【安価とコンマ】退廃ファンタジー

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155 : ◆GsFNmlQwPk [saga]:2019/02/24(日) 23:06:20.49 ID:g9iKhWGI0

ウィリアムは難しそうな顔をした。

そして、唸りながらも語り始めた。

「……俺が自警団をやってるのは、大体スピカと同じ理由だよ。スラムの仲間を守りたかった。幸い俺には恵まれた体があったから、こうして警邏をしている」

しかし、ウィリアムは限界を感じていた。

小さな喧嘩を収め、はぐれの外敵を追い払う日々。

それに、自警団とはスラムで幅を利かす集団が縄張りの主張のために行っている側面もあり、管轄外の問題に手を出すことは難しい立場にある。

それは、ウィリアムの求めていたものとはどこか違っていた。

「できるなら俺からお願いしたいくらいだが……、簡単にはいかないんだ」

「なにか問題があるんですか?」

「自警団を抜けるには、手切れ金を払わないといけないんだよ。100マナ」

「ごじゅっ!」

スピカは絶句した。とんでもない金額だったからだ。



ウィリアムを仲間にするためには100マナの手切れ金を用意する必要がありそうだ。
スピカは頑張って100マナをためてもいいし、ウィリアムを諦めてもいい。
それ以外の方法や説得材料を探すためにこの話をいったん保留にするのもありだ。
自由安価↓1
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