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【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十八輪目】
- 698 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/26(日) 15:14:31.89 ID:ufaqjTIQo
-
天乃「大丈夫、さすがにエッチな要求は拒否するから」
そもそも、そんなことを要求してきたら俗物的過ぎて神ではないような気はするが
そういった問題が多くあった神もいるのだから否定はしきれない
それに、天乃に性的な接触を図るのは不幸にしかならない
最悪の場合、バーテックスを嗾けられる事さえあり得るだろう
天乃「私の体を好きかってさせるつもりはないわ」
友奈「神樹様は、分かってくれるでしょうか?」
天乃「分かってもらうのよ」
そうするしかない
天の神さえ倒してしまえば、
説得しきれずに神樹様の寿命が尽きたとしても問題はないかもしれない
だが、本当の意味で救われたいと願うのなら
色んな事があったとはいえ
これまで人類を守り続けて下さったことに感謝する心が僅かにでもあるのならば
神樹様をただ枯らせるわけにはいかない
天乃「大丈夫、簡単ではないかもしれないけれど……でも、なんとかするわ」
- 699 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/26(日) 15:43:22.09 ID:ufaqjTIQo
-
友奈「久遠先輩なら、何とかできそうな気はします」
人だって、妖怪だって関係なく仲間に出来ているのだから
神様の説得だって出来るだろうと友奈は思って
でも、だからこそ思う考えを舌の上で転がす
友奈「でも……」
天乃「何か不安なことでもある?」
友奈「いえっ、不安と言うほどのことじゃないんですけど」
天乃「なにかあるんでしょ?」
友奈「その……久遠先輩のことだからまた増やしちゃうんじゃないかなって」
また増やす
その言葉の意味はすぐに分かって、天乃は苦笑する
確かにそう
常識で考えれば増やしすぎている
天乃「流石にこれ以上は増えたりしないし、神樹様はそこまでならないでしょ」
友奈「でも、久遠先輩の説得で九尾さんみたいに人になろうとするかもしれないですよ」
天乃「神樹様自身に、もうそれだけの力は残ってないと思う」
そんな戯れが出来る余裕があるのなら神婚に踏み切ることはなかったはず
天乃「心配しなくても、神樹様に盗られるようなことはないわ」
- 700 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/26(日) 16:35:15.77 ID:ufaqjTIQo
-
友奈「久遠先輩は、盗られそうです」
友奈は否定して、顔をしかめる
浮かべた困り顔
瞳の奥で、考えが回っているのが見えた
天乃「確かに、今は病弱でそういうイメージがあるだろうけどそんなことないからね?」
友奈「今は、そうなので」
九尾や千景、若葉達がいるから
大丈夫と言えば大丈夫ではあるけれど
万全に近い状態の時だって、
奪われてしまったものはあるのだから
友奈「神樹様にも油断しないでください」
天乃「ええ、分かってるわ」
笑うと、笑い事じゃないです。と、友奈はむっとして
だから、天乃は微笑む
天乃「もし、盗られてしまうようなことがあったら……必ず取り返しに来てね」
友奈「えっ」
天乃「油断はしないし、そうなるつもりはないけど絶対にならないとは言い切れないから」
それでもなったとき、天乃に自力で抜け出す力があるとは限らない
だからと口にする天乃を、友奈は不安げに見つめて、拳を作る
友奈「絶対に、助けます」
そうならないのが第一ではあるけれど
もしも万が一そうなってしまうことがあったら
その時は何が何でも助け出すと、友奈は心に誓って、答えた
- 701 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/26(日) 16:46:23.01 ID:ufaqjTIQo
-
1日のまとめ
・ 乃木園子:交流無()
・ 犬吠埼風:交流有(みんなの状態、園子)
・ 犬吠埼樹:交流無()
・ 結城友奈:交流有(力の譲渡、大丈夫、助けて)
・ 東郷美森:交流無()
・ 三好夏凜:交流無()
・ 乃木若葉:交流無()
・ 土居球子:交流無()
・ 白鳥歌野:交流無()
・ 藤森水都:交流無()
・ 郡千景:交流無()
・ 伊集院沙織:交流無()
・ 九尾:交流有(高嶋友奈)
・ 神樹:交流無()
2月3日目 終了時点
乃木園子との絆 105(かなり高い)
犬吠埼風との絆 127(かなり高い)
犬吠埼樹との絆 112(かなり高い)
結城友奈との絆 141(かなり高い)
東郷美森との絆 143(かなり高い)
三好夏凜との絆 170(最高値)
乃木若葉との絆 112(かなり高い)
土居球子との絆 59(中々良い)
白鳥歌野との絆 57(中々良い)
藤森水都との絆 49(中々良い)
郡千景との絆 59(中々良い)
沙織との絆 145(かなり高い)
九尾との絆 80(高い)
神樹との絆 ??(低い)
- 702 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 16:48:31.48 ID:Qm7JPFOvO
- 1日のまとめ久々に見たな
- 703 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/26(日) 17:03:14.31 ID:ufaqjTIQo
-
√ 2月4日目 朝 (病院) ※日曜日
01〜10 大赦
11〜20
21〜30
31〜40 沙織
41〜50 夏凜
51〜60
61〜70
71〜80 樹
81〜90
91〜00 東郷
↓1のコンマ
- 704 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 17:37:59.37 ID:Qm7JPFOvO
- あ
- 705 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/26(日) 18:40:20.89 ID:ufaqjTIQo
-
√ 2月4日目 朝 (病院) ※日曜日
沙織「久遠さん、調子悪い?」
天乃「ん……平気よ」
子供に会いに行きたくてもひとりでは行けず、
やれることがなくても早く起きてしまう天乃がぼうっとしていると、
精霊としてではなく人間として扉から入ってきた沙織は、おもむろに体調を訊ねた
体を起こして見える沙織の表情
あまり感情の起伏を感じさせないのは、何か考えていることがあるからだろう
天乃「なぁに? 園子たちのこと?」
沙織「そうだね……園子ちゃんは昨日と違って体調も良さそうだから出来ると思う」
天乃「やっぱり、祟りは治まってるのね?」
沙織「十分牽制したって判断なのかはわからないけどね」
昨日の夕方に風が来たのもそうだけれど、
友奈に力を渡したあたりから嫌にタイミングよく鎮まってくれたらしい
それは今日も同じようで
園子だけでなく夏凜達もみんな調子が良いのだ
- 706 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/26(日) 18:52:41.02 ID:ufaqjTIQo
-
天乃「そう? それなら――」
沙織「でも、久遠さんは平気?」
天乃「私も大丈夫」
心配そうに言う沙織は、
天乃の浮かべる笑みをじっと見つめて、逸らす
小さく息を吐くと「あのね」と切り出した
沙織「結城さんに母乳飲ませたよね? 昨日」
天乃「えっ?」
沙織「昨日の夜に戻ってきた結城さんから久遠さんの力を感じたから、そう思って」
まさか結城さんが勝手にしたわけじゃないだろうし。と
天乃が眠っている間にそんなプレイに興じたわけではないだろうと断定して、問いかける
天乃の力は非常に特殊だが、普通なら
そう、風達ならば気づくことは難しいが
沙織たち、天乃の精霊としての力を持ち合わせている存在ならば、感じ取ることは容易だった
沙織「分かってると思うけど、久遠さん自身の力を与える以上負荷がかかるんだよ?」
- 707 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/26(日) 19:07:15.07 ID:ufaqjTIQo
-
天乃「それは、うん。分かってるわ」
沙織「園子ちゃんに力を分けて大丈夫?」
実際問題、各勇者に力を分け与える際に
天乃にかかる負担が均一であるという保証はない
満開をして、神樹様に補われている部分が多ければ多いほど負担がないかもしれないし
逆に、補われている部分が多いからこそ負担が大きくなるかもしれない
もしも後者であるならば
天乃への負担は計り知れないものとなるだろう
沙織「本当に体調は問題ない? 少しでも変なところがあるならダメだよ?」
天乃「ぼーっとしてたから、心配してるのね」
沙織「だって」
天乃「大丈夫よ。友奈に返した時の負担は軽かったから」
理由は分からない
以前行ったことがあるからかもしれない
高嶋友奈の因子があるからかもしれない
でも、体調に問題はない
1、予定通り園子に力を流し込むわ
2、私にどんな影響があるか。それも含めて確かめる必要があるわ
3、ありがとう。でも、大丈夫よ
4、沙織は、みんなよりも私を優先するの?
↓2
- 708 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 19:17:55.76 ID:Qm7JPFOvO
- 3
- 709 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 19:18:18.64 ID:x79ydXG10
- 1
- 710 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/26(日) 19:27:21.98 ID:ufaqjTIQo
-
では少し中断とさせていただきます
再開は21時頃を予定しています
- 711 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 19:36:57.57 ID:Qm7JPFOvO
- 一旦乙
さおりんなら精霊の力がなくても気付きそう
- 712 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/26(日) 21:06:05.75 ID:ufaqjTIQo
-
ではもう少しだけ
- 713 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/26(日) 21:31:09.89 ID:ufaqjTIQo
-
天乃「予定通りに私の力を園子に流すわ」
沙織「大丈夫、なんだよね?」
天乃「万全かどうかで言えば八分だとは思う」
友奈に力を渡した気怠さや苦しさはないものの
その事実は変わらない
であれば、大きく見積もって八分
天乃「でも、園子に渡すのには十分なはずよ」
沙織「久遠さんの体への負担は? 平気なの?」
天乃「それは、分からないけど……でも、猶予はない」
沙織「……平然と言うんだね」
天乃「今までどれだけ私が苦労したか、知らない貴女じゃないでしょ?」
天乃は笑うようなことではないことを、笑って言う
思い返して、困った笑み
沙織はぐっと飲み込んで首を振る
沙織「過去がどうじゃない、今がどうかだよ」
天乃「止めても、やるわよ」
沙織「知ってるよ。知ってるけど……無理はしてほしくないよ」
- 714 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/26(日) 22:00:18.77 ID:ufaqjTIQo
-
沙織「今更こんなこと言ったところで無駄だけどね」
沙織は諦めて言うと困った顔でベッドに膝をかける
軽く踏み込んで軋む音
性的欲求を感じない沙織の手は、
ベッドの上の天乃の手に触れて、登って……重なる
沙織「みんなで一緒に居続けるために、頑張るんだもんね。前とは違う」
天乃「なら、分かるでしょ?」
沙織「でも、分かるよね?」
沙織だけでなく、
友奈も、みんなも
だからと言って無茶してほしくはない
沙織「……まぁ、良いよ。うん、必要なことだもんね」
天乃「みんながいてくれるから出来るのよ。それを忘れないで」
離れた沙織の手を掴んで
驚いて振り向いた沙織の目をまっすぐ見る
天乃「今も昔も、沙織は私の大事なパートナーよ。無力じゃないわ」
沙織「……狡い」
天乃「貴女が言うなら、そうかもしれないわね」
自由になった身体
下半身が動かせるからこその身軽さで沙織を引き、胸に抱く
天乃「ありがとう、頑張るわ」
天乃は笑顔で、そう言った
- 715 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/26(日) 22:10:41.16 ID:ufaqjTIQo
-
沙織と一緒に、園子たちのいる病室へと向かった天乃は、
真っ直ぐに園子のベッドへと、向かう
園子「天さん、来たんだねぇ」
天乃「ええ、体調はどう?」
園子「体調は快調、気分は上々だぜ〜」
のほほんとした声で、園子は答える
茶化すような言葉選び、溶けそうな柔らか笑顔
シリアスに捉えられるべき流れを完全に断ち切る園子の態度に、天乃も笑みを浮かべる
天乃「それは良かった。園子は注射で良さそうね」
園子「点滴とかで慣れてるけど、それはパスがいいな〜」
天乃「大丈夫、痛いのは一瞬だから」
園子「せめて天井のシミを数えてる間とか」
天乃「……シミ、ないわ」
天井を見上げる天乃の一言に
周囲の誰かの「えぇ……」という呆れ声
園子は苦笑して、友奈をちらっと見る
園子「私もゆーゆと同じが良いな〜」
- 716 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/26(日) 22:33:19.04 ID:ufaqjTIQo
-
園子の甘える声は友奈に思い出させたのだろう
顔を赤くした友奈は顔を背けて布団に潜り、
察した東郷が「したの? しちゃったの?」と羨ましそうに友奈に声をかけて
なぜか「あれはそういう……」と、風は悟った言葉を呟く
園子「いいな〜いいな〜」
天乃「そんな楽しむようなものじゃないわよ?」
園子「苦しいことを注射かちゅーちゅーのどちらかでするってなったら、ちゅーちゅーが良いよね〜」
東郷「良いと思うわ、そのっち」
夏凜「なんで東郷が答えてるのよ」
樹「友奈さんは……今見る限り大丈夫そうですね」
天乃「友奈は耐性があるからね。でも、風達は分からない」
だから先に園子に試す
もう一度それを話して、カーテンを掴む
天乃「病室から出て行ってとは言わないけど、覗いたりしないでね」
夏凜「覗かないから心配すんな。やるやつは仕留める」
東郷「大丈夫よ夏凜ちゃん。さすがに、私もそんなことしないわ」
睨まれ、東郷は否定する
そんなみんなを見て、園子は嬉しそうで
園子「……私の結果次第。なら、失敗は出来ないんよ」
覚悟を決めて、笑顔を見せた
- 717 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/26(日) 22:38:44.85 ID:ufaqjTIQo
-
安価下1〜2
コンマ判定一桁
0最小 9最大
※コンマ+2(0を除く)
- 718 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:42:20.67 ID:Qm7JPFOvO
- はい
- 719 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:44:21.91 ID:P74tosko0
- あ
- 720 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:51:23.52 ID:ADONegFsO
- これはヤバそう
- 721 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/26(日) 23:00:48.77 ID:ufaqjTIQo
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
指定が抜けましたが、1.園子2.天乃
東郷「待ってください久遠先輩」
東郷「そのっちに母乳を飲ませるから見られたくない。と思っていると思いますが」
東郷「世に出たとき、いつも人の目がないところで授乳できるとは限りません」
東郷「外でぐずった赤ちゃんに授乳した時の周囲の目、それの練習をすべきでは?」
天乃「言われてみれば……」
夏凜「哺乳瓶使えぇっ!」
- 722 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:06:29.47 ID:Qm7JPFOvO
- 乙
そのっちが…やってもうた…
しかも久遠さんの方はダメージ少ない分余計に責任感じそう…
- 723 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:15:25.22 ID:ADONegFsO
- 乙
園子…生きろ……!
- 724 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 02:01:40.93 ID:W6Tm9tdDO
- 乙
今まで久遠さんに助けられてきた勇者部+αが久遠さん救出することになったら熱い展開だな
そして園子頑張れ超頑張れ
- 725 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/27(月) 19:58:11.47 ID:m39Jn9KLo
-
では少しだけ
- 726 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/27(月) 20:10:33.39 ID:m39Jn9KLo
-
天乃の力でもある母乳を与えたのはほんの数分間だった
祟りの影響もあって弱っていたのだろう
本当の赤ん坊のように弱弱しい唇の触れ方で咥えこみ、
歯ではなく唇での圧迫とは違う吸い付き
母乳が吸い出されていくのと同時に力が吸い出されていく
体の内側に溜まっていた力が次から次へと奪われて
授乳を終えるころには、
天乃は眩暈を感じて俯き、額を抑え、疲れ切ったため息を吐いた
天乃「……園子、大丈夫?」
何とか声を絞り出して、問いかける
ぼんやりとする視界を定めようと目を細めて、顔を上げる
天乃「園子?」
園子「けふ……っ」
母乳を飲んだ赤ん坊がげっぷをするかのような軽さだった
園子自身も、それが何なのかをすぐには分からずに、口元から滴り落ちたものに目を落とす
白いシーツがだんだんと、紅くなっていく
園子「ぁ……コプッ」
一度流れ出てしまえば
それを止めることはもう、意思ですら叶わなかった
- 727 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 20:37:11.52 ID:V0DCRuycO
- そのっち…
- 728 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/27(月) 20:40:11.54 ID:m39Jn9KLo
-
天乃「園子っ!」
際限なくあふれ出てきていそうな血の流れが、
喉元で滞留して窒息しないように、仰向けにならないように支える
もう片方の手でナースコールを引っ張り出し、鳴らす
天乃「無理に飲み込もうとはしないで、肺に入るわ」
園子「あ゛ぅ……げっ」
時折血を噴き出して、寄り添い支える天乃までもが赤く染まっていく
天乃「……頑張って、すぐに先生が来てくれるから」
絶え間なく血が溢れ出ていく苦しさ
焼かれるようなのどの痛み
吐いても吐いても止まらなくて、息苦しくて、涙が出てきて死にそうになって、もう駄目だと諦めそうになって
退いたかと思って息を吸えば、また吐血する
地獄のような経験を経た天乃は、園子のもの言えない苦悶の表情をまっすぐ見ながら、背中を擦る
頑張ることの難しさを、天乃は知っている
けれど、諦めたら終わりであることも、天乃は良く知っているから
頑張れば何とか出来ることであると、分かっているから
天乃「お願い、辛いだろうけど……耐えてっ」
- 729 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/27(月) 21:09:22.70 ID:m39Jn9KLo
-
風「天乃……」
ナースコールを押してから数分も待たずに駆けつけてくれた医師たちに園子を託し、
ベッドの上で園子に寄り添うような姿勢のまま動かない天乃へと、風は恐る恐る声をかける
天乃「……覚悟は、してたわ」
風「覚悟って」
天乃「私の力だもの。園子には重すぎるから……ね」
園子ほど神樹様の力に満ちている子が
天乃の力を受けて無事で済むはずがない
友奈のように穏やかではいられないと、分かっていた
それでも、実行した
そうしなければならないと言う理由もあるが
園子なら大丈夫だと、信じているからだ
天乃「でも、実際に目の当たりにすると……耐え難いものね」
夏凜「天乃……?」
園子の血に染まった手は震えていて、握りしめた途端に指の隙間から滴る
天乃は血だまりを吸い込んだベッドの上で息を吐く
酷い鉄臭さと、それに交じった刺激臭を鼻に感じ、
布団の上に置いた手は、びちゃりと沈み込んで――
夏凜「風ッ!」
風「!」
慌ててベッドから飛び出た夏凜と、その声に反応した風が身を乗り出す
けれど、その手が届くよりも先に
天乃の体は血だまりの中に、崩れた
- 730 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/27(月) 21:14:53.45 ID:m39Jn9KLo
-
√ 2月4日目 昼 (病院) ※日曜日
01〜10 樹
11〜20 夏凜
21〜30
31〜40
41〜50 友奈
51〜60
61〜70
71〜80 東郷
81〜90
91〜00 風
↓1のコンマ
※空欄は夕方移行
- 731 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 21:15:26.20 ID:yDRAUYzwO
- あ
- 732 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/27(月) 21:39:57.72 ID:m39Jn9KLo
-
√ 2月4日目 昼 (病院) ※日曜日
天乃「ん……」
異様に重い瞼を何とか持ち上げて、瞳に光を取り入れていく
ぼやけていた視界がだんだんと鮮明さを増すに連れて
すぐ目の前に、人がいるのが分かった
夏凜「まだ寝てなさいよ」
天乃「か、りん?」
天乃が声をかけるよりも先に、その人――夏凜は目を覚ましたことに気付き
手元の本から顔を上げると
天乃の前髪を払って、額に手を乗せる
夏凜「熱とかはなさそうだけど……まぁ、安静にしておいたほうが良いわ」
天乃「…………」
夏凜「何があったか、覚えてる?」
天乃「……ええ」
忘れるわけがない
園子に力を与え、吐血する姿を目の前で見て
力を与えたことによる反動で、天乃も気を失ったのだ
正直なところ、園子が運ばれるまで持っただけでも良く耐えた。と言われるくらいには消耗していた
- 733 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/27(月) 21:58:48.85 ID:m39Jn9KLo
-
夏凜「園子はまだ意識が戻ってない」
天乃「手術も治療も、血を止める程度が限界よね」
吐血が収まるのを待って、
集中治療室にでも寝かせて、見守っているのだろうと、天乃は思う
園子は病気じゃないし怪我でもない
天乃の力を受けたが故の拒絶反応だ
出血箇所を特定してふさぐくらいのことは出来るかもしれないが
それ以上のことは何もできない
夏凜「アンタ、大丈夫なの?」
天乃「ええ、私は貧血みたいなものだから」
夏凜「そうじゃない」
天乃「……園子のこと?」
夏凜「目の前で、しかもあんたの力が原因」
覚悟をしていたとは言っていたが
気を失う直前の反応は、大丈夫には見えなかったと夏凜は言う
- 734 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/27(月) 22:29:39.38 ID:m39Jn9KLo
-
天乃「そう、見えちゃった?」
夏凜「見えちゃった? じゃないわよ」
天乃「……ごめんなさい」
覚悟はしていたが、さすがに応えた
震えてしまっていたし、それは見られたことだろう
天乃は言い訳を考えることなく、夏凜へと目を向ける
天乃「ある程度の予想はしていたし、覚悟もしていたのだけど……ダメだった」
夏凜「でしょうね」
天乃「でしょうねって、軽くない?」
夏凜「私も同じ経験したことあるのよ。知らないわけじゃないでしょ?」
目の前で崩壊していくのを見てしまった
瞬く間もなく自分も相手も血に染まっていって……何もできなかった
呆然と、唖然と、
頭の中も何も、真っ白になって空っぽだった
夏凜「……アンタは平気?」
1、袖をつかむ
2、一人にはしないで
3、大丈夫よ。ありがと
4、園子は、大丈夫かしら
5、大丈夫って言ったら?
↓2
- 735 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 22:32:57.16 ID:V0DCRuycO
- 5
- 736 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 22:34:35.71 ID:RF9CiUlw0
- 4
- 737 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/27(月) 22:37:47.53 ID:m39Jn9KLo
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
- 738 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 22:47:45.58 ID:V0DCRuycO
- 乙
確かに久遠さんが吐血したときと似たような状況だったな
夏凜ちゃん、久遠さんを支えてあげてくれ…
- 739 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/28(火) 02:20:57.65 ID:xRuy8KC9O
- 乙
夏凜クリニックのお時間です
- 740 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/28(火) 20:20:16.98 ID:Xw0P1IMAo
-
では少しだけ
- 741 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/28(火) 20:28:14.79 ID:Xw0P1IMAo
-
天乃「園子は、大丈夫かしら」
夏凜「園子自身の頑張り次第なんじゃないの?」
天乃「そんな適当なこと……」
夏凜「出来ることなんて、身の回りのケアが限度でしょ」
夏凜達に出来るのは、
今の夏凜のように寄り添うことを除けば、
園子の身の回りのケアくらいだろう
痛みを分かつことも、苦しみを共有することも、肩代わりすることも出来ない
それを背負うことになった園子自身が、どうにかしなければならない
天乃の穢れを肩代わりした経験が夏凜にはある
今の園子に匹敵するなんて甘いことを言うつもりはないけれど、
それもやはり、自分の頑張り次第だった
夏凜「アンタが一番、良く分かってることでしょ」
妊娠と出産の苦しみ、それによる力のバランス崩壊
どれもこれも、他人にお願いできるようなものではなかった
絶対に死なないと、負けないと、天乃自身の頑張りが重要だった
夏凜「確かに、天乃の穢れなら、身を挺して引き受けることも不可能じゃないけど……してどうにかなることじゃない」
天乃「……そうね」
- 742 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/28(火) 20:36:28.34 ID:mwaysm5YO
- 辛いけど見守るしかないよな…
- 743 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/28(火) 20:50:30.85 ID:Xw0P1IMAo
-
分かってはいる
しかし、だからといって何も出来ないのは嫌なのだ
園子への不安を感じる天乃のつぶやきを一瞥して、夏凜は手元の本を棚に置く
夏凜「ほんと、無力さを痛感するわよね」
天乃「私の時も、そうだった?」
夏凜「もどかしくて堪らなかった」
文化祭の二日目
一番楽しみにしていた劇当日の、前夜に寄り添った
その結果―ではないが―天乃が体調を酷く崩した事もあった
夏凜「何かできないか、してあげられないか。そう頑張って、報われないどころか悪化して」
自分が傍に居てもだめかもしれない
自分が傍に居る事こそが原因なのかもしれない
自責の念に駆られ、暴走しかけたこともあった
夏凜「……正直、どうにかなりそうだったわ」
天乃「別に、夏凜のせいじゃなかったのに」
夏凜「それはそうだったけど、私が一緒にいたせいだって思うに決まってるでしょ、あんなの」
- 744 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/28(火) 21:14:24.61 ID:Xw0P1IMAo
-
自分が一緒にいたときだけ、かなり酷いことになった
天乃の先祖、久遠陽乃による未来予知的な力の譲渡が、
夏凜の先祖に行われていたということもあって
それが影響しているのではないかとか、嫌な考えばかりだった
夏凜「今回は天乃の力を渡したからだし責任感じるのは分かる。勘違いじゃないし、事実でもあるから」
下手に誤魔化さない
事実は事実だ
真実を否定したところで、覆すことが出来ることではない
夏凜「けど、園子は覚悟を決めた。あんたはその覚悟を信じた。そうでしょ?」
天乃「ええ」
夏凜「だったら、そんな不安そうな顔してたらダメなんじゃないの?」
天乃「……それは、分かってるのよ。でも、あんなものを見てしまったら恐れずにはいられない」
園子を信じられないのではない
それを蝕む力、それによる影響が恐ろしいのだ
天乃「夏凜も分かるでしょ?」
夏凜「分かるわよ」
その恐ろしさに震える手
天乃は自分のその手を嘲笑するように笑って言うと、夏凜を見て
その気持ちがわかるからか
夏凜は否定するでもなく同意して――その手を握る
天乃「っ」
夏凜「分かるけど……それに負けるな」
- 745 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/28(火) 21:46:46.96 ID:Xw0P1IMAo
-
夏凜「怖いのは分かるけど、それに折れたら終わるわよ」
折れかけたからこそ、夏凜は確信を持って言う
天乃のそんな姿は見たくない
夏凜「園子を信じるんでしょ? だったら、信じて待つ……怖いなら、私があんたの傍に居るから」
今度は、今度こそは、ちゃんと
天乃の苦しみを少しでも軽減できるように
抱える不安を少しでも払拭できるように
天乃「夏凜……」
夏凜「今度こそ、あんたの力になるわ」
天乃「……違うわ」
今度こそなんかじゃない
いつも、夏凜は力になってくれていた
天乃の体調があまりにも不安定すぎて
不安にさせたし、怖い思いをさせたし、嫌な思いをさせただろう
でも、ちゃんと力になってくれていた
天乃「夏凜にはずっと甘えさせて貰ったわ」
握ってくれている手を、握り返す
天乃「ありがと」
夏凜「ま、まぁ……当然よっ」
思わず語尾が上ずった夏凜は
ちょっぴり気恥ずかしそうに目を逸らして「当然でしょ」と、言い直した
- 746 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/28(火) 21:52:20.52 ID:Xw0P1IMAo
-
√ 2月4日目 夕 (病院) ※日曜日
01〜10 友奈
11〜20 夏凜
21〜30
31〜40 東郷
41〜50 悪いこと
51〜60
61〜70
71〜80 樹
81〜90
91〜00 大赦
↓1のコンマ
- 747 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/28(火) 21:57:32.08 ID:mwaysm5YO
- あ
- 748 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/28(火) 22:06:22.31 ID:Xw0P1IMAo
-
では少し早いですがここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
友奈「………」ヒョコッ
天乃「あら、また来たの?」
友奈「ぁ……そ、その……なんというか」
天乃「大丈夫よ。おいで」
友奈「でも」チラッ
夏凜「別に気にしないわよ。そもそも、ここ天乃の病室じゃなくて私達の病室だし」
天乃「えっ」
- 749 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/28(火) 22:14:00.25 ID:mwaysm5YO
- 乙
久遠さんのことで辛い経験をしてきた分夏凜ちゃんの成長がここで活きてきたな
そしてどういうわけか友奈ちゃんの出現率がうなぎ登りだが…?
- 750 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/28(火) 22:55:19.88 ID:4aZsE4AWO
- 乙
ずっと友奈のターン!
- 751 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/29(水) 20:42:09.29 ID:cejURvBho
- では少しだけ
- 752 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 20:58:45.96 ID:t5qHuKEOO
- きてたー
- 753 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/29(水) 21:06:26.71 ID:cejURvBho
-
√ 2月4日目 夕 (病院) ※日曜日
天乃「そろそろ、みんなのいる病室に移動してもいいと思うの」
夏凜「祟りがどう影響するか分からないから駄目って言われてんでしょ?」
諦めなさいよ。と呆れたように言う夏凜だったが、
その気持ちは分かるからだろう
少し、笑みを見せる
何とかしたいが出来ない
そんな困った笑みだ
夏凜「祟りの件が解決するまでは、無理かもしれないわよ」
天乃「……いてわかるだろうけど、ここって一人だと何にもないのよ?」
夏凜「それは分かるけど――っと」
パタンッと、夏凜が本を閉じる
天乃に向けられていた目は扉の方に向かって
その先を確かめるべく体を起こした天乃は「あら……」と、声を漏らす
天乃「友奈?」
夏凜「分かるの?」
天乃「昨日一日中いた気配を忘れる私じゃないわ」
扉の奥
まだ病室に入ってきていない気配
それが友奈であると断言した天乃に応えるように、扉はゆっくりと開く
友奈「……」
顔を覗かせたのは、やっぱり友奈だった
- 754 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/29(水) 21:23:54.45 ID:cejURvBho
-
天乃「ほら」
夏凜「こんなことで勝ち誇られても」
天乃「言い訳可愛い」
夏凜「は?」
自慢気な天乃と、
威圧的な視線を天乃に向ける夏凜
喧嘩のようで喧嘩に満たない他愛もないやり取り
それを横から見ていた友奈は
邪魔したと思ったのか
申し訳なさそうに、天乃たちのもとに近づく
友奈「……ごめんね、邪魔しちゃって」
夏凜「別に気にしてないわよ。私は」
天乃「夏凜は私といると退屈なんだって」
夏凜「んなこと言ってないでしょ」
天乃「ずっと本読んでたし」
夏凜「あんたが眠そうにしてたからでしょ」
天乃「なにか話してくれれば眠れたのに」
夏凜「あんたにとって私の話は校長の無駄話レベルなの?」
- 755 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/29(水) 21:51:30.84 ID:cejURvBho
-
友奈「……や、やっぱり邪魔、だった?」
天乃「ううん、大丈夫。みんなでいる方が好きよ。私」
夏凜「……ちょうどいいから、友奈変わって」
友奈「えっ?」
夏凜「トイレにもいきたいし、少し天乃のこと任せる」
友奈「えっ、あっ、かっ」
夏凜の唐突な申し出―ほぼ強制―に困惑して出遅れた友奈が、
夏凜ちゃん。としっかり呼ぶよりも早く、夏凜は手を振って病室を出ていく
自分がいると友奈がやりにくいと思っての気遣い
だが、友奈はそれこそやりにくいのか
どうしよう。と呟く
天乃「…………」
一日中いなかったことをからかわれた?
いや、そんなことする子たちじゃない
なら、このオドオドしているような雰囲気はなんなのだろうか
友奈「……ごめんなさい」
天乃「ううん、別に謝らなくて大丈夫よ」
1、何かあったの?
2、東郷に余計なことでも聞かれた?
3、夏凜は勝手にやっただけよ
4、一緒に寝る?
5、話しづらい?
↓2
- 756 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 21:56:02.18 ID:DPX7Cq330
- 1
- 757 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 21:57:11.67 ID:t5qHuKEOO
- 1
- 758 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 21:58:14.02 ID:L7VhSheVO
- 5
- 759 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/29(水) 22:07:51.10 ID:cejURvBho
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
天乃「東郷に余計なこと聞かれた?」
友奈「…………」コクッ
東郷「友奈ちゃんっ!?」ガタッ
東郷「何も言ってないわ!」
夏凜「日頃の行いってやつよ」
東郷「冤罪だわ!」
- 760 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:19:46.86 ID:t5qHuKEOO
- 乙
友奈ちゃんへのセクハラ被害が深刻な件
まぁ確かに恥じらう友奈ちゃんはかわいらしいんだけどね
- 761 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:42:37.84 ID:L7VhSheVO
- 乙
友奈もたまには大胆に出ないと
- 762 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/30(木) 20:43:44.77 ID:XH+Xg0E/o
-
では少しだけ
- 763 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 21:00:32.83 ID:gbYFMk9sO
- あいあいさ
- 764 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/30(木) 21:17:11.14 ID:XH+Xg0E/o
-
弱気な友奈は口を開きかけては、閉じてしまう
昨日の今日でこれなのだ
何か関係があるのだろうと思いつつ、天乃は友奈を刺激しないよう、見つめる
天乃「何かあったの?」
友奈「っ」
天乃「……無理に、言わなくてもいいけど」
びくっとした反応
元々大きく開かれていた瞳が股一段と大きくなったのを見て、
優しく、止める
気になることではあるけれど、無理に聞くべきではない。と。
友奈がこんなになってしまうこと
きっと、友奈にとっては憚られるようなこと
余り、口にしたくはないのだろうと、思って。
天乃「ただ、体調が優れないとかではないのよね?」
友奈「それは、はい……大丈夫、です」
天乃「ならいいわ。それだけ聞ければ大丈夫」
- 765 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/30(木) 21:41:39.46 ID:XH+Xg0E/o
-
モジモジとする友奈は、きゅっと結んだ唇を開く
天乃を一瞥して、
なぜだか申し訳なさそうに目を背けて、また目を向ける
目と目が向かい合うと、逃げてしまう
余りのいじらしさに微笑んだ天乃は、
布団を軽く捲って、招く
天乃「入る?」
友奈「そ、それは……だめ、かと」
天乃「そう? 東郷達に止められちゃった?」
昨日一日中一緒にいたから
今日はさすがにダメだと門限を言い渡されたのだろうか
なんて――嘯く
カタン……と、友奈の座った椅子が揺れる
友奈「本当はここに来ない方がいいんだろうなって、思ったんです」
天乃「夏凜がいたから……って、わけではなさそうね」
- 766 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/30(木) 22:08:46.19 ID:XH+Xg0E/o
-
天乃「前の穢れの時みたいにエッチな気分になっちゃった?」
友奈「……似たような、感じかもしれないです」
天乃「似たような?」
天乃の穢れを引き受けたとき
東郷と夏凜とも分け合ったのだが、
その時の友奈は性的な意味で、酷いことになっていた
東郷と一緒に色々とやっていて
一応、欲求の解消に一肌脱いだ天乃はよく覚えている
もしもまたあれと似たようなことが起こるのなら、一人では支えきれないかもしれない
だが、友奈は襲い掛かるようなそぶりは見せずに、うつむく
友奈「喉が渇くんです」
天乃「……まさか」
友奈「えへへっ」
照れくさそうな笑みを浮かべながら頬をかいた友奈は
多分考えている通りなんですけど……と、顔を赤くする
友奈「また、欲しくなっちゃって」
- 767 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/30(木) 22:44:07.59 ID:XH+Xg0E/o
-
友奈「沙織さんに話したら、力が消費されてるせいだって」
天乃「そういうこと……」
友奈の反応から、もしかしたらとは考えていた
以前のように爆発的な貪欲さはないし、強引さもない
だから、このままなら大丈夫ではあるのだろうが
その渇きがどう作用するのかが分からない
友奈もそれが不安で聞いたのだろう
首を横に振ると、「どうなるかは沙織さんにも分からなくて」と、困ったように零す
天乃「私の力の消耗で求めちゃってるなら完全に消費すれば治まるとは思うけど」
友奈「飲まなくても平気なんですか?」
天乃「祟りを抑え込むのが目的だから、浸透しちゃえばしばらくは大丈夫なはずよ」
ただ、ここまで欲求が高まるとは思わなかったし、知らなかった
九尾もそんなことは教えてくれなかった
もっとも、天乃の穢れの暴走によって何が起きるのか
それを考えれば何となく分かりそうな気はしなくもないが。
- 768 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/30(木) 23:07:47.00 ID:XH+Xg0E/o
-
天乃「私の体がもう少し丈夫なら、平気なんだけど」
園子が特別重かっただけだとは思うけれど、
風と樹、東郷に夏凜
四人にあげたのち、友奈と園子を含めた6人に与え続けることになったら、憔悴する
流石に力―母乳―を与えた相手全員に
供給を続けるほどの余裕はないだろう
天乃「ふふふっ身体を見てるから何かあるとは思ってたけど、飲みたいだなんてね」
友奈「わっ、笑わないでくださいっ」
天乃「だって、ふふっ」
友奈「っ〜〜〜!」
友奈は照れくささこそあるが
迷惑をかけてしまうと言う罪悪感が先行してか神妙な面持ちで。
天乃はあえて笑う
恥ずかし気な表情と、必死さが愛らしくて
その悩みは決して気を落とすようなことではないと分かって欲しくて。
正直に言ってしまえば、今までのことを思えばまだまだ軽い問題だ
けれど、その気遣いは――
友奈「久遠先輩っ」
天乃「!」
力で勝る友奈に、勢いを与えてしまうのだった
- 769 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/05/30(木) 23:17:46.91 ID:XH+Xg0E/o
-
では途中ですがここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
東郷「飲めるのは一度だけ……夏凜ちゃんはいつ飲む?」
夏凜「天乃の体調が良い時」
東郷「確かに、母体が健康な時は美味しい母乳が絞れるはず……」
東郷「流石ね、夏凜ちゃん」
夏凜「は?」
東郷「そんな本気な顔しないで、搾らせてあげるから」
樹「みんなで東郷先輩搾りませんか?」ニコッ
- 770 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:27:02.78 ID:hbGOuxdUO
- 乙
久々の誘い受け久遠さんか
- 771 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:28:29.26 ID:gbYFMk9sO
- 乙
久遠さんの母乳にすっかりド嵌まりしてる友奈ちゃんかわいい
さおりんや東郷さんが羨ましがりそう
- 772 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 02:07:01.22 ID:riv5JnLXO
- 乙
友奈に限らずみんなおあずけ食らってるからなあ
我慢も効かなくなるよ
- 773 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 15:07:47.01 ID:Pl/ODsZ/O
- 乙
この間の友奈の行為はカットされた分ここで濃厚な描写くるかな?
あと何気に3週目ももう3周年だな、おめ
- 774 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/01(土) 20:12:24.46 ID:gO/BNAVWo
-
では少しだけ
- 775 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 20:17:49.78 ID:FwbY6WihO
- よっしゃ
- 776 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/01(土) 20:28:10.46 ID:gO/BNAVWo
-
友奈「今は、私の方が強いんですよ?」
天乃「友奈……?」
友奈「こんな風に抑え込むのは違うって思いますけど」
無理やりするのは幸せになれない
なれてもそれを犯してしまった一瞬だけで、
得られた幸福以上の後悔をすることになってしまう
友奈「やろうと思えば、出来るんです。やっちゃダメだって、思うだけで」
天乃「友奈、落ち着いて」
友奈「落ち着いてます。大丈夫です。冷静です……多分」
天乃「多分って、ダメだと思うけど……」
両の腕を抑え込む友奈の力はそれほど強くはなく、
力任せに掴んでいないから痛みはない
それでも、馬乗りのような形で布団に押さえつけられる腕は上がらない
ほんの数センチ上がっても、すぐに抑え込まれてしまう
友奈「……コクッ」
天乃「だ、駄目よ……? 今、園子のこともあって消耗してるから……」
- 777 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/01(土) 21:02:33.33 ID:gO/BNAVWo
-
友奈「でも、久遠先輩が誘ったんです」
天乃「誘ったって……」
天乃としては、そんなつもりはなかった
ただ、友奈が思いのほか深刻に考えてしまっているから
そんな重く考える必要ないと、言いたかっただけで。
天乃「我慢できないの?」
友奈「……出来なかったら、もう重なってると思います」
天乃「そう、だけど」
普段の友奈を基準にしてみれば、
こうなっている時点で我慢は出来ていない
東郷や沙織ならこれも普通で
もはや冗談の一つとも考えられなくはないのだが
流石に友奈はおふざけで押し倒したりはしない
- 778 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/01(土) 21:35:12.80 ID:gO/BNAVWo
-
天乃「キスだけとか、大丈夫?」
友奈「続きしたくなると思います」
天乃「そうよね……ごめんなさい」
天乃たちの行為の始まりは基本的に、キスだ
それだけしてお預けなんて、無理だ
天乃だって状況が状況ならそれだけで終わりにされたら、困るし怒る
身体が自由ならとっ捕まえたりもするかもしれない
天乃「一緒に寝るのも、駄目よね?」
友奈「寝れないかもしれないです」
天乃「……でも、そのままじゃダメでしょう?」
友奈「…………」
友奈は悩ましそうに眉を顰めて、困ったように微笑む
大丈夫だと言いたいが、大丈夫ではないかもしれない
完全になじむまでの辛抱なのだが
やはり、簡単ではないのだ
- 779 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/01(土) 22:26:27.45 ID:gO/BNAVWo
-
友奈「久遠先輩、体がもたないんですよね?」
天乃「ええ、多分」
激しさに関わらず
園子で力を消費している今の天乃に、エッチな行為は難しい
普通の人なら体力の消耗で済むところを
体力の消耗とともに、力を消耗してしまう
そのせいで、貧血に似た症状が出る事もあるし
しばらく動けなくなってしまうこともある
そして、エッチの後動けなくなっているところを狙われる……なんていうこともあるが
それはまた別の話だ
友奈「だったら、我慢するしかない……ですけど」
天乃「?」
友奈「いい匂いがする」
天乃「え、ちょ、ちょっと!」
友奈「少しだけ、少しだけですから」
天乃「それ、少しにならないでしょうっ!?」
- 780 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/01(土) 23:14:13.87 ID:gO/BNAVWo
-
天乃「っ」
力を入れているわけじゃない
身体を重ねようとしているから、自然と体重がかかってきているだけだが
ぐぐぐっと……体がベッドに押し込まれていく
天乃「待って、友奈」
友奈「少しだけ……」
首元に、友奈の前髪が垂れてくる
天乃が友奈に出来るのは声をかけるくらいで
抵抗力は皆無に等しい
友奈「……ぁむっ」
天乃「んっ!」
友奈「ちぅーっ」
首筋を咥えて、吸い込む
母乳を飲む代わりにするように
吸って、吸って
友奈「ぺろっ」
天乃「ひぅっ」
ぺろりと舐める
友奈「……少しだけ、です」
そういう友奈の目は、輝いていた
- 781 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/01(土) 23:15:49.88 ID:gO/BNAVWo
-
01〜10 若葉
11〜20 千景
21〜30
31〜40 千景
41〜50 若葉
51〜60
61〜70
71〜80 夏凜
81〜90
91〜00 夏凜
↓1のコンマ
※空欄の現実は非情
- 782 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 23:23:50.76 ID:FwbY6WihO
- あ
- 783 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/01(土) 23:36:54.22 ID:gO/BNAVWo
-
ではここまでとさせていただきます
明日は出来ればお昼ごろから
夏凜「何してんの、あんた」
東郷「今、ここを通すわけにはいかないわ」
東郷「友奈ちゃんが頑張ってる。それを、邪魔させはしないっ!」
樹「荒縄とよく切れる私の――」
東郷「後者で良いわ、戦いましょう。樹ちゃん」カチャッ
風「やめんかっ!」
- 784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 23:39:59.99 ID:UQw6r+HYO
- 乙
もう3人で仲良くやればいいのでは?
- 785 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 23:44:31.11 ID:FwbY6WihO
- 乙
シナリオ的には夏凜ちゃんとかが来ないと後々に響きそうだからこのコンマは合ってるんだろうけど
友奈ちゃんに襲われるルートも見てみたかった気もする
- 786 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 01:34:09.96 ID:AsRQhDcuO
- 乙
友奈はもう我慢の限界だったんだな
ちゅーして手でなんとかするくらいはしてあげたらいいのに久遠さん
- 787 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 07:42:10.00 ID:B27wNSWEO
- してあげようとしてるけど友奈が続きしたくなるからダメってなってるんよ
- 788 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 13:49:10.65 ID:ojOn7Lvho
-
では少しだけ
- 789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 14:14:56.81 ID:PxXjHqh/O
- 来てたか
- 790 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 14:17:00.93 ID:ojOn7Lvho
-
天乃「んっ……やっ……友奈っ」
友奈「はむ……んっ」
天乃「っ!」
天乃の力が弱い分、
友奈は抑える力を必要としていない
むしろ、自然と掛かる体重だけで十分で
意識は天乃の体を貪る方に、大きく偏る
首筋に走らせていた舌から、唾液が糸を引き
友奈はわざと見せつけるように伸びた舌を唇の奥へと隠して、喉を鳴らす
堪えるたに顔を逸らした天乃の露わになった首筋はてかてかと光って
ほんのりと赤らんだ天乃の唇が、きゅっと締まる
天乃「やめて、駄目よ……これ以上は、駄目なの」
友奈「まだ、何もしてないですよ」
天乃「戻れなくなるわ」
友奈「大丈夫です……久遠先輩」
友奈の体がゆっくりと、降りてくる
上気して、少し大きく膨らむ胸に胸が重なって潰しあう
その圧迫感でにじみ出る母乳を感じて天乃が「やめて」と言うと、
友奈は勘付いたのだろう
すぐに離れて、天乃の胸元で、すんすんっと、匂いを嗅ぐ
友奈「あの、匂いだ」
- 791 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 14:43:37.07 ID:ojOn7Lvho
-
天乃「駄目よ、友奈……少しだけなんでしょう?」
友奈「少しなら、良いんですよね?」
えっちなことを少し。から、母乳を少しへと考えが変わっている友奈の瞳は怪しく、
惑わされているような雰囲気があって
とてもではないが、言葉を聞き入れてくれそうにはない
天乃「そのままじゃどうせ吸えないわよ」
友奈「パッド、ついてるんですよね? 知ってます」
天乃の体にまだ自由がなかったころ
お世話をするために沢山学んだのだ
何をしたらいいのか、何ができるのか
何を使い、何を使うべきではないのか
だから、友奈は分かっている
友奈「……こうすれば、平気ですよ」
天乃「か、片手で抑えられるわけ――」
友奈「余裕です」
天乃の手首を交差させて、右手だけで抑え込む
力がないから簡単で、容易くて
止めてと懇願する天乃の瞳が閉じられ、友奈は唇を重ねようとして――
夏凜「そこまで」
思いっきり、襟首を引かれた
- 792 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 15:07:27.70 ID:ojOn7Lvho
-
友奈「かっ、夏凜ちゃんっ?」
夏凜「流石にそれはダメよ。友奈」
友奈「久遠先輩が少しなら良いって……だから……」
夏凜は、首を振る
呆れているわけじゃない
困っているわけじゃない
ただ、悲しそうに。
その仕草に押されて天乃へと目を向けた友奈の言葉が消えていく
ベッドの上で両手を抑え込まれ
なすすべなく汚されていったなれの果てを、見たからだ
もちろん、夏凜のおかげで途中だった
天乃が多少許していたのなら未遂だと言えるかもしれない
だが、強引だったのは事実で
それをやってしまったのはほかでもない自分で
友奈は天乃の手を抑えていた右手を上げて、左手でつかむ
友奈「あ、あの……そのっ」
夏凜「……とりあえず落ち着いたら?」
友奈「でもっ」
夏凜「良いから、落ち着けって言ってんの」
- 793 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 15:31:40.42 ID:ojOn7Lvho
-
夏凜「あんたは平気?」
天乃「うん……ありがとう」
夏凜「私にもあんたを放置した責任はある」
友奈の様子が普段と違うのは分かっていた
だから、ずっと二人きりにはせず
ちゃんと戻ってくることにした
けれど、それでも許しすぎたと夏凜は感謝を拒否する
友奈「ごめんなさい……少しだけ、だったんですけど」
だんだんと良く分からなくなってきて
歯止めも利かなくなっていて
気付いたら、夏凜がいた
乱されかけている天乃がいた
夏凜「多分、あんたの中の天乃の力が天乃を求めてるんじゃない?」
その欲求が、密接な距離と感じた匂いに増幅されて
惑わされてしまったのだ
夏凜「近づきすぎたのよ。あんた……しかも、エロいことしたし」
友奈「我慢、出来なくなっちゃったんだ」
我慢できなくなっちゃったんだ。と
友奈は繰り返して、天乃を見つめた
- 794 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 15:52:36.57 ID:ojOn7Lvho
-
友奈「暫く、久遠先輩に近づかないほうが良いのかな?」
天乃「そこまでしなくても大丈夫よ」
友奈「でも、また……また久遠先輩に無理やりエッチなことしちゃうのは、嫌だよ」
幸せじゃない
心地よさを得ることは出来ただろうが
それはあまりにも自己中心的で
天乃「友奈なら1日か2日でも我慢したら大丈夫。こんな風にならないはずよ」
友奈「でも、久遠先輩……」
天乃「大丈夫。そんな暗い顔――」
夏凜「ストップ!」
落ち込む友奈を抱きしめようとした天乃を、ベッドへと押し戻す
近づきすぎて理性が消えかけたのに
抱きしめたりなんかしたら吹っ飛んでしまうだろう
夏凜は呆れたため息をついて、友奈はそそくさとベッドから降りる
天乃「……つい」
夏凜「笑ってごまかすんじゃないわよ。あんた、そういうことするから、勘違いされるし、襲われるんでしょ」
天乃「ごめんなさい」
夏凜「不用意に手を出さない。分かった?」
天乃「え、ええ……分かってるわ」
- 795 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 16:19:23.75 ID:ojOn7Lvho
-
夏凜「友奈、体は平気なわけ?」
友奈「う、うんっ、平気……だよ」
夏凜「東郷にでも頼んだら?」
ぎゅっと、裾を握りしめて俯く友奈を一瞥する
天乃の力への欲求もそうだが、
性的欲求は火をつけられたままだろう
そのままでは、精神的に辛い
友奈「久遠先輩だって、出来ないのに私だけするのは狡いよ」
天乃「……私は平気よ、慣れてるから」
穢れが不安定だった時期は、
ほぼ一日中惑わされるようなことだってあって
身体が不自由だったから、自分で解消するわけにもいかなくて、堪えなければならない時もあった
だから、慣れてると天乃は微笑む
天乃「友奈は大丈夫でしょう? もしあれなら、夏凜が手伝うから」
夏凜「なんで私なのよ……東郷がいるでしょ」
友奈「東郷さんは多分、久遠先輩に手を出したこと知ったら色々してくるよ」
- 796 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 16:37:03.38 ID:ojOn7Lvho
-
天乃の体調のことを考えて、手は出さない
だがその分、間接的に感じさせてくれる相手を貪りかねない
それはほかのみんなも例外ではなくて
特に、力を与えて以降はそんな状態が続くことだろう
友奈「自分で何とかしてみるから、大丈夫」
天乃「解消くらいなら、私がやっても――」
友奈「久遠先輩はエッチだからダメです……また、きっと、責めたくなっちゃう」
恥ずかしそうに、友奈ははにかむ
ふつふつと湧き上がる欲求
熱を感じる下腹部
戻る前にお手洗いにでも行くべきだろうかと
頭の中で必死に考える
友奈「夏凜ちゃん、止めてくれてありがと……それと、ごめんね?」
夏凜「気にしなくていいわよ」
友奈「戻って、大人しくしてるね」
天乃「何もしてあげられなくて、ごめんね?」
友奈「いえ、大丈夫です」
して貰う方が大変だから。と
友奈は困ったように言って、病室から逃げるように出て行った
- 797 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 16:38:24.10 ID:ojOn7Lvho
-
√ 2月4日目 夜 (病院) ※日曜日
01〜10 東郷
11〜20
21〜30 園子
31〜40
41〜50 友奈
51〜60 千景
61〜70
71〜80 九尾
81〜90
91〜00 夏凜
↓1のコンマ
- 798 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 16:39:13.36 ID:oY5i0sWe0
- あ
- 799 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 16:58:18.76 ID:ojOn7Lvho
-
√ 2月4日目 夜 (病院) ※日曜日
天乃「……はぁ」
思わず、ため息が漏れる
えっちなことを中途半端にしてしまったせいか、
熱は冷めなくて、まどろみに沈むことも出来ない
かといって慰めるなんてしたら最後
明日は体調不良になることだろう
もはや命懸けの一人えっちなど、してられる状況ではないのに
天乃「友奈に慣れてるとは言ったけど……辛いわね」
東郷達が開相手をしてくれていたころは
求めればできた。やってくれた
でも、今は求めるわけにいかないし、やるわけにもいかない
天乃「友奈に、してあげられることはあったかしら」
自分が我慢しなければならないからと言って
友奈にまで我慢させる必要はなかった
友奈は襲いたくなるからと遠慮していたけれど。
天乃「何か、あったんじゃない?」
- 800 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 17:15:34.04 ID:ojOn7Lvho
-
天乃の力による弊害への対処だったり、
性的な欲求への対処だったり
赤い顔、瞳に浮かぶ小さな雫
我慢していると分かる手の力の入り具合
下着の中はどうなっていただろうか……
天乃「んっ……!」
衝動を感じて、唇を噛む
目を瞑らず見開いて、友奈の姿態が浮かばぬようにと天井を見つめる
天乃「やだ……」
両手を抑え込んでいた友奈の手の感触が、戻ってくる
冷めていない熱が、夏凜が来るまでの時間を取り戻していく
やってはいけないのに、やりたくなってくる
友奈が言った「久遠先輩はエッチだから」と言う言葉が否定できないと
今更ながらに、思わされていた
1、精霊組
2、イベント判定
3、意地でも寝る
↓2
- 801 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 17:22:55.33 ID:oY5i0sWe0
- 2
- 802 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 17:23:33.82 ID:e3pZVEh0O
- 3
- 803 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 17:52:51.56 ID:ojOn7Lvho
-
天乃「起きてたら……不味いわ」
起きていると考えてしまうし、熱は冷めない
このままではいけないと、目を瞑る
けれど、暗闇の中には友奈の顔が浮かぶ
性的な行為をしようと
天乃の体を貪ろうとしている、友奈の表情
罪悪感を押しつぶしたあの輝きのある瞳
力のない天乃は、怖くなかったと言えば嘘になる
けれど、それとは裏腹に体は友奈を求めた
今は友奈にも同じ力が流れているせいではあるのだろうが
嫌であるのと同時に、嫌でもなかった
天乃「ぁっ……んっ……だめっ、駄目ッ」
触れる右手を、左手で抑え込む
弱く繊細な腕は握ると痛いが、仕方がない
- 804 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 17:59:04.41 ID:ojOn7Lvho
-
天乃「寝るの。寝ないと……だめ」
意識さえ落としてしまえば
あとは朝になってくれているはず
それを願って右手を抑え、固く瞼を閉じる
暗闇の中、火照った体の熱が衣服の中を蒸らす
触れたいと、慰めたいと
生唾を飲んでは唇を閉ざす
天乃「はっ……はぁっ……はっ、んっ」
呼吸が整わない
甘えるような声が漏れる
触っていなくても
触ってくれる誰かを呼んでしまう声
天乃「んっ……っは……はぁ……っ」
眠れ、眠れ、眠れ。と呪詛のように、祈る
次第に、身体の暑さに焼き尽くされていくように、
意識は煙に巻かれて、溶けていく
- 805 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 18:02:57.15 ID:ojOn7Lvho
- 1日のまとめ
・ 乃木園子:交流有(力の譲渡)
・ 犬吠埼風:交流有()
・ 犬吠埼樹:交流無()
・ 結城友奈:交流有(衝動)
・ 東郷美森:交流無()
・ 三好夏凜:交流有(見守る)
・ 乃木若葉:交流無()
・ 土居球子:交流無()
・ 白鳥歌野:交流無()
・ 藤森水都:交流無()
・ 郡千景:交流無()
・ 伊集院沙織:交流有(心配、予定通り)
・ 九尾:交流無()
・ 神樹:交流無()
2月4日目 終了時点
乃木園子との絆 106(かなり高い)
犬吠埼風との絆 127(かなり高い)
犬吠埼樹との絆 112(かなり高い)
結城友奈との絆 144(かなり高い)
東郷美森との絆 143(かなり高い)
三好夏凜との絆 170(最高値)
乃木若葉との絆 112(かなり高い)
土居球子との絆 59(中々良い)
白鳥歌野との絆 57(中々良い)
藤森水都との絆 49(中々良い)
郡千景との絆 59(中々良い)
沙織との絆 146(かなり高い)
九尾との絆 80(高い)
神樹との絆 ??(低い)
- 806 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 18:03:53.48 ID:ojOn7Lvho
-
√ 2月5日目 朝 (病院) ※月曜日
01〜10
11〜20 園子
21〜30
31〜40 夏凜
41〜50
51〜60 ダメ
61〜70 九尾
71〜80
81〜90 大赦
91〜00 ダメ
↓1のコンマ
- 807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 18:20:03.57 ID:6zMrY2JmO
- あ
- 808 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 18:23:53.04 ID:QECqxotFO
- ダメって何がダメなんだ…?
- 809 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 19:06:14.43 ID:ojOn7Lvho
-
√ 2月5日目 朝 (病院) ※月曜日
目を開けるのも億劫になる倦怠感
腕を上げるのも面倒で、ため息すらつくのも躊躇う気怠さ
天乃「……あぁ」
無意識にやらかしたのか
それとも、夢の中でそういうことがあって体だけが満足してしまったのか
いずれにしても力が流れ出てしまったことには変わりがない
天乃「まずい、まずいわね……これ」
寝返りを打てない
ナースコールも押せない
何とか上がった腕を額に宛がう
天乃「はぁ……」
少しずつ
少しずつ、体に意思を通して、動かせるようにしていく
それと同時に訪れる湿っぽい不快感には目を瞑る
天乃「こんなじゃ、沙織のことも馬鹿にできないわ」
- 810 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 19:43:24.42 ID:ojOn7Lvho
-
天乃「こうなるくらいなら、友奈にして貰うべきだったかしら」
友奈がしていれば、力は友奈に持っていかれる
だが、こうなっては力は流れ出ていくだけで無駄になってしまう
もちろん、行為をするだけで疲れてしまうため、
やらないに越したことはない
特に、みんなに力を渡さなければならない今
無駄にはしたくない
だから、友奈のことも断ったのだ
……が。
天乃「やだ、まだ残ってる……」
後処理にも糸を引くほどの欲求
友奈達には知られたくないと、ため息をつく
処理するのには、意外に時間がかかってしまった
1、精霊組
2、勇者組
3、イベント判定
↓2
- 811 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 19:44:09.12 ID:E6Rcf7ZMO
- 1
- 812 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 19:45:05.93 ID:m+waQQXg0
- 3
- 813 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 19:49:31.65 ID:ojOn7Lvho
-
√ 2月5日目 朝 (病院) ※月曜日
01〜10 園子
11〜20 樹
21〜30 風
31〜40 夏凜
41〜50 千景
51〜60 若葉
61〜70 九尾
71〜80 大赦
81〜90 ダークネス園子
91〜00 沙織
↓1のコンマ
- 814 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 19:52:19.71 ID:E6Rcf7ZMO
- あ
- 815 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 20:25:55.95 ID:ojOn7Lvho
-
√ 2月5日目 朝 (病院) ※月曜日
「久遠様、神婚の儀についてお話がございます」
天乃「……なんで、こんな時に」
一応、ノックはしてきたが
前触れがない大赦の神官の訪問
嫌悪感の強い表情で睨む天乃は
ため息をついて、布団を引き上げる
天乃「今すぐにやらないとダメ、とか?」
「いえ、ですが近いうちに行っていただく必要がございます」
天乃「なら猶予はあるんでしょう? なにも今来なくたって……」
「何か、困るようなことでも?」
天乃の不機嫌さ
何かしていたからなのかと
辺りを見回した神官の顔向きが、天乃へと戻る
「何かにおいますが、例の……久遠様の精霊が何か企てているのですか?」
天乃「そうね。デリカシーのない人を皆殺しにするかもしれないわね」
ぎゅっと布団を掴んで、顔を伏せる
声からして神官は女性ではなく、男性
アレの匂いをかがれたと、天乃は複雑に泡立つ心を宥めるために息を吐く
- 816 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 20:34:51.42 ID:ojOn7Lvho
-
天乃「それで……神婚がどうかしたの?」
「久遠様から回答をいただいておりませんでしたので、伺うように。と」
天乃「あぁ……そういえば」
考えさせてとは言ったが、それに対しての回答はしていなかった
だから来ることになったであろう神官へと目を向け、
天乃は頷く
天乃「神婚は行うわ。そうしないといけない理由があるの」
「では――」
天乃「でも、勘違いしないで」
大赦の望みである、
人類の救済のためにやるのではない
勇者部みんなのため、
これからを生きるであろう子供たちや人々の為に行うのであって
命を糧にした救済を行うつもりはないと断言する
天乃「私は私達の望みの為にこの魂を懸ける。貴方達の望みは、叶えさせないわ」
- 817 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 20:48:02.40 ID:ojOn7Lvho
-
「…………」
天乃「言いたいことがある顔してるわね」
「いえ、そのようなことは……」
天乃「仮面をつけてるのにそんなことがわかるわけないだろう?」
「…………」
天乃「分かるのよ。私」
天乃はあえて、笑みを浮かべる
仮面に隠れた男の顔
目に見えているものではないが、確かに分かってしまう
神官であれ、一人の人間だ
相手は【あの久遠家】であり、力を失いかけている少女
敬う気持ちよりも畏れる気持ちの方が大きかった今までとは違い、
もはや出涸らしである天乃を多少見下してしまう部分も少なからずあるだろう
頼まれる立場であることを利用している―ように感じる―話し方が特に来るのかもしれない
天乃「ふふふっ、ごめんなさい。からかったわ」
「久遠様……神婚は我々にとっても決して取りたかった手段ではないことを分かっていただきたいのです」
- 818 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 21:03:23.76 ID:ojOn7Lvho
-
「大赦としましても、苦渋の決断でした」
天乃「まぁ、ね」
「久遠様も、よくご存じでしょう?」
出来ることはやろうとしたのだ
防人を使って攻勢に出ようとした
奉火祭を行って許しを請おうとした
だが、それらを阻んだのはほかでもない天乃たちだ
使う予定だった神樹様の種を奪い、
行っていた奉火祭は中断された
そうしている間に、神樹様の寿命は危うく
取り返しのつかないところまで来てしまった
天乃「まぁ……ね」
「ですので、不本意なことではあるのです」
どうかお判りいただきたい。
そう求めた神官は頭を下げる
- 819 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 21:35:11.62 ID:ojOn7Lvho
-
「久遠様、神婚の儀を行うのは一週間後になります」
天乃「一週間って……」
「天の神による結界である外の炎は日に日に力を増しています」
このままでは、神樹様までもが燃やし尽くされてしまうかもしれない
一週間と言う時間も、
大赦なりに頑張って時間を作っての期日
これ以上伸ばすような余裕はない
「久遠様、勇者の皆様の代わりに、防人を護衛として付けます」
天乃「楠さん達を?」
「勇者の皆さまは本領を発揮できません。そんな状態では、防ぐことは難しい」
天乃「でも、防人の力で防げるものだと?」
「難しいとは思います。しかし、十分補えるかと」
そういった神官は躊躇いをかみ殺したように黙り込む
天乃はじっと神官を見つめて、その奥を探る
1、死ぬわよ。防人
2、お断りするわ。私にはみんながいる
3、防人には力はなくても数があるって?
4、言わなかった? 私は貴方達の望み通りにはならないわよ
↓2
- 820 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 21:40:13.31 ID:m+waQQXg0
- 3
- 821 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 21:41:16.68 ID:E6Rcf7ZMO
- 1
- 822 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 21:56:26.12 ID:ojOn7Lvho
-
天乃「死ぬわよ。防人」
はっきりと、言い切る
芽吹たちは頑張っている
勇者の力には劣るかもしれないが
それに匹敵出るようにと鍛錬を積んでいることだろう
だが、それでもだ
勇者でさえ死ぬことがあるように、防人も死ぬことはある
むしろ、勇者よりも確率は高い
天乃「まさか、そんなはずがないなんて楽観視しているわけではないんでしょう?」
「………」
天乃「そう、分かってはいるのね」
「なっ」
ただ黙っていただけ
それだけで悟ったように言う天乃に、神官は思わず声を漏らして
天乃の見つめる瞳と向かい合う
- 823 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 22:12:02.32 ID:ojOn7Lvho
-
天乃「楠さん達はあくまで、時間稼ぎでしかないのね」
「……神婚が成立するまでの間。それだけなのです」
天乃「だからって捨てるの? 防人のみんなの命を」
「っ……捨てるなど!」
天乃「それと同じようなものでしょう?」
否定する神官を否定する
人類の救済を目的としている大赦は
多少の犠牲があっても仕方がないと考えているのだ
奉火祭もそうだが、
大を救う礎になるのであれば
小を切り捨ててしまうことは致し方ないのだろう
天乃「私は嫌よ。みんなを諦めたりはしない」
「ですが」
天乃「みんなだって、そう」
友奈たちが、諦めるはずがない
防人のみんなを犠牲に出来るはずがない
そのためにも……何とかしなければならない
天乃「貴方達が言及したい妨害の罪は、ちゃんと償う」
「!」
天乃「世界は、私達が何とかする。誰も、犠牲になんてさせないわ」
天乃は力強く、言い切った
- 824 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 22:14:32.02 ID:ojOn7Lvho
-
√ 2月5日目 昼 (病院) ※月曜日
01〜10
11〜20 沙織
21〜30
31〜40 園子
41〜50 風
51〜60
61〜70
71〜80 夏凜
81〜90
91〜00 東郷
↓1のコンマ
- 825 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:16:51.01 ID:E6Rcf7ZMO
- あ
- 826 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 22:22:21.27 ID:ojOn7Lvho
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
東郷「久遠先輩は、雰囲気が違うわ」
樹「それ分かります」
樹「普通の人とはオーラが違うんですよね」
東郷「そうそう。あの犯してっていう雰囲気が堪らないわ」
風「そんなだから樹に縛られてるの、分かってる?」
東郷「……すみません、口が勝手に」
- 827 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:35:16.60 ID:E6Rcf7ZMO
- 乙
久遠さんは弱々しくなればなるほどエロさが増していくよなぁ
それはそうと芽吹達を交えて作戦とか立てておきたいけど会える機会はあるのだろうか
- 828 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:03:29.00 ID:6zMrY2JmO
- 乙
誘い受けの権化久遠さん
- 829 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 02:22:39.52 ID:I7mU/umEO
- 乙
夏凜イケメン、でも久遠さんえっちなせいで友奈が引き下がったのに自分でしちゃって結局身体に負担がかかってなんだかなあ
力移されると欲求溜まってくなら欲求不満の人数がだんだん増えて行って病室悶々としそうだけど久遠さん絡みなしで嫁の中でそういう関係なのって友奈東郷さんコンビくらいだよな?
っていうか神婚まで一週間しかないなら東郷さん犬姉妹夏凜でハイペースでやらなきゃいけないのか久遠さん頑張れ
- 830 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 12:35:24.38 ID:LoZpSOUBO
- 乙
久遠さんの匂いがする友奈ちゃんとかいう東郷さんに喰われる為の存在
久遠さんはエッチすぎるんだよなぁ…悔い改めて
- 831 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/03(月) 21:29:44.54 ID:PmeS6EPKo
-
では少しだけ
- 832 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 21:32:36.95 ID:0USInNsBO
- かもーん
- 833 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/03(月) 21:34:50.69 ID:PmeS6EPKo
-
√ 2月5日目 昼 (病院) ※月曜日
天乃「一週間……」
神婚を行うまでの猶予は一週間
その間に、みんなに力を与えて祟りに対しての抵抗を身に着けて貰わなければならない
友奈と園子は大丈夫ではないが、済んだ
夏凜、東郷はやろうと思えば出来るだろう
風と樹は分からないが
樹は満開をしていなかった分神樹様の力による抵抗力はなく
比較的軽く済むかもしれないという話だ
問題があるとすれば、天乃自身の体だろう
園子が一番重いとはいえ
一週間の間に四人に力を譲渡して体が耐えられるのか、分からない
友奈に与えた一昨日、園子に与えた昨日
二日連続で行った結果、気を失った
その程度で済んだことは喜ぶべきか、悩むべきか。
天乃「神婚の儀当日はさすがにダメ。みんなが万全である必要がある」
最後に行った勇者が体調を整えるために最低一日費やすと考えれば、
七日後の神婚の儀、その前日を療養日とするべき
つまり、猶予は五日だ
- 834 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/03(月) 21:44:33.20 ID:PmeS6EPKo
-
天乃「五日間で、四人?」
一日二人行えば二日で終わるが、それは絶好調である場合
絶好調である場合を除いて考えるとしても
最低でも一日一人を四日間連続で行う必要がある
それでなんとか、二日間の療養期間
天乃「今の、こんな体で?」
しかも、先んじて行った園子は体調を崩して目を覚ましていない
園子はいつ、戻って来ることが出来るのか
園子を基準に考える予定だったが、これでは考えられない
天乃「どう、するべきかしら」
夏凜や東郷、樹なら力を譲渡してもいいだろうが、
天乃自身の体が明日に間に合うのかどうか
そして、友奈のように訪れてくるようになってしまったら?
友奈の時は夏凜がいてくれたし
以降は千景たちがいるから大丈夫だろうけれど
そんな状態になってしまったみんながまともに戦えるとは思えない
だからこそ、決行の日までに猶予が欲しい
みんなに力を与えてから、最低一日は欲しい
可能であれば、二日間
やはり、ほぼ最短のスケジュールで挑む必要がある
- 835 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/03(月) 22:06:38.64 ID:PmeS6EPKo
-
天乃「私の体が、持つかどうか」
問題はやっぱり、そこに帰ってくる
園子の体調は心配だが、一番重い園子だからこそで
友奈は多少我慢ならなくなっていたけれど一日二日休めば収まるはずだ
友奈に近い東郷と夏凜は同じか、それ以上に問題はない
樹も風も、園子と比べればだいぶ軽く、友奈よりは少し重い程度
欲求は高まるだろうが、大きな問題は―天乃が耐えられない事を除けば―無い
天乃「…………」
ぎゅっと抱きしめるように身を屈める
手放された意識の解放もあってか、
性的欲求は沸いてこない
そもそも昨日は友奈の淫らさもあったからで
普段はさほどでもない
天乃「でも、一日一人のペースで返して平気?」
力が不足しすぎて、欲求不満にならないだろうか?
なる可能性はある
天乃「……欲求を解消して、みんなに力を渡して」
そんなこと、出来るのだろうか?
出来るかできないかで言えばできるだろう
だが……消耗は尋常ではないだろう
1、精霊組
2、勇者組
3、イベント判定
4、みんなに相談!
↓2
- 836 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:07:07.85 ID:0USInNsBO
- 4
- 837 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:09:08.36 ID:dqMpZnog0
- 4
- 838 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:14:08.69 ID:AlfSq5cAO
- 4
- 839 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/03(月) 22:23:16.52 ID:PmeS6EPKo
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
ゆゆゆいは夏から色々ありますが、
久遠さんは、早ければ今月中には2月14日目最終日まで行けそうです
- 840 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:29:00.88 ID:0USInNsBO
- 乙
三周目もついに2月で最終決戦か…
スケジュールはカツカツになりそうだから全ての要素は回収できないかもだけどどんな結末になるのか楽しみだな
- 841 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:39:57.38 ID:eBiQGxqPO
- 生放送あるから無いと思ってたよ・・・乙
これが終わったらどうするんだろ
ゆゆゆいは続くのに久遠さんは続かないのかな?
- 842 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 23:51:43.86 ID:AlfSq5cAO
- 乙
結婚式とか親への挨拶とかいろいろあるからまだまだ先は長そう
- 843 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 02:18:42.70 ID:qq6nCYKYO
- 乙
・あいさつ回りと結婚式
・園子との初夜
・若葉の単身赴任
・子供の命名
決着後も割と消化しなきゃいけないイベントは多い
- 844 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 08:12:11.29 ID:8Lyleps8O
- 久遠さんの物語としては集大成みたいな感じだな
でもこの世界観凄く魅力的だしできることならくあゆシリーズはこれからも続いて欲しいなぁ
- 845 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/04(火) 20:43:18.69 ID:Pvyoz74uo
-
では少しだけ
- 846 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 20:46:28.12 ID:qftpx+QxO
- おk
- 847 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/04(火) 21:29:20.94 ID:Pvyoz74uo
-
天乃「……悩んだら、相談」
今のみんなをさらに悩ませるのはどうかとも思うが、
神婚のことはすでに話してあるし、
その続きと考えれば、問題はない
と言うより、相談しない方が問題だろう
天乃「黙って無理することは出来るだろうけど」
確実に察しが付くだろうし、その状況で気付かれたら怒られる
しかも、かなり厳しく
みんながみんな友奈のようになるのだとしたら
ペナルティとして―性的に―散々な目に遭う可能性が高い
天乃「……」
ちらりと、松葉杖を見る
頑張ればなんとかなるが、無理は出来ない
天乃は諦めて、畳まれていた車椅子を引っ張り出す
天乃「千景、いたら手伝って」
千景「私で良いの?」
天乃「良いのよ。みんなのところに行くわ。お願い」
千景「分かったわ」
千景の手を借りて、天乃はみんなのいる病室へと向かう
- 848 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/04(火) 22:09:04.38 ID:Pvyoz74uo
-
大赦から言われた話と
そのうえでどうすべきかを考えた持論を、みんなに話す
神婚の儀までは一週間
みんなのことを考えれば休みなしで一日に一人
聞くだけでわかる時間の不足
神婚の儀まで一週間しかないという驚きすら飲み込んで
夏凜達は悩まし気に眉を顰める
夏凜「園子は戻ってないけど、強行するってわけ?」
天乃「そうするしかないと思ってるわ」
東郷「私や夏凜ちゃんはまだいいですが、樹ちゃんと風先輩は大丈夫なんでしょうか?」
風「気合と根性?」
ぐっと握り拳を作って見せる風だが、
誰一人として笑うことはなく、天乃は首を振る
天乃「さっきも話したけれど、樹は大丈夫な可能性が高いわ」
樹「私だけ満開してないのはそうですが、本当にそれだけで?」
夏凜「むしろそれが重要なんじゃないの?」
友奈「満開してる人よりも神樹様の力が弱いからだよね」
- 849 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/04(火) 22:32:28.93 ID:Pvyoz74uo
-
園子を含め、
満開を行った勇者たちの損なわれた身体機能を補っているのは、神樹様の力だ
天乃の力は穢れの力であり、
神樹様の力も天の神の祟りも関係なく相殺しようとする
そのせいで、満開をしていればしているほど症状が重くなるのと同時に
消耗も激しくなっていく
ゆえに、満開をしていない樹は祟りのみで
耐性はあるが満開をしている友奈や東郷とは同等に安全と言えるかもしれない
風「なら、東郷、樹、夏凜の三人……まぁあたし以外を優先したほうが良いんじゃない?」
東郷「いえ、それこそ風先輩を先んじて行うべきかと」
風「あー重いから?」
天乃「そうね。やるなら重い順」
夏凜「なら、私は最後ね。風、樹、東郷、私」
指を立てつつ順番を提示した夏凜は
軽く息をついて「でも」と続ける
夏凜「あんたは体的にきついんじゃないの?」
- 850 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/04(火) 22:52:21.98 ID:Pvyoz74uo
-
昨日の友奈の暴走には触れず、夏凜は不安げに天乃を見る
一番重い園子に返したというのもあるだろうが、天乃は気を失ったのだ
一人一人が園子ほどではないとはいえ
連日行うことによって積もり積もった体への負担は大きくなり
気を失うだけでは済まない可能性がある
それを分かったうえで……だろう
東郷が口を開いた
東郷「でも、そうしなければ神婚の儀に間に合わないわ」
風「大赦の言葉を信じるなら一週間しか時間がないし、天乃の言う通り療養期間は大事」
夏凜「それを考えれば、連日の消耗も仕方がないって?」
樹「確かに、久遠先輩には無理をさせることになっちゃいますよね」
出来ればそうしたくない、させたくない
そう言いたげな樹は夏凜を見て、東郷を見ると
自分の姉の方に向き直る
樹「お姉ちゃんは、やったほうが良いって思う?」
風「最終決戦を考えるなら……ね」
それが理由になると【無茶も致し方がない】と言っているようで
口にした風自身が、深い層に顔をしかめた
- 851 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/04(火) 23:03:12.33 ID:Pvyoz74uo
-
では途中ですがここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
- 852 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 23:04:33.43 ID:TC0Py0hnO
- 乙
難しい判断だけど強行するしかないな
- 853 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 23:13:01.38 ID:qftpx+QxO
- 乙
耐性がないのは実質風先輩のみなだけに本人も辛いだろうな…
久遠さんも最後まで身体をすり減らすことになりそうだ
- 854 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 03:03:20.83 ID:+R8KKIocO
- 乙
園子はこれ復帰できるんだろうか
- 855 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/05(水) 20:18:53.39 ID:UYuBYK/Ko
-
では少しだけ
- 856 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 20:19:18.89 ID:ex3jzuf/O
- よしきた
- 857 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/05(水) 21:02:23.08 ID:UYuBYK/Ko
-
風「本当にそれをやって平気なの?」
計画上では、実行後二日間の猶予がある
その間に回復できればいいが
出来なかった場合に、天乃はただの生贄になってしまう
もちろん、これは悪い方に考えた場合の話だが
だからと言って無視するわけにもいかない
天乃「そうねぇ……蓄積された疲労に潰されないとは限らないわ」
東郷「ですが――」
風「東郷、言いたいことは分かってる。けど、無視は出来ないでしょ?」
夏凜「最後の最後だからそこには目を瞑るのもありだとは思うけど、やっぱり」
友奈「夏凜ちゃん……」
最後まで言わなかった夏凜を見つめ、友奈は小さく想いのこもった名前を呼ぶ
今まで、苦しむ姿を見てきた
あるときは、誰よりも近くで見てしまったこともあった
それがあって、園子のことがあって
こんな時だからこそ賭けに出るべきだと思う一方で
ここまで来たのだからもう無茶はしないで欲しいという思いがある
- 858 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/05(水) 21:38:19.20 ID:UYuBYK/Ko
-
夏凜「天乃は、やるつもりなんでしょ?」
天乃「万全じゃない貴女達を戦いに出したくないわ」
樹「ですよね……祟りも消耗しますから」
祟りによる消耗
そのハンデがあって、バーテックスの親玉と戦うのは厳しいだろうし、
天乃がそれを見逃すはずがなかった
先日の祟りによる弊害を感じさせなければ、まだ見逃されていた可能性もあるけれど。
見逃されていたからと言って、幸せになれるわけではない
天乃「夏凜は嫌なの?」
夏凜「嫌か嫌じゃないかの二択なら嫌よ」
樹「その二択なら、みんな同じ答えになるかと」
東郷「樹ちゃんの言うとおりね。久遠先輩が無茶するのを良いだなんていえないわ」
風は不快そうな顔をしたが実際問題、仕方がない
確実な生還を目指すのであれば、天乃の多少の無茶も必要なのだ
- 859 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/05(水) 22:15:55.53 ID:UYuBYK/Ko
-
天乃「ふふっ、そうなるとは思ってたわ」
嫌か、嫌じゃないか
その二択ならば答えは決まっている
それは天乃も同じで、
みんなが無茶するのが嫌か嫌じゃないかで言えば
考えるまでもなく、嫌だと言うだろう
だから、天乃は笑う
天乃「そうよね、無茶してほしくない無理はさせたくないって散々言ってたもの」
風「でも、やるんでしょ?」
天乃「私が無茶しないと、みんなが無理をすることになるわ」
ただでさえ無茶なのに、
祟りが完全に残っていることで無理になる
みんなはそれでもやる―やらざるを得ない―が
そんなことさせるわけにはいかなくて
1、さっそく、風に力を渡すわ
2、そしたら、夜にやりましょう。風
3、最後の無茶に、しましょう
↓2
- 860 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 22:17:45.51 ID:ex3jzuf/O
- 1
- 861 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 22:21:02.65 ID:6294NrEC0
- 1
- 862 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 22:21:12.99 ID:MWBIwIkkO
- 1
- 863 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/05(水) 22:33:32.23 ID:UYuBYK/Ko
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
東郷「あの、一ついいですか?」
天乃「ええ、どうしたの?」
東郷「体調的に一人が限界なのは分かりますが……万全なら二人遊ぶことも可能ですか?」
風「万全が前提なら全員で囲むのが一番でしょ。もてあましそうだけど」
東郷「流石風先輩、いい考えです」
樹「万全なら、そういうのも面白いかもしれないですね」
夏凜「……」チラッ
友奈「……」フイッ
- 864 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 22:40:13.80 ID:ex3jzuf/O
- 乙
みんなの欲求がいよいよ限界に…w
それにしても久遠さんはこの一年間で何回死にかけてるのか
- 865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 22:41:42.35 ID:MWBIwIkkO
- 乙
結婚初夜とかいう久遠さん耐久レース楽しみ
- 866 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 02:26:50.44 ID:pXDt1VmtO
- 乙
後半久遠さん基本不調でみんなと仲良しのパート少ないのかわいそう
- 867 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/06(木) 20:27:10.28 ID:USHoboWVo
-
では少しだけ
- 868 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 20:33:53.82 ID:3wvVljCHO
- あいよー
久遠さん誕生日おめでとう
- 869 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/06(木) 21:05:16.10 ID:USHoboWVo
-
天乃「さっそくだけど風、力を渡すわ」
風「えっ、い、今っ!?」
天乃「ええ、今から」
悲鳴に近い声を上げて身体を引かせた風は、
天乃や自分の周りにいる樹達を目だけで追って、天乃を見る
ほんのり赤いのは恥じらいがあるからだろう
風「みんないるんだけど……」
天乃「園子も同じだったでしょ? まぁ、貴女が嫌なら良いけど」
風「園子の時はカーテン閉めてたのに……」
天乃「流石にカーテンは閉めるわ」
園子にやった経験がある
すぐにみんなにもやる
それもあるが、破廉恥な理由ではないからだろう
天乃はカーテンを閉めておけばいいのではと言い切る
天乃「えっちなことじゃないのよ?」
風「それはっ、そうだけどさ」
ほら、こう、ねぇ? と、風は伺うように呟く
- 870 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/06(木) 21:27:55.42 ID:USHoboWVo
-
夏凜「ねぇ? なんていわれても困るんだけど」
風「夏凜は良いの!? 衆人環視の中授乳されるのよ!?」
夏凜「カーテンで仕切るって言ってるんだし良いんじゃないの?」
別に悪いことでもエロいことでもないんだし。と
夏凜は困ったように言いながら、息を吐く
衆人環視ではないにしても
見られている中でと言うのは、やや気になる
天乃は普段からエロいことも含めて精霊たちに見られているから、平気なのではと考えて
夏凜「場所、変えたら?」
天乃「別にいいけど、何かあったときに助けがある環境が良いわ」
東郷「それでこの場だったんですね」
樹「園子さんほどじゃないとは思いますが、何かあると怖いですもんね」
風「うぅ……で、でも、せめて、精霊のみんながいるだけの環境とかにしない?」
天乃「なら、私の病室に戻ったほうが良いわね」
- 871 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/06(木) 22:03:18.70 ID:USHoboWVo
-
天乃「それなら良いでしょ?」
風「ま、まぁ……その、ごめん」
天乃「ううん、仕方がないわ」
風の気持ちもわかるからと、
天乃は笑みを浮かべて、謝罪を拒否する
東郷達も特別な理由がなければ、個別で行うほうが良い
天乃「ごめんね、対処を優先しちゃったわ」
風「そんな謝らなくていいわよ、どちらかと言えば、晒す天乃の方が恥ずかしいでしょ?」
天乃「う〜ん……どうかしら?」
交際している、肉体関係がある
不自由な時代には身体的なケアもしてもらった
恥じらいがあるかないかで言えば、あるけれど
そこまで大きな恥じらいは、なかった
天乃「とにかく、戻りましょうか」
風「あ、うん。じゃぁ、あたしが連れて行くわ」
天乃「お願い……みんなは、ゆっくり休んでてね」
- 872 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/06(木) 22:19:56.99 ID:USHoboWVo
-
樹「何かあったらすぐに呼んでくださいね」
沙織「何かったら精霊通信であたしが受け取るから大丈夫だよ」
ナースコールよりも精度も感度も速度も抜群だよ。と
沙織は冗談めかして言う
千景達がいるからだろう、心配そうな様子はない
その一方で、友奈は何か言いたげに目を向けたものの
天乃の目が向けられた瞬間、さっと逃げてしまう
自分がやらかしてしまいそうだった不安と
風先輩ならきっと大丈夫。と言う信頼
口出しすべきかどうか迷った末に友奈は苦笑いを浮かべた
友奈「久遠先輩、無理はしないでください」
身体は大事に……ですよ。と、呟く
天乃「大丈夫よ、そんな心配しなくても」
友奈よりは少し重いかもしれないけれど
園子よりは大分軽いはずだから
だから大丈夫。と、天乃は風に力を渡すべく、二人で病室へと戻ることにした
- 873 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/06(木) 22:24:16.41 ID:USHoboWVo
-
安価下1〜2
コンマ判定一桁
0最小 9最大
※コンマ-1(0を除く)
※1、天乃、2、風
- 874 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:25:26.92 ID:3wvVljCHO
- あ
- 875 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:27:46.94 ID:BPct6bBo0
- あ
- 876 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:27:53.60 ID:sSEsirGCO
- あ
- 877 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/06(木) 22:41:36.10 ID:USHoboWVo
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
今日は久遠さんのお誕生日ですね、おめでとうございます
おかげで、被害は軽いようです
樹「久遠先輩の誕生日は、嫌なことが多いです」
友奈「うん……おうちの人たちが酷いことになっちゃったり……? あれ? そうだっけ?」
樹「? え、そうです……え? いえ、そんなことないですよ!」
友奈「あれっ?」
東郷「悩んだ時は久遠先輩と淫らなことをすると良いわ」
風「気持ちは分かるわ〜、気持ちはね」
- 878 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:49:25.90 ID:3wvVljCHO
- 乙
この結果を見るに園子の神樹様の力は余程強かったんだなと思ったり
さて反動が少なかった分、風先輩とのラブシーンはあるのだろうか
- 879 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:49:57.96 ID:3wvVljCHO
- 乙
この結果を見るに園子の神樹様の力は余程強かったんだなと思ったり
さて反動が少なかった分、風先輩とのラブシーンはあるのだろうか
- 880 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:53:02.33 ID:3wvVljCHO
- エラーが、すまぬ…
- 881 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:55:12.34 ID:sSEsirGCO
- 乙
いい誕生日でよかった
- 882 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 02:33:49.03 ID:0o8UdanwO
- 乙
風って樹と一緒に久遠さんとあんなにハッスルしたこともあるのに同じ部屋は恥ずかしいのかと思ったけどあの時もどちらかというと攻め強かったの樹の方だったな
- 883 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/07(金) 21:00:29.65 ID:9sYgiqruo
-
では少しだけ
- 884 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 21:04:33.36 ID:y8j1ivypO
- よしきた
- 885 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/07(金) 22:24:01.42 ID:9sYgiqruo
-
√ 2月5日目 夕 (病院) ※月曜日
天乃「……大丈夫そうね」
力が持っていかれた感はあるものの、
気怠さなどは感じられないし、体調的な不安はない
それは風も同じで、
友奈のように眠ってしまっているけれど、
魘されていたりしないのも同様で、問題はなさそうに見える
天乃「風がこれなら、みんな平気かしら」
一番影響があるだろう風でこの軽さなら、
東郷や夏凜、樹は問題なく終えられるはず
問題があるとすれば、累積する天乃の負担だけだ
天乃は風を見つめながら苦笑する
きっと、今のような余裕はなくなる
笑ってごまかすことも可能だが、見抜かれるだろう
天乃「……気を失う程度で済めばいいけど」
- 886 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/07(金) 23:02:03.69 ID:9sYgiqruo
-
風を含めた4人で園子一人分か
それ以下か、それ以上か
満開の合計数で言えば圧倒的に少ないのだが、
それだけで決まるわけじゃない
直接会うことはなかなかできていないが、
子供の為に提供する分もある
もちろん、それを込みで今回のことは考えているから
その点に関しては問題ないだろうが。
天乃「一人一人の消費を考えると、辛そうね」
他人事のように呟く
やると決めたことだから、それは考えても仕方ないのだと、改めて
1、風に触れる
2、精霊組
3、イベント判定
↓2
- 887 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 23:03:02.62 ID:y8j1ivypO
- 1
- 888 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 23:04:19.44 ID:R11BAgbp0
- 1
- 889 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 23:04:30.04 ID:8SSCVtDZ0
- 3
- 890 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/07(金) 23:14:06.49 ID:9sYgiqruo
-
では、短いですがここまでとさせていただきます
明日は出来れば少し早い時間から
風先輩との触れ合い
- 891 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 23:20:00.94 ID:WrB48OUwO
- 乙
あと3回か
次の力渡す時の判定も命だな
- 892 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 23:23:40.46 ID:y8j1ivypO
- 乙
風先輩とは単独ではなかなかする機会がなかったからなぁ
ここらで一つプチ発散したいところだな
- 893 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 01:57:04.69 ID:6WWic+S5O
- 乙
友奈ちゃんは拒否ったくせに!久遠さんの馬鹿!
まあそのあと無意識で自分でしちゃうくらいならって心境の変化なんかね
- 894 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/08(土) 20:51:20.34 ID:DVEvg4ULo
-
では少しだけ
- 895 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 20:53:37.21 ID:7/swUQV+O
- あいあいさ
- 896 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/08(土) 22:09:39.74 ID:DVEvg4ULo
-
眠る風に、手を伸ばす
性的な欲求に求められているわけじゃないけれど
何となく、触れたくなった
そんな言い訳を心にして、温もりに触れる
人肌よりも少し熱い
天乃「熱、あるのね」
魘されるほどではないが
穢れの力を取り込んだことによる乱れはあるのだろう
時折寝返りを打つような仕草を見せては、
じんわりと浮き出た汗が流れ落ちる
天乃「貴女も、えっちなことしたくなる?」
友奈のように、自分のように
熱っぽさは体調不良なんかではなく
性的な欲求ゆえの物だったりするのだろうか
だとしたら、また、友奈のように来るのだろうかと考える
- 897 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/08(土) 22:42:40.79 ID:DVEvg4ULo
-
風「ん……」
きゅっと、動く
普段は中学三年生
姉として、先輩として
頑張っている風も、こうしていればごく普通の子供で少女
それも、あと数ヶ月で高校生になる
受験勉強は時折していたらしいが
このままでは学力的な問題で合格できない可能性がある
中学時代に勤しんだこととして勇者のことを出せば
大赦の繋がりもあって多少、優遇されるだろうけれど
風がそれを望むわけがないし
神樹様の寿命が途絶えるのだとしたら、大赦云々、高校云々の余裕もないかもしれない
だからと言って、受験しない理由にはならないが
天乃「私……結局進路決めてないわ」
- 898 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/08(土) 23:23:40.50 ID:DVEvg4ULo
-
天乃「選択肢なんて、あってないようなものだけど」
今の状態で進学は難しい
以前はついて行く程度の勉強もできていたが
妊娠以降は本当に辛くて、苦しくて
独学での勉強なんて全くできなかった
授業を受けている沙織や風がノートを見せてくれはするけれど
それで追いつくことなんて無理そうで
かといって、勉強の余裕はなくて
天乃「風は、みんなは……こんな私でも平気?」
少しだけ身を寄せると
風の胸元の柔らかさが胸にぶつかる
ほんのり汗ばんだ匂いを感じる
天乃「……もし、みんながいなかったら私はただただ、えっちな子になりそうだわ」
寄って、抱く
眠っている風は、少しだけ窮屈そうな声を漏らした
- 899 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/08(土) 23:34:44.12 ID:DVEvg4ULo
-
01〜10 風(えっち)
11〜20
21〜30 風
31〜40
41〜50
51〜60
61〜70 風(えっち)
71〜80
81〜90
91〜00 風
↓1のコンマ
※空白なら起きない
- 900 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:37:09.26 ID:uRPTeabcO
- えっ
- 901 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/08(土) 23:47:44.20 ID:DVEvg4ULo
-
ではここまでとさせていただきます
明日は出来ればお昼ごろから
東郷「おバカ天然属性の久遠先輩……?」
東郷「……東郷「ちょっと見てみたいわ」
東郷「あと、久遠先輩はエッチですよ? ただただえっちで可愛い先輩です」
天乃「何言ってるのよ……おバカ天然って友奈のこ――」
友奈「つまり、えっちなことに没頭すれば完全に一緒ですね」ニコッ
天乃「あっ」ドサッ
- 902 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:53:28.03 ID:uRPTeabcO
- 乙
進路といえば勇者部の進路ってどんな感じなんだろうな
樹が看護の仕事したがってたのは前回だっけ?
今回は希望まだ歌関係の仕事かな?
- 903 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:56:55.67 ID:7/swUQV+O
- 乙
風先輩お目覚めか、久遠さんに抱かれて理性持つかなw
それにしても身体がボロボロ過ぎて進路すら代償に…何とかならないだろうか
- 904 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 02:03:29.64 ID:bQUQyjvGO
- 乙
行為みたいなのまでいかなくても最近の状況が状況で緊張感がすごくてチューとかすらしないから久遠さんが嫁とラブラブなところも少なくてすこし寂しい
園子はもともとの出来がいいから進学できるとして風と久遠さんは流石に中学で卒業延期もないだろうし高校浪人になるのかな(久遠さんは子供うんぬんの関係で高校行くかもわからないけど)
樹も祟りとか今の状況落ち着いたらオーディションみたいなの受けるのかどうかとか気になる、沙織…は3年だっけ?
- 905 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 15:30:12.75 ID:h7z10zyIo
-
では少しだけ
- 906 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 15:36:18.75 ID:i6GLyqRPO
- かもん
- 907 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 16:07:50.82 ID:h7z10zyIo
-
風「ん……天乃……?」
天乃「ぁっ」
ゆっくりと瞼を上げた風は、
自分の体が軽い拘束感に覆われている事を感じたのだろう
まだ眠気の残る視線を下げ、天乃を見ると腕を回す
風「どうしたのよ……死ぬかと思った?」
天乃「そういうわけじゃ、ないけど……」
風「じゃぁ、どうしたの?」
覚醒しきっていないふんわりとした声色
妹に見ているわけではないだろうけれど、
眠っている自分に抱き着いているというのが違和感を覚えさせるのかもしれない
心配そうに言う風の腕の力は少し緩んで、天乃の頭に触れる
天乃「ちょっ」
風「良いから、良いから」
なでなでと、風の手が動く
半無意識的な優しさは心地よくて、少し気恥ずかしくて
天乃は「そうじゃないのに」と、呟く
- 908 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 16:59:52.59 ID:h7z10zyIo
-
風「こうしてると、天乃も女の子よねぇ」
天乃「普段の私は何なのよ」
風「……女性?」
天乃「なにそれ」
風「大人びてるってこと」
ぎゅっと、天乃の体を抱いた風は、
髪に顔を埋めて、すんすんっと鼻を鳴らす
天乃「なっ、何してるの!」
風「ずっと寝てるのに、相変わらずいい匂い」
天乃「やっ」
風「柔らかいし、あったかいし、いい匂いだし……」
頭に触れる右手と、腰に触れる左手
左手はだんだんと下がって、お尻にまで下る
天乃「っ!」
風「……誘ってるんでしょ?」
天乃「ちょ、ちょっと……っ」
1、止める
2、受け入れる
↓2
※2は判定有
- 909 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 17:07:42.17 ID:i6GLyqRPO
- 1
- 910 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 17:08:21.80 ID:5Yq7itK70
- 2
- 911 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 17:23:02.03 ID:h7z10zyIo
-
01〜10
11〜20 樹
21〜30
31〜40 夏凜(止める)
41〜50
51〜60
61〜70 友奈
71〜80
81〜90
91〜00 夏凜(止める)
↓1のコンマ
- 912 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 17:23:45.04 ID:09fIZ5YDO
- あ
- 913 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 18:01:45.43 ID:h7z10zyIo
-
風「何……? 誘ってたんでしょ?」
天乃「ちが、それは、違うの……」
力を与えたことによる均衡の崩れ
それによって余計に沸き立った将来への不安があったからで
性的に誘うつもりはなかった
けれど、風にとっては性的な欲求を刺激されるものだったのだろう
風は寝起きでありながら、したそうで
天乃「……母乳飲まないって約束できるなら」
風「ん、分かった」
風の体に押し当てていた手を引いた瞬間、
距離は瞬く間に詰まって、抱きしめられる
一瞬の圧迫感、黒く染まる視界
目の前が明るくなった時に見えたのは、
天井と、僅かに紅潮した風の笑み
天乃「待って、あと一つ! あと一つ約束!」
風「っ」
もう一度攻めに回ろうとした風を制して、天乃は声を上げる
出来るのは、それだけ
止める力は天乃にはない
風「何? 脱がせちゃダメとか?」
天乃「それは良いけど……あまり、激しくしないで」
- 914 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 18:26:00.79 ID:h7z10zyIo
-
風「えっ……」
天乃「?」
風「あー……それ、約束しなきゃダメ?」
恥じらいを感じる頬、少し潤んだ橙色の瞳、揺れる唇
膨らむ乳房を隠す寝間着の、横に逸れたボタン
愛したい
情熱的に、果てしなく
そんな欲求に生唾を飲んだ風は、
泳ぎだす瞳を隠すように目を閉じる
風「は、激しくって、ちなみに線引きとかしてる?」
天乃「え……あ、えっと」
風「曖昧?」
天乃「……気を失わない程度?」
伺うように答えた天乃の目の前に浮かぶのは、笑顔
なんだそのくらいか。という安堵
風「それなら、大丈夫大丈夫。安心して、身を委ねて」
天乃「待って、安心できない。なんだか怖いわ」
風「……三度目のお預けは、無しでしょ?」
にっこりと見せられた笑顔は、
大丈夫なんて言葉を信じるにはあまりにも怖かった
- 915 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 18:51:40.18 ID:h7z10zyIo
-
天乃「んっ」
風「ちゅっ……ん」
始まりはいつもと変わらない
唇を重ねて、触れさせて、押しつぶして……心を奪う
重ねるたびに聞こえる小さな声
胸に当たる豊満な乳房
手で触れたい、キスをしたい
そんな欲求の代価のように唇へのキスをしながら、
天乃の手を握る
小さな手、弱い力
少女らしさと言っていいのか分からないけれど、
勇者ではない普通の女の子のような弱弱しさを感じる
風「っふ……」
天乃「っは……ぁふ……」
風の唇から糸を引く
天乃の口元からかすかに溢れ出ていく
どちらの物とも分からないそれを、風がぺろりと舐め取る
天乃「んっ」
風「久しぶりだから……燃えるかもいや、萌える。わね」
上体を起こし、天乃の手を離れた右手で口元を拭う
満足げに、しかしまだまだ不十分
鳴りやむことを忘れた心音の激しさ
高揚感に熱されていく息を吐いて、飲み込む
疼く体は、重なりを求めて天乃に触れていく
- 916 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 19:45:23.89 ID:h7z10zyIo
-
天乃「ほんとに、駄目だから……っ」
風「ふふっ……ちゅっ」
天乃「んっ」
不要な言葉は、口を塞いでせき止める
キスをしている間、握り返される手に愛おしさを感じて
ほんの少し長く唇を重ねると、
ちょっとだけ苦しそうな声が漏れて、慌てて離れる
天乃「はっはっはぁ……んっ」
風「その呼吸、何とかならない?」
天乃「はっ? なっ」
驚いた声を漏らした天乃の唇を、奪う
ねっとりとした温もり、溢れかえるどちらかの唾液
唇だけから、舌同士のキスへと移ろう
こくりと唾を飲む
そんな仕草さえも艶めかしく思えてしまう
整っていない荒々しさの感じられる呼吸が思いを募らせる
風「だめ……全部好き、天乃の全部が好きだわ。あたし」
ぬちゅりと淫靡さの滴る音を鳴らしながら離れて、風は呟く
始めてしまえば終わるまでは止まれない
想いを改めて、風は天乃と唇を重ねる
何度も、何度も
今までできなかった分を取り返すかのように
- 917 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 20:04:15.54 ID:h7z10zyIo
-
√ 2月5日目 夜 (病院) ※月曜日
01〜10
11〜20 風
21〜30
31〜40 夏凜
41〜50
51〜60 おやすみ
61〜70
71〜80
81〜90 友奈
91〜00
↓1のコンマ
- 918 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 20:06:37.34 ID:VcRGHfukO
- あ
- 919 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 20:32:06.91 ID:h7z10zyIo
-
√ 2月5日目 夜 (病院) ※月曜日
夏凜「……やった?」
天乃「ええ、しちゃった」
夏凜「アン――」
風「あ、あたし! あたしが、つい我慢できなくなっちゃったからなのよ!」
詰め寄りかけた夏凜と天乃の間に割り込むように身を乗り出して、
風は慌てて声を張る
えっちなことを始めてからはもう完全に起きていたけれど
そこで止まることが出来なかったのは自分だ
抱き着いてきていた天乃の柔さと女の子の匂い
その誘惑が強かったのもあるが。
風「だから天乃はあんまり叱らないで」
夏凜「あんたも同罪なのに何言ってるのよ」
風が天乃が
それ以前の問題だと言う夏凜はため息をついて、天乃を見る
心配そうな瞳が、天乃の心を揺さぶる
- 920 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 21:01:05.01 ID:h7z10zyIo
-
天乃「……ごめんなさい」
夏凜「別に謝れだなんて言ってないでしょ。体は?」
天乃「平気」
夏凜「風は?」
風「あたしも、まぁ……」
申し訳なさそうな風と天乃の答えを聞き、
顔をしかめながらも、来客用の椅子に腰を下ろす
夏凜「馬鹿じゃないの?」
風「面目もない……けどっ、ほんとっ、我慢できないわよ?」
夏凜「それでもすべきだって言ってんの。天乃がエロいことするのは命懸けだって忘れた?」
風「忘れてないけど……いや、まぁ、ごめん……」
正直な話、
そのことは頭の片隅に追いやられてしまっていた
風「暫くできなくて、我慢してたのもあると思う。ごめん、天乃」
1、受けることにしたのは私だから、謝らないで
2、誘ったのは私だもの……風を怒らないで
3、心配なら、夏凜が優しくえっちしてくれればいいじゃない
4、今まで体調不良が続いてたから、私も少しはしたかったの
↓2
- 921 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 21:04:50.54 ID:5Yq7itK70
- 4
- 922 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 21:08:49.31 ID:VcRGHfukO
- 1
- 923 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 21:36:46.07 ID:h7z10zyIo
-
天乃「受けることにしたのは私だから、謝らないで」
風「けど」
天乃「それに、抱き着いていた責任もある」
風の言葉を遮って、天乃は微笑む
元々は誘うような意図なんてなかった行為
でも、それが結果的に誘いであったこと
欲求に揺れる風を受け入れることを決めたのは変わらない
風「でも、自制心が足りなかったのも事実だから」
天乃「風……」
風「確かにいい匂いだったし、柔らかかったし……エロいことしたいって思ったけど」
そこで我慢するべきだった。と、風は申し訳なさそうに言う
互いに、相手が自身のことを悪く言うのは認められない
そんなやり取りを前に、夏凜は呆れたように首を振る
夏凜「その調子なら、本当に大丈夫そうね」
天乃「うん、ごめんね夏凜」
夏凜「だから謝らなくていいって言ってるでしょ」
- 924 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 21:54:13.51 ID:h7z10zyIo
-
夏凜「大丈夫ならいいわよ、もう」
天乃が持つ穢れの力によって性的欲求が高まることや
天乃自身がそれを必要とする体質であることも理解してる
だから、強く言う気はないし、
身体が無事ならそれでいいとも思う
だけど、心配なのは心配で、不安は不安だ
夏凜「力あげるたびに必要な感じなの?」
天乃「そう、ね……少し必要になってる感じはあるわ」
夏凜「あー……じゃぁ、止めないほうが良かった?」
天乃「ううん、そんなことない」
あの時はまだ、必要だとは思っていなかった
でもしなかったせいで、朝起きたら酷いことになっていて
結局必要なのだと思わされた
この体はもう、えっちなことが必要不可欠なのだと
だからこそ、そんな自分が中卒で終わる将来への不安が大きくなってしまう
- 925 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 22:14:39.30 ID:h7z10zyIo
-
風「渡すたびに必要なら大変なことになるんじゃない? 大丈夫?」
天乃「ええ、負担は想定よりも大きくなるかも」
風「そんな些細なことみたいな……」
天乃「考えるべきことではあるけれど、祟り対策をしない選択肢はないわ」
別に、我慢してもいい
その場合は多少、体の拘束が必要になったりするかもしれない
もしかしたら、身体が外因的な快感ではなく
内因的なもので満足しようとした結果かもしれないが
少なくとも、手を拘束しておけば変なことはしないはず
それで今日みたいなことになったら、また考えるしかない
風「無理、し過ぎじゃない?」
夏凜「ほんと……流石に4連続はまずいんじゃない?」
風「あれ? やる気なの?」
夏凜「んなっ……や、やらないわよ! 天乃が、必要なら、べつだけど」
批判した手前
やるとは言えなかったのか、言ってしまったことの気恥ずかしさか
頬を染めた夏凜は顔を逸らして、言い返した
- 926 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 22:21:00.49 ID:h7z10zyIo
-
では途中ですがここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
友奈「そっかぁ」ニコッ
友奈「風先輩とは、したんだ。私はダメだって、拒否したのに」
天乃「あっ……それはね? えっと――んぐっ」グッ
友奈「言い訳なんて、良いです。久遠先輩がその気なら、私は私のやり方で、久遠先輩とやるだけですから」
東郷「なんて、修羅場になっていたかもしれないわ」
友奈「えぇっ!? そんなことしないよ!」
友奈(ショックで、ちょっと色々言っちゃうかもしれないけど)
- 927 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 22:37:56.37 ID:VcRGHfukO
- 乙
まぁ友奈ちゃんは一番最初に搾乳体験してたしね
与える度にえっちな気分になってしまう久遠さんの母乳…夏凜ちゃんでも抗えないのだろうか
- 928 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 22:48:54.47 ID:N7CaZXQEO
- 乙
結局友奈のときも自分でしてるから我慢しても消耗してるっていうね
- 929 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 02:42:11.02 ID:rXUZXie4O
- 乙
みんながいる部屋じゃちょっと……って言いながら二人きりになったら致しちゃう風とかいう策士、久しぶりだったから久遠さんの方も溜まってたもの吐き出してそう
進路はなあ本当にどうなるんだろう、正直久遠さんと妖怪のハーフなんてとんでもない赤ちゃん大赦に面倒見てもらうのも怖いし
- 930 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/10(月) 20:27:40.26 ID:9VNNhEgio
-
では少しずつ
- 931 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/10(月) 20:36:31.25 ID:9VNNhEgio
-
夏凜「風、天乃とやったことあんまり話すんじゃないわよ?」
風「ん? あー……それもそうね」
一瞬、なぜかと言いかけた風は
その理由を瞬時に察して、髪を掻く
自慢するようなことではないのだが
久しぶりと言うこともあって気持ちは昂ってしまっている
みんなもそうなのだ
天乃とそういう触れ合い方をするのは久しぶり
えっちなことを知らないのであればいいのだが
半端に触れ、興味も大きい時期に長いお預け状態
出来るのであればしたいと思うのは当然で。
風「樹達もしたいって言いかねないわね」
夏凜「樹も……まぁまぁ強いんだっけ?」
天乃「なんで私を見るの?」
夏凜「経験者でしょ。あんた」
- 932 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/10(月) 20:57:44.27 ID:9VNNhEgio
-
夏凜「樹の性欲がどうかって話」
経験者と言う言葉でも首を傾げそうな目をする天乃を一瞥し、
ため息交じりに率直な言葉を吐く
妹のことと言うのもあって、ちょっぴり顔をしかめる風だったが、
以前樹と二人で天乃とまぐわった経験があるからだろう
軽くうなずく
風「樹は我慢もするけど、やるときはやるわよ」
天乃「……やめてって言えば、やめてくれるけど」
夏凜「そりゃみんな止めるでしょ……」
行為に没頭し始めたら止まるかはさておき
やる前なら、止まってくれるだろう
たとえ、どれだけしたくても。
夏凜「何はともあれ、明日はまた別の奴にやるんでしょ?」
天乃「ええ」
夏凜「だったら、今日はもう無理せず寝なさい……風は戻ってきて」
風「えー」
夏凜「えーじゃないわよアンタ。やった後の匂いがする天乃と二人きりになんかしておけるわけないでしょ」
- 933 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 21:05:44.55 ID:M3nuYcGzO
- 樹ちゃんとの行為ってあの時の一回ぐらいだったもんな
- 934 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/10(月) 21:21:10.24 ID:9VNNhEgio
-
千景たち精霊もいるのだが、
それでも不安にはなってしまう
天乃が受け入れたとはいえ、普通に見逃してしまうのだから
必要なことだったのだから仕方がないことではあるのだが
夏凜「…………」
天乃「……なにか考え事?」
夏凜「どうにかならないかって思ったのよ」
天乃「どうにかしたいけど、選んでいられないわ」
えっちなことは命懸け
だけど、それを避けて通れないからと言って止めるわけにはいかない
天乃「大丈夫、ちょっと頑張るだけだから……ね?」
許して。と
ねだるように見上げてくる笑みを、夏凜は困った様子で受け止める
駄目だと言っても聞かない
だから、いや、でも
いくつかの言葉を並べて、目を伏せる
飲み込んだいくつもの言葉から出てくる何かを吐き出す
夏凜「無理だったら無理って言いなさいよ?」
天乃「ええ」
止められない
止めても、どうにもならないことだから
これが本当に最後になるように願うことしかできなかった
- 935 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/10(月) 21:38:08.63 ID:9VNNhEgio
- 1日のまとめ
・ 乃木園子:交流無()
・ 犬吠埼風:交流有(タイムリミット、授乳、えっち)
・ 犬吠埼樹:交流有(タイムリミット)
・ 結城友奈:交流有(タイムリミット)
・ 東郷美森:交流有(タイムリミット)
・ 三好夏凜:交流有(タイムリミット、無茶)
・ 乃木若葉:交流有(タイムリミット)
・ 土居球子:交流有(タイムリミット)
・ 白鳥歌野:交流有(タイムリミット)
・ 藤森水都:交流有(タイムリミット)
・ 郡千景:交流有(タイムリミット)
・ 伊集院沙織:交流有(タイムリミット)
・ 九尾:交流無()
・ 神樹:交流無()
2月5日目 終了時点
乃木園子との絆 106(かなり高い)
犬吠埼風との絆 130(かなり高い)
犬吠埼樹との絆 112(かなり高い)
結城友奈との絆 144(かなり高い)
東郷美森との絆 143(かなり高い)
三好夏凜との絆 170(最高値)
乃木若葉との絆 112(かなり高い)
土居球子との絆 59(中々良い)
白鳥歌野との絆 57(中々良い)
藤森水都との絆 49(中々良い)
郡千景との絆 59(中々良い)
沙織との絆 146(かなり高い)
九尾との絆 80(高い)
神樹との絆 ??(低い)
- 936 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/10(月) 21:50:13.34 ID:9VNNhEgio
-
√ 2月6日目 朝 (病院) ※火曜日
01〜10
11〜20 樹
21〜30
31〜40
41〜50 園子
51〜60
61〜70 九尾
71〜80
81〜90 東郷
91〜00
↓1のコンマ
- 937 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 21:54:01.56 ID:M3nuYcGzO
- あ
- 938 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 21:55:10.81 ID:muY70j+6O
- あ
- 939 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/10(月) 22:08:27.70 ID:9VNNhEgio
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
あと6日
- 940 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 22:10:07.06 ID:muY70j+6O
- 乙
次は誰だっけ?
- 941 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 22:13:47.71 ID:M3nuYcGzO
- 乙
そういえば園子が全然目を覚まさないけど…
最終決戦間に合うかな
- 942 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/11(火) 20:11:30.05 ID:M2hflWX7o
-
では少しだけ
- 943 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 20:28:05.26 ID:EsavRhAjO
- きてたー
- 944 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/11(火) 20:28:50.62 ID:M2hflWX7o
-
√ 2月6日目 朝 (病院) ※火曜日
天乃「……っはぁ」
目を覚ましてすぐ、息を吐く
昨日のえっちなことの影響もあって体調を崩す可能性もあったが、
力を失った倦怠感はあるが、体調不良にまでは陥っていない
この状態ならば、次の授乳と言うべきか
力を与えることが出来るだろう
ただ、その次は難しいかもしれない
天乃「残ってるのは……」
樹、東郷、夏凜
言わずもがな、最も耐性のある夏凜は最後
満開を行っていない樹と
穢れの身代わりとなった経験があるが、
満開を数回行ってしまっている東郷はどちらでもいいと言えばいいだろう
どちらかと決めるのであれば東郷の方がいいのかな。と、天乃は思う
- 945 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/11(火) 20:57:56.56 ID:M2hflWX7o
-
樹は、以前までも満開を使っておらず、
今回のシステムに切り替わってからもまだ、満開を使っていない
その一方で、東郷は以前に満開を行っており
今回のシステムに代わってからも満開を使ってしまっているし
今回に限っては代償はないと言っても、
それによって何らかの変化が起こっている可能性はある
天乃「……東郷、ねぇ」
友奈と風があの状態
なら、東郷はどうなってしまうのか
授乳行為の延長線上でそのまま押し込まれてしまうのではないか
そんな不安を覚えて、苦笑する
天乃「流石に、言えば止めてくれるわよね?」
それは、希望だ
東郷が、風や友奈のように
比較的軽い症状で済んでくれると言う祈り
だがむしろ、日に日に重くなっていくのは天乃自身だ
1、さっそく、東郷に力を渡す
2、精霊組
3、勇者組
4、イベント判定
↓2
- 946 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 20:59:11.79 ID:1jCXtTKr0
- 1
- 947 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 21:01:30.74 ID:QvepLSBKO
- 1
- 948 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/11(火) 21:28:26.53 ID:M2hflWX7o
-
天乃「……時間は、有限だもの」
一昨日に友奈、昨日に風
友奈とはエッチなことしなかったが、
朝に大変なことになってしまっていて
だからと……風とはエッチなことをしてしまった
本来ならばゆっくりするべきなのだろうけれど、
そんな時間はないと、天乃は首を振る
夏凜や精霊のみんなは良く思わないかもしれないが
東郷がいるみんなのところへ向かうべく、松葉杖に手を伸ばす
天乃「…………」
握る力は限りなく、弱い
左足以外を取り戻した頃よりも、弱い
握るだけで軋む感じのする骨
身体を支えようとして震える右足
松葉杖にかかる負担が目に見える振動
天乃「危ないわね」
思わずつぶやいて、歯を食いしばる
- 949 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/11(火) 21:45:56.30 ID:M2hflWX7o
-
一歩一歩、慎重に進む
千景たちに助けてと言えば、昨日のように助けてくれる
でも、無理はさせて貰えなくなる
無茶することも渋られてしまう
それが、勇者部にとって不利益になるとしても
天乃の命が危険に晒されてしまうのであれば、止められてしまう
もちろん、精霊や勇者部
みんなでの話し合いをしてでの決定になるだろうけれど
満場一致になることは避けられない
天乃「っ……車椅子の方が、良かったかしら」
手すりのある壁に腰かけながら、ひと休憩
少しでも大丈夫なアピールのためだったけれど
流石に無茶をしたのではと、汗を拭う
天乃「はぁ……でも、頑張らないと」
これで最後、これが最後
だから、今は無茶を重ねてでも頑張ろう
天乃はそう意気込んで、微笑んだ
- 950 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/11(火) 22:03:44.21 ID:M2hflWX7o
-
東郷「私ですか?」
樹「東郷先輩は満開をしているから……でしょうか?」
自分ではないのは、
園子が重い症状に見舞われている原因である満開のせいではと考え、首をかしげる
満開をしていない自分としている東郷では
明らかに、優先順位は東郷が上だ
風「ほ、本当にやるわけ?」
天乃「ええ」
風「でも」
天乃「大丈夫よ。何とかなるわ」
えっちなことをしてしまった手前
東郷のことを言えないが、大丈夫なのかと伺う風に笑みを浮かべる
東郷だって無理強いはしないはず
もちろん、症状が重い場合には強引になるのも致し方ないが
そうでなければ大丈夫……のはずなのだ
夏凜「誰か一緒にいたほうが良いんじゃないの?」
風「あたし達の時に居なかったんだから、それはちょっとひどくない?」
東郷「夏凜ちゃんの心配も我ながら分かるけれど……大丈夫よ。理性はあるわ」
友奈「その言い方は、ちょっと怖いような……」
- 951 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/11(火) 22:09:44.30 ID:M2hflWX7o
-
では途中ですがここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
- 952 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:14:57.80 ID:EsavRhAjO
- 乙
久遠さん最後まで命削ってるなぁ
そうまでしてでも勇者部のみんなを助けたいんだろうけど…
- 953 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:49:48.41 ID:QvepLSBKO
- 乙
判定がどうなるかな
- 954 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 01:55:14.81 ID:4DGFoyGXO
- 乙
コンマがよければ問題ないからへーきへーき(鼻ホジ)
これ具合悪けりゃ参加できない娘も出てきちゃうんだろうか
まあ祟りによる落命防止が一番重要でやってる部分もあるから一番の目的は達成してるといえばそうなんだけどさ
- 955 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/12(水) 20:21:35.39 ID:OXUk33BCo
-
では少しだけ
- 956 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 20:34:38.64 ID:HfMSxkEtO
- あいよー
- 957 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/12(水) 21:00:55.91 ID:OXUk33BCo
-
風「理性があるって言っても、簡単じゃないわよ?」
東郷「穢れの誘い、久遠先輩の魅力は重々承知してます」
東郷にとって、天乃は魅力的な人だし
性的な欲求が一切ない……わけがない
だが、穢れによる性的欲求の高まりと、理性への干渉は経験したことがある
その時は流されてしまったけれど
あれは互いにとって必要だったからであり
天乃の負担になるのであれば、我慢できるはず。と、東郷は言う
風「そ、そう? きついんじゃない? いつも、東郷ってエロいことばっかり考えてるでしょ?」
東郷「流石にいつも考えてるわけでは……」
無いですよ? と、
なぜだか天乃から目を逸らす東郷だが、
その視線の先、風をじっと見て眉を顰める
東郷「もしかして、風先輩は我慢できなかったとか?」
風「はぇっ!? いやっ!? そんなことないけど!?」
友奈「えっ?」
夏凜「はぁ……」
上ずった風の声
友奈の驚いた声と、夏凜のため息
それが流れの区切りであったかのように、音が止む
- 958 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/12(水) 21:16:54.25 ID:OXUk33BCo
-
友奈「したんですか?」
風「いやー……なんていうか、気付いたら、やっちゃってたのよねぇ……」
まだ半覚醒状態の時からしていたからだろう
理性が働いていなかったと弁明する風は、
所在なさげに髪を掻いて、乾いた笑い声を漏らす
友奈「………」
自分はして貰えなかったのに。
そんな不満と言うよりは、
それならして欲しかったなーと言いたげな寂しそうな表情を浮かべた友奈は
はっとして、首を振る
今はやらないように気を付けるべきという話なのに
催促してしまいそうな自分にくっと唇をかむのが見えた
東郷「なるほど、風先輩が抗えなかった。と」
夏凜「そ。だから東郷も危ないんじゃないのってわけ」
東郷「そういうことであれば、確証は持てないわ」
- 959 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/12(水) 21:45:12.26 ID:OXUk33BCo
-
天乃「そんな自信満々に言われても困るわ」
東郷「大丈夫です。いざというときは舌を噛み切ってでも耐えます」
樹「死ぬかもしれないので駄目です」
精霊に守られていないのだ
以前のように、死を遠ざけてくれるような力はもうないのだ
冗談でもそれはダメだと言う樹に、天乃は同調しつつ友奈に目を向ける
一人でしなければならなかった寂しさが、感じられた
東郷「では、やはりそのっちのようにこの場でするしかないのでは?」
天乃「それはそうなのだけど、必要になっちゃう場合もあるの」
以前のように、穢れの力による影響を抑えるため
性的な行為が必要な場合もある
実際の問題、友奈としなかったせいで朝には大変なことになっていたから、勘違いではない
東郷「では……必要ならすると言うことですよね?」
天乃「そうね」
東郷「……どうします?」
天乃「どうって?」
東郷「風先輩が出来なかった我慢を、二人きりの状況でできるとは思えないのですが」
- 960 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/12(水) 22:02:32.26 ID:OXUk33BCo
-
えっちなことを二人きりの状況で我慢することは難しいのだが、
えっちなことをするのであれば、二人きりが望ましい
天乃が必要なのかそうじゃないのか
力を渡す前から明確であれば、二人きりになるかそうならないか決められるのに
渡してからでないと、分からない
夏凜「とりあえずここで力を渡して、必要なら二人きりにするっていうのは?」
友奈「えっと、力を渡した相手じゃないとダメなんですか?」
天乃「私個人なら、そんなことはないわ」
当然だが、
天乃個人なら相手は誰でもいい
しかし、力を渡した相手も必要な可能性があるし
もしもそうなら、天乃とその相手でやる方がいい
1、東郷、任せるわ
2、二人で良いんじゃない? 信じるわ
3、とりあえずここでしましょうか。必要なら、みんなに協力して貰いましょう
↓2
- 961 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 22:04:07.07 ID:HfMSxkEtO
- 2
- 962 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 22:08:59.06 ID:rQJpCDhs0
- 1
- 963 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/12(水) 22:20:57.84 ID:OXUk33BCo
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
天乃「東郷、任せるわ」
東郷「では、友奈ちゃんと二人でまた楽しみたいです」
友奈「わ、私は良いよっ!」
友奈「えっと、そんなにしたくないなーというか、しなくてもいいかなーと言うか」
友奈「東郷さんもしたいだろうし、一人の方が楽しめるんじゃないかな〜?」
園子(ハッ! 昏睡状態になんてなってる場合じゃない予感……っ!)
園子(でも体が動かないよ〜っ)
- 964 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 22:25:09.55 ID:HfMSxkEtO
- 乙
はたして東郷さんは己の欲望に打ち勝つ勇者になれるのだろうか
そしてますます不憫なそのっち…
- 965 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 22:34:30.80 ID:QDWtuZpPO
- 生殺し状態で笑った
- 966 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 02:21:06.00 ID:Afik2ggtO
- 乙
久遠さんの状態まかせってことになると
穢れ譲渡の判定→久遠さんの理性の判定で理性がヤバい場合によっちゃ退室してもらうってことになるのかな?
コンマの判定多いとドキドキするからすき、明日が楽しみ
- 967 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/13(木) 20:39:06.78 ID:lORurpVzo
-
では少しだけ
- 968 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 20:40:05.99 ID:lZEgdnyuO
- よしきた
- 969 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/13(木) 20:45:32.21 ID:lORurpVzo
-
天乃「東郷、任せるわ」
東郷「個人的趣向と言うべきか、することを考えればやはり二人きりが好ましいです」
園子は状態もあって仕方がなかった
だが、風もそうだったけれど
この歳でおっぱいを吸う……授乳行為をされると言うのは
見られたくはないものなのだ
えっちな行為だって3人での行為など
その場の全員が一緒に行うと言う前提があってこそ
人前で行うという状況を受け入れることが出来るのであって
それがないのならば、出来れば見られたくはないと言うのが正直な話である
東郷「ですが、二人きりで理性が保たれるのかどうか」
樹「凄い考えてる……」
むむむむ……と
中々の剣幕で悩む東郷は次第に頭を抱えるような素振りを見せて、硬直する
東郷「参考までに、風先輩はどんな状況ですることになったのか聞いても?」
風「ふへっ!?」
- 970 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/13(木) 20:59:18.98 ID:lORurpVzo
-
夏凜「ふへって……」
風「そこうるさいっ! 急に来たから驚いただけよっ」
こほんっと咳払いをして、頬を掻く
嫌な記憶ではないけれど、恥ずかしい記憶
ちょっぴり思い出したくない昨日のことを思い出して、赤面する
風「えーっと……あれよ。あれ。ベッドで二人で寝てたのよ。それでまぁ……」
触れちゃうじゃない? と、
伺うように切り出した風は、天乃から目線をはずす
風「いい匂いだったし? 柔らかかったし? あーこれ、無理だなって」
天乃が受け入れたことまでは口にせず、
自分が我慢できなかった理由と、
そこに入っていったであろう状況を話して、東郷に目を向ける
勇者部の中では性的欲求が強い方であろう東郷もまた、
天乃が一緒は嫌だ。などと言わない限り、同じような状況になることだろう
つまり、絶対に同じことになる
- 971 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/13(木) 21:38:49.57 ID:lORurpVzo
-
東郷「……それは我慢できませんね」
沙織「今まで触れられなかった不満もあるから、無理だよ」
天乃「それは申し訳なかったわ」
夏凜「仕方がないことだったんだし、謝るようなことではないでしょ」
みんなが欲求不満になるような状況になってしまったのは
当然ながら天乃が理由ではあるが、原因ではない
樹「東郷先輩、我慢できないならやっぱりここでするんですか?」
東郷「ううん、二人きりになるわ」
夏凜「我慢できないんじゃないの?」
東郷「それは根性と、若葉さん達に助力をお願いするわ」
友奈や風はすでに問題はないけれど
夏凜や樹はまだ……祟りの影響を強く受けやすい
そんな中、歌野達の力に守られている病室から長く放り出すわけにはいかない
そう、考えたのだろう
- 972 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/13(木) 21:55:14.64 ID:lORurpVzo
-
東郷「久遠先輩、怖いとは思いますが……それで構いませんか?」
天乃「私は貴女に任せるって、言ったのよ?」
伺う東郷に、笑みを返す
怖いか怖くないかで言えば怖くはない
しかし、性的欲求を含めれば少しの不安がないわけではない
それでも東郷なら大丈夫
若葉達がいるなら大丈夫
だから、頷く
天乃「それで行きましょう」
夏凜「危なくなったら呼びなさいよ?」
天乃「ふふっ、大丈夫よ」
えっちなことはするかもしれないが
風の時と同じように、合意でのものになるはず。
友奈の時だって、受け入れる準備さえできていればあんなことにならなかった
だから……
天乃「友奈……今度はちゃんと、しましょうね」
避けてしまった友奈に、声をかけた
- 973 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/13(木) 21:56:48.29 ID:lORurpVzo
-
安価下1〜2
コンマ判定一桁
0最小 9最大
※1、天乃(+1)
※2、東郷(-1)
- 974 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 22:00:41.88 ID:lZEgdnyuO
- あ
- 975 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 22:02:08.92 ID:HTmk2hAx0
- あ
- 976 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/13(木) 22:04:31.10 ID:lORurpVzo
-
ではここまでとさせていただきます
明日は所用によりお休みとなります
再開は明後日、可能であれば少し早い時間から
天乃8+1=9(重い)
東郷2-1=1(軽い)
- 977 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 22:07:36.30 ID:HTmk2hAx0
- 乙
そのっちの時とは真逆の結果に…
久遠さんの無理が祟ったか…?
- 978 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 22:48:05.89 ID:zNW4Nk5gO
- 乙
なんとかここで持ちこたえないと樹と夏凜抜きになっちゃうな
- 979 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 01:28:15.62 ID:ejr7RsxOO
- 乙
東郷さんの体調すこぶるいいのが哀愁を誘う
- 980 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/15(土) 20:12:27.56 ID:A1173Un3o
-
では少しだけ
- 981 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 20:20:16.53 ID:e+TFW/dtO
- よしきた
- 982 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/15(土) 20:52:59.27 ID:A1173Un3o
-
東郷「久遠先輩!」
東郷の悲鳴が聞こえた
扉一枚隔て、廊下に聞こえたクラスメイトの声のような声
それが、自分の意識が切り離されて行っているからだと天乃が気付いたのは、
東郷が触れた時だ
何にも感じられなかったのだ
自分のものではないような身体は
だんだんと、呼吸をしているのかさえ分からないほどに遠のいて
東郷「っ……まっ」
恐れを抱く東郷の泣きそうな顔
絞り出そうとしている声にこたえる余裕もなく、途絶えてしまう
夏凜「東郷!」
最初にカーテンを開いた夏凜は、
まず真っ先に声を上げた東郷の名を呼び、そして……天乃を見る
樹「夏凜さ――」
夏凜「来るな!」
風「夏凜?」
夏凜「いいから、ベッドに居なさい」
- 983 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/15(土) 21:13:40.36 ID:A1173Un3o
-
近づいてくる樹達に冷たく言い放った夏凜は、
自分の開いたカーテンを閉じる
夏凜「東郷、東郷」
東郷「か、夏凜ちゃ……」
夏凜「大丈夫、私よりは酷くない」
夏凜に肩を叩かれ、ナースコールを握る手に触れられ、
東郷の手がゆっくりと開く
押しボタンのわずかな隙間
その跡がくっきりとついてしまうほどに強くナースコールを握っていたのだろう
少し痛々しいその手を一瞥し、夏凜は天乃の口と目元を拭う
激しい吐血はないし、苦しみに悶えているような様子はない
しかし、激しくはなくとも血は流れている
口だけじゃなく、目からすらも
東郷には酷くはない。と言ったが
酷くはないだけで、悪いことに変わりはなかった
- 984 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/15(土) 21:53:45.19 ID:A1173Un3o
-
暫くして駆け付けた看護師たちによって、
治療と検査のために天乃が連れて行かれた後、
まだ汚れの残るベッドから動かない東郷に、夏凜は声をかける
夏凜「あんたのせいじゃない、だから、責めるんじゃないわよ?」
東郷「急だったわ……苦しんだりすることはなかった。ただ……」
口から血が溢れ出てきて、
それゆえの息苦しさからだろうか
目からも血が流れてきて
声をかけても反応はなく
硬直したように動かなくて
だんだんと、目に宿る光が失われていった
怖かった、恐ろしかった
このまま、天乃がいなくなってしまうのではないかと
夏凜「分かる……ほんと、怖いわよね」
東郷「夏凜ちゃん……」
夏凜「それでも泣き叫ばないあんたは凄いわ」
東郷「凄いなんてっ!」
凄いなんて……褒めないで
今はそんな言葉を聞きたくない
嫌悪感のある目を向ける東郷に対して、
夏凜はあえて、笑みを浮かべた
- 985 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/15(土) 22:31:29.86 ID:A1173Un3o
-
東郷「何を笑って――」
夏凜「いや、別に」
怒る余裕があるなら平気だ
まだ、心まで壊れてしまうほどではない
自分の限界にまで近づいたことのある心
それがまだ壊れていないから、思う
夏凜「穢れを失いすぎたわね……まぁ、予想は出来てたけど」
風「樹と夏凜には無理?」
夏凜「その可能性はあるけど……」
友奈「樹ちゃんか夏凜ちゃんのどっちかは、やると思う」
みんなが望むか望まないか
それに関係なく、天乃は体調が少しでも戻ったら
あと一人でも。と、無理をすることだろう
夏凜「やっぱり、そう思うわよね」
樹「久遠先輩は無理しますから」
- 986 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/15(土) 22:51:22.44 ID:A1173Un3o
-
樹も困ったように笑って、
少し辛そうに、天乃の残した跡を一瞥する
樹「もしそうなったときは、夏凜さん。お願いします」
夏凜「樹……」
風「何言ってるのよ樹っ」
樹「私よりも、夏凜さんの方が必要だと思うから」
こんなこと、天乃は認めないだろうけれど
戦力的に取捨選択をするのであれば、
取るのは夏凜であり、切るべきは樹
樹はそう、断言する
友奈「なら、樹ちゃんは病院で待ってるんだよね?」
夏凜「樹海に巻き込まれなければね」
一番初めの戦い
夏凜はその場にいたわけではないけれど、
否応なく引きずり込まれてしまう可能性はあると言う
すでに勇者としての力を保持している以上
まだ参戦できなかった頃の夏凜とは、違う
東郷「もしそうなら……祟りを背負った状態で戦うことになるわ」
- 987 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/15(土) 23:18:27.40 ID:A1173Un3o
-
樹「覚悟は、してます」
祟りを背負った状態で戦う辛さ
それは、祟りに苦しむ日常生活の辛さからでも分かる
もし、戦いの中苦しまされるのならば、
まともな戦いは確実にできない
囮にすらならない、足手纏いになるかもしれない
誰かを守って戦う。
そんな、余裕があるかもわからない戦いでだ
樹「それでも、私は勝つ方に懸けるべきだと思うんです」
そのために、天乃が無理をする
みんなで、生きていくために
だから、樹は自分の無理を受け入れる
樹「もちろん、まずは久遠先輩が助かるのが先だけど……」
風「不謹慎だけど、しばらく休んでて欲しい自分と良くなって欲しい自分がいて複雑ね」
戻ってきたら、今度は無茶ではなく無理をする
戻ってこなかったら、それだけ重い状態と言うことになる
どちらも嫌なのに、そうでなければ誰かがその分の無理をしなければならない
苦しめられることの堪えない現状に
風は不安を覚えつつも、吐露することなく飲み込む
弱音を吐いていられるような、状況ではないのだ
- 988 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/15(土) 23:22:45.81 ID:A1173Un3o
- √ 2月6日目 昼 (病院) ※火曜日
01〜10 天乃
11〜20
21〜30 園子
31〜40 天乃
41〜50
51〜60
61〜70 園子
71〜80
81〜90 べつ
91〜00
↓1のコンマ
- 989 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 23:23:59.31 ID:e+TFW/dtO
- あ
- 990 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 23:28:59.58 ID:K/bZdwm3O
- あ、
- 991 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/15(土) 23:36:30.94 ID:A1173Un3o
-
ではここまでとさせていただきます
明日はできれば昼頃から
一先ず久遠さんに戻ります
- 992 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 23:39:27.11 ID:K/bZdwm3O
- 乙
早い復帰でよかった
- 993 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 23:40:46.79 ID:e+TFW/dtO
- 乙
とりあえず久遠さんが早期復活したのは幸いか…
でも全員分のフォローが絶望的なのがかなり痛いなぁ
- 994 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 03:02:07.04 ID:X7xa+RP9O
- 乙
樹もしんどいよなあこれ
2日休んで神婚行く予定だったけどギリギリになるかもしれないのか
- 995 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/16(日) 15:46:31.33 ID:8lYPOtYoo
-
では少しだけ
- 996 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 15:50:19.58 ID:jVeBSiJlO
- あいよ
早々に次スレかな
- 997 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/16(日) 16:02:25.33 ID:8lYPOtYoo
-
√ 2月6日目 昼 (病院) ※火曜日
天乃「っふ……げほっ……けほっ」
咳に引き摺り出されたように戻ってきた意識
身体の奥底の痛みと、息苦しさ
味覚に染みる血の味を感じて、天乃は顔をしかめる
意識を失ったのだ
それも、園子の時とは比べものにならない、負担によって
天乃「風、東郷……」
園子を除けば、友奈と風と東郷の3人
それで、園子以上の負荷がかかった
あと1人
そんな我儘は許されるだろうかと、握り拳を作るだけで震える手を見つめる
天乃「ぅ……」
ベッドに手をつき、何とか状態だけでも起こそうと、試みる
キシキシと軋むベッド、ビキビキと痛む腕
自分を支える力すら、今は奪われているのだと
天乃は起きるのを諦めて、目を瞑る
その瞬間、額に冷たい何かが触れた
- 998 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/16(日) 16:06:12.62 ID:8lYPOtYoo
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スレ立て忘れてました
続きはこちらでやります
>>997に関しては向こうに再度載せます
【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十九輪目】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1560668705/
- 999 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 16:15:29.83 ID:jVeBSiJlO
- 了解
- 1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 16:22:41.07 ID:59+u2vDfO
- 乙
- 1001 :1001 :Over 1000 Thread
- | l| l || || l| | l| l || || l|
| l| | || || l! | l| | || || l! たらい回しの最果ての地へようこそ!
l l| .| ☆ l l| .| ☆
____ / . ____ /
ゝ___ノ がーん! . ゝ___ノ がーん!
( ) . . . ( )
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しーJ しーJ http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/
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- ちひろ「まいどー。ちひろ屋でーす」 @ 2019/06/16(日) 15:44:45.46 ID:oPo6wt+60
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須賀京太郎は静かに暮らしたい 衣「第11章に至れり!」【咲-Saki-安価】 @ 2019/06/16(日) 05:31:02.26 ID:8uYyzmml0
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スレたテスト @ 2019/06/16(日) 01:52:53.94 ID:CLiGh7ZAO
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須賀京太郎は静かに暮らしたい 咲「α章?いつの話?」【咲-Saki-安価】 @ 2019/06/16(日) 01:37:40.04 ID:oG3GZ2Gh0
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三峰結華「さぁ、このレンズの屈折率は?」 @ 2019/06/16(日) 01:31:22.26 ID:f/Tco6pf0
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俺の作ったオリキャラでバトル安価とコンマ @ 2019/06/16(日) 01:12:50.53 ID:ZTs5O4WlO
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