千早「特別指導よ!」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/30(土) 21:27:39.66 ID:Aw2L+EOb0


トレーナー「はい、今日のボーカルレッスンはここまで!」


春香、千早「「ありがとうございました!」」


春香「……はぁ」


千早「どうしたの春香?」


春香「私、いつになったら歌上手くなるのかな…」


千早「最初の頃よりは、大分上手くなったと思うわ」


春香「そう…?」


千早「最初に歌を聞いたときは、思わず耳を疑ったもの。まさに不協和音だったわ」


春香「不協和音…」


千早「それが今はちゃんと歌にはなっているわ。だから、落ち込まなくてもいいんじゃないかしら」


春香「う、歌にはなってる…?」


千早「ええ。なんとか聞いていられるくらいには」


春香「う〜ん、なんか言葉がいちいち引っ掛るなぁ」

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/30(土) 21:28:28.04 ID:Aw2L+EOb0


千早「ともかく、春香はこの調子で大丈夫だと思うわ。私は楽しそうに歌を歌う春香がすきなの。グジグジ落ち込んでたら、春香らしくないわ!」


春香「千早ちゃん…」


春香「千早ちゃん、ありがとう!元気でたよ!」


千早「ふふっ。元の春香に戻って良かった!」


春香「だけど千早ちゃん、やっぱり私、もっと歌が上手くなりたい!」


春香「だから、千早ちゃん!私に歌をレッスンしてください!」


千早「レッスン…?」


春香「そう!私、千早ちゃんに歌教わりたいなって思ってたんだけど…なかなか言い出せなくて……」


千早「……」


春香(やっぱり、急すぎたかな……)


3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/30(土) 21:28:58.06 ID:Aw2L+EOb0


千早「ともかく、春香はこの調子で大丈夫だと思うわ。私は楽しそうに歌を歌う春香がすきなの。グジグジ落ち込んでたら、春香らしくないわ!」


春香「千早ちゃん…」


春香「千早ちゃん、ありがとう!元気でたよ!」


千早「ふふっ。元の春香に戻って良かった!」


春香「だけど千早ちゃん、やっぱり私、もっと歌が上手くなりたい!」


春香「だから、千早ちゃん!私に歌をレッスンしてください!」


千早「レッスン…?」


春香「そう!私、千早ちゃんに歌教わりたいなって思ってたんだけど…なかなか言い出せなくて……」


千早「……」


春香(やっぱり、急すぎたかな……)


4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/30(土) 21:29:53.28 ID:Aw2L+EOb0


千早「……わかったわ」


春香「本当!?」


千早「ええ」


春香「やった!ありがとう、千早ちゃん!」


千早「私、春香が歌にこんなに熱意を持ってるなんて思わなかったわ……ごめんなさい、さっきは酷いことを言ってしまって」


春香「いいよいいよそんなこと!」


千早「……だけど、春香。レッスンするからには、手加減しないわよ」キリッ


春香「わかっております!」


春香「これからよろしくね……いや、よろしくお願いします!!」


千早「こちらこそ、よろしく!」

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/30(土) 21:30:33.62 ID:Aw2L+EOb0


レッスンの日


春香「ふぅ〜、やっと仕事終わった〜!」


春香「……えぇっと〜、千早ちゃんとの約束は何時だったっけ?」


春香「……確か6時半だったよね」


春香「今何時だろう…4時半か」スッ


春香「まだ約束場所に行くのは早いし、事務所でゆっくりしてようかな」


_________________________


PM6:00


春香「~♪」(そろそろ行こうかな)


雪歩「あれ、春香ちゃん?」


春香「あ、雪歩。来てたの?」


雪歩「春香ちゃん、千早ちゃんと5時半から歌の練習するって言ってなかった?」


春香「え!?6時半じゃなかったっけ?」


雪歩「確か、春香ちゃんは5時半って言ってたと思うけど…」


春香「ちょっと待って!メモはメモは……あった!」

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/30(土) 21:31:22.72 ID:Aw2L+EOb0





『千早先生と歌の自主練?(?_??)?PM:5:30』







春香「や、やらかしたーー!!」ガビ-ン


雪歩「春香ちゃん、ドンマイ…」


春香「じゃあ、行ってきまーす!!じゃあね、雪歩!」ガチャ


雪歩「転ばないようにね…」


春香(なんでメモ見なかったのよ〜!!私のバカバカバカーーーー!!)

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/30(土) 21:32:43.99 ID:Aw2L+EOb0


_________________________


千早「春香、どこ行ってるのかしら!」プンプン


コンコン


春香「あ、あのー、失礼しまーす…」ガチャ


千早「春香!!一体何時だと思ってるの!!」


春香「ご、ごめんなさい…」


千早「本当、今まで連絡もしないで!何してたのよ」


春香「実は……カクカクシカジカ」


千早「つまり、時間を勘違いしてたのね」


春香「はい…」


千早「全く、春香から言い出したんじゃない!」


春香「そうです…」

8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/30(土) 21:40:48.57 ID:Aw2L+EOb0


千早「はぁ……じゃあ、早速レッスン始めるわよ」


春香「え?……は、はい!」


春香(えへへ、30分以上も遅刻したのに、もう許してくれるなんて。なんだかんだで、千早ちゃん、優しいな)


千早「……」スッ


春香「えっ?なんで千早ちゃん正座?」


千早「春香、ジャージと下着を下ろして、私の膝の上に来なさい」


春香「……ええっ!?///」


千早「ほら、早く」ポンポン


春香「な、何言ってるの?」


千早「何言ってるのって、今から指導するのよ」







千早「春香のお尻にね」

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/30(土) 21:41:42.73 ID:Aw2L+EOb0


春香「うぅ…そ、それってもしかして…….お尻ペンペン?///」


千早「まぁ、言い方を変えれば、そうなるわね」


春香「い、嫌だよぅ!高校生にもなって、しかも年下にお尻たたかれるなんてぇ」


千早「年下って、私たち同学年じゃない」


春香「そういう問題じゃない!!」


春香「千早ちゃん、お尻ペンペンだけは勘弁して」


千早「ダメよ」


春香「お願い!次は絶対遅刻なんてしないから!」パチッ


千早「そもそも、このレッスン場は特別に許可をいただいて借りたのよ。だから、使える時間は限られてるの。前にも、そう言ってたはずだけれど」


春香「い、言ってた…」

10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/30(土) 21:42:30.22 ID:Aw2L+EOb0


千早「なのに、40分も遅刻するなんて!そんな時間管理もできない人は、歌の指導よりも、他の指導の方が先よね」


春香「し、指導って……他にも何かあるんじゃ…」


千早「うじうじ言ってないで、さっさと堪忍しなさい」


春香「は、はい…」プリン


春香「」カァ-


春香「や、やっぱり無理!せめて、ジャージの上からにして!」ハキハキ


千早「春香、お尻叩きは直に叩くものよ」


春香「うぅ…///」プリン


千早「さあ、膝の上に来なさい」ポンポン 


春香「……」ドサッ


春香(千早ちゃんが私のお尻を見てる……ああっ、顔から火が出そう///)


千早「早速いくわよ。覚悟はいいかしら?」


春香「え?ちょ、まって」


パシーン


春香「っっっ!!」ビクッ


春香「いったーーーー!!」ジワ-ッ


パシーン パシーン パシーン


春香「痛い、いたーい!!千早ちゃん、ちょっと待って!」


千早「何を待つの?」


パシーン パシーン パシーン


春香「もういやぁ!」サスサス


千早「ちょっと春香、手が邪魔よ!」


春香「もう、春香さんのお尻は限界です……ゆるしてぇぇ…」ガシガシ


千早「自分のお尻をガシガシ触れるくらい、余裕じゃないの。まだまだ大丈夫ね」スッ


春香「余裕じゃないーー!!」

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/30(土) 21:43:38.54 ID:Aw2L+EOb0


パシーン パシーン パシーン


春香「アンッ、アンッ、アンッ!!もう許して、おねがいしますぅぅぅ!!」バタバタ


千早「ちょっ、暴れないでくれるかしら?叩きにくいわ」


春香「だってぇ」


千早「まだ、終わらないわよ」


春香「そんなぁ」


パシーン パシーン パシーン


春香「アーン!もうやだあああああ、アーーーーーン!!」


千早「………!!」ピタッ


春香「ちはやちゃん、もうおわり?」グスッ

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/30(土) 21:44:43.32 ID:Aw2L+EOb0


千早「な、何?さっきの透き通った声は!?まるで天使の歌声だわ!」


春香「え?」


千早「春香、さっきの、もう1回言ってみてくれるかしら?」


春香「さっきのって?」


千早「アーーーーーン(美声)!!って」


春香「……い、嫌だよ、恥ずかしいもん…///」


パシーン


春香「アーーーーーン!!痛ーーーい!!



千早「そうそう、それよ!!ああっ、なんて素晴らしい声なの!!」


春香「えぇっ、さっきの、声の、どこがずばらしい声なの…うぅっ….」ズズッ


千早「これは丁度いいわ。発声練習と、お尻叩きを一緒にしちゃいましょう!」


春香「なにそれぇ!意味わかんなーーーーい!!」


パシーン パシーン パシーン パシーン


春香「アン、アン、アーーン!!」


千早「そうそう、その声よ、春香!」


春香「もうおうち帰りたいよぉ……」

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/30(土) 21:45:41.58 ID:Aw2L+EOb0
_________________________


數日後


千早「春香、行くわよ!」


ピシャーン


春香「アーーーーーン!!」サッ


千早「春香、手は前」


春香「だってぇ…」


ピシャーン


春香「アーーーーンッッ!!」


千早「春香、この調子よ!」


春香「うっ、えぐっ、これの一體どこが発聲練習なのよぉ……ただ鞭で私のお尻しばいてるだけじゃーん…」グスッ


千早「行くわよ、もう1回!」


ピシャーン


春香「アーーーーーンッッ!!もういやぁぁぁ!!」


千早「うふふ、いい声」ウットリ


終わり
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/30(土) 21:47:06.86 ID:Aw2L+EOb0
_________________________


数日後


千早「春香、行くわよ!」


ピシャーン


春香「アーーーーーン!!」サッ


千早「春香、手は前」


春香「だってぇ…」


ピシャーン


春香「アーーーーンッッ!!」


千早「春香、この調子よ!」


春香「うっ、えぐっ、これの一体どこが発声練習なのよぉ……ただ鞭で私のお尻しばいてるだけじゃーん…」グスッ


千早「行くわよ、もう1回!」


ピシャーン


春香「アーーーーーンッッ!!もういやぁぁぁ!!」


千早「うふふ、いい声」ウットリ 


終わり
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/30(土) 21:48:34.32 ID:Aw2L+EOb0
修正>>13>>14
>>2>>3は重複



以上になります。
ありがとうございました。
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