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【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」大鳳「その33です!」【安価】

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88 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 03:18:12.54 ID:cPj3L7UP0















プリンツ・オイゲン「ねぇ、提督、ビスマルク姉さま。今日も良い天気ですよ?」


彼女は1人、部屋にいた。かつてはビスマルクと共に過ごしていた部屋で……1人微笑み、楽しげに呟いていた。

しかし、彼女の傍には誰もいない。正確には、時折他のドイツ艦の者が様子を見に来ているが……今は彼女しかいない。


プリンツ・オイゲン「ダメですよ?ビスマルク姉さまはまだ休んでないと。本調子に戻ってからにしましょう!」


まるで“彼ら”と会話しているかのようだが……彼女の目には、光が宿っていない。最期の彼と同じく、真っ黒に濁り切っている。

しかし、その表情は……見る者全てが引いてしまうほどに、眩しい笑顔である。まるで“彼ら”が生きているかのような……


プリンツ・オイゲン「油断大敵です。私、あの時はビスマルク姉さまが死んじゃうかと思って……それで……」


そう。彼女は、自身の精神が絶望に破壊され尽くす前に……“逃避”したのだ。

それはまるで、全てが上手くいった世界……彼がビスマルク達を救い、今でも楽しげに暮らしている世界。

そんな“夢のような物語”が現実となっている……優しくて、理想のような……しかし、偽物の世界に……心を逃げ込ませた。


プリンツ・オイゲン「……いえ、こうして無事に目を覚ましてくれて良かったです。それも提督のお陰で……!」


だが、それは所詮……現実逃避に過ぎない。妄想に逃げ込んだところで、彼もビスマルクも……戻って来ないのだから。

しかし……こうでもしないと、彼女は現実を受け止めることが出来ず……心が亡き者と化した、廃人になっていただろう。

そう考えれば……彼女が妄想の世界に囚われる決断を下したことを、誰が『間違っている』と責めることが出来るだろうか。














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