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【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」大鳳「その33です!」【安価】

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22 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:50:53.01 ID:rJE6iKGU0
――

裏ショタ提督「……思えば、俺が表を助けたのはあの時が初めてだったな」

ショタ提督『……うん』

巻雲「それより前はどうしてたんですか?」

裏ショタ提督「家で遊んでたから、俺が出てくる理由が無かった。基本は表と話してるだけだったな」

父「……最初は、提督が本気で怒っていたのかと思ったけど、後から気づいたんだ」

母「もしかして、この子は……二重人格じゃないかって」

巻雲(……実際には、人格どころか魂が2つ宿っているんですけどね)

裏ショタ提督「それ以来、俺は表を虐めようとしてくる奴は徹底的に叩き潰してやったんだ」

裏ショタ提督「もちろん、こっちから喧嘩を売った訳じゃない。普通に接してくれる相手には、ちゃんと常識的な対応を取った」

父「でも、そんな生活が続けば……いつしか提督には周りの子供達が近づかなくなっていったんだ」

巻雲「……!」

母「いつ提督に殴られるか分からない……そう考えると、怖くて近づけなかったのかもしれないわね」

裏ショタ提督「……それについては、表に悪いことをしたと思ってる。本当にすまなかった」

ショタ提督『う、ううん!そんなこと……ない、よ?むしろ……守ってもらえて、嬉しかったから……!』アセアセ

巻雲「………」

ショタ提督『そ、それに……僕、元々1人でいることが好きだったから……全然、気にしてないからね……?』

裏ショタ提督(……ありがとう。そう言ってもらえると、少し気が楽になった)
23 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:51:32.01 ID:rJE6iKGU0
裏ショタ提督「俺が表を虐めた奴にやり返す度に、父ちゃん達は幼稚園から連絡が入ったんだ」

父「はは……あの時は本当に大変だったよ。1週間に1度のペースで、幼稚園から電話がかかってきたからなぁ」

母「この子を注意しようにも、二重人格となると……どう接して良いか、分からなかったから……」

裏ショタ提督「……ごめん」

父「……いや、構わないさ。提督が、大人しい方の提督の為にやっていたことは、ちゃんと理解している」

母「ただ、私達も……自分の子供ながら、怒らせたら怖いと思って……今の貴方には、あまり話しかけてあげられなくて……」

父母(病院に連れて行こうかとも考えたけど、こっちの提督が怒って暴れたらと思うと不安で……)

裏ショタ提督「それは仕方ないさ。俺だって、父ちゃん達から微妙に距離を取られてることは分かってたからな」

裏ショタ提督「だけど、2人共……表の俺のことは、以前と変わらずしっかり世話してくれたじゃないか」

裏ショタ提督「俺のせいで、表が父ちゃん達に嫌われたらどうしようと、後から気づいたが……その心配は杞憂だった」

裏ショタ提督「父ちゃん達には凄く感謝してるくらいだ。俺は表が幸せでいられるなら、それだけで嬉しかったからな」

父「……!」

母「あ……」

ショタ提督『……裏の僕』

巻雲「………」

巻雲(司令官様にそんなことが……でも、昔からどちらの司令官様も変わっていなかったんですね……何だか、安心しました)クスッ
24 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:52:44.55 ID:rJE6iKGU0
父「それで小学校でも……提督には、友達と呼べるような相手はいなかったんだ」

裏ショタ提督「案の定虐めようとしてくる奴は俺が返り討ちにしたからな。それでいて、普段から筋トレばかりしていたせいで……」

母「……同級生はもちろん、上級生や下級生……果ては先生からも問題児扱い。教室で孤立するのが当たり前になっちゃったのよね?」

裏ショタ提督「あぁ。ただ、今思えば、その状況を表が気にしていなかったのが救いだったけどな」

ショタ提督『……うんっ。だって、僕は……裏の僕と話しているだけで、楽しかったから……』

ショタ提督『だけど、このままじゃダメ……裏の僕に頼ってばかりなのは、申し訳無いと思って……』

裏ショタ提督「……いきなり“提督”になると言い出した時は、本当にびっくりしたな」

巻雲「……!」

ショタ提督『う、うん……ちょうどその時、お父さんの仕事が……気になってて……』

父「僕も驚いたよ。でも、自分の仕事に興味を持ってくれるのは嬉しかったから、あの時は色々と熱心に教えたなぁ」

母「それで提督、子供でもなれる“提督”を目指そうとしたのよね?」

裏ショタ提督「あぁ。艦娘は“大半は”話が分かる奴だと聞いたし、幸い俺達は両親譲りでその手のことについては適正があったんだ」

ショタ提督『それで、裏の僕と一緒に勉強したら……入試に、あっさり合格しちゃって……』

巻雲「ふふっ、司令官様は記憶の共有が出来ますもんね。片方がド忘れしても、もう片方が思い出させてくれますし、お互いが別々の勉強をすれば効率も2倍です!」

裏ショタ提督「お、よく分かったな。流石は巻雲だ!」

父「き、記憶の共有!?」

母「初耳なんだけど!?」

裏ショタ提督「あれ?言って無かったか?俺達はお互いに見たり覚えたりしたことを共有出来るから、それぞれで勉強して得意を伸ばしつつ苦手を潰していったんだ」

ショタ提督『それでも、裏の僕の方が頭良いから……僕、裏の僕によく勉強を教えてもらったっけ……』

裏ショタ提督「いやいやそんなことは無いだろ。表にも得意分野があったし、その分野について俺も表から学ぶことも多かったからな」

ショタ提督『裏の僕……えへへ///』

巻雲「………」クスッ

巻雲(勉強でも、2人でお互いに助け合ってたんですね……)
25 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:53:30.44 ID:rJE6iKGU0
父「だけど、そんな提督がこうして彼女を連れて来るとは……」

母「最初に提督から電話を貰った時は、人生初の友達が出来たのかと思ったけど……まさかのまさかだったわ」

巻雲「……///」

裏ショタ提督「……巻雲は、表はもちろん、俺のこともしっかり見てくれたんだ。だからこそ、表も俺も……巻雲を心から信頼しようと決めた」

ショタ提督『……うん。巻雲お姉ちゃんは……いつも、僕達を支えて……くれたから……!』

父「……そう、か」

母「こっちの提督がそこまで惚れ込んだとはね……ふふっ」

巻雲「……私も、表の45周目提督君の芯が強いところ……そして、裏の45周目提督君の、大切な人のことを考えて行動出来る強さに……惹かれました」

父「……提督。いや、提督“達”」

裏ショタ提督「……!」

ショタ提督『……!』

母「この子は……巻雲ちゃんは、きっと……私達よりも、貴方のことを……大切にしてくれる。だから……貴方も、巻雲ちゃんのことを……大切にしてあげること」

裏ショタ提督「……当然だ。表が、そして俺が本気で信頼した存在だからな」

ショタ提督『……う、うんっ!絶対、大切にする……!』

巻雲「司令官様……!」

父母「そして……」クルッ

巻雲「あ……」

父「どうか、息子“達”のことを……よろしくお願いします」

母「この子“達”のことを、好きになってくれて……ありがとうございます」

巻雲「……こちらこそ、ありがとうございます!任せて下さい!どんな時でも、45周目提督君の傍にいます!そして、隣で支えてみせます!」

裏ショタ提督「巻雲……」

ショタ提督『巻雲、お姉ちゃん……!』
26 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:54:28.77 ID:rJE6iKGU0
父「……よし。今日は久々に家族全員が集まって……そして、息子の彼女までいらしてくれたんだ」チラッ

母「……そうね。今夜は腕によりをかけてご馳走を作らなきゃ!」

巻雲「えっ!?いえいえ、そんな悪いですよ!」アセアセ

父「いや、息子のことを受け入れてくれたのは君が初めてなんだ。こんなことしか出来ないけれど、どうか僕達に祝わせてほしい」

母「この子に信頼出来る人が出来たことは、私達にとって……本当に嬉しいの。もちろん、迷惑ならやめるけど……」

巻雲「……!」

巻雲(そうか……お父様もお母様も、司令官様のことを……ずっと心配して……)

巻雲「……分かりました。そういうことなら、お言葉に甘えさせていただきます」ニコッ

父「……ありがとう。じゃあ、僕達は材料を買って来るから、その間は息子と2人で……いや、“3人”で待っていてもらえるかい?」

巻雲「はいっ!」

母「それじゃ、30分くらいで戻るから……貴方、車庫から車引っ張り出して!」

父「言われなくても!でも、最近仕事ばかりで乗って無かったからな……ガソリン切れてないといいけど……」

ガチャ バタン…

巻雲「……仲の良いご両親ですね」ニコッ

裏ショタ提督「あぁ。俺のせいで家庭崩壊にならなくて良かったよ……本当に、表のことになると頭に血が昇るからさ……」

巻雲「ふふっ、そこが裏の司令官様の良いところですよ?それだけ表の司令官様を大事に思っている証拠ですから」ナデナデ

ショタ提督『あ……えへへ……♪』

裏ショタ提督「……おい。頭を撫でるのは表が喜んでるから止めないけど、一応今は俺が体の主導権を握ってるんだが」

巻雲「たまには良いじゃないですか。鎮守府ではいつも気を張っていますし、こういう時くらい……リラックスして下さい。何より司令官様の実家ですし、ね?」

裏ショタ提督「……そう、だな。たまには、こういうのも良いか……ははっ」

巻雲「はいっ……ふふっ♪」ナデナデ
27 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:55:04.64 ID:rJE6iKGU0
裏ショタ提督「……巻雲」

ショタ提督『……巻雲お姉ちゃん』

巻雲「……何ですか?」ナデナデ

裏ショタ提督「改めて、表の俺を……そして、俺のことを好きになってくれて……ありがとう」

ショタ提督『ぼ、僕も……巻雲お姉ちゃん、ありがとう……ございます……!』

巻雲「……こちらこそ。私のことを、心から信じて下さって……ありがとうございます」

巻雲「あの時……司令官様2人が、私のことを信頼してくれたと分かった時、凄く嬉しかったんですよ?」

巻雲「私は……大好きになった人の、信頼に値する存在になれたんだって」ニコッ

裏ショタ提督「……!」

ショタ提督『……!』

巻雲「………」

裏ショタ提督「………」

ショタ提督『……///』

裏ショタ提督「……そんなことを言ってもらえたのは、巻雲が初めてだよ」

ショタ提督『……うん///』

巻雲「そうなんですか?なら、彼女だけじゃなくて……今の言葉も、私が一番乗りですっ♪」

裏ショタ提督「何だよそれ……ははっ」

ショタ提督『ふふっ……///』








巻雲「……司令官様」

裏ショタ提督「……巻雲」

ショタ提督『……巻雲お姉ちゃんっ』
28 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:55:45.62 ID:rJE6iKGU0

























「これからも末永く、よろしくお願いしますね?」


「……こちらこそ。表共々、よろしくな?」


『……こ、こちらこそ!よろしく、お願いしますっ……!』
























29 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:57:15.44 ID:rJE6iKGU0
――

浜波「………」

夕雲「……本当にどうしたの?最近、様子がおかし……っ!?」ビクッ

浜波「………」ハイライトオフ

夕雲(は、浜波さんの目に……光が失われて……)

浜波「……夕雲、姉さん」

夕雲「……っ!」ゾクッ

夕雲(お、恐ろしく低い声……)

浜波「……司令、行っちゃった」

夕雲「え、えぇ……巻雲さんと、ご自宅に……」

浜波「ううん、違う……もっと、遠くに……」

夕雲「……?えっと、何を言って……」

浜波「……私でも、追いつけないほど……遠い、ところに……」ジワッ

夕雲「っ!?」

浜波「………」ポロポロ

夕雲(ま、まさか……浜波さん、貴女も……)

浜波「……普通は、姉妹の幸せを……願わないと、ダメ……」ポロポロ

浜波「だけど……私は……わたし、は……っ!」ポロポロ

浜波(その、幸せを……妬ましく、思ってしまう……悔しく、辛く思ってしまう……それじゃ、いけないのに……!)ポロポロ

夕雲「……!」ダキッ…

浜波「あ……」
30 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:57:50.98 ID:rJE6iKGU0
夕雲「……ごめんなさい。私からは……何も、言えないわ……」ギュウッ

浜波「………」ポロポロ

夕雲「貴女は私の妹で、巻雲さんも私の妹……姉として、どう言葉をかければ良いか……」

浜波「………」ポロポロ

夕雲「だから……こうして、胸を貸してあげることしか……出来ない」ナデ…

浜波「………」

夕雲「……ここには、私以外に誰もいないわ。このことは、誰にも言わないから……もちろん、巻雲さんにも……」ナデナデ…

夕雲「……今だけは、貴女の胸の内を曝け出して?全部、受け止めてあげるから……」ナデナデ…

浜波「……っ!」

浜波(限界、だった……夕雲姉さんの、今の言葉で……抑え込んでいた、負の感情が……涙と言葉で、溢れ出していく……)

浜波「……ズルい。ズルいよ……!巻雲姉さん……自分だけ、幸せになって……っ!」ポロポロ

夕雲「………」ナデナデ

浜波「どうして……?どうして、私は……こんな思い、しないといけないの……!どうして、なの……!?」ポロポロ

浜波「酷いよ……私の気持ちを、これっぽっちも考えないで……!いつもいつも、司令の話をして……!」ポロポロ

浜波「その話を聞かされている間……私が、どんな気持ちでいたか……分からないの……!?」ポロポロ

夕雲「………」ナデナデ

浜波「悔しい……妬ましい……苦しい……辛い……!だけど、それは……何も出来なかった、私が悪い……!」ポロポロ

浜波「でも……だとしても、嫉妬しちゃって……!この、やり場の無い怒りに……狂いそうになって……!」ポロポロ

浜波「もう、何が何だか……自分が、自分で無くなるような気がして……それで……それ、でぇ……っ!」ポロポロ

夕雲「……っ」ナデナデ
31 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:58:45.18 ID:rJE6iKGU0

























「私だって、司令のこと……好き、なのに……どうして……どうして、巻雲姉さんだけ……うっ、うぅっ……うううううっ、ぁ、うわあああああ……っ!」
























巻雲 HAPPY END!
32 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:59:21.25 ID:rJE6iKGU0
オープニングはもうしばらくお待ち下さい。
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 20:18:54.08 ID:JJzpxc4Uo
乙乙
いつにも増して抉る…
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 21:50:27.81 ID:s4ewrPxsO
狙ったかのように溜め込みそうな娘が失恋していく
長女が夕雲だったのが今回の救いだな
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 00:48:35.44 ID:sozMViTcO
きっついな…速吸みたいに大喜びしてたら笑い話で済んだのに
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 08:35:18.79 ID:fp17wzKw0
速吸の失恋に関してはぶっちゃけあの提督だったら失恋が大正解とかあまりにも特殊なシチュエーションだったと思う
羽黒と潮みたいに提督のギャグに巻き込まれない対処出来て逃げられるし、狭霧みたくゴミ扱いされないし
それにしても姉妹艦同士の失恋は凄いキツいね
37 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 19:56:38.17 ID:5uYw6rsO0
オープニング、投下します。
38 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 19:58:01.30 ID:5uYw6rsO0
「………」トテトテ

父「……はぁ」トボトボ…

母「……あぁ」トボトボ…

父「やらかしたな……」

母「えぇ……」

「……お父さん、お母さん?」

父母「あ、いやいや!何でもない何でもない!」アセアセ

「……?」

父「……どうする?」

母「……恥を忍んで頼むしかないよ」

父「だよなぁ……」

母「はぁ……」

父母(過去の自分達に説教したい……)

「……?」

(お父さんとお母さん、どうしちゃったんだろう……?)
39 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 19:58:54.59 ID:5uYw6rsO0
・・・÷

父「……とか何とか言ってる間に着いてしまった」

母「……うん」




46周目鎮守府「」ドーン




「……ここが、46周目鎮守府?」

父「あぁ。今日から提督が住む場所だ」

「寮の次は鎮守府かぁ……大きい……」

母「今までは同い年のお友達と過ごしてたけど、ここには……」

「うん。艦娘の人達がいるんだよね?お勉強したから覚えてる」

父「………」

母「………」

父(そう。提督は勉強した……嫌な顔1つせず、俺達と一緒に頑張ってくれたんだ……)

母(だけど、そのせいで……あぁ、私達の馬鹿ぁ……!)

「……入らないの?」

父「へ?あ、そ、そうだな……」

母(向こうにいるのは大淀さんか。特別学校から連絡は入ってるはずだけど、ちゃんと説明しなきゃね……)
40 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 20:00:07.32 ID:5uYw6rsO0
46周目鎮守府・正門前

大淀「………」

大淀(学校からの連絡によれば、そろそろ新しい提督が来るはずですけど……)

父母「あの〜……」

大淀「え?あ、はい。何でしょうか?」

大淀(わぁ……凄く美形なカップルですね。ですがどうしてカップルの方が私に声を……?)

「……こんにちは。貴女が大淀さんですか?」

大淀(カップルの下からも声が……)チラッ

大淀「」

父「えっと、特別学校からご連絡があったと思いますが……」

母「この度は息子がこの鎮守府に……」

大淀「」

父母「……あの、大淀さん?」

「……大淀さん?」

大淀「………」














大淀「くぁwせdrftgyふじこlp;@:///」鼻血ブッシュウウウウウウッ!

父母「ファッ!?」

「……!?」
41 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 20:01:17.01 ID:5uYw6rsO0
同時刻・執務室

那智「……そろそろか」チラッ

武蔵「少しは落ち着いたらどうだ?」

那智「いえ、そういう訳にはいきませんよ。何せ新しい提督がこの地にやって来るのですから」

鳥海「でも、昼食を終えて毎分時計を見るのは流石に……」

那智「む?何かおかしいか?」

名取「……もしかして、新しい提督が楽しみなんですか?」

那智「……否定はしない。私達をしっかり引っ張ってくれる、頼れる男なら良いという期待はあるな」

武蔵「高望みは良くないだろう。そう思って待ち続けた結果、何年も提督が来なかった鎮守府もあるくらいだ」

武蔵「そのような例を考えれば、最低でもまともな考え方の提督であるならそれで良い。多くは望まん」

那智「……武蔵さん」

鳥海「確かにそうですね……仮に指揮や戦果が素晴らしくても、私達を酷使する方はちょっと……」

名取「ひうっ……や、やめて下さい……想像しちゃいますからぁ……!」

鳥海「あ、ごめんね?脅かすつもりは無かったんだけど……」

那智「………」

那智(そう、だな。武蔵さんや鳥海の言う通りだ。とにかく、常識を持っている提督が来ることが1番だな)

「だ、大丈夫ですか?」

「うぇ、うぇへへへぇ……提督くぅん、お姉ちゃんって呼んでぇ……?///」

「お姉ちゃん、ですか?」

「どうしてこうなった……」

46周目ヒロイン「……?」

46周目ヒロイン(執務室の外から声が……もしかして……!)
42 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 20:02:44.02 ID:5uYw6rsO0
ガチャ…

大淀「ねぇねぇ〜?お姉ちゃんって呼んで下さいよぉ〜///」スリスリ

「ん……」

母「ちょ、ちょっと大淀さん……」

父「息子に頬ずりはやめて下さいって」

父(おかしいな……ウチの大淀はこんな性格では無かったはずだが……)

46周目ヒロイン「」

父「……あ、すみません。今日から息子がここでお世話になります」

母「大淀さんが何故かこんなになっちゃいまして……」

46周目ヒロイン「」

大淀「提督くぅ〜ん♪///」スリスリスリスリ

「あっ……」

46周目ヒロイン「………」














46周目ヒロイン「ごばぁっ!?///」鼻血ブッシュウウウウウウッ!

父母「ちょっ!?」

「……!?」
43 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 20:04:10.37 ID:5uYw6rsO0
鳥海(なっ、なななななななななんて可愛さなのぉっ!?鼻血が……止まらない……っ///)ガクッガクッ

那智(だ、ダメだ!直視したら目の奥と脳が溶けて……あああああああああああっ!?///)ガクッガクッ

名取(え、えへっ、えへへへへぇ……こんな可愛い男の子、初めて見たよぉ……///)ジュルリ

武蔵(っく……!この超弩級戦艦武蔵とあろうものが、可愛い少年を見ただけで正気を失うことなど……ダメだ可愛過ぎる……ッ!///)ガクッガクッ

「……あの」

46周目ヒロイン「こ、声も耳がとろけるゥッ!?///」ビクンビクンッ!

大淀「あ、い、イぃっ……う、あ……っあああああああ!///」ビクンビクンッ!

父「」

母「」

「……どうしよう、お父さん、お母さん」

46周目ヒロイン大淀(首をかしげながら上目遣い!?あーもう萌え死ぬッ!!///)バターンッ!

父「……ひ、一先ず大淀さん達が落ち着くまで待つしか無いか」

母「……そうだね」

・・・÷

鳥海「お見苦しいところをお見せしました」←鼻の穴両方に血で真っ赤に染まったティッシュ詰めている

那智「どうもすみませんでした」←同上

名取「ちょっとこの子を性的な意味で食べて良いですか?///」←同上

武蔵「申し訳ございません」←同上

大淀「」ピクピク… ←まだヘヴン状態

父「い、いえ……」

母「落ち着いたみたいで何よりです……」

父母(この娘達どうなってるの!?ウチの鎮守府の娘達とびっくりするくらい違うんだけど!?)
44 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 20:06:11.60 ID:5uYw6rsO0
ショタ提督「えっと……今日からここで提督として働く46周目提督です。昨日8歳になりました。よろしくお願いします」ペコッ

名取「そうなんだぁ〜?46周目提督君かぁ〜……名前まで可愛いね!ところでちょっとお姉ちゃんとお風呂でお話しよっか?///」ハァハァ

那智「良いなそれ!よし後で私も混ざろう混ぜろ混ぜて下さいお願いします!(自重しろ変態)」

武蔵「おい本音と建前が逆だぞしかし名案だな私も参加しよう」

鳥海「武蔵さん……なら私もご一緒させてくれますよね?」

ショタ提督「あ、あの……」

父「いい加減話が進まないので正気に戻って下さい」

母「というか、こうして私達がエピローグでは無くオープニングで登場したのは貴女達にお願いがあって」

46周目ヒロイン「お願いですか!?何でも聞きます!その代わり息子さんを私に下さいッ!」ズイッ

ショタ提督(皆、何を言ってるのかな……?)

父「………」アタマカカエ

母「………」アタマカカエ

父母(もしかすると、ここは提督の貞操が危ういかもしれない……でも今更鎮守府を変えることも出来ないし……)

父「息子はあげられませんが、1つだけオナ芸があるんです」

46周目ヒロイン「ナニですか!?」ズイッ

母「顔近いです。その、私達は息子に一生懸命勉強を教えていたんですけど……」

46周目ヒロイン「ふむふむ!」

父「実は、その……幼い頃から英才教育を行っていたせいで、その他の思い出を作ってあげることが出来なかったんです」

46周目ヒロイン「分かりました!つまり私達で4年間で46周目提督きゅんに色々な体験をさせてあげれば良いんですね!!」

父母「理解早っ!?」
45 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 20:08:35.64 ID:5uYw6rsO0
父「え、えっと、確かにそうなんですが、それと並行して提督に関する能力も鍛えてあげて欲しいんです」

46周目ヒロイン「分かりました!特別学校でも中々伸びなかった成績や能力の分を私達が鎮守府で実践を兼ねて提督きゅんに手取り足取り(意味深)教えてあげれば良いんですね!!」

母「だから理解早すぎません!?」

46周目ヒロイン「愛の力です」キリッ

父母「えぇ……(困惑)」

父母(この娘達に息子を任せて本当に大丈夫だろうか……?すっごい不安……)

46周目ヒロイン(任せて下さい!)b グッ

父母(直接脳内に!?)

鳥海(これはつまり要約すると……)

那智(私達が提督きゅんを……)

名取(自分好みに……)ペロッ

武蔵(育てることが出来るということか……)

46周目ヒロイン(こんなに可愛い男の子を自分色に染め上げることが……辛抱堪らんッ!!///)ティッシュポーン! 鼻血ブッシュウウウウウウッ!

ショタ提督「……?」

ショタ提督(また鼻から血を出してる……大丈夫かな……?)

父「………」

母「………」

父母(勉強ばかりさせず、あちこちに行って遊んだり色々させてあげれば良かった……やっぱりマジで過去の自分達を殴りたい……)














こうして、提督としての知識以外真っ白で純粋無垢な超絶可愛いガチショタ提督とショタコンを拗らせた艦娘達の鎮守府生活が――

46周目ヒロイン「いーや違う!今回はこうだ!」

46周目ヒロイン『【艦これ】艦娘「ショタ提督を自分好みに育てたい!」【安価】がスタートしました!』バーン!

ショタ提督「……?」キョトン

父母「………」

父母(もはや逆光源氏計画……大丈夫かなぁ……)
46 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 20:11:00.97 ID:5uYw6rsO0
32周目以来ですが、久々に原点に立ち戻りました。ヒロイン達や他の艦娘達が重度のショタコンになっています。
ですが今回は単なる原点回帰というだけでなく、今までとは違った要素を試験的に取り入れてみました。

46周目提督はオープニングで説明した通り、提督に関する基本的な知識以外はほとんど皆無です。無個性で世間知らずな状態です。
その為、提督の性格や言動はヒロイン達と何をして遊んだり行動するかで変化していきます。
現時点で説明出来るシステムとして、いつもの好感度上昇に加えて3つのパラメータが上昇していきます。

基本的にパラメータは『アウトドアorインドア』、『内向的or外交的』、『活発or冷静』の3つです。
それに加えて隠しパラメータに、ヒロイン達が起こした行動に即した独自のパラメータが存在します。
(独自のパラメータの例:提督に女装させれば『男の娘』ポイントが上昇、ゲームで遊べば『ゲーマー』ポイントが上昇etc)
もちろん、あくまで提督の性格や言動が変わるだけなので、今周ヒロインが他周と比べて不利になることはありません。

『アウトドアorインドア』は室内か室外の行動で、『内向的or外交的』は少人数か多人数か、『活発or冷静』は遊びの種類(例:サッカーと読書)で変動します。
また、物語の性質上、混浴する等といったいつもより踏み込んだ行動安価も実現可能です(ただ、自慰行為や性行為等の露骨なR-18安価は流石に安価下とさせていただきます)。

ややこしい説明で申し訳ございません。次回更新時もシステムについて解説を挟みながら進行したいと思います。
ちなみにヒロイン達が4年間と言っていますが、今回は時系列が本編開始4年前になっています。
よって出演出来る歴代提督は5周目提督、36周目提督のみとなります。
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/29(月) 20:48:53.30 ID:EwJLElV3O
>父「息子はあげられませんが、1つだけオナ芸があるんです」
お父さんオナ芸はまずいですよ!
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/29(月) 22:24:32.44 ID:S/i7J5GIO
本当にんぼのコメディ路線てことですね

……前回もそんな感じで、結末は……あっ(察し)
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/29(月) 23:04:16.23 ID:EehA7YDi0
時系列を完全無視できるアイツは出してええんか?
50 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 23:37:10.32 ID:5uYw6rsO0
>>47
また誤字……『オナ芸→お願い』です。度々申し訳ありません。

>>49
確かに時系列をガン無視して登場しても違和感ありませんね。増してほのぼの路線なので雰囲気が壊れることもありませんし……
分かりました、42周目提督も出演可能にします。

スランプや小ネタのリハビリを兼ねて前スレで埋めネタを書こうと思います。
23:45前後から安価を募集する予定です。
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 02:13:37.53 ID:Yz/7esk+O
今回提督は8歳なのか。ロボット提督がいなければ最年少だな
ところでNTRが露骨に提督を狙ってて怖いんだが?
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 14:12:39.61 ID:qJPrSH0O0
コネ提督もでてくんのかな、
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 14:15:23.88 ID:ML4REWJm0
コネ提督もでてくんのかな、
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 14:41:31.98 ID:bVAVB2AuO
ガイジは書き込むなっつってんだろうがゴミクズ
しかもID変わってる時点でお察しだしな
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 15:09:58.10 ID:ype+BouMo
Wikiの編集してくれてる方いつもありがとうございます
毎回楽しみです
56 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:46:15.91 ID:cPj3L7UP0
長らくお待たせして申し訳ございませんでした!小ネタを投下します。
57 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:47:42.75 ID:cPj3L7UP0
『儚く散り逝く夢物語』
※本編とは無関係です。














「ねぇ、提督、ビスマルク姉さま。今日も良い天気ですよ?」




――うん。雲1つ無い快晴だね。




――えぇ。こんな日は、皆でピクニックにでも行きたい気分ね。




「ダメですよ?ビスマルク姉さまはまだ休んでないと。本調子に戻ってからにしましょう!」




――僕もそう思う。ビスマルク姉さん、今はゆっくり休んで?




――そんな心配しなくても平気なのに。




「油断大敵です。私、あの時はビスマルク姉さまが死んじゃうかと思って……それで……」




――あ……ごめんなさい。




「……いえ、こうして無事に目を覚ましてくれて良かったです。それも提督のお陰で……!」




――プリンツ姉さん……




「えへへ……提督も、ビスマルク姉さまも……絶対、ぜ〜ったい!離しませんからねっ!」














58 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:48:51.21 ID:cPj3L7UP0
――――

≪-- 深層意識世界 --≫ 崩壊しかけの鎮守府


ビスマルク「………」

木曾「………」

龍田「………」

文月「………」


ショタ提督「………」

ショタ提督(やっぱり、ビスマルク姉さん達は……自分が艦娘としての記憶すら、失っていて……)

ショタ提督(いや、それだけじゃない……僕のことも、忘れていて……)

ショタ提督「………」


明石姉さんと夕張姉さんの手によって、ビスマルク姉さん達の心の奥の世界にやって来ることが出来た。

けれど、そこは……色と音を失った世界で、周りの空間さえ……所々に、虚無が広がっている。

それはすなわち、姉さん達の状態が非常に危険であることを示していると言えるだろう。

そして僕も、自らの体を電気信号に変換し……この不安定な場所に存在している。


ショタ提督(……僕の行動が、姉さん達に状態に強く影響する。それが姉さん達の回復に繋がるか、死に近づいてしまうかは……僕次第、なのか)


一瞬の油断も許されない。僕がここで何か行動を起こせば……それだけで、姉さん達の精神状態に変化が現れる。

ただでさえ、現実世界の姉さん達は昏睡状態で……いつ、命の灯火が消えてしまうかも分からない。

どの選択が正解かも分からない。一歩間違えば、僕が姉さん達の命を奪うことになってしまいかねない……


ショタ提督(……それでも、やるしかない。皆を救うことが出来る可能性を秘めているのは……僕しかいないのだから)

ショタ提督(ビスマルク姉さん、木曾姉さん、龍田姉さん、文月姉さん……僕が必ず、皆を目覚めさせてみえるから……!)
59 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:50:12.83 ID:cPj3L7UP0
――――

ビスマルク「……綺麗ね」

〈はい!いかにも春って感じがします!〉


ショタ提督「………」

ショタ提督(ビスマルク姉さんは、虚空を見つめながら……見えない誰かと話している)


自身の記憶さえ曖昧な状態でも、ビスマルク姉さんが親しげに会話する相手と言えば……プリンツ姉さんしか思い浮かばない。

しかし、僕にはビスマルク姉さんが認識しているであろうプリンツ姉さんが……全く見えないのだ。

だからといって、ビスマルク姉さん“だけ”と会話をすれば……恐らくビスマルク姉さんは、僕のことを不審に思ってしまう。

それが原因で、現実で眠るビスマルク姉さん達に悪い影響を及ぼすことに繋がってしまう危険性が高い。


ショタ提督(……大丈夫。慎重に話しかければ……隣にプリンツ姉さんがいることを前提に会話すれば……!)

ショタ提督「……ビスマルク姉さん、“プリンツ姉さん”」

ビスマルク「……あら?貴方は確か……40周目提督?」

〈あ、40周目提督君!〉

ショタ提督「部屋の前を通りがかったから、挨拶しようと思って」

ビスマルク「そう……まだ小さいのに大変ね」

〈偉いなぁ〜〉

ショタ提督「いえ……」
60 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:50:54.82 ID:cPj3L7UP0
ショタ提督(……よし、いける。この調子なら……!)

ビスマルク「ところで、40周目提督も綺麗だと思わない?」

ショタ提督「……え?」

〈窓の外に見える桜!ほら!風で花びらが部屋の中に入って来てるでしょ!〉

ショタ提督「………」


ど、どうしよう……何を言っているのかが、全く分からない……!

いや、落ち着け……こんな所で動揺している場合じゃない。“綺麗”という言葉から連想出来る話を考えろ……!


ショタ提督「……そう、だね。いつ見ても、ここの海は綺麗……」

ビスマルク「……え?」

〈……?〉

ショタ提督「……っ!」

ビスマルク「海……?一体、何の話をしているの?」

〈桜が綺麗って言いましたよね?どうして海が……〉

ショタ提督「あ……」ゾクッ

ショタ提督(し、しまった……!いきなり失敗してしまうなんて……!)

ビスマルク「……私達の話、聞いてた?」

〈………〉

ショタ提督「……ご、ごめんなさい、その……」


う、狼狽えるな、僕……!1度の失敗でめげていたら、この世界でやっていくことは出来ない……!

それに、僕が焦れば……間接的に、姉さん達に悪い影響を与えてしまいかねない……!


ビスマルク「………」

〈………〉

ショタ提督「う……」
61 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 02:51:35.05 ID:cPj3L7UP0















ゴゴ……








ゴゴ……














62 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:54:13.11 ID:cPj3L7UP0
――――

木曾「……暑いな」

〈うん……汗が止まらないクマ……〉


ショタ提督「………」

ショタ提督(もはや部屋とは言い難い空間で、フワフワと浮かんでいる……)


あれからビスマルク姉さんとは、何とか会話の軌道を修正した。何度も失敗しながらも、姉さんが桜の話をしていることに気がついた。

でも、この世界の周りには……桜どころか、虫の1匹さえいない。でも、姉さんには……綺麗な桜が見えているのだろう。

ビスマルク姉さんの時ような……いや、同じ失敗は許されない。小さな失敗だとしても、それが積み重なれば……


ショタ提督「……!」グッ…!

ショタ提督(大丈夫、落ち着け……失敗から学ぶことがあったとしても、それを引きずるな……!僕が負の感情に飲まれれば、現実世界の姉さん達が……!)

ショタ提督「……あっ」

ショタ提督(そういえば、木曾姉さんと話しているのは……一体、誰なんだ……?)


木曾姉さんは球磨型の末っ子。となると、想定しうる会話相手は……4人もいる。

木曾姉さんが相手の名前を言ってくれれば簡単に判別がつくが……そうでなければ、4分の1の中から正解を引き当てる運が求められてしまう。

ただでさえ、ビスマルク姉さんの時に失敗してしまっているのだ。これ以上の失敗が続いてしまうようなことがあれば……!


ショタ提督「………」

ショタ提督(……それでも、やるしかない。ここで立ち止まっていたら、姉さん達の容態は悪化していくばかりなんだ……!)
63 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:54:50.84 ID:cPj3L7UP0
ショタ提督「……こんにちは」

木曾「……ん?あぁ、40周目提督か……どうした?」

〈こんにちはクマ。何か用クマ?〉

ショタ提督「いや、鎮守府の見回りを兼ねて、木曾姉さん達の様子を確認しようと思って」

木曾「そうか……従業員は大変だな」

〈この暑い中に仕事なんて大丈夫クマ?せめて水分補給はしっかり……〉

ショタ提督「………」

ショタ提督(ダメだ……一向に木曾姉さんから姉妹の名前が出てこない……)

木曾「……40周目提督?」

ショタ提督「あ、そ、その……」

〈……まさか、暑さでフラついてる?〉

木曾「何だってっ!?熱中症は洒落にならないぞ!?大丈夫か!?」

ショタ提督(えっ……ね、熱中症……?)

〈ちょっと熱を測ってみるクマ!〉

ショタ提督「………」

〈……うん。少なくとも、熱は無いみたいクマ〉

木曾「そ、そうか……良かった、とりあえずは安心だな……」

ショタ提督「……えっ?あの……今、何を……」

木曾「……!?」

〈……!〉

ショタ提督「あ……」


し、しまった……!また、迂闊な発言を……!恐らく、木曾姉さんの“姉妹”が僕に対して、何かをしたんだ……!

でも、僕はそれを認識出来ない……!どうする!?ここからどう会話を繋げる!?いや、落ち着け僕!慌てればそれだけ、姉さん達が……!


木曾「……本当に、大丈夫か?」

〈まさか……熱は無いけど、もう……〉

ショタ提督「……大丈夫。僕なら大丈夫だから……」


くっ……!あれだけ同じ失敗はダメだと、自分に言い聞かせていたのに……!僕は、どうしてこうも……!

……いや、だから動揺しちゃいけない。僕の心の迷いが、そのまま姉さん達の精神に作用するんだ。僕は……僕だけは冷静でいないと……!
64 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 02:55:42.80 ID:cPj3L7UP0















ゴゴ……





ゴゴ……





ゴゴ……














65 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:57:01.42 ID:cPj3L7UP0
龍田「秋だねぇ……」

「………(あぁ。落ち葉もすっかり色が変わったな)」


ショタ提督「……っ」

ショタ提督(……だから落ち着け、僕。大丈夫……大丈夫なんだ……少なくとも、僕はここに存在出来ている……)


2度も失敗をしてしまい、既に僕は焦りを感じ始めていた。しかし、そんなことを考えていれば……姉さん達の命が危ない。

僕はこの世界で、常に正気を保ち続けなければならない。僕が発狂してしまうようなことがあれば……


ショタ提督「……っ!」フルフル

ショタ提督(馬鹿か!僕は……!最悪の事態を想像してどうするんだ!僕が不安に潰されているようじゃ、皆が……!)


何があっても……それこそ、どのような状況になってしまったとしても……僕は冷静に行動しなければならない。

こんな、常人なら取り乱してしまいそうな世界でも……僕だけは、心を強く持たなければならない。

例え、自分以外に信用出来る存在がいない……孤独とも言える、辛い世界だったとしても……


ショタ提督(……やるしか、ないんだ。ビスマルク姉さん達はもちろん……明石姉さんや夕張姉さん、プリンツ姉さんだって……待っているんだから……!)

ショタ提督(覚悟はしてきたじゃないか……今更、弱音を吐いている場合じゃない……!今まさに、姉さん達が頑張ってくれているのに……!)
66 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:57:30.30 ID:cPj3L7UP0
ショタ提督「……龍田姉さん、“天龍姉さん”」

龍田「あら?40周目提督君〜。いつも見回りありがとうね〜?」

「………(40周目提督か。いつもお前ばかりに負担をかけて悪いな)」

ショタ提督「ううん、それが僕の仕事だから」

「………(それにしても、お前も物好きだよなぁ。こんな俺達以外に誰もいない場所に働きに来るなんてな)」

ショタ提督「………」

「………(……40周目提督?)」

龍田「……40周目提督君?」

ショタ提督「……え?」

「………(おいおい、大丈夫か?やっぱり仕事の疲れが溜まってるんじゃないのか?)」

ショタ提督「………」

「………(……おーい、40周目提督ー?)」

龍田「……本当に大丈夫?天龍ちゃんの声、聞こえてないみたいだけど……」

ショタ提督「……っ!」

ショタ提督(あ……そ、そうか……!“天龍姉さん”は、今まさに……僕に、話しかけて……!)


ビスマルク姉さん達の傍にいる“プリンツ姉さん達”が何をしているかは、ビスマルク姉さん達の会話からでしか……僕は把握することが出来ない。

だから、今のように……“天龍姉さんだけ”が僕に話しかけてくれているような状況は……龍田姉さんのフォロー無しには、全く分からない。

……いや、それは言い訳だ。僕が自分から何を話しているかを上手く確認しようとすれば、龍田姉さんに不審に思われるようなことは無かったはずだ!


ショタ提督「……っ」ギリッ

ショタ提督(僕は、また……何度、失敗を繰り返せば……っ!)


龍田「……よ、40周目提督君?」

「………(……これは本格的に不味いかもしれねぇ。おい、40周目提督。しばらく仕事は休んだ方が良いぞ?)」

ショタ提督「………」

龍田(……どうしちゃったのかしら)
67 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 02:58:16.60 ID:cPj3L7UP0















ゴゴ……






ゴゴ……






ゴゴ……






ゴゴ……














68 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:58:58.84 ID:cPj3L7UP0
文月「うぅ……寒いよぉ……」

「………(マジで寒すぎて死ぬ……)」


ショタ提督「………」

ショタ提督(……最初の失敗から、どれくらいの時間が経ったんだろう)


この世界は体感時間が早いらしく、気がつくと1年が過ぎている。しかし、年末になると必ず……世界が“再構成”され、時が巻き戻るのだ。

それだけじゃない。ビスマルク姉さん達の記憶も、その都度リセットされてしまう。つまり、この世界のビスマルク姉さん達との交流が無かったこととなり……

ビスマルク姉さん達の反応も元に戻ってしまう為、現実世界のビスマルク姉さん達がどのような状況であるかも、全く把握することが出来ない。


ショタ提督「………」

ショタ提督(あれから僕は、失敗ばかり……)


どれだけ気をつけていても、どれほど気を張っていても……何らかのミスばかりしてしまう。

その度に、僕は何度も取り乱してしまった。僕が混乱すればするほど、現実のビスマルク姉さん達が危機に晒されると分かっているのに……

……それでも、諦める訳にはいかない。この世界が滅びさえしなければ、姉さん達を救うことが出来る可能性は残されているのだ。


ショタ提督「……っ!」キッ

ショタ提督(狼狽えるな……僕が弱り切っているようじゃ、ダメなんだ……!本当に苦しいのは、姉さん達なんだから……!)
69 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:59:51.59 ID:cPj3L7UP0
ショタ提督「……文月姉さん、“望月姉さん”」

ショタ提督(文月姉さんと話しているのは“望月姉さん”……これは今までの失敗の経験で覚えている)

文月「あ〜、40周目提督君だ〜!どうしたの〜?」

「………(んぁ?40周目提督?こんな寒い日も仕事とか大変だね)」

「……皆が風邪をひいていないか、見回りしてるんだ」

文月「そうなんだ〜!偉いね〜?」

「………(相変わらず真面目なんだから……面倒なら無理しないで休んで良いんだよ?)」

ショタ提督「ううん、そんなことないよ」

ショタ提督(この後に続く話は、外の雪景色……)

文月「見て?窓の外……凄いことになってるでしょ〜……?」

ショタ提督「……うん。雪だるまが作れそうだよね」

「………(確かに。ま、私は室内でゴロゴロしてる方が好きだけど)」

ショタ提督「………」


ここまでは上手く会話を繋げられた。問題は次からだ。ここから先は、僕の記憶には無い……

既に何度も失敗してしまっている。これ以上のミスは許されない……!気を抜くな、僕……!


文月「……でも、ここも寒いよ?」

「………(そうなんだよね……この部屋をあったかくする方法は無いの〜?従業員なんだから、何とか出来ない?)」

ショタ提督「………」


“望月姉さん”が何を言っているかさえ分かれば、スムーズに会話を繋げられるのに……いや、姉さん達のせいにするな。

今の会話から、どんな話題かを推測するんだ。『ここも寒い』……つまり、室内の寒さを訴えかけている。

そして目線は“望月姉さん”に向けられている……ここから辿りつく内容は……!
70 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:00:38.42 ID:cPj3L7UP0
ショタ提督「……大丈夫。万が一姉さん達が風邪をひいても、僕が責任を持って看病するから」

文月「……?」

「………(……違う、そうじゃないって)」

ショタ提督「……え?」

文月「あ、た、確かに40周目提督君に看病してもらえたら、酷い風邪もすぐに治っちゃいそうだけど……」

「………(40周目提督、話聞いてた?病気になってからじゃ遅いでしょ。その前にこの部屋をあったかくしてほしいんだけど)」

ショタ提督「……っ!」

ショタ提督(また、やってしまった……!)


僕の頭は、どうしてこうも悪いんだ……!この手の失敗は、これで何度目だと思っているんだ……!

毎回毎回、もう失敗は出来ないと考えておきながら……この体たらくじゃ……ッ!

あぁ、自分が憎い……!姉さん達を助けたいと思っていても、それすら出来ない、自分の無能さが――



――グニャリ……ッ!



ショタ提督「――!?」

ショタ提督(あ、あれ!?いつもならもっと後に起こるはずなのに……!?)



グニャ……ググッ……!



ショタ提督「……っ」ゾクリ

ショタ提督(これって……まさか……っ!)ガクガク



グググ……ググッ……!



ショタ提督(ぼ、僕のせいで……この世界の崩壊が、始まって……現実世界の、ビスマルク姉さん達が――)







――グニャアアアアアアアアアアアアアアアアッ!






71 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 03:01:36.39 ID:cPj3L7UP0















ゴゴゴ……ッ!







                        ゴゴゴ……ッ!







ゴゴゴ……ッ!







                        ゴゴゴ……ッ!







ゴゴゴ……ッ!







                        ゴゴゴ……ッ!





ゴゴゴ……ッ!














72 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:02:37.30 ID:cPj3L7UP0
――――

≪-- 現実世界 --≫ 40周目鎮守府・医務室

ピッ… ピッ…

ビスマルク「………」

木曾「………」

龍田「………」

文月「………」

プリンツ・オイゲン(……ビスマルク姉さま)

球磨(木曾……)

天龍(龍田……)

睦月(……文月ちゃん)


明石「………」

夕張「………」

明石(提督が“向こう”に行った日から、ビスマルクさん達の脳波が徐々に弱っていって……)

夕張(これじゃ、まるで……ゆっくりと死に近づいていっているみたいで……)


ビーッ! ビーッ!


明石「っ!?」

夕張「こ、これは……まさか!?」

プリンツ・オイゲン「な、何の音!?」

明石「いけない!ビスマルクさん達の脳波が……心拍数が低下して……!」

球磨「そ、それって……!?」

夕張「……っ!」カチャカチャ

天龍「お、おい!?明石!夕張!」

明石「待って下さい!今、万が一の為に心肺蘇生の準備を……!」カチャカチャ

睦月「心肺蘇生って……文月ちゃん達、死んじゃうの……!?」

夕張「……提督を、信じるしかありません……!」

夕張以外「……っ!」

明石(提督……お願いです!どうか……どうか、ビスマルクさん達を救って……!)

プリンツ・オイゲン(提督……ビスマルク、姉さま……っ!)
73 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:03:25.26 ID:cPj3L7UP0
――――

≪-- 深層意識世界 --≫ 鎮守府

ショタ提督「う……」ムクリ


ビスマルク「………」

木曾「………」

龍田「………」

文月「………」


ショタ提督「………」

ショタ提督(また、ここからなのか……いや、それだけで済んでいるはずが、無い……)


世界の崩壊と再構成が、いつもよりも早い段階で……これは間違いなく、現実のビスマルク姉さん達の容態が悪化している……!

その原因は、間違いなく……僕、だ……!僕のせいで、ビスマルク姉さん達は……襲撃された、あの日よりも……!


ショタ提督「……あ、あはっ……あはははっ……」


僕が姉さん達を救おうとすればするほど……何もかもが、裏目に出て……失敗やミスに繋がってしまう。

その結果、姉さん達をより苦しめてしまうことになるなんて……僕、何の為にこの世界に来たんだろう……

いっそ、僕なんか……ここにいない方が、ビスマルク姉さん達は余計な苦しみを味わうことなく……安らかに――


ショタ提督「――ッ!」バキッ!

ショタ提督(い、今……僕は、何を考えて……!)ガクガク


この世界の崩壊と共に、僕の存在……僕の思考にまで、悪影響が出始めているのか……!?

ビスマルク姉さん達の苦しみによる、負の感情が……僕の精神を、支配し始めて……!?


ショタ提督「……!」ギリッ…!

ショタ提督(ダメだ……!少しでも気を緩めれば、僕までこの世界に取り込まれてしまう……!)

ショタ提督(絶対に、正気を失っちゃダメだ……!何が何でも、姉さん達を救わないと……!)
74 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:04:47.38 ID:cPj3L7UP0















――だけど、僕はその後も……失敗し続けた。


ビスマルク「……貴方、一体何の話をしているの?」


――姉さん達を救おうとすればするほど、どうしてもミスを繰り返してしまう。


木曾「球磨姉さんじゃなくて多摩姉さんだぞ?本当に大丈夫か……?」


――助けようと足掻けば足掻くほど、全てが裏目に出てしまう……


龍田「も〜!天龍ちゃんの話を聞いてよ〜!」


――僕は、何をやっても……ダメ、なのか……?


文月「え、えっと……40周目提督君、疲れてない……?」


――僕が失敗すれば、その分だけ……姉さん達の死が、近づくというのに……


ビスマルク「………」


――どうして……どうして、僕は……


木曾「………」


――こんなに必死に頑張っても……


龍田「………」


――ビスマルク姉さんを……木曾姉さんを、龍田姉さんを、文月姉さんを……


文月「………」


――目覚めさせることすら、出来ないんだ……!














75 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 03:05:56.64 ID:cPj3L7UP0















ビスマルク「……そんなの、貴女が私達を助ける気が無いからに決まってるじゃない」


――え……?


木曾「いつも俺達との会話で変なことを言ってばかり……こっちは今も苦しんでいるってのに」


――な、何を……


龍田「貴方……もしかして、助けるフリをして……私達を殺そうとしてないかしら?」


――そんな訳ない!僕は姉さん達を救う為に……!


文月「でも〜、いつも睦月お姉ちゃん達の話を無視して……私に対する嫌がらせなの〜?」


――それ、は……いや、待った。今のビスマルク姉さん達が、僕に対して……そんなことを言える状態じゃ……


ビスマルク「……人殺し」


――っ!?ま、まさか……この世界の浸食が、僕の心の奥まで……


木曾「……人殺シ」


――や、やめて……


龍田「……人ゴロシ」


――ううっ……!


文月「……ヒトゴロシ」


――う、ぁ……!














76 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 03:07:08.61 ID:cPj3L7UP0
〜〜
        ヒトゴロシ ※5回改行









                                    ヒトゴロシ




            ヒトゴロシ




                         ヒトゴロシ




                                  ヒトゴロシ




      ヒトゴロシ




ショタ提督「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!」




                   ヒトゴロシ




                              ヒトゴロシ




           ヒトゴロシ




                                 ヒトゴロシ




            ヒトゴロシ




                        ヒトゴロシ




77 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 03:09:11.16 ID:cPj3L7UP0
ヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴrおsひtgおssytadfkjodjamldkvnaaeofjaiowwef;;kladk――――
78 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 03:10:21.98 ID:cPj3L7UP0
――――

ショタ提督「……っ」フラフラ


彼の精神は、既に限界を超えていた。現実のビスマルク達がどうなっているか分からない不安と、誰も頼ることが出来ない孤独な世界……

それらが同時に、彼の心を強く締め付け……僅かに残っていた正気すら、容赦無く奪っていき……彼は憔悴し切っていた。

もはやビスマルク達を救いたい一心のみが、彼の正常な思考を支えていたと言っても過言では無いだろう。

だが、彼が何度も繰り返した失敗の影響により……現実世界で眠るビスマルク達の精神にも、非常に負荷がかかってしまっていたのだ。


ショタ提督「………」


それにより、現実のビスマルク達の脳も限界を迎え……その余波が、彼に牙を剥いた。否、彼の精神に牙を剥いた。

彼の心の中に潜む、不安と孤独感……それらを、これでもかとばかりに押し広げ……彼の精神を、悪夢のような絶望で覆い尽くした。

それが、彼が僅かに残し持っていた正気を奪い去る……最後の決め手となった。彼は、もう……人間とは、呼べなくなってしまった。


ショタ提督「……あはっ」


涙は出ない。しかし、その瞳には……光が灯されていない。代わりに、全ての希望を失った……闇が支配している。

彼は、もはや死者とでも言うべき……どこを見つめているかも分からない、真っ黒に濁り、澱んだ目で……

周囲に広がる、虚無の空間を眺めながら……笑っていた。声高らかに……ただひたすら、声を上げて笑っていた。


ショタ提督「あはは……あはっ、あはははっ……あははははははっ!あ〜っはっはっはっ!」

ショタ提督「何もかも無駄だったんだ!精神をすり減らしながらやってきたことは、結局ビスマルク姉さん達に追い打ちをかけただけ!」

ショタ提督「馬鹿みたい!僕は姉さん達を救えてなんかいない!逆に殺しちゃってたんだ!とどめを刺そうとしていたんだ!」

ショタ提督「その証拠に、どこを見ても真っ黒な空間だらけ!ビスマルク姉さん達の姿さえ見えなくなった!」

ショタ提督「もう、僕なんかいらないんだ!こんな……大切な人さえ助けることも出来やしない、無能のクズなんて……存在すること自体が罪なんだ!」

ショタ提督「あはははっ!何かもうどうでも良いや!どうせ、姉さん達を殺してしまったのなら、僕の居場所なんてあるはずがない!」

ショタ提督「この世界ごと、僕なんて消えちゃう!跡形も無く消えて無くなっちゃうんだ!それで姉さん達と同じように[ピーーー]ば良い!」

ショタ提督「あはははははははははっ!あ〜っはっはっはっはっは!あはははっ……ははっ、はっ……」

ショタ提督「……あっ」
79 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 03:11:07.20 ID:cPj3L7UP0
彼は……気づいた。気づいてしまった……心を絶望に飲まれたと同時に……自身の肉体が、薄く消えてゆくことを。


ショタ提督「………」


しかし、口を開くことは無い。命乞いをすることも無ければ、先程のように開き直る素振りも見せない。

当然だ。彼には、もう……言葉を発するだけの気力さえ、残っていない。あらゆる希望を……見失ったのだ。

そんな人間が、今更……自分自身の死、否、自己の消滅を目の前にしても……動揺などするものか。

そのような、人間らしい感情は……全て、絶望が黒く塗りつぶしてしまったのだから。全てを破壊し尽くしてしまったのだから。


ショタ提督「………」

ショタ提督(せめて、涙くらい流せれば……僕は、最期の瞬間まで……人間と呼べる、存在だったのかな……)


彼の肉体が、足から順に……崩れ去っていく。同時に、彼が立っていた……場所とすら呼べるかさえ怪しい空間も、虚無に飲まれていく。

そうして、彼の下半身が消え去った。この世界も、既に辺り一面が無に戻っている。彼はその意味を理解している。それはすなわち……


ショタ提督「………」

ショタ提督(首から下の感覚が無くなった……いよいよ、か……)


彼の消失は、ついに顔にまで蝕んでいく。意識の、自我の……最後の砦とも言える、頭が……徐々に薄れていく。

そうして、彼は心の中で呟いた……絶望の闇に支配されてしまった、彼の……最期の、思い……
80 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 03:11:39.30 ID:cPj3L7UP0

























(……もう1度だけでも、元気なビスマルク姉さん達の姿を……見たかっ――――
























81 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:12:25.59 ID:cPj3L7UP0
――――

≪-- 現実世界 --≫ 40周目鎮守府・医務室

ビーッ! ビーッ!

ビスマルク「………」

木曾「………」

龍田「………」

文月「………」

プリンツ・オイゲン「ビスマルク姉さま!ビスマルク姉さまぁっ!」

球磨「木曾……木曾ぉ……っ!」

天龍「お、おい!提督はまだ帰って来ないのか!?」

睦月「このままじゃ文月ちゃんが……文月ちゃんがぁ……!」

明石「私達に言われても……あっ!」

夕張「……ま、不味い!」

明石夕張(ビスマルクさん達の脳波が……もう、限界まで……!このままじゃ……!)ゾクッ

プリンツ・オイゲン「お願いです、ビスマルク姉さま……目を開けて……!」ギュッ

ビスマルク「………」

球磨「木曾!お姉ちゃんはここにいるクマ!だから……早く、目を覚ましてよぉ……!」ギュッ

木曾「………」

天龍「……おい!龍田!頼むから……頼むから、目を開けてくれ……!」ギュッ

龍田「………」

睦月「文月ちゃん……!如月ちゃんも、皆も……待ってるんだよ?だから、お願い……目を覚まして……!」ギュッ

文月「………」

明石「……っ!」カチャカチャ

夕張「……っ!」カチャカチャ

明石夕張(蘇生の電気信号を与えても、状況が良くならない……!提督、お願い……!ビスマルクさん達を、助け――)
82 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:13:11.14 ID:cPj3L7UP0
ピーーーーーーーーー…

明石「あ……」

夕張「う、そ……」

プリンツ・オイゲン「あ、明石さん、夕張さん!?」

天龍「ど、どうした!?今度は何の音だ!?」

明石「………」

夕張「………」

球磨「また脳波が悪くなったの!?」

睦月「黙ってちゃ分からないですよ!?」

明石「……っ」ジワッ

夕張「……っ」ジワッ

プリンツ・オイゲン達「……明石(さん)、夕張(さん)?」

明石「……間に合いません、でした」ポロポロ

夕張「そんな……うぅっ……!」ポロポロ

プリンツ・オイゲン達「……っ!」ゾクッ

プリンツ・オイゲン(ま、まさか……まさかまさか、まさか……!)ガクガク


機械から鳴り続ける、不快な電子音……それでいて、その場で涙を流しながら崩れ落ちる明石と夕張……

ビスマルク達の目覚めを待つ者達……その中でも、プリンツ・オイゲンだけが……最悪の可能性に、いち早く気がついてしまった。


ビスマルク「」

木曾「」

龍田「」

文月「」

プリンツ・オイゲン「あ……!」ガクガク


……そう。ビスマルク達の……死。彼女達が最も恐れていた可能性……同時に、最も実現してほしくなかった可能性。

彼は……提督は、間に合わなかったのだ。ビスマルク達の意識を覚醒させる前に……絶望に染まり、その身も消えてしまった。

ビスマルク達の夢の中で、儚く……散ってしまったのだ。もう、彼もビスマルクも……戻って来ない。永遠に……
83 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:14:15.50 ID:cPj3L7UP0
プリンツ・オイゲン「……ビス、マルク……姉さま……」スッ

ビスマルク「」

プリンツ・オイゲン「ひっ……!?」

プリンツ・オイゲン(つ、冷たい……!さっきまで、僅かながらも……体温を、感じたのに……!)

天龍「……ま、まさか」

明石「………」コクリ

夕張「……ビスマルクさん、達は……もう……」

球磨「そん、な……」

睦月「……う、嘘」


現実を受け入れられない彼女達。しかし、明石と夕張……そして、プリンツ・オイゲンの様子を見れば……それが真実だと分かる。分かってしまう。

プリンツ・オイゲンに続き、残りの彼女達も……ビスマルク達の亡骸の元へ歩み寄る。そして……恐る恐る、その肌に触れる。


球磨「つ、冷た……っ!?」

木曾「」

天龍「お、おい……どういうことだよ、これ……!?」

龍田「」

睦月「こんな……こんなことって……!」

文月「」


既に命を落としたビスマルク達からは、血の気が引いており……青白い顔をしている。それでいて、肌も氷のように冷たい。

それは、ビスマルク達が“生きている人間”から“死体”へと変わり果てた事実を……彼女達に突きつけるには、十分過ぎるほどの証だった。
84 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:14:58.13 ID:cPj3L7UP0
プリンツ・オイゲン「……ビスマルク、姉さま……タチの悪い冗談はやめて下さいよ……」

ビスマルク「」

プリンツ・オイゲン「私、ずっと待ってたんですよ……?提督が、ビスマルク姉さまを眠りから覚まさせて……」

ビスマルク「」

プリンツ・オイゲン「今までみたいに、提督とビスマルク姉さまの3人で……一緒に遊んだり、楽しい日々を過ごしたり……」ジワッ

ビスマルク「」

プリンツ・オイゲン「それで……出撃を終えた、時も……ビスマルク姉さまと、一緒に……提督に、褒めて……もらって……」ポロポロ

ビスマルク「」


既に命亡き者となったビスマルクに、涙声で語りかけるプリンツ・オイゲン。彼女の目から涙が流れ落ち、ビスマルクの顔にポタリと落ちる。

しかし、ビスマルクは何の反応も示さない。閉じた瞼を上げることも……2度と無い。落ちた涙は、そのままビスマルクの頬に流れていく。


球磨「木曾……ねぇ、木曾ってば……ぐすっ……」ポロポロ

木曾「」

天龍「……龍田。いつもみたいに『天龍ちゃん』って言ってくれよ。おい……龍田……うぐっ……!」ポロポロ

龍田「」

睦月「文月ちゃん……嫌……嫌ぁ……!目を開けてよ……今までのように、明るい笑顔を見せてよぉ……!」ポロポロ

文月「」

明石(……ビスマルクさん達が、亡くなったということは……提督、も……!)ポロポロ

夕張(私達のせいだ……!私達のせいで、ビスマルクさん達だけでなく……提督の、命まで……!)ポロポロ


彼女達は、大切な人を失った悲しみと同時に……自分は、ただ待つことしか出来なかったという、無念の思いが込み上がってくる。

彼やビスマルク達だけでなく、彼女達も、また……待ち続ける者の辛さや苦しみに、ずっと苛まれてきたのだ。

しかし、彼女達は……その辛さを、『いつか目覚めてくれる』という希望だけで耐えていた。その時点で、彼女達の心も……限界まで、追い込まれていた。

そして、待ち続けた結果が……この仕打ちである。抱いていた希望は、最悪の形で打ち砕かれた。絶望となって、無残に散ってしまったのだ。
85 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:15:35.62 ID:cPj3L7UP0
プリンツ・オイゲン「ぐしゅ……うぅっ……提督……ビスマルク、姉さまぁ……!」ポロポロ

ビスマルク「」

プリンツ・オイゲン「そんな……そんなぁっ……!嘘、嘘だよ……!こんなことが、現実な訳が無い……!」ポロポロ

ビスマルク「」

プリンツ・オイゲン「提督がビスマルク姉さまを目覚めさせて……他の皆も、目覚めさせて……」ポロポロ

プリンツ・オイゲン「それで、全員が笑って過ごす日々に戻る……そう、願っていたのに……!」ポロポロ

ビスマルク「」

プリンツ・オイゲン「あ、ぐぅっ……!嫌……こんなの、耐えられない……!嫌だよぉ……!」ポロポロ

ビスマルク「」


彼女達の中でも、最も彼と大切な者……提督の帰りと、ビスマルクの目覚めを望んでいたプリンツ・オイゲン。

彼女の心にとどめを刺した、その絶望の大きさは……はかり知れない。並大抵のものでは無いだろう。

常人なら、間違いなく精神崩壊を引き起こしてしまうほど……彼女の、艦娘の強靭な精神とて、例外では無い。

このままでは、文字通り生きたまま死に続ける廃人となってしまう。だが、人間は無意識の内に……心の痛みから逃れようとする、防衛本能を働かせる。

再会を望んでいた者を、同時に2人も失ってしまった……その果てしない絶望から、自身の精神を守る為……彼女は……


プリンツ・オイゲン「………」

プリンツ・オイゲン「……そう、だ。提督と、ビスマルク姉さまは……死んでなんか、いない……」ブツブツ

明石夕張「……プリンツ、さん……?」ポロポロ

プリンツ・オイゲン「これは何かの間違いだ……そう、こんなの……あり得ない……」ブツブツ

明石夕張(……っ、ま、まさか!)ポロポロ

プリンツ・オイゲン「………」ブツブツ

明石「ダメです!プリンツさん!」

夕張「心をしっかり持って!でないと……!」

プリンツ・オイゲン「……――!」

明石夕張「っ!!」ゾクッ
86 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:16:32.04 ID:cPj3L7UP0
――――数日後

父「……本当、なのか?」

母「息子が……亡くなったって……」

明石「……はい」

夕張「事情は、既に話した通りです……」

父「そん、な……」ヘナヘナ

母「嘘……」フラッ

明石「………」

夕張「………」


明石と夕張は、彼の両親に連絡した。そして……全てを伝えた。彼がビスマルク達の精神の中へ入り込んだこと。

そして……そこで力尽き、電子の海に消えてしまったこと。同時に、ビスマルク達が死亡したことで……彼を救う手だては、無くなったことを。


父「……息子を、返せ……!」ガシッ

明石「う……!」

母「提督を……提督を、返してよ……!」ガシッ

夕張「っぐ……!」

父「息子を返せ……!返せよ……!お前達のせいで、提督は……提督はぁ……っ!」ポロポロ

明石「………」ポロポロ

母「どうして……どうしてこんなことをしたのよ……!こんなことで、大事な息子を失うだなんて……!」ポロポロ

夕張「………」ポロポロ


彼の両親は、最愛の息子を失った悲しみと、やり場の無い怒りを……明石と夕張にぶつける。

明石と夕張も、彼の両親の悲痛な叫びに何も言い返せない。彼の承諾を得たとはいえ、彼を電脳世界に送り届けたのは……紛れもなく、明石と夕張なのだ。


明石「……ごめんなさい」ポロポロ

夕張「ごめん、なさい……」ポロポロ

父「謝ったって、提督は帰って来ないんだぞ……!おい!聞いてるのか……!?」ポロポロ

母「返して……私達の息子を……提督を、返してよぉ……!」ポロポロ

明石「ごめんなさい……ごめんなさい……」ポロポロ

夕張「私達のせいで……取り返しのつかないことになって……ごめんなさい……」ポロポロ


明石と夕張は、謝罪することしか出来なかった。自身も提督とビスマルク達……仲間を失っている悲しみにより、どうすれば良いか分からなかった。

もはや、壊れた機械のように……謝罪し続けることしか、出来なかった。2人も、また……自責の念にかられ、限界だったのだ。
87 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:17:19.38 ID:cPj3L7UP0
その裏で、大切な人を亡くした者達も……心に深い傷を負っていた。一生をかけても治らないほどの、深刻な傷を……


睦月「………」

如月「……っ」ジワッ

如月(睦月ちゃん……)ポロポロ


睦月は、提督と文月を失ったショックにより……笑顔を忘れてしまった。それどころか、姉妹が呼びかけても……声を出すことさえ、ままならなくなってしまった。


天龍「……っはぁ!?」ガバッ

天龍「はぁっはぁっ……毎晩、龍田の死に顔が……くそっ……龍田……龍田ぁ……っ!」ジワッ


天龍は、あの日以来……眠る度に、龍田の死が悪夢という形でフラッシュバックするようになってしまった。


球磨「………」ポロポロ

多摩「……お姉ちゃん」

球磨「………」ポロポロ

多摩「……ご飯、ここに置いとくね?」

球磨「………」ポロポロ

多摩「………」ガチャ バタン…

北上『……どう?』

多摩『ダメ……多摩が呼びかけても、部屋から出ようとしなくて……』

大井『……私達だって、悲しいけど……球磨姉さんは、1番……木曾の傍に、ついていたから……』

球磨『………』ポロポロ

球磨(提督……木曾……どうして……どうしてぇ……)ポロポロ


球磨は、提督と木曾が亡くなった悲しみを乗り越えられず……出撃する気力も無くなり、自室に引き籠るようになってしまった。

多摩達がご飯を持って行かないと、自主的に食事を取ることさえままならないほど……弱り切ってしまっていた。

そして……最も提督の生還を望み、大切な人との再会に希望を抱いていた……プリンツ・オイゲンはと言うと……
88 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 03:18:12.54 ID:cPj3L7UP0















プリンツ・オイゲン「ねぇ、提督、ビスマルク姉さま。今日も良い天気ですよ?」


彼女は1人、部屋にいた。かつてはビスマルクと共に過ごしていた部屋で……1人微笑み、楽しげに呟いていた。

しかし、彼女の傍には誰もいない。正確には、時折他のドイツ艦の者が様子を見に来ているが……今は彼女しかいない。


プリンツ・オイゲン「ダメですよ?ビスマルク姉さまはまだ休んでないと。本調子に戻ってからにしましょう!」


まるで“彼ら”と会話しているかのようだが……彼女の目には、光が宿っていない。最期の彼と同じく、真っ黒に濁り切っている。

しかし、その表情は……見る者全てが引いてしまうほどに、眩しい笑顔である。まるで“彼ら”が生きているかのような……


プリンツ・オイゲン「油断大敵です。私、あの時はビスマルク姉さまが死んじゃうかと思って……それで……」


そう。彼女は、自身の精神が絶望に破壊され尽くす前に……“逃避”したのだ。

それはまるで、全てが上手くいった世界……彼がビスマルク達を救い、今でも楽しげに暮らしている世界。

そんな“夢のような物語”が現実となっている……優しくて、理想のような……しかし、偽物の世界に……心を逃げ込ませた。


プリンツ・オイゲン「……いえ、こうして無事に目を覚ましてくれて良かったです。それも提督のお陰で……!」


だが、それは所詮……現実逃避に過ぎない。妄想に逃げ込んだところで、彼もビスマルクも……戻って来ないのだから。

しかし……こうでもしないと、彼女は現実を受け止めることが出来ず……心が亡き者と化した、廃人になっていただろう。

そう考えれば……彼女が妄想の世界に囚われる決断を下したことを、誰が『間違っている』と責めることが出来るだろうか。














89 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 03:19:03.39 ID:cPj3L7UP0

























「えへへ……提督も、ビスマルク姉さまも……絶対、ぜ〜ったい!離しませんからねっ!」


彼は帰って来ない。大切な者も戻って来ない。しかし……彼女の“夢の世界”では、彼も大切な者も……永遠に生き続けるのだ。
























END
90 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:19:52.97 ID:cPj3L7UP0
前回の小ネタ安価から、ほぼきっかり1年かかってしまい……お待たせして本当にすみませんでした。
長い間スランプで書きづらい状態が続いていましたが、何とか完成させることが出来ました。
次回の小ネタ安価についてですが、しばらく休止するか、埋めネタのように1〜2レスで終わりそうな内容に限定して小出しにするか、しばらく考えてみます。
こちらが至らず申し訳ございません。
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 04:18:42.18 ID:qsuZlnfK0

小ネタは続けるとしても数レスで終わるようにして募集頻度を上げてほしい 小ネタが>>1の負担になるようならずっとなしでいい
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 06:30:03.75 ID:BhK7koaxO

久々に大ボリュームの鬱小ネタ君で>>1の本気を見た・・・42週目助けてくれー!
小ネタ安価は>>1がやりやすいように決めてくれていいのよ?
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 13:06:43.22 ID:Xb0kbjqXo
おつです
失恋や鬱小ネタはガチで心折設計な>>1好きです
本編がやはり一番優なので小ネタは余裕がある時に負担にならない量で良いかと思います
94 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 17:30:06.70 ID:cPj3L7UP0
22:30〜23:30頃開始予定です。
95 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 23:24:32.74 ID:cPj3L7UP0
始めます。
96 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 23:26:45.98 ID:cPj3L7UP0
1ターン目

ショタ提督「……今日からよろしくおねがいします」ペコリ

全艦娘「エンッ!!///」鼻血ブッシュウウウウウウウッ!

46周目ヒロイン(やっぱりこうなったか)鼻血ダラダラ

ショタ提督「……あの」

長門「あっ……あっ、ああぁぁぁっ……///」ガクガク

ガングート「ひっ……ひっ……!///」ピクピク

鳥海(提督きゅん……じゃなくて、司令官さんの可愛さで過呼吸を起こしてます……)鼻血ダラダラ

加賀「こ、これは……破壊力が強すぎます……!///」

グラーフ・ツェッペリン「ほ、本当にこの子を……私達の手で愛でて良いのか……?///」

那智「あぁ。両親から許可は得ている」鼻血ダラダラ

秋雲「じゃあ同人誌いや個人的な趣味であんなことやこんなことして良いわけ!?///」ハァハァ

松輪「ゆ、夢が広がります……!///」

名取「その時は私も混ぜてね?///」鼻血ダラダラ

間宮(餌付けして私の弟みたいに育てたい……///)

鳳翔「あ、あのっ!お姉ちゃんって言ってくれませんか!?///」

武蔵「おい鳳翔自分だけズルいぞ!こういうのは全員が平等にだな……///」鼻血ダラダラ

ショタ提督「……お姉ちゃん?」

全艦娘「」

ショタ提督「………」











全艦娘「」ブシャアアアアアアアアアッ!!

全艦娘「」バタバタバターンッ!

ショタ提督「あ……」

ショタ提督(皆、体中から血をいっぱい出して倒れちゃった……部屋が血だらけ……)


提督の現在の性格傾向『純粋無垢。無個性とも言う。その真っ白なキャンパスを貴女色に染め上げましょう』

↓1鳥海のコンマ 仲良し度:0/50
↓2那智のコンマ 仲良し度:0/50
↓3名取のコンマ 仲良し度:0/50
↓4武蔵のコンマ 仲良し度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:27:18.23 ID:qsuZlnfK0
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:28:14.83 ID:CRwly3uDO
はい
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:28:23.19 ID:lLhsHuT60
a
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:30:42.19 ID:XiX7/13a0
はい
101 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 23:33:35.11 ID:cPj3L7UP0
名取「……提督は渡しませんよ?呪われたくありませんし」

武蔵「それは私の台詞だ。寝取られたらたまったものでは無いからな」

という訳で同数なのでもう1度

↓1名取のコンマ
↓2武蔵のコンマ

反転コンマが高い方が行動します
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:34:29.95 ID:CRwly3uDO
はい
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:34:35.41 ID:qsuZlnfK0
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:34:45.07 ID:lLhsHuT60
105 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 23:49:08.24 ID:cPj3L7UP0
名取「どうしようかな〜?ナニしてあげようかな〜?///」

五十鈴「あんな可愛い男の子を好きに育てられるなんて夢のようだわ!///」

名取「初めて見た瞬間、胸の奥がキュ〜ってなっちゃったもん!///」

五十鈴「分かるわ!私もいきなり理性が飛びかけたもの!///」

名取「えへへ……えへへへぇ……///」ジュルリ

名取(何して遊ぼうかな?何してあげようかな?///)

名取(“外に出て遊んでも良いし、室内で出来ることで遊んでも良い“かも……///)

『遊ぶ場所によってパラメータが“インドア”か“アウトドア”にシフトします』

名取(遊ぶ内容もどうしようかな〜?“一緒にゲームや運動しても良いし、お勉強を教えたり本を読んだりして静かに過ごす”のも……)

『子供らしく遊ばせるか、執務能力を鍛えたり大人しく静かに遊ばせるかでパタメータが“活発(やんちゃ)”か“冷静(真面目)”にシフトします』

名取(人数もどうしよう……“私達姉妹を呼んだり艦娘の皆を誘って遊んでも良いし、私と提督きゅん2人で遊ぶ”のも捨てがたい……!///)

『大人数か少人数かで、パラメータが“外交的”か“内向的”にシフトします』



名取「提督きゅ〜ん!今行くからね〜!///」

直下

※今周は艦娘の行動を指定します。遊ぶ場所や内容、人数や遊ばせ方等の状況を指定して下さい

『例:執務室でゲーム。長良型全員を誘って』
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:49:27.92 ID:lLhsHuT60
2人で読書
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:50:55.25 ID:lLhsHuT60
場所は室内で2人で読書
108 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/03(金) 00:07:40.60 ID:dBRHh2jh0
名取(う〜ん、最初からグイグイ飛ばしていくと、提督きゅんに引かれちゃうかもしれないし……)

名取(ここはまず提督きゅんと仲良くなる為にも、まずは2人で出来ることをしようかな……?)

名取(そうと決まったら、まずは提督きゅんが興味を引きそうなものを……)ゴソゴソ

・・・÷

名取「〜♪」

名取(提督きゅんと遊ぶ為に必要になりそうな物を、鎮守府総出で片っ端から用意しておいて正解だったよ〜!///)

名取(お金も余裕があるし、“あらゆる状況を想定して行動出来る”もん!抜かりは無いよ!///)

名取(さて、提督きゅんは何をしてるかな〜?///)ソーッ

ショタ提督「………」カキカキ…

名取(お仕事してる。あぁ、その姿も可愛い……///)ジュルッ

名取(だけど、その顔はまるで何も考えてなさそう……これ育てがいがありそう……///)

名取「提督〜!」

ショタ提督「……名取さん?」

名取「遊びに来ました!」

ショタ提督「……遊びに?」

名取「はい!提督、これ!一緒に読みませんか?じゃじゃーん!」つ本 スッ

ショタ提督「本……ですか?」

名取「はいっ!児童向けの小説を持って来ました!いきなり活字は厳しいと思いますので、まずは文庫本から!」

ショタ提督「………」

名取「……もしかして、読書はお嫌いでしたか?」

ショタ提督「あ、いえ……今まで、提督になる為の勉強の本以外は……ほとんど読んだことが無かったので」

名取「そうなんですか?なら私が読み聞かせてあげます!ここに座って下さい!///」スッ ポンポン

ショタ提督「……急に座って、足を叩いてどうしたんですか?」

名取「読み聞かせと言えばお姉ちゃんの足に座りながらと決まっているんです!さぁ!さぁさぁ!///」ポンポンポンポンポン

ショタ提督「……分かりました」

名取(よしっ!これで合法的に提督きゅんの柔らかい体を堪能出来る!私って天才かも!///)ハァハァ


反転コンマ判定:提督の反応は?

01〜49:あまり興味を示さず
仲良し度上昇:小 ×1.0 『インドア・冷静・内向的・勉強』ポイント+5
50〜98:思ったより面白い
仲良し度上昇:中 ×1.5 『インドア・冷静・内向的・勉強』ポイント+10
ゾロ目:興味津々!話に引き込まれる!
仲良し度上昇:大 ×2.0 『インドア・冷静・内向的・勉強』ポイント+15

更に奇数で隠しパラメータが+5上昇 奇数ゾロ目なら+10

直下

※勉強ポイント:執務を教えたり読書する等の遊びで上昇。頭が良くなり、提督業の能力や成績がアップ(して物語の描写が変化)!

※ポイントは10溜まるごとに性格や言動に影響が出ていきます
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:08:37.17 ID:Ba+ux3sy0
はい
110 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/03(金) 00:19:34.89 ID:dBRHh2jh0
17→71:本の世界は不思議がいっぱい

〈インドア・冷静・内向的・勉強ポイント+10上昇〉
〈更に奇数なので隠しパラメータが+5上昇〉

名取「ゾロリ達は地球のピンチを食い止める為、かつての仲間達を集めることにしました」

ショタ提督「………」

名取「地球滅亡まで後1日もありません。博士の力を借り、おならで隕石を押し返す作戦に決めました」

ショタ提督「……!」

ショタ提督(かいけつゾロリ、か……初めて読んだけど、面白いかも……)

名取「ふふっ……提督、どうですか?」スリスリ

ショタ提督「……うん。面白いです」

名取「良かった〜!つまらないと思われたらショックで死んじゃうところでしたよ〜!」スリスリ

ショタ提督「………」

ショタ提督(本は面白いけど、名取さん……さっきから僕の背中にスリスリしてくる……)

ショタ提督(僕の背中に何かついてるのかな……?)

名取「えへへ……♪続きを読みますね?すると妖怪学校の仲間達も、ゾロリのピンチを聞いて駆けつけてくれました!」

名取(あ〜幸せ〜♪こうして提督きゅんのフワッフワであったかい感触に包まれながら、こうして2人だけの時間を過ごせるなんて……!///)

名取(……こっそり耳たぶくらい舐めてもバレなかったりして///)ジュルッ

ショタ提督「………」ワクワク

名取(おっと、今は雑念を捨てないとね。提督きゅん、お話の続きが気になってるみたいだし……)


ショタ提督の仲良し度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:20:35.70 ID:fWQfzjbDO
はい
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:23:01.41 ID:SPyyQt4FO
いきなり15上昇とか流石NTR本気でモノにしようとしてやがる
113 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/03(金) 00:31:11.66 ID:dBRHh2jh0
10×1.5=15/50


名取「イシシとノシシのミスで機械が壊れてしまい、まさに絶体絶命のピンチでしたが……」

ショタ提督「………」ドキドキ

名取「何と!ゾロリ達のおならで地球の方が動いたことで……隕石がぶつからず、そのまま地球の上を通り過ぎていったのです!」

ショタ提督「……!」パァッ

名取「こうして、ゾロリ達はおならパワーで地球の危機を救ったのでした。めでたしめでたし!」

ショタ提督「………」キラキラ

名取「どうでしたか?」つ本 パタリ

ショタ提督「……面白かった、です……!」

名取「ふふっ、楽しんでもらえて良かったです!私も役得でしたし♪///」

ショタ提督「やくとく?」

名取「あ、いえいえ!何でもありません!///」

ショタ提督「……?」

名取(小一時間、提督きゅんの温もりを感じることが出来ちゃいました……!///)キラキラ

名取(今の私なら装備無しでも深海棲艦を単独で撃破出来ちゃいそうです!///)キラキラ

ショタ提督「……?」キョトン

ショタ提督(名取さん、嬉しそう……何となく、キラキラしてるような……)

名取「はぐっ!?///」ズキューン!

名取(あああああっ!その可愛くて綺麗で可憐でプリティーでキュアキュアなお饅頭みたいな頬に思う存分吸い付きたいよぉっ!///)キュンキュン
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:44:16.45 ID:sRVyVPg3o
スタートダッシュ決めたな名取
115 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/03(金) 00:46:13.29 ID:dBRHh2jh0
2ターン目

早朝

ショタ提督「すぅ……」

目覚まし時計「ジリリリリーン!」

ショタ提督「……ん」ピッ

ショタ提督「起きなきゃ……」モゾモゾ

ショタ提督(今日もお仕事……まずは顔を洗って、歯を磨いて……)トテトテ


川内「………」ジー ←天井裏から覗いてる

長門「………」ジー ←ベッドの下から覗いてる

アークロイヤル「………」ジー ←観葉植物の陰から覗いてる

翔鶴「………」ジー ←窓から覗いてる

川内(……最近、起きる時間が15分早くなってる)チラッ

長門(あぁ。それだけじゃない。初めて出会った時と比べて、部屋で過ごすことが増えてきた)チラッ

アークロイヤル(その影響か、かなり拙かった指揮も……少しずつ慣れ始めてきたようだ)チラッ

翔鶴(今のところ、“物静かで真面目”な性格になり始めていますね……)チラッ

川内長門(……でも)

アークロイヤル翔鶴(そんなことより……)

4人(提督きゅん〈admiral〉の寝顔と寝起き顔可愛過ぎいいいいいいいいいいいいいいいいッ!!///)鼻血ダバダバ

川内(今すぐむしゃぶりつきたいぃぃぃぃぃぃっ!///)

長門(全身をくまなく舐め回したいッ!!///)

アークロイヤル(いや待て!ここはむしろ女装させてだな!///)

翔鶴(むしろ正装させて……いえコスプレさせましょう!そうすれば色々な提督きゅんの姿を写真を脳内フォルダに永久保存出来ますッ!!///)

川内長門アークロイヤル(それだあああああああああああああああああああああッ!!///)鼻血ダバダバダバ


ショタ提督「……?」シャコシャコ

ショタ提督(誰かに見られてるような気がする……)シャコシャコ

4人(あっ、後であの歯ブラシ回収して新品と取り替えよう。持ち出した方は……にゅふふ……♪///)ジュルリ


提督の現在の性格傾向『僅かに引っ込み思案で真面目な性格に傾きつつあります。まだまだやんちゃな男の子に出来ますよ?』
現在のパラメータ『インドア+10 冷静+10 内向的+10』
独自パラメータ『勉強+10』

↓1鳥海のコンマ 仲良し度:0/50
↓2那智のコンマ 仲良し度:0/50
↓3名取のコンマ 仲良し度:15/50
↓4武蔵のコンマ 仲良し度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:47:18.51 ID:fWQfzjbDO
はい
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:50:05.81 ID:njDxQcrA0
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:50:12.90 ID:xKGuvR1f0
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:53:56.06 ID:ShBANhxS0
たけぞう
120 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/03(金) 01:04:33.04 ID:dBRHh2jh0
武蔵「いくら大和相手でも譲れん……!」グググッ

大和「それは私の台詞……!」グググッ

武蔵「提督きゅんと戯れるのは私だあああああああっ!(伊19や伊8くらい甲高い声で)」グググッ

大和「私だって提督きゅんを頭を撫でる×無限ループしたりラブチュッチュしたりしたいのおおおおおおおっ!」グググッ

武蔵「えぇい融通の利かない姉めぇっ!」グググッ

大和「そっちこそ融通の利かない妹ねぇっ!」グググッ

武蔵(くっ、このままではらちが明かない……そうだ!)ピーン!

武蔵「おや?広場に提督がいるぞ?」

山尾「嘘!?どこどこ!?」バッ

武蔵(今だッ!)ダッ シュタタタタッ!

大和「……いないじゃない!貴女の目は節穴か何か……」

モヌケノカラーン…

大和「」プチッ

大和(だ、騙したわねええええええええええええええええええええええええッ!?)ウガーッ!



武蔵「フッ……騙される方が悪い。さて、提督と何をしようか……」

直下

※詳しくは>>105のシステムをご参照下さい
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 01:04:44.50 ID:njDxQcrA0
よし、島風くんにさせよう
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