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イケメン「……君が好きだ」美少女「……え?」男「やべぇ変な玩具の音がとまんねぇ」
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288 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/07(木) 21:48:15.84 ID:GcXV9MoAo
なかなか話が進まないな
289 :
1
◆mUjz4FCa2c
[sage saga]:2019/03/07(木) 22:21:39.00 ID:mfkrLMXq0
ゴリマッチョの眉間に皺が寄った。
どうやら、ここから話が急展開するらしい。
と、その時だった。
剣呑とした雰囲気を和らげるような匂いが漂う。
先ほど作ったと言っていたアマレッティと、
淹れたての紅茶を白髪少女が持ってきたのだ。
白髪少女
「……待たせた」
男
「……美味いしいな。
折角持ってきてくれたんだし、
あんたも食べると良い」パクッ
ゴリマッチョ
「……頂こう」
一口含むと、
ゴリマッチョの頬が幾らか緩む。
ゴリマッチョ
「ははっ……この菓子、美味ぇな。
ただ紅茶の方はな……こんなお上品な飲み物、
飲んだ事ねぇや」
男「あまり馴染みは無いだろうから、
飲めないなら無理はしなくて良い」
ゴリマッチョ
「出されたもんだ、きちんと飲むさ――お、おおう。
抹茶とか麦茶と全然違うな……香りが強い」
白髪少女
「……そういう飲み物だ。
その香りが気持ちを落ち着けたりする」
男「先ず香り、とも言うしな」
ゴリマッチョ
「そういうもんなのか……。
お洒落だな」
男「お洒落ってわけでもないけどね。
まあ、そういうイメージが付いちゃってるのは否定しないけど」
白髪少女
「……ところで」
男「ん?」
白髪少女
「真剣な話のようだが……私は居ない方が良いか?」
男「……俺はどっちもで良いけど、
あちらさんが嫌かどうかだな」チラッ
ゴリマッチョ
「俺か……? 俺は別に居て貰っても構わねぇが」
男「だそうだ」
白髪少女
「……それでは、同席させて貰おうか」
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