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【安価】クロエ「リリウム魔法学校へ! 2学期よ!」【百合】
- 382 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 19:36:21.16 ID:DvYK8MXP0
- ティア
砂浜に今回の思い出の文章や絵を描く
- 383 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/21(金) 22:39:21.04 ID:v6GpgEoBo
- 砂浜ーー
クロエ「ティア」
ティア【クロエさん どうかしましたか】
クロエ「砂浜にいるのが見えたから、ちょっとお邪魔しようかなって」
ティア【どうぞどうぞ】
クロエ「何か拾ってたみたいだけど……」
ティア【キレイなものを拾ってました】ザラッ
クロエ「おお……ガラス……貝殻……砂……綺麗ねえ」
ティア【でしょう】フフン
ティア【せっかく来たので、思い出に持ち帰ります】
クロエ「思い出……そうだわ」ヒョイッ
がりがり
ティア【地面に何を?】
クロエ「私が来た証を掘るのよ。……ま、すぐ波にさらわれると思うけどね」
ティア【私も書きます】
がりがり
クロエ「いろいろあったけど……楽しかったわね」
ティア【そう思います】
がりがり
ティア(ハート……いやこれはないですね)ケシケシ
ーーーーー
ーーー
ー
- 384 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/21(金) 22:40:05.78 ID:v6GpgEoBo
- クロエ「荷物は持ったわね」
ローラ「準備できた人から乗ってね」
ヒカリ「けっこう楽しかったね」テクテク
凜華「いろんな(かわいい)魔獣にも会えたしね」テクテク
ナミネ「私は凜華さんの可愛い姿を見させてもらいましたけどね」テクテク
アルシェ「機内食……」ジュルリ
嵐「ふーっ、ふーっ」
楓「まだ怒ってる……ほら、早く乗ろーよ」
嵐「分かってるよっ」
ティア【終わってみればあっという間でしたね】テクテク
晶「だなー」テクテク
モミジ「ううーん……」ズキズキ
イオ「も、もうちょっとだけ頑張りましょう……」ズキズキ
レナ「デンももう少しだけ頑張んなさい」
デン「うう……」ズキズキズキ
ラピス「バレないように透明化して乗りますよー」コソコソ
クリア「きゅー……!」コソコソ
ーーーーー
空の上ーー
クロエ(あ……まだ砂浜のメッセージ残ってる……)
《楽しかった! また来よう!》
クロエ「ふふっ」
クロエ「さ、まだ夏休みはあるし……これからどうなるかしらね」
旅行が終了しました
- 385 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/21(金) 22:41:08.00 ID:v6GpgEoBo
- 自室ーー
クロエ「よっと……」ドサッ
クロエ(寮の部屋に戻ってきただけなのに、帰ってきたって感じがするわね……)
現在の目標
・夏休みを過ごす
・三年生最後の演劇のため練習する
安価↓〜↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください
5/10回目の行動です
7回目の行動終了時点で演劇部の大会へと移行します
- 386 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 22:48:32.42 ID:uWAeAg2EO
- 食堂でウィン達に会い南の島に旅行に行ってきたことを話す。
その話の中でふと『この前の島のように人のいない場所ならラピスとウィンの戦いが可能なのではないか』と考え可能かどうかをラピスに、ちょうどいい場所が無いかをローラに尋ねてみる。
- 387 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 23:02:49.37 ID:V2MU+aOPO
- ヒカリ・レナ・凛華・モミジの演劇部組で自主稽古。
また、夏休みの宿題の話になりどこまで進めたかそれぞれ話し合う。
- 388 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 23:18:40.83 ID:JnSVqV0tO
- くるくまやアルトに旅行のことを話す。
するとどうやら旅行期間中に二人も一緒に遊びに行ってたらしく仲良さそうにしている二人の写真を見せてもらった。
- 389 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/06/21(金) 23:43:16.30 ID:ViYCcKCKO
- とにもかくにもレッスンDA
- 390 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 23:44:53.03 ID:xCQMY/1A0
- 島で見つけた古代の書物を何か分からないかとローラと一緒に校長室に見せに行ってみる。ローラからもルクの件でお願いをしようとすると、本人が顕現ししばらくはローラさんにお世話になりますとマイペースに挨拶
水晶竜に続いて不死鳥に気にいられるとかローラの能力はどうなってるんだと呆気にとられる樹
- 391 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/06/22(土) 16:57:58.18 ID:r3KvHshRO
- これもしかして>>387と>>389で割と被ってるからもう一個かな?
もしそうなら演劇部のモブ学生達に遭遇して旅行中の写真を見せる(※描写されてなかったけどちょいちょい撮ってたみたいな感じ)。
その中でやはり凛華・ヒカリの写真が好評で旅行中の二人がどれだけかっこいいかの話題に。
凛華のもふもふ好きやヒカリの甘えぶりは本人のために隠しつつ、自分含め限られた者しか知らない事実に何となく優越感を感じる。
もし既に足りてたら安価下で。
- 392 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/24(月) 06:39:24.30 ID:WC1kCDjio
- >>391
申し訳ありません
風邪を引いて土日ダウンしておりました
>>390までの5つで投下させてもらいます
被りを案じていただいてありがとうございます
- 393 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/24(月) 06:39:54.41 ID:WC1kCDjio
- 演劇部ーー
くるくま「さ、大会直前の全体休みは昨日で終わりだ! 大会までしっかり練習すること!」
はいっ!
レナ「……」グイッ
クロエ「体柔らかいわねー」
レナ「訓練したからよ」ペタンッ
レナ「私のことはいいからあなたもストレッチしなさい」グイー
クロエ「はーい」
ーーーーー
くるくま「さて、殺陣の動きの確認をしていこう。一年生も動きを観察するように」
ーーーーー
ーーー
ー
レナ「はっ、はあっ……」ゼエゼエ
クロエ「き、キツイ……」
凜華「一年生はまだまだ体力づくりだもんね……」ハアハア
くるくま「もう数日しか残ってないから、残って動きを確認したい人は言ってくれ! 今日はここまで!」
ありがとうございました!
クロエ「ふう……」スクッ
ヒカリ「あ、クロエも?」
クロエ「もちろん」
クロエ「くるくまさん、いいかしら」
くるくま「ん、ああ二人共。どうかした?」
クロエ「裏方だけれど動きの確認をしたくて。いいかしら?」
くるくま「ああ。舞台装置も考えながら動かさないといけないからね。歓迎だよ」
ーーーーー
ーーー
ー
- 394 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/24(月) 06:40:29.81 ID:WC1kCDjio
- クロエ「……こんなところかしら」メモメモ
ヒカリ「それよりほぼ全員が残ってることに驚いてますよ」
くるくま「一年生が勉強のために残ってるからなあ。そうそう気も抜けないんだよ」
クロエ「そういえば昨日はなんで休みだったのかしら。おかげで旅行の折り合いもついたんだけど」
くるくま「一回くらい休みを入れた方が精神的に楽になると思ったのと、私も旅行の予定があったからね」
クロエ「へえ。アルトさんと?」
ガタンッ
アルト「な、なんでバレた」
ヒカリ「あ、いたんですか」
クロエ「アルトさん仲良いし……くるくまさんが他の人と旅行に行くとこが想像できないわ」
クロエ「こっちは結構楽しかったわよ。そっちはどうだったのかしら」
アルト「こ、こっちもまあ……楽しかった……よ?」
くるくま「日帰りで温泉旅行さ。ついでに一つだけ舞台も見てきた」
くるくま「アルトの好きな……なんだっけ、そのうち貴方になるだっけか」
部員1「それって百合……むぐぐ」
部員2「くるくまさんは気づいてないんだから黙ってた方がいいよ……」コソコソ
部員1「はーい……」
アルト「ど、どうだった?」
くるくま「何回も言ったけど、面白かったよ。演技の参考にもなったし、刺激も受けたしね」
- 395 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/24(月) 06:40:56.66 ID:WC1kCDjio
- 翌日ーー
ローラ「あ、クロエちゃん」
ルク「おはようございます」
クロエ「……出てていいの?」
ルク「念の為わたしのことも校長とやらの耳に入れておこうと思いまして。一緒に行きます?」
クロエ「へえ、面白そうね。ついていくわ」
ーーーーー
樹「……ローラさん」
ローラ「は、はい」
樹「……私の手に負えない魔獣を増やすの好きね」
ローラ「そ、そんな!」
樹「冗談よ。ルクさんがいいならここにいてください。もちろんどこにも連絡はしません」
ルク「助かります。あ、ちなみにローラ以外の人間の世話になるつもりは今のところないので、よろしくお願いします」
樹「え、ええ……」
樹(なんでこんなに魔獣に懐かれるのかしら……)
クロエ「そうだわ」パサッ
樹「それは?」
クロエ「ローラの島に洞窟があって、そこにあった本と壁画をメモしてきたの。何か心当たりとかないかしら」
樹「ふむ……」ペラペラ
樹「古代文字ね……それに魔法もかかってる。解読は難しいと思うわ」
樹「壁画は……見たことないわ。闇の試練っぽいけど、確たることは何も言えない」
クロエ「なんにも分からずじまいね……」
- 396 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/24(月) 06:41:24.52 ID:WC1kCDjio
- 樹「古文の先生とかなら分かるかしら」
ルク「どうでしょうねー」マジマジ
ルク「解読するより魔力を適合させた方が理解できそうですよ」
クロエ「さっきから魔法がかかってるとか言ってるけど……それってどういうことなの?」
樹「解読して『読む』か、魔力を通して『理解する』かの違いよ」
樹「かかってる魔法に魔力を通じさせることができれば感覚で理解できる……とは言われてるわね」
ローラ「そんな本があるんですね……」
クロエ「私が少しだけ読めたのもそういうことなのかしら」
樹「ならクロエさんが魔力を通し続けた方が早いかもしれないわ。いきなり全部読めるようにはならないと思うけど、やらないよりはマシ」
クロエ「確かにね……。ありがとう、参考になったわ」
ローラ「それじゃあそろそろおいとましようか」
クロエ「そうね。失礼したわ」
ーーーーー
クロエ「ところでローラ」テクテク
ローラ「なあに?」
クロエ「ウィンさんとラピスさんが戦えるような場所に心当たりない?」
ローラ「ええっ、あの二人が……?」
- 397 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/24(月) 06:41:52.52 ID:WC1kCDjio
- クロエ「旅行で行った島とかどうかなって思ってたんだけど、あそこは魔獣がいるものね」
ローラ「うん。他にも似た島は何個か持ってるけど、どこもその土地の魔獣が住んでるから……」
ローラ「避難させてからか……あるいはスタジアムの貸し切りとか……?」
クロエ「そ、そんなことできるの?」
ローラ「あっ」
クロエ「?」
ローラ「造成中の土地があったような……」
クロエ「ぞうせい?」
ローラ「簡単に言えば地面をならしてる最中の土地のこと、かな?」
ローラ「マホリオ用の練習場を郊外に作るために、広い土地を確保してるの。そこなら人目にもつかないと思う」
クロエ「おお……」
ローラ「工事のスケジュールにもよるからまだなんとも言えないけど……」
クロエ「できそうな場所はあるってことね。いい報告ができそうだわ」テクテク
ーーーーー
ーーー
ー
- 398 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/24(月) 06:42:23.28 ID:WC1kCDjio
- 部室ーー
凜華「今日は一年生が早かったみたいだね」
クロエ「って言っても夏休みだし、することもないだけよ」
モミジ「上級生は忙しいのかなあ……」
レナ「上級生の心配する前に自分の心配よ。みんなは宿題終わらせた?」
ヒカリ「ボクはもうすぐ終わるよ。劇の大会が終わってからゆっくり残りを片付けようかなって」
モミジ「私はまだ半分くらい……。でも多分ちゃんと終わります」
クロエ「私もヒカリと同じペースでやってるわ。同室だし、分からないところは教えあってね」
凜華「私はもう終わったよ。夏休みと言えど何があるか分からないから、早めに終わらせるのがポリシーでね」
レナ「へえ……みんな優秀なのね」
クロエ「とかいうレナはほとんど手を付けてなかったり?」
レナ「馬鹿言わないで。もうほとんど終わりかけよ」
レナ「……中学生の頃は宿題をやらない人がいたから面倒見てたの。まさかリリウムにそんな人はいないと思ってたけど、杞憂でよかったわ」
ヒカリ「じゃあ心置きなく部活に励もうか」
クロエ「そうね。凜華、基本の動きを確認したいのだけど……」
ーーーーー
ーーー
ー
現在の目標
・夏休みを過ごす
・三年生最後の演劇のため練習する
安価↓〜↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください
6/10回目の行動です
7回目の行動終了時点で演劇部の大会へと移行します
- 399 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 07:14:42.58 ID:2uY11bGEO
- 季節の変わり目だし風邪なら仕方ないね、お大事に。
ラピスとの戦いについてウィンに話をしようとするも見当たらず。運良く時雨に会えたので話を聞くとどうやらナナと二人きりで旅行に行っているとのこと。
その話の中で時雨にそっち系の知識がほとんど無いことを察し、そのギャップに驚く。
- 400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 09:04:33.88 ID:no7GwsMsO
- お大事に。
そしてせっかくだし拾わせてもらう。
演劇部のモブ学生達に遭遇して旅行中の写真を見せる(※描写されてなかったけどちょいちょい撮ってたみたいな感じ)。
その中でやはり凛華・ヒカリの写真が好評で旅行中の二人がどれだけかっこよかったかの話題に。
凛華のもふもふ好きやヒカリの甘えぶりは本人のために隠しつつ、自分含め限られた者しか知らない事実に何となく優越感を感じる。
- 401 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 09:08:23.37 ID:mnMDT6c/O
- ティアから同じチームのよしみで恋愛相談を受けるナミネ。
一応『もしも友人から好きと言われたら』みたいにぼかした感じで相手もアルシェということを隠しているが、ナミネにはバレバレ(ただし本人の意思を汲んでバレていることは指摘しない)
- 402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 10:46:57.50 ID:iunl5UEUO
- 限界越えるために自主練DA
- 403 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/24(月) 12:17:25.06 ID:Rf3uIozJo
- >>402
これは魔法の自主練でしょうか
それとも演技の自主練でしょうか
- 404 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 12:30:10.11 ID:j5OlCOUMO
- 本番のメイクのことで少し悩んでいたくるくま。
ピンと来たレナがデンを連れてきてくるくまに紹介してみる。
- 405 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 12:42:03.56 ID:73XTKtYpO
- ある程度待っても返事が無かったら>>1の解釈で進めるか安価下扱いで良いんじゃないかな。
- 406 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/24(月) 14:37:29.33 ID:WC1kCDjio
- 15時まで待ちます
それまでに本人が来なければもう一つ募集します
- 407 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 15:09:58.79 ID:D1qi5VmaO
- 楓がボーッとしていたので声をかけたら驚かれた。
どうやら旅行最終日は平気な様子でからかっていたが、実は酔った嵐に言われたことがずっと気になってしまい発言を反芻しながら色々考えていたらしい。
- 408 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/25(火) 17:36:33.38 ID:xNgkR9zyo
- >>399->>401と>>404、>>407
を採用します
- 409 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/25(火) 17:37:04.80 ID:xNgkR9zyo
- 部員1「おつかれさまでーーあ、クロエさん!」
クロエ「やかましいのが来たわね……」
部員2「私達やな奴?」
クロエ「いいえ。結構好きよ」
部員3「う、嬉しい……!」
部員1「ではそんな結構好きな私達に旅行の写真を……」
クロエ「はいはい。ヒカリと凜華も大変ねえ」スッ
部員2「あっお肉食べてるかっこいい」
部員3「山の中歩いてる素敵」
クロエ「バーベキューと探検中の写真かしら」
クロエ(みんなはヒカリが甘えん坊なことも、凜華が可愛いもの好きなことも知らないのよね……)チラッ
クロエ(なんか優越感ある……かも)
ーーーーー
ーーー
ー
くるくま「よし、今日はここまで! 衣装班とメイク班は少し残ってくれ」
レナ「……」
くるくま「大枠は今のままでいいと思うんだ。ただ、メイクの印象をもっと厳しくしたくて……」
メイク班「そうなると顔が真っ黒になっちゃいますよ。これ以上は……」
レナ「あの」
くるくま「ああレナくん。少し待っててもらえるかな」
レナ「メイクならいい人を紹介できるかもしれません」
くるくま「……え?」
ーーーーー
- 410 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/25(火) 17:37:31.03 ID:xNgkR9zyo
- デン「な、なんで連れてこられたの。晒し物にされるの?」
レナ「しないわよ……」
レナ「部長、この子の魔法は肉体変化です。何かに役立てられませんか」
くるくま「ほう……どこまでできる?」
デン「え? 短時間ならどんな風にでも……」
レナ「やって見せたほうが早いわ。私をデンとそっくりにして」
デン「わ、分かった」フオンッ
レナ「……これがデンの魔法です」
くるくま「おお……! これは面白いね……」ペタペタ
くるくま「メイクではなく肉体そのものを変化させているから、表情もごくごく自然だ」
レナ「多少の骨格変化なら出演者全員分、上演時間の間はできると思います」
デン「そ、そんな全員分とか無理……あ、やっぱりそれだと役に立たないよね。せっかく呼んでもらったのに死にたグエッ」ドスッ
デン(肘が……!)ズキズキ
レナ「できます。デンの魔力なら絶対に」
くるくま「そこまで言うならぜひ手伝ってもらいたいな。どうだろうデンくん」
デン「や、やるだけやります……期待はずれだからって後から言わないでくださいね」
レナ「それはないわ。私が見込んだ魔法使いが期待はずれな訳がない」キッパリ
デン(なんでこんなに自分に自信があるんだろう……)
ーーーーー
- 411 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/25(火) 17:38:31.28 ID:xNgkR9zyo
- 食堂ーー
クロエ「あ、時雨さん」テクテク
時雨「君は……クロエか」
クロエ「覚えててくれたのね。光栄だわ」
時雨「印象深かったからね。それより何か用事かい?」
クロエ「ええ。ウィンさんを探してるんだけど、中々見つからなくて」
時雨「ウィンならちょうど今朝ナナと旅行に行ったよ。なんでも二人きりがいいそうだ」
クロエ「へ、へえ〜……」ゴクリ
時雨「どこに行くのか尋ねてもお城だとナナにはぐらかされてな。この辺に城なんてないと言うのに……」
クロエ「それって……」
時雨「心当たりが?」
クロエ「い、いえ。知らないわね」
クロエ(時雨さんまさかそういうことを知らないのかしら……。大人っぽいのに意外だわ……)
クロエ(私がそういうことに特別興味がある訳ではないし……。興味別にないわよね? 変態じゃないわよね?)ドキドキ
時雨「クロエさん?」
クロエ「あ、い、いえ、ボーッとしてごめんなさい。帰ってくるのはいつ頃か分かるかしら」
時雨「一泊だから明日には帰ってくると思うが……何時頃かは聞いていなかったな」
クロエ「充分よ。とにかく明日まではいないのね」
時雨「ああ。帰ってきたらクロエさんが探してたと伝えておくよ」
クロエ「助かるわ」
- 412 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/25(火) 17:38:58.28 ID:xNgkR9zyo
- クロエ(で……)チラッ
楓「…………」ポケーッ
クロエ(私が時雨さんと喋ってる間ずっとボーッとしてたわね)
クロエ「楓」
楓「うわっ、クロエ!?」ガタンッ
クロエ「ちょっと、いい反応してくれるじゃない」
楓「いやー、少し驚いただけだよ」ストン
クロエ「ずいぶんボーッとしてたけど何かあったの? 保健室まで連れていきましょうか?」
楓「あーいや、体調はいいんだ。大丈夫」
クロエ「体調“は”?」
楓「うぐっ……」
クロエ「何かあったのね。聞かせなさい」ストン
楓「や、大したことじゃないんだよ、本当に」
クロエ「いいから」
楓「……嵐が酔って言ってきたことが忘れられない」
クロエ「ああ、王様ゲームの……」
クロエ「朝には嵐のことからかってたじゃない」
楓「や、なんか思い返したらすごい照れくさいけど嬉しかったなーって……」
クロエ「ふむふむ……」
クロエ「微笑ましいわね」
楓「なにが」
クロエ「あなた達すごく互いを思い合ってるのにいつも意地張ってるから……」
楓「意地じゃないよ。嵐のおせっかいが嫌なだけ」
- 413 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/25(火) 17:39:24.28 ID:xNgkR9zyo
- クロエ「そういうところよ。ホントにおせっかいが嫌なら嵐から離れるなりするじゃない」
楓「うぐう……」
クロエ「嵐に、素直に嬉しかったって伝えなさい。意地さえ張らなきゃもっと仲良くなれると思うわよ」
楓「もっと?」
クロエ「ええ。喧嘩はしなくて済むようになるかもしれないわね」
楓「そっか……」
楓「ありがとう、クロエ。あたしやってみるよ」スクッ
クロエ「手助けになれたなら何より」
楓「待ってろよ嵐! 次に照れるのは嵐だぞ! あーはっはっは!」タタタッ
廊下は走らない!
すみませんせんせー!
クロエ「……ふふっ」
ーーーーー
ーーー
ー
- 414 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/25(火) 17:39:50.81 ID:xNgkR9zyo
- ー幕間
ティアとナミネの恋愛相談ー
ナミネの部屋ーー
ナミネ「どうぞ、オレンジジュースです」コトッ
ティア【ありがとうございます】
ナミネ「同室の方は帰省していていませんから、何でも話してくれて構いませんよ」
ティア【では相談ですが】
ナミネ「はい」
ティア【友人で、マホリオで同じチームで、仲良しの人から好きだと言われたらどうしたらいいですか】
ティア【私の話ではありませんが、参考に聞かせてください】
ナミネ(あらあら〜。ティアさんとアルシェさんのことでしょうか)ホホエマー
ナミネ「そうですね〜。結局は自分がどう思うか、ではないでしょうか」
ティア【自分がですか】
ナミネ「告白された側は、告白してきた子のことをどう思ってるんですか?」
ティア【大切な友人です】
ナミネ「踏み込んで聞きますよ。その子のことが好きですか?」
ティア「……」ムムム
ティア【女子きとカ丶 ちょつとわかりません】
ナミネ(分かりやすい)クスッ
- 415 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/25(火) 17:40:17.15 ID:xNgkR9zyo
- ナミネ「あ、キスをするのを想像してみて、嫌でなければ……みたいな話は聞きますね」
ティア(キス……)
ティア「っ///」ボムッ
ナミネ「あら〜」
ティア「ちがっ、これは少し話題が過激だっただけで……!」アワアワ
ナミネ(文字も書けないほど動揺してます! かわいい!)
ナミネはしばらくティアの反応で楽しんだという……。
ティア(私もアルシェのことが好きなんでしょうか……?)
そしてティアは何かに芽生え始めた様子……?
現在の目標
・夏休みを過ごす
・三年生最後の演劇のため練習する
安価↓〜↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください
7/10回目の行動です
7回目の行動終了時点で演劇部の大会へと移行します
- 416 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/25(火) 17:58:52.65 ID:pwJSjVnxO
- 旅行(意味深)から帰って来たウィンとナナが尋ねてきたのでラピスやローラを呼んで決闘の打ち合わせ(恋人のあらぬ誤解を防ぐためにナナも同席)。
日程やウィンの疲労(意味深)の都合から、演劇部の大会の数日後の深夜に行うことに。
……なお何故かナナがやたらツヤツヤしていた。
- 417 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/25(火) 18:21:21.17 ID:echnwE52O
- 大会前日、緊張から中々寝付けないクロエとヒカリ。
少し夜風に当たってリラックスしようと寮の外に出ると、同じく緊張して眠れないでいたモミジ・レナ・凛華を発見。
初めての大会を精一杯頑張ろうと全員で鼓舞しあい、落ち着いたのか部屋に戻って床につく。
- 418 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/25(火) 18:50:17.10 ID:hY+r3rJlO
- 部活終了後、ヒカリと部屋で詰められそうなところを二人で稽古。
そのあとお互いにマッサージして疲れを取る。
- 419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/25(火) 19:01:41.89 ID:iSb8i2dM0
- 大会前の最後の演劇部練習で生徒や教員を前にして公開練習を行う
それを見ていた友人たちから応援されて大会へ向けて気合を入れなおすクロエ達
- 420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/25(火) 19:32:56.59 ID:0cle2b4A0
- >>419の後、鑑賞していた樹がデンのもとを訪れ今回のメイクやマホリオトーナメントの結果を見てデンの魔法力を誉める
校長自らとか大掛かりなドッキリか何かの罠ではと戸惑うデンと誇らしげなレナ
- 421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/25(火) 20:09:14.26 ID:x1+XQvX5O
- そういえば今日は百合の日だったそうだが、それに相応しい感じに色々と進展あったなぁ。
・デンがレナのことを気にし始めた
・楓が嵐に対して素直に?
・ティアの芽生え
・一方学園最強の生徒は恋人にベッドの上で泣かされてそうです。
- 422 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/26(水) 06:06:25.89 ID:dUn6ByM5o
- ♡幕間
ウィンとナナの……♡
「うわっ、うわあ……」
ボクはナナと一緒に旅行に来た。
町中で美味しいご飯を食べて、時雨へのお土産を買って、今は泊まるためのホテルに来たところだ。
そう、ラブホテルに。
キョロキョロと周りを見回す。ガラス張りのシャワー室。引き出しの中には生々しい道具。一つ丸い物を取り出して、魔力を込めてみる。
ぶぶぶぶぶぶっ
すぐに魔力を収めて引き出しに戻す。
「ラブホテル……すごいな……」
緊張を無理に解すために何にもならない感想を吐き出してみたりするが、そわそわは消えない。
それもそのはず、これからボクとナナはここで繋がるのだ。身も、心も。緊張しない方がおかしい。
しかし、そういったことはすでに何度かしてきた。寮が同室なのをいいことに、キスをして裸で抱き合ったり……。
でも、どこかで学校だという意識があったのかもしれない。ボクが躊躇してしまうせいで、最後までできたことはないのだ。
だから夏休みという期間を使って、「する」ためだけに旅行に行こうと画策した。
そして今に至る。
「……うう」
手持ち無沙汰で、キョロキョロと辺りをまた見回してしまう。
シャワー室が目に入る。
ううんだめだ、それはだめだ。今はナナがシャワーを浴びてるんだから。ぶんぶんと頭を振って煩悩をかき消す。
ちなみにボクは先に浴びて、ラフな格好でベッドに腰掛けている。
……下着もなしにバスローブだけというのは心もとない。
「あっ」
やがてシャワーの音が止まり、ドライヤーの音が聞こえてくる。
ナナは髪が短いからすぐ乾くはずだ。
案の定すぐにナナは出てきた。ボクと同じくバスローブだけを身にまとって、テクテクと一直線にベッドへと向かってくる。
ナナがぼふっと隣に腰掛けると、それきり部屋の音は止まってしまった。
どちらも喋らなければ当然だろう。
つんとベッドに置いた指先同士が触れ合う。それだけで互いにびっくりしてしまい、手を離してしまう。
その拍子に目が合って、視線は離れなくなる。
じっと見つめあって、まるでボク達の間に引力が発生したかのようにゆっくりと顔が近づいていく。
そして。
「ん……」
ちゅうと柔らかい感触を唇に感じた。
- 423 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/26(水) 06:06:52.32 ID:dUn6ByM5o
- 胸がきゅんと甘くうずく。
なんでこんなに好きになってしまったんだろう。
最初はただ同室の子というだけだった。
魔法が下手くそだけど、練習を一生懸命やる子だと。
時々生傷を作ってきて、でもその度にボクにアドバイスを仰いでくる。
その内に、練習した魔法を見せようと張り切って目の前で失敗した時に、愛らしいなと思ったのが始まりかもしれない。
照れて笑う彼女を見て、ドキリとした覚えがある。
でもそんなきっかけは些細なことで、ずっと一緒にいる内に好きになるのは必然だったのかもしれない。
何事にも一生懸命で、優しくて、笑顔が素敵な女の子。
好きにならない訳がなかった。
正直に言って、去年の内には好きになっていたと思う。でもボクは恋愛なんてしたこともなくて、感情を持て余して。それから半年くらい経って、ナナに結婚式に招待された時には驚いた。
それをすんなり受け入れてる自分に、だ。
ナナと付き合いたかった。触れ合って、キスをしたかったんだとその時に知った。
もう、好きすぎて訳が分からなかった。初めてそんな気持ちになって、幸せだと感じた。
だから、幸せをくれたナナを今度はボクが幸せにしてあげたいと思えたんだ。
「ちゅ……ん……」
あ、だめだ。
こっちが幸せすぎてナナのことを気持ちよくさせてあげられる自信がない。
「えへへ……」
顔を離したナナは真っ赤な顔で微笑んで、恥ずかしそうにして。
「幸せすぎて……だめになりそうです」
なんて。
「な、ナナ〜っ」
可愛い。ボクの彼女超可愛い。
たまらなくなって正面から抱きすくめ、全身でナナの温もりを感じる。
湿った吐息が耳をくすぐって、でもそれも心地よくて、ぎゅぎゅーっと子供のように抱きついたままの体制になる。
「ナナ好き〜」
「私もウィンさんのこと大好きですよー」
あやされるように頭を撫でられる。
そしてぽてんとベッドに押し倒される。
「だから、今日はいっぱい触りますね?」
「……はい」
こういうとき、ナナは強い。積極的だ。
それが嫌かと言うとそんなことはなくて、そのギャップにさえきゅんときてしまう。我ながらチョロすぎるかもしれない。
- 424 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/26(水) 06:07:19.12 ID:dUn6ByM5o
- バスローブをはだけさせ、ナナがボクの中心をなぞるように指を滑らせる。
ちょうど腹筋のあたりで止まって、ふにふにと圧迫される。
「な、なに〜」
「ウィンのお腹、引き締まってて好きなんです」
「くすぐったいよ〜」
笑みが溢れる。幸せな触れ合いだと感じる。
お腹を撫でている指先がつつつと上がってきて、やがてボクの膨らみへと差し掛かった。
「あっ……」
ふにっと触れられて、声が漏れてしまう。
そこそこな大きさはあると自負しているそれはナナの手を受け入れて、簡単に形を変える。
首元に覆いかぶさってきたナナはそのまま器用に手を動かしつつ、鎖骨のあたりに口をつけられる。
吸われた箇所が浮くような感覚に痺れて、頭がぽうっとしはじめる。
「ナナ……っ」
ぞくぞくと体が持ち上がる感覚やってきて、それは波のように全身を駆け巡っていく。
ナナはタイミングを見計らったように先端を摘んできて、今度はビリビリとした快感が襲ってきた。
耐えきれず脚が伸びるのを感じる。
「ふっ、あ……!」
ぶるっと全身が震えて、快感の波が一度引く。
でも当然ナナはやめたりしない。
このくらいのことは寮でもやってきた。本番はここからだ。
「触りますよ……」
こくりと頷く。
バスローブから腕を抜き、どちらも生まれたままの姿になる。
ナナの体は控えめだけれど、あまりに綺麗でドキドキしてしまう。薄く肉付いた体は健康的で、ツンと張った胸が可愛らしい。
「し、失礼します」
ゆっくりとボクの体に跨ったナナは胸同士をくっつけるように抱きついて、キスをせがんできた。
「んっ、んぅ……」
ちゅっちゅっと軽いリップ音が響く。
何度も触れているが、ぷるんとした唇はみずみずしく、ちっとも飽きることはなかった。
やがてトントンとノックの感触を受け、ボクはゆっくりと唇を開いた。
「ちゅる……れろ、ぢゅぷ……」
ナナの唾液が入り込んでくる。甘い気がする。
舌同士が絡まって、やがて「それ」は始まった。
- 425 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/26(水) 06:07:45.85 ID:dUn6ByM5o
- ナナの魔法……魔力の譲渡だ。
手のひらなどで他者に触れることで、自身の魔力を他者に渡すことができる。
そしてその最も効果的な譲渡方法は粘膜の接触らしい。
「あっ、ななぁっ、んっ、ぢゅ……」
そして、これを抑えることはできない。
触れている限り際限なく魔力を渡してしまうし、キスをすればその性質は増すのだ。
「ごめんなさい、でも、止まんなくて……! ウィン、ウィン好きです……!」
「ひっ、う、〜〜〜っ!」
じわーっと腰に熱が溜まって、爆ぜる。
もらう魔力の量は多く、絶頂して解放するしかないのだ。
……はじめてキスだけでイったときはびっくりした。
「ぷあっ……はあ、はあ……」
息を切らせてナナが顔を離す。体力という点ではボクに軍配が上がる。一度達したが、ボクはまだまだ動けそうだ。
下から見上げるナナの汗ばんだ額に前髪が貼り付いていて、なんだかやらしく見えた。
しかし、息を整える前にナナは次の行為に移ろうとしていた。
ボクの茂みをかき分けて、大切な部分に触れようとしている。
「あっ……!」
ぬちっと潤んだ音がして、少しだけナナが入り込んでくる。
入ってる。ナナの指を感じる。
「痛くありませんか……?」
ふるふると首を振る。大丈夫だから、続けてほしい。
察してくれたのか、ナナはさらにゆっくりと入り込んでくる。内壁のヒダを一つ一つなぞられているようで、とてつもなく興奮する。
やがて指を根本まで挿し込んで、ナナの動きは止まった。
「ナナの指が……」
「分かりますか? 今ここまで入ってるんですよ」
「ああんっ! あ、ばか、急に、だめ……!」
ぺしぺしと叩く。全然効いてない。くそう。
今度は指が抜けていく感触。体がついていこうとしているのが分かる。ナナの指を締め付けて、外に逃さない気だ。
しかし指が抜ける寸前で、今度はまた挿入される。
根本まで入れて、抜ける寸前まで抜いて、根本まで入れて。
その繰り返しなだけのはずなのに、ボクはどんどんと性感が高まってしまう。
ぬぷぷぷぷぷっ、ずろーーーっ、ぬぷぷぷぷぷっ、ずろーーーっ。
「はーっ、はーっ、あっ、あううっ!」
全身がふわふわして、だんだん何も考えられなくなっていく。
目の前で光がチカチカして、絶頂が近いことを教えてくる。
「なな、ぼく、もう……っ」
「はい、私の指でイってください」
その言葉と、ナナの指が突っ込んできたのがトドメ。
「う、んぅ……! 〜〜〜〜〜っ!!」
ゆったりした指の動きにあわせて、腰が跳ねる。
全身をナナに包まれているような優しい絶頂。手も足も言うことを聞かないまま、ぴくぴくと震えている。
やがてその波が引いたのを見て、ナナはゆっくりと指を引き抜いた。
- 426 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/26(水) 06:08:12.76 ID:dUn6ByM5o
- うあ、今「ぬぼっ」みたいな音した。
恥ずかしさで顔を覆いたくなる。
「気持ちよかったですか?」
「……うん」
でもナナが笑顔でそんなことを聞いてくるから、顔は隠さないでしっかり見つめる。
それに、まだ終わりじゃない。
ナナはまだ気持ちよくなってない。
腕に力を入れて体を起こそうとして、それをナナに止められた。
「えへへ、でもまだですよ。もっともーっとトロトロにしてあげますっ」
「へ」
にっこりと。
素敵な笑顔で言い放った。
「ま、待ったナナ! ボクもナナのこと気持ちよくしたい!」
焦って負けじと言う。というよりこのままされ続けたら腰砕けになる自信があった。
「え、あ……そうですよね。ウィンもしたい……ですよね」
こくこく。
少し考え込んだナナは、やがてボクに背中を向けるように頭を跨いできた。
目の前にナナの大切な部分がやってくる。そこは濡れて光っていて、ナナも興奮していたことを証明していた。
「な、舐め合いっこは……どうでしょうか」
「わ、分かった。やってみる」
実を言うとボクから何かすることはほとんどない。
ナナがしてくれて、ボクはされる側だからだ。
でも、ボクもナナを気持ちよくしてあげたいと常々思っていた。こっそり本で勉強もした。
その成果を発揮する時が来たのだ。
「ぺろ……」
「んっ」
舌先がナナに触れる。
熱くて、粘ついている。
清潔とは言えないような場所を舐めているのに、嫌な気はちっともしなかった。
本の内容を思い出す。
本ではこのあ「じゅずっ、じゅるるるっ!」
「ああっ! ななっ! あっ、むりっ、なめっこ、むりぃっ!」
「むりじゃないれふよー、じゅぷっ! れろ、ちゅうううっ」
ナナがボクの秘部を吸い上げている。
もうされるがままだ。本の内容の実践は無理そうだった。
舌がボクの入り口をなぞる。いつの間にかむき出しにされていたクリトリスも攻撃される。
「あ゛っ、このぉ、あほななぁ……! ひっ!? あっあっあっ、ごめ、ごめんなさいっ、あほじゃなっ、いうううううっ!!」
せめて一矢報いたい。眼前で物欲しそうに揺れるそこに再び舌を這わせる。
というより口をくっつけているだけだ。舌も狙ったように動かせないほど、快感に体を支配されている。
もごもごとナナに口づけている間も、容赦なくナナは責め立ててくる。技術はもはや天と地ほどの差があって、どうあがいてもナナには勝てそうもなかった。
「んっんっ、んぶ、ふーっ、ふーっ……! ぐちゅ、ぺろ……んむっ!? ぷあっ、あっあっあんっ! なな、だめ、またイく、イっちゃう……!」
その言葉を待っていたようにナナはクリトリスを甘噛みして、指で中を刺激してきた。
突然の指の挿入に脳はスパークし、ぶしゅうと下品な液体を撒き散らす。
「お゛っっ……!? んぐっ、うぅうううう……♡♡♡」
ナナが止まらない。
指を前後させ、さらに高みへと昇らせようとしてくる。
「やめ゛っ、も、もお゛むりぃっっ!!? あ゛、あ゛あああああああああっっっ!!」
視界が真っ白に染まって、何が起きてるのか把握できない。
体が激しく痙攣して、空に浮いているような、あるいは海に沈んでいるような前後不覚に陥る。
数分後に意識がはっきりして目についたのは、ベッドを通り越してカーペットまでをも濡らしていたボクの潮吹きの軌跡だった。
- 427 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/26(水) 06:08:45.07 ID:dUn6ByM5o
- 「ウィン、大丈夫ですか?」
ふるふる。
大丈夫じゃない。死んだかと思った。
「やりすぎました……ごめんなさい」
「気持ちよかったのは気持ちよかったから……謝らないで」
しゅんとしたナナを抱き寄せる。こんなに華奢で小さいのに、ボクを責めるときはイキイキしているのが不思議だ。
「それよりナナを気持ちよくさせてあげられなかったのが……」
今度はナナが首を振った。
「充分気持ちよかったです。ありがとうございます」
ナナはボクにお世辞は言わない。
ホントに気持ちよかったのだろう。嬉しい。
「さて、と」
ナナは一息つくとまたボクを押し倒して、その上に覆いかぶさってきた。
「続きといきますか」
「えっ」
逃さないぞと手首を掴まれる。
え、これ以上はよくない。死んじゃう。
「なんて、嘘ですよ」
くすっと笑って、ちゅっと触れるだけのキス。
そのまま横にころんと寝転ぶ。
「び、びっくりした〜……」
「ウィンにあれ以上無茶はさせられませんから」
裸のまま抱き合い、上からシーツを被る。
人肌が気持ちいい。
暖かくなってきて、そのまま眠気もやってくる。
「ナナ、大好きだよ〜……」
「私もウィン大好きですー……」
最後にもう一度だけキスをして、ボク達は眠りに落ちた。
明日帰るまでに体力回復してるといいな、なんて考えながら。
- 428 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/26(水) 06:13:03.35 ID:dUn6ByM5o
- 土日投下できなかったお詫びと、たまにはエロを書きたかったのでウィンナナです
安価の内容はまた後で投下します
- 429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/26(水) 07:04:31.80 ID:rjJs9qlRO
- よいぞ……よいぞ……
- 430 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/06/27(木) 21:26:26.45 ID:DCAXYtido
- 演劇の内容が決まらず中々続きが書けてません
もう少し投下まで時間がかかりそうです
- 431 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/06/27(木) 21:31:36.92 ID:5nhudvTSo
- おつおつ
ゆっくりでいいのよ
- 432 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/27(木) 21:35:40.35 ID:ws2FcVBp0
- 追いついたーまったり待ってますぜ
- 433 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/27(木) 21:48:47.82 ID:4U3oiDzA0
- 報告乙です
ゆっくり楽しみにして待ってますよー
ナナ×ウィンのエロもすごく良かった
- 434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 17:19:03.53 ID:O8xhqZ/ZO
- やっぱり殺陣ありの百合系ってことで難航してるのかな?
- 435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/07(日) 18:02:40.62 ID:oYz6lnHkO
- 相当苦労してそうだけど大丈夫かな……?
ここまで間隔空くの初めてだし、体調面とかも結構心配。
- 436 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/07/08(月) 20:48:50.52 ID:q6WmLVG3o
- ごめんなさい、演劇は完全に管轄外のため手詰まりです!
皆さんの力を借ります!
【演劇のタイトル】
【演劇の内容】
を募集します
集まったものを上手いこと融合させて、書かせていただきます
安価↓から、数は制限せず募集します
- 437 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/08(月) 21:02:59.29 ID:135D0IsYO
- よく帰ってきてくれた!そして気にするな!そのための安価だろ!
リリィサーガ
敵対する国同士に所属する女騎士の物語。
敵味方に分かれた二人の恋と葛藤を描く。
……殺陣の稽古してたからそれっぽいの考えてみたけど、これだとヒカリと凜華が主役の時のが絵になるかな?
- 438 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/08(月) 21:18:38.89 ID:eHiPjWfhO
- おかえりなさい。
とりあえずタイトルが上手い具合に浮かばなかったから内容だけですが、捕らわれた姫とそれを巡って対立する二人の女騎士みたいなのとか。
あと好きな作品(百合ものかどうか問わず)を百合風にまんまアレンジするのもありだと思いますよ。
- 439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/08(月) 21:31:03.25 ID:TtTBBIbVO
- 実際に日本の侍には衆道(つまり男色)の文化があったことですし、それと殺陣を加味して女性の侍達の物語とかどうですか?
- 440 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/07/08(月) 21:36:46.35 ID:6rT8q3stO
- タイトル:つむじ風の夜
内容:クローズドサークルにて起きた殺人事件を解決していくサスペンス作品。デンの魔法による特殊メイク顔負けの死体描写が光る。
タイトルからわかる通り元ネタはまんま某かまいたちです。ただ稽古風景と矛盾する(殺陣の動きとか)ので、次回以降の案の一つとしてストックしていただければ。
- 441 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/07/08(月) 22:59:57.44 ID:QOSt56ZgO
- 【演劇のタイトル】亡国姫の最期
【演劇の内容】戦争により滅ぼされた国の姫、その一生と最期を画く悲劇
王家の一員として自由の無い生活を送る姫、その中で僅かに許された自由である侍女との語らい
そして高貴な者の務めとして剣を取り戦わねばならぬ苦悩
一人の少女が命を懸けても守りたかったモノの価値とは
みたいな?
- 442 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/08(月) 23:21:44.21 ID:0/bzSYrVO
- 【演劇のタイトル】華麗なる怪盗
【演劇の内容】世界を飛び回りあらゆる財宝を盗み出していった女怪盗。ある時忍び込んだ屋敷にて、彼女は屋敷の令嬢と遭遇する。
箱入り娘として大切に育てられるあまりに毎日が窮屈に感じていた令嬢は怪盗に『自分を盗み出してほしい』と頼む。
かつてないお宝を盗み出す羽目になり、怪盗の元に令嬢を取り戻さんとする追っ手の魔の手が迫る。
怪盗と令嬢、二人の禁断の逃避行の行方とは……
- 443 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/09(火) 22:16:51.28 ID:L+na1NasO
- オーソドックスだけどロミオとジュリエットの百合版とかどうかな?あれ場合によっては両家の争いで殺陣とかあったし(経験談)
ハッピーエンドになるか原典通りの悲劇になるかはお任せで。
- 444 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/07/11(木) 02:41:35.57 ID:5WaNlUIA0
- 【演劇のタイトル】ハーフプリンセス
【演劇の内容】諸国が覇権を争い睨み合う中、両親を亡くし若くして王位につくことになったとある国の聡明な王女、これはそんな彼女が国を率い統一国女王になるまでの物語。
時に為政者として、時に前線にて指揮をとり自軍を勝利に導く姫騎士として、まったく違う才を振るう彼女、しかし実は姫騎士としての姿は彼女とうり二つの顔を持つ平民出の影武者、これは彼女たちしか知らない秘密。
互いに支え国のため戦い一人を演じる中、惹かれあうも身分の違いと己達の役割のため葛藤する二人の少女
二人の辿り着く結末は?描く未来とは…
- 445 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/07/11(木) 20:25:25.64 ID:pOW57QmxO
- 【演劇のタイトル】春姫と冬将軍
【演劇の内容】冬将軍と渾名される残虐な姫と春姫と渾名される温和な姫、二人の跡継ぎを抱える国の国王が死にいよいよ跡目争いが本格化する
自国の周りは敵だらけ、軍備増強こそ急務と言う冬派に対し内政基盤の確立を優先せよと言う春派。国は姫たちの意思を無視して内乱への道を進む
姉を慕いながらも外敵を伐たねば国を失うのだから日和った姉を排せと突き上げられる冬将軍
正当な王位継承者として逆賊を誅せ、内乱になどなればそれこそ国を失うと締め上げられる春姫
内乱を起こすわけにはいかず、相手の意見を聞き入れるわけにもいかず、運命は二人に残酷な選択を迫る
内乱を起こさず、敵派閥は黙らせる。そのためには二人による決闘しかないと
長い割にレズ要素薄いな
- 446 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/14(日) 16:12:37.50 ID:mXhLK6P4O
- >>1的に演劇のジャンルで欲しいのとかある?
もしあるならそっち方面で案考えてみるけど
- 447 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/07/17(水) 13:16:22.07 ID:als+MLAAO
- 登場人物とリンクした感じのも面白いかなと思い二つほど。
【演劇のタイトル】天才児にも解けない魔法
【演劇の内容】幼い頃から魔導の英才教育を受け、稀代の魔法使いとして魔法学院に入学した主人公。
彼女はそこで一人の生徒と偶然知り合い友人になる。
一緒に過ごしていく内に主人公は彼女に友人以上の感情を抱くようになる。しかし幼い頃から魔導に偏った教育を受けてきた主人公はその思いが何なのか分からず困り果てる。
そして友人の方もまたいつしか主人公に淡い思いを抱き始めていた。
二人の恋の行方はいったい……
【演劇のタイトル】自分に素直になれなくて
【演劇の内容】二人の少女は幼稚園の頃から常に同じクラスの幼馴染。でも仲はあまり良くなくいつも喧嘩をしてばかり。
本当はお互いに相手のことを誰よりも大切に思っているものの、お互いに相手の本心が分からないために相手の表面上の態度に腹を立ててしまい喧嘩になってしまうという悪循環。
そんなある時、片方の少女が告白されている現場をこっそり目撃してしまう。告白された少女、そして目撃してしまった少女はどちらもいきなりのことに心が乱れ……
果たして二人はどうなってしまうのか。
前者はアルシェ&ティア、後者は楓&嵐が見て今後の展開に影響が出たりしないかなぁと。
- 448 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/07/18(木) 15:21:21.42 ID:vqETSsiOO
- 【演劇のタイトル】失われた約束
【演劇の内容】幼い頃にそれぞれの夢を叶え将来再会する事を誓い合った二人、しかし主人公は夢を諦め腐った生活を送っていた
片や夢を追い続けていた幼馴染みも未だ夢に届かず苦しんでいた
そんなある日女遊びに明け暮れる主人公を見つけてしまう幼馴染み、その姿に心の支えにしてきた思い出がもはやなんの意味も無いものになっていたことを知る
心を折られた幼馴染みが堕ちていく中、主人公もたまたま幼馴染みの今を知る機会を得る、そこで見た彼女は・・・
これじゃNTRモノ官能小説じゃないか
【演劇のタイトル】失われた約束
【演劇の内容】幼い頃にそれぞれの夢を叶え将来再会する事を誓い合った二人、しかし主人公は夢を諦め腐った生活を送っていた
片や夢を追い続けていた幼馴染みは夢を叶える直前まで至りその成果を携え主人公の下へ行く
そこで見たのは遊びに明け暮れる主人公、幼馴染みは夢を捨てた主人公に詰め寄り二人の約束は嘘だったのかと責める
堕落した主人公が幼馴染みと二人三脚で這い上がる叛逆物語
みたいな話でバズる野郎はいるだろうか?
- 449 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/20(土) 18:56:39.06 ID:TM+RkLloO
- 今回の大会用の演劇のアイデアってまだあった方が良いかな?
まだ必要ならそっち向けで考えてみるし、もう大丈夫なら一応ストック用ので考えてみるから>>1の意見を知りたい。
- 450 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/25(木) 20:48:12.92 ID:VkFMRwECO
- 実を言うと何かしら>>1の反応が欲しい……ここまで間が空くのって初めてだし、難航してる以外に>>1に何かあったんじゃないかと心配になってしまう。
お気に入りのスレだし特に。
- 451 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/07/27(土) 06:14:19.04 ID:7w8eWkr8o
- お久しぶりです…
本当に申し訳ないのですが、正直演劇シーンが全く書けてません
演劇のことが分かっていないのもあるのですが、芯のある話にしようと思っても演劇シーンに何十レスも使うわけにもいかず、短くまとめるとなるとあっさりしすぎた演劇になる気がして、書き進められていない状態です
頑張って書いてますが、なかなか上手くいきません
待ってくれてる方がいるのはすごく励みになりますし、投げるつもりはありません
もう少しだけお待ちください
- 452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/27(土) 06:19:41.78 ID:UNEVDRwzO
- >>1が無事なことが分かって良かった。
個人的に演劇はあくまで割りとサブな感じがあるし、これまでみたいに要所要所を切り取ったダイジェスト形式でも良い気がする。
- 453 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/27(土) 16:06:47.31 ID:CPvGyvLqo
- 気長に待っとるで
- 454 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 19:07:54.31 ID:MqweqEM50
- 補修
- 455 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 20:15:40.72 ID:ffOL82ieO
- 補講
- 456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/13(金) 07:18:20.09 ID:j8xccBLYO
- 最近は猛暑とか台風とかで慌ただしいけど>>1は無事かな……?
あと演劇描写に関してだけど、あまりにも手詰まりの場合は『これまでと同じダイジェスト方式+要所で演者の心境や観客の反応を挟む』みたいに補完するのもありだと思う。
例
・凜華やヒカリ登場時にざわめく観客
・上手く演技するものの内心恥ずかしいモミジやしっかりとそつなくこなすレナ
・デンの魔法によるメイクのクオリティの高さに驚く観客(+その反応からいつものようにネガティブになるデン)
- 457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/25(水) 13:48:51.15 ID:L+SQ/rxA0
- 星
- 458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/17(木) 18:07:25.02 ID:KAGGD2qA0
- 舗装
- 459 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/19(土) 20:11:19.19 ID:26wRBn45o
- お久しぶりです
明日更新予定です
流石に期間が空きすぎたので、個人的にまとめた登場人物の特徴を貼っておきます(横長過ぎて見づらいかもです)
これでちょっとでも思い出してもらえれば幸いです
ほんとに期間空きすぎてすみませんでした…
https://i.imgur.com/JtXEU0U.png
- 460 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/19(土) 20:13:05.45 ID:DUgim9DsO
- よく……よく帰ってきてくれた……こんなに嬉しいことは無いぞ……
- 461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/19(土) 20:17:08.28 ID:l7bCQ1uGo
- ワオオーーッ!!!
ウレシイ……ウレシイ……
- 462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/19(土) 20:25:55.97 ID:ZEAnKxZCo
- 待ってました
- 463 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/20(日) 00:32:04.23 ID:w5MZRGfx0
- mjk
- 464 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:11:08.07 ID:6Vom5OPho
- 翌日ーー
ウィン「クロエさーん」テコテコ
クロエ「あら、ウィンさんとナナさん。帰ったのね」
ナナ「はい。つい先程戻りました」
ウィン「で、時雨からクロエさんが話があるみたいだって聞いてやってきたんだけど……」
クロエ「ええ。ラピスさんもいた方がいいわね。あとローラも連れて……」
ナナ「なんの話ですか?」
ウィン「ドラゴンと戦わせてもらえるかもって話〜」
ナナ「ドラゴン……?」
ーーーーー
ーーー
ー
クロエ「……よく食べるわね」
ラピス「人間のご飯は美味しいので」パクパク
ナナ(この人がドラゴン……)←ウィンから説明を受けた
ラピス「で、用事ですか?」
ローラ「えっと、お話は聞きました。人目につかない広い場所がいるんですよね」
ウィン「まさか見つかったの?」
ローラ「父に確認が取れました。スタジアム建設前の場所があるから、そこなら好きにしていいと。ただ手入れもしてないのでほぼ自然のままですが……」
ラピス「野生の魔獣はいないのですか?」
ローラ「土地の購入にあたって、魔獣除けの結界を張っているそうです。その分別の箇所を緑化して、生態系を崩すこともしてないと」
ラピス「素晴らしい配慮です。では場所は決まりですね」
- 465 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:11:36.56 ID:6Vom5OPho
- ローラ「日程はどうしましょうか。可能なら早目にとは言われてますが……」
ラピス「すぐにでもいいですよ?」
ナナ「あ、待ってください。ウィンは少し疲れてるので、もう少しだけ日を空けてもらえると助かります」
クロエ「なら演劇のステージが終わった後でいいかしら。私も戦いを見てみたいし……」
ラピス「構いません。ローラさん、日程は大丈夫ですか?」
ローラ「はい。夏休み中くらいなら大丈夫ですので」
ラピス「では場所もスケジュールも大丈夫そうですね」
ウィン「う〜、わくわくしてきた〜!」
ーーーーー
ーーー
ー
- 466 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:12:02.70 ID:6Vom5OPho
- 大会前日ーー
くるくま「準備はいいね。夏休みで生徒が少ないとは言え、学校に残っている生徒や先生に見てもらえる最後の機会だ。しっかりやろう」
はいっ
くるくま「じゃあ始めよう!」
ナレーション『これより、演劇部によるステージ『華麗なる怪盗』を行います』
ビーーーーーッ
パチパチパチパチ
クロエ(走り抜ける影。足音だけが響く)
タタタタタタッ
デュート『おっと!』タタッ
凜華(ステージの真ん中に現われる怪盗デュート。彼女が今回の主役)
ウェイン『追い詰めたぞ、怪盗デュート……。大人しくお縄についてもらおう!』
デュート『はいはい、降参ですよ警備隊長さん』
モミジ(ここで暗転……。ここからが本番……!)
- 467 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:12:33.11 ID:6Vom5OPho
- モミジ(暗転が明けて、高い塔の最上階の牢屋にデュートが閉じ込められたシーンから始まる)
デュート『おっと、こんなところに先客がいたとはね』
アルク(←凜華)『新入りか。ようこそ、天空の牢屋へ』
ヒカリ(しかし、デュートは即席のロープで窓から脱出。アルクを仲間にして城内へと忍び込む)
フレイ『あなた……誰……?』
デュート『お、お姫様……!?』
クロエ(潜入の最中、お姫様フレイとデュートは出会ってしまう)
フレイ『そう……怪盗……』
デュート『ええ。あなたに私は捕まえられないし、人を呼んでも無駄です。私の仲間が既に人払いは済ませている』
フレイ『……ならちょうどいいわ。誰にも見つからない内に、私を盗み出して』
デュート『……は?』
レナ(思いがけずお姫様を連れ出すことになったデュートはアルクと合流し、そのままお城から飛び出す)
- 468 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:13:00.07 ID:6Vom5OPho
- クロエ(追われて、逃げて、デュートはついに国から逃げ出すことに成功する)
デュート『なぜお姫様は逃げたがるのですか』
フレイ『お城は息が詰まるから……あんなところ、何も楽しくない』
デュート『……ではもういいでしょう。私達にも都合がある。ここらでお別れです』
アルク『えっ? 逃がすのかい?』
フレイ『……そうね。ご苦労だったわ、デュート、アルク。褒めて使わせます』
モミジ(三人は別れ、そのまま夜に……。お姫様はその晩火もつけられず、通りがかりの商人に助けを請う)
フレイ『助かったわ。このまま凍え死ぬかと……』
商人?『助かったのはこっちですよ。まさかこんないい身なりのいい女が転がり込んでくるとはね!』
フレイ『!! 誰か……!』
デュート『やっぱりお姫様一人では無理ですか。魔弾【シュート】!』
商人?『きゃああっ!!』
フレイ『デュート……デュートぉ!!』ギュッ
フレイ『怖かった……怖かったです……』
デュート『おっと……よしよし』
- 469 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:13:27.06 ID:6Vom5OPho
- ヒカリ(デュートはフレイを説得し、お城に戻すことにする。しかし、お城は混乱の最中にあった)
アルク『どうやらお姫様の捜索隊派遣で城の人員が薄くなったところに、賊が入り込んだようですよ』
フレイ『……デュート、そしてアルク。もう少しだけあなた達の力を貸して。……城を、国を救います』
デュート『仰せのとおりに』
クロエ(ここからは一年も全員参加の大アクションシーン)
ヒカリ(デュートに吹き飛ばされたり、アルクに見惚れてみたり、お姫様に鍋で叩かれたり。……そしてやがて一行はお姫様の部屋に辿り着く)
デュート『さ、本当に私達の手助けはここまでです』
フレイ『ええ。私、もう少し周りに感謝して生きてみるわ』
デュート『それが賢明です』
フレイ『さよなら、デュート』
デュート『……さようなら、フレイ』
クロエ(かつて実在したという大怪盗デュート。その舞台は静かに終わった)
クロエ(ゆっくりと拍手が広がってーー)
クロエ(気持ちのいい充足感が体を駆け抜けていった)
ーーーーー
ーーー
ー
- 470 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:13:53.69 ID:6Vom5OPho
- 生徒1「凜華さん! かっこよかったです!」
凜華「ありがとう、嬉しいよ」ニコッ
きゃーっ!
ーーーーー
楓「すごいな、これ。どうなってるんだ?」
レナ「魔法で顔を変えてるのよ。デンの魔法でね」
楓「あー、あたしもたまに胸大きくしてもらってるよ。そんな感じ?」
レナ「胸と同レベルとは思いたくないけど……そんな感じかしらね」
嵐(たまにどころか結構な頻度の癖に……)
ーーーーー
ウィン「アクションシーン良かったよ〜、みんなかっこよかったね」
ナナ「ですね。デュートさんがお姫様を守りながら戦うシーン、キュンときちゃいました」
クロエ「結構評判いいわね……やられ役冥利につきる、かしら?」
ヒカリ「ちゃんと主役がかっこよく見えてるなら成功なんじゃないかな」
クロエ「それもそうね」
ーーーーー
- 471 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:14:19.93 ID:6Vom5OPho
- 樹「驚いたわ……こんな魔法の使い道があったなんて」
くるくま「レナくんの発案なんですよ。デン・ハザードの魔法なら大丈夫だと太鼓判でした」
樹「デン・ハザード……相当な魔法使いよね。トーナメントのときもそうだったけど、すごい魔力だわ」
くるくま「ええ。できることならうちの部に在席してメイク係になってほしいくらいです」
物陰ーー
デン「何かがおかしい……校長先生まで褒めるなんて盛大なドッキリとしか考えられない。恥をかく前に死にたい」
レナ「……」ドヤ
デン「なんでそっちがドヤ顔……」
ーーーーー
ーーー
ー
くるくま「1年生、初めての舞台はどうだった?」
モミジ「き、緊張しました……」
凜華「練習とは全然違いました」
レナ「でも……」
クロエ「でも楽しかったわ」
レナ「私のセリフ!」
くるくま「ふふっ……みんなも応援してくれてる。明日も頑張ろう!」
はいっ!!
ーーーーー
ーーー
ー
- 472 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:14:52.53 ID:6Vom5OPho
- 自室ーー
クロエ「ヒカリ、最後のアクションシーンの動きを確認しない?」
ヒカリ「うん、いいよ。ボクも確認したかったし」
クロエ「ヒカリは凜華と一対一で戦うシーンがあるものね。その辺確認しましょうか」
ヒカリ「お願いするよ」
クロエ「アルクに扮した凜華が走り抜けようとして……」テクテク
ヒカリ「ステージの真ん中を切ったところでボクが飛び出す」タタッ
クロエ「アルクが数歩後ずさって、向かい合って立ち会う」サササッ
ヒカリ「『賊の仲間か。撃ち倒してくれる!』」バッ
クロエ「で、アクションシーン。避けて……」ヒョイ
クロエ「逆手でシュート」ブンッ
ヒカリ「下がって避けて……」スッ
クロエ「追いかけてシュート」テクテクブンッ
ヒカリ「シールドで弾いて、煙幕の中からシュート」ブンッ
クロエ「バク転で避けて……バク転できないから歩くわね」ササッ
クロエ「で、しゃがんだ状態でシュート」
ヒカリ「『くっ!』……で、杖を弾き飛ばされて」
クロエ「『悪いけど、先を急ぐから失礼するよ!』……アルクは杖を折って逃げる……と」
ヒカリ「こんな感じかな」
クロエ「美系二人のアクションシーンだからね、ちゃんと上手くやるのよ」
ヒカリ「はは、善処するよ」
ーーーーー
ーーー
ー
- 473 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:15:19.29 ID:6Vom5OPho
- クロエ「さてと……マッサージしてあげる。明日に疲れ残しちゃいけないしね」
ヒカリ「お、お願いするよ……」ドキドキ
ぐっ
ヒカリ「んっ……!」
ぐいっ ぐいっ
ヒカリ「はぁっ……あっ……!」
ぎゅーーー……っ
ヒカリ「んんんんっ……!」ピクンッ
クロエ「はい、こんなもんかしらね」パンパン
ヒカリ「ど、どうも……」
ヒカリ「じゃあ、お礼。ボクもマッサージしてあげるよ」
クロエ「お願いするわ」コロン
ヒカリ「よっ……」
ぎゅっ ぎゅっ
クロエ「あー、気持ちいいわ……」
ぐりぐり
ぐいーっ
ヒカリ「どう……かな」
クロエ「うん、楽になったわ。よく寝れそう」
ヒカリ「良かった。じゃあ寝よっか?」
クロエ「ええ。おやすみなさい」
ヒカリ「おやすみ、クロエ」
ーーーーー
ーーー
ー
- 474 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:15:58.44 ID:6Vom5OPho
- クロエ「……」
ヒカリ「……」
クロエヒカリ(ね、寝れない……)
クロエ「ヒカリ……?」ボソッ
ヒカリ「な、なに?」
クロエ「あ、起きてた」
ヒカリ「クロエも寝れない?」
クロエ「ええ。緊張してるのかしらね……」
ヒカリ「外出てみよっか。リラックスできるかも」
クロエ「そうするわ……」ムクッ
ーーーーー
モミジ「あ……二人とも」
クロエ「モミジも寝れなかったの?」
モミジ「うん。あ、二人もロビーに来てみて」
ヒカリ「? うん……」
ロビーーー
凜華「あ」
レナ「集合しちゃったわね」
クロエ「みんな……」
モミジ「お部屋にあったミルク温めてきたんだ。水筒に入れてきたからみんなで飲もうよ」
ヒカリ「ありがたいな。これで眠れるかも」
レナ「いただくわ。ありがとね」
モミジ「えへへ……」
- 475 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:16:25.94 ID:6Vom5OPho
- クロエ「やっぱりみんなも緊張で寝れない?」
レナ「そうね……緊張してないって言ったら嘘になるわ」
凜華「私もだよ。ちゃんとアルクをやれるか不安で……」
ヒカリ「大丈夫。今日の演技も上手くいってた。殺陣のシーンならボクもサポートするし、凜華さんならいけるよ」
モミジ「わ、私もほとんど裏方だけど、頑張るから……!」
レナ「気負いすぎない方がいいわよ。リラックスして、真剣に臨めば上手くいくわ」
クロエ「そうそう。大きい大会は初めてなんだから、精一杯やるだけよ」
レナ「自分に言い聞かせてる?」
クロエ「うっ……まあ半分くらいは」
凜華「ふふ……そうだね。みんなありがとう」
モミジ「ふあ……」クシクシ
凜華「そろそろ寝ようか。今なら落ち着いて眠れそうだ」
クロエ「そうね。じゃあ明日、頑張りましょう」
おーっ
ーーーーー
ーーー
ー
- 476 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:16:51.69 ID:6Vom5OPho
- 翌日、会場ーー
クロエ「……」キョロキョロ
がやがや がやがや
クロエ「人多いわねえ……」
レナ「これでも参加校はかなり絞られてるはずよ。全国の学校集めてたら一日じゃ終わらないし」
くるくま「他の学校よりまず自分たちだ。さ、準備しよう!」
はいっ!
ーーーーー
???「ぐるる…………」
ーーーーー
審査員『ーー学校の皆さんありがとうございました。1時間のセットタイムの後はリリウム魔法学校の発表となります』
くるくま「ステージ上は最初の配置に。舞台装置も動かしやすいよう脇に備えてくれ。裏方の子は控室で台本の確認。さあ時間がないぞ!」パンパン
ばたばた ばたばた
ーーーーー
ーーー
ー
- 477 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:17:18.77 ID:6Vom5OPho
- ーーギイン! ゴウッ!
くるくま(よし、ここまではいいぞ。アクションシーンも昨日より上手くいってる……!)
近衛兵(←ヒカリ)『賊の仲間か! 撃ち倒してくれる!』
???「ぐるる……」
アルク『な……』ザザッ
アルク(真っ黒い……獣? まさかあれは……)
クロエ(闇の魔物!? そんな、ステージに出てくるなんて……)
ヒカリ(こうなったら……)チラッ
凜華(ああ……!)コクン
近衛兵『や……やれ! 魔獣よ!』バッ
???「ぐあう!!」
アルク『氷弾【アイスボール】!』ギッ
???「ぎゃうん!」ドサッ
???「ぐるあああ!!」バッ
アルク『もう遅い……冷塵魔法【アイスフィールド】!』キンッ
???「……」カチンコチン
近衛兵『くっ……足が……!』ガチガチ
アルク『悪いけど、先を急ぐから失礼するよ!』タッ
くるくま(よし暗転! 今の内に闇の魔物を舞台袖に!)
ヒカリ(はい!)サササッ
ーーーーー
ーーー
ー
- 478 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:17:48.08 ID:6Vom5OPho
- ビーーーーーーーッ
審査員『マホリオ魔法学校の皆さんありがとうございました。1時間のセットタイムの後はーー』
くるくま「皆、お疲れ様。審査終了まで時間があるから、それまでは各自自由行動だ。他の学校の生徒に迷惑だけはかけないよう、好きに過ごしてくれ」
くるくま「あ……凜華くんとヒカリくんは来てくれるかな。皆は一旦解散だ」
凜華「はい」
ヒカリ「はい」
クロエ「……」ササッ
ーーーーー
くるくま「君たちの戦闘シーンに出てきた魔獣は……」
ヒカリ「多分、クロエの……」
凜華「闇の試練、というやつかと」
くるくま「やはりそうか……。学校内は結界があるから失念していたよ」
くるくま「でも、よくやってくれたね二人とも。シーンの大筋を壊すことなく進めてくれて、舞台袖で魔獣の対処もしてくれた」
ヒカリ「いえ、できるだけのことをしたまでですから」
くるくま「いや、助かったよ。それだけ聞きたかったんだ。二人も時間まで好きにしてくれ」
ヒカリ「はい。失礼します」ペコリ
- 479 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:18:14.63 ID:6Vom5OPho
- クロエ「くるくまさん……」オズオズ
くるくま「お、クロエくん。お疲れ様」
クロエ「さっきの舞台、私のせいで魔獣が……」
くるくま「大したことないよ。審査員に変な印象も持たれてないしね」
くるくま「それより、クロエくんもいい演技だった。よくやったね」
クロエ「え、ええ……」
くるくま「ほらほら、せっかくの自由時間なんだから他の舞台見るんでもいいし、他の部員と話しててもいいんだから」グイグイ
くるくま「君は愛されてる。部員みんな君のことを迷惑だなんて思わないよ」ボソッ
クロエ「え……」
くるくま「ほら行った。こっちもアルトと落ち合う用事があるんだから」
クロエ「ええ。し、失礼したわね」
クロエ(……ありがとう、くるくまさん)
自由時間ができました
何をして過ごしますか?
1.他の学校の演劇を鑑賞(カサブランカ魔法学校の舞台を見に行きます。誰かと見ることも可能)
2.誰かと談話(誰と何を話すかも指定。人数制限なし)
3.その他(自由安価)
- 480 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/20(日) 17:21:46.01 ID:GMFm+zsU0
- 1ローラ
- 481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/20(日) 17:24:26.88 ID:Ni88aHhDO
- 演劇部メンバー限定かな?1モミジ
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