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アスカ・ラングレーは告らせたい 破
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/05/04(土) 17:46:14.03 ID:qc2JyyhMO
アホノリのエヴァ短編を思いついた端からいくつか書いてく
一応これ↓の続き。でもこっちは若干シリアス
https://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1556442053/
別に読まなくても理解出来るよ
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/05/04(土) 17:48:04.79 ID:qc2JyyhMO
特務機関NERV。
エヴァンゲリオンを複数保有する超法規的組織である。
その経済力・政治力・軍事力はすさまじく、世界中の国家をまとめて相手どっても余りあるとすらささやかれている。
これはそんなNERVの中核をなす少年・少女たちをめぐる物語である!
リツコ「ーーシンジくんとアスカの話?」
ミサト「ええ、そうよ。ちょっち問題があってね。相談したいのよ」
リツコ「……」ゴクッ
リツコ「ーーフゥ。三日前の検査では、二人の心身に異常は見られなかったはずだけど」
ミサト「心身というより、人間関係の話よ」
リツコ「……はぁ、だと思った。正直勘弁して欲しいわ。その手の話は苦手だから」
ミサト「嘘おっしゃい。あんたそういうの得意じゃない」
リツコ「苦手よ。ーーロジックじゃないもの、人の心は」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 17:49:41.04 ID:qc2JyyhMO
リツコ「それで、何が問題なの?」
ミサト「なんだかアスカとシンジくんがギクしゃくしてるみたいなのよ」
リツコ「ギクシャク、ねぇ。……いつからそうなったの?」
ミサト「二日前からよ」
リツコ「二日前といえば。仲良く二人して門限過ぎてからあなたの家に帰って来た日よね」
ミサト「よく覚えてたわね」
リツコ「あれだけ愚痴に付き合わされたら嫌でも記憶に残るわよ」
ミサト「だって心配するじゃない」
リツコ「過保護ね」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 17:51:00.40 ID:qc2JyyhMO
リツコ「その日に何かがあったと見るべきね」
ミサト「うーん、どうかしら。分からないわ」
リツコ「……ギクシャクって。具体的にはどんな感じなの?」
ミサト「アスカがあからさまにシンジくんを避けてる。シンジくんもアスカに声を掛けられないみたい」
リツコ「……喧嘩かしら」
ミサト「いえ、どうもそういう感じでもないのよ」
リツコ「というと?」
ミサト「アスカは怒ってると顔に出るのよ。シンジくんもアスカが怒ってる時はたいてい縮こまってる。でも今回、アスカの機嫌はむしろいいし、シンジくんもアスカをただ気遣っている風なのよ」
リツコ「……他に変わってる様子はなかった?」
ミサト「そういえば、アスカがシンジくんの動きをよく目で追ってるわね。シンジくんは気がついていないようだけど。そうしてしばらくジーッと眺めてると、一人でニヤケ出すの。なんというか、こう、ニヘラッて感じで」
リツコ「ずっと見つめていたら目が合うんじゃないの?」
ミサト「それがシンジ君と目があった途端、アスカったら目をそらしちゃうのよ。プイッ、て」
リツコ「……」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 17:51:58.15 ID:qc2JyyhMO
リツコ(誰がどう見ても好き避けじゃないっ)
6 :
◆MzoIYE0fBBRx
[saga]:2019/05/04(土) 17:56:38.80 ID:qc2JyyhMO
好き避けっ!
好きな相手を、恥ずかしさ故に避けてしまう現象!
主に恋愛初心者のティーンエイジャーに多く見られるといわれているっ!
リツコ(ミサトは鋭い時と、鈍い時の差が激しすぎるのよね)
リツコ(ミサトに事実をありのままに伝えるのも手だけど……) チラッ
ミサト「?」
リツコ(この恋愛音痴は、むしろ事態を悪化させてしまうでしょう)
リツコ(ここは適当に、煙に巻くのが上策ね)
リツコ(何より)
リツコ(毎日毎日、くだらない相談で仕事の邪魔をしてくる友人を凝らしめたってバチは当たらないわよね?) フフッ
赤木リツコ。
ネルフ技術開発部技術第一課所属。
エヴァの開発と、MAGIの管理を一手に引き受ける『天才』である。
与えられる責任・仕事量は尋常ではなく、常人なら過労死すること必定であるっ。
ありていにいうと、赤木リツコはストレス解消法に飢えていたのだっ!
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 17:57:45.36 ID:qc2JyyhMO
リツコ「……まずいわね」
ミサト「えっ、これってマズイの?」
リツコ「ええ。まずいわね。とてもマズいわ」
ミサト「ちょ、ちょっと。不安を煽るようなことばっか言わないでよ。ちゃんと説明して」
リツコ「最悪の場合、事件に発展する恐れがあるわ」
ミサト「事っーー!?」
リツコ「落ち着いて。ミサト、あなたがしっかりしないと。殺傷沙汰が起きてからでは遅いのよ」
ミサト「殺っーー!?」
リツコ「そうなったらアナタ、間違いなくクビよ」
ミサト「クっーー!?」
8 :
◆MzoIYE0fBBRx
[saga]:2019/05/04(土) 17:58:55.63 ID:qc2JyyhMO
ミサト「いや。いやいや。いやいやいやいや。あの二人に限ってそれはないでしょ!?」
リツコ「『まさかあの子たちが……』まさにニュースインタビューの定型句よね。今のうちに取材の練習でもしておいたら?」
ミサト「あの子たちが殺っ……何かやらかす前提で話を進めないで!」
リツコ「あら。これでもあの子たちが殺っ……しないための相談にのってるつもりなんだけど?」
ミサト「相談になってない! あと真似しないでっ!」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 18:00:58.49 ID:qc2JyyhMO
リツコ「いい? あの子たちの喧嘩はあなたが思ってるよりずっと深刻なの。対応を誤ると行くところまで行ってしまうわ」
ミサト「行くところってどこよっ。アンタの中であの子たちはどこに向かってるのよ!」
リツコ「アスカがシンジくんの動きを追うのはね。隙を探っているの」
ミサト「そんなん探ってどうするの!?」
リツコ「シンジくんが落ち着いてるのは、腹を括ったからね。ヤラレる前にもヤル気何だわ」
ミサト「だから何をヤルつもりなのよっっ」
リツコ「あの子たちの暴走を止められるのはあなただけよ、ミサト。さもないととんでもないことになるわ」
ミサト「さっきから目的語をはっきりしろって言ってるでしょおっ!?」
ミサト「もういい、かえる……。もうあてにしない……」
リツコ(からかい過ぎたかしら)
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 18:02:21.10 ID:qc2JyyhMO
◆
ーー自宅前
ミサト(からかわれたわねぇ)
ミサト(シンジくんとアスカが、殺っ……なんて悪い冗談にもほどがあるっての)
ミサト(まあいいわ。気を取り直してーー)
ミサト「ただいまー」ガチャ
アスカ「おかえりミサト。今日は遅かったわね」
ミサト「それを言うなら今日も、でしょ。大人は仕事で大変なの」
アスカ「はいはい、お疲れさま」
ミサト「おざなりねぇ。ちょっとは家主を敬いなさいな」
アスカ「へいへい」
ミサト「ところでアスカ、一つ聞いてもいいかしら?」
アスカ「なによ改まって」
ミサト「…………その手に持ってる包丁はナニ?」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 18:11:37.04 ID:qc2JyyhMO
アスカ「? 見たら分かるでしょ」
ミサト「……えぇ、そうね」
ミサト(お料理していたのかしら。でもシンジ君は……今日は疲れてたのね。きっとそうだわ、ええ)
アスカ「じゃ、私は引き続き肉を切り刻んで来るから。アルコールに手ぇつける前に手を洗いなさいよ」
ミサト「はいは〜い」
ミサト「……」
ミサト(さて。ビールビールっと) トテトテ…ゴクッ
ミサト「くぅ〜、やっぱり帰宅直後の一杯は最高ねっ」
ミサト「……」
ミサト(ーーって肉を切り刻むっ!? 引き続き!?)
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 18:12:47.83 ID:qc2JyyhMO
ミサト「ねぇアスカ。あなた今だれ……なんの肉を斬ってるの」
アスカ「えっ。えっと、それは見てからのお楽しみね。うん」
ミサト「…………どうしても教えられないの?」
アスカ「そ、そうよ。だからキッチンの方には来ないでね。さ、サプライズなんだからっ」
ミサト(見たらサプライズするような肉を斬ってるの!?)
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 18:14:03.68 ID:qc2JyyhMO
ミサト「……わかったわ。ところでアスカ、もう一つ質問してもいい?」
アスカ「さっきから何よ。聞きたいことがあるならふつうに聞けばいいじゃない」
ミサト「シンジ君はどこなの?」
アスカ「……シンジなら眠りについたわよ。深い眠りにね」
ミサト(言い方が不穏っっ!!)
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 18:14:53.33 ID:qc2JyyhMO
ミサト(えっ、ちょっと待って、なにこれ)
ミサト(ーーどゆこと?)
ミサト(二人が本当にもう行くところまで行っちゃったというの!?)
ミサト(殺みってるの!?)
ミサト(……落ち着きなさい、ミサト)
ミサト(リツコに妙なこと吹き込まれたせいで思考まで妙になってるわ)
ミサト(冷静に、冷静になるのよ……)
ミサト(アスカがシンジくんを殺っ……するはずがないじゃないっ)
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 18:16:11.30 ID:qc2JyyhMO
アスカ「そういえばミサト、ヤンデレって知ってる?」
ミサト「? ええ、知ってるわよ」
ミサト(大学時代に加持くんと一緒に観たことがあるわね)
ミサト(その主人公はヒロインに包丁で刺されて死んでたけど……)
アスカ「あれってけっこう共感出来ない?」
ミサト「あんたやっぱりシンジくんをどうにかしたでしょっ!?」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 18:18:31.24 ID:qc2JyyhMO
アスカ「なっ、なななな、何を言ってるのよばか。こ、この私がバカシンジをどうにかするわけないじゃないっ! ミサトは私を信じられないの!?」
ミサト「そのリアクションを聞くまでは信じてたし、信じたかったわよっ」
アスカ「私はシンジに何もしてない!」
ミサト「じゃあ今からそっちに行っても問題ないわね!?」
アスカ「いいわけないでしょっ!? こっち来ないで!」
ミサト「ならシンジ君の無事を確認させなさいっ」
アスカ「なんなのよ、もうっ。じゃあ間をとって私がシンジをどうにかしたってことは認めてあげてもいいから、こっちに来るのはやめてっ!」
ミサト「アホかっっ」バッ
アスカ「いやぁ!?」
ミサト「…………なに、これ」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 19:02:29.96 ID:qc2JyyhMO
ああ、もしかしてSS速報RってR-18って意味か
気がつかなかった
このスレ特にエロ要素ないんだけど、HTML化して普通のSS速報に建て直した方がいいのかな
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/05/04(土) 19:17:55.12 ID:P32B+/92o
この板R18じゃないスレも結構立ってるしここでもいいんじゃない
HTML化も依頼しても全くされてないし
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 19:42:27.35 ID:qc2JyyhMO
>>18
なるほど、ありがとう
それならここで続行する
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 19:43:56.55 ID:qc2JyyhMO
アスカ「……見れば分かるでしょ。焦げた天ぷらよ」ムスッ
ミサト「いくらなんでも失敗し過ぎじゃない? 台所が焦げた天ぷらの山になってるわよ」
アスカ「…………だから見たら驚くって言ったのに。見せたくなかったのに」ブツブツ
ミサト「ご、ごめんなさい」
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 19:44:53.63 ID:qc2JyyhMO
ミサト(……なんだ。ただ天ぷらを作っていただけか)
ミサト(包丁も天ぷらをつくるためのものだったのね)
アスカ「誤解は解けた? なにを誤解してたのかは知らないけど」
ミサト「……ええ、そうね。勘違いでよかったわ」
アスカ「そっ。用が済んだなら、さっさと向こう行きなさいよ。天ぷらが出来たら呼んであげーー」
ミサト「で、シンジ君は?」
アスカ「!」ギクッ
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 19:46:17.24 ID:qc2JyyhMO
アスカ「ど、どうしてシンジのことなんか気するのよ?」
ミサト「だってあなた、シンジ君をどうにかしたって認めたでしょ」
アスカ「あれは言葉の綾よっ」
ミサト「じゃあ、今からシンジ君の部屋に行って様子見て来てもいい?」
アスカ「ダメ」
ミサト「……」
アスカ「……」
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 19:48:33.81 ID:qc2JyyhMO
ミサト「……様子見てくるわ」
アスカ「待って!」
ミサト「待たない」
アスカ「……い、いくら欲しいの?」フルフル
ミサト「そういうの、よくないと思うわ」
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 19:49:17.19 ID:qc2JyyhMO
ミサト「さて、シンジくんの部屋はーーっと」ト
アスカ「ま、待ってミサトっ。そこだけはほんとにっ……!」
ミサト「…………なに、これ」
ミサト「なんでーー」
ミサト「なんでシンジくんの部屋が突っ張り棒で封鎖されてるの!?」
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 19:51:10.18 ID:qc2JyyhMO
ミサト「なにやってんのよ、アスカっ! これじゃシンちゃんが部屋から出られないじゃないっ!」
アスカ「うっ……」
アスカ「に、日本の襖って鍵がないでしょ。だから私が代わりのものをつけてあげたのよ」
ミサト「ふつうの鍵は外からの侵入を防ぐためのものであって、内に閉じ込めるためのものではないのよっ!」
アスカ「な、中にシンジがいるとも限らないじゃないっ!」
ミサト「え、シンジ君あの部屋にいないの?」
アスカ「いえ、いるわ。今ごろ中でぐっすり眠ってると思うわよ」
ミサト「なんなのあなたっ!?」バンッ
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 19:52:25.47 ID:qc2JyyhMO
アスカ「なによっ、ほんの遊びじゃないっ」
ミサト「突っ張り棒の両端をネルフの特殊手錠で椅子の足に繋げてガチガチに固定してるのも遊び?」
アスカ「そうよ、遊びよ。私ってば凝り性だからっ」
ミサト「どう見てもこれは監禁とか幽閉の類でしょうがっ」バンッバンッ
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 19:53:19.21 ID:qc2JyyhMO
ミサト「どういうことなの、ちゃんと説明して」
アスカ「くっ……」
ミサト「正直に白状なさい」
アスカ「……ストックホルム症候群って知ってる?」
ミサト「知ってるわ。誘拐犯とかDV夫を好きになっちゃう精神状態よね」
アスカ「あと好意の返報性って知ってる?」
ミサト「好意を向けてくれる相手を好きになってしまう心理効果よね」
アスカ「つまり相手を惚れさせるには拉致監禁して恐怖を与えつつ、好意的に接するのが最適解だと思うのよ」
ミサト「どうしてそうなったの!?」
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/05/04(土) 22:04:32.53 ID:IpVDXFpIO
天ぷらの辺りで平和かと思ったらヤンデレの話は伏線だったでござる
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/05(日) 23:28:14.31 ID:p/XiMi4uO
アスカ「帰納法的に考えた結果よ」
ミサト「あんた帰納法の意味分かってる!?」
アスカ「つまりこれはれっきとした学術的な実験なの。ヤンデレが恋愛テクニックとして成立するのか否か、確かめてるのよ。あくまで学術的に」
ミサト「学術的なのにアカデミックな要素がカケラもないっ!」
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/05(日) 23:29:19.49 ID:p/XiMi4uO
ミサト(え、なにこれ、こわい)
ミサト(まさかアスカがシンジ君にこんなにもベタ惚れしてたなんて)
ミサト(ーーとか驚くポイントはいくらでもあったけど、そんなのどうでもよくなるくらいアスカの思考回路が怖くて重いっ)
ミサト(この子の恋愛観は一体どうなってるの……?)
ミサト(と、とにかくシンジ君を助けないとっ)
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/05(日) 23:30:48.01 ID:p/XiMi4uO
ミサト「ね、ねぇ、アスカ。いくらシンジ君が好きとはいえ、さすがにこれは……」
アスカ「はぁ? ちょっと待ちなさいよ。何で私がバカシンジに惚れなきゃならないのよ。ありえないわ」
ミサト「ここまでしておいて、そこ気にするのっ!?」
アスカ「なんなら嫌いよ、あんなやつ。私が怒るとすぐにあたふたするし、私がちょっとでもショゲてると気を回そうとしてくれるし人の顔色伺ってばっかりでああもう、キモいったらないわ」ニヘラッ
ミサト「ツンケンするならせめて今日一幸せそうな顔で語るのやめなさいっ!」
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/05(日) 23:31:53.27 ID:p/XiMi4uO
ミサト「いいからシンジ君を出したげなさい。ほら、手錠の鍵出して」
アスカ「いや」
ミサト「ふざけないで。いい加減にしないと怒るわよ」
アスカ「むり」
ミサト「じゃあ、いつまでシンちゃんを監禁するつもりなのよ」
アスカ「シンジを恐怖のどん底に叩き落とすまで」
ミサト「あなたねぇっ……!」
ミサト(……ん?)
ミサト(ちょっと待てよ)
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/05(日) 23:33:15.89 ID:p/XiMi4uO
ミサト「ねぇ、アスカ。あなたにシンジくんを追いつめることが出来るの?」
アスカ「あっったり前よ。この私がシンジごときに情けをかけるわけないじゃない」
ミサト「そうじゃなくて。あなた今シンちゃんと口きいてないんでしょ?」
アスカ「そうよ」
ミサト「意思の疎通すら出来ないのに、シンジくんを追い詰めるなんて無理よね?」
アスカ「えっ」
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/05(日) 23:33:56.82 ID:p/XiMi4uO
ミサト「さっ。大人しく手錠の鍵を渡しなさい」
アスカ「……」
ミサト「今ならシンジくんには黙っててあげるから」
アスカ「……仕方がない、か」
ミサト「ああ、やっと観念ーー」
アスカ「私の代わりにミサトがシンジを追い詰めて」
ミサト「出来るかぁっ!」
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/05(日) 23:34:36.59 ID:p/XiMi4uO
ミサト「あなた馬鹿でしょ!? 馬鹿なんでしょ!?」
アスカ「失礼ね。紛うことなき天才よ」
ミサト「じゃあ私が拒否することくらい分かるでしょっ!」
アスカ「別にやらなくても構わないけど、その場合ミサトのやらかした不祥事100選をリスト化して碇司令に送り付けるわ」
ミサト「!?」
アスカ「これ、証拠」ペラッ
ミサト「ーー!?!?!?!!?」
アスカ「協力、してくれるわよね?」
ミサト「………………はい」
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