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【安価】生徒(♀)「リリウム魔法学校へ!」【百合】

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734 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/20(土) 09:01:14.50 ID:P74c1Bzno
ーーーーー


クロエ「ぜえっ、ぜえっ」


ヒカリ「や、やった……?」


クロエ「やったわ……勝ったのよ……」ゼーハー


ヒカリ「休日の最後にこんな……ふう……」ボフッ


クロエ「いやまあ……これも私達らしくていいんじゃない?」ボフッ


ヒカリ「そうかも。あー、楽しいゴールデンウィークだった」


クロエ「そうね。明日からまた授業で……次になにか大きなイベントがあるのは夏休みかしら」


ヒカリ「かな……。ふあ……眠たくなってきた」


クロエ「そうね。今日のところはもう寝ましょう。おやすみ……」


ヒカリ「ん……」


ーーーーー

ーーー

735 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/20(土) 09:01:42.35 ID:P74c1Bzno
『暗い』


『誰もそばにいない』


『自分の姿さえ見えない』


『暗い……』


『違う』


『闇』


『これは私の闇』


『だから誰もいない』


『暗い』


『寂しい』


『寒い』


『誰か』


『誰か!』


『怖い』





『闇は……怖い』
736 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/20(土) 09:02:09.75 ID:P74c1Bzno


ーーー

ーーーーー


ヒカリ「クロエ、クロエ!」


クロエ「っ、な、なに……!?」


ヒカリ「すごいうなされてたよ……大丈夫?」


クロエ「え、ええ。大丈夫。少し変な夢を見ただけだから」


ヒカリ「ならいいけど……。ごめんね、夜中に起こしちゃって」


クロエ「それなら私こそ謝るわ。私のせいで起きちゃったんでしょ?」


ヒカリ「ううん、大丈夫。じゃ、おやすみ」


クロエ「ええ、おやすみ」
737 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/20(土) 09:02:38.77 ID:P74c1Bzno
ー幕間
  樹の独白ー


私の生徒に、闇の力を持つ者がいる。

危険な力だ。

彼女が魔法使いである以上、闇の力と魔力が混ざることは避けられない。(今は奇跡的に分離し、魔力の介入を受け入れないようだ。彼女の魔力を探っても闇の力に阻まれてしまう)

私にできることは、あの恐怖を繰り返さないこと。

魔法の訓練だって積んだ。今ならあの鬼でさえ退治できるだろう。

本人には大変なことばかりだろうが、どうしようもない。

彼女が望むなら、できる限りの支援を。

それがリリウムの校長としての役目だと私は信じている。


ーーーーー


現在の目標
・残りの一学期を過ごす
・七月第三週の定期テストを受ける
・演技の練習をして、役をもらう

安価↓〜↓5自由行動安価
五月第二週の一週間の行動を指定してください
1/10回目の行動です
ゾロ目で六月新イベント情報
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/20(土) 09:18:26.52 ID:tUl+ztd3O
ゴールデンウィークに見学した先輩達の舞台に発奮され演技の稽古に一層励む一年組
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/20(土) 09:21:45.57 ID:dhbz0eH9O
マホリオ大会以降、晶にやや懐くようになったティア。
それを見て表情は変わらないものの、嫉妬からティアに少しべったり気味になったアルシェ。
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/20(土) 09:27:37.71 ID:mpGAGHA6o
アルシェに人の心や感情の動きについて教えているナミネと遭遇。クロエも心が闇の力に呑まれる危険性を考え、一緒に心について学ぶことに
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/20(土) 09:32:42.86 ID:abShLj9DO
図書室で読書同好会と一緒に闇の力について調べる
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/04/20(土) 09:37:04.21 ID:sybn8pja0
お風呂で胸囲の格差社会を見せつけられ暴走するクロエ
743 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/21(日) 14:12:58.76 ID:E9tbu9Vmo
食堂ーー


ティア【晶さん どうぞ】チョコプリン


晶「お、悪いなー」ガツガツ


アルシェ「……」ムッ

アルシェ「晶……ずるい」


晶「でもティアがくれるって」


アルシェ「……ずるい。アルシェも食べたい」


晶「腹減ってんのか。なんか食うか?」


アルシェ「……違う」プイッ

アルシェ「……ティア」ギュッ


ティア「?」


アルシェ「……行こう」


ティア【失礼しますね】サッ


晶「あ、お、おお……」


ーーーーー


ティア【そんなにくっつかれると少し歩きにくいです】


アルシェ「……」ギュー


ナミネ(あ、お二人……ふむ)

ナミネ「アルシェさーん」


アルシェ「……なに」


ナミネ「あの、今から少しお時間よろしいでしょうか」


アルシェ「………………………………うん」


ナミネ「ではレッツゴーです。ティアさん、アルシェさんお借りしますね」


ティア「……」コクン
744 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/21(日) 14:13:26.55 ID:E9tbu9Vmo
空き教室ーー


アルシェ「……なに」


ナミネ(あらら……あからさまに不機嫌ですね)

ナミネ「えっとですね、アルシェさん。アルシェさんは少し自分の感覚に疎いところがあるようなので、道徳や人の心というのを少し授業して差し上げようかなと」


アルシェ「……いい」


ナミネ「ティアさんや晶さんに感じてるものの正体を教えてあげられるかもしれませんよ?」


アルシェ「……」ストン


ナミネ「はい、ではナミネ先生のこころの授業、はじまりはじまり〜」


ーーーーー


クロエ(なんか……あの夢を見てから闇の力を使えなくなったわね……。というより怖くて使わなくなったのかもしれないけど)

クロエ「……ん?」


では早速人の心について教えますね


クロエ「声? どこから……」ガラッ


ナミネ「あら、クロエさん」


クロエ「ナミネと……アルシェ? ティアと離れてるなんて珍しいわね」


ナミネ「はい。差し出がましいかもですが、アルシェさんに人の心の機微というものを知ってもらおうと思ってまして」


クロエ「それで心について教えるって……」

クロエ「……ねえ。それ、私も聞いていいかしら」


ナミネ「クロエさんがですか? 構いませんが……」
745 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/21(日) 14:13:52.84 ID:E9tbu9Vmo
ーーーーー


ナミネ「では簡単なところから。人には感情というものが存在します。喜怒哀楽に始まり、無限のバリエーションを持つものです」

ナミネ「そしてそれは肉体に大きな影響を及ぼします。楽しいことを考えていると体は軽く、暗いことを考えていると体が重く感じる、なんてことがあります」

ナミネ「では実際に少し考えてみましょう。好きなものを思い浮かべてください。人でも、ものでも、出来事でも構いません」


アルシェ(……ティア)


クロエ(ん? うーん……ヒカリと、ローラと、凜華と、モミジと、くるくまさんと……レナ、かしら?)


ナミネ「はいっ!」パンッ!


アルシェクロエ「っ!」ビクッ


ナミネ「それが消えてしまいました! もう二度と目の前に現れることはありません!」


アルシェ「っ」ズキッ


クロエ(あ……)

クロエ「い、いやだっ!」ガタッ


ナミネ「……はい、これが心の機微というものです」

ナミネ「想像は行動さえ変えてしまいます。今のクロエさんや、先程のアルシェさんのように」

ナミネ「とりあえずこんなところですね」


クロエ「こ、怖いことや暗いことを考えないようにするにはどうしたらいいの」


ナミネ「ふむ、何か悩み事がありそうですね。簡単なのは他のことを考えること。もしくは難しいですが、原因を取り除けたり、解決できるのなら早いうちにしてしまうのがいいかもしれません」

ナミネ「あとは、悩みを聞いてくれる人に打ち明けること。私でよければ聞きますよ」
746 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/21(日) 14:14:21.53 ID:E9tbu9Vmo
クロエ「……私の闇の力が、よくない方向に働くって」


ナミネ「……詳しく聞いても?」


クロエ「このまま闇の力を使い続けたら闇が私の心を蝕んで、それを狙って闇の魔物がやってくるって……」


ナミネ「なるほど……」


アルシェ「……ぶっと、ばす」


クロエ「え?」


アルシェ「……クロエ、ティアと仲いいから……ティアの友達のためなら、アルシェが魔物、ぶっとばす……よ」


ナミネ「はい、私も微力ながらお手伝いします」

ナミネ「深刻に考えすぎるっていうのも悩みを大きくする要因ですからね。クロエさんはたった一ヶ月でたくさんの友達を作りましたよね。きっと皆さん力を貸してくれますよ」


クロエ「そう、かしら」


ナミネ「はいっ」


アルシェ「……」コクン


クロエ「……ありがとう、二人とも。皆にも話してみるわ」


ナミネ「それがいいです。あとは、闇の力についても調べてみましょう。過去の文献を漁れば、何か解決策が見つかるかも知れません」
747 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/21(日) 14:14:49.18 ID:E9tbu9Vmo
図書室ーー


司書「ようこそ、図書室へ。どんな本をお探しですか?」


クロエ「闇の魔法について書かれている資料が図書室にあるって校長先生に聞いたのだけれど」


司書「お探ししますね。探査【サーチ】!」フォン

司書「闇……魔導書……過去の資料……こんなところですか」ドササッ


クロエ「本が飛んできた……」


司書「奥の資料室のものは探査にかけてないので、もし足りなかったら資料室にも行ってみてください」


クロエ「ありがとう。助かるわ」


ーーーーー


クロエ「失礼、少しいいかしら」


読書同好会員「それは……」


クロエ「本を読むのが好きなら、少し力を貸してもらえないかしら」


読書同好会員「私達をそんな風に使う人は初めてだ。面白い、貸してみてくれ」


クロエ「闇の魔法について書かれた本よ。闇の力がどんな影響を及ぼすか、どんな風に制御できるのか……その辺りを調べてほしいの」


読書同好会員「古いものもあるな。これは私に任せてくれ」


ーーーーー

ーーー

748 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/21(日) 14:15:17.36 ID:E9tbu9Vmo
クロエ「結構調べたわね……」


読書同好会員「なかなか面白かったよ。またこんな本があれば持ってきてくれ」


クロエ「ええ、そうするわ」

クロエ(少しまとめようかしら)


・闇の力を自在に操れるようになった者も存在する
・闇の力の発現は通常の10歳前後より数年遅く、12〜15歳の間に発現することが多い
・その後18歳になるまでに、必ず闇の力に侵される
・闇の力を乗り越え、操るための方法は現在不明


クロエ(校長先生の話なら徐々に闇の力が増していくみたいだったけど……この年齢ならいつ闇の力に侵食されてもおかしくないのね)

クロエ(闇の力に侵されるとか一々言うの面倒くさいから「闇の試練」とでも名付けようかしら。うん、いいかも)
749 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/21(日) 14:15:44.77 ID:E9tbu9Vmo
部室ーー


クロエ「ーーというわけで、もしかしたら皆には心配や迷惑をかけるかもしれないわ。そのことだけは伝えておく」


レナ「ふーん……」


クロエ「なによ」


レナ「あなたらしくないわね。普段のあなたなら『闇の力なんて抑え込んでみせる』って意気込むようなものなのに」


クロエ「それは……」


ヒカリ「あのとき、夢に見たんだね?」


クロエ「……そうよ。ヒカリには黙っててごめんなさい」


凜華「私もクロエさんにはお世話になったからね。手助けできるならさせてほしいな」


モミジ「私ももちろん手伝うよ」


クロエ「みんな……」


レナ「で、いつまで起こるかも分からないことを話してるつもりかしら。それよりまず演技の練習でしょ」


クロエ「そうね。みんなありがとう! 練習するわよ!」


おー!!


ーーーーー


カポーン……


モミジ「ふう……」プカー


ヒカリ「こんな大人数でのお風呂は初めてだけど、いいものだね……」プカー


レナ「……」ポイン


クロエ「くああああ! なんでよ! なんでレナまで……!」


凜華「クロエさん、ちょ、落ち着いて……」


クロエ「落ち着けるわけないわ! これは不当な精神面への暴力なのよ!」


レナ「……ふっ」ニヤッ


クロエ「もおおおおおおお!」


現在の目標
・残りの一学期を過ごす
・七月第三週の定期テストを受ける
・演技の練習をして、役をもらう

安価↓〜↓5自由行動安価
五月第三週の一週間の行動を指定してください
2/10回目の行動です
ゾロ目で六月新イベント情報
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/21(日) 14:25:23.92 ID:HpVF+i3ZO
リリィ先生とナミネの癒し空間に挟まれる
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/21(日) 14:26:42.24 ID:U2SI3hZF0
闇の力関係でちょっとナーバスになっているクロエをローラが色々と励ます
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/21(日) 14:27:40.56 ID:HKM2jYGAO
以前ローラが受けてたマッサージが気になったらしくティアにもマッサージ。
ローラ以上に際どい声が漏れるティア。
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/21(日) 14:29:05.76 ID:8C6MXeAA0
今から掲示板を見に行くと言うローラに遭遇、以前レクリエーションの時に魔獣関連の貼り紙を見た気がして気になっていたのを見に行くと言うので付いて行くことに、ついでにマホリオのランキングを見るとチームメイトの凜華とモミジの方が個人順位が上だったのでちょっと落ちこみローラに慰められる
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/21(日) 14:30:08.38 ID:5bjkJvT3O
体育の時間。チームに別れての対戦になるも何の因果かチーム分けが
クロエ・楓・ティア・アルシェの絶壁チーム
VS
ヒカリ・モミジ・ナミネ・レナの巨乳チーム
の対決に
755 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/21(日) 16:01:46.07 ID:E9tbu9Vmo
ローラの部屋ーー


ローラ「そうだよね、闇の力に飲まれるかもしれないのはやっぱり怖いよね」


クロエ「ええ。私らしくないのは分かってるけど……」


ローラ「大丈夫だよっ! 何か起きるって分かってるんだから、対処はできるもん!」


クロエ「ローラ……」


ローラ「それに闇を操れる大人の人もいるみたいだし、絶対そうなるって決まったわけじゃないもんね」


クロエ「確かにそんなことも言ってたわね……」


ローラ「うんうん、大丈夫。なんとかなる、みんなでなんとかするよ」


クロエ「ありがとう、ローラ。少し楽になったわ」


ティア【私にもできることがあればやります】


クロエ「ティアまで……みんな本当にありがとう」


ローラ「よし、そうと決まれば行動だよ、クロエちゃん」


クロエ「どこか行くの?」


ローラ「掲示板に、何か手助けしてほしいことがある人を探しに行くの。その中で闇を操れるようになるかもしれないでしょ?」


クロエ「そうね。行ってみようかしら」
756 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/21(日) 16:02:26.07 ID:E9tbu9Vmo
掲示板ーー


ローラ「うん、やっぱりある……」


クロエ「何かお目当てがあったの?」


ローラ「魔獣の子が付近の森に住み着いてるって。助けられたら助けたいの」


クロエ「へえ……」チラッ

クロエ「な……!」ビクッ


ローラ「どうしたの? あ、マホリオのランキング……」


マホリオ個人ランキング
1.ウィン・フォルクス
〜〜〜〜〜
385.七峯 嵐
386.雨宮 楓
387.真壁 晶
388.モミジ・クレナイ
389.水津 凜華
390.アルシェ・ブランカ
391.ローラ・リーケ
392.クロエ・アートルム
393.レナ・フォールン
〜〜〜〜〜


クロエ「なんで私と凜華達の間に二人も入ってるのよ!」


ローラ(わ、私も入ってる……)


クロエ「くう……」


ローラ「げ、元気出してクロエちゃん! まだまだマホリオの試合も始まったばかりだから、変動する可能性はあるよ!」


クロエ「そうよね……先生に届けを出して審判をしてもらえばそれもランキングに反映されるのよね……!」メラメラ


ローラ「も、燃えてる……」


クロエ「負けないわよローラ! いえ、みんなに!」


ローラ「頑張れー」パチパチ


クロエ「そのためにもまず練習しないとね。何かいい依頼はないかしら」


安価↓コンマゾロ目で六月新イベント情報
1.ローラの魔獣探しの手伝い
2.マホリオの腕試し相手求む
3.お友達になってくれませんか
4.その他(自由安価。既存キャラからの依頼でも構いません)
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/21(日) 16:06:41.25 ID:5bjkJvT3O
ここの依頼ってあとで他の依頼こなすことも出来るかな?
とりあえず1で
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/21(日) 16:06:51.53 ID:26mybsODO
1
759 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/21(日) 16:10:35.05 ID:E9tbu9Vmo
>>757
自由安価の際に掲示板に来れば、同じような依頼を受けることが可能です
760 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/21(日) 18:46:33.37 ID:E9tbu9Vmo
学外の森ーー


クロエ「どんな魔獣かっていうのは書いてたの?」


ローラ「警戒心が強くて中々姿を見せてくれないんだって。だから情報はほとんどないの」


クロエ「それ、見つかるの?」


ローラ「うーん……でも、人が襲われても大変だし、向こうも怖がって生活するのは可哀想だし……」


クロエ「探すしかないってわけね」


ローラ「うん。でも、あてはあるよ。融合【シンクロ】!」カッ

ローラ「どーだ! エアロスタイル!」ブンブン


クロエ「大きい声出して大丈夫なの?」


ローラ「おっと」ムググ

ローラ「この状態なら空気の流れを観ることができるから、多少は探しやすいと思うんだ……!」ヒソヒソ


クロエ「なるほどね。私も魔力探査してみようかしら?」


ローラ「うん!」


安価↓
探した結果見つかった魔獣
【種族】(その魔獣自体の種族をお願いします)
【特殊能力】(魔獣自体の持つ能力)
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/04/21(日) 19:37:28.70 ID:Q6U//DNYO
【種族】水晶竜(の子供)
【特殊能力】空気を屈折させることで透明になることが出来る。また、取り込んだ光や熱を利用して口から閃光やビームを放つことも出来る。
空は飛べるが飛行はそこまで得意ではない。
普段は透明化能力で外敵から隠れている。
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/22(月) 14:13:16.16 ID:o/kdbrZlO
すいません、『空気を屈折』とあるんですが正しくは『光を屈折』の間違いでした。
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/04/23(火) 01:55:26.72 ID:ZsnuB050o
そういえばこのスレってどこまでやるの?
前のスレみたいに一年間?それとも卒業するまで?
764 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/23(火) 06:15:13.09 ID:ohV2UNwHo
>>763
構想はクロエの卒業までの三年間です
誰かと付き合い始めたら終わりとか、マホリオランキングで一位になったら終わりとかではなく、「付き合い始めた後」や「ランキングを追われる側」といった「立場が変わった後」の描写をしてみたいと思ってます
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/04/23(火) 07:38:23.90 ID:ZsnuB050o
回答ありがとう
楽しみです
766 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/23(火) 16:32:22.53 ID:ohV2UNwHo
ローラ「あ……っ」


クロエ「いる……わね。なにか」


ローラ「私にも見えるよ、あの木陰に呼吸してるみたいな空気の流れが見える……!」ヒソヒソ

ローラ「シンクロ解除っ」フシュッ


クロエ「……大丈夫?」


ローラ「やれるだけやってみるよ」カサッ

ローラ「……ねえ、聞こえる? そこにいる子」


???「っ」カサッ


ローラ「大丈夫、敵じゃないよ。声を聴かせて?」


???「……きゅうう」


ローラ「……そうなの。逸れて落っこちちゃったんだね」


???「きゃう、きゅうう」


ローラ「うん……うん。姿を見せてくれるの?」


???「きゅうう……」シュウウ


ローラ「ほんとだ、翼をケガしちゃったんだね。大丈夫だよ」スッ


???「ぎゅ!」ガブッ


ローラ「っ! 怖くない怖くない。大丈夫……」ナデナデ


???「きゅう、きゅうう……?」


ローラ「いい子だね。きっと治してあげる。付いてきてくれる?」


???「きゃう!」コクッ


ローラ「よかった。クロエちゃん、戻ろう」


クロエ「そ、それ……ドラゴンよね。いいの?」


ローラ「仕方ないよ。なんとかするしかない。とにかく一度戻ろう」


クロエ「そ、そうね」

クロエ(魔獣関係になるとローラはしっかりするわよね……)
767 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/23(火) 16:33:15.08 ID:ohV2UNwHo
ローラの部屋ーー


ティア「……」パチクリ


ローラ「はいあーん」


???「きゅあー……」パクッ


クロエ「で、その子のことをいろいろ決めないとよね」


ローラ「うん。水晶竜っていって、見つけることすら本来は難しい竜なんだけど……この子は子供だったし、ケガもしてて逃げられなかったみたい」


水晶竜「きゅう♪」スリスリ


クロエ「懐いたわねー」


ローラ「入学レクの時から依頼は貼られてたと思うから、少なくとも一ヶ月はあそこで寂しい思いをしてたんだもん。当然だよ」


クロエ「そうね。可哀想に……」スッ


水晶竜「きゅう?」


なでなで


水晶竜「きゅうー」


クロエ「ふふ、よしよし」ナデナデ


ティア「……」ソーッ


水晶竜「きゅうー♪」


ティア「……」ナデナデ


ローラ「先生に飼ってもいいか聞く……ううん、絶対に観察所に連れてかれちゃう」

ローラ「こっそり飼う? ううん、バレたら大変だし……」

ローラ「どうしよう……」


クロエ「竜ってそんなに飼育が大変なの?」


ローラ「竜はそもそも飼うものじゃないよ!」ガタッ

ローラ「私みたいに魔獣の声を聞ける人じゃなくても、竜は人間みんなと意思疎通ができるの! だから対等に、敬意を持って接するべきなんだよ!」


クロエ「ご、ごめんなさい。知らなかったわ」


ティア【ローラさんの大声はじめてききました】
768 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/23(火) 16:33:51.26 ID:ohV2UNwHo
クロエ「敬意を持つべきなら……」


水晶竜「きゅう?」


クロエ「この子がここにいたいって思うのならそれが優先されるんじゃない?」


ローラ「そうかも……」


ティア【でもこの子はしゃべれないですよね】


クロエ「うーん……」


ローラ「喋れる……よね?」


水晶竜「きゃう! きゃうう……!」キイイイ

水晶竜《しゃべれる! すこし!》


クロエ「え!?」


水晶竜《がんばる! しゃべる!》


ローラ「竜は生まれたときから人と意思疎通ができるって聞いたことはあったけど……ほんとなんだ」


ティア【竜ってすごいんですね…】


ローラ「よしよし。じゃあ先生達を説得してみようか」ナデナデ


水晶竜「きゃうー!」


ーーーーー


樹「な……」パチクリ


ローラ「どうか所持を許可してください!」


水晶竜《ください!》


樹「だ、だめよ。竜は然るべきところに連絡して引き受けてもらわないと……」


クロエ「竜が嫌がることをするの?」


樹「ううん……」

樹「ならこうしましょう。一週間あげるわ。それまでに、誰が見ても文句ないほど懐かせること。それができたら私から管轄の者に口添えしてもいいわ」


ローラ「それでいい?」


水晶竜「きゃうー!」コクン


樹「決まりね。くれぐれもその子を危険な目に合わせないこと。それだけは注意してね」


ローラ「はい!」


クロエ「よかったわね、ローラ」


ローラ「うんっ」
769 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/23(火) 16:34:26.74 ID:ohV2UNwHo
体育の授業ーー


リリィ「今日はドッヂボールをしますよ〜」

リリィ「チーム分けは先生がしておいたので、このチームで仲良く戦ってください。では開始です!」ピピーッ


クロエ「……」


楓「……」


ティア「……」


アルシェ「……」


クロエ「楓」


楓「負けられないね……これは」


ヒカリ「よろしく」ボヨン


モミジ(クロエさんと敵かあ……)ポヨン


ナミネ「楽しくやりましょうね」ボイン


レナ「負けないわよ、クロエ」ポイン


クロエ楓「絶対に勝つ!!!」ガーッ


ーーーーー


ズガシャア キインッ
  ドッ   グシャアッ


モミジ「い、痛いよう……」ズキズキ


ナミネ「む、胸ばかり……なんで……」ジンジン


リリィ「クロエさん、楓さんストップ!」


クロエ楓「がるるる……」


リリィ「危険なプレーはダメですよ! 少しコートの外で反省してください!」ポヨンッ


クロエ楓「フシャー!」
770 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/23(火) 16:34:53.66 ID:ohV2UNwHo
授業後ーー


リリィ「二人とも、反省しましたか?」


クロエ「楓は逃げたわ」


リリィ「も、もお〜! 私そんなに威厳ないかしら……」

リリィ「と、とにかく! なんであんなプレーをしたのか説明してください!」


クロエ「胸よ! あんなの見せつけられて黙ってられるわけないじゃない!」


リリィ「む、胸?」ポヨンッ


クロエ「結構気にしてるのよ……これでも」


ナミネ「そういうことだったんですね」ザッ


クロエ「ナミネ……」


ナミネ「大丈夫です。きっと大きくなりますよ」


クロエ「慰めはいらないわ。大きくなる見込みなんて……」


リリィ「私も保証する。大丈夫よ」


クロエ「うう……」


リリィ「そんな可愛らしいことでムキになるなんて……」ホワ…


ナミネ「許したくなっちゃいますね」ホワー


クロエ(この二人に挟まれてると悩んでた自分がちっぽけに思えてくるわ……。なんだか気持ちいいし……)ホッコリ

クロエ「……うん、私が悪かったわ。おもいきりぶつけてごめんなさいね」


ナミネ「いいんですよ〜」
771 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/23(火) 16:35:31.14 ID:ohV2UNwHo
ローラの部屋ーー


クロエ「で、今日の体育で疲れたから私にマッサージしてほしいと」


ティア【この間ローラさんすごく気持ちよさそうだったので】


クロエ「そうね、ティアのことも考えずに暴走しちゃったし、謝罪ついでにさせてもらおうかしら」


ティア【よろしくお願いします】サッ


ころん


クロエ「いくわよー」ギュッ


ティア「あんっ!」


クロエ「ご、ごめんなさい。痛かった?」


ティア「……」フルフル


クロエ「……じゃあ続けるわよ」


ぎゅっ ぎゅっ


ティア「んっ、ふ……っ」モゾ

ティア「ぁあっ、ゃ、あ……!」

ティア「くぁ、ん……! ぁ、あ、あんっ!」

ティア「ふ、あ……! や……っ、あ……」

ティア「あっ! く、うぁ……! あ、や……!!」

ティア「〜〜〜〜っっ!」ビクンッ


クロエ「……」ドキドキドキドキ


ローラ「……」ドキドキドキドキ


ティア「ぁ、ありがとう……ございました……。きもちよかった……です」ハアハア


クロエローラ(エロい!!)


水晶竜「きゅう?」コテン


現在の目標
・水晶竜の子の様子を見る
・残りの一学期を過ごす
・七月第三週の定期テストを受ける
・演技の練習をして、役をもらう

安価↓〜↓5自由行動安価
五月第四週の一週間の行動を指定してください
3/10回目の行動です
ゾロ目で六月新イベント情報
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/04/23(火) 17:56:44.25 ID:Ir+qy8o+0
演技力は経験!喜怒哀楽を色んなシチュエーションでロールプレイ
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 18:00:41.22 ID:+m8zhuSQ0
水晶竜の翼の怪我を治すためローラと一緒に薬草探し
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 18:09:57.04 ID:xNkoABVgO
高いところの物を取ろうとするも、低身長故に届かない嵐。
そこに楓が通りすがり、普通に取ってあげるのではなく後ろから嵐を子供のように抱え上げて取らせるようにしてからかう。
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 18:11:15.96 ID:HtFAnUiJO
>>756の2.マホリオの腕試しの相手の依頼を受ける。
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 18:12:32.06 ID:lDAG8EDA0
部屋で過ごしていると敵意剥き出しのアルシェが殴り込んでくる。後から追って来たローラ&ティアになだめられ何とか話を聞くとこの前のマッサージをティアが恥ずかしくてぼかしながら話したためクロエがティアをいじめたと勘違いしたらしい
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 18:17:27.76 ID:cqYL/wQVO
あ、ゾロ目だ
778 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/23(火) 19:30:58.57 ID:ohV2UNwHo
クロエ「やっぱりマホリオは経験しないとよね」


凜華「掲示板に貼ってあったって、相手が誰なのか分かるのかい?」


クロエ「いいえ、知らないわ。当たって砕けろよ!」


モミジ「あ、来たみたいだよ」


???「君たちが練習相手? よろしくね!」


???のプロフィールを作成します
テンプレート↓
【名前】
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】

安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
ひとまずは敵チームの大将のみを募集します
ストーリー展開によって、今回の相手チームのメンバーを募集する可能性もあります
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/04/23(火) 19:50:07.43 ID:5vWiYsBQO
【名前】ミア・ルナリエ
【容姿】金のショートカットに金の瞳。健康的に引き締まった体つきだが胸は大きい。
【性格】明るくサバサバしており細かいことはあまり気にしない。一人称は『アタシ』
【得意魔法】自分や触れたものを小さくすることが出来る。同時に二つ以上のものを小さくすることは出来ない。
【備考】割りとスキンシップが激しい。
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/04/23(火) 19:55:22.39 ID:D6yJxXe1O
【名前】デン・ハザード
【容姿】本来は低めの身長ながら胸はCカップで起伏もある。のだが、自分に自信がないのでしょっちゅう外見を変える
【性格】魂に呪いでもかけられたかの如き劣等感の塊、他人が何を言おうがどれだけ公平な場でどんな結果を出そうが時には言いがかりそのものの超理論で自分を否定する
そのクセ他人からの否定や罵倒はそのまま聞き入れ勝手に落ち込むので機嫌が良い時やテンションが上がる事は少ない
テンションが最悪まで下がると「そうだ、死のう」などと言って(傍目には)陽気になり飛び降りや首吊りなど自殺の準備を始める。でも怖くて実行はできない
【得意魔法】肉体変換
魔法で0から新しい体を作り入れ替える魔法、爆乳も無乳も巨大化も小人化も獣化だろうが悪魔・天使化・ふたなりだろうが何でもできる
魔法で作る体が大きければ大きいほど、作るパーツに機能を載せれば載せるほど魔力の消費と魔法体作成の難易度が跳ね上がる
【備考】肉体変換は自分だけでなく他人の体にもできるが、今のところ他人の変換は長く保たない
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/04/23(火) 20:58:01.18 ID:dFAb2VJ8O
【名前】ミトラ・グレイン
【容姿】ネコ耳のようなクセ毛と翠・蒼のオッドアイが特徴のペッタン娘
【性格】天上天下唯我独尊を演じるヘタレお嬢ちゃん
【得意魔法】魔法の大規模化
固有の魔法ではなく一般的な魔法を通常より多くの魔力で行うことで効果範囲をデカくする、その分消費も激しく一瞬で息切れする
魔法で鍵開けすれば建物中の鍵が一斉に開くみたいな感じ
【備考】素でもお転婆
782 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/23(火) 21:04:15.57 ID:ohV2UNwHo
1.ミア
2.デン
3.ミトラ

↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に100を超えたキャラが新キャラとなります
本日中に誰も100に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが新キャラとなります
自分の作成したキャラには投票できません
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/04/23(火) 21:13:45.56 ID:ZsnuB050o
1で
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 21:15:37.16 ID:+m8zhuSQ0
1
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 21:22:51.82 ID:Ir+qy8o+0
2
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 21:29:12.27 ID:mMCAQDwDO
2
787 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/23(火) 21:39:02.51 ID:ohV2UNwHo
新キャラはデン・ハザードに決まりました
設定は>>780を参照
788 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/23(火) 21:39:35.23 ID:ohV2UNwHo
今日はここまで
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 21:52:09.09 ID:5vWiYsBQO
おつおつ。
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/04/23(火) 21:56:03.91 ID:ZsnuB050o
おつー
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 22:00:11.96 ID:Ir+qy8o+0
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 22:03:15.61 ID:lDAG8EDA0
おつ

楓の(胸の)救世主キタ
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/04/24(水) 12:42:23.64 ID:VZfksx0PO
>>792
>【備考】肉体変換は自分だけでなく他人の体にもできるが、今のところ他人の変換は長く保たない

余命とかのスケールで長く保たない(一日二日ならもつ)のか運動とかのスケールで長く保たない(長くて二、三十分)なのか

後者なら残酷な夢を長く見せずに済むが前者だとしてもそのおっぱいは偽物だぞ
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/24(水) 14:04:49.49 ID:B6y8IjRBo
そういえば演劇部の面々とローラ以外のキャラは部活とかやってるんだろうか
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/04/24(水) 14:25:05.34 ID:ChjaRbZIo
その辺は必要になったら描写するんじゃない?
いちいち細かく設定しておかなくてもいいでしょ
796 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/24(水) 15:40:46.54 ID:fWhkmix0o
デン「あたしはデン・ハザード。マホリオランキングが最下位で……先生に言われるまま依頼を出したんだ」


クロエ「そうなの。ま、遠慮はしないわよ」

クロエ(見た目は晶みたいにスポーツマンっぽいけれど……魔法が苦手なのかしら?)


デン「ああ!」


凜華「クロエさん、作戦はどうする?」


クロエ「初手は様子見かしらね。モミジは前と同じく攻撃が当たらないように気をつけて」


モミジ「うん!」


デン「準備はいい? じゃあスタート!」


デン自身の強さ↓コンマ÷3(端数切り上げ)
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/24(水) 15:54:17.00 ID:qVNbGt2DO
はい
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/24(水) 16:02:19.38 ID:VZfksx0PO
クォレはw
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/24(水) 17:52:25.60 ID:jXgA+gKdO
ランキング最下位(理論上最高値)
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/24(水) 18:35:03.35 ID:VZfksx0PO
仲間が足手まといなのかランキング最下位(自己申告)なのか
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/25(木) 16:28:08.14 ID:jrPXr3vHO
設定だと劣等感の塊らしいし恐らく自己申告ではなかろうか
802 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/25(木) 21:52:01.61 ID:mJQyv4IFo
デン「魔弾【シュート】!」ドシュッ


クロエ「! モミジッ!!」


モミジ「えっ?」


凜華「くっ! 氷晶盾【アイスシールド】!」キンッ


バキンッ!


凜華「ぐっ……!」グラッ


モミジ「ご、ごめん二人とも! 大丈夫!?」


クロエ「今のはモミジは悪くないわ。彼女の弾が速すぎただけ……」

クロエ(どう考えてもランキング最下位の強さじゃない……。むしろ一年生の中だけなら他の誰よりも強いんじゃ……)


凜華「クロエさん! 次来るよ!」


クロエ「! し、しーる……!」ビクッ


デン「魔弾【シュート】ォ!」ドシュッ ドシュッ


モミジ「重力魔法【グラビティ】!」グインッ!


凜華「クロエさん……」

凜華(まさか魔法が撃てなく……いや)

凜華「モミジさん、集中!」


モミジ「うん!」


デン「魔弾【シュート】!」ドシュッ


凜華「氷晶盾【アイスシールド】!」キンッ


モミジ「反重力魔法【アンチグラビティ】!」


凜華「私の盾にモミジさんの反転魔法をかけた新しい盾……」


ドッ ぐにゅう……っ


凜華「反射板【カウンターシールド】だ!」


ドシュッ!


デン「なっ……!」


ドオッ!
803 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/25(木) 21:53:01.60 ID:mJQyv4IFo
デン「いたたー……負けちゃったか」


凜華「ありがとうございました」


デン「うん。この体ももういっか」ボロッ


モミジ「ひいっ!? か、体が崩れ……!?」


デン「ふー……」

デン「や、やっぱこんなもんなんだよ。ていうかマホリオでチーム組めてなかったから最下位っていうのは建前で、絶対に誰と戦っても負けるようになってるよこれは。だって私弱いもん。それを分からせるために準優勝チームを用意してくれるなんて先生も人が悪いな〜。は〜あ、死にたい」


凜華「……えっと?」


デン「あ、私なんかのために時間取らせてごめんね。こんな最下位の奴なんて正直道端の石とも思ってないでしょ。いやそれは石に失礼か。最早いなくていい、むしろいない方がいいよね。そういうわけで私は去るよ」


クロエ「あ、あなたねえ……! めちゃくちゃ強いじゃないの! なんでそんな卑屈なのよ!」


デン「あ、お世辞でも強いなんて言ってくれるんだ。へへ、さすが本当に強い人は言うことも違う。あ〜、申し訳なくて死にたくなるね」


クロエ「は、はあ? 言っとくけど、優勝チームよりもシュートのスピードもパワーも上だったわよ」


デン「そんなわけないじゃん。そんな一年生で私が一番強いみたいな言い草されても信じられないよね。だって最下位だよ? チームも組めないような奴だよ? あ、チームメイトの二人もごめんね。こんな奴のために即席でチーム組んでくれてさ。ぜひ私のことは忘れて二人仲良く戻っていいよ」


クロエ「な……なにこの子……」


デン「これ以上皆さんの時間を奪うわけにもいかないので解散しよう。うんそうしよう。いやー、私弱いなー。なんでこんな弱いかなー……」ブツブツ


モミジ「い、行っちゃった……」


凜華「すごい人だったね……」

凜華(それより……)チラッ


クロエ「……」


凜華(クロエさんの方が深刻かもしれない……)
804 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/25(木) 21:53:27.96 ID:mJQyv4IFo
演劇部ーー


くるくま「それじゃあ君たち一年生にも演技の練習にも入ってもらうよ」


レナ「いよいよね……」


くるくま「飲み込みの早い子なら夏休みの演劇の大会で役をもらえるくらいにはなるから、みんなも頑張って」

くるくま「それじゃあ簡単に、喜怒哀楽を表現するところから。基礎だけど、ここを疎かにすると何も表現できないからね」

くるくま「ではモミジくん。『アイスが当たった』!」


モミジ『あむっ、しゃくしゃく……。……あっ! 当たったぁ!』


くるくま「荒削りだが悪くない。何が起きたのか分かる演技だった。次、ヒカリくん。『大切に残しておいたプリンを食べられた』!」


ヒカリ『ふん、ふふん♪ ……ちょっと……ボクのプリン食べたの誰?』ユラア


くるくま「ふむ、一つ手前に鼻歌を入れることで怒りとの落差を出したのか。いい考えだね。あと単純に鼻歌が可愛い」


ヒカリ「ど、どうも」テレテレ


くるくま「じゃあレナくん。『ぬいぐるみに穴が空いてしまった』!」


レナ「えっ? えっと……」

レナ『うう……ごめんねフランソワ。気をつけていたのに……』ナデ


くるくま「及第点。ぬいぐるみの存在は分かるが、もう少し悲しもう」


レナ「難しいわね……」


くるくま「最後、クロエくん。『魔法の調子がいい』!」


凜華「!」


クロエ「……や、闇よ! 我が、我が……」


凜華「部長、少しいいですか」グイッ


くるくま「?」
805 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/25(木) 21:53:55.43 ID:mJQyv4IFo
凜華「今クロエさんは魔法がスランプなんです。というより、魔法が撃てなくなってます」コソコソ


くるくま「そ、そうだったのか。それは悪いことをしたな……」コソコソ


凜華「後で詳しく話しますが、魔法関連のことはとにかくなしでお願いします」コソコソ


くるくま「ああ、分かった」

くるくま「すまないねクロエくん。正直楽しさの表現は難しいから……表情の練習からみんなでやろうか」

くるくま「笑顔、泣き顔、怒り顔……と、表情は顔で表すことができるが、実はそれだけじゃない。両手を上げて喜ぶ、肩をわななかせて怒る、痛みで跳ね回る。こういったように体全てで感情を表現することだってできるんだ」

くるくま「さ、やっていこう」


ーーーーー

ーーー




凜華「ーーというわけで」


モミジ「クロエさんは今は魔法を使うことに恐怖してるんです」


くるくま「そんな深刻なことが……。正直、あのリーダーシップは羨ましいよ。すでに一年生の中でも中心的存在になりつつあるし、それでいてみんなに気を配れる、まさに愛される者の資質がある」

くるくま「だからこそ……闇の試練なんかで落ち込んでいるのがもったいない」


レナ「まったく、部長にまで心配をかけるなんて」


くるくま「確かに心配だな。何かあればすぐ報告してくれ。演劇部の力を持ってして助力させてもらうよ」


ヒカリ「助かります、部長」
806 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/25(木) 21:54:22.96 ID:mJQyv4IFo
ガーデンーー


クロエ「ここに薬草があるの?」


ローラ「うん。ここすごいんだよ。本当にどんな植物でもあるんじゃないかなって思う」


園芸家「あらあら、さすがになんでもはないけど、そう言ってもらえると嬉しいわ」


ローラ「あ、お邪魔してます。校長先生から許可は貰ってますが……」


園芸家「ええ、聞いてます。なんでも魔獣の子のケガを治すのに薬草が必要なんだとか。そういうことならぜひ持っていってちょうだい」


ローラ「ありがとうございます!」ペコリ


クロエ「それで、どんな草なの?」


ローラ「ラクロカグサっていうんだけど……」


園芸家「あ、ラクロカならあるわよ。こっちに……」


こそこそ こそこそ


園芸家「あら」


クロエ「なにあれ? 生徒がこそこそしてるみたいだけど……」


園芸家「ふふ、素敵なイベントよ。聞きたい?」


クロエ「もちろん!」


園芸家「あれはね、結婚式の準備なの」


ローラ「けっこん……結婚!?」


園芸家「そう。毎年6月中に生徒がこっそりと開く結婚式」


クロエ「結婚式って……まだ私達子供じゃない」


園芸家「子供のごっこ遊び……のはずなんだけれどね。なぜかこの結婚式で愛を誓い合うと、卒業してからも仲良しでいられるのよ」


ローラ「ロマンチック……」
807 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/25(木) 21:54:51.92 ID:mJQyv4IFo
園芸家「ただ学校としては結婚なんて認めるわけにはいかないから、禁止はしてるのよ」

園芸家「でも、毎年場所や規模を変えて代々受け継がれてきた。どこで誰がいつやるのか、誰にもバレないように決めて。それで、今年はガーデンを使うって決めたみたいね」


クロエ「ふーん……」


園芸家「ちなみに。それを見た生徒は次の結婚式で誰かと結ばれる可能性が高くなるらしいわよ。あとは、学祭のベストパートナー部門で優勝した二人は結ばれやすいとかなんとか……」


ローラ「わ、わああ……///」


クロエ「ほらローラ、そんなのどうでもいいからぼーっとしてないで草探すわよ」


園芸家「うふふ、結婚式が楽しみだわあ……」


リリウム結婚式の情報を入手しました
 リリウム魔法学校において、毎年6月中に行われているという秘密の儀式。
 日にちも場所も規模も毎年変わり、愛を誓うカップルも一組とは限らない。
 こそこそしていた生徒は場所の下見に来ていただけらしく、結婚式を開催する側の人間のようだ。
808 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/25(木) 21:55:19.16 ID:mJQyv4IFo
ローラの部屋ーー


ローラ「しみるよ。ごめんね……」チョンチョン


水晶竜「きゃうう……!」プルプル


ローラ「はい、おしまい」


クロエ「……そんなので本当に懐いたって言えるのかしら」


ローラ「正直、懐いてくれたとはあんまり思えない。でも、この子にとって一番いいことが保健所や他の飼育員に引き渡すことなら……私は喜んで譲るよ」


水晶竜「きゅうー……?」


クロエ「……私はもう部屋に戻るわね。ティアも失礼したわ」ガチャッ


ティア【いえいえ】


パタン


クロエ(竜ねえ……。親はいったい何をしてるのかしら)


ーーーーー


クロエの部屋ーー


クロエ「ただいま」


ヒカリ「おかえり、クローー」


ダダダダダッ! バンッ!
ドゴオッ!


クロエ「おごおっ!?」


ヒカリ「な、何!? 何ごと!?」


アルシェ「ふーっ、ふーっ!」


クロエ「あ、アルシェ? いきなりタックルとはいい度胸してるじゃない……」


アルシェ「ティアのかたき……!」


クロエ「は、はあ?」


アルシェ「ティアのかたきー!」グワーッ


ローラ「ちょおっと待ったー!」バーン


水晶竜「きゃうー!」バーン


ティア「……ま、まったー」ボソッ


ローラ「アルシェちゃんは勘違いしてるよ!」


クロエアルシェ「勘違い?」
809 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/25(木) 21:55:51.92 ID:mJQyv4IFo
クロエ「なんの話か見えてこないんだけど……」


アルシェ「クロエ、ティアのこと……いじめた」


クロエ「はあ!?」


ヒカリ「クロエ!?」


アルシェ「だから、ティアのかたきうち……!」


クロエ「いじめてなんかないわよ! 言いがかりだわ!」


アルシェ「だって、ティア、痛くされたって」


ローラ「マッサージが、ね」


アルシェ「ま、まっさーじ……?」


ティア「ぃ、痛かったですけど、気持ちよかったです……よ?」


クロエ「勘違いってそういう……」


アルシェ「え、あ……」

アルシェ「……ごめんなさい」シュン


クロエ「いーわよ別に。今度から気をつけてくれれば」

クロエ「てかティア愛されてるわねー。ちょっと羨ましいわ」


ティア「///」ポッ
810 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/25(木) 21:56:22.30 ID:mJQyv4IFo
図書室ーー


嵐「ぬぐぐ……」プルプル


楓「あ、嵐。届かないの?」


クロエ(嵐と楓……。声かけようかしら)


嵐「ああ。こういうとき背が低いのが恨めしいぜ」


楓「図書室にホウキ乗り入れ禁止だもんね」


嵐「悪い、あの本いいか?」


楓「ああ、あの一番上の段の。任せて!」


ひょいっ


楓「届く?」


嵐「お、俺を持ち上げんじゃねえよ! 楓が取れよ!」


楓「えー?」ニマニマ


嵐「降ろせこの……っ」ジタバタ


楓「本気で抵抗しないよねー、嵐って」


嵐「うっがー!」


図書委員「図書室では静かにしてください!」


楓嵐「はーい……」


クロエ(何やってんのかしら……)ソソクサ
811 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/25(木) 21:57:02.06 ID:mJQyv4IFo
その夜、ローラの部屋ーー


コンコンっ


ティア「すぅ……くぅ……」


水晶竜「きゅう……きゅう……」


コンコンっ


ローラ「んー……?」モゾ…

ローラ「誰ですか……?」ガチャッ


???「夜分遅くにすみません。お休みでしたよね」


ローラ「ん……? 誰……」


???「私、そこで寝ている水晶竜の母です」


ローラ「へー……」

ローラ「へっ!?」ビクッ


水晶竜の母「さすがに竜の姿で人前には出てこれないのでこの姿ですが……」


ローラ(すごい美人さんだあ……)ポカーン


水晶竜の母「あの、それでうちの子の話なのですが……」


ローラ「あ、そうですよね。どうぞ入ってください」


水晶竜の母「失礼します」

水晶竜の母「ごめんなさいね、うちの子を保護してくれてたんでしょう」ナデナデ


ローラ「あ、はい。森で傷ついていたので……」


水晶竜の母「申し訳ないのですが……もうしばらく預かってもらえないでしょうか」


ローラ「え……?」


水晶竜の母「実は、この学校の敷地周辺に闇の者が集まり始めているのです。この子のケガの状態では飛んで逃げることもできません……」

水晶竜の母「もちろん、その間は私もこの学校の守護に当たらせてもらいます。どうでしょうか」


ローラ「ね、願ってもないことです。でも、校長先生に話してもらわないと……」


水晶竜の母「もちろんです。でも今はもうお休みなさい。夜遅くにごめんなさいね……」スッ


ローラ「っ」カクンッ


水晶竜の母「っと」ギュッ

水晶竜の母「……おやすみなさい」
812 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/25(木) 22:01:52.02 ID:mJQyv4IFo
翌日、校長室ーー


樹「そういうことなら構いませんが……」


水晶竜の母(竜形態)「ご勘案くださってありがとうございます」


樹「……闇の者が集まっているというのは本当なのですか?」


水晶竜の母「はい。ただ勢力は強くありません。ぽつぽつと現れているだけなので、対処も容易です」


樹(やっぱり昔と同じ……? これから徐々に勢力を大きくしていくのかしら……)

樹「とにかく、子供のことはお任せください。ローラさんは魔獣を世話することに関しては我が校でも随一かもしれません」


水晶竜の母「それは頼もしいですね」


現在の目標
・残りの一学期を過ごす
・七月第三週の定期テストを受ける
・演技の練習をして、役をもらう

安価↓〜↓5自由行動安価
六月第一週の一週間の行動を指定してください
4/10回目の行動です

またそれとは別に「水晶竜」「水晶竜の母」の名前を募集します
【名前を書いてくれたレス】の中で最高コンマのものを採用します(名前として相応しくないものは除外します)
募集は明日まで(今日の24:00まで)です
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/25(木) 22:12:05.29 ID:jrPXr3vHO
なんだかんだで日課になりつつあるヒカリの頭撫で撫で。
……なのだが最近ちょっとヒカリの反応が艶っぽくなってきた(少し蕩けた声や顔など)
水晶竜の名前は「クリア」で
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/25(木) 22:21:49.03 ID:vfqLnTW9O
体調不良の楓を必死で保健室に連れていこうとしている嵐を助ける。
楓から素直に感謝されて嵐のツンデレ発動。
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/25(木) 22:22:14.30 ID:Hlpm/Et90
水晶竜になでなで&マッサージのコンボ 流石にマッサージは人間のように感じないがかなり気持ちよくしてる
そのあとローラとティアにもしっかりなでな&マッサージ

水晶竜の名前はリリー 水晶竜の母の名前はヘカテルで
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/25(木) 22:26:04.65 ID:bTogIjpA0
ガーデンで眠ってる水晶竜の子を膝にのせ撫でているローラを発見、一緒にのんびりしているとレナに絡まれ騒がしくしてしまいレナ共々ローラに叱られる

水晶竜の子は>>813のクリアに賛成
母の方はラピスで
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/25(木) 22:26:37.15 ID:yMuDZBmiO
預かれることになったので水晶竜とエアロ・きゅーちゃん・ミトラ・ユーニと顔合わせ。

名前は『クリス』で、親子どちらのものでも大丈夫です。
818 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/27(土) 06:18:06.85 ID:EU8rNK2do
ローラの部屋ーー


ぽぽぽぽんっ!


水晶竜「きゅうー!」


ローラ「私のお友達だよ。みんな、仲良くしてあげてね」


エアロ「かうー!」バサバサ


きゅーちゃん「こんっ!」


ユーニ「ぶるる……」


ミトラ「わんっ!」


水晶竜の母(人形態)「こんなにたくさん……」


ローラ「こっちから、エアロ、きゅーちゃん、ユーニ、ミトラ。よろしくね」


水晶竜の母「自己紹介がまだでしたね。私はラピス。この子はクリアといいます」


ローラ「あっ、わ、私はローラです。ローラ・リーケ。よろしくお願いします」


クリア「きゅうー」トテトテ


ミトラ「……」スンスン

ミトラ「わんっ!」パタパタ


ローラ「あ、ミトラは気に入ったみたい」


ラピス「ふふ、可愛らしいですね」


エアロ「かうー……」クイクイ


ローラ「そうだね。ちょっと狭いし、お散歩に行こっか」
819 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/27(土) 06:18:33.49 ID:EU8rNK2do
ガーデンーー


ローラ「ここなら人も来ないし、クリアも出てきて大丈夫だよ」


クリア「きゅう」キョロキョロ

クリア「きゅー……」


よじよじ


ローラ「抱っこ? いいよ」ギュッ


クリア「きゅう……♪」スリスリ


ラピス「あらあら。少し妬けちゃいますね」


ローラ「ご、ごめんなさい」


ラピス「いいんですよ。懐いてくれた方が私も嬉しいですし……」クンクン

ラピス「む、この匂いは……」


ローラ「匂い?」


ラピス「少し失礼しますね」タタタッ


ローラ「行っちゃった……よしよし」ナデナデ


クリア「きゅう……」スウスウ


ローラ「寝ちゃった。気持ちよかったのかな?」ストン


なでなで なでなで


クロエ「あ、ローラいた」


ローラ「あ、クロエちゃん」


クロエ「さっきお母さんの方が走ってったけど、何かあったの?」


ローラ「分かんない。匂いがどうのって言ってたけど……」


クリア「きゅうっ」モゾモゾ


ローラ「あ、ごめんね。手止まってたね」ナデナデ


クロエ「ふふ、気持ち良さそう。私も撫でていいかしら」


ローラ「うん。どうぞ」
820 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/27(土) 06:19:12.16 ID:EU8rNK2do
なでなで


クリア「きゅああ……♪」


クロエ「可愛いわね……」クニクニ

クロエ「どう、気持ちいい? ティアを骨抜きにしたマッサージよ」


クリア「きゅー♪」


ローラ「ティアちゃんみたいにはならないけど、やっぱり気持ちよさそう」


クリア「きゅー?」トテトテ


クロエ「あら。やっぱりローラの方が好き?」


クリア「きゅっ!」コクン


ローラ「わあ、嬉しいなあ」ナデナデ


クリア「きゅー……」


レナ「あら、こんなところにいたのねクロエ」


クロエ「げ、レナ」


レナ「『げ』ってなによ。失礼ね。というよりあなたこんなところでヒマを潰してていいの? 何かすることがあるんじゃない?」


クロエ「たまの休みよ。根詰めても意味ないわ」


レナ「あらそう。なら演劇部で先に役をもらうのは私になりそうね」


クロエ「はあ? あなたが? 中々面白い冗談……」


ローラ「二人ともうるさい!」


クロエレナ「!!」ビクッ


ローラ「寝てるんだから静かに……!」ナデナデ


クリア「きゅー……」


レナ「な、な、な……! ど、ドラゴン……!?」


ローラ「……あ」ササッ


クロエ「……レナ、あっち行くわよ。うるさくしたらまた怒られちゃうわ」


レナ「え、ええ……」
821 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/27(土) 06:19:39.78 ID:EU8rNK2do
レナ「な、何よあれ。なんであんなのがいるのよ! この間ローラさんの家に行ったときにはあんなの見なかったわよ!」


クロエ「見つけたのよ。森で傷ついてたのを保護したの。騒いだらあの子の母親にも迷惑がかかるから、できるだけ内密に。いいわね?」


レナ「え、ええ……」


クロエ「それにしても……」


レナ「まさかローラさんに怒鳴られるなんて……」


クロエ「あなたが来たからよ」


レナ「あなたの反応がひどいだけでしょ。『げ』ってなによ」


クロエ「だってあなたいつも突っかかってくるんだもの」


レナ「それこそあなたが先に喧嘩売って来たからでしょう。忘れてないからね」


クロエ「あーもーやめやめ。無意味だわこんな会話」


レナ「……それもそうね」


クロエ(レナとも仲良くできたらいいのだけれど……)


ーーーーー

ーーー

822 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/27(土) 06:20:54.08 ID:EU8rNK2do
ローラの部屋ーー


クリア「きゅうー」キョロキョロ


ティア「……こっち」ポンポン


クリア「きゅ!」トテトテ


ティア「……」ナデナデ


クリア「きゅう〜」


あっんっ


ティア「……聞いちゃだめですよ」


ローラ「あんっ、ん〜っ!」


クロエ「はい、こんな感じでいい?」パッ


ローラ「はあ、はあ……うん。ごめんね、クリアが気持ちよさそうにしてたから私もしてほしくなっちゃって」


クロエ「別にマッサージくらいいつでもするわよ」


ティア「……」


クロエ「ほら次ティア。そこに寝なさい」


ティア「えっ」


アッアンッアーッ


ーーーーー

ーーー

823 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/27(土) 06:21:21.74 ID:EU8rNK2do
自室ーー


クロエ「ただいま」


ヒカリ「おかえり。またローラさんたちのところ?」


クロエ「ええ。マッサージ頼まれちゃって」


ヒカリ「……いいなあ」


クロエ「さ、次はヒカリの番かしら。膝枕してあげるわ」ポンポン


ヒカリ「……」ポテン


なでなで


クロエ「私、なんだか三人の姉か母親にでもなった気分だわ」ナデナデ


ヒカリ「くろえ……おねえちゃん?」


クロエ「なっ」ドキッ

クロエ「姉っていうのは冗談よ。ほら、気持ちいい?」ナデナデ


ヒカリ「うん。くろえの手、気持ちい……」トロン
824 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/27(土) 06:21:49.04 ID:EU8rNK2do
クロエ(なんか艶っぽい……)ドキドキ


ヒカリ「ねえクロエ」


クロエ「な、なに?」


ヒカリ「ボクも、その……マッサージしてほしいなあ……なんて」


クロエ「い、いいけど……」

クロエ(ヒカリがどんどん甘えたさんに……)

クロエ「じゃあうつ伏せで寝てもらえる?」


ころん


ヒカリ「これでいい?」


クロエ「ええ。じゃあやるわよ」


ぎゅっ ぎゅっ


ヒカリ「んっ、ふっ……」

ヒカリ「ふあ……!」

ヒカリ「ほんとにこれは……頼みたくなる気持ちよさ、だね……」ウト…

ヒカリ「く、う……」


クロエ「それはなにより」ギュッギュッ


ヒカリ「……」ウトウト…


クロエ「眠い? そのまま寝ても大丈夫よ」ギュッギュッ


ヒカリ「……ん」


クロエ「……」


ぎゅっ ぎゅっ…… なーでなーで


クロエ「……おやすみなさい」
825 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/27(土) 06:22:19.17 ID:EU8rNK2do
別の日、廊下ーー


嵐「だから楓! 無理なら寝てろって!」


楓「無理じゃないし……マホリオ挑まれたんなら戦わないと」


嵐「申し込んでくれたチームにはオレから言っとくから!」


クロエ「ちょっと、今度はどうしたのよ」


嵐「楓が体調悪いのにマホリオするって言って聞かないんだ!」


楓「せ、せっかく戦おうって言ってくれたのに……止められるわけないじゃない」


クロエ「なるほどね……」フム

クロエ「これは嵐が正しい。手伝うわ」グイッ


嵐「悪いな、ありがとう!」グイー


楓「ふ、二人とも、離して……」ゲッソリ


ーーーーー


保健室ーー


ぽいっ


クロエ「はい、楓は寝る。マホリオはまた別の日にしなさい」


嵐「そうだよ。ちゃんとオレから説明しとくからさ。今は寝てろよな」


楓「……嵐、ありがと」


嵐「……な、なんだよ」


楓「ほんとは無理しても戦える体調じゃなかったから……むりやり寝かせてくれてありがとう」


嵐「う、うるせー! 別に楓のためじゃねえからな! 倒れられてもオレも晶も困るから、それだけだからな!」


楓「嵐は優しいなあ」


クロエ(なんで目の前でいちゃつかれてるのかしら……)
826 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/27(土) 06:23:15.07 ID:EU8rNK2do
ー幕間
  クリアとラピスの授業風景ー


ローラ「それじゃあ行ってきますね」


ラピス「はい。ではクリア、私たちも行きますよ」


クリア「きゅー!」


ーーーーー


空き教室ーー


ラピス「クリアはもう人化できるのですか?」


クリア「きゅーう」フルフル


ラピス「まだダメですか……。でも、人化は簡単ですからね。慣れればいつでもできます」

ラピス「それより難しいのは言語ですよ。人と意思疎通をするのには欠かせませんからね。しっかりお勉強しましょう」


クリア「きゅっ!」

クリア《がんばる!》


ラピス「ご褒美に、ここの食堂の名物のパフェも用意してますからね。美味しいんですよ、これ。もう匂いからしてフルーティーで……」


クリア「きゅう?」コテン


ラピス「……こ、こほん。その前に姿は隠しておかないとですね。私たちがここにいるのを知ってるのはほんの一握りの人たちだけなのですから」


クリア「きゅう!」


ときどき誰もいない教室で授業が開かれる。
そんなまるで怪談のような話がすこし広まったそうな……。


現在の目標
・残りの一学期を過ごす
・七月第三週の定期テストを受ける
・演技の練習をして、役をもらう

安価↓〜↓5自由行動安価
六月第二週の一週間の行動を指定してください
5/10回目の行動です
ゾロ目で結婚式発見
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/04/27(土) 07:36:55.12 ID:202TABZYO
いつもの演劇練習中、凜華が名字で呼ばれるのを聞いて
たまにテレビで名前を聞く舞台女優さんと同じ名字だったことに気付き初対面の時から彼女に抱いていた既視感が氷解するクロエ
…そして周囲にえっ今まで気付かなかったの?的なリアクションを取られる
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/04/27(土) 08:21:24.20 ID:/YvqUHiqO
以前の敵討ちの件の誤解が完全には解けていなかったらしく、納得するためにティアを伴って自分へのマッサージを要求するアルシェ。
未体験の感覚に声を押し殺して耐えるも、ティアに自分の顔を見られて恥ずかしさから、ティアもそんなアルシェを見て互いに顔が真っ赤に。

それにしてもクロエはもう卒業したらマッサージ師になれるんじゃないかこれw
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 08:26:18.33 ID:fzT36A+eO
『闇』の悪夢再び。演劇部のメンバーやクラスメイト、さらにはヒカリやローラといった親しい人間が闇に飲まれて消えていく光景を見て思わず飛び起きる。
目が覚めてヒカリがそこにいることに気付き安堵するも号泣。不安からかその日はヒカリに抱き付いて一緒のベッドで眠ることに。
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 08:30:32.59 ID:O/2VvnpTo
>>756の 3.お友達になってくれませんか を受ける
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 08:35:58.70 ID:aNEtLbJDO
これまでのお礼としてローラがクロエにナデナデとマッサージをする
クロエのように上手く出来ないが、クロエはその気持ちだけで嬉しくなる
832 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/04/27(土) 10:51:03.75 ID:rEqZ6JPoo
掲示板前ーー


クロエ「お友達になってくれませんか……ねえ」

クロエ「文面はいたって普通……どんな人が出てくるかむしろ楽しみね」


???「あ、あの……あなたがクロエさん、ですか?」


新キャラを募集します
現状出てきた名無しキャラに名前を与えることも可能です(先生でも可)

テンプレート↓
【名前】
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】(友達を募集した理由があればそれもお願いします)

安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 11:22:09.78 ID:wgcZ3talO
【名前】朝霧 閑(あさぎり しずか)
【容姿】黒髪のセミショートで瞳は暗い藍色。身長は平均的だが胸はやや豊満
【性格】物腰は穏やかで優しい、相手に尽くすタイプ。しかし実はかなりの依存気質で、優しさは見捨てられることに対する恐怖の裏返し
【得意魔法】対象一人の身動きを封じる。しかしこの魔法を行使している間は自分自身も動けなくなる
【備考】やや過剰とも言えるほどに献身的。そのせいで人から距離を置かれることもしばしば。彼女自身は自分のそういった態度が人を遠ざけているということに全く気付いていない
そうした事情で入学してからもなかなか親しい友達ができずに悩んでいた為、今回の友達(依存相手)募集に踏み切った
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