【安価】垣根「誰だよお前」バードウェイ「至って普通の魔術師だよ」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/03/20(水) 23:16:51.83 ID:bOaN8juQ0

※垣根主人公の時々安価スレになります

※ここの垣根はメルヘン要素ほぼなし、ネタキャラ要素あまりなしです

※時系列15巻終了時点、原作再構成というわけじゃないと思います

※その時点の時系列より先の巻の人物は安価で登場させるのできないです

※安価は極度に流れにそぐわないものや、過度なエロ、ホモは再安価にします

※コンマはゾロ目はクリティカル(44、66のみ大失敗)

※キャラ多すぎて口調がばがばなキャラいるかもです。多目に見てくれれば嬉しいです
2 : ◆IXrZKp1Pk. [saga]:2019/03/20(水) 23:32:56.18 ID:bOaN8juQ0
最初のみ、地の文ありになります
3 : ◆IXrZKp1Pk. [saga]:2019/03/20(水) 23:35:18.38 ID:bOaN8juQ0
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4 : ◆IXrZKp1Pk. [saga]:2019/03/20(水) 23:37:56.34 ID:bOaN8juQ0
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5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/03/20(水) 23:39:53.56 ID:A3lQhqKv0
書き込み欄の下にもあるけど、6000バイト85行以上になると「undefined」になっちゃうよ
6 : ◆IXrZKp1Pk. [saga]:2019/03/20(水) 23:43:34.72 ID:bOaN8juQ0
─路地裏─


(最悪……だ。)

(なんとか最後の力で、あの場から逃げ出してきたはいいが、最早演算は働かねぇし、体もろくに動かせやしねぇ)

(思えば…)

(ピンセット、ドラゴン、黒い翼、未元物質…)

(核心に近づいた…だがあのクソったれな一位の前に、俺は負けた)

 敗北。垣根帝督の人生で一度も味わったことのない経験。なにせ同格以上の人間と敵対したことがない。

 垣根にとって戦いは一方的な蹂躙でしかなかった。それ故、自分がこんな目に合うと考えることはなかった。

 もちろん、一方通行が、第一位が、自分と戦うことのできる唯一の相手だと認めてはいたが。

(結局、俺は第二位だとか未元物質だとか最高峰の力を持っていて敗けた。そして暗部のクソ野郎が最期はろくな終わり方じゃないってのは分かってたわけだが…)

 今まで誰にも垣根は敗北したことはなかった。能力者としてそんな人間は稀有で、一方通行でさえ、上条当麻、木原数多に負けている。
7 : ◆IXrZKp1Pk. [saga]:2019/03/20(水) 23:45:29.94 ID:bOaN8juQ0
>>5 ありがとです。久々すぎて文字制限とか忘れてた...
8 : ◆IXrZKp1Pk. [saga]:2019/03/20(水) 23:46:03.54 ID:bOaN8juQ0
しかし、垣根は初めて負けた。

 そしてそのたった一度の敗北は致命的であり、垣根帝督という人間の人生を終わらせるには余りにも十分すぎた。

(…こういう時、死が怖いだのよく言うやつがいるが、なんも感じねぇな)

 死を間近にして、垣根は恐怖を感じなかった。そもそも彼の恐怖という感情が壊れているのかもしれないし、暗部に墜ちた時にはこういう未来を想定はしていたのかもしれない。
 
 学園都市の科学技術の発展は著しい。外の世界の技術発展の倍の速度で、世界が変わっている。

 そんな世界で過ごしたからこそ、垣根はいつしか未元物質を越える兵器が出てくるのではないのか、と考えたことがあった。

 ありえない話ではない。

 この都市での旧型ウイルスは、外ではサイバーテロを起こしかねないものだ。

 だからこそ、そんな結末をなんとなく想像してはいた。

(だが、まさか同じ能力者に負けるとは思ってもなかったんだが……)

 錯綜する記憶をふりかえり、改めて自分がろくなやつじゃないと気づく。

(…もし、)

(もう一度、やり直せるとしたら……)

 人生に、もしもはない。

 だからこそ、こんな願いはバカらしいものだ。

 しかし、彼のなかで煮えたぎるなんとも言えない感情がそう促させた。

 だが彼は平穏を望むのでもなく、生存を望むのでもなく、他の誰かが聞いたら笑うような、そんな酔狂染みたことを薄れいく意識の中で、考えた。

 
──あの第一位に勝ちたいと、彼はそう願ったのだ。









 そんな願いが届いたのか、はたまた偶然か。

 通りがかった少女が一人。


「随分と酷い怪我だ。まるで聖人と戦ったみたいじゃないか」


 悪人に救いの手が伸ばされた。

 この出逢いが彼の運命、ひいては科学サイドを大きく変えることになる。
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