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イケメン「……君が好きだ」美少女「……え?」男「やべぇ変な玩具の音がとまんねぇ」
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◆mUjz4FCa2c
[sage saga]:2019/03/08(金) 19:36:54.03 ID:PoLGidKm0
男「……なるほど。
で、どうにかしてそこから逃げ出して、
勝手に隠れ家認定していた家に来た、と」
ゴリマッチョ
「……おうよ。
何せやってねぇんだ。
誰かの身代わりで捕まるならともかく、
こんな捕まり方は納得行かねぇって、
すぐに気取り直して、
そのまま警官殴り倒して逃げ出したんだ。
でよぉ、隠れながら薬中の真犯人を探すつもりしてたんだ。
そいつ見つけて冤罪を晴らすつもりしてた……」
鼻水をすすり、
大粒の涙を流すゴリマッチョを見て、
男はこの人物が段々とかわいそうに見えてきた。
とは言え……話は聞くだけと言ったし、
そのつもりをしていたので、
どうこうは出来ないが……。
と、思っていると、
おもむろに白髪少女が口を挟んできた。
白髪少女
「……すまん。今の話で少し気になる部分があった」
ゴリマッチョ
「お、おう? なんだよ」ズビィ
白髪少女
「お前はいわゆるジャパニーズ・ヤク○で間違いないな?」
ゴリマッチョ
「そうだが……。し、しかし何だその言い方。
お前さん外国人か何かか……?
そういや顔もどことなく日本人ぽくねぇ感じの、
ハーフみてぇな美人だが……」
白髪少女
「日本語は喋れるが、確かに生まれは日本ではない。
……まあそれはともかくとして、
先ほどの話にあった入国したと言うイタリアマフィアについてだ。
それがジャパニーズ・ヤ○ザの領分を侵すと、
そう考えられている、と言ったな?」
ゴリマッチョ
「……目的が分からねぇから、
そうかも知れねぇって思ってるのは、
確かに居るかも知れねぇってだけだがな。
俺は組では……言った通りに、
ぎくしゃくしちまってたから、
情報入って来なくて、
俺も情報屋から聞いて始めて知った話だ。
ただありえなくはねぇ話だろうな。
一時期ロシアのマフィアが進出して来ようとした時もあったし、
中国マフィアだって……今は住み分け出来てるが、
いつどうなるか分からねぇ。
海外勢は動きが読み辛ぇ……」
白髪少女
「……動きを読む必要などない。恐らくその心配はいらない」
ゴリマッチョ
「あ……?」キョトン
白髪少女
「大方そのイタリアマフィアは、
日本に居る息子の顔でも見に来ただけだ」フッ
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