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灯里「その煌く舞台で」
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31 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/05(日) 01:43:42.17 ID:bBovECoD0
キ-ンコーンカーンコーン
夕刻 ネオヴェネツィア市内
アリス「学校も終わったし、自分ルールを実践しながら帰りましょう」
「あら……?あれは」
アリス「今日のルールは……」
オレンジぷらねっと職員「こんにちはアリスちゃん」
アリス「……こんにちは」
オレンジぷらねっと職員「今帰り?」
アリス「はい、急ぐのでコレで」テテテテ
オレンジぷらねっと職員「あら……行っちゃった」
アリス「……今日のルールはなるべく人に会わないで帰ること」
アリス「アテナ先輩はおっちょこちょいですから早く帰らないと心配です」
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--
32 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/05(日) 01:48:20.61 ID:bBovECoD0
灯里・藍華「タイムスリップ!?」
春香「うん……多分……」
藍華「そ、そんな事信じられるもんですか!ねぇ灯里!?」
灯里「すごい!春香ちゃんタイムスリップ出来るの!?」
藍華「あー…こやつはこういうタイプだった…」
春香「いや……私も何がなんだか…」
藍華「仮にタイムスリップが本当だとしたらいつの時代からから来たのよ?」
春香「2019年から……」
藍華「2019年!?300年前じゃない!?」
33 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/05(日) 01:54:12.74 ID:bBovECoD0
灯里「300年前!?」
春香「うぅ……私もわけが分からないよぉ……」
ガチャッ
「ただいまー」
「お邪魔しますー」
灯里「あ、アリシアさんお帰りなーさい」
藍華「アリシアさんお帰りなさいませ!……そちらの方は?」
春香「あ!」
アリシア「うふふ、こちらの方はね」
あずさ「初めまして、私、三浦あずさと申しますー」
春香「あずささん!?」
34 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/05(日) 01:59:26.30 ID:bBovECoD0
あずさ「あらあらー?春香ちゃんじゃない?」
春香「あずささーん!私倉庫からいきなり飛ばされてッ!」ギュッ
あずさ「あらあら、春香ちゃんったら甘えんぼうさんね」
アリシア「あらあら、うふふふ」
藍華「なんか……」
灯里「アリシアさんが二人居るみたい……」
アリア社長「ぷいにゅ」
-------
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--
アリシア「そう……そんなことがあったのね」
灯里「アリシアさんはどこであずささんと?」
藍華「やけに馴染んでますけど……春香と違って?」
あずさ「アリシアさんに助けてもらったのよ」
アリシア「あらあら、助けたなんてそんな大層なことはしてないですよ?」
春香「なんか……想像つきます……」
35 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/05(日) 02:05:57.95 ID:bBovECoD0
灯里「え?」
藍華「どういうことよ?」
あずさ「あの時にね…」
数時間前
あずさ「えーっと、楽屋はこっちだったかしら?」テクテク
あずさ「……この扉の先……だった気が」ガチャッ
あずさ「路地……?流石に外ではなかった気がするわ……」クルッ
あずさ「……あら?扉が無い?」
あずさ「……?ここは何処かしら?」
あずさ「私ったらまたやっちゃったのかしら……?」テクテク
36 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/05(日) 02:13:12.52 ID:bBovECoD0
ガヤガヤ
あずさ「スタジオの近くにこんな広場なんてあったかしら?」
キャッキャッ
あずさ「あれは……人形劇かしら?可愛らしいお人形さんねぇ」フラフラ
ニャァン
あずさ「あらあら?かわいい猫ちゃんね迷子になっちゃったの?」
ニャン テテテテテ
あずさ「あらあらー何処に行くのー?」トテトテトテ
ブォッ
あずさ「きゃっ!」
あずさ「凄い風……びっ……くり……」
あずさ「綺麗……黄昏に染まった海……」
あずさ「猫ちゃん、もしかして私にこの景色を見せるために?」
ニャァン テテテテテテ
あずさ「……行っちゃった」
あずさ「歩き疲れちゃったし、少し座ってのんびりしようかしら?」スッ
37 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/05(日) 02:17:44.34 ID:bBovECoD0
あずさ「……」ボーッ
ギィギィ
アリシア「……あら?」
あずさ「らんらんら〜♪」
アリシア「こんにちは」ニコッ
あずさ「あら?こんにちは」ニコッ
あずさ「綺麗なゴンドラですねぇ」
アリシア「うふふ、ありがとうございます」
アリア社長「ぷいにゅー!」ピョイン
あずさ「あらあら!?」ギュッ
アリシア「あ!アリア社長?」
あずさ「大きい猫ちゃんねぇ」ナデナデ
アリア社長「にゅっにゅっ」
アリシア「すみませんウチのアリア社長が……」
あずさ「いえいえ、いいんですよ、貴方社長さんなの?」
38 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/05(日) 02:21:40.10 ID:bBovECoD0
あずさ「白いのにすごいのねぇー」ナデナデ
アリア社長「にゅっにゅっ」グイグイ
あずさ「あらあら?どうしたの?」
アリシア「ゴンドラですか?」
アリア社長「ぷいにゅ!」
あずさ「そんな勝手にお邪魔は……」
アリシア「私は構いませんよ?貴女のご都合が悪くなければ是非……」
あずさ「そうですか?じゃあ……お言葉に甘えちゃおうかしら?」
アリシア「ではお手をどうぞ、お客様?」ニコッ
あずさ「……はい、ありがとうございます」スッ
アリシア「では出発しますね」ギィ
39 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/05(日) 02:24:40.25 ID:bBovECoD0
あずさ「……」ジーッ
アリシア「本日お相手させて頂きます、アリシア・フローレンスと申します。」ペコ
あずさ「あ、三浦あずさと申しますー」ペコッ
アリア社長「ぷいにゅ!」
アリシア「こちらは弊社の社長、アリア社長です」
あずさ「アリア社長って言うのねー」ナデナデ
アリア「ぷいにゅー」
アリシア「何処か行かれたい場所などはございますか?」
あずさ「えーっと……」
アリシア「……」ニコニコ
あずさ「その……ここ……どこなんでしょう?」
アリシア「あ、あら……?」
------
---
-
40 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/05(日) 02:29:17.37 ID:bBovECoD0
あずさ「という訳なのよー」
春香・藍華「いや!どういう訳ですか!?」
灯里「はひー……」
アリシア「あらあら」
あずさ「あらあら」
藍華「他人を意に介さないこの感じ……晃さんが見たら絶叫しそうね……」
灯里「二人共雰囲気が似てるね……」
春香「と、とにかくあずささん!早くスタジオに帰りましょう!」
あずさ「そうねぇ……確かに収録もあるし帰らないとだけど……」
春香「そうですよ!急いで元の時代に戻らないと!」
灯里「ということはさっきの扉のところまで戻らないとだけど……」
藍華「残念ながら、もう日が暮れるからさっきの水路は使えないわ」
春香「そ、そんな!?」
41 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/05(日) 02:35:00.38 ID:bBovECoD0
藍華「この町の水路は潮の満ち引きによって通れる時間帯が違うのよ」
藍華「夜の間は侵入できないわ」
春香「うぅ……」
あずさ「仕方ないわ春香ちゃん、ここは明日まで待ちましょう」
アリシア「果報は寝て待てっていうし、春香ちゃんはここに泊まっていって、灯里ちゃんお世話よろしくね」
灯里「あ、はい!」
アリシア「三浦さんは、よければ私の家にいらっしゃいませんか?」
あずさ「あら、いいんですか?」
アリシア「えぇ、流石にここで三人は窮屈ですし」
あずさ「すみません……じゃあお言葉に甘えさせて貰いますね」
アリシア「はい」ニコニコ
春香「あ、あの……」
42 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/05(日) 02:44:40.99 ID:bBovECoD0
あずさ「春香ちゃん、気持ちは分かるけどここは焦らないで……ね?」
春香「うぅ、わかりました……」
アリシア「うふふ、それじゃあお夕飯にしましょう」
アリア社長「ぷいにゅー!!」
藍華「あのー……」モジモジ
アリシア「藍華ちゃんもよかったらどう?」
藍華「はい是非ご一緒させてください!!晃さんに連絡しまーす!!」
藍華「……ってあれ?晃さんからメールがきてる」
藍華「えーと、人探し?歳は12歳、黄色の服に右のサイドテール……」
春香「それって……」
あずさ「もしかしなくても……」
藍華「あー……察しがついたわ、とりあえず場所は分からないけど知ってる人がいる事を返信しちゃいましょ……」カタカタ
43 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/05(日) 02:53:05.54 ID:bBovECoD0
頭が回らないので休憩です……
連休中には完結予定ですのでどうぞよろしくお願いします。
>>30
時期は片手袋の頃ですが、お話の都合上原作と噛み合わない部分が出てくるかもしれないです……
44 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/07(火) 23:07:55.92 ID:WXAKJihd0
連休中に終わらせるといったのにこの体たらく^q^
ちゃんと書き溜めてからスレ立てするべきですね・・・
一応全体の大まかな流れは考えついてるので少しづつ書いていきます、目標は週末完結
連休明けの仕事が思ったより疲労感、マシマシだったので続きは明日から書き始めますです。
45 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/08(水) 23:08:42.84 ID:+X/AkbkQ0
------
----
--
ガチャ
晃「おう、邪魔するぞアリシア」
「お邪魔します」
アリシア「いらっしゃい、晃ちゃん」
アリシア「それと……そちらの方は?」
律子「あ、私は……」
ヒョコッ
藍華「晃さんお早いお着きで」
灯里「こんばんはー」
春香「こ、こんばんは」
春香「あ」
律子「あ」
「「えぇぇぇぇ!?」」
律子「なんで春香がここに居るのよ!?」
春香「どうして律子さんまでここに!?」
46 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/08(水) 23:12:42.98 ID:+X/AkbkQ0
「「あらあら〜」」
律子「あ、あずささんまで!?」
晃「……おいアリシア、なんかお前に雰囲気がソックリなヤツがいるんだが」
アリシア「あらあら?そうかしら?」
晃「あらあら禁止!!」すわっ
アリシア「うふふ〜」
晃「うふふも禁止!!」すわっ
ギャーギャーギャー
藍華「あの〜、少し落ち着きましょ?ね?」
アリア社長「にゅっ!」
------
----
--
47 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/08(水) 23:15:27.46 ID:+X/AkbkQ0
律子「えぇと、改めまして秋月律子です。」
アリシア「よろしくね、律子ちゃん」ニコニコ
律子「はい、よろしくです」
律子「しかし……本当にあずささんに雰囲気が似てるわね……」
アリシア「あらあら?」
あずさ「そうかしら?」
晃「やめんかお前ら」
春香「律子さんはどうしてここに?」
律子「って…そうだった!二人共亜美見てない!?」
春香「亜美?見てないですけど……まさか?」
律子「あぁ……私のせいよ……」
48 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/08(水) 23:20:05.54 ID:+X/AkbkQ0
収録スタジオ 第2倉庫
亜美「なんか面白いものないかなー」ガサガサ
真美「テレビ局だよ!絶対おもしろい物あるに決まってるYO」ゴソゴソ
亜美「おやおやー?真美隊員!なんか木箱がありますぞ?」
真美「よーし!開封せよ亜美隊員!」
亜美「イエッサー!」カパッ
真美「これは……」
亜美「……甲冑だね?」
真美「かっちゅーの(はぁと」
亜美「いや〜ん!せくちー!」クネクネ
真美「すごい!刀もあるYO!」
亜美「ここて゛そうひ゛していくかい?」
49 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/08(水) 23:26:45.10 ID:+X/AkbkQ0
真美「いや〜……なんか、呪われそう……」
亜美「うん……一度装備したらバーサク状態になりそう……」
真美「刀とか振り回しそうだよね……」
亜美「ね」
真美「これは封印しておこう」カポッ
亜美「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」
真美「こっちの小箱は?」
亜美「ホイきた!」パカッ
亜美「……おしゃぶり?なんで?」
50 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/08(水) 23:32:01.46 ID:+X/AkbkQ0
真美「見なかったことにしよう」
亜美「え?なんで……?」
真美「……放送事故になるから」
亜美「うん……なんかよくわかんないけど猛烈に嫌な予感がするから元に戻しておこう」カポッ
亜美「いや〜やはりテレビ局の倉庫はいろいろ面白い物がメジナ押しですな〜」
真美「んっふっふ〜!不思議がいっぱいですなぁ〜」
真美「んっ……真美ちょっとお花摘みに行ってこようかな」
亜美「はいはーい、いてらー」
タタタタタ
律子「あれは真美……?」
51 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/08(水) 23:37:18.83 ID:+X/AkbkQ0
亜美「おっ?これはもしかして地下室への扉ってやつ?」
亜美「倉庫の地下とか面白いに決まってるじゃーん!」
ギギギギギ
亜美「思ったより軽かったけど……こりゃ真っ暗で底が見えないYO……」
亜美「真美が戻ってきたら灯りを探さないとd」
律子「コラぁ!!ウロチョロするなって言ったでしょーが!!」
亜美「うわぁぁ!?」ビクゥゥ
律子「他所様に迷惑をかk」
亜美「あわ、わわわわ」フラッ
52 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/08(水) 23:41:57.79 ID:+X/AkbkQ0
律子「ちょっ!?亜美!!」
亜美「うわああぁぁぁぁ!?」
律子「亜美!!」ダッ
律子「そんな……亜美!聞こえる!?大丈夫!?」
「……」
律子「落ちちゃった……どうしよう……誰か呼んで……でも怪我でもしてたら……」ブツブツ
律子「……覚悟を決めるのよ、秋月律子!!」
律子「今行くわよ亜美!!」
律子「だあぁぁぁぁ!!」ピョン
53 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/08(水) 23:49:27.27 ID:+X/AkbkQ0
ちょっとだけの更新でした
また明日
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/05/09(木) 23:01:45.35 ID:5H2WLNBCO
おつんこっこ
55 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/12(日) 23:59:13.33 ID:N8iIopst0
ひまわりカンポ
律子「あぁぁぁぁぁ!!」ドサッ
律子「痛たたたた……ここは?」
律子「ひまわり畑……?」
律子「私、地下室に飛び降りたはずじゃ……」
律子「そうだ、亜美……亜美は!?」
律子「亜美ー!どこにいるのー!?」
律子「返事は無し……でも、必ず何処かに居るはず……」
律子「考えるのよ……亜美の性格上どういう行動をとるのか」ブツブツ
ブツブツブツ
晃「……なんだ?アレは?」
56 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/13(月) 00:04:53.84 ID:9Gsgf4zu0
律子「あの子のことだから一点でジッとしているとは考えられないし……」ブツブツ
晃「おーいそこの人、なにか問題でも?」
律子「でも……意外とナイーブな部分もあるし……」ブツブツ
晃「聞こえてないのか?おーい!」
律子「いや逆に……」ブツブツ
晃「すわっ!!」
律子「うひゃあ!?」ビクゥ
晃「なんだ聞こえるじゃないか」
律子「え!?人!?」
晃「当たり前だろ、私が猫にでも見えるのか?」
律子「あ、あの!!」
晃「あ、あぁ……なんだ?」
律子「女の子見ませんでしたか!?」
晃「女の子?」
------
----
--
57 :
>>1
◆16iQBQWkGk
[saga]:2019/05/13(月) 00:14:40.81 ID:9Gsgf4zu0
律子「それで、晃さんに事情を説明して亜美について知ってそうな人に連絡を取ってもらったの」
あずさ「律子さん、大変だったのね……」
春香「晃さん、律子さんを助けていただいてありがとうございます!」
晃「ん?ああ」
灯里「みんな過去から来たなんてすごい不思議だね……」
藍華「晃さん、そんな過去から来たなんてよく信じましたね……」
晃「いや、正直信じてなかった」
灯里・藍華・春香「「ええぇぇぇ!?」」」
アシリア「うふふ……でも、困ってる人をほっとけなかったのよね?晃ちゃん」
晃「うるさいぞアリシア、私はプリマ・ウンディーネとして当然の事をしたまでだ」
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