【ファンタジー】歩む者たち【安価&コンマ】

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26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/16(土) 00:49:54.45 ID:XdUQFCbX0
【名前】アルテミシア
【種族】人間
【性別】女
【年齢】18
【得意武器】杖 魔石
【属性】陽 陰
【概要】性格気弱で引っ込み思案
    容姿 緑髪のロングストレート 小柄で華奢
    目的 賢者の師匠の後継者となるべく修行の旅をしていた時にリディアと出会う

【名前】シェリア
【種族】魔族
【性別】女
【年齢】225歳
【得意武器】 先端が三又に別れた鞭を使う
【属性】 闇属性と無属性(主に状態異常を引き起こす補助魔法)
【概要】紫の長髪で黒色のゴスロリドレスに身を包んだ少女。豊満な体つきをしている。魔族の貴族だったが、他の魔族に敗北した際に幽閉される。その間に強姦されて娘を孕まされて出産したが娘は連れ去られてしまった。その娘を探しだして取り戻すべく旅をしていた所リディアと出会い、助けを求める。


↓1コンマがアルテミシア、↓2コンマがシェリア 二桁が実力、一桁が武器のランク
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 00:50:44.36 ID:3t8Pv9K9o
へぇい
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/02/16(土) 00:51:00.10 ID:+9KmQQ/9o
間に合わなかったか、残念
ちなみに漏れたキャラは今後何らかの形で募集があったとき使い回していい?
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 00:51:12.53 ID:dKmx/bbwO
おっふ
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/02/16(土) 00:52:08.98 ID:+9KmQQ/9o
伝説の装備を持った近所の子供…?
なろう主人公かな?
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 00:53:57.94 ID:dKmx/bbwO
監禁された挙げ句子供産まされて弱っとるんやろ(適当)
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/16(土) 01:07:28.92 ID:XdUQFCbX0
>>28、全然いいゾ

>>30、一族に伝わるグリンガムの鞭なんだよきっと


鬱蒼と茂る木々の中に、その村はあった。自然と共に生きる者、エルフの住む里が。

当然、そこに住む者は皆エルフだった。ただ一人を除いては。

「よお半端者。今日も魔法の特訓か?」

「私はリディアよ!そんな名前で呼ばないで!」

リディアは、この里唯一の人間とのハーフ。種族を越えた愛が齎した命だが、それを祝福する人はいなかった。

疎まれ、否定され、心身を病んだ両親は、病に没した。独り身となったリディアは更に、疎まれることとなった。

ここに住む人は皆、里から出ることなく死んでいく。今は亡き父から、世界のことを教えてもらった彼女が、それを良しとするはずが無かった。

(…こんな里、すぐに出てやる)

少しずつ育てられた黒い感情は、噴出しようとしていた。それが他者に害をなさない形で表れるのは、本人の人間性によるものだった。
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/16(土) 01:29:14.79 ID:XdUQFCbX0
「今なら…行ける…?」

深夜の里。人々は寝静まり、入口を護る二人の衛兵だけが、今起床している者だった。

二人ならば、魔法を使えば容易に振り払える。問題は。

「何をしている?」

(来た…)

問題は、今後ろにいる里長だ。古い習わしに囚われてばかりの、古い人。自分のことも、穢れた者と蔑んでいた。

「私はこの里を出ます。…半端者がいたら、士気に関わるでしょう?」

里長は冷たい視線を向け、矢を番える。

「…確かに、人の血で穢れた貴様がいるのは困る。だが、弱い者がいるのは更に困るのだ」

「エルフに弱者は要らぬ。この一撃で貴様を試してやろう」

矢に魔力が纏わりつき、バチバチと紫電を放つ。彼女は、本気だ。

「『穿つは紫電、焦がすは魂魄。痛みを刻み、空へと消えよ』」

「『刺雷・バクロウ』」

弦に弾かれた矢が、心臓目掛けて飛んでいく。こちらも無抵抗で死ぬ気は無い。

「これでっ!!」

こちらも矢に風の魔力を注ぎ、二連射する。一撃の威力で負けていても、二つあれば。

一射目は触れた瞬間に砕け散った。二射目は、里長の矢をへし折り、里長の頬を掠めた。
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/16(土) 02:02:50.27 ID:XdUQFCbX0
頬に傷は付かず、矢は闇の中に消えていった。逡巡の後に、里長は歩み寄る。

殺意は無いが、先程の行為を考えれば、警戒を解くのは得策ではない。短剣を引き抜き、里長に向ける。

「…フン。手を下げろ、私に敵意は無い。…尤も、先程の一撃は本気だったがな」

両手を挙げ、里長は目の前で足を止める。冷ややかな視線は、少しだけ温かくなっていた。

「…貴様が二人目だ。その歳で、私の一射を止めたのは」

有利な属性で、二本も矢を使うまでして、漸く止められた一撃。褒められるものとは思えない。

里長は手をそっと頬に添える。その温かさが、彼女も自分と同じ、生きている者だと実感させる。

「祝福しよう、貴様の旅立ちを。…今の音で他の者が目覚める前に行け」

くるりと振り向き、里長は家へと帰っていく。それを、リディアは呆然と見つめることしか出来なかった。
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/16(土) 02:21:18.48 ID:XdUQFCbX0
夢を見た。故郷を旅立つ夢を。良い夢とも悪い夢とも言えないものを。

その出来事は、自分に自信をくれた。だが、まだ自分は未熟だと知らしめた。

べたつく汗を拭い、水を飲もうと起き上がる。

隣のベッドには、二人の少女が仲良く寝ていた。起こさないように注意しながら起き上がった。のだが。

「…眠れんのか?我もよくある」

一人を起こしてしまったようだ。月明かりが照らす部屋の中で、蒼い瞳がこちらを見つめる。

「夢を見たんです。それで目が覚めたから、水を飲もうかと」

「そうか。…お前も天涯孤独だったな。親のことでも思い出したか?」

「いえ…。ただ、故郷を出る時のことを…」

「…ふむ」

そう頷くと、少女も起き上がり、椅子に座った。トントンとコップを人差し指で叩く。

「我も目が覚めた。アルテミシアが目覚めるまで、歓談でもしようではないか」

「…あと二時間も、ですか?シェリアさん」

「ふふ…。世間話に付き合っておくれ」

「はあ…。仕方ないですね」

クスクスと笑うシェリアのコップと自分のコップに、冷たい水を注ぐ。視線の先の夜空には、無数の星が瞬いていた。
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/16(土) 02:26:05.42 ID:XdUQFCbX0
これで今回は終わり 安価を出しとく 好きなのどうぞ




【名前】
【名物】
【概要】


魔物

【名前】
【種族】
【概要】


人物

【名前】
【種族】
【性別】
【年齢】
【得意武器】最大二種類まで
【属性】最大二種類まで
【概要】


武器

【名前】
【種類】
【等級】早見表のどのコンマか 
【概要】


魔法

【名前】
【属性】
【対象】
【概要】
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 03:03:24.82 ID:mEefuaK/O
【名前】リゲル
【種族】人間
【性別】男
【年齢】26
【得意武器】片手剣、拳
【属性】火、水
【概要】燻んだ金の少し長めの髪。銀縁眼鏡にロングコートの見た目は学者風の男
何処かの国の貴族だったそうだが、飽くなき食への探究心から地位を捨て、世界中の未知の美味を探す放浪の冒険者となった
食べれそうなものはとりあえず洗ったり火を通したりしてすぐ実食する行動派であり、そのおかげか身体はちょっとやそっとの毒は受けつけないくらい丈夫
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 06:46:55.14 ID:dKmx/bbwO
魔物
【名前】モモタロウス
【種族】ミノタウロス
【概要】東の国の職業である『サムライ』という職の剣技を習得した牛頭の怪物。眼にも止まらぬ早業「居合い切り」で敵を一刀両断する
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 10:20:43.35 ID:scRHL/u90

【名前】大砂漠に一番近い町アサランソール
【名物】特にカボチャ。ほか、トマトや、いろいろな根菜も。砂に近い土壌は、適した良い作物が育つ。
【概要】サラン大砂漠へ冒険に出る者達の拠点。背後に小高い山々を抱え、そちらから流れる水の恵みを享受して発展した。
 移動式テントを使ったダンスやサーカスなどの見世物もよく来る。夜にはいかがわしいものも多いとの話。
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 12:16:32.11 ID:3t8Pv9K9o
魔物
【名前】ドラゴンベアー
【種族】ドラゴン
【概要】ドラゴンの肉を食べた熊が変異し、繁殖して一つの種となった魔物。全身を覆う緑の鱗は堅く、鋭い爪や炎のブレスを吐いて攻撃する。種族的にはドラゴンに分類される。
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 14:13:51.26 ID:BdjlnGdV0
人物
【名前】ノア
【種族】人間
【性別】男
【年齢】13
【得意武器】杖、魔導書
【属性】闇、氷
【概要】黒いローブを纏った灰色の髪の少年。弱冠13歳にして天才的な魔法の才能の持ち主
ある街の魔法学校に在籍していたが、その大人しい性格と能力の高さを疎まれたことから陰湿ないじめを受ける
唯一姉だけが彼を庇ってくれたが、その姉も病で亡くなり、今では姉を生き返らせる方法を求めて旅をしている
姉とよく似た、大人びた雰囲気で胸の大きな女性に惹かれる傾向が強い
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 17:16:44.19 ID:0y3Wjfk8O
魔物

【名前】人飼いサキュバス
【種族】淫魔(サキュバス)
【概要】女性の母乳を糧にするサキュバスの亜種。女性の旅人を誘拐しては母乳が出る爆乳にして専用家畜にしている。自身の家畜の胸が大きく母乳が出る程同族から羨ましがられる為、元から胸が大きい旅人を家畜にしようとする
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/16(土) 23:08:06.69 ID:9qHHlGCX0
「ふわぁ…」

太陽が顔を出し、町が活動を始める時間。その時が、アルテミシアの目覚める時間。

「…むぅ。我の微少な魔力では、満足に魔法も使えんか」

シェリアの右手には、紫色の結晶が生み出されていた。が、すぐに音を立てることなく、消えていく。

くああと欠伸をし、シェリアは頬をつく。表情からは、僅かに不機嫌なことが読み取れた。

「お…おはようございます…」

おずおずと近づいてくるアルテミシア。賢者の師匠の後継者になるべく鍛錬を積む同行者だ。

「うむ、おはよう」

「おはよう」

空のコップに水を注ぎ、アルテミシアに渡す。ペコリとお辞儀をした彼女は、コップを受け取ってチビチビと飲んでいた。


↓1 何をするか 自由安価
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 23:09:58.94 ID:fuqI0gnTO
次の目的地の確認と現在持っている道具と武器のチェック
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/16(土) 23:23:51.86 ID:9qHHlGCX0
「…今更なことをいいか?」

「どうぞ」

「我らは拾ってもらった身だ。故に、リディアの要望を最優先していた」

「そ…そうですね…」

「…だが、我らにも目的がある。我は『生き別れの娘の救出』。アルテミシアは『後継者の資格を得るための修練』」

この二つは、リディアの目的を達成しながらも出来るものだ。緊急性が高いのは、シェリアの『娘の救出』だ。

ただでさえ手掛かりは『魔族の女性』であることと『幼い頃に母と生き別れた』ことだけ。

時間が経つほど、発見出来る可能性は低くなっていく。

「それと、本格的に旅をするとなれば、準備は入念にせねばならん」

「だから、荷物の確認ですか?」

「うむ」

シェリアの言うことは尤もだ。流石、最年長なだけはある。

荷物の確認をするべく、三人は鞄やポーチの中身を取り出した。


↓1〜3 荷物の内容 武器以外で好きな物を二つまで同時記入可

↓4 目的地 コンマ判定


1〜3:近場の街
4〜6:近場のダンジョン
7〜9:近場の深い森
0:謎の洞窟
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/02/16(土) 23:25:31.67 ID:7A3HnwJ90
ポーション、毒消し薬
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 23:28:43.95 ID:s27fVX2y0
煙幕 保存食
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 23:37:14.23 ID:jIUKhjw5O
飲料水と持ち運び可能な簡易型テント
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 23:38:43.67 ID:WLU3cfoM0
はい
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/17(日) 00:09:34.99 ID:FKEWNCTI0
「私はこれですね」

リディアの持ち物はポーション(回復薬)と毒消し薬。故郷で作られている高級品だ。

エルフの作る薬は効能が良いと評判で、それ故に値段が高くなりがちだ。

「我はこれだ。元より戦は得意ではないのでな。こういう物も、時には役立つのだよ」

シェリアの持ち物は煙幕と保存食。保存食は長旅での必需品だし、煙幕を使えば戦闘をやり過ごせる。彼女には必須とも言える物だった。

「私は…これですね」

アルテミシアの持ち物は飲料水と簡易テント。旅の中で水を確保出来るとは限らないので、当然飲料水は必須アイテムだ。

簡易テントも、どんな場所でも満足な休息を取れることを考えれば、最高と言っても差し支えないだろう。

武器は、リディアは故郷から持ち出したロングボウと銅製の短剣だ。性能は劣悪としか言えない。

アルテミシアの武器は、師匠から譲り受けた杖と魔石。性能は申し分なく、魔石に込められた魔力の属性はアルテミシアも知らない。

最も非力なシェリアの武器は、一族に伝わる先端が三叉に分かれた鞭だ。所有者をシェリアと認めているため、奪われずに済んだという。

目的地は、近くにある深い森だ。ダンジョンというほどの厳しい環境ではないが、お宝が眠っている可能性はある。


↓1 森を目指す目的 思いつかない時はコンマ判定


1〜3:ドラゴンベアーの狩猟依頼
4〜6:女性を攫う淫魔の討伐依頼
7〜9:お宝探し
0:救援要請
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 00:13:08.30 ID:RTp4rglWO
女性を攫う淫魔の討伐依頼
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/17(日) 00:22:58.43 ID:FKEWNCTI0
「女性を攫う淫魔…サキュバスの討伐…でしたよね」

「…我は降りて良いか?吐き気がする」

「じ…事情があるのは分かりますけど…駄目ですよ…」

「…胸が大きい方が、狙われる可能性が高いのであろう?尚更、我が行く理由にはならん」

彼女の言うことは正しい。だが、それを逆手に取ることだって可能だ。

尤も、相手が一人と限らない以上、確実な方法とは言えないのだが。

「…はあ。お前たちに任せて、我はここで待つというのも性に合わん。同行しよう」

小さく溜め息を吐き、シェリアは鞭を腰に差した。

「私の魔法で…どうにか出来れば…」

「出来たらいいなぁ…はぅ…」

見るからに士気が低いのだが、大丈夫なのだろうか。

一抹の不安が、リディアの胸中で燻った。
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/17(日) 00:36:43.10 ID:FKEWNCTI0
小鳥のコーラスをバックに、木々と風の奏でるオーケストラが流れる森の中。一行は、少しずつ足を進めていた。

「大丈夫ですか?背負いますよ」

「これしきの…ことでっ…!我が音を上げる…わけが…!」

岩を登ることが出来ず、しがみついたままのシェリア。アルテミシアは浮遊し、リディアは自然環境での行動に慣れているので、問題は無い。

ただ一人。箱入り娘だったシェリアを除いては。

「ちっ…。これを使えば…ひゃっ!?」

鞭を伸ばし、樹の枝に絡ませる。その後に収縮させることで、何とか岩を乗り越えた。

「…はしたないですよ」

「………」

「わ…私は何も見てません…!」

「おのれぇ…!このような屈辱を味わわせおって…サキュバスとやら、必ず殺してやるからな…!」

酷い逆恨みだ。


↓1 コンマ判定 何かイベントがあるなら記載

1〜3:少し進んだところで魔物と遭遇 下記判定追加
4〜6:半分ほど進んだ
7〜9:半分ほど進んでイベント発生 書いてなかったら最深部まで到着
0:既にサキュバスは気絶していた

1:ドラゴンベアーの群れ(超厳しい)
2〜5:モモタロウス単体
6〜9:スライムの群れ
0:メタスラ的なサービスモンスター

↓2
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 00:39:27.93 ID:0+Gchzp20
えい
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 00:39:47.86 ID:OXzZuGfTo
へぇい
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 00:39:49.82 ID:6N+4bQ7DO
はい
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 00:40:44.05 ID:XLqiuWa8O
森の半ば程で、キノコ狩りに来てた銀縁眼鏡の男(>>37)がサキュバスと交戦していた
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/17(日) 00:53:21.86 ID:FKEWNCTI0
「むっ…」

「スライム…ですね」

「ぷるぷる」

半分ほど進んだところで、魔物と出くわした。最弱とも揶揄されるほどメジャーな魔物『スライム』だ。

これといった強力な特技も持たず、打たれ弱い。未熟な人たちの修練にうってつけとも言われる魔物だ。

数はニ十匹程度。岩の上や、樹の幹に張り付いている。半透明の身体が、不快感を覚えさせる。

「…はぁ。足止めですかね?」

「え、えっと…。私の魔法でやっつけられますかね…?」

「我は隠れておる。頑張ってくれ」

「戦ってくださいよ」

「ぷるるー!」

スライムは息を合わせ、一斉に跳びかかってきた。


↓1 リディア側の行動 コンマ一桁が高いほど有効 逃げる場合は3以上及びスライム側のコンマを上回れば成功 

↓2 スライム側の攻撃 コンマ判定 7〜9は記載している攻撃をしてくる 優劣を決める際に-2補正


1〜3:ぷるぷると揺れている
4〜6:日大タックル
7〜9:記載している攻撃 何も無かった場合はキングスライム化(厳しい)
0:記載している攻撃 何も無かった場合はスライムの大群を呼んで潰してくる

スライムの合計値を上回らない限り、ダメージは入らない
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 00:57:07.33 ID:RTp4rglWO
一斉攻撃
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/17(日) 00:57:23.34 ID:FKEWNCTI0
↓1はリディア側がどういった行動をするかも書いてください 全部の安価を下にずらします
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 00:57:24.13 ID:6N+4bQ7DO
はい
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/17(日) 00:58:24.65 ID:FKEWNCTI0
ゾロ目ボナ ↓1コンマ分更に上昇
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/02/17(日) 00:59:28.44 ID:HV0wFmAY0
プクーッと膨れてのしかかる
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/17(日) 01:00:23.58 ID:FKEWNCTI0
またか ゾロ目ボナ ↓1コンマ分更に上昇 3以上で一撃殲滅
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 01:06:15.39 ID:OXzZuGfTo
つよい
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/17(日) 01:12:26.25 ID:FKEWNCTI0
「えぇ…?跳んだら無防備じゃない…」

四本の矢を番え、高速連射。一発一発が正確にスライムの中心を撃ち抜き、吹き飛ばした。

頃合いを見計らって一行は後退し、跳びかかりを回避する。追撃を警戒したが、何も来なかった。

「ぷるぷる…」

「ぷるるっ」

「「「………」」

ただ揺れているだけで、本当に何もしてこない。武器を構えても、逃げようともしない。

「…ふむ。潰しても構わんよな?」

「いいんじゃないですかね」

「じゃ…じゃあ…えいっ!」

アルテミシアは魔力の塊を投げつけ、シェリアは鞭で適当に叩いていた。

潰れ、息絶えるまでの間、スライムは一切の抵抗を見せることが無かった。
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/17(日) 01:18:38.32 ID:FKEWNCTI0
スライムだったものが辺り一面に広がる。足で踏むと、ぶちゅぶちゅと気味の悪い音を立て、飛散していく。

「汚いな…。やはり、我が出張る必要は無かったな」

「うだうだ言わないで行きましょう」

「…少しは強くなれましたかね…?」

無抵抗の相手を痛めつけて強くなれるなら、サンドバッグがあれば皆が勇者になれる。

そんな言葉が口から出そうになったが、押し止める。

魔法の使い方などの参考になるから、無駄ではないはずだ。たぶん。

魔法と言えるものでもなかった気がするが。


↓1 コンマ判定 何かイベントがあるなら記載

1〜3:少し進んだところで魔物と遭遇 下記判定追加
4〜6:最深部に到着
7〜9:イベント発生後に到着 書いてなかったら最深部まで到着
0:既にサキュバスは気絶していた

1:ドラゴンベアーの群れ(超厳しい)
2〜5:モモタロウス単体
6〜9:スライムの群れ
0:メタスラ的なサービスモンスター

↓2

↓3コンマが3以上でシェリアが一段階レベルアップ ↓4コンマが8以上でアルテミシアがレベルアップ
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 01:19:49.57 ID:RTp4rglWO
高コンマ
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 01:32:37.21 ID:OXzZuGfTo
魔物の判定は無くなるんかな
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/02/17(日) 01:33:40.99 ID:HV0wFmAY0
コンマ繰り越しアップとかかな?
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 01:42:49.08 ID:PXewa/390
れべら
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/17(日) 02:37:51.30 ID:MD5zMPyq0
>>70、なんてことを…


シェリアのコンマで99が出てしまったので、↓1、2に習得する特殊能力 高コンマの方を採用で、同じコンマなら両方採用

シェリア 戦闘力 1→2 アルテミシア 3→4
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 02:53:18.23 ID:T9jN7aTI0
【スネークバイト】
2本以上に枝分かれした鞭を「ひねり」つつ「しならせる」高等技術。威力を保ったまま、避けづらい軌道を描く。
その動きは特定の生物を恐怖させ動けなくすることがある。
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/17(日) 03:22:41.23 ID:MD5zMPyq0
この時間だと来なさそうなのでここまで 特殊能力の募集は継続中 アルテミシアとシェリアの武器の安価が来てくれたら嬉しいです



【名前】
【名物】
【概要】


魔物

【名前】
【種族】
【概要】


人物

【名前】
【種族】
【性別】
【年齢】
【得意武器】最大二種類まで
【属性】最大二種類まで
【概要】


武器

【名前】
【種類】
【等級】早見表のどのコンマか 
【概要】


魔法

【名前】
【属性】
【対象】
【概要】
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 07:56:11.91 ID:L52pJGOw0
【スナッチ】
器用な鞭捌きで所持品や武器を奪う
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/02/17(日) 10:32:50.71 ID:HV0wFmAY0
魔物
【名前】ウェアウルフ
【種族】獣人族
【概要】素早い動きと鋭い爪と牙を誇る、狼の頭を持ち体毛で覆われた獣人族。街に忍び込んでは若い少女や家畜を襲い喰らっている危険な魔物
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 11:40:08.53 ID:OXzZuGfTo
魔物
【名前】アシッドフライ
【種族】昆虫
【概要】人の二倍程の巨大な蛾。上空から吐く鋼鉄をも溶かす酸は脅威的。生態は肉食、自身の酸で溶かした死肉に集団で群がる姿は非常に気持ちが悪い。本体は貧弱で攻撃を加えれば直ぐに堕ちる。
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 16:23:45.47 ID:RTp4rglWO
魔物
【名前】死体盗みのザムザ
【種族】爬虫類人間(リザードマン)
【概要】行き倒れた冒険者の死体や墓場を荒らして遺品を盗み出すはぐれ者のリザードマン
    長剣の達人であり腕も確かだが、一族の面汚しと同族からも嫌われており賞金をかけられているお尋ね者
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/02/17(日) 16:42:59.85 ID:HV0wFmAY0
リディア(武器ランク2)ならわかるけど、アルテミシア(武器ランク6)とシェリア(武器ランク10)の武器いるかな?まぁ一応こんな感じで

武器(アルテミシア)
【名前】初級魔導士の練習杖
【種類】杖
【等級】4:てつのつるぎレベル
【概要】魔法使いを志す者が練習用に使う杖。空気中を漂う魔力を集めて魔法を使い易くする宝石が先端に付いている
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 17:14:09.99 ID:RTp4rglWO
武器(シェリア)
【名前】 中級悪魔の尻尾鞭
【種類】鞭
【等級】5
【概要】戦いに敗れた悪魔の尻尾を加工して鞭にした物。悪魔の等級と使われた素材によって尻尾鞭のランクは決まる
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 22:05:35.62 ID:T9jN7aTI0


【名前】工芸自治都市コムンバ
【名物】ガラス、石材、林業、建設業
【概要】温帯と乾燥帯の境に位置する、透明なガラスを安く提供できる技術を生み出した職人の町。
 3つの街道が伸びている流通の一等地でもあり宿場街としての働きも大きい。
 溶けるガラスや溶ける金属の様子で占う、珍しい火属性の占い師が集まる。修練を積むと炎だけで占いができるようになるとか。
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 23:15:09.63 ID:7H5PrR2kO
魔物

【名前】以津真天(いつまで)
【種族】怪鳥
【概要】長い髪を無造作に伸ばした人間の顔に蛇の身体、大鷹の翼と足を持つ怪鳥
イツマデが「いつまで、いつまで」と鳴く場所には野晒しの死体があり、その近くを通りかかった者に鳴きながら鋭い鉤爪で襲い掛かってくる
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/18(月) 23:57:23.88 ID:rtt4s7Zz0
>>79、アルテミシアは無くても大して問題は無いけど、シェリアは欲しかったでござる(白状)


「ふむ…」

「ど、どうしました…?そんなに鞭を振るって…」

足を進める傍ら、シェリアは思案しながら鞭を振り回していた。危ない。

「ちょっと試したいことがあってな…。アルテミシア、構わんか?」

「…危ないことじゃなかったら…」

「大丈夫だ。怪我はせん。…それっ」

「ひぃぃ!!!」

シェリアはヒュッと鞭を伸ばす。手のように伸びたそれは、正確に杖を奪った。

「あぁ!?」

「…ふむ。成功か。ほれ、返すぞ」

「ひゃっ」

投げ返されたそれを、アルテミシアはあたふたしながら受け取る。

「…うむ。もう少し上達すれば、二人の役に立てる…か?」

鞭を見つめながら、少女はそう呟いた。
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/19(火) 00:04:51.94 ID:aMYHxH/60
森の最深部。小さな小屋がぽつんと建っている、険しい場所だ。

近付くほどに強くなる、甘ったるい匂い。決して気分の良いものではなかった。

「これって…アレの匂いですよね…?」

「…ああ…吐きたい。少し失礼していいか?」

「我慢してください。終わったら幾らでもやっていいですから」

「…うぅ…」

風の魔力を矢に纏わせ、番える。先手必勝。一撃必殺。

「行きますよ…」

「うむ…」

「はぅ…」

一番前にリディアが配置され、後方にアルテミシアとシェリアがいる。普通、射手が後ろのはずなのだが。

息を吐き切り、意識を集中させる。しかし。

「いらっしゃ〜い。あら!美味しそうな娘が…一人だけじゃない」

「………!?」

「何外しておる!?」

いけない。視線と発言、その他諸々に惑わされて狙撃を外してしまった。
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/19(火) 00:17:58.85 ID:aMYHxH/60
「もぉ〜〜〜…。私は人間のおっぱいが欲しいのよ。同族の母乳なんか要らないわ」

「我を同族と申すか。…巫山戯るな!そこに直れ!」

「…わたしはちんちくりんですからね。そうですよね要りませんよね」

少なくとも、シェリアは自分と同じくらいある。人間の血が入ってないと駄目なのか。

何にしても、母乳を出す家畜として扱われるのは御免だ。

「…まあいいわ。大きいのも小さいのも同族のも、皆美味しく頂こうかしら」

「うぷ…。近づくな、気持ち悪い」

「私だって傷つくのよ!?そんな言い方やめてくれる!?」

「じゃあ、その汚らわしい液体を洗い流してこい!!!」

「無理!!!」

二人が論争している間に、魔力の充填は完了した。

無視されっぱなしだったアルテミシアも、半泣きで魔法を撃とうとしている。

「私が洗ってあげる」

「へ?ちょ、その魔法は止めて!マジ止めてぇ!!」


↓1 リディア側の行動 コンマ一桁が高いほど有効

↓2 サキュバスの行動(-1) 最終値が上回った時に安価の行動をする
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/19(火) 00:19:54.78 ID:VU+X5NGDO
はい
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/19(火) 00:20:30.29 ID:o0L7G/NHO
魔法弾乱射
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/19(火) 00:38:20.94 ID:aMYHxH/60
「いやぁ〜ん!」

水を纏った狙撃をひらりと避け、サキュバスはフワフワと宙に浮く。色々と丸見えだがいいのか。

「『夜を照らせ、聖なる白星!』」

「『ラノヴァ』!」

光の弾が杖の周りに作られ、それは空にいるサキュバスに飛んでいく。それを見るサキュバスは、微動だにしない。

「あら、じゃあ私も♪」

指を舐め、一度だけ弾く。すると、手のひらサイズの紫色の魔力の塊が空を覆った。

「…これは結構しんどいんだけど、その分はあなた達の母乳で回復させてもらうわね〜」

「断る。貴様が飲めるのは、リディアの水の魔力だけだ」

「結局私がやるんですね!!!」

雨のように降り注ぐ魔力の中で、自分たちに当たる物だけを撃ち抜いていく。

生憎、矢の数は無限ではない。撃ち落とせる数にも限界がある。

「…もう無理」

だが、それは相手も同じ。勝負はここからだ。


↓1 リディア側の行動 コンマ一桁が高いほど有効

↓2 サキュバスの行動(-1) 最終値が同じか上回った時に安価の行動をする
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/19(火) 00:52:25.39 ID:jmJvhHK2o
弓に力を込めて一点突破
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/19(火) 01:13:11.89 ID:i2Y1kwpw0
色気仕掛け
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/19(火) 01:31:07.28 ID:aMYHxH/60
「こうなったら…私のお色気攻撃で…」

そう言って、サキュバスは徐に服を脱ぎだす。だが。

「元から裸みたいなものだろうに!!!」

「ひゃん!」

既に肌を見せている上、こちらは同性だ。余程のことが無い限り欲情などするはずもない。馬鹿なのだろうか。

ペチンと鞭が柔肌を叩く。露出していた皮膚が赤く腫れている。

シェリアがやったからこの程度で済んでいるが、熟練者がやったならば、肉を断たれていただろう。

「…ごもっとも。私も遠慮せず撃ちますよ」

風の魔力を先端に圧縮し、威力を上げる。この一撃ならば、かなりの打撃を与えられる。

「『風穿射』!!!」

「きゃあぁっ!」

咄嗟に飛翔したサキュバスの足を矢が貫通する。赤黒い血が滴り、サキュバスはよろける。

「ひっどぉい…。女の子にこんな怪我をさせて…」

「因果応報だろう。人に迷惑を掛けるからだ」

「そうしなきゃ生きられないのよぅ…」

ぶつぶつと文句を垂れるサキュバス。戦意は少し喪失したようだ。


↓1 リディア側の行動 コンマ一桁が高いほど有効 差が6を超えると撃破

↓2 サキュバスの行動(-2) 最終値が同じか上回った時に安価の行動をする
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/19(火) 01:35:48.86 ID:o0L7G/NHO
リディアの弓矢、アルテミシアの魔法、シェリアの鞭の波状攻撃
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/19(火) 02:07:36.17 ID:aMYHxH/60
夜遅いのでここまで 投降時間が遅すぎたと反省 安価は下ずらしです 募集は前と変わりません(オサレ魔法が欲しい(我儘))
昼から更新できるかもしれません
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/19(火) 02:07:46.24 ID:Jjj2uyd+0
快楽の波動
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/19(火) 15:17:18.66 ID:jmJvhHK2o
魔法
【名前】アクア・ボム
【属性】水
【対象】術者以外の生きている存在全て
【概要】水の塊を飛ばして、命を持つ存在に近づくと破裂する。既に死んでいる等、命を持たない存在には反応しない。生きているなら味方にも反応する為、敵と味方の距離が近い場合は注意する必要がある。水の塊が大きい程威力は増すが、魔翌力の消費も比例して大きくなる。
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/02/20(水) 15:37:29.62 ID:IhBz4Rnk0
魔法
【名前】ファイアプリズン
【属性】火
【対象】敵一体
【概要】檻を模している炎で敵を囲み、行動を封じつつ火傷によるダメージを与える。植物や氷系の敵には効果絶大
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/02/20(水) 16:47:35.37 ID:IhBz4Rnk0

魔法
【名前】タービュランス
【属性】風
【対象】術者を中心とする周辺一帯
【概要】術者の周辺一帯に急激な上昇気流を起こして敵味方問わず空中へ巻き上げ、その後下降気流を発生させて地面へ叩きつける。術者に寄り添っていれば被害は免れる

魔法
【名前】ウインドシア
【属性】風
【対象】敵1〜数体
【概要】局地的に複数の風向きや風速が異なるタービュランスを集結させて指定範囲内を攻撃する上級魔法。タービュランスを集結させる分だけ威力も大きくなるが、当然使用される魔力も多い

魔法
【名前】ロトンクラウド
【属性】陰
【対象】敵一体
【概要】対象を腐敗効果のある酸性のガス雲で覆い、対象だけではなく身に付けている武具にもダメージを与える。ミスリルやオリハルコン等の腐敗しない物には効果が薄い
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/20(水) 18:40:41.06 ID:ifcyhaE90
魔法

【名前】リトレイ・グレネイド
【属性】陽
【対象】爆発範囲一箇所
【概要】物理的なエネルギーを伴う光の球を生み出してぶつける初歩の攻撃魔法。
 鍛えれば消費が少なくなり連発できるが……自分の手で投げるという動作が必要なため避けられやすく、爆発するので混戦でも使えない。
 「物に火をつけることができずすぐに火が消える火炎ビン」を何個でも持っていられる、という認識で使った方がいいだろう。
 馬車の上から追っ手にばらまくなどという状況ではめっぽう強い。

【名前】リトレイ・スウィープス
【属性】陽
【対象】同一線上
【概要】人間大の光球を上でも左右でもどこにでも投げ、その光球からさらに光の帯を放射して薙ぎ払う曲射攻撃。
 光球自体にも攻撃翌力があるが、内部にエネルギーを溜め込んでいるため触れれば爆発し、光の帯は不発する。

【名前】シャドウボルト
【属性】陰
【対象】1体
【概要】エネルギーを削る「影の矢」を作り出し射出する初歩の攻撃魔法。別に昼間だろうと全方向から光の当たる場所だろうと使用に不都合は無い。
 一直線にしか飛ばないが速度はクロスボウの矢と同じくらい早く、敵に当てやすい。
 傷をつけることがなく直接的に疲労させる効果を持ち、無機物には効果が無い。物品を傷つけず熱エネルギーも削るため、火を消す時に役立ったり。
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/23(土) 02:45:16.42 ID:T17MUc3I0
色々と募集に応えてくださってありがたいです 時間が取れたので、本日昼より更新予定
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 03:02:23.62 ID:Hs1gYqzAO
出来ればトリ付けた方がエエで
本人であっても、他人が乗っ取りと主張して勘違いされるケースも無くはないから
101 : ◆eFGNQWs9NU [saga]:2019/02/23(土) 16:10:08.09 ID:/I5JoOTe0
酉はあまり付けたくないでござる でも、そうせにゃならん時はありますよね ありがとナス 最初の一レスだけ付ける


「…もう怒ったわ。女の子だろうと効果バツグンなとっておきを使ってあげるっ!」

両手でハートを作り、サキュバスは腕を前に突き出した。ろくでもないことが起きる気がする。

「シェリアさん」

「承知した!」

「ひぃん!?」

素人が操っているとはいえ、鞭が与える恐怖心は非常に大きい。

既に、サキュバスはその痛みを味わっている。それを憶えているなら、反射的に避けるはずだ。

「アルテミシア!」

「は、はい!」

「『強欲なる影よ、光を貪れ』」

「『撃影・シャドウボルト』!」

「痛っ!…くない?」

影のように真っ黒な矢が、サキュバスの胸を貫く。

『シャドウボルト』は陰属性の初歩魔法。直接的なダメージは与えられないが、エネルギーを奪える。

「…あれ?力が…」

へなへなと脱力し、地面に落ちていくサキュバス。隙だらけなその状況をリディアが見逃すはずがない。

「うっぐ…。あぁぁぁあ!?」

二本の矢が、左肩と右の羽を撃ち抜いた。羽はもげて地面に落ち、バランスを崩したサキュバスは満身創痍だ。

どうせこの世は弱肉強食。強い者が生き延び、弱い者は死ぬだけだ。

それが摂理なのだ。恨むなら、弱い自分を恨んでほしい。


↓1 リディア側の行動 コンマ一桁が高いほど有効 差が2を超えると撃破

↓2 サキュバスの行動(-3) 最終値が同じか上回った時に安価の行動を成功させる
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 16:13:01.84 ID:c1uLgT5xO
三人の力を一つにした合体魔法
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 16:45:10.37 ID:0RLQJf3b0
同情を引く魔眼(魔術的な効果あり)
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/23(土) 17:00:00.07 ID:/I5JoOTe0
「シェリアさんは陰、アルテミシアは陽の魔力を」

「む…?分かった。どれだけ使えるかは分からんが…」

「分かりました…」

リディアは水の魔力を圧縮する。輪の形に圧縮されたそれに、シェリア、アルテミシアの魔力が集う。

「…死ねないの。私はまだ死ねないのよ!」

叫んだ刹那、サキュバスの瞳が妖しく光る。攻撃態勢に入っていた三人は、完全に無防備だった。

「ぐうっ…!この『眼』は…!?」

「え…えっと…。斃すの…止めにしませんか?」

脳内にイメージが流れ込む。サキュバスの過去らしき映像が、映し出される。

まやかしか、それとも真実か。それを判断する材料は無い。ならば。

「斃してから考えるのよ…!づぅ…あぁ!!!」

拒絶しようとする身体を、無理矢理抑え込んで魔法を放とうとする。

この一撃が届くか、心が屈するか。全ては、神のみぞ知る。


↓1 リディア側の判定 差が2を超えると撃破

↓2 サキュバスの判定(-2) こちらが上回ると戦意喪失
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 17:12:14.52 ID:0lZcOfBfO
アッー!
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 17:13:01.17 ID:69Btn1uEo
あっ判定かぁ
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/23(土) 17:25:03.88 ID:/I5JoOTe0
「…クソッ…」

視えた光景が、嘗ての自分を想起させた。彼女もまた、自分と同じ虐げられた者だと思ってしまった。

だから、撃てなかった。討てなかった。そんな力は、もう無かった。

原形を失った魔力が霧散し、手に持っていたロングボウを落とす。

それを見た二人がリディアの前に立ち、こう告げた。

「…今回は見逃す。だが、捕らえていた人は皆解放しろ」

「もう…貴女とは戦いたくありません…」

「いいのぉ…?せっかく、ここまで痛めつけたのに…見逃しちゃって…?」

瞳の光は疾うに消えていた。今の選択は、彼女たち自身が選んでいる。

なら、取るべき行動は一つだった。


奇数:呪いを掛けて家畜化を試みる
偶数:素直に逃げていった
ゾロ目:自分の心臓を抉り取った

↓1
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/23(土) 17:29:01.28 ID:0RLQJf3b0
家畜希望
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/23(土) 17:46:57.94 ID:/I5JoOTe0
「その気遣い…ありがたく頂戴するわね…」

よろめくサキュバスの指が、紫色に光る。すると、小屋が同じ光を放った。

「はぁ…はぁ…。これで、皆の呪いは解けたはずよ…」

「…分かった。さっさと行け」

「言われなくても…そうする…わ…」

サキュバスを黒い霧が包む。それが消えた頃には、サキュバスの姿は無かった。

「…依頼は失敗ですね…」

本来の目的は、彼女を討伐すること、殺すことだった。目的は果たせず、拉致された人たちを救助するだけに終わった。

初めての一仕事は、苦い結果で終わることになった。


【依頼】人飼いサキュバスの討伐 失敗

【報酬】無し


↓1 村に戻った後の行動
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 17:51:35.79 ID:0lZcOfBfO
使用したアイテムの補充と休息を取った後、新たな依頼を探してみる
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/23(土) 18:09:04.86 ID:/I5JoOTe0
ほぼ使い切った矢を補充し、宿屋で一泊する。怪我は無かったが、魔力の消費が多かった。

昼間の掲示板の前に、三人が佇む。どの依頼が身に合っているか、考えているのだ。

「これは?」

「我はパス」

「わ…私も…」

メモに一つ一つバツ印を付けていく。残った依頼は以下の四つだけだった。


【依頼】アサランソールへの物資輸送 

【難易度】C

【報酬】武器を二つ、(コンマ×100)ゴールド

【同行者】一人あり


【依頼】アシッドフライの大群の退治

【難易度】B

【報酬】宝の地図、(コンマ×150)ゴールド

【同行者】無し


【依頼】死体盗みのザムザの捕縛もしくは殺害

【難易度】A

【報酬】???

【同行者】無し


【依頼】謎の怪鳥の討伐

【難易度】???

【報酬】???

【同行者】一人


↓2 上記から一つだけ選択 難易度はCが普通の冒険者でこなせるレベル、Aが熟練(7)の冒険者じゃないと難しいレベルです
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 18:57:44.32 ID:j5+xbH7b0
アサランソールへの物資輸送
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/02/23(土) 20:13:12.69 ID:0gnXiJw50
↑だな
114 : ◆eFGNQWs9NU [saga]:2019/02/23(土) 23:57:24.45 ID:kef+dL3B0
「背伸びする必要は無いですよね」

リディアは、ペンを一枚のビラに向ける。この中で一番簡単な依頼だった。

「…そうだな。誰が同じ依頼を受けているかは分からんが、下衆でないことを祈っておこう」

シェリアは、過去の陵辱が原因であるトラウマを抱えている。

故に、同性である自分たちですら、打ち解けるまでそれなりの時間の要した。

「そ、そういう人はリディアさんが懲らしめますよ…。…たぶん」

「すぐ私を頼るのね…。まあ、その時は痛い目を見てもらうわ」

集合日時は来週だ。それまでにやることは、今のところ無い。


↓1 自由安価

↓3 同行する冒険者 コンマで戦闘力などを同時に判定
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 00:13:54.33 ID:JH+gGEmJO
街の周辺の雑魚モンスターを倒してレベルアップ狙うべ
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 00:14:10.98 ID:g9iKhWGI0
とりあえず一日休憩、天気も悪くないのでテラスのあるカフェとかで落ち着く。次の日からは物資を補給したりルーティンワークの鍛練をしたり。
って感じでも良い?
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 00:16:55.04 ID:RndlTKSJO
前に挙がってる冒険者選ぶのかな?
>>37
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 00:16:55.23 ID:e0QUxRaS0
>>24

新しい冒険者の方が良いなら安価下
119 : ◆eFGNQWs9NU [saga]:2019/02/24(日) 00:31:37.77 ID:x82QBrXs0
>>117、新しいのでも既存のでも大歓迎やで 既存のは、安価無しで出演したりする 説明不足ですみません


町の周辺には草原が広がっており、のどかな空気が流れている。

だが、そんな場所にだって魔物は生息している。弱い種類が多いが、仮にも魔物。人一人なら殺せる。

「あっ…可愛い猫ちゃん…」

「………」

「な、なんで殺したんですか!?」

「あれ、魔物だもの。故郷で良く仕留めてたわ。皮が小道具の材料にピッタリなの」

伸びをしていた猫を射抜き、皮を剥いでいく。こういった作業は、故郷ではカーストの低い人に優先的に与えられていた故、慣れている。

空を見上げると、飛龍の群れが右から左へと飛び立っていた。


↓1 リディア判定 0のみレベルアップ

↓2 アルテミシア判定 7以上でレベルアップ

↓3 シェリア判定 3以上でレベルアップ

↓4 【スナッチ】の追加効果 奇数だと安価のアイテム入手(性能は控え目でオナシャス)
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 00:34:34.98 ID:6OxXHii30
はい
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 00:36:22.10 ID:RndlTKSJO
>>119
回答ありがとうございます。折角なんで冒険者はそのまま>>37
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/02/24(日) 00:39:06.22 ID:e0QUxRaS0
そいやっさ
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/24(日) 00:47:47.30 ID:g9iKhWGI0
獣の爪・アクセサリ
戦闘で三回目の優劣判定に+1
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 00:49:48.90 ID:g9iKhWGI0
さげわすれごめんなさい。
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/24(日) 00:52:36.71 ID:x82QBrXs0
↓1 シェリアゾロ目なので追加判定 レベルアップは確定で、0を引いたりしたらまた特殊能力が増えます
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