七草はづき「夢の中でイってみたいと思いませんか」

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48 : ◆OBrG.Nd2vU :2019/04/21(日) 20:24:45.53 ID:3Kskt7OI0

>>45

よくわかりましたねw

>>46

Pも天井から吊られて空中で合体してる画になりました

>>47

ベタは大事ですよ
49 : ◆OBrG.Nd2vU :2019/04/21(日) 20:25:35.83 ID:3Kskt7OI0

お待たせしました。続きを投下します。
50 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/21(日) 20:26:49.97 ID:3Kskt7OI0


★★

『アンティーカ』のライブの打ち合わせのため三日ほど地方に出張していた俺は、朝早くから電車を乗り継ぎ、昼過ぎにようやく東京に帰ってきた。

特に急ぎの仕事もないので社長からは直帰の許可をもらっているが、久々にみんなの顔も見たい。お土産もあるし、事務所に寄っていこうと考えていた。


「プロデューサーさん、お疲れ様です♪」

「はづきさん? お疲れ様です」


乗り換えのために降りた改札で私服の白いワンピース姿のはづきさんに声をかけられた。いつも後ろで纏めている髪を今日はポニーテールに結っていて爽やかな印象だ。旅行にでも行くようなキャリーバッグを引いている。

そういえば今日は休みだったはずだ。まさか迎えに来てくれたわけではないだろう。


「たまたま、こっちに用があったんです。まさかプロデューサーさんに会えるなんて♪」


やはり、たまたまだ。それでも東京に帰ってきて、安心できる笑顔に出会えたのは素直に嬉しい。


「プロデューサーさんお昼ご飯は食べました? もしまだでしたら、一緒にどうです? 実はお弁当作りすぎちゃったんですよ〜」


ありがたい申し出だ。移動の面倒臭さから朝から何も食べておらず、ちょうど腹が空いてきたところだった。

たまたまお弁当を作りすぎてくれたなんて実にラッキーだ。


「じゃあ近くの公園で食べましょう♪」


そういえばこの近くに自然公園があるんだった。休日ともなれば、家族連れなどで賑わういいところだと聞いたことがある。天気もいいし、平日で人混みもないだろう。

俺たちは自然公園に足を運ぶことにした。
51 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/21(日) 20:28:15.84 ID:3Kskt7OI0

「今日のログインボーナスですよ♪」


ラブホテルの一室。薄明かりの下、全裸で仁王立ちする俺の前に跪くいつもの事務員服姿のはづきさん。いきり立った肉棒を恍惚とした表情で見つめている。

最近は『ログインボーナス』と称して、はづきさんが最初にいやらしいことをしてくれることが多くなった。

緑豊かな自然公園で、春のうららかな陽気の中、はづきさんの手作り弁当に舌鼓を打っていたはずが、いつの間にか爛れた関係の『夢の中』である。

おそらく弁当を食べ終わった後、はづきさんが「暖かいし、なんだかお昼寝したくなっちゃいますね♪」とか言って、そのままゴロンと横になって寝てしまったのだろう。

紳士的なプロデューサーが、体がムラムラ熱くなって平日の真昼間から同僚をラブホテルに連れ込むはずがない。だからこれは『夢の中』だ。

私服姿だったはづきさんが事務員の格好をしているのがその証拠だ。

わざわざ制服を用意して、エッチするために俺の帰りを待ち構えていたなど有り得ない。

だからこれは『夢の中』なのだ。


「すんすん、ふあぁぁ♪ 雄の匂いがスゴイです〜♪ 嗅いでるだけで、あぁ、濡れちゃいます♪ ひぁっ、ふぅ、おちんぽ♪ はぁう、おちんぽ♪ んふっ、くぅん♪」


昨夜は疲れてシャワーを浴びずに寝てしまったのでなかなかキツイ匂いのはずだが、久しぶりに構ってもらえて嬉しそうな子犬のように夢中になってちんぽの匂いを嗅ぎ回るはづきさん。

我が283プロが誇る美しき万能事務員であるはづきさんが、『おちんぽ』連呼しながら浅ましく陰茎の匂いを嗅いで喜ぶ姿を見せるわけがない。だからこれは『夢の中』なのである。
52 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/21(日) 20:29:43.32 ID:3Kskt7OI0

「はぁあぁん♪ おちんぽキレイにしますね〜♪ ちゅ♪ んむ、ちゅぷ、れろっ、れろちゅ♪」


綿菓子みたいにふわふわの甘い声で宣言するはづきさん。

舌全体を使って脈打つ無洗ちんぽに蜜唾の洗液を塗りこんだ。節くれだった血管の一本一本に漏れなく丹念に染み込ませていく。そうしながら指先で蒸れた陰嚢を大事な宝物でも愛でるように撫で回す。くすぐられるような快感に背筋がゾクゾクしてきた。いきなりがっついたりしないあたりが、流石である。


「ちゅ、んふ♪ とっても熱いです♪ やけどしちゃいそう♪ タマタマもこんな、ぱんぱんに膨らんで……んちゅ、れるじゅ、出張中、んっ、[田島「チ○コ破裂するっ!」]しました?」


出張中どころか、その三日前から忙しくてロクに抜いていない。一週間近く禁欲生活を余儀なくされていたのだ。そんなこと言うまでもなく、彼女は見透かしている。


「してないですよね……ふふっ♪ 嬉しっ♪ ちゅぱ、じゅる、んぢゅぷ♪ れろっ、へーえき、んぢゅ、じゅぽっ、こいの、んちゅ、ひっぱい、もらえほぉです♪ んふむっ、れろちゅ♪」


陰嚢に唇を皮が伸びそうなくらい吸い付かせ、飴玉を舐めるみたいに舌で転がす。

生温かい感触と淫らな刺激が中の精子を加速度的に活性化させて急激に体温が上昇するような錯覚に陥る。

逆手に握って作り出された滑らかな指のリングがカリ首を擦って、それをさらに助長した。

先走りの汁が指に絡みついて微かにクチュクチュといやらしい音を立てて、彼女の吐息とミックスする。
53 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/21(日) 20:31:20.53 ID:3Kskt7OI0

「ふふふ♪ おちんぽ、ビクビクしてかわいい♪ はむちゅ、んぢゅるる、じゅぷっ♪」


今度は水平にした肉棒の先孔を指先でクリクリと撫でながら、ハーモニカを吹くみたいに竿に唇を往復させる。唇の隙間からチロチロ走る淫蛇の舌が神経に快楽の振動を伝播させて俺の下半身を震わせた。

だが、射精できるほどではない。出したくて出したくて仕方ないのに出せない。そういう責め方をされている。弦を限界いっぱいまで引いて、放たれる矢の威力を上げるように。


「んぅれろっ♪ ぢゅるる、ふっ、あむちゅ♪ あはぁ♪ そろそろ、んちゅ、おちんぽイキたいですか〜? うふっ♪ イキたいに決まってますよね〜♪ おちんぽスゴイことになってますもんね♪ 私のおクチで、お仕事忙しくて溜まっちゃった精液、ぜーんぶ搾り取ってあげますからね♪」


亀頭が彼女の唇に飲まれた。温かなぬるぬるに包まれる至福の奉仕。丁寧な舌使いで亀から溢れる歓喜の涙を拭き取って、敏感な先端部を彼女の蜜唾でコーティングする。

上目遣いで俺の緩んだ顔を観察しながら、たっぷりと時間をかけて肉棒を飲み込んでいく。じわりじわりと肉塊が彼女の色に染め上げられる。『ゆるふわ』ならぬ、『ぬるふわ』が俺を支配する。

ついに根本まで咥え込まれて、男の象徴が存在するはずの空間がはづきさんの顔に占領された。そして彼女は俺の腰を撫でなから、いやらしく微笑みかけると、口を窄ませて一気に吸い上げた。喉奥が引き絞られて蜜唾の奔流に亀頭が取り込まれ、信じられないような快感に覆われる。

鮮烈な奇襲口撃に一瞬で腰が砕けそうになってしまう。
54 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/21(日) 20:32:55.51 ID:3Kskt7OI0

「んじゅぽ、ぢゅぅる、ぢゅぷる、ンン、じゅぽッ、ぐぷっ、ぐぽっ、ンぢゅるるッ……!」


はづきさんの口撃は収まらない。頭を前後に激しく振って、舌をグルングルン絡ませて、肉棒を快楽の熱渦に巻き込んでいく。さらに彼女の唇が奏でる生々しい行為の音と、俺の情欲の天井を覗き込むような視線とがリンクした淫蕩効果が思考回路を蹂躙する。肉棒がこのまま引っこ抜かれそうな快感に神経が焼き切れそうだ。


「じゅぷる、じゅぽッ、んんぢゅう、ンフゥ、ンぢゅ、ぢゅぷる、じゅぢゅるる……♪ んじゅ、くっぷ、ふむぢゅ、ぐぷ、っくちゅる、ンじゅぷ♪」


深く、激しく貪るような口淫。口元からだらしなく涎を垂らして恍惚とした表情。そこから放たれる挑発的な視線。顎の先から透き通った糸が重力に引かれては消えていく。はづきさんの普段の印象からは遠くかけ離れた淫猥な姿だ。


「ぷはぁっ♪ あぁ……イキそう、なんですね♪ あむちゅ、くぷっ、ちゅぱ、いっぱい、はむっ、んちゅる、らひてぇ♪ ちゅぱ、んちゅっ、らひて、くらはい♪ はぁ、んじゅる、ぢゅぷ♪」


喉奥の締めつけから解放されたのも束の間、休みなく快楽は続く。

上唇をカリに引っ掛けるみたいに吸い付き、舌で裏筋のコリコリを集中的に責め立て、唾液に塗れてベチャベチャになった肉棒を両手で包むように握ってしごき始めた。カーディガンの袖に付着した粘液が妖しく光る。

とろとろの蜜唾を溢れさせて、綺麗な指で巧みに搾られて、敏感な部分に舌を蠢かせて、貪欲な唇でしごかれて、潤んだ視線で酔わせて、絶頂へと導かれてしまう。


「もう……っ! うぁ、イクッ! はづきさんっ!」

「ングッ♪ ンンンフッ、ムグゥン、ンック……ムムッグ、ンン、ンフムグッ……ンフゥ♪」


彼女の名を呼ぶ呻き声と共に、その艶やかな唇に雄のエキスを目一杯注ぎ込んだ。

はづきさんは下品に嗚咽しながら体を震わせて、余すことなく精液を口の中で受け止める。

射精に勢いが弱まるまで唇との結びが解かれることはなかった。
55 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/21(日) 20:34:34.51 ID:3Kskt7OI0

「んはぁあぁっ♪ ひっはい、れまひたぁ〜♪」


濁った白で染まった口をいやらしく開いて見せた。全部零さなかったことを褒めてほしそうな顔。舌が動くと揺らめく白濁液が俺の情欲を煽り立てる。


「はぁあぁん……ンンッ♪ ……コクッ、コクン♪ ンハァ♪ ハァ、ンフゥ……ふふっ♪ ごちそうさまです♪」


舌の上の精液を見せつけるように口に含むと、喉を鳴らして飲み干した。微かな音のはずなのに耳にこびりついて仕方がない。脳に直接刻まれた精飲の効果音。


「残ってるせーえきも、ピュッピュッしちゃいましょうね♪ おそうじ、おそうじ♪ はむちゅ、んぢゅるっ♪ おちんぽ♪ んちゅ、あむ、ンぢゅるッ♪」


尿道に残った精液も扱いて舌の上に吐き出させ、鈴口を唇で吸ってストローみたいに啜り出す。口に含んだそれを肉竿の上に出して、また咥えて舐めとるを繰り返す。まるで新しい玩具を与えられた子供のような笑顔で白濁混じりの唾液を指と竿に絡ませて弄ぶ。

俺の眼前で繰り広げられる卑猥な遊戯。掃除をしているのか、汚しているのかわかったものじゃない。

汚しているといえば、彼女が着ている制服も精液やら唾液やらでドロドロだ。カーディガンの袖などはカピカピになるだろう。明日以降、着られるのだろうか?


「んふっ♪ 制服のことなら大丈夫ですよ。洗えば汚れは残りませんし、予備もありますから。でも……」


俺の視線から疑問を察知したのか、朗らかに答えるはづきさん。大丈夫なら安心だ。と思ったら目を伏せて口ごもった。一体どうしたというのだろうか?
56 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/21(日) 20:36:13.03 ID:3Kskt7OI0

「プロデューサーさんとエッチした記憶は染み込んじゃってるから、着るたびに……思い出しちゃいますね♪ 仕事中なのに濡れちゃうかも……♪」


惑わすように舌なめずりして妖艶な牝の表情。

そんな顔で見つめられて、そんな風に言われたら俺だって思い出してしまう。

何てあざとい態度だろう。けしからん。実にけしからん。

それにふしだらな事を考えながら仕事をするなんて。けしからん。実にけしからん。

一社員として、不真面目なバイト事務員を指導しなければならない。

いつまでも肉棒で遊んでる彼女を立たせると、背後に回り込んで力いっぱい抱きすくめた。

男を誘惑するスケベな肉体を中年オヤジみたいにねちっこくまさぐってやる。


「きゃあ♪ プロデューサーさん、やめてください〜♪」


セクハラ攻勢に嬉しそうな悲鳴をあげるバイト事務員。卑しく尻を振りやがって。

おバカな戯れでじゃれ合っていると、彼女のカーディガンのポケットからポトリと何かが落ちた。掌に収まりそうな小さな箱みたいなピンク色の物体。


「あっ……それは……!」


少し慌てた様子を見せる。一体なんなのだ?

彼女より先に物体を拾い上げる。それはダイヤル式の装置だった。『HIGH』、『LOW』の二つの単語とその間に刻まれた目盛、電源のオンオフを示す赤ランプのみのシンプルなデザイン。

ランプが点灯しているということはこの装置は稼働中のようだ。ダイヤルに記された白い線は『LOW』を指している。試しにダイヤルの白線を目盛三つ分『HIGH』に近づけてみた。


「きゃふぅッ♪ ……あっ♪ んっく、プロデューサー、さん……ハァ、急に、強くしちゃ、フゥ、ンッ、んぁ、ダメぇ……♪」


やっぱりエッチなリモコンだった。ピンクの機械なんて基本的にいやらしいものばかりである。
57 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/21(日) 20:38:31.41 ID:3Kskt7OI0

「……ローターですか?」

「んふ、ハァ、いえ、バイブです♪ ちょっと細めの……ンっく!! ふぁあぁあんッ? なんれ、強く、ふぅん、するんですかァ♪ ハァ、ハァ、あぁ、くふ、やああっ♪」

「……いつからです?」

「ハァ、ハァ、朝から……くふ、フゥ♪ ん、ぷ、プロデューサーさんが、あふっ、起きたかなぁって、アッ♪ 時間からっ……ンンっぐゥ!! ひぃっ、ひゃあぁうッ♪ だ、からぁ〜なんれ、ンクッ、はあ、あひぃっ♪ フゥ、フゥ……」


この際バイブを仕込んでいたことは飲み込めた。

てっきり着替えた時に仕込んだものかと思ったら、まさか朝からだったとは驚きだ。

しかも、俺の起床時間を想定して。乗り換え駅で待ち伏せていたくらいだから、当然乗車時間から逆算しているはずだ。ちなみに俺が起きたのは朝五時。現時刻は午後三時くらいだ。

つまりバイブくんは絶賛残業中じゃないのか?

それにしても全く気がつかなかった。

振り返ってみれば食がいつもより進んでいなかったり、身じろぎが多かった気がする。

しかし、弁当食ってる時どころか、作ってる時からバイブを挿入していたなんて想像できるわけがない。やはりこれは『夢の中』である。

彼女はどうしてそんなことしたのだろうか?


「ふふっ♪ フゥ、フゥ……『どうして?』って顔してますね♪ ハァ、ンク♪ 決まってるじゃないですか♪ ンンッ、アッ♪ 久々ちんぽを、ハァ、たっぷりトロトロにしたおまんこで、お迎えしたかったからですよ♪」


「頑張って朝早く起きてお弁当作ったの♪」みたいな感覚で夢のような膣を仕上げてくるなんて、流石ははづきさんだ。万能ならぬ煩悩事務員である。いや、弁当も作ったから万能にも違いない。

全身の血が加速度的に沸騰していく感覚。大量の精を吐き出したばかりだというのに我が分身は天を衝く勢いで隆起し、猛っている。

そこにじっくり煮込まれた極上おまんこ『夢膣』が用意されていると知れば、即ハメ確定である。
58 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/21(日) 20:40:30.82 ID:3Kskt7OI0

凡人ならばそうだろう。

しかし、アイドルのプロデューサーは一流のエンターテイナーでもなければならない。相手の想像を凌駕する行動を取らねばならないのだ。

リモコンを落とした時、彼女は「あっ……それは……!」などと慌てふためいてみせたが、おそらく演技だ。俺に拾わせて、虐めさせて、ネタばらしから俺にハメられるまでが彼女の計略。いつまでも彼女の掌では男が廃る。正社員の意地を見せねばなるまい。

そのために超過労働中のバイブくんにもうひと働きしてもらおう。

誘うように尻を振りながらベッドに向かうはづきさんを再び後ろから抱きすくめて、スカートの中に屹立した肉棒をすべり込ませる。


「きゃっ♪ なんですか〜? ベッドまでガマンできなっ……ンアゥ!! あぁ、ちょ、んくっ、それ、つよっ、ひっ、やぁっ♪」


同時にダイヤルを『HIGH』の二つ手前の目盛までアップさせる。なかなかいい反応だ。

これならイケそうな気がする。

腰を使って黒パンストに包まれたスベスベヒップに肉棒を擦りつける。サラサラのナイロン布地と桃尻のハリのある弾力が心地良く、タイトスカートの締めつけが痛すぎない快感を与えてくれる。肉棒が粘液塗れだったのも功を奏した。魔性の隙間とでも呼ぶべき空間で欲望を踊らせる。


「な、んあっ、なんで、ハァ、おしりで、スるんですか? やっ、うはぁ♪ おまんこ、あっ、ンフ、シましょう♪ ねぇ……ンンッ、はぅぐ、あひゃあっ……♪」

「ハッ、ンゥ、指導するって言ったでしょ……! ドスケベ事務員さんにはまずバイブでイッてもらいますからっ!」

「ひぅっ、んふあ♪ バイブ、いやぁ……! あんっ、お、おちんぽ、うぐっ、おちんぽで、イカせてぇ♪ うあっ、かふ、とめへ、くらさいっ、はぅんっ♪」

「じゃあ、俺がエロ尻にぶっかけるまで我慢しろっ」

「アアァァァ♪ ンヒッ、これぇ、さ、いだい……♪ あふ、はっ、ンンッ♪ ムリっ、っく、ムリでしゅ♪ ヒャアアァァンッッ……♪」
59 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/21(日) 20:41:34.45 ID:3Kskt7OI0

快感に揺さぶられるむっちりヒップの柔らかさが裏筋を刺激し、見慣れたスカートの布地の固さがカリ首を研磨する。感触のギャップの狭間で肉棒の震えを抑制することはできない。

彼女が一際大きく喘ぐのと同時に魔性の隙間に白濁を解き放った。グイグイ腰を揺すって脈打つ肉棒を押し付けると、尻肉がたゆんと跳ね返してくる。緑色のスカートに恥ずかしいシミを作ってやった。

シミ付きスカートをペロンと捲り上げると、黒のパンストを白濁が見事に彩っていて、美しいコントラストにうっとりする。震える美尻に頑固な油汚れみたいにべっとりとこびりついている様子も実に扇情的だ。


「あひっ、い、イってりゅ♪ あ、あう、んっく、イッ……て、もう、ンンクッ、イッてりゅ、あふぅ、んぁ、イって、る、からぁ、ンンッ♪ ぁふん、とめへ、ほめ、あへぇ……♪」


いい加減にバイブのスイッチを止めてやると、絶頂に震える彼女をベッドに寝かせて、次の作戦の小道具を取りに行く。愛用のネクタイという小道具。

肩で息をする彼女を仰向けにして、スカートの中に手を突っ込んでパンストとショーツを膝上あたりまで摺り下ろす。スカートとの間にできたいわゆる絶対領域の美しさに見惚れてしまうが、のんびり眺めるのは後である。

お役御免となったバイブくんを心の中でお辞儀しながら引き抜く。アクメ汁をたっぷりまとった姿から勤勉な彼の働きぶりがよくわかる。ベッド脇の棚にティッシュにくるんで置いておこう。ゆっくり休んでくれたまえ。

さて、未だ蕩けた表情のはづきさん。汗で額に前髪が張りついてセクシーだ。
60 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/21(日) 20:43:37.60 ID:3Kskt7OI0

「バイブ気持ちよかったですか?」

「んんっ♪ 良かったですけど……やっぱり、おちんぽが欲しいです……♪」


脳が虫歯になりそうな甘い声でおねだり。無防備な牝の表情は眺めているだけでこっちまで緩んでしまう。


「実ははづきさんが玩具で気持ちよくなってるのを見ていて、なんだか羨ましくなっちゃいました。だから、俺も玩具でシてみようと思うんですよ」

「ふぇ? 玩具って……あの、何ですか? えっ? 縛るんですかコレ?」


彼女の両手をネクタイで縛る。縛るというよりは結ぶと言ったほうが正確だろう。少し動かせば、すぐに解ける蝶々結びのリボンだ。


「このリボンを結んでいる間、はづきさんは俺専用生膣オナホールです……名前は、えーっと……『ハメっ娘♪はづきちゃん』とかでいいですか?」

「と言われましても……」


イマイチ要領得ないといった感じの顔。まあ、そりゃそうだろう。超速理解されてもそれはそれで怖い。


「ここがオナホです」

「はぅんっ♪」


欲しがりな膣穴に指を入れてクイクイと場所を示す。朝から欲情していた牝壷。熱くてキュウキュウ締め付けてきて指が溶けてしまいそうだ。


「はづきさんのおまんこで性欲処理するってことです。簡単に言うと、レイプするみたいに乱暴に犯します」

「まあ♪ 乱暴されちゃうんですか♪」

「ただし、本当に嫌だと思った時はリボンを取ってください」

「はいっ♪ わかりました……じゃあ、ええっと、『ハメっ娘♪はづきちゃん』でプロデューサーさ、じゃなくて御主人様の、おちんぽヌキヌキしてください♪ ズポズポハメまくって、おちんぽ汁でいっぱいにしてください♪」
61 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/21(日) 20:44:48.35 ID:3Kskt7OI0

そこまで言えとは言ってない。

戸惑った表情を見せつつも、絶対に内心ノリノリである。

はづきさんは元々ベタな淫語とか大好きだしな。理解あるオナホに出会えて幸せだ。

では早速『ハメっ娘♪はづきちゃん』の特製ハメ穴をいただくとしよう。

先端部を当てただけでヒクつき、熱気と共に牝の匂いが立ち込めるのがわかる。指を入れた時も思ったが、絶対気持ちいいやつだ。まさにドリームホールと呼ぶにふさわしい。

『ハメっ娘♪はづきちゃん』の膝を抱えて、ゆっくりと肉棒を根本まで埋めていく。

糖蜜で三日三晩煮込んだように蕩けた牝穴。半日近く発情していただけあって愛蜜が止めどなく溢れて温もりで潤っている。

それでいてずっと細いバイブを咥え込んでいたおかげで締りが良すぎるくらいで、肉棒をひとつにしようと食らいつくように締め付けてくる。

尻コキでもう一回出しておいて正解だった。まだ挿入しただけだというのに腰が溶け落ちてしまいそうだ。動くなと諭す理性と、動けと駆り立てる本能の一瞬の葛藤。そう、ほんの一瞬だった。本能の圧倒的な熱量の前に精神のパワーバランスはあっけなく崩れ、腰を狂奔させた。本能の裏で糸を引くのはもちろん七草はづき姫である。


「ンアッ♪ やあっ、いきなり、ン、はげしっ、んくっ、あっ、そこっ、クリ、うあ、こすれて、イイッ♪ あっふ、イヤンッ♪」
62 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/21(日) 20:46:05.67 ID:3Kskt7OI0

目の前でパタパタする脚に頬擦りしながら、乱雑に腰を振りまくり、陰核に恥骨を擦りつけて昂ぶる彼女をその目に焼き付ける。

脚を閉じた状態故に、ただでさえ良い締まりがさらに良くなってしまっている。

オナホ扱いのために多少動きを不自由にしようと半端に脱がせたパンストとショーツが嬉しい誤算を生み出したのだ。

もうヤバイ。イキそうだ。

いつもならペースを緩めるなりしてコントロールできるのだが、ブレーキは挿入した時に壊れてしまった。どうにも止められない。

狂騒する本能はさらなる快楽を追求して体を動かす。胡座をかくように彼女の両脚を交差させて組み敷く。征服欲を満たされると同時に急激な膣の締め付け。

そこからどのくらい保ったかはわからない。必死に腰を叩きつけて、三回目にも関わらず、たっぷりと膣内に精液を吐き出した。だけど気持ちよすぎて止まらない。止められない。

余韻で微かに動いているとかではなく、次の射精のために動いていた。精を吐きながら続ける淫猥なシャトルラン。


「ハァン♪ すごっ、んひっ、でてるの♪ あっ、やぁ、んふ、でてる、のにぃ、ふあ、ああっっ、まだ、かたいれす♪」


よくほぐれた膣肉が絡みついてきて細胞のひとつひとつに淫らな熱を染み込ませるように蠕動する。濃密な快楽が折れることを許してくれない。

繋がったままの『ハメっ娘♪はづきちゃん』を今度は横向けの体勢にして膣奥に肉棒を突き立てた。膣肉がうねって形を変えて新たな快感がもたらされる。

腰をぶつけるたびに制服の下に隠しきれない淫乳が揺れた。おそらくノーブラなのだろう。

まどろっこしい制服のボタンもブラウスのボタンも乱暴に引きちぎって、まろびでた乳房に指を沈める。幸せな乳圧が掌に跳ね返ってきて頬を緩ませずにはいられない。桜色の粒を抓ると甘い喘ぎ声が鼓膜を震わせた。

仕返しとばかりに『ハメっ娘♪はづきちゃん』が腕を伸ばして俺の乳首を指先で愛撫する。ご丁寧に蜜唾で濡らした白い指先の絶妙なタッチは忍耐の線を揺るがして、またも堰を切ったように膣内射精してしまった。

情けなく呻いて、全身を震わせて快感に溺れながらも、俺の腰は止まらない。背中が攣りそうになっているが、一切無視して動き出す。生尻に指を食い込ませて奥へ奥へと萎えない肉棒を突き立てる。
63 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/21(日) 20:47:39.82 ID:3Kskt7OI0

大量の精液と愛液が掻き混ぜられて溢れ出したメレンゲが俺たちの下半身を濡らしていた。

『ハメっ娘♪はづきちゃん』は膣内だけじゃなく、尻も太もももグチャグチャになっている。

いつの間にかお役御免と退勤させたバイブが右手に握られていた。もっと、もっと気持ちよくなりたいという欲求が無意識に握らせたのだろう。リモコンのダイヤルは『HIGH』を指している。つまりは最大出力だ。悪いがもうひと頑張りしてもらおう。残業代は出ないけど。

ぐしょ濡れになっている内腿の間と尻の谷間にバイブを潜らせれば潤滑油は充分だ。

おそらく俺はブラックな薄ら笑いを浮かべていると思う。

肉棒を荒々しく突き立てながら、右手に持つ人工の欲棒を極めて冷静に尻穴に埋めていった。


「ひゃうンッ! まっ、て、んっく、おしりは、らめ……! んっ、はぅ、あっ、ほんと、ひぎぃ、らめっ、なのぉ……!」

「……フゥ、フッ、『はづきちゃん』……本当にダメなら、リボン取りなよ。オナホの言うことは聞かないけど、はづきさんが嫌がることならやめるよ」


涙で潤んだ瞳に俺を睨めつけながらも、ネクタイで作られたリボンを取る様子はない。『ハメっ娘♪はづきちゃん』は続行である。
64 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/21(日) 20:49:15.06 ID:3Kskt7OI0

「はぁぐッ! ほあおぉ、おぐっ、ふかいぃっ♪ やあっ、らめっ、きもひいいの、ぉうん、はふっ、アアアァッ♪」


より深くバイブを菊門に沈めていくと思った以上にスムーズに挿入できた。

半日バイブを入れっぱなしにするような色狂いだ。予想通りアナルの開発も行っていた。

淫乱なケツ穴にずっぽりとバイブを嵌めてやると尻を揺らしながら顔を上気させた。バイブの振動とリンクして膣肉の蠢動も激しさを増す。

『ハメっ娘♪はづきちゃん』は下品に悶えながら、みっともなく涎を垂らして、蕩け切った表情だ。

多分、俺も似たような顔をしているだろう。

獣みたいな唸り声を上げて、歯止めが利かなくて、身を捧げそうなくらい目前の牝に欲情しきっている。


「アウッ♪ ハッ、ンッグ、おちんぽ、イって♪ おちんぽイって♪ ア、ウッ、ンフゥ、わたひも、もうっ、ンンッッ♪ ヤッ、ヒィ、イク♪ アッ、アァッッ、イクッ♪ ンンックゥゥゥッッ♪」


蜜壷に詰まった真っ白なメレンゲの中に分身が融けた。

全身が焼きマシュマロの翼に包まれたらこんな感覚なのだろう。熱くてふわふわで甘くて溶けそうだ。やはりここは『夢の中』なのだ。

意識が朦朧としてきたが、気を失う前にやるべきことがある。

性欲処理道具の証であるネクタイのリボンを外して、絶頂の余韻に浸るはづきさんにキスをした。
65 : ◆OBrG.Nd2vU :2019/04/21(日) 20:56:17.27 ID:3Kskt7OI0

本日はここまでです。

続きは明日か明後日くらいに投下予定です。

遅れましたが乙あり&レスありです。

レス見ていいアイデアが浮かんだのでリモコンバイブのくだりは急遽ぶち込みました。

元々バイブは入れていて、追加したのはリモコン部分だったりしますが。あと、天井から吊るされてバックが何故か尻コキに変換されました。
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/21(日) 21:27:11.92 ID:fY977DADO



次回あるなら、二本バイブ付き貞操帯で前も後ろも栓がされているぐらい激しくなってそう
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/21(日) 23:07:52.46 ID:NbaRq99PO
乙です

うっかりガチ寝してるはづきさん襲って欲しい
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/21(日) 23:12:00.24 ID:t5N5XeS5o
おつ

危険日に中出しさせて受精ガチャ
なんてどうでしょう。
69 : ◆OBrG.Nd2vU :2019/04/22(月) 20:32:26.90 ID:pmP2f8Fe0

続き投下します。

乙あり&レスありです。

>>66

十日前はこんなハードになるとは思ってなかったです。

>>67

(よし、うまく話せたな)

>>68

受精ガチャ、そんなのもあるのか

70 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/22(月) 20:34:47.28 ID:pmP2f8Fe0

★★★

興奮が抑えきれない。

今日は妙にウトウトする。ムラムラではなく、ウトウトするのだ。

外回りから帰ってくると事務所には誰もいない。奥の部屋を覗いてみると、果穂、夏葉、樹里が何やら真剣な表情で話し合いをしていた。そういえば、次の仕事について三人で相談したいから部屋を貸してくれと頼まれていたな。何やら議論は白熱しているようだ。水を差すのも悪いので、声はかけずに自分のデスクに戻る。

それにしてもウトウトする。はづきさんはどこにいるのだろう?

この時間ならデスクで仕事か仮眠をとっているはずだが……いた。

ソファーまでたどり着けずに、またソファーの後ろの床でスヤスヤと寝息を立てている。

アイマスクを着け、ご丁寧にクッションの上に頭を乗せてうつ伏せの状態だ。

もはやここに仮眠スペースを作ったほうがいいんじゃなかろうか。

いや、待てよ。はづきさんかと思ったら、これは俺専用生膣オナホール『ハメっ娘♪はづきちゃん』じゃあないか。リボンが付いていなかったから勘違いしたぞ。

ということは『夢の中』である。でなければ『ハメっ娘♪はづきちゃん』が事務所の床に転がっているわけがないのだ。

きっとウトウトしてたから居眠りしてしまったのだ。ムラムラではなくウトウト。
71 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/22(月) 20:35:35.48 ID:pmP2f8Fe0

早速『ハメっ娘♪はづきちゃん』の尻を揉んでみる。スカート越しにもムッチリとした肉感が指に伝わってきて心地良い。顔を埋めてみるとデスクワーク故の少し強めの汗の匂いが鼻いっぱいに広がって気持ちを高めてくれる。早くハメてしまおう。

ジッパーを開けて既に目一杯勃起している肉棒を取り出す。白昼の事務所で露出することに興奮してすでに先っぽからカウパーが漏れてしまっている。

タイトスカートを捲り上げて40デニールに包まれた餅尻を晒す。慎重にパンストの股を破いて、淡いピンクのショーツをずらしてやると慣れ親しんだ抜き用牝穴の入口が顔を覗かせた。自家製ローションを塗りこんだ亀頭を擦りつけて馴染ませてやる。


「ん、ぁ、すぅ、すぅ、んっ……は……っっ」


『ハメっ娘♪はづきちゃん』は未だスリープ中だが、構わずに少しずつハメ穴に肉棒を沈めていく。さすがに濡れていないので相当キツい。無理に奥へ進もうとするとハメ穴を傷つけてしまう恐れがある。まずは浅いところでゆっくりと優しく擦って、愛液ローションの分泌を促すことにしよう。

繊細な乙女の肌でも扱うように気を配ってカリ首までを何度も往復させる。先端にのみ吸い付きが集中し、なかなか気持ちいい。やがてスケベなハメ穴がちんぽの存在を感知して、愛蜜を内部に浸透させ始めた。

グチュグチュと水音を立て、スムーズに抽挿できる段階。腰をだんだんと深く沈めていく。
72 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/22(月) 20:37:08.85 ID:pmP2f8Fe0

「すぅ、すぅ、んンっ……! すぅ、ウッ……♪ あ、んぅ……♪ ふぅ、っっ……♪」


『ハメっ娘♪はづきちゃん』の寝息にも甘いものが混じってきているのがわかった。

掘削もそろそろいい頃合だろう。眠姦プレイも十分楽しめた。肉棒をゆっくり入口近くまで引き抜くと、今度は奥まで一気に突き下ろした。そして激しく腰を使って、ぬるぬるに絡みつく肉ヒダを愉しむのだ。


「ンウっ! はぁ、っく、あ、うぅ……ふっぅ、えぅ、ふあ? んぁ、へっ……? あっ、んんっ、ふっ、あに?」


ようやく『ハメっ娘♪はづきちゃん』のスリープが解除された。目覚めの挨拶代わりに、体を密着させるようにのしかかり、寝呆けまんこの最奥に肉棒をねじ込むようにグイグイ押し付けてやる。


「ひゃぁっ! ……んむぐっ! むふっ、んんふ、むぅ、んゅ、んふぅむ、ンンンッ……♪」


でかい喘ぎ声が飛び出しそうになるのを慌てて口を抑えつけて黙らせる。奥の部屋で果穂たちがミーティングをしているのだ。気づかれたらまずい。

彼女の生温かい吐息を掌に感じながら抽挿を続ける。

こうして強引に口を塞いで、後ろから抑え込んで身動き取れないようにハメていると、まるでレイプしているみたいだ。興奮が抑えきれない。

『ハメっ娘♪はづきちゃん』も興奮しているのだろうか。不思議と膣内の締めつけもキツくなっている気がする。強引に犯されて悦ぶなんて淫乱な牝穴である。


「んぐっ、むふぅ、ううっ、んんっ、ンッ♪ ぬう、んんふ、ンンゥ♪ むぐっ、うっ、ふむむっ……!」


あっ、しまった。締りが良くなった理由はそれだけではない。口と一緒に鼻も塞いでしまっていたから呼吸困難になっているのだ。突然の大声に焦っていたのと性的な興奮のあまり結構な力で抑えていた。耳元で「ごめん。静かにしてね」と囁いて、俺は手を離してやる。
73 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/22(月) 20:41:14.66 ID:pmP2f8Fe0

「ハヒッ、ゼハァー、ハァー、かふっ……ンッ♪ なに、んぁっ、してるン、ですか……あっ、プロデューサー、さん、ふあ、ぅんッ♪」

「俺だってすぐわかりました?」

「ふぅ♪ おちんぽで、んあ、わかりますよ♪ はう、あぁッ……♪」


声じゃなくておちんぽでわかったと言う辺り彼女も相当な好き者である。もしくは男を喜ばせることに長けているのかもしれない。


「んー、はづきさんの寝姿があまりに可愛くて、つい……襲っちゃった」


「ムラムラしてるところに『ハメっ娘♪はづきちゃん』が床に落ちてたんで使ってます♪」なんて言ったら、温厚な彼女もさすがにおこ……傷つくに違いない。本能剥き出しの『夢の中』でも優しい嘘は必要だ。断じて怒られるのが怖いわけじゃない。


「ぁん♪ はっ……そう、ですか……つい、ンッ♪ オナホに、しちゃったんですね♪」


バレバレである。きっとアイマスクで視覚を封じているせいで妙に感覚が鋭くなっているのだろう。ちんぽを通じて俺のバイオリズムを読んでいるに違いない。


「んっ、ふふっ♪ プロデューサーのこと、あふっ、見損なっちゃいました〜……眠っている女の子を無理矢理、あっ、レイプしちゃうようなケダモノさん、んぁ、だったなんて……♪ おちんぽガマンできなかったんですよね〜? 今だってみっともなく腰動いてますもんね♪」


子供に言って聞かせるようで、それでいてからかうような口調。

まさしくその通りで返す言葉もないのだが、この圧倒的に俺が優位な状況で余裕をかまされるとプライドに傷がつく。その余裕を粉砕したい。身勝手な欲望が暴走を始め、ねじ伏せるように腰を叩きつけた。
74 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/22(月) 20:44:53.67 ID:pmP2f8Fe0

「ひゃあ……うンッ♪ ……っぐ、ふぅっ、むう、ぁふぁん、んっくぅ、ふっ、ンンッ!」


俺は床が軋む音にも構わずめちゃくちゃに腰を振って、生意気な牝ハメホールを擦りまくった。

また大きく喘ぎそうになるのを今度ははづきさん自身の手で口を塞いでなんとか押し殺している。

その手は邪魔だな。口を塞いでいた手を掴んでどかし、床に押さえ込む。


「あふぁっ……んっく、な、なに、ンッ、するんれすか……!? 声、うっ、もれちゃう、あっ、らめっ、んぁ、手ぇ、はぁ、はな、してっ、うぁあん♪」

「レイプされてんだから声出して助け求めなきゃダメでしょう? ほら、奥の部屋に聞こえるようにエロ声出して。ほらほらっ」

「ひぐっ! んうっ、ひゃめ、ほんとに、あぁ、ばれちゃう、んふ、んっ、っく、ふぅんん……!」


白昼の事務所でのセックスという背徳感、バレるかもという焦燥とがスパイスとなり、普段以上に膣内の締め付けが激しくなる。淫肉が吸盤みたいに張りついて気持ちいい。

目隠しのせいで性感が鋭敏になっているのか、はづきさんの体は一突きするたびに軽く痙攣していた。


「はぐっ、おちん、ぽぉ、んっくぉ、いつもより、ふあっ、んんっぐ、かたち、ひうっ、わかっ、てっ、かんじちゃう♪ はっ、くふ、んふっ、ほんろ、こえ、へくぅ、でちゃうっ、からぁ……! ンンゥ♪ らめれす、むふっ、っくぅん♪」

「口塞ぐより確実に喘ぎ声止まる方法教えてあげますよ。ちんぽ抜けばいいんです」

「アンぐっ、へっ、え?」

「ほら、ゆーっくり抜いていきますからね」

「あ、ふっ、んん、へぁあ、あっ、はっ、や、ああ……♪」


絡みつく膣壁を引き摺るようにスローな動き。じわじわと悪徳レイプちんぽを悲劇の牝穴から引き上げていく。まもなくカリが見えそうだ。

しかし、あと少しで光の下に帰れたであろうカリは再び猥褻な闇に飲まれた。

はづきさんが腰を浮かせたからだ。
75 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/22(月) 20:47:11.79 ID:pmP2f8Fe0

「んう、ひっ、もうっ、いじわるしないで♪ ハァ、おちんぽ、ズポズポしてくらさい♪」


一気に血糖値が上昇しそうな甘く媚びるおねだり声。近い将来、俺は心筋梗塞で倒れるかもしれない。生命の危機を感じて、俺の性欲はますます高まった。

彼女の浮かせた腰を叩き落とすような勢いで肉棒を突き入れて、まさしくケダモノみたいに荒々しく腰を揺する。動けなくなった獲物を執拗にいたぶって弄ぶように蜜壷を掻き回して、犯してやる。


「はふうっ! んむぐっ、はぁ、ングゥ♪ ンンッ……っく、んふぅ、ン、ムゥ、ウウンッ♪」

この期に及んで、俺は彼女の手を押さえつけたままだった。快楽に溺れて喘ぎ声を堪えられないはづきさんは枕替わりにしていたクッションのカバーを噛んで必死に音漏れを防いでいる。

そんな努力を踏み躙りたい俺は彼女の耳に舌や唇をしつこく舐り、いやらしい言葉を囁きかけ、口を開かせようと返答を強要した。


「んぢゅぱ、ちゅる……いつもより反応いいですね。事務所でレイプされて感じてるんですか? どうなんです? ……答えてくれないとやめちゃいますよ」

「はっ、くっ、あぁ、はひっ、れいぷされて、んあぁ、はぅっ、きもち、いいです♪ おちんぽ、んひぃ、くはっ、きもち、イ……イです♪ んっ、くふぅ、ひゃう、耳っ、よわっ、ひっ、からァ♪」

「んちゅ、はぁ、そろそろ、出るっ……中出ししますから! はぁ、っく、今日は精液入れたまま仕事してくださいねっ!」

「ンンッ! フゥ、フゥ、ひゃ、はいっ、んっ、わ、わかりましたぁ♪ ぷ、ぷろりゅーさーさんから、あふぅ、あひ、いただいた、せーえき、んっく、かんじながら、しごと、くふ、しまっ、ふぅッ、ンンァンッ♪」


下のテナントから苦情がきても構わない。肉のランマが膣奥締固めのラストスパートを発動する。

はづきさんも足先を引きつけながら、うねる膣肉を締めて子宮をちんぽに吸い付かせる。

俺は勤務時間中に、美人の同僚の寝込みを襲って、膣内射精するんだ。

邪な欲望と快楽に毒された二人から発せられる瘴気が、神聖なアイドル事務所を淫靡な空間へと変貌させつつあった。
76 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/22(月) 20:49:07.68 ID:pmP2f8Fe0

「エビバディレッツゴー♪」


退廃的な雰囲気を一瞬で吹き飛ばすような快活な果穂のシャウト。

そういえば、奥の部屋に果穂たちがいるのをすっかり失念していた。

『夢の中』への突然の介入者に驚き、全身に緊張が走る。

そして次の瞬間、俺たちはクライマックスを迎えた。


「くっ、フゥー、ムグゥ、ウウンッ、うぁ、イクッ♪ ング、ンフッ、ひっ、むっ、イクッ♪ イクッ♪ ふっ、うぁぁっ……ンンフ、ンギッ♪」

「うっっぐ、あ、ううっ……!」


緊張で急激に膣内が噛むように締まり、膨らんだ希棒が爆ぜた。未来へ全力で駆けてイク。


「あ゛あ゛っ゛!? プロデューサーさん!! はづきさん!!」


はづきさんに覆い被さっている姿を果穂に見つかってしまった。

そういえば小学生の時に『飛び出すな! 車は急に止まれない!』と習ったな。

これは車に限った話ではなかった。射精にも、絶頂にも急ブレーキが効かない。

果穂がすぐそこにいるというのに、膣内射精が止まらない。止められない。

はづきさんも同様なのだろう。いつも以上に膣内を収縮させて、精液を搾り取ってくる。

夢は絶対、一切離さないといった感じだ。

純真な少女の目の前で絶頂を迎える罪の意識が俺たちの脳を甘く痺れさせていた。

普通こういう場合は咄嗟に互いの体を離すものだが、俺たちの体は繋がったまま快楽を貪り続けている。

Viva After cum Yeah Yeah(Hi Hi Hi ピース!)
77 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/22(月) 20:50:47.16 ID:pmP2f8Fe0

「プロデューサーさん! はづきさん! し゛っ゛か゛り゛し゛て゛く゛だ゛さ゛い゛!! ど゛う゛し゛た゛ん゛で゛す゛か゛っ゛っ゛!?」


血相変えて駆け寄ってきた果穂がキンキン声で叫びながら、必死に俺の体を揺する。

どうやら体を密着させていたおかげで結合部が見えず、過労か何かで倒れたのだと勘違いしてくれたようだ。

小学生離れした恵まれたスタイルの持ち主である果穂が、かなりのパワーで揺すってくるので深く繋がっているはづきさんの膣奥にも振動が伝わる。子宮口がミチミチと亀頭に吸い付いてきて射精後の敏感棒に波打つような快感をもたらしてくれた。


「ンァッ♪ っくぅん、はぁっ、うぁ、あ、やっ、ふあぁぁ……♪」

「は、はづきさん! 苦しいんですか!? 待っててください! 樹里ちゃんたち呼んできます!!」


大好きな奥を射精GOちんぽでグリグリ擦られて感じているだけなのだが、果穂には苦しさで呻いているように見えたらしい。

果穂は切羽詰った表情で「樹里ち゛ゃ゛ーん゛っ゛!!」と叫びながらドタバタと部屋を後にした。
78 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/22(月) 20:51:51.17 ID:pmP2f8Fe0

「すげえ汗だけど、本当に大丈夫なのかよ? 病院行ったほうがいいんじゃないか?」


あの後、俺たちが倒れたと聞いた樹里と夏葉が血相変えて駆けつけてきた。

十数秒の間に俺たちは身支度を整え完璧に目を覚ましたおかげで『夢の中』だったことはバレずに済んだ。

少々大袈裟なことになってしまったが、『事実』は俺が床で寝ていたはづきさんに転んで覆い被さってしまっただけということだ。

デスクに座る俺の顔をとても不安げな表情で覗き込む樹里。

いつだったか階段を踏み外して怪我をした時も、こんな表情で心配してくれたな。

樹里は口調こそ少し乱暴だけど、誰よりも面倒見のいい優しい子だ。


「転んだだけだから平気だよ。心配してくれてありがとう。樹里はやっぱり優しいな」

「だから、別に優しいとかじゃねーよ……」


照れた樹里が頬を朱に染めてそっぽを向いた。素直じゃないけど、お前の気持ちは伝わってるからな。


「大袈裟に騒いでごめんなさい……」


叱られた子犬のように頭を垂れてしょんぼりする果穂。お前は何も悪くないんだぞ。そっと頭を撫でてやる。


「果穂が落ち込むことはないんだ。俺がはづきさんからすぐにどかなかったせいで誤解させてしまったんだから、悪いのは俺のほうだよ。心配かけてごめんな。そして、ありがとう」


パァっと果穂の表情が一気に明るくなる。コロコロと感情の起伏が激しくて本当に可愛い。

それにしても『夢の中』で『はづき』を犯していた手で、この純真な少女の頭を撫でていると思うとなんだかやましい気分になって興奮が抑えきれない。


「どうしてすぐにどかなかったの? それにどんな風に転んだのかしら? 大の男のあなたが倒れ込んだというのにはづきさんは大したことないって言うし」


夏葉が心底不思議そうに首を傾げている。


「それは……ちょっと言いにくいんだが、話したほうがいいか?」


三人が息ぴったりに頷く。少し恥ずかしいが仕方ない。心配かけたしな。


「ちょっとウトウトしてたから、頭がボーッとしていてな。躓いてソファーの角に……その、何と言えばいいか……大事なところをぶつけてしまったんだ。それで、倒れた先にちょうどはづきさんがいたから、咄嗟に腕を出して上に倒れ込むことだけは避けられたんだけど……ぶつけたところが、その、アレだったから苦しくてな。耐え切れなくて、結局のしかかってしまって……悶絶してたんだ」


俺が話しているうちに、果穂と樹里の顔がみるみる真っ赤になっていく。どうやら事情を察してくれた様子だ。

樹里は元々バスケをやっていたし、果穂も男子に混じってボール遊びでもしていれば一度はその悲痛な現場を目撃したことがあるだろう。
79 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/22(月) 20:52:33.03 ID:pmP2f8Fe0

「悶絶するほど苦しかったなんて大変じゃないっ! どこをぶつけたの!? 早く見せなさいっ!!」

「見せっ……!? バ、バカッ!!!」


現場未経験で俺の話を理解してくれなかった夏葉が一人青ざめた顔で俺に詰め寄る。

無知な相方の物言いに樹里がますます赤くなった顔で制止した。


「何がバカなの? 樹里、あなたは彼が心配じゃないの?」

「いや、心配だけど……その、ほら、だからさ……プロデューサーも触れて欲しくないだろうし、あんまり突っ込みたくないっていうか」

「……? 樹里、言ってることがよくわからないわ。私にも理解できるように教えてくれない?」

「だから……その、んー、あ、あ、アソコだよ……」

「……? だからどこなの?」


樹里、その説明は夏葉に対しては不十分で正しくないぞ。疑問を深めるだけだ。それに俺はお前たちに触れて欲しいし、突っ込みたいと思っているから、その点も正しくない。

あまり直接的なことを口にするのが恥ずかしい樹里は、珍しくはっきりしない口調で夏葉にだけは伝わらないであろう婉曲的な表現を用いた『大事なところ』の説明を続ける。

面白そうなので敢えて助け舟は出さずにこの愉快なやり取りを静観することにした。

そんな二人の横で顔を真っ赤にして目を泳がせている果穂。

いや、泳がせているというよりは、見てはいけないものに視線を向けたり、外したりを繰り返していると言ったほうが正しいのかもしれない。

視線の先は俺、というよりデスクを摺り抜けて俺の『大事なところ』だ。

夏葉に対しては伝わらない表現でも果穂には充分に伝わっている。十二歳の少女の妄想を掻き立てるには充分なほどに。

普段の調子から幼さが目立つものの、もう小学校高学年の果穂は学校で性教育を受けていて、子作りの仕方も当然知っている。男の『大事なところ』の名称を口に出すのを憚られるのがいい証拠だ。

最近は智代子に貸してもらった少女漫画を読んで余計な知識もついてきたのだろう。興味がありありと見て取れる視線。彼女の脳内で俺は一体どんな風にされているのだろうか?純真な元気娘に視姦されていると思うと興奮が抑えきれない。
80 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/22(月) 20:53:43.14 ID:pmP2f8Fe0

「チンコだよっっっ!!」


果穂の熱心な視線を楽しんでいるのも束の間、樹里が悲鳴に近い叫び声を上げた。

ぜえぜえと肩で息をしながら湯気が出そうな顔で夏葉を睨みつけている。

ついに業を煮やしたのか非常にダイレクトな単語が飛び出した。

それにしても樹里は『チンコ』って言うのか、『おちんぽ』とか言ってくれたらすごく興奮したんだが。まあ、これはこれでアリだ。樹里が『チンコ』と叫んだことに興奮が抑えきれない。


「あ、あ、あ、じゅ、樹里……! あっ、あなた、何て卑猥な言葉を口にするの!? 果穂の前で、ち、ち、ちんっ……なんてっ! あなたがそんな、そんな淫乱だったなんてっ!」


夏葉が今度こそ顔を真っ赤にして樹里を指差して批難した。しかし、『淫乱』とはまた酷いことを言うものだ。恥ずかしいのを我慢して付き合った樹里は当然怒り心頭である。


「だ、だ、誰が、い、淫乱だっ!? お前が言わせたんじゃねーかっ!!」

「男性器のことなら、ペニスとか、陰茎とか、他に言いようがあるでしょうっ!!わざわざそんなスラングを使わなくてもいいでしょうっ!!」

「一緒だろ!?」

「全然違うわよ!!」 


有栖川夏葉嬢、『おちんぽ』の言い換え三連発である。もしかして夏葉はセックスする時、「さあ、性行為をしましょう。興奮して勃起したあなたのペニスを私のヴァギナに挿入して、射精して、妊娠させてちょうだい」とかきちんと言ったりするのだろうか。そう考えると興奮が抑えきれない。


「……ねえ、果穂。あなたは男性器のことを何て言うのかしら? 教えてちょうだい。大事なことよ」

「うえ゛ぇ……!?」


この成人女性は十二歳の女子児童になんて質問をするのだろうか。俺が同じ質問をしたら、即日解雇待ったなしだぞ。

果穂は明らかに困惑した表情で助けを求めるような視線をこちらに投げかけてくる。

そうだな……。


「正義のヒーローなら大丈夫だ」


その言葉に果穂は瞳に闘志を燃やし出す。エネルギーをチャージするように大きく息を吸い込んで、一気に吐き出すように――


「……お、おちんちん……」


伏し目がちに、消え入りそうな声で答えた。まるで甜花が乗り移ったみたいだった。


(よし、うまく話せたな)
81 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/22(月) 20:55:37.51 ID:pmP2f8Fe0

そうか、果穂は『おちんちん』って言うのか。また一つ、果穂への理解が深まった。興奮が抑えきれない。

そんな中、夏葉が今にも崩れ落ちそうなほど絶望した表情を浮かべて、何事か呟いている。


「う、ウソよ……か、果穂が、果穂がぁ……未成年の性がここまで、乱れているなんて……ウソよそんなこと……」


夏葉の性の乱れの基準がよくわからないが、無性に『おちんぽ』と言わせたい女になったことは確かである。興奮が抑えきれない。


「ま、まだよ……! まだ私は負けないわっ! 統計……そう、統計を取るべきよ。私が間違ってないと証明するわ!」


夏葉は一体何と戦っているのだろうか?樹里が甲斐甲斐しくなだめようとするが、意固地になった夏葉を止めることはできない。スマホを取り出し、通話を始める。


「もしもし、智代子? 今、いいかしら? ……そう、凛世も一緒なの。ちょうど良かったわ。ちょっと聞きたいんだけど、あなたは男性器のことを何て言うのかしら? ……そう、ええ……そうよ。……喚かないでちょうだい。耳が痛いわ……え? ……ええ、大事なことなのよ……おちっ! ああ、そんな……! あなたもそうだったの? ……いえ、こちらの話よ。……もういいわ。じゃあ、次は凛世に……えっ? ……凛世、よくわからないのだけれど……『いけない坊や』? 『尺八』? ……あのね、凛世。私は男性器の……ん? え? ……待って……待ちなさい……凛世……お願いだから待って! 妙に生々しい表現はやめてっ! 聞いているこっちが恥ずかしいわ! ……ええ、そう……文学の話ではないのよ。私は日常的な話をしてるの……ええ……プロデューサー? ……違うのよ。私は猥談がしたいわけではなくて……あなた何を言い出すの? ……何で私が彼とセックスするの!? ……凛世? ……何を言い出すの!? ……待って、妙なことを始めないでちょうだい……ちょ……あの……ねえ……凛世……凛世! 私のモノマネしながら卑猥な台詞を言うのはやめてっ! いくって何? どこにもいかないわよ! ……悪ふざけが過ぎるわよ……それに私は『おちんぽ』なんて言わなっ……ハッ!?」


よくわからないけど、ありがとう凛世。興奮が抑えきれない。

通話を終え、この世の終わりを迎えたように床にへたり込む夏葉とは真逆に俺のテンションはクライマックスだ。


「夏葉ちゃんどうしたんですか〜?」


そこに天使のような笑顔ではづきさんがお茶を淹れてきてくれた。

夏葉は縋るような目ではづきさんに問いかける。やめりゃあいいのに。


「はづきさん……! はづきさんは男性器のこと何て言いますか!?」

「ええっ……?」


はづきさんは少し驚いて困った笑顔を見せる。

そして、ほんの一瞬だけ俺の方を見やり、人差し指を唇に当て、魅惑的な小悪魔は答えた。


「おちんぽ♪」


興奮が抑えきれない。
82 : ◆OBrG.Nd2vU :2019/04/22(月) 21:05:33.83 ID:pmP2f8Fe0

本日はここまでです。

続きは週末に投下予定です。

やっぱりはづきさんは寝込みを襲いたい。

ちょいちょい同好がいて嬉しい。

放課後クライマックスガールズはいいよね♪
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/22(月) 21:11:52.63 ID:aTjL+kz9o
アンティーカだったらもっと大変なことになってた
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/22(月) 22:42:46.50 ID:f0F1P38Jo

なんでこんな頭のおかしいやり取りを書けるんだ(褒め言葉)
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/22(月) 22:43:24.18 ID:zimAZHSDO
甜花と甘奈と、真乃にも言わせたい


で、ピーちゃんにつっつかれると
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/24(水) 00:13:03.20 ID:ySrn1uEKO
目隠しに寝バック、眠姦まで書いてくださって
ありがとうございます

プロデューサー8回も興奮が抑えきれないって
言っててこの後はづきさんと激しくやったのか気になります
87 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/28(日) 20:38:28.44 ID:tyrcMX1p0
レスあり&乙ありです

続きなんですが、もう少しかかりそうです。

平成終わるまでには投下したいです。

>>83

アンティーカはまだキャラ掴めてないから想像つかないですね。
さくやんはめっちゃかっこよく「ちんちん」って言って欲しい

>>84

頭おかしいからです

>>85

甜花ちゃんは「チンチンッ!」って言った後にくっそ照れて欲しいですね。
むんさんは「Pちゃん」って言う。

>>86

趣味にあったなら幸いです。

この後ヤったかどうかはご想像にお任せします。

8回も言ってたのか(驚愕)
88 : ◆OBrG.Nd2vU :2019/04/30(火) 22:04:39.47 ID:sFKDE8mA0

お待たせしました。

平成最後の投下です。
89 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/30(火) 22:05:47.15 ID:sFKDE8mA0

★★★★

果穂たちを心配させたバチが当たったのだろう。本当に体調を崩してしまった。

最近は忙しくて休みもなかったし、面倒くさくてロクなもの食べていなかったもんな。

明日は休みだし、一日ゆっくり寝て治そう。

独りは慣れたものだけど、体が弱っている時はやっぱり心細い気持ちになる。

いかんな。病は気からと言うし、弱気は禁物だ。とにかく寝よう。寝れば治る。

重い体をなんとか動かして寝巻きに着替えるとベッドに飛び込んだ。


「――さんっ!」


誰だろう?俺を呼ぶ声がする。


「プロデューサーさん! しっかりしてください!」


はづきさん?何ではづきさんが俺の部屋にいるんだ?

そうか……また夢か。夢でも心細い時に安心できる顔が見られて幸せだな。

はづきさんの手、暖かい……。


「……んぅ、んっ?」


何やら食欲をそそるいい匂いに釣られて意識が覚醒する。額がひんやりして気持ちいい。冷えピタいつの間に貼ったんだろうか?


「起きましたか。ちょうど良かったです。お粥作りましたから食べてください♪」

「は、はぁ……」


まだ夢を見ているのだろうか?パーカーにキュロットスカートというラフな装いのはづきさんが家にいる。

乾いた唇が張り付いていてうまく喋れない。ベッドの脇に置いてあったポカリの封を切って一気に飲み干す。喉から体全体に水分が沁み渡り、低下していた身体機能と思考が一気に甦った。これは夢ではなく現実だ。

ミニ土鍋を載せたお盆を持ってはづきさんがやってくる。すごく美味しそうな玉子粥だ。
90 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/30(火) 22:06:28.68 ID:sFKDE8mA0

「すみません。台所勝手にお借りしました」

「いえ、そんなことは……それよりもはづきさんがどうして家に?」

「昨日すごい顔色で帰られたので心配になって……来てみたら、玄関の鍵は開いてるし、案の定何も食べてなさそうだったのでお粥を……ご迷惑でしたか?」

「とんでもないっ! すごく嬉しいですよ! 一人暮らしだとこういう時は心細いですからね。そういえば仕事は……」


ふと見た時計は午後三時過ぎ。就業中じゃないか。まさか俺のために抜けてきてくれたのか?


「今日は半休で午前中だけです。約束忘れちゃったんですか?」

「あっ……!」


そうだった。俺は休みで彼女は半休、元々午後から『夢の中』で会う約束をしていたのだ。

コスチュームも特注したのに何てことだ。俺は己の肉体の虚弱さを呪った。


「す、すぐ治すんでっ! 待っててください!!」

「バカ言わないでください。お粥食べたら寝るんですよ」

「添い寝してくれるんですか?」

「嫌ですよ。風邪感染るじゃないですか」


全くの正論でぐうの音も出ない。しかし、弱っている時こそ甘やかして欲しいのが人情である。


「せ、せめて……あの服着て、あーんして食べさせてください……後生だから……お願い」

「もうっ、泣かないでください〜……わかりましたから。でも、エッチなことはしませんからね」


弱っている時は泣き落としに限る。かなりドン引きされた気がしないでもないが、俺と彼女の仲であるからして問題はない。
91 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/30(火) 22:07:20.22 ID:sFKDE8mA0

「これ……サイズがちょっとキツイんですけど……」


数分後、着替えてきた彼女の姿を見て、俺のテンションは銀河特急になった。

以前、樹里がイベントで着たメイド服衣装。その予備をはづきさんに着てもらったのだ。

樹里の予備として作らせたので、当然はづきさんには合っていない。

樹里とは身長こそ一緒だが、出ている部分のサイズが違うのでムチムチとした肉感が凄まじいことになっている。胸元なんか樹里と違って零れそうである。

何てえっちなメイド衣装なのだろうか。


「じゃあ、さっさとお粥食べて寝るんですよ」

「はーい♪」

「はい、あーん」


それにしても、すげえおっぱいだ。まるで視線を吸い込むブラックホールである。


「ヴアッヂッ!?」

「きゃあ!? 何で急に下を向くんですか!」


しまった。おっぱいに注意が行き過ぎて、「あーん」されているのに、つい下を向いてしまった。

お粥を掬ったスプーンが鼻に直撃した。


「もうっ、食べるのに集中できないなら脱ぎますよ」

「エェッ!? 脱ぐんですか!?」

「着替えるという意味です」

「それだけは勘弁してください」

「お粥……せっかく作ったんですから」


微笑んではいるが、少しだけ悲しそうな表情。

俺としたことが彼女の思いやりに対して酷い仕打ちをしてしまった。

わざわざ俺のために拵えてくれたというのに最低だ。


「はづきさん、ごめんなさい。お粥、いただきます」

「はい、あーん♪」

「……うまいっす」

「よかった♪」


薄味の玉子粥はどことなく懐かしい味がした。胃に優しく、相手を気遣って作られた思いやりの味。以前弁当をもらった時も思ったけど、はづきさんは料理も上手なんだ。

それに体調を崩して、誰かに看病してもらうのも久しぶりだ。

小学生の時以来だろうか?病気した時はいつも一人で寝ていたから、誰かがそばにいてくれることがこんなにも嬉しいなんて思いもしなかった。


「……プロデューサーさん? どうして、泣いてるんですか?」

「……へ?」


粥を平らげた頃、自分でも気づかないうちに涙がこぼれていた。よほど心が弱っていたのだろうか?食べているうちにセンチな気分になってしまったのだろうか?優しくされて泣いてしまうなんて恥ずかしい。
92 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/30(火) 22:08:16.02 ID:sFKDE8mA0

「あの、その……お粥があんまり美味しいもんだから感動しちゃったんですよ! はづきさんは料理も上手ですよね!」

「ふふっ♪ ありがとうございます」

「毎日でも食べたいくらいです!」

「……へ?」


はづきさんがいつもの笑顔から珍しく虚を突かれて驚きの表情に変わった。

そこまでおかしいことを言ったつもりはない。普段だったら、「もうお上手ですね♪」くらいの反応が返ってくるものと思っていた。


「あの、それって……冗談ですよね?」


目を逸らして、頬を赤く染めて乙女のような表情。それにガチのトーンで返されてしまったら、俺もそうなってしまう。


「本心です。毎日一緒にいたい」


何とも言えない沈黙が部屋を包み込んだ。俺が最も恐れていた空気。さっきまでエロいメイド服を着てもらってデレデレしていたのにどうしてこうなった?

あっ、俺が泣いたせいか。


「あっ! 汗かいたでしょう? 体拭いて上げますね♪ 今、用意しますから!」


取り繕うような笑顔で膳を下げるはづきさん。洗面所に向かう彼女の背中を追いながら、自分の発言に少し後悔した。俺たちの関係が崩れてしまうんじゃないかって怖くなった。

でも、いずれはこうなっていなきゃいけなかったんじゃないか?

それが今だったのかもしれない。

ただおっぱいがこぼれそうなメイド服着せているタイミングではないだろうとも思う。

お湯を張った洗面器とタオルを持って、はづきさんが戻ってきた。
93 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/30(火) 22:09:34.39 ID:sFKDE8mA0

子供の頃に風邪をひいた時、おふくろが体を拭いてくれたっけ。懐かしさにまた少しだけセンチな気分がこみ上げてくる。

寝巻きと下着のシャツを脱がしてもらい、少し熱めの濡れタオルで体を拭かれる。

全身舐め回されたりしたこともあるのに、もっと恥ずかしいことをしたこともあるのに、目が合わせられないくらい照れ臭い。

彼女もそうなのだろうか?「腋拭くので腕を上げてください」とか必要最低限の言葉しか口にしない。

そんな風に思っていたら、背中を拭くために背後に回ったはづきさんが体を密着させてきた。ふんわりとして身を預けてしまいそうな温かで柔らかい生の乳房の感触。胸の部分をはだけさせているのは間違いなかった。


「ねえ、御主人様♪ さっきのどういう意味なんですか? 『毎日一緒にいたい』って♪」


俺の胸に両手を回し、指先で乳首をいやらしく捏ねる。耳タブを甘噛みし、生温かい息を吹き掛ける。

さっきはエッチなことはしないと言っていたのにどうしたというのだろうか。


「うふふ♪ 毎日エッチなご奉仕をさせたいってことでしょう? いいですよ♪ ご主人様が望むことなら何でもして差し上げますから♪ たくさん気持ちよくなりましょう♪ 『夢の中』で……」

片方の手を股間に伸ばし、寝巻きの上から爪を立ててカリカリと弄りだした。裏筋の箇所を細い指でなぞるように執拗に刺激される。もどかしくもウィークポイントを的確に突いた触り方に瞬く間に分身器官は硬く熱を持ち始めた。

ちゅぱちゅぱと音を立てながら首筋にねちっこく絡みつく彼女の舌が興奮をさらに助長していく。

『夢の中』の関係を壊したくない。そう念を押されているような気がした。
94 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/30(火) 22:10:40.81 ID:sFKDE8mA0

「パジャマ越しにも熱が伝わってきます♪ どうして欲しいですか? 言ってください御主人様♪」

「……結婚、して欲しいです。さっきのはそういう意味でしたっ……」


いくつかの選択肢が頭を巡り、導き出された答え。おそらくは押し倒して「毎日犯してやるって意味だ!」とか、下半身を顔に押し付けて「こっちも綺麗にしろ!」とかが最良だったはずだ。まともに考えれば内容はロクでもないが、だからこそ良かったはずなのだ。『夢の中』の俺たちにとってはそれが良かったのだ。

でも俺は『夢の中』より、『現実』を求めてしまった。俺とはづきさんの世界にズレが生じる。


「……ふふっ♪ おちんぽこんなにしながらプロポーズなんて冗談でしょう?」


パンツごとパジャマをずらされて勃起した肉棒が露わにされる。既に先端からカウパーが溢れ、それを亀頭全体に絡ませるように指で拡げていく。指と肉棒の間に透明なネバネバが糸を引き、不埒な艶を見せる。意図していなかったとはいえ、グロテスクな本性を膨らませながらのプロポーズなどムードも何もあったものではない。

俺は失敗したのだろう。


「ゲームをしましょう♪」

「……はい?」

「ルールは簡単です。おちんぽを手でシコシコしますから、御主人様は私が『イっていい』って言うまで、動かないでジッと射精を我慢してください♪ そうしたら、さっきの話を本気で考えます。でも、もし御主人様が先に射精しちゃったり、我慢できなくて襲いかかったりしたら……」


ジュルルッと淫靡な音を立てて、首筋から耳にかけて舐り上げられる。鮮烈な奇襲に背筋がゾクゾクして一気に気が抜けそうになった。


「もっとイイことをしましょう♪ いつもみたいに『夢の中』で……♪」
95 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/30(火) 22:11:32.49 ID:sFKDE8mA0

耳元で囁かれる甘い牝の声。耳の穴から蜂蜜を注ぎ込まれているような気分になる。意識が甘く痺れて欲望に身を委ねそうになるのを既のところで歯を食いしばって堪えた。

果たして弱りきった体と心でこの責め苦に耐えられるのだろうか?

不安しかないがやるしかない。俺を支えるのは、プロデューサーとしてやってきて培われた責任感だ。


「ガマンは体に毒ですよ♪ 私の体、熱くなってるのわかりますよね? 早く御主人様のおちんぽ欲しいです? いつもみたいに無責任膣内射精されたいって疼いて仕方ないんですよ♪」


いきなり支柱が揺らぎそうな言葉を並べてくる。

確かに背中に押し付けられた乳果は蕩けそうな熱を帯びて、上下に擦られる度にグミのような弾力が彼女の性感の高まりを伝えてきている。寄せては返す劣情の波が神経を震わせる。


「アァン♪ 乳首擦れて気持ちイイですっ♪ おっぱい敏感だからこうしてるだけでもすごく感じちゃうんです♪ 知ってますよね♪ 早くこの熱いおちんぽをおっぱいでご奉仕させてください♪ エッチなお汁でぐちょぐちょになったおっぱいでおちんぽ挟んでズリズリさせて、たくさん精液かけてください♪」


背中で形を変えて揺れる乳房の感触が記憶回路を通して、限界器官に接続される。はづきさんのパイズリ奉仕を想起し、幻の快楽を与えられてしまう。また一歩、射精へと近づく限界器官。
96 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/30(火) 22:12:46.56 ID:sFKDE8mA0

「それともおクチでのご奉仕がお望みですか? ジュポジュポっておしゃぶりさせてください♪ 先っぽを舌でペロペロして♪ 立派なカリ首を唇でしごいて♪ 喉の奥までおちんぽ飲み込んで♪ ドピュドピュって精液注いで♪」


言葉に合わせて、舌と指を巧みに駆使して、俺の射精欲を刺激する。

耳タブをペロペロ舐めながら鈴口を指先でクリクリとほじったり、耳の中に舌を侵入させて吸い付きながらカリ首を集中的に擦ったりして、俺の想像力を利用して絶頂へ導こうと企てる。

手コキだけでも相当気持ちいいのに、言葉巧みに情欲を煽られて徐々に理性が磨り減っていく。


「早くおちんぽ挿入れてください♪ おまんこクチュクチュして待ってるんです♪ ほら♪ もうこんなに濡れてるんですよ♪」


愛液で濡れた指が唇に触れる。粘液にたっぷりと染み込んだ牝の匂い。

灼けるような体液の熱が快楽で朦朧とした意識の中でハッキリと感じられる。まるで俺の中から直に溢れ出てきているような熱さだ。幾度となく交わったおかげで彼女の匂いが細胞レベルで染み付いているのかもしれない。そう思わせるほどに俺は彼女が愛おしいのだ。
97 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/30(火) 22:14:31.90 ID:sFKDE8mA0

「プロデューサーさん!? 血が……!」


悲鳴に近いはづきさんの声。

ハッと気づくと胸元にポタポタと真っ赤な涎が垂れていた。大きく息を吐いて、指先で下唇に触れると刺すような痛みが襲いかかった。どうやら射精に耐えるために無意識に下唇を噛んでいたらしい。自慢の歯は粘膜になかなか深い溝を作ったようでどんどん血が溢れてきて止まらない。

人生の中でここまで間抜けなエピソードもないだろう。好きな女性の前で無様すぎる。

だが、間抜けなりに示したい本気があった。無様なりに通したい意地があった。

もう少しやり方があっただろうけど、状況を作ったのは俺自身だ。

今日だけの話じゃない。あの夜に、初めてはづきさんと愛し合った夜に『夢の中』に甘んじた結果だ。

あの時点で『現実』を直視すれば、格好は付けられたかもしれない。失望されなかったかもしれない。


「バカな人……そんなに痛そうなのにこっちはギンギンじゃないですか」


俺の顔を覗き込んでいたはづきさんが呆れた顔で肉棒を撫でる。

流血しても、精神的に落ち込んでも、屹立したままなんて間抜けっぷりに拍車をかけているようなものだ。乾いた笑いしか漏れてこない。


「ははっ……」

「でも、好きなんです♪」


そう言うと、はづきさんが血が溢れ続ける下唇に舌を這わせ始めた。血を拭き取るように粘膜のガーゼが傷を撫でる。ひりついた痛みと共に優しい温もりを感じずにはいられなかった。
98 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/30(火) 22:16:28.64 ID:sFKDE8mA0

「もう、ガマンしなくていいですから……私の負けですから……イってください」


血を舐め啜るように口づけをしながら、手淫を再開する。唇を噛み切るほどに耐えていたのだ。これ以上我慢のしようがない。

優しさと厳しさを併せ持った手に包まれて、限界器官は大きく脈を打っている。

そしてあの美しい人差し指に裏筋を何度も何度も擦られて、絶頂へと導かれた。

電気ショックを受けたみたいにガクガクと腰を震わせて、彼女の掌に忍耐の証を吐き出した。指の間で糸を引き、美しい肌の輝きを濁らせる精液。


「よかった……血は止まったみたいですね」


痺れるような痛みが残るが射精を終えると同時に、唇から流れ出していた血も止まったようだ。興奮して流血していたみたいで少々みっともない。


「自信がなかったんです……『現実』の私があなたみたいな素敵な人に愛してもらえるわけないから……でも『夢の中』で、あなたに都合のいい女になれば愛してもらえると……」

「待ってくださいはづきさん!」

「プロデューサーさん……言わせてください! 私は……! 」

「いえ、話をちゃんとしたいので……手についた精液舐め取りながら話するのはやめましょう。エロくて話が頭に入ってきません。それと着替えましょう。はづきさんはおっぱい丸出しだし、俺はまた汗かいたうえに、体がしんどいです」

「ああっ! 大変です」
99 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/04/30(火) 22:16:58.29 ID:sFKDE8mA0

二人きりとはいえ、半裸状態で真面目な話などできるはずもない。そもそも俺は病人なので、このままだと悪化するのは目に見えている。

あらためて普通にはづきさんに体を拭いてもらい着替えた。

はづきさんもエロメイドの格好のままでは目のやり場に困るので、シャワーを浴びてから着替えてもらった。

そうして落ち着いて話ができる状態になったところで今後どうしていきたいか話し合った。

俺は結婚を前提に交際したい旨を今度こそまともに伝えた。普通こういうのはしっかり考えた末に色々決めて切り出すものだが、状況がそうさせたのだから仕方がない。ロマンとかムードにはこの際引っ込んでもらう。

はづきさんは俺の気持ち自体は嬉しいし、受け入れたいが、自分の家庭環境がそれを許してくれないと言う。

彼女は大家族を養っていかなければならない立場にあるのは知っていた。俺にまで重荷を背負わせたくないということなのだ。

「一緒に背負っていきましょう」などと根性論では彼女を口説き落とすのは不可能だ。

何よりも『現実』を知るからこそ、彼女は『夢の中』にこだわったのだから。

しかし俺はプロデューサーである。相手をその気にさせるのが仕事みたいなところがある。

デメリットの影に怯えるならば、目が眩むほどのメリットの光を浴びせればいい。

はづきさんとの真剣交際が俺にどんな恩恵を与えてくれるか、極めて冷静に一大プレゼンを敢行した。

病で精神が弱っていたので、途中で「今日から避妊薬飲むのやめろ!」だの、「孕むまで膣内射精してやるっ!」だの、「危険日受精ガシャの準備しとけ!」だのと感情的に口走った気がしないでもないが、あくまで理知的に彼女を説得することに成功した。

俺は『現実』のはづきさんと付き合うことになった。


「ふふっ♪ 『付き合うことになったきっかけは?』って聞かれたらどうします?」


射精を我慢して流血したのがきっかけです。

男は血と精液でできているから、ある意味男らしいとは思う。
100 : ◆OBrG.Nd2vU :2019/04/30(火) 22:21:06.13 ID:sFKDE8mA0

本日投下は以上です。次はGW中に投下できればと考えています。

ちなみに次の投下でラストになります。

平成最後の投下がこんなんでいいのかとも思いましたが、真面目に書いた結果なので後悔はないです。

シャイニーの日からだいぶ経ったなぁ……。

見てくれてる人はありがとうございます。

良い連休を!
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 23:43:14.28 ID:hLmAbVYFo
暖かい気持ちになればいいのか草生やせばいいのか頭が混乱する
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 18:20:25.70 ID:sZgCeBv20
ラストいつ来るんかな
103 : ◆OBrG.Nd2vU :2019/05/26(日) 20:17:29.95 ID:CthGYFyA0

今年のGWは長かったですね(白目)

待っていてくれた人ごめんなさい。

だいぶ遅くなりましたがラスト投下していきます。
104 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/05/26(日) 20:18:55.14 ID:CthGYFyA0

★★★★★

はづきさんと正式に交際を開始してから一年。

その間に283プロは大きく急成長を遂げた。

所属アイドルの数も増え、俺以外にも社員が三人加わった。

一人は若手のプロデューサーで元々は世界的大企業の御曹司だったらしい。海外でお兄さんの仕事の手伝いをしていたところを社長にスカウトされて283プロに入社した。

果穂の「プロデューサーさんの新しい仲間ですね!」に対して、「仲間っていうのはね……僕の思い通りになる人のことさ」とブラックジョークをかまして戦慄させていた。

ちょいちょい黒い面を出すが、基本的には善良で優秀な男だ。

お兄さんはかなり弟に甘い人らしく、毎週のように高級メロンを事務所に送ってきてくれる。

結華がメロン二つを胸の前にかざして「こがたんの真似」とかやっていた。顔は笑っていたが心は泣いていたらしい。やらなきゃいいのに。

もう一人は社長の高校時代の同級生で事務員として採用された男性。気さくな性格ですぐに事務所のみんなとも打ち解けた。社長からは『凡骨』と呼ばれている。高校時代のあだ名だろうか?

そして最後の一人はアルバイトから正社員に登用されたはづきさん。

社長に結婚前提で交際することを報告した際に強く奨められて、その翌月からそういうことになった。

規模も大きくなって給与も上がるタイミングだったのでちょうど良かったとも言える。

それに社長は結婚後の産休や育休のバックアップも約束してくれた。社長の人格が素晴らしいことはもちろんだが、はづきさんも手放すには惜しい人材なのだ。

でも社長、すみません。

彼女は数ヵ月後に戦線離脱するかもしれません。
105 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/05/26(日) 20:19:57.94 ID:CthGYFyA0

「先輩、今日はもう上がってください。記念日なんでしょう? 彼女、落ち着きなくて見てられませんよ。後は僕たちで片付けますから」


デキのいい後輩プロデューサーが俺にそっと耳打ちしてくる。

今日は手コキされながら流血した日からちょうど一年。交際一周年の記念日というやつだ。

というかそんなこと何でこいつが知っているんだろうか?喋った覚えはないんだが。


「見てればわかりますよ。今日は二人共ずっとソワソワしてたじゃないですか」


鋭い洞察力を持つ後輩に感心しながらも、俺は余計な気を遣わせていることを恥じた。

職場に私情を持ち込むなど言語道断だ。


「ありがたいけど、自分の分の仕事はちゃんと自分で……」

「そもそも、その『自分の分』が多すぎるんですよ。僕に回す配分が少ないですよね? 先輩は気を遣ってくれているつもりかもしれませんけど、僕は成長する機会を奪われているのも同じなんです」

「うっ……そんなつもりは」


こいつ、そういうのもちゃんとわかっていたのか。若いからといって、このイケメン後輩プロデューサーのことを甘く見過ぎていたかもしれない。さすが社長がスカウトしただけのことはある。マスクは甘いが仕事には甘くない。


「僕たち仲間じゃないですか。たまには頼ってください」

「しかしだな……」

「こいつで決めようぜ!」


凡骨事務員がニヤニヤしながら五百円硬貨を俺たちの眼前に突き出した。
106 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/05/26(日) 20:21:14.31 ID:CthGYFyA0

「こいつを投げて表が出たら素直に帰る、裏が出たら残って仕事する。それでどうだ?」


お互い意地になってしまっているし、こうなったら天に任せるのもありかもしれない。

俺たちはギャンブル好きの事務員の提案に乗ることにした。

運命のコイントス。五百円硬貨が回転しながら宙を舞い、凡骨の手の甲に収まる。

結果は――


「……表だぜ」


甲を抑えていた手が開かれて桐の花のデザインが施された面が現れる。


「数字が書かれている方が表なんじゃないのか?」

「硬貨は年号が刻印されている方が裏側っていう昔からの慣例があるんですよ。お札と違って法令で定められているわけじゃありませんけどね」

「話は決まった! 後は任せて帰んなよ」

「いや、でも……やっぱり」

「黙ってろよ、クズ」


冷酷な後輩の一言でついに俺は会社から叩き出された。


「先輩に向かってクズはないですよね……」

「プロデューサーさんのはクズなんかじゃありません。立派ですよ♪」

「チンポの話じゃないです。外なんでやたら触るのやめてください」


夜も更けて人通りの少ない帰り道。俺とはづきさんは肩を寄せ合いながら歩いている。

はづきさんは自然な感じで俺の股間を撫でてきた。今日はずっとこんな感じだ。事ある毎にボディタッチを盛んに行ってくる。

ここ半月ほど多忙でご無沙汰なせいかもしれない。『ソワソワ』というより、『ムラムラ』していた。

とはいえ、記念日というのは大事にしなくてはならない。セックスのことばかり考えるのはよろしくはないだろう。
107 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/05/26(日) 20:22:04.06 ID:CthGYFyA0

「せっかくですし、外でどうです?」

「……プロデューサーさんがシたいなら? そこの公園で?」

「……? メシの話ですよ?」

「えっ? ……あぁっ! すみません。てっきり青姦がしたいのかと……」


……セックスのことばかり考えるのはよろしくはないだろう。


「せっかくの記念日ですし……」

「はい♪ せっかくの危険日ですし、ナカ出ししましょう♪」


そんなケーキ食べましょうみたいなノリで何を言い出すんだこの人は。

……というか危険日なの?


「指輪よりも先におちんぽハメてください?」


交際を開始して以来、生でのセックスはしていない。ピルを飲まなくなった代わりにコンドームを使用して避妊するようになっていたからだ。

ゴムなしのほうが快感は上だったが、快楽目的でセックスをしている傾向が色濃く出て、それはそれで興奮していた。はづきさんも口でゴムを付けたり、使用後のゴムを体に並べたりとそれなりに楽しんでいた。

しかし今宵、一年ぶりに生セックスのお誘いである。それも危険日にだ。

興奮が抑えきれない。
108 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/05/26(日) 20:23:06.49 ID:CthGYFyA0

「ふふっ♪ もうガチガチで糸引いてますよ♪」


俺たちはいつの間にかラブホテル一室にワープしていた。二人共全裸でベッドの前に立って絡み合っている。

お互いの舌を溶かすように唇を交わらせ、熱を確かめるように触れ合う。

彼女の言う通り、俺の肉棒は鉄のように硬化して先端から粘液の糸を迸らせて彼女の腹を汚していた。

意識が飛ぶほど興奮していたのだろう。どうやってここに至ったか定かではない。

いや、家まで我慢できなかったのだ。

今すぐこの女を孕ませてやりたいという欲求が俺をこの場所へ駆り立てたのだ。


「やっぱりゴム付けてください、って言ったらどうします?」

「そんなご無体な……」

「ど・う・し・ま・す〜?」


裏筋を指先でくすぐるように撫でながら、髪を下ろしたはづきさんが悪戯な笑みを浮かべて俺の顔を覗き込む。

彼女の望む答えはわかりきっていた。

ギュッと抱き寄せて耳元で囁いてやる。
109 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/05/26(日) 20:24:34.21 ID:CthGYFyA0

「無理矢理犯して孕ませます」

「きゃあ鬼畜♪ 私、プロデューサーさんの苗床にされちゃうんですね? あなたのおちんぽを慰めるだけが仕事の専業主婦にされちゃうんですね♪」

「家事もやってください……裸エプロンで」

「うふ♪ おちんぽ奉仕も家事だったんですね〜♪」

「逆に俺がゴム付けてください、って言ったらどうします?」

「ご無理なお願いですね〜♪」


そう甘く呟くと俺をベッドに突き飛ばして、上に覆いかぶさった。


「あげちゃいましたから♪ プロデューサーさんのサイズじゃ備え付けのは合いません」


リアルに手元にないやつだった。

自慢じゃないが俺のナニは普通より太いらしく、サイズ大きめのものでないと合わない。

一応着けるだけならできるが避妊効果は怪しいものだ。ホテルまで行ったのにゴムがなくて本番やれずに終わった苦い経験があって以来、はづきさんに管理してもらっていた。


「……誰にあげたんですか?」

「千雪さんに♪」


明日からどういう顔して千雪に接すればいいのだろうか?

ゴムのサイズを知られているのは相当恥ずかしい。

酒の肴にどういうプレイしたとか話したりするんだろうか?

もしそうなら恥ずかしすぎて興奮が抑えきれない。
110 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/05/26(日) 20:25:47.65 ID:CthGYFyA0

「フゥ、フゥ、もう……挿入れちゃいますね♪ ずっと待ってたんですよ……生おちんぽ♪」


ガチガチになった逸物を天に向かせて跨る。飢えた獣のみたいに愛液の涎を垂らした蜜壷は肉棒をズブリと一気に飲み込んだ。


「アァンンッ♪ ハッ、ハァ、これ……んふ、ずっと、欲しかったんです♪ ハァ、フゥ、ちょっと……イっちゃいました♪ やっぱり、ゴムしてる時より、おっきい♪ ハゥン♪」


挿入しただけにも関わらず、はづきさんは全身を快楽の歓喜で震わせた。握ってやった手からも彼女の悦びが伝わってきている。

二人きりになった時から荒かった息がさらに狂奔していた。発情しきった牝の吐息が静寂の中で空気を震わせている。

一年ぶりの直の繋がりが彼女の心と体を昂ぶらせた。

それは俺も同じことだ。

僅かコンマ1ミリ以下の隔たりが消え失せただけで、これほど衝撃的な快楽が得られるとは知る由もなかった。一年前までこれが当たり前だったのがとても贅沢に思えるほどだ。

熱く蕩ける生膣の感触は肉棒どころか全身の神経や細胞にまで侵蝕して俺を甘く痺れさせた。はづきさんは動いていないのに、膣内は喰むように収縮を繰り返して海綿体を刺激する。ある種の覚悟がなければ耐えることは敵わなかったであろう快感。
111 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/05/26(日) 20:27:10.40 ID:CthGYFyA0

「ハァ、フッ、最初は、私のターンですから、ンフ、動いちゃ、ダメですよ♪ 一晩中、ハァ、するんですから♪ ンッ、フゥ、温存して、くださいね♪」


体を密着させて耳元に浴びせられるメープルボイス。

重なった乳房から体温と柔らかさとドクドクと心臓を打つ鼓動が伝わってきた。


「どうせ、私のこと、ンゥ、クフ、メチャクチャに、犯したいんでしょう? フッ、アァン♪ ほら、今ビクンって♪ おちんぽが、ひぅ、ナカで、跳ねましたよ♪ 想像したんですよね♪ この後、ンクッ、ケダモノみたいな、生セックスで、ドピュドピュ中出し、して、ハァッ、孕ませるつもりなんでしょう♪ 素敵ですけど……最初は、ゆっくり……ゆっくり、シましょう♪」


湿った吐息とヌメった舌を耳に絡みつかせながら、ここからは自分が主であると宣言するように顎を撫でる。

そして顔の前に唇を持ってくると舌先から生唾を垂らして俺に飲ませた。

舌と舌の間に艶かしく光る粘蜜の架け橋ができる。初めての夜もこんなことをした。

あの時は俺が飲ませる側だったけど。

与えられた蜜唾を余すことなく受け止めて飲み込んだのを確認すると、はづきさんは満足気な表情を浮かべて首筋に唇を吸い付けた。

チュルチュルと音を立てて、首の皮が湯葉みたいにめくれるのではないかというくらいに強く吸う。

今まではアイドルたちを刺激するといけないということで目に見える部分にキスマークを付けることは避けてきた彼女だったが、今夜は危険日ということもあってか遠慮がないようだ。種付けさせて自分のモノにするのだから必然と言えた。首筋から肩、鎖骨にかけて唇を刻んでいく。

俺の体中に『はづきさんシール』を貼り付けて、外敵に自分の雄だとアピールしたいのだろう。
112 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/05/26(日) 20:28:18.78 ID:CthGYFyA0

「ふふっ♪ いつもの仕返しです♪ んちゅ、ぢゅる、れろれろ、ちゅぱ♪」


普段から彼女の豊満な乳房を貪るように舐っていることに対する報復のつもりなのか。

淫らな熱で鋭敏になった乳首を舌と指先で執拗に責め立て、搾精アピールにバフをかける。

ねちっこい舌の動きに合わせて小刻みに腰を揺すり、膣内の分身を快楽の渦に沈めていく。

低く呻く俺の顔を妖艶な笑顔で覗き込みながら、徐々に腰の円運動が大きくなる。蜜壷の中でぐるぐる掻き混ぜられて肉胞の中身がバターにされてしまうんじゃないか。そうやって濃厚に凝り固まった精液で確実に種付けさせたいという意志を感じずにはいられなかった。


「ンッ♪ あぅ、はぁ……カリが、あっ、イイところ、引っ掻いて、んふ、気持ちいい♪ やっぱり、んはぁっ、生おちんぽ、最高ですっ♪ あ、ふぅ、んぁっ♪」


今度は上体を仰け反らせて肉棒を引っ張るように腰を上下させる。意識的に呼吸を止めて締めつけをキツくされた膣の刺激が亀頭に集中。快感の荒波が脳髄に押し寄せ、意識を瞬間的に混濁させた。

ハッキリしているのは、いつの間にか激しく腰を使って獰猛に雄を貪る彼女の姿。揺蕩う乳房の残影が俺の目を惑わし、雌の肉体の虜にさせる。

「ゆっくり」なんて数分にも満たない時間だった。『危険日』という本物の発情期になったはづきさんにそんな悠長な行為ができるはずがない。

普段はのほほんとしているくせに、セックスのこととなると好戦的、いや『好扇的』になるのだ。
113 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/05/26(日) 20:30:31.43 ID:CthGYFyA0

「くっ、ふっ、ゆっくりって、言ってなかった?」

「あン♪ ひっ、よすぎて、腰、とまらないの♪ ふあ、うっ、あぁ、乳首ぃ、弄っちゃっ♪ やっ、ひぃ……!」


瑞々しく震える乳果を鷲掴みにして、指の間でいやらしく勃起した乳首を弾いて擦ると刺激に反応した子宮がキュンキュン締まる。


「うくっ、はづき……もう、で、出そうだ……!」

「んあっ、あたひも、っく、い、イ……ク♪ んふ、イキます♪ あはっ、せーし、あなたのせーし♪ はぁ、んんっ♪ ふあぁ、あかちゃんのもと、たくさん、あっ、たくさん、くだしゃい♪」


より深く繋がりを確かめるように互いの手を握り合う。

上下左右にグラインドするはづきの艶かしく情熱的な腰の動きに合わせて俺も下から突き上げた。腰がぶつかるたびに膣全体がグンッと肉棒に吸い付き、子宮口が亀頭を甘く激しく抱き締める。快感で背筋に痺れが駆け抜けて脳神経が明滅を繰り返している。

もう限界だ。


「はづきっ! ナカに出すぞ! 責任取らせろ! 結婚しろ!!」

「う、うれしい♪ あぁ、孕ませて♪ セキニンとって♪ 種付けしてから、ヴァージンロードを歩かせて♪」

「はづき、好きだ……!」

「あ、あっ、あぁっ、はああ、んあっ、はっ、ひああぁぁぁぁ♪」


渾身のピストン運動で子宮からの淫靡テーションを受けた肉の分身は一心不乱に精液を吐き出した。
114 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/05/26(日) 20:32:10.59 ID:CthGYFyA0

ご所望通り魔除けの純白ベールよりも、妊孕の白濁エールのほうを先に受け取った彼女は満足気に蕩けた表情でこちらをじっと見つめている。大きく息を乱しながら肩を小刻みに震わせて身を起こしているのもやっとの様子だ。それでも腰をぐるんぐるん揺らして精液を搾り取っているのは最初に交わった夜と変わらずだ。


「ハァ、ハァ、ハァ、ふあぁ……うふっ♪ フゥ、熱いのたくさん♪ もっと……ください♪」


後ろ手で陰嚢を優しく揉みほぐして、さらに精液を吸い取ろうとする。搾精アピールに金バフがかかってあの夜よりも満足度を上げていた。

搾精アピールが進歩した分、俺たちの関係も進んでいる。

膣全体に肉棒を愛でるように抱擁され、本気の種付けのためか射精がいつも以上に長い。溢れ出た白濁混じりの愛液が結合部を泡状に溶接して離れたくないと言っているみたいだ。


「私も……大好きですよ♪ 旦那様♪」


俺の胸に頬をすり寄せて甘えた声で呟くはづきさん。熱した飴のように蕩けた肢体がしなだれかかり、全身が至幸の感触に包まれた。

セックスしている時ももちろんだが、こうして静かに彼女に身を預けられている時も大きな幸せを噛み締められる。

はづきさんはコアラっぽい。たまにそんなことを考える。のんびりした様子でほとんど寝ているし、それでいて実は獰猛だったりするから。

こうやって体に抱きついているところなど余計にコアラを連想させる。彼女がしがみついているのは主に肉の幹であるけれど、それはご愛嬌だ。

ちなみにコアラが木に抱きつく理由は暑いオーストラリアの気候に耐えられるように体熱を木の幹に移すためらしい。

ますますはづきさんと似ていると思える。

彼女の淫らな熱が俺に移って、こんなにも『夢中』にさせられてしまったのだから。

俺は一生彼女がしがみつける木でありたい。
115 : ◆OBrG.Nd2vU [sage]:2019/05/26(日) 20:33:17.08 ID:CthGYFyA0

「危険日キャンペーンはまだまだ終わりませんよ♪ もっともーっと、膣内射精してくださいね♪ んちゅ、れろ、ちゅぷ、んにゅ♪」


甘い吐息を漏らしながら、俺の口内を舌で掻き回すはづきさん。歯茎や歯の隙間まで余すことなく蜜唾を染み込ませるように丁寧に舐ってくる。同時に子種と愛液に塗れて蕩けた膣肉がうねって弛緩していた肉幹を一瞬で直立させた。

夜はまだ始まったばかりだ。のんびり感傷に浸るには早すぎる。

俺は口腔を犯す彼女の舌を唇で捕らえ、思いっきり吸い上げてアプローチに応えてやると、繋がったままゴロンと横転して体勢を入れ替えた。

これから責められることを期待した生膣がヒクヒクと蠢き、子宮の吸い付きが強くなった。

ざわつく蜜壷からゆっくりと腰を離して肉棒を入口近くまで引き抜くと、ベッドを貫く勢いで急降下して亀頭を奥に打ち込んだ。そのまま彼女の大好きな奥のイイところを捻るように押しつぶしてやる。

キスで口を塞いでいても漏れ出る快楽混じりの嗚咽。快感で身震いするはづきさんは俺の背中に深々と爪を立ててしがみついた。心地良い痛みが背中に沁みる。

俺は一生彼女がしがみついても『折れない』木でありたい。
116 : ◆OBrG.Nd2vU :2019/05/26(日) 20:44:26.34 ID:CthGYFyA0

以上です。

ありがとうございました。

だいぶ時間かかった割にコアラオチですみません。でも真面目に考えた結果です。

それと以前アイデア出してくれた方々、あらためて感謝です。

以下は過去作です。よろしければご覧下さい。

堀裕子「PSY眠姦!ユッコのゆーことをききなサイ!!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1554387416/

白雪千夜「ヴェルヴェットは堕落せない」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1552305873/

黒埼ちとせ『あなたは私を孕ませた』
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1551434217/

道明寺歌鈴「ドウしようもなくミョーな感ジ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1549707303/

夢見りあむ「りあむとやむを得ない情事」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1549565770/

鷹富士茄子「茄子と蕩過幸姦(とうかこうかん)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1547731319/

道明寺歌鈴「歌鈴初めの姫始め」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1546273560/
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 21:02:10.67 ID:M8iFdt/uO
おつおつ
貴方のおかげではづきさん目当てにシャニマス始めてしまったよ
次回作も楽しみにお待ちしてます
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 21:32:40.09 ID:HLksvRsho
おつ
エロかった
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 21:33:18.52 ID:BarlyzLDO
乙でした


次は果穂かあさひか結華をお願いします
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 21:48:39.16 ID:aj/Y/HUwo

責任取らせろ! 結婚しろ!! の一文で草生えまくった
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 13:26:58.00 ID:1LqTzFQt0
続きは嫌しか女ばい
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/07/07(金) 21:14:18.88 ID:OygWPrZnO
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