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【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」大鳳「その33です!」【安価】
- 598 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 19:27:43.94 ID:iXzSkPg50
- 嫌な想い出が思い浮かぶ20週目提督
妻が改心した自分の両親より酷いと思う25週目提督
複雑な心境な35週目提督
- 599 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 19:49:44.84 ID:O79LHSTLo
- 良妻艦にホロって来ちゃう提督
- 600 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 20:59:48.25 ID:9aP+YoqR0
- 17週目提督+その家族たちに慰められる今周提督
- 601 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 05:01:44.60 ID:zUFmX4O70
- 妻と今周提督の仲が良い世界を見てしまう30周目
- 602 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 05:31:10.69 ID:Sq9YX+HqO
- 嫁が飯マズっぽいし41周目提督の料理を食べて
あまりの美味さに嫁にも指導してほしいと考える提督
- 603 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 00:33:07.12 ID:7+U0q3sf0
- 提督の子供らを見て自分の親とあの嫁を比較してしまう提督ら
- 604 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/23(木) 17:04:50.22 ID:rPsjn6XB0
- 22:30〜23:30頃開始予定です。
- 605 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/23(木) 23:12:49.97 ID:rPsjn6XB0
- 数々のリクエスト、ありがとうございます!始めます。
- 606 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/23(木) 23:15:03.75 ID:rPsjn6XB0
- 浜波「……はぁ」
巻雲「……どうしたの?」
浜波「さっき、息子君と娘ちゃんが遊びに来てたのを見たんだけど……司令に、嫁さんと結婚した経緯を聞いてて……」
巻雲「……!」
浜波「……司令、辛そうだった」
巻雲「………」
浜波「……やっぱり、司令が嫁さんに尽くそうとしてるのって……」
巻雲「……うん。間違いなく、責任を感じているからだと思う。それに加えて、息子君達もいるから……」
浜波「でも、司令がそんなこと……」
巻雲「私だって……いや、多分、私達皆がそう思ってるよ。司令官様は、そんなだらしない人じゃない」
巻雲「だけど……何かの間違いだったとしても、仮に本当のことだったとしても……」
浜波「……司令が、可哀相。あそこまで、言われること……無い、のに……」
巻雲「全くです!あの人には夫を大切にするという気持ちは無いんでしょうか!」
浜波「………」
浜波(それでも、司令は嫁さんに尽くして……このままじゃ、ストレスで司令が倒れちゃう……)
ショタ提督は……
直下
- 607 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 23:17:26.53 ID:GILyvL9DO
- たまたま近くを通りかかったという理由で嫁に呼び出されていた
- 608 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/23(木) 23:36:17.62 ID:rPsjn6XB0
- 浜波「……?」
浜波(あれ?司令、いない……どこ行ったんだろう……あっ、もしかして……)
白露「提督ならさっき外に行ったよ?電話してたけど、相手は多分……」
浜波「……やっぱり」
鎮守府前
浜波「………」スタスタ
浜波(電話で司令を呼び出す相手なんて、決まってる……嫁さんしか、いない……)
嫁「――!」
ショタ提督「――っ」
浜波(ほら、いた……嫁さん、また司令を呼びつけて……)ソーッ
嫁「全く。アンタは頼りないから、こうやって私が確認しないと安心出来ないのよ」ジトー
ショタ提督「………」
ショタ提督(『近くを通りかかったから、顔を見せなさい』……きっと、9割は建前だと思う。嫁ちゃんが僕を呼び出す理由は……)
嫁「ちょっと!聞いてるの!?」
ショタ提督「……うん」
嫁「そんなんでよく提督なんて勤まるわね。首にでもなったりしたら承知しないわよ?」ギロッ
ショタ提督「……うん」
浜波「………」
浜波(うわっ、司令の悪口ばっかり……息子君と、娘ちゃんの言った通りだ……)
浜波(……仮にも奥さんなのに、司令を労わろうと思わないの?)
ショタ提督「………」
ショタ提督(……『僕が浮気しないか、自分から離れないかを監視する為』だと思う。でないと、こんな頻繁に鎮守府を訪れることは……)
嫁「……何?その顔。何か私に不満がある訳?」ギロッ
ショタ提督「う、ううん……そんなことは……」
嫁「どうだか。言っとくけど、私がこうやってここに来てあげてるのは、全部アンタの為だからね」
嫁「アンタの妻として、私はアンタのことを“全て知る義務”がある。そしてアンタも、“何もかもを私に話す義務”がある」
嫁「だから……私に隠し事なんてしたら、その時は冗談抜きでぶっ飛ばすから。分かってるわね?」
ショタ提督「………」コクリ
浜波「………」イラッ
浜波(何だか、私までムカムカしてきちゃった……どうして司令が、そこまで……)
浜波(文句を言うくらいなら、最初からここに来なければ良いのに……)
浜波の行動
直下
- 609 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 23:40:17.90 ID:olt0P9HMo
- 緊急の電話が来てますと提督を連れ戻す
- 610 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/23(木) 23:56:15.09 ID:rPsjn6XB0
- 浜波「………」
浜波(このままじゃ、司令がまたストレスを溜めちゃう……何とか、司令を嫁さんから引き離さないと……)
浜波(だけど、無理に引き離すと……私が覗き見してたことが、嫁さんにバレちゃう……出来るだけ自然な方法で……)
浜波(……そういえば、司令はさっき……電話で嫁さんに呼び出されたんだよね……)
浜波「……!」ピーン
嫁「で、どうしてLINEの返事をよこさなかったのよ」
ショタ提督「それはちょうど演習中で、スマホを見るどころじゃなかったから……」アセアセ
嫁「言い訳するなッ!妻の連絡1つにも返事を返さないような奴が、仕事なんて出来ると思ってる訳!?」
ショタ提督「うぅ……」
浜波「……司令」
嫁「っ!?」
ショタ提督「え、あ……浜波ちゃん?」
浜波「……大本営から、緊急の電話……来てるよ?」
浜波(向こうが電話で呼び出したなら……こっちも電話を利用して、連れ戻せば良い……)
ショタ提督「……?」
嫁「ちょ、ちょっと……」
浜波「……こんにちは、嫁さん。御取り込中のところ……すみません」
嫁「……いえ、こちらこそ申し訳ありませんわ。夫の仕事の邪魔をする訳にはいきませんものね」
嫁「あなた。無理を言ってしまってすみません。私のことは気にせず、緊急連絡を優先して下さい」
嫁(チッ……こんなところで邪魔が入るなんて。この小娘、私の旦那を仕事の為の道具か何かと勘違いしてんじゃないかしら)
ショタ提督「………」
浜波「……っ」ギリッ
浜波(やっぱり、私達の前では……あからさまに、理想の妻を演じて……!)
浜波(息子君と娘ちゃんからの話を聞いていなかったら、私達はきっと……この人のことを、勘違いしたまま……)
ショタ提督「………」
反転コンマ判定:この後どうなる?
01〜49:提督「え?さっき大本営に連絡したけど、そんな連絡は……」浜波「しーっ!」
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:嫁、浜波の焦りに疑問を抱く
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、浜波の真意に気づく
好感度上昇:大 ×2.0
直下
- 611 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 23:57:14.44 ID:HYszr8U2O
- お
- 612 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 23:58:23.94 ID:olt0P9HMo
- 浜波の決意を感じるゾロ!
- 613 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 00:10:33.40 ID:C2xcKFY20
- 44:提督は鋭かった
浜波「急いで……!」グイグイ
ショタ提督「………」
ショタ提督(おかしい。さっき連絡した時には、しばらく急ぎの仕事は無いと言っていたはず……ほんの数十分前のことだから鮮明に覚えてる)
ショタ提督(だけど浜波ちゃんは、僕を必死に執務室に連れ戻そうとしている……緊急の連絡があると、嘘をついてまで……)
ショタ提督「……!」ハッ
ショタ提督(もしかして……自惚れじゃなければ、浜波ちゃんは……僕のことを、心配してくれて……?)
ショタ提督「……分かった。すぐに戻るよ」
浜波「……!」コクコク
ショタ提督「ごめんね、嫁ちゃん。しばらく仕事につきっきりになりそうだから、続きは家で話そう?」
嫁「……分かりました」
ショタ提督「ありがとう。それじゃ行こう、浜波ちゃん」
浜波「……うんっ」
タタタ…!
嫁「……っ」ギリッ
嫁(私より仕事を優先、ね……家に帰ったら、覚えてなさいよ……)
鎮守府内
浜波(……ここまで来れば、もう大丈夫かな)ピタッ…
ショタ提督「……ありがとう、浜波ちゃん」
浜波「……え?」
ショタ提督「嫁ちゃんに叱られている僕のことを、気遣ってくれたんだよね?」
浜波「……!司令、気づいて……」
ショタ提督(……やっぱり、そうだったんだ)
浜波「……だって、嫁さん……司令に、罵倒してばかりで……司令、辛そうだったから……)
ショタ提督「………」フルフル
浜波「……!」
ショタ提督「僕は、嫁ちゃんに何を言われても言い返せない。実際、酷いことをしてしまったから……」
ショタ提督「それに、僕こそごめんね?公私混同しないと言っておきながら、こんな体たらくで……」
浜波「………」
ショタ提督「……だけど、浜波ちゃんの気持ちは嬉しかったよ。お陰で、少しだけ心が軽くなったかも」ニコッ
浜波「……!」
ショタ提督「……ありがとう、浜波ちゃん。こんな僕の為に」
浜波「………」
浜波(司令……)
ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇
直下
- 614 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 00:11:50.98 ID:mVLuWYwS0
- 高い
- 615 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 00:31:35.07 ID:C2xcKFY20
- 8×2.0=16 50+16=66/100
自宅
嫁「アンタは私より仕事の方が大事なの!?」
ショタ提督「だ、だから……そういうことじゃなくて……」
嫁「うるさい!そんなに仕事がいいなら仕事と結婚すれば良いじゃないのッ!!」バキィッ!
ショタ提督「うぐっ……」バタッ
嫁「もう知らない!ご飯も洗濯も全部自分で何とかしろ!この糞野郎!!」バタンッ!
ショタ提督「………」ヨロヨロ
息子「お父さんっ!」
娘「大丈夫!?」
ショタ提督「う、うん……何とか……」
息子「……酷いよ、お母さん……!毎日、お仕事を頑張ってるお父さんに……あんなこと……!」
ショタ提督「……ううん、悪いのは僕だよ」
娘「そんなことない!お父さんは、私達の為に……そして、お姉ちゃん達の為に……いつだって……!」
ショタ提督「……ありがとう、息子、娘。その気持ちだけでも、凄く嬉しい」ニコッ
ショタ提督「……そして、ごめんなさい。僕のせいで……家を居心地の悪い空間にしてしまって……」
息子「……っ」
娘「………」
ショタ提督「……今日は平日だけど、僕がご飯を作るよ。きっと、嫁ちゃんもしばらくすれば……落ち着くと思うから……」ヨロヨロ…
息子「………」
娘「……お兄ちゃん」ギュッ
息子「……分かってる。お父さんは……絶対に悪くない。悪いのは……お母さんなんだ……!」
ショタ提督「………」つ包丁&野菜 トントン…
ショタ提督(僕がこんなことでどうするんだ……!嫁ちゃんや息子と娘、艦娘の皆の為にも……僕がしっかりしないといけないのに……!)
ショタ提督(僕がダメだから、浜波ちゃん(66/100)に嘘をつかせてしまうんだ……!あの時、感謝と同時に……申し訳なさで、一杯だったんだ……)
ショタ提督(それだけじゃない。僕が情けないから、霧島さん(59/100)やイムヤちゃん(57.5/100)に気を遣わせてしまうことに……)
ショタ提督「………」ピタッ
ショタ提督(それに春風ちゃん(71/100)は、あろうことか……僕にお弁当を作ろうとしてくれて……)
ショタ提督(身長に悩む僕の為に、特製ミックスジュースまで作ってくれて……)
ショタ提督「……春風ちゃん」ボソッ
息子娘「……!」
ショタ提督「……っ!」フルフル
ショタ提督(い、家で何を考えてるんだ、僕は……!こんなことだから、嫁ちゃんに怒られるんじゃないか……!)
ショタ提督(今は目の前の料理に集中しよう。大丈夫……少なくとも、嫁ちゃんよりはまともに……だから、その考え方が……!)フルフル
娘「……今の、聞いた?」
息子「……バッチリ」
息子娘(お父さん……今、『春風ちゃん』って呟いて……もしかして、少しずつ春風お姉ちゃんのことが……!)
――『2ヶ月目』時点では、提督は春風を少し意識しているようですが、やはり彼はまだヒロイン達を恋愛対象とは見ていないようです。
- 616 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 00:50:11.68 ID:C2xcKFY20
- 3ヶ月目:上旬
4周目鎮守府
息子(……4周目提督お兄ちゃん、お父さんとほとんど同じ背だ)ジー
4周目提督「え、えっと……見つめられると、その……///」モジモジ
娘「こっちの川内お姉ちゃんとは別のお姉ちゃん、なんだっけ」ジー
川内(4周目)「そうそう。私達は同じ見た目の人が沢山いるんだよね」
ショタ提督「無理を言ってごめんね?息子と娘が、どうしても他の提督……僕と同じ仕事をしている友人に会いたいと聞かなくて」
4周目提督「い、いえ……大丈夫、です……!」アセアセ
川内「いつでも遊びに来て良いよ!提督の友達なら大歓迎!」
ショタ提督「……ありがとう」
息子「ねぇ、こっちの春風お姉ちゃん達に会いに行こっか!」
娘「うんっ!」
タタタ…!
ショタ提督「あっ、ダメだよ?あまり人の鎮守府を走り回るのは……!」
タッタッタ…
4周目提督「………」
川内「……47周目提督さん、顔にあざがあったよね」
4周目提督「……はい」
川内「あれって、やっぱり……?」
4周目提督「………」コクリ
川内「……本当に最低だね、47周目提督さんの奥さんって」
4周目提督「………」
4周目提督(今のところ……息子君と、娘ちゃんは……虐待、されていないみたいだけど……)
4周目提督(このまま、47周目提督さんだけじゃなく……あの2人にまで、虐待されちゃったら……)
4周目提督「……っ」ゾクッ
川内「………」ナデ…
4周目提督「……!」
川内「大丈夫。提督のことは、何があっても私が守るから」ナデナデ
4周目提督「……川内、さん」ギュッ
川内「………」ナデナデ
川内(提督は、47周目提督さんのあざを見て……虐待を受けていた頃のことを、思い出しちゃったのかな……)
川内(でも、実際にあのあざは酷い。第三者の私達が見ても、すぐに気がつくくらいだし……)
↓1浜波のコンマ 好感度:66/100
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:57.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:71/100
反転コンマが最大の艦娘が行動します
- 617 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 00:51:13.79 ID:+G7feLTTo
- 今周こそは捲って刺し切れよ浜波
- 618 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 00:52:55.04 ID:yuK6O7bDO
- はい
- 619 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 00:53:58.98 ID:eKp+CRvzO
- あ
- 620 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 00:54:28.77 ID:4Yx8XeIcO
- えい
- 621 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 01:00:54.06 ID:C2xcKFY20
- 今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
執筆速度が遅くて申し訳ありません。頭が回る時はすぐに展開を思いつくのですが、頭が回らない時は本当に時間がかかってしまいます……
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
- 622 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 01:01:27.85 ID:+G7feLTTo
- おつおつ
自分の速度でいいのよ
- 623 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 01:09:53.33 ID:T9MsmprhO
- 乙やで
- 624 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 01:18:46.15 ID:hsVgwQpHO
- 乙
普通はこんな感じでバランス良く伸びていくよな。序盤から誰か1人が突出したりしないよな(前週から目をそらしつつ
- 625 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 07:34:47.25 ID:f1Ib2mEb0
- 遅くまで乙
- 626 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 07:45:19.17 ID:Oyhive3oO
- ただ今回のパターンはできれば早めに
決着つくべきではあるんだよな
嫁がレッドゾーン越えるような振る舞い
やりだす可能性もあるし(ネタパターン的に)
何よりこの週で万が一失恋とかマジでどうなってしまうのか
- 627 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 16:58:00.98 ID:C2xcKFY20
- 22:00〜23:00頃開始予定です。
- 628 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 22:35:34.45 ID:C2xcKFY20
- 始めます。
- 629 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 22:37:10.22 ID:C2xcKFY20
- 夕雲「提督、今日も顔にあざが……」
浜波「……また、嫁さんに……?」
夕雲「恐らく、いえ、確実に。ただ、それでも……提督は、嫁さんにやられたとは言わないのよね……」
浜波「……やっぱり、脅されてる……のかな……」
夕雲「その可能性もあるけど、提督の普段の言動を考えると……彼自身が、嫁さんを庇っているようにも思えるわ」
浜波「………」
夕雲「私達から見ても、提督は凄く責任感が強い人。だからこそ、どれだけ酷い扱いを受けても……」
浜波「……嫁さんを、愛そうとして……」
夕雲「……本音を言えば、今すぐでも離婚してほしいけど。このままだと、提督はいつか……心労で倒れてしまうわ」
浜波「………」
浜波(夕雲姉さんの、言う通り……司令、あんな人のことなんて……見捨てても、良いのに……)
浜波(……でも、そう簡単に出来ないのも……事実。だからこそ、司令は苦労して……)
ショタ提督は……
直下
- 630 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 22:47:55.63 ID:IABToDi6O
- 書類の山に押しつぶされそうになっている
- 631 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 23:03:23.47 ID:C2xcKFY20
- 浜波「………」スタスタ…
浜波(司令は、良い人……だからこそ、あんな人に……引っかかったのかもしれない……)
浜波(それに加えて、司令は……26歳とは思えないほど、幼い外見……)
浜波(だからこそ、あの人から舐められて……虐げられて……)
ズデッ!
バサバサァッ!
『痛っ!?あっ、しまっ……!?』
浜波「……?」
浜波(今の声、司令……?執務室から聞こえたけど……)ソーッ
ショタ提督「うぐぐ……」
ショタ提督(折角、順番通りに並べておいたのに……僕が転んだせいで、辺り一面に……)
ショタ提督(しかも、その拍子に机に整理しておいた書類まで……)
ショタ提督(お陰で書類の山に押し潰される形に……うぅ……)
浜波「………」
浜波(司令……書類に埋もれてる……これ、もしかしなくても……あの、あざのせい……だよね……)
浜波(きっと、殴られた箇所が痛くて……運んでいる書類を、床に落としちゃって……)
ショタ提督「……っ!」ズキッ
ショタ提督(転んで打ったところと、嫁ちゃんに殴られたところが……いや、痛みに悶えている場合じゃない……)ムクリ…
ショタ提督(早く書類を整理し直して、早く処理しないと……僕のせいで、皆に迷惑をかける訳には……)ヨロヨロ…
ショタ提督「………」つ書類 ヒョイ…ヒョイ…
浜波「………」
浜波(……それでも、書類に八つ当たりもしないどころか……嫁さんへの文句も言わずに……黙々と、書類を片付けて……)
浜波の行動
直下
- 632 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 23:07:50.18 ID:aNbcAB/4O
- 動ける姉妹を呼んで
協力して片付けと応急処置
- 633 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 23:33:27.42 ID:C2xcKFY20
- 浜波(何とかしなきゃ……でも、ここで私1人が……司令に手を貸したとしても……やっぱり、時間がかかるよね……)
浜波(……他の姉妹を呼んで、手伝ってもらわないと……!確か、さっき話した夕雲姉さんはもちろん……他にも、非番の人が……)ダッ
――
夕雲「まぁ、そんなことが……?」
浜波「………」コクリ
高波「じゃ、じゃあ……早く、助けなきゃ……!」アセアセ
岸波「それに、あざと転倒による怪我も治療しないと……」
清霜「え、え〜っと、救急箱ってどこだったっけ……」アセアセ
浜波「………」
浜波(他の皆は遠征……でも、せめて今動ける人に来てもらわないと……!)
――
ショタ提督「……っ」ズキズキ
ショタ提督(頬と足が痛い……でも、そんな弱音を吐くのはダメなんだ……)
ショタ提督(元はと言えば、嫁ちゃんに嫌な思いをさせてしまった……僕のせいなんだから……)
浜波「し、司令……!」
ショタ提督「……え?」
夕雲「お手伝いに参りました」
高波「だ、大丈夫……ですか……?」
岸波(床一面が書類だらけ……これは私達が駆け付けて正解だったかも)
ショタ提督「浜波ちゃん……それに皆も……」
ショタ提督(どうして……あっ、そういえば、さっき派手に音を立てたから……それで、この状況に気づいて……)
清霜「司令官!書類は私達で集めるから、まずは怪我の手当てをしないと!」つ救急箱 スッ
ショタ提督「いや、でも……僕の失敗なのに、皆を巻き込む訳には……」
浜波「良いから、司令は手当て受けて……!」グイッ
ショタ提督「……!」
夕雲「ただでさえ疲れている提督に無理をさせる訳にはいきません!」
岸波「書類は私と夕姉、清ちゃんで何とかします。その間に、提督は浜姉の治療を受けて下さい」
清霜「浜波姉様も、治療が終わり次第書類集めに回ってね!」
浜波「……分かってる。司令……今、お薬を塗るから……ズボン、少しだけまくって……?」
ショタ提督「……うん」
反転コンマ判定:提督の反応は?
01〜49:申し訳なくて謝り続ける
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:申し訳ないと思いつつ、しっかりお礼を言う
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:浜波達の優しさに……
好感度上昇:大 ×2.0
直下
- 634 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 23:35:07.26 ID:aVia+wMhO
- あ
- 635 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 23:46:50.64 ID:C2xcKFY20
- 26→62:ありがたや〜
浜波「……ちょっと、擦り剥いてる」
ショタ提督(……さっき転んだ時の傷、か。道理で痛い訳だよ……)
浜波「ちょっと、染みるよ……?」ヌリヌリ
ショタ提督「うっ……!」ズキッ
浜波「あっ、ご、ごめんなさい……」アセアセ
ショタ提督「い、いや……大丈夫だから……」
浜波「後、頬にはこれを……」
ショタ提督「……氷袋?」
浜波「あざが出来るほどの傷なら、冷やしておいた方が……良いと思って……」
ショタ提督「………」チラッ
夕雲「既に終えてる書類と、まだ片付いてない書類は分けて回収して下さい!」つ書類 ヒョイヒョイ
岸波「はい!」つ書類 ヒョイヒョイ
清霜「もちろん!」つ書類 ヒョイヒョイ
ショタ提督「………」
ショタ提督(皆、僕の為に……それに、僕の失敗のせいなのに……手伝ってくれたり、怪我を治療してくれるなんて……)
浜波「……どう?楽に……なった?」
ショタ提督「……うん。ありがとう、浜波ちゃん」
浜波「……ううん。司令には、いつも……お世話になってるから……」
ショタ提督「……夕雲ちゃんと岸波ちゃん、清霜ちゃんも……ありがとう」
夕雲「いえいえ。お役に立てて何よりです」
岸波「むしろ提督は1人で抱え込み過ぎですよ」
清霜「そうそう!困った時は、いつでも私達を頼ってね!」
ショタ提督「皆……」
浜波(司令はこれで良し……私も、書類集めに加わらないと……)スッ
ショタ提督「あ、僕も書類を……」
浜波達「司令(提督)(司令官)は安静に!」
ショタ提督「……はい」
ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇
直下
- 636 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 23:48:38.31 ID:yuK6O7bDO
- はい
- 637 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 23:57:46.62 ID:C2xcKFY20
- 1×1.5=1.5 66+1.5=67.5/100
浜波「えっと……この書類は……」
夕雲「こっちは集め終わったわ!」
岸波「こちらも粗方は!」
清霜「も、もうちょっと待って!」
高波「後少しかも、です……!」
ショタ提督「………」
ショタ提督(ここの皆は……何か失敗をしたとしても、すぐにフォローしてくれる。それだけでなく、優しい言葉をかけてくれる……)
ショタ提督(特に浜波ちゃんは……あざの理由を聞かず、静かに……治療してくれた。転倒で擦り剥いた傷も……)
ショタ提督(……どうして皆は、僕の為に……ううん、僕のような、情けない奴の為に……)
浜波「……司令」
ショタ提督「……!」
夕雲「書類、集め終えました」
岸波「処理済みのものと、未処理のものもしっかり分別しておきました」
高波「1枚残らず、全て回収しました……!」
ショタ提督「……ありがとう。そして、ごめんなさい。皆に、迷惑をかけちゃって……」
清霜「だから気にしなくて良いんだってば!」
ショタ提督「でも……」
浜波「………」
浜波(司令は、頑張り過ぎ……本当は、もっと……休んでほしいのに……)
浜波(あの人から、DVに近いことをされていても……私達に、相談することもなく……)
浜波(……司令。お願い……無理だけは、しないで……?私達は……ううん、私達と、息子君や娘ちゃんは……司令の味方、だから……!)
- 638 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/25(土) 00:16:17.25 ID:wYBoQhR20
- 3ヶ月目:中旬
息子「お父さん!あのね、今日は体育のドッジボールで大活躍したんだ!」
ショタ提督「そうなんだ。凄いなぁ」ナデナデ
息子「えへへ……♪」ニコニコ
娘「お父さん!私も、漢字テストで100点だったよ!」
ショタ提督「100点!?頑張って勉強したんだね?よしよし……」ナデナデ
娘「んふぅ……♪」ニコニコ
香取「………」※秘書艦
香取(息子君と娘ちゃんは、この鎮守府に……頻繁に遊びに来ます)
香取(学校から鎮守府が近いこともありますが……理由は大きく分けて2つ。1つは……)
娘「……どうしても、鎮守府に泊まっちゃダメなの?」
息子「……我儘はダメだってば、娘」
ショタ提督「うん。ここはあくまでも、お父さんの仕事場だからね。それに、家でお母さんが待ってるから……」
娘「……うん、分かった」シュン
ショタ提督「……ごめんね?」ナデナデ
娘「ん……」
香取(極力、嫁さんと同じ空間に居たくない……だからこそ、ここでギリギリまで時間を潰したいのでしょう。そしてもう1つは……)
息子「……一生懸命お仕事してるお父さん、凄くカッコ良いよ」
ショタ提督「急にどうしたの?」
息子「だって、お母さんはお父さんを悪く言うけど……お父さんは、お姉ちゃん達の為に……ずっと机でお仕事して……」
息子「それに、お休みの日はお母さんの為にお掃除したりご飯を作ってくれるし……」
ショタ提督「……息子」
息子「だから、その……僕と娘は、お父さんのこと……カッコ良いって、思ってるから!」
娘「私も!お母さんより、お父さんの方が好きだもん!」
ショタ提督「……ありがとう、2人共」ナデナデ
息子「えへ……♪」
娘「ふわぁ……♪」
香取「………」ニコッ
香取(息子君も娘ちゃんも、明らかに嫁さんより提督に懐いていて……出来る限り、一緒に過ごしたいのかもしれません)
香取(実際、話に聞く分には……嫁さんは、かなり乱暴で優しさの欠片も無い方みたいですし……)
香取(そんな状態なら、必然的に……父親である提督に、家族としての……親としての愛を、求めることになってもおかしくありません)
香取(増して、提督が普段から真面目に執務に取り組む姿を見ていれば……好感を抱くのも当然と言えます)
↓1浜波のコンマ 好感度:67.5/100
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:57.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:71/100
反転コンマが最大の艦娘が行動します
- 639 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 00:16:39.29 ID:3IJigERKO
- ぬ
- 640 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 00:19:57.14 ID:uquDz/BxO
- こい
- 641 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 00:20:40.22 ID:2W1CyDJq0
- あ
- 642 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 00:20:45.23 ID:aJE48xeyO
- あ
- 643 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 00:21:22.44 ID:JwB0sgS00
- あ
- 644 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/25(土) 00:27:16.16 ID:wYBoQhR20
- 浜波「今まで出番が無かった分、ここで稼がないと……!」
春風「1位の座は譲りません!」
霧島(……ちょっと待って下さい。私達、もしかして……)←現在、出番が1回のみ
伊168(浜波ちゃんと春風ちゃんに、置いてかれてる……?)←同上
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
- 645 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 00:38:26.09 ID:XUha63zDO
- 乙です
- 646 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 01:16:39.65 ID:dAUQNde/o
- おつです
皆がんばって
- 647 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 16:00:51.28 ID:94G5rUWj0
- 17:30〜18:30頃開始予定です。途中で休憩を挟むと思います。
- 648 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 18:01:20.41 ID:94G5rUWj0
- 始めます。
- 649 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 18:03:12.84 ID:94G5rUWj0
- 浜波「……息子君と娘ちゃん、司令と嬉しそうに……お喋り、してた……」
早霜「それはそうでしょう。私だって、横暴な母親と心優しい父親なら……後者と一緒に過ごすと思います」
浜波「……だよね」
早霜「それに、息子君達は司令官だけでなく……嬉しいことに、私達にも懐いてくれています」
浜波「うん……私にとっても、弟と妹みたいな感じ……」
早霜「……皮肉ですね」
浜波「……え?」
早霜「本来、親である嫁さんが息子君達に温もりを与えないといけないのに……」
早霜「艦娘である私達が、嫁さんの代わり……とまでは言いませんが……」
早霜「……それに近い温もりを与えてあげているのが現状、と言えるでしょう」
浜波「……!」
早霜「実際、息子君達は平日の多くをここで過ごしていますし……司令官と一緒に家に帰る時も、悲しげにしています」
浜波「………」
浜波(それって……あの子達にとっては、それだけ……嫁さんのことを、母親と思えないってことだよね……)
浜波「………」
ショタ提督は……
直下
- 650 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 18:06:30.27 ID:1MyGGHpv0
- 息子と娘と一緒に釣りをしている
- 651 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 18:22:49.02 ID:94G5rUWj0
- 浜波「………」
浜波(執務室にいない……まさか、また嫁さんに呼び出されたんじゃ……)
由良「提督さんなら、息子君達と一緒に釣りに行ったわよ?」
浜波「……釣り?」
浜辺
息子「どんなお魚さんが連れるかな〜?」ワクワク
娘「楽しみ〜!」ワクワク
ショタ提督「あ、釣竿は無暗に動かしちゃダメ。落ち着いて、ゆっくり待つんだよ?」
息子娘「は〜い!」
浜波「………」
浜波(そういえば、司令はたまに……息子君達にせがまれて、こうして……釣りをすることも、あったっけ……)
息子「……♪」ワクワク
娘「……♪」ワクワク
ショタ提督「……ふぅ」
浜波「………」
浜波(静かに時間が過ぎていく……司令、きっと……こうして、息子君達と遊ぶことで……家での辛さを忘れようとして……)
息子「………」
娘「………」
浜波(……あ、息子君と娘ちゃんの表情が、どんどん曇ってきてる……)
息子「……お父さん」
ショタ提督「どうしたの?」
娘「いつになったら釣れるの?」
ショタ提督「あー……それは分からないんだ。運次第なところもあるからね。だから、もう少し待ってみて?」
息子娘「……は〜い」
ショタ提督(のんびり待つのも釣りの醍醐味……と言っても、2人にとってはバンバン釣れないと面白くない、か……)
ショタ提督(こればかりは、僕が何とかしてあげることも出来ないし……運良く、いっぱい釣れることを祈るしかないな……)
浜波「………」
浜波(確かに、釣りは運が強く関わる遊び……出来ることなら、司令達には……沢山の魚を釣って欲しいけど……う〜ん……)
浜波の行動
直下
- 652 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 18:40:43.66 ID:FocYBAxDO
- 釣れやすい場所や釣竿の動かしかたや魚が引っ掛かった時の対処などをアドバイスしてみる
- 653 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 18:54:14.05 ID:94G5rUWj0
- 浜波「………」つスマホ スッ
浜波(こういう時は、経験者に相談するしかない……)ポチッ
浜波「………」トゥルルルル…
5周目提督『もしもし。こちら5周目鎮守府です』
浜波「ご、5周目提督さん……えっと、47周目鎮守府の浜波です……」
5周目提督『お、浜波か。どうしたんだ?』
浜波「実は……その、聞きたいことがあって……」
息子「……んぁ〜!全然釣れないよ〜!」
娘「うぅ、私も……ねぇ、お父さん。ここって、お魚さんがいないんじゃない?」
ショタ提督「う〜ん……この前はそこそこ釣れたから、いないってことは無いはずなんだけど……」
浜波「……し、司令」
ショタ提督「……あれ、浜波ちゃん?」
息子娘「あっ!浜波お姉ちゃん!」
ショタ提督「どうしたの?もしかして、何か僕に急用が……」
浜波「う、ううん。そうじゃなくて……その、釣り……」
ショタ提督「あ、これ?時間があったから、子供と釣りをしてたんだけど……」
浜波「……苦戦してるみたい、だったから……5周目提督さんに、コツを聞いてきたの……」
ショタ提督「……!」
浜波「司令に息子君や、娘ちゃんが……ずっと待ちぼうけなのは、いたたまれなかったから……」
ショタ提督「あー……気を遣わせちゃったみたいで、ごめんね?」
浜波「う、ううん……じゃあ、5周目提督さんの受け売りだけど……アドバイス、します……!」
ショタ提督「ありがとう。息子、娘。もしかしたら、お魚が釣れるかも」
息子娘「本当!?やったぁ!」
浜波「………」
浜波(ちょっと、プレッシャーだけど……経験者からのアドバイスだから……何とかなる、はず……!)
反転コンマ判定:浜波からの助言を聞いた提督達の釣りの成果は?
01〜49:坊主……ではなく、ちょびっとだけ釣れた
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:そこそこ釣れた!
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:腰を抜かすくらいの量と大物が釣れた!!
好感度上昇:大 ×2.0
直下
- 654 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 18:54:55.35 ID:1MyGGHpv0
- ん
- 655 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 19:06:12.80 ID:94G5rUWj0
- 35→53:5周目提督球磨多摩「伊達に小ネタで釣りしてない(クマ)(にゃ)!」
浜波「まずは海面を見て……そこに、魚が見える……?」
ショタ提督「えっと……あっ、そこそこいるみたいだね」
浜波「ただ釣竿を海に落とすだけじゃダメ……最初は浅いところを探ってみて、反応が無かったら……深いところまで沈めてみて……?」
息子「え〜っと、こう?」
浜波「うん。後は……魚が餌におびき出されるのを待つだけ……」
娘「さっきとやってることがあんまり変わってないような……」
浜波「……結局は、魚が餌に引っかかるかだから。あ、でも……魚が餌に引っかかっても、慌てないで……」
浜波「落ち着いてリールを巻いて、水面まで見えたら……釣竿をヒョイって持ち上げて……!」
息子「あっ!僕の釣竿、何かクイクイされてる!」
ショタ提督「もしかして、魚が……!」
浜波「すぐに釣竿を持ち上げちゃダメ……!今言った通り、リールを巻いて……!」
息子「こ、こう?」キュリキュリキュリ
娘「頑張って!お兄ちゃん!」
ショタ提督「あっ、見えてきた!息子!釣竿を上げて!」
息子「え、えいっ!」
ザバァッ!
魚「」ピチピチ
息子娘「やったぁ!」
ショタ提督「やっと1匹釣れた……!ありがとう浜波ちゃん!君のお陰だよ!」
息子娘「お姉ちゃん!ありがとう!」
浜波「……うんっ」
浜波(良かった……アドバイスが、役に立って……後で5周目提督さんにも、改めてお礼を言っておかないと……)
――この後そこそこ魚を釣った
ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇
直下
- 656 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 19:07:56.27 ID:dIZDgu08O
- あ
- 657 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 19:20:12.10 ID:94G5rUWj0
- 7×1.5=10.5 67.5+10.5=78/100
息子「えへへ〜♪」
娘「結構釣れたね〜♪」
ショタ提督「ふふっ。帰ったらお母さんに焼いてもらおっか?」
息子「………」
娘「………」
ショタ提督「……やっぱり、お休みの日に僕が焼こうか?」
息子娘「うんっ!」
浜波「………」
浜波(今、一瞬だけ息子君と娘ちゃんが嫌そうな顔に……やっぱり、嫁さんとは一緒にご飯も食べたくないのかな……)
息子娘(お母さんだったら、折角釣ったお魚を焦がして食べられなくしちゃいそうだし……)
ショタ提督「……ふふっ」
浜波「……司令?」
ショタ提督「……浜波ちゃん。本当にありがとう」ニコッ
浜波「……!」
ショタ提督「君のお陰で、息子と娘にも……喜んでもらえたよ」
浜波「いや、その……」
ショタ提督「………」
ショタ提督(……この前だって、僕が自分でしでかしてしまったミスなのに……浜波ちゃんは、夕雲ちゃん達を連れて駆け付けてくれた)
ショタ提督(それだけじゃない。嫁ちゃんに殴られた時と転んだ時の傷も、出来る限りの手当をしてくれた……)
ショタ提督(……そう。嫁ちゃんよりも、優しく……僕のことを労わってくれて……)
ショタ提督「……っ!」フルフル
浜波「……!」
ショタ提督(い、いけない……僕は今、何を考えて……!春風ちゃんと同じように、浜波ちゃんだって……信頼してる部下に過ぎないのに……!)
浜波「………」
浜波(司令、今……一瞬、私の方を見て……でも、顔を振って……どうしたのかな……?)
――提督が浜波を少し意識し始めたようです。
- 658 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 19:45:03.71 ID:94G5rUWj0
- 3ヶ月目:下旬
居酒屋鳳翔
ショタ提督「……ふぅ」
瑞鳳「……お疲れ様、提督」つ玉子焼き コトッ
ショタ提督「あ……瑞鳳さん」
瑞鳳「提督、ちゃんと休んでる?家に帰るのが辛かったら、鎮守府に泊まり込んでも……」
ショタ提督「………」フルフル
鳳翔「……そういう訳にはいかないんですね?」
ショタ提督「はい。嫁ちゃんに帰って来いと言われていまして……」
瑞鳳「……っ」
龍鳳「……提督」ナデ…
ショタ提督「……!」
龍鳳「こういう時くらいは、公私混同しても……良いんですよ?」
ショタ提督「……龍鳳さん」
鳳翔「……はい。お酒のせいというと聞こえが悪いですが……この場では、辛い気持ちを吐き出して下さいませんか?」
瑞鳳「私達は、提督が色々と追い詰められないか心配で……」
龍鳳「……私達は、貴方の味方です。愚痴でも何でも受け止めますから、ね?」ナデナデ
ショタ提督「……っ」ジワッ
ショタ提督(鳳翔さん、瑞鳳さん……龍鳳さんも……)ウルウル
ショタ提督「……!」グシグシ
鳳翔「あ……」
ショタ提督「……ありがとうございます。でも、僕なら……大丈夫ですから」
瑞鳳「……提督」
龍鳳(……無理、してるよね。でも……私達の立場からじゃ、こうして……支えてあげることしか……)
ショタ提督「………」
ショタ提督(……温かい。家では絶対に味わえない、この感覚……でも、僕はこの温もりを与えられる資格は無い)
ショタ提督(元はと言えば、僕のせいで……あの時、辛い思いをしたのは……嫁ちゃんなんだ……!)グッ…
↓1浜波のコンマ 好感度:78/100
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:57.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:71/100
反転コンマが最大の艦娘が行動します
- 659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 19:46:06.34 ID:1MyGGHpv0
- ん
- 660 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 19:46:26.21 ID:FocYBAxDO
- はい
- 661 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 19:47:03.38 ID:8dShgi/y0
- あ
- 662 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 19:48:16.46 ID:UzUNxmqC0
- はい
- 663 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 19:56:16.69 ID:94G5rUWj0
- 夜ご飯食べてきます。21:00〜22:00頃再開予定です。著しく遅れそうな場合は再度連絡致します。
- 664 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 21:01:51.50 ID:94G5rUWj0
- 再開します。
- 665 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 21:04:36.99 ID:94G5rUWj0
- 伊19「……提督、鳳翔さんのお店で涙目になってたの」
伊168「……え、どういうこと?」
伊19「分からないけど、多分……鳳翔さん達に、優しい言葉をかけてもらって……」
伊168「あー……」
伊19「……でもこれって、本来は奥さんの役目なのね」
伊168「そうよね……尤も、嫁さんは司令官に優しくするつもりは全く無いみたいだけど」
伊19「息子君や娘ちゃんからのお話はもちろん、浜波の証言から裏は取れてるしね!」
伊168「はぁ……それでも、司令官はお酒を飲んだ時しか……何というか、弱さを見せないのよね」
伊19「イク達に心配をかけたくないんだろうけど……はっきり言って、いつも顔に出てるの」
伊168「………」
伊168(司令官が一言言ってくれれば、いつでも甘えてもらう準備は出来てるんだけど……)
ショタ提督は……
直下
- 666 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 21:07:59.38 ID:BaQW6LfHO
- 鬼嫁からの鬼lineに仕事の邪魔されている
- 667 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 21:20:02.16 ID:94G5rUWj0
- ショタ提督「………」つスマホ スッスッ
伊168「………」
伊168(書きかけの書類……急いでスマホを弄る司令官……もう大体予想出来たわ)
ショタ提督「……ふぅ」カキカキ
スマホ「」ティロリン♪
ショタ提督「っ!」ビクッ
ショタ提督(さ、さっきから嫁ちゃんからの連絡が止まらない……)つスマホ スッスッ
伊168「………」
ショタ提督「……よし。これでやっと仕事に集中……」
スマホ「」ティロリン♪
ショタ提督「………」
伊168(普通なら、司令官に『今はLINEより仕事に専念したら?』と言えば良いんだけど……生憎、司令官の奥さんは……)
ショタ提督「……ごめんね、嫁ちゃん。先に書類を片付けて……」カキカキ
スマホ「」ティロリン♪
ショタ提督「………」カキカキ
スマホ「」ティロリンティロリンティロリンティロリン♪
ショタ提督「………」カキカキ
スマホ「」ティロリンティロリンティロリンティロリンティロリンティロリンティロリンティロリン♪
ショタ提督「……っ」つスマホ スッスッ
ショタ提督(マナーモードや電源OFFにしたら、後で大暴れするし……また、息子と娘に辛い思いをさせちゃう……)
ショタ提督(だけど、仕事も疎かに出来ない……何とか、LINEを続けながら書類を片付けるしか……厳しいけど、やるしかない……)カキカキ
伊168(こんな風に、LINEを無視したら返事が来るまで嵐のように通知が入ってくるのよね……)
伊168(かといって、それを無視すれば帰宅してからが悲惨なことに……)
伊168(それでも、定時までに仕事を終わらせているということは……司令官、かなり無理をして……)
伊168の行動
直下
- 668 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 21:25:49.79 ID:COel86RuO
- イムヤ特製自動返信ツールを作ってあげる
- 669 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 21:44:21.35 ID:94G5rUWj0
- 伊168(いっそbotにでも任せられれば、司令官も仕事に集中出来るのに……)
伊168(……ん?ちょっと待って。bot……そうか。その手があったわ!)ダッ
――
伊168(これをあぁして、文面を自動的に読み取る機能を付けて、後は司令官の文体を再現する機能を……)つPC カタカタカタカタ
伊19「突然部屋に戻って来たと思ったら何してるの?」
伊168「アプリ作りよ!」カタカタカタカタ
伊19「あ、アプリ?でも、そーゆーのって専門知識や技術が無いと……」
伊168「伊達にいつもスマホ弄ってないわ!これくらい私にかかれば……!」カタカタカタカタ
伊168(何より、いつも辛そうな司令官の為だと思えば……多少分からない所があったって、強引にプログラムを組めちゃう……!)
――
ショタ提督「………」カキカキ
スマホ「」ティロリンティロインティロリンティロリン♪
ショタ提督「……」つスマホ スッスッ
ショタ提督(これじゃ、効率が悪すぎて……書類1枚を終わらせるだけでも、かなりの時間が……)
伊168「司令官!」バタン!
ショタ提督「……イムヤちゃん」
伊168「今すぐこのアプリをダウンロードして!」つスマホ スッ
ショタ提督「え?えっと……“LINE自動返信bot”?」
伊168「私が作ったの!このアプリを使えば、送られてくるLINEに自動で返信してくれるわ!」
伊168「それだけじゃない。返信するLINEに違和感が無いよう、スマホを使ってる人が過去に送ったLINEの文体や文の内容も分析して、本人さながらのLINEを返信してくれるの!」
ショタ提督「そ、そんな凄いアプリを作ったの!?いつの間に……」
伊168「司令官、いつも嫁さんからのLINEに時間を取られてるみたいだったから……何とかしてあげたいと思って」
ショタ提督「……!」
ショタ提督(……イムヤちゃん。僕の為にそこまで……)
ショタ提督「……ありがとう。じゃ、早速ダウンロードするね?えっと、ダウンロードページは……」つスマホ スッスッ
伊168「………」
伊168(ただ、私もアプリなんて初めて作ったから……もしかすると、嫁さんのLINEの送る速度と量が凄まじかったりしたら……)
伊168(流石に急ごしらえのアプリだと、返信が追いつかないかもしれない……こればかりは、やってみないと分からないけど……)
反転コンマ判定:アプリの性能は?
01〜49:多少のLINEならすぐに返信出来るが、次第に嫁が送って来るLINEに返信が追いつかなくなっていく
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:ほとんどのLINEを迅速に処理。しかし嫁のLINEが頻繁過ぎるせいで、時折返信しきれないことも
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:どれほど頻繁なLINEでも瞬時に処理。嫁からのお邪魔攻撃を完全シャットアウト!
好感度上昇:大 ×2.0
直下
- 670 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 21:48:45.44 ID:FocYBAxDO
- はい
- 671 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 21:49:36.06 ID:BaQW6LfHO
- ゾロ
- 672 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 21:51:07.18 ID:x9nLcUvo0
- 168追い上げなるか
- 673 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 21:55:40.55 ID:HnyNfh6jo
- 今週やるなぁみんな
- 674 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 21:57:36.07 ID:l2yyqowS0
- しおいを思い出すな
これを機にアプリ開発の天才に…?
- 675 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 22:05:27.63 ID:94G5rUWj0
- 44:アプリ職人伊168
ショタ提督「……じゃあ、お願いします」
伊168「任せて。私がアプリの動作を確認しておくから、司令官は書類をお願い」
ショタ提督「うん。今の内に、残りの書類を終わらせるよ。ようし……!」カキカキ
伊168「………」チラッ
スマホ「」シーン…
伊168(スマホはあえてマナーモードにしておいた。これで司令官はLINE通知を気にすることなく仕事に集中出来る)
伊168(後はアプリがちゃんと返信してくれるかどうかだけど……)
スマホ「」ヴヴヴヴヴ
伊168「……!」
伊168(早速来たわね。どれどれ……おっ、早速来た通知に返信してる)
スマホ「」ヴヴヴヴヴ
伊168(かと思ったら、また嫁さんからの通知が……あ、でもアプリも負けじとすぐに返信してる……)
ショタ提督「……大丈夫?」
伊168「バッチリよ!嫁さんから通知が来たら、すかさずアプリが司令官になり切って返信してくれてるわ!」
ショタ提督「……分かった。なら、もっと書類処理のペースを上げて……!」カキカキカキカキ
伊168「……ふふん♪」
伊168(どうやら、向こうの鬼LINEよりアプリの方が遥かに優秀だったみたいね♪私、アプリ作りの才能あるんじゃないかしら♪)
伊168「………」チラッ
ショタ提督「……!」カキカキ
伊168(……司令官、安心して。これからは、アプリが全部返信してくれるから……あんな奴からのLINEに怯える心配は無いからね?)ニコッ
ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇
直下
- 676 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:06:24.36 ID:CPwqoUa3O
- あ
- 677 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:06:34.80 ID:x9nLcUvo0
- さてどうなる
- 678 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 22:22:41.03 ID:94G5rUWj0
- 6×2.0=12 57.5+12=69.5/100
自宅
嫁「……今日はちゃんと返信してくれたわね」
ショタ提督「う、うん……仕事に余裕があったからね」
嫁「はぁ……いつもこうだったら、私も怒らなくて済むのに」ジトッ
ショタ提督「あはは……」
嫁「この調子で明日からも返信しなさいよ?少しでも遅れたら……」ギロッ
ショタ提督「も、もちろんだよ……」
嫁「ったく……」バタン…
ショタ提督「……ふぅ」
ショタ提督(イムヤちゃんのアプリ、本当に凄いなぁ……後で確認してみたら、あれだけのLINEを完璧に裁いてたから……)
ショタ提督(お陰で嫁ちゃんに怒られずに済んだよ。改めて、イムヤちゃんにはお礼しないと……!)
息子「………」
娘「………」
息子(お父さん、今日はお母さんに怒られなくて良かった……)ホッ
娘(お父さんがお母さんに叩かれてるところを見ると、凄く悲しくなっちゃうから……)ホッ
ショタ提督「……情けないところを見せてごめんね?息子、娘……」
息子「……そんなこと、ないよ」
娘「お父さんは、情けなくなんかないよ……」
ショタ提督「……ありがとう」
ショタ提督(その言葉だけでも、凄く救われる……)
息子「ところで、ずっとスマホ握りしめてどうしたの?」
ショタ提督「え?あ、これ?イムヤちゃんが……」
息子娘「イムヤお姉ちゃん?」
ショタ提督(……いや、ここで話すのはやめておいた方が良いかも。嫁ちゃんにバレると、何を言われるか……)
ショタ提督(って、これじゃ嫁ちゃんにやましいことがあるみたいじゃないか。でも……う〜ん……)
息子「……あっ!もしかして、イムヤお姉ちゃんにメールで愛の告白をされちゃったとか?」
娘「なるほど〜!お父さん、お姉ちゃん達と仲良しだもんね!」
ショタ提督「えっ!?い、いや、違うよ!」アセアセ
息子娘「な〜んだ」
ショタ提督「第一、僕にはお母さんがいるんだよ?冗談でもそういうことは言っちゃダメだからね?」
息子娘「はーい」
ショタ提督「………」
ショタ提督(……愛の告白云々はともかく、確かにイムヤ(69.5/100)ちゃんには……凄く感謝している)
ショタ提督(そして、霧島さん(59/100)も……普段から僕のことを気遣ってくれているみたいで、ありがたいと思ってる)
ショタ提督(だけど……それ以上に、浜波ちゃんと春風(71/100)には……かなりお世話になっている気がする……)
ショタ提督(特に浜波ちゃん(78/100)は、この前の釣りのこともあるし……僕なんかの為に、そこまでしてくれるのは……)
ショタ提督(……本当に、申し訳無いよ。本来なら、僕が浜波ちゃん達のことを労わらないといけない立場なのに……)
息子娘「………」
息子娘(慌てて否定するところが怪しい……お父さん、段々とお姉ちゃん達を好きになってくれてるのかな……?)
――『3ヶ月目』時点では、浜波と春風をやや意識しているようですが、やはり基本的にはヒロイン達にLike以上の感情を抱いてはいないようです
- 679 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:29:43.36 ID:BaQW6LfHO
- イムヤのbotアプリ返信の一文字めを続けて読むと
嫁ちゃんへの皮肉とか仕込まれててほしいw
- 680 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 22:43:06.86 ID:94G5rUWj0
- 4ヶ月目:上旬
嫁「そうなんですか。ウチの夫がご迷惑をおかけして申し訳ございません」ペコリ
大淀「……いえ」
大淀(私達にとって、何より提督にとって1番迷惑なのは、貴女の存在ですけどね……)ジトッ
嫁「ですが貴方。これからも艦娘の皆様の為に、頑張って下さいね?」
ショタ提督「……うん、もちろんだよ」
大淀(私達の前では猫を被っているつもりでしょうけど、既に貴女の本性は分かっているんですよ……?)
大淀(どうせ今日ここに来たのも、提督を監視する為に……!提督は、貴方の奴隷じゃないのに……!)
大潮「………」
朝潮「………」
大潮「……あいつ、気持ち悪いくらい演技してるね」
朝潮「……えぇ。息子君達からの愚痴が無ければ、彼女の本当の性格が分からないほどにね」
大潮「悔しいなぁ……もしあいつが単なる一般人なら、横からでも『今すぐ司令官と離婚しろー!』って言えるんだけど……」
朝潮「………」
朝潮(彼女……嫁さんのご両親は、私達にとっては不幸なことに……海軍でも、かなり偉い立場にいるのよね……)
朝潮(詳しくは分からないけど……かつて36周目提督さんを陥れようとした、コネ提督の両親と同等の地位……)
朝潮(だからこそ、私達は迂闊に彼女を刺激することが出来ない……本当に、悔しくてたまらないけど……)ギリッ
朝潮(それだけじゃない。司令官も、そのことは理解している……そのせいで……)
朝潮「……っ」
朝潮(いや、司令官のことだから……仮に彼女がそのような立場にいなかったとしても、責任を取ろうとするはず……)
朝潮(そう考えると、今の司令官は……彼女からの重圧に、心が押し潰されそうになって……!)
ショタ提督「………」
ショタ提督(本当に、嫁ちゃんは礼儀正しい振る舞いが上手いな……これも両親から学んで……)
ショタ提督(いや、でも……嫁ちゃん自身は、かなり溺愛されて育てられたみたいだし……じゃあ、才能……?)
嫁「……あなた?」
ショタ提督「っ!」ビクッ
嫁「これからも、“私や”艦娘の皆様のことを……頼みますよ?」ニッコリ
ショタ提督「………」コクリ
ショタ提督(……この笑顔はダメだ。下手なことを言うと、後で怒られちゃう……余計なことを考えないようにしないと……)
ショタ提督(幸い、嫁ちゃんは堪忍袋の緒が切れない限りは、艦娘の皆に両親の権力を振りかざすようなことはしない……と思う)
ショタ提督(だけど、僕のせいで皆に迷惑がかかるようなことは……絶対にあっちゃいけない。僕がしっかりしないと……!)
↓1浜波のコンマ 好感度:78/100
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:69.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:71/100
反転コンマが最大の艦娘が行動します
- 681 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:43:59.40 ID:x9nLcUvo0
- さて
- 682 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:44:19.54 ID:FocYBAxDO
- はい
- 683 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:44:55.93 ID:vxjxTB3L0
- あ
- 684 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:47:54.48 ID:Tdb4Yb9B0
- あ
- 685 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 22:58:40.18 ID:94G5rUWj0
- 今回はここまでです。長い時間お付き合いいただきありがとうございました!
少し余裕がありますので、小ネタ安価を取って終了したいと思います。今回は少し長めの内容でも大丈夫です。
ただ、今回はR-18(正確には提督とヒロインの性行為)系の安価は申し訳ありませんが安価下とさせていただきます。R-18G、R-15くらい(その手の描写はカット、あるいは簡略化など)の内容はOKです。
小ネタ安価
↓1〜↓5で反転コンマが最大の安価採用
- 686 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:02:19.21 ID:qlcfjkZuO
- 42週目の138億2000万年の旅
- 687 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:03:18.88 ID:hoR+QJCV0
- >>686
- 688 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:07:50.68 ID:HdKCkTLoO
- R 18が駄目←わかる
R-15ならOK←まあわかる
R-18GもOK←ファッ!?
複数回登場した艦娘達のやり取りとか
特に由良さんとか名取とか凄そう
- 689 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:12:32.47 ID:29b/FV130
- なとりのねとり
31週目
- 690 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:17:07.31 ID:eVk3sDAsO
- 作者が書きたい周のIFBADEND的な
- 691 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:21:21.65 ID:FocYBAxDO
- 全ショタ提督女装選手権(コーディネートは各ヒロインが行う)
- 692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:24:36.92 ID:h4eg+qta0
- 那智さんが憲兵のお世話になる
- 693 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:26:34.19 ID:DfB+hYtTO
- これは>>688か?
>>9で同じ小ネタが指定さてれる時はスルーって書いてあるし
- 694 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:30:32.46 ID:xpkJzhmbO
- そうだな ちゃんとよんでから小ネタ安価しろよ
- 695 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:34:25.46 ID:3O46HUFx0
- たまに沸くアレな人か?
- 696 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:52:36.22 ID:O8PnxhRXO
- 例の末尾0の文盲だろ
>>569で20週提督と35週提督出てるのにわざわざ
>>598で20週提督と35週提督指定してるくらいだしな
今までも本編をまともに読んでないだろと
突っ込みたくなる事いろいろ書いてた気がするが
- 697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 12:24:50.01 ID:u2JLysIZ0
- 乙
- 698 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 23:53:12.93 ID:l1YMnmwf0
- これは、恐妻家ならぬ“凶”妻家ですわ、
- 699 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 23:58:39.23 ID:779XVKNpO
- だから文盲は黙ってろっつってんだろうがゴミクズ
テンプレすら読まない上に句読点すらまともに使えないゲェジが書き込んでんじゃねえぞカス野郎
今まで何度も叩かれて小ネタ安価でも批判されてるのに平然と書き込むとか頭煮えてんじゃねえのか
- 700 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/28(火) 16:50:52.05 ID:Zu1YRlEF0
- 22:00〜23:00頃開始予定です。
>>693の方が指摘して下さったように、今回は>>688を採用させていただきます。
複数回登場のヒロインを調べていたら、合計人数がとんでもないことに……これは想定していた以上に分量が多くなりそうです。
- 701 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/28(火) 22:21:23.79 ID:Zu1YRlEF0
- 始めます。
- 702 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/28(火) 22:23:37.34 ID:Zu1YRlEF0
- 春風「嫁さんのバックにいる両親が厄介なんですよね……」
神風「えぇ。単なる一般人なら、今すぐにでも司令官に『離婚を考えたことは?』と促すことが出来るんだけど……」
春風「ただ、その両親がどんな人かは分かりません。実際にお会いしたことはありませんし……」
神風「高確率で傲慢な人でしょうね……でないと、子供があんな性格になる訳がないもの」
春風「はぁ……」
神風「世の中上手くいかないものね……どうして司令官のような真面目な人が、嫁さんのような人と……」
神風「いや、そうなった経緯は分かってるけど……もう少し、マシな人だったら……」
春風「………」
春風(司令官様は、そのことに責任を感じ続けて……今でも、我慢に我慢を重ねて……)
春風(それどころか、息子君や娘ちゃんも……嫁さんのヒステリックな振る舞いで、辛い思いをして……)
春風「……っ」ギリッ
ショタ提督は……
直下
- 703 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/28(火) 22:24:20.75 ID:ieGhsPUMo
- 指輪を見ながら物思い
- 704 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/28(火) 22:39:40.30 ID:Zu1YRlEF0
- ショタ提督「………」
春風「……?」
春風(お仕事は終えているようですが……手を眺めているように見えますね。まさか、お仕事のし過ぎで腱鞘炎に……?)
ショタ提督「……はぁ」
春風「……!」
春風(いえ、違います。あれは……指輪を眺めて……)
ショタ提督「………」
ショタ提督(あの出来事が起こってから、僕は責任を取る為に結婚した。当然、指輪も……お互いに付けたんだ)
ショタ提督(僕と嫁ちゃんの、結婚指輪……今も薬指にはめられている……あの時、嫁ちゃんは笑顔を浮かべていた)
ショタ提督(少なくとも、僕にはそう見えたんだ。だから……少しだけ、救われた気がした。あんな出来事の後だったから……)
春風「………」
春風(私達からすれば、見るのも嫌な代物ですが……やはり司令官様にとっては、大事な物なのでしょうか……)
ショタ提督「………」
ショタ提督(この指輪は、ある意味……僕の決意とも言えるかもしれない。この指輪を見れば……)
ショタ提督(自分がしでかしたことを、鮮明に思い出す。僕が責任を取らなければならない事実を……思い出させられる)
ショタ提督「……っ」
春風「……!」
ショタ提督(例え、それが僕にとって辛い……いや、そんなことを考える資格すら無い……)
ショタ提督(この指輪がある限り、僕は……嫁ちゃんを愛さないといけない。何があっても……)
春風「………」
春風(司令官様、今……明らかに、辛そうな表情を……意識してのことか、無意識かは分かりませんが……)
春風「……っ」
春風(私にとって、あの指輪は……司令官様を、あの方から逃れられないようにする……呪いとしか、思えません……!)
春風の行動
直下
- 705 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/28(火) 22:52:50.15 ID:HoEch9RQO
- 忌まわしき指輪を壊しちゃえ
- 706 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/28(火) 23:00:14.21 ID:Vl9KZpmuO
- 信頼度下がりそうな安価きたな
それとも飛躍してる内容扱いで安価下か?
- 707 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/28(火) 23:09:52.49 ID:jhMU5HkJ0
- 一応
草花で使った手作りの指輪をプレゼントする
- 708 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/28(火) 23:28:50.73 ID:Zu1YRlEF0
- ※指輪を壊すのは流石にやり過ぎということで、今回は安価下とさせていただきます。
春風「………」
春風(出来ることなら『そのような指輪は今すぐ外すべきです!』と言いたいですが……)
春風(流石に、第三者の私達がそのようなことを言うのは……恐らく、司令官様をより締め付けてしまうことに……)
春風「………」スタスタ…
春風(ですが、せめて……その辛さを、少しでも和らげて差し上げる為に……!あの指輪に対抗出来そうな物を……!)
ショタ提督「………」
ショタ提督(あの日から1度も、この指輪を外したことは無い……万が一、外そうとしようものなら……)
ショタ提督(嫁ちゃんが、どれほどの怒りを爆発させるかは……想像に難くない)
ショタ提督(だからこそ、この指輪をずっと付けているしかない。そう、僕があの時しでかしてしまった『失敗』が……事実として残るように……)
春風「……司令官様」
ショタ提督「……春風ちゃん?」
春風「その指輪……今も付けていらっしゃるんですね」
ショタ提督「……うん。僕と嫁ちゃんを繋ぐ物だから」
春風「……っ」
春風(司令官様……それは『繋ぐ』とは言いません。『束縛』と言うんです……)
春風「……それで、あの……実は、これを……」スッ
ショタ提督「……?花と草で綺麗に作られた輪っかだけど……」
春風「……春風お手製の指輪です」
ショタ提督「……っ!?」
春風「深い意味は無いのですが……司令官様と私達は、もう8年のお付き合いになりますよね?」
ショタ提督「……うん」
春風「ですから、その記念にと考えまして……是非とも、司令官様に付けていただきたいなぁ、と……」
春風(……何だか、逆プロポーズをしているような気が……いえ!これはあくまでも、司令官様の辛い気持ちを……)
春風(あの方に締め付けられてる心を、少しでも癒す為……!決してそのような下心は……!)フルフル
ショタ提督「……それで、指輪を?」
春風「はい……すみません。お引きになりましたか?」
ショタ提督「いや、そんなことは……」
春風「………」
春風(……や、やはり、指輪に対抗して指輪は不味かったでしょうか?もっと無難な物をお作りした方が……うぅ……)
反転コンマ判定:提督の反応は?
01〜49:嫁に申し訳無いので丁重にお断りする
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:指には付けられないが、大切に取っておく
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:流石に家の中では付けられないので、鎮守府にいる時だけ付ける
好感度上昇:大 ×2.0
直下
- 709 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/28(火) 23:30:59.55 ID:6lEcsi1DO
- はい
- 710 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/28(火) 23:45:24.54 ID:Zu1YRlEF0
- 55:告白やプロポーズじゃないからセーフ!
ショタ提督「………」
ショタ提督(本当は、嫁ちゃんの為にも……断った方が良いのかもしれない。けど……)
春風「………」ドキドキ
ショタ提督「………」
ショタ提督(実際、春風ちゃんの言う通り、僕と皆は今年で8年間の付き合い……)
ショタ提督(そのことを、特に意識したことは無かったけど……言われてみれば、何か記念となる物があってもおかしくないかもしれない)
ショタ提督(春風ちゃんは、きっとそう考えて……手と和服を汚しながらも、僕の為に……お手製の指輪を作ってくれた)
ショタ提督(だとしたら……その思いを、無下にすることは出来ない。鎮守府の提督として、その考えを尊重しないと……!)
ショタ提督「……ありがとう、春風ちゃん」スッ…
春風「あ……」
春風(指輪を、受け取って……)
ショタ提督「凄く……嬉しいよ。流石に家の中では付けられないけど……鎮守府の中で付けるなら、大丈夫だと思う」
春風「で、では……!」
ショタ提督「……ありがたく、付けさせてもらうね?」ニコッ
春風「……ありがとうございますっ!」パァッ
春風(良かった、受け取ってもらえて……!引かれるかと思いましたけど、そんな心配は杞憂でした……!)
ショタ提督「よっと……どうかな?」スッ…
春風「凄くお似合いです!」
春風(右手の薬指に……いつか、この指輪が左手の薬指にはめていただける日が来るのでしょうか……)
春風(あの方の束縛から解放されて、司令官様が自由になった時に……)
ショタ提督「……♪」
ショタ提督(……少し、くすぐったい感じがするけど……春風ちゃんお手製の指輪、か……何だか、温かい気持ちになってくる……)ギュッ
ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇
直下
- 711 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/28(火) 23:46:36.02 ID:jhMU5HkJ0
- ん
- 712 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/28(火) 23:56:22.84 ID:Zu1YRlEF0
- 2×2.0=4 71+4=75/100
息子「あれ?お父さん、右手に何付けてるの?」
ショタ提督「あ、これはね……春風ちゃんが記念にくれたんだ」
娘「記念?」
春風「はい。司令官様と私達は、もう8年のお付き合いになりますし……何か記念の品をお贈りしようかと思いまして」ニコッ
娘「それでお花の指輪を……」
息子「お父さん、モテモテだね〜」ニヤニヤ
ショタ提督「コラコラ、そういうことじゃないよ」
春風「ふふっ……はい。あくまでも記念品ですから」
息子「………」
娘「………」
息子(だけど……普通、記念品に指輪を渡すかな?)ヒソヒソ
娘(分からないけど、春風お姉ちゃんは『お父さんが好き!』って感じには見えないよ……)
息子(そうなんだよね……じゃあ、やっぱり……本当に記念かな……?)
娘(でも、良い感じかも!これならお父さんも、お姉ちゃんのことが好きになっちゃったりして!)
ショタ提督「………」
ショタ提督(だけど、嫁ちゃんにバレたら……いや、決してやましい物じゃないけど、絶対に怒るよね……)
ショタ提督(後で息子と娘には、嫁ちゃんには内緒にしていてもらうように頼んだ方が良いかな……う〜ん……)
春風「………」
春風(これで少しでも、司令官様の心の負担が軽くなれば良いのですが……司令官様。貴方は1人ではありません)
春風(その右手の指輪のように、私達がいつも傍にいます。そして、全員で貴方を支えますから……!)
- 713 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 00:10:01.45 ID:eJc213De0
- 4ヶ月目:中旬
とあるパラレルワールド
30周目提督「………」シュパッ
30周目提督(パラレルワールドの可能性は無限大。それだけじゃなく、47周目提督さん達が住んでいる世界も……一種のパラレルワールド)
30周目提督(だからこそ、色々なパラレルワールドを覗いていると……こんな世界に辿り着くことがある)
30周目提督「………」チラッ
息子(平行世界)「わ〜い!」タタタッ
娘(平行世界)「お兄ちゃ〜ん!待って〜!」タタタッ
ショタ提督(平行世界)「あははっ、相変わらず2人は元気の塊だね」ニコッ
嫁(平行世界)「えぇ。貴方と私、どっちに似たのかしらね」クスッ
ショタ提督「……こんな穏やかな日常こそが、幸せっていうのかな」
嫁「うん、きっとね。私は貴方と出会えたことこそが、1番の幸せだと思ってるけど」ギュッ
ショタ提督「嫁ちゃん……僕も同感だよ。嫁ちゃんと出会えなかったら、こんな幸せを感じることは出来なかったと思うから」
嫁「……♪」スリスリ
ショタ提督「………」ナデナデ
30周目提督「………」
30周目提督(47周目提督さんと嫁さんが、仲良く暮らしている世界……僕が知る47周目提督さん達が住んでいる世界とは、違う歴史を歩んだ世界……)
30周目提督「……っ」ズキッ
30周目提督(だからこそ……元の世界よりも、幸福な未来を進んでいる世界だって……沢山ある)
30周目提督(元の世界が、辛い現実だと実感してしまうほど……幸せな、世界が……)
息子「あ〜!お父さんとお母さん、またイチャイチャしてる〜!」
ショタ提督「うっ!?///」
嫁「ふぇっ!?///」
娘「熱々だね〜!私達が赤ちゃんの時から変わってないんだから〜!」
ショタ提督「……あ、あはは///」
嫁「も、もうっ……えへへ///」
30周目提督「………」
30周目提督(この世界のことは、47周目提督さんに……話さない方が良いかもしれない)
30周目提督(もちろん、元の世界よりも悲惨な世界だって……数えきれないくらい存在するけど……)
30周目提督(言い換えれば、元の世界よりも幸福な世界も……星の数よりある、ということだから……)
↓1浜波のコンマ 好感度:78/100
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:69.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:75/100
反転コンマが最大の艦娘が行動します
- 714 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 00:10:42.00 ID:onczEKB1o
- はい
- 715 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 00:11:18.40 ID:VE9rhric0
- ここで00はある意味勿体ない
- 716 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 00:11:40.97 ID:RolepaKDO
- はい
- 717 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 00:12:06.66 ID:SR+aXmUxO
- あ
- 718 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 00:19:53.76 ID:eJc213De0
- 長波「パラレルワールド、かぁ」
浜波「……?」
長波「いやほら、30周目提督って色々なパラレルワールドに行けるだろ?」
浜波「……うん」
長波「だったら、嫁さんをどっかの世界の嫁さんと取り替えてくんね〜かなと思ってさ」
浜波「………」
長波「でも、そう上手くはいかないんだよな。だって、そんなことしたら……こっちの提督は幸せになれるかもしれないけど……」
浜波「……別世界の司令が、不幸に……?」
長波「そういうこと。かと言って提督を飛ばすのは論外だ。あたし達だって、見た目が同じだけの別人と付き合っていくのは辛い」
長波「あたし達が知っている提督は、この世界の提督だからな……例えほとんど同じ存在でも、やっぱり違う」
浜波「………」
浜波(でも、それ以前に……司令なら、それを提案されても……拒否、しそう……)
浜波(あんな人でも、司令は……心をすり減らしながらも、尽くそうとしてるから……)
ショタ提督は……
直下
- 719 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 00:22:52.11 ID:RolepaKDO
- うたた寝中
嫁とラブラブになっている幸せな、ある意味では悪夢な夢を見ている
- 720 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 00:24:19.58 ID:yRsekm2P0
- 演習見てたが立ちくらみして気絶
- 721 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 00:34:59.19 ID:eJc213De0
- ショタ提督「……んぅ」
浜波「………」
浜波(司令、机に突っ伏してる……やっぱり、疲れてたのかな……)
ショタ提督「んんっ……」
浜波「………」チラッ
浜波(でも、仕事がほとんど終わってる……また、無理して……)
ショタ提督「っはぁ……」
浜波「………」
浜波(それに、何だか熟睡出来てないみたい……もしかして、悪夢に魘されて……?)
ショタ提督「ぅ……」
――
嫁『ほ〜ら!腕によりをかけて作ったんだから!』
不味そうな食事『しかも真っ黒焦げ』ズラーッ
ショタ提督『え、えっと……これは……』
嫁『普段頑張ってくれてるでしょ?だからこそ!こうしてアンタを支えようと思って♪』
ショタ提督『………』
ショタ提督(ど、どう見ても……食べられそうには……)
嫁『ねぇねぇ!食べさせてあげるから、あーんして?』スッ…
ショタ提督『う、うん……あ、あ〜ん』
嫁『はぁい、召し上がれ〜♪』
ショタ提督『……うぐっ!?』
ショタ提督(お、思った以上に不味……いやいや!折角嫁ちゃんが作ってくれたんだ!何とか完食しないと……)
嫁『お代わりなら沢山あるわよ?いっぱい食べてよね♪ほら、あーん!』
ショタ提督『あ〜ん……う、うえぇ……』
ショタ提督(け、結婚当初と同じくらい……ゆ、油断すると吐いちゃう……っ!)プルプル
――
ショタ提督「はぁ、ぁ……っ!」ピクピク
浜波「………」
浜波(……うん。どう見ても魘されてる……きっと、夢の中でも、嫁さんに酷い目に遭わされて……)
浜波(起こしてあげた方が、良いよね……?それとも、別の方法で……司令をリラックスさせて……)
ショタ提督「ぅ……ぁっ……」ピクピク
浜波の行動
直下
- 722 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 00:38:04.26 ID:wbbF7mPPO
- 起こす
- 723 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 00:38:57.98 ID:eJc213De0
- 今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
- 724 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 00:56:19.05 ID:RLpB7i4po
- おつです
ゾロよく出るな今回…よく出てない?
- 725 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 01:02:16.39 ID:G3+5kYSHO
- >>717で獣の数字出てたしな
- 726 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 01:10:23.07 ID:Hck+nZMwO
- おつ
- 727 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 05:14:58.78 ID:yvzNFhsA0
- 今回行動結果の倍率判定が高めな反面
上昇判定がおとなしめなんだよね
- 728 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 16:55:14.87 ID:eJc213De0
- 22:00〜23:00頃開始予定です。
- 729 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 22:03:57.65 ID:eJc213De0
- 始めます。
- 730 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 22:05:57.63 ID:eJc213De0
- 浜波「………」
浜波(……うん。やっぱり、魘されてるなら……起こした方が良い、よね……よしっ……!)
ショタ提督「はぁっ……!」プルプル
浜波「……司令?」カチャ…
ショタ提督「うぅ……!」プルプル
浜波「………」
浜波(私がドアを開けて入っても、気づかないなんて……よっぽど、魘されて……)
浜波「………」スタスタ
ショタ提督「ぁ、ぐっ……!」ピクピク
浜波「……司令、大丈夫?」
ショタ提督「……っ」ピクピク
浜波(まだ起きない……ちょっと強引になるけど、体を揺すって……)
浜波「……起きて、司令」ユサユサ
ショタ提督「……!」ピクピク
浜波「大丈夫……?」ユサユサ
ショタ提督「………」
浜波「これは夢、だから……!」ユサユサ
ショタ提督「………」
浜波「………」ユサユサ
浜波(夢の中にまで現れて、司令を苦しめるなんて……嫁さん、貴女は……っ!)
反転コンマ判定:提督の反応は?
01〜49:飛び起きて浜波と頭をぶつけてしまう
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:何とか目を覚ます
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:実は少し前から……
好感度上昇:大 ×2.0
直下
- 731 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:06:41.02 ID:RolepaKDO
- はい
- 732 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 22:18:31.39 ID:eJc213De0
- 02→20:一歩間違えば精神が入れ替わってた……かも?
ショタ提督「……っ!?」ガバッ
浜波(あっ、起き――)
ガツンッ!
ショタ提督「うぐっ!?」
浜波「うあっ!?」
ショタ提督(いっつぅ……!な、何かに頭をぶつけ……)ズキズキ
浜波「……っ」プルプル
浜波(し、司令が、急に起きたから……頭が、思いっきり……!)ズキズキ
ショタ提督「……?」チラッ
ショタ提督(……あ、あれ?浜波ちゃん……ハッ!まさか、僕が頭をぶつけたのって……!)
ショタ提督「ご、ごめんなさいっ!その、目の前に浜波ちゃんがいるとは思わなくて……!」
浜波「う、ううん……大丈夫……うぅ……!」プルプル
ショタ提督「……でも、どうしてここに?」
浜波「……司令、魘されてたから……起こそうと思って……」
ショタ提督「あ……」
ショタ提督(そうか……僕はいつの間にか、またうたた寝しちゃって……それで……)
ショタ提督「……ありがとう、浜波ちゃん。頭をぶつけたことは、本当にごめんなさい。でも……お陰で、目が覚めたよ」
浜波「それなら良かった……うっ」ズキッ
ショタ提督「あ、だ、大丈夫……っく!」ズキッ
ショタ提督浜波(あ、頭が……まだズキズキする……)ズキズキ
ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇
直下
- 733 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:19:21.43 ID:RkGeOHcw0
- あ
- 734 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 22:32:40.29 ID:eJc213De0
- 3×1.0=3 78+3=81/100
浜波「……やっと、痛みが引いた」
ショタ提督「……僕も」
浜波「……ごめんなさい。もっと、優しく起こせば……」
ショタ提督「そんな!さっきのは明らかに僕が……」
浜波「ううん。だって……辛い夢を見てたんだよね?」
ショタ提督「……!」
浜波「どんな夢かは、聞かないけど……辛そうだった、から……」
ショタ提督「………」
浜波「だから、早く起こしてあげようと思って……それで……」
ショタ提督「………」
ショタ提督(浜波ちゃん……仕事を疎かに居眠りしてしまった僕が悪いのに、そこまで考えてくれて……)
ショタ提督(本当に、申し訳ないよ……それと同時に、自分の不甲斐無さが嫌になる……!)ギリッ
ショタ提督「……浜波ちゃん」
浜波「……?」
ショタ提督「どうして……そこまで、僕のことを気にかけてくれるの……?」
浜波「……!」
ショタ提督「だって、魘されていたとはいえ……結局は、仕事中なのに居眠りした僕に非が……」
浜波「……心配、だったから」
ショタ提督「……!」
浜波「司令……最近、いや、ずっと前から……辛そうだったから……それで、少しでも……司令に、元気になってもらいたくて……」
浜波(息子君や娘ちゃんに相談されたこともあるけど……それ以上に、司令が辛そうで……見ていられなかったから……)
ショタ提督「………」
ショタ提督(浜波ちゃん……そうか。ストレスが、顔に出ていて……でも、浜波ちゃんは……僕を元気づけようとしてくれて……)
ショタ提督(今回のことだけじゃない。今までも、浜波ちゃんは……僕のことを心配してくれて……)
ショタ提督「………」
――提督が以前より浜波を意識するようになっています。
- 735 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 22:49:05.39 ID:eJc213De0
- 4ヶ月目:下旬
3周目鎮守府
16周目提督「……どうだった?」
3周目提督「はい。明石さんと夕張さんに用意してもらった○×占いによると、47周目提督さんは――」
※ ○×占い:どんな質問にも○か×で明確に答えを出してくれる。的中率は100%。
27周目提督「……なるほど。それなら堂々と調査出来るな」
3周目提督「問題は方法ですね。どうやって調査しますか?」
16周目提督「僕が持ってる道具を使っても良いけど……」
27周目提督「千里眼やアカシックレコードに接続して調べるという手もあるが、これは“事実の確認”だけじゃダメだ。明確な“証拠”が必要だからな……」
16周目提督「うん。となると、やっぱり――」
3周目提督「……そう、ですね。それが1番だと思います」
27周目提督「人のプライベートを覗き見るのは良くないことだと分かっていても、こればかりはな……」
3周目提督「47周目提督さんへの報告は?」
16周目提督「まだやめておいた方が良いと思う。いくら○×占いが答えを出してくれたとはいえ、完全な証拠を用意出来るまでは……」
27周目提督「あぁ。よし、ここは俺達の力を組み合わせてやろう。“誰か1人”じゃなく、“複数人が事実を知っている”ことも重要だ」
3周目提督「……はい」
16周目提督「じゃあ、役割分担だけど――」
↓1浜波のコンマ 好感度:81/100
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:69.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:75/100
反転コンマが最大の艦娘が行動します
- 736 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:51:16.96 ID:onczEKB1o
- へい
- 737 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:51:45.41 ID:RkGeOHcw0
- あ
- 738 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:51:46.32 ID:GuET4CfOO
- あ
- 739 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:52:14.25 ID:RolepaKDO
- はい
- 740 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:52:15.22 ID:IZfYiIJiO
- そい
- 741 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:53:51.01 ID:pxrx3Q6qO
- 浜波ちゃん差しにかかってる?
- 742 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 23:02:34.95 ID:RLpB7i4po
- 流石に失恋経験者は違うぜ(別人)
- 743 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 23:05:03.70 ID:eJc213De0
- 沖波「浜波姉さん、頭の痛み……もう大丈夫ですか?」
浜波「……うん、何とか」
沖波「良かった……いくら私達が艦娘とはいえ、頭へのダメージは危険ですから……」
浜波「……本当に痛いのは、司令」
沖波「え、司令官もまだ痛がってるんですか!?それって重病なんじゃ……!?」
浜波「……心の痛み」
沖波「あ……」
浜波「……嫁さんからの束縛を、何とかしない限り……司令は、ずっと……」
沖波「……っ」ギュッ
浜波「………」
浜波(司令は、夢にも嫁さんが出て暴れるほど追い詰められてる……何とか、しなくちゃ……!)
ショタ提督は……
直下
- 744 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 23:09:29.00 ID:RLpB7i4po
- 電話出ながらペコペコ謝ってる
- 745 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 23:09:42.92 ID:pxrx3Q6qO
- 演習先の鎮守府で顔色悪いことを指摘される
- 746 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 23:24:19.78 ID:eJc213De0
- ショタ提督「この度は本当に申し訳ございません!」つ電話 ペコペコ
浜波「………」
浜波(司令、電話しながら謝ってる……これだけで、もう嫌な予感が……)
『まさか君が報告書類を忘れるとは珍しいな……念の為に確認して良かったよ』
ショタ提督「はい……」
『私個人としては、君を責めるつもりは無いのだが……本部に提出する書類である以上、期限が遅れたことに対するペナルティは避けられないんだ』
ショタ提督「はい、それは分かっています……」
浜波「………」
浜波(電話の内容は分からないけど……司令が何か失敗して、大本営に怒られてるのかな……)
『次回の資材補充は少々減らさざるを得ない。尤も、君の鎮守府はそこそこ優秀だから、大した痛手にはならないだろう』
ショタ提督「いえ、そんな……寛大な処置、感謝します」
『いやいや。ただ、流石にこのようなミスが何度も続くようなら……流石にこちらとしてもフォロー出来なくなってくる。それは理解しておいてほしい』
ショタ提督「はい。申し訳ございません……!」ペコペコ
『では、一刻も早く書類を提出するように』
ショタ提督「分かりました……」ガチャッ
ショタ提督「はぁ……よりによって、あの書類を提出し忘れるなんて……」
ショタ提督(普段の僕なら、絶対にしなかったであろうミス……どうして……)
ショタ提督「……っ」グッ…
ショタ提督(いや、そんなの……僕がしっかりしていなかっただけじゃないか……!)
ショタ提督(言い訳なんて、出来るはずが無い……僕のせいで、皆に迷惑が……)
ショタ提督「……ごめんね、嫁ちゃん、皆……僕がこんなことじゃ、いけないのに……ごめんね……!」
浜波「………」
浜波(司令、また、追い詰められて……確かに、傍から見れば……これは司令の失敗、かもしれないけど……)
浜波(本当は、違う……嫁さんが、司令を苦しめるせいで……!そのストレスで、司令は……!)
浜波の行動
直下
- 747 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 23:35:51.37 ID:epUtpz+u0
- 一緒に書類を提出しにいく
- 748 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 23:56:33.46 ID:eJc213De0
- ショタ提督「……っ!」カキカキカキ
ショタ提督(書類自体は、時間がかかるものじゃない……!だから、急げばすぐに……!)カキカキカキ
浜波「………」
浜波(司令……やっぱり、自分を責めて……)
ショタ提督「……出来た!後は封筒に入れて……これでよし!郵送している場合じゃない!直接届けないと……!」ガチャ
浜波「きゃっ!?」ビクッ
ショタ提督「っ!?え、は、浜波ちゃん?」
浜波「う、あぅ……」オロオロ
浜波(ど、どうしよう……まさか、司令がすぐに書類を終わらせて……部屋から出てくるなんて……)
浜波(これじゃ、私……部屋を覗き見してたみたいに……いや、みたいじゃなくて、実際に覗き見……うぅ、何て言えば……)
ショタ提督「……あはは、見られちゃってたんだね」
浜波「……え?」
ショタ提督「ごめんなさい。何か用があって来てくれたんだよね?それなのに、こんな情けない所を見せちゃって……」
浜波「あ……」
ショタ提督「うっかり大切な書類を提出し忘れていたせいで、大本営の人から怒られちゃって……提督である僕が、こんなことじゃいけないのに……」
浜波「………」
ショタ提督「しかも、そのせいで毎月追加される資材が、来月分だけが減少しちゃって……本当にごめんなさい……!」
浜波「……ううん。少なくとも、私は……気にしないよ」
ショタ提督「……!」
浜波「むしろ司令は……頑張り過ぎ。本当は、もっと休んでも良いのに……これくらいのミスで済んだことの方が、驚いたかも……」
ショタ提督「………」
浜波「だから、減少分は……私達が遠征で補えば良いから……司令は、あまり思い詰めないで……?」
ショタ提督「……浜波ちゃん」
ショタ提督(……部下にこんなことを言わせてしまうようじゃ、提督として失格だ。本当に、僕という奴は……!)
浜波「……ほら。書類……出しに、行こう……?」
ショタ提督「……え?いや、大丈夫だよ。1人で……」
浜波「だって、今の司令……凄く顔色悪いから……書類、落としちゃったり……しない?」
浜波(というのは建前……本当は、落ち込んでる司令を慰める為にも……傍についててあげたいから、だけど……)
ショタ提督「う……」
ショタ提督(確かに、浜波ちゃんの言う通りかもしれない……実際、書類を提出し忘れたから……浜波ちゃんが心配するのも、無理はないよ……)
ショタ提督「……申し訳無いけど、一緒に……来てくれないかな?」
浜波「……うんっ」
浜波(もしかしたら、駐屯地で憲兵に怒られるかもしれない……でも、その時は……私が、何とかしなきゃ……)
反転コンマ判定:この後どうなる?
01〜49:むしろ憲兵からも心配された
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:何事も無く書類を渡して終わり
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:少し受付から叱責される。すかさず浜波が慰めて……
好感度上昇:大 ×2.0
直下
- 749 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 23:57:03.83 ID:epUtpz+u0
- あ
- 750 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 23:57:30.66 ID:RolepaKDO
- はい
- 751 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 00:02:34.47 ID:PEeOxpsQ0
- ゾロ目惜しかった
- 752 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 00:10:19.60 ID:LVUOkooo0
- 83→38:憲兵さん優しい
駐屯地
ショタ提督(ふぅ……何事も無く辿り着けた。今は自分自身が信用出来ないから……)スタスタ
浜波「………」スタスタ
浜波(ここまでは良いんだけど……問題は、この後……書類を渡す時に、怒られないと良いけど……)
ショタ提督「あの、47周目鎮守府の47周目提督です。この度は、書類の提出期限が過ぎてしまい申し訳ございませんでした!」つ書類 スッ
憲兵「おや、貴方は47周目提督さん……はい、確かに受理しました。にしても……」
ショタ提督「……っ」ビクッ
浜波「………」
浜波(うっ……司令、やっぱり……怒られちゃうのかな……)
憲兵「……大丈夫ですか?顔色が悪いですよ?」
ショタ提督「……え?」
浜波「……!」
憲兵「あまりこういうことを話題に出すのは良くないのですが……やはり奥様からのストレスですか?」
浜波(えっ、まさか憲兵まで……嫁さんの横暴さを、知ってるの……!?)
ショタ提督「い、いえ!そんなことは……!」アセアセ
憲兵「おや、そうでしたか。何せ、あの方の娘さんが奥様となれば、色々と重圧を感じているのかと思いまして……」
浜波「………」
浜波(何だ、両親の方だったんだ……そう、だよね……あの人、周りに隠すのは上手いもん……)
浜波(でも、私は……もう、あの人の本性を見ちゃってるけど……)
憲兵「とにかく、提督や憲兵に限らず、体が資本ですからね。無理はなさらないようにして下さい」
ショタ提督「……ありがとうございます。そちらも、お体に気を付けて……」ペコッ
浜波「………」
浜波(とりあえず、司令が怒られなくて良かった……それだけでも、安心……)ホッ
ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇
直下
- 753 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 00:11:27.87 ID:PEeOxpsQ0
- えい
- 754 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 00:17:08.78 ID:LVUOkooo0
- 霧島「………」
霧島(私、未だに59から数値が動いていないのですが……おかしい、こんなはずでは……!)
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
小ネタの複数回登場ヒロインの多さに少し苦戦しています。1グループ1レスとしても、軽く30レスは超えてしまう計算に……
まだ時間がかかると思いますが、近日中には投下予定です。もうしばらくお待ちいただけると幸いです。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
- 755 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 00:47:51.95 ID:k2SYOfQUo
- おつおつ
ご無理はなさらぬよう
- 756 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 00:51:56.99 ID:ojh5j+xDO
- 乙
- 757 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 06:11:17.03 ID:fno4kClTO
- 乙
最近更新多くて嬉しい
このペースなら今年中に50週目までいけるか?
- 758 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 19:31:32.96 ID:LVUOkooo0
- 22:30〜23:30頃開始予定です。ただ、もしかすると今回は少し早めに切り上げるかもしれません。
- 759 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 22:41:37.77 ID:LVUOkooo0
- 始めます。まずはリザルトからです。
- 760 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 22:43:15.05 ID:LVUOkooo0
- 7×1.0=7 81+7=88/100
自宅
ショタ提督「はぁ……」
息子「………」
娘「………」
息子(お父さん、すっごく落ち込んでる……)ヒソヒソ
娘(今日は珍しくお母さんに怒られてないから、鎮守府で何かあったのかな……?)ヒソヒソ
ショタ提督「………」
ショタ提督(僕のせいで、皆に……浜波ちゃん達に、迷惑をかけてしまうことになるなんて……“提督”がそんなことじゃ、ダメなのに……)
ショタ提督(本来、浜波ちゃん達は余分に頑張る必要は無かったんだ。それを、僕の失敗のせいで……)
息子「……お父さん、大丈夫?」
ショタ提督「え……?」
娘「家に帰って来てから、その……頭を抱えてるから……」
ショタ提督「あ……」
ショタ提督(そう、だよ……公私混同してはいけないんじゃなかったのか、僕……)
ショタ提督(家にまで、仕事のことを持ち出して……2人に心配をかけるようじゃ、親として……!)
ショタ提督「……大丈夫。ちょっと、疲れただけだから」ニコ…
息子「………」
娘「………」
ショタ提督(子供に情けない姿を見せる訳には……部下だけでなく、家族にまで迷惑をかけるのはいけない……!)
ショタ提督(……こんな僕のことでも、イムヤちゃん(69.5/100)や霧島さん(59/100)は……提督として扱ってくれる)
ショタ提督(それだけじゃない。春風ちゃん(75/100)だって……記念として、指輪を作ってくれた。そして……)
ショタ提督「……浜波ちゃん」ポツリ…
息子娘「……!」
ショタ提督(浜波ちゃん(88/100)は……失敗した僕を責めず、励ましてくれた……)
ショタ提督(いや、それどころか……僕の失敗をフォローするとまで、言ってくれた……!)
ショタ提督(こんな自分が情けなくて、たまらない……でも、それ以上に……)
ショタ提督「……っ」グッ…
ショタ提督(浜波ちゃんの優しさに……僕は、温もりを感じてしまっている。そんなことじゃ、ダメなのに……)
ショタ提督(嫁ちゃんがいることはもちろんだけど、何よりも……浜波ちゃん達に、そこまで気を遣わせてしまったことが……っ!)
息子「………」
娘「………」
息子(……もうすぐ、かな)ボソッ
娘(うん。でも、浜波お姉ちゃんが……お父さんのことを、どう思ってるかも……)ボソッ
――『4ヶ月目』時点では、浜波にかなりの信頼を置いており、もう少しで彼の心に火が灯ることでしょう。
- 761 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 22:47:11.57 ID:LVUOkooo0
- 5ヶ月目:上旬
自宅
嫁「……何よこれ」
ショタ提督「いや、いつもお世話になってるから……」つショートケーキ スッ
嫁「いらないわ。子供に食べさせてやったら?」
ショタ提督「あ……」
ショタ提督(嫁ちゃん、自分のことより……息子と娘のことを優先して……)
嫁「だって私、この前買い物帰りに喫茶店で食べたもの」
ショタ提督「……!」
嫁「アンタねぇ、私と結婚して何年も経つのに、未だに私の生活サイクルすら把握出来てない訳?」ジロッ
ショタ提督「そ、そんなこと言われても……」
嫁「言い訳するな!大体、普通に考えたら私が店でそれなりの頻度でケーキを食べてることくらい分かるものじゃないの!?」
ショタ提督「………」
嫁「こんなことで私を労わった気になってるの!?だったら掃除も洗濯も子育ても全部アンタがやりなさいよ!」
嫁「こんな食べ飽きた物で私を釣ろうだなんて馬鹿じゃないの!?お陰でこうして怒る羽目になって余計に疲れたじゃない!!」
ショタ提督「……ごめんなさい」
嫁「全く……本ッ当に使えない旦那ね!!こんなんじゃ子供の将来も真っ暗だわ!!」バタンッ
ショタ提督「……っ」ジワッ
ショタ提督(僕は、そんなつもりじゃ……嫁ちゃんに、喜んでもらおうと……)ウルウル
ショタ提督「………」
ショタ提督(……浜波ちゃんなら、きっと……喜んでく――)
ショタ提督「――っ!」フルフル
ショタ提督(ぼ、僕は今……何を考えて……!嫁ちゃんがいるのに、こんな……!)ガクガク
ショタ提督「………」
ショタ提督(だけど……実際、嫁ちゃんより……浜波ちゃんの方が、優しくて……いつも、気にかけてくれて……)
ショタ提督「……!」フルフル
ショタ提督(いや、だから……そんなことを考えちゃダメ……!しっかりしろ、僕……!)
息子「………」
娘「………」
息子(お母さん……本当に……!)プルプル
娘(最低、だよ……!お父さんの気持ちを、考えもせずに……!)プルプル
↓1浜波のコンマ 好感度:88/100
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:69.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:75/100
反転コンマが最大の艦娘が行動します
- 762 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:48:11.39 ID:UPaQ8hh90
- あ
- 763 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:49:12.21 ID:ojh5j+xDO
- はい
- 764 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:51:43.11 ID:ENiChZMno
- やむい
- 765 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:51:53.01 ID:/jK5vcZKO
- あ
- 766 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:52:32.58 ID:poJ3AwJ+O
- 浜波ガチすぎる
- 767 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:54:09.35 ID:zuYH09gEO
- これでまた失恋したら笑う
- 768 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:02:07.45 ID:BMc9f2cqO
- 春風ちゃん捲くれ捲くれ!
- 769 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 23:04:38.09 ID:LVUOkooo0
- 浜波「司令、大丈夫かな……また、1人で抱え込んでないかな……」ブツブツ
高波「………」
浜波「この前だって、日頃の疲れでミスを……それどころか、顔にあざがついてる時だってあるし……」ブツブツ
高波「………」
高波(浜波ちゃん……最近、ずっと司令官のことばかり考えてる……)
浜波「だとしたら、救急箱は手元に置いておいて……司令の、日々の仕事も出来る限り把握しておいて……」ブツブツ
高波「……浜波ちゃん」
浜波「……何?高波姉さん」
高波「やっぱり、司令官のこと……心配?」
浜波「うん。だって、司令は……目を離すと、何でも自分だけで背負い込もうとするから……」
浜波「だから、私の方から……声をかけてあげないと……」
高波「………」
高波(……これって、もしかして……いや、でも……司令官、奥さんがいるし……)
ショタ提督は……
直下
- 770 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:08:55.49 ID:7uZMVQ050
- 嫁さんが喜びそうな話題を探すため様々な女性誌を読み漁っている
- 771 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:09:17.26 ID:BMc9f2cqO
- つい、浜波ちゃんとの生活を夢想して落ち込んでいる
- 772 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 23:21:38.27 ID:LVUOkooo0
- ※女性誌はほとんど読んだことが無いので、間違った描写があればすみません。
ショタ提督「………」つ女性誌 パラパラ
浜波「……?」
浜波(あれって、本屋さんで見かける……女性誌?でも、どうして司令が……)
ショタ提督「……はぁ」パラパラ
浜波「……!」
浜波(あっ、もしかして……)
ショタ提督「嫁ちゃんが喜んでくれそうな話題や、女性は何をすれば喜ぶかを調べようと思ったけど……」パラパラ
浜波(やっぱり……そんなことだろうと思った……)
ショタ提督「……どうしよう。よく分からない……普段、お仕事ばかりしてるから……」パラパラ
ショタ提督「服の記事を読んでも、話題についていけない……いや、そもそも……」
ショタ提督「フワッとした知識だけじゃ……きっと、嫁ちゃんを怒らせちゃいそうで……」
浜波「………」
ショタ提督「正確に把握しなくちゃいけないと分かっていても……全部、理解出来る自信が無い……情けない話だけど……」
浜波「………」
浜波(あんな奴の為に……そんなこと、しなくても良いのに……)
ショタ提督「………」パラパラ
ショタ提督(……でも、どうせ……僕が一生懸命考えたところで、文句言われちゃうんだろうな……さっきみたいに……)ジワッ
浜波「……!?」
ショタ提督(あっ、ダメ……!そういう風に考えちゃ……!僕には、嫁ちゃんを幸せにする責任があるんだから……!)グシグシ
浜波「………」
浜波(司令、今……明らかに、涙を堪えて……これ、絶対……また、あいつに何か……!)キッ
浜波の行動
直下
- 773 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:26:23.77 ID:an0fVfwDO
- 男性が悲しそうな様子では
どんなエスコートを受けても女性は
喜びませんよと諭してあげる
- 774 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 23:41:06.40 ID:LVUOkooo0
- 浜波「……っ」ギュッ
浜波(ここで、女性の気持ちや心情を教えるのは簡単だけど……でも、それじゃ……)
浜波(結果的に、あいつの司令への束縛を……強めちゃうだけ……)
浜波(だけど……司令は、女性誌を買って来るほど……真剣に考えて……)
浜波「………」
ショタ提督「………」パラリ…
ショタ提督(結局、よく分からないままだった……また、別の本を買って読まないと……)
ショタ提督(そうしないと、嫁ちゃんを喜ばせることが出来ない……幸せに、することが……)
浜波「……司令」ガチャ…
ショタ提督「あ……浜波ちゃん……」
浜波「……その本、もしかして……奥さんの為に……」
ショタ提督「……うん。どうすれば、嫁ちゃんが喜んでくれるか……勉強しようと思って」
浜波「………」
浜波(司令……)
浜波「……でも、本を読んでる時……悲しそうだった」
ショタ提督「……っ!」
浜波「司令が一生懸命なのは分かるけど……今みたいに、辛そうな感じだったら……」
浜波「嫁さんは……ううん、女の子は……どんな風にエスコートしてもらっても……あまり、喜ばないと思う……」
ショタ提督「………」
ショタ提督(耳に痛い言葉が突き刺さる。浜波ちゃんの言う通りだ……僕に少しでも“負の感情”がある限り……嫁ちゃんに、それを見抜かれ――)
浜波「……だけど、それ以上に……っ!」ダキッ
ショタ提督「――え?」
浜波「……っ!」ギュウッ
ショタ提督「は、浜波ちゃん……?」
浜波「……あんな奴のことなんか、考えなくて……良いのに……!」
ショタ提督「……!?」
浜波「司令……私、見たの……この前、あいつに……鎮守府の前で、司令が罵倒されてるところを……」
ショタ提督「………」
浜波「あんな酷いことを言う奴の為に……そこまでしなくて、良いの……!」
浜波「お願いだから、無理をするのはやめて……!じゃないと、司令が……ストレスで、壊れちゃう……!」ギュウッ
ショタ提督「………」
ショタ提督(浜波、ちゃん……)
反転コンマ判定:提督の反応は?
01〜49:浜波をここまで心配させてしまったことに罪悪感を抱く
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:戸惑いつつも、浜波の温もりに癒される
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:ドクン……と、抱いてはいけない気持ちが湧き上がってくる……
好感度上昇:大 ×2.0
直下
- 775 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:43:50.92 ID:BMc9f2cqO
- こい!
- 776 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 23:51:03.03 ID:LVUOkooo0
- 92→29:胸が痛い
浜波「……っ!」ギュッ
ショタ提督「……っ」ズキッ…
ショタ提督(あぁ、僕は……本当に、ダメな奴だ……情けない奴だ……!)
ショタ提督(この前だって、浜波ちゃんに心配かけてしまったばかりなのに……!)
ショタ提督(また、こうやって……心配をかけさせてしまうなんて……)
ショタ提督(しかも、今度は私生活のことで……!どうして僕は、こうも……!)ギリッ
ショタ提督「……ごめんね、浜波ちゃん」スッ…
浜波「あ……」
ショタ提督「いつもいつも、心配ばかりかけちゃって……」
浜波「そ、そんなことない!司令は何も悪く……」
ショタ提督「………」フルフル
浜波「……!」
ショタ提督「私生活のことを職場に持ち込む時点で、僕は責められても文句を言えない……」
浜波「………」
ショタ提督「むしろ、ありがとう……こんな、僕の悩みを……真剣に、考えてくれて……」
浜波「……司令」
ショタ提督「……っ」ズキッ
ショタ提督(……こんな言葉しかかけられない自分が、嫌になる……浜波ちゃんは、僕を心配してくれたのに……)
ショタ提督(僕なんかの為に、気を遣ってくれているのに……僕は、こんな状態で……っ!)
浜波「………」
浜波(司令、やっぱり……追い詰められて……)
ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇
直下
- 777 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:52:23.29 ID:ojh5j+xDO
- はい
- 778 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 00:02:34.33 ID:ODlYGW64o
- 来たな
- 779 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 00:07:55.15 ID:/T8gMgRW0
- 9×1.0=9 88+9=97/100 《-- リーチ --》
ショタ提督「……っ」ドクンッ…!
ショタ提督(いけない……!この感情は……!)
ショタ提督「はぁっ、はぁっ……!」
ショタ提督(……気づかないフリを、していたのに……絶対、間違いだと思っていたのに……!)
ショタ提督(ただでさえ最低なことをしてしまっているのに……それで、嫁ちゃんを愛すると決意したのに……!)
ショタ提督「うぅっ……嫁、ちゃん……僕は……!」
ショタ提督(……浜波ちゃんに、特別な気持ちを抱こうとしてしまっている……僕が、いて……)
ショタ提督(でも、それは……許されることでは、無くて……!)
ショタ提督(頭では、分かっていても……心が、それを拒んで……っ!)
ショタ提督「く……っ!」ギリィ…ッ!
ショタ提督(やめろ、僕……!これ以上、人として……落ちるつもり、なのか……!)プルプル
嫁『本当にアンタは無能ね!』ギロッ
ショタ提督「……っ」ズキッ
浜波『司令……私が、ついてるから……』ニコ…
ショタ提督「あ、ぅ……!」
ショタ提督(ダメだ……!僕には、嫁ちゃんが……っ!)
浜波「………」
浜波(……司令。最初は、息子君や娘ちゃんに言われて……積極的に、司令を支えようと思ってた……)
浜波(だけど、それは……“艦娘”として。“部下”として……)
浜波「………」ギュッ
浜波(でも、ね……?私……もう、そんな関係じゃ……我慢、出来なくなってきて……)
浜波「……司令」
浜波(8年間、貴方を傍で見てきて……そして、一緒に日々を過ごして……)
浜波(……私は、貴方に……“上司”として以上の、好意を……抱いちゃった……)
浜波「……私じゃ、ダメ……?」
浜波(あんな奴は、どうせ……司令のことを大事になんか、思って無い……!)
浜波(でも、私は違う……司令のことを、誰よりも大切に考えていて……ずっと、支えたいと思って……)
浜波(“艦娘”としてじゃなく……“恋人”として……!)
浜波「……司令、お願い……あんな奴なんか、捨てて……」
浜波(私を、見て……私を、選んで……っ!)ギュッ
――提督が浜波に、異性としての好意を抱きかけています。
- 780 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 00:14:36.41 ID:/T8gMgRW0
- 5ヶ月目:中旬
浜波「………」コソッ
浜波(司令……)
ショタ提督「……っ」
ショタ提督(僕には嫁ちゃんがいる……彼女を裏切ってはいけない……)ブツブツ
息子「……お父さん?」
ショタ提督「えっ……ど、どうしたの?」
娘「どうしたの?何だか、上の空だけど……」
ショタ提督「う、ううん!大丈夫だよ!浜波ちゃんのことは考えて……」
息子娘「浜波お姉ちゃん?」
浜波「……!」
ショタ提督「あっ、いや、その……」オロオロ
ショタ提督(ぼ、僕の馬鹿……!子供の前で、こんなことで動揺するなんて……!)
ショタ提督「……な、何でもないから!うん!」
息子「……!」
娘「……!」
ショタ提督(落ち着くんだ、僕……!僕は嫁ちゃんを愛さないといけない……)
ショタ提督(だから、決して……こんな、浮気とも取れるようなことを……考えちゃ、いけない……!)フルフル
息子(お父さん、もしかして……!)パァッ
娘(浜波お姉ちゃんのことを……!)パァッ
浜波「……っ」ギュッ
浜波(司令も、私のことを考えて……?それって……!)
↓1浜波のコンマ 好感度:97/100 《-- リーチ --》
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:69.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:75/100
反転コンマが最大の艦娘が行動します
- 781 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 00:15:06.03 ID:sk+1I1zY0
- 決められるか浜波
- 782 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 00:15:25.61 ID:Hnezg06/0
- さてどうなるか
- 783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 00:15:33.55 ID:WVRdNRsDO
- はい
- 784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 00:16:08.11 ID:R6awtHe40
- さてさて
- 785 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 00:17:50.22 ID:/T8gMgRW0
- 今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
- 786 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 00:32:51.65 ID:ODlYGW64o
- おつつ
どうまとめるかきになる!
- 787 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 00:48:20.46 ID:o17UCFUkO
- おつ
- 788 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 00:54:57.95 ID:WVRdNRsDO
- 乙です
浜波逃げ切れるかと
- 789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 13:10:27.88 ID:3QB+w9xA0
- 乙です
今回妻ってポジションだから際立ってるけど
結構作者さんてこういう突き抜けた悪役や憎まれ役を描くの本当上手いよな
- 790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 13:13:28.15 ID:2oXIWXUf0
- もし浜波がゴールしてから中々エンディングを迎えないみたいなことになれば
恐ろしいレベルの昼ドラが展開され続けるんだよな……正直期待
- 791 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 16:55:45.10 ID:/T8gMgRW0
- 22:00〜23:00頃開始予定です。
- 792 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 22:07:39.41 ID:/T8gMgRW0
- 始めます。
- 793 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 22:09:22.76 ID:/T8gMgRW0
- 伊401「最近、いつにも増して提督が頭を抱えてることが多くなってる気がする……」
伊168「うん……それだけ、嫁さんからの束縛にストレスを……」
伊401「いや、それが違うみたいで……」
伊168「え?」
伊401「この前秘書艦だった時、ボソボソと呟いてて……『僕には嫁ちゃんがいるのに』って」
伊168「……?」
伊401「最初はまた嫁さんに虐められたのかと思ったけど……それなら“いるのに”なんて言い方はしないよね?」
伊168「………」
伊401「他にも『嫁ちゃんを裏切ることはダメ』とも言ってたっけ……」
伊168「………」
伊168(それって、まさか……いや、そう決定づけるのは早計よね)
伊168(だけど、私の予想通りだとしたら……もしかして、司令官……)
ショタ提督は……
直下
- 794 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 22:10:55.75 ID:2tfI3C+7O
- 子どもと遊んでる
- 795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 22:11:41.89 ID:2oXIWXUf0
- 二人の子供が留守番中に楽しめそうな娯楽が無いか調べていた
- 796 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 22:25:34.43 ID:/T8gMgRW0
- 息子「娘!早くアイアイパラソルして!」つジョイコン ピコピコ
娘「え、えっと、こう!?」つジョイコン ピコピコ
キュルルル…!
息子「それはパラソルドリル!」
娘「あわわわっ!?」
ショタ提督「………」つジョイコン ピコピコ
伊168「………」
伊168(あ、息子君達とゲームしてる……ちょっと安心。司令官にとって、数少ないリラックスタイムだし……)
娘「お兄ちゃん!あれやって!ブンナゲフレンズ!」ピコピコ
息子「分かってる!えいっ!」ピコピコ
ズドドドドドッ!
娘「それはもうれつストンピングでしょ〜!?」
息子「あっ、ごめん!」
ショタ提督「………」ピコピコ
伊168「……?」
伊168(あれ?でも、司令官……どことなく、上の空のような……)
ショタ提督「………」ピコピコ
ショタ提督(僕は嫁ちゃんの夫……浜波ちゃんは、あくまでも部下……そう、嫁ちゃん以外の人を好きになるなんて……)
息子「お父さん!前!前!」
ショタ提督「……え?」
ドカドカドカッ! チャララララララッ♪ パタッ
ショタ提督「あっ!?」
娘「お父さん!先に死んじゃダメでしょ〜!」
ショタ提督「ご、ごめんっ!」
ショタ提督(しまった!子供と遊んでる時に、全然違うことを考えて……今はゲームに集中しなきゃいけないのに……!)
伊168「………」
伊168(もしかして……さっき、シオイが言ってたことを……私が予想してることを考えて……)
伊168(これって、どうすれば……息子君達とゲームしてる状況で『悩み事について話して?』は流石にどうかと思うし……)
伊168(やっぱり、無難にゲームに混ざった方が良いかな?それとも、他のことで司令官を元気づけるべきか……)
伊168の行動
直下
- 797 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 22:41:16.59 ID:Bp69COZb0
- ゲームに混ざる
- 798 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 22:57:27.07 ID:/T8gMgRW0
- 伊168「………」
伊168(……息子君と娘ちゃんの楽しそうな雰囲気を壊す訳にもいかないし、ここは私も混ざって……よしっ!)
テッテレッテテッテーテテッ テッ♪
息子「あちゃ〜……」
娘「全員死んじゃった……」
ショタ提督「………」
ショタ提督(僕の馬鹿……折角2人が遊ぼうと誘ってくれたのに、僕がこんな調子じゃ……)
伊168「司令か〜ん!」ガチャ
息子娘「あっ!イムヤお姉ちゃん!」パァッ
伊168「息子君に娘ちゃんもこんにちは!」
ショタ提督「……イムヤちゃん?」
伊168「司令官達、楽しそうにゲームやってたからさ。私も混ぜてもらおうかなって」つジョイコン スッ
息子「お〜!仲間が1人増えた!」
娘「これならさっきはやられちゃったボスも勝てそう!」
伊168「あ、お邪魔だったら無理にとは言わないけど……」
ショタ提督「……ううん、大歓迎だよ。ありがとう、息子と娘の為に……」
伊168「気にしないで。私がしたくてしてることだもの。よーうし!4人で力を合わせてラスボスまで突き進むわよ!」
息子娘「おー!」
伊168「………」チラッ
ショタ提督「………」
伊168(やっぱり、まだモヤモヤしてるみたいね……ここは私が盛り上げて、司令官の気持ちを少しでも明るくしてあげないと)グッ…!
反転コンマ判定:提督達はどこまで進めた?
01〜49:四天王途中で全滅
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:STGで力尽きる
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:ラスボスを めっした!
好感度上昇:大 ×2.0
直下
- 799 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 22:59:15.72 ID:UefkmrPBO
- ほいさ
- 800 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 23:15:30.57 ID:/T8gMgRW0
- 72→27:究極勝利までの道のりは長い……
伊168「ちょっ!?こいつ仲間を振り回してる!?」
息子「そうだよ!ハイネスは気絶してる三魔官を武器にするんだ!」
娘「あうっ!?」
ショタ提督「あっ、娘にキッスが直撃して……!」
息子「やっぱりストーンにしとけば良かった〜!」
伊168「諦めちゃダメ!頑張って攻撃を避ければ、その内チャンスが……きゃっ!?」
娘「イムヤお姉ちゃん!」
ショタ提督「あちこちに動くから攻撃が当てづらい……!」
娘「え、え〜いっ!」
伊168「よし!これで半分削っ……えっ、何これ!?」
息子「フレンズころがり!避けて〜!」
伊168「そ、そんなの聞いて……あぁっ!?」
娘「あっ!イムヤお姉ちゃんが死んじゃった!」
息子「待ってて!今助けに……うあっ!?」
娘「お兄ちゃ〜ん!?」
ショタ提督(緊急回避でかわすのが精一杯……このままじゃ、まともに動けない……)
娘「お、お兄ちゃんとイムヤお姉ちゃんを復活させなきゃ……ひうぅ!?」
ショタ提督「あっ、娘が……えっ、僕1人……!?」
息子娘「お父さ〜ん!」
伊168「司令官!何とか隙を見つけて助けて!」
ショタ提督「う、うん!分かってる……あっ」ドガッ
テッテレッテテッテーテテッ テッ♪
伊168「………」
息子「………」
娘「………」
ショタ提督「……ごめんなさい」
伊168「……その、どんまい?」
ショタ提督「うぅ……」
ショタ提督(せめて、ゲームでは2人やイムヤちゃんの役に立とうと思ったのに……)ガクッ
伊168「………」
伊168(……盛り上げるつもりが、返って司令官が落ち込んじゃった)
ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇
直下
- 801 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:16:26.41 ID:gk14zvIp0
- あ
- 802 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 23:29:23.87 ID:/T8gMgRW0
- 1×1.0=1 69.5+1=70.5/100
ショタ提督「………」シュン
息子「お父さん……あまり気にしないで?」
娘「さっきのは仕方ないよ。不意打ちだし……」
ショタ提督「……うん」
伊168「……ごめんなさい。私達が先にやられちゃったせいで、何だか司令官のせいみたいな感じになっちゃって」
ショタ提督「いや、2人やイムヤちゃんは悪くないよ……はぁ……」
伊168「………」
伊168(これは重症ね……いや、それを言ったら普段から重症だけど)
伊168「………」ナデ…
ショタ提督「あ……」
息子娘「……!」
伊168「あまり自分を責めないで?さっきのは本当に仕方なかったもの」ナデナデ
ショタ提督「……え、えっと、イムヤちゃん?」
伊168「こういう言い方はあまり良くないけど、たかがゲームで落ち込まなくても良いの」ナデナデ
伊168「何度でも再挑戦出来るんだし、少し休んだらもう1回チャレンジしてみよっか?」ナデナデ チラッ
息子娘「あ……うん!もちろんだよ!」
ショタ提督「………」
ショタ提督(イムヤちゃんの手、温かい……そっか。息子や娘が頭を撫でられてる時に……目を細める気持ちが、ちょっと分かったかも……)
ショタ提督(……でも、僕には浜波ちゃん……じゃなくて!嫁ちゃんがいるんだ!他の人に気持ちを動かしちゃいけない……いけない、のに……)
伊168(……ゲームでここまで落ち込むということは、かなり精神的に追い込まれてる証拠よね。これは今まで以上に司令官を注意深く見てあげないと……!)ナデナデ
息子娘「………」ジー
息子娘(……イムヤお姉ちゃん、お母さんみたい。あっ、ウチのお母さんじゃなくて、他のお家のお母さんみたいな感じ……)
――提督が伊168を少し意識し始めたようです。
- 803 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:36:08.30 ID:lwVq1gBdO
- コンマ運ェ…
- 804 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 23:39:22.77 ID:/T8gMgRW0
- 5ヶ月目:下旬
浜波「………」
浜波(配偶者がいる人のことを好きになるなんて、物語の中だけの話だと思ってたけど……)
浜波「……っ」ギュッ…
浜波(まさか、私が……そんなことになっちゃうなんて……でも、今なら……その男の人と、関係を持とうとする人の気持ちが……分かるかも……)
浜波(あんな奴より、私の方が……司令のことを、大切に考えてるし……それに……)
息子「……浜波お姉ちゃん?」
浜波「っ!」ビクッ
娘「お父さんの部屋に入らないの?」
浜波「い、いや……その……」
息子娘「……?」
浜波「……息子君、娘ちゃん」
息子娘「なぁに?」
浜波「2人は……新しいお母さんが欲しいって、考えたことは……」
息子娘「……え?」
浜波「……っ!?ご、ごめんなさい……!」ダッ
息子娘「あっ、浜波お姉ちゃん……!」
浜波(わ、私……何を言って……!しかも、よりによって……息子君と、娘ちゃんに……!)タタタッ
浜波(……だけど、あんな奴よりは……息子君達のことだって、大事に育てる自信があるもん……!)
浜波(だって、昔から……弟や妹みたいに、仲良くしてきたから……!)
息子「………」
娘「………」
息子(新しいお母さん……これって……)
娘(……浜波お姉ちゃんも、お父さんのことを……?)
↓1浜波のコンマ 好感度:97/100 《-- リーチ --》
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:70.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:75/100
反転コンマが最大の艦娘が行動します
- 805 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:40:47.67 ID:WVRdNRsDO
- はい
- 806 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:40:59.08 ID:gk14zvIp0
- あ
- 807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:41:58.93 ID:LuX3GuZk0
- えい
- 808 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:43:07.51 ID:KBNqNgdy0
- はい
- 809 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:43:33.99 ID:3ArGAqC2o
- 漢霧島、浜波のゴールを見事ブロック
- 810 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:45:14.72 ID:ODlYGW64o
- 乙女だぞ
- 811 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:49:21.86 ID:KBNqNgdy0
- たけぞうの呪い
- 812 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:50:55.69 ID:KBNqNgdy0
- 途中送信
たけぞうの呪いと由良の呪いのダブルパンチもありうるか
- 813 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:52:09.18 ID:UefkmrPBO
- 流石にまだ2番手のリーチさえ見えていない状況で
たけぞうの呪い扱いは短絡的すぎないかねえ
これで次に浜波がゴールしたらどうすんねん
- 814 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 23:56:09.47 ID:/T8gMgRW0
- 霧島「司令が目に見えて落ち込んでいる……?」
榛名「うん。今までも嫁さんのことで悩んでたみたいだけど、この1ヶ月は特に酷くて……」
霧島「……まぁ、私も気づいてたけどね。最近、声をかけても反応しないほどに悩んでるみたいだから」
榛名「提督、大丈夫かしら……あの人、昔から自分を責めるタイプだから……」
霧島「私達で何とか出来ることだったら、今すぐにでも解決に動くのだけれど……」
榛名「………」
霧島「何?その目」
榛名「いや、霧島は時々、計算を重視する割には強引に押し切ろうとするところがあるでしょ?」
榛名「だから、提督から無理矢理悩みを聞き出すようなことをしないか心配で……」
霧島「あのねぇ……いくら何でも、人の心に土足で踏み込むような真似はしないわよ。こういうことは慎重にいかないと……」
霧島(司令をより傷つけてしまうことになってしまえば、本末転倒だもの……)
ショタ提督は……
直下
- 815 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:57:17.15 ID:3dV53IYU0
- 一人で黄昏ている
- 816 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:57:26.73 ID:ODlYGW64o
- 資材のやりくりに頭をひねっている
- 817 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 00:00:19.14 ID:VHhqUw+z0
- また変な奴とすぐ煽る奴が湧いてる
- 818 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/01(土) 00:11:27.09 ID:nk1R2QiT0
- ショタ提督「………」
霧島「………」
霧島(夕陽を眺めて黄昏ていますね……やはり1人で悩みを抱えて……)
ショタ提督「……っ」ジワッ
霧島「っ!?」
ショタ提督(嫁ちゃんのことを考えれば考えるほど……それ以上に、浜波ちゃんが頭に思い浮かんできて……)ウルウル
ショタ提督(辛かった出来事を、優しく包み込んでくれるように……締め付けられた心を、癒してくれるように……)
ショタ提督「……くっ!」グシグシ
ショタ提督(でも、それは……男として、人として……最低なことだ……絶対に、してはいけないことなんだ……!)
ショタ提督(嫁ちゃんは、恋人どころか……奥さんなんだ。それなのに、他の女性に気持ちがなびいてしまうようなことは……)
ショタ提督(あっちゃ、いけないんだ……許されることじゃないんだ……!でも……でもっ……!)ジワッ
ショタ提督「……っ!」グシグシグシ
ショタ提督(嫁ちゃんを愛しようと思えば、目の前に浜波ちゃんの顔が浮かんで……!)
ショタ提督(僕は既に、2度とも嫁ちゃんを苦しめてしまっているのに……くそっ……!)
霧島「………」
霧島(まさか、涙を流すほどに思い詰めていただなんて……)
ショタ提督「………」
ショタ提督(誰か……僕の腐った根性を、叩き直して……このままじゃ、僕は……僕はぁっ……!)
ショタ提督(後戻り出来ないほどの……最低な、クズになっちゃう……いや、それだけならまだマシだ……!)
ショタ提督(また、嫁ちゃんを傷つけてしまう……!それどころか、息子や娘にも……苦しい思いをさせてしまう……!)
ショタ提督「うぅっ……!」ジワッ
霧島「………」
霧島(……これは慎重に行動しないといけません。下手なことを言って、司令の心を抉ってしまうようなことだけは避けなければ……!)
霧島の行動
直下
- 819 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 00:13:12.02 ID:LNvXa7hVo
- マイクチェックと称して歌わせて気分転換させる
- 820 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/01(土) 00:32:04.06 ID:nk1R2QiT0
- 霧島「………」
霧島(何か、司令を元気付けられる方法は……でも、私に出来ることといえば、戦闘での指示やマイクチェックくらいしか……)
霧島(……マイクチェック?マイク……気分転換……)
霧島「……!」ピーン!
霧島(我ながら良い案が浮かびました!早速必要な物を取ってこないと!)ダッ
ショタ提督「……っ」ウルッ
ショタ提督(自分で自分が、嫌になる……僕は、これほどまでに最低な奴だったなんて……)
コンコンコン…
ショタ提督「あっ……!」グシグシ
ショタ提督「……ど、どうぞ」
霧島「失礼します」
ショタ提督「霧島さん……あの、その機械は?」
霧島「カラオケセットです」
ショタ提督「か、カラオケ……?」
霧島「司令、ここ最近……何か、悩みがあるのでしょう?話しかけても、上の空であることが多いですし……」
ショタ提督「……っ」ズキッ
ショタ提督(そう、だ……僕は、自分で勝手に苦しみながら、また……皆に、迷惑をかけて……)
霧島「あ、いえ、それを追及するつもりは無いんです。ただ、こういう時こそ気分転換です!」つマイク スッ
ショタ提督「え、えっと……」
霧島「私が普段行うマイクチェックではありませんが、こういう時こそ!思いっきり歌えば……ストレスを声と共に体から出せると思いまして」
ショタ提督「………」
ショタ提督(……また、気を遣わせちゃった。本当は、僕が皆のコンディションを確認しないといけないくらいなのに……)
霧島「……もしかして、カラオケはお嫌いでしたか?でしたら他の気分転換を……あ、それとも、私がいると歌いづらいですか?」
ショタ提督「え?あ、う、ううん!大丈夫……ありがとう、霧島さん……」つマイク スッ…
ショタ提督(霧島さんの心遣いを、無駄には出来ない……何か1曲くらいは歌わないと……)
霧島「明石さんと夕張さんが開発した物なので、現存する曲なら全て入っています。なので、必ず司令が歌える曲が見つかるかと」
ショタ提督「……えっと、じゃあ……」
霧島「………」
霧島(これで断られれば、榛名に相談しに戻るつもりでしたが……どうやら、私の考えに間違いは無かったようですね)
反転コンマ判定:提督の歌唱力は?
01〜09:………
10〜49:一般人レベル
どちらも好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:玄人レベル
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:世界トップレベル
好感度上昇:大 ×2.0
直下
- 821 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 00:34:13.33 ID:DfE2uvYoO
- わんつー
- 822 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 00:35:28.22 ID:DfE2uvYoO
- ファーwwwwww
- 823 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/01(土) 00:49:49.86 ID:nk1R2QiT0
- 33:涙ふけよ那珂ちゃん
※曲はご想像にお任せします。イメージとしては鬱アニメで流れていそうな悲しい曲です
ショタ提督「〜♪」
霧島「……!」
霧島(こ、これは……!司令の歌声は、今まで聞いたことがありませんでしたが……)
ショタ提督「〜♪〜♪」
ショタ提督(この曲が、今の僕の心の中を表してる……霧島さんの言う通り、全てを出す気で……!)
霧島「………」
霧島(まさか、これほどに……透き通るような声に、完璧な音程……)
霧島(絶妙なタイミングと長さのビブラート……聞いているこちらの心が揺さぶられるような……)
ショタ提督「――♪」グッ…
霧島「……っ」ジワッ
霧島(悲しげな曲と、それを極限まで引き立てた素晴らしい歌声が響いてきて……)ウルウル
霧島(あっ……歌を聞いているだけなのに、私の方が……うぅっ……!)ウルウル
ショタ提督「――♪――♪」
霧島「……っ!」ポロポロ
ショタ提督「……ふぅ」
ショタ提督(何となくだけど、少しスッキリしたかも……さっきよりは、自分の頭の中を整理出来た気がする……)
ショタ提督「ありがとう、霧島さん……えっ!?」
霧島「ぐすっ……」ポロポロ
ショタ提督「ど、どうしたの!?ひょっとして、僕の歌が下手過ぎて……!?」オロオロ
霧島「い、いえ……違うんです……!むしろ、司令の歌声に惹きこまれて……ぐしゅっ、あぁ、ダメです……涙が止まりません……!」ポロポロ
ショタ提督「………」
霧島「えぐっ……こんなに魅力的な歌を聞かせて下さって……ありがとう、ございます……うぅっ……!」ポロポロ
ショタ提督(ぼ、僕……上手く歌うことより、気持ちをぶつけることを意識して歌ったんだけど……それで、こんなに……?)
ショタ提督(……だけど、さっきの辛い気持ちは……和らいだかも。これも霧島さんが、僕の為にカラオケセットを持って来てくれたお陰で……!)
ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇
直下
- 824 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 00:50:12.55 ID:LNvXa7hVo
- マイクチェックの時間だオラァ!
- 825 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 00:51:14.58 ID:LNvXa7hVo
- (え、何このゾロ率こわい)
- 826 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 00:54:36.09 ID:BctHqbTo0
- やっぱり浜波呪われかけてるじゃん
- 827 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/01(土) 01:05:16.35 ID:nk1R2QiT0
- 5×2.0=10 59+10=69/100
自宅
ショタ提督「〜♪」
息子「わぁ……!」キラキラ
娘「……♪」ウットリ
息子(お父さん、こんなに歌が上手だったなんて……!)
娘(聞いているだけで、耳が幸せだよぉ……♪)
ショタ提督「……どうだった?」
息子「凄い!上手過ぎてびっくりしちゃった!お父さん、今からでも歌手になれるよ!」パチパチ
娘「うん!お歌の大会に出場したら、絶対に1位間違い無しだよ!」パチパチ
ショタ提督「あ、あはは……ありがとう、2人共」
息子「でも、今の曲って……好きな人に歌う感じの曲だよね?」
ショタ提督「うん。ちょっと古い曲だけどね」
娘「それって、お母さんに向けての咏?それとも……浜波お姉ちゃんとか?」
ショタ提督「それはもちろんお母さ…………ッ!」
息子「………」
娘「………」
ショタ提督「……っ」ガクガク
ショタ提督(い、今……言われて、初めて気がついた……僕は、今の歌を……嫁ちゃんに向けてではなく……)
ショタ提督(浜波ちゃん(97/100)に、向けていた……向けてしまっていた……!嫁ちゃんのことは、頭から抜け落ちていて……!)
ショタ提督「……お、お母さん……だよ。うん……結婚した時のことを、思い出して……」
息子娘「……そう、なんだ」
ショタ提督(は、春風ちゃん(75/100)や、イムヤちゃん(70.5/100)や霧島さん(69/100)、それに他の皆のことは思い浮かばなかったのに……)
ショタ提督(歌っている時は、完全に浜波ちゃんのことばかり考えて……僕には、嫁ちゃんが……嫁ちゃんが、いるのに……!)
ショタ提督「……っ」ガクガク
息子「………」
娘「………」
息子(あの時、浜波お姉ちゃんは僕達に……『新しいお母さんが欲しい?』と言った)
娘(そして、お父さんも……浜波お姉ちゃんを、好きになってきていて……)
息子娘(……後少し。後少しで……お父さんは、幸せに……幸せに、なれるんだ……!)
――『5ヶ月目』時点では、彼の心が浜波への気持ちで覆い尽くされようとしています。
- 828 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/01(土) 01:17:34.87 ID:nk1R2QiT0
- 6ヶ月目:上旬
自宅
ショタ提督「………」ガチャ
嫁「はぁ?何戻って来てんのよ。まさか仕事をサボるつもり?」ギロリ
ショタ提督「ご、ごめんなさい……えっと、忘れ物を……」
嫁「アンタ今までそんなことほとんど無かったのに、この歳でボケたんじゃないでしょうね!?」
ショタ提督「だ、大丈夫だよ……本当に、ただのうっかりだから……」
嫁「そのうっかりがボケの兆候だって言ってんでしょうが!頭大丈夫なのアンタ!?」
ショタ提督「……ごめんなさい」
嫁「ったく!とっととその忘れ物とやらを持ったら仕事行きなさいよ!首にでもなったりしたら殺すからね!!」
ショタ提督「うん……」
嫁「チッ……」
ショタ提督(え、えっと……昨日仕上げた書類は……)
『貴方……!』
『ま、待ってくれ!』
ショタ提督(……え?)
女『うるさい!私がいるのに、そ、そこの泥棒猫と不倫して……!』
男『ち、違う!これは違うんだ……!』
女『キィィィッ!殺す!絶対に殺してやるぅぅぅぅっ!』バッ
グサァッ!
男『ごはぁっ!?』バタッ
女『次はお前よ!よくも私の夫を……!』
浮気相手『ヒッ……だ、誰か助けてぇ!』
女『逃がすかぁっ!』
グサァッ!
不倫相手『かはっ……!』バタッ
嫁「ハッ、この糞野郎ってば馬鹿よね〜。奥さんを愛していれば、こんなことにはならなかったのに……」
ショタ提督「……っ!」ゾクッ
ショタ提督(こ、これって……所謂、昼ドラ……だよね……?)
ショタ提督(しかも……この状況って、今の僕の……いや、違う!僕はまだ不倫なんて……!)
ショタ提督(……“まだ”?今、僕は……“まだ”って……う、うぅっ……!)ガクガク
ショタ提督(僕は嫁ちゃんを愛さなきゃいけないんだ……!浜波ちゃんのことを、好きになっちゃいけない……!)ガクガク
ショタ提督(いや、そもそも好きじゃなくて、上司と部下で……でも、そう思えなくなってきた自分がいて……!)ガクガク
↓1浜波のコンマ 好感度:97/100 《-- リーチ --》
↓2霧島のコンマ 好感度:69/100
↓3伊168のコンマ 好感度:70.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:75/100
反転コンマが最大の艦娘が行動します
- 829 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 01:18:22.34 ID:BKHgZhvDO
- 浜波ゴールしてほしいけどどうなるかな?
- 830 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 01:18:26.80 ID:/gAGwUhm0
- 1
- 831 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 01:19:34.49 ID:+Y/yjfkP0
- あ
- 832 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 01:20:10.62 ID:ocV6iSnsO
- こい!
- 833 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/01(土) 01:23:20.82 ID:nk1R2QiT0
- 浜波「後少しで、ゴールなのに……!呪いは嫌……2回連続失恋は嫌……!」
春風「貴女だけに……」ユラリ…
伊168「先へは……」ユラリ…
霧島「行かせませんよ……?」ユラリ…
浜波「ひぅっ……!」
今回はここまでです。深夜までお付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
- 834 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 01:38:30.17 ID:LNvXa7hVo
- おつおつ
前回の初登場から(盤外戦で)辛い展開ばっかりの浜波ちゃん
あと少し…あと少しなんだが…
- 835 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 04:24:25.60 ID:q7Mvu81SO
- この週小ネタで弄るのすげー楽しそうwwww
本編からしてドロッとしてるしwwww
- 836 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 07:44:12.97 ID:iLkFJXm50
- 乙
浜波独走かと思ったら結構みんな追い上げてきてるな
いっそ4人全員攻略のハーレムでもいい
- 837 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 17:03:13.50 ID:ZUZcJllf0
- 18:30〜19:30頃開始予定です。途中で休憩を挟むかもしれません。
- 838 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 19:16:07.29 ID:ZUZcJllf0
- 始めます。
- 839 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 19:18:14.31 ID:ZUZcJllf0
- 伊168「司令官、また落ち込んでたわ……」
伊8「うん。ほぼ間違いなく嫁さん関係なんだろうけど……」
伊168「………」
伊168(だけど、あのやつれ具合は……今までよりも明らかに酷くなってる)
伊168(まるで、嫁さん以外のことで苦しんでいるような……それに、最近は浜波が司令官を見つめてることが増えて……)
伊168「………」
伊8「……イムヤちゃん?」
伊168「……ううん。何とか、司令官を嫁さんから解放出来ないかなって」
伊8「出来るならそうしてるけど……」
伊168「………」
伊168(……もう少し、様子を見てみないと。勝手な判断で行動するのはダメ……慎重に、慎重に……!)
ショタ提督は……
直下
- 840 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 19:23:51.00 ID:/VmuvECAo
- 雑念を払うため座禅組んでる
- 841 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 19:24:11.62 ID:e8vgtgumO
- 機能不全家族の特集がテレビで流れていた
- 842 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 19:31:37.55 ID:ZUZcJllf0
- ショタ提督「………」
伊168「……?」
伊168(座りながら眠って……いや、あれは座禅?)
ショタ提督「………」
ショタ提督(余計なことは考えちゃダメだ……心を平穏に保たなきゃ……)
ショタ提督(こんなことになってしまったのは、僕の精神が弱いせいだ……だからこそ、雑念を払わなきゃ……)
ショタ提督「………」
伊168「………」
伊168(司令官、最近ずっと頭を抱えてたから……それで、心を落ち着かせようとしてるのかな……)
ショタ提督「………」
ショタ提督(無心……無心でいなきゃ……)
浜波『……司令』ニコッ
ショタ提督(う……む、無心……)
浜波『私がいるから……』
ショタ提督「……っ」ピクッ
伊168(あっ、ちょっと動いた……)
ショタ提督(だ、ダメダメっ!余計なことを考えちゃ……!無心、無心……!)
浜波『嫁さんとは別れて、私と……』
ショタ提督(うぅ……頭が、勝手に……考えちゃ、ダメなのに……!)
伊168「………」
伊168(やっぱり、嫁さんの恐怖に心を乱されて……それとも、浜波を意識して……?)
伊168の行動
直下
- 843 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 19:34:03.44 ID:CmpmH1v40
- 自分も座禅
- 844 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 19:44:27.38 ID:e8vgtgumO
- ゾロ目が多いな、一波乱あるのか?
- 845 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 19:48:43.41 ID:ZUZcJllf0
- 伊168「………」
伊168(これは1人じゃ無理そうね……よしっ)
ショタ提督「……はぁ」
ショタ提督(座禅も満足に出来ないのか、僕は……いや、それとも……座禅すらまともにこなせないほど、心が乱れて……)
ショタ提督(僕がそんなことじゃ、ダメなのに……嫁ちゃんや、浜波ちゃん達に迷惑をかける訳には……)
伊168「……司令官」カチャ
ショタ提督「……イムヤちゃん」
伊168「見てたわよ。座禅してたみたいだけど……失敗しちゃった?」
ショタ提督「……うん。無心を意識しようとすると、返って余計なことを考えちゃって……」
伊168「う〜ん……それじゃ、私と一緒にやってみましょ?」
ショタ提督「え……?」
伊168「1人だと色々考え込んじゃうけど……同じように座禅する人が隣にいれば、もしかすると意識が隣の人に向いて……」
伊168「って、これじゃ結局無心でいられないか……う〜ん……」
ショタ提督「………」
ショタ提督(きっと、僕はまたイムヤちゃんに気を遣わせてしまったんだ……座禅すら満足に出来なかったせいで……)
ショタ提督「……分かった。やってみるね?」
伊168「……!」
ショタ提督「確かに、1人の時とは違う環境になるから……何かが変わるかもしれない」
ショタ提督「何より、イムヤちゃんがこうして『一緒にやろう』と言ってくれたなら……断る理由が無いよ」
伊168「司令官……うん。じゃあ早速、試してみましょ!」
ショタ提督(イムヤちゃんの気遣いを無駄には出来ない。次こそは成功させないと……!)
反転コンマ判定:提督の様子は?
01〜49:浜波『ふかし〜ぎ〜な〜♪もお〜そおは〜♪』
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:多少は雑念が入るが、イムヤが隣にいることを考えて振り払う
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:無心
好感度上昇:大 ×2.0
直下
- 846 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 19:50:45.86 ID:/VmuvECAo
- 心頭滅却
- 847 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 19:56:49.95 ID:ZUZcJllf0
- 86→68:浜波『あんまり、邪魔出来なかった……』シュン
ショタ提督「………」
伊168「………」チラッ
伊168(今のところは普通みたいだけど……)
ショタ提督「………」
ショタ提督(無心……無心……)
浜波『……司令』
ショタ提督(うっ……まただ。落ち着け、僕……無心に……)
伊168「……!」
伊168(司令官、また……)
浜波『嫁さんと、一緒にいるなんて……辛い、だけだよ……?』
ショタ提督(ダメだ、頭が勝手に……いや、隣にはイムヤちゃんがいるんだ……僕の為に、座禅に付き合ってくれてるんだ……!)
ショタ提督(ここで思考に囚われていたら、イムヤちゃんの気遣いを水の泡にしてしまう……!)
ショタ提督(無心だ……心の中を空っぽにするんだ……)
ショタ提督「………」
伊168(あ……さっきまでの、落ち着いた表情になって……)
ショタ提督「………」
ショタ提督(無心……無心……)
ショタ提督「………」
伊168「………」
伊168(良かった。さっきよりは集中……いや、雑念を払うことが出来てるみたい……)
ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇
直下
- 848 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 19:58:53.97 ID:CmpmH1v40
- ん
- 849 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 20:09:31.67 ID:ZUZcJllf0
- 7×1.5=10.5 70.5+10.5=81/100
ショタ提督「……ふぅ」
伊168「……終わった?」
ショタ提督「……うん。ありがとう、イムヤちゃん。お陰でさっきよりやりやすかったよ」
伊168「どういたしまして。それで司令官、悩みは晴れた?」
ショタ提督「流石に完璧には無理だけど……少しマシにはなったかな」
伊168「そっか……」
伊168(やっぱり、嫁さんの存在が……もしくは、浜波が……?)
ショタ提督「………」
ショタ提督(イムヤちゃん……僕の為に、LINEの返信アプリを作ってくれたり……)
ショタ提督(今日みたいに、僕の座禅に付き合ってくれたり……思えば、イムヤちゃんにはお世話になりっぱなしな気がする)
ショタ提督(……ダメだな、僕。本当は、僕が皆をサポートしなきゃいけない立場なのに)
ショタ提督(いつも浜波ちゃんやイムヤちゃん、他の皆から支えて貰ってばかりで……)
伊168「……司令官?」
ショタ提督「……いつもありがとう。そして、ごめんなさい……迷惑ばかりかけて」
伊168「そんなことないわ!司令官がいつも私達の為に頑張ってくれてるのは知ってるもの!」
伊168「お願いだから無理はしないで?司令官が倒れちゃったらどうしようって……私達、いつも心配で……」
ショタ提督「……イムヤちゃん」
ショタ提督(……やっぱり、僕はダメな奴だ。こうして今も、イムヤちゃんに心配をかけてしまっている)
ショタ提督(でも、イムヤちゃんのその言葉を聞いて、嬉しく思う自分がいて……)
伊168「………」
伊168(司令官、やっぱり思い詰めて……)
――提督が以前より伊168を意識するようになっています。
- 850 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 20:35:00.39 ID:ZUZcJllf0
- 6ヶ月目:中旬
21周目鎮守府
鳥海(21周目)「最近、こんな噂が広まっているんですけど……」
21周目提督「噂って?」
瑞鳳(21周目)「47周目提督さんの奥さんが、実は深海棲艦なんじゃないかって……」
ヲ級レ級カ級(見守る会)「……!」
21周目提督「えっ、そうなの!?」
戦艦棲姫(※提督の母の方)「初耳なんだけど……」
木曾(21周目)「あぁ。夫である47周目提督さんに対する、あまりにも理不尽な態度が……」
那珂(21周目)「まるで、鎮守府内部から組織を破壊しようと企む深海棲艦側のスパイかもしれない、って……」
ヲ級「いや、それは無いはずだけど……」
鳥海「もちろん、見守る会の皆さんを疑っている訳ではありません」
瑞鳳「あくまでも、普通の深海棲艦や例の残虐な深海棲艦の一味の可能性があるという噂がね……」
レ級「だとしても、やっぱりそれは無いはずだよ。普通の深海棲艦達は人間を味方に付ける発想なんて無いはずだし……」
カ級「……例の奴らは、私達や21周目提督君にボロボロにされて、今は比較的大人しくなってる」
木曾「じゃあ、47周目提督さんの奥さんは……正真正銘、ただの人間ということか?」
ヲ級「間違いなく、ね」
21周目提督「でも、話を聞いてると……本当に酷いよ。どうしてお婿さんのことを、悪く言ったりするんだろう?」
那珂「同感。私なら、絶対に大切にするのに……」チラッ
21周目提督「……?」
戦艦棲姫「同じく結婚した身として、許せない態度ね……増して47周目提督さんは真面目な人なんでしょ?」
レ級「うん。あの幼気な顔は絶対に悪い人じゃない!///」ハァハァ
ヲ級「その通り!///」ハァハァ
カ級「いつまで眺めても飽きない……!///」ハァハァ
瑞鳳「あ、また始まった……」
21周目提督「………」
21周目提督(そういえば、27周目提督君達が『証拠を集める』って言ってたけど……もう終わったのかな?)
↓1浜波のコンマ 好感度:97/100 《-- リーチ --》
↓2霧島のコンマ 好感度:69/100
↓3伊168のコンマ 好感度:81/100
↓4春風のコンマ 好感度:75/100
反転コンマが最大の艦娘が行動します
- 851 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 20:35:22.22 ID:0RRX0w6R0
- 決めろ浜波
- 852 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 20:35:31.32 ID:yMkrjIfDO
- はい
- 853 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 20:36:11.89 ID:Nt2bSzYyo
- あ
- 854 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 20:36:23.61 ID:TMwviOPM0
- あ
- 855 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 20:36:28.13 ID:+Ka5VtyMO
- てー
- 856 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 20:39:13.23 ID:T0NY6baPO
- 忍び寄るたけぞうの呪い
浜波早いとこ決めんとヤバイぞ!
- 857 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 20:41:20.33 ID:/VmuvECAo
- まだあわあわあわあわてる時間じゃない
- 858 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 20:44:10.27 ID:ZUZcJllf0
- 夜ご飯食べてきます。21:30〜22:30頃再開予定です。
- 859 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 20:44:28.59 ID:fFSv4hm6O
- えるしってるか
潜水艦は駆逐を狩るのが得意なんだ
- 860 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 20:44:45.98 ID:e8vgtgumO
- ダブルゾロ目なのに浜波
- 861 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 21:32:49.01 ID:ZUZcJllf0
- 再開します。
- 862 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 21:34:26.99 ID:ZUZcJllf0
- 伊168「……そんな噂が」
伊58「見守る会の深海棲艦達が否定してるから、あくまでもガセだとは思うけど……」
伊168「……あいつの行いを考えると、あり得そうな話なのが怖いわね」
伊58「だね……提督、大丈夫かな……」
伊168「………」
伊168(この前も、司令官は自分を追い詰めて……その多くは、恐らく嫁さんからのストレス……)
伊168(しかも、その横暴さは余所の鎮守府で『深海棲艦じゃないか?』という疑いをかけられるほど……)
伊168(いきなり座禅をしたことだって、改めて考えてみれば……不自然よね。そこまでしないといけないほど、心が……)
伊168「……司令官の様子、見て来るね」スクッ
伊58「うん。お願い……」
伊168(これからは、今まで以上に司令官の様子を見ておかないと……何かあってからじゃ、遅いから……!)
ショタ提督は……
直下
- 863 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 21:36:37.54 ID:1oWNuMI00
- >>841
- 864 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 21:51:04.98 ID:ZUZcJllf0
- ショタ提督「………」
伊168「……?」
伊168(珍しい。テレビを見てるなんて……でも、テレビを見るのも立派な休息だし、これでストレスを少しでも軽減出来れば……)
『今回の特集はは機能不全家族についてです。○○さん、機能不全家族というのは……』
『はい。簡単に言えば、子供が親から虐待を受けていたり、十分な愛情を注いでもらうことが出来ず……』
『非行に走ったり、あるいは引きこもったり……心の成長に何らかの悪影響を及ぼすような状態となっている家庭のことです』
ショタ提督「………」
伊168「……っ!」
伊168(よ、よりによって……こんな内容の番組が放送されてるなんて……!)
『尤も、これはほんの一例で、子供に直接的な虐待を行っていなかったとしても、夫婦間が不仲であったり……』
『夫から妻へ、あるいは妻から夫へのDVにより、子供が窮屈な思いをしたり……』
『両親の仲を繋ぎ止める為に、無理に大人として振る舞わざるを得ないような状況も、ある種の機能不全家族と言えるでしょう』
ショタ提督「………」
ショタ提督(ふと、テレビをつけてみたら……この『機能不全家族』って、どう考えても……)
『なるほど。近年、このような家庭が増えていることが問題視されていますよね?』
『えぇ。特に子供への悪影響は深刻な問題です。十分な愛情を受けられなかった子供は、自己肯定感が低い為に社会で生きていくことが難しかったり……』
『あるいは、溜め込んだストレスを家庭内で爆発させてしまったり……自分の身を守る為、引きこもりになってしまうことも考えられます』
ショタ提督「……っ」ズキッ
ショタ提督(……僕達の家庭だ。僕が嫁ちゃんを、怒らせてばかりだから……息子や娘に、辛い思いをさせてしまって……)
『逃げたいけれど逃げられない。それにより、子供への悪影響が強まっていき……こうした悪循環も問題ですね』
ショタ提督「……っ!」フルフル
ショタ提督(僕のせいだ……僕のせいで、2人にとって家の中を辛い環境にしてしまっているんだ……!)
ショタ提督(ごめんね……こんな、ダメな父親で……ごめんね……!)
伊168「………」
伊168(ど、どうしよう……明らかに、司令官の顔色が悪くなっていってる……!何とか、司令官の気持ちを落ち着けなきゃ……!)
伊168の行動
直下
- 865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 21:52:48.87 ID:fFSv4hm6O
- 子供からの預り物を渡して
司令のおかげで子供達はこれだけ
良い子になってるんだよとフォロー
番組は変える
- 866 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 22:07:32.14 ID:ZUZcJllf0
- 伊168「………」
伊168(そういえば、前に息子君と娘ちゃんが……よし、あれを持って来なきゃ……!)ダッ
ショタ提督「……っ」ジワッ
ショタ提督(父親である僕が、こんな状態じゃ……息子や娘も、肩身の狭い思いをして……!)ウルウル
ショタ提督(僕がダメな奴だから……僕が家庭環境を悪くしてしまっているから……!)ウルウル
伊168「司令官っ!」ガチャ
ショタ提督「っ!?」グシグシ
ショタ提督「……い、イムヤちゃん。どうしたの……?」
伊168「こんな番組の言うことを真に受けちゃダメ!」カチッ
ショタ提督「あ……」
ショタ提督(チャンネルが変わって……)
伊168「それより司令官!これっ!」スッ
ショタ提督「……紙?」
伊168「めくってみて?」
ショタ提督「……!」
ショタ提督(僕の、似顔絵……色鉛筆で、子供ながらに一生懸命書いたのが伝わってきて……)
伊168「……司令官。貴方は、今の番組を見て……『自分はダメな父親』だとか『自分のせいで家庭環境が悪くなった』と思ったでしょ?」
ショタ提督「……そこまで、見抜かれちゃうんだね」
伊168「伊達に8年一緒に過ごしてきてないからね。だからこそ、その絵を見てほしかったの」
伊168「ほら、絵の下に……息子君と娘ちゃんからの、司令官に向けたメッセージも書かれてるでしょ?」
ショタ提督「え?あっ……」
息子『お父さん!いつもお仕事お疲れ様!お姉ちゃん達と一緒に頑張るお父さんがカッコ良くて大好き!』
娘『お父さん!いつも私やお兄ちゃん、お母さんの為に頑張ってくれてありがとう!私もお父さんみたいな立派な人になりたい!』
ショタ提督「………」
伊168「覚えてる?1年くらい前に、2人が絵を描いてたでしょ?ちゃんと捨てずに取っておいたんだから」
伊168「司令官……貴方はダメな人なんかじゃない。息子君や娘ちゃんにとって、そして……私達にとっても……」
伊168「自分のことよりも、私達を優先してくれる……ちょっと心配になるけど、優しくて、頼りになる……素晴らしい人よ」
伊168「だから……そんなに自分を責めないで?息子君や娘ちゃん、そして私達は……いつだって、貴方の味方だから……!」
ショタ提督「………」
反転コンマ判定:提督の反応は?
01〜49:感謝はすれども、やはり自分を責める
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:堪え切れずに泣いてしまう
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:泣きながら微笑む
好感度上昇:大 ×2.0
直下
- 867 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:07:59.31 ID:ayCiBUWSo
- せい
- 868 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 22:19:24.76 ID:ZUZcJllf0
- 31→13:嬉しい気持ち以上に……
ショタ提督「………」グッ…
ショタ提督(あぁ、まただ……僕はまた、イムヤちゃんに心配をかけて……)
ショタ提督(こんなことだから、僕は嫁ちゃんを怒らせてばかりで……息子達にも、怖い思いをさせてしまって……)
ショタ提督(慰めてもらっているようじゃ、ダメなのに……僕が皆を、支えなきゃいけないのに……!)
ショタ提督「……イムヤちゃん」
伊168「……うん」
ショタ提督「ありがとう……僕“なんか”のことを、励ましてくれて……」
伊168「……っ!」
ショタ提督「だけど、やっぱり……僕がしっかりしていないから、嫁ちゃんにも叱られるんだよね……」
ショタ提督「それだけじゃない。イムヤちゃんにだって、いつも迷惑をかけてしまっていて……」
伊168「だから、自分を責めるのは……」
ショタ提督「………」
ショタ提督(良いんだ、イムヤちゃん……実際に、僕がダメな奴なのは事実だから……)
伊168「………」
伊168(……テレビの言う通りね。司令官、あいつから散々罵られたり、殴られたせいで……自己肯定感が無くなってる)
伊168(だから私達が慰めても、余計に自分を責めてしまう……それもこれも全部、あいつのせいで……!)
伊168「……っ!」ギリッ
ショタ提督「………」
ショタ提督(ごめんなさい……イムヤちゃん、息子、娘……嫁ちゃん……本当に、ごめんなさい……!)
ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇
直下
- 869 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:19:51.17 ID:DY1l67diO
- ほい
- 870 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:20:04.50 ID:yMkrjIfDO
- はい
- 871 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 22:30:36.06 ID:ZUZcJllf0
- 7×1.0=7 81+7=88/100
ショタ提督「………」
ショタ提督(僕の似顔絵……息子と娘が、描いてくれた……)
ショタ提督「……っ!」ハッ
ショタ提督(だけど、この絵……息子と娘はともかく、嫁ちゃんは……描かれていない……)
ショタ提督「……っ」ズキッ…
伊168「……司令官?」
ショタ提督(2人が嫁ちゃんと不仲なのも、僕のせいだ……僕がしっかりしていれば、こんなことには……)
ショタ提督(……いや、仮にしっかりしていたら……僕が嫁ちゃんにあんなことをしてしまわなければ……)
ショタ提督(それだけじゃない……あの時、僕が避妊に失敗していなければ……2人は、生まれて……)
ショタ提督「………」フルフル
ショタ提督(……いけない。これだと、2人が望まぬ形で生まれてきたみたいじゃないか……!)
ショタ提督(確かにあれは僕のミスが原因だけど……息子と娘は、僕にとって……一生の宝物と言えるほど、大切な家族なんだ……!)
ショタ提督(……でも、その2人を……僕が、苦しめてしまっている。僕のせいで、2人に辛い思いをさせてしまっている)
ショタ提督「……っ」ジワッ
伊168「……っ!?」
ショタ提督(ごめんなさい……僕が、こんなダメな奴で……ごめんなさい……!)ウルウル
伊168「………」
伊168(……出来ることなら、今すぐにでも……あいつを殴り飛ばしてやりたい。これ以上、司令官を傷つけたら……許さない、って……!」ギリッ…!
- 872 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 22:41:14.28 ID:ZUZcJllf0
- 6ヶ月目:下旬
自宅
ショタ提督「………」フラフラ
息子「……大丈夫?」
ショタ提督「……え?」
娘「凄く、顔色悪いよ……?」
ショタ提督「大丈夫だよ。ちょっと疲れただけだから……ちょっと部屋で休めば、すぐに……」
息子「……無理、しちゃダメだよ?」
娘「ご飯を作ったりは出来ないけど……お掃除とお洗濯なら、私達が……」
ショタ提督「ありがとう……でも、少し休憩したら、僕がするから……ね?」
ショタ提督「2人は家のことは気にせず、ゆっくり遊んで良いから。いつも学校で頑張ってるんだし、家ではのんびりしないと」ガチャ
パタン…
息子娘「………」
ショタ提督「………」フラフラ…
ショタ提督「………」ポスッ ※ベッドに倒れ込んだ
ショタ提督「……ぐすっ、うぅっ……!」ジワッ
ショタ提督「うわぁぁぁ……っ!僕は……僕はぁ……っ!」ポロポロ
ショタ提督「嫁ちゃんを……愛さなきゃ……でも、浜波ちゃんを思う気持ちも……」ポロポロ
ショタ提督「最低だ、僕って……!そのせいで、こんな……えぐっ……!」ポロポロ
ショタ提督「うぐっ……ごめん……あぁっ……ごめんっ……!ひっく、ううぅぅぅっ……!」ポロポロ
息子「………」
娘「………」
息子「お父さん、部屋で泣いて……」
娘「……っ」ジワッ
息子(これも、全部……お母さんのせいだ……!)ギリッ…!
娘(お母さん……酷いよ……!どうして、お父さんを虐めるの……!)ウルウル
↓1浜波のコンマ 好感度:97/100 《-- リーチ --》
↓2霧島のコンマ 好感度:69/100
↓3伊168のコンマ 好感度:81/100
↓4春風のコンマ 好感度:75/100
反転コンマが最大の艦娘が行動します
- 873 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:42:41.00 ID:UnOQ3LJRO
- あ
- 874 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:43:06.98 ID:+CszXXrH0
- 浜波決まった!
- 875 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:43:15.10 ID:gHrSjqFAO
- ほい
- 876 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:43:36.61 ID:HFpChTtdO
- ファーwwwwww浜波さん本気すぎるwwwwww
- 877 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:43:39.98 ID:Nt2bSzYyo
- ここで00か
- 878 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:43:44.63 ID:QPVDTvDy0
- 執念凄い
- 879 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:44:14.02 ID:e8vgtgumO
- いけ!
- 880 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:45:31.96 ID:e8vgtgumO
- 極めたな!浜波
- 881 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 22:57:42.30 ID:ZUZcJllf0
- ショタ提督「………」
ショタ提督(この気持ちは、許されることじゃない……だって、僕には……嫁ちゃんがいるのに……)
ショタ提督「……っ」ジワッ
ショタ提督(だけど……浜波ちゃんは、いつも……僕のことを、支えてくれて……)ウルウル
ショタ提督(悩んでいる時には、励ましてくれて……辛い時には、慰めてくれて……!)ウルウル
ショタ提督(優しさと温もりを与えてくれて……家でのストレスを、癒してくれて……!)ウルウル
ショタ提督「……!」フルフル
ショタ提督(でも、ダメ……ダメなんだ……!僕は、何があっても……嫁ちゃんを愛さないといけない責任があるんだ……!)グシグシ
ショタ提督(それなのに……僕は、他の女の子に……浜波ちゃんに……うぅっ……!)ジワッ
――
浜波「………」
浜波(ずっと、司令を支えようとしてきたけど……もう、無理かも……)
浜波(司令と一緒に過ごしていく内に……司令とは、『提督』と『艦娘』の関係じゃ……満足出来なくなっていって……)
浜波(辛そうな司令を見ていると、胸が痛くなる……まるで、自分のことのように……)
浜波(そして、気がついちゃった……私は、司令を……好きになってしまったんだ、って……)
浜波(あんな奴なんかより……私の方が、司令を愛している……司令を、大切に出来るって……!)
浜波「……っ」ギュッ
浜波(でも……そんなの、社会的に……認められる訳が無い……だって、司令は……)
浜波(あんな奴でも、法的には配偶者……そして、息子君と娘ちゃんも……)
浜波「………」
特殊多数決
――1.真実の愛を持つ者同士が結ばれる
――好感度50確定 END開放
――2.社会的倫理に背いてはならない
――好感度上昇コンマ判定へ
↓1〜↓5
- 882 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:57:51.53 ID:Nt2bSzYyo
- 2
- 883 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:58:01.51 ID:3IQ1NYtbO
- 2
- 884 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:58:22.89 ID:NDtBuonwO
- 曇らせなきゃ(使命感)
2
- 885 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:59:03.64 ID:e8vgtgumO
- 1
- 886 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:59:37.59 ID:+CszXXrH0
- 1
- 887 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:59:45.56 ID:yMkrjIfDO
- 1
- 888 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:00:36.61 ID:1LfspNbfO
- 2でも残り3で50なんだよなあ
普通に考えたら1じゃないのか
- 889 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:02:30.42 ID:I2vj2n3r0
- 飛行機ポチポチが暴れてるとしか思えないんだが
- 890 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:04:41.51 ID:Nt2bSzYyo
- 那智のときは満場一致で2だったのに凄い言われようだな
- 891 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:05:56.27 ID:1LfspNbfO
- >>883は再度書き込みできるかな
できるならば2でもまあしゃーないか
- 892 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 23:05:59.48 ID:ZUZcJllf0
- ショタ提督「………」
浜波「………」
ショタ提督(僕は……)
浜波(私は……)
ショタ提督(嫁ちゃんを愛さないといけない……のに……)
浜波(例え、奥さんが……あいつが、いたとしても……)
ショタ提督(……浜波ちゃんへの気持ちが、どんどん大きくなって……)
浜波(……司令のことが、好き……!)
ショタ提督(でも、それは……っ!)
浜波(法律なんて、関係無い……!だって……!)
ショタ提督(許されない、こと……!法的な意味だけじゃない……!)
浜波(あいつは、司令を……大切に、してあげられないのに……!)
ショタ提督(僕は……何があっても、嫁ちゃんを愛する……“責任”が……!)
浜波(だったら、そんな奴なんて……捨ててでも、私を……見てほしい……)
ショタ提督「……っ」ジワッ
浜波(私を、選んでほしい……!)
――好感度 コンマ一の位×1.0 上昇
――直下
※コンマ3以上でEND開放が確定します
- 893 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:06:48.84 ID:c+pQTjcDO
- ぬ
- 894 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:07:07.82 ID:+CszXXrH0
- 3以上
- 895 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:08:23.03 ID:+CszXXrH0
- >>893
ありがとう……!
- 896 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:08:25.50 ID:xXGRqa2A0
- いずれにせよ決定か
良かった良かった
- 897 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:09:40.69 ID:e8vgtgumO
- 愛情オーバーフローw
このまま提督くんと息子娘ちゃんを愛情たっぷり包み込むんだなぁ
- 898 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:12:48.79 ID:I2vj2n3r0
- こうなるとイムヤが失恋しないか心配だが
ゴールしない限り浜波による浸食が延々続くんやな
つかイムヤ失恋した場合
元嫁に「お前のせいで……!」と良いボート的な展開になりそうなんですが
- 899 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 23:15:02.22 ID:ZUZcJllf0
- 浜波「勝った……!これで司令と、相思相愛の関係に……!」
伊168「ま、まだ終わった訳じゃないわ!」
春風「はい!諦めたらそこで試合終了です!」
霧島「ここから巻き返していくわよ!」
息子「やっと新しいお母さんが出来るんだね〜!」
娘「待ちくたびれちゃったよ〜!」
浜波(45周目)「………」
浜波(45)(失恋の無念を晴らしてくれたのは嬉しいけど……色々と大丈夫かな、これ……)
今回はここまでです。長時間お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
- 900 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:17:44.55 ID:/VmuvECAo
- おつおつ
もうイチ抜け確定したから言えるけど最速二回失恋とかありえない呪いにならなくて本当によかった……
- 901 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:21:16.15 ID:xXGRqa2A0
- 作者のプロットの範疇とはいえ
NTRされても全然可哀想と思えない現妻だったな
正直提督の心が離れていって狼狽する様子なんかは見てみたいぞ
- 902 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:25:25.33 ID:Nt2bSzYyo
- 乙
- 903 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:29:42.29 ID:yMkrjIfDO
- 乙です
浜波おめでとう
- 904 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:40:00.12 ID:e8vgtgumO
- 今嫁NTRバッサリ切り捨てか幸せ家族を見せつけられ倒すのかどっちがより心抉るのだろうか?
- 905 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:57:15.35 ID:I2vj2n3r0
- 今嫁のベースは大分前にシリーズ完結した某ゲームの
荒井一族なんかも元ネタの一部になってたりするのかね
悪あがきで同意が無ければ離婚はできないとか言ってきそうだし
- 906 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 00:09:05.74 ID:XHB/uqfEO
- >>905
保険金目当てで主人公を潰しにかかってくる畜生女を許すな
- 907 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 00:20:41.99 ID:WAOApk5NO
- 正史だとあれはただの事故だから…(震え声)
まあそんな女がシリーズ第一作目の正史彼女になってる時点でアレなんだが
- 908 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 00:26:53.85 ID:uvvzaPhq0
- 2の時点では過労死させてその保険金で裕福に暮らしながら次の生け贄を探していたのを
3で事故死にマイルド修正する程度にはスタッフが当初ガチで振り切れてたんだよなあ
- 909 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 00:41:44.52 ID:nROmmJSNO
- このスレも一部の提督とか一部の週のぶっ飛び具合とか某ゲームっぽい気がする
小ネタの救いがないガチ鬱展開も含めて
- 910 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 07:51:22.23 ID:lLNpHsiA0
- しかし霧島辺りを差し置いて
気の弱そうな駆逐艦の浜波に真っ先にNTRされる展開ってのも業が深いよな
それだけ提督が病んでたってことにもなるし
エンディング後のifとかも今回は色々できそうでそちらも気が早いが楽しみになってくる
例のあいつがルドマンと化して世界観変えたりとか
息子くんを11の主人公にして自分はランプの魔人になって…書いててなにがなんだか
- 911 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 15:01:53.88 ID:TrCTbfWoO
- これ絶対小ネタで元妻に提督か浜波が刺されるやつやん
BGMはもちろんカーナーシーミノー
- 912 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 15:02:44.05 ID:IXyFMl4tO
- 提督にそこまで愛情あるのだろうかこの元妻って
- 913 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 15:10:02.78 ID:hvkHHjVf0
- 実は托卵で息子と娘は本当の提督の子供ではないという可能性も
もしそうなったらあまりに子供たちが不憫だが
- 914 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/03(月) 17:38:40.39 ID:aCfZkRwR0
- 22:00〜23:00頃開始予定です。
- 915 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 19:08:29.29 ID:79RjLNczO
- >>913
托卵となると相手の男が必要になるからな
流石にここからポッと現れて現嫁共々敵役にするのは
唐突すぎる気が
ただ托卵だとしたら娘ちゃんに無限の可能性が生まれ出すんだよな
- 916 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 19:15:43.59 ID:lLNpHsiA0
- 托卵で艦娘適正持ってたりした場合
満潮か山風が凄くしっくりくるんだが
- 917 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 19:22:07.83 ID:fIfoxsW6O
- (艦娘適正ってこのスレで人間が艦娘になった例とかあったか・・・?)
- 918 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 19:26:39.37 ID:lLNpHsiA0
- 無いなら作れば
良いじゃない(次週イギリス艦登場祈願)
- 919 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/03(月) 22:10:25.99 ID:aCfZkRwR0
- 始めます。告白&シリアスパートからですが、今回も長くなりそうです。
- 920 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/03(月) 22:11:38.35 ID:aCfZkRwR0
- ――自宅
息子「………」
娘「………」
息子(お父さん、もう限界なんだ……さっきだって、部屋で泣いて……)
娘(ずっと、お母さんから酷いことを言われ続けて……殴られたりもして……)
息子(これ以上、傷ついていくお父さんを……見たくないよ……!)
娘(それに、もう……お母さんのことなんて、どうでも良い……!)
息子「……娘」
娘「……お兄ちゃん?」
息子「お父さん、確か……前に、浜波お姉ちゃんの名前を呟いてたよね」
娘「……うん。それに、浜波お姉ちゃんも……『新しいお母さんが欲しい?』って……」
息子「………」
娘「………」
息子「……今すぐ、確かめに行こう!」スクッ
娘「……うんっ!」スクッ
息子「もしかすると、お父さんを……お母さんから、引き離せるかもしれない……!」ダッ
娘「あっ、待って……!」タタタッ
息子娘(お父さんを助けなきゃ……!お母さんから、守らなきゃ……!このままじゃ、お父さんが……っ!)
- 921 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/03(月) 22:20:58.30 ID:aCfZkRwR0
- ――47周目鎮守府・執務室前
浜波「………」
浜波(結局、部屋の前に来ちゃった……いてもたってもいられなくて……)
浜波「……っ」
浜波(でも、どう言えば良いの……?まさか『奥さんを捨てて私を選んで』って……直球で……?)
浜波(いや、ダメ……!そんなことを言えば、司令を……一層、苦しめてしまうことに……!)
浜波(だけど……もう、気持ちに火が付いちゃった……好きに、なっちゃった……)
浜波(今更、この想いを抑え込むなんて……出来ないよ……!だって……だってぇ……っ!)ギュッ…!
浜波(司令を愛してあげたい……!あいつの恐怖から解放してあげたい……!傍でずっと、支えてあげたい……!)
浜波(日に日に、その想いが強くなっていって……!こんなこと、許されるはずが無いのに……!)
浜波(法律や社会の倫理なんて、関係無い……!私は、司令のことが……でも……でもぉっ……!)
浜波「……っ」プルプル…
浜波(手が……足が、動かない……!目の前に、司令がいるのに……いつでも、気持ちを伝えられるのに……!)
浜波(常識と、司令を苦しめてしまうかもしれない恐怖が……体を、縛り付けて……!)
「……あれ?浜波ちゃん?」
浜波「っ!?」ビクッ!
「あ、ごめんね?驚かせるつもりは無かったんだけど……」
浜波「……あ、貴方は……36周目提督、さん……?」
36周目提督「うん。少し、47周目提督さんに……重要な話があってね」
- 922 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/03(月) 22:36:50.59 ID:aCfZkRwR0
- 36周目提督「どうしてそこに立っているの?用があるなら、部屋の中に……」
浜波「そ、それは……」
36周目提督「……?」
浜波「……っ」プルプル…
36周目提督「……!」
36周目提督(浜波ちゃん……体が震えていて、汗を垂らして……それでいて、何かを堪えようとしている……)
36周目提督(風邪や体調不良?いや、もしそうだとしたら、わざわざ執務室に来る理由が無い。自室で安静にしているはず)
36周目提督(それなら、部屋の前で……こんなに、体を震えさせるようなことは……僕が思いつく結論は、1つしか無い)
36周目提督「……浜波ちゃん。もしかして……47周目提督さんのことが……?」
浜波「っ!?」ビクッ!
36周目提督「………」
36周目提督(図星、みたいだね。僕だって、伊達に半世紀を生きて来た訳じゃない。これくらいのことなら、見破れる自信がある)
36周目提督(なるほど……ここで佇む理由が分かったよ。浜波ちゃんの立場からすれば……悩まない人間の方が、珍しいと言える)
36周目提督「……浜波ちゃん」
浜波「………」
36周目提督「落ち着いて?君の気持ちを知ったとして、僕にそれを止める権利は無い……いや、それよりも……」
36周目提督「……もしかすると、浜波ちゃんの気持ちを伝える……手伝いが出来るかもしれない」
浜波「……え?ど、どういう……こと……?」
36周目提督「僕がここに来た理由は、47周目提督さんに重要な話をする為……その重要な話の内容というのが、これなんだ」スッ…
浜波「……ビデオカメラ?」
36周目提督「浜波ちゃん。もう1度、改めて聞くよ。君は……本当に、47周目提督さんのことが……好きなんだね?」
浜波「……うん。好き……大好き……!あいつに、嫁さんに苦しめられてる司令を……私がずっと隣で、癒したいと思う程に……!」
36周目提督「……ありがとう。そして、ごめんなさい。言いづらいことを聞いてしまって。だけど……それなら、この映像を見せても……大丈夫かな」
浜波「映像……?」
36周目提督「この映像には……47周目提督さんの、今までの人生を覆しかねないほどに……重大な出来事が映っているんだ」
36周目提督「本当は、まず本人に見てもらいたかったんだけど……浜波ちゃんの覚悟が本物だというなら、見てもらった方が……良いかもしれない」
36周目提督(恐らく、47周目提督さんがこの映像を見たら……きっと、とてつもないショックを受けてしまう)
36周目提督(けど、47周目提督さんのことを本気で好きだと言う浜波ちゃんなら……47周目提督さんを、支えることが出来ると思うから……!)
浜波「……!」
36周目提督「その気持ちが生半可なものじゃない……僕は友人達を代表して、ここに来たんだ。浜波ちゃんの気持ちを……言葉を、信じるよ?」
浜波「……うん。お願い……それを、見せて……!」
36周目提督「……分かった。じゃあ、いくよ……?」ピッ
浜波「――!」
- 923 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/03(月) 22:47:53.58 ID:aCfZkRwR0
- ――執務室
ショタ提督「……っ」フルフル…
ショタ提督(ダメなんだ……僕は嫁ちゃんを、愛さなければならないんだ……愛する“責任”があるんだ……)
ショタ提督(だから、他の女の子に気持ちを寄せるだなんて……そんなこと、あってはいけないんだ……!)
ショタ提督(僕は既に、嫁ちゃんを2度も傷つけてしまっている……ただでさえ最低な僕が、他の女の子に……)
ショタ提督「……うっ、ぁ……!」
ショタ提督(この気持ちは……浜波ちゃんへの、想いは……きっと、僕が彼女の優しさに……甘えてしまっているだけなんだ……!)
ショタ提督(嫁ちゃんがいるのに……本当なら、そんなことを……考えるだけでも、いけないことなのに……!)
ショタ提督(でも……日を追うごとに、浜波ちゃんへの気持ちは……強くなっていって……!)
ショタ提督(鎮守府にいる時だけじゃない……家にいる時でも、脳裏に浜波ちゃんの顔が浮かび上がってきて……)
ショタ提督「……っ!」フルフルフルフル!
ショタ提督(くっ……!忘れるんだ、僕……この気持ちは、何かの間違いなんだ……!)
ショタ提督(例え、そうじゃなかったとしても……封印しなきゃ、いけないんだ……!)
ショタ提督(だって、そうしないと……僕は、嫁ちゃんを……また、傷つけてしまう……いや、それどころじゃない……!)
ショタ提督(嫁ちゃんを、裏切ることに……でも……でもっ!そう考えていても……浜波ちゃんのことばかり、考えて……!)
ショタ提督「ううっ……ぐぅっ……!」ギリギリ…!
ガチャ…
ショタ提督「っ!?」ビクッ
浜波「……司令」
ショタ提督「は、浜波……ちゃん……」
ショタ提督(な、何でこのタイミングで……いけない!僕には嫁ちゃんがいるんだ……!だから、浜波ちゃんをそういう目で見るのは……!)
36周目提督「……こんにちは、47周目提督さん」
ショタ提督「……え?36周目、提督さん……?」
- 924 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/03(月) 23:08:14.58 ID:aCfZkRwR0
- 36周目提督「突然お邪魔してごめんなさい。今日は……重要な話をしに来たんだ」
ショタ提督「重要な、話……?」
浜波「………」
ショタ提督「あ、あの……」
ショタ提督(浜波ちゃん……何だか、様子がおかしいような……今にも泣きそうな、それでいて怒りに満ちた表情で……)
ショタ提督(ま、まさか!僕が何かとてつもない失敗を……!?それで、36周目鎮守府にも被害が……)
36周目提督「貴方に見てもらいたい物があって……」スッ…
ショタ提督「……えっと、これは?」
浜波「3周目鎮守府製の……性能を極限まで引き上げた、超高性能ビデオカメラ……」
ショタ提督「ビデオカメラ?あの、話が見えないんですけど……」
浜波「……司令」
ショタ提督「……う、うん」
浜波「今から見てもらう映像には、あいつの……嫁さんの、信じられないほどに……醜くて、汚らわしい真実が映ってる……!」ギリッ…!
ショタ提督「み、醜い……?」
36周目提督「きっと、いや、確実に……貴方に衝撃を与えることになると思う。けど……こうして証拠が出揃った以上、友人達と相談して……貴方に伝えておくべきだと、判断したんだ」
ショタ提督「……っ」ゾクッ
ショタ提督(何だか、背中に嫌な悪寒が……まるで、この映像を見ると……後戻りが、出来なくなるかのような……)
浜波「……言いたいことは、後で全部聞くから……お願い。どうか、見て……!」
36周目提督「僕からも、お願いします……!」
ショタ提督「………」
ショタ提督(浜波ちゃんと、36周目提督さんの険しい表情……きっと、それほどに重大な映像なんだ……)
ショタ提督(……でも、2人の表情は真剣そのもので……きっと、僕以上に……何か、覚悟を決めて……!)
ショタ提督「……うん、分かった」
浜波「……!」
36周目提督「……本当に?」
ショタ提督「はい。お願いします……」
36周目提督「……ありがとう。それじゃ、今から再生するけど……どうか、落ち着いて……出来る限り、心を落ち着けて……見てほしいんだ」
浜波「………」
ショタ提督「……はい」
浜波「……いくよ、司令」カチッ
ブゥン…
ショタ提督「……!」
ビデオカメラが映し出す立体映像……そこには、彼の……47周目提督の、嫁への気持ちを全て打ち砕く“事実”が露わとなった。
これは、今から10年前……まだ彼が海軍学校に通い始めたばかりの頃まで遡る。彼と“彼女”の出会いの日――
- 925 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/03(月) 23:29:37.72 ID:aCfZkRwR0
- 47周目提督はとある一般家庭に生まれ、両親の元でごく普通に育てられてきた。
そのお陰か、彼は真面目で責任感のある人物へ育ち……何気なくテレビに映っていた艦娘の映像を見たことで、提督になることを決意した。
そして彼は中学生時代から海軍学校に入学する為の勉強をし続け……見事に合格した。今から10年前の出来事である。
しかし、その裏で……彼の人生の歯車を狂わせる、歪んだ影が這い寄ろうとしていた……
――海軍学校
嫁(14)「え〜?どうせパパとママの仕事を継ぐんだから、わざわざここで勉強なんてしなくて良いでしょ〜?」
嫁父「こらこら、そういう訳にはいかないよ。お前には、いずれどんな仕事をするかきっちり学んでもらわないとな」
嫁母「そうよ?留年してもお金ならいくらでも出すから、ここで最低限のノウハウは身に付けてね?」
嫁「めんどくさいなぁ〜」
その歪んだ影こそが、彼を散々苦しめた嫁である。彼女の両親はかつてのコネ提督の両親と同等の地位を築いており、海軍でも顔が利く人物である。
しかし、彼女の両親は……初めて生まれた娘を溺愛してしまった。ある意味、彼が苦しむことになった最大の要因と言えるだろう。
溺愛されて育てられてきた嫁は……案の定歪んでしまった。その整った顔立ちとは裏腹に……
全てが自分の思い通りにならなければ、すぐに怒りを露わにする我儘な性格となってしまったのだ。
嫁(あ〜あ、勉強なんてやだなぁ。周りはムサい男ばっかだし、話し相手になりそうな女の子もほとんどいない……)スタスタ
嫁(いたとしても、どいつもこいつもクズばっかり。すぐに怒ったり、叩こうとしてきたり……どうせそんな奴らは育てられてきた環境が悪かったんでしょうけど)
嫁(誰か“私よりも弱そうで、何があっても私に逆らわなくて、私を養ってくれるほどにクソ真面目で有能な奴”なんかいないかしら……)
溺愛されて育った彼女は、同性や異性に求める理想が信じられないほど高かった。それなのに、自身に非があるとは絶対に認めないのだ。
これでは彼女と友人となれる人物なんていない。いるはずが無い……
しかし、彼女は“運良く”見つけてしまった。そして彼は“運悪く”見つけられてしまった。
嫁「……ん?」
ショタ提督(16)「……♪」トコトコ
ショタ提督(わぁ……立派な建物だな〜……!今日からここで提督になる為の勉強か……よしっ、頑張るぞー!)
嫁「……ふ〜ん♪」ジュルリ
嫁(背が小さくて弱そうだし、無理矢理にでも言うことを聞かせそう……しかも、提督なら将来有望だし……見た目も真面目そうね……)
嫁(それに幼児体型だけど、あどけない顔も悪くないし……あいつ、良いかも♪)
嫁(よし、絶対モノにする!この私をその気にさせたこと、光栄に思いなさいよ?フフフ……♪)
彼は彼女にターゲットとされてしまった。この瞬間こそが……彼にとって、10年に及ぶ地獄の始まりだったのだ……
- 926 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/03(月) 23:47:25.44 ID:aCfZkRwR0
- ショタ提督「ふぅ……」トコトコ
ショタ提督(今日も宿題が沢山出たなぁ……早く寮に帰って片付けないと)
嫁「……ねぇ、そこのアンタ」
ショタ提督「……僕ですか?」クルッ
嫁「一緒に遊ばない?私、アンタのこと……気にいっちゃったかも♪」
ショタ提督「………」
ショタ提督(えっ、何この人……もしかして、逆ナンパ……?でも、こんな幼児体型の僕をナンパする人なんて……)
ショタ提督(じゃあ……やっぱり、危ない感じの……きっと、詐欺か何かで……?)
ショタ提督「……え、えっと、すみません。忙しいので……」スタスタ
嫁「あっ、コラ!待ちなさい!ちょっと!ねぇってば!」
ショタ提督「………」スタスタスタ…
嫁「……チッ」
嫁(何よアイツ……小学校や中学校なら、私の美貌にデレデレする奴ばっかだったのに……!)
嫁(これはやり方を変えた方が良いわね……警戒心が強いってことは、男の癖に身持ちも固いんでしょうし……)
一度は彼女の脅威から逃れた彼だが……厄介なことに、彼女は狙った獲物を逃さないタイプだったのだ。
自力では難しいと理解した彼女が、次に取る行動と言えば……恐らく察しがつくだろう。
――数日後
ショタ提督「………」トコトコ
ショタ提督(何だったんだろう、あの人……昨日も一昨日も現れなかったから、やっぱり“そういう”……?)
嫁「……待ちなさい」
ショタ提督「っ!?」ビクッ
ショタ提督(あっ……あ、あの時の……)
嫁「そう怯えないでよ。あの時は少〜し焦り過ぎただけだから」
ショタ提督「………」
嫁「アンタのことを話したら、パパとママがアンタを気に入ったのよ。真面目な優等生だから、一度会ってみたいって」
ショタ提督「え、えっと……」
嫁「まだ怪しんでる?だったら調べてみなさいよ。私の名前は嫁。パパは嫁父、ママは嫁母」
嫁「2人とも、大本営では有名な海軍関係者。それもかなり上位に属する人って分かるから」
ショタ提督「………」つスマホ スッスッ
ショタ提督(あ……確かに情報が載ってる……それに、この嫁さんという人のことも……じゃあ、本当に……?)チラッ
嫁「………」ニヤリ
そう、“両親の地位”を利用することである。今の彼女の台詞に“嘘は一切含まれていない”ことと、“彼の真面目な性格”……
この両者が掛け合わさった結果が、後の……彼にとっての、最大の悲劇に繋がることになってしまう。
- 927 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 00:03:05.29 ID:y8/PSk+V0
- ――嫁自宅
嫁父「そうかそうか、君が47周目提督君か」
ショタ提督「は、初めまして!この度はお招きいただき、ありがとうございます!」
嫁母「そう緊張しないで?娘から話は聞いたわよ?良い人そうで友達になりたいって」
嫁父「入試成績も調べてみたら優秀だし、日頃の素行も良好。娘が気に入るのも無理は無い」
ショタ提督「い、いえ!そんな……」
嫁「でしょー?」
彼は嫁に誘われ、そのまま嫁家に招待……否、“誘い込まれた”。更に、彼女の両親にも興味を抱かれてしまった。
このことが、彼をより苦しめ……嫁と縛り付ける一因となる。尤も、この後に更なる悲劇が待ち受けているのだが。
嫁父「娘はどうも友人を作るのが苦手で、昔から喧嘩してばかりでね……」
ショタ提督「そうなんですか?」
嫁「ぱ、パパ!悪いのは相手だって言ってるでしょ!」
嫁母「そんな気難しい娘が、こうして友人を連れて来るのは本当に珍しいことなの。今日は来てくれて本当にありがとう」ニコッ
嫁「ママまで……」
ショタ提督「……いえ、こちらこそありがとうございます」
嫁父「寮には私から連絡を入れておく。ウチで夕飯を食べて行ってはくれないか?」
ショタ提督「えっ、良いんですか?」
嫁母「えぇ。だって、娘はまだ一緒にいたいみたいだし」チラッ
嫁「………」
ショタ提督「……じゃあ、お言葉に甘えて……」
嫁(よしよし、ここまでは上手くいったわね……?)
それから彼は、嫁家での夕食をご馳走になった。ここまでなら、彼女が少し強引に彼を自宅に招いただけの話で済んだのだ。
だが、彼女はここで本性を現す。そして、その刃を向けられた彼が……犠牲になってしまう。
- 928 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 00:11:23.40 ID:wlcWjPSAO
- 両親は普通にいい人っぽいのかな…
- 929 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 00:17:14.87 ID:xweNIxWv0
- 自分を守る権力に胡座かいて傍若無人かました挙げ句
因果応報で報いを受けた奴が過去の週にもいたんだよな
そっちは最終的には改心して許されたが今回のこいつはちょっと厳しいんじゃないかこれだと
- 930 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 00:23:53.97 ID:y8/PSk+V0
- ――数日後・嫁自宅
嫁「………」ゴソゴソ
嫁(しばらくの間、一緒に話してみて分かった。あいつはガードが固い。多分、私が迫ったところで……断られるのがオチね)
嫁(だったら、あいつをその気にさせるしか無いんだけど……それも無理ね。あいつ、真面目だから理性も強そうだし……)
嫁「……あった」スッ
嫁(残っている選択肢は……私が既成事実をゲットすること。でも、まともな方法じゃ無理ね……だから……)
嫁「………」トポトポ…
嫁(幸い、今日はパパもママも仕事で朝帰りになるはずだから……ふふっ♪)ニヤリ
嫁「……お待たせ」
ショタ提督「わぁ……美味しそう!」
嫁「ウチの中でも、かなり高いぶどうジュースよ?心して飲んでよね?」
ショタ提督(うっ、そう言われると飲みづらいかも……い、いやいや!折角嫁さんが僕の為に出してくれたんだ!味わって飲まなきゃ……!9
ショタ提督「……いただきます。ん……んんっ!?///」
嫁「何よ。まさか不味いなんて言う気?」
ショタ提督「い、いや、そうじゃないんだけど……何か、喉が火傷するくらい熱くて……///」
嫁「あー、このジュースは温めた方が美味しいのよ。ほら、気にせず飲んで。お代わりもあるから」
ショタ提督「う、うん……こくっ……///」
嫁(……馬鹿ね。パパの大好物、アルコール度数が凄く高いワインだとも知らずに……)クスッ
彼女は溺愛されて育ったが故に常識というものを知らない。更に、自身の行為に罪悪感を抱くことも無い。
それでいて、自分の我儘を押し通す為には手段を選ばない性格。その結果……彼女はあろうことか、彼を泥酔させる作戦に出たのだ。
当然、何も知らず、そして何も疑っていなかった彼は、彼女の策略に嵌ってしまい……
ショタ提督「う……///」フラフラ
ショタ提督(何だか、頭がクラクラする……それに、眩暈が……///)
嫁「どうしたの?顔色悪いわよ?」
ショタ提督「だ、大丈夫……うぅっ……///」
嫁「なんならそこのベッドで休む?来客用だから、眩暈が収まるまで眠ってて良いわよ」
ショタ提督「……あ、ありがとう。じゃあ、少しだけ……///」フラフラ
嫁「………」ジー
ショタ提督「ん……///」ポフッ
ショタ提督(あっ……フワフワで、柔らかい……これじゃ、そのまま……眠っちゃいそう……///)
ショタ提督「……すぅ///」
嫁「……提督?」
ショタ提督「んぅ……///」
嫁(……完全に眠ったわね。それじゃ……ふふっ……♪)ヌギッ…
彼女は服を脱ぎ、そのまま彼の服も脱がしていく。人間の体というのは不思議なもので、例え本人が眠っていたとしても……
体に刺激を与えられれば、生き物である以上は何らかの反応を示してしまうのだ。それはこのような状況でも例外では無く……
嫁(ちょっとするだけで見事に……さて、アンタは私が気に入った相手。絶対に離れられなくしてやるんだから……んっ……!///)
ショタ提督「ふぅ……くぅ……///」
- 931 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 00:52:50.39 ID:y8/PSk+V0
- ――数時間後
ショタ提督「……ん」グシグシ
ショタ提督(あ、あれ……?僕、いつの間に寝ちゃって……それに、ここは……)キョロキョロ
嫁「……今頃起きたの?」
ショタ提督「……え?」
ショタ提督(よ、嫁さん?何で……それに服を着て……ま、待って!そういえば、僕も体がスースーするような……)ゴソゴソ
ショタ提督「……っ!?」
ショタ提督(下半身に違和感……そして、この状況……ま、まさか……!)ガクガク
嫁「……最低」ギロッ
ショタ提督「うっ……!よ、嫁さん……これって、僕が……?」
全裸の男女がベッドで横たわっている状態。ともすれば、性知識の無い者以外は……一線を越えてしまったと考えるのが自然だろう。
尤も、彼の場合は彼女に泥酔させられた挙句、強姦されてしまったのだが……この事実を知る者は、彼女以外にいない。
だからこそ、傍から見れば……誰もが彼女の味方をし、彼は悪人として裁かれる立場となる。それだけに、彼の脳は予想外の出来事で真っ白だった。
嫁「………」
嫁(さっきまでのことを覚えてないのね……ま、それを見越して沢山飲ませたんだけど)
嫁(仮に覚えてたら『私が間違って出したお酒で理性を失って襲った』ということにしたけど、記憶が無いなら好都合ね)ニヤッ
嫁「……アンタ、昨日……人の家のお酒を間違って飲んだ上に……嫌だって言ったのに、私を……無理矢理……」
ショタ提督「う、嘘……」
嫁「まさか『覚えてない』なんて言うつもりじゃないでしょうね?これは強姦よ?立派な犯罪でしょうが!!」
ショタ提督「あ……ぁ……!」ガクガク
ショタ提督(ど、どうしよう……!僕、覚えてない……!でも、お酒を間違って飲んだって……)
ショタ提督(そ、そういえば……さっきから、頭がズキズキ痛むような……じゃあ、やっぱり……!)
ショタ提督「………」サァッ
嫁「………」ニヤッ
嫁(真っ青になってる……『私のせい』じゃなく、『自分がやった』と思い込ませれば……強烈な罪悪感を植え付けることが出来る)
嫁(こうすれば、提督を私から離れられないようにすることが出来るって訳。既成事実もばっちりゲットしたし……それに……)
ショタ提督「ご、ごめんなさいっ!」ガバッ!
嫁「……土下座如きで許しを乞うつもり?」」
ショタ提督「あ、謝って済む問題じゃないけど……ごめんなさいっ!本当にごめんなさいっ!せ、責任は取りますから!」
嫁「……!今、何て?」
ショタ提督「せ、責任を取ります!あ、あのっ、こんなことで許してもらおうと思っては……うぅ……」
嫁「……ふ〜ん。そこまで言うなら、許してあげないことも無いかしら。あはっ……♪」ゾクゾク
嫁(言質は取ったわ。後は逃げようとしたら、今の言質と……未成年飲酒と強姦罪で脅せば、間違いなく……ふふっ)ニヤリ
こうして、彼は嫁の罠に嵌り……以後、彼女との結婚を前提とした交際をすることになってしまった。
尤も、仮に彼がここで自分の無罪を主張したとしても……実際に体内からアルコール反応が検知される上に、この状況で彼の言葉を信じる者は皆無だろう。
更に、彼女が両親に報告すれば……彼は罪人となり、まず間違いなく海軍学校から永遠に追放されることになってしまう。
この積み重なった“彼女の策略”により、彼は……彼女に手綱を握られている状態となってしまった。これこそが、彼の……悲劇の“始まり”だったのだ。
- 932 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 00:56:24.78 ID:y8/PSk+V0
- 今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!これで全体の半分くらいです。
実は初期プロットでは『提督と嫁が居酒屋にいき、提督を泥酔させて嫁がお持ち帰りからの既成事実』という展開だったのですが……
よく考えると提督も嫁も未成年だったので、急遽プロットを組み直し、このような形となりました。
若干不自然な展開になってしまったことをお詫び申し上げます。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
- 933 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 01:00:04.48 ID:wlcWjPSAO
- 乙
- 934 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 01:01:24.40 ID:k5pysI7uo
- おつおつ
さあー浜波はこの悪女とどう対峙するのか
- 935 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 01:17:09.29 ID:cjIoKsrjO
- 乙
提督みたいな善人から糞嫁みたいな屑まで色んなキャラを書きわけてるなあ
この糞嫁と20週目提督から金をむしり取った糞女ならどっちのが終わってるだろうか
- 936 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 18:26:00.85 ID:y8/PSk+V0
- 22:00〜23:00頃開始予定です。
- 937 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 22:00:29.27 ID:y8/PSk+V0
- 始めます。
- 938 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 22:03:08.03 ID:y8/PSk+V0
- 嫁父「ま、まだ出会って1ヶ月も経っていないのに交際とは……」
嫁母「しかも『結婚を前提としたお付き合いをさせてほしい』だなんて……近頃の娘はこれが普通なのかしら……」
嫁「提督ってば、私に心底惚れちゃったみたいで〜♪」
ショタ提督「……はい」
ショタ提督(今の僕に、断れる資格なんて……あるはずが無い。むしろ、許してくれたことを感謝してもしきれないよ……)
嫁(アンタから貰った既成事実のことは伏せてあるけど、アンタが変なことをしたら……すぐにでも、パパとママに……)
嫁による泥酔事件から1週間も経たない内に、彼女は両親に彼と交際することを告げていた。
無論、彼を自分から逃れられないよう……退路を断つ為である。そして追い打ちをかけるように、彼にも両親に挨拶させた。
彼は自責の念に駆られ、彼女の真意に気づくことなど……出来るはずが無い。しかし、彼女の行動はこれだけに留まらず……
――47周目提督・実家
父「け、結婚を前提とした……!?」
母「提督、それ、本当なの……!?」
ショタ提督「………」コクリ
嫁「この度は47周目提督君とお付き合いをさせていただいている嫁と申します。初めまして、お義父様、お義母様」ペコリ
彼を更なる鎖で自身と繋ぎ止めておく為に……彼の両親にまで、彼女は強引に挨拶にやって来たのだ。
そして、自身の両親に告げたことと同じ内容の話を彼らに伝えた。彼らは当然のことだが驚愕した。
まさか、今まで女性に縁が無かった息子が……このような容姿端麗な彼女を連れて来たというのだから。
ショタ提督「……っ」
ショタ提督(ごめんなさい……嫁さん……本当に、ごめんなさい……!)
父「………」
母「………」
父(だけど、それにしては……)
母(提督、あまり嬉しそうには見えないけど……)
- 939 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 22:07:36.36 ID:y8/PSk+V0
- それからと言うものの、彼お互いの両親に認められた恋人関係となったことで……彼女は、彼から離れなくなった。
無論、彼女の束縛は彼にとって……非常に負担となる。しかし、彼はずっと自身が犯したと思い込んだ罪の意識に苛まれている。
それに加え、彼女に弱み……否、捏造された弱みを握られている彼は、もはや奴隷同然と言っても良いほどだろう。
嫁(15)「今週末は講義が無いんでしょ?だったら一緒に出掛けましょうよ!駅前に新しいショッピングモールが出来たのよ!」
ショタ提督(17)「で、でも……来週は試験だし、宿題も……」
嫁「……私に逆らう訳?」ギロッ
ショタ提督「……っ!」ビクッ
嫁「あんなことをしておいて?それなのに恋人より勉強を取るんだ……へぇ……」
ショタ提督「……ご、ごめん、なさい。一緒に……行くから……」
嫁「最初からそう言えば良いのよ。そうと決まれば、朝からあの施設に行って、次は……」
ショタ提督「………」
ショタ提督(そう、だ……僕は、あんなことをしてしまったクズなんだ……だから、せめて……)
ショタ提督(嫁ちゃんを、幸せにしなければならない……責任を、取らなきゃいけないんだ……)
こんなことが毎日のように続き、彼の精神は消耗していった。しかし、彼は我慢し続けたのだ。
自分の責任だから、自分が悪いから……彼女の策略に嵌められたことに気づかないまま、彼女の鎖に縛り付けられていった。
だが、彼女は我儘で傲慢ではあるが……彼への好意は、確かにあった。彼女がここまで必死なのは、彼に一目惚れに近い感情を抱いていたからなのだ。
しかし、その愛情は酷く歪んでおり……到底、まともな恋愛感情と呼べるものでは無かった。
その上、彼女は相手を思いやることが出来ず……好きだからこそ、相手に自分というものをぶつけ、異常なまでに独占しようとした。
それがまた、彼の心を圧迫してしまった。彼、否、多くの者から見れば……彼女の好意を抱く者に対する行動は、正気の沙汰では無かった。
そんな状況でも、彼は空いている時間を利用して勉強し……留年することは無く、何とか2年で海軍学校を卒業することが出来た。
- 940 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 22:12:33.07 ID:y8/PSk+V0
- そして、卒業式を迎えてすぐに……彼女は両親に“必死に”頼み込み、結婚式をひらいて貰った。それはもう、盛大に……
しかし、新郎である提督は……やはり疲れ切った目をしていた。しかし、彼は必死にそれを心の内側に押し込めた。
心にあるのは、常に彼女からの辛辣な言葉と……自分を責め続ける言葉だ。彼からすれば、この状況で不安を言う等、出来るはずが無かった。
――結婚式場
神父「それでは、夫婦で誓いのキスを」
嫁(16)「はいっ!」
ショタ提督(18)「……はい」
嫁「………」チュッ
嫁(ふふっ、結婚かぁ……これでますます、提督と一緒にいられる……私から、離れられないように出来る……!)
嫁(だけど、ここを卒業してしまうと……最悪、離婚される可能性もあるのよね……だったら、絶対に私から逃れられない“物”で……!)
ショタ提督「………」チュッ
ショタ提督(これで僕が夫、嫁ちゃんが妻になるのか……夫として、絶対に嫁ちゃんを幸せにしないと……)
ショタ提督(例え時が経とうとも、僕がしてしまった罪は消えない……一生をかけて、嫁ちゃんを養うという責任を取らないといけないんだ……!)
嫁父「ぐすっ……うぅっ、娘が……少し前まで赤ん坊だった娘が、あんな立派に……!」グスグス
嫁母「もう、貴方……さっきから泣き過ぎですよ……」ウルッ
父「………」
母「………」
父(やっぱり、あまり嬉しそうじゃないな……)
母(あの子は隠しているつもりなんだろうけど、私達には分かる……)
父母(提督は……この結婚を、心のどこかで……望んでいないのかも……)
そしてケーキカットやブーケトスを済ませた後……彼と彼女の、2人だけになれる時が訪れた。所謂、結婚初夜である。
尤も、これが彼にとって……再び、大きな鎖で縛り付けられる……不幸な出来事が引き起こされてしまうのだが……
- 941 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 22:21:23.57 ID:y8/PSk+V0
- ――高級ホテル最上階・スイートルーム
嫁「……これで全部、と」プスッ
嫁(どうせ提督のことだから、子供を作ろうと言っても……間違いなく反対されるでしょうね)
嫁(でも、こうして……用意しておいたゴムに、穴をあけておけば……もちろん、これだけではダメ)
嫁(わざわざ急いで結婚式を挙げてもらったのは……ふふっ……)
嫁「……穴があいたゴムに、私の“危険日”……この2つが重なれば、間違いなく……!」
ガチャ…
嫁「……!」
ショタ提督「……お風呂、上がったよ」ホカホカ…
嫁「……っ」ゴクッ…
嫁(ば、バスローブ姿だなんて……アンタ、誘ってる訳……?い、いやいや!こいつのペースに流されちゃダメ!)
嫁「ふぅ……じゃ、早速シましょうか」
ショタ提督「……嫁ちゃんが、そう言うのなら。あっ、でも……嫁ちゃん、今日は……大丈夫な日?」
ショタ提督(今まで、嫁ちゃんと性行為をすることは何度もあったけど……避妊だけは、しっかりやってきた)
ショタ提督(僕が責任を取れるかじゃなく、嫁ちゃんを妊娠させてしまうなんて……これ以上、彼女に負担をかけるようなことは……!)
嫁「……えぇ、もちろん。そんなに不安ならゴムも付ける?」スッ…
ショタ提督「………」コクリ
ショタ提督(良かった……ゴム、持って来てくれたんだ……これなら、大丈夫……)
嫁(引っかかったわね?さて、後は思う存分……熱い夜を過ごせば……♪)ペロッ
彼は再び、彼女の罠に嵌められてしまった。更に、今回は……“彼女の言葉を信じた”からこそ起きた悲劇である。
穴があいた避妊具に、彼女の危険日……この2つが重なった結果が、どうなってしまったかは……想像に難くないだろう。
- 942 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 22:34:43.86 ID:y8/PSk+V0
- ――約1ヶ月後・自宅
ショタ提督「う、そ……」
嫁「嘘も何も、これが証拠よ」スッ
彼女が彼に差し出した妊娠検査薬。そこには、はっきりと2本の線が現れている。そう……陽性である。
すなわち、彼女が妊娠しているという証である。しかし、彼にとっては……予想だにしない事実だったのだ。
ショタ提督「ど、どうして……確かに、避妊していたはずなのに……!」
嫁「あのねぇ。例え安全日でゴムしてようが、避妊確率は100%じゃないのよ?それくらい常識でしょうが」
ショタ提督「あ……っ」ガクガク
ショタ提督(ど、どうしよう……!どうしようどうしようどうしよう……!?僕は、また……!)
ショタ提督(嫁ちゃんに……負担を、かけてしまっただなんて……!あぁっ、僕があの時、念の為にピルを買って来ていたら……っ!)
嫁「………」ニヤッ
嫁(狼狽えてる狼狽えてる……♪提督のことだから、間違いなく自分を責めているでしょうね……)
嫁(だからこそ、そこにつけ込めば……提督に、更なる罪の意識を刷り込ませれば……)
嫁(私のことを、絶対に捨てたりしない……私から、離れられないように……!)
嫁(その為の“子供”だもの……♪こいつさえいれば、提督は私の思うが儘に……!)
そう。彼女は彼の性格を既に熟知していた。だからこそ、彼が『嫁が妊娠したのは自分のせいだ』と考えることは予想済だったのだ。
故に、彼女の策略は……正に効果覿面であった。彼に『自分のせいで嫁を妊娠させてしまった』という重圧をかけることで……
泥酔事件以来の、彼の『責任を取らないといけない』という自責の念を……より一層強めることが出来る。
ショタ提督「ご、ごめんなさい……あぁっ、ぼ、僕のせいで……ごめんなさい……!」
嫁「……妊娠しちゃったものは仕方ないわ。私……産むから。まさか、中絶しろだなんて言わないでしょうね?」ギロッ
ショタ提督「言う訳ないよッ!!むしろ……僕のせい、なのに……怒らないの……?」
嫁「だって、私は子供欲しかったもん。流石に未成年で母親になるのは予想外だったけど」
嫁「それに子供は、提督を私と結びつける……最強の鎖だし」ボソッ
ショタ提督「……え?」
嫁「ううん、何でもない。孕ませた以上、アンタだって父親だからね?仕事ばっか明け暮れず、子育てにもちゃんと協力しなさいよ」
ショタ提督「……もちろんだよ。絶対に……“責任を持って”、嫁ちゃんと一緒に……お世話するから……!」
嫁「………」ニヤリ
彼女は、子供を“提督の足かせ代わり”としか考えていなかった。彼を騙してまで妊娠したのも、彼を束縛する為に過ぎない。
そんな彼女が、子供に愛情を注ぐことなど……出来るはずが無い。後に妊娠した子供は男女の二卵性双生児と発覚するが……
彼が『双子で嬉しい』という気持ちを抱いたのに対し、彼女は……『鎖代わりなのに2人とか勘弁してよ』である。
そして、彼は彼女の目論見通り……自分を責め続け、責任を取る為に……必死に仕事に取り組むようになった。
しかし、これが……彼女の不満を溜め込む要因となってしまった。そう、彼が鎮守府にいることが多くなったことをきっかけに……
- 943 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 22:53:23.11 ID:y8/PSk+V0
- ――3年後・自宅
嫁(19)「アンタねぇ!私より鎮守府の奴らが大事な訳!?」
ショタ提督(21)「そ、そういう訳じゃ……」
嫁「約束したでしょ!仕事ばかり明け暮れず、子育てを手伝いなさいって!」
ショタ提督「……っ」
息子(3)「………」ビクビク
娘(3)「………」ビクビク
彼女は、自分がしたことなど棚に上げ……彼をひたすら責め続けた。自分達より仕事を優先していると罵った。
かつてはほぼ毎日共に過ごしていた彼が……平日は、ほぼ夜までいない。これが彼女の我儘な性格と独占心を刺激し、彼への罵倒に繋がった。
ショタ提督「だ、だけど……帰ってからは、ちゃんと息子と娘のお世話もしてるし……家事だって……」
ショタ提督(というより、家事は……洗濯や掃除は、休みの日に僕がほとんど……)
そう。彼女は溺愛されて育ったが故に……家事をまともにこなすことが出来なかったのだ。
それだけなら、まだ努力で何とかなる。しかし彼女は、自身の能力不足を努力で補おうとしないばかりか……
嫁「言い訳するなっ!アンタがいないからこんなことになってんでしょうが!」バキッ!
ショタ提督「うっ……!」バタッ
ショタ提督(……ごめん、なさい……ごめんなさい……!僕のせいで、ごめんなさい……っ!)
娘(お、おかあさん……こわいよぉ……)ビクビク
息子(おとうさん……かわいそう……なんで、たたかれてるの……?)ビクビク
絶対に自分の非を認めず、全てを彼のせいだと決め付け……言い訳にすらならない罵倒を繰り返していた。時には暴力さえ……
このような状況が8年間続き、彼の心は徐々に……ストレスと疲労、そして……重く圧し掛かる自責の念により、すり減っていった。
息子と娘も、自分達の世話をロクにせず……常に父親に当り散らしてばかりの母親に、愛想を尽かせていった。
そして2人は、母親からのストレスや恐怖を……父親が注いでくれる愛情で和らげていた。だからこそ、父親である彼を心から慕い……
浜波達に……彼の心を助けるよう、願ったのだ。そして浜波も、彼と共に過ごしている内に……彼を支えたいと、心から思うようになった。
それが例え、社会的倫理に背くことだとしても……それでも、彼を……提督を、彼女の束縛から救う為に……!
- 944 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 22:58:05.10 ID:dZin+Pd+O
- 嫁のほうは嫁のほうで一応提督に対して情は抱いていたというのがなんとも
- 945 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 23:14:11.16 ID:y8/PSk+V0
- ――――――――
――――
ブゥン…
ショタ提督「………」
浜波「……これで、全部」
36周目提督「………」
ショタ提督「……この、映像……どうやって……」
36周目提督「……3周目提督君が用意したビデオカメラはもちろん、16周目提督君が持つタイムマシンと……27周目提督君の、姿や存在を消し去る能力を併用したらしいんだ」
ショタ提督「………」
36周目提督「それだけじゃない。この映像に映っていた事実は、僕を含めて……一部の友人達が把握している」
36周目提督「事実を知る者が多いほど……相手の罪を指摘する際に、有利になるからね」
36周目提督「そして、嫁さんのご両親による権力も心配いらない。いざと言う時は、僕が元帥に連絡して……47周目提督さんのことを守ってもらう」
36周目提督「だから、もう……嫁さんの言いなりになる必要は無いんだ。浜波ちゃんや、僕達が……絶対に、貴方を守るから」
ショタ提督「………」
36周目提督「そして……貴方の過去を覗き見るようなことをしてしまって、ごめんなさい」
36周目提督「だけど、3周目提督君が言うには……最初に嫁さんのことを調べたら、すぐに黒だと発覚したらしいんだ」
36周目提督「そこで嫁さんが貴方に取った行動を調べていく内に……これらの事実が明らかとなったんだ」
ショタ提督「………」
浜波「司令……」
ショタ提督「………」ヘナヘナ…
浜波「あっ……!」
36周目提督「………」
ショタ提督「そん、な……全部、全部……嫁ちゃんが、仕組んだこと……だったの……?」ジワッ…
ショタ提督「ずっと、自分のせいだって……自分が悪いと思って、頑張って来たのに……耐えて、きたのに……」ウルウル
ショタ提督「それが、全部……嫁ちゃんの、罠だったなんて……そんな、ことって……っ!」ポロポロ
浜波「……っ」
36周目提督「………」
ショタ提督「僕の、苦労は……なんだったの……!?今までの我慢は、全部……無駄だったの……!?」ポロポロ
ショタ提督「僕が必死に嫁ちゃんを愛そうとしたのも……全部、無駄だったの……!?僕はずっと騙されていたの!?ずっと耐えていた僕が馬鹿だったの!?」ポロポロ
ショタ提督「息子と娘が生まれたのも、僕の失敗じゃなくて……全部、嫁ちゃんが仕組んで……!しかも、逃げられない足かせの為だったなんて……そんなの……っ!」ポロポロ
ショタ提督「酷い……酷過ぎるよ……!嫁ちゃんにとって、息子と娘は……単なる、道具に過ぎなかったの……!?」ポロポロ
息子「僕達、が……」
娘「道、具……?」
ショタ提督「……っ!?」
浜波「え……?」
36周目提督「……!」
- 946 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 23:14:51.70 ID:pSmtX+Im0
- 浜波ちゃんの告白に期待するぇ
- 947 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 23:21:49.62 ID:Yv7o3Z4A0
- これ子供らが知ったら投身しかねない案件だよなぁ…と思ってた矢先にぃィィ!?
- 948 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 23:29:15.32 ID:y8/PSk+V0
- ショタ提督「息子……娘……?」ポロポロ
浜波「い、いつからそこに……」
息子「い、今……お父さんが……言ってた、よね……?」ガクガク
娘「お母さんにとって……私達は、お父さんの足かせって……」ガクガク
ショタ提督「いや、違うんだ!これは……!」ポロポロ
36周目提督「……息子君、娘ちゃん。今のは……」
息子「じゃ、じゃあ……僕達は……」ジワッ
娘「お父さんにとって……邪魔、だったの……?」ジワッ
ショタ提督「なっ!?」
浜波「息子君!娘ちゃん!それは違うよ!司令は、2人のことを……そんな風には……!」
息子「う、ううん……それは、分かってる……」ポロポロ
娘「でも……私達がいたから、お父さんは……お母さんから、逃げられなくて……!」ポロポロ
浜波「違うの!話を聞いて!」
息子「お母さん、だけじゃない……僕達も、お父さんのことを……」ポロポロ
娘「苦しめてたんだ……私達のせいで、辛い思いをさせちゃってたんだ……」ポロポロ
息子(お父さん達が、部屋で真剣な話をしてたから……ちょっと、耳をすましてたら……)ポロポロ
娘(お母さんが、お父さんに酷いことをしてて……それで、私達を産んだのも……お父さんを、逃がさないようにする為で……)ポロポロ
息子(僕達がいたから……僕達なんかが、生まれてきちゃったから……)ポロポロ
娘(お父さんは……ずっと、私達の為に……我慢し続けて……)ポロポロ
36周目提督(……息子君、娘ちゃん)
浜波「……っ」
ショタ提督「………」
息子「……お父さん、ごめんね……?」ポロポロ
娘「私達も、お母さんと一緒で……お父さんの心を、傷つけてたんだよね……?」ポロポロ
ショタ提督「……違う」
息子「ぐすっ……僕達……」ポロポロ
ショタ提督「違うんだ、2人とも……」
娘「生まれない方が……ひっく……良かった、のかな……」ポロポロ
36周目提督「……っ!」
浜波「そ、そんなこと……」
ショタ提督「――っ!!」ダッ
ショタ提督「そんなこと無いよッ!!」ガバッ! ギュウッ!
息子「……え?」ポロポロ
娘「あ……」ポロポロ
- 949 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 23:31:05.31 ID:LAu84Bqw0
- 不謹慎かもだけど
映像が完全にドキュメンタリー番組風に脳内再生されてしまった
- 950 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 23:43:11.57 ID:y8/PSk+V0
- 息子娘「お、お父、さん……?」ポロポロ
ショタ提督「生まれてこない方が良かっただなんて……そんなこと、1度も考えたことが無いよ!」ギュウッ!
ショタ提督「息子と娘が僕の足かせ?道具?確かに、嫁ちゃんはそう考えていたかもしれないけど……」
息子「……っ」ズキッ…
娘「うぅ……」
ショタ提督「僕は違う!2人を迷惑と思ったことなんて1度も無い!息子も娘も……僕の、人生の宝物と言えるほどに……大切な家族なんだ!」
息子「……!」
娘「……!」
ショタ提督「息子、娘……さっき、言ったよね?自分達が僕のことを苦しめてしまっていた、って……」
息子「……うん」
娘「………」コクリ
ショタ提督「じゃあ、僕の口からはっきり言う。2人は、僕のことを苦しめてなんかいない」
ショタ提督「むしろその逆で……嫁ちゃんから受けたストレスも、2人と一緒に過ごしたり……楽しく笑い合ったりして……」
ショタ提督「僕にとって、安らぎだった……ううん、そんなレベルじゃない……2人がいてくれたお陰で、僕は……」
ショタ提督「この8年間……ずっと、頑張ることが出来たんだ。息子と娘が、傍で励ましてくれたから……!」
息子「……お父、さん……!」ジワッ
娘「……っ!」ジワッ
ショタ提督「……だから、嫁ちゃんの言うことなんか……吹き飛ばすほどに、僕から……感謝の気持ちを、伝えるね……?」
ショタ提督「……“生まれてきてくれて、ありがとう”……!僕の家族でいてくれて、本当にありがとう……!」ギュウッ
ショタ提督「こんなに優しい息子と娘が、ずっと一緒にいてくれて……僕は、最高に……幸せ者だよ……!」ナデナデ
息子「……お、お父さん……うぅっ……ぐすっ、うああぁぁぁっ……!」ポロポロ
娘「お父さん……ひっく……うええぇぇぇぇん!お父さぁぁぁぁぁんっ!うわあああああああんっ!」ポロポロ
- 951 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 23:46:25.09 ID:y8/PSk+V0
- 今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
後は浜波の決意(告白)を提督に伝えてシリアスパートは終了です。半分と言っておきながら、予想以上に長くなってしまいました……
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
- 952 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 23:47:02.97 ID:y8/PSk+V0
- すみません。>>950を超えたみたいですので、少し早いですが次スレを立ててきます。
- 953 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 23:48:34.72 ID:k5pysI7uo
- おつおつ
子はかすがいを呪詛にする嫁ェ…
- 954 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/05(水) 00:03:05.53 ID:TExqIUD50
- 立ててきました!
【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」リベッチオ「その34!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1556293213/
先にこちらを使い切ってから次スレに移行する予定です。
それでは今度こそ!次回の更新でお会いしましょう。
- 955 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/05(水) 00:03:59.27 ID:TExqIUD50
- 何度もすみません!URLを間違いました!↓が正しい次スレURLです!
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1559659821/
- 956 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 00:23:42.67 ID:WxFXIpMKO
- 乙
提督はもちろん息子くんと娘ちゃんがとにかく不憫でならんわこれ
なんというかこの糞嫁はヤンデレとメンヘラが混ざったような奴だな
そして設定思いつかないという割にこんな話作る>>1の引き出しも凄い
- 957 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 00:25:23.48 ID:sve8g4OG0
- 乙
- 958 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 09:08:51.09 ID:emQLh7fA0
- 乙です
嫁は究極の自己中って表現したらしっくりくる感じだなあ
……以前から粘着して文句言い続けてた奴を女にして権力持たせたらと考えたら
妙にイメージに合ってしまったんだが(言うべきじゃなかったか?これ)
- 959 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 10:06:56.48 ID:WkBNRw1A0
- 言うべきじゃなかったか?とか思いながら言ってる時点で、お前もモラルより自分の欲優先させた自己中だと思うぞ
- 960 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 12:51:13.36 ID:bANS6J2bO
- どうせ小ネタ安価の時に叩かれてた文盲だろそいつ
- 961 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 12:56:56.71 ID:y2vWX2it0
- >>958から>>960見てもぶっちゃけ自分が正しい、気に入らなければどんな暴言はいても許されるといった糞嫁みたいなメンタルうじゃうじゃいるよな艦これスレ関係なく
- 962 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 13:20:43.55 ID:emQLh7fA0
- すまんね
皆少なからず内心腹立ててただろうし
今回こういう形で意趣返しがなされていたと思うと痛快で痛快でね
牛乳でも飲んで続き待とうぜ
- 963 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:10:45.02 ID:Ho84UzBTO
- >>961
自己紹介かな?
- 964 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:15:12.57 ID:5hgtkvIz0
- まあ作者の意図は知らんが
こういう形で散々粘着してきた奴が制裁受けると思うと正直スカッとするわ
嫁へのヘイトも薄れるしな
- 965 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:22:21.88 ID:5q9gxtumO
- 制裁とか気持ち悪すぎて草
やっぱこいついつものゲェジだわ
この前もID変えて連投してたしどうせ自演してんだろ
- 966 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:32:54.39 ID:yEl3jrBV0
- この単発末尾Oいつも暴言吐いてるな
リアルで提督嫁みたいな奴だ
- 967 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:36:20.95 ID:gnQAD2Rk0
- とりあえず不人気と文盲と言ってれば論破した気になれるとてもおめでたい頭してるのはある意味羨ましい
- 968 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:39:52.84 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 969 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:40:20.42 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 970 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:40:47.91 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 971 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:41:19.48 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 972 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:41:48.21 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 973 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:42:19.09 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 974 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:42:46.27 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 975 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:43:18.21 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 976 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:43:45.16 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 977 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:44:15.67 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 978 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:44:48.87 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 979 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:45:21.42 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 980 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:46:19.95 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 981 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:46:47.65 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 982 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:47:26.67 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 983 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:47:58.68 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 984 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:48:26.40 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 985 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:49:03.30 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 986 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:49:30.30 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 987 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:49:57.05 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 988 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:50:29.92 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 989 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:50:59.54 ID:79dAxVb70
- 【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」大鳳「その33です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1556293213/389
- 990 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:51:29.65 ID:79dAxVb70
- 【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」大鳳「その33です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1556293213/389
- 991 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:52:02.41 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 992 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:52:29.60 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 993 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:53:03.03 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 994 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:53:30.16 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 995 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:53:59.15 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 996 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:54:28.54 ID:79dAxVb70
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- 997 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:54:57.51 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 998 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:55:26.65 ID:79dAxVb70
- あれな単発湧いてるしリセット埋め
- 999 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:55:54.39 ID:79dAxVb70
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- 1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:55:56.59 ID:A36KfagDO
- 次スレは全年齢版だがR版にはいなかった変改行荒らしも参加する地獄
- 1001 :1001 :Over 1000 Thread
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