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【五等分の花嫁】四葉「中野四葉は幸せになりたい」
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1 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/22(金) 20:57:38.56 ID:Y7cKyIQ50
・ 五等分の花嫁のヒロイン・中野四葉が幸せになるためSSです。
・ 主人公の四葉が安価で行動していきます。
・ コンマで判定もあります。
・ パラメーターは @四葉の幸せポイント A上杉さんの好感度 B仲良し姉妹ポイント の3つです。
・ 幸せポイントを10にすることが四葉の基本的な目標です。
・ 四葉の幸せポイントは誰かを幸せにすると上昇します。逆に誰かを不幸にすると低下します。
・ 上杉さんの好感度はHPです。0になるとしにます。高いほど四葉は幸せになりやすいです。
・ 仲良し姉妹ポイントは高いほど幸せなイベントが起きやすいですが、低いと不幸なイベントが起きやすいです。
・ エロありです。
・ グロいことが起きると四葉はとても不幸になります。
2 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/22(金) 21:02:46.40 ID:Y7cKyIQ50
修学旅行の後、私は上杉さんと放課後の教室で学級委員長として居残りの仕事をこなしていた。
きっかけは、上杉さんの一言から始まった。
風太郎「相談したいことがある」
四葉の幸せポイント :■■■■■□□□□□
上杉さんの好感度, :■■■■■□□□□□
仲良し姉妹ポイント, :■■■■■□□□□□
3 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/22(金) 21:04:44.27 ID:Y7cKyIQ50
風太郎「二乃に告白された話は知っているよな?」
四葉「はい」
風太郎「一花に告白された話は?」
四葉「えぇ!?」
風太郎「まさか三玖に告白された話は聞いたか?」
四葉「どひぇー!」
風太郎「さらに驚くなよ。なんと、あの五月からも告白された」
四葉「うひょぉー!!」
風太郎「と、俺の修学旅行はそんな感じだった」
四葉「青春ですね。ヨッ!色男!」
一花と三玖が上杉さんの事を好きなのは知っていたけれど、五月までは少し驚き。
風太郎「で、ここからが本題なんだが、正直困っている」
四葉「何を困ることがあるんですか?美人四姉妹、選り取りみどりじゃないですか?」
風太郎「それはお前、ずいぶんとナルシストな発言だな」
四葉「そういう意味じゃなくてですねぇ!で、どうしたんです?告白されて」
4 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/22(金) 21:06:51.11 ID:Y7cKyIQ50
風太郎「保留している」
ほっ。まだ誰も選んでいない。まだ、私達五つ子と上杉さんの楽しい日々は続くんだ。そう安堵した。
風太郎「だが、もう答えようと思う」
しかし、その甘い将来像は一瞬で打ち砕かれた。
四葉「で、誰を選ぶんですか」ゴクッ
風太郎「それで困っているんだ。正直、一花も二乃も三玖も五月も俺にはもったいないくらい魅力的だ」
風太郎「だから俺は誰の想いに応えるべきか、決めかねている」
風太郎「しかし、いつまでも彼女たちの気持ちに返事をしないで過ごすというのは不誠実だと思っている」
風太郎「今週末までに、返事をすることは決めたが……四葉の意見を聞きたい」
風太郎「もちろん、お前の意見で決める訳じゃないが、俺より身近で過ごして姉妹の良いところも悪いところも知っているお前の意見を参考にしたいんだ」
風太郎「教えてくれ。俺は誰と付き合うべきだと思う?」
上杉さんの表情は真剣で、藁にもすがる思いのようだ。上杉さんは多分……私が推した人と付き合うだろう。
↓1 誰と答える?
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/22(金) 21:08:50.34 ID:8JBsm5/w0
人に決めさせるのはズルいと答える
6 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/22(金) 21:26:12.48 ID:Y7cKyIQ50
私には決められない。
皆、私に比べたら素敵でいい子たちだ。
それに一花も二乃も三玖も五月も幸せになってほしい。
誰かを選ぶことなんて出来るわけがない。
小一時間、私は迷った。上杉さんはじっと私の答えを待っていた。
四葉「人に決めさせるのはズルいですよ」
結局、そう答えるので精一杯だった。
風太郎「そうか。変な事聞いて悪かった」
その後、私達は黙々と残務をこなして、教室を後にした。
↓1 上杉さんの好感度チェック!
コンマ 50以上 1アップ
コンマ 50未満 1ダウン
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/22(金) 21:26:24.03 ID:hK/H0JGzo
う
8 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/22(金) 21:49:55.38 ID:Y7cKyIQ50
上杉さんは私を頼ってくれたが、その期待に答えられなかった。
別れる時、上杉さんは少し寂しそうな顔をしていた。
上杉さんの好感度が1下がった。
四葉の幸せポイント :■■■■■□□□□□
上杉さんの好感度 :■■■■□□□□□□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■□□□□□
9 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/22(金) 21:54:39.38 ID:Y7cKyIQ50
中野家の食卓。
今日は二乃が本格的な手作りパンを焼いて振る舞った。
一花「夕食がパンってどういう風の吹き回し?」
二乃「ヨーロッパの一般家庭じゃ普通の事よ」
一花「ここ日本」
二乃「細かいことは気にしない。美味しい?」
五月「正直、お店のパンみたいです。中はふっくら、外はカリッ!として。よくウチの設備でこんなパンが焼けましたね」モグモグ
四葉「うん!美味しいよ!さっすが二乃!」モグモグ
二乃「三玖はどう?パン屋さんで働くプロの意見を聞きたいわ」
三玖「ウチの店長が焼くパンの方が美味しい」
二乃「ふーん。じゃあ今度フー君の意見でも聞いてみようかしら?」
一花「三玖のパンの方が美味しいよ、二乃のパンより」
二乃「あんたの意見、聞いてない。五月はどう?あんた、食べ物の味に関しては嘘つけないわよね」
五月「二乃のパンの方が……ジューシーでモチッとした食感があって……とりあえずおかわりを」
3年生に進級してからなんだか家がピリピリしているのが鈍感な私にもわかる。
こんな状況で、上杉さんは誰かを選ぶなんて。どうしよう。私はオロオロするばかりで何も出来ない駄目な子だ。
10 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/22(金) 21:57:05.70 ID:Y7cKyIQ50
一花「ところでクラスの女子が前に噂していたんだけど、四葉とフータロー君の噂って本当なのかな?」
四葉「え?」
五月「なんですか?その話は」
一花「あれ?五月聞いたことない?」
三玖「フータローと四葉が学級長同士付き合ってるって噂……一時期流れてた」
二乃「ああ、あの馬鹿げた噂ね。あまりにも荒唐無稽だから誰も気になんかしてないわよ」
そういえば、そんな話あったっけ。上杉さんにも確認したけど、私が上杉さんと付き合うなんて恐れ多い。
一花「で、どうなの?四葉」
四葉「わ、私もパンおかわり〜」
二乃「はっきり答えたらおかわりあげるわよ。あんたら付き合ってるの?」
なんて答えよう。私達は付き合っていないから、否定すればいいだけだけど。
↓1 どう答えますか?
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/22(金) 21:59:08.85 ID:8JBsm5/w0
これから突き合います(おめめぐるぐる)
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/22(金) 22:01:18.96 ID:KdKRZNmro
五等分(物理)ルートかな?
13 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/22(金) 22:17:44.17 ID:Y7cKyIQ50
考えよう。ここで否定したら?
メリット:二乃の美味しいパンがもらえる。
パンは食べたいけど……私の第六感が囁いてくる。
「頑張れ四葉。ここで否定したあなたは一生負け犬人生だよ」
「『ありえません』なんて答えたら最後、次に目をギラギラさせている一花が言ってくる事を予想しよう!」
「一花『四葉はフータロー君と付き合うつもりはないんだよね?』」
「言質を取りに来るに決まってる!」
「この5人揃った場で、そんな事認めたら、もう私にチャンスなんてなくなっちゃう」
「二乃『はい、格付け終了〜』」
「三玖『お疲れ様、四葉。優しい四葉にはきっといい人見つかると思う』」
「五月『そのパンください、四葉』」
み、認めたくない!
でも、私、付き合ってる訳じゃないから!
四葉「ええと、ええっと」
二乃「はっきり言いなさいよ」
三玖「四葉は彼のこと、どう思ってるの?」
五月「そのパンは私の……」
四葉「つき……つき……」
四葉「これから突き合います」(おめめぐるぐる)
四葉「つきつき、つきつき、これからつき……突き合います!」
↓1 仲良し姉妹ポイント判定
コンマ50以上 現状維持
コンマ50未満 1ダウン
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/22(金) 22:27:45.75 ID:KdKRZNmro
ひゃぁ〜
15 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/22(金) 22:40:12.76 ID:Y7cKyIQ50
四葉(反応やいかに……?)
一花「えいっ」ツキ
四葉「ひゃうっ!」
一花「つき、つき」プニュプニュ
四葉「やめっ、おっぱい突かないでっ」
二乃「つき、つき」ほっぺたプニプニ
四葉「に、二乃も!」
三玖「つきつき……つきつき」プスプス
四葉「ひゃぁ〜〜三玖、脇は弱いっやめてぇ〜〜」
五月「つきつきつきつきつきつきつきぃ!」全員につきラッシュ ブスブスブスブス
一花「やったなぁ!五月ちゃん!つきつきぃ!」おなかプニュプニュ
三玖「つきつき」ボスボス
二乃「ちょ、痛い!三玖!痛いからっ!つきぃ!」モニュ
三玖「ひゃうぅ!」ビクッ
二乃「あ、乳首にクリティカルヒット!」
四葉「つきつき つきつき」
仲良し姉妹ポイントは下がらなかった!
四葉の幸せポイント :■■■■■□□□□□
上杉さんの好感度 :■■■■□□□□□□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■□□□□□
16 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/22(金) 22:47:06.06 ID:Y7cKyIQ50
四葉「やっぱり姉妹仲良くが1番だよ」
四葉「上杉さんは今週末までに誰か1人を選ぶんだよね」
四葉「私には関係ない話だけど」
四葉「4人の中でだれが選ばれても、このまま仲良く生活したいな」
四葉「そのために私に出来ること」
四葉「まずはみんなどう思っているのか、話を聞いてみようかな」
↓1 誰の話を聞きにいきますか?
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/22(金) 22:50:01.45 ID:umuQQYcwO
にの
18 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/22(金) 23:21:04.67 ID:Y7cKyIQ50
二乃「話って何?」
四葉「上杉さんの事なんだけど、二乃はどう思ってるのかなーって思って」
二乃「彼のことは大好き」
二乃「最初の出会いは本当に最悪だったけど、いつの間にか惹かれてて」
二乃「四葉知ってる?彼って実はすっごいイケメンなのよ」
二乃「背も高いし、頭もいいし、それでカッコいいって非の打ち所がないわ!」キャーッ
二乃「この恋は絶対モノにしたい。最初に好きだった三玖には悪いけど、負けたくない」
二乃「もちろん、他の誰にも負けたくない」
二乃「恋に落ちてから、ずっと彼のことばかり考えているの」
二乃「最初に告白したのも私だし、修学旅行でも想いはまた伝えられたわ」
二乃「そろそろ返事……期待しているんだから」
19 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/22(金) 23:23:49.16 ID:Y7cKyIQ50
四葉「二乃はもし、選ばれなかったら、どうするの?」
二乃「はぁ?そんな事ある訳ないじゃない。フー君は、絶対私を選んでくれる」
四葉「でもっ!もしも!」
二乃「やめて!」
二乃は大声を出して耳を塞いだ。二乃は真っ直ぐで熱いハートの持ち主だけど、姉妹の中で誰よりも繊細なのを私は知っている。
二乃「四葉は誰の味方なのよ?」
二乃「四葉、あんた裏でコソコソ一花や三玖となにか共謀しているわよね」
四葉「共謀だなんて、そんなこと……」
二乃「フー君の事を、一花や三玖が好きなのは知っている。最近じゃ五月も怪しい」
二乃には動物的な嗅覚があるみたい。
二乃「ま、いいわ。あんたが誰の味方であろうと、裏でコソコソ工作しようと、私には関係のない話よ。大事なのはどれだけ好きかって想いをぶつける事」
二乃「恋愛はパワーッ!フー君に対する想いは誰にも負ける気がしないッ!」
二乃の恋は本気だ。これで振られたらどうなるのか、予測出来ないのが怖い。
二乃「四葉。私がもしフー君と付き合えたら……祝福してくれる?」
20 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/22(金) 23:25:15.67 ID:Y7cKyIQ50
そして二乃の本心が少し垣間見えた。彼女もきっと私と同じことを心の中では心配しているんだろう。
今は他の姉妹と1人の男の子を巡って、情念ドロドロの鞘当て合いをしているけど、もともとは仲良し五つ子。
譲れないところはあるけれど、仲良くしたい気持ちは忘れていなかったんだ。
そうだよね。私達の中で、もともと1番姉妹想いは二乃だったんだから。
でも祝福は……私に、上杉さんと付き合った二乃を祝福することは出来るのかな……
↓1 祝福を約束しますか?
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/22(金) 23:46:51.59 ID:KdKRZNmro
当たり前よ
22 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/23(土) 00:09:19.54 ID:+BmwFNrf0
二乃のやり方にはなんら恥じるところがない。
真っ直ぐ自分の想いを上杉さんにぶつけている。
そんな二乃を、上杉さんが選んでも、私は納得できる。
四葉「祝福を約束するよ、二乃」
二乃「ありがとう!あんたのことも大好き!」
祝福を約束すると仲良し姉妹ポイントが1アップするよ。
四葉の幸せポイント :■■■■■□□□□□
上杉さんの好感度 :■■■■□□□□□□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■■□□□□
23 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/23(土) 00:11:11.19 ID:+BmwFNrf0
四葉「二乃は本気みたい。他の子のことも気になるけど」
四葉「私はこれでいいのかな」
上杉さんとの思いでを振り返る。勤労感謝の日のデート、楽しかったな。
私はまだ割り切れていなかった。
上杉さんが二乃を選ぶなら納得は出来る。でも、後悔しないで済むのかな。
「四葉、四葉」
ぼんやりそんな事を考えていると、誰かが私を呼ぶ声が聞こえた。
一花「四葉。大事な話があるんだけど」
四葉「わぉ。一花!」
一花「ちょっち2人きりで話そうよ」
一花の誘い。なんだか嫌な予感。
↓1 誘いに乗りますか?
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/23(土) 00:12:16.66 ID:CSExb/OH0
乗る
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/23(土) 00:12:26.54 ID:LTcoFuzGo
乗る
26 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/23(土) 01:18:51.77 ID:+BmwFNrf0
虎穴に入らずんば虎子を得ず!
四葉「話ってなに?」
一花「実はね、私、フータロー君に告白したんだ」
四葉「!」
一花「他の姉妹には秘密だよ」
四葉「上杉さんはなんて?」
一花「返事は待ってほしいって」
四葉(知ってる)
一花「二乃も返事待ちだからねー……どっちが選ばれると思う?」
四葉「どっちもだったらいいなーって、駄目かな?」
一花「ハハハ、フータロー君にそんな甲斐性ないと思うよ」
四葉(ひどい!)
一花「選ばれるのは1人。私は負けたくないっ」ギリッ
四葉「……なんだか嬉しいな」
一花「え?」
四葉「一花があの旅行のときよりイキイキしている」
27 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/23(土) 01:21:40.02 ID:+BmwFNrf0
一花「うん。こんなに素直に、欲しいモノに一所懸命になれたのは四葉のおかげかも」
一花「四葉は私の事、応援してくれているってことでいいよね?」
四葉「私は……」
一花「ウィンザー効果って知ってる?」
四葉「……?」
一花「私が直接、『一花ってすっごく可愛いしフータロー君にお似合いだよ』って言うより、私以外の誰かに言ってもらった方がドキッとくると思わない?」
一花「たとえば、四葉が『上杉さんに一番合っているのは一花だと思います』と彼に言ってくれたら」
一花「今のフータロー君は私を選んでくれる気がするなぁ」
四葉「え……」
一花「そう思わない?」
四葉「私の意見なんて……上杉さんは気にしないと思うよー……」
一花「相変わらずの自己評価の低さにお姉ちゃん、心配だよ」
一花「そんな四葉。取引しようよ」
四葉「とりひき?」
28 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/23(土) 01:31:03.01 ID:+BmwFNrf0
一花「今から2時間、四葉のリボン貸して欲しい」
一花「その2時間で私が四葉としてする行為すべてを、四葉は自分の行為として承認して欲しい」
一花が何をするかは明白だ。
私として、上杉さんに自分を推すつもりだ。
一花「もちろん、タダじゃないよ」
一花「私は四葉の事、好き。ギブ・アンド・テイクで行こうよ」
一花「今回は四葉の2時間を私はもらうけど、今度は四葉が私の2時間使っていいから」
四葉「え?」
一花「私とフータロー君が恋人になった後に、私として彼と毎週2時間ふたりっきりで過ごしていいよ」
一花「好きなんでしょ、彼の事」
四葉「あっ……」
妹のことは何でもわかる。妹の欲しいものは何でもわかる。
一花は昔からそうだったんだ。
29 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/23(土) 01:31:49.32 ID:+BmwFNrf0
一花の取引。
受けたら、一花は上杉さんとお付き合い出来る可能性は高い。そして私もそのお零れにあずかれる。
上杉さんとの二人だけの恋人としての時間。
内心諦めていた、夢のような時間が……でも……四葉としてじゃなくて、一花として。
でもその時、私は幸せなの?
↓1 一花と取引しますか?
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