そう?」
男「そう。だからパン食えほら」
少女「どこからパンを?」
男「さっきくすねておいただけさ。気にするなよ」
少女「じゃあ...食べようかな...」
男「おやつだと思って食え」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/04(金) 23:40:25.21 ID:p+6tmjBf0
その後、配給でもパンが配られた
男「まただな」
少女「ふふ、そうだね」
男「もう腹もいっぱいだろう」
少女「久しぶりにね」
男「そりゃ良かった。俺としては毎日盗ってやりたいんだが、毎日やってたら怪しまれるからな」
男「おやつは大分先だ」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/04(金) 23:47:11.67 ID:p+6tmjBf0
少女「そういえば、私がなんでここに捕まってるか知ってる?」
男「ずっと気になってたな。聞く機会はなかったが」
少女「それはね、
>>20
」
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/01/04(金) 23:52:49.14 ID:DOiALY550
悪いことしたから
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/01/04(金) 23:55:45.34 ID:NadURzIZ0
姉の罪を被ったから
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/06(日) 19:51:32.56 ID:QrwupuG10
少女「私が、姉の罪を被ったからだよ」
男「...ふーん」
男「後悔してなさそうな顔だな」
少女「私は姉を信じているからね」
男「そうだよなぁ...」
男「よし、寝るか」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/06(日) 20:03:24.89 ID:QrwupuG10
〜明朝〜
男「...」
男「つまんねぇ...」
男「脱獄しようかな...?」
>>23
...脱獄に挑戦する?
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/01/06(日) 20:04:25.95 ID:WJyRFiHGO
してみよ
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/06(日) 20:15:47.39 ID:QrwupuG10
男「よし、やってみよう」
男「気の毒だし少女も持っていこう」
男「じゃあ『能力』使おうかな」
男「バレたら絶対『能力』使える追っ手が来るけどどうにかなるだろ」
男「右手は添えるだけ」
男は壁に手を添える
すると、その壁が一瞬にして溶けてしまう
男「さぁ逃げるぞ...」
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/06(日) 21:20:31.11 ID:QrwupuG10
男「お、ラッキー」
どうやら男の牢屋の裏は刑務所の外に繋がっていたようだ
男「さて、逃げなければ...」
男「うっ!!」
痛みが走る
一体何が起こったのか分からない
その場で転び、持っていた少女を手放してしまう
男「何だ...?」
少女「...」
少女「あなたを捕らえます」
男「どういうこったよこれは!」
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/06(日) 21:27:23.94 ID:QrwupuG10
男「脇腹をやられたか...まぁ、どうにかなる」
男「何故俺を捕らえる?」
少女「私は姉の罪を被って捕まりました」
少女「もう法では裁けない訳です」
少女「当人はもうどこへとも知れず逃げたのですから」
少女「そこで国は私の姉を暗殺しようとします」
少女「ここで姉が殺されては全て水の泡です」
少女「そこでここの署長は私にこう言いました」
少女「『これからやってくる受刑者は必ず脱走する』」
少女「『お前がそいつを捕まえれば姉の暗殺計画はストップする』」
少女「だから私はあなたを捕らえます。抵抗しないで下さい」
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/06(日) 21:37:33.34 ID:QrwupuG10
男「逆に俺がお前を捕まえて逃げてやるよ!!」
少女「抵抗するのですか」
少女「ならば私も『能力』を使わなければなりません」
男「使えるのかよ...面倒だなこれは」
>>29
...少女の『能力』
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/01/06(日) 21:40:30.72 ID:yaE5AIDzO
パイロキネシス
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/01/06(日) 21:40:51.56 ID:fXsK0+WSo
物質を武器に変える能力
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/01/06(日) 21:40:55.22 ID:44KisCTU0
洗脳
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/06(日) 21:52:43.16 ID:QrwupuG10
少女「死んでしまっても、責任は取れませんよ?」
男「好きにしやがれ」
少女「そうですか、ではこの樹を使うことにします」
少女が木に触れると、木は瞬く間に変貌する
それは少女の手に合うサイズの剣だった
少女「流石に死なれると私も困るので、加減はしないとですね」
少女は距離を詰め、剣で男を貫こうとする
直線的な動きであるため、男はそれを回避する事が出来た
しかし
少女「これは樹なんですよ」
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/06(日) 22:05:35.19 ID:QrwupuG10
少女の剣から木の根が伸びる
あまりのことに反応できず、男の左腕は絡めとられる
少女「終わりですね」
少女は地に手を着こうとする
男(まずい!)
男(木が剣になったということは、恐らく奴の能力は形状変化系!)
男(一帯の地面を動けない状態で攻撃に使われたら本当に終わってしまう!)
男「いや、俺が終わらせる!」
男がそう言うと、腕に巻き付いている根は溶ける
そして少女の足元が歪み、粘性を帯びる
少女「何っ」
男「二度寝してもらう事にするよ」
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/06(日) 22:13:28.59 ID:QrwupuG10
自分の足が埋まっているため、足元の粘土を武器にする事が出来ない
男「でも残念だね、形状変化なら俺の方が上だ」
男は剣を折り、その片割れをハンカチにする
男「置き換え、入れ替え、組み換え」
男「それが俺の能力だ」
男「木は水を貯えるからな、このハンカチには水が多く含まれている」
男「そして、人を気絶させるならばただ水を含ませたハンカチで呼吸を塞ぐことが最適解だ」
少女「む、むぐっ!ぐぐぐぐぐっ...」
少女は気絶した
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/06(日) 22:15:50.07 ID:QrwupuG10
男「脇腹痛てぇ...!」
男「母国に帰るぞ!国境までマラソンだ!」
>>35
...国境までの時間距離
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/01/06(日) 22:17:01.46 ID:rj7gjRZ50
30分
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/06(日) 23:21:38.91 ID:QrwupuG10
〜30分後・国境〜
男「よっしゃあああ!我が母国よぉぉぉぉっ!」
男は国境線を越えた
男「はぁー...はぁー...死ぬ...そろそろ脇腹からの出血多量で死ぬ...」
男「おい...『僧侶』...いるんだろそこにィ...!」
男「助けてくんねぇかな...!」
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/06(日) 23:37:34.26 ID:QrwupuG10
僧侶「何で犯罪者を助けなきゃいけないんですか」
男「それはあっちの国の話だろう」
僧侶「流石に少女誘拐は...」
男「あぁ、こいつ?俺の脇腹えぐったのこいつだぞ」
僧侶「えっ」
僧侶「なんてやつ連れてきてんですか!?」
男「悪い奴じゃないから大丈夫!」
僧侶「...はぁ、治しますよ」
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/01/06(日) 23:41:06.36 ID:QrwupuG10
男「お前の能力ほんと便利だな」
僧侶「治せるだけなんて面白くないですよ?」
男「おもちゃとティッシュならティッシュの方がいいだろう」
僧侶「すみません、よくわかりません」
男「駄目かぁ...分かりにくいかぁ...」
少女「...っは!」
少女「...」
男「おはよう」
少女「
>>40
」
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/01/06(日) 23:46:50.64 ID:rj7gjRZ50
なんで私を助けたんですか…?
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/01/06(日) 23:47:17.13 ID:44KisCTU0
余計なことを!
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